JP2018019238A - 撮像素子およびその駆動方法、ならびに電子機器 - Google Patents

撮像素子およびその駆動方法、ならびに電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】撮像素子の転送速度に起因したフレームレートの低下を抑制可能な撮像素子およびその駆動方法の提供。【解決手段】撮像素子は、複数の画素と、複数の画素の周辺回路と、内部メモリと、複数の画素から読み出された画像データの転送先を切り替える転送制御回路とを有する。転送制御回路は、画像データを内部メモリに転送する転送モードと、画像データを撮像素子の外部に転送する転送モードとを有し、外部から設定された転送モードで動作する。【選択図】図2

Description

本発明は撮像素子およびその駆動方法、ならびに電子機器に関する。
近年、撮像素子が有する画素が増加しており、1000万画素〜5000万画素を有する撮像素子が一般的に用いられている。撮像素子から信号を読み出す画素数が増加すると、高速な信号読み出しが必要となる。
例えば、2400万画素、各画素のデータ量が12bitの撮像素子を用いてフレームレート120fpsの撮影を実現するには、撮像素子から8ポートを用いて転送するとしても、4.32Gbps以上の転送速度が必要となる。
特開2004−180045号公報
特許文献1では、同一色成分の画素信号を同一の水平信号線に出力し、かつ、奇数画素を奇数行と偶数行とで別々の水平信号線に出力し、偶数画素を奇数行と偶数行とで奇数画素と逆の別々の水平信号線に出力することで、高速な読み出しを実現している。しかしながら、撮像素子から画像信号処理回路への転送路への転送容量は例えば出力ピン数によって制約を受けるため、今後見込まれる画素数やフレームレートの増加に伴って、必要な転送速度が得られなくなることが想定される。必要な転送速度が得られない場合、例えばフレームレートを低下させなければならない。
本発明はこのような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、撮像素子の転送速度に起因したフレームレートの低下を抑制可能な撮像素子およびその駆動方法の提供を目的とする。
上述の目的は、複数の画素と、複数の画素の周辺回路と、内部メモリと、複数の画素から読み出された画像データの転送先を切り替える転送制御回路とを有する撮像素子であって、転送制御回路は、画像データを内部メモリに転送する第1の転送モードと、画像データを撮像素子の外部に転送する第2の転送モードとを有し、外部から設定された転送モードで動作する、ことを特徴とする撮像素子によって達成される。
本発明によれば、転送容量が一定の撮像素子およびその駆動方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るデジタルカメラの構成例を示す図 本発明の実施形態に係る撮像素子の構造例を示す図 本発明の実施形態に係る画素およびカラムADCブロックの構成例を示す図 本発明の実施形態に係る撮像素子の外観斜視図および垂直断面図 本発明の実施形態に係る撮像素子の垂直断面図 本発明の第1実施形態の動作に関するフローチャート 本発明の第1実施形態の動作に関するフローチャート 本発明の第2実施形態の動作に関するフローチャート 本発明の第2実施形態の動作に関するフローチャート
以下、本発明の例示的な実施形態について、添付図面を用いて詳細に説明する。以下の実施形態においては、本発明に係る撮像素子を適用可能な電子機器の一例としてのデジタルカメラに関して説明する。しかしながら、本発明は固体撮像素子を用いる任意の電子機器に適用可能である。このような電子機器にはデジタルカメラをはじめ、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、PDA、ゲーム機、ドライブレコーダ、ロボットなどが含まれるが、これらに限定されない。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像素子を適用可能な電子機器の一例としてのデジタルカメラの機能構成例を示すブロック図である。
