JP2018025926A - 電源監視装置および電源監視方法 - Google Patents

電源監視装置および電源監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電源装置の測定対象値の測定結果に対する信頼性を向上する電源監視装置および電源監視方法を提供する。
【解決手段】電源監視装置100は、電源装置2から入力された電圧信号の測定対象値を測定する測定部111、112と、測定対象値の基準信号を測定部に出力する基準信号出力部120と、測定部の入力端を電源装置の出力端と基準信号出力部の出力端のいずれかに接続する第1リレー接点131aと、第1リレー接点を制御する第1リレー131bとを有する切替器130と、第1リレーに、第1リレー接点の接続状態を切り替えさせる信号を出力する接点信号出力部140と、第1リレー接点の接続状態に応じて電源装置から入力された電圧信号の測定対象値と基準信号の測定対象値とをデータ送受信装置12に出力する入出力コントローラ150と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明による実施形態は、電源監視装置および電源監視方法に関する。
原子力発電所で使用される電源装置には、据付時および約1、2年毎の定期点検時に、電源の健全性を確認するために、出力電圧およびリップルの測定と、出力電圧の調整とが実施される。そして、出力電圧が規定内に収まらず調整が不可能な場合や、リップルが大きい場合には、電源装置が寿命に達したと判断している。従来は、据付および点検時に作業員が測定器を持込んで電源装置の測定を行っていた。しかし、電源装置は多数存在するため、点検毎に測定を行うには作業工数がかかり過ぎていた。また、放射線管理区域の場合には、測定器の持込みや持出しの手間もかかっていた。さらに、従来は、一度測定を行うと、次の定期点検時まで測定を行わなかったため、電源装置の寿命の兆候をとらえる前に電源装置が故障する可能性もあった。
このような人作業による測定の問題点を解消するため、電源の電圧値およびリップル値を自動的に測定する測定器と、測定器で測定された電圧値およびリップル値を入力してデータ受信装置にデータ伝送するコントローラとを備えた電源監視装置が提案されている。この電源監視装置では、電源装置が設置されている現場に赴かずとも、測定器で自動的に測定された電圧値およびリップル値をコントローラから取得することで、データ受信装置側で電圧値およびリップル値を監視することができる。
このような従来の電源監視装置では、人作業の場合のように較正された測定器を用いるのではなく、コントローラの入力基板を用いて電圧値とリップル値とを測定していた。しかし、コントローラの入力基板は較正されていないため、コントローラに入力された電圧値とリップル値が正しい測定値である保証がなかった。このため、従来の電源監視装置によって電源装置を監視してその健全性を判断するにはリスクがあった。
したがって、電源装置の健全性を正確に評価するために、電源装置の測定対象値の測定結果に対する信頼性を向上させることができる電源監視装置が望まれる。
特開2003−248515号公報
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、電源装置の測定対象値の測定結果に対する信頼性を向上させることができる電源監視装置および電源監視方法を提供することを目的とする。
本実施形態による電源監視装置は、
負荷装置に電力を供給する電源装置から前記電力に応じた電圧信号を入力可能であり、入力された前記電圧信号の測定対象値を測定する測定部と、
前記測定対象値の基準値を有する基準信号を前記測定部に出力可能な基準信号出力部と、
前記測定部の入力端を前記電源装置の出力端および前記基準信号出力部の出力端のいずれか一方に接続する第1リレー接点と、前記第1リレー接点の接続状態を制御する第1リレーと、を有する切替器と、
前記第1リレーに、前記第1リレー接点の接続状態を切り替えさせる第1接点信号を出力する接点信号出力部と、
前記測定部の入力端が前記電源装置の出力端に接続されている場合に、前記測定部で測定された前記測定対象値を入力し、入力された前記測定対象値を上位装置に出力する入出力コントローラと、を備え、
前記入出力コントローラは、前記第1接点信号に応じて前記測定部の入力端が前記基準信号出力部の出力端に接続された場合に、前記測定部で測定された前記基準値を入力し、入力された前記基準値を前記上位装置に出力する。
また、本実施形態による電源監視方法は、
負荷装置に電力を供給する電源装置から前記電力に応じた電圧信号を入力可能であり、入力された前記電圧信号の測定対象値を測定する測定部と、
前記測定対象値の基準値を有する基準信号を前記測定部に出力可能な基準信号出力部と、
前記測定部の入力端を前記電源装置の出力端および前記基準信号出力部の出力端のいずれか一方に接続する第1リレー接点と、前記第1リレー接点の接続状態を制御する第1リレーと、を有する切替器と、
