JP2018021806A - 生体試料分析方法及び生体試料分析装置 - Google Patents

生体試料分析方法及び生体試料分析装置 Download PDF

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剛 大浦
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Abstract

【課題】
本発明は、複数のナノポアを封鎖した塩基を迅速、かつ、超高精度に制御することができる。したがって、スループットを向上でき、ランニングコストを削減でき、待ち時間も短縮することを目的とする。
【解決手段】
上記目標を解決するために、本発明の生体試料分析方法は、生体試料が固定された固定部材と、当該生体試料が通過する貫通孔を有する基板と、前記固定部材を駆動する駆動機構を備えた、生体試料分析装置を用い、生体試料が貫通孔を通過する時に生体試料を検出する生体試料分析方法であって、生体試料が貫通孔を封鎖したことを確認した後に固定部材を保持し、駆動機構によって固定部材を引き上げる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ナノサイズのポアが開いた薄膜によるDNA、RNAなどの核酸の配列解析等を行う生体試料分析装置及び生体試料分析方法に関する。特に、アレイ化されたナノポア、即ちマルチナノポアを用いる場合における技術に関する。
本技術分野の背景技術として、ナノポアDNAシーケンスに関する特許文献1がある。この公報には、「ナノポアの内径は約10nmであった。」と記載されており、ナノポアDNAシーケンサは、伸長反応や蛍光ラベルは行わずに、DNAの塩基配列を電気的に直接計測する手法が注目を浴びている。直接計測法にはいくつかの手法が提案されているが、その一つに封鎖電流方式がある。薄膜に透過電子顕微鏡などによって数nmのポア(ナノポア)を作製し、その薄膜の両側に電解質溶液を満たした液槽を設ける。それぞれの液槽に電極を設け、これらの電極間に電圧をかけると、ナノポアを通してイオン電流が流れる。イオン電流は一次近似としてナノポアの断面積に比例する。DNAがナノポアを通過する際に、DNAがナノポアを封鎖し、イオンが通過できる有効断面積が減少するため、イオン電流が減少する。この減少量を封鎖電流と呼ぶ。封鎖電流の大きさを元に、DNAの1本鎖と2本鎖との差異や、塩基の種類を判別する。
ナノポア内を通過するDNAのブラウン運動が大きいことや、ナノポア内を通過するスピードが速すぎて検出器の測定スピードが追い付かないなどの課題があるため、各塩基を判別する測定精度を確保しにくい。DNAのブラウン運動や通過スピードをコントロールするために、DNAの一端を固定して運動を制御した上で測定する手法がいくつか提案されている。AFMなどで用いられるカンチレバーにDNAを固定する方式(特許文献2)、ビーズに生体試料を固定する方式(特許文献3)などが開示されている。
DNAの1本鎖や2本鎖の一端を、ナノポアが作成された平面と平行な面に固定し、その面に垂直な軸に駆動するステージによって、DNAのナノポア通過速度を制御する方式も考えられる。
DNAの1本鎖や2本鎖の位置を、ナノポア上の所望の場所に位置付けることが可能な試料移動ステージが設けられている場合もある。
また、従来は1つの薄膜に1つのナノポアを設けた、いわゆるシングルナノポアを用いるのが通例である。一方、1つの薄膜に複数のナノポアを設けた、いわゆるマルチナノポアを用いれば、薄膜あたりの測定効率を向上できると考えられる。
国際公開WO2012−043028号公報 米国特許公開公報第2004−0144658号公報 特開2011−211905号公報
上述のように、ナノポアDNAシーケンサのシステムには、DNAの一端を固定し、もう一端はナノポアを封鎖しない限り、塩基を判別することができない。
マルチポア化には、複数のナノポアを封鎖することが求められるが、特許文献2に開示された技術によれば、カンチレバーに、DNAの一端を固定し、上下動作を行う。カンチレバーの先端は非常に細く、複数のナノポアを封鎖することはできない問題があった。
