JP2018029095A - 発光素子の特性評価方法及び発光素子の特性評価装置 - Google Patents

発光素子の特性評価方法及び発光素子の特性評価装置 Download PDF

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Abstract

【課題】発光素子の電気特性を簡単容易に評価することができ、半導体積層部のバンドギャップの管理を的確に行うことのできる発光素子の特性評価方法及び発光素子の特性評価装置を提供する。【解決手段】第1導電型層と、活性層と、第2導電型層と、を有する発光素子の特性評価方法において、電圧と静電容量に関するC−V特性を取得するC−V特性取得工程と、取得されたC−V特性に基づいて第1導電型層、活性層及び第2導電型層における厚さ方向のキャリア濃度分布を特定する濃度特定工程と、特定されたキャリア濃度分布における、第1導電型層側の第1ピークと第2導電層側の第2ピークとの厚さ方向のピーク間距離を特定する距離特定工程と、特定されたピーク間距離と予め設定された特性評価距離とを比較する距離比較工程と、を含むようにした、【選択図】図2

Description

本発明は、第1導電型層、活性層及び第2導電型層を有する発光素子の特性評価方法及び発光素子の特性評価装置に関する。
一般に、第1導電型層、活性層及び第2導電型層を含む半導体積層部を有する発光素子の電気特性は、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法等により半導体積層部の各層を結晶成長させる際に、各層の膜厚を制御することにより管理される。しかしながら、半導体積層部のバンドギャップの管理を膜厚の制御で行うことは困難であり、製造された各発光素子の電流電圧特性等に分布が生じてしまう。従って、製造された発光素子ごとに電気特性を測定して評価しているのが現状である。
この種の発光素子の評価方法として、活性層中の活性キャリア濃度に着目したものが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の評価方法によれば、エピタキシャル成長方向に沿って発光素子の断面を露呈させ、露呈した断面の表面に探針を接触させて、p型クラッド層からn型クラッド層にかけてSCM(走査型静電容量顕微鏡)によってdc/dv信号を測定し、この測定値を基に活性層中の活性キャリア濃度を評価している。
特開2010−272790号公報
しかしながら、特許文献1に記載の評価方法は、SCMによるdc/dv信号の測定が可能なように断面を露出させる必要があるし、測定時には発光素子断面の深さ方向に探針を走査させなければならず、これらを実現するために精密な機器が必要となり、かつ、dc/dv信号の測定に多大な時間を要するという問題点がある。また、p型クラッド層、活性層及びn型クラッド層のdc/dv信号を比較しているのみであり、p型クラッド層、活性層及びn型クラッド層の厚さ方向のパラメータについて評価は行われていない。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、発光素子の電気特性を簡単容易に評価することができ、半導体積層部のバンドギャップの管理を的確に行うことのできる発光素子の特性評価方法及び発光素子の特性評価装置を提供することにある。
本発明では、第1導電型層と、活性層と、第2導電型層と、を有する発光素子の特性評価方法であって、前記第1導電型層、前記活性層及び前記第2導電型層に電圧を印加して、電圧と静電容量に関するC−V特性を取得するC−V特性取得工程と、前記C−V特性取得工程にて取得された前記C−V特性に基づいて、前記第1導電型層、前記活性層及び前記第2導電型層における厚さ方向のキャリア濃度分布を特定する濃度特定工程と、前記濃度特定工程にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1導電型層側の第1ピークと前記第2導電層側の第2ピークとの厚さ方向のピーク間距離を特定する距離特定工程と、前記距離特定工程にて特定された前記ピーク間距離と、予め設定された特性評価距離と、を比較する距離比較工程と、を含む発光素子の特性評価方法が提供される。
