JP2018015451A - Portable insulin case - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、インスリン製剤の投与キットを纏めて収納できるプラスチック製の軽量で強度ある携帯用インスリンケースに関する。さらに言えば、インスリン注射剤、採血器、血糖値測定器の種類や構成に併せてトレー構造によりカスタマイズでき、しかも、インスリン投与時に発生するゴミを一般ゴミ、医療ゴミ等として分別して携帯することができる携帯用インスリンケースに関する。 The present invention relates to a lightweight and strong portable insulin case made of plastic that can collectively store insulin administration kits. Furthermore, it can be customized by the tray structure in accordance with the types and configurations of insulin injections, blood collection devices, blood glucose level measurement devices, and garbage generated during insulin administration can be separated and carried as general waste, medical waste, etc. A portable insulin case that can be used.
糖尿病患者は、定期的にインスリン製剤を注射器等で投与することで血糖値の調整を行う必要がある。糖尿病患者も社会の第一線で活躍されている方も多く、家庭内等にずっと滞在しているわけではないので、外出先でインスリン製剤を投与する必要もあり、かかる場合には、インスリン製剤の投与キット一式を常に持ち歩いていなければならない。インスリン製剤投与キットに含まれるアイテムは、インスリン製剤カートリッジ、血糖値測定器、血糖値測定器専用センサー、万年筆型注射器、注射針、採血器、センサーケース(採血用針、センサー等を収納)、消毒綿、これ以外にも、投与した時間、血糖値等を記録してくための手帳等がある。さらに医療ゴミ(注射針等)、普通のゴミ等を収納するスペースも必要である。 A diabetic patient needs to adjust blood glucose level by regularly administering an insulin preparation with a syringe or the like. Many people with diabetes are also active at the forefront of society, and they are not staying at home, so it is necessary to administer insulin preparations on the go. Always carry a complete dosing kit. Insulin preparation kit includes items such as insulin preparation cartridge, blood glucose measuring device, dedicated sensor for blood glucose measuring device, fountain pen type syringe, injection needle, blood collecting device, sensor case (containing blood collecting needle, sensor, etc.), disinfection In addition to cotton, there are notebooks for recording the time of administration, blood glucose level, and the like. Furthermore, a space for storing medical waste (such as an injection needle) and ordinary waste is also required.
インスリン製剤には、食事の直前に注射するタイプ、食事の30分前に注射するタイプ、起床後や就寝前に注射するタイプ等、様々な種類がある。これは、血糖値が時々刻々と変化しているからであり、その変化に合わせてインスリン製剤の作用を生かす最適の方法を採用する必要があるためである。すなわち、糖尿病患者の血糖値の変化と、インスリン製剤の投与の効果を合致させるため、糖尿病患者が投与するインスリン製剤は、投与するタイミングがとても大切であると言える。すなわち、投与のタイミングを間違えることなく、しかも、多くのアイテムを整理して収納できるようにして、作業時においても使い勝手が良くなるように収納されていることが重要であると言える。 There are various types of insulin preparations, such as a type that is injected immediately before a meal, a type that is injected 30 minutes before a meal, and a type that is injected after waking up or before going to bed. This is because the blood glucose level changes every moment, and it is necessary to adopt an optimal method that takes advantage of the action of the insulin preparation in accordance with the change. That is, it can be said that the timing of administration of the insulin preparation administered by the diabetic patient is very important in order to match the change in blood glucose level of the diabetic patient and the effect of administration of the insulin preparation. That is, it can be said that it is important that many items can be stored in an organized manner without making a mistake in administration timing, and can be stored so as to be easy to use even during work.
