JP2018018334A - 前立腺がん検診支援システム - Google Patents

前立腺がん検診支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018018334A
JP2018018334A JP2016148605A JP2016148605A JP2018018334A JP 2018018334 A JP2018018334 A JP 2018018334A JP 2016148605 A JP2016148605 A JP 2016148605A JP 2016148605 A JP2016148605 A JP 2016148605A JP 2018018334 A JP2018018334 A JP 2018018334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
examinee
examination
psa
prostate cancer
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016148605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6687478B2 (ja
Inventor
柴田 真理子
Mariko Shibata
真理子 柴田
橋本 敬介
Keisuke Hashimoto
敬介 橋本
康雄 櫻井
Yasuo Sakurai
康雄 櫻井
敦子 杉山
Atsuko Sugiyama
敦子 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Medical Systems Corp
Priority to JP2016148605A priority Critical patent/JP6687478B2/ja
Publication of JP2018018334A publication Critical patent/JP2018018334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6687478B2 publication Critical patent/JP6687478B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】費用面での無駄が少なく、適切な条件下で検査を行なうことによりPSA高値の偽陽性も少なくなるような前立腺がん検診を実現するための支援システムを提供すること。
【解決手段】 前立腺検査前の所定の準備期間中における受診者の活動量に関する情報を自動的に取得する取得部と、活動量に関する情報に基づいて、準備期間における前記受診者の活動量の適否を判定する判定部と、を具備する前立腺がん検診支援システムである。
【選択図】 図5

Description

本発明の実施形態は、前立腺がん検診支援システムに関する。
日本泌尿器科学会では、「前立腺特異抗原(prostate specific antigen; PSA)検査を用いた前立腺がん検診は、最新の死亡率低下効果に関する無作為化比較対照試験(RCT)によって、効率よく、確実に死亡率低下効果を得られることが証明された」とし、住民検診では50歳以上、前立腺がんの家族歴がある人や人間ドックの受診機会がある人であれば40歳代からの検診受診を強く勧めている。また、40歳代のPSA値はその人個人の”PSA基礎値”と呼ばれているが、最近の研究により、PSA基礎値が将来の前立腺がん発症リスクに密接に関係していることが報告されている。PSA基礎値が低いほど、前立腺がん発症リスクは低い傾向があるため、40歳代でPSA基礎値を把握することが、その後の個人的な前立腺がん検診受診間隔の設定にも有用なことが示唆されている。そこで、前立腺がん検診におけるPSA検査は国内でも徐々に普及しつつある。
上述のように前立腺がん検診におけるPSA検査は国内でも徐々に普及しつつあるが、50歳以上の受診を推奨としている場合が多い。まだ40歳代で測定するPSA基礎値に関しては周知されておらず、40歳代での受診の機会は少ないのが現状である。40歳代からの受診を促すための対策としては、例えば企業健診に取り入れることが考えられるが、企業の金銭的な負担が多くなることは避けられず、国民医療費の増加にもつながる恐れがある。また、PSA検査にも不利益はあり、例えば適当な条件での検査が行なわれなかった結果生じる、PSA高値の偽陽性等は、過剰な再検査や、受診者の精神的な負担を増加させることになる。
また、医療ビッグデータの構築が国の政策に上がって来ていることもあり、前立腺がん発症機序の研究のためのPSA基礎値や検査ごとのPSA値の変動が、その他のバイタルデータとともに国のデータベースに登録されて行くようになることも考えられるが、精度の高いデータでなければ役に立たないと考えられる。
通常の健康診断の一般的な血液検査では、生活指導に反映させるために、普段の生活の状態での検査値を取得することが望ましく、空腹時血糖値検査等に対する食事制限以外は、普段の生活上の行動を制限するべきではないとされているが、PSA基礎値は生活上の行為の影響をできるだけ排除して計測し、本来の前立腺の健康状態を知ることが望ましい。
特開2008−269247号公報
上記事情を鑑みて、目的は、費用面での無駄が少なく、適切な条件下での検査によりPSA高値の偽陽性も少なくなるような前立腺がん検診を実現するための前立腺がん検診支援システムを提供することである。