レンズ部101から入射する光束は絞り104にて適切な光量に調整され、撮像素子106の撮像面に被写体像を形成する。撮像面に形成された被写体像は、撮像素子106が有する光電変換素子によって電気信号に変換される。電気信号にはゲイン調整やA/D変換などが行われたのち、画素に設けられたカラーフィルタの色に応じてR(赤)、Gr(緑)、Gb(緑)、B(青)のデジタル画像信号として、信号処理回路107に送られる。信号処理回路107は、受信したデジタル画像信号に対し、ノイズを軽減するローパスフィルタ処理、シェーディング処理、WB処理などの各種の画像処理、さらに各種の補正処理、データの圧縮処理などを行う。
レンズ部101は、レンズ駆動部102によって変倍レンズやフォーカスレンズを駆動することにより画角やフォーカス等が調整される。メカニカルシャッタ103、絞り104はシャッタ・絞り駆動部105によって駆動される。制御部109は例えば1つ以上のプログラマブルプロセッサ(MPU)、プログラムおよび設定値などを記憶する不揮発性メモリ(ROM)、MPUがプログラムを実行するために用いるメモリ(RAM)を有する。制御部109はMPUがプログラムを実行してデジタルカメラの各部を制御することにより、デジタルカメラの機能を実現する。
第1メモリ部108は画像データを一時的に記憶するメモリであり、撮像素子106の外部メモリである。媒体インターフェース(I/F)部110は例えばメモリカードである記録媒体112へのデータ書き込みおよび記録媒体からのデータ読み出しを行う。表示部111はライブビュー画像、撮影画像、GUI、デジタルカメラの各種情報などの表示に用いられる。外部I/F部113は外部機器(コンピュータ等)との通信インターフェースである。第2メモリ部114は制御部109が処理結果などを記憶するために用いる。操作部115はスイッチ、ボタン、キーなどの入力デバイスであり、ユーザがデジタルカメラに指示を入力するために用いる。制御部109は操作部115の操作を検出すると、検出した操作に応じた動作を実行する。
図2は撮像素子106の構成例を示すブロック図である。
撮像素子106は第1の集積回路としての第1の半導体チップ20(撮像層)および第2の集積回路としての第2の半導体チップ21(回路層)を有し、第2の半導体チップ21上に第1の半導体チップ20が積層された構造を有する。第1の半導体チップ20はマトリックス状に配列された複数の画素201を有し、画素201に光が入射するように配置されている(つまり、撮像面を有している)。
画素201は水平方向(行方向)において転送信号線203、リセット信号線204、および行選択信号線205に接続され、垂直方向(列方向)において垂直出力線202に接続されている。なお、垂直出力線202の各々は読み出し行単位で接続先が異なる。
第2の半導体チップ21は、カラムADCブロック211と、行走査回路212、列走査回路213、タイミング制御回路214等の画素駆動回路と、切り替えスイッチ216、転送制御回路217、フレームメモリ218、P/S変換部219から形成されている。
第1の半導体チップ20に画素201を形成し、第2の半導体チップ21に周辺回路を統合することで、撮像素子106の撮像層と回路層とで製造プロセスを異ならせることができる。そのため、例えば回路層を撮像層より細かいプロセスルールで製造することにより、配線の細線化および高密度化による、高速化、小型化、および高機能化(例えばフレームメモリ218の大容量化)を図ることができる。なお、周辺回路とは、画素の駆動回路、読み出し回路、内部メモリ回路、演算回路、ADコンバータ、S/P変換回路などであってよいが、これらに限定されない。
切り替えスイッチ216は、チャンネルごとの水平信号線215−a、水平信号線215−bから出力される画像信号を転送制御回路217へ順次、選択的に出力するためのスイッチである。切り替えスイッチ216の動作はタイミング制御回路214もしくは制御部109が制御する。
転送制御回路217は、撮影によって得られた画像データを、制御部109により選択された保存先メモリに転送する。制御部109が撮像素子106の内部メモリ(フレームメモリ218)を転送先として選択した場合、転送制御回路217は画像データをフレームメモリ218に転送する。一方、制御部109が撮像素子106の外部メモリ(第1メモリ部108)を転送先として選択した場合、転送制御回路217は画像データをP/S変換部219に出力する。
制御部109は、決定した転送先に応じた転送モードを転送制御回路217に設定することにより、転送制御回路217の動作を制御する。ここでは、フレームメモリ218へ転送する場合を第1の転送モード、第1メモリ部108へ転送する場合を第2の転送モードとする。
