JP2020061703A - 通話支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話の着信応答操作の操作性を向上した通話支援装置を提供する。【解決手段】通話支援装置は、携帯電話と無線通信して、携帯電話に着信があった場合に着信応答指示を行うことが可能である。通話支援装置は、携帯電話から、着信中であることを表す通知を受信した場合、音声入力を受け付けて音声認識を行い、発話内容を特定する音声認識部と、音声認識部が特定した発話内容が所定の発話内容である場合、携帯電話に、応答指示を送信するとともに、その後、携帯電話に、受け付けた音声入力を通話音声として送信する通話制御部とを備える。【選択図】図2
Description
本発明は、車両等に搭載される通話支援装置に関する。
車両の運転中に、車内に持ち込んだ携帯電話の着信があったときに、応答操作をしやすくすることが提案されている。例えば特許文献1は、車両が、携帯電話と無線通信する応答機器を備え、携帯電話の着信時には、応答機器がユーザーによるステアリングスイッチ操作に応じて携帯電話に着信応答を指示することを開示している。また、特許文献2のように、各種音声認識技術が提案されており、このような音声認識技術を用いて、ユーザーの音声によって携帯電話に着信応答を指示することも考えられる。
上述のような着信応答の指示のため、所定のステアリングスイッチ操作や発話等、固有の操作が必要であり、操作性の向上の余地があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、携帯電話の着信応答操作の操作性を向上した通話支援装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一局面は、携帯電話と無線通信して、携帯電話に着信があった場合に着信応答指示を行うことが可能な通話支援装置であって、携帯電話から、着信中であることを表す通知を受信した場合、音声入力を受け付けて音声認識を行い、発話内容を特定する音声認識部と、音声認識部が特定した発話内容が所定の発話内容である場合、携帯電話に、応答指示を送信するとともに、その後、携帯電話に、受け付けた音声入力を通話音声として送信する通話制御部とを備える、通話支援装置である。
本発明は、携帯電話の着信応答操作の操作性を向上した通話支援装置を提供することができる。
(実施形態)
本発明の一実施形態に係る通話支援装置は、携帯電話の着信中に例えば「もしもし」と音声入力すれば、携帯電話に、着信応答させ、さらにその音声を通話相手に送信させる。これにより、1回の発話によって、携帯電話の着信応答指示と、通話開始後最初の通話相手への発話とを行うことができ操作性に優れる。以下、本実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る通話支援装置は、携帯電話の着信中に例えば「もしもし」と音声入力すれば、携帯電話に、着信応答させ、さらにその音声を通話相手に送信させる。これにより、1回の発話によって、携帯電話の着信応答指示と、通話開始後最初の通話相手への発話とを行うことができ操作性に優れる。以下、本実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<構成>
図1に、本実施形態に係る通話支援装置10の機能ブロック図を示す。通話支援装置10は、車両に搭載され、音声認識部11、通話制御部12を含む。通話支援装置10は、一例として車両に搭載されたマイク21、スピーカー22と有線で接続され、車室内に存在する携帯電話31とBlueTooth(登録商標)のような近距離無線通信によって通信可能となっている。マイク21はユーザーの音声を収音し、通話支援装置10に入力する。また、スピーカー22は後述するように携帯電話31による通話相手の音声を出力する。
図1に、本実施形態に係る通話支援装置10の機能ブロック図を示す。通話支援装置10は、車両に搭載され、音声認識部11、通話制御部12を含む。通話支援装置10は、一例として車両に搭載されたマイク21、スピーカー22と有線で接続され、車室内に存在する携帯電話31とBlueTooth(登録商標)のような近距離無線通信によって通信可能となっている。マイク21はユーザーの音声を収音し、通話支援装置10に入力する。また、スピーカー22は後述するように携帯電話31による通話相手の音声を出力する。
音声認識部11は、マイク21から音声入力を受け付け、入力された音声から、音素列を抽出して発話内容を特定する。
通話制御部12は、音声認識部11が特定した発話内容に基づく携帯電話31の制御や、通話音声の中継処理を行う。
<処理>
図2は、通話支援装置10の処理の一例を示すフローチャートである。図2を参照して、処理の例を説明する。本フローチャートは、通話支援装置10が携帯電話31から着信中であることを表す通知を受信することにより開始される。
図2は、通話支援装置10の処理の一例を示すフローチャートである。図2を参照して、処理の例を説明する。本フローチャートは、通話支援装置10が携帯電話31から着信中であることを表す通知を受信することにより開始される。
(ステップS101):音声認識部11は、マイク21からのユーザーの音声入力を待機する。音声入力を受け付けると、受け付けた音声から、音素列を抽出して発話内容を特定する。
(ステップS102):通話制御部12は、ステップS101で特定された発話内容が、着信応答指示を表す所定の発話内容と一致するか否かを判定する。着信応答指示を表す所定の発話内容は、予め定められており、例えば「もしもし」である。着信応答指示を表す所定の発話内容は、とくに限定されないが、「もしもし」、「はい」、「こんにちは」のような、通常の通話開始時に最初に発話する内容と同じであることが好ましい。また、着信応答指示を表す所定の発話内容は、複数定められていてもよい。ステップS101で特定された発話内容が、このような着信応答指示を表す所定の発話内容である場合、ステップS103に進み、所定の発話内容でない場合、本フローチャートの処理を終了する。
(ステップS103):通話制御部12は、携帯電話31に着信応答指示を表す通知を送信する。携帯電話31は、通知を受信して着信応答を行い通話中状態となる。