前記第1リレーに、前記第1リレー接点の接続状態を切り替えさせる第1接点信号を出力する接点信号出力部と、
前記測定部の入力端が前記電源装置の出力端に接続されている場合に、前記測定部で測定された前記測定対象値を入力し、入力された前記測定対象値を上位装置に出力する入出力コントローラと、を備える電源監視装置を用いて前記電源装置を監視し、
前記電源装置の監視において、
前記接点信号出力部は、前記第1リレーに前記第1接点信号を出力し、
前記第1リレーは、前記第1接点信号の出力に応じて、前記第1リレー接点に前記測定部の入力端を前記基準信号出力部の出力端に接続させ、
前記基準信号出力部は、その出力端に前記測定部の入力端が接続された状態において、前記測定部に前記基準信号を出力し、
前記測定部は、前記基準信号出力部から出力された前記基準信号の基準値を測定し、
前記入出力コントローラは、前記測定部で測定された前記基準値を入力し、入力された前記基準値を前記上位装置に出力する、電源監視方法。
本発明によれば、電源装置の測定対象値の測定結果に対する信頼性を向上させることができる。
第1の実施形態の電源監視システムを示すブロック図である。 第1の実施形態の電源監視装置を示すブロック図である。 第1の実施形態の電源監視装置の動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の電源監視装置を示すブロック図である。 第2の実施形態の電源監視装置の動作例を示すフローチャートである。 第3の実施形態の電源監視装置を示すブロック図である。 第3の実施形態の電源監視装置の動作例を示す第1のタイムチャートである。 第3の実施形態の電源監視装置の動作例を示す第2のタイムチャートである。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を付して重複した説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の電源監視システム1を示すブロック図である。電源監視システム1は、例えば、原子力発電プラントの電源装置2を監視するために用いることができる。
図1に示すように、電源監視システム1は、電源監視装置100と、上位装置の一例であるデータ送受信装置12とを備える。これら電源監視装置100とデータ送受信装置12とは、ネットワーク10を通じて接続されている。図示されている例において、ネットワーク10は、有線ネットワークである。ネットワーク10は、その少なくとも一部が無線ネットワークで構成されていてもよい。
電源監視システム1は、操作端4を制御する負荷装置3に電力を供給する電源装置2を監視するシステムである。電源監視装置100は、電源装置2から負荷装置3に供給される電力に応じた電圧信号を入力し、入力された電圧信号の測定対象値を測定する。そして、電源監視装置100は、測定対象値の測定結果をデータ送受信装置12に送信する。データ送受信装置12は、電源監視装置100から送信された測定対象値の測定結果を、モニタに表示するなどして電源装置2の健全性の評価に用いる。データ送受信装置12は、例えば、演算処理装置、記憶装置、表示装置および通信装置などのハードウェア(例えば、コンピュータ)である。
図2は、第1の実施形態の電源監視装置100を示すブロック図である。図2に示すように、電源監視装置100は、電圧測定部111と、リップル測定部112と、基準信号出力部120と、切替器130と、接点信号出力部140と、入出力コントローラ150とを備える。図示されている例において、電源監視装置100は、その全ての構成部が基板などの態様で1つの機器すなわち筐体内に搭載されたコンパクトな構成となっている。電源監視装置100は、その一部の構成部が、他の構成部との間で外部ネットワークを通じて通信可能な装置(例えばクラウド上のサーバやデータベース)上にあってもよい。
(電圧測定部111)
電圧測定部111には、負荷装置3に電力を供給する電源装置2から電力に応じた直流の電圧信号SIG_vが入力可能である。電圧測定部111は、測定対象値の一例として、入力された電圧信号SIG_vの電圧値Vpを測定する。電圧測定部111は、入力された電圧信号SIG_vをアナログ−デジタル変換することで電圧値Vpを測定してもよい。
(リップル測定部112)
リップル測定部112は、電圧測定部111に並列接続されている。リップル測定部112にも、電源装置2から電圧信号SIG_vが入力可能である。リップル測定部112は、測定対象値の一例として、入力された電圧信号SIG_vのリップル値Rpを測定する。リップル測定部112は、入力された電圧信号SIG_vに対して、アナログ−デジタル変換と直流成分の除去とを行うことでリップル値Rpを測定してもよい。
(基準信号出力部120)
基準信号出力部120は、電圧値の基準値(以下、電圧基準値ともいう)Vrを有する第1基準信号SIG_r1を電圧測定部111に出力可能である。第1基準信号SIG_r1が出力された場合、電圧測定部111は、第1基準信号SIG_r1に基づいて電圧基準値Vrを測定する。
