JP2018018334A - 前立腺がん検診支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 前立腺検査前の所定の準備期間中における受診者の活動量に関する情報を自動的に取得する取得部と、活動量に関する情報に基づいて、準備期間における前記受診者の活動量の適否を判定する判定部と、を具備する前立腺がん検診支援システムである。
【選択図】 図5
Description
以下、図面を参照しながら第1の実施形態に係る前立腺がん検診支援システムについて説明する。
次に、前立腺がん検診支援システム1が具備する前立腺がん検診支援機能について説明する。本機能は、例えば、PSA検査前までの所定の準備期間において情報端末2によって受診者の活動量(運動量)を監視し、PSA検査に影響のある活動を所定量以上検知した場合には当該受診者に警告すると共に、PSA検査日において所定の準備期間中の監視結果に基づいてPSA検査の結果に影響を及ぼす事象について重み付けを行い、適切なPSA検査が可能か否かを自動的に判定する、または検査者の判定を支援するものである。
まず、検査支援サイトサーバ3の受診者情報管理部30aは、事前に登録されたスケジュールに従い、例えば健康診断の3ヶ月前に、事前登録された対象者である40歳以上の男性社員が所有する携帯情報端末(携帯電話等)に、ネットワークNを介してPSA検査希望のアンケートを送信する。検査を希望する社員(以降“受診者”とする)は、自身の携帯情報端末より、検査希望の回答を検査支援サイトサーバ3の受診者情報管理部30aに送信する。受診者情報管理部30aは、受け取った検査希望回答に基づいて各受診者のPSA検査希望を受け付けると共に、PSA検査を希望する受診者の総数をカウントする。これらの結果は、受診者情報として記憶部31に自動的に記憶される。
次に、受診者情報管理部30aは、データベースとしての記憶部31に記録され、定められた期限内にカウントされた、その年の健康診断時のPSA検査希望者数を、所定のタイミングで検査センターサーバ4に送信する。検査センターサーバ4の受診者情報管理部40aは、おおよそのPSA検査に必要な試薬や採血管の本数を把握できる情報、各PSA検査受診者に装着させる情報端末2の合計数を把握できる情報を、当該検査センターのPSA検査担当者に提示する。さらに、検査センターサーバ4の受診者情報管理部40aは、発注先のサーバに今回のPSA検査に必要な試薬や採血管の本数、情報端末2の合計数を自動発注するようにしてもよい。
一方、今回のPSA検査の各受診者に対しては、予め各個人に設定されたPSA検査日の例えば2週間前(すなわち、PSA検査準備期間の開始日)までに、図2に示した情報端末2が貸し出される。検査支援サイトサーバ3の受診者情報管理部30aは、各情報端末2と各受診者とを所定のIDによって対応付け、どの受診者がどの情報端末2を身につけるかを受診者情報として管理する。
各受診者に装着された情報端末2の計測部26は、当該受診者についてのバイタル情報及び加速度情報を随時計測する。計測された結果は計測時刻等の時間情報と共に記憶部21に自動的に記憶される。制御部20は、記憶された計測結果及び時間情報と、当該情報端末2を特定するための情報とを含む管理情報を、所定のタイミングで検査支援サイトサーバ3に送信する。検査支援サイトサーバ3が受信した管理情報は、対応する受診者に関する受診者情報として記憶部31に自動的に蓄積される。
一般に、PSA検査では、受診者が問診に答えることが受診の必須条件となっている。検査支援サイトサーバ3の受診者情報管理部30aは、事前に登録されたスケジュールに従い、健康診断の当日に、各受診者の携帯情報端末にPSA検査のための問診を自動送信する。
従来の血液検査では、例えば空腹時血糖値の検査が含まれることにより朝食禁止の指示が出ているにもかかわらず、朝食を取って来てしまった受診者に対しても、とりあえず採血を行なうことが多かった。これに対し、本前立腺がん検診支援システムを利用するPSA検査の場合は、余計な採血の実施及び余計な採血管の使用、比較的高価な試薬の無駄遣いを防止するために、問診の回答内容の信頼性を、例えば2週間の準備期間中に取得した管理情報を用いて検証し、その結果に基づいてPSA検査が適切に行なえるかどうかを、本前立腺がん検診支援機能において自動的に判定、または検査者の判定を支援する
例えば、受診者が採血検査室の入り口に備えられたID読み取り端末にIDカードを読ませると、ID読み取り端末はPSA検査管理システムの制御回路に受診者のIDを送信する。PSA検査実行判定部40bは、データベースに登録されたPSA検査実行判定結果を呼び出し、検査実行が可能であった場合には、ラベル出力回路(図示せず)にID情報を送信する。ラベル出力回路は、受診者IDと共にPSA検査用バーコードが印刷されたラベルを出力する。ここで、一般の血液検査用のラベル等、他の血液検査用のラベルもID情報が追加されて、同時に出力されるようにしてもよい。また、一般の血液検査だけを受ける受診者もPSA検査も受ける受診者も、同じようにID読み取り端末にIDカードを読ませると、各々に該当するタイプのラベルが出力されるようにしてもよい。
受診者は採血担当者により、予め定められた本数分の採血をされる。このとき、採血者側に携帯端末画面等があり、受診者のIDカードを読ませるか、ラベルのバーコードを読ませることで、過去の受診者情報を用いてPSA検査管理システムから該当する受診者の例えば“抗凝固薬使用者”、“前回採血時に気分が悪くなった”等の採血時注意情報が呼び出され、採血担当者に注意を促すものとしてもよい。
