JP6757199B2 - 撮像素子およびその駆動方法、ならびに電子機器 - Google Patents
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Description
例えば、2400万画素、各画素のデータ量が12bitの撮像素子を用いてフレームレート120fpsの撮影を実現するには、撮像素子から8ポートを用いて転送するとしても、4.32Gbps以上の転送速度が必要となる。
レンズ部101から入射する光束は絞り104にて適切な光量に調整され、撮像素子106の撮像面に被写体像を形成する。撮像面に形成された被写体像は、撮像素子106が有する光電変換素子によって電気信号に変換される。電気信号にはゲイン調整やA/D変換などが行われたのち、画素に設けられたカラーフィルタの色に応じてR(赤)、Gr(緑)、Gb(緑)、B(青)のデジタル画像信号として、信号処理回路107に送られる。信号処理回路107は、受信したデジタル画像信号に対し、ノイズを軽減するローパスフィルタ処理、シェーディング処理、WB処理などの各種の画像処理、さらに各種の補正処理、データの圧縮処理などを行う。
撮像素子106は第1の集積回路としての第1の半導体チップ20(撮像層)および第2の集積回路としての第2の半導体チップ21(回路層)を有し、第2の半導体チップ21上に第1の半導体チップ20が積層された構造を有する。第1の半導体チップ20はマトリックス状に配列された複数の画素201を有し、画素201に光が入射するように配置されている(つまり、撮像面を有している)。
P/S変換部219は画像データをシリアルデータに変換して信号処理回路107に出力する。
アップダウンカウンタ312は、比較器311に接続され、比較を開始してから比較器311の出力が変化するまでの期間の長さをカウントし、そのカウント値(デジタル値)をメモリ313に出力する。メモリ313に出力されるカウント値は、垂直信号線202から入力される画像信号に対応するデジタル値である。
撮像素子106を構成する第1の半導体チップ(撮像層)および第2の半導体チップ(回路層)は、それぞれのマイクロパッド402、403を電気的および機械的に接続するマイクロバンプ401により一体化されている。
Si基板503の光照射面側には、PD301としてのn型拡散領域507が形成されている。また、Si基板503の表面部(配線層504との境界部)には、PD301のp+拡散領域508、FD部306のn+拡散領域509、トランジスタ302〜305のn+拡散領域510が複数形成されている。
n+拡散領域509、n+拡散領域510、およびトランジスタのゲート配線511から転送トランジスタ302、リセットトランジスタ303、増幅トランジスタ304、選択トランジスタ305が構成される。
さらに、配線層504には、n+拡散領域510をマイクロパッド402と接続するためのビア514が形成されている。
Si基板505の表面部(配線層506との境界部)には、トランジスタの拡散領域516が複数形成される。
配線層506には、SiO2などからなる絶縁層内に、トランジスタのゲート配線517、信号伝搬用配線518が形成される。配線層506の表面部(第1の半導体チップ20と対向する面)にはCuなどからなるマイクロパッド403が形成されている。
トランジスタ拡散領域516やトランジスタのゲート配線517、信号伝搬用配線518などから各種回路が構成される。また、配線層506には、拡散領域516等をマイクロパッド403と接続するためのビア520が形成されている。
なお、本実施形態では第1の半導体チップ20および第2の半導体チップ21の接続端子としてマイクロバンプを用いる構成例を示したが、マイクロバンプを用いずに第1の半導体チップ20と第2の半導体チップ21とを直接接続する構成としてもよい。
S603で、操作部115を通じて動画記録モードの選択と、動画記録の開始指示(例えば動画撮影ボタンの押下操作)が入力されたとする。なお、操作部115が動画撮影指示用のボタンなどを有する場合、制御部109はそのボタンの操作を、動画記録モードの選択指示かつ動画記録の開始指示と解釈する。そのため、動画記録モードを明示的に選択する操作は不要である。
S610で信号処理回路107は、第1メモリ部108に保存した画像データに対し、ノイズを軽減するローパスフィルタ処理やシェーディング処理、ホワイトバランス調整処理、色補間処理など、補正処理や現像処理を適用する。
S701で制御部109は、撮影する動画のフレームレートが予め定められた閾値を超えるか否かを判定し、超えると判定されればS703へ、超えると判定されなければS702へ処理を進める。
閾値は例えば撮像素子106のP/S変換部を通じて信号処理回路への転送速度(fps)であってよい。なお、動画の1フレームあたりの解像度が選択可能な場合には、閾値を解像度ごとに用意しておくことができる。
S703で制御部109は、保存先をフレームメモリ218に決定し、転送制御回路217に第1の転送モードを設定して処理を終了する。
第1の実施形態では、撮影を開始する前に保存先メモリを決定し、撮影が終了するまでは保存先メモリを変更することが無かった。フレームメモリ218に画像データが保存された場合、撮影終了後にフレームメモリ218から第1メモリ部108への転送処理が実行される。そのため、フレームメモリ218に保存されている画像データが多いほど撮影終了から画像データの記録が完了するまでに時間を要する。
図8は、本実施形態における静止画連写撮影動作に関するフローチャートである。ここでは、ユーザにより、操作部115に含まれる電源ボタンがONされると、図8の動作が実行されるものとする。図8において、第1実施形態と同様の処理に関しては図6と同じ参照数字を付し、説明を省略する。
ここでは、1枚の画像の露光が終わった際の処理状況に応じて画像データの保存先を変更する際の動作に関しての詳細を説明する。