特許文献1には、糖尿病患者がインスリン投与時に必要な種々のアイテムを持ち運びできるように小さく一つに纏めてあり、内側にそれぞれのアイテムが、バラバラにならないように固定、収納できるようにしたポーチバックが開示されている。当該ポーチバックは、全体を閉じたり、開いたりできる上、収納部自体が取り替え可能になっており、中に入れるアイテムに変更があれば、収納部自体の配置を変更できるので、日常の管理、インスリン投与作業がし易い。また、当該ポーチバックは、閉じた状態では中が見えない状態になり、開いた状態では平らな状態、内側全体が見渡せる状態になり、平らなところに開いた状態で置いて必要な物を取り出して作業ができるようになっており、さらに、外から他人が見て中身を想像し難くなっている。
特許文献1に係るポーチバックは、確かに、種々のアイテムを持ち運びできるように小さく一つに纏めてあり、それぞれのアイテムが、バラバラにならないように固定、収納できるようになっている。しかしながら、外出先でインスリンを投与する場合には、通常は人目につかないトイレの中でインスリン投与作業を行うことになるのであるが、かかる狭い場所での作業性が考慮されているとは言えないし、氷点下になるような厳冬期や車の中に放置した場合等、温度変化によりインスリン製剤の成分が変性して効果が得られなくなるという危険性に対応できるものではない。さらに、インスリン投与作業中の不可抗力による衝撃が加わることにより、注射器にひびが入ったり、インスリン製剤が漏れたりすることに対応できない。 The pouch bag according to Japanese Patent Laid-Open No. 2004-228650 is certainly gathered into a small one so that various items can be carried, and each item can be fixed and stored so as not to fall apart. However, when administering insulin on the go, the insulin administration work is usually performed in a toilet that is not visible to the public, but it cannot be said that workability in such a small place is considered. However, it cannot cope with the danger that the components of the insulin preparation are denatured due to temperature changes and the effect is not obtained, such as in the severe winter season when it is below freezing or in the car. Furthermore, it is not possible to cope with cracks in the syringe or leakage of the insulin preparation due to the impact of force majeure during the insulin administration work.
本発明の目的は、コンパクトにインスリン製剤の投与キットを収納することができ、日常的にインスリンを投与しなければならない糖尿病患者にとって、携帯性に優れ、かつ、インスリン投与作業の際にも使い勝手の良い、プラスチック製の携帯用インスリンケースを提供することにある。 An object of the present invention is that a kit for administering an insulin preparation can be accommodated in a compact manner, and is excellent in portability for a diabetic patient who must administer insulin on a daily basis, and is easy to use even during insulin administration work. It is to provide a good plastic portable insulin case.
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、インスリン投与キットを纏めて収納できる携帯用インスリンケースであって、プラスチック製の本体ケースと取り替え可能なインナートレイとを備えており、前記本体ケースは、蓋部と本体部がヒンジ構造により連結されており、前記インナートレイには、前記インスリン投与キットの被収納物の形状に合わせた複数の収納凹部が設置されており、前記蓋部内側には、前記蓋部を開いた状態であっても、被収納物が落ちないようにするための複数のフック形状留め具が設置されており、前記本体部には、区分けされた収納スペースが設置されていることを特徴とするものである。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention described in