本実施形態に係る前立腺がん検診支援システムは、前立腺検査前の所定の準備期間中における受診者の活動量に関する情報を自動的に取得する取得部と、活動量に関する情報に基づいて、準備期間中における前記受診者の活動量の適否を判定する判定部と、を具備するものである。
図1は、第1の実施形態に係る前立腺がん検診支援システム1の概略構成を示した図である。 図2は、情報端末2のブロック構成図である。 図3は、検査支援サイトに設けられる検査支援サイトサーバ3のブロック構成図である。 図4は、検査センター(病院等)に設けられ管理される検査センターサーバ4のブロック構成図である。 図5は、本前立腺がん検診支援機能に従う処理(前立腺がん検診支援処理)の流れを示したフローチャートである。 図6は、所定の受診者について一定期間に亘り取得された加速度を、時系列に配列したグラフを示している。 図7は、PSA検査を行う場合においてその検査結果に影響を及ぼすとされる不適当行為と、各不適当行為に割り当てられた点数(重み)とを示した不適当行為テーブルである。 図8は、第2の実施形態に係る前立腺がん検診支援システム1の概略構成を示した図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら第1の実施形態に係る前立腺がん検診支援システムについて説明する。
図1は、第1の実施形態に係る前立腺がん検診支援システム1の概略構成を示した図である。同図に示す様に、本前立腺がん検診支援システム1は、情報端末2、検査支援サイトサーバ3、検査センターサーバ4を具備している。情報端末2、検査支援サイトサーバ3、検査センターサーバ4の間では、ネットワークNを介してデータ通信が可能である。
図2は、情報端末2のブロック構成図である。同図に示す様に、情報端末2は、PSA検査の受診者によって所持され、当該受診者のバイタル情報(心拍数、呼吸数、血圧、体温)、日常の活動量を計測・記憶するためのウェアラブル端末或いは携帯電話等であり、制御部20、記憶部21、表示部22、操作部23、出力部24、通信部25、計測部26を有している。
制御部20は、情報端末2を統括的に制御するCPU等のプロセッサである。また、制御部20は、記憶部21に記憶された専用プログラムを起動し、当該プログラムに基づいて計測部26等を制御することにより、前立腺がん検診支援のための各種計測データを取得する。さらに、制御部20は、検査支援サイトサーバ3において解析された当該受診者の活動量解析結果に基づいて出力部24を制御し、所定の警告情報を出力させる。
記憶部21は、前立腺がん検診支援のための各種計測データを取得、転送するため、或いは検査支援サイトサーバ3からの指示により出力部24から警告を発するための専用プログラム、計測部26において経時的に計測された計測データを記憶する。
表示部22は、ディスプレイであり、操作部23は、タッチパネル、テンキー等の入力デバイス(入力インターフェース回路)である。通信部25は、ネットワークNを介して検査支援サイトサーバ3、検査センターサーバ4とデータの送受信を行う。特に、通信部25は、後述する前立腺がん検診支援機能に従う処理においては、計測部26において計測され記憶部21に記憶された計測データを検査支援サイトサーバ3に送信し、検査支援サイトサーバ3において解析された当該受診者の活動量解析結果を受信する。
出力部24は、制御部20の制御のもと、検査支援サイトサーバ3において解析された当該受診者の活動量解析結果に基づいて、所定の情報(警告メッセージ、警告音等)を出力する。
計測部26は、当該情報端末2を身につけた受診者のバイタル情報、身体の少なくとも一部の加速度情報を経時的に計測する。
図3は、検査支援サイトに設けられる検査支援サイトサーバ3のブロック構成図である。ここで、検査支援サイトとは、PSA検査を受ける受診者を支援する組織、団体であり、典型的には、受診者が所属する企業、或いは当該企業から支援委託を受けた業者等である。検査支援サイトサーバ3は、この様な検査支援サイトによって管理されるものであり、同図に示す様に、制御部30、記憶部31、表示部32、操作部33、出力部34、通信部35を有している。
制御部30は、当該検査支援サイトサーバ3を統括的に制御するCPU等のプロセッサである。また、制御部30は、記憶部31に記憶された専用プログラムを起動し、受診者情報管理部30a、活動量解析部30bとしての機能を実現する。
受診者情報管理部30aは、情報端末2よりネットワークNを介して送られてくる各受診者の計測データ、活動量解析部30bにより解析結果を受診者情報に登録する。
活動量解析部30bは、所定のタイミングで各受診者情報を解析して活動量を計測し、準備期間中における各受診者の活動量の適否を判定する。
記憶部31は、受診者情報管理部30a、活動量解析部30bとしての機能を実現するための専用プログラムを記憶する。また、記憶部31は、受診者情報を管理するための管理テーブルを記憶し、受診者情報データベースとして機能する。
表示部32は、ディスプレイであり、操作部33は、タッチパネル、テンキー等の入力デバイス(入力インターフェース回路)である。出力部34は、プリンタ、スピーカ等の出力装置である。通信部35は、情報端末2、検査センターサーバ4とデータの送受信を行う。特に、通信部35は、後述する前立腺がん検診支援機能に従う処理において、活動量解析部30bにおいて解析された受診者の活動量解析結果を、情報端末2や、検査センターサーバ4に送信する。
図4は、検査センター(病院等)に設けられ管理される検査センターサーバ4のブロック構成図である。同図に示す様に、検査センターサーバ4は、制御部40、記憶部41、表示部42、操作部43、出力部44、通信部45を有している。