また、基準信号出力部120は、リップル値の基準値(以下、リップル基準値ともいう)Rrを有する第2基準信号SIG_r2をリップル測定部112に出力可能である。第2基準信号SIG_r2中のリップルは、意図せずに混入しているノイズではなく、実際のリップルを意図的に模擬したものである。第2基準信号SIG_r2が出力された場合、リップル測定部112は、第2基準信号SIG_r2に基づいてリップル基準値Rrを測定する。
なお、基準信号出力部120から出力される第1基準信号SIG_r1および第2基準信号SIG_r2は、較正された測定器によって出力値が調整されていることが望ましい。
(切替器130)
切替器130は、第1リレー接点131aと、第1リレー131bとを有する。第1リレー接点131aは、電圧測定部111およびリップル測定部112の入力端(以下、測定部入力端とも呼ぶ)を、電源装置2の出力端および基準信号出力部120の出力端のいずれか一方に接続する。
本実施形態の第1リレー131bは、接点信号出力部140に電気的に接続されたコイルと、第1リレー接点131aに機械的に接続された接極子とを有するメカニカルリレーである。第1リレー131bは、コイルへの通電によって発生した電磁力を用いて接極子を移動(例えば、回動)させ、接極子の移動にともなって第1リレー接点131aの接続状態を、コイルの非通電時における接続状態から機械的に切り替える。
本実施形態において、非通電時における第1リレー接点131aの接続状態は、測定部入力端を電源装置2の出力端に接続した状態である。非通電時における接続状態から第1リレー接点131aの接続状態を切り替えることで、測定部入力端は、基準信号出力部120の出力端に接続される。すなわち、第1リレー131bは、第1接点信号SIG_c1が出力されていない場合に測定部入力端を電源装置2の出力端に接続させ、第1接点信号SIG_c1が出力されている場合に測定部入力端を基準信号出力部120の出力端に接続させる。これにより、通常は電源装置2の電圧値Vpおよびリップル値Ppを測定し、所望のタイミングで電圧基準値Vrまたはリップル基準値Rrの測定に簡便に切り替えることができる。
(接点信号出力部140)
接点信号出力部140は、第1リレー131bに、第1リレー接点131aの接続状態を切り替えさせる第1接点信号SIG_c1を出力する。本実施形態において、接点信号出力部140から出力される各種の接点信号は、リレーのコイルに通電される電流すなわち電気信号である。
第1接点信号SIG_c1が出力されることで、第1リレー131bは、測定部入力端の接続先を電源装置2の出力端から基準信号出力部120の出力端へと切り替える。すなわち、第1リレー131bは、第1接点信号SIG_c1が出力されていない非通電時に、測定部入力端を電源装置2の出力端に接続させ、第1接点信号SIG_c1が出力されている通電時に、測定部入力端を基準信号出力部120の出力端に接続させる。
(入出力コントローラ150)
入出力コントローラ150は、測定部入力端が電源装置2の出力端に接続されている場合に、電圧測定部111で測定された電圧値Vpまたはリップル測定部112で測定されたリップル値Rpを入力する。そして、入出力コントローラ150は、入力された電圧値Vpまたはリップル値Rpをデータ伝送によってデータ送受信装置12に出力する。
また、入出力コントローラ150は、第1接点信号SIG_c1に応じて測定部入力端の接続先が基準信号出力部120の出力端に切り替わった場合に、電圧測定部111で測定された電圧基準値Vrまたはリップル測定部112で測定されたリップル基準値Rrを入力する。そして、入出力コントローラ150は、入力された電圧基準値Vrまたはリップル基準値Rrをデータ送受信装置12に出力する。
また、入出力コントローラ150は、データ送受信装置12から測定部111、112の健全性の確認を指令する指令信号CSを入力可能である。また、入出力コントローラ150は、データ送受信装置12から第1基準信号SIG_r1および第2基準信号SIG_r2のいずれかを選択する第1選択信号SEL1を入力可能である。
接点信号出力部140は、指令信号CSが入力された場合に第1接点信号SIG_c1を出力する。
基準信号出力部120は、第1選択信号SEL1が入力された場合に、第1基準信号SIG_r1および第2基準信号SIG_r2のうち第1選択信号SEL1で選択された信号を出力する。基準信号出力部120は、デジタル−アナログ変換によって、第1基準信号SIG_r1を選択する第1選択信号SEL1を第1基準信号SIG_r1に変換し、または、第2基準信号SIG_r2を選択する第1選択信号SEL1を第2基準信号SIG_r2に変換してもよい。
なお、図1の電源監視装置100は、測定部として電圧測定部111とリップル測定部112とを備えているが、いずれか一方を省略してもよい。
(動作例)
次に、図1の電源監視装置100の動作例について説明する。図3は、第1の実施形態の電源監視装置100の動作例を示すフローチャートである。
