JP2018026687A - 通信機器、通信機器の制御方法およびプログラム - Google Patents

通信機器、通信機器の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自機器の形状を変化させる可動部位を備えている通信機に電話した通話相手が、通話先の通信機の可動部位が稼動中であることを認識できる。【解決手段】受話開始の指示受け付け時に、通話先と電話回線を繋ぐ通話制御部(41)と、通話のために通信機(1)の可動部位の稼動が必要である場合、駆動部(5)を制御して可動部位を稼動させる駆動制御部(43)と、通信機の稼動が終了するまで、所定の通知音を通話先に送信する送話制御部(412)と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は自機器の形状を変化させる可動部位を備えている通信機器、通信機器の制御方法およびプログラムに関する。
特許文献1には、マイクロホン部を移動操作することによって、ミューティング状態の設定および解除が実現される通信端末装置が開示されている。詳細には、マイクロホン部が装置本体に対する収納位置にあることを検出した時にミューティング状態を設定し、ミューティング動作状態にある時に保留音が送受信回路部から送信され、通話状態にあることを相手方に知らせることが開示されている。
国際公開第96/07262号 明細書(1996年3月7日公開)
一方で、可動部位を備えている通信機器においては以下のような構成が考えられる。例えば、通信機器が電話着信時にユーザによる受話開始の指示を受け付け、通話可能な形状になるように可動部位を稼動させる。可動部位の稼動後、通信機器は通話先と電話回線を繋ぐ。このような構成においては、通信機器の可動部位の稼動が終了するまで通話先との電話回線を繋ぐことができない。そのため、通信機器の可動部位が稼動中に、該通信機器に電話をかけた通話相手は該通信機器のユーザが電話に対応できないと誤解して、電話を切ってしまうという可能性がある。
上述した特許文献1のような技術は、通信機器の可動部位が稼動中である場合に対応した技術ではない。そのため、特許文献1のような技術を適用したとしても、通信機器の可動部位が稼動中に、通話相手が該通信機器のユーザが電話に対応できないと誤解し、電話を切ってしまうことを防ぐことはできない。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、可動部位を備えている通信機器に電話をかけた通話相手が、通話先の通信機器の可動部位が稼動中であることを認識できる通信機器を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る通信機器は、駆動部が可動部位を稼動させることにより自機器の形状を変化させる通信機器であって、ユーザによる受話開始の指示受け付け時に、通話先と電話回線を繋ぐ通話制御部と、通話のために上記可動部位の稼動が必要である場合、上記駆動部を制御して上記可動部位を稼動させる駆動制御部と、上記可動部位の稼動が終了するまで、所定の通知音を上記通話先に送信する送信部と、を備えている。
また、本発明の一態様に係る通信機器の制御方法は、駆動部が可動部位を稼動させることにより自機器の形状を変化させる通信機器の制御方法であって、ユーザによる受話開始の指示受け付け時に、通話先と電話回線を繋ぐ通話制御ステップと、通話のために上記可動部位の稼動が必要である場合、上記駆動部を制御して上記可動部位を稼動させる駆動制御ステップと、上記可動部位の稼動が終了するまで、所定の通知音を上記通話先に送信する送信ステップと、を含んでいる。
本発明の一態様によれば、通信機器の可動部位が稼動中に、通話相手が、該通信機器のユーザが電話に対応できないと誤解し、電話を切ってしまうということを防ぐことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る通信機器の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る通信機器の形状の変化を示す図である。 本発明の実施形態1に係る通信機器における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る通信機器における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜4に基づいて説明する。なお、下記の実施形態においては、本発明に係る通信機(通信機器)1がヒューマノイドロボットに適用されるものとして説明する。しかしながら、ヒューマノイドロボットに限らず、例えば、アニメキャラクタの戦闘ロボットまたは動物ロボット等の可動部位を備えている通信機全般に本発明に係る通信機1が適用されてもよい。
〔実施形態1〕
(通信機1の概要)
図2に基づいて通信機1の概要について説明する。図2は、本実施形態に係る通信機1の概略を示す図である。通信機1は自機器の形状を変化させる可動部位を備えている。通信機1は電話機能を備えており、通話網を介して外部通信機と接続される。図2は、通信機1に電話着信があり、ユーザUが通話開始(受話)を選択する入力操作(受話開始の指示)を行った場合の通信機1の形状の変化を示している。
