JP2018007376A - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018007376A JP2018007376A JP2016129607A JP2016129607A JP2018007376A JP 2018007376 A JP2018007376 A JP 2018007376A JP 2016129607 A JP2016129607 A JP 2016129607A JP 2016129607 A JP2016129607 A JP 2016129607A JP 2018007376 A JP2018007376 A JP 2018007376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching element
- current
- voltage terminal
- period
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 title claims abstract description 72
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 156
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 70
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 26
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 10
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 5
- HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N Lithium ion Chemical compound [Li+] HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 229910001416 lithium ion Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
Description
(回路構成)
図1は、この発明の実施の形態1による電力変換装置の構成を示す回路図である。
次に、電力変換装置1の動作について説明する。まず、図2および図3を参照して、電力変換装置1の降圧動作について説明する。
図3を参照して、スイッチング素子Q2のオン期間T2on(図2(a)参照)では、リアクトルL1の両端に印加される電圧VLは、直流電圧V2と直流電圧V1との差(V2−V1)で与えられる。リアクトルL1に流れる電流ILの変化率(上昇率)dIL/dtは、電圧VLおよびリアクトルL1のインダクタンスLを用いて、次式(1)で示される。
スイッチング素子Q2のオフ期間T2off(図2(b)参照)では、リアクトルL1の両端の電圧VLは、−V1に減少する。電流ILの変化率(下降率)dIL/dtは、電圧VLおよびインダクタンスLを用いて、次式(2)で示される。
なお、降圧動作では、スイッチング周期Tに対するオン期間T2onの比率(通流率)を変えることにより、直流電圧V1を原理的には無損失で零から直流電圧V2まで連続的に制御することができる。
昇圧動作時、電力変換装置1では、スイッチング素子Q2がオフ固定されるとともに、スイッチング素子Q1のオン期間T1onとオフ期間T1offとが交互に設けられる。
図5を参照して、スイッチング素子Q1のオン期間T1on(図4(a)参照)では、リアクトルL1の両端に印加される電圧VLは直流電圧V1となる。リアクトルL1に流れる電流ILの変化率(上昇率)dIL/dtは、電圧VLおよびリアクトルL1のインダクタンスLを用いて、次式(3)で示される。
スイッチング素子Q1のオフ期間T1off(図4(b)参照)では、リアクトルL1の両端の電圧VLは、直流電圧V1と直流電圧V2との差(V1−V2)に減少する。電流ILの変化率(下降率)dIL/dtは、電圧VLおよびインダクタンスLを用いて、次式(4)で示される。
なお、昇圧動作では、スイッチング周期Tに対するオン期間T1onの比率(通流率)を変えることにより、直流電圧V2を直流電圧V1よりも大きな値に連続的に制御することができる。
上述した降圧動作および昇圧動作の実行中において、過電流検出回路10は、電流検出器CTにより検出される電流ILに基づいて、電力変換装置1の過電流を検出する。以下、過電流検出回路10の動作について説明する。
次に、図7から図10を参照して、降圧動作時の過電流検出に用いる閾値OC1について説明する。
過電流検出回路10は、所定のサンプリング周期Tsで、電流検出器CTの検出値ILを取得するように構成されている。図9中の「ti」はi番目のサンプリングタイミングを示し、「ti−1」は(i−1)番目のサンプリングタイミングを示し、「ti+1」は(i+1)番目のサンプリングタイミングを示す。図8中の白丸は、各サンプリングタイミングでの検出値ILを示している。
この第1の電流値ΔI1は、スイッチング素子Q2のオン期間T2onにおける、1サンプリング周期Tsの間の電流ILの上昇量に相当する。第1の電流値ΔI1は、サンプリング周期Tsと、期間Tbにおける電流ILの変化率(式(5)参照)とを用いて、式(7)で表わされる。
この式(7)を用いると、式(6)に示す関係は次式(8)のように変形することができる。
式(8)に示す関係を図9に当てはめると、サンプリングタイミングtiにおいて検出値ILが閾値OC1を超えるため、過電流検出回路10はHレベルのゲートブロック信号GBを制御装置20に出力することになる。これにより、制御装置20は電力変換装置1の降圧動作を停止させるため、電流ILが許容電流値Ilimに達してしまうことを防止することができる。
