JP2018027248A - 棺 - Google Patents

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Abstract

【課題】釘や金具等の金属製の固定部材を排除することに加え、必要な強度を確保し、かつ被火葬者の尊厳を低下させる不具合を回避するとともに、棺としての価値の多様性(多機能性)をより高める。
【解決手段】上端に開口部2uを有する箱状の棺本体部2と、開口部2uを覆う開閉式の蓋部3とを備えた棺1を構成するに際して、棺本体部2及び蓋部3の一部又は全部の面部位S…を、配列した複数の短冊木板P…と、複数の短冊木板P…の端部Ps…(Pt…)間に跨がる枠木F…と、棺燃焼時に燃焼可能な、竹素材,木質素材等の天然素材Nにより形成するとともに、各短冊木板P…及び枠木F…に設けた結合孔Vp及びVf…間に打ち込むことにより、各短冊木板P…の端部Ps…(Pt…)を枠木F…に結合する少なくとも一以上の固定ピン4x…,4y…とにより構成した天然面構造部Mn…を含ませる。
【選択図】図4

Description

本発明は、上端に開口部を有する箱状の棺本体部及びこの開口部を覆う開閉式の蓋部とを備えた棺に関する。
従来、上端に開口部を有する箱状の棺本体部と、この開口部を覆う開閉式の蓋部とを備えた棺は広く知られており、例えば、特許文献1には、人間の死体を収容した棺を焼却炉内に入れて、ガスバーナ等の火炎で燃焼させた際に、人間の死体を完全に燃焼し尽くすことのできるようにすることを目的とし、具体的には、棺本体の上端開口部に被冠する蓋体表面の上部に備えたのぞき窓及び該窓に備えた扉と棺本体の底部とを、木材を用いて形成し、かつ棺の主要部を構成する棺本体の側部と蓋体とは、段ボールを用いて形成し、飾り具及び釘を用いて各部を固定するとともに、棺の軽量化、省資源化を図り、人間の死体を入れた棺を焼却炉内で燃焼させた際に、人間の死体の燃えにくい頭部や内臓等を、木製ののぞき窓及び扉と木製の棺本体の底部とが長時間に亙って発し続ける強力な火炎力、炭火力を用いて、完全に燃焼し尽くすことを可能にした棺が開示されている。
ところで、この種の棺は、少なくとも一部に木材を用いて構成するため、通常、組立てを行う際には、釘や金具等の金属製の固定部材を使用している。しかし、この場合、火葬後には、純粋な焼骨に加え、金属製の固定部材も残留物として混在し、遺族の心情を考慮すれば、決して好ましいものではない。
このため、金属製の固定部材を使用することなく組立てを可能にした棺も提案されており、例えば、特許文献2には、ダンボールや再生紙を利用した環境保護棺桶が開示されている。この環境保護棺桶は、内基板、外基板及び1層或いは1層以上の中間層基板を接着してなり、さらに、折り線部分で両側の辺板を上向きに折って垂直とし、その後、両端側の端板を上向きに折って垂直とし、二つの辺板が凸設の外覆板がそれぞれ端板部分に向けて折り曲げて固定し、これにより棺桶主体を形成するものである。
特開平8−294521号公報 特開2003−210534号公報
しかし、上述した従来の棺は、次のような問題点があった。
第一に、構成素材をダンボール等に変更し、釘や金具等の金属製の固定部材を使用しない場合、これら金属製の固定部材を排除できる反面、構成素材の変更等に伴うデメリットも無視できない。特に、棺は内部に人体を収容するため、必要な強度を確保するのは容易でなく、構造上の煩雑さ及び組立性の低下を招きやすい。加えて、被火葬者の尊厳を低下させる虞れもあるなど、棺に求められる他の必要な機能を損なう難点もある。