図3の初期状態において、第1リレー131bには、第1接点信号SIG_c1が出力されておらず、第1リレー131bは、測定部入力端を電源装置2の出力端に接続している。
したがって、図3の初期状態では、電圧測定部111によって電圧値Vpが測定され、測定された電圧値Vpが入出力コントローラ150によってデータ送受信装置12に出力されている。また、図3の初期状態では、リップル測定部112によってリップル値Rpが測定され、測定されたリップル値Rpが入出力コントローラ150によってデータ送受信装置12に出力されている。
そして、データ送受信装置12は、電源監視装置100から出力された電圧値Vpおよびリップル値Rpをモニタに表示することで、監視者が電圧値Vpおよびリップル値Rpを監視可能な状態にする。監視者は、モニタに表示された電圧値Vpとリップル値Rpとに基づいて、電源装置2の健全性を評価する。
もし、このような電源装置2の測定値Vp、Rpだけを取得する場合、測定値Vp、Rpの正確性を保障できず、測定部111、112の故障を検知できない。
これに対して、第1の実施形態では、図3の手順にしたがって測定部111、112の健全性を確認することで、電源装置2の測定値Vp、Rpの正確性を確保する。
具体的には、先ず、入出力コントローラ150は、データ送受信装置12から測定部111、112の健全性確認の指令信号CSを入力する(ステップS1)。
指令信号CSが入力されると、接点信号出力部140は、第1リレー131bに第1接点信号SIG_c1を出力する(ステップS2)。
第1接点信号SIG_c1の出力に応じて、第1リレー131bは、第1リレー接点131aに、測定部入力端を基準信号出力部120の出力端に接続させる(ステップS3)。
測定部入力端が基準信号出力部120の出力端に接続された後、入出力コントローラ150は、データ送受信装置12から第1選択信号SEL1を入力する(ステップS4)。
第1選択信号SEL1が入力されると、基準信号出力部120は、第1基準信号SIG_r1および第2基準信号SIG_r2のうち第1選択信号SEL1で選択された信号を出力する(ステップS5)。
第1基準信号SIG_r1が出力された場合、電圧測定部111は、第1基準信号SIG_r1に基づいて電圧基準値Vrを測定する(ステップS6)。一方、第2基準信号SIG_r2が出力された場合、リップル測定部112は、第2基準信号SIG_r2に基づいてリップル基準値Rrを測定する(ステップS6)。
電圧基準値Vrまたはリップル基準値Rrが測定された後、入出力コントローラ150は、測定された基準値Vr、Rrを入力し、入力された基準値Vr、Rrをデータ送受信装置12に出力する(ステップS7)。
データ送受信装置12は、第1基準信号SIG_r1が有する電圧基準値Vrすなわち正規の電圧基準値Vrと、第2基準信号SIG_r2が有するリップル基準値Rrすなわち正規のリップル基準値Rrとを予め把握している。
データ送受信装置12側では、例えば、モニタへの表示によって、電圧測定部111による電圧基準値Vrの測定値が、正規の電圧基準値Vrに対して許容誤差範囲内であることを確認することで、電圧測定部111が健全であると評価できる。同様に、リップル測定部112によるリップル基準値Rrの測定値が正規のリップル基準値Rrに対して許容誤差範囲内であることを確認することで、リップル測定部112が健全であると評価できる。
したがって、第1の実施形態によれば、電圧測定部111によって基準信号出力部120から出力された第1基準信号SIG_r1の電圧基準値Vrを測定することで、電圧基準値Vrの測定結果に基づいて電圧測定部111の健全性を評価できる。また、リップル測定部112によって第2基準信号SIG_r2のリップル基準値Rrを測定することで、リップル基準値Rrの測定結果に基づいてリップル測定部112の健全性を評価できる。これにより、電源装置2の測定値Vp、Rpが健全な測定部111、112で測定されたことを把握できるので、電源装置2の測定値Vp、Rpに対する信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態では、基準信号出力部120の出力が、電圧測定部111による電圧基準値Vrの測定値およびリップル測定部112によるリップル基準値Rrの測定値としてフィードバックされる。したがって、電圧基準値Vrの測定値およびリップル基準値Rrの測定値が許容誤差範囲内の値である場合には、電圧測定部111およびリップル測定部112だけでなく基準信号出力部120も健全であると推定できる。このように、電圧測定部111およびリップル測定部112の測定結果に基づいて基準信号出力部120の健全性を推定できるので、基準信号出力部120の頻繁な点検作業を回避できる。一方、経年劣化等によって基準信号出力部120の特性が変化した場合には、これを電圧測定部111およびリップル測定部112の測定値を介して間接的に検知することができる。