制御部40は、当該検査センターサーバ4を統括的に制御するCPU等のプロセッサである。また、制御部40は、記憶部41に記憶された専用プログラムを起動し、受診者情報管理部40a、PSA検査実行判定部40bとしての機能を実現する。
受診者情報管理部40aは、情報端末2および検査支援サイトサーバ3よりネットワークNを介して送られてくる各受診者の計測データ、活動量解析部30bにおいて解析された受診者の活動量解析結果、PSA検査実行判定部40bによる判定結果を受診者情報に登録する。
PSA検査実行判定部40bは、問診票の回答内容と図7に示したそれを行なうことによりPSA値の上昇を生じるとされている行為(以降“不適当行為”とする)を登録したテーブル(以降“不適当行為テーブル”とする)とを参照しながら不適当行為ごとに点数をつけてその積値を算出し、算出された積値と予め設定された閾値と比較することで、PSA検査の実行の適否を判定する。また、PSA検査実行判定部40bは、問診票の回答内容による定量的判定に加えて、各受診者につき準備期間中に取得された管理情報に含まれる計測結果(加速度による活動量)を基準として、PSA検査の適否を判定する。
記憶部41は、受診者情報管理部40a、PSA検査実行判定部40bとしての機能を実現するための専用プログラムを記憶する。また、記憶部41は、また、受診者情報を管理するための管理テーブルを記憶し、受診者情報データベースとして機能する。
表示部42は、ディスプレイであり、操作部43は、タッチパネル、テンキー等の入力デバイス(入力インターフェース回路)である。出力部44は、プリンタ、スピーカ等の出力装置である。通信部45は、情報端末2、検査支援サイトサーバ3とデータの送受信を行う。特に、通信部45は、後述する前立腺がん検診支援機能に従う処理において、PSA検査実行判定部40bにおいて適切なPSA検査が可能か否かを判定した結果を、情報端末2或いは検査支援サイトサーバ3に送信する。
(前立腺がん検診支援機能)
次に、前立腺がん検診支援システム1が具備する前立腺がん検診支援機能について説明する。本機能は、例えば、PSA検査前までの所定の準備期間において情報端末2によって受診者の活動量(運動量)を監視し、PSA検査に影響のある活動を所定量以上検知した場合には当該受診者に警告すると共に、PSA検査日において所定の準備期間中の監視結果に基づいてPSA検査の結果に影響を及ぼす事象について重み付けを行い、適切なPSA検査が可能か否かを自動的に判定する、または検査者の判定を支援するものである。
なお、以下においては、説明を具体的にするため、企業健診において40歳以上の男性社員を対象にPSA検査を導入する場合を想定する。従って、受診者は当該企業に勤務し、PSA検査を希望する40歳以上の男性社員であり、検査支援サイトは例えば当該企業の総務部等であり、検査センターは当該企業の企業健診を実施する病院である。
図5は、本前立腺がん検診支援機能に従う処理(前立腺がん検診支援処理)の流れを示したフローチャートである。以下、各ステップにおける処理について、詳しく説明する。
[ステップS1:PSA検査希望者のカウント]
まず、検査支援サイトサーバ3の受診者情報管理部30aは、事前に登録されたスケジュールに従い、例えば健康診断の3ヶ月前に、事前登録された対象者である40歳以上の男性社員が所有する携帯情報端末(携帯電話等)に、ネットワークNを介してPSA検査希望のアンケートを送信する。検査を希望する社員(以降“受診者”とする)は、自身の携帯情報端末より、検査希望の回答を検査支援サイトサーバ3の受診者情報管理部30aに送信する。受診者情報管理部30aは、受け取った検査希望回答に基づいて各受診者のPSA検査希望を受け付けると共に、PSA検査を希望する受診者の総数をカウントする。これらの結果は、受診者情報として記憶部31に自動的に記憶される。
[ステップS2:採血管・試薬等の必要量の把握]
次に、受診者情報管理部30aは、データベースとしての記憶部31に記録され、定められた期限内にカウントされた、その年の健康診断時のPSA検査希望者数を、所定のタイミングで検査センターサーバ4に送信する。検査センターサーバ4の受診者情報管理部40aは、おおよそのPSA検査に必要な試薬や採血管の本数を把握できる情報、各PSA検査受診者に装着させる情報端末2の合計数を把握できる情報を、当該検査センターのPSA検査担当者に提示する。さらに、検査センターサーバ4の受診者情報管理部40aは、発注先のサーバに今回のPSA検査に必要な試薬や採血管の本数、情報端末2の合計数を自動発注するようにしてもよい。
[ステップS3:情報端末等の手配]
一方、今回のPSA検査の各受診者に対しては、予め各個人に設定されたPSA検査日の例えば2週間前(すなわち、PSA検査準備期間の開始日)までに、図2に示した情報端末2が貸し出される。検査支援サイトサーバ3の受診者情報管理部30aは、各情報端末2と各受診者とを所定のIDによって対応付け、どの受診者がどの情報端末2を身につけるかを受診者情報として管理する。
[ステップS4:活動量計測]
各受診者に装着された情報端末2の計測部26は、当該受診者についてのバイタル情報及び加速度情報を随時計測する。計測された結果は計測時刻等の時間情報と共に記憶部21に自動的に記憶される。制御部20は、記憶された計測結果及び時間情報と、当該情報端末2を特定するための情報とを含む管理情報を、所定のタイミングで検査支援サイトサーバ3に送信する。検査支援サイトサーバ3が受信した管理情報は、対応する受診者に関する受診者情報として記憶部31に自動的に蓄積される。
活動量解析部30bは、所定のタイミングで各受診者情報を解析して活動量を計測し、準備期間における各受診者の活動量の適否を判定する。