第二に、棺は、火葬に供され、被火葬者をこの世から送り出す宗教的な意味も有している。このため、棺には、デザインや機能の観点から、被火葬者に関連させた付加価値(多様性)を持たせることも重要な要素になるとともに、一方、時代背景から、一般的な葬儀会場で行われる葬儀形式から、家族葬や個人葬など、葬儀自体も個性化及び多様化する傾向がある。しかしながら、従来の棺は、必ずしもこのようなニーズに応えているとは言い難く、棺の多様性及び多機能性を高める観点からは、更なる改善の余地があった。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した棺の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、上端に開口部2uを有する箱状の棺本体部2と、開口部2uを覆う開閉式の蓋部3とを備えた棺1,1sを構成するに際して、棺本体部2及び蓋部3の一部又は全部の面部位S…を、配列した複数の短冊木板P…と、複数の短冊木板P…の端部Ps…(Pt…)間に跨がる枠木F…と、棺燃焼時に燃焼可能な、竹素材,木質素材等の天然素材Nにより形成するとともに、各短冊木板P…及び枠木F…に設けた結合孔Vp及びVf…間に打ち込むことにより、各短冊木板P…の端部Ps…(Pt…)を枠木F…に結合する少なくとも一以上の固定ピン4x…,4y…とにより構成した天然面構造部Mn…を含ませてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、短冊木板P…は、間伐材となる檜木素材Ntの無垢材を用いて形成することができる。また、固定ピン4x,4yは、一端4xs,4ysを尖形状に形成し、かつ他端4xt,4ytを平坦面に形成するとともに、軸方向Dsに同一径に形成し、かつ外径Loを、短冊木板P及び枠木Fに設けた結合孔Vp,Vfの内径Liよりも大きく形成した竹素材Nbを用いることができる。一方、棺本体部2は、内部の底面部2d上に、天然草Ngを用いた所定の厚さLmを有する畳11を敷いて構成することができる。さらに、蓋部3には、棺本体部2に収容した被火葬者Hの頭部Hhの上方に位置する部位Xuには、窓枠部12を設けることができるとともに、この窓枠部12に着脱し、かつ和紙14を貼付けた小窓部13を設けることができる。なお、棺本体部2には、内壁面2wに、棚板支持部102…を付設し、使用前の起立させた状態で、棚板支持部102…に別途の棚板101…を支持させることにより、棚100としての機能を持たせることができる。
このような構成を有する本発明に係る棺1,1sによれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 棺本体部2及び蓋部3の一部又は全部の面部位S…を、配列した複数の短冊木板P…と、複数の短冊木板P…の端部Ps…(Pt…)間に跨がる枠木F…と、棺燃焼時に燃焼可能な、竹素材,木質素材等の天然素材Nにより形成するとともに、各短冊木板P…及び枠木F…に設けた結合孔Vp及びVf…間に打ち込むことにより、各短冊木板P…の端部Ps…(Pt…)を枠木F…に結合する少なくとも一以上の固定ピン4x…,4y…とにより構成した天然面構造部Mn…を含ませてなるため、釘や金具等の金属製の固定部材を排除できる基本的な作用効果を享受できることに加え、ダンボールや再生紙等の他の構成素材への変更を伴わないため、必要な強度を確保できるとともに、被火葬者Hの尊厳を低下させる不具合も回避できる。
(2) 棺本体部2及び蓋部3の一部又は全部の面部位S…を天然面構造部Mn…として構成し、金属製の固定部材を排除できるため、全体として自然味及び暖かみのある棺1,1sを得ることができるなど、棺1としての価値の多様性(多機能性)をより高めることができる。これにより、家族葬や個人葬など、個性化及び多様化した葬儀における棺1,1sとして、その要請に対して柔軟に応えることができる。
(3) 好適な態様により、短冊木板P…を、間伐材となる檜木素材Ntの無垢材を用いて形成すれば、間伐材の有効利用を図れるとともに、檜木素材Ntの特質、即ち、木肌の美しさや木の香りなどを棺1,1sに有効に活かすことができる。
