JP2018010414A - 商品販売データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】適用中の注文し放題コースの組み合わせをどのように他の組み合わせに変更すれば決済金額が安くなるのかを見つける。【解決手段】実施形態の商品販売データ処理装置は、個別に定められた商品群に含まれる商品についてはその受注数にかかわらず、料金を個別に定められた金額とする複数の注文し放題コースが設定された店舗で利用される。実施形態の商品販売データ処理装置は、登録手段及び探索手段を含む。登録手段は、受注した商品を登録する。探索手段は、適用することが決定している少なくとも1つの注文し放題コースからなる第1の組み合わせとは異なる組み合わせで複数の注文し放題コースのうちの少なくとも1つを含み、当該含まれる注文し放題コースを適用して登録手段で登録済みの商品を決済する場合の決済金額が第1の組み合わせに含まれる注文し放題コースを適用して決済する場合の決済金額よりも低くなる第2の組み合わせを探索する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置及びプログラムに関する。
飲み放題コース又は食べ放題コースなどのように、コースを適用している場合に、対象となる商品の受注数にかかわらず料金を一定とする注文し放題コースが存在する。しかしながら、特定の注文し放題コースが適用されているとき、客が注文した商品の種類及びその数によっては、適用中の注文し放題コースの組み合わせを変更することで決済金額が安くなる場合がある。もしそのような組み合わせを見つけることができれば、サービスレベルの向上につなげることができる。しかしながら、従来のオーダーシステムでは、どのように適用中の注文し放題コースの組み合わせを変更すれば決済金額が安くなるのかを見つけるようなことは行われていない。
特開2012−181671号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、適用中の注文し放題コースの組み合わせをどのように他の組み合わせに変更すれば決済金額が安くなるのかを見つけることができる商品販売データ処理装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の商品販売データ処理装置は、個別に定められた商品群に含まれる商品についてはその受注数にかかわらず、料金を個別に定められた金額とする複数の注文し放題コースが設定された店舗で利用される。実施形態の商品販売データ処理装置は、登録手段及び探索手段を含む。登録手段は、受注した商品を登録する。探索手段は、適用することが決定している少なくとも1つの注文し放題コースからなる第1の組み合わせとは異なる組み合わせで複数の注文し放題コースのうちの少なくとも1つを含み、当該含まれる注文し放題コースを適用して登録手段で登録済みの商品を決済する場合の決済金額が第1の組み合わせに含まれる注文し放題コースを適用して決済する場合の決済金額よりも低くなる第2の組み合わせを探索する。
実施形態に係るオーダーシステムに含まれる装置のそれぞれの要部回路構成を示すブロック図。 図1中の登録装置の補助記憶デバイス及び登録端末の補助記憶デバイスに記憶されるテーブルの一例を示す図。 図1中の登録装置の補助記憶デバイスに記憶されるテーブルの一例を示す図。 図1中の登録装置の補助記憶デバイスに記憶されるテーブルの一例を示す図。 図1中の登録端末のCPUによる制御処理のフローチャート。 図1中の登録装置のCPUによる制御処理のフローチャート。 図1中の登録装置のCPUによる制御処理のフローチャート。 図1中のPOS端末のCPUによる制御処理のフローチャート。
以下、実施形態に係るオーダーシステムについて図面を用いて説明する。
図1は、実施形態に係るオーダーシステム1に含まれる装置のそれぞれの要部回路構成を示すブロック図である。オーダーシステム1は、POS(point of sales)サーバー10、登録端末20及びPOS端末30を含む。POSサーバー10、登録端末20及びPOS端末30は、ネットワークNWに接続されている。ネットワークNWは、典型的にはLAN(local area network)である。ネットワークNWは、無線回線でも良いし有線回線でも良い、また、無線回線と有線回線が混在していても良い。登録端末20は、図1では1台のみ示すが、典型的には複数台の登録端末20が存在する。また、POS端末30も図1では1台のみ示すが複数台あっても良い。
POSサーバー10は、受注した商品を登録するために店舗のバックヤードなどに設置される。POSサーバー10は、商品販売データ処理装置の一例である。POSサーバー10は、CPU(central processing unit)11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、通信インターフェース14、プリンター15及びバス16を含む。
CPU11は、POSサーバー10の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。CPU11は、メインメモリ12に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、POSサーバー10の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ12は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する。またメインメモリ12は、CPU11が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにメインメモリ12は、CPU11が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス13は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス13は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)又はSSD(solid state drive)などである。補助記憶デバイス13は、CPU11が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU11での処理によって生成されたデータなどを保存する。補助記憶デバイス13は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションなどのプログラムを記憶する場合もある。
補助記憶デバイス13は、商品テーブル、客情報テーブル及び受注テーブルを記憶する。
図2は、商品テーブルT1の一例を示す図である。商品テーブルT1は、複数の商品及び複数の注文し放題コースのそれぞれの商品名及び単価などを記憶するためのテーブルである。商品テーブルT1は、複数のユニークな商品ID(identifier)のそれぞれに、商品名、単価及び対応コースを関連付けている。ここでは、商品IDの先頭が1となっている場合、当該商品IDは、単品商品を示す。なお、単品商品は、注文し放題コース以外の商品を示す。そして、商品IDの先頭が2となっている場合、当該商品IDは注文し放題コースを示す。対応コースフィールドには、注文し放題コースの商品IDが書き込まれる。なお、対応コースフィールドに複数の商品IDを書き込む場合には、カンマなどのセパレーターで区切るものとする。対応コースフィールドに書き込まれている商品IDが示す注文し放題コースが適用されているとき、当該商品は注文し放題となる。言い換えれば、当該商品は、対応コースフィールドに書き込まれている商品IDが示す注文し放題コースが対象とする商品である。なお、対応コースフィールドが空欄の場合、当該商品を対象とする注文し放題コースが存在しないことを示すものとする。
図3は、客情報テーブルT2の一例を示す図である。客情報テーブルT2は、来店した客の情報などを記憶するためのテーブルである。客情報テーブルT2は、来店した客のグループごとに割り当てられたユニークなグループIDに、人数、テーブル番号及び適用中コースを関連付ける。人数は、来店した客のグループが何名で構成されるかを示す。テーブル番号は、当該客のグループがどの番号のテーブルを使用しているかを示す。店舗内のテーブルにはそれぞれ予め番号が振られているものとし、ここではその番号を用いる。なお、複数のテーブルを1つのグループで使用している場合には、その全てのテーブルの番号をカンマなどのセパレーターで区切って示す。適用中コースは、当該グループに適用されている注文し放題コースの商品IDを示す。なお、複数の注文し放題コースが適用されている場合、適用中コースには、複数の商品IDをカンマなどのセパレーターで区切って示す。また、適用中コースが空欄の場合、当該グループには注文し放題コースが適用されていないことを示すものとする。