図2に示す通信機1の形状Aは、電話着信時の通信機1の形状を示している。ユーザUが通信機1の入力部3にて、電話着信に対する受話を指示すると、通信機1は形状Bとなる。なお、入力部3の詳細については後述する。通信機1は、受話の指示に応じて、通話先と電話回線を繋ぐ。電話回線を繋いだ後、通信機1は、通話時のモードに対応する形状である形状Bになるため可動部位の稼動が終了するまで、所定の通知音を通話先に送信する。通話時のモードに対応した形状の一例として、図2に示す形状Bは手持ちモードの形状を示している。なお、形状Bは通話に対応した形状であればよく、例えば、ハンズフリーモード等の通話時のモードに対応した形状等であってもよい。
(通信機1の構成1)
次に、通信機1の構成について、図1に基づいて説明する。図1は、通信機1の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、通信機1は、通信部2、入力部3、制御部4、駆動部5、スピーカ6、マイク7および記憶部8を備えている。
通信部2は外部の通信機器等に音声データ等の各種データの送受信を行うものである。
入力部3は、ユーザによる入力操作を受け付けるものである。入力部3は受話指示部31および通話形態指示部32を備えている。
受話指示部31は、電話着信時のユーザによる受話開始の指示を受け付け、該入力情報を通話制御部41に送信する。通話形態指示部32は、ユーザによる通信機1の通話時のモード(手持ちモード、ハンズフリーモード等)の選択を受け付け、選択された通信機1の通話時のモードを示す通話形態情報を稼動判断部421に送信する。
また、通話形態指示部32が、ユーザによる通信機1の通話時のモードの選択を受け付けることで、ユーザの受話指示を受け付ける構成としてもよい。換言すると、ユーザによる通信機1の通話時のモードの選択が受話開始の指示を兼ねていてもよい。
また、受話指示部31が受話開始の操作入力を受け付けると、ユーザによる通信機1の通話時のモードの選択を受け付けることなく、受話指示部31は所定の通信機1の通話時のモードを示す通話形態情報を稼動判断部421に送信する構成としてもよい。例えば、受話指示部31は、受話指示を受け付けると、図2で示す手持ちモードを示す通話形態情報を稼動判断部421に送信する構成としてもよい。
制御部4は、通信機1を統括的に制御するものである。制御部4は、通話制御部41、稼動通知制御部42、駆動制御部43および音声指示取得部44を備えている。
通話制御部41は、通信部2を介した音声データ等の各種データの送受信を制御する。また、通話制御部41は、ユーザの受話開始の指示を受話指示部31から受け付けると、受話開始の指示受け付け時に通話先と電話回線を繋ぐ。通話制御部41は受話制御部411および送話制御部(送信部)412を備えている。受話制御部411は、外部の通信機器等から音声データ等の受信を制御する。受話制御部411は、例えば、スピーカ6による通話中の音声等の生成、ユーザに対する音声による通知等を制御する。送話制御部412は、外部の通信機器等への音声データ等の送信を制御する。例えば、送話制御部412は、マイク7によって集音された通話中の音声等の外部機器への送信などを制御する。また、送話制御部412は、後述する稼動状態通知指示部423の指示に従い、通信部2を介して、通信機1の稼動が終了するまで、所定の通知音を通話先に送信する。所定の通知音は、例えば、音声データ82として、記憶部8に格納されている。音声データ82は、「ロボットで電話しています。只今、稼動中なのでしばらくお待ちください」等の通信機1が稼動中である旨を通知するような音声データであってもよい。送話制御部412は、上記音声データを繰り返すように通話先に送信してもよい。また、送話制御部412は、通信機1の稼動中において、マイク7をミュートする構成としてもよい。
稼動通知制御部42は、通信機1の稼動についての通話先への通知、通信機1の稼動の制御等を制御する。稼動通知制御部42は、稼動判断部421、稼動状態通知指示部423および姿勢情報取得部422を備えている。
稼動判断部421は、通信機1の可動部位の稼動が必要であるか否かを、ユーザによる受話開始の指示受け付け時における通信機1の形状から判断する。詳細には、稼動判断部421は、ユーザの受話開始の指示受け付け時における通信機1の形状と着信時以降にユーザにより選択された通話時のモードに対応する通信機1の形状とが異なる場合に通信機1の可動部位の稼動が必要であると判断する。より詳細には、稼動判断部421は通話形態指示部32から通話形態情報を受信すると、姿勢情報取得部422に記憶部8に格納されている姿勢情報81の取得を指示する。姿勢情報81は通信機1の可動部位が稼動する毎に更新される、通信機1の形状を示す情報である。稼動判断部421は、姿勢情報81を姿勢情報取得部422から受信する。稼動判断部421は、姿勢情報81が示す形状と通話形態情報が示す通話時のモードに対応する形状とが異なっている場合に、通話のために通信機1の可動部位の稼動が必要であると判断する。通話のために通信機1の可動部位の稼動が必要である場合、稼動判断部421は通話形態情報が示す通話時のモードに対応する形状を駆動制御部43に通知し、通信機1の可動部位の稼動を駆動制御部43に指示する。すなわち、稼動判断部421は駆動制御部43に通信機1の可動部位を稼動させる。また、通信機1の可動部位の稼動が必要である場合、稼動判断部421は稼動状態通知指示部423に通信機1の稼動開始を通知する。また、稼動判断部421は駆動制御部から稼動終了が通知されると、通信機1の稼動終了を稼動状態通知指示部423に通知する。