(4) 好適な態様により、固定ピン4x,4yに、一端4xs,4ysを尖形状に形成し、かつ他端4xt,4ytを平坦面に形成するとともに、軸方向Dsに同一径に形成し、かつ外径Loを、短冊木板P及び枠木Fに設けた結合孔Vp,Vfの内径よりも大きく形成した竹素材Nbを用いれば、固定ピン4x,4yを、結合孔Vp,Vfの双方に圧入することができる。したがって、竹素材Nbであっても、比較的小サイズとして形成される短冊木板Pと枠木Fを確実に結合できるとともに、固定ピン4x,4yは、最もシンプルなピン部品として形成できるため、結合孔Vp,Vfに、固定ピン4x,4yを打ち込んだ際にも、固定ピン4x,4yの露出部分を目立たなくすることができるなど、外観性を損なう不具合を回避できる。
(5) 好適な態様により、棺本体部2の内部における底面部2d上に、天然草Ngを用いた所定の厚さLmを有する畳11を敷いて構成すれば、被火葬者Hを、畳11の上に寝かせることができるため、いわば、棺1,1sの中の狭い空間であっても、和室としての趣を演出できる。
(6) 好適な態様により、蓋部3に、棺本体部2に収容した被火葬者Hの頭部Hhの上方に位置する部位Xuに窓枠部12を設けるとともに、この窓枠部12に着脱し、かつ和紙14を貼付けた小窓部13を設ければ、例えば、小窓部13に、格子等のデザイン化したフレームを設けることにより、いわば、和室の窓(扉)としての趣を醸し出すことができる。したがって、やすらぎ感等の棺としての付加価値をより高めることができる。
(7) 好適な態様により、棺本体部2の内壁面2wに、棚板支持部102…を付設し、使用前の起立させた状態で、棚板支持部102…に別途の棚板101…を支持させることにより、棚100としての機能を持たせれば、生前に自分用の棺1sを準備し、例えば、お気に入りの置物や縫いぐるみ等を飾り、火葬時に一緒に火葬してもらうことができるなど、棺1sの多様性及び多機能性を高めることができる。
本発明の好適実施形態に係る棺の平面図、 同棺の正面図、 同棺の一部抽出拡大図を含む断面正面図、 同棺の一部抽出拡大図を含む蓋部を棺本体部から離脱させた状態を示す側面図、 同棺における窓枠部及び小窓部を示す断面側面図、 同棺に用いる固定ピンの外観図と結合孔の断面図(a)及び同固定ピンの断面図(b)、 同棺における天然面構造部の分解部品図、 同棺における天然面構造部の組立説明図、 本発明の変更実施形態に係る棺の平面図(a)及び側面図(b)、 同棺の利用方法の一例を示す使用説明図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る棺1の要部となる天然面構造部Mnを含む全体構成について、図1〜図7を参照して説明する。
本実施形態に係る棺1は、基本構成として、図4に示すように、上端に開口部2uを有する箱状の棺本体部2と、開口部2uを覆う開閉式の蓋部3とを備える。特に、例示する棺1は、全体を屋形舟に象った形状を採用する。
この場合、棺本体部2は、前端部2fを、船首に類する尖形状に構成し、かつ後端部2rを、平坦状に構成するとともに、左右の側面板部は、上広がりとなるように稍傾斜させている。なお、棺本体部2における開口部2uの前端位置と後端位置には、図1に示す三角形状の前閉塞板部2cfと長方形状の後閉塞板部2crをそれぞれ敷設している。
また、蓋部3の上面上には、図3に示すように、中央から左右方向へ緩やかに傾斜した屋根形部3mを設けるとともに、蓋部3の前側には水平な前板部3fを設ける。そして、この前板部3fの略中央位置に、開口した窓枠部12を設ける。この窓枠部12の位置は、図4に示すように、棺本体部2に収容した被火葬者Hの頭部Hhの上方に位置する部位Xuとなる。さらに、この窓枠部12には小窓部13を装着する。この小窓部13は、窓枠部12の内側に嵌合する外フレーム21と、この外フレーム21の内側に設けた格子状の内フレーム22を有し、この内フレーム22から外フレーム21の下端面には、和紙14を貼付けて構成する。これにより、図5に示すように、小窓部13は、窓枠部12に対して着脱(開閉)させることができる。
