JP2018011130A - 通信制御装置、基地局装置及び通信制御方法 - Google Patents

通信制御装置、基地局装置及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】信号送信を効率的に行う通信制御装置、基地局装置及び通信制御方法を提供する。【解決手段】FHM20は、それぞれが形成するセルが合成されて1つの仮想セルを形成する複数のRE31〜33を制御する。制御部201は、RE31〜33により形成されるセルの重複領域に在圏する端末装置からの信号の受信強度を取得し、取得した受信強度を基に、重複領域を含むセルを形成するRE31〜33の中から、端末装置への信号送信を優先するRE31を選択し、重複領域を含むセルを形成する無線装置31〜33のうち選択した無線装置31以外の無線装置の送信電力を低下させる。CPRI終端部211〜213は、REC10から送信信号を受信し、各RE31〜33に対する信号に分配する。デジタル処理部221〜223の通信処理部231は、CPRI終端部211〜213により分配された信号を各RE31〜33から端末装置へ送信させる。【選択図】図2

Description

本発明は、通信制御装置、基地局装置及び通信制御方法に関する。
基地局装置には、REC(Radio Equipment Controller)とRE(Radio Equipment)を有するものがある。基地局装置は、eNB(evolved Node B)とも呼ばれる。このような基地局装置との間で、携帯電話やスマートフォンなどの端末装置は、REに設けられたアンテナと無線による情報のやり取りを行い通信する。
例えば、基地局装置は、マクロセルと呼ばれる大出力のREによりセルを形成する。さらに、基地局装置は、人口密度が過密で帯域を確保することが困難な場合や、地形や建築物の影響で不感地帯が発生するような場合は、マクロセルに含まれるように多数のスモールセルを配置する。
スモールセルはそれぞれが一つのセルであり、基地局装置のRECは、スモールセルに対してもマクロセルを形成するのと同様のリソースを確保する。また、基地局装置は、スモールセル毎にRECとREとを接続するフロントホール回線を確保するため、回線の設置場所や取扱いなどの運用面での負担が大きい。
そこで、近年、フロントホールマルチプレクサ(FHM:Front Hole Multiplexer)と呼ばれる装置が提案されている。フロントホールマルチプレクサは、RECから受信したデータをそれぞれがスモールセルを形成する複数のREに対して分配し、それぞれに同一の信号を送信する。また、フロントホールマルチプレクサは、複数のREからの受信情報をマージしてRECと通信する。これにより、フロントホールマルチプレクサは、複数のREを用いて1つの大きな仮想マクロセルを形成する。このフロントホールマルチプレクサにより、RECにおけるベースバンド処理部を搭載する基板やフロントホール回線数の削減を実現することができる。
ここで、フロントホールマルチプレクサを用いた場合、複数のREは、RECから見ると1つのセクタにしか見えない。そのため、RECは、1セクタ分の送信IQ(In-phase Quadrature)データを実際には複数のREに対して送信する。フロントホールマルチプレクサは、そのデータを、自装置に接続された複数のREに同一のデータとして分配し、それぞれのREに対して送信する。これにより、フロントホールマルチプレクサは、複数のREを用いて1つの仮想マクロセルを形成する。端末装置からの上り信号は各REで異なる信号を受信するため、フロントホールマルチプレクサは、各REで受信された信号をマージしてRECへ送信する。
なお、複数のREに同一の信号を送信する技術として、複数のREをいくつかのセクタにグループ化し、各セクタ内のREに同一のダウンリンク信号を送信させ、セクタ間でダウンリンク信号の重みを変化させることでハンドオーバを実現する従来技術がある。
特表2012−519413号公報
ここで、本来セルは隣接する基地局装置からの無線データの干渉による信号の劣化を避けるために、各セルは、それぞれの信号が影響しないようにセル同士が分離するように設計される。しかしながら、フロントホールマルチプレクサでは、同一の信号を送信することによって、1つの仮想セルを形成するため、セル同士が重複するように設計される。そのため、複数経路からの信号同士が干渉することにより、REから送信された信号が劣化し、効率的な信号送信を実現することは困難である。
