JP2018010414A - 商品販売データ処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施形態に係るオーダーシステム1に含まれる装置のそれぞれの要部回路構成を示すブロック図である。オーダーシステム1は、POS(point of sales)サーバー10、登録端末20及びPOS端末30を含む。POSサーバー10、登録端末20及びPOS端末30は、ネットワークNWに接続されている。ネットワークNWは、典型的にはLAN(local area network)である。ネットワークNWは、無線回線でも良いし有線回線でも良い、また、無線回線と有線回線が混在していても良い。登録端末20は、図1では1台のみ示すが、典型的には複数台の登録端末20が存在する。また、POS端末30も図1では1台のみ示すが複数台あっても良い。
図2は、商品テーブルT1の一例を示す図である。商品テーブルT1は、複数の商品及び複数の注文し放題コースのそれぞれの商品名及び単価などを記憶するためのテーブルである。商品テーブルT1は、複数のユニークな商品ID(identifier)のそれぞれに、商品名、単価及び対応コースを関連付けている。ここでは、商品IDの先頭が1となっている場合、当該商品IDは、単品商品を示す。なお、単品商品は、注文し放題コース以外の商品を示す。そして、商品IDの先頭が2となっている場合、当該商品IDは注文し放題コースを示す。対応コースフィールドには、注文し放題コースの商品IDが書き込まれる。なお、対応コースフィールドに複数の商品IDを書き込む場合には、カンマなどのセパレーターで区切るものとする。対応コースフィールドに書き込まれている商品IDが示す注文し放題コースが適用されているとき、当該商品は注文し放題となる。言い換えれば、当該商品は、対応コースフィールドに書き込まれている商品IDが示す注文し放題コースが対象とする商品である。なお、対応コースフィールドが空欄の場合、当該商品を対象とする注文し放題コースが存在しないことを示すものとする。
図5は、登録端末20のCPU21による制御処理のフローチャートである。CPU21は、メインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御を実行する。
図6及び図7は、POSサーバー10のCPU11による制御処理のフローチャートである。CPU11は、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御を実行する。
図8は、POS端末30のCPU31による制御処理のフローチャートである。CPU31は、メインメモリ32又は補助記憶デバイス33に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御を実行する
Act26においてCPU11は、Act21で受信が確認された客情報に基づき、客情報テーブルT2に新たにレコードを追加する。このとき、CPU11は、ユニークなグループIDを割り当ててレコードを追加する。
図5のAct3においてCPU21は、注文し放題コースを受注する操作が行われたか否かを確認している。CPU21は、注文し放題コースを受注する操作が行われないならば、Act3においてNoと判定してAct4へと進む。
Act27においてCPU11は、客情報テーブルT2及び必要に応じて受注テーブルT3を書き換えることで注文し放題コースを適用する。すなわち、CPU11は、まず、客情報テーブルT2を参照して、コース受注情報に含まれたテーブル番号で特定されるグループIDを取得する。そして、CPU11は、客情報テーブルT2について、取得したグループIDに関連付けられた適用中コースに、コース受注情報に含まれる商品IDを書き加える。さらに、CPU11は、受注テーブルT3について、取得したグループIDで特定されるレコードそれぞれについて、以下の処理を行う。すなわち、CPU11は、当該レコードから商品IDを取得する。そして、CPU11は、取得した商品IDについて、商品テーブルT1を参照して、適用中コースに含まれる商品IDのいずれかがコース受注情報に含まれる商品IDと一致するか否かを確認する。商品IDが一致する場合には、CPU11は、商品IDの取得元である受注テーブルT3のレコードについて、フラグF1の値を0に書き換える。以上の処理により、注文し放題コースを受注する前に受注した単品商品についても、当該注文し放題コースが対象とする単品商品であるならば、決済時に単価0として計算されることとなる。
Act7においてCPU21は、単品商品を受注したことを示す単品受注情報を生成して、この単品受注情報を登録端末20に送信するよう通信インターフェース14に指示する。このとき、CPU21は、注文をした客が使用しているテーブルのテーブル番号、並びに受注した単品商品の商品ID及び受注数を含むように単品受注情報を生成する。なお、CPU21は、商品IDは補助記憶デバイス23に記憶された商品テーブルT1から取得する。CPU21の指示に応じて通信インターフェース24は、単品受注情報をPOSサーバー10に送信する。送信された単品受注情報は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
Act29においてCPU11は、客情報テーブルT2を参照して、単品受注情報に含まれたテーブル番号で特定される、グループID及び適用中コースに含まれる商品IDを取得する。
Act30においてCPU11は、商品テーブルT1を参照して、単品受注情報に含まれた商品IDで特定される対応コースフィールドに書き込まれているデータを取得する。
Act34においてCPU11は、Act23で受信が確認された単品受注情報に基づいて受注テーブルT3に新たにレコードを追加する。なお、CPU11は、当該レコードの単価は、単品受注情報に含まれる商品IDを用いて、商品テーブルT1から取得する。また、CPU11は、当該レコードのフラグF1の値は1とする。したがって、Act34の処理を行うことでCPU11を中枢とするコンピューターは、受注した商品を登録する登録手段として動作する。
第1の確認画面は、Act9で受信が確認された確認要求に含まれる注文し放題コースの商品名を含む。登録端末20の操作者は、この商品名を見ることで注文し放題コースがどのように変更されるかが分かる。第1の確認画面はさらに、承諾ボタン及び拒否ボタンを含む。承諾ボタンは、注文し放題コースの変更を承諾する場合に登録端末20の操作者が操作する。拒否ボタンは、注文し放題コースの変更を拒否する場合に登録端末20の操作者が操作する。
Act13においてCPU21は、注文し放題コースの変更を拒否することを示す拒否応答をPOSサーバー10に送信するよう通信インターフェース24に指示する。この指示を受けて通信インターフェース24は、当該拒否応答をPOSサーバー10に送信する。送信された拒否応答は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
Act14においてCPU21は、注文し放題コースの変更を承諾することを示す承諾応答を送信するよう通信インターフェース24に指示する。この指示を受けて通信インターフェース24は、当該承諾応答をPOSサーバー10に送信する。送信された承諾応答は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
Act41においてCPU11は、適用されている注文し放題コースを変更する。すなわちCPU11は、客情報テーブルT2の適用中コースをAct36で決定された組み合わせXに含まれる注文し放題コースに関連付けられた商品IDに書き換える。さらに、CPU11は、受注テーブルT3の各商品について、フラグF1の値をメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶した値Pに書き換える。CPU11は、Act41の処理の後Act42へと進む。したがって、Act41の処理を行うことでCPU11を中枢とするコンピューターは、適用することが決定している注文し放題コースの組み合わせを第1の組み合わせから第2の組み合わせに変更する変更手段として動作する。また、Act41の処理を行うか否かがAct39及びAct40の処理により決定される。したがって、Act39及びAct40の処理を行うことで、CPU11を中枢とするコンピューターは、操作者による操作に基づいて、注文し放題コースの組み合わせを第1の組み合わせから第2の組み合わせに変更するか否かを決定する決定手段として動作する。
Act15においてCPU21は、通信インターフェース24によって完了通知が受信されるのを待ち受けている。CPU21は、完了通知が受信されたならば、Act15においてYesと判定してAct16へと進む。あるいは、CPU21は、Act8及びAct9の待受状態にあるときに、完了通知が受信されたならば、Act8においてYesと判定してAct16へと進む。
第1の通知画面は、どのように注文し放題コースの変更が行われたかを示す。例えば、第1の通知画面は、適用が中止された注文し放題コースがある場合には、当該注文し放題コースの商品名及び当該注文し放題コースの適用を中止したことを示す文字列を含む。また例えば、第1の通知画面は、新たに適用された注文し放題コースがある場合には、当該注文し放題コースの商品名及び当該注文し放題コースを適用したことを示す文字列を含む。また、第1の通知画面は、確認ボタンを含む。確認ボタンは、第1の通知画面の表示の終了を指示する場合に登録端末20の操作者が操作する。
登録端末20のCPU21は、伝票の発行を指示する操作が行われると、伝票発行要求を生成して、この伝票発行要求をPOSサーバー10に送信するよう通信インターフェース24に指示する。このとき、CPU21は、伝票の発行を指示する操作が行われる直前に入力されたテーブル番号を含むようにコース受注情報を生成する。CPU21の指示を受けて通信インターフェース24は、当該伝票発行要求をPOSサーバー10に送信する。送信された伝票発行要求は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
Act46においてCPU11は、注文し放題コースの変更を自動で行う設定になっているか否かを確認する。すなわち、CPU11は、補助記憶デバイス13に記憶されたフラグF3の値がTRUEであるか否かを確認する。CPU11は、注文し放題コースの変更を自動で行う設定になっていないならばAct46においてNoと判定してAct47へと進む。
第2の確認画面は、Act64で受信が確認された確認要求に含まれる注文し放題コースの商品名を含む。POS端末30の操作者は、この商品名を見ることで注文し放題コースがどのように変更されるかが分かる。第2の確認画面はさらに、承諾ボタン及び拒否ボタンを含む。承諾ボタンは、注文し放題コースの変更を承諾する場合にPOS端末30の操作者が操作する。拒否ボタンは、注文し放題コースの変更を拒否する場合にPOS端末30の操作者が操作する。
Act68においてCPU31は、注文し放題コースの変更を拒否することを示す拒否応答を送信するよう通信インターフェース34に指示する。この指示を受けて通信インターフェース34は、当該拒否応答をPOSサーバー10に送信する。送信された拒否応答は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
Act69においてCPU31は、注文し放題コースの変更を承諾することを示す承諾応答を送信するよう通信インターフェース34に指示する。この指示を受けて通信インターフェース34は、当該承諾応答をPOSサーバー10に送信する。送信された承諾応答は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
