JP2018014192A - 電線保持具および照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取付部1と、取付部1の一方の面に配設された発光ユニット2と、発光ユニット2を覆うカバー3とを備え、発光ユニット2に接続された給電線25を取付部1の他方の面に向けて回し込む構成の照明装置である。給電線25が回し込まれる取付部1の縁部に配設されて給電線25を保持する電線保持具4を備える。電線保持具4は、取付部1に取り付けられるベース部41と、ベース部41に対して傾倒可能にヒンジで連結されたクランプ部42を備え、ベース部41には給電線25を挿通させる電線挿通溝46が設けられる。クランプ部42は傾倒されたときに、電線挿通溝46を覆うととともに給電線25をベース部41との間に挟持する。
【選択図】 図3
Description
図1は本実施の形態に係る照明装置700を示し、図1(a)は下方から見た斜視図、図1(b)はその分解斜視図である。この照明装置700は、天井や壁などに取り付けられる照明装置として構成されており、長手方向に延びた長尺状の照明装置である。この照明装置700は、長手方向に複数連結して用いられる場合がある。照明装置700は、照明具100と、この照明具100が着脱自在に取り付けられる照明器具600とを備える。
図2は照明具100を上方から見た斜視図、図3は同照明具100を下方から見た主要な構成の分解斜視図である。照明具100は、取付部1、発光ユニット2、カバー3、電線保持具4、2つのばね取付具5を有する。
い状態、図4(b)はクランプ部42を傾倒した状態を示す斜視図である。電線保持具4は、取付部1の長手方向の一方の端部、すなわち電線挿通切欠き13が設けられている部位に固定されている。電線保持具4は樹脂材料を用いて形成されており、樹脂材料としては、例えばナイロン、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)が好ましい。また、照明装置700から不要光が出射されないように、樹脂材料に遮光性材料あるいは高反射材料が添加された混合材料が用いられてもよい。電線保持具4は長方形の板状のベース部41と、ヒンジ部43を介してベース部41と一体形成されたクランプ部42を備えている。
図5は電線保持具4を取付部1に取り付ける状態を下方から見た斜視図であり、図5(a)は固定前の状態、図5(b)は取付部に固定してクランプ部を傾倒した状態である。図6(a)は取付部1に電線保持具4とカバー3を取り付けた状態の照明具100の一部を上方から見た斜視図、図6(b)は下方から見た斜視図である。また、図7(a)は端部カバー32を取り外した照明具100を一方の端部側から見た側面図であり、図7(b)はそのB−B線断面図である。照明具100の組み立てに際しては、取付部1の電線挿通切欠き13が設けられている一方の端縁側の部位に、電線保持具4を固定しておく。これらの図に示すように、ベース部41に設けられた一対のスナップ部44をそれぞれ取付部1の取付孔14に嵌合させることにより電線保持具4を取付部1に取り付ける。
図8(a),(b)は変形例1の電線保持具4Aのクランプ部42Aを傾倒していない状態とクランプ部42Aを傾倒した状態の各斜視図である。変形例1はクランプ部42Aをヒンジ部43によってベース部41の平面方向に回動させるように構成されている。クランプ部42Aはベース部41に向けて回動されたときに電線挿通溝46を覆う位置まで移動され、この移動位置において電線挿通溝46を覆うとともに、電線挿通溝46に挿通された給電線25をベース部41との間に挟持する。クランプ部42Aをベース部41に固定状態とする第1係合部47と第2係合部48は平面方向に係脱するような構成とされている。
図9(a),(b)は変形例2の電線保持具4Bのクランプ部42Bを傾倒していない状態とクランプ部42Bを傾倒した状態の各斜視図である。変形例2はクランプ部42Bがベース部41の一方の側縁からT字型に突出された構成とされている。このT字型の中央部位はヒンジ部43として構成され、クランプ部42Bを厚さ方向に傾倒可能としている。クランプ部42Bは傾倒されたときに本体部421と立設部422で電線挿通溝46を覆うとともに、電線挿通溝46を挿通された給電線25をベース部41との間に挟持する。ここでは立設部422は電線挿通溝46に対応する部位にのみ設けられている。第1係合部47はクランプ部42Bの先端部に設けられ、第2係合部48はベース部41のほぼ中央部位に設けられている。
図10(a),(b)は変形例3の電線保持具4Cのクランプ部42Cを傾倒していない状態とクランプ部42Cを傾倒した状態の各斜視図である。変形例3は、基本的には変形例2と同じであるが、クランプ部42Cをベース部41の中央部位を切り欠いて構成している点が異なる。T字型に切り欠いた中央部位はヒンジ部43として構成され、クランプ部42Cはベース部41の厚さ方向に傾倒可能とされている。クランプ部42Cの先端部位は、傾倒されたときに電線挿通溝46を覆うとともに、電線挿通溝46を挿通された給電線25をベース部41との間に挟持する。第1係合部47はクランプ部42Cの先端寄りの位置に設けられ、第2係合部48はベース部41の端縁の近傍位置に設けられている。
図11(a),(b)は変形例4の電線保持具4Dのクランプ部42を傾倒していない状態と、取付部1に取り付けてクランプ部42を傾倒した状態の各斜視図である。変形例4は基本的には実施形態の構成と同じであるが、クランプ部42Dは常態においてベース部41の平面に対して90°の角度で立設されている。また、ベース部41の表面上にはクランプ当接部411と並ぶようにして電線ガイド部413が形成されている。この電線ガイド部413は一方の電線挿通溝46から保持部45に向けて延設された側壁414(図11(a)の破線)を有している。この側壁414は所要の曲率の円周面壁あるいは任意の曲面壁として形成されることが好ましい。
図12(a),(b)は変形例5の電線保持具4Eを取付部1に固定する前と後の斜視図である。変形例5は、電線保持具4Eを取付部1に取り付けるためのスナップ部の構造が異なるものである。クランプ部42Eの構成は変形例1の構成と同じである。スナップ部の構成は、ベース部41に設けた一対の電線挿通溝46を含む領域で、かつ取付部1の電線挿通切欠き13に対応する領域に厚肉部41Eが設けられている。この厚肉部41Eはベース部41の当該領域において厚さ寸法を裏面側に増大することによって形成されている。そして、この厚肉部41Eの両側縁、特に一対の電線挿通溝46を挟む両外側に隣接する部位にそれぞれ先端が両外方向に突出された爪状のスナップ部44Eが形成されている。一方、取付部1の電線挿通切欠き13には、両側の内縁にそれぞれスナップ部44Eが係合可能な係合凹部15が形成されている。
図13(a),(b)は変形例6の電線保持具4Fの斜視図であり、図13(a)は上方から見たクランプ部42を傾倒する前の状態を示し、図13(b)は下方から見たクランプ部42を傾倒した後の状態を示す。図14(a)は電線保持具4Fを固定部1に固定し、端部カバー32を取り外した照明具100を一方の端部側から見た側面図である。図14(b)〜(d)は、電線保持具4Fのスナップ部44F付近を拡大した図であり、スナップ部44Fが取付孔14に取り付けられる様子を示している。この変形例6は、スナップ部が実施形態のスナップ部44を変形したスナップ部44Fとして構成されており、その他の構成は実施形態と同じである。このスナップ部44Fにより電線保持具4Fを取付部1に固定する方法は実施形態と同じである。
図15は変形例7の電線保持具4Gを示し、図15(a)は下方から見た取付部1に固定する前の斜視図、図15(b)は下方から見た固定部1に固定してクランプ部42Gを傾倒した斜視図である。図16は端部カバー32を取り外した照明具100を一方の端部側から見た側面図である。変形例7は、電線保持具4Gを取付部1に取り付けるための一対のスナップ部44Gは、ベース部41の短手方向に沿ってクランプ当接部411を挟む両側位置にそれぞれ配設されている。また、クランプ当接部411は主板部11に設けた電線挿通切欠き13を挿通して主板部11の一面側に突出される高さに形成されている。これにより、スナップ部44Gとクランプ当接部411の間にそれぞれ電線挿通溝46が形成される。クランプ部42Gは、電線挿通溝46の上方領域のみを覆うように形成されており、立設部422の高さ寸法は前記した実施形態や各変形例のものよりも短くされている。
Claims (9)
- 取付部に取り付けられた状態で、前記取付部の一方の面の側と反対側である他方の面の側とに引き回される電線を保持できる電線保持具であって、前記取付部に固定されるベース部と、前記ベース部に対して傾倒可能に連結されたクランプ部とを備え、前記ベース部には前記電線を挿通させる電線挿通溝が設けられており、前記クランプ部は、傾倒された状態で前記電線挿通溝を覆うととともに前記ベース部との間に前記電線を挟持している電線保持具。
- 前記ベース部は板状であり、前記クランプ部は前記ベース部の厚さ方向あるいは前記ベース部の面方向に傾倒可能である請求項1に記載の電線保持具。
- 前記クランプ部及び前記ベース部には相互に係合可能である係合部が設けられており、前記それぞれの係合部は、前記クランプ部が傾倒された状態で相互に係合されている請求項1又は2に記載の電線保持具。
- 前記クランプ部は、傾倒された状態で前記電線挿通溝内に配置されている押圧突起を備えた請求項1から3のいずれか一項に記載の電線保持具。
- 前記ベース部は、前記取付部に固定された状態で、前記取付部に設けられた取付孔あるいは係合凹部に係合されるスナップ部を備えた請求項1から4のいずれか一項に記載の電線保持具。
- 前記ベース部は、前記電線を保持する保持部を備えた請求項1から5のいずれか一項に記載の電線保持具。
- 前記ベース部は、前記電線を案内するガイド部を備えた請求項6に記載の電線保持具。
- 前記取付部には電線挿通切欠きが設けられており、前記電線挿通溝が前記電線挿通切欠きと重なる位置に配置された状態で前記ベース部が前記電線挿通切欠きを覆う位置に固定されている請求項1から7のいずれか一項に記載の電線保持具。
- 取付部と、前記取付部の一方の面に配置された発光ユニットと、前記取付部に取り付けられた状態で、前記発光ユニットに接続されるとともに前記取付部の他方の面の側に向けて引き回される電線を保持できる電線保持具とを備え、前記電線保持具は、前記取付部に固定されるベース部と、前記ベース部に連結されたクランプ部とを有しており、前記ベース部には前記電線を挿通させる電線挿通溝が設けられており、前記クランプ部は傾倒された状態で前記電線挿通溝を覆うとともに前記ベース部との間に前記電線を挟持している照明装置。
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