例示の場合、外フレーム21の形状は八角形としたが、各種の多角形,円形,特定形状等の各種形状を適用できる。また、内フレーム22の形状は格子状に形成したが、菊花を象るなど、様々な形状を適用できる。このような小窓部13を設ければ、小窓部13に、例示のような格子等にデザインしたフレームを設けることにより、いわば、和室の窓(扉)としての趣を醸し出すことができる。したがって、やすらぎ感等の棺としての付加価値をより高めることができる利点がある。
次に、棺1の要部となる天然面構造部Mnについて説明する。棺本体部2及び蓋部3は、それぞれ複数の面部の組合わせにより構成するため、棺本体部2及び蓋部3には、棺本体部2及び蓋部3の一部又は全部の面部位S…を用いて構成した天然面構造部Mn…が含まれる。例えば、図4の場合、棺本体部2における本体側面部2ppとこの本体側面部2ppの前側に位置する船首側面部2pfの二つの面部が現れており、この本体側面部2ppと船首側面部2pfのそれぞれ全部の面部位S…が天然面構造部Mn,Mnとして構成されている。
この天然面構造部Mnは、基本構成として、配列した複数の短冊木板P…と、複数の短冊木板P…の端部Ps…(Pt…)間に跨がる枠木F…と、棺燃焼時に燃焼可能な竹素材Nb(天然素材N)により形成するとともに、各短冊木板P…及び枠木F…に設けた結合孔Vp及びVf…間に打ち込むことにより、各短冊木板P…の端部Ps…(Pt…)を枠木F…に結合する固定ピン4x…,4y…とを備える。
図4に示す本体側面部2ppにおける天然面構造部Mnは、短冊木板Pとして、厚さLd(図3参照)を10〔mm〕、幅Lwを100〔mm〕、長さLe(図4参照)を400〔mm〕に選定し、素材としては、間伐材となる檜木素材Nt、望ましくは、木曽桧の無垢材を用いる。このような短冊木板Pを用いれば、間伐材の有効利用を図れるとともに、木曽桧等の檜木素材Nfの特質、即ち、木肌の美しさや木の香りなどを、棺1に有効に活かせる利点がある。
そして、この短冊木板P…は、必要とする枚数を用意することにより、順次配列させて使用する。例えば、本体側面部2ppを構成する天然面構造部Mnの場合、18枚の短冊木板P…を使用し、順次配列させた18枚の短冊木板P…における上下を、フレームとして機能する上下一対の枠木F…により保持する。即ち、下側に配する枠木Fは、短冊木板P…における下側の端部Ps…間に跨がって当該端部Ps…を保持するとともに、上側に配する枠木Fは、短冊木板P…における上側の端部Pt…間に跨がって当該端部Pt…を保持する。
棺本体部2に用いる枠木F…は、図3に示すように、断面の基本形状を矩形に形成する。具体的には、図7に示すように、横寸法Lxを20〔mm〕、縦寸法Lzを25〔mm〕に選定する。長さは使用場所に対応して選定することができ、本体側面部2ppの場合は、長さを1500〔mm〕に選定した。素材としては、短冊木板Pと同じ素材、即ち、間伐材となる檜木素材Nt、望ましくは木曽桧の無垢材を用いる。これにより、上述した短冊木板Pの場合と同様の効果を得ることができる。
また、本体側面部2ppに用いる下側の枠木Fは、図7に示すように、上面に、断面矩形となる凹状の係合溝部25を長手方向に沿って形成する。これにより、係合溝部25の中に複数の短冊木板P…の下側の端部Ps…を順次収容し、長手方向に沿って配列させることができる。さらに、下側の枠木Fにおける内部に面する側面部には、下端位置から水平方向に突出した支持片部26を長手方向に沿って形成する。これにより、支持片部26の上面に、複数の短冊木板P…の一方の端部Ps…を順次載置し、長手方向に沿って配列させることができる。また、下側の枠木Fにおける中間位置の左右方向には、左右に貫通する下側の結合孔Vfを形成するとともに、係合溝部25を形成する内部側に位置する枠木Fの部位には上側の結合孔Vfを形成する。