Act50においてCPU11は、Act41と同様にして、適用されている注文し放題コースを変更する。したがって、Act50の処理を行うことでCPU11を中枢とするコンピューターは、適用することが決定している注文し放題コースの組み合わせを第1の組み合わせから第2の組み合わせに変更する変更手段として動作する。また、Act50の処理を行うか否かがAct48及びAct49の処理により決定される。したがって、Act48及びAct49の処理を行うことで、CPU11を中枢とするコンピューターは、操作者による操作に基づいて決定する決定手段として動作する。CPU11は、Act50の処理の後Act51へと進む。
Act52においてCPU11は、Act45又はAct51で生成された決済情報を決済情報要求の送信元であるPOS端末30に送信するよう通信インターフェース14に指示する。この指示を受けて、通信インターフェース14は、決済情報を決済情報要求の送信元であるPOS端末30に送信する。送信された決済情報は、POS端末30の通信インターフェース34によって受信される。CPU11は、Act52の処理の後、図6のAct21へと戻る。
CPU31は、決済情報が受信されたならば、Act70においてYesと判定してAct71へと進む。
第2の通知画面は、どのように注文し放題コースの変更が行われたかを示す。例えば、第2の通知画面は、適用が中止された注文し放題コースがある場合には、当該注文し放題コースの商品名及び当該注文し放題コースの適用を中止したことを示す文字列を含む。また例えば、第2の通知画面は、新たに適用された注文し放題コースがある場合には、当該注文し放題コースの商品名及び当該注文し放題コースを適用したことを示す文字列を含む。また、第2の通知画面は、確認ボタンを含む。確認ボタンは、第2の通知画面の表示の終了を指示する場合にPOS端末30の操作者が操作する。
Act75においてCPU31は、Act63又はAct70で受信が確認された決済情報に基づいて決済処理を行う。決済処理については、周知の処理であるため詳細な説明は省略する。CPU31は、Act75の処理の後Act61へと戻る。
CPU11は、適用されている注文し放題コースを変更した方が安くなるか否かの判定において、決済金額に代えて以下のように算出した合計金額を用いても良い。すなわち、CPU11は、受注テーブルT3から抽出した商品から、適用中の注文し放題コースと組み合わせX候補に含まれる注文し放題コースとのいずれにおいても注文し放題の対象とならない商品を省いて合計金額を算出する。
Claims (6)
- 個別に定められた商品群に含まれる商品についてはその受注数にかかわらず、料金を個別に定められた金額とする複数の注文し放題コースが設定された店舗で利用される商品販売データ処理装置であって、
受注した商品を登録する登録手段と、
適用することが決定している少なくとも1つの注文し放題コースからなる第1の組み合わせとは異なる組み合わせで前記複数の注文し放題コースのうちの少なくとも1つを含み、当該含まれる注文し放題コースを適用して前記登録手段で登録済みの商品を決済する場合の決済金額が前記第1の組み合わせに含まれる注文し放題コースを適用して決済する場合の決済金額よりも低くなる第2の組み合わせを探索する探索手段と、を具備する商品販売データ処理装置。 - 前記探索手段による探索によって前記第2の組み合わせが見つかった場合、適用することが決定している注文し放題コースの組み合わせを前記第1の組み合わせから前記第2の組み合わせに変更する変更手段をさらに備える請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
- 前記探索手段による探索によって前記第2の組み合わせが見つかった場合、適用することが決定している注文し放題コースの組み合わせを前記第1の組み合わせから前記第2の組み合わせに変更するか否かを操作者による操作に基づいて決定する決定手段と、
前記第2の組み合わせに変更することが前記決定手段によって決定された場合、適用することが決定している注文し放題コースの組み合わせを前記第1の組み合わせから前記第2の組み合わせに変更する変更手段と、をさらに具備する請求項1に記載の商品販売データ処理装置。 - 前記探索手段は、適用することが決定している注文し放題コースに予め定められた商品群のうちのいずれにも含まれない商品であって、適用することが決定されていない注文し放題コースに予め定められた商品群のうちのいずれかに含まれる商品を前記登録手段により登録する場合に前記探索を行う、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の商品販売データ処理装置。
- 前記探索手段は、前記登録手段によって登録済みの商品の会計を行うときに前記探索を行う、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の商品販売データ処理装置。
- 個別に定められた商品群に含まれる商品についてはその受注数にかかわらず、料金を個別に定められた金額とする複数の注文し放題コースが設定された店舗で利用される商品販売データ処理装置が備えるコンピューターを、
受注した商品を登録する登録手段と、
適用することが決定している少なくとも1つの注文し放題コースからなる第1の組み合わせとは異なる組み合わせで前記複数の注文し放題コースのうちの少なくとも1つを含み、当該含まれる注文し放題コースを適用して前記登録手段で登録済みの商品を決済する場合の決済金額が前記第1の組み合わせに含まれる注文し放題コースを適用して決済する場合の決済金額よりも低くなる第2の組み合わせを探索する探索手段と、して機能させるためのプログラム。
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