上記発光素子の特性評価方法において、前記濃度特定工程にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1ピークと前記第2ピークの少なくとも一方のキャリア濃度と、予め設定された特性評価濃度と、を比較する濃度比較工程をさらに含んでもよい。
上記発光素子の特性評価方法において、前記濃度特定工程にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1ピークのキャリア濃度と、前記第2ピークのキャリア濃度を比較するピーク比較工程をさらに含んでもよい。
また、本発明では、第1導電型層と、活性層と、第2導電型層と、を有する発光素子の特性評価装置であって、前記第1導電型層、前記活性層及び前記第2導電型層に電圧を印加して、電圧と静電容量に関するC−V特性を取得するC−V特性取得部と、前記C−V特性取得部にて取得された前記C−V特性に基づいて、前記第1導電型層、前記活性層及び前記第2導電型層における厚さ方向のキャリア濃度分布を特定する濃度特定部と、前記濃度特定部にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1導電型層側の第1ピークと前記第2導電層側の第2ピークとの厚さ方向のピーク間距離を特定する距離特定部と、前記距離特定部にて特定された前記ピーク間距離と、予め設定された特性評価距離と、を比較する距離比較部と、を含む発光素子の特性評価装置が提供される。
上記発光素子の特性評価装置において、前記濃度特定部にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1ピークと前記第2ピークの少なくとも一方のキャリア濃度と、予め設定された特性評価濃度と、を比較する濃度比較部をさらに含んでもよい。
上記発光素子の特性評価装置において、前記濃度特定工程にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1ピークのキャリア濃度と、前記第2ピークのキャリア濃度を比較するピーク比較部をさらに含んでもよい。
本発明によれば、発光素子の電気特性を簡単容易に評価することができ、半導体積層部のバンドギャップの管理を的確に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態を示す発光素子の模式断面説明図である。 図2は、発光素子の特性評価方法を示すフローチャートである。 図3は、取得されたC−V特性の一例を示し、横軸を電圧、縦軸を静電容量としたグラフである。 図4は、取得されたC−2−V特性の一例を示し、横軸を電圧、縦軸を静電容量の二乗の逆数としたグラフである。 図5は、特定されたキャリア濃度分布の一例を示し、横軸を深さ、縦軸をキャリア濃度としたグラフである。 図6は、p型クラッド層、活性層、及び、n型クラッド層における特定された正常なキャリア濃度分布の一例を示し、横軸を深さ、縦軸をキャリア濃度としたグラフである。 図7は、発光素子における動作電流とピーク間距離の関係を示し、横軸をピーク間距離、縦軸を動作電流としたグラフである。 図8は、特性評価用のウエーハの平面説明図である。 図9は、特性評価用のウエーハの模式断面説明図である。 図10は、p型クラッド層、活性層、及び、n型クラッド層における特定された不正常なキャリア濃度分布を示し、(a)はLED素子1の動作電流が特に大きくなる例を示し、(b)はLED素子1の動作電流がやや大きくなる例を示す。 図11は、発光素子の特性評価装置の概略構成ブロック図である。
図1から図11は本発明の一実施形態を示し、図1は本発明の一実施形態を示すLED素子の模式断面説明図である。
図1に示すように、このLED素子1は、素子基板10上に、III族窒化物半導体からなる半導体積層部20が形成されたものである。素子基板10は、例えばサファイアからなる。また、半導体積層部20上には、後述するように、p側電極30及びn側電極40が形成される。半導体積層部は、バッファ層21、n型コンタクト層22、n型クラッド層23、活性層24、p型クラッド層25及びp型コンタクト層26を素子基板10側からこの順に有している。p型コンタクト層26上にはp側電極30が形成されるとともに、n型コンタクト層22上にはn側電極40が形成されている。