一方、本体側面部2ppに用いる上側の枠木Fは、図3に示すように、下面に、断面矩形となる凹状の係合溝部27を長手方向に沿って形成する。これにより、係合溝部27の中に複数の短冊木板P…の上側の端部Pt…を順次収容し、長手方向に沿って配列させることができる。また、上側の枠木Fの上面から内部側の側面には、断面矩形となる切欠状の段差支持部28を長手方向に沿って形成する。この段差支持部28により蓋部3を支持することができる。
固定ピン4x,4yは二種類使用する場合を例示する。一つの固定ピン4xは、図6に示すように、一端4xsを尖形状に形成し、かつ他端4xtを平坦面に形成するとともに、軸方向Dsに同一径に形成する。固定ピン4xの形成素材には竹素材Nbを用いた。固定ピン4xの外径Loは4〔mm〕に選定した。他方、枠木Fに設ける固定ピン4xを通す結合孔Vf及び短冊木板Pに設ける固定ピン4xを通す結合孔Vpの内径Liは3.5〔mm〕に選定した。これにより、固定ピン4xの外径Loは、結合孔Vf,Vpの内径Liよりもやや大きくなる。また、他の固定ピン4yは、図7に示すように、一端4ysを半球状に形成し、かつ他端4ytを平坦面に形成するとともに、長さを短くする点を除いて上述した固定ピン4xと同様に形成できる。
したがって、このような固定ピン4x,4yを用いれば、固定ピン4x,4yを、結合孔Vp,Vfの双方に圧入することができる。したがって、竹素材Nbであっても、比較的小サイズとして形成される短冊木板Pと枠木Fを確実に結合できるとともに、固定ピン4x,4yは、最もシンプルなピン部品として形成できるため、結合孔Vp,Vfに、固定ピン4x,4yを打ち込んだ際にも、固定ピン4x,4yの露出部分を目立たなくすることができるなど、外観性を損なう不具合を回避できる利点がある。なお、一端4ysを半球状に形成した場合も例示したが、このような半球状も尖形状に含む概念であり、要は、結合孔Vp,Vfに挿入しやすい形状であれば、いずれも尖形状に含む概念である。
また、棺本体部2の内部における底面部2dの上面には、天然草Ngを用いた所定の厚さLmを有する畳11を敷いて構成する。このような畳11を用いれば、被火葬者Hを、畳11の上に寝かせることができるため、いわば、棺1の中の狭い空間であっても、和室としての趣を演出できる利点がある。
次に、本実施形態に係る棺1の天然面構造部Mnを含む組立方法について、図1〜図7を参照しつつ図8(a),(b)に基づき説明する。
一例として、前述した一つの面部Sとなる本体側面部2pp、即ち、本体側面部2ppとなる天然面構造部Mnを組立てる場合について説明する。まず、図8(a)に示すように、下側の枠木Fの係合溝部25に、短冊木板Pの下側の端部Psを収容する。この場合、端部Ps近傍の所定位置には、固定ピン4yを圧入するための結合孔Vpを所定角度で形成しておく。そして、固定ピン4yの一端4ysを、矢印D1方向から下側の枠木Fの結合孔Vfの開口に当接させ、この固定ピン4yをゴムハンマ等の適切な道具を用いて打ち込むことにより、固定ピン4yを、結合孔Vf、更には結合孔Vpに圧入させれば、下側の枠木Fと短冊木板Pの下側の端部Psを、固定ピン4yを介して結合することができる。このように、固定ピン4yを、可能となる限り、枠木Fにおける内部に面する側面から打ち込むようにすれば、固定ピン4yが外面側に露出するのを回避できる。以下、同様の組立工程を繰り返すことにより、係合溝部25に対して、短冊木板P…の端部Ps…を順次収容し、固定ピン4y…を用いて端部Ps…と下側の枠木Fを結合する。これにより、複数の短冊木板P…が下側の枠木Fの長手方向に沿って配列させることができるとともに、固定ピン4y…を配する間隔は短冊木板Pの幅Lw間隔となる。