以上述べたように、第1の実施形態によれば、電源装置2の測定対象値の測定結果に対する信頼性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態として、突合せ電源装置の健全性を評価するのに好適な実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態の電源監視装置100を示すブロック図である。
図4に示すように、第2の実施形態の電源監視装置100は、電源装置として、第1電源装置21と、第2電源装置22とを有している。第2の実施形態の電源装置は、第1の電源装置21の出力端と第2の電源装置22の出力端とを負荷装置3への共通の出力ノードNoutにおいて接続した突合せ電源すなわち二重化電源である。
切替器130は、図1の構成に加えて、更に、第2リレー接点132aと、第2リレー132bと、第3リレー接点133aと、第3リレー133bと、第4リレー接点134aと、第4リレー134bと、を有する。
第2リレー接点132aは、第1電源装置21の出力端と第1リレー接点131aとの間であって、第2電源装置22の出力端と第1リレー接点131aとの間に接続されている。第2リレー接点132aは、測定部111、112の入力端を、第1電源装置21の出力端および第2電源装置22の出力端のいずれか一方に接続する。第2リレー132bは、第2リレー接点132aの接続状態を制御するメカニカルリレーである。
第3リレー接点133aは、第1電源装置21と第2リレー接点132aとの間の第1ノードN1と、負荷装置3すなわち出力ノードNoutとの間に接続されている。なお、第1ノードN1と第3リレー接点133aとの間には、ダイオード等の逆流防止用の整流素子161が順方向接続されている。第3リレー接点133aは、第1電源装置21と負荷装置3とを接続または切断する。第3リレー133bは、第3リレー接点133aの接続状態を制御するメカニカルリレーである。第2の実施形態において、第3リレー接点133aは、第3リレー133bのコイルへの非通電時にオン状態となるノーマリオンのB接点である。
第4リレー接点134aは、第2電源装置22の出力端と第2リレー接点132aとの間の第2ノードN2と、負荷装置3すなわち出力ノードNoutとの間に接続されている。なお、第2ノードN2と第4リレー接点134aとの間には、ダイオード等の逆流防止用の整流素子162が順方向接続されている。第4リレー接点134aは、第2電源装置22と負荷装置3とを接続または切断する。第4リレー134bは、第4リレー接点134aの接続状態を制御するメカニカルリレーである。第2の実施形態において、第4リレー接点134aは、第4リレー134bのコイルへの非通電時にオン状態となるB接点である。
入出力コントローラ150は、データ送受信装置12から、第1電源装置21および第2電源装置22のいずれか一方を選択する第2選択信号SEL2を入力可能である。
接点信号出力部140は、第2リレー132bに、測定部111、112の入力端を第2選択信号SEL2で選択された電源装置21、22の出力端に接続させる第2接点信号SIG_c2を出力する。
測定部111、112は、第2選択信号SEL2で第1電源装置21が選択された場合に、第1電源装置21から入力された電圧信号の電圧値Vp1およびリップル値Rp1をそれぞれ測定する。一方、測定部111、112は、第2選択信号SEL2で第2電源装置22が選択された場合に、第2電源装置22から入力された電圧信号の電圧値Vp2およびリップル値Rp2をそれぞれ測定する。
また、接点信号出力部140は、第2選択信号SEL2で第2電源装置22が選択された場合に、第2電源装置22と負荷装置3とが接続された状態で、第3リレー133bに、第1電源装置21と負荷装置3とを切断させる第3接点信号SIG_c3を出力する。
一方、接点信号出力部140は、第2選択信号SEL2で第1電源装置21が選択された場合に、第1電源装置21と負荷装置3とが接続された状態で、第4リレー134bに、第2電源装置22と負荷装置3とを切断させる第4接点信号SIG_c4を出力する。
(動作例)
次に、第2の実施形態の電源監視装置100の動作例について説明する。なお、第2の実施形態の電源監視装置100は、図3で説明したような第1の実施形態の電源監視装置100と同様の動作を実行し得る。以下では、このような第1の実施形態の電源監視装置100と同様の動作例の説明は省略して、第2の実施形態に特有の動作例を説明する。
図5は、第2の実施形態の電源監視装置100の動作例を示すフローチャートである。第2の実施形態において、先ず、入出力コントローラ150は、データ送受信装置12から第2選択信号SEL2を入力する(ステップS21)。
第2選択信号SEL2を入力した後、接点信号出力部140は、第2リレー132bに第2接点信号SIG_c2を出力する(ステップS22)。また、このとき、接点信号出力部140は、第2選択信号SEL2で第1電源装置21が選択されている場合には、第4接点信号SIG_c4を出力し、第2選択信号SEL2で第2電源装置22が選択されている場合には、第3接点信号SIG_c3を出力する(ステップS22)。