採血管が複数あり、例えば一般血液検査用の採血管とPSA検査用の採血管を別のトレイ等に分けて入れなければならない場合には、上から見てもわかるように採血管をキャップで色分けしてそれぞれのトレイに立てて入れるようにする。最後に光学カメラで上から撮影して、カラーセンサーで別の色のキャップを検出する手法も考えられる。
検査センターにおいて測定されたPSA値は、自動的にあるいは検査センター等の入力担当者による手動によって、データベースとしての記憶部41及び記憶部31に送られて記憶され、受診者ごとIDによって管理され、毎年の値の変化がわかるように時系列的に記録される。また、様々なバイタルデータとの関連が調査できるように、他の検査値、胸部X線等の画像情報も含めて、IDによって紐づけされて記録されることが望ましい。また、国や製薬会社等による疫学調査や薬剤の研究等に用いられることを想定して、個人情報と結びつかない形で出力できる形でも記録されることが望ましい。
前立腺がん検診支援システム1を用いたPSA検査により、再検査の判断に迷うようなやや高めのPSA値が検出された場合は、PSA検査実行判定部40bは、検査前にデータベースに登録された不適当項目の内容から、再検査判定を行う。この場合も重み付けの計算結果の閾値による判定でもよいし、項目ごとに予想されるPSA値上昇率が決定されていて、この範囲内にPSA値が入っているかどうかで判断することにしてもよい。この場合は、重視する不適当項目の順番が定められていることが望ましい。また、いずれの場合も最終判断は医師によるものとするが、はじめから医師による判断とすることでもよい。
制御部40は、上述した一連のPSA検査の結果、及び再検査の必要性等を、例えば各受診者の携帯情報端末に送信することで、各受診者に通知する。
次に、第2の実施形態に係る前立腺がん検診支援システム1について説明する。本前立腺がん検診支援システム1は、PSA実行の判定基準に、広域カルテを用いる例である。
Claims (8)
- 前立腺検査前の所定の準備期間中における受診者の活動量に関する情報を自動的に取得する取得部と、
前記活動量に関する情報を解析し、その解析結果に基づいて前記準備期間における前記受診者の活動量の適否を判定する解析部と、
を具備することを特徴とする前立腺がん検診支援システム。 - 前記前立腺検査日に前記受診者から取得した問診の結果を定量化し、得られた定量値に基づいて前記受診者の前立腺検査実行の適否を判定する判定部をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の前立腺がん検診支援システム。
- 前記判定部は、受診者の予め設定された日数以内の直腸診受診の有無、受診者の予め設定された日数以内の長時間のバイク・自転車走行の有無、受診者の予め設定された日数以内の長時間の激しい運動の有無、受診者の予め設定された日数以内の射精の有無、受診者の予め設定された日数以内の前立腺関連の治療薬投与の有無、受診者の予め設定された日数以内に診断された前立腺関連の疾病の有無、のうちの少なくともいずれかを含む前記問診の結果を重み付けにより定量化すること、を特徴とする請求項2記載の前立腺がん検診支援システム。
- 前記判定部は、前記前立腺検査日に前記受診者から取得した問診の内容を、前記取得部によって取得された前記受診者の活動量に関する情報及び前記解析結果の少なくとも一方を用いて検証し、その結果に基づいて前記受診者の前立腺検査実行の適否を判定すること、を特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の前立腺がん検診支援システム。
- 前記取得部は、前記受診者の活動量に関する情報を取得するためのウェアラブル端末を有することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の前立腺がん検診支援システム。
- 前記解析部による前記判定結果に基づいて、前記受診者に活動量が不適であることを知らせるための警告部をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の前立腺がん検診支援システム。
- 前立腺検査前の所定の準備期間中における前記受診者の前記活動量に関する情報、前記解析部による前記解析結果、前記解析部による前記判定結果、前立腺検査日に前記受診者から取得した前記問診の結果、前記判定部による前記判定結果のうちの少なくともいずれかを、前記受診者の管理情報として或いは前記受診者の個人情報と結びつかない形式で疫学研究データとして、自動的に登録するデータベースをさらに具備することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の前立腺がん検診支援システム。
- 一定期間において実施される前立腺検査の受診希望を受け付け、その結果に基づいて前記前立腺検査に必要な試薬及び採血管の数量を計算する計算部をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一項記載の前立腺がん検診支援システム。
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JP2010092344A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Fujifilm Corp | 医療業務支援システム、医療業務支援方法、及びプログラム |
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