また、稼動判断部421は、上記受話開始の指示受け付け時における上記通信機器の形状と、予め設定された所定の通話時のモードに対応する通信機1の形状(手持ちモードに対応する形状等)とが異なる場合に、通信機1の可動部位の稼動が必要であると判断する構成としてもよい。この構成は、例えば、通信機1が受話指示を受け付けると、例えば、所定の通話時のモード(手持ちモード等)の形状となるように可動部位を稼動させることが予め設定されている場合などに、適用できる。
稼動状態通知指示部423は、稼動判断部421から通信機1の稼動開始の通知を受信すると、上述の音声データ82を記憶部8から取得する。稼動状態通知指示部423は送話制御部412に音声データ82を送信し、音声データ82を通話先に送信するように指示する。また、稼動状態通知指示部423は稼動判断部421から通信機1の稼動終了の通知を受信すると、送話制御部412に音声データ82の通話先への送信を終了するように指示する。
姿勢情報取得部422は、稼動判断部421の指示に従い、姿勢情報81を取得し、稼動判断部421に送信する。
駆動制御部43は、通信機1の可動部位の稼動が必要である場合、駆動部5を制御して通信機1の可動部位を稼動させる。詳細には、駆動制御部43は稼動判断部421から通話形態情報を受信すると、通話形態情報が示す通話時のモードに対応する形状になるように通信機1の可動部位を稼動させるように駆動部5を制御する。通信機1の稼動が終了すると、通信機1の稼動終了を稼動判断部421に通知する。
音声指示取得部44は、ユーザによる音声指示を取得するものである。例えば、電話着信時のユーザによる受話開始の音声指示を受け付け、該指示を通話制御部41に送信する。音声指示取得部44は、入力音声を認識するための音声認識部等を備えている構成としてもよい。例えば、通信機1は電話着信時に、「プルルルル。xxxさんから電話だよ。プルルルル。…」等の音声をスピーカ6から出力する。音声指示取得部44は、ユーザの「電話に出て」等の音声をユーザの受話開始の指示として取得する。通話制御部41は、ユーザの受話開始の指示を音声指示取得部44から受け付けると、通話先と電話回線を繋ぐ。また、通信機1は、マイク7が集音した音声を音声指示取得部44あるいは送話制御部412のどちらに送信するかを判断するマイクパス制御部を備えてもよい。
駆動部5は、通信機1の可動部位に設けられており、通信機1の形状を変化させるためのものである。駆動部5は、通信機1における各可動部位の設けられたモータ等で構成される。駆動部5としては、モータの他、油圧シリンダ、空圧シリンダ、またはリニアアクチュエータ等のアクチュエータを用いてもよい。
スピーカ6は、通話中の音声等の生成、ユーザに対する音声による通知等を行うものである。マイク7は、通話中に集音された通話中の音声等を集音するものである。記憶部8は、例えばハードディスク、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置である。記憶部8は、上述の姿勢情報81、音声データ82等の各種情報を格納している。
(通信機1の処理の流れ1)
次に、本実施形態に係る通信機1における稼動通知処理の流れについて、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態に係る通信機1における稼動通知処理の流れの一例を示すフローチャートである。図3に示すように、通信機1が電話を着信し(S1)、受話指示部31がユーザによる受話開始(受話指示)を受け付けると(S2)、通話制御部41は通話先と電話回線を繋ぐ(呼接続)(S3:通話制御ステップ)。次に、稼動判断部421は、通信機1の可動部位の稼動が必要であるか否かを判断する(S4:稼動判断ステップ)。通信機1の可動部位の稼動が必要である場合(S4でYES)、送話制御部412はマイク7をミュートする(S5)。続いて、送話制御部412は、稼動状態通知指示部423の指示に従い、通信部2を介して、所定の通知音の送信を開始する(S6:送信ステップ)。また、通信機1の可動部位の稼動が必要である場合(S4でYES)、駆動制御部43は駆動部5を制御して通信機1の可動部位を稼動させる(S7:駆動制御ステップ)。通信機1の稼動が終了すると、稼動状態通知指示部423の指示に従い、送話制御部412は所定の通知音の送信を停止し(S8)、マイクのミュートを解除する(S9)。続いて、通話制御部41は、通話先との通話を開始する(S10)。入力部3にてユーザによる終話指示を受け付けると、入力部3から終話を示す終話通知を受信した場合(S11でYES)、通話制御部41は通話相手との電話回線を切る(終話)(S12)。また、S10に続き、通話相手が電話回線を切った場合、終話となる(S12)。