(ステップS104):通話制御部12は、ステップS101で音声認識部11が受け付けた音声を、携帯電話31に送信する。携帯電話31は、この音声を通話相手に送信する。なお、この音声は、音声認識部11がマイク21から受け付けて録音していたものを、通話制御部12が音声認識部11から受け取ってもよいし、音声認識部11がマイク21から受け付けるのと並行して、通話制御部12も受け付けて録音しておいてもよい。上述の例のように、この音声の内容が「もしもし」のような通話開始時の通常の発話内容であれば、通話相手に与える違和感がない。
(ステップS105):通話制御部12は、マイク21から受け付けるユーザーの音声を、携帯電話31に送信する。また、通話制御部12は携帯電話31から受信する通話相手の音声をスピーカー22から出力する。このように、通話制御部12は、携帯電話31と、車内のマイク21およびスピーカー22との間で、通話音声を中継する。また、このあいだ音声認識部11は、マイク21から受け付ける音声の発話内容の特定を継続する。
(ステップS106):通話制御部12は、ステップS105で特定された発話内容が、通話終了指示を表す所定の発話内容と一致するか否かを判定する。通話終了指示を表す所定の発話内容は、予め定められており、例えば「ばいばい」である。通話終了指示を表す所定の発話内容は、とくに限定されないが、「ばいばい」、「さようなら」、「しつれいします」のような、通常、通話を終了する意思がない場合は発話することがなく、通話終了時に最後に発話する内容と同じであることが好ましい。また、通話終了指示を表す所定の発話内容は、複数定められていてもよい。ステップS105で特定された発話内容が、このような通話終了指示を表す所定の発話内容である場合、ステップS107に進み、所定の発話内容でない場合、ステップS105に進み通話音声の中継と発話内容の特定とを継続する。
(ステップS107):通話制御部12は、携帯電話31に通話終了指示を表す通知を送信する。携帯電話31は、通知を受信して通話終了処理を行い着信待受状態となる。以上で本フローチャートの処理を終了する。なお、通話終了指示を表すユーザーの音声は、ステップS105において、携帯電話31に送信されるので通話相手にも伝わる。上述の例のように、この音声の内容が「ばいばい」のような通話終了時の通常の発話内容であれば、通話相手に与える違和感がない。
以上、通話支援装置10の処理の例を説明したが、本処理は、携帯電話31から着信中であることを表す通知を受信するごとに繰り返し実行される。
通話支援装置10は、スピーカー22や車内のタッチディスプレイ装置のようなGUIを用いて、上述した制御の内容やその結果をユーザーに提示する制御部を設けてもよい。また、通話支援装置10は、携帯電話31だけでなく他の車載機器や車内の情報機器を音声入力に基づいて制御してもよい。また、スピーカー22は、代わりにイヤホンであってもよい。
<効果>
本発明によれば、例えば「もしもし」のような、1回の特定の内容の発話によって、携帯電話の着信応答指示と、通話開始後最初の通話相手への発話とを行うことができる。すなわち、通話開始時の通話相手への通常の発話に、着信応答の指示機能を付与することができる。そのため着信応答のための別途固有の操作が不要となり、着信応答操作の操作性を向上することができる。
本発明によれば、例えば「もしもし」のような、1回の特定の内容の発話によって、携帯電話の着信応答指示と、通話開始後最初の通話相手への発話とを行うことができる。すなわち、通話開始時の通話相手への通常の発話に、着信応答の指示機能を付与することができる。そのため着信応答のための別途固有の操作が不要となり、着信応答操作の操作性を向上することができる。
また、例えば「ばいばい」のような、通話終了時の通話相手への通常の発話に、通話終了の指示機能を付与することができる。そのため通話終了のための別途固有の操作が不要となり、通話終了操作の操作性を向上することができる。
以上、本発明の実施形態等を説明したが、本発明は、通話支援装置、通話支援装置のコンピュータが実行する通話支援方法、通話支援プログラムおよびこれを記憶したコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体、音声認識装置、機器制御装置、車両等として捉えることができる。
本発明は、車両等に搭載される通話支援装置に有用である。
10 通話支援装置
11 音声認識部
12 通話制御部
21 マイク
22 スピーカー
31 携帯電話
11 音声認識部
12 通話制御部
21 マイク
22 スピーカー
31 携帯電話
Claims (1)
- 携帯電話と無線通信して、前記携帯電話に着信があった場合に着信応答指示を行うことが可能な通話支援装置であって、
前記携帯電話から、着信中であることを表す通知を受信した場合、音声入力を受け付けて音声認識を行い、発話内容を特定する音声認識部と、
前記音声認識部が特定した発話内容が所定の発話内容である場合、前記携帯電話に、着信応答指示を送信するとともに、その後、前記携帯電話に、前記受け付けた音声入力を通話音声として送信する通話制御部とを備える、通話支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018193349A JP2020061703A (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | 通話支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018193349A JP2020061703A (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | 通話支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020061703A true JP2020061703A (ja) | 2020-04-16 |
Family
ID=70220421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018193349A Pending JP2020061703A (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | 通話支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020061703A (ja) |
-
2018
- 2018-10-12 JP JP2018193349A patent/JP2020061703A/ja active Pending
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