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記インナートレイは、前記本体ケースの深さよりも高さが低く、貫通部を備えている携帯用インスリンケースであることを特徴とするものである。
The invention described in
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記インナートレイの注射器を収納するための収納凹部の長さは、注射針を取り外した状態の注射器を収納できる長さであることを特徴とするものである。
The invention described in
請求項1に記載の携帯用インスリンケースは、プラスチック製の本体ケースと取り替え可能なインナートレイを備えている。本体ケースは、蓋部と本体部がヒンジ構造により連結されている。インナートレイには、インスリン投与キットの被収納物の形状に合わせた複数の収納凹部が設置されているので、血糖値測定器、万年筆型注射器、採取器、センサーケース、消毒綿、手帳等のインスリン投与キットの種々のアイテムを整理して収納することができる。そして、蓋部内側には、蓋部を開いた状態であっても、被収納物が落ちないようにするための複数のフック形状留め具が設置されているので、インスリン摂取時間の記録、測定した血糖値の記録を行うための手帳を収納することができる。さらに、前記本体部には、区分けされた収納スペースが設置されているので、インスリン投与時に発生するゴミを収納できる。しかも医療ゴミと通常ゴミを分別して携帯することができる。
The portable insulin case according to
請求項2に記載の携帯用インスリンケースは、インナートレイは、本体ケースの深さよりも高さが低く、貫通部を備えている。たとえば、貫通部の形状が円形であるとき、円柱状のセンサーケース(採血用針、センサー等を収納)を貫通部に貫通させて設置すると、インナートレイ自体を上下にスライドさせることができるようになる。インナートレイを上下にスライドさせることによって生じる空間に、夏の暑いときであれば、インナートレイを下に移動させて、上部に生じた空間に保冷剤を入れることができる。一方、冬の寒いとき(氷点下)であれば、インナートレイを上に移動させて、下部に生じた空間に保温材を入れることができる。インスリン製剤は、高温(37℃から40℃)になると変性して、期待する効果が得られなくなり、糖尿病患者にとって危険である。そのため、たとえば、夏の期間における旅行等、長時間持ち歩く際には、保冷剤等を入れることにより、高温になるのを防ぐことができる。一方、厳冬期において屋外が氷点下になったとしても、下部に生じた空間に保温材を入れることにより凍結による変性を防ぐことができる。
In the portable insulin case according to
請求項3に記載の携帯用インスリンケースは、インナートレイの注射器を収納するための収納凹部の長さは、注射針を取り外した状態の注射器を収納できる長さであるため、注射針を取り外した状態でないと収納することができないようになっているので、一度使用した注射針を誤って再度使用することがなくなる。結果として、カートリッジ内部の気泡の発生を押さえ、インスリン漏れを防ぎ、カートリッジ内の汚染を防止することができる。
In the portable insulin case according to
<携帯用インスリンケースの構造>
以下、本発明に係る携帯用インスリンケース1の一実施形態について、図1〜図3に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る携帯用インスリンケース1の全体斜視図である。
<Structure of portable insulin case>
Hereinafter, an embodiment of a
携帯用インスリンケース1は、糖尿病患者がインスリン製剤を日々の生活の様々な場面に応じて投与するために必要な、血糖値測定器、注射器、採取器、センサーケース(円柱形状:フィルムケースのような形状)、消毒綿、(血糖値の)測定値や投与の状況を記録するための手帳等(すなわち、インスリン投与キット)を使い勝手良く収納するためのケースである。かかる携帯用インスリンケース1は、実際にインスリン製剤を投与する際、インスリン注射を打ったりする際の作業性、持ち運び性、ケース強度等が良好なものとなるように考慮されている。当該携帯用インスリンケース1の材質としては、硬質プラスチック等(比重1〜1.3)が採用されている。
The
図1に記載したように、本発明にかかる携帯用インスリンケース1は、インスリン投与キットを纏めて収納できる携帯用インスリンケース1であり、プラスチック製の本体ケース2と取り替え可能なインナートレイ3を備えている。本発明に係るインナートレイ3は取り換え可能であることに特徴があり、図1に記載したように、インスリン投与キットのアイテムの形状やサイズ等に合わせて、適宜取り換えることができるようになっている。
As shown in FIG. 1, a
本体ケース2は、蓋部4と本体部5がヒンジ構造により連結されており、インナートレイ3には、被収納物(インスリン投与キット)の形状に合わせた複数の収納凹部6が設置されている。蓋部4の内側には、蓋部4を開いて、本体ケース2に対して略垂直に立てた状態であっても、被収納物が落ちないようにするための複数のフック形状留め具7が設置されており、さらに、本体部5には、区分けされた収納スペース8が設置されている。
The