また、特許文献3に開示された技術によれば、磁場や光ピンセットの原理により、また高分子イオンなどの荷電粒子からなる標識物質は電場により、その動きを任意に制御可能であるが、塩基間距離がサブナノメールであり、複数のナノポアを封鎖した塩基を超高精度に制御するような構成にはなっていない。
DNAの1本鎖や2本鎖の一端を、ナノポアが作成された平面と平行な面に固定し、その面に垂直な軸に駆動するステージによって、DNAのナノポア通過速度を制御する方式も考えられる。
しかしながら、このような構成の場合、DNAを固定した面を高精度に制御した場合、DNAを固定した面とナノポアデバイスが片当たりする可能性がある。この場合、ナノポアにDNAが十分な長さ入らない可能性がある。
上記課題を解決するために、生体試料が固定された固定部材(基板またはビーズ)と、当該生体試料が通過する貫通孔を有する基板と、生体試料が貫通孔を通過時に当該生体試料を検出する検出部材と、前記固定部材を保持するプローブと、前記プローブを駆動する駆動機構を備えた、生体試料分析装置を用いた生体試料分析方法であって、プローブに固定部材を保持し、固定部材を基板に接近させ、プローブから固定部材をリリースし、検出部材にて、生体試料が貫通孔を封鎖したことを確認し、固定部材をプローブに保持し、駆動機構によってプローブを引き上げることを特徴とする生体試料分析方法,及び,生体試料分析装置
上記構成によれば、複数のナノポアを封鎖した塩基を迅速、かつ、高精度に制御することができる。したがって、スループットを向上でき、ランニングコストを削減でき、待ち時間も短縮できる。
生体試料分析装置の構成と生体試料分析チップの拡大図の一例を示す図である。 生体試料分析チップによって取得される配列読取例である。 DNAの一端をナノポアに導入前の拡大図の一例を示す図である。 DNA固定基板とナノポア基板の平行度の違いを示す図である。 第1実施例における生体試料分析方法,及び,生体試料分析装置を示す図である。 第2実施例における生体試料分析方法,及び,生体試料分析装置を示す図である。 第3実施例における生体試料分析方法,及び,生体試料分析装置を示す図である。 第4実施例における生体試料分析方法,及び,生体試料分析装置を示す図である。 第5実施例における生体試料分析方法,及び,生体試料分析装置を示す図である。 第6実施例における生体試料分析方法,及び,生体試料分析装置を示す図である。 第7実施例における生体試料分析方法,及び,生体試料分析装置を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明する。なお、添付図面は本発明の原理に則った具体的な実施例を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。
以下で述べる「ナノポア」とは、薄膜に設けたナノサイズの孔であり、薄膜の表裏を貫通する。薄膜は主に無機材料から形成される。薄膜材料は、他に、有機物質、高分子材料などを含むこともできる。また、DNA断片の一端が固定される基板またはビーズは、主に無機材料から形成される。薄膜材料は、他に、有機物質、高分子材料などを含むこともできる。
まず、ナノポアデバイスを用いた生体試料分析装置を説明する。図1は、生体試料分析装置の構成の一例を示す図であり、生体試料分析チップによる塩基配列読取機構を示す。
図1に示すように、生体試料分析装置(例えば、DNA解析装置)100は、仕切り体101により分けられた二つの槽102A、102Bを備える。仕切り体101は、ナノポアを有するナノポアデバイスを備える。二つの槽102A、102Bには、電解質溶液103が満たされている。二つの槽102A、102Bは、電極104及び電源105で電気的に接続されている。このナノポアデバイスで仕切られた流路全体をフローセル106と呼ぶ。
プローブ107に取り付けられたDNA固定基板108に化学的にDNAの一端を固定し、駆動機構109によって、フローセル開口部110から進入すると、液中のDNA111は、ナノポアデバイス101のナノポアを通して、一方の槽107Aから反対側の槽107Bに泳動するが、通り過ぎることはない。ナノポアに導入されたDNA111の一端を駆動ステージ109によって引き抜いたり、押し込んだりすることで、DNA111がナノポアデバイス101のナノポアを通過する際に変化する電流値から塩基配列を読み取る。電流値は、アンプ(図示せず)で増幅されて、ADC(図示せず)を介してPC(Personal Computer 図示せず)に記録される。