図4は、受注テーブルT3の一例を示す図である。受注テーブルT3は、受注した商品を記憶するためのテーブルである。受注テーブルT3は、受注毎に新しくレコードが追加される。受注テーブルT3は、グループIDに商品ID、受注数、単価及びフラグF1を関連付ける。商品IDは、グループIDで特定されるグループが注文した商品を特定する。受注数は、当該商品を一度にいくつ受注したのかを示す。単価は、当該商品の単価である。フラグF1は、会計時に当該商品の単価を0として決済金額を計算するか、単価をそのままの金額で決済金額を計算するかを示す。フラグF1の値が0のとき、単価を0として決済金額を計算することを示す。フラグF1の値が1のとき、単価をそのままの金額で決済金額を計算することを示す。
また、補助記憶デバイス13は、フラグF2及びフラグF3も記憶する。フラグF2及びフラグF3は、それぞれTRUE又はFALSEの値をとる。フラグF2及びフラグF3の値は、POSサーバー10の管理者などによって予め設定される。なお、管理者などによってフラグF2又はフラグF3の値が設定されていない状態では、フラグF2又はフラグF3の値は、TRUE又はFALSEのうちのデフォルトとして定められた値をとる。このデフォルトの値は、例えばPOSサーバー10の設計者などによって定められる。フラグF2及びフラグF3は、注文し放題コースの変更を自動で行うか否かの設定に用いられる。注文し放題コースの変更は、動作の説明でも述べるように商品の受注時と会計時との2種類のタイミングで行われる可能性がある。フラグF2は、商品の受注時において注文し放題コースの変更を自動で行うか否かの設定に用いられる。フラグF3は、会計時において注文し放題コースの変更を自動で行うか否かの設定に用いられる。
メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶されるプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例としてPOSサーバー10は、制御プログラムがメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶された状態で利用者へと譲渡される。しかしながらPOSサーバー10は、制御プログラムがメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶されない状態で利用者に譲渡されても良い。そして、別途に利用者へと譲渡された制御プログラムが、利用者又はサービスマンなどによる操作の下にメインメモリ12又は補助記憶デバイス13へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信インターフェース14は、POSサーバー10がネットワークNWを介して通信するためのインターフェースである。
プリンター15は、伝票などを印刷する。プリンター15は、ドットインパクトプリンター、インクジェットプリンター、サーマルプリンター、レーザープリンター又はその他のプリンターなど種々の方式を用いることができる。プリンター15は、図1ではPOSサーバー10に内蔵したものとして示すが、外付けとしても良い。
バス16は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、POSサーバー10の各部で授受される信号を伝送する。
登録端末20は、客の注文を入力して、当該注文内容を登録端末20に送信するための装置である。登録端末20は、例えばハンディターミナルである。登録端末20は、CPU21、メインメモリ22、補助記憶デバイス23、通信インターフェース24、タッチパネル25及びバス26を含む。
CPU21は、登録端末20の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。CPU21は、メインメモリ22に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、登録端末20の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ22は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ22は、オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する。またメインメモリ22は、CPU21が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにメインメモリ22は、CPU21が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス23は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス23は、例えばEEPROM又はSSDなどである。補助記憶デバイス23は、CPU21が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU21での処理によって生成されたデータなどを保存する。補助記憶デバイス23は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションなどのプログラムを記憶する場合もある。
補助記憶デバイス23は、商品テーブルT1も記憶する。商品テーブルT1は、登録端末20の補助記憶デバイス13に記憶されるものと同様のものである。
メインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶されるプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例として登録端末20は、制御プログラムがメインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶された状態で、例えば利用者へと譲渡される。しかしながら登録端末20は、制御プログラムがメインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶されない状態で利用者に譲渡されても良い。そして、別途に利用者へと譲渡された制御プログラムが、利用者又はサービスマンなどによる操作の下にメインメモリ22又は補助記憶デバイス23へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信インターフェース24は、登録端末20がネットワークNWを介して通信するためのインターフェースである。
タッチパネル25は、登録端末20の操作者に各種情報を通知するための画面を表示する表示デバイスとして機能する。また、タッチパネル25は、当該操作者によるタッチ操作を受け付ける入力デバイスとして機能する。
バス26は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、登録端末20の各部で授受される信号を伝送する。
POS端末30は、決済対象となる商品の決済などの業務のために店舗などに設置される。POS端末30は、CPU31、メインメモリ32、補助記憶デバイス33、通信インターフェース34、タッチパネル35及びバス36を含む。
CPU31は、POS端末30の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。CPU31は、メインメモリ32に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、POS端末30の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ32は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ32は、上記オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する。またメインメモリ32は、CPU31が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにメインメモリ32は、CPU31が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス33は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス33は、例えばEEPROM、HDD又はSSDなどである。補助記憶デバイス33は、CPU31が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU31での処理によって生成されたデータなどを保存する。補助記憶デバイス33は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションなどのプログラムを記憶する場合もある。
メインメモリ32又は補助記憶デバイス33に記憶されるプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例としてPOS端末30は、制御プログラムがメインメモリ32又は補助記憶デバイス33に記憶された状態で、POS端末30の利用者へと譲渡される。しかしながらPOS端末30は、制御プログラムがメインメモリ32又は補助記憶デバイス33に記憶されない状態でPOS端末30の利用者に譲渡されても良い。そして、別途にPOS端末30の利用者へと譲渡された制御プログラムが、POS端末30の利用者又はサービスマンなどによる操作の下にメインメモリ32又は補助記憶デバイス33へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信インターフェース34は、POS端末30がネットワークNWを介して通信するためのインターフェースである。
タッチパネル35は、POS端末30の操作者に各種情報を通知するための画面を表示する表示デバイスとして機能する。また、タッチパネル35は、当該操作者によるタッチ操作を受け付ける入力デバイスとして機能する。
バス36は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、POS端末30の各部で授受される信号を伝送する。
以下、実施形態に係るオーダーシステムの動作を図5〜図8に基づいて説明する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
図5は、登録端末20のCPU21による制御処理のフローチャートである。CPU21は、メインメモリ22又は補助記憶デバイス23に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御を実行する。
図6及び図7は、POSサーバー10のCPU11による制御処理のフローチャートである。CPU11は、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御を実行する。
図8は、POS端末30のCPU31による制御処理のフローチャートである。CPU31は、メインメモリ32又は補助記憶デバイス33に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御を実行する
さて、飲食店においては、客がグループで来店している場合、グループの全員が同じ注文し放題コースを注文しなければならないことをルールとして定めている場合が多い。以下の実施形態でも、グループの全員が同じ注文し放題コースを注文しなければならないルールが存在するものとして説明する。なお、以下の説明で登場する店員の行動は、一例として示すものである。
飲食店の店員は、注文を伺うべく登録端末20を持って客のもとへ向かう。まず、店員は、グループの人数、及びグループが使用しているテーブルのテーブル番号など、客に関する情報(以下「客情報」という。)を登録端末20に入力する。そして、店員は、客に関する情報を入力後、登録端末20のタッチパネル25に表示された、開始ボタンをタッチする。開始ボタンは、注文の受付の開始を指示する場合に登録端末20の操作者が操作するものである。
図5のAct1において登録端末20のCPU21は、注文の受付の開始を指示する操作が行われるのを待ち受けている。すなわち、CPU21は、開始ボタンをタッチするなどの、注文の受付の開始を指示するための予め定められた操作が行われるのを待ち受けている。CPU21は、注文の受付の開始を指示する操作が行われたならば、Act1においてYesと判定してAct2へと進む。
Act2においてCPU21は、注文の受付の開始を指示する操作が行われる直前に入力された客情報をPOSサーバー10に送信するよう通信インターフェース24に指示する。この指示を受けて通信インターフェース24は、当該客情報をPOSサーバー10に送信する。送信された客情報は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
一方、図6のAct21においてPOSサーバー10のCPU11は、通信インターフェース14によって客情報が受信されたか否かを確認している。CPU11は、客情報が受信されないならば、Act21においてNoと判定してAct22へと進む。
Act22においてCPU11は、通信インターフェース14によってコース受注情報が受信されたか否かを確認している。なお、コース受注情報についての説明は後述する。CPU11は、コース受注情報が受信されないならば、Act22においてNoと判定してAct23へと進む。
Act23においてCPU11は、通信インターフェース14によって単品受注情報が受信されたか否かを確認している。なお、単品受注情報についての説明は後述する。CPU11は、単品受注情報が受信されないならば、Act23においてNoと判定して図7のAct24へと進む。
図7のAct24においてCPU11は、通信インターフェース14によって伝票発行要求が受信されたか否かを確認している。なお、伝票発行要求についての説明は後述する。CPU11は、伝票発行要求が受信されないならば、Act24においてNoと判定してAct25へと進む。
Act25においてCPU11は、通信インターフェース14によって決済情報要求が受信されたか否かを確認している。なお、決済情報要求についての説明は後述する。CPU11は、決済情報要求が受信されないならば、Act25においてNoと判定して図6のAct21へと戻る。かくして、CPU11は、客情報、コース受注情報、単品受注情報、決済情報要求又は伝票発行要求が受信されるまでAct21〜Act25を繰り返す。CPU11は、Act21〜Act25の待受状態にあるときに客情報が受信されたならば、Act21においてYesと判定してAct26へと進む。
Act26においてCPU11は、Act21で受信が確認された客情報に基づき、客情報テーブルT2に新たにレコードを追加する。このとき、CPU11は、ユニークなグループIDを割り当ててレコードを追加する。
一方、店員は、開始ボタンをタッチした後、客の注文を聞く。そして、店員は、客の注文が注文し放題コースであった場合、当該注文し放題コースを適用させるために、タッチパネル25を用いて当該注文し放題コースを受注する操作を行う。また、客の注文が単品商品であった場合、店員は、タッチパネル25を用いて当該単品商品を受注する操作を行う。なお、店員は、商品を受注する操作を行う際、商品の選択だけでなく、客が使用しているテーブルのテーブル番号の入力も行う。
図5のAct3においてCPU21は、注文し放題コースを受注する操作が行われたか否かを確認している。CPU21は、注文し放題コースを受注する操作が行われないならば、Act3においてNoと判定してAct4へと進む。
Act4においてCPU21は、単品商品を受注する操作が行われたか否かを確認している。CPU21は、単品商品を受注する操作が行われないならば、Act4においてNoと判定してAct3へと戻る。かくして、CPU21は、注文し放題コースを受注する操作又は単品商品を受注する操作が行われるまでAct3及びAct4を繰り返す。CPU21は、Act3及びAct4の待受状態にあるときに、注文し放題コースを受注する操作が行われたならば、Act3においてYesと判定してAct5へと進む。
Act5においてCPU21は、注文し放題コースを受注したことを示すコース受注情報を生成して、このコース受注情報を登録端末20に送信するよう通信インターフェース14に指示する。このとき、CPU21は、注文をした客が使用しているテーブルのテーブル番号及び受注した注文し放題コースの商品IDを含むようにコース受注情報を生成する。CPU21の指示に応じて通信インターフェース24は、コース受注情報をPOSサーバー10に送信する。送信されたコース受注情報は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
一方、POSサーバー10のCPU11は、図6及び図7のAct21〜Act25の待受状態にあるときにコース受注情報が受信されたならば、Act22においてYesと判定してAct27へと進む。
Act27においてCPU11は、客情報テーブルT2及び必要に応じて受注テーブルT3を書き換えることで注文し放題コースを適用する。すなわち、CPU11は、まず、客情報テーブルT2を参照して、コース受注情報に含まれたテーブル番号で特定されるグループIDを取得する。そして、CPU11は、客情報テーブルT2について、取得したグループIDに関連付けられた適用中コースに、コース受注情報に含まれる商品IDを書き加える。さらに、CPU11は、受注テーブルT3について、取得したグループIDで特定されるレコードそれぞれについて、以下の処理を行う。すなわち、CPU11は、当該レコードから商品IDを取得する。そして、CPU11は、取得した商品IDについて、商品テーブルT1を参照して、適用中コースに含まれる商品IDのいずれかがコース受注情報に含まれる商品IDと一致するか否かを確認する。商品IDが一致する場合には、CPU11は、商品IDの取得元である受注テーブルT3のレコードについて、フラグF1の値を0に書き換える。以上の処理により、注文し放題コースを受注する前に受注した単品商品についても、当該注文し放題コースが対象とする単品商品であるならば、決済時に単価0として計算されることとなる。
Act28においてCPU11は、注文し放題コースの受注が完了したことを示す完了通知をコース受注情報の送信元の登録端末20に送信するよう通信インターフェース14に指示する。この指示を受けて、通信インターフェース14は、完了通知をコース受注情報の送信元の登録端末20に送信する。送信された完了通知は、登録端末20の通信インターフェース24によって受信される。
一方、図5のAct6において登録端末20のCPU21は、通信インターフェース24によって完了通知が受信されるのを待ち受けている。CPU21は、完了通知が受信されたならば、Act6においてYesと判定してAct3へと戻る。
なお、CPU21は、Act3及びAct4の待受状態にあるときに、単品商品を受注する操作が行われたならば、Act4においてYesと判定してAct7へと進む。
Act7においてCPU21は、単品商品を受注したことを示す単品受注情報を生成して、この単品受注情報を登録端末20に送信するよう通信インターフェース14に指示する。このとき、CPU21は、注文をした客が使用しているテーブルのテーブル番号、並びに受注した単品商品の商品ID及び受注数を含むように単品受注情報を生成する。なお、CPU21は、商品IDは補助記憶デバイス23に記憶された商品テーブルT1から取得する。CPU21の指示に応じて通信インターフェース24は、単品受注情報をPOSサーバー10に送信する。送信された単品受注情報は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
一方、POSサーバー10のCPU11は、図6及び図7のAct21〜Act25の待受状態にあるときに単品受注情報が受信されたならば、Act23においてYesと判定してAct29へと進む。
Act29においてCPU11は、客情報テーブルT2を参照して、単品受注情報に含まれたテーブル番号で特定される、グループID及び適用中コースに含まれる商品IDを取得する。
Act30においてCPU11は、商品テーブルT1を参照して、単品受注情報に含まれた商品IDで特定される対応コースフィールドに書き込まれているデータを取得する。
Act31においてCPU11は、単品受注情報に含まれた商品IDで特定される単品商品が、注文し放題の単品商品であるか否かを確認する。すなわち、CPU11は、商品テーブルT1を参照して、Act29で取得した商品IDとAct30で取得したデータに含まれる商品IDとで一致する商品IDがあるか否かを確認する。CPU11は、単品受注情報に含まれた商品IDで特定される単品商品が、注文し放題の単品商品であるならば、Act31においてYesと判定してAct32へと進む。
Act32においてCPU11は、Act23で受信が確認された単品受注情報に基づいて受注テーブルT3に新たにレコードを追加する。なお、CPU11は、当該レコードの単価は、単品受注情報に含まれる商品IDを用いて、商品テーブルT1から取得する。また、CPU11は、当該レコードのフラグF1の値は0とする。以上のように、Act32の処理を行うことでCPU11を中枢とするコンピューターは、受注した商品を登録する登録手段として動作する。
Act33においてCPU11は、単品商品の受注が完了したことを示す完了通知を単品受注情報の送信元の登録端末20に送信するよう通信インターフェース14に指示する。この指示を受けて、通信インターフェース14は、完了通知を単品受注情報の送信元の登録端末20に送信する。送信された完了通知は、登録端末20の通信インターフェース24によって受信される。CPU11は、Act33の処理の後Act21へと戻る。
なお、CPU11は、単品受注情報に含まれた商品IDで特定される単品商品が、注文し放題の単品商品でないならば、Act31においてNoと判定してAct34へと進む。
Act34においてCPU11は、Act23で受信が確認された単品受注情報に基づいて受注テーブルT3に新たにレコードを追加する。なお、CPU11は、当該レコードの単価は、単品受注情報に含まれる商品IDを用いて、商品テーブルT1から取得する。また、CPU11は、当該レコードのフラグF1の値は1とする。したがって、Act34の処理を行うことでCPU11を中枢とするコンピューターは、受注した商品を登録する登録手段として動作する。
Act35においてCPU11は、Act30で取得したデータに商品IDが含まれるか否かを確認する。CPU11は、Act30で取得したデータに商品IDが含まれないならば、Act35においてNoと判定してAct33へと進む。また、CPU11は、商品IDが含まれるならばAct35においてYesと判定してAct36へと進む。
Act36においてCPU11は、適用されている注文し放題コースを変更した方が安くなるか否かを判定する。CPU11は、注文し放題コースを変更した方が安くなるか否かは例えば以下のように判定する。以下の例では、適用中の注文し放題コースの組み合わせを別の組み合わせXに変更する場合を考える。この場合、まず、CPU11は、現在までに受注した商品についての決済金額を算出する。すなわち、CPU11は、受注テーブルT3を参照して、Act29で取得したグループIDで特定されるグループが受注した商品を抽出してそれぞれ(受注数×単価×フラグF1)を計算し、全て足し合わせる。さらに、CPU11は、この結果に注文し放題コースの料金も加えることで決済金額を算出する。CPU11は、注文し放題コースの料金は、適用中の注文し放題コースの単価の合計にグループの人数を乗じて算出する。次に、適用中の注文し放題コースの組み合わせを組み合わせXに変更した場合の決済金額を算出する。組み合わせXは、1又は複数の候補が考えられる。ここでは、適用中の注文し放題コースによって注文し放題となっている商品が注文し放題の商品でなくなるような組み合わせは組み合わせXの候補(以下「組み合わせX候補」という。)としない。CPU11は、適用中の注文し放題コースの組み合わせを組み合わせX候補に変更した場合のそれぞれの決済金額を上記と同様にして算出する。ただし、CPU11は、注文し放題コースの料金は、組み合わせX候補に含まれる注文し放題コースの単価の合計にグループの人数を乗じることで算出する。また、適用中の注文し放題コースの組み合わせを組み合わせX候補に変更した場合の決済金額の算出では、それぞれフラグF1に変えて、次のように求められる値Pを用いる。値Pは、適用中の注文し放題コースの組み合わせを組み合わせX候補に変更したと仮定した場合のフラグF1の値である。値Pを求めるために、CPU11は、受注テーブルT3から抽出された各商品について、商品テーブルT1を参照して対応コースを取得する。そして、CPU11は、取得した対応コースに含まれる商品IDと、組み合わせX候補に含まれる注文し放題コースの商品IDとを比較して一致するものがあれば値Pを0とし、一致するものがなければ値Pを1とする。次に、CPU11は、以上のように算出された、適用中の注文し放題コースの組み合わせを組み合わせX候補に変更した場合の決済金額を比較して、当該決済金額が最も安くなる組み合わせX候補を組み合わせXと決定する。最後に、CPU11は、現在の決済金額と適用中の注文し放題コースの組み合わせを組み合わせXに変更した場合の決済金額とを比較する。そして、CPU11は、適用中の注文し放題コースの組み合わせを組み合わせXに変更した場合の決済金額の方が安ければ、適用されている注文し放題コースを変更した方が安くなると判定する。なお、CPU11は、組み合わせXについての値Pをメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶しておく。CPU11は、適用されている注文し放題コースを変更した方が安くなるのではないならば、Act36においてNoと判定してAct33へと進む。また、CPU11は、適用されている注文し放題コースを変更した方が安くなるならば、Act36においてYesと判定してAct37へと進む。以上のように、適用されている注文し放題コースの組み合わせを変更した方が安くなる場合には、Act36の処理によりそのような組み合わせXが見つかる。当該組み合わせXは第2の組み合わせの一例である。また、適用中の注文し放題コースの組み合わせは第1の組み合わせである。したがって、Act36の処理を行うことで、CPU11を中枢とするコンピューターは、第2の組み合わせを探索する探索手段として動作する。
Act37においてCPU11は、注文し放題コースの変更を自動で行う設定になっているか否かを確認する。すなわち、CPU11は、補助記憶デバイス13に記憶されたフラグF2の値がTRUEであるか否かを確認する。CPU11は、注文し放題コースの変更を自動で行う設定になっていないならばAct37においてNoと判定してAct38へと進む。
Act38においてCPU11は、注文し放題コースを変更するか否かを決定するよう要求するための確認要求を生成して、この確認要求を登録端末20に送信するよう通信インターフェース14に指示する。このとき、CPU11は、Act36で決定された組み合わせXに含まれる注文し放題コースの商品名を含むように確認要求を生成する。CPU11の指示を受けて通信インターフェース14は、確認要求を登録端末20に送信する。送信された確認要求は、登録端末20の通信インターフェース24によって受信される。
一方、図5のAct8において登録端末20のCPU21は、通信インターフェース14によって完了通知が受信されたか否かを確認している。CPU21は、完了通知が受信されないならば、Act8においてNoと判定してAct9へと進む。
Act9においてCPU21は、通信インターフェース14によって確認要求が受信されたか否かを確認している。CPU21は、確認要求が受信されないならば、Act9においてNoと判定してAct8へと戻る。かくして、CPU21は、完了通知又は確認要求が受信されるまでAct8及びAct9を繰り返す。CPU21は、Act8及びAct9の待受状態にあるときに、確認要求が受信されたならば、Act9においてYesと判定してAct10へと進む。
Act10においてCPU21は、注文し放題コースを変更するか否かを決定するための第1の確認画面に対応した画像を生成し、この画像を表示するようタッチパネル25に指示する。この指示を受けてタッチパネル25は、第1の確認画面を表示する。
第1の確認画面は、Act9で受信が確認された確認要求に含まれる注文し放題コースの商品名を含む。登録端末20の操作者は、この商品名を見ることで注文し放題コースがどのように変更されるかが分かる。第1の確認画面はさらに、承諾ボタン及び拒否ボタンを含む。承諾ボタンは、注文し放題コースの変更を承諾する場合に登録端末20の操作者が操作する。拒否ボタンは、注文し放題コースの変更を拒否する場合に登録端末20の操作者が操作する。
Act11においてCPU21は、注文し放題コースの変更を拒否する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、CPU21は、拒否ボタンがタッチされたか否かを確認する。CPU21は、注文し放題コースの変更を拒否する操作が行われないならば、Act11においてNoと判定してAct12へと進む。
Act12においてCPU21は、注文し放題コースの変更を承諾する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、CPU21は、承諾ボタンがタッチされたか否かを確認する。CPU21は、注文し放題コースの変更を承諾する操作が行われないならば、Act12においてNoと判定してAct11へと戻る。かくして、CPU21は、注文し放題コースの変更を拒否する操作が行われるか、注文し放題コースの変更を承諾する操作が行われまでAct11及びAct12を繰り返す。CPU21は、Act11及びAct12の待受状態にあるときに注文し放題コースの変更を拒否する操作が行われたならば、Act11においてYesと判定してAct13へと進む。
Act13においてCPU21は、注文し放題コースの変更を拒否することを示す拒否応答をPOSサーバー10に送信するよう通信インターフェース24に指示する。この指示を受けて通信インターフェース24は、当該拒否応答をPOSサーバー10に送信する。送信された拒否応答は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
なお、CPU21は、Act11及びAct12の待受状態にあるときに注文し放題コースの変更を承諾する操作が行われたならば、Act12においてYesと判定してAct14へと進む。
Act14においてCPU21は、注文し放題コースの変更を承諾することを示す承諾応答を送信するよう通信インターフェース24に指示する。この指示を受けて通信インターフェース24は、当該承諾応答をPOSサーバー10に送信する。送信された承諾応答は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
一方、図6のAct39においてPOSサーバー10のCPU11は、通信インターフェース14によって拒否応答が受信されたか否かを確認している。CPU11は、拒否応答が受信されないならば、Act39においてNoと判定してAct40へと進む。
Act40においてCPU11は、通信インターフェース14によって承諾応答が受信されたか否かを確認している。CPU11は、承諾応答が受信されないならば、Act40においてNoと判定してAct39へと戻る。かくして、CPU11は、拒否応答又は承諾応答が受信されるまでAct39及びAct40を繰り返す。CPU11は、Act39及びAct40の待受状態にあるときに、拒否応答が受信されたならば、Act39においてYesと判定してAct33へと進む。また、CPU11は、Act39及びAct40の待受状態にあるときに、承諾応答が受信されたならば、Act40においてYesと判定してAct41へと進む。
また、CPU11は、注文し放題コースの変更を自動で行う設定になっているならば、Act37においてYesと判定してAct41へと進む。
Act41においてCPU11は、適用されている注文し放題コースを変更する。すなわちCPU11は、客情報テーブルT2の適用中コースをAct36で決定された組み合わせXに含まれる注文し放題コースに関連付けられた商品IDに書き換える。さらに、CPU11は、受注テーブルT3の各商品について、フラグF1の値をメインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶した値Pに書き換える。CPU11は、Act41の処理の後Act42へと進む。したがって、Act41の処理を行うことでCPU11を中枢とするコンピューターは、適用することが決定している注文し放題コースの組み合わせを第1の組み合わせから第2の組み合わせに変更する変更手段として動作する。また、Act41の処理を行うか否かがAct39及びAct40の処理により決定される。したがって、Act39及びAct40の処理を行うことで、CPU11を中枢とするコンピューターは、操作者による操作に基づいて、注文し放題コースの組み合わせを第1の組み合わせから第2の組み合わせに変更するか否かを決定する決定手段として動作する。
Act42においてCPU11は、単品商品の受注が完了したことを示す完了通知を生成して、この完了通知を単品受注情報の送信元の登録端末20に送信するよう通信インターフェース14に指示する。このとき、CPU11は、注文し放題コースの変更が行われたことを示す変更通知を含めるものとして完了通知を生成する。なお、変更通知は、どのように注文し放題コースを変更したかを示す情報を含む。この指示を受けて、通信インターフェース14は、完了通知を単品受注情報の送信元の登録端末20に送信する。送信された完了通知は、登録端末20の通信インターフェース24によって受信される。CPU11は、Act42の処理の後Act21へと戻る。
一方、登録端末20のCPU21は、図5のAct13又はAct14の処理の後、Act15へと進む。
Act15においてCPU21は、通信インターフェース24によって完了通知が受信されるのを待ち受けている。CPU21は、完了通知が受信されたならば、Act15においてYesと判定してAct16へと進む。あるいは、CPU21は、Act8及びAct9の待受状態にあるときに、完了通知が受信されたならば、Act8においてYesと判定してAct16へと進む。
Act16においてCPU21は、Act15で受信が確認された完了通知に変更通知が含まれるか否かを確認する。CPU21は、変更通知が含まれないならば、Act15においてNoと判定してAct3へと戻る。また、CPU21は、変更通知が含まれるならば、Act15においてYesと判定してAct17へと進む。
Act17においてCPU21は、注文し放題コースを変更したことを登録端末20の操作者に通知するための第1の通知画面に対応した画像を生成し、この画像を表示するようタッチパネル25に指示する。この指示を受けてタッチパネル25は、第1の通知画面を表示する。このとき、CPU21は、変更通知に含まれる変更内容に基づいて第1の通知画面に対応した画像を生成する。
第1の通知画面は、どのように注文し放題コースの変更が行われたかを示す。例えば、第1の通知画面は、適用が中止された注文し放題コースがある場合には、当該注文し放題コースの商品名及び当該注文し放題コースの適用を中止したことを示す文字列を含む。また例えば、第1の通知画面は、新たに適用された注文し放題コースがある場合には、当該注文し放題コースの商品名及び当該注文し放題コースを適用したことを示す文字列を含む。また、第1の通知画面は、確認ボタンを含む。確認ボタンは、第1の通知画面の表示の終了を指示する場合に登録端末20の操作者が操作する。
Act18においてCPU21は、第1の通知画面の表示の終了を指示する操作が行われるのを待ち受けている。すなわち、CPU21は、確認ボタンがタッチされるのを待ち受けている。CPU21は、第1の通知画面の表示の終了を指示する操作が行われたならば、Act18においてYesと判定して、Act19へと進む。
Act19においてCPU21は、第1の通知画面の表示を終了するようタッチパネル25に指示する。この指示を受けてタッチパネル25は、第1の通知画面の表示を終了する。CPU21は、Act19の処理の後、Act3へと戻る。
その後、客の飲食が終わると店員は、当該客が使用しているテーブルのテーブル番号を入力する。そして、店員は、テーブル番号を入力後、登録端末20のタッチパネル25に表示された伝票発行ボタンをタッチする。伝票発行ボタンは、伝票の発行を指示する場合に登録端末20の操作者が操作するものである。
登録端末20のCPU21は、伝票の発行を指示する操作が行われると、伝票発行要求を生成して、この伝票発行要求をPOSサーバー10に送信するよう通信インターフェース24に指示する。このとき、CPU21は、伝票の発行を指示する操作が行われる直前に入力されたテーブル番号を含むようにコース受注情報を生成する。CPU21の指示を受けて通信インターフェース24は、当該伝票発行要求をPOSサーバー10に送信する。送信された伝票発行要求は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
一方、POSサーバー10のCPU11は、図6及び図7のAct21〜Act25の待受状態にあるときに伝票発行要求が受信されたならば、図7のAct24においてYesと判定してAct43へと進む。
Act43においてCPU11は、伝票を印刷するようプリンター15に指示する。このとき、CPU11は、伝票には、伝票番号としてグループIDを含める。また、CPU11は、当該伝票には、当該グループIDが示すグループが注文した内容などを含める。なお、CPU11は、グループIDは、伝票発行要求に含まれたテーブル番号を用いて客情報テーブルT2から取得する。また、CPU11は、注文内容については、受注テーブルT3などから取得する。CPU11の指示を受けてプリンター15は、伝票を印刷する。店員は、印刷された伝票を受け取る。CPU11は、Act43の処理の後、図6のAct21へと戻る。
次に、店員は、会計のためにPOS端末30を操作する。店員は、伝票に伝票番号として印刷されたグループIDをPOS端末30に入力する。そして、店員は、グループIDを入力後、登録端末20のタッチパネル25に表示された、会計開始ボタンをタッチする。会計開始ボタンは、会計の開始を指示する場合にPOS端末30の操作者が操作するものである。
図8のAct61においてPOS端末30のCPU31は、会計の開始を指示する操作が行われるのを待ち受けている。すなわち、CPU31は、会計開始ボタンをタッチするなどの、会計の開始を指示するための予め定められた操作が行われるのを待ち受けている。CPU31は、会計の開始を指示する操作が行われたならば、Act61においてYesと判定してAct62へと進む。
Act62においてCPU31は、決済に必要な情報の送信を要求するための決済情報要求を生成して、この決済情報要求をPOSサーバー10に送信するよう通信インターフェース34に指示する。このとき、CPU31は、会計の開始を指示する操作が行われる直前に入力されたテーブル番号を含むように決済情報要求を生成する。この指示を受けて通信インターフェース34は、決済情報要求をPOSサーバー10に送信する。送信された決済情報要求は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
一方、POSサーバー10のCPU11は、図6及び図7のAct21〜Act25の待受状態にあるときに決済情報要求が受信されたならば、図7のAct25においてYesと判定してAct44へと進む。
Act44においてCPU11は、Act36と同様にして、適用されている注文し放題コースを変更した方が安くなるか否かを判定する。ただし、Act44では、Act36のように、注文し放題の商品が注文し放題の商品でなくなるような組み合わせは候補としないという制限は設けない。なお、適用されている注文し放題コースを変更した方が安くなる場合には、Act36と同様に組み合わせXが決定される。CPU11は、適用されている注文し放題コースを変更した方が安くなるのではないならば、Act44においてNoと判定してAct45へと進む。
Act45においてCPU11は、決済に必要な情報を含む決済情報を生成する。すなわち、CPU11はまず、客情報テーブルT2を参照して、Act25で受信が確認された決済情報要求に含まれたテーブル番号からグループIDを特定する。さらに、CPU11は、受注テーブルT3から、当該グループIDで特定されるレコードを全て抽出する。また、CPU11は、客情報テーブルT2を参照して、当該グループIDから適用中コースの商品IDを特定する。さらに、CPU11は、商品テーブルT1を参照して当該商品IDから単価を特定する。そして、CPU11は、抽出したレコード並びに適用中コースの商品ID及びその単価を含むように決済情報を生成する。
一方、CPU11は、適用されている注文し放題コースを変更した方が安くなるならば、Act44においてYesと判定してAct46へと進む。
Act46においてCPU11は、注文し放題コースの変更を自動で行う設定になっているか否かを確認する。すなわち、CPU11は、補助記憶デバイス13に記憶されたフラグF3の値がTRUEであるか否かを確認する。CPU11は、注文し放題コースの変更を自動で行う設定になっていないならばAct46においてNoと判定してAct47へと進む。
Act47においてCPU11は、注文し放題コースを変更するか否かを決定するよう要求するための確認要求を生成して、この確認要求をPOS端末30に送信するよう通信インターフェース14に指示する。このとき、CPU11は、Act44で決定された組み合わせXに含まれる注文し放題コースの商品名を含むように確認要求を生成する。この指示を受けて通信インターフェース14は、確認要求をPOS端末30に送信する。送信された確認要求は、POS端末30の通信インターフェース34によって受信される。
一方、図8のAct63においてPOS端末30のCPU31は、通信インターフェース34によって決済情報が受信されたか否かを確認している。CPU31は、決済情報が受信されないならば、Act63においてNoと判定してAct64へと進む。