図6は、所定の受診者について一定期間に亘り取得された加速度を、時系列に配列したグラフを示している。活動量解析部30bは、情報端末2より自動送信される管理情報に含まれた加速度を図6に示す様に時系列にプロットしてモニタリングする。一般に、計測される加速度と活動量との間には相関があると考えられることから、活動量解析部30bは、加速度が予め設定された閾値を超えた場合には、「当該受診者は、許容以上の活動をしている。」と判定する。検査支援サイトサーバ3と情報端末2とは、ネットワークNを介して常時双方向の通信が可能である。従って、「当該受診者は、許容以上の活動をしている(加速度が予め設定された閾値を超えた)。」と判定した場合には、活動量解析部30bは、情報端末2の出力部24に備えられたアラーム機能や表示部22の表示画面等を介して、警告音や光や文字等で現在の運動を控えるように受診者に警告する。なお、現実には、図6に示したように、大幅に閾値を超えるものや閾値付近のもの等、様々な値で加速度が計測される。従って、警告は一定パターンではなく、加速度の大きさ(活動量の強度)によって強弱を制御するようにしてもよい。
なお、活動量解析部30bは、心拍数、血圧等のバイタル情報についても、上記加速度と同様の手法によって各受診者の活動量の適否を判定することができる。
また、受診者への警告は、検査支援サイトサーバ3における判定を介さず、情報端末2の計測部26において閾値を超えた加速度を計測したことをトリガとして、ただちに警告を発する構成としてもよい。このとき、加速度計測の履歴を残すために、閾値を超えたタイミングでのみ記憶部21に計測結果を記憶すると共に、ネットワークを介して検査支援サイトサーバ3のデータベースに時系列的及び累計的に蓄積する。或いは、閾値を超えたか否かに関わらず、計測した加速度を継続的且つ時系列的に記憶するようにしてもよい。前者の方が情報量は膨大にならずに済む。この様に蓄積されたデータは、後述するPSA検査実行判定やPSA値異常値の際、或いは再検査判定に用いることができる。
[ステップS5:当日問診]
一般に、PSA検査では、受診者が問診に答えることが受診の必須条件となっている。検査支援サイトサーバ3の受診者情報管理部30aは、事前に登録されたスケジュールに従い、健康診断の当日に、各受診者の携帯情報端末にPSA検査のための問診を自動送信する。
図7は、PSA検査を行う場合においてその検査結果に影響を及ぼすとされる不適当行為と、各不適当行為に割り当てられた点数(重み)とを示した不適当行為テーブルである。同図に列記されている様に、PSA検査の前に激しい運動や長時間・長距離の自転車走行等で前立腺に物理的な刺激を与えた場合に、PSA値が高く出る可能性がある。
当日受診者に配布される問診票の項目は、図7に示した様な不適当行為を、行為ごとに定められた日数以内に行ったかどうかを問うものである。項目によっては第三者が知ることが適切でない場合があるため、問診票はなるべく自動的に読み取られて処理されることが望ましい。また、当該問診票も次に述べるPSA検査実行判定や、更に後に述べる、PSA値異常値の際の再検査判定に用いられ、また疫学調査のための統計を取るためには重要な情報であるため、データベースとしての検査支援サイトサーバ3の記憶部31又は検査センターサーバ4の記憶部41に、適切なセキュリティレベルで記憶(登録)される。
[ステップS6:PSA検査実行判定]
従来の血液検査では、例えば空腹時血糖値の検査が含まれることにより朝食禁止の指示が出ているにもかかわらず、朝食を取って来てしまった受診者に対しても、とりあえず採血を行なうことが多かった。これに対し、本前立腺がん検診支援システムを利用するPSA検査の場合は、余計な採血の実施及び余計な採血管の使用、比較的高価な試薬の無駄遣いを防止するために、問診の回答内容の信頼性を、例えば2週間の準備期間中に取得した管理情報を用いて検証し、その結果に基づいてPSA検査が適切に行なえるかどうかを、本前立腺がん検診支援機能において自動的に判定、または検査者の判定を支援する
すなわち、検査センターサーバ4のPSA検査実行判定部40bは、受診者の携帯情報端末を介してデータベース(すなわち、検査支援サイトサーバ3の記憶部31又は検査センターサーバ4の記憶部41)に記憶された、個人ごとの問診の回答内容を呼び出す。
PSA検査実行判定部40bは、呼び出された問診の回答内容と図7に示した不適当行為テーブルとを参照しながら不適当行為ごとに点数をつけ(重み付け)、その積値を算出する。また、PSA検査実行判定部40bは、算出された積値と予め設定された閾値と比較し、積値が閾値を上回る場合には「PSA検査は適切に実行できない。」と判定し、一方、積値が閾値以下である場合には「PSA検査は適切に実行できる。」と判定する。
より具体的には、図7において、「問診番号3: 2日以内1日以前に長時間の激しい運動をした。」に該当し、且つ「問診番号11:3ヶ月以内15日以前に前立腺関連の治療薬を服用した。」に該当すれば、5点×5点=25点となり閾値の45点より低い。係る場合には、PSA検査実行判定部40bは、「PSA検査は適切に実行できる。」と判定する。一方、図7において、「問診番号3:2日以内1日以前に長時間の激しい運動をした。」に該当し、且つ「問診番号5:14日以内4日以前に長時間の激しい運動をした。」に該当し、さらに「問診番号13:6ヶ月以内に診断され完治した前立腺関連の疾病がある。」に該当する場合には、5点×5点×5点=125点となり、閾値の45点より高い。係る場合には、PSA検査実行判定部40bは、「PSA検査は適切に実行できない。」と判定する。医師等は、この判定の結果を受けてPSA検査を後日に延期する。なお、医師の変更判断によらずとも、PSA検査実行判定部40bにより新たなPSA検査日を自動的に設定するようにしてもよい。