図1の円形100A内に、ナノポアデバイス101の拡大図を示す。ナノポアデバイス101は、ナノポア112が形成された数nmのナノポア薄膜113を備える。非常に薄いナノポア薄膜113の面積は小さく,ナノポアデバイスの厚みは補強のため、数百nmの厚みを有している。ナノポアデバイス101の上下の槽102A、102Bに電解質溶液103を満たし、ナノポアデバイス101を介して上下に電圧を印加すると、電解質溶液103中のイオン由来の、ナノポア112のポア径の断面積に応じた電流が検出される。DNA111が駆動ステージによって、ナノポア112を通過すると、イオンの流れが妨げられるため、電流値は、ナノポア112中のDNA111の断面積分だけ減少する。図1の拡大図では、DNA111は、球体(ビーズ)を用いて説明したが,以下,DNA111が数珠状につなぎなった,糸状の1本鎖を用いて説明する。
DNA解析装置100では、塩基種毎の電流値の変化量の違いから塩基識別を行う。図2は、電極104で電圧を印加することにより読み取られる塩基種ごとの電流変化の例である。配列読取例200に示されるように、4種類の塩基ごとに異なる電流値が検出される。
ここで、DNA111の一端がナノポアに導入する方法,及び,生体試料分析装置の詳細を述べる。図3は、生体試料分析装置300を示しており一部、拡大し、DNA111の一端がナノポアに導入される前の状態を示す。DNAの1本鎖は、2本鎖と比べ、化学的に安定している状態ではないため、溶液中で絡まっていることが知られている。電源105により、溶液中のナノポアを中心として、半径数百ナノメールの範囲に、DNA111がナノポアに引き込まれる力が発生する。DNA111を引き込む力が発生する範囲を、DNA引込範囲301とする。
DNA111の一端がナノポアに導入するためには、DNA引込範囲301に、DNA111の一端を近づけ、ブラウン運動によって、DNA111の一端がDNA引込範囲301に入ったとき、ナノポア112に引き込まれる。つまり、いかにしてDNA111の一端をDNA引込範囲301に近づけるかが重要である。
本発明が解決する課題を説明するために、実際のメカ精度を考慮した場合を図4に示す。ナノポアデバイス101とプローブ107に取り付けられたDNA固定基板108の平行度は、0度にすることはできない。そのため、DNA111の一端をDNA引込範囲301に近づける際、平行度の違いから、ナノポアデバイス101とDNA固定基板108が接触してしまい、DNA111が数百ナノメートルのDNA引込範囲301に近づくことが難しい。
1本鎖のDNA111は、絡まり方の違いやブラウン運動によって、形状が様々のため、ナノポアデバイス101とDNA固定基板108の距離が、数百ナノメートルのDNA引込範囲301まで近づかなくても、偶然的に、DNA111がナノポア導入される可能性はあるが、待ち時間を制御することは難しく、スループットに多く影響する。
図5は、本発明の生体試料分析装置500の第1の実施方法を示している。円形100A内の拡大図を図5の右側に示す。
ナノポアデバイス101の拡大図を示す。分析方法は、(1)〜(5)の手順で行っていく。(1)DNA固定溶液501内にあるDNA固定基板108を、シリンジポンプ502などのポンプで、陰圧を作り出し、吸引する。(2)吸引したDNA固定基板108を、ナノポア112に駆動機構を用いて、近づける。(3)DNA固定基板108がナノポアデバイス101と接触しない程度に近づけた後、陰圧を開放し、プローブ107から、DNA固定基板108を離反する。(4)離反されたDNA固定基板108は、ナノポアデバイス101上に落下し、DNA固定基板108とナノポアデバイス101の距離は、ほぼ0になる。ここで、距離0と言うのは、完全な0ナノメートルではなく、DNA固定基板108と、ナノポアデバイス101には、表面粗さなどがあり、完全にナノポアを封鎖することはできない。DNA固定基板108とナノポアデバイス101との隙間は、ナノポア径10nmの面積以上あり、封鎖電流には影響はない。仮に完全に0になってしまい、封鎖電流に影響がある場合は、DNA固定基板108の両端に、設計上、隙間を作るように、部材を製作してもよい。