第2接点信号SIG_c2が出力された後、第2リレー132bは、測定部入力端を、第2選択信号SEL2で選択された電源装置21、22の出力端に接続させる(ステップS23)。また、このとき第4接点信号SIG_c4の出力に応じて第4リレー接点134aをオフし、または、第3接点信号SIG_c3の出力に応じて第3リレー接点133aをオフすることで、第2選択信号SEL2で選択されなかった電源装置21、22と負荷装置3とを切断する(ステップ23)。
選択された電源装置21、22の出力端に測定部入力端が接続された後、電圧測定部111は、選択された電源装置21、22の電圧値Vp1、Vp2を測定する(ステップS24)。また、リップル測定部112は、選択された電源装置21、22のリップル値Rp1、Rp2を測定する(ステップS24)。
選択された電源装置21、22の電圧値Vp1、Vp2およびリップル値Rp1、Rp2が測定された後、入出力コントローラ150は、測定された電圧値Vp1、Vp2およびリップル値Rp1、Rp2をデータ送受信装置12に出力する(ステップS25)。
第2の実施形態によれば、第1電源装置21の電圧値Vp1およびリップル値Rp1を測定する際には、第1ノードN1において、第2電源装置22との突合せ前の第1電源装置21の電圧信号を取り出して電圧値Vp1およびリップル値Rp1の測定に用いることができる。また、このとき、第2電源装置22と負荷装置3とを切断し、第1電源装置21と負荷装置3のみが接続された状態にすることができる。もし、第2電源装置22と負荷装置3とを切断しない場合、第2電源装置22側の出力電圧が高く、第1電源装置21側の出力電圧が低いときに、殆ど第2電源装置22側からのみ負荷装置3に電源が供給され、第1電源装置21側は負荷電流が殆ど流れない場合がある。この場合、第1電源装置21のリップル値Rp1が小さくなり過ぎることで、正確な測定値を得ることができなくなる。これに対して、第2の実施形態では、第2電源装置22と負荷装置3とを切断することで、第2電源装置22の出力電圧が第1電源装置21の出力電圧よりも高い場合であっても、第1電源装置21の電圧信号に影響を与えないようにすることができる。これにより、第1電源装置21の測定対象値の測定結果に対する信頼性を向上させることができる。
同様に、第2の実施形態によれば、第2電源装置22の電圧値Vp2およびリップル値Rp2を測定する際には、第2ノードN2において、第1電源装置21との突合せ前の第2電源装置22の電圧信号を取り出して電圧値Vp2およびリップル値Rp2の測定に用いることができる。また、このとき、第1電源装置21と負荷装置3とを切断し、第2電源装置22と負荷装置3のみが接続された状態にすることができる。これにより、第1電源装置21の出力電圧が第2電源装置22の出力電圧よりも高い場合であっても、第2電源装置22の電圧信号に影響を与えないようにすることができる。これにより、第2電源装置22の測定対象値の測定結果に対する信頼性を向上させることができる。
以上述べたように、第2の実施形態によれば、突合せ電源の測定対象値の測定結果に対する信頼性を向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態として、選択された電源装置21、22による負荷装置3への電源供給を確保するのに好適な実施形態について説明する。図6は、第3の実施形態の電源監視装置100を示すブロック図である。
切替器130は、図4の構成に加えて、更に、第5リレー接点135aと、第6リレー接点136aとを備えている。
第5リレー接点135aは、第1ノードN1と負荷装置3すなわち出力ノードNoutとの間において第3リレー接点133aに並列接続されている。第5リレー接点135aは、第1電源装置21と負荷装置3とを接続または切断する。第4リレー134bは、第4接点信号SIG_c4が出力された場合に、第1電源装置21と負荷装置3とを接続するように第5リレー接点135aの接続状態を制御する。すなわち、第5リレー接点135aは、第4リレー134bのコイルへの通電時にオン状態となるノーマリオフのA接点である。
第6リレー接点136aは、第2ノードN2と負荷装置3すなわち出力ノードNoutとの間において第4リレー接点134aに並列接続されている。第6リレー接点136aは、第2電源装置22と負荷装置3とを接続または切断する。第6リレー接点136aは、第3接点信号SIG_c3が出力された場合に第2電源装置22と負荷装置3とを接続するように第6リレー接点136aの接続状態を制御する。すなわち、第6リレー接点136aは、第3リレー133bのコイルへの通電時にオン状態となるA接点である。