Act64においてCPU31は、通信インターフェース34によって確認要求が受信されたか否かを確認している。CPU31は、確認要求が受信されないならば、Act64においてNoと判定してAct63へと戻る。かくして、CPU31は、決済情報又は確認要求が受信されるまでAct63及びAct64を繰り返す。CPU31は、Act63及びAct64の待受状態にあるときに、確認要求が受信されたならば、Act64においてYesと判定してAct65へと進む。
Act65においてCPU31は、注文し放題コースを変更するか否かを決定するための第2の確認画面に対応した画像を生成し、この画像を表示するようタッチパネル35に指示する。この指示を受けてタッチパネル35は、第2の確認画面を表示する。
第2の確認画面は、Act64で受信が確認された確認要求に含まれる注文し放題コースの商品名を含む。POS端末30の操作者は、この商品名を見ることで注文し放題コースがどのように変更されるかが分かる。第2の確認画面はさらに、承諾ボタン及び拒否ボタンを含む。承諾ボタンは、注文し放題コースの変更を承諾する場合にPOS端末30の操作者が操作する。拒否ボタンは、注文し放題コースの変更を拒否する場合にPOS端末30の操作者が操作する。
Act66においてCPU31は、注文し放題コースの変更を拒否する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、CPU31は、拒否ボタンがタッチされたか否かを確認する。CPU31は、注文し放題コースの変更を拒否する操作が行われないならば、Act66においてNoと判定してAct67へと進む。
Act67においてCPU31は、注文し放題コースの変更を承諾する操作が行われたか否かを確認する。すなわち、CPU31は、承諾ボタンがタッチされたか否かを確認する。CPU31は、注文し放題コースの変更を承諾する操作が行われないならば、Act67においてNoと判定してAct66へと戻る。かくして、CPU31は、注文し放題コースの変更を拒否する操作が行われるか、注文し放題コースの変更を承諾する操作が行われまでAct66及びAct67を繰り返す。CPU31は、Act66及びAct67の待受状態にあるときに注文し放題コースの変更を拒否する操作が行われたならば、Act66においてYesと判定してAct68へと進む。
Act68においてCPU31は、注文し放題コースの変更を拒否することを示す拒否応答を送信するよう通信インターフェース34に指示する。この指示を受けて通信インターフェース34は、当該拒否応答をPOSサーバー10に送信する。送信された拒否応答は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
なお、CPU31は、Act66及びAct67の待受状態にあるときに注文し放題コースの変更を承諾する操作が行われたならば、Act67においてYesと判定してAct69へと進む。
Act69においてCPU31は、注文し放題コースの変更を承諾することを示す承諾応答を送信するよう通信インターフェース34に指示する。この指示を受けて通信インターフェース34は、当該承諾応答をPOSサーバー10に送信する。送信された承諾応答は、POSサーバー10の通信インターフェース14によって受信される。
一方、図7のAct48においてPOSサーバー10のCPU11は、通信インターフェース14によって拒否応答が受信されたか否かを確認している。CPU11は、拒否応答が受信されないならば、Act48においてNoと判定してAct49へと進む。
Act49においてCPU11は、通信インターフェース14によって承諾応答が受信されたか否かを確認している。CPU11は、承諾応答が受信されないならば、Act49においてNoと判定してAct48へと戻る。かくして、CPU11は、拒否応答又は承諾応答が受信されるまでAct48及びAct49を繰り返す。CPU11は、Act48及びAct49の待受状態にあるときに、拒否応答が受信されたならば、Act48においてYesと判定してAct45へと進む。また、CPU11は、Act48及びAct49の待受状態にあるときに、承諾応答が受信されたならば、Act49においてYesと判定してAct50へと進む。
また、CPU11は、注文し放題コースの変更を自動で行う設定になっているならば、Act46においてYesと判定してAct50へと進む。
Act50においてCPU11は、Act41と同様にして、適用されている注文し放題コースを変更する。したがって、Act50の処理を行うことでCPU11を中枢とするコンピューターは、適用することが決定している注文し放題コースの組み合わせを第1の組み合わせから第2の組み合わせに変更する変更手段として動作する。また、Act50の処理を行うか否かがAct48及びAct49の処理により決定される。したがって、Act48及びAct49の処理を行うことで、CPU11を中枢とするコンピューターは、操作者による操作に基づいて決定する決定手段として動作する。CPU11は、Act50の処理の後Act51へと進む。
Act51においてCPU11は、決済に必要な情報を含む決済情報を生成する。すなわち、CPU11は、Act45と同様にして決済情報を生成する。ただし、CPU11は、Act51では、注文し放題コースの変更が行われたことを示す変更通知を含むものとして決済情報を生成する。
CPU11は、Act45又はAct51の処理の後、Act52へと進む。
Act52においてCPU11は、Act45又はAct51で生成された決済情報を決済情報要求の送信元であるPOS端末30に送信するよう通信インターフェース14に指示する。この指示を受けて、通信インターフェース14は、決済情報を決済情報要求の送信元であるPOS端末30に送信する。送信された決済情報は、POS端末30の通信インターフェース34によって受信される。CPU11は、Act52の処理の後、図6のAct21へと戻る。
一方、図8のAct70においてCPU31は、通信インターフェース34によって決済情報が受信されるのを待ち受けている。
CPU31は、決済情報が受信されたならば、Act70においてYesと判定してAct71へと進む。
Act71においてCPU31は、Act70で受信が確認された決済情報に変更通知が含まれるか否かを確認する。また、CPU31は、変更通知が含まれるならば、Act71においてYesと判定してAct72へと進む。
Act72においてCPU31は、注文し放題コースを変更したことをPOS端末30の操作者に通知するための第2の通知画面に対応した画像を生成し、この画像を表示するようタッチパネル35に指示する。この指示を受けてタッチパネル35は、第2の通知画面を表示する。このとき、CPU31は、変更通知に含まれる変更内容に基づいて第2の通知画面に対応した画像を生成する。
第2の通知画面は、どのように注文し放題コースの変更が行われたかを示す。例えば、第2の通知画面は、適用が中止された注文し放題コースがある場合には、当該注文し放題コースの商品名及び当該注文し放題コースの適用を中止したことを示す文字列を含む。また例えば、第2の通知画面は、新たに適用された注文し放題コースがある場合には、当該注文し放題コースの商品名及び当該注文し放題コースを適用したことを示す文字列を含む。また、第2の通知画面は、確認ボタンを含む。確認ボタンは、第2の通知画面の表示の終了を指示する場合にPOS端末30の操作者が操作する。
Act73においてCPU31は、第2の通知画面の表示の終了を指示する操作が行われるのを待ち受けている。すなわち、CPU31は、確認ボタンがタッチされるのを待ち受けている。CPU31は、第2の通知画面の表示の終了を指示する操作が行われたならば、Act73においてYesと判定して、Act74へと進む。
Act74においてCPU31は、第2の通知画面の表示を終了するようタッチパネル35に指示する。この指示を受けてタッチパネル35は、第2の通知画面の表示を終了する。CPU21は、Act74の処理の後、Act75へと進む。
なお、CPU31は、Act63及びAct64の待受状態にあるときに、決済情報が受信されたならば、Act63においてYesと判定してAct75へと進む。また、CPU31は、決済情報に変更通知が含まれないならば、Act71においてNoと判定してAct75へと進む。
Act75においてCPU31は、Act63又はAct70で受信が確認された決済情報に基づいて決済処理を行う。決済処理については、周知の処理であるため詳細な説明は省略する。CPU31は、Act75の処理の後Act61へと戻る。