また、「問診番号1:当日の30分以上の自転車走行をした。」などのように、単独で50点である項目に該当する場合には、PSA検査は自動的に延期されることになる。
さらに、PSA検査実行判定部40bは、問診票の回答内容による定量的判定に加えて、各受診者につき準備期間中に取得された管理情報に含まれる計測結果(活動量解析部30bにおいて解析された受診者の活動量解析結果等)を基準として、PSA検査の適否を判定する。すなわち、PSA検査実行判定部40bは、問診票の回答で「激しい運動を全くしていない。」とされていた場合でも、準備期間中に取得された管理情報に含まれる計測結果が激しい運動をしたことを示しているような場合には、問診票の回答内容よりも当該計測結果を優先し、PSA検査の適否を判定する。
なお、準備期間中に取得された活動量とPSA値の変動の関係をデータベース内の統計に反映させ、システムの精度向上に寄与させることも可能である。また、検査実行不可になった人数の検査希望者に対する割合を例えば毎年の健康診断ごとに記録し、統計値として累積し、次回の検査人数把握時に反映させることで、必要な試薬や採血管の数量を予測し、適切な数量だけの発注量に調整することができると思われる。このことにより試薬の期限切れによる無駄の発生や、返却の手間の発生を防ぐことが可能になる。
また、一般的に、図7に示した各不適当行為のためにPSA値の上昇が疑われる場合には、再検査には2週間程度の期間を開けることが望ましいとされている。検査延期の場合にもこれに習い、PSA検査実行判定部40bは、2週間後に企業健診が行なわれている場合には全ての血液検査を延期するが、日程的に2週間後には企業健診が終了している場合には、PSA検査だけを延期し、他の血液検査は実行するように、スケジュール管理を行う。
[ステップS7:PSA検査ラベル出力]
例えば、受診者が採血検査室の入り口に備えられたID読み取り端末にIDカードを読ませると、ID読み取り端末はPSA検査管理システムの制御回路に受診者のIDを送信する。PSA検査実行判定部40bは、データベースに登録されたPSA検査実行判定結果を呼び出し、検査実行が可能であった場合には、ラベル出力回路(図示せず)にID情報を送信する。ラベル出力回路は、受診者IDと共にPSA検査用バーコードが印刷されたラベルを出力する。ここで、一般の血液検査用のラベル等、他の血液検査用のラベルもID情報が追加されて、同時に出力されるようにしてもよい。また、一般の血液検査だけを受ける受診者もPSA検査も受ける受診者も、同じようにID読み取り端末にIDカードを読ませると、各々に該当するタイプのラベルが出力されるようにしてもよい。
受診者が出力されたPSA検査用のラベルを持って採血担当者のところに行くことで、採血担当者はその受診者がPSA検査の対象者であることが認識でき、PSA検査に必要な分の採血を行なうことができる。
また、受診者ではなく採血担当者側にあるラベル出力回路からラベルが出て来るようにしてもよい。しかしながら、当該形態は、受診者が複数同時に検査室に入って来る環境においては、取り違えが生じる恐れがあり適切ではない。
なお、ここでは受診者が持参したラベルを採血担当者が人力で採血管に貼着するように説明した。これに対し、IDカードを読ませることで、ID番号が印刷されたラベルが自動的に貼着された採血管が出て来るような装置を用いてもよい。ただし大規模な装置になると思われるため、企業健診には向かないと思われる。
受診者が持参したラベルは、その枚数分だけの採血管に人的に或いは機械的に貼着される。ここで、採血管の種類や採血管内の抗凝固剤が検査内容によって異なる場合は、たとえば採血管のキャップ等の色と、貼着するラベルの色を一致させるなどして、間違えが生じないようにする。
[ステップS8:採血検査]
受診者は採血担当者により、予め定められた本数分の採血をされる。このとき、採血者側に携帯端末画面等があり、受診者のIDカードを読ませるか、ラベルのバーコードを読ませることで、過去の受診者情報を用いてPSA検査管理システムから該当する受診者の例えば“抗凝固薬使用者”、“前回採血時に気分が悪くなった”等の採血時注意情報が呼び出され、採血担当者に注意を促すものとしてもよい。
[ステップS9:採血管の仕分け]
採血管が複数あり、例えば一般血液検査用の採血管とPSA検査用の採血管を別のトレイ等に分けて入れなければならない場合には、上から見てもわかるように採血管をキャップで色分けしてそれぞれのトレイに立てて入れるようにする。最後に光学カメラで上から撮影して、カラーセンサーで別の色のキャップを検出する手法も考えられる。
[ステップS10:PSA値の測定・登録]
検査センターにおいて測定されたPSA値は、自動的にあるいは検査センター等の入力担当者による手動によって、データベースとしての記憶部41及び記憶部31に送られて記憶され、受診者ごとIDによって管理され、毎年の値の変化がわかるように時系列的に記録される。また、様々なバイタルデータとの関連が調査できるように、他の検査値、胸部X線等の画像情報も含めて、IDによって紐づけされて記録されることが望ましい。また、国や製薬会社等による疫学調査や薬剤の研究等に用いられることを想定して、個人情報と結びつかない形で出力できる形でも記録されることが望ましい。
[ステップS11:再検査判定]