また、DNA固定基板108の材質の比重は、電解質溶液103の比重よりも大きいとする。
プローブ107から、DNA固定基板108を離反したことで、図4に示すようにDNA固定基板108とナノポアデバイス101との接触を防止することができ、DNA111の一端は、DNA引込範囲301(図3)に、限りなく近づくことができ、絡まっていたDNA111の一端がナノポア112に引き込まれ、ナノポア112中のDNA111の断面積分だけ減少した封鎖信号(電流値)が、アンプ(図示せず)で増幅されて、ADC(図示せず)を介してPC(Personal Computer 図示せず)で確認される。またこの効果は、シングルポアだけでなく、マルチポアシステムでも同様の効果が得られる。さらに、よりDNA固定基板108を、ナノポアデバイス101に近づけるため、一旦離反したDNA固定基板108をプローブ107で押し付けることをしてもよい。(5)その後、封鎖信号を確認した後、再び、シリンジポンプ502などのポンプで、陰圧を作り出し、DNA固定基板108を吸引する。(6)吸引したDNA固定基板108を駆動ステージ109によって、精密制御を行い、引き抜いたり、押し込んだりすることで、DNA111がナノポアデバイス101のナノポアを通過する際に変化する電流値から塩基配列を読み取る。
(5)において、陰圧による吸引の際、平行度の違いから、駆動ステージ109よる精密制御できない領域が存在するが、それは、DNA配列を読まない領域(バッファ)を設けることする。1枚の基板にDNAが固定されているため、基板のみを制御できることも利点の一つである。
図6は、本発明の生体試料分析方法600の第2の実施方法を示している。円形100A内に、ナノポアデバイス101の拡大図を示す。分析方法は、(1)〜(5)の手順で行っていく。予め、DNA固定基板108のDNA111が固定される面とは反対の面に、磁性体(金属)601を、付着、接合、接着、または塗布などを行っておく。(1)DNA固定溶液501内にあるDNA固定基板108を、電磁石602などで、磁力を作り出し、吸引する。(2)吸引したDNA固定基板108を、ナノポア112に駆動機構を用いて、近づける。(3)DNA固定基板108がナノポアデバイス101と接触しない程度に近づけた後、磁力を開放し、プローブ107から、DNA固定基板108を離反する。(4)離反されたDNA固定基板108は、ナノポアデバイス101上に落下し、DNA固定基板108とナノポアデバイス101の距離は、ほぼ0になる。ここで、距離0と言うのは、完全な0ナノメートルではなく、DNA固定基板108と、ナノポアデバイス101には、表面粗さなどがあり、完全にナノポアを封鎖することはできない。DNA固定基板108とナノポアデバイス101との隙間は、ナノポア径10nmの面積以上あり、封鎖電流には影響はない。また仮に完全に0になってしまい、封鎖電流に影響がある場合は、DNA固定基板108の両端に、設計上、隙間を作るように、部材を製作してもよい。
また、DNA固定基板108の材質の比重は、電解質溶液103の比重よりも大きいとする。
プローブ107から、DNA固定基板108を離反したことで、DNA111の一端は、DNA引込範囲301に、限りなく近づくことができ、絡まっていたDNA111の一端がナノポア112に引き込まれ、ナノポア112中のDNA111の断面積分だけ減少した封鎖信号(電流値)が、アンプ(図示せず)で増幅されて、ADC(図示せず)を介してPC(Personal Computer 図示せず)で確認される。またこの効果は、シングルポアだけでなく、マルチポアシステムでも同様の効果が得られる。さらに、よりDNA固定基板108を、ナノポアデバイス101に近づけるため、一旦離反したDNA固定基板108をプローブ107で、押し付けることをしてもよい。(5)その後、封鎖信号を確認した後、再び、電磁石602で、磁力を作り出し、DNA固定基板108を吸引する。(6)吸引したDNA固定基板108を駆動ステージ109によって、精密制御を行い、引き抜いたり、押し込んだりすることで、DNA111がナノポアデバイス101のナノポアを通過する際に変化する電流値から塩基配列を読み取る。