次いで、上側の枠木Fにおける係合溝部27に、図3に示すように、短冊木板Pにおける上側の端部Ptを収容する。この場合、端部Pt近傍の所定位置には、固定ピン4yを圧入するための結合孔Vpを所定角度で形成しておく。そして、固定ピン4yの一端4ysを、上側の枠木Fの結合孔Vfの開口に当接させ、この固定ピン4yをゴムハンマ等の適切な道具を用いて打ち込むことにより、固定ピン4yを、結合孔Vf、更には結合孔Vpに圧入させる。これにより、上側の枠木Fと短冊木板Pの上側の端部Ptを、固定ピン4yを介して結合することができる。以上の工程により、本体側面部2ppにおける天然面構造部Mnを組立てることができる。
このように、一ケ所の天然面構造部Mnは、基本的に、複数の短冊木板P…と、この各短冊木板P…を保持する複数の枠木F…と、複数の固定ピン4x…,4y…により組立てることができる。したがって、本体側面部2ppの前側に位置する船首側面部2pfも同様に製作することができる。そして、この本体側面部2ppと船首側面部2pfを組合わせることにより、棺本体部2における左右一方の側面板部を構成できる。なお、本体側面部2ppに船首側面部2pfを組付ける方法としては、例えば、本体側面部2ppにおける枠木Fと船首側面部2pfにおける枠木Fの結合する端部に、嵌合可能な凹部と凸部をそれぞれ一体に形成し、嵌合した凹部と凸部に対して固定ピン4x又は4yを打ち込み、同様に結合することができる。以上、棺本体部2における左右一方側の側面板部について、説明したが、他方側の側面板部も、左右対称にして同様に組立てることができ、本体側面部2qpと船首側面部2qfとして構成する。
次に、本体側面部2pp,2qp及び船首側面部2pf,2qfに対して底面部2dを組付ける場合について説明する。
なお、例示の底面部2dも複数の短冊木板P…を用いて構成するとともに、使用する短冊木板P…は、本体側面部2pp…に用いた短冊木板P…よりも幅Lwを10〔mm〕短くした90〔mm〕タイプを用いた。
組付に際しては、まず、左右の所定位置に、本体側面部2ppに船首側面部2pfを組付けたアセンブリと、本体側面部2qpに船首側面部2qfを組付けたアセンブリを、左右対象に対峙させる。次いで、図8(b)に示すように、各支持片部26…の上面に、底面部2dを構成する短冊木板Pの一方側の端部Psと他方側の端部Ptをそれぞれ載置する。この場合、図7に示すように、短冊木板Pの両端面には固定ピン4xを圧入するための結合孔Vp…をそれぞれ形成しておく。
そして、固定ピン4xの一端4xsを、矢印D2方向から下側の枠木Fの結合孔Vfの開口に当接させ、この固定ピン4xをゴムハンマ等の適切な道具を用いて打ち込むことにより、固定ピン4xを、結合孔Vf、更には結合孔Vpに圧入させれば、下側の枠木Fと短冊木板Pにおける一方側の端部Psを、固定ピン4xを介して結合することができる。同様に短冊木板Pにおける他方側の端部Ptも固定ピン4xを介して他方側の枠木Fに結合する。以下、同様の組付工程を繰り返すことにより、支持片部26…の上面に、短冊木板P…の端部Ps…,Pt…を順次載置し、固定ピン4x…を用いて端部Ps…,Ptと下側の枠木F…を結合する。これにより、複数の短冊木板P…を下側の枠木F…の長手方向に沿って配列する底面部2dを構成することができる。符号32は、底面部2dの下面に固定した補強板を示す。また、船首側面部2pfの前端と船首側面部2qfの前端は、共通の枠木Fを介して結合できる。さらに、棺本体部2の背面部2rも、複数の短冊木板P…と左右の枠木F,Fにより構成できるため、組立てた後、本体側面部2ppと本体側面部2qpの後端に結合する。