前立腺がん検診支援システム1を用いたPSA検査により、再検査の判断に迷うようなやや高めのPSA値が検出された場合は、PSA検査実行判定部40bは、検査前にデータベースに登録された不適当項目の内容から、再検査判定を行う。この場合も重み付けの計算結果の閾値による判定でもよいし、項目ごとに予想されるPSA値上昇率が決定されていて、この範囲内にPSA値が入っているかどうかで判断することにしてもよい。この場合は、重視する不適当項目の順番が定められていることが望ましい。また、いずれの場合も最終判断は医師によるものとするが、はじめから医師による判断とすることでもよい。
[ステップS12:通知]
制御部40は、上述した一連のPSA検査の結果、及び再検査の必要性等を、例えば各受診者の携帯情報端末に送信することで、各受診者に通知する。
以上述べた本実施形態に係る前立腺がん検診支援システムによれば、PSA検査前までの所定の準備期間において情報端末によって受診者の活動量を監視し、PSA検査に影響のある活動を閾値以上検知した場合には当該受診者に警告すると共に、PSA検査日において所定の準備期間中の監視結果に基づいてPSA検査の結果に影響を及ぼす事象について重み付けを行い、適切なPSA検査が可能か否かを客観的判定する。これにより、PSA検査特有の検査結果の曖昧さが軽減され、受診者への不利益とされるPSA高値の偽陽性のための精神的苦痛も軽減されることができる。また、精度の高いPSAデータの収集が可能となり、有効な疫学データにもなる。更に誤った値が出る可能性の高い不必要な検査をなくすことができ、医療費の不必要な増加を抑えることもできると期待される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る前立腺がん検診支援システム1について説明する。本前立腺がん検診支援システム1は、PSA実行の判定基準に、広域カルテを用いる例である。
図8は、第2の実施形態に係る前立腺がん検診支援システム1の概略構成を示した図である。同図に示す様に、本前立腺がん検診支援システム1は、図1において示した構成に加えて、広域カルテ管理団体によって管理される広域カルテデータベース5をさらに具備している。ここで、広域カルテ管理団体とは、例えば自治体や地域の基幹病院、医療機関同士の連携等により共有されるカルテを管理する組織等である。広域カルテデータベース5は、ネットワークNと接続され、情報端末2、検査支援サイトサーバ3、検査センターサーバ4、或いは受診者の担当医が管理する端末(図示せず)との間でデータ通信が可能である。
広域カルテデータベース5は、少なくともPSA検査受診者に関する広域カルテを格納する。PSA検査実行判定部40bは、ステップS6におけるPSA検査実行判定において、広域カルテデータベース5から該当する受診者の広域カルテを読み出し、問診票の回答と照合することで、さらにPSA検査の適否を判定する。例えば、問診票の回答で「問診番号7:7日以内に直腸診を受診していない。」とされていた場合でも、広域カルテにおいて7日以内の直腸診の受診履歴が確認できる場合には、問診票の回答内容よりも当該広域カルテの記載を尊重し、PSA検査の適否を判定する。
以上述べた本実施形態に係る前立腺がん検診支援システムによれば、広域カルテを利用することで、さらに信頼性の高いPSA検査実行適否の判定を実現することが可能となる。例えば、直腸診を行った担当医師が後のPSA検査を考慮して広域カルテに直腸診の受診事実を積極的に記載することで、直腸診を行った担当医師とPSA検査を行う病院とでその事実を共有することができる。その結果、PSA検査の適切な時期を調整しやすくなり、無駄なPSA検査を減らすことが期待できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
例えば、上記各実施形態ではPSA検査を中心に説明した。しかしながら、同様の支援システムは、PSA検査に限らず例えばテストステロン値検査等の他の検査においても有効である。
また、これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…前立腺がん検診支援システム、2…情報端末、3…検査支援サイトサーバ、4…検査センターサーバ、20…制御部、21…記憶部、22…表示部、23…操作部、24…出力部、25…通信部25、26…計測部、30…制御部、30a…受診者情報管理部、30b…活動量解析部、31…記憶部、32…表示部、32…操作部、34…出力部、35…通信部、40…制御部、40a…受診者情報管理部、40b…PSA検査実行判定部、41…記憶部、42…表示部、43…操作部、44…出力部、45…通信部。

Claims (8)

  1. 前立腺検査前の所定の準備期間中における受診者の活動量に関する情報を自動的に取得する取得部と、
    前記活動量に関する情報を解析し、その解析結果に基づいて前記準備期間における前記受診者の活動量の適否を判定する解析部と、
    を具備することを特徴とする前立腺がん検診支援システム。
  2. 前記前立腺検査日に前記受診者から取得した問診の結果を定量化し、得られた定量値に基づいて前記受診者の前立腺検査実行の適否を判定する判定部をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の前立腺がん検診支援システム。
  3. 前記判定部は、受診者の予め設定された日数以内の直腸診受診の有無、受診者の予め設定された日数以内の長時間のバイク・自転車走行の有無、受診者の予め設定された日数以内の長時間の激しい運動の有無、受診者の予め設定された日数以内の射精の有無、受診者の予め設定された日数以内の前立腺関連の治療薬投与の有無、受診者の予め設定された日数以内に診断された前立腺関連の疾病の有無、のうちの少なくともいずれかを含む前記問診の結果を重み付けにより定量化すること、を特徴とする請求項2記載の前立腺がん検診支援システム。
  4. 前記判定部は、前記前立腺検査日に前記受診者から取得した問診の内容を、前記取得部によって取得された前記受診者の活動量に関する情報及び前記解析結果の少なくとも一方を用いて検証し、その結果に基づいて前記受診者の前立腺検査実行の適否を判定すること、を特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の前立腺がん検診支援システム。
  5. 前記取得部は、前記受診者の活動量に関する情報を取得するためのウェアラブル端末を有することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の前立腺がん検診支援システム。
  6. 前記解析部による前記判定結果に基づいて、前記受診者に活動量が不適であることを知らせるための警告部をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の前立腺がん検診支援システム。
  7. 前立腺検査前の所定の準備期間中における前記受診者の前記活動量に関する情報、前記解析部による前記解析結果、前記解析部による前記判定結果、前立腺検査日に前記受診者から取得した前記問診の結果、前記判定部による前記判定結果のうちの少なくともいずれかを、前記受診者の管理情報として或いは前記受診者の個人情報と結びつかない形式で疫学研究データとして、自動的に登録するデータベースをさらに具備することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の前立腺がん検診支援システム。
  8. 一定期間において実施される前立腺検査の受診希望を受け付け、その結果に基づいて前記前立腺検査に必要な試薬及び採血管の数量を計算する計算部をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一項記載の前立腺がん検診支援システム。
JP2016148605A 2016-07-28 2016-07-28 前立腺がん検診支援システム Active JP6687478B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148605A JP6687478B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 前立腺がん検診支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148605A JP6687478B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 前立腺がん検診支援システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018018334A true JP2018018334A (ja) 2018-02-01
JP6687478B2 JP6687478B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=61076322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016148605A Active JP6687478B2 (ja) 2016-07-28 2016-07-28 前立腺がん検診支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6687478B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003036539A1 (fr) * 2001-10-23 2003-05-01 Citizen Watch Co., Ltd. Systeme de gestion de sante et programme de gestion de sante
JP2003290176A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Seiko Instruments Inc 携帯型生体情報収集装置、生体情報収集システム及び生体情報収集方法
JP2010092344A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Fujifilm Corp 医療業務支援システム、医療業務支援方法、及びプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003036539A1 (fr) * 2001-10-23 2003-05-01 Citizen Watch Co., Ltd. Systeme de gestion de sante et programme de gestion de sante
JP2003290176A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Seiko Instruments Inc 携帯型生体情報収集装置、生体情報収集システム及び生体情報収集方法
JP2010092344A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Fujifilm Corp 医療業務支援システム、医療業務支援方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6687478B2 (ja) 2020-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6551959B1 (ja) ソフトウェア、健康状態判定装置及び健康状態判定方法