(5)において、磁力による吸引の際、平行度の違いから、駆動ステージ109よる精密制御できない領域が存在するが、それは、DNA配列を読まない領域(バッファ)を設けることする。1枚の基板にDNAが固定されているため、基板のみを制御できることも利点の一つである。
図7は、本発明の生体試料分析方法700の第3の実施方法を示している。円形100A内に、ナノポアデバイス101の拡大図を示す。分析方法は、(1)〜(5)の手順で行っていく。(1)プローブ先端に、モータ701などを駆動力とした、自動把持機構702になっており、DNA固定溶液501内にあるDNA固定基板108を、把持する。(2)把持したDNA固定基板108を、ナノポア112に駆動機構を用いて、近づける。(3)DNA固定基板108がナノポアデバイス101と接触しない程度に近づけた後、自動把持機構702を開放し、プローブ107から、DNA固定基板108を離反する。(4)離反されたDNA固定基板108は、ナノポアデバイス101上に落下し、DNA固定基板108とナノポアデバイス101の距離は、ほぼ0になる。ここで、距離0と言うのは、完全な0ナノメートルではなく、DNA固定基板108と、ナノポアデバイス101には、表面粗さなどがあり、完全にナノポアを封鎖することはできない。DNA固定基板108とナノポアデバイス101との隙間は、ナノポア径10nmの面積以上あり、封鎖電流には影響はない。また仮に完全に0になってしまい、封鎖電流に影響がある場合は、DNA固定基板108の両端に、設計上、隙間を作るように、部材を製作してもよい。
また、DNA固定基板108の材質の比重は、電解質溶液103の比重よりも大きいとする。
プローブ107から、DNA固定基板108を離反したことで、DNA111の一端は、DNA引込範囲301に、限りなく近づくことができ、絡まっていたDNA111の一端がナノポア112に引き込まれ、ナノポア112中のDNA111の断面積分だけ減少した封鎖信号(電流値)が、アンプ(図示せず)で増幅されて、ADC(図示せず)を介してPC(Personal Computer 図示せず)で確認される。またこの効果は、シングルポアだけでなく、マルチポアシステムでも同様の効果が得られる。さらに、よりDNA固定基板108を、ナノポアデバイス101に近づけるため、プローブ107で、DNA固定基板108を押し付けることをしてもよい。(5)封鎖信号を確認した後、再び、自動把持機構702で、DNA固定基板108を把持する。(6)把持したDNA固定基板108を駆動ステージ109によって、精密制御を行い、引き抜いたり、押し込んだりすることで、DNA111がナノポアデバイス101のナノポアを通過する際に変化する電流値から塩基配列を読み取る。
(5)において、自動把持機構による把持の際、平行度の違いから、駆動ステージ109よる精密制御できない領域が存在するが、それは、DNA配列を読まない領域(バッファ)を設けることする。1枚の基板にDNAが固定されているため、基板のみを制御できることも利点の一つである。
図8は、本発明の第4の生体試料分析方法を示している。
本実施例は、実施例1と類似しているため、相違点を中心に説明し、重複する部分は割愛する。本実施例では、実施例1に示す平板上のDNA固定基板108の代わりに、球状のDNA固定ビーズ801を用いている。このDNA固定ビーズ801にDNAを固定する。シリンジポンプ502を用いてDNA固定ビーズ801をプローブ107に吸引したり、離反したりする点は、実施例1と同じである。なお、図8に示すように球状のDNA固定ビーズ801プローブ先端802には多数の開口部が設けられている。
図9は、本発明の第5の生体試料分析方法を示している。
本実施例は、実施例2と類似しているため、相違点を中心に説明し、重複する部分は割愛する。本実施例では、実施例2に示す平板上のDNA固定基板108の代わりに球状のDNA固定磁気ビーズ901を用いている。この球状のDNA固定磁気ビーズ901にDNAを固定する。電磁石602を用いる点は実施例2と同じである。その他、プローブ107の動作なども実施例2と同じである。
図10は、本発明の生体試料分析方法1000の第6の生体試料分析方法を示している。