実施形態のオーダーシステム1においては、POSサーバー10は、適用中の注文し放題コースの組み合わせを別の組み合わせに変更することで決済金額が安くなるような組み合わせを探索する。したがって、実施形態のオーダーシステムによれば、上記のような組み合わせがあれば、当該組み合わせを見つけることができる。また、店舗としては、見つかった組み合わせに基づいて適用中の注文し放題コースを変更することができる。そして、店舗としては、見つかった組み合わせに基づいて注文し放題コースを変更すれば、客が支払う金額は少なくなるので、客の満足度を上昇させることができる。
また、実施形態のオーダーシステム1によれば、POSサーバー10は、設定次第で、見つかった組み合わせを店員に通知し、適用中の注文し放題コースを見つかった組み合わせに変更するか否かを店員に決定させる。このようにすることで、店員は、注文し放題コースを変更するか否かを客に提案して決定することができる。
また、実施形態のオーダーシステム1によれば、POSサーバー10は、設定次第で、適用中の注文し放題コースを見つかった組み合わせに自動的に変更する。したがって、自動的に変更しない場合と比べて、店員の作業量を低減することができる。
また、実施形態のオーダーシステム1によれば、POSサーバー10は、適用中の注文し放題コースが対象とする商品でなく、且つ適用されていない注文し放題コースのいずれかが対象とする商品を受注した場合に、上記の探索を行う。つまり、POSサーバー10は、探索の結果に影響を与えない商品を受注した場合には当該探索を行わない。これにより、POSサーバー10が無駄な探索を行うことを防ぐことができる。
また、実施形態のオーダーシステム1によれば、POSサーバー10は、商品の受注時と商品の会計時とにおいて当該探索を行う。商品の受注時に当該探索を行うことで、POSサーバー10は、会計よりも前に、決済金額が安くなるような組み合わせを見つけることができる。そして、POSサーバー10は、会計よりも前に、適用中の注文し放題コースの組み合わせを当該組み合わせに変更することができる。これにより、注文し放題となる商品の種類が変化することとなる。したがって、組み合わせの変更以降、客は、変化した種類に応じた注文をすることができるというメリットがある。しかしながら、POSサーバー10が商品の受注時に当該探索を行うことにより、客の注文の仕方によっては決済金額が安くなるような組み合わせが何度も見つかる場合がある。そして、設定次第では、その度に登録端末20は、注文し放題コースを変更するか否かを確認する第1の確認画面を表示することとなり、店員又は客にとって煩わしく感じる可能性がある。その点、POSサーバー10が、会計時にのみ当該探索を行えば、決済金額が安くなるような組み合わせが何度も見つかるようなことはなく、上記のように店員又は客にとって煩わしく感じることがない。
上記の実施形態は、以下のような変形も可能である。
CPU11は、適用されている注文し放題コースを変更した方が安くなるか否かの判定において、決済金額に代えて以下のように算出した合計金額を用いても良い。すなわち、CPU11は、受注テーブルT3から抽出した商品から、適用中の注文し放題コースと組み合わせX候補に含まれる注文し放題コースとのいずれにおいても注文し放題の対象とならない商品を省いて合計金額を算出する。
CPU11は、Act36の処理において、注文し放題の商品が注文し放題の商品でなくなるような組み合わせも候補としても良い。
POSサーバー10は、注文し放題コースを受注したときにも、適用されている注文し放題コースを変更した方が安くなるか否かの判定を行っても良い。すなわち、CPU11は、Act27の処理の後、Act36〜Act42と同様の処理を行う。そして、CPU11は、Act42と同様の処理の後Act21へと戻る。なお、CPU11は、Act36と同様の処理でNoと判定した場合、Act28へと進む。また、登録端末20のCPU21は、Act5の処理の後、Act8〜Act19と同様の処理を行う。そして、CPU11は、Act16と同様の処理でNoと判定した場合、又はAct19と同様の処理の後、Act3へと戻る。
実施形態では、飲食店を例にとって説明したが、飲食店に限らない。また、注文し放題コースは、食べ放題コース及び飲み放題コースに限らず、飲食物以外を対象としたものであっても良い。
グループで同じ注文し放題コースを注文しなければならないルールが無くても良い。この場合には例えば、テーブル番号に代えて、座席ごとに定められた座席番号を用いる。このようにすることで、各座席を使用する客それぞれから個別に注文し放題コースを受注することができる。
実施形態では、登録端末20は店員が操作するものとして説明した。しかしながら、客が操作者として操作する、セルフオーダー用の登録端末20であっても良い。
POSサーバー10及び登録端末20に代えて、POSサーバー10の機能と登録端末20の機能とを備えた装置を用いても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…オーダーシステム、10…POSサーバー、11,21,31…CPU、12,22,32…メインメモリ、13,23,33…補助記憶デバイス、14,24,34…通信インターフェース、15…プリンター、16,26,36…バス、20…登録端末、25,35…タッチパネル、30…POS端末。

Claims (6)

  1. 個別に定められた商品群に含まれる商品についてはその受注数にかかわらず、料金を個別に定められた金額とする複数の注文し放題コースが設定された店舗で利用される商品販売データ処理装置であって、
    受注した商品を登録する登録手段と、
    適用することが決定している少なくとも1つの注文し放題コースからなる第1の組み合わせとは異なる組み合わせで前記複数の注文し放題コースのうちの少なくとも1つを含み、当該含まれる注文し放題コースを適用して前記登録手段で登録済みの商品を決済する場合の決済金額が前記第1の組み合わせに含まれる注文し放題コースを適用して決済する場合の決済金額よりも低くなる第2の組み合わせを探索する探索手段と、を具備する商品販売データ処理装置。
  2. 前記探索手段による探索によって前記第2の組み合わせが見つかった場合、適用することが決定している注文し放題コースの組み合わせを前記第1の組み合わせから前記第2の組み合わせに変更する変更手段をさらに備える請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記探索手段による探索によって前記第2の組み合わせが見つかった場合、適用することが決定している注文し放題コースの組み合わせを前記第1の組み合わせから前記第2の組み合わせに変更するか否かを操作者による操作に基づいて決定する決定手段と、
    前記第2の組み合わせに変更することが前記決定手段によって決定された場合、適用することが決定している注文し放題コースの組み合わせを前記第1の組み合わせから前記第2の組み合わせに変更する変更手段と、をさらに具備する請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記探索手段は、適用することが決定している注文し放題コースに予め定められた商品群のうちのいずれにも含まれない商品であって、適用することが決定されていない注文し放題コースに予め定められた商品群のうちのいずれかに含まれる商品を前記登録手段により登録する場合に前記探索を行う、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記探索手段は、前記登録手段によって登録済みの商品の会計を行うときに前記探索を行う、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の商品販売データ処理装置。
  6. 個別に定められた商品群に含まれる商品についてはその受注数にかかわらず、料金を個別に定められた金額とする複数の注文し放題コースが設定された店舗で利用される商品販売データ処理装置が備えるコンピューターを、
    受注した商品を登録する登録手段と、
    適用することが決定している少なくとも1つの注文し放題コースからなる第1の組み合わせとは異なる組み合わせで前記複数の注文し放題コースのうちの少なくとも1つを含み、当該含まれる注文し放題コースを適用して前記登録手段で登録済みの商品を決済する場合の決済金額が前記第1の組み合わせに含まれる注文し放題コースを適用して決済する場合の決済金額よりも低くなる第2の組み合わせを探索する探索手段と、して機能させるためのプログラム。
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