JP2018026509A - 電子回路装置およびそれを含んだ回転電機 - Google Patents

電子回路装置およびそれを含んだ回転電機 Download PDF

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佑 溝口
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【課題】回路素子に与える電磁波の影響を低減することのできる小型の電子回路装置およびそれを含んだ回転電機の提供。【解決手段】電動モーターのモーターハウジング11には、インバーター回路が形成された回路基板12が取り付けられている。モーターハウジング11には、導電性を有した板材により形成された構造部材15が固定されている。構造部材15は、底部15bの下面が回路基板12に実装された回路素子14と対向するように、モーターハウジング11に取り付けられている。構造部材15の底部15bの上面には、インバーター回路に含まれたノイズ低減用のチョークコイル21が取り付けられており、底部15bは回路基板12とチョークコイル21との間に配置されている。チョークコイル21は、複数のコイル端子212が回路基板12に形成されたスルーホールに挿入された後、半田付けによって、回路基板12に対し電気的に接続されている。【選択図】図2

Description

本発明は、信号処理または電力変換を行う電子回路装置およびそれを含んだ回転電機に関する。
チョークコイルに取付板を取り付け、当該取付板の下端部を金属容器(以下、固定側部材と言う)に締結したチョークコイルの固定構造に関する下記の従来技術がある。当該固定構造によれば、固定側部材に対して、チョークコイルを簡単な構成によって強固に固定することができる。したがって、チョークコイルに振動が加わっても、取付板によってチョークコイルを所定の位置に堅固に保持することができる。また、チョークコイルを固定側部材から所定の間隔だけ離れて取り付けることができるため、チョークコイルと固定側部材との間に別の回路素子を取り付けることもできる。このため、固定側部材上におけるチョークコイルの実質的な占有面積を低減することができ、固定構造が設けられた装置全体を小型化することができる。
実公平6−48820号公報
ところで、チョークコイルのように、ある種の回路素子に高周波の電圧が印加されることにより、当該回路素子が周囲に対し電磁波を放射することがある。回路素子から発生した電磁波が、周囲にある他の回路素子に到達することによって、電磁波を受けた回路素子の誤作動を誘引することがあった。上述した従来技術によるチョークコイルの固定構造においても、当該固定構造の近傍に回路基板が配置された場合には、回路基板上に電磁波が放射されるため、実装された多くの回路素子が誤作動を引き起こす恐れがある。これを避けるためには、電子回路装置において、電磁波の発生源から回路基板を引き離して取り付ける必要があり、電子回路装置の大型化を招いていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路素子に与える電磁波の影響を低減することのできる小型の電子回路装置およびそれを含んだ回転電機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明による電子回路装置は、ハウジングと、回路素子が設けられ、ハウジングに取り付けられる回路基板と、回路基板と電気的に接続された電磁波を発生し得る素子と、導電性を有する部材により形成され、電磁波を発生し得る素子が取り付けられるとともに、少なくとも一部が回路基板と電磁波を発生し得る素子との間に配置されるように、ハウジングに固定された構造部材と、を備えている。
また本発明による回転電機は、前記した電子回路装置を含んでおり、ハウジングとしてモーターハウジングを備えている。
上述した構成によれば、電子回路装置は、導電性を有する部材により形成された構造部材を備えている。構造部材は、電磁波を発生し得る素子が取り付けられるとともに、少なくとも一部が回路基板と電磁波を発生し得る素子との間に配置されるように、ハウジングに固定されている。これにより、構造部材が電磁シールドとなるため、電磁波を発生し得る素子から放射された電磁波が構造部材において渦電流を発生させ、ジュール熱となって消費される。したがって、電磁波を発生し得る素子から回路基板に到達する電磁波が低減され、回路基板に取り付けられた回路素子に与える電磁波の影響が減少するため、回路素子の誤作動を防止することができる。
また、電磁波を発生し得る素子を構造部材に取り付けたことにより、回路基板上において、他の回路素子の実装面積を確保することができ、電子回路装置全体を小型化することができる。
さらに、回転電機において構造部材が電磁シールドとなり、電磁波を発生し得る素子から放射された電磁波が、構造部材において渦電流となって消費される。したがって、回路基板に取り付けられた回路素子に与える電磁波の影響を低減でき、回転電機の誤作動を防止することができる。
本発明の実施形態1によるインバーター回路を含んだ電動モーターの回路図 図1に表された電動モーターに含まれた電子回路装置の断面図 実施形態2による電子回路装置の部分断面図
以下、本発明の実施形態1および実施形態2について説明する。以下、図2および図3における上方を電動モーター1の上方とし、図2および図3における下方を電動モーター1の下方とし、図2および図3における左右方向を電動モーター1の水平方向として説明するが、電動モーター1の実際の取付方向とは無関係である。電動モーター1は、回転電機に該当する。