インナートレイ3は、本体ケース2の深さよりも高さが低く、しかも、貫通部9を備えている(図1においては、円柱形状のセンサーケースが貫通部9を貫通して設置されている)。本実施形態においては、貫通部9の形状は円形であるが、円形以外の様々な形状にすることもできる。さらに、インナートレイ3の注射器を収納するための収納凹部6の長さは、注射器が注射針を取り外した状態で丁度収納できる長さである。
The
図2は、本発明に係る携帯用インスリンケース1の収納スペース8の上から見た拡大図である。糖尿病患者は、たとえ、日常生活が忙しい人であっても、必ず決められた時間に決められた量および種類のインスリン製剤の投与を確実に行わなくてはならない。糖尿病患者にとっては生命にかかわることであり、最重要課題であると言える。そのため、携帯用インスリンケース1は、様々な工夫がなされている。
FIG. 2 is an enlarged view of the
たとえば、図2に記載したように、携帯用インスリンケース1の収納スペース8の一部に設置された薬保管スペースは、日毎、かつ、朝、昼、夜等の時間毎に区分けされている(図2の拡大図参照)。すなわち、インスリン製剤投与の状況を一目で分かるようにするために(要するに、投薬日時管理用)、一週間分の朝、昼、夜の決められた時間に決められた量および種類のインスリン製剤を投与するために必要な薬品等を、日毎、かつ、朝、昼、夜等の時間毎に区分けして収納することができるようになっている。なお、1週間単位にされているのは、通常の人は、1週間単位で、区切りをつけることが多く、1週間単位で物事の進捗状況を整理し、計画を立案することが多いためである。収納スペース8は、医療ゴミ(使用済みの注射針、センサー等)についても、図2の拡大図(医療ゴミ用分別スペース)に記載したように、分別して収納できるように仕切りを備えている。
For example, as shown in FIG. 2, the medicine storage space installed in a part of the
図3は、インナートレイ3の動きを示す説明図である。携帯用インスリンケース1の特徴の一つとして、インナートレイ3の高さは、本体ケース2の深さよりも高さが低く、しかも、貫通部9を備えていることが挙げられる。図3に記載したように、インナートレイ3を本体ケース2に設置後、貫通部9に円柱形状のセンサーケース等を貫通させて設置する。そうすると、インナートレイ3は、貫通部9に設置したセンサーケース等を介して上下させることができる。要するに、本体ケース2の中で上下にスライドすることができるようになる。
FIG. 3 is an explanatory view showing the movement of the
<携帯用インスリンケースの効果>
携帯用インスリンケース1は、プラスチック製の本体ケース2と取り替え可能なインナートレイ3を備えている。本体ケース2は、蓋部4と本体部5がヒンジ構造により連結されており、インナートレイ3には、インスリン投与キットの被収納物の形状に合わせた複数の収納凹部6が設置されているので、血糖値測定器、万年筆型注射器、採取器、センサーケース、消毒綿、手帳等のインスリン投与キットの種々のアイテムを整理して収納することができる。インナートレイ3は、インスリン投与キットのアイテムの形状やサイズ等に合わせて、適宜取り換えることができるようになっている。したがって、個人の注射器、採血器等に対する好みに合わせて自由にカスタマイズすることができる。
<Effect of portable insulin case>
The
そして、蓋部4内側には、図1に記載したように蓋部4を開いた状態であっても、被収納物が落ちないようにするための複数のフック形状留め具7が設置されているので、インスリン投与時間の記録、測定した血糖値の記録等を行うための手帳を収納することができる。さらに、本体部5には、区分けされた収納スペース8が設置されているので、インスリン投与時に発生するゴミを収納できる。しかも医療ゴミと通常ゴミを分別して携帯することができる。
A plurality of hook-shaped
インナートレイ3は、本体ケース2の深さよりも高さが低く、貫通部9を備えている。たとえば、貫通部9の形状が円形であるとき、円柱状のセンサーケース(採血用針、センサー等を収納)を貫通部9に貫通させて設置すると、インナートレイ3自体を上下にスライドさせることができるようになる。インナートレイ3を上下にスライドさせることによって生じる空間に、夏の暑い時であれば、インナートレイ3を下に移動させて、上部に生じた空間に保冷剤を入れることができる。
The
一方、冬の寒いとき(氷点下)であれば、インナートレイ3を上に移動させて、下部に生じた空間に保温材を入れることができる。インスリン製剤は、高温(37℃から40℃)になると変性して、期待する効果が得られなくなり、糖尿病患者にとって危険である。そのため、たとえば、夏の期間における旅行等、長時間持ち歩く際に、保冷剤等を入れることにより、高温になるのを防ぐことができる。一方、厳冬期において屋外が氷点下になったとしても、下部に生じた空間に保温材を入れることにより凍結による変性を防ぐことができる。
On the other hand, when it is cold in winter (below freezing point), the