P/S変換部219は画像データをシリアルデータに変換して信号処理回路107に出力する。
図3(a)は撮像素子106の画素201の構成例を示す回路図、図3(b)はカラムADCブロック211の機能構成例を示す図である。なお、ここではNチャネルのMOSトランジスタを用いて画素201を構成した例を示している。
画像201において、フォトダイオード(PD)301は光電変換素子であり、受光量に応じた電荷(ここでは電子)を発生する。PD301のカソードは、転送トランジスタ302を介して増幅トランジスタ304のゲートに接続されている。増幅トランジスタ304のゲートに接続したノードは、電荷を電圧に変換するフローティングディフュージョン(FD)部306を構成する。
転送トランジスタ302は、PD301のカソードとFD部306との間に接続され、ゲートに転送信号線203を介して転送パルスφTRSが与えられることによってオンとなり、PD301で発生した信号電荷をFD部306に転送する。
リセットトランジスタ303は、ドレインが画素電源Vddに、ソースがFD部306にそれぞれ接続され、ゲートにリセット信号線204を介してリセットパルスφRSTが与えられることによってオンとなる。PD301からFD部306への信号電荷の転送に先立ってリセットトランジスタ303をオンすることで、FD部306を電源電位Vddでリセットする。
増幅トランジスタ304は、ゲートがFD部306に、ドレインが画素電源Vddにそれぞれ接続され、リセットトランジスタ303によってリセットした後のFD部306の電位をリセットレベルとして出力する。また増幅トランジスタ304は、転送トランジスタ302によって信号電荷を転送した後のFD部306の電位を信号レベルとして出力する。
選択トランジスタ305は、例えば、ドレインが増幅トランジスタ304のソースに、ソースが垂直出力線202にそれぞれ接続され、ゲートに行選択信号線205を介して選択パルスφSELが与えられることによってオンとなる。選択トランジスタ305はオンすると、増幅トランジスタ304が出力する信号(信号レベル)を垂直出力線202に中継する。
選択トランジスタ305は、画素電源Vddと増幅トランジスタ304のドレインとの間に接続してもよい。また、図3(a)に示した構成は一例であって、例えば増幅トランジスタ304と選択トランジスタ305を1つのトランジスタが兼ねる構成など、他の構成であってもよい。
選択された画素201から垂直出力線202を介して出力される信号は、カラムADCブロック211に転送される。カラムADCブロック211は比較器311、アップダウンカウンタ312、メモリ313、D/Aコンバータ(DAC)314を有する。
比較器311は一対の入力端子の一方に垂直出力線202が接続され、他方にDAC314の出力が接続される。DAC314は、タイミング制御回路214から入力される基準信号に基づいてレベルが線形増加もしくは減少するランプ信号を出力する。そして比較器311は、DAC314から入力されるランプ信号のレベルと、垂直出力線202から入力される画像信号のレベルとを比較する。なお、タイミング制御回路214は制御部109の制御に従ってDAC314へ基準信号を出力する。
比較器311は例えば、画像信号のレベルがランプ信号のレベルより低い場合にはハイレベルの信号を出力し、画像信号のレベルがランプ信号のレベルより高い場合にはローレベルの信号を出力する。
アップダウンカウンタ312は、比較器311に接続され、比較を開始してから比較器311の出力が変化するまでの期間の長さをカウントし、そのカウント値(デジタル値)をメモリ313に出力する。メモリ313に出力されるカウント値は、垂直信号線202から入力される画像信号に対応するデジタル値である。
その後、メモリ313に記憶された画像信号(デジタル値)は、列走査回路213からの信号に同期して水平信号線215−aまたは水平信号線215−bを通じて切り替えスイッチ216を介して転送制御回路217に転送される。
図4(a)は撮像素子106の外観を模式的に示す斜視図、図4(b)は撮像素子106の断面図をそれぞれ示している。
撮像素子106を構成する第1の半導体チップ(撮像層)および第2の半導体チップ(回路層)は、それぞれのマイクロパッド402、403を電気的および機械的に接続するマイクロバンプ401により一体化されている。
図5は、撮像素子106の断面構造の詳細を模式的に示す図であり、図4と共通する構成については同じ参照数字を付している。なお、図5は図4と上下関係が逆転している転に留意されたい。