ところで、固定ピン4xの場合、他端4xtの端面は、枠木Fの外面に露出することになるが、他端4xtの端面と枠木Fの外面は、同一面上に位置させることができるとともに、固定ピン4xの外径Loは4〔mm〕であり、外観的にはほとんど目立たない。また、例示の場合、一枚の短冊木板P当たり片側一本の固定ピン4xを用いて結合するようにしたが、固定する対象が小サイズとなる一枚の短冊木板Pであるとともに、支持片部26によっても支持されるため、被焼却者Hを支持する十分な強度を確保できる。なお、棺本体部2の開口部2uおける前後には、三角形状の前閉塞板部2cfと長方形状の後閉塞板部2crをそれぞれ固定するが、このような部材は、特に、強度が要求されないため、燃焼可能な接着剤等により固定可能である。
他方、蓋部3も、図3に示すように、基本的には、複数の短冊木板P…と、複数の枠木F…と、複数の固定ピン4x…,4y…の組合わせにより組立可能である。この場合、蓋部3には、強度がさほど要求されず、他方、軽量化が要求されるため、使用する短冊木板Pの厚さは、棺本体部2に使用する短冊木板Pの厚さの1/2となる5〔mm〕に選定した。なお、符号31…は、各短冊木板P…間に跨がって固定した補強板を示す。
このように構成できる蓋部3は、図4に示すように、棺本体部2に対して着脱(開閉)することができ、装着時には、図3に示すように、棺本体部2の上端(開口部2u)に固定した枠木F…の段差支持部28…に係合支持される。したがって、本実施形態に係る棺1は、従来より一般的に使用されている棺と同様に使用することができる。
よって、このような本実施形態に係る棺1によれば、基本的な構成として、棺本体部2及び蓋部3の一部又は全部の面部位S…を、配列した複数の短冊木板P…と、複数の短冊木板P…の端部Ps…(Pt…)間に跨がる枠木F…と、棺燃焼時に燃焼可能な、竹素材Ng(天然素材N)により形成するとともに、各短冊木板P…及び枠木F…に設けた結合孔Vp及びVf…間に打ち込むことにより、各短冊木板P…の端部Ps…(Pt…)を枠木F…に結合する少なくとも一以上の固定ピン4x…,4y…とにより構成した天然面構造部Mn…を含ませてなるため、釘や金具等の金属製の固定部材を排除できる基本的な作用効果を享受できることに加え、ダンボールや再生紙等の他の構成素材への変更を伴わないため、必要な強度を確保できるとともに、被火葬者Hの尊厳を低下させる不具合も回避できる。
また、棺本体部2及び蓋部3の一部又は全部の面部位S…を天然面構造部Mn…として構成し、金属製の固定部材を排除できるため、全体として自然味及び暖かみのある棺1を得ることができるなど、棺1としての価値の多様性(多機能性)をより高めることができる。これにより、家族葬や個人葬など、個性化及び多様化した葬儀における棺1として、その要請に対して柔軟に応えることができる。
次に、本発明の変更実施形態に係る棺1sについて、図9及び図10を参照して説明する。
図1〜図8に示した実施形態に係る棺1は、全体の形状を屋形舟の形状に似せて構成したものであるが、図9及び図10に示す変更実施形態に係る棺1sは、全体形状を一般的な棺形状である直方体形状に構成したものであり、図9(a)は外観平面図を示し、図9(b)は外観側面図を示している。変更実施形態に係る棺1sも基本的な構成及び組立は、前述した棺1と同様に実施することができる。このため、図9及び図10において、図1〜図8と同一部分には同一符号を付してその構成を明確にするとともに、詳細な説明は省略する。
また、変更実施形態に係る棺1sは、図10に示すような使用態様を可能にし、より多機能性を付加している。即ち、棺本体部2の内壁面2wに、棚板支持部102…を付設し、使用前の起立させた状態で、棚板支持部102…に別途の棚板101…を支持させることにより、棚100としての機能を持たせている。このように構成すれば、例えば、生前に自分用の棺1sを準備し、例えば、お気に入りの置物や縫いぐるみ等を飾り、火葬時に一緒に火葬してもらうことができる。勿論、汎用的な棚としても利用可能であり、棺1sの多様性及び多機能性を高めることができ、様々な葬儀、例えば、家族葬や個人葬などの様々な葬儀形態に柔軟に適用することができる。