実施例1の手順(2)〜(3)は、吸引したDNA固定基板108を、ナノポア112に駆動機構を用いて、近づけ、DNA固定基板108がナノポアデバイス101と接触しない程度に近づけた後、陰圧を開放し、プローブ107から、DNA固定基板108を離反しているが、離反する距離は、本発明において、問題ではない。たとえば、DNA固定液501からピンセットで把持し、手動で、フローセル開口部110に挿入してもよい。その後の手順は、実施例1〜実施例3の(4)の手順に従い、DNA固定基板108は、ナノポアデバイス101上に落下し、DNA固定基板108とナノポアデバイス101の距離は、ほぼ0になり、DNA111の一端は、DNA引込範囲301に、限りなく近づくことができ、絡まっていたDNA111の一端がナノポア112に引き込まれ、ナノポア112中のDNA111の断面積分だけ減少した封鎖信号(電流値)が、アンプ(図示せず)で増幅されて、ADC(図示せず)を介してPC(Personal Computer 図示せず)で確認される。またこの効果は、シングルポアだけでなく、マルチポアシステムでも同様の効果が得られる。ここで、距離0と言うのは、完全な0ナノメートルではなく、DNA固定基板108と、ナノポアデバイス101には、表面粗さなどがあり、完全にナノポアを封鎖することはできない。DNA固定基板108とナノポアデバイス101との隙間は、ナノポア径10nmの面積以上あり、封鎖電流には影響はない。仮に完全に0になってしまい、封鎖電流に影響がある場合は、DNA固定基板108の両端に、設計上、隙間を作るように、部材を製作してもよい。
また、DNA固定基板108の材質の比重は、電解質溶液103の比重よりも大きいとする。(5)封鎖信号を確認した後、陰圧や磁力、把持機構によって、DNA固定基板108を吸引する。(6)吸引したDNA固定基板108を駆動ステージ109によって、精密制御を行い、引き抜いたり、押し込んだりすることで、DNA111がナノポアデバイス101のナノポアを通過する際に変化する電流値から塩基配列を読み取る。
(5)において、陰圧による吸引の際、平行度の違いから、駆動ステージ109よる精密制御できない領域が存在するが、それは、DNA配列を読まない領域(バッファ)を設けることする。1枚の基板にDNAが固定されているため、基板のみを制御できることも利点の一つである。
図11は、本発明の生体試料分析方法1100の第7の生体試料分析方法を示している。
実施例5の手順(2)〜(3)は、吸引したDNA固定磁気ビーズ901を、ナノポア112に駆動機構を用いて、近づけ、DNA固定磁気ビーズ901がナノポアデバイス101と接触しない程度に近づけた後、磁力を開放し、プローブ107から、DNA固定磁気ビーズ901を離反しているが、離反する距離は、本発明において、問題ではない。たとえば、DNA固定液501からDNA固定磁気ビーズ901を、手動で、フローセル開口部110に挿入してもよい。その後の手順は、実施例4、または、実施例5の(4)の手順に従い、DNA固定磁気ビーズ901は、ナノポアデバイス101上に落下し、DNA固定磁気ビーズ901とナノポアデバイス101の距離は、ほぼ0になり、DNA111の一端は、DNA引込範囲301に、限りなく近づくことができ、絡まっていたDNA111の一端がナノポア112に引き込まれ、ナノポア112中のDNA111の断面積分だけ減少した封鎖信号(電流値)が、アンプ(図示せず)で増幅されて、ADC(図示せず)を介してPC(Personal Computer 図示せず)で確認される。またこの効果は、シングルポアだけでなく、マルチポアシステムでも同様の効果が得られる。さらに、よりDNA固定磁気ビーズ901を、ナノポアデバイス101に近づけるため、プローブ107で、DNA固定磁気ビーズ901を押し付けることをしてもよい。磁気ビーズの特性を利用し、下の槽102A側の下部に、電磁石902を配置し、磁気ビーズを−Z方向に引っ張り、よりナノポアデバイス101に近づけることをしてもよい。またこの方法は,ビーズに限らず,磁性体601付きDNA固定基板108を電磁石902で−Z方向に引っ張り、よりナノポアデバイス101に近づけることをしてもよい。(5)封鎖信号を確認した後、再び、電磁石602などで、磁力を作り出し、DNA固定磁気ビーズ901を吸引する。この磁力を発生するのは、電磁石である必要はない。永久磁石でも可能である。(6)吸引したDNA固定磁気ビーズ901を駆動ステージ109によって、精密制御を行い、引き抜いたり、押し込んだりすることで、DNA111がナノポアデバイス101のナノポアを通過する際に変化する電流値から塩基配列を読み取る。