第1の半導体チップ20は、Si基板503上に配線層504が形成された構成を有する。
Si基板503の光照射面側には、PD301としてのn型拡散領域507が形成されている。また、Si基板503の表面部(配線層504との境界部)には、PD301のp+拡散領域508、FD部306のn+拡散領域509、トランジスタ302〜305のn+拡散領域510が複数形成されている。
配線層504には、SiO2などからなる絶縁層内に、トランジスタ302〜305のゲート配線511、信号伝搬用配線512が形成され、さらに表面部(第2の半導体チップ21と対向する面)にはCuなどからなるマイクロパッド402が形成されている。
n+拡散領域509、n+拡散領域510、およびトランジスタのゲート配線511から転送トランジスタ302、リセットトランジスタ303、増幅トランジスタ304、選択トランジスタ305が構成される。
さらに、配線層504には、n+拡散領域510をマイクロパッド402と接続するためのビア514が形成されている。
第2の半導体チップ21は、Si基板505上に配線層506が形成された構成を有する。
Si基板505の表面部(配線層506との境界部)には、トランジスタの拡散領域516が複数形成される。
配線層506には、SiO2などからなる絶縁層内に、トランジスタのゲート配線517、信号伝搬用配線518が形成される。配線層506の表面部(第1の半導体チップ20と対向する面)にはCuなどからなるマイクロパッド403が形成されている。
トランジスタ拡散領域516やトランジスタのゲート配線517、信号伝搬用配線518などから各種回路が構成される。また、配線層506には、拡散領域516等をマイクロパッド403と接続するためのビア520が形成されている。
マイクロパッド402と403は、マイクロバンプ401により電気的かつ機械的に接続されている。
なお、本実施形態では第1の半導体チップ20および第2の半導体チップ21の接続端子としてマイクロバンプを用いる構成例を示したが、マイクロバンプを用いずに第1の半導体チップ20と第2の半導体チップ21とを直接接続する構成としてもよい。
このような構成を有する撮像素子106の駆動方法に関して説明する。本実施形態では、転送時間に応じて画像データの転送先を変更することで、例えば動画撮影のようにデータレートが高い場合でもフレームレートを削減させないようにする。
図6は、本実施形態における動画撮影動作に関するフローチャートである。ここでは、ユーザにより、操作部115に含まれる電源ボタンがONされると、図6の動作が実行されるものとする。
操作部115に含まれる電源ボタンがONされると、S602で制御部109は各種初期設定を行う。
S603で、操作部115を通じて動画記録モードの選択と、動画記録の開始指示(例えば動画撮影ボタンの押下操作)が入力されたとする。なお、操作部115が動画撮影指示用のボタンなどを有する場合、制御部109はそのボタンの操作を、動画記録モードの選択指示かつ動画記録の開始指示と解釈する。そのため、動画記録モードを明示的に選択する操作は不要である。
S604で制御部109は、詳細を後述する保存先メモリ判定処理を行い、画像データを撮像素子106の外部の第1メモリ部108に転送するか、撮像素子106内のフレームメモリ218に転送するかを決定する。そして、制御部109は、決定した転送先に応じた転送モードを転送制御回路217に設定する。
S605で制御部109は、例えば撮影スタンバイ時に得られた画像に基づくAE処理によって決定した露出設定(蓄積時間、絞り、感度)に応じた撮影を開始する。これにより、撮像素子106では、第1の半導体チップ20が有する画素201のPD301による電荷蓄積を開始する。なお、撮影時における上述した画素201、カラムADCブロック部211など、撮像素子106内の動作は、タイミング制御回路214の出力する制御パルスによって制御される。
電荷蓄積期間が終了するとS606で制御部109は、S605で第1の半導体チップ20に蓄積された全画素の信号の読み出しを開始する。なお、全画素から信号を読み出し、チャネルごとにA/D変換して転送制御回路217に順次転送する動作は、タイミング制御回路214の出力する制御パルスによって制御される。