以上、好適実施形態(変更実施形態)について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、棺1の全体形状を屋形舟に象った例を挙げたが、被火葬者(故人)Hの趣味や思想に関係付けた様々な形状に形成することができる。また、実施形態で示した短冊木板P…,枠木F…,固定ピン4x…,4y…の各寸法は例示であり、用途やグレード等に応じて任意の寸法に選択できる。特に、固定ピン4x…,4y…は、二種類のピン形態を挙げたが、他の各種形態での実施を許容できる。一方、短冊木板Pは、間伐材となる檜木素材Ntの無垢材を用いて形成することが望ましいが、木板である点を除き、必ずしもこれらの素材条件に限定されるものではない。また、天然面構造部Mnは、全ての面部位S…に適用してもよいし、一部の面部位S…に適用してもよい。したがって、例えば、屋根形部3mの前端面3mf等は、短冊木板P…を用いることなく、一枚の三角形板を用いてもよい。さらに、固定ピン4x…,4y…の素材として竹素材Nbが望ましいが、必ずしも竹素材Nbに限定されるものではなく、木質素材等の他の燃焼可能な天然素材Nであってもよい。他方、実施形態では、固定ピン4x…,4y…を短冊木板P…の片側当たり一本用いた例を挙げたが、二本以上であってもよい。なお、天然草Ngを用いた畳11を敷いて構成することが望ましいが、必須構成要素となるものではない。
本発明に係る棺は、上端に開口部を有する箱状の棺本体部及びこの開口部を覆う開閉式の蓋部とを備えた各種棺に利用できる。
1:棺,1s:棺,2:棺本体部,2u:開口部,2d:底面部,2w:内壁面,3:蓋部,4x…:固定ピン,4y…:固定ピン,4xs:固定ピンの一端,4ys:固定ピンの一端,4xt:固定ピンの他端,4yt:固定ピンの他端,11:畳,12:窓枠部,13:小窓部,14:和紙,100:棚,101…:棚板,102…:棚板支持部,S…:面部位,P…:短冊木板,Ps…(Pt…):短冊木板の端部,F…:枠木,N:天然素材,Nt:檜木素材,Nb:竹素材,Ng:天然草,Vp…:結合孔,Vf…:結合孔,Mn…:天然面構造部,Ds:軸方向,Lo:外径,Li:内径,Lm:厚さ,H:被火葬者,Hh:被火葬者の頭部,Xu:上方に位置する部位

Claims (6)

  1. 上端に開口部を有する箱状の棺本体部と、前記開口部を覆う開閉式の蓋部とを備えた棺において、前記棺本体部及び前記蓋部の一部又は全部の面部位を、配列した複数の短冊木板と、複数の短冊木板の端部間に跨がる枠木と、棺燃焼時に燃焼可能な、竹素材,木質素材等の天然素材により形成するとともに、前記各短冊木板及び前記枠木に設けた結合孔間に打ち込むことにより、前記各短冊木板の端部を前記枠木に結合する少なくとも一以上の固定ピンとにより構成した天然面構造部を含ませてなることを特徴とする棺。
  2. 前記短冊木板は、間伐材となる檜木素材の無垢材を用いて形成することを特徴とする請求項1記載の棺。
  3. 前記固定ピンは、一端を尖形状に形成し、かつ他端を平坦面に形成するとともに、軸方向に同一径に形成し、かつ外径を、前記短冊木板及び前記枠木に設けた前記結合孔の内径よりも大きく形成した竹素材を用いることを特徴とする請求項1又は2記載の棺。
  4. 前記棺本体部は、内部の底面部上に、天然草を用いた所定の厚さを有する畳を敷いてなることを特徴とする請求項1記載の棺。
  5. 前記蓋部は、前記棺本体部に収容した被火葬者の頭部の上方に位置する部位に窓枠部を有するとともに、この窓枠部に着脱し、かつ和紙を貼付けた小窓部を備えることを特徴とする請求項1記載の棺。
  6. 前記棺本体部は、内壁面に、棚板支持部を付設し、使用前の状態で起立させた際に、前記棚板支持部により別途の棚板を支持することにより、棚としての機能を持たせてなることを特徴とする請求項1記載の棺。
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