図7は、第3の実施形態の電源監視装置100の動作例を示す第1のタイムチャートである。図7には、第3接点信号SIG_c3の出力状態と、第3リレー接点133aのオン/オフ状態と、第6リレー接点136aのオン/オフ状態との対応関係が示されている。また、図8は、第3の実施形態の電源監視装置100の動作例を示す第2のタイムチャートである。図8には、第4接点信号SIG_c4の出力状態と、第4リレー接点134aのオン/オフ状態と、第5リレー接点135aのオン/オフ状態との対応関係が示されている。
図7に示すように、第3の実施形態によれば、第3接点信号SIG_c3を出力する、すなわち、図7のハイレベルHにすることで、第3リレー接点133aをオフするとともに第6リレー接点136aをオンすることができる。すなわち、第3リレー接点133aをオフして第1電源装置21と負荷装置3とを切断するときに、第6リレー接点136aをオンして第2電源装置22と負荷装置3とを接続することができる。
また、図8に示すように、第3の実施形態によれば、第4接点信号SIG_c4を出力する、すなわち、図8のハイレベルHにすることで、第4リレー接点134aをオフするとともに第5リレー接点135aをオンすることができる。すなわち、第4リレー接点134aをオフして第2電源装置22と負荷装置3とを切断するときに、第5リレー接点135aをオンして第1電源装置21と負荷装置3とを接続することができる。
第2の実施形態で説明したように、第3接点信号SIG_c3が出力されたときには、第2選択信号SEL2で第2電源装置22が選択されているため、本来、第2電源装置22と負荷装置3とを接続する第4リレー接点134aはオンしている。しかし、接点信号出力部140の故障等によって第4リレー接点134aがオフする場合には、第1電源装置21および第2電源装置22の双方が負荷装置3から切断された状態となり、負荷装置3による操作端4の制御に支障を来す虞がある。これに対して、第3の実施形態によれば、第3接点信号SIG_c3が出力されたときには、第4リレー接点134aだけでなく第6リレー接点136aもオンすることができる。これにより、第4リレー接点134aが意図しないオフ状態となった場合においても、第6リレー接点136aがオンしていることで、第2電源装置22から負荷装置3に電力を供給できる。
また、第2の実施形態で説明したように、第4接点信号SIG_c4が出力されたときには、第2選択信号SEL2で第1電源装置21が選択されているため、本来、第1電源装置21と負荷装置3とを接続する第3リレー接点133aはオンしている。しかし、接点信号出力部140の故障等によって第3リレー接点133aがオフする場合には、第1電源装置21および第2電源装置22の双方が負荷装置3から切断された状態となる。これに対して、第3の実施形態によれば、第4接点信号SIG_c4が出力されたときには、第3リレー接点133aだけでなく第5リレー接点135aもオンすることができる。これにより、第3リレー接点133aが意図しないオフ状態となった場合においても、第5リレー接点135aがオンしていることで、第1電源装置21から負荷装置3に電力を供給できる。
したがって、第3の実施形態によれば、負荷装置3への電力の供給が遮断されることを有効に抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 電源監視装置、111 電圧測定部、112 リップル測定部、120 基準信号出力部、130 切替器、140 接点信号出力部、150 入出力コントローラ

Claims (8)

  1. 負荷装置に電力を供給する電源装置から前記電力に応じた電圧信号を入力可能であり、入力された前記電圧信号の測定対象値を測定する測定部と、
    前記測定対象値の基準値を有する基準信号を前記測定部に出力可能な基準信号出力部と、
    前記測定部の入力端を前記電源装置の出力端および前記基準信号出力部の出力端のいずれか一方に接続する第1リレー接点と、前記第1リレー接点の接続状態を制御する第1リレーと、を有する切替器と、
    前記第1リレーに、前記第1リレー接点の接続状態を切り替えさせる第1接点信号を出力する接点信号出力部と、
    前記測定部の入力端が前記電源装置の出力端に接続されている場合に、前記測定部で測定された前記測定対象値を入力し、入力された前記測定対象値を上位装置に出力する入出力コントローラと、を備え、
    前記入出力コントローラは、前記第1接点信号に応じて前記測定部の入力端が前記基準信号出力部の出力端に接続された場合に、前記測定部で測定された前記基準値を入力し、入力された前記基準値を前記上位装置に出力する電源監視装置。
  2. 前記第1リレーは、前記第1接点信号が出力されていない場合に前記測定部の入力端を前記電源装置の出力端に接続させ、前記第1接点信号が出力されている場合に前記測定部の入力端を前記基準信号出力部の出力端に接続させる請求項1に記載の電源監視装置。
  3. 前記入出力コントローラは、前記上位装置から前記測定部の健全性の確認を指令する指令信号を入力可能であり、
    前記接点信号出力部は、前記指令信号が入力された場合に前記第1接点信号を出力し、
    前記基準信号出力部は、前記指令信号が入力された場合に前記基準信号を出力する請求項2に記載の電源監視装置。