この式(9)を用いると、式(6)に示す関係は次式(10)のように変形することができる。
式(10)に示す関係を図10に当てはめると、サンプリングタイミングtiにおいて検出値ILが閾値OC1を超えるため、過電流検出回路10はHレベルのゲートブロック信号GBを制御装置20に出力することになる。これにより、サンプリングタイミングtiより遅れ時間Tgだけ遅れたタイミングでスイッチング素子Q2がオフされる。この結果、電流ILが許容電流値Ilimに達してしまうことを確実に防止することができる。
次に、図11を参照して、昇圧動作時の過電流検出に用いる閾値OC2について説明する。
この第2の電流値ΔI2は、スイッチング素子Q1のオン期間T1onにおける、1サンプリング周期Tsの間の電流ILの上昇量に相当する。第2の電流値ΔI2は、サンプリング周期Tsと、オン期間T1onにおける電流ILの変化率(式(3)参照)とを用いて、式(12)で表わされる。
この式(12)を用いると、式(11)に示す関係は次式(13)のように変形することができる。
式(13)に示す関係を図11に当てはめると、サンプリングタイミングtiにおいて検出値ILが閾値OC2を超えるため、過電流検出回路10はHレベルのゲートブロック信号GBを制御装置20に出力することになる。これにより、制御装置20は電力変換装置1の昇圧動作を停止させるため、電流ILが許容電流値Ilimに達してしまうことを防止することができる。
この式(14)を用いると、式(13)に示す関係は次式(15)のように変形することができる。
式(15)に示す関係を図11に当てはめると、サンプリングタイミングtiにおいて検出値ILが閾値OC2を超えるため、過電流検出回路10はHレベルのゲートブロック信号GBを制御装置20に出力することになる。これにより、サンプリングタイミングtiより遅れ時間Tgだけ遅れたタイミングでスイッチング素子Q2がオフされる。この結果、電流ILが許容電流値Ilimに達してしまうことを確実に防止することができる。
(回路構成)
図12は、この発明の実施の形態2による電力変換装置の構成を示す回路図である。
次に、電力変換装置2の動作について説明する。まず、図13および図14を参照して、電力変換装置2の降圧動作の一例について説明する。
スイッチング素子Q2a,Q2bのオフ期間(図13(b)参照)では、リアクトルの電圧VLは、−V1に減少する。電流ILの変化率(下降率)dIL/dtは、電圧VLおよびインダクタンスLを用いて、次式(17)で示される。
スイッチング素子Q2bのオン期間(図13(b)参照)では、リアクトルに印加される電圧VLは、直流電源B2bの直流電圧V2/2と直流電圧V1との差(V2/2−V1)で与えられる。リアクトルLa,Lbに流れる電流ILの変化率(上昇率)dIL/dtは、電圧VLおよびリアクトルのインダクタンスLを用いて、式(16)で示される。
次に、図15を参照して、降圧動作時の過電流検出に用いる閾値OC1について説明する。
図15では、サンプリングタイミングtiにおいて、電流検出器CTの検出値ILが閾値OC1よりも小さい。そのため、サンプリングタイミングtiでは、過電流検出回路10はLレベルのゲートブロック信号GBを制御装置20に出力する。したがって、サンプリングタイミングti以降においても降圧動作が実行されるため、電流ILは式(18)に示す変化率で上昇することになる。その結果、サンプリングタイミングtiよりも後の時刻において、電流ILが許容電流値Ilimに達してしまう可能性がある。
この式(19)を用いると、式(6)に示す関係は次式(20)のように変形することができる。なお、次式(20)に示す関係は、実施の形態1において式(8)に示した関係と同じである。
さらに、1サンプリング周期Tsの間の電流ILの上昇量に加えて、スイッチング素子Q2a,Q2nのゲートブロックにおける遅れ時間Tgの間の電流ILの上昇量を見込んで閾値OC1を設定することで、電流ILが許容電流値Ilimに達してしまうことを確実に防止することができる。
この式(21)を用いると、式(6)に示す関係は次式(22)のように変形することができる。なお、次式(22)に示す関係は、実施の形態1において式(10)に示した関係と同じである。
このように、降圧動作時の電流ILの変化率dIL/dt、過電流検出回路10のサンプリング周期Ts、およびスイッチング素子のゲートブロックにおける遅れ時間Tgを考慮して閾値OC1を設定することにより、降圧動作の実行中に発生した過電流を速やかに検出することができる。これによれば、過電流を検出して直ちに電力変換装置2をゲートブロックすることで、スイッチング素子の損傷を防ぐことができる。
スイッチング素子Q2aのオン期間(図16(b)参照)では、リアクトルの電圧VLに印加される電圧VLは、直流電源B2aの直流電圧V2/2と直流電圧V1との差(V2/2−V1)で与えられる。リアクトルLa,Lbに流れる電流ILの変化率(下降率)dIL/dtは、電圧VLおよびインダクタンスLを用いて、次式(24)で示される。
スイッチング素子Q2bのオン期間(図16(c)参照)では、リアクトルに印加される電圧VLは、直流電源B2bの直流電圧V2/2と直流電圧V1との差(V2/2−V1)で与えられる。リアクトルLa,Lbに流れる電流ILの変化率(下降率)dIL/dtは、電圧VLおよびリアクトルのインダクタンスLを用いて、式(24)で示される。
次に、図18および図19を参照して、電力変換装置2の昇圧動作について説明する。
スイッチング素子Q1a,Q1bのオフ期間(図18(b)参照)では、リアクトルの電圧VLは、V1−V2に減少する。電流ILの変化率(下降率)dIL/dtは、電圧VLおよびインダクタンスLを用いて、次式(26)で示される。