バッファ層21は例えばGaNで構成され、n型コンタクト層22は例えばn−GaNで構成され、n型クラッド層23は例えばn−AlGaNで構成され、活性層24は例えばGaNで構成され、p型クラッド層25は例えばp−AlGaNで構成され、p型コンタクト層26は例えばp−GaNで構成される。活性層24は、単一量子井戸構造であっても多重量子井戸構造であってもよい。バッファ層21、n型コンタクト層22、n型クラッド層23、活性層24、p型クラッド層25及びp型コンタクト層26には、必要に応じて不純物がドープされている。本実施形態においては、n型コンタクト層22及びn型クラッド層23にSiがドープされ、p型クラッド層25及びp型コンタクト層26にMgがドープされている。バッファ層21からp型コンタクト層26までは、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法により形成される。尚、第1導電型層、活性層及び第2導電型層を少なくとも含み、第1導電型層及び第2導電型層に電圧が印加されると、電子及び正孔の再結合により活性層にて光が発せられるものであれば、半導体層の層構成は任意である。
p側電極30は、p型コンタクト層27上に形成され、例えばAu等の材料からなる。本実施形態においては、p側電極30は、真空蒸着法、スパッタリング法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等により形成される。n側電極29は、p型コンタクト層27からn型コンタクト層24の途中部分までをエッチングして、露出したn型コンタクト層24上に形成される。n側電極29は、例えばW/Al/Auから構成され、真空蒸着法、スパッタリング法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等により形成される。
以上のように構成されたLED素子1の特性評価方法について図2から図10を参照して説明する。図2は、発光素子の特性評価方法を示すフローチャートである。
まず、p型コンタクト層27とn型コンタクト層24に電圧を印加し、電圧と静電容量に関するC−V特性を取得する(ステップS1:C−V特性取得工程)。ここで得られるC−V特性の一例を図3に示す。図3は、発光素子のC−V特性を示し、横軸を電圧、縦軸を静電容量としたグラフである。また、このC−V特性を、C−2−V特性とすると図4のようになる。図4は、発光素子のC−2−V特性を示し、横軸を電圧、縦軸を静電容量の二乗の逆数としたグラフである。
次いで、C−V特性取得工程にて取得されたC−V特定に基づいて、p型クラッド層25、活性層24及びn型クラッド層23における厚さ方向のキャリア濃度分布を特定する(ステップS2:濃度特定工程)。本実施形態においては、p型コンタクト層27の表面からn型コンタクト層24の露出面までの深さ方向のキャリア濃度分布を特定する。ここで、C−2−V特性における特性線の傾きはキャリア濃度の逆数に比例することから、キャリア濃度分布を求めることができる。ここで特定されるキャリア濃度分布の一例を図5に示す。図5は、発光素子のキャリア濃度分布を示し、横軸を深さ、縦軸をキャリア濃度としたグラフである。図5に示すように、キャリア濃度分布は、深さ方向について2つのピークを有している。
次に、濃度特定工程にて特定されたキャリア濃度分布における、p型層側の第1ピークとn型層側の第2ピークとの厚さ方向のピーク間距離を特定する(ステップS3:距離特定工程)。図6は、発光素子のp型クラッド層、活性層、及び、n型クラッド層における正常なキャリア濃度分布を示し、横軸を深さ、縦軸をキャリア濃度としたグラフである。図6に示すように、第1のピークaは活性層24に隣接するp型層中に現れ、第2のピークbは活性層24に隣接するn型層中に現れる。距離特定工程において、この2つのピークa,b間の距離を特定する。図6の例では、第1のピークaは、第2のピークbよりもキャリア濃度が小さくなっている。
そして、距離特定工程にて特定されたピーク間距離と、予め設定された特性評価距離と、を比較する(ステップS4:距離比較工程)。特性評価距離をどのように設定するかは任意であるが、例えば、所定電圧を印加した際に所定電流が流れる距離とすることができる。そして、ピーク間距離と特性評価距離とを比較して、例えば製造されたLED素子1を選別する際には、ピーク間距離が特性評価距離に満たないものについては不良品と判定することができる。また、例えば試作されたLED素子1を評価する際には、ピーク間距離が特性評価距離に満たないものについては目標性能に到達していないと判定することができる。