S607で転送制御回路217は、S604の保存先メモリ判定処理によって設定された転送モードが第1の転送モードが設定されているか否か(保存先が第1メモリ部108か否か)を判定する。第1の転送モードが設定されていると判定されればS608へ、判定されなければS612へ処理を進める。
S612で転送制御回路217は、S606で得られた画像データをフレームメモリ218に一時保存し、処理をS613に進める。
S608で転送制御回路217は、S606で読み出しを開始した画像データをP/S変換部219に出力する。なお、P/S変換部219が用いるポート数や転送速度については、転送制御回路217もしくは制御部109が設定することができる。P/S変換部219は画像データをシリアルデータに変換して信号処理回路107へ転送する。
S609で信号処理回路107は、画像データを第1メモリ部108に保存する。
S610で信号処理回路107は、第1メモリ部108に保存した画像データに対し、ノイズを軽減するローパスフィルタ処理やシェーディング処理、ホワイトバランス調整処理、色補間処理など、補正処理や現像処理を適用する。
S611で信号処理回路107は、S610で処理した画像データを動画データの形式で媒体I/F部110を通じて記録媒体112へ記録したり、表示部111にライブビュー表示したりする。なお、信号処理回路107は、記録時に画像データに符号化処理を行ったり、表示時に表示部111の解像度に合わせて画像データをスケーリングしたりする。
S613で制御部109は、撮影を終了するか否か判定し、終了すると判定した場合には転送制御回路217に撮影の終了を通知してS614に処理を進め、終了すると判定されない場合にはS605に処理を戻して次のフレームの撮影を開始する。制御部109は、例えば操作部115から記録終了指示が入力された場合に撮影を終了すると判定する。
S614で転送制御回路217は、フレームメモリ218に画像データが保存されているか否かを判定し、保存されていると判定されればS615へ処理を進め、判定されなければ図6の処理を終了する。
S615で転送制御回路217は、フレームメモリ218に一時保存された画像データを読み出してP/S変換部219に転送する。P/S変換部219は画像データを信号処理回路107に転送する。
S616ではS609と同様の処理を実行し、S617で転送制御回路217はフレームメモリの内容を消去する。以後、S618〜S619ではS610〜S611と同様の処理を実行し、図6の処理を終了する。
S604における保存先メモリ判定処理について、図7のフローチャートを用いて詳細に説明する。
S701で制御部109は、撮影する動画のフレームレートが予め定められた閾値を超えるか否かを判定し、超えると判定されればS703へ、超えると判定されなければS702へ処理を進める。
閾値は例えば撮像素子106のP/S変換部を通じて信号処理回路への転送速度(fps)であってよい。なお、動画の1フレームあたりの解像度が選択可能な場合には、閾値を解像度ごとに用意しておくことができる。
S702で制御部109は、保存先を第1メモリ部108に決定し、転送制御回路217に第2の転送モードを設定して処理を終了する。
S703で制御部109は、保存先をフレームメモリ218に決定し、転送制御回路217に第1の転送モードを設定して処理を終了する。
P/S変換部219がP/S変換を行って信号処理回路107へ画像データを転送するには一定の時間を有する。従って、撮像素子106から外部の第1メモリ部108に転送するよりも、内部のフレームメモリ218に転送する方が高速である。そのため、制御部109は、P/S変換部219から信号処理回路107への転送速度(fps)よりも動画記録のフレームレートが高い場合、転送先をフレームメモリ218に決定する。このように、撮影で得られる画像データの単位時間あたりのデータ量が撮像素子と外部回路との転送速度を超える場合、画像データを外部回路に転送する代わりにフレームメモリに保存するようにする。
なお、ここでは撮影で得られる画像データの単位時間あたりのデータ量が撮像素子と外部回路との転送速度を超える場合として、動画撮影時のフレームレートが閾値を超える場合について説明したが、静止画連写時においても同様である。一般に、動画よりも静止画連写時の方がフレームレートは低いが、1フレームあたりの解像度が高いため、単位時間あたりに発生するデータ量は動画と同様に大きくなる。そのため、例えば図7のS701において、静止画の連写速度が閾値を超えるか否かを判定し、超えると判定される場合にはS703に、判定されない場合にはS702へ処理を進める。
静止画撮影の場合、S605における撮影動作をメカニカルシャッタ103を用いて行うこと、S611やS619における記録時に、画像データの記録形式の違いによる符号化方法の違いが主な相違点であるが、それ以外は基本的に動画撮影時と同様である。
以上説明したように本実施形態によれば、撮像素子を、画素を配列した画素層と、画素から信号を読み出すための回路を設ける回路層とを積層した構造にした上で、回路層にフレームメモリを含ませる。そして、撮影で得られる画像データの単位時間あたりのデータ量が撮像素子と外部回路との転送速度を超える場合、画像データを外部回路に転送する代わりにフレームメモリに保存するようにした。そのため、撮像素子と外部回路との転送速度に起因したフレームレートの低下を抑制し、かつ対応可能なデータレートの上限を引き上げることができる。
●(第2実施形態)
第1の実施形態では、撮影を開始する前に保存先メモリを決定し、撮影が終了するまでは保存先メモリを変更することが無かった。フレームメモリ218に画像データが保存された場合、撮影終了後にフレームメモリ218から第1メモリ部108への転送処理が実行される。そのため、フレームメモリ218に保存されている画像データが多いほど撮影終了から画像データの記録が完了するまでに時間を要する。
本実施形態では、静止画連写モードが設定されている場合、連写中、1枚の撮影が終了するごとに画像データの保存先を決定することにより、連写スピードの低下を抑制する。
図8は、本実施形態における静止画連写撮影動作に関するフローチャートである。ここでは、ユーザにより、操作部115に含まれる電源ボタンがONされると、図8の動作が実行されるものとする。図8において、第1実施形態と同様の処理に関しては図6と同じ参照数字を付し、説明を省略する。
S901で、操作部115を通じて静止画連写モードの選択と、静止画撮影の開始指示(例えばレリーズボタンの全押し操作)とが入力されたとする。
S902で制御部109は、例えば撮影スタンバイ時に得られた画像に基づくAE処理によって決定した露出設定(蓄積時間、絞り、感度)に応じた撮影を開始する。これにより、メカニカルシャッタ103や絞り104が駆動され、また、第1の半導体チップ20が有する画素201のPD301による電荷蓄積が開始される。なお、撮影時における上述した画素201、カラムADCブロック部211など、撮像素子106内の動作は、タイミング制御回路214の出力する制御パルスによって制御される。
露光期間が終了すると、メカニカルシャッタ103が閉じられ、S606で制御部109は、S605で第1の半導体チップ20に蓄積された全画素の信号の読み出しを開始する。
S903で制御部109は、詳細を後述する保存先メモリ判定処理を行い、画像データを撮像素子106の外部の第1メモリ部108に転送するか、撮像素子106内のフレームメモリ218に転送するかを決定する。なお、S903は画素の読み出し動作が完了してから実行してもよいし、画素の読み出し動作と並行して実行してもよい。
以降は、S904およびS905において、動画像フレームに対する処理の代わりに静止画に対する処理が信号処理回路107で実行されることを除き、第1実施形態と同様に処理を実行する。静止画に対する処理は、例えば符号化方式が動画像フレームに対する処理と異なる。なお、S613で制御部109が検出する連写撮影の終了指示は、例えばレリーズボタンの全押し解除であってよい。
なお、本実施形態では、連写撮影の終了時、撮影に関する複数枚分の画像データがフレームメモリ218と第1メモリ部108とに分散していることが起こりうる。そのため、連写撮影された画像データについては、何枚目の画像データであるかを示す情報を例えば付属情報として付加する。また、S616においてフレームメモリ218から第1メモリ部108に画像データを転送する際には、新しい画像データを最初に転送するようにしてもよい。これにより、例えば連写撮影の途中から画像データがフレームメモリ218に転送されている場合、途中の撮影に係る画像データの転送終了を待たずに最後の撮影に係る画像データを信号処理回路107に転送できる。そのため、最後の撮影に係る画像データからクイックビュー用の画像を生成し、表示するまでの時間を短縮できる。あるいは、フレームメモリ218に転送されている画像データを間引いて信号処理回路107に転送してから、残りの画像データを転送するようにしてもよい。
本実施形態における保存先メモリ判定処理について、図9のフローチャートを用いて詳細に説明する。