要するに、インスリン製剤は37℃〜40℃程度の高温になると品質に変化が起こりやすいと言われており、糖尿病患者が、インスリン投与キットを屋外に持ち出さなければならない場合や、閉め切った車の中等に保管しなければならない場合に、保管方法に工夫をする必要がある。携帯用インスリンケース1であれば、インナートレイ3を下に移動させて、その際生じた空間に、凍結した保冷材をタオルに包み込み、インスリン製剤を保冷バッグで保管することができる。携帯用インスリンケース1は、そのような方法であれば、350gの凍結保冷材を使用したときに、約8時間にわたり30℃以内で保管することができるように設計されている。
In short, it is said that the quality of insulin preparations is likely to change when the temperature is about 37 ° C. to 40 ° C. When diabetics have to take the insulin administration kit outdoors or in a closed car. When it must be stored, it is necessary to devise a storage method. In the case of the
一方、インスリン製剤が凍結するとインスリンカートリッジが破損することがあるし、浮遊物が生じることがあるが、このことはインスリンの成分が変性し、期待された効果が得られなくなり糖尿病患者にとっては危険である。携帯用インスリンケース1であれば、インナートレイ3を上に移動させて、その際生じた空間に、氷点下にならないように、たとえば、使い捨てのカイロ等の温度を氷点下にしないようなものを入れることにより保温することができる。
On the other hand, if the insulin preparation freezes, the insulin cartridge may be damaged, and floating substances may be formed. This is dangerous for diabetic patients because the components of insulin are denatured and the expected effect cannot be obtained. is there. In the case of the
インナートレイ3の注射器を収納するための収納凹部6の長さは、注射針を取り外した状態の注射器を収納できる長さ(すなわち、注射針を取り付けた状態の注射器を収納できない長さ)であるため、注射針を取り外した状態でないと収納することはできないようになっている(注射針は、医療ゴミ用の収納スペース8にインスリン製剤を投与毎に収納される)。したがって、一度使用した注射針を誤って再度使用することがなくなる。注射針を取り外した状態できちんと収納されることで、インスリン製剤が入ったカートリッジ内部の気泡の発生を押さえ、注射針からのインスリン漏れを防ぎ、結果として、カートリッジ内の汚染を防止することができる。
The length of the
また、携帯用インスリンケース1は、インスリン製剤の投与キットをまとめて収納できるプラスチック製の強度あるケースであり、インナートレイ3を取り換えることによりインスリン注射剤、採血器、血統測定器の種類や構成に併せてインナートレイ3の構造によりカスタマイズできる。
In addition, the
収納スペース8の一部に設置された薬保管スペースは、日毎、かつ、朝、昼、夜等の時間毎に区分けされており(図2の拡大図参照)、インスリン製剤投与の状況を一目で分かるようにするために(要するに、投薬日時管理用)、一週間分の朝、昼、夜の決められた時間に決められた量および種類のインスリン製剤を投与するときに必要な薬品等を日毎、かつ、朝、昼、夜等の時間毎に区分けして収納することができるようになっている。そして、収納スペース8は、インスリン投与時の医療ゴミを分別し携帯できる。さらに、注射器、採血器、測定器をB5サイズにセットして携帯可能なケースであり、プラスチック製で丈夫で軽量を実現でき、交換針、ノート、消毒液も一緒に収納して、しかも、頭の中の整理整頓等も考慮して使い勝手の良いように、1週間使用分単位で収納することができるものである。
The medicine storage space installed in a part of the
さらに、携帯用インスリンケース1は、糖尿病患者自身が日常の管理をするために、これまでに述べてきたように様々な工夫がされていることは勿論であるが、糖尿病患者の家族等のサポートする側の人にとっても管理し易くなっており、たとえば、病院等で初めて支給された際でも、糖尿病患者や看護師等にとっても管理し易いものになっている。
In addition, the
<携帯用インスリンケースの変更例>
本発明に係る携帯用インスリンケースは、上記した各実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、本体ケース、インナートレイ、蓋部、本体部、収納凹部、フック形状留め具、収納スペース、貫通部等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。たとえば、携帯用インスリンケースに手提げ用の「取っ手」を設置することもできるし、手提げ用の「取っ手」の代わりに、肩から掛けられるようなベルトを設置することもできる。
<Change example of portable insulin case>