スイッチング素子Q1bのオン期間(図18(c)参照)では、リアクトルに印加される電圧VLは、直流電圧V1と直流電源B2aの直流電圧V2/2との差(V1−V2/2)で与えられる。リアクトルLa,Lbに流れる電流ILの変化率(上昇率)dIL/dtは、電圧VLおよびリアクトルのインダクタンスLを用いて、式(25)で示される。
次に、図20を参照して、昇圧動作時の過電流検出に用いる閾値OC2について説明する。
図20では、サンプリングタイミングtiにおいて、電流検出器CTの検出値ILが閾値OC2よりも小さい。そのため、サンプリングタイミングtiでは、過電流検出回路10はLレベルのゲートブロック信号GBを制御装置20に出力する。したがって、サンプリングタイミングti以降においても昇圧動作が実行されるため、電流ILは式(27)に示す変化率で上昇する。その結果、サンプリングタイミングtiよりも後の時刻において、電流ILが許容電流値Ilimに達してしまう可能性がある。
この式(28)を用いると、式(11)に示す関係は次式(29)のように変形することができる。なお、次式(29)に示す関係は、実施の形態1において式(13)に示した関係と同じである。
さらに、1サンプリング周期Tsの間の電流ILの上昇量に加えて、スイッチング素子Q1a,Q1bのゲートブロックにおける遅れ時間Tgの間の電流ILの上昇量を見込んで閾値OC2を設定することで、電流ILが許容電流値Ilimに達してしまうことを確実に防止することができる。
この式(30)を用いると、式(13)に示す関係は次式(31)のように変形することができる。なお、次式(31)に示す関係は、実施の形態1において式(15)に示した関係と同じである。
このように、昇圧動作時の電流ILの変化率dIL/dt、過電流検出回路10のサンプリング周期、およびスイッチング素子のゲートブロックにおける遅れ時間を考慮して閾値OC2を設定することにより、昇圧動作の実行中に生じた過電流を速やかに検出することができる。これによれば、過電流を検出して直ちに電力変換装置2をゲートブロックすることで、スイッチング素子の損傷を防ぐことができる。
スイッチング素子Q1aのオン期間(図21(b)参照)では、リアクトルの電圧VLに印加される電圧VLは、直流電圧V1と直流電源B2aの直流電圧V2/2との差(V1−V2/2)で与えられる。リアクトルLa,Lbに流れる電流ILの変化率(下降率)dIL/dtは、電圧VLおよびインダクタンスLを用いて、次式(33)で示される。
スイッチング素子Q1bのオン期間(図21(c)参照)では、リアクトルに印加される電圧VLは、直流電圧V1と直流電源B2bの直流電圧V2/2との差(V1−V2/2)で与えられる。リアクトルLa,Lbに流れる電流ILの変化率(下降率)dIL/dtは、電圧VLおよびリアクトルのインダクタンスLを用いて、式(33)で示される。
Claims (16)
- 第1の直流電圧と第2の直流電圧との間で双方向に直流電圧変換を実行する電力変換装置であって、
前記第1の直流電圧を受ける第1の正電圧端子および第1の負電圧端子と、
前記第2の直流電圧を受ける第2の正電圧端子および第2の負電圧端子と、
前記第1の正電圧端子および前記第1の負電圧端子の間に電気的に接続される第1のスイッチ回路と、
前記第2の正電圧端子および前記第2の負電圧端子の間に、前記第1のスイッチ回路と電気的に直列に接続される第2のスイッチ回路と、
前記第1および第2のスイッチ回路の接続点と前記第1の正電圧端子および前記第1の負電圧端子の少なくとも一方との間に電気的に接続されるリアクトルと、
前記直流電圧変換を制御する制御装置と、
前記リアクトルに流れる電流を検出する電流検出器と、
前記電流検出器の検出値に基づいて前記電力変換装置の過電流を検出するように構成された過電流検出回路とを備え、
前記制御装置は、前記第1のスイッチ回路のオンオフを制御することにより前記第1の直流電圧を昇圧して前記第2の正電圧端子および前記第2の負電圧端子の間に出力する昇圧動作と、前記第2のスイッチ回路のオンオフを制御することにより前記第2の直流電圧を降圧して前記第1の正電圧端子および前記第1の負電圧端子の間に出力する降圧動作とを実行するように構成され、
前記過電流検出回路は、前記降圧動作時には、前記電流検出器の検出値が第1の閾値を超えたときに過電流を検出し、かつ、前記昇圧動作時には、前記電流検出器の検出値が前記第1の閾値とは異なる第2の閾値を超えたときに過電流を検出する、電力変換装置。 - 前記第1のスイッチ回路は、第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子に逆並列に接続される第1のダイオードとを含み、
前記第2のスイッチ回路は、第2のスイッチング素子と、前記第2のスイッチング素子に逆並列に接続される第2のダイオードとを含み、
前記制御装置は、前記降圧動作時には、前記第1のスイッチング素子をオフ固定するとともに、前記第2のスイッチング素子をオンオフするように構成され、
前記過電流検出回路は、所定のサンプリング周期で、前記電流検出器の検出値をサンプリングするように構成され、
前記過電流検出回路は、前記第2のスイッチング素子のオン期間において、前記第1の閾値に対して第1の電流値を加算した値が、前記第1および第2のスイッチング素子の許容電流値を超えないように、前記第1の閾値を設定する、請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記第1の電流値は、前記第2のスイッチング素子のオン期間において、1サンプリング周期の間に前記リアクトルに流れる電流の上昇量を含む、請求項2に記載の電力変換装置。
- 前記過電流検出回路は、過電流を検出したときに、前記第1および第2のスイッチング素子のゲートブロック信号を出力するように構成され、