  4. 前記測定部は、
    前記測定対象値として電圧値を測定する電圧測定部と、
    前記測定対象値としてリップル値を測定するリップル測定部と、を有し、
    前記入出力コントローラは、前記上位装置から、前記電圧値の基準値を有する第1基準信号および前記リップル値の基準値を有する第2基準信号のいずれかを選択する第1選択信号を入力可能であり、
    前記基準信号出力部は、前記基準信号として、前記第1選択信号で選択された前記第1基準信号または前記第2基準信号を出力する請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源監視装置。
  5. 前記電源装置として、第1電源装置と第2電源装置とを有し、
    前記切替器は、
    前記第1リレー接点に接続され、前記測定部の入力端を前記第1電源装置の出力端および前記第2電源装置の出力端のいずれか一方に接続する第2リレー接点と、
    前記第2リレー接点の接続状態を制御する第2リレーと、を有し、
    前記入出力コントローラは、前記上位装置から前記第1電源装置および前記第2電源装置のいずれか一方を選択する第2選択信号を入力可能であり、
    前記接点信号出力部は、第2リレーに、前記測定部の入力端を前記第2選択信号で選択された電源装置の出力端に接続させる第2接点信号を出力し、
    前記測定部は、前記第2選択信号で選択された電源装置から入力された電圧信号の測定対象値を測定する請求項1〜4のいずれか1項に記載の電源監視装置。
  6. 前記切替器は、
    前記第1電源装置の出力端と前記第2リレー接点との間の第1ノードと、前記負荷装置との間に配置され、前記第1電源装置と前記負荷装置とを接続または切断する第3リレー接点と、
    前記第3リレー接点の接続状態を制御する第3リレーと、
    前記第2電源装置の出力端と前記第2リレー接点との間の第2ノードと、前記負荷装置との間に配置され、前記第2電源装置と前記負荷装置とを接続または切断する第4リレー接点と、
    前記第4リレー接点の接続状態を制御する第4リレーと、を備え、
    前記接点信号出力部は、
    前記第2選択信号で前記第2電源装置が選択された場合に、前記第3リレーに、前記第1電源装置と前記負荷装置とを切断させる第3接点信号を出力し、
    前記第2選択信号で前記第1電源装置が選択された場合に、前記第4リレーに、前記第2電源装置と前記負荷装置とを切断させる第4接点信号を出力する請求項5に記載の電源監視装置。
  7. 前記切替器は、
    前記第1ノードと前記負荷装置との間において前記第3リレー接点に並列接続され、前記第1電源装置と前記負荷装置とを接続または切断する第5リレー接点と、
    前記第2ノードと前記負荷装置との間において前記第4リレー接点に並列接続され、前記第2電源装置と前記負荷装置とを接続または切断する第6リレー接点と、を備え、
    前記第3リレーは、前記第3接点信号が出力された場合に、前記第2電源装置と前記負荷装置とを接続するように前記第6リレー接点の接続状態を制御し、
    前記第4リレーは、前記第4接点信号が出力された場合に、前記第1電源装置と前記負荷装置とを接続するように前記第5リレー接点の接続状態を制御する請求項6に記載の電源監視装置。
  8. 負荷装置に電力を供給する電源装置から前記電力に応じた電圧信号を入力可能であり、入力された前記電圧信号の測定対象値を測定する測定部と、
    前記測定対象値の基準値を有する基準信号を前記測定部に出力可能な基準信号出力部と、
    前記測定部の入力端を前記電源装置の出力端および前記基準信号出力部の出力端のいずれか一方に接続する第1リレー接点と、前記第1リレー接点の接続状態を制御する第1リレーと、を有する切替器と、
    前記第1リレーに、前記第1リレー接点の接続状態を切り替えさせる第1接点信号を出力する接点信号出力部と、
    前記測定部の入力端が前記電源装置の出力端に接続されている場合に、前記測定部で測定された前記測定対象値を入力し、入力された前記測定対象値を上位装置に出力する入出力コントローラと、を備える電源監視装置を用いて前記電源装置を監視し、
    前記電源装置の監視において、
    前記接点信号出力部は、前記第1リレーに前記第1接点信号を出力し、
    前記第1リレーは、前記第1接点信号の出力に応じて、前記第1リレー接点に前記測定部の入力端を前記基準信号出力部の出力端に接続させ、
    前記基準信号出力部は、その出力端に前記測定部の入力端が接続された状態において、前記測定部に前記基準信号を出力し、
    前記測定部は、前記基準信号出力部から出力された前記基準信号の基準値を測定し、
    前記入出力コントローラは、前記測定部で測定された前記基準値を入力し、入力された前記基準値を前記上位装置に出力する、電源監視方法。
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