また、通信機1の形状に変形が必要でない場合(S4でNO)は、S10の処理に続く。また、入力部3から終話を示す終話通知を受信していない場合、または、通話相手が電話回線を切っていない場合(S11でYES)、S10の処理に戻る。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(通信機1の構成2)
本実施形態に係る通信機1は、実施形態1に記載した通信機1の機能に加え、通話中にユーザによる通話時のモードの選択を受け付け、当該通話時のモードに対応する形状になるように通信機1の可動部位を稼動させる。
詳細に説明すると、通話形態指示部32は、通話中に通信機1の通話時のモードの選択をユーザから受け付け、通話形態情報を稼動判断部421に送信する。稼動判断部421は、通話中においてユーザにより選択された通話時のモードに対応する上記通信機器の形状と、ユーザによる通話時のモードの選択時における通信機1の形状とが異なる場合に、通信機1の稼動が必要であると判断する。稼動判断部421の稼動の要否の判断は、実施形態1に係る稼動判断部421と同様であるためここでの説明を省略する。
(通信機1の処理の流れ2)
次に、本実施形態に係る通信機1における稼動通知処理の流れについて、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態に係る通信機1における稼動通知処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、当該フローチャートに示されている実施形態1と同様の処理については、その説明を省略する。
図4に示すように、通話の開始(S10)に続き、通話形態指示部32が、ユーザによる通信機1の通話時のモードの選択を受け付けると、稼動判断部421は、通信機1の可動部位の稼動が必要であるか否かを判断する(可動部位の稼動指示があるか否か判断する)(S20)。稼動の必要がある場合(稼動指示がある場合)(S20でYES)、S5に続く。一方で、稼動の必要がない場合(稼動指示がない場合)(S20でNO)、S11に続く。
通話中の通信機1の変形の例として、手持ちモードに対応した形状からハンズフリーモードに対応した形状になるための可動部位の稼動、または、ハンズフリーモードに対応した形状から手持ちモードに対応した形状になるための可動部位の稼動等が挙げられる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
通信機1の制御ブロック(特に通話制御部41、稼動通知制御部42および駆動制御部43)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、通信機1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る通信機器(通信機1)は、駆動部(5)が可動部位を稼動させることにより自機器の形状を変化させる通信機器であって、ユーザによる受話開始の指示受け付け時に、通話先と電話回線を繋ぐ通話制御部(41)と、通話のために上記可動部位の稼動が必要である場合、上記駆動部を制御して上記可動部位を稼動させる駆動制御部(43)と、上記可動部位の稼動が終了するまで、所定の通知音を上記通話先に送信する送信部(送話制御部412)と、を備えている。
上記の構成によれば、通信機器の可動部位の稼動が終了するまで、上記通信機器が所定の通知音を通話先に送信する。そのため、該通信機器に電話をかけた通話相手は、該通信機器が稼動中であることを認識できる。よって、受話開始の操作入力を受け付けても稼動が終了するまで受話しない構成において生じていた、通信機器の可動部位の稼動中に、通話相手が、該通信機器のユーザが電話に対応できないと誤解し、電話を切ってしまうことを防ぐことができる。
本発明の態様2に係る通信機器は、上記態様1において、上記受話開始の指示受け付け時における上記通信機器の形状と、着信時以降に上記ユーザにより選択された通話時のモードに対応する上記通信機器の形状とが異なる場合に、上記駆動制御部に上記可動部位を稼動させる稼動判断部(421)を備えていてもよい。
上記の構成によれば、受話開始の操作入力時における通信機器の形状が、ユーザが選択した通話時のモードに対応した形状と異なる場合、通信機器は可動部位を稼動する。すなわち、ユーザの所望の通話時のモードに応じた形状となるように通信機器を稼動させることができる。
本発明の態様3に係る通信機器は、上記態様1において、上記受話開始の指示受け付け時における上記通信機器の形状と、予め設定された所定の通話時のモードに対応する上記通信機器の形状とが異なる場合に、上記駆動制御部に上記可動部位を稼動せる稼動判断部(421)を備えていてもよい。