ここでは、1枚の画像の露光が終わった際の処理状況に応じて画像データの保存先を変更する際の動作に関しての詳細を説明する。
図9(a)は、撮像素子106から外部メモリ(ここでは第1メモリ部108)への画像データの転送状況に応じて保存先メモリを判定する場合のフローチャートである。
S1001において、制御部109は、撮像素子106から第1メモリ部108への経路のどこかで画像データを転送中か否かを判定し、転送中と判定されればS1003に、判定されなければS1002に処理を進める。
ここでは、撮像素子106から信号処理回路107へ画像データを転送中であると判定される場合と、信号処理回路107から第1メモリ部108へ画像データを転送中であると判定される場合に、制御部109は処理をS1003に進める。
S1002で制御部109は保存先メモリを第1メモリ部108と決定し、転送制御回路217に第2の転送モードを設定して処理を終了する。
S1003で制御部109は保存先メモリをフレームメモリ218と決定し、転送制御回路217に第1の転送モードを設定して処理を終了する。
図9(b)は、信号処理回路107が第1メモリ部108に記憶された画像データに処理を実行中か否かに応じて保存先メモリを判定する場合のフローチャートである。
S1005において、制御部109は、信号処理回路107が、第1メモリ部108に記憶された画像データの処理を実行中か否かを判定し、実行中と判定されればS1007に、判定されなければS1006に処理を進める。
ここでは例えば、信号処理回路107が、第1メモリ部108に記憶された画像データに対して現像処理や符号化処理などを適用中と判定される場合に、制御部109は処理をS1007に進める。なお、信号処理回路107が撮像素子106から受信した画像データを第1メモリ部108へ転送している場合も、処理を実行中と判定するようにしてもよい。
S1006で制御部109は保存先メモリを第1メモリ部108と決定し、転送制御回路217に第2の転送モードを設定して処理を終了する。
S1007で制御部109は保存先メモリをフレームメモリ218と決定し、転送制御回路217に第1の転送モードを設定して処理を終了する。
なお、図9(a)と図9(b)の判定は、一方だけを行ってもよいし、両方を組み合わせて行ってもよい。この場合、撮像素子106から外部メモリ(第1メモリ部108)までの経路で画像データが転送中、または信号処理回路107が第1メモリ部108に記憶された画像データの処理を実行中と判定されれば、保存先メモリをフレームメモリ218に決定する。
さらに、図9(a)と図9(b)の判定の少なくとも一方に加え、第1実施形態と同様に、連写速度(fps)が閾値を超える場合には転送先を内部メモリ(フレームメモリ218)と決定するようにしてもよい。この場合、連写速度が閾値以下である場合に、図9(a)と図9(b)の判定の少なくとも一方を実行するようにすればよい。また、S901の後で連写速度に基づく転送先の判定を実行し、連写速度が閾値を超える場合にはS903の判定処理をスキップし、連写に係る全ての画像データをフレームメモリ218に転送するようにしてもよい。
このように、本実施形態では、静止画の連写中、撮影ごとに画像データの転送先を撮像素子の内部メモリとするか外部メモリとするかを判定するようにした。そのため、例えば外部メモリへの画像データ転送が終わっていない場合に連写が行えなくなったり、連写速度が低下したりすることを抑制できる。また、外部メモリを利用可能な場合には外部メモリへ画像データを転送することにより、内部メモリだけを利用する場合に対し、撮影終了後に内部メモリから外部メモリへの転送に要する時間を短縮できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101…レンズ、102…レンズ駆動部、106…撮像素子、107…信号処理回路、108…第1メモリ部、109…制御部、111…表示部、217…転送制御回路、218…フレームメモリ

Claims (14)

  1. 複数の画素と、
    前記複数の画素の周辺回路と、
    内部メモリと、
    前記複数の画素から読み出された画像データの転送先を切り替える転送制御回路とを有する撮像素子であって、
    前記転送制御回路は、前記画像データを前記内部メモリに転送する第1の転送モードと、前記画像データを前記撮像素子の外部に転送する第2の転送モードとを有し、外部から設定された転送モードで動作する、