S1001において、制御部109は、撮像素子106から第1メモリ部108への経路のどこかで画像データを転送中か否かを判定し、転送中と判定されればS1003に、判定されなければS1002に処理を進める。
S1003で制御部109は保存先メモリをフレームメモリ218と決定し、転送制御回路217に第1の転送モードを設定して処理を終了する。
S1005において、制御部109は、信号処理回路107が、第1メモリ部108に記憶された画像データの処理を実行中か否かを判定し、実行中と判定されればS1007に、判定されなければS1006に処理を進める。
S1007で制御部109は保存先メモリをフレームメモリ218と決定し、転送制御回路217に第1の転送モードを設定して処理を終了する。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (14)
- 複数の画素と、
前記複数の画素の周辺回路と、
内部メモリと、
前記複数の画素から読み出された画像データの転送先を切り替える転送制御回路とを有する撮像素子であって、
前記転送制御回路は、前記画像データを前記内部メモリに転送する第1の転送モードと、前記画像データを前記撮像素子の外部に転送する第2の転送モードとを有し、外部から設定された転送モードで動作する、
ことを特徴とする撮像素子。 - 前記複数の画素が形成された第1の集積回路と、
前記周辺回路と、前記内部メモリと、前記転送制御回路とが統合された第2の集積回路とが積層された構造を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。 - 前記第2の集積回路は、前記第1の集積回路より小さいプロセスルールで製造されていることを特徴とする請求項2に記載の撮像素子。
- 前記転送制御回路は、撮影の終了の通知に応じて、前記内部メモリに転送した前記画像データを前記撮像素子の外部に転送することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮像素子。
- 前記転送制御回路は、前記内部メモリから前記画像データを前記撮像素子の外部に転送する場合、最後の撮影に係る画像データを最初に転送することを特徴とする請求項4に記載の撮像素子。
- 前記転送制御回路は、前記内部メモリから前記画像データを前記撮像素子の外部に転送する場合、画像データを間引いて転送してから、残りの画像データを転送することを特徴とする請求項4に記載の撮像素子。
- 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮像素子と、
メモリと、
前記転送制御回路の転送モードを前記転送制御回路に設定する設定手段と、
を有することを特徴とする電子機器。 - 前記設定手段は、前記撮像素子で撮影する動画像のフレームレートが閾値を超えると判定される場合に前記第1の転送モードを、前記フレームレートが前記閾値を超えると判定されない場合に前記第2の転送モードを、前記転送制御回路に設定することを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
- 前記設定手段は、前記撮像素子で撮影する静止画の連写速度が閾値を超えると判定される場合に前記第1の転送モードを、前記連写速度が前記閾値を超えると判定されない場合に前記第2の転送モードを、前記転送制御回路に設定することを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
- 前記設定手段は、前記撮像素子から画像データが前記メモリに転送されていると判定される場合に前記第1の転送モードを、転送されていないと判定される場合に前記第2の転送モードを、前記転送制御回路に設定することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記設定手段は、前記撮像素子による静止画の連写中、1枚の撮影ごとに、前記撮像素子から画像データが前記メモリに転送されているか否かを判定することを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
- さらに、前記メモリに転送された前記画像データに対して予め定められた処理を実行する信号処理手段を有し、
前記設定手段は、前記信号処理手段が前記予め定められた処理を実行中と判定される場合に前記第1の転送モードを、前記信号処理手段が前記予め定められた処理を実行中と判定されない場合に前記第2の転送モードを、前記転送制御回路に設定することを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記設定手段は、前記撮像素子による静止画の連写中、1枚の撮影ごとに、前記信号処理手段が前記予め定められた処理を実行中か否かを判定することを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
- 複数の画素と、
前記複数の画素の周辺回路と、
内部メモリと、
前記複数の画素から読み出された画像データの転送先を切り替える転送制御回路とを有する撮像素子の駆動方法であって、
前記画像データの転送先を、前記内部メモリとするか、前記撮像素子の外部メモリとするかを決定する工程と、
前記決定した転送先へ前記画像データを転送するように前記転送制御回路に設定する工程と、を有することを特徴とする撮像素子の駆動方法。
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JP2016147776A JP6757199B2 (ja) | 2016-07-27 | 2016-07-27 | 撮像素子およびその駆動方法、ならびに電子機器 |
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JP2018019238A JP2018019238A (ja) | 2018-02-01 |
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