JP2018006200A - 装飾用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
炎であると認識されるような光を提供する。
【解決手段】
装飾用照明装置は、開口を介して外部から視認できる内部空間を備えている筐体と、当該筐体内に設けられ、当該内部空間に霧を放出する噴霧器と、当該筐体内に設けられ、当該内部空間に光を射出する光源と、当該筐体内に設けられ、当該内部空間に存在する気体を当該筐体外へと排出するファンとを有する。そして、当該噴霧器と当該ファンは、当該内部空間を介して対向する位置に配置されている。この場合、噴霧器から当該内部空間への霧の放出、光源から当該内部空間への光の射出、及び、ファンによる当該内部空間に存在する気体の当該筐体外への排出を同時に行うことが可能である。これにより、当該内部空間において、光が乱反射し、炎であると認識されるような光を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明の一態様は、照明装置に関する。特に、自然な炎であると認識されるような光を具現化する装飾用照明装置に関する。
照明装置は、生活する上で重要なものである。夜間には視界を確保するために照明装置が不可欠であるし、また、日中においても、室内においては照明装置が利用されていることが多い。また、照明装置は、このような実用的な側面のみならず、審美的な側面も有する。例えば、クリスマスなどの時期においては、各地でイルミネーションが実施されることが多い。
装飾用に用いられる照明装置も開発されている。例えば、特許文献1には、炎に似せた光を提供する照明装置が開示されている。具体的には、特許文献1に記載の照明装置においては、霧発生装置2からカップ状部材3内に霧が放出される。そして、当該霧は、カップ状部材3内に設けられたファン4によって上方に拡散される。この状態において、当該拡散された霧に赤色ランプ17から赤色光が照射される。その結果、当該拡散された霧によって当該赤色光が乱反射され、当該カップ状部材3上に炎であると認識されるような光を提供することができる。
特開平11−185501号公報
炎は無形物ではあるものの炎であると認識されやすい形状は存在し、また、その形状は絶えず流動するものである。具体的には、自然な炎は、被燃焼物近傍においてその幅が広く、そこから上方に離れるに従ってその幅が狭く、尖るような形状を備える。また、自然な炎は、その先端部分を中心として揺らぐ。そのため、炎であると認識されるような光を提供する場合には、光を用いて、このような形状及び動作を具現化することが重要となる。
ここで、引用文献1に記載の照明装置においては、ファン4によって霧が放射上に拡散される。そのため、霧によって乱反射される光の下部の幅よりも、当該光の上部の幅の方が広くなりやすい。よって、当該照明装置においては、上記の自然な炎の形状を具現化することが困難である。また、当該照明装置においては、ファン4によって、特定の一方向への気体の流れが作られる。そのため、霧によって乱反射される光の先端が常に一定の領域に存在しやすくなる。よって、当該照明装置においては、上記の自然な炎の動作を具現化することが困難である。
上述した点に鑑み、本発明の一態様は、自然な炎であると認識されるような光を提供することを課題の一とする。
本発明の一態様の装飾用照明装置は、開口を介して外部から視認できる内部空間を備えている筐体と、当該筐体内に設けられ、当該内部空間に霧を放出する噴霧器と、当該筐体内に設けられ、当該内部空間に光を射出する光源と、当該筐体内に設けられ、当該内部空間に存在する気体を当該筐体外へと排出するファンとを有する。そして、当該噴霧器と当該ファンは、当該内部空間を介して対向する位置に配置されている。
本発明の一態様の装飾用照明装置においては、噴霧器から当該内部空間への霧の放出、光源から当該内部空間への光の射出、及び、ファンによる当該内部空間に存在する気体の当該筐体外への排出を同時に行うことが可能である。これにより、当該内部空間において、光が乱反射し、炎であると認識されるような光を提供することができる。