    ことを特徴とする撮像素子。
  2. 前記複数の画素が形成された第1の集積回路と、
    前記周辺回路と、前記内部メモリと、前記転送制御回路とが統合された第2の集積回路とが積層された構造を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記第2の集積回路は、前記第1の集積回路より小さいプロセスルールで製造されていることを特徴とする請求項2に記載の撮像素子。
  4. 前記転送制御回路は、撮影の終了の通知に応じて、前記内部メモリに転送した前記画像データを前記撮像素子の外部に転送することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮像素子。
  5. 前記転送制御回路は、前記内部メモリから前記画像データを前記撮像素子の外部に転送する場合、最後の撮影に係る画像データを最初に転送することを特徴とする請求項4に記載の撮像素子。
  6. 前記転送制御回路は、前記内部メモリから前記画像データを前記撮像素子の外部に転送する場合、画像データを間引いて転送してから、残りの画像データを転送することを特徴とする請求項4に記載の撮像素子。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮像素子と、
    メモリと、
    前記転送制御回路の転送モードを前記転送制御回路に設定する設定手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  8. 前記設定手段は、前記撮像素子で撮影する動画像のフレームレートが閾値を超えると判定される場合に前記第1の転送モードを、前記フレームレートが前記閾値を超えると判定されない場合に前記第2の転送モードを、前記転送制御回路に設定することを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記設定手段は、前記撮像素子で撮影する静止画の連写速度が閾値を超えると判定される場合に前記第1の転送モードを、前記フレームレートが前記閾値を超えると判定されない場合に前記第2の転送モードを、前記転送制御回路に設定することを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記設定手段は、前記撮像素子から画像データが前記メモリに転送されていると判定される場合に前記第1の転送モードを、転送されていないと判定される場合に前記第2の転送モードを、前記転送制御回路に設定することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記設定手段は、前記撮像素子による静止画の連写中、1枚の撮影ごとに、前記撮像素子から画像データが前記メモリに転送されているか否かを判定することを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  12. さらに、前記メモリに転送された前記画像データに対して予め定められた処理を実行する信号処理手段を有し、
    前記設定手段は、前記信号処理手段が前記予め定められた処理を実行中と判定される場合に前記第1の転送モードを、前記信号処理手段が前記予め定められた処理を実行中と判定されない場合に前記第2の転送モードを、前記転送制御回路に設定することを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記設定手段は、前記撮像素子による静止画の連写中、1枚の撮影ごとに、前記信号処理手段が前記予め定められた処理を実行中か否かを判定することを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  14. 複数の画素と、
    前記複数の画素の周辺回路と、
    内部メモリと、
    前記複数の画素から読み出された画像データの転送先を切り替える転送制御回路とを有する撮像素子の駆動方法であって、
    前記画像データの転送先を、前記内部メモリとするか、前記撮像素子の外部メモリとするかを決定する工程と、
    前記決定した転送先へ前記画像データを転送するように前記転送制御回路に設定する工程と、を有することを特徴とする撮像素子の駆動方法。
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