JP2018023674A

JP2018023674A - リュックサック用背当て通気パッド

Info

Publication number: JP2018023674A
Application number: JP2016158635A
Authority: JP
Inventors: 隆二小清水; Ryuji Koshimizu
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2016-08-12
Filing date: 2016-08-12
Publication date: 2018-02-15

Abstract

【課題】夏季の登山や、サイクリング時にリュックやバックパック等を背負うと、そのせいで熱がこもり、必ず体温の上昇と共に、背中に大量の汗をかき、服の着替えや体力の消耗をまねく。抜群の通気性を有する通気パッドを提供する。
【解決手段】一つの一つの網目が相互の境界を一部共有しつつ複数の柱で支えられた、無数の網目の集合体からなるパッド体であって、裏面に通気間隔保持支柱によってリュック背当て面との間に通気間隔を前面に確保したことを特徴とするリュックサック用背当て通気パッド。
【選択図】図１

Description

背負い式バッグ（リュック、バックパック等）の背面の通気性を大幅に向上させる通気パッドに関する。

(1)プラスチック樹脂製の格子状の板を向い合せて数か所の柱で厚み（空間）を持たせてつなぎ合わせた構造の、汗取りセパレーターが知られている（特許文献１参照）。
(2)金属製のばね板が弓の弦状に曲がり絃の部分にネットを張った構造の、リュックもよく知られている（非特許文献１参照）。

特開平１１ー８９６３５号公報

ドイターフューチュラ38リットル（ドイター社製）

夏季の登山や、サイクリング時にリュックやバックパック等を背負うと、背中に熱がこもり、大量の汗をかいて体力消耗を招き、服も着替えねばならなくなる。

リュック背当て面のほぼ全面を覆い、全体が網目状に形成され、外周縁に限って強度補強の縁枠を設けているパッド体である。背当て面に当たる側をパッド裏面とし、人の背中に当たる側をパッド表（おもて）面とする。パッド裏面において、各網目が隣接する網目と相互に共有し合う境界即ち網目枠を根元として直交的にヤマアラシの背中の針のように、多数の針柱即ち通気間隔保持支柱が形成されている。
パッド体の縁枠において、リュック肩紐左右それぞれの上下の付け根に対面する位置の合計四ヶ所に、伸縮性のある取り付け部材と取り付け用クリップから成る取り付け手段を備え、クリップで肩紐の付け根に固定して使用する。
以上を特徴とするリュックサック用背当て通気パッドである。

（１）複数の柱で支えた網目の集合体構造で、プラスチック製で柔軟性があり、背負った時、背中の凹凸局面に添い曲った状態でも通気の空間を確保できる。
（２）プラスチックの一体成型ができ、軽くて丈夫で、製造コストが安い。
（３）一つの網目を複数の柱で支えた独立した構造の集合体のため、リュックの背当て形状に対し、パッドが大きすぎたりして合わない場合には、ニッパー等で余り域を自由に切断して形を合わせることができる。
（４）クリップでワンタッチで取り外しが出来るので、他のリュックにも使え汎用性がある。
（５）多数の柱がリュック体の外(背当て面側)に、リュック体とは別に独立して通気空間を確保するので、リュックの容量を侵食しない。

本発明をリュックに取り付けた状態を示す斜視図本発明をリュックの背面形状より一回り大きい状態から、ニッパー等で切って背面形状に合わせた状態を示す斜視図本発明の一部である取り付け手段を示す斜視図本発明の使用において、取り付け手段でリュックに取り付けた個所をわかりやすく示した部分拡大斜視図

リュック背当て面（１）のほぼ全面を覆い、全体が網目状に形成され、外周縁に限って強度補強の縁枠（２）を設けているパッド体である。背当て面（１）に当たる側をパッド裏面（３）とし、人の背中に当たる側をパッド表面（４）とする。パッド裏面（３）において、各網目が隣接する網目と相互に共有し合う境界即ち網目枠（５）を根元として直交的にヤマアラシの背中の針のように、多数の針柱即ち通気間隔保持支柱（６）が形成されている。
パッド体の縁枠（２）において、リュック肩紐（７）左右それぞれの上下の付け根に対面する位置の合計四ヶ所に伸縮性のある取り付け部材と取り付け用クリップから成る取り付け手段（８）を備え、クリップで肩紐の付け根に固定して使用する。
本発明は以上の様な構成であり、以下、その具体的な実施例を説明する。
登山やハイキング時に、使用すると、従来の金属製のばね板が弓の弦状に曲がり絃の部分にネットを張った構造の、登山用リュックよりも、安価で軽量で通気性も良く、体力の消耗を避けることができる。また、汗をかきにくくなるので、着替えの用意がへり、装備をより軽くできる。パッドがリュック容量を侵食しないので、物がよく入る。ほとんどのリュックに取り付け可能な為、お気に入りの使い慣れたリュックを使うことができる。
サイクリング時では、他の製品よりも通気性が良いので、走行時に受ける風が背中を通り、十分に体を冷却できる。
パッド体の真ん中をニッパー等で切り取り、通気の為の穴を拡大すると、より軽量になり、通気性能もアップする。

１背当て面，２縁枠，３パッド裏面，４パッド表面，５網目枠，６通気間隔保持支柱，
７肩紐，８取付け手段

Claims

リュックの背当て面のほぼ全面を覆い、全体が網目状に形成され、外周縁に限って、強度補強の縁枠を設けているパッド体において、リュック背当て面に当たる側をパッド裏面とし、人の背中に当たる側をパッド表（おもて）面とするが、
パッド裏面において、各網目が隣接する網目と相互に共有し合う境界即ち網目枠を根元として、直交的にヤマアラシの背中の針のように多数の針柱即ち通気間隔保持支柱が形成されており、
パッド体の縁枠において、左右のリュック肩紐それぞれの上下の付け根に対面する位置の合計四ヶ所に、伸縮性のある取り付け部材とクリップから成る取り付け手段を備え、クリップで肩紐の付け根に固定して使用することを特徴とするリュックサック用背当て通気パッド。