さらに、本発明の一態様の装飾用照明装置においては、ファンによって内部空間に存在する気体が排出される。すなわち、当該ファンは、気体を吸い込むものである。そして、ファンの吸引力は、ファンと、対象となる気体との間隔が短くなるほど大きくなる。すなわち、内部空間において、ファンの近傍の領域に存在する気体には、ファンから遠い領域に存在する気体と比較して、吸引力が強く加わる。ここで、本発明の一態様の装飾用照明装置においては、噴霧器とファンが内部空間を介して対向する位置に配置されている。そのため、噴霧器から放出される霧は、噴霧器近傍の領域において比較的多く存在し、ファン近傍の領域において比較的少なく存在することになる。その結果、当該霧によって乱反射された光は、噴霧器近傍においてその幅が広く、そこからファンの方向に距離が離れるに従ってその幅が狭く、尖るような形状になる。すなわち、本発明の一態様の装飾用照明装置においては、光を用いて、上記の自然な炎の形状を具現化することが可能である。
また、本発明の一態様の装飾用照明装置においては、筐体に外部から内部空間を視認するための開口が設けられている。これにより、内部空間に存在する霧に、開口を介して、ファンによる吸引以外の気体の流れを付与することが可能となる。そのため、当該霧の動きが不規則になる。その結果、当該霧によって乱反射された光も揺らぐようになる。すなわち、本発明の一態様の装飾用照明装置においては、光を用いて、上記の自然な炎の動作を具現化することが可能である。
装飾用照明装置の一例を示す正面図。 装飾用照明装置の一例を示す縦断面図。 装飾用照明装置の一例を示す上面図。 装飾用照明装置の一例を示す縦断面図。 光源の一例を示す図。 光源の一例を示す図。 装飾用照明装置の一例を示す縦断面図。 整流板の一例を示す上面図。 装飾用照明装置の一例を示す縦断面図。 装飾用照明装置の一例を示す縦断面図。 装飾用照明装置の一実施例を示す斜視図。 光源ユニットの一実施例を示す斜視図。 整流板の一実施例を示す斜視図。 装飾用照明装置によって具現化される光の一例を示す図。 装飾用照明装置によって具現化される光の一例を示す図。
1 装飾用照明装置
図1〜図3は、それぞれ本発明の一態様の装飾用照明装置の正面図、縦断面図及び上面図である。当該装飾用照明装置は、正面から見て、筐体10に設けられている開口11を介して炎であると認識されるような光90を提供することが可能である(図1参照)。
具体的には、当該装飾用照明装置は、開口11を介して外部から視認できる内部空間12を備えている筐体10と、筐体10内に設けられ、内部空間12に霧を放出する噴霧器20と、筐体10内に設けられ、内部空間12に光を射出する光源30と、筐体10内に設けられ、内部空間12に存在する気体を筐体10外へと排出するファン40とを有する(図2参照)。具体的には、噴霧器20は、内部空間12に対して、その下方から霧を放出するものである。また、光源30は、内部空間12に対して、その下方から斜め上方に向かって光を射出するものである。また、ファン40は、内部空間12の上方に位置し、上方向へと内部空間12に存在する気体を排出するものである。また、噴霧器20とファン40は、内部空間12を介して対向する位置に配置されている。また、噴霧器20と光源30は、内部空間12からみて同方向(下方向)に配置されている。
そして、当該装飾用照明装置においては、噴霧器20から内部空間12に霧が放出された状態で光源30から内部空間12に光を照射することで、内部空間12に炎であると認識されるような光を具現化することが可能である。また、当該霧は、ファン40を介して筐体10外へと排出されるため、当該装飾用照明装置は、加湿器として機能させることも可能である。
また、当該装飾用照明装置においては、ファン40によって内部空間12に存在する気体が排出される。ここで、ファン40の吸引力は、ファン40と、対象となる気体との間隔が短くなるほど大きくなる。すなわち、内部空間12において、ファン40の近傍の領域に存在する気体には、ファン40から遠い領域に存在する気体と比較して、吸引力が強く加わる。そのため、噴霧器20から放出される霧は、噴霧器20近傍の領域において比較的多く存在し、ファン40近傍の領域において比較的少なく存在することになる。その結果、当該霧によって乱反射された光は、噴霧器20近傍においてその幅が広く、そこからファン40の方向に距離が離れるに従ってその幅が狭く、尖るような形状になる。すなわち、当該装飾用照明装置においては、光を用いて、自然な炎の形状を具現化することが可能である。