Boffetta et al. Cancer in World Trade Center responders: Findings from multiple cohorts and options for future study
JP6719799B1 (ja) ソフトウェア、健康状態判定装置及び健康状態判定方法
Stanley et al. Suicidal behavior and non-suicidal self-injury in emergency departments underestimated by administrative claims data
JP7228884B2 (ja) ソフトウェア及び診断支援装置
JP2003167960A (ja) 健康管理システム
Criter et al. Fall risk screening protocol for older hearing clinic patients
Eglseer et al. The impact of using a malnutrition screening tool in a hospital setting: a mixed methods study
Proffitt et al. Evaluation of the (qSOFA) tool in the emergency department setting: nurse perception and the impact on patient care
KR101711886B1 (ko) 멀티건강체크 검사장치를 이용한 건강관리 시스템 및 방법
JP2009258886A (ja) 遠隔検査方法および遠隔検査システム
US11109786B2 (en) Information provision method, information processing system, information terminal, and information processing method
KR20120132808A (ko) 의료기기의 의료 기록과 피검사자 id를 맵핑하는 전자의무기록 시스템
US20200008731A1 (en) Information provision method, information processing system, information terminal, and information processing method
JP6687478B2 (ja) 前立腺がん検診支援システム
Chirdkiatisak et al. Thai diabetes prevention education program: development and validation of the Thai physical activity questionnaire for at-risk people
US11083417B2 (en) Information provision method, information processing system, information terminal, and information processing method
US11090000B2 (en) Information provision method, information processing system, information terminal, and information processing method
US11058353B2 (en) Information provision method, information processing system, information terminal, and information processing method
US11538590B2 (en) Information provision method, information processing system, information terminal, and information processing method
Thomas et al. The nursing shortage and the scope for reducing it by redefining their role
US20200022633A1 (en) Information provision method, information processing system, information terminal, and information processing method
US20200022635A1 (en) Information provision method, information processing system, information terminal, and information processing method
Liu et al. COVID-19 pandemic: every day feels like a weekday to most
JP2004237084A (ja) 健康診断システム、検査方法および健康診断車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6687478

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150