ここで、発明者による実験の結果、図7に示すように、ピーク間距離とLED素子1の動作電流とは、所定の距離範囲内であれば、比例関係にあることが判明した。図7は、発光素子における動作電流とピーク間距離の関係を示し、横軸をピーク間距離、縦軸を動作電流としたグラフである。従って、ピーク間距離と特性評価距離を比較することにより、LED素子1の特性評価が可能となった。すなわち、ピーク間距離を制御することにより、半導体積層部20のバンドギャップの管理を的確に行うことができる。
尚、LED素子1の特性評価は、素子の状態で行うこともできることは勿論であるが、例えば図8に示すように、素子の状態とする前にウエーハの状態で行うことが可能である。図8は、特性評価用のウエーハの平面説明図である。まず、基板ウエーハにMOCVD法により半導体積層部20を形成してエピウエーハ100を作成する。そして、エピウエーハ100の半導体積層部側の表面101の一部をエッチングにより除去して、n型コンタクト22の露出面102を形成する。これにより、図9に示すように、p型コンタクト層26とn型コンタクト層22の間に、例えばプローブ等を用いて通電可能な状態となる。このように、簡単容易に測定することができるので、製造されるエピウエーハ100の全数について選別を行うことが可能となる。
また、図10に示すように、図6において、第1のピークa及び第2のピークbのキャリア濃度が小さくなると、LED素子1の動作電流が大きくなることも判明している。図10(a)はLED素子1の動作電流が特に大きくなる例を示し、図10(b)はLED素子1の動作電流がやや大きくなる例を示す。従って、第1のピークa及び/又は第2のピークbのキャリア濃度が、予め設定された基準濃度を下回った場合に、不良品と判定することが好ましい。例えば、第1のピークaのキャリア濃度が、1×1017/cm−3を下回った場合に、不良品と判定することができる。すなわち、図2のフローチャートにおいて、濃度特定工程にて特定されたキャリア濃度分布における、第1ピークaと第2ピークbの少なくとも一方のキャリア濃度と、予め設定された特性評価濃度と、を比較する濃度比較工程がさらに含まれてもよい。
また、所期の性能を発揮するLED素子1は、第1のピークaが第2のピークbよりもキャリア濃度が小さくなるので、第1のピークaが第2のピークbのキャリア濃度を上回った場合に、不良品と判定してもよい。すなわち、図2のフローチャートにおいて、濃度特定工程にて特定されたキャリア濃度分布における、第1ピークaのキャリア濃度と、第2ピークbのキャリア濃度を比較するピーク比較工程がさらに含まれてもよい。
このように、本実施形態のLED素子1の特性評価方法によれば、LED素子1の電気特性を簡単容易に評価することができ、半導体積層部20のバンドギャップの管理を的確に行うことができる。具体的に、LED素子1の製造時に、C−V特性を取得することによりLED素子1の選別を行うことができ、歩留まりを飛躍的に向上させることができる。また、本実施形態の特性評価方法により、LED素子1の動作電流の低減を図ることができ、LED素子1の高出力化を図ることができる。
図11に発光素子の特性評価装置の具体例を示す。図11は、発光素子の特性評価装置の概略構成ブロック図である。
図11に示すように、発光素子の特性評価装置200は、p型コンタクト層27とn型コンタクト層24に電圧を印加し、電圧と静電容量に関するC−V特性を取得するC−V特性取得部210と、C−V特性取得部210にて取得されたC−V特性に基づいて、p型クラッド層25、活性層24及びn型クラッド層23における厚さ方向のキャリア濃度分布を特定する濃度特定部220と、濃度特定部220にて特定されたキャリア濃度分布における、p型層側の第1ピークとn型層側の第2ピークとの厚さ方向のピーク間距離を特定する距離特定部230と、距離特定部230にて特定されたピーク間距離と、予め設定された特性評価距離と、を比較する距離比較部240と、を含んでいる。本実施形態においては、特性評価距離は、特性評価装置200の記憶部205に予め記憶されている。