さらに、当該装飾用照明装置においては、筐体10に外部から内部空間12を視認するための開口11が設けられている。これにより、内部空間12に存在する霧に、開口11を介して、ファン40による吸引以外の気体の流れを付与することが可能となる。そのため、当該霧の動きが不規則になる。その結果、当該霧によって乱反射された光も揺らぐようになる。すなわち、当該装飾用照明装置においては、光を用いて、自然な炎の動作を具現化することが可能である。
(1)筐体
図1〜3に示されている装飾用照明装置においては、筐体10は概略円柱形状であるものの、本発明の一態様において、筐体の形状は限定されない。例えば、当該筐体は、概略楕円柱形状、概略円錐形状、概略多角柱形状、概略多角錘形状、概略球形状などであってもよい。ただし、本発明の一態様においては、内部空間から均一に排気が行われることが好ましい。例えば、図1〜3に示されるように概略円柱形上の筐体10を採用し、当該円柱の横断面において均一に排気が行われるようにすることが好ましい。
また、本発明の一態様においては、噴霧器20と光源30の間に外気を取り込むための空気穴13A、13Bが筐体10に設けられていることが好ましい。これにより、噴霧器20から放出された霧を内部空間12に均一に拡散させることが容易になるからである。
(2)噴霧器
本発明の一態様の装飾用照明装置における噴霧器としては、霧を放出することができるものであればどのようなものであってもよい。例えば、当該噴霧器として、超音波振動子によって液体を振動させることで霧を生成、放出する装置などを適用することが可能である。
また、当該霧は、芳香剤又は消臭剤であることが好ましい。これにより、当該装置が、装飾という機能のみならず芳香又は消臭という機能をも備えるようになるからである。
また、当該霧の平均粒子径は、30μm以上100μm以下であることが好ましい。これにより、上記の自然な炎の形状及び動作により近くなるように、霧による光の乱反射及びファンによる霧の排気が行われるようになるためである。
また、噴霧器が取り外し可能な液体タンクを備えていてもよい。この場合、当該噴霧器によって霧へと変化させられる液体の補充を容易に行うことが可能となる。
(3)光源
本発明の一態様の装飾用照明装置は、炎であると認識されるような光を具現化するためのものである。そのため、当該光源から照射される光の波長は、赤色領域にある(555nm以上655nm以下である)ことが好ましい。
また、本発明の一態様の装飾用照明装置における光源としては、光を放出することができるものであればどのようなものであってもよい。例えば、当該光源は、発光ダイオード(LED)及び蛍光灯などであってもよい。ただし、本発明の一態様においては、光源が比較的指向性の高い光を供給することが好ましい。これにより、上記の自然な炎の形状及び動作を容易に具現化することが可能となるからである。そのため、当該光源として、例えば、LEDを採用することが好ましい。
なお、本明細書において比較的指向性の高い光とは、図5に示されるように、当該光源から発せられる光の輝度が最も高くなる光線中心線L1と、輝度が当該光源中心線における輝度の半分となる点Aと当該光源から射出される光線の射出口のうち当該点Aに最も近接する点Bを通る直線とがなす鋭角θ1が、0度を超え2.5度以下となる光を意味する。
(4)ファン
本発明の一態様の装飾用照明装置におけるファンとしては、内部空間に存在する気体を筐体外へと排出することができるものであればどのようなものであってもよい。例えば、当該ファンとして、プロペラファン、シロッコファン、ターボファン及び斜流ファンなどを適用することが可能である。
(5)相関関係
本発明の一態様の装飾用照明装置においては、噴霧器、光源、内部空間及びファンの相対的な位置関係は、特に限定されない。ただし、これらは、図2に示される通り、以下の理由から、下から噴霧器20、光源30、内部空間12及びファン40の順序で配置されていることが好ましい。
まず、噴霧器上に内部空間を配置することで、噴霧器から放出される霧が内部空間を通ることなく筐体外に排出されることを抑制することが可能である。また、光源を噴霧器よりも内部空間に近接させることで、輝度を低減することなく霧に光を照射することが可能である。また、ファンが最上部に配置されていることで、霧が筐体外に排出された後に筐体を中心として放射状に霧を拡散される。この場合、霧が特定の箇所で液化することを抑制されるとともに、上記の加湿、芳香及び消臭という機能を効果的に発揮させることが可能である。
また、噴霧器から放出された霧は、内部空間に均一に拡散されることが好ましい。そのため、噴霧器は、筐体の中心軸を中心として霧を放出することが好ましい。
また、光源は、当該霧の内部空間への拡散を妨害しないことが好ましい。そのため、光源は、当該中心軸と重ならないように配置されていることが好ましい。
また、光源から射出される光を効果的に霧によって乱反射させるとともに内部空間の上部まで光を照射するために、光源は当該中心軸に対して所望の角度範囲内で傾斜した角度で光を射出する(傾斜面に配置される)ことが好ましい。具体的には、図6に示されるように、光源から射出される光線の光照射方向に沿った光線中心線L1と、当該中心軸L3とがなす鋭角(当該傾斜面の傾斜角)θ2が5度以上10度以下であることが好ましい。
また、内部空間に存在する空気の排気が均一に行われるようにするために、ファンは、当該中心軸を中心として内部空間に存在する空気を排出することが好ましい。
2 変形例
上述した本発明の一態様は、一例であり、これらは適宜変更することが可能である。例えば、本発明の一態様は、以下のように変形することが可能である。なお、本発明の一態様として、後述する変形例の複数を組み合わせることも可能である。
(1)変形例1
図7は、本発明の一態様の装飾用照明装置の縦断面図である。図7に示される装飾用照明装置は、図1〜3に示される装飾用照明装置が備える構成に加えて、筐体10の開口11の下端部及び窪み14において支持されている整流板50を有する。また、図8は、整流板50の上面図である。なお、整流板50は、噴霧器20から放出される霧を内部空間12まで誘導するための筒51と、光源30から射出される光線を透過させるための隙間52とを備える。
当該装飾用照明装置においては、内部空間12への霧の供給を確実に行うこと、及び、外部から視認できない筐体内の領域において光が乱反射されることを抑制することが可能である。
なお、図7に示される装飾用照明装置において、図4に示されるように空気穴13A、Bが設けられる場合、筒51に当該空気穴13A、Bを介して流入した外気を混入させることが好ましい。例えば、筒51の側壁にも、外気を取り込むための空気穴を設けることが好ましい。また、隙間52に透明なガラス又はアクリル板などを設けてもよい。
(2)変形例2
図9は、本発明の一態様の装飾用照明装置の縦断面図である。図9に示される装飾用照明装置は、筐体10に複数の開口11A、11Bが設けられている点を除き、図1〜3に示される装飾用照明装置と同様の構成を有する。
当該装飾用照明装置においては、多方向から炎であると認識されるような光を鑑賞することが可能である。また、内部空間に存在する霧に、複数の開口を介して、ファンによる吸引以外の複数の気体の流れを付与することが可能である。すなわち、当該装飾用照明装置においては、図1〜3に示される装飾用照明装置以上に、上記の自然な炎の動作を具現化することが可能である。
なお、当該装飾用照明装置においては、筐体10の中心軸を基準として、複数の開口11A、11Bが対称的に設けられていることが好ましい。例えば、筐体10に3つの開口が設けられる場合には、当該3つの開口の中心が、当該中心軸を中心として、120度毎に設けられていることが好ましい。これにより、内部空間12において具現化される光を概ね中心軸の近傍に位置させることができるからである。
さらに、当該装飾用照明装置においては、ファン40を支持するために必要な部分を除き、内部空間12の外周が開放されていることが好ましい。これにより、より多くの外気が内部空間12へと流入することになる。その結果、装飾用表示装置によって提供される光の動作が、自然な炎の動作により近づくからである。例えば、内部空間12は、複数の開口11A、11Bによって、外周の8割以上9割以下の領域が開放されていることが好ましい。
(3)変形例3
図10は、本発明の一態様の装飾用照明装置の縦断面図である。図10に示される装飾用照明装置は、筐体10内に複数の光源30A、30Bが設けられている点を除き、図1〜3に示される装飾用照明装置と同様の構成を有する。当該装飾用照明装置においては、多方向から霧に光が照射されるため、炎であると認識されるような光を立体的に具現化することが可能である。
なお、当該装飾用照明装置においては、筐体10の中心軸を基準として、複数の光源30A、30Bが対称的に設けられていることが好ましい。例えば、筐体10に3つの光源が設けられる場合には、当該3つの光源が、当該中心軸を中心として、120度毎に設けられていることが好ましい。これにより、内部空間12において具現化される光を概ね中心軸の近傍に位置させることができるからである。