上記の構成によれば、受話開始の操作入力時における通信機器の形状が、所定の形状と異なる場合、通信機器の可動部位を稼動させることができる。
本発明の態様4に係る通信機器は、上記態様1から3の何れか1態様において、通話中にユーザによる通話時のモードの選択を受け付け、当該通話時のモードに対応する上記通信機器の形状になるように上記可動部位を稼動することができる。
本発明の態様5に係る通信機器は、上記態様1から4の何れか1態様において、さらに、上記通信機器は音声を入力するマイク(7)を備えており、上記送信部は上記マイクから入力された音声の上記通話先への送信を制御し、上記送信部は上記可動部位の稼動中に上記マイクをミュートしてもよい。
上記の構成によれば、通信機器の稼動中に、駆動音などのノイズが通信相手に送信されることを防ぐことができる。
本発明の態様6に係る通信機器の制御方法は、駆動部が可動部位を稼動させることにより自機器の形状を変化させる通信機器の制御方法であって、ユーザによる受話開始の指示受け付け時に、通話先と電話回線を繋ぐ通話制御ステップと、通話のために上記可動部位の稼動が必要である場合、上記駆動部を制御して上記可動部位を稼動させる駆動制御ステップと、上記可動部位の稼動が終了するまで、所定の通知音を上記通話先に送信する送信ステップと、を含んでいる。上記の構成によれば、上述の態様1と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る通信機器は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記通信機器が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記通信機器をコンピュータにて実現させる通信機器の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 通信機(通信機器)、5 駆動部、41 通話制御部、43 駆動制御部、412 送話制御部(送信部)、421 稼動判断部

Claims (7)

  1. 駆動部が可動部位を稼動させることにより自機器の形状を変化させる通信機器であって、
    ユーザによる受話開始の指示受け付け時に、通話先と電話回線を繋ぐ通話制御部と、
    通話のために上記可動部位の稼動が必要である場合、上記駆動部を制御して上記可動部位を稼動させる駆動制御部と、
    上記可動部位の稼動が終了するまで、所定の通知音を上記通話先に送信する送信部と、
    を備えていることを特徴とする通信機器。
  2. 上記受話開始の指示受け付け時における上記通信機器の形状と、着信時以降に上記ユーザにより選択された通話時のモードに対応する上記通信機器の形状とが異なる場合に、上記駆動制御部に上記可動部位を稼動させる稼動判断部を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  3. 上記受話開始の指示受け付け時における上記通信機器の形状と、予め設定された所定の通話時のモードに対応する上記通信機器の形状とが異なる場合に、上記駆動制御部に上記可動部位を稼動せる稼動判断部を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  4. 通話中にユーザによる通話時のモードの選択を受け付け、当該通話時のモードに対応する上記通信機器の形状になるように上記可動部位を稼動することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の通信機器。
  5. さらに、上記通信機器は音声を入力するマイクを備えており、
    上記送信部は上記マイクから入力された音声の上記通話先への送信を制御し、
    上記送信部は上記可動部位の稼動中に上記マイクをミュートすることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の通信機器。
  6. 駆動部が可動部位を稼動させることにより自機器の形状を変化させる通信機器の制御方法であって、
    ユーザによる受話開始の指示受け付け時に、通話先と電話回線を繋ぐ通話制御ステップと、
    通話のために上記可動部位の稼動が必要である場合、上記駆動部を制御して上記可動部位を稼動させる駆動制御ステップと、
    上記可動部位の稼動が終了するまで、所定の通知音を上記通話先に送信する送信ステップと、
    を含んでいることを特徴とする通信機器の制御方法。
  7. 請求項1に記載の通信機器としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記通話制御部、上記駆動制御部および上記送信部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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