また、この特性評価装置200において、濃度特定部220にて特定されたキャリア濃度分布における、第1ピークaと第2ピークbの少なくとも一方のキャリア濃度と、予め設定された特性評価濃度と、を比較する濃度比較部がさらに含まれてもよい。
さらに、この特性評価装置200において、濃度特定部220にて特定されたキャリア濃度分布における、第1ピークaのキャリア濃度と、第2ピークbのキャリア濃度を比較するピーク比較部がさらに含まれてもよい。
尚、前記実施形態においては、p型クラッド層、活性層及びn型クラッド層を有するLED素子を評価したものを示したが、他の発光素子を評価することもできることはいうまでもない。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1 LED素子
10 素子基板
20 半導体積層部
21 バッファ層
22 n型コンタクト層
23 n型クラッド層
24 活性層
25 p型クラッド層
26 p型コンタクト層
30 p側電極
40 n側電極
100 エピウエーハ
101 表面
102 露出面
200 特性評価装置
205 記憶部
210 C−V特性取得部
220 濃度特定部
230 距離特定部
240 距離比較部

Claims (6)

  1. 第1導電型層と、活性層と、第2導電型層と、を有する発光素子の特性評価方法であって、
    前記第1導電型層、前記活性層及び前記第2導電型層に電圧を印加して、電圧と静電容量に関するC−V特性を取得するC−V特性取得工程と、
    前記C−V特性取得工程にて取得された前記C−V特性に基づいて、前記第1導電型層、前記活性層及び前記第2導電型層における厚さ方向のキャリア濃度分布を特定する濃度特定工程と、
    前記濃度特定工程にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1導電型層側の第1ピークと前記第2導電層側の第2ピークとの厚さ方向のピーク間距離を特定する距離特定工程と、
    前記距離特定工程にて特定された前記ピーク間距離と、予め設定された特性評価距離と、を比較する距離比較工程と、を含む発光素子の特性評価方法。
  2. 前記濃度特定工程にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1ピークと前記第2ピークの少なくとも一方のキャリア濃度と、予め設定された特性評価濃度と、を比較する濃度比較工程をさらに含む請求項1に記載の発光素子の特性評価方法。
  3. 前記濃度特定工程にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1ピークのキャリア濃度と、前記第2ピークのキャリア濃度を比較するピーク比較工程をさらに含む請求項1または2に記載の発光素子の特性評価方法。
  4. 第1導電型層と、活性層と、第2導電型層と、を有する発光素子の特性評価装置であって、
    前記第1導電型層、前記活性層及び前記第2導電型層に電圧を印加して、電圧と静電容量に関するC−V特性を取得するC−V特性取得部と、
    前記C−V特性取得部にて取得された前記C−V特性に基づいて、前記第1導電型層、前記活性層及び前記第2導電型層における厚さ方向のキャリア濃度分布を特定する濃度特定部と、
    前記濃度特定部にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1導電型層側の第1ピークと前記第2導電層側の第2ピークとの厚さ方向のピーク間距離を特定する距離特定部と、
    前記距離特定部にて特定された前記ピーク間距離と、予め設定された特性評価距離と、を比較する距離比較部と、を含む発光素子の特性評価装置。
  5. 前記濃度特定部にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1ピークと前記第2ピークの少なくとも一方のキャリア濃度と、予め設定された特性評価濃度と、を比較する濃度比較部をさらに含む請求項4に記載の発光素子の特性評価装置。
  6. 前記濃度特定工程にて特定された前記キャリア濃度分布における、前記第1ピークのキャリア濃度と、前記第2ピークのキャリア濃度を比較するピーク比較部をさらに含む請求項4または5に記載の発光素子の特性評価方法。
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