また、セクタ間でダウンリンク信号の重みを変化させてハンドオーバを実現する従来技術では、フロントホールマルチプレクサによる1つの仮想セルを用いた通信は考慮されておらず、その場合の効率的な信号送信は困難である。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、信号送信を効率的に行う通信制御装置、基地局装置及び通信制御方法を提供することを目的とする。
本願の開示する通信制御装置、基地局装置及び通信制御方法の一つの態様において、通信制御装置は、それぞれが形成するセルが合成されて1つの仮想セルを形成する複数の無線装置を制御する。制御部は、前記無線装置により形成される前記セルの重複領域に在圏する端末装置からの信号の受信強度を取得し、取得した前記受信強度を基に、前記重複領域を含むセルを形成する無線装置の中から、前記端末装置への信号送信を優先する前記無線装置を選択し、前記重複領域を含むセルを形成する無線装置のうち選択した無線装置以外の無線装置の送信電力を低下させる。分配部は、ベースバンド処理装置から送信信号を受信し、各前記無線装置に対する信号に分配する。通信部は、前記分配部により分配された信号を各前記無線装置から前記端末装置へ送信させる。
本願の開示する通信制御装置、基地局装置及び通信制御方法の一つの態様によれば、信号送信を効率的に行うことができるという効果を奏する。
図1は、基地局装置のブロック図である。 図2は、FHMのブロック図である。 図3は、異なるREの配下に同一の端末装置が存在する状態を示す図である。 図4は、異なるREから送信される無線信号を表す図である。 図5は、基地局装置における無線信号送信の抑制制御のフローチャートである。 図6は、端末装置の進入による無線信号の送信抑制状態からの復帰処理のフローチャートである。 図7は、FHMのハードウェア構成図である。 図8は、RECのハードウェア構成図である。
以下に、本願の開示する通信制御装置、基地局装置及び通信制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する通信制御装置、基地局装置及び通信制御方法が限定されるものではない。
図1は、基地局装置のブロック図である。本実施例に係る基地局装置1は、端末装置2と無線通信を行う。基地局装置1は、REC10、FHM20、RE31〜33及びアンテナ41〜43を有する。RE31〜33は、本実施例ではそれぞれ同様の機能を有するため、以下では、RE31〜33のそれぞれを区別しない場合、「RE30」という。
REC10は、呼制御、ベースバンド信号の生成、ベースバンド信号処理及び他の基地局装置との通信などを行う。例えば、REC10は、ベースバンド処理として、信号の変復調、符号化及び復号化などを行う。このREC10が、「ベースバンド処理装置」の一例にあたる。
本実施例に係るFHM20は、複数のRE30により形成される1つのセルを用いて端末装置2と通信を行うか、1つのRE30により形成される1つのセルを用いて端末装置2と通信を行うかを決定する。以下では、複数のRE30により形成される1つのセルを、「仮想マクロセル」という場合がある。また、1つのRE30により形成される1つのセルを、「スモールセル」という場合がある。そして、仮想マクロセルを用いて端末装置2と通信を行う場合、FHM20は、仮想マクロセルを形成させる複数のRE30を選択する。また、スモールセルを用いて端末装置2と通信を行う場合、FHM20は、端末装置2と通信を行わせるRE30を1つ選択する。このFHM20によるRE30の選択については後で詳細に説明する。
FHM20は、端末装置2へ送信する信号の入力をREC10から受ける。この信号は、例えば、IQデータである。そして、FHM20は、仮想マクロセルを用いて端末装置2と通信を行う場合、仮想マクロセルを形成させる複数のRE30へ取得した信号を送信する。また、スモールセルを用いて端末装置2と通信を行う場合、FHM20は、端末装置2との通信のために選択したRE30へ取得した信号を送信する。
また、FHM20は、仮想マクロセルを用いて端末装置2と通信を行う場合、端末装置2から送出された信号の入力を、仮想マクロセルを形成する複数のRE30から受ける。そして、FHM20は、取得した信号を1つにまとめてREC10へ出力する。また、スモールセルを用いて端末装置2と通信を行う場合、FHM20は、端末装置2から送出された信号の入力を1つのRE30から受ける。そして、FHM20は、取得した信号をREC10へ出力する。このFHM20が、「通信制御装置」の一例にあたる。