また、光源30A、30Bとして、同一波長の光を照射する光源を適用してもよいし、異なる波長の光を照射する光源を適用してもよい。ただし、光源30Aと光源30Bとして、異なる波長の光を照射する光源を適用する場合、自然な炎の色彩に近い光を具現化することができる点で好ましい。具体的には、図10に示されるように、光源30A、30Bの一方から内部空間12の広範囲に低温領域(例えば、赤色領域)の波長(575nm以上675nm以下)の光91を照射させ、かつ、光源30A、30Bの他方から内部空間12の中心近傍のみに高温領域(例えば、オレンジ色領域)の波長(555nm以上655nm)の光92を照射させる場合、内部空間12に自然な炎の色彩に近い光を具現化することが可能である。なお、この場合、当該高温領域の波長の光111の輝度は、当該低温領域の波長の光112の輝度の4倍以上5倍以下とすることが好ましい。
図11は、本発明の一実施例を示す斜視図である。図11に示される装飾用照明装置は、側壁に3つの開口が設けられている筐体100と、筐体100の下部内に配置されている噴霧器200と、噴霧器200上に配置されている光源300と、光源300上に配置されている整流板500と、筐体100の上部内に配置されているファン400とを有する。さらに、当該装飾用照明装置においては、噴霧器200を内包する筐体100の側壁と、光源300を内包する筐体100の側壁との間に、複数の空気穴130と、噴霧器200による霧の噴霧、光源300による光の射出、及び、ファンによる排気を制御する操作スイッチ600とが設けられている。ここで、筐体100は、直径約65mm、高さ約200mmの概略円柱形状である。
図12は、筐体100に内包されている光源ユニットを示す斜視図である。図12に示される光源ユニットは、光源台310と、6つの光源300とを有する。なお、6つの光源300は、3つの赤色領域の波長の光を射出する光源と、3つのオレンジ色領域の波長の光を射出する光源とによって構成され、異なる色を射出する2個の光源が隣接して配置されている。また、光源ユニットの中央には貫通孔320が設けられている。貫通孔320は、後述する整流板500の筒510が嵌入される箇所である。
図13は、整流板500を示す斜視図である。図13に示される整流板500は、噴霧器200から放出される霧を誘導する筒510と、光源300から射出される光線を透過させるための隙間520とを備える。なお、整流板500は、本実施例の装飾用照明装置から適宜取り外すことが可能である。
図14は、整流板500を取り外した状態における本実施例の装飾用照明装置が具現化する光を示す図であり、図15は、整流板500を取り付けた状態における本実施例の装飾用照明装置が具現化する光を示す図である。
本実施例の装飾用照明装置においては、整流板500の有無に関わらず、上記の自然な炎の形状及び動作を具現化することができた。ただし、整流板500を設けた場合(図15参照)の方が、設けなかった場合(図14参照)と比較して、光がまとまり、より自然な炎の形状をしているように見えた。
10、100 筐体
11 開口
12 内部空間
13A、13B、130 空気穴
14 窪み
20、200 噴霧器
30、30A、30B、300 光源
310 光源台
320 貫通口
40、400 ファン
50、500 整流板
51、510 筒
52、520 隙間
90、91、92 光
600 操作ボタン

Claims (20)

  1. 開口を介して外部から視認できる内部空間を備えている筐体と、
    前記筐体内に設けられ、前記内部空間に霧を放出する噴霧器と、
    前記筐体内に設けられ、前記内部空間に光を射出する光源と、
    前記筐体内に設けられ、前記内部空間に存在する気体を前記筐体外へと排出するファンと、を有し、
    前記噴霧器と前記ファンは、前記内部空間を介して対向する位置に配置されている装飾用照明装置。
  2. 前記筐体は、概略円柱形状である請求項1に記載の装飾用照明装置。
  3. 前記噴霧器は、前記内部空間よりも下に配置され、
    前記光源は、前記噴霧器と前記内部空間の間に配置され、
    前記ファンは、前記内部空間よりも上に配置されている請求項1又は請求項2に記載の装飾用照明装置。
  4. 前記筐体は、前記内部空間と前記噴霧器の間に外気を取り込むための空気穴を備える請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の装飾用照明装置。
  5. 前記霧は、芳香剤又は消臭剤である請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の装飾用照明装置。
  6. 前記霧の平均粒子径は、30μm以上100μm以下である請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の装飾用照明装置。
  7. 前記噴霧器は、超音波を利用して液体を霧化する請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の装飾用照明装置。
  8. 前記光の波長は、555nm以上655nm以下である請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の装飾用照明装置。
  9. 前記光源は、発光ダイオードである請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の装飾用照明装置。
  10. 前記噴霧器は、前記筐体の中心軸を中心として霧を放出し、
    前記光源は、前記中心軸と重ならないように配置され、
    前記光源から射出される光線の光照射方向に沿った光線中心線と、前記中心軸とがなす鋭角は、5度以上10度以下であり、
    前記ファンは、前記中心軸を中心として前記内部空間に存在する気体を前記筐体外へと排出する請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の装飾用照明装置。
  11. 前記光線中心線と、輝度が前記光線中心線における輝度の半分となる第1点及び前記光源から射出される光線の射出口のうち前記第1点に最も近接する第2点を通る直線とがなす鋭角は、0度を超え2.5度以下である請求項10に記載の装飾用照明装置。
  12. 前記筐体内に設けられ、前記霧を前記噴霧器から前記内部空間まで誘導するための筒を備える整流板をさらに有する請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の装飾用照明装置。
  13. 前記整流板は、前記光源から射出される光線を透過させるための隙間を備える請求項12に記載の装飾用照明装置。
  14. 複数の開口のそれぞれを介して外部から視認できる内部空間を備えている筐体と、
    前記筐体内に設けられ、前記内部空間に霧を放出する噴霧器と、
    前記筐体内に設けられ、前記内部空間に光を射出する光源と、
    前記筐体内に設けられ、前記内部空間に存在する気体を前記筐体外へと排出するファンと、を有し、
    前記複数の開口は、前記筐体の中心軸を基準として対称的に設けられ、
    前記噴霧器と前記ファンは、前記内部空間を介して対向する位置に配置されている装飾用照明装置。
  15. 前記内部空間は、前記複数の開口によって、外周の8割以上9割以下の領域が開放されている請求項14に記載の装飾用照明装置。
  16. 開口を介して外部から視認できる内部空間を備えている筐体と、
    前記筐体内に設けられ、前記内部空間に霧を放出する噴霧器と、
    それぞれが前記筐体内に設けられ、前記内部空間にそれぞれから光を射出する複数の光源と、
    前記筐体内に設けられ、前記内部空間に存在する気体を前記筐体外へと排出するファンと、を有し、
    前記複数の光源は、前記筐体の中心軸を基準として対称的に設けられ、
    前記噴霧器と前記ファンは、前記内部空間を介して対向する位置に配置されている装飾用照明装置。
  17. 前記複数の光源は、同一の波長の光を射出する請求項16に記載の装飾用照明装置。
  18. 前記複数の光源は、第1波長の光を射出する第1光源、及び、前記第1波長と異なる第2波長の光を射出する第2光源を有する請求項16に記載の装飾用照明装置。
  19. 前記第1波長は、555nm以上655nm以下であり、
    前記第2波長は、575nm以上675nm以下である請求項18に記載の装飾用照明装置。
  20. 前記第1波長の光の輝度は、前記第2波長の光の輝度の4倍以上5倍以下である請求項19に記載の装飾用照明装置。
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