前記第1の電流値は、前記第2のスイッチング素子のオン期間において、前記ゲートブロック信号が出力されてから前記第2のスイッチング素子がオフするまでの間に前記リアクトルに流れる電流の上昇量をさらに含む、請求項3に記載の電力変換装置。 - 前記第2のスイッチング素子のオン期間において前記リアクトルに流れる電流は、前記第1の正電圧端子と前記第1の負電圧端子とが電気的に短絡した状態で前記リアクトルに流れる電流である、請求項3または4に記載の電力変換装置。
- 前記制御装置は、前記昇圧動作時には、前記第2のスイッチング素子をオフ固定するとともに、前記第1のスイッチング素子をオンオフするように構成され、
前記過電流検出回路は、前記第1のスイッチング素子のオン期間において、前記第2の閾値に対して第2の電流値を加算した値が前記許容電流値を超えないように、前記第2の閾値を設定する、請求項2に記載の電力変換装置。 - 前記第2の電流値は、前記第1のスイッチング素子のオン期間において、1サンプリング周期の間に前記リアクトルに流れる電流の上昇量を含む、請求項6に記載の電力変換装置。
- 前記過電流検出回路は、過電流を検出したときに、前記第1および第2のスイッチング素子のゲートブロック信号を出力するように構成され、
前記第2の電流値は、前記第1のスイッチング素子のオン期間において、前記ゲートブロック信号が出力されてから前記第1のスイッチング素子がオフするまでの間に前記リアクトルに流れる電流の上昇量をさらに含む、請求項7に記載の電力変換装置。 - 前記第2の直流電圧の中性点電圧を受ける中性点電圧端子をさらに備え、
前記第1のスイッチ回路は、
電気的に直列に接続される第1および第2のスイッチング素子と、
前記第1および第2のスイッチング素子にそれぞれ逆並列に接続される第1および第2のダイオードとを含み、
前記第2のスイッチ回路は、
前記第2の正電圧端子と前記第1のスイッチング素子との間に接続される第3のスイッチング素子と、
前記第2の負電圧端子と前記第2のスイッチング素子との間に接続される第4のスイッチング素子と、
前記第3および第4のスイッチング素子にそれぞれ逆並列に接続される第3および第4のダイオードとを含み、
前記リアクトルは、前記第1および第3のスイッチング素子の接続点と前記第1の正電圧端子との間、および、前記第2および第4のスイッチング素子の接続点と前記第1の負電圧端子との間にそれぞれ接続され、
前記第1および第2のスイッチング素子の接続点は前記中性点電圧端子に電気的に接続され、
前記制御装置は、前記降圧動作時には、前記第1および第2のスイッチング素子をオフ固定するとともに、前記第3および第4のスイッチング素子を相補的にオンオフするように構成され、
前記過電流検出回路は、所定のサンプリング周期で、前記電流検出器の検出値をサンプリングするように構成され、
前記過電流検出回路は、前記第3または第4のスイッチング素子のオン期間において、前記検出値に対して第3の電流値を加算した値が許容値を超えないように、前記第1の閾値を設定する、請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記第3の電流値は、前記第3または第4のスイッチング素子のオン期間において、1サンプリング周期の間に前記リアクトルに流れる電流の上昇量を含む、請求項9に記載の電力変換装置。
- 前記過電流検出回路は、過電流を検出したときに、前記第1から第4のスイッチング素子のゲートブロック信号を出力するように構成され、
前記第3の電流値は、前記第3または第4のスイッチング素子のオン期間において、前記ゲートブロック信号が出力されてから前記第3および第4のスイッチング素子がオフするまでの間に前記リアクトルに流れる電流の上昇量をさらに含む、請求項10に記載の電力変換装置。 - 前記第3または第4のスイッチング素子のオン期間において前記リアクトルに流れる電流は、前記第1の正電圧端子と前記第1の負電圧端子とが電気的に短絡した状態で前記リアクトルに流れる電流である、請求項10または11に記載の電力変換装置。
- 前記制御装置は、前記昇圧動作時には、前記第3および第4のスイッチング素子をオフ固定するとともに、前記第1および第2のスイッチング素子を相補的にオンオフするように構成され、
前記過電流検出回路は、前記第1または第2のスイッチング素子のオン期間において、前記検出値に対して第4の電流値を加算した値が許容値を超えないように、前記第2の閾値を設定する、請求項9に記載の電力変換装置。 - 前記第4の電流値は、前記第1または第2のスイッチング素子のオン期間において、1サンプリング周期の間に前記リアクトルに流れる電流の上昇量を含む、請求項13に記載の電力変換装置。
- 前記過電流検出回路は、過電流を検出したときに、前記第1から第4のスイッチング素子のゲートブロック信号を出力するように構成され、
前記第4の電流値は、前記第1または第2のスイッチング素子のオン期間において、前記ゲートブロック信号が出力されてから前記第1および第2のスイッチング素子がオフするまでの間に前記リアクトルに流れる電流の上昇量をさらに含む、請求項14に記載の電力変換装置。 - 前記第1または第2のスイッチング素子のオン期間において前記リアクトルに流れる電流は、前記第1および第2のスイッチング素子がオンした状態で前記リアクトルに流れる電流である、請求項14または15に記載の電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016129607A JP6568019B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016129607A JP6568019B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | 電力変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018007376A true JP2018007376A (ja) | 2018-01-11 |