RE30は、図1に示すRE31〜33のように基地局装置1に複数搭載される。図1では、RE31〜33という3つのRE30を例として記載したが、実際にはRE30はいくつでもよい。RE31〜33は、それぞれスモールセルを形成する。RE31〜33は、重なり合う複数のスモールセルにより、仮想マクロセルを形成する。例えば、RE31とRE32とは重なり合うスモールセルを形成する。このRE31〜33が、「無線装置」の一例にあたる。また、この場合のRE31及び32が、「重複領域を含むセルを形成する無線装置」の一例にあたる。
RE31〜33は、端末装置2へ送信する信号の入力をFHM20から受ける。そして、RE31〜33は、それぞれ自己に接続するアンテナ41〜43を用いて取得した信号を端末装置2へ送信する。
また、RE31〜33は、アンテナ41〜43を介して信号を端末装置2から受信する。そして、RE31〜33は、受信した信号をFHM20へ出力する。さらに、RE31〜33は、受信した信号の受信強度を取得する。そして、RE31〜33は、取得した信号強度を信号の送信元の端末装置2の情報とともにFHM20へ出力する。
次に、図2を参照して、FHM20についてさらに説明する。図2は、FHMのブロック図である。図2に示すように、FHM20は、制御部201、記憶部202、CPRI(Common Public Radio Interface)(登録商標)終端部211〜213及びデジタル処理部221〜223を有する。
CPRI終端部211〜213は、それぞれ同じ機能を有する。そこで、以下では、CPRI終端部211〜213のそれぞれを区別しない場合、「CPRI終端部210」という。また、デジタル処理部221〜223は、それぞれ同じ機能を有する。そこで、以下では、デジタル処理部221〜223を区別しない場合、「デジタル処理部220」という。図2では、例としてデジタル処理部221〜223を図示したが、デジタル処理部220はいくつ配置されてもよい。また、CPRI終端部211〜213を図示したが、CPRI終端部210はデジタル処理部220に対応するように配置され、デジタル処理部220の数と同数が配置される。
CPRI終端部210は、送信信号の分離及び受信信号の多重を行う。具体的には、CPRI終端部210は、以下の処理を行う。
CPRI終端部211は、送信信号の入力をREC10から受ける。そして、CPRI終端部211は、取得した信号をCPRI終端部212へ出力する。CPRI終端部212は、CPRI終端部211から取得した信号をCPRI終端部213へ繋がるCPRI終端部210へ出力する。CPRI終端部211〜213は、このように送信信号を分離することで、それぞれが同じ送信信号を受信する。そして、CPRI終端部211〜213は、それぞれ接続するデジタル処理部221〜223へ送信信号を出力する。
また、CPRI終端部211〜213は、仮想マクロセルを用いて端末装置2と通信を行う場合、それぞれ接続するデジタル処理部221〜223から受信信号の入力を受ける。そして、CPRI終端部213は、CPRI終端部212へ繋がるCPRI終端部210へ受信信号を出力する。CPRI終端部211は、CPRI終端部212〜213のそれぞれが取得した受信信号の入力をCPRI終端部212から受ける。そして、CPRI終端部211は、受信した信号を多重して1つの信号を生成する。その後、CPRI終端部211は、生成した信号をREC10へ出力する。
これに対して、1つのスモールセルを用いて端末装置2と通信を行う場合、通信に用いるスモールセルを形成するRE30に接続するデジタル処理部220に接続するCPRI終端部210が、接続先のデジタル処理部220から受信信号の入力を受ける。そして、受信信号の入力を受けたCPRI終端部210は、CPRI終端部211へ受信信号を送信する。CPRI終端部211は、取得した信号をREC10へ出力する。このCPRI終端部210が、「分配部」の一例にあたる。
デジタル処理部220は、通信処理部231、IQ変調処理部232、デコード処理部233及び測定データ取得部234を有する。
通信処理部231は、例えば、ベースバンド信号の同相成分及び直交成分を有するIQデータである送信信号の入力をCPRI終端部213から受ける。そして、通信処理部231は、取得した送信信号に対して補正処理を行う。次に、通信処理部231は、補正処理後の送信信号を接続するRE30へ送信する。
また、通信処理部231は、端末装置2から送信されたIQデータである受信信号をRE30から受信する。そして、通信処理部231は、受信した信号をCPRI終端部213及びIQ変調処理部232へ出力する。
さらに、通信処理部231は、端末装置2から送信された信号の受信強度をRE30から受信する。そして、通信処理部231は、受信強度を制御部201へ出力する。この通信処理部231が、「通信部」の一例にあたる。
IQ変調処理部232は、IQデータである受信信号の入力を通信処理部231から受ける。そして、IQ変調処理部232は、IQデータである受信信号に変調処理を施す。その後、IQ変調処理部232は、変調処理を施した受信信号をデコード処理部233へ出力する。ここで、IQ変調処理部232は、REC10で行われるベースバンド処理のように即時性、すなわち信号の受信とほぼ同時にタイムラグを発生させずに変調処理を行わなくてもよい。すなわち、IQ変調処理部232は、受信信号を溜めておき時間をかけて変調処理を行うことができる。そのため、FHM20のIQ変調処理部232には、高速な処理を行うためのDSP(Digital Signal Processor)を用いなくてもよい。
デコード処理部233は、変調処理が施された受信信号の入力をIQ変調処理部232から受ける。そして、デコード処理部233は、取得した受信信号に対して復号化処理を施す。そして、デコード処理部233は、復号化処理を施した受信信号を測定データ取得部234へ出力する。
測定データ取得部234は、復号化された受信信号の入力をデコード処理部233から受ける。そして、測定データ取得部234は、取得した受信信号からCSI(Channel State Information)を取得する。その後、測定データ取得部234は、取得したCSIを記憶部202に記憶させる。
記憶部202は、メモリなどの記憶媒体を有する。記憶部202は、測定データ取得部234から取得したCSIの情報を記憶する。
制御部201は、各RE30のスモールセルの配下にある端末装置2のそれぞれの最新のCSIを記憶部202から取得する。また、制御部201は、各デジタル処理部220の通信処理部231から、各RE30に収容された端末装置2の受信強度を取得する。
そして、制御部201は、取得したCSIを用いて各端末装置2のチャネル品質を確認する。チャネル品質が悪い端末装置2がある場合、制御部201は、仮想マクロセルを用いた端末装置2との通信を実行するように通信処理部231に通知する。
これに対して、いずれの端末装置2においてもチャネル品質が良好な場合、制御部201は、異なるRE30の配下に同一の端末装置2が存在するか否かを判定する。ここで、RE30の配下に端末装置2が存在するとは、そのRE30が生成するスモールセル内に端末装置2が存在することを表す。例えば、制御部201は、受信強度の情報などを用いて各RE30の配下に存在する端末装置2を特定して、端末装置2の位置を判定する。
異なるRE30の配下に同一の端末装置2が存在しない場合、制御部201は、配下に端末装置2が存在するRE30を特定する。次に、制御部201は、特定したRE30以外のRE30による無線信号の送信を停止させることを決定する。そして、制御部201は、無線信号の送信の停止を決定したRE30に接続するデジタル処理部220に対して、RE30への無線信号の送信停止を指示する。
また、異なるRE30の配下に同一の端末装置2が存在する場合、制御部201は、端末装置2が1台か否かを判定する。端末装置2が2台以上ある場合、それぞれの端末装置2の位置によって重複するスモールセルを有するRE30の内のいずれからの信号の品質が良いかが異なるため、RE30からの信号の送信を停止した場合、通信が困難となる端末装置2が存在する可能性がある。この場合、いずれかのRE30からの信号の送信を停止させることは困難であるため、制御部201は、仮想マクロセルを用いた端末装置2との通信を実行するように通信処理部231に通知する。
これに対して、異なるRE30の配下に存在する端末装置2が1台の場合、制御部201は、それぞれのRE30におけるその端末装置2からの信号の受信強度を比較する。そして、制御部201は、受信強度の高いRE30を優先REとして決定する。次に、制御部201は、優先RE以外のRE30からの無線信号の送信の停止を決定する。そして、制御部201は、無線信号の送信の停止を決定したRE30に接続するデジタル処理部220に対して、RE30への無線信号の送信停止を指示する。
無線信号の送信を停止させたRE30がある場合、制御部201は、仮想マクロセルを形成可能なRE30の配下に端末装置2が入ってきたか否かを判定する。例えば、制御部201は、各RE30から入力される受信強度などを用いて新たな端末装置2の仮想マクロセルを形成可能なRE30の配下への進入を判定する。仮想マクロセルを形成可能なRE30の配下に端末装置2が入ってきた場合、制御部201は、無線信号の送信を停止させた全てのRE30に対して、無線信号の送信の再開を決定する。そして、制御部201は、無線信号の送信の再開を決定したRE30に接続するデジタル処理部220に対して、RE30への無線信号の送信再開を指示する。
ここで、本実施例では、制御部201は、デジタル処理部220に対して無線信号の送信停止及び再開を指示したが、RE30からの無線信号の送信を制御できるのであれば制御対象はこれに限らない。例えば、制御部201は、RE30に対して直接無線信号の送信停止や再開を指示し、RE30からの無線信号の送信を制御してもよい。
さらに、本実施例では、制御部201は、RE30からの無線信号の送信を停止したが、例えば、RE30からの送信電力を低下させて、RE30を低消費電力モードに移行させてもよい。
ここで、図3及び4を参照して、本実施例に係る基地局装置1によるRE30からの無線信号の送信の抑制による信号劣化の回避についてまとめて説明する。図3は、異なるREの配下に同一の端末装置が存在する状態を示す図である。また、図4は、異なるREから送信される無線信号を表す図である。
図3では、RE31は、スモールセル301を形成する。また、RE32は、スモールセル302を形成する。さらに、RE33は、スモールセル303を形成する。そして、スモールセル301とスモールセル302とは、互いに重複する。端末装置2は、スモールセル301とスモールセル302とが重複する領域に在圏している。すなわち、端末装置2は、異なるRE30であるRE31とRE32の配下に存在する。
この場合、端末装置2は、RE31及び32のいずれからも信号を受信することができる。ここで、端末装置2がRE31から受信する信号は、図4のグラフ110に示す信号101である。また、端末装置2がRE32から受信する信号は図4のグラフ110に示す信号102である。ここで、グラフ110は、縦軸で端末装置2における受信信号の信号レベルを表し、横軸で時間の経過を表す。
仮想マクロセルを用いて通信を行う場合、端末装置2に対してRE31及び32から送信された2つの信号は同一周波数の同じ周期の信号であるため、端末装置2は、2つの信号の遅延の差分を含めた合成波を受信することになり、信号が劣化する。
ここで、グラフ110の信号101で示すように、端末装置2は、RE31から受信する信号の方がRE32から受信する信号よりも品質が良い。そこで、本実施例に係るFHM20の制御部201は、より受信強度の高いスモールセル301を優先セルとして選択し、RE32からの無線信号の送信を抑制する。これにより、端末装置2は、図4のグラフ110における信号101を受信信号として取得する。すなわち、信号102による受信信号の劣化を抑えることができる。
また、FHM20の制御部201は、受信強度が低いスモールセルを形成するRE30は、配下に端末装置2を有さないと考えられるので、そのようなRE30からの無線信号の送信も抑制する。これにより、消費電力を抑えることもできる。
次に、図5を参照して、本実施例に係る基地局装置1における無線信号送信の抑制制御について説明する。図5は、基地局装置における無線信号送信の抑制制御のフローチャートである。
各デジタル処理部220の通信処理部231は、接続するRE30から受信信号を取得する。そして、通信処理部231は、受信した信号を用いて、接続するRE30の配下に存在する端末装置2の受信強度を取得する。ここでは、RE30の配下に存在する端末装置2の受信強度を、「RE30の受信強度」という。制御部201は、各RE30の受信強度を各デジタル処理部220から取得する(ステップS1)。
次に、制御部201は、各RE30の受信強度の中で所定強度以上の受信強度があるか否かにより、FHM20配下に端末装置2が存在するか否かを判定する(ステップS2)。ここで、FHM20の配下に端末装置2が存在するとは、FHM20に接続するRE30の何れかの配下に端末装置2が存在することを指す。FHM20の配下に端末装置2が存在しない場合(ステップS2:否定)、制御部201は、ステップS11に進む。
これに対して、FHM20の配下に端末装置2が存在する場合(ステップS2:肯定)、通信処理部231は、受信信号をIQ変調処理部232へ出力する。IQ変調処理部232は、通信処理部231から取得した受信信号に対して変調処理を施す(ステップS3)。
次に、IQ変調処理部232は、変調処理を施した受信信号をデコード処理部233へ出力する。デコード処理部233は、IQ変調処理部232から取得した受信信号に復号化処理を施す。そして、デコード処理部233は、復号化処理を施した受信信号を記憶部202へ記憶させる。制御部201は、記憶部202に格納された受信信号からFHM20の配下にある端末装置2のそれぞれのCSIを取得する(ステップS4)。
次に、制御部201は、取得したCSIを用いて、チャネル品質の悪い端末装置2があるか否かを判定する(ステップS5)。具体的には、制御部201は、チャネル品質が所定値以下の端末装置2をチャネル品質が悪い端末装置2と判定する。チャネル品質の悪い端末装置2がある場合(ステップS5:肯定)、制御部201は、ステップS11へ進む。
これに対して、チャネル品質の悪い端末装置2が無い場合(ステップS5:否定)、制御部201は、異なるRE30の配下に同一の端末装置2が存在するか否かを判定する(ステップS6)。
異なるRE30の配下に同一の端末装置2が存在する場合(ステップS6:肯定)、制御部201は、FHM20の配下に存在する端末装置2が1台か否かを判定する(ステップS7)。FHM20の配下に存在する端末装置2が2台以上の場合(ステップS7:否定)、制御部201は、ステップS11へ進む。
これに対して、FHM20の配下に存在する端末装置2が1台の場合(ステップS7:肯定)、制御部201は、配下に同一の端末装置2が存在するRE30の受信強度を比較する(ステップS8)。
そして、制御部201は、受信強度の最も高いセルを有するRE30を優先REに決定する(ステップS9)。
その後、制御部201は、優先RE以外のRE30からの無線信号の送信を停止する(ステップS10)。
一方、ステップS2で否定の場合、ステップS5で肯定の場合、又は、ステップS7で否定の場合、制御部201は、通常動作の実施を各デジタル処理部220の通信処理部231に指示する(ステップS11)。
これに対して、異なる配下に同一の端末装置2が無い場合(ステップS6:否定)、制御部201は、RE30を一つ選択する(ステップS12)。
次に、制御部201は、選択したRE30の配下に端末装置2が存在するか否かを判定する(ステップS13)。
選択したRE30の配下に端末装置2が存在する場合(ステップS13:肯定)、制御部201は、選択したRE30から無線信号を送信させる(ステップS14)。具体的には、制御部201は、選択したRE30への無線信号の送信を、選択したRE30に接続するデジタル処理部220に指示する。
これに対して、選択したRE30の配下に端末装置2が存在しない場合(ステップS13:否定)、制御部201は、選択したRE30の無線信号の送信を停止させる(ステップS15)。具体的には、制御部201は、選択したRE30への無線信号の送信の停止を、選択したRE30に接続するデジタル処理部220に指示する。
次に、制御部201は、FHM20の配下の全てのRE30を選択したか否かを判定する(ステップS16)。未選択のRE30が残っている場合(ステップS16:否定)、制御部201は、ステップS12へ戻る。
これに対して、全てのRE30を選択し終わった場合(ステップS16:肯定)、制御部201は、RE30の無線信号の送信の抑制制御を終了する。
ここで、図5に記載したフローには、1回のRE30の無線信号の送信停止制御で行われる処理を記載した。すなわち、基地局装置1は、ステップS1〜S16の処理を繰り返す。そして、図5に記載したフローを繰り返すことで、チャネル品質の悪い端末装置2が存在する場合や、端末装置2がFHM20の配下に存在しなくなった場合に、基地局装置1は、無線信号の送信抑制状態から通常動作に戻る。また、仮想マクロセルの外部から仮想マクロセル内に新たに端末装置2が入ってきた場合にも、基地局装置1は、無線信号の送信抑制状態から通常動作に戻る。
そこで、図6を参照して、本実施例に係る基地局装置1の無線信号の送信抑制状態からの復帰処理の流れを説明する。図6は、端末装置の進入による無線信号の送信抑制状態からの復帰処理のフローチャートである。
各デジタル処理部220の通信処理部231は、接続するRE30の無線信号の送信を停止しているか否に関わらず、接続するRE30から受信信号を取得する。そして、制御部201は、受信した信号を用いて、接続するRE30の受信強度を各デジタル処理部220から取得する(ステップS21)。
そして、制御部201は、受信強度が端末装置2の進入を判定するための閾値を超えたか否かにより、他の端末装置2がFHM20の配下へ進入したか否かを判定する(ステップS22)。FHM20の配下へ進入した他の端末装置2が存在しない場合(ステップS22:否定)、制御部201は、ステップS21へ戻る。
これに対して、FHM20の配下へ進入した他の端末装置2が存在した場合(ステップS22:肯定)、制御部201は、配下のRE30を通常動作に移行し、仮想マクロセルを用いた端末装置2との通信を再開する(ステップS23)。
その後、基地局装置1は、送信停止判定処理を実行する(ステップS24)。ここで、例えば図5のフローのステップS1からS16までの一連の処理が、ステップS24の送信停止判定処理の一例にあたる。
(ハードウェア構成)
次に、図7を参照して、FHM20のハードウェア構成について説明する。図7は、FHMのハードウェア構成図である。
FHM20は、例えば、CPRI終端回路911、CPU(Central Processing Unit)912、FPGA(Field Programmable Gate Array)913、メモリ914及びネットワークインタフェース915を有する。CPU912及びFPGA913は、バスによりCPRI終端回路911、メモリ914に接続される。
ネットワークインタフェース915は、REC10及びRE30との通信を行うためのインタフェースである。また、CPRI終端回路911は、図2に例示したCPRI終端部210の機能を実現する。
メモリ914は、図2に例示した記憶部202の機能を実現する。また、メモリ914は、デジタル処理部220及び制御部201の機能を実現するためのプログラムを含む各種プログラムを記憶する。
CPU912及びメモリ914は、図2に例示した制御部201及びデジタル処理部220の通信処理部231の機能を実現する。例えば、CPU912は、各種プログラムをメモリ914から読み出し、展開して実行することで、制御部201及び通信処理部231の機能を実現する。
FPGA913及びメモリ914は、図2に例示したデジタル処理部220のIQ変調処理部232、デコード処理部233及び測定データ取得部234の機能を実現する。例えば、FPGA913は、各種プログラムをメモリ914から読み出し、展開して実行することで、IQ変調処理部232、デコード処理部233及び測定データ取得部234の機能を実現する。このように、本実施例に係るFHM20は、高速処理を行うDSPを用いずに、FPGA913を用いて、IQ変調処理部232、デコード処理部233及び測定データ取得部234の機能を実現する。これにより、コストを抑えることができる。
次に、図8を参照して、REC10のハードウェア構成について説明する。図8は、RECのハードウェア構成図である。
REC10は、図8に示すように、FPGA/DSP921、CPU922、DSP923、メモリ924、ネットワークプロセッサ925及びクロック生成回路926を有する。
ネットワークプロセッサ925は、FHM20との通信を行う伝送路インタフェースである。クロック生成回路926は、REC10全体のタイミング制御を行う。CPU922は、クロック生成回路926から取得したクロックを用いて、REC10全体の統括制御を行う。DSP923は、ベースバンド処理を行う。DSP923は、REC10上に1つ又は複数配置される。1つのDSP923は1つのベースバンド処理部の機能を実現する。本実施例では、1つのDSP923が、FHM20を介して複数のRE30と接続される。FPGA/DSP921は、CPRIの規格に準拠した通信を行うための信号処理の機能を実現する。
以上に説明したように、本実施例に係るFHMは、セルが重複する領域に端末装置が在圏し、異なるREの配下に端末装置が存在する場合に、受信強度が最高のセルを有するREを残して他のREの無線信号の送信を抑制する。これにより、同時に送信される信号による干渉を防ぎ、効率的な信号送信を実現することができる。
また、本実施例に係るFHMでは無線信号の送信の抑制の判断に即時性が要求されないため、DSPなどの高速処理を行う高価な部品を用いずに効率的な信号送信を実現でき、コストを抑えることができる。
また、本実施例に係るFHMは、配下に端末装置が存在しないREの無線信号の送信を抑制する。これにより、端末装置が存在しないセルにおける無駄な無線信号の送信を抑制することができ、基地局装置の消費電力を低減することができる。
1 基地局装置
2 端末装置
10 REC
20 FHM
30〜33 RE
41〜43 アンテナ
201 制御部
202 記憶部
210〜213 CPRI終端部
220〜223 デジタル処理部
231 通信処理部
232 IQ変調処理部
233 デコード処理部
234 測定データ取得部

Claims (7)

  1. それぞれが形成するセルが合成されて1つの仮想セルを形成する複数の無線装置を制御する通信制御装置であって、
    前記無線装置により形成される前記セルの重複領域に在圏する端末装置からの信号の受信強度を取得し、取得した前記受信強度を基に、前記重複領域を含むセルを形成する無線装置の中から、前記端末装置への信号送信を優先する前記無線装置を選択し、前記重複領域を含むセルを形成する無線装置のうち選択した無線装置以外の無線装置の送信電力を低下させる制御部と、
    ベースバンド処理装置から送信信号を受信し、各前記無線装置に対する信号に分配する分配部と、
    前記分配部により分配された信号を各前記無線装置から前記端末装置へ送信させる通信部と
    を備えたことを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記制御部は、複数の前記無線装置のうち、前記選択した無線装置以外の全ての送信電力を低下させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記制御部は、前記重複領域に前記端末装置が在圏し、且つ、前記仮想セル内に前記端末装置以外の他の端末装置が存在しない場合に、前記選択を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信制御装置。
  4. 前記制御部は、前記重複領域に前記端末装置が在圏しない場合、前記端末装置が在圏しないセルを形成する前記無線装置の送信電力を低下させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の通信制御装置。
  5. 前記通信部は、前記端末装置から受信した信号を格納する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記記憶部に格納された信号からチャネル状態情報を取得し、前記チャネル状態情報に基づいて前記送信電力の低下を解除する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の通信制御装置。
  6. ベースバンド処理装置、通信制御装置及び複数の無線装置を有する基地局装置であって、
    各前記無線装置は、合成されて1つの仮想セルを形成するセルを形成し、
    前記通信制御装置は、
    前記セルの重複領域に在圏する端末装置からの信号の受信強度を取得し、取得した前記受信強度を基に、前記重複領域を形成する無線装置の中から、前記端末装置への信号送信を優先する前記無線装置を選択し、前記重複領域を形成する前記無線装置のうち選択した無線装置以外の無線装置の送信電力を低下させる制御部と、
    前記ベースバンド処理装置から送信信号を受信し、各前記無線装置に対する信号に分配する分配部と、
    前記分配部により分配された信号を各前記無線装置から前記端末装置へ送信させる通信部とを備えた
    ことを特徴とする基地局装置。
  7. それぞれが形成するセルが合成されて1つの仮想セルを形成する複数の無線装置の通信制御方法であって、
    前記無線装置により形成される前記セルの重複領域に在圏する端末装置からの信号の受信強度を取得し、
    取得した前記受信強度を基に、前記重複領域を含むセルを形成する無線装置の中から、前記端末装置への信号送信を優先する前記無線装置を選択し、
    前記重複領域を含むセルを形成する無線装置のうち選択した無線装置以外の無線装置の送信電力を低下させ、
    ベースバンド処理装置から送信信号を受信し、各前記無線装置に対する信号に分配し、
    分配された信号を各前記無線装置から前記端末装置へ送信させる
    ことを特徴とする通信制御方法。
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