<実施形態1の構成>
図1に基づき、本発明の実施形態1による電動モーター1の回路構成について説明する。本実施形態における電動モーター1は、ブラシレスDCモーターにより形成されているが、これに限られるものではなく、同期モーター、誘導モーター、その他の電動モーターであってもよい。
電動モーター1は、インバーター回路2、ステーター3、駆動回路4、マイクロコンピュータ5(以下、マイコン5と言う)および回転角センサ6を含んで形成されている。インバーター回路2は電力変換回路部に該当している。
インバーター回路2は、直流電源7の正極側に一端が接続されたチョークコイル21と、直流電源7の負極側に一端が接続されたシャント抵抗22とを含んでいる。また、チョークコイル21の他端とシャント抵抗22の他端との間には、平滑コンデンサ23が接続されている。チョークコイル21および平滑コンデンサ23はノイズフィルタを構成し、電動モーター1へのノイズの流入および電動モーター1からのノイズの流出を低減している。また、チョークコイル21および平滑コンデンサ23は、直流電源7からの電圧を平滑化し、その脈動を低減している。チョークコイル21は、電磁波を発生し得る素子に該当している。
チョークコイル21の他端には、それぞれMOS−FET(Metal-oxide-semiconductor field effect-transistor)やIGBT(Insulated gate bipolar transistor)などの半導体能動素子により形成された3相のイン側スイッチング素子24iのドレイン端子が並列に接続されている。一方、シャント抵抗22の他端には、それぞれイン側スイッチング素子24iと同様の3相のアウト側スイッチング素子24oのソース端子が並列に接続されている。イン側スイッチング素子24iのソース端子と、対応するアウト側スイッチング素子24oのドレイン端子とは互いに接続されている。以下、イン側スイッチング素子24iおよびアウト側スイッチング素子24oを包括してスイッチング素子24と言う。
さらに、イン側スイッチング素子24iに対しては、それぞれイン側還流ダイオード25iが並列に接続されている。また、アウト側スイッチング素子24oに対しては、それぞれアウト側還流ダイオード25oが並列に接続されている。以下、イン側還流ダイオード25iおよびアウト側還流ダイオード25oを包括して還流ダイオード25と言う。
ステーター3は、3相のステーターコイル3u、3v、3wを有している。ステーターコイル3u、3v、3wの一端は、それぞれ対応するイン側スイッチング素子24iのソース端子に接続されており、他端は互いに接続されている。さらに、電動モーター1は、ステーター3と半径方向に対向するように、図示しないローターを備えている。
駆動回路4は、スイッチング素子24の各々のゲート端子に接続されている。また、駆動回路4にはマイコン5が接続されている。
マイコン5には、エンコーダーまたはレゾルバあるいはホールICにより形成された回転角センサ6が接続されており、マイコン5は、回転角センサ6による検出値およびシャント抵抗22を流れる電流に基づいて制御信号を形成し、駆動回路4へと送信する。駆動回路4は、マイコン5からの制御信号に基づいてPWM(Pulse Width Modulation)信号を形成し、各々のスイッチング素子24のゲート端子へと送信する。スイッチング素子24は、PWM信号によってスイッチング動作し、直流電源7の電圧を要求される交流電圧に変換して、ステーターコイル3u、3v、3wに供給する。これにより、電動モーター1のローターは、マイコン5によって回転制御される。
電動モーター1は、図2に示した電子回路装置10を含んでいる。電子回路装置10は、アルミニウム合金のような導電性を有する金属製の筺体によって形成されたモーターハウジング11を含んでいる。モーターハウジング11は、ハウジングに該当している。モーターハウジング11の内部には、回路部品収容部11aが形成されている。モーターハウジング11の下方にある取付面11bには、回路部品収容部11aと対向するように回路基板12が固定されている。回路基板12は、貫通した複数の締付ボルト13がモーターハウジング11に締め付けられることによって、取付面11bに取り付けられている。図2に示すように、回路基板12の上面12aには、前述したインバーター回路2に含まれた複数の回路素子14が実装されている。また、回路基板12の下面12bには、駆動回路4およびマイコン5が取り付けられている(図示せず)。
回路部品収容部11aの天井面11a1には、導電性を有する複数のスクリュー16によって、構造部材15が固定されている。構造部材15は、アルミニウム板のような導電性を有した板材により略コの字状に形成されている。構造部材15は、導電性を有する材質であれば、鉄、銅等のあらゆるものが使用可能である。構造部材15は、上端部にあるフランジ部15aに貫通させたスクリュー16をモーターハウジング11に締め付けることにより、天井面11a1に当接している。これにより構造部材15は、モーターハウジング11に対して電気的に接続されている。構造部材15の底部15bの上面には、前述したチョークコイル21が取り付けられ、下面は回路基板12と対向している。これにより、構造部材15の少なくとも底部15bは、チョークコイル21と回路基板12との間に配置されている。構造部材15は、図2における左右方向についてはチョークコイル21を囲んでいるが、図2において紙面に垂直な方向については開放されている。構造部材15は、チョークコイル21を四方から囲むように形成されていてもよい。
チョークコイル21は、コア211の回りに巻線(図示せず)が巻回されて形成されている。また、チョークコイル21は、複数のコイル端子212が回路基板12に形成されたスルーホール(図示せず)に挿入された後、先端部が半田付けされることによって、回路基板12に対し電気的に接続されている。各々のコイル端子212は、構造部材15に対して絶縁された状態で貫通している。仮にチョークコイル21を回路基板12上に取り付けた場合、チョークコイル21による回路基板12上の占有面積は、1個の回路素子14による回路基板12上の占有面積よりも大きくなるように形成されている。
上述した構成において、チョークコイル21に対して高周波の電圧が印加されると、チョークコイル21から周囲に対し電磁波が放射される。しかしながら、放射された電磁波は、構造部材15において渦電流となって消費され、回路基板12に到達することはほとんどない。
<実施形態1の作用効果>
本実施形態によれば、電動モーター1は、導電性を有する板材により形成された構造部材15を備えている。構造部材15は、その底部15bの上面にチョークコイル21が取り付けられ、底部15bがチョークコイル21と回路基板12との間に配置されるようにモーターハウジング11に固定されている。これにより、構造部材15が電磁シールドとなるため、チョークコイル21から放射された電磁波が構造部材15において渦電流を発生させ、ジュール熱となって消費される。したがって、チョークコイル21から回路基板12に到達する電磁波が低減され、図2に示したように、チョークコイル21と回路基板12との間の空間を利用して、回路素子14を回路基板12上に実装したとしても、回路素子14に与える電磁波の影響を減少させることができる。このため、回路素子14を正常に作動させることができ、延いては電動モーター1が正常に動作することができる。本実施形態による構造部材15は、コア211がギャップを有することにより電磁波の放射の多いチョークコイル21が取り付けられた場合において、より大きな効果を発生させることができる。
構造部材15は、導電性を有したモーターハウジング11に対し電気的に接続されている。これにより、構造部材15において渦電流がより発生しやすくなるため、回路素子14への電磁波の影響をよりいっそう低減することができる。
チョークコイル21を回路基板12上に取り付けた場合における、その占有面積は、回路素子14による回路基板12上の占有面積よりも大きくなるように形成されている。これに対し、本実施形態においてはチョークコイル21を構造部材15に取り付けているため、チョークコイル21によって回路基板12上における実装面積が減少することを防止することができる。したがって、回路基板12上において回路素子14の実装面積を確保することができ、電子回路装置10全体を小型化することができる。
図2に示したように、構造部材15は、チョークコイル21の周囲の一部を囲むように形成されている。このように、チョークコイル21の必要な部位のみを囲むことにより、チョークコイル21から放射された電磁波が、回路基板12に到達することを防止することができる。したがって、回路素子14への電磁波の影響を低減することができるとともに、構造部材15を形成する板材を節約でき、低コストの電子回路装置10にすることができる。
電子回路装置10はインバーター回路2を有しており、インバーター回路2に含まれたノイズ防止用のチョークコイル21が構造部材15に取り付けられている。これにより、インバーター回路2において、チョークコイル21による回路基板12上の実装面積の減少を防ぐことができ、回路基板12上に多くの回路素子14を実装することができる。また、チョークコイル21から放射された電磁波が、構造部材15において渦電流となって消費される。したがって、インバーター回路2においてチョークコイル21からの電磁波の影響を排除して、インバーター回路2自体を正常に作動させることができる。
<実施形態2の構成>
図3に基づき、本発明の実施形態2による構造部材15Aについて説明する。本実施形態による構造部材15Aは、絶縁性の合成樹脂材料によって形成された基部151と、基部151における回路素子14と対向する側の外周面に被覆された導電部152とを有している。導電部152は、アルミニウムのような導電性を有する金属製の板材によって形成され、基部151の一側の外周面の全体を覆っている。一方、チョークコイル21Aのコア211は、内部に鉄心213を含んでいる。鉄心213の周囲は、合成樹脂材料によって形成された被覆部214により覆われている。被覆部214は、コアの一部に該当している。前述した基部151は、被覆部214と一体的に形成されている。導電性を有する金属によって形成された複数のスクリュー16が、導電部152の上端にある導電フランジ152aを基部151とともに貫通した後、天井面11a1に締め付けられることにより、構造部材15Aはモーターハウジング11に固定されている。これにより導電部152は、スクリュー16を介してモーターハウジング11に電気的に接続されている。
チョークコイル21から放射された電磁波は、構造部材15Aの基部151を透過した後、導電部152において渦電流となって消費される。したがって、回路基板12上の回路素子14に電磁波の影響を与えることがないため、回路素子14を正常に作動させることができ、延いては電動モーター1が正常に動作することができる。構造部材15Aにおいて、その他の構成については、実施形態1による構造部材15と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
<実施形態2の作用効果>
本実施形態によれば、構造部材15Aは、絶縁材料によってコア211の被覆部214と一体的に形成された基部151と、基部151の外周面を被覆した導電部152とを有している。これにより、構造部材15Aの基部151を、コア211の被覆部214とともに容易に形成することができる。また、導電部152は、モーターハウジング11に対し電気的に接続されている。これにより、導電部152において渦電流がより発生しやすくなるため、回路素子14への電磁波の影響をよりいっそう低減することができる。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
本発明は、ローターが回転されることにより、ステーター3において電力を発生させる発電機にも適用可能である。
また、本発明は、発電機と電動機の2つの機能を併せ持つ電動発電機にも適用可能である。
構造部材15、15Aの底部15bの上面に対し、チョークコイル21、21Aの代わりに平滑コンデンサ23またはスイッチング素子24あるいは電磁リレーのうちの少なくとも一つを取り付けて、これらから発生される電磁波が回路基板12に到達することを防止してもよい。この場合、平滑コンデンサ23、スイッチング素子24および電磁リレーは、電磁波を発生し得る素子に該当している。
構造部材15、15Aは、チョークコイル21、21Aおよび回路基板12に対する位置関係に応じて、チョークコイル21、21Aの全部または一部を囲むことができるような高さおよび幅を有するように形成されていればよい。また、構造部材15、15Aは、回路素子14への電磁波の影響を防ぐために、少なくともチョークコイル21、21Aを囲むことが必要な部位のみに導電性を有する部材が使用されていればよい。
本発明における構造部材15、15Aは、モーターハウジング11に対して直接的に固定されるものと、モーターハウジング11に対して間接的に固定されるものとを含んでいる。
また、回路基板12および構造部材15、15Aはモーターハウジング11ではなく、電子制御装置の筺型のハウジングに取り付けられていてもよい。
図面中、1は電動モーター(回転電機)、2はインバーター回路(電力変換回路部)、10は電子回路装置、11はモーターハウジング(ハウジング)、12は回路基板、14は回路素子、15,15Aは構造部材、21,21Aはチョークコイル(電磁波を発生し得る素子)、23は平滑コンデンサ(電磁波を発生し得る素子)、24はスイッチング素子(MOS−FET、電磁波を発生し得る素子)、151は基部、152は導電部、211はコア、214は被覆部(コアの一部)を示している。

Claims (7)

  1. ハウジング(11)と、
    回路素子(14)が設けられ、前記ハウジングに取り付けられる回路基板(12)と、
    前記回路基板と電気的に接続された電磁波を発生し得る素子(21、21A、23、24)と、
    導電性を有する部材により形成され、前記電磁波を発生し得る素子が取り付けられるとともに、少なくとも一部が前記回路基板と前記電磁波を発生し得る素子との間に配置されるように、前記ハウジングに固定された構造部材(15、15A)と、
    を備えた電子回路装置(10)。
  2. 前記ハウジングは、導電性を有しており、
    前記構造部材は、前記ハウジングに対し電気的に接続されている請求項1記載の電子回路装置。
  3. 前記電磁波を発生し得る素子を前記回路基板上に取り付けた場合における前記回路基板上の占有面積は、前記回路素子による前記回路基板上の占有面積よりも大きくなるように形成されている請求項1または2に記載の電子回路装置。
  4. 前記構造部材は、前記電磁波を発生し得る素子の周囲の少なくとも一部を囲むように形成されている請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の電子回路装置。
  5. 電力変換回路部(2)を備えており、前記電磁波を発生し得る素子は前記電力変換回路部に含まれたノイズ低減用のチョークコイル(21、21A)、MOS−FET(24)および平滑コンデンサ(23)のうちの一つである請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の電子回路装置。
  6. 前記チョークコイル(21A)は、巻線が巻回されたコア(211)を有し、
    前記構造部材(15A)は、絶縁材料によって前記コアの少なくとも一部(214)と一体的に形成された基部(151)と、該基部の外周面を被覆した導電部(152)とを有しており、
    前記導電部は、前記ハウジングに対し電気的に接続されている請求項5記載の電子回路装置。
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の電子回路装置を含んだ回転電機(1)であって、前記ハウジングはモーターハウジング(11)である回転電機。
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