(5)において、磁力による吸引の際、平行度の違いから、駆動ステージ109よる精密制御できない領域が存在するが、それは、DNA配列を読まない領域(バッファ)を設けることする。
100:生体試料分析装置
100A:生体試料分析装置一部拡大図
101:ナノポアを有するが設置された仕切り体(ナノポアデバイス)
102A、102B:槽
103:電解質溶液
104:電極
105:電源
106:フローセル
107:プローブ
108:DNA固定基板
109:駆動機構
110:フローセル開口部
111:DNA
112:ナノポア
113:ナノポア薄膜
200:配列読取例
300:生体試料分析方法
301:DNA引込範囲
500:実施例1の生体試料分析方法
501:DNA固定溶液
502:シリンジポンプ
503:シリンジポンプ流路
600:実施例2の生体試料分析方法
601:磁性体(金属)
602:電磁石
700:実施例3の生体試料分析方法
701:モータ
702:自動把持機構
800:実施例4の生体試料分析方法
801:DNA固定ビーズ
802:プローブ先端流路
900:実施例5の生体試料分析方法
901:DNA固定磁気ビーズ
902:電磁石
1000:実施例6の生体試料分析方法
1100:実施例7の生体試料分析方法

Claims (10)

  1. 生体試料が固定された固定部材と、当該生体試料が通過する貫通孔を有する基板と、前記固定部材を駆動する駆動機構を備えた、生体試料分析装置を用い、生体試料が貫通孔を通過する時に生体試料を検出する生体試料分析方法であって、
    (a) 生体試料が貫通孔を封鎖したことを確認した後に固定部材を保持し、
    (b) 駆動機構によって固定部材を引き上げること
    を特徴とする生体試料分析方法。
  2. 請求項1において、
    前記(a)の工程の前に、
    (c) プローブに固定部材を保持し、
    (d) 固定部材を基板に接近させ、
    (e) プローブから固定部材をリリースすること
    を特徴とする生体試料分析方法。
  3. 請求項1において、
    前記(a)の工程の前に、
    固定部材を生体試料が通過する貫通孔を有する基板が挿入されている槽に落下させることを特徴とする生体試料分析方法。
  4. 請求項1から3において、
    生体試料は核酸であり、
    基板は、電解質溶液を収容した槽内に、挿入されており、
    生体試料が貫通孔を通過する時に封鎖される面積に応じて核酸の塩基配列を読み取ることを特徴とする生体試料分析方法。
  5. 請求項1から3のいずれかにおいて、
    プローブへの固定部材の保持は、陰圧で行うことを特徴とする生体試料分析方法。
  6. 請求項1から3のいずれかにおいて、
    プローブへの固定部材の保持は、磁力で行うことを特徴とする生体試料分析方法。
  7. 請求項1から3のいずれかにおいて、
    プローブへの固定部材の保持は、機械的な把持により行うことを特徴とする生体試料分析方法。
  8. 請求項1から3のいずれかにおいて、
    固定部材は、平板状の基板であることを特徴とする生体試料分析方法。
  9. 請求項1から3のいずれかにおいて、
    固定部材は、球状ビーズであることを特徴とする生体試料分析方法。
  10. 生体試料が固定された固定部材と、当該生体試料が通過する貫通孔を有する基板と、前記固定部材を駆動する駆動機構と、生体試料が貫通孔を通過する時に生体試料を検出する検出機構とを備えた、生体試料分析装置において、
    生体試料が貫通孔を封鎖したことを確認した後に固定部材を保持し、駆動機構によって固定部材を引き上げることを特徴とする生体試料分析装置。
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