The portable insulin case according to the present invention is not limited to the aspect of each embodiment described above, and the main body case, the inner tray, the lid portion, the main body portion, the storage recess, the hook-shaped fastener, the storage space, and the penetration The configuration of the units and the like can be changed as necessary within a range not departing from the gist of the present invention. For example, a hand-held “handle” can be installed in a portable insulin case, or a belt that can be hung from the shoulder can be installed instead of the hand-held “handle”.
本発明に係る携帯用インスリンケースは、上記の如く優れた効果を奏するものであるので、糖尿病患者が、定期的にインスリン製剤を注射器等で投与することで血糖値の調整等を行うために必要なインスリン投与キットを纏めて持ち運ぶための携帯用のケースとして好適に用いることができる。 Since the portable insulin case according to the present invention has excellent effects as described above, it is necessary for a diabetic patient to adjust blood sugar level by regularly administering an insulin preparation with a syringe or the like. Can be suitably used as a portable case for carrying together a large amount of insulin administration kit.
1・・携帯用インスリンケース
2・・本体ケース
3・・インナートレイ
4・・蓋部
5・・本体部
6・・収納凹部
7・・フック形状留め具
8・・収納スペース
9・・貫通部
1. ・
Claims (3)
プラスチック製の本体ケースと取り替え可能なインナートレイとを備えており、
前記本体ケースは、蓋部と本体部がヒンジ構造により連結されており、
前記インナートレイには、前記インスリン投与キットの被収納物の形状に合わせた複数の収納凹部が設置されており、
前記蓋部内側には、前記蓋部を開いた状態であっても、被収納物が落ちないようにするための複数のフック形状留め具が設置されており、
前記本体部には、区分けされた収納スペースが設置されていることを特徴とする携帯用インスリンケース。 A portable insulin case that can hold an insulin administration kit together,
It is equipped with a plastic body case and a replaceable inner tray.
In the main body case, the lid and the main body are connected by a hinge structure,
The inner tray is provided with a plurality of storage recesses that match the shape of the stored items of the insulin administration kit,
A plurality of hook-shaped fasteners are provided on the inner side of the lid portion to prevent the stored items from falling even when the lid portion is open.
A portable insulin case, wherein the main body is provided with a partitioned storage space.
Priority Applications (1)
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JP2016150500A JP2018015451A (en) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | Portable insulin case |
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ID=61076897
Family Applications (1)
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2016
- 2016-07-29 JP JP2016150500A patent/JP2018015451A/en active Pending
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