JP6568019B2 JP6568019B2 (ja) | 2019-08-28 |
Family
ID=60949913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016129607A Active JP6568019B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6568019B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011190623A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ハイブリッド型作業機械 |
JP2014023263A (ja) * | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Toyota Motor Corp | 電気自動車 |
-
2016
- 2016-06-30 JP JP2016129607A patent/JP6568019B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011190623A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ハイブリッド型作業機械 |
JP2014023263A (ja) * | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Toyota Motor Corp | 電気自動車 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6568019B2 (ja) | 2019-08-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9479060B2 (en) | Control circuit, battery power supply device and control method | |
JP5344056B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
JP5146555B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
JP6281553B2 (ja) | Dcdcコンバータ | |
US11075540B2 (en) | Uninterruptible power supply device | |
JP2014207620A (ja) | 駆動対象スイッチング素子の駆動回路 | |
US20200119659A1 (en) | Power conversion device | |
JPWO2017145303A1 (ja) | コンバータ装置 | |
US9564797B2 (en) | Indirect matrix converter | |
JP2013046541A (ja) | 電源装置 | |
CN108141132B (zh) | 多相转换器 | |
US20190131867A1 (en) | Power converter | |
US20160134221A1 (en) | Inverter apparatus | |
JP5621605B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
US10312795B2 (en) | Inverter device capable of suppressing overcurrent without increasing a load and operation control method | |
EP3038223B1 (en) | Load driving circuit | |
JP6053235B2 (ja) | 電源装置 | |
JP5403694B2 (ja) | Dcdcコンバータ | |
JP6354505B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP4968465B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2018152974A (ja) | フォワード方式の双方向dc−dcコンバータ | |
JP6568019B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2020068552A (ja) | 電力変換装置 | |
US20130193762A1 (en) | Three-level power converting apparatus | |
CN113228493B (zh) | 复合电力变换系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190507 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190626 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190730 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6568019 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |