JP2018005472A - 複数の商品への予想落札総額が落札希望金額を超えるときにはじめて落札できるようにする共同購入型オークションシステム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

複数の商品への予想落札総額が落札希望金額を超えるときにはじめて落札できるようにする共同購入型オークションシステム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の商品への予想落札総額が落札希望金額を超えるときにはじめて落札できるようにする共同購入型オークションシステム、情報処理方法、プログラム、情報処理装置を提供すること。【解決手段】複数の種類の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合に、入札者端末に落札通知を送信する情報処理装置10によって、ギャザリングシステム(共同購入型オークションシステム)を構成する。予想落札総額を計算し、これと出品者の落札希望金額とを比較する。また、既に入札のある金額に基づいて関連する商品の落札価格を変動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、共同購入型オークションに係る情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムに関する。具体的には、オークションにおいて、複数の商品への予想落札総額が落札希望金額を超えるときに初めて落札できるようにするという、新たな概念のオークションに係るサーバ(情報処理装置)、システム、情報処理方法、プログラムに関する。
現在のオークションシステムでは、出品者がオークションの対象となる商品をウェブ上等で登録し、複数の入札者がウェブ上等で入札価格を入力し、期限内で最も高い入札価格を入力した入札者が落札できるシステムとなっている。
ここで、(1)現在のオークションシステムでは、複数の商品を1つの商品としてまとめて出品すると、すべての商品が同一の所有者によって落札されなければならない。他方で、すべての商品を別々に出品すると、ある商品は落札され、他の商品が落札されないという事態があり得る。この場合、すべての商品を落札させたいという売主の希望を叶えることができず、不便である。
(2)さらに、複数の商品を販売する場合に、複数をまとめて出品したほうが良いのか等、販売方法の是非について予測ができないという問題があった。
(3)また、オークションシステムにおいて出品者は、オークションの開始価格を自由に設定することができるのが通常であり、しばしば以下のような状況に悩まされる。すなわち、最低の落札価格を決定したり、開始価格を高く設定したりすると、商品がなかなか落札されないという問題、他方、反対に最低落札価格を設けずに格安で出品すると人気が出ない場合には格安で落札されてしまうという問題、があった。ことに複数の商品を出品する場合には、これらの塩梅に気を使う必要があるため、適切な価格で落札されるためのコストがかかっていた。
上述の(1)〜(3)で列挙して説明した問題意識は、本発明によって発見された問題意識であり、完全に新規のものである。
先行技術して、たとえば、「コンピュータは、複数のオークションに含まれる第一のオークションの出品者から、当該出品者を特定する出品者データを受け付けて当該出品者を認証し、前記出品者から前記第一のオークションに係る商品に関する情報を示す出品データを受け付けて記憶し、前記複数のオークションに含まれ、前記第一のオークション以外のオークションであって、前記出品データにおいて指定された別のオークションの入札者に対して、前記出品データにおいて指定された時期に、前記出品データの一部を閲覧可能とする」との技術(特許文献1)がある。しかし、上記のような本願特有の問題意識については記載も示唆もない。
特開2007−156827号公報
本発明において解決しようとする問題の1つは、「現在のオークションシステムでは、複数の商品を1つの商品としてまとめて出品すると、すべての商品が同一の所有者によって落札されなければならない。他方で、すべての商品を別々に出品すると、ある商品は落札され、他の商品が落札されないという事態があり得る。この場合、すべての商品を落札させたいという売主の希望を叶えることができず、不便である」、という問題である。したがって該問題を解決し、利便性の高い情報処理装置を提供するのが本発明の課題となる。
上記課題を解決するため、複数の種類の複数の商品(ただし、複数の種類の複数の商品ではなく、複数の種類の単数の商品でもよい。以下同様。)に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合に、入札者端末に落札通知を送信する落札通知部を備える情報処理装置が提供される。なお、本明細書において、予想落札総額とは、予想落札金額の総額であり、すなわち、特定の出品者が出品する商品の集合において、個々の商品の発注(入札)数量と入札価格とを乗算して得られた数額を、全商品について加算して計算される総額を意味する。
上記構成によって、複数の種類の複数の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合にのみ落札となるため、出品者が複数の商品をまとめて出品した場合に、複数の落札者によってすべての商品が同時に落札される。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、複数のユーザの端末から、複数の種類の複数の商品のそれぞれの発注数量を受信する受信部と、商品のそれぞれに対する発注数量を管理する総数管理部と、各商品について発注数量と入札価格とを乗算して得られた数額を、全商品について加算した予想落札総額を算定する予想落札総額算出部と、落札希望金額と予想落札総額とを比較する金額比較部と、落札希望金額が予想落札総額を上回る場合に、端末に落札通知を送信する落札通知部と、を備える。
上記構成により、コンピュータにおいて複数の種類の複数の商品について発注数量と入札価格から算出された予想落札額と落札希望金額とが比較され、落札通知がなされるため、出品者が複数の商品をまとめて出品した場合に、複数の落札者によってすべての商品が同時に落札される。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、複数のユーザには、第1の商品に対して、第1の数量で、第1の価格を提示した第1のユーザが含まれ、情報処理装置は第1の価格に第1の数量を乗じた金額を落札希望金額から減算する減算部と、減算の結果を第2の商品の総量で除した金額を算定し、第2の商品の最低落札希望価格を算出する最低価格算出部と、をさらに備えてもよい。
上記構成により、第1の商品に対して第1の数量、価格で入札した額は、既に取引され得る金額として認識するから、これを全体の最低希望落札価格から控除して得られた額を、残っている商品(第2の商品、ただし、第2の商品はかならずしも1種類の商品には限られない)の最低落札価格として算定しなおすことができる。これにより第1の商品には高額の入札がなされた際、適時に第2の商品の価格を下げることができ、第1の商品と第2の商品のいずれもが落札されることを促進することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、第2の商品について最低価格算出部第2の商品の最低落札希望価格を上回る第2のユーザによる入札がある場が算出した場合には、第1のユーザ及び第2のユーザの両者に対して落札通知を送信してもよい。
上記構成は、第2の商品について最低価格算出部によって最低落札価格が算定(再算定)されている場合に、その最低落札価格を超える入札を以て即決落札(即時落札)とすることができるというものです。このような設定によって、第1の商品と第2の商品をともに早期に落札(オークションの終了)させて、早期の資金化等を行うことができるオークションを提供可能になる。なお、従来では、第1の商品にも第2の商品にも最低落札価格があり、これらの最低落札価格が連動して変動するものではなかったことから、本構成のような作用効果を奏しない。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、情報処理装置はさらにデータベースを有し、商品は出品IDを有し、データベースには、出品ID及び商品情報が関連付けて記録され、複数のユーザの端末における情報表示領域に対して商品情報を表示させてもよい。
上記構成により、商品情報がデータベースにあらかじめ登録されており、これが出品IDと関連付けられていることから、ユーザがユーザ端末から入力されなかった情報(商品情報)が、出品IDを媒介として、当該商品の商品説明として紹介されるため、詳細な説明を提供可能となるのみならず、ユーザが説明を省略した箇所を補ったり、入札者における錯誤・誤解を防いだりすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、データベースには、商品情報と、商品に対して付与されている識別コードと、がさらに関連付けられて記録され、商品の出品時に識別コードが入力されると、商品情報が自動的に画面上の情報入力領域に入力されてもよい。
上記構成は、データベースの商品情報記憶部において、商品情報が記憶されており、これと商品に対して付与されている識別コード(たとえば、バーコード)とが関連付けられており、識別コード(たとえば、バーコード)がユーザの端末から入力されると、サーバ(情報処理装置)において、商品情報が予め入力された状態で表示するために、ユーザ端末に対して商品情報をPOST送信(ボディ部にユーザデータを収容するHTTPの通信方式)ないしGET送信(URLにユーザデータを付加するHTTP通信方式)で送信し、ユーザ端末上で商品情報を入力することなく、商品説明分を完成させることが可能となる、というものである。なお、上記では現在主流の通信プロトコルであるHTTPを念頭に説明をしているが、他のプロトコルであってもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、商品情報には当該商品又は当該種類の商品に対する予想落札金額が含まれてもよい。また、このとき予想落札金額はユーザ端末の画面上等においてサムネイル表示において簡易な商品説明及び現在価格と共に提供されてもよい。なお、本明細書において、予想落札金額とは、個々の商品、または当該種類の商品について予想される落札金額(すなわち、販売金額)である。
商品情報として予想落札金額を含むようにすることで、予想落札金額がユーザ(たとえば、入札希望者)に提供され、ユーザ(たとえば、入札希望者)に対して現在価格が入札する価格として妥当かどうかを判断させることができ、オークションサイトとしての信用性が向上する。さらに、商品のサムネイル表示がなされる際において、簡易な商品説明と現在価格と共に予想落札金額が表示されて、ユーザ(たとえば、入札希望者)に対して提供されることから、ユーザ(たとえば、入札希望者)に対して商品説明、現在価格、落札相場の3つの重要考慮要素を考慮させて入札させることができ、オークションサイトとしての利便性が向上する。
上記課題を解決するため、情報処理装置における落札通知部において、複数の種類の複数の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合に、入札者端末に落札通知を送信する情報処理方法が提供される。
上記構成によって、複数の種類の複数の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合にのみ落札となるため、出品者が複数の商品をまとめて出品した場合に、複数の落札者によってすべての商品が同時に落札される。
上記課題を解決するため、受信部と総数管理部と予想落札総額算出部と金額比較部と落札通知部とを有する情報処理装置において、受信部が複数のユーザの端末から、複数の種類の複数の商品のそれぞれの発注数量を受信し、総数管理部が、商品のそれぞれに対する発注数量を管理し、予想落札総額算出部が、各商品について発注(入札)数量と入札価格とを乗算して得られた数額を、全商品について加算した予想落札総額を算定し、金額比較部が、落札希望金額と予想落札総額とを比較し、落札通知部が、落札希望金額が予想落札総額を上回る場合に、落札通知部がユーザそれぞれの端末に対して落札通知を送信する、情報処理方法が提供される。
上記構成により、コンピュータにおいて複数の種類の複数の商品について発注数量と入札価格から算出された予想落札額と落札希望金額とが比較され、落札通知がなされるため、出品者が複数の商品をまとめて出品した場合に、複数の落札者によってすべての商品が同時に落札される。
本発明の一実施形態に係る情報処理方法において、情報処理装置はさらに減算部と最低価格算出部とを有し、複数のユーザには、第1の商品に対して、第1の数量で、第1の価格を提示した第1のユーザが含まれ、減算部は、第1の価格に第1の数量を乗じた金額を落札希望金額から減算し、最低価格算出部は、減算の結果を第2の商品の総量で除した金額を算定し、第2の商品の最低落札希望価格を算出してもよい。
上記構成により、第1の商品に対して第1の数量、価格で入札した額は、既に取引され得る金額として認識するから、これを全体の最低希望落札価格から控除して得られた額を、残っている商品(第2の商品、ただし、第2の商品はかならずしも1種類の商品には限られない)の最低落札価格として算定しなおすことができる。これにより第1の商品には高額の入札がなされた際、適時に第2の商品の価格を下げることができ、第1の商品と第2の商品のいずれもが落札されることを促進することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理方法において、落札通知部が、第2の商品について最低価格算出部が算出した第2の商品の最低落札希望価格を上回る第2のユーザによる入札がある場合には、第1のユーザ及び第2のユーザの両者に対して落札通知を送信してもよい。
上記構成は、第2の商品について最低価格算出部によって最低落札価格が算定(再算定)されている場合に、その最低落札価格を超える入札を以て即決落札(即時落札)とすることができるというものである。このような設定によって、第1の商品と第2の商品をともに早期に落札(オークションの終了)させて、早期の資金化等を行うことができるオークションを提供可能になる。なお、従来では、第1の商品にも第2の商品にも最低落札価格があり、これらの最低落札価格が連動して変動するものではなかったことから、本構成のような作用効果を奏しない。
本発明の一実施形態に係る情報処理方法において、情報処理装置はさらにデータベースを有し、商品は出品IDを有し、データベースには、出品ID及び商品情報が関連付けて記録され、複数のユーザの端末における情報表示領域に対して商品情報を表示させてもよい。
上記構成により、商品情報がデータベースにあらかじめ登録されており、これが出品IDと関連付けられていることから、ユーザがユーザ端末から入力されなかった情報(商品情報)が、出品IDを媒介として、当該商品の商品説明として紹介されるため、詳細な説明を提供可能となるのみならず、ユーザが説明を省略した箇所を補ったり、入札者における錯誤・誤解を防いだりすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る情報処理方法において、データベースには、商品情報と、商品に対して付与されている識別コードと、がさらに関連付けられて記録され、商品の出品時に識別コードが入力されると、商品情報が自動的に画面上の情報入力領域に入力されてもよい。
上記構成は、データベースの商品情報記憶部において、商品情報が記憶されており、これと商品に対して付与されている識別コード(たとえば、バーコード)とが関連付けられており、識別コード(たとえば、バーコード)がユーザの端末から入力されると、サーバ(情報処理装置)において、商品情報が予め入力された状態で表示するために、ユーザ端末に対して商品情報をPOST送信ないしGET送信で送信し、ユーザ端末上で商品情報を入力することなく、商品説明分を完成させることが可能となる、というものである。
本発明の一実施形態に係る情報処理方法において、商品情報には当該商品に対する予想落札金額が含まれてもよい。また、このとき予想落札金額はユーザ端末の画面上等においてサムネイル表示において簡易な商品説明及び現在価格と共に提供されてもよい。
商品情報として予想落札金額を含むようにすることで、予想落札金額がユーザ(たとえば、入札希望者)に提供され、ユーザ(たとえば、入札希望者)に対して現在価格が入札する価格として妥当かどうかを判断させることができ、オークションサイトとしての信用性が向上する。さらに、商品のサムネイル表示がなされる際において、簡易な商品説明と現在価格と共に予想落札金額が表示されて、ユーザ(たとえば、入札希望者)に対して提供されることから、ユーザ(たとえば、入札希望者)に対して商品説明、現在価格、落札相場の3つの重要考慮要素を考慮させて入札させることができ、オークションサイトとしての利便性が向上する。
上記課題を解決するため、コンピュータを、複数の種類の複数の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合に、入札者端末に落札通知を送信する落札通知部、を備える情報処理装置として機能させるプログラムが提供される。
上記構成によって、複数の種類の複数の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合にのみ落札となるため、出品者が複数の商品をまとめて出品した場合に、複数の落札者によってすべての商品が同時に落札される。
上記課題を解決するため、コンピュータを、複数のユーザの端末から、複数の種類の複数の商品のそれぞれの発注数量を受信する受信部と、商品のそれぞれに対する発注数量を管理する総数管理部と、各商品について発注数量と入札価格とを乗算して得られた数額を、全商品について加算した予想落札総額を算定する予想落札総額算出部と、落札希望金額と予想落札総額とを比較する金額比較部と、落札希望金額が予想落札総額を上回る場合に、端末に落札通知を送信する落札通知部と、を備える情報処理装として機能させるためのプログラムが提供される。
上記構成により、コンピュータにおいて複数の種類の複数の商品について発注数量と入札価格から算出された落札希望金額と予想落札総額とが比較され、落札通知がなされるため、出品者が複数の商品をまとめて出品した場合に、複数の落札者によってすべての商品が同時に落札される。
上記課題を解決するため、コンピュータにおいて複数の種類の複数の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合に、入札者端末に落札通知を送信する落札通知部、を備える情報処理システムが提供される。
上記構成によって、複数の種類の複数の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合にのみ落札となるため、出品者が複数の商品をまとめて出品した場合に、複数の落札者によってすべての商品が同時に落札される。
上記課題を解決するため、複数のユーザの端末から、複数の種類の複数の商品のそれぞれの発注数量を受信する受信部と、商品のそれぞれに対する発注数量を管理する総数管理部と、各商品について発注数量と入札価格とを乗算して得られた数額を、全商品について加算した予想落札総額を算定する予想落札総額算出部と、落札希望金額と予想落札総額とを比較する金額比較部と、落札希望金額が予想落札総額を上回る場合に、端末に落札通知を送信する落札通知部とを備える情報処理システムが提供される。
上記構成により、コンピュータにおいて複数の種類の複数の商品について発注数量と入札価格から算出された予想落札総額と落札希望金額とが比較され、落札通知がなされるため、出品者が複数の商品をまとめて出品した場合に、複数の落札者によってすべての商品が同時に落札される。
本発明の別の実施形態では、過去のオークションデータを分析することで、複数の商品を販売する場合に複数をまとめて出品したほうが良いのか、個別に販売したほうが良いのか、について商品を出品する際の出品登録画面において分析データに基づく候補を表示するサジェスト部を有するオークション用情報処理装置が提供される。
上記構成により、複数の商品を販売する場合に複数をまとめて出品したほうが良いのか、個別に販売したほうが良いのかがサジェストされるため、販売方法に悩む販売主に対して販売の機会を提供することができ、利便性の高いオークションを提供することが可能となる。
本発明のさらに別の実施形態においては、過去のデータから出品物の開始価格と平均落札価格との相関関係を商品毎、時期毎に統計計算して、商品毎の適切な出品価格をサジェストする。このサジェスト画面は、オークション開始価格を入力する画面において、当該画面上の情報入力領域に隣接した情報表示領域に表示されていてもよい。
上記構成によって、出品者は、設定すべきオークションの開始価格の選択肢を与えられることとなり、適切な価格で落札されるための労力(コスト)を削減可能となる。
本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置においては、複数の商品(なお、複数の種類の商品であってもよい)が別々のユーザから出品されている場合に、各商品を個別出品した場合と包括出品した場合の落札価格を金額比較部が予想して比較し、包括出品が有利である場合には通知部が該ユーザに対して、通知を行うようにしてもよい。本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置において「複数の商品」が別々のユーザから出品されている場合というのは、出品者Aがaという商品を販売し、他方の出品者Bがbという商品を出品する場合(すなわち、AとBとが異なる商品を販売する場合)に限定されず、出品者Aがaという商品を販売し、他方の出品者Bがaという商品を出品する場合(すなわち、AとBとが同一商品又は同一種類の商品を販売する場合)についても妥当する。
上記構成により、出品者Aがaという商品を販売し、他方の出品者Bがbという商品を出品する場合に、aとbとを同時に出品する方が落札価格が上昇すると判断される場合に、A及び/又はBに対して、まとめて出品をすることをサジェストする機能を提供することが可能となる。
本発明の第3実施形態に係る情報処理装置は、入札時に数量減少を選択された入札がある場合であって、数量減少が生じた場合には該選択したユーザに対して個数減少を割り当てる総数管理部を有している。複数のユーザが数量減少を選択している場合には総数管理部は減少分について案分比例を行う。
上記構成により、たとえば商品aが500個出品されている場合に、ユーザAが200個入札し、ユーザBが300個入札したものの、実際には商品aが490個しかなかった場合等の数量一部滅失等の場合において、残余商品をユーザ(ここでは、落札者)に対して適切に配分して落札させることが可能となる。
本発明の一実施形態においては、複数の種類の複数の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合にのみ落札となるため、出品者が複数の商品をまとめて出品した場合に、複数の落札者によってすべての商品が同時に落札される。これにより、本発明において解決しようとする課題の1つである、「現在のオークションシステムでは、複数の商品を1つの商品としてまとめて出品すると、すべての商品が同一の所有者によって落札されなければならない。他方で、すべての商品を別々に出品すると、ある商品は落札され、他の商品が落札されないという事態があり得る。この場合、すべての商品を落札させたいという売主の希望を叶えることができず、不便である」という上記した問題が解決される。
本発明の一実施形態における、情報処理装置10と端末20とを有する情報処理システム全体の構成を示すシステムブロック図(全体構成)である。 本発明の一実施形態における情報テーブルを例示して説明する概念図である。 本発明の一実施形態における情報テーブルを例示して説明する概念図である。 本発明の一実施形態における具体的なオークション方法を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態における具体的なオークション方法を説明するためのチャートである。 本発明の一実施形態における具体的なオークション方法を説明するためのチャートである。 本発明の一実施形態における具体的なオークション方法を説明するためのチャートである。 本発明の一実施形態における具体的なオークション方法を説明するためのチャートである。 本発明の一実施形態における具体的な表示画面を示す模式図である。 本発明の一実施形態における産業上のメリットを示すためのシステム図である。
[実施形態1]
本発明者らは、以下の課題を新規に発見した。すなわち、複数の商品を1つの商品としてまとめて出品すると、すべての商品が同一の所有者によって落札されなければならない。他方で、すべての商品を別々に出品すると、ある商品は落札され、他の商品が落札されないという事態があり得る。この場合、すべての商品を落札させたいという売主の希望を叶えることができず、不便である、との課題である。
ここで、本発明者らは、比較的大量の商品をまとめてオークションを行う方法も検討したものの、商品提供側からすれば頻繁に大量の出品を行えば価格が低下してしまう危険性が高く、リスクが大きいことが判明した。そこですべての商品を落札させるために、複数の種類の複数の商品を出品した際に、複数の種類の複数の商品のすべてに入札があり、なおかつ、その落札額が希望落札額を超える場合において、オークションが成立するという、新規のシステムを見出すに至った。
以下、本発明の一実施形態における情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム、プログラム(以下、情報処理装置等という。)について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
本発明の一実施形態における情報処理装置等について、図面を参照しながら詳細に説明する。まず、図1は本実施形態に係る情報管理装置等の構成を示す図である。なお、情報処理装置は本システムを実行する中枢のコンピュータであるが、その機能は1台のコンピュータで実現しても、複数台のコンピュータで実現してもよい。図面上では1台のコンピュータで実行する例を挙げて説明する。
[情報処理装置]
図1を参照して本発明の一実施形態に係る情報処理装置10を説明する。情報処理装置10には、通信制御部30、制御部40、データベース(記憶部)50が存在する。情報処理装置10は、ユーザ21のユーザ端末20a、20b、20cに、ネットワーク27を介して接続され、相互に通信可能となっている。なお、ネットワーク27としては、有線無線を問わない接続方法によるインターネットや、携帯電話ネットワークや、イーサネット(登録商標)等を利用したローカルエリアネットワーク等の公知のネットワーク接続方法を用いることができる。
[制御部]
制御部40には、受信部41(複数のユーザの端末から、複数の種類の複数の商品のそれぞれの発注数量を受信する)、総数管理部42(商品のそれぞれに対する発注数量を管理する)、予想落札総額算出部43(各商品について発注(入札)数量と入札価格とを乗算して得られた数額を、全商品について加算した予想落札総額を算定する)、金額比較部44(予想落札総額と落札希望金額とを比較する)、落札通知部45(落札がなされた場合に落札通知を当該落札者に送信する)、減算部46(第1の価格に第1の数量を乗じた金額を落札希望金額から減算する)、最低価格算出部47(減算の結果を第2の商品の総量で除した金額を算定し、第2の商品の最低落札希望価格を算出する)、データベース制御部48(情報一般からデータベースに記録すべき事項を分類・制御し、テーブルを作成する)等が含まれ、基本的なオークションシステムをも内包する。図1では図示していないものの、このほかに、各種通知を外部に発するための情報を制御する通知部49、データベースの更新可能権限の有無を判断し情報処理装置のデータベース(記憶部)の更新可能権限を制御するための更新権限情報制御部39等が設けられていてもよいが、これは必須の構成ではない。なお、本明細書において、「〜制御部」として説明するものは、夫々CPUによって対応するプログラムが読みだされ、CPUによって実行される各機能を意味する。ただし、その機能の一部をハードウェアで分担してもかまわない。
通知部49は、インターネット・オークションを実施するための準備を行うものであり、たとえば、操作入力装置より入力された情報に基づいて入札数vs価格対応テーブルやメッセージテーブルを作成し、テーブル記憶部59に登録するようにしてもよい。また、操作入力装置より入力された情報に基づいて、インターネット・オークションのWebページを作成し、情報処理装置10の制御部に登録し、他のユーザが興味のある分野である場合には当該他のユーザに対して電子メール等で新規出品の通知を行ってもよい。
更新権限情報制御部39は、更新権限の有無を、入力されたユーザID及びパスワードと、予めユーザ情報記憶部56(後述)に記録されたユーザID及びパスワードとを対照して権限の有無を確認して通知する機能である。その他、いつもとは異なるIPアドレスからのアクセスがある場合、日本国内の会社であるにもかかわらず外国のIPアドレスからのアクセスがある場合、には第2のパスワードを要求するようにしてセキュリティを強化してもよい。さらに本発明では、これに加えて、更新権限情報制御部が商品情報やユーザ情報記憶部56の過去の入札物、出品物のカテゴリ情報等にアクセスし、従前入札・出品のなかった分野である場合には、さらに第2段階のパスワードを要求する等の更新権限確認を行うようにしてもよい。このようにすることで、商品情報やユーザ情報をセキュリティ向上という観点から使用することも可能となる。
Web環境によってオークションが利用できる場合には、情報処理装置10の制御部は、商品情報記憶部53に登録された商品情報を基に作成されたインターネット・オークションのWebページを提供することができ、このWebページは、商品情報(商品イメージ、入札価格、入札数、入札個数、商品説明)や、入札者が入札するためのフォーム等を表示することができる。また、情報処理装置10の制御部は、ユーザ21からのネットワーク27を介した入札を受付け、その入札情報を情報処理装置10の制御部40に引き渡す機能も備える。
情報処理装置10の制御部40は、商品情報記憶部53、ユーザ情報記憶部56、及び入札情報記憶部60を管理するものであり、上記情報処理装置10の制御部から引き渡された入札情報を入札情報記憶部60に登録していくようにしてもよい。
[記憶部]
記憶部50には、識別コード(JANコード)記憶部51、商品情報記憶部53、識別情報記憶部55が含まれる。識別コード(JANコード)記憶部は、本実施形態ではJANコードを記憶するデータベースであるが、これに限られず商品を識別するコード一切を記憶するようにしてもよい。また、商品情報記憶部53は、商品情報、特に商品に関する内容説明等を記憶するデータベースであるが、これに限定されず、後述する商品情報を広く記憶していてもよい。また、図1では図示していないものの、ユーザ情報記憶部56、更新権限情報記憶部58、テーブル記憶部59、入札情報記憶部60を設けてもよいが、これは必須の構成ではない。
ユーザ情報記憶部56は、当該オークションサイト30のユーザの情報を登録しておくものである。このユーザの情報とは、例えば、ユーザID、氏名、性別、年齢、住所、電話番号、電子メールアドレス、アクセス元IPアドレスの履歴、商品落札・購入履歴、等のデータを含む。なおこのユーザ情報記憶部56に登録されるユーザとは、実際に過去に商品を出品・落札・購入等したユーザに限らず、何らかの手法で商品について問い合わせを行ったユーザや、オークションで入札を行ったユーザ(入札を行ったが入札額が条件を満たさなかったため実際の購入はなされなかったユーザ)も含まれる。従って、情報処理装置10の制御部より情報処理装置10の制御部40に引き渡された入札情報に基づき、上記情報処理装置10の制御部40は、このユーザ情報記憶部56にも、入札を行ったユーザの情報を登録するようになっている。
テーブル記憶部59は、入札者数、入札額、販売者が提示した最低価格、上限価格、及び出品個数等の情報に基づいて、様々なデータ表を作成し、該データ表(例えば入札数に応じて価格が上昇していくことを示すテーブルや、入札数に応じたコメントを記述したメッセージテーブル等)を格納するものである。
入札情報記憶部60は、上記情報処理装置10の制御部から情報処理装置10の制御部40を介して入札情報が記憶されるものである。この入札情報とは、例えば、入札ID、入札者ID、商品ID、入札日時、入札額、入札個数、等のデータを含む。
[ユーザ端末]
ユーザ端末20は、ユーザ21がデータを入出力するためのクライアント端末であり、情報処理を利用するためのアプリケーション又はWeb環境と、通信機能と、演算機能と、を備えた情報処理端末装置等が挙げられる。たとえば、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等といった情報処理端末装置等である。また、情報処理装置10が提供する画面を表示する表示制御機能としてブラウザを備えてもよく、CPU、メモリ及び情報処理装置10との間の通信制御を遂行する通信制御部等を含む。さらにキーボード等の操作入力装置及びディスプレイ等の表示装置を備えることができる。
ユーザ端末の画面上には、オークションを利用するためのアプリケーション又はWeb環境によって、出品商品を申請・登録するための出品画面、すでに出品された商品の商品情報を変更するための修正画面、他者の出品に対して入札を行うための入札画面、等がユーザ21の選択によって展開されるようになっている。この際、更新可能権限情報記憶部の情報と対照することで、該ユーザの権限範囲内の行為かどうかを判定することができる。
[記録される商品情報]
商品情報記憶部53は、オークションにかけられる商品についての情報を登録しておくものである。本発明では、商品情報は、商品に関する一切の情報を意味する。この商品についての情報とは、少なくとも商品名、商品概要等のデータを含む。
それだけではなく、商品の価格(現在の価格、過去の特定時点の価格等)、商品のカテゴリ(パソコン、端末、家電、服、書籍、DVD等といったカテゴリ)、商品の種類(カテゴリの下位の概念であり、カテゴリがパソコンであればノートパソコンやデスクトップパソコン等の商品の種類がある。)、商品のサイズ(商品自体のサイズ、梱包サイズ、商品自体の重量、梱包後の重量等)、商品の評判(一般ユーザの評判)、商品の価格変動(過去の特定時点の価格と現在価格から算定した価格変動に関するパラメータ等)、商品に対する一般ユーザの人気度(売れ筋ランキング、満足度ランキング等の情報)、当該商品の販売時期(何年度の何月に出荷されいつまで販売されていたのか、現在も販売されているものか、製造元の部品保証があるか否か等)、当該商品の前のモデルに関する情報(型番が変化するような商品であれば前のモデルの型番等)、当該商品の主な販売店(販売店が限定される場合には販売店名)、商品の主な販売形態(店頭か直販か等)、商品の特徴(どのような売り出し文句であったか等)、商品に対する口コミ(一般ユーザの口コミ)等を含んでもよい。
上記のような情報は、ネットオークションサイトから過去のオークションに関する情報のうちユーザ指定の検索条件および期間に合致する情報を抽出し、複数の分析要素に基づき分析して(定期的に自動で)収集されてもよい。収集後、分析結果を各種グラフあるいは数値表の形式で画面表示するWebページデータを作成し、ユーザ端末20とは異なるシステム管理に係るユーザ端末に送信する。検索条件には、出品商品カテゴリ、出品者、キーワードの3種類があり、この中から1つ、あるいは任意の複数を組み合わせて、分析対象のデータを検索する。
分析は、出品商品別、曜日別等に基づいて行われてもよい。これにより、現在の価格だけではなく、過去から現在に至る統計情報を得ることができ、これを分析して、統計上の異常データ等の影響を除去し、或は、趨勢変動、循環変動、流行現象等の価格変動傾向を組み込むことで、現在価格のみならず将来価格の予測も可能となっている。実際に商品情報として記録される情報としては、オークションデータを読み込んだ場合には、落札率(落札数÷終了数)、落札数(指定した期間に「落札」で終了したオークション数)、総落札額(落札品を対象にした落札額の合計)、総落札数、平均落札額(総落札額÷総落札個数)、最高落札額(落札品のなかで最も高値で終了した額)、入札率(入札のあったオークション数÷終了数)等であるがこれに限定されない。
たとえば、過去のオークションデータを分析することで、複数の商品を販売する場合に複数をまとめて出品したほうが良いのか、個別に販売したほうが良いのか、について商品を出品する際の出品登録画面において分析データに基づく候補を表示するサジェスト部を設けてもよい。このようにすることで、複数の商品を販売する場合に複数をまとめて出品したほうが良いのか、個別に販売したほうが良いのかがサジェストされるため、販売方法に悩む販売主に対して販売の機会を提供することができ、利便性の高いオークションを提供することが可能となる。かかる構成を組み込めば、「複数の商品を販売する場合に、複数をまとめて出品したほうが良いのか等、販売方法の是非について予測ができないという問題」を解決することができる。
またさらに、上記収集した過去のデータから出品物の開始価格と平均落札価格との相関関係を商品毎、時期毎に統計計算して、商品毎の適切な出品価格をサジェストするようにしてもよく、かかるサジェスト画面は、オークション開始価格を入力する画面において、当該画面上の情報入力領域に隣接した情報表示領域に表示されていてもよい。このようにすることで、出品者は、設定すべきオークションの開始価格の選択肢を与えられることとなり、適切な価格で落札されるための労力(コスト)を削減可能となる。かかる構成は、「最低の落札価格を決定したり、開始価格を高く設定したりすると、商品がなかなか落札されないという問題、他方、反対に最低落札価格を設けずに格安で出品すると人気が出ない場合には格安で落札されてしまうという問題」を解決することができる構成である。
そのほか、販売元や製造元(たとえば、特定の家電製造メーカ等)の公式ウェブページやウェブ上の公式カタログに記載されたカタログデータを取り込むようにしてもよい(カタログスペック値等)。たとえば、家庭用照明器具であれば取り付け可能プラグの情報、明るさ、目安となる部屋のサイズ、梱包サイズ等である。その他、ウェブショップ上の価格を収集してもよい。
上記商品情報が多岐にわたっており充実しているため、本発明では、各出品に対して商品情報をユーザ21に対して提供することができ、オークションシステムとしての利便性が向上する。
勿論、ユーザは、たとえば、インターネット・オークションに出品しようとする商品の商品情報を操作入力装置より手入力することも可能である。ここで、手入力される商品情報としては、例えば、商品ID、商品名、オークションのスタート日時及び終了日時、スタート価格(上限価格)、最低価格(下限価格)、出品個数、一人の入札者が入札可能な最大入札個数、実際の商品のイメージ、商品の説明文、等を含む。
出品された商品はテーブルにおいて出品ID、出品者、入札状況、最低落札価格情報(他の商品との同時落札が必須か否かという情報を含む)、商品ランク、商品説明内容とともに記録されてもよい(図2)。また、出品された商品にはそれぞれIDが付与されるが、この出品IDとJANコードのような商品に対する識別コードとが関連付けられ、これと落札予想価格等が関連付けられていてもよい(図3)。
本発明のフローは図4に示したものである。このうち、落札通知部を備える情報処理装置において、前記落札通知部が複数の種類の複数の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合に、入札者端末に落札通知を送信するという点は必須の構成であるが、(ステップ1)受信部が複数のユーザの端末から、複数の種類の複数の商品のそれぞれの発注数量を受信し、(ステップ2)前記総数管理部が、商品のそれぞれに対する発注数量を管理し、(ステップ3)予想落札総額算出部が、各商品について前記発注数量と前記入札価格とを乗算して得られた数額を、全商品について加算した予想落札総額を算定し、(ステップ4)前記金額比較部が、落札希望金額と前記予想落札総額とを比較し、(ステップ5)前記落札通知部が、前記予想落札総額が前記落札希望金額を上回る場合に、前記ユーザそれぞれの端末に対して落札通知を送信するというのが、通常の実施形態である。かかる構成によってもたらされる効果を説明するのが図5であり、従来では何れかのバイヤーに全量一括販売であったのが、バイヤーが買いやすいように小分けにして販売可能となったことがわかり、共同購入型のオークションシステムの利便性が分かる。これにより、大小様々なバイヤーに一斉入札をシステム上で募り、ロットを分割することが可能となる。
図6では、1000個の商品Xが開始価格200円で出品されている場合において、順次A、B、C、Dというユーザが入札を行った場合における、価格変動及び落札結果を示したものである。まずA社が400個、500円で入札すると現在価格は200円であり最高入札者A社となる。B社が500個、600円で入札すると、現在価格510円で最高入札者B社となる。C社が100個、300円で入札しようとすると、現在価格を超えていないために入札できない。続いてC社が100個、550円で入札しなおすと現在価格が560円となり、最高入札者B社となる。最後にD社が200個、700円で入札すると現在価格610円となり、最高入札者D社となる。そして、最終的な落札者はA〜D全ての者であり、A社は200個を500円で、B社は500個を600円で、C社は100個を550円で、D社は200個を610円で、それぞれ落札したことになる。
図7は、多品種の商品が出品される場合において、不人気商品が出た場合の対応案を示す図である。商品ABCDのうちC及びDがA及びBに対して不人気である場合には、該商品を不人気商品と認定し、不人気商品に対して入札を行うものに対してクーポンやポイントを付与してインセンティブを与えてもよい。
図8は、通常のオークションとは異なる入札方法を示したものであり、複数の商品が複数出品されている場合において、全量を一括で入札することのできる仕組みを説明するものである。まず「1」として説明されるのは、全商品の所定価格(たとえば、上代等の小売店での店頭販売価格等)に対して一定料率を入札するというものであり、具体例として上代価格の20パーセントに相当する金額で入札する、という例を挙げている。「2」として説明されるのは、全量一括で総額を入札するというもので、一括入札方式と呼ぶことができる。
入札者に提供される画面イメージを示したのが図9であり、カテゴリ欄、お勧め案件欄、入札中案件欄、ウォッチリスト欄、マイページ(プロフィール表示、ペイメント確認等)欄など、各種リンクを表示している。
図10では、本発明による産業上のメリットを示したものであり、サプライヤーが出品したバルク単位の複数の商品(複数の種類の複数の商品)が、本システムによってバイヤーに提供され、リユース企業、個人事業主、海外バイヤー、不動産管理レンタル業者等に提供され、これを個人ユーザにいき渡ることになる。このようにして、サプライヤーのもとで余剰在庫となっていた商品がユーザの手に渡るための架け橋を提供することができるのが本願の産業上のメリットである。
[実施形態2]
実施形態2及び3は、下記でそれぞれ説明される構成を矛盾のない限り実施形態1と組み合わせて1つの実施形態としてもよい、というものであり、実施形態1に記載の内容との間では、明示的記載がない限り排他的なものではない。実施形態2は、出品者Aがaという商品を出品し、他方の出品者Bがbという商品を出品する場合に、商品aと商品bとを同時に出品する方が落札価格が上昇すると判断される場合に、A及び/又はBに対して、(それぞれが出品する、あるいは出品しようとする商品についてを)まとめて出品するようにサジェスト(提案)する機能を提供するものである。この場合、オークションの過去の落札に関するデータを利用することで、「商品a」の落札相場と、「商品b」の落札相場と、「商品a+b」の落札相場と、について金額比較部が比較を行ったうえで、A及び/又はBの端末の画面上の表示領域に対してサジェストを示すアイコンを表示させることでサジェスト機能を提供することができる。そして、A及び/又はBから共同出品についての同意が選択された場合、共同での出品を行う。
上記では商品aと商品bという異なる商品を挙げて説明をしたが、商品aと商品aのように同一の商品でもよいし、商品a+bと商品a+bのように複数同一の商品でもよい。すなわち、200個の商品aと、300個の商品aが出品されている場合には、商品aが200個、300個で出品された場合と、500個で出品された場合とで、いずれが落札平均額が高いかを計算して、各出品者に対してサジェスト機能を提供してもよい。
[実施形態3]
商品aが500個出品されている場合に、ユーザAが200個入札し、ユーザBが300個入札したものの、実際には商品aが490個しかなかった場合、実際には商品aが10個不良品で490個の良品しかない場合等がありうる。このような入札後の後発的な数量不足、数量滅失に備えるため、ユーザが入札を行う際に、「数量減少可」「数量減少不可」という選択肢を用意し、「数量減少可」が選択された場合には、当該「数量減少可」を選択したユーザの落札個数を減少させて対応する総数管理部が提供されてもよい。この場合、「数量減少可」を選んだユーザが複数いる場合には、減少した数量を入札した個数で案分比例して配分してもよい。
10 情報処理装置
20 端末
20、20a〜c ユーザ端末
21 ユーザ
27 ネットワーク
30 通信制御部
39 更新権限情報制御部
40 制御部
41 受信部
42 総数管理部
43 予想落札金額(総額)算出部
44 金額比較部
45 落札通知部
46 減算部
47 最低価格算出部
48 データベース制御部
49 通知部
50 データベース(記憶部)
50 記憶部
51 識別コード(JANコード)記憶部
53 商品情報記憶部
55 識別情報記憶部
56 ユーザ情報記憶部
58 更新権限情報記憶部
59 テーブル記憶部
60 入札情報記憶部

Claims (16)

  1. 複数の種類の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合に、入札者端末に落札通知を送信する落札通知部、
    を備える情報処理装置。
  2. 複数のユーザの端末から、複数の種類の商品のそれぞれの発注数量を受信する受信部と、
    前記商品のそれぞれに対する発注数量を管理する総数管理部と、
    前記各商品について前記発注数量及び該数量に対応する入札価格を乗算して得られた数額を、全商品について加算した予想落札総額を算定する予想落札総額算出部と、
    落札希望金額と前記予想落札総額とを比較する金額比較部と、
    前記予想落札総額が前記落札希望金額を上回る場合に、前記端末に落札通知を送信する落札通知部と、を備える
    情報処理装置。
  3. 前記複数のユーザには、第1の商品に対して、第1の数量で、第1の価格を提示した第1のユーザが含まれ、
    前記情報処理装置は
    前記第1の価格に第1の数量を乗じた金額を前記落札希望金額から減算する減算部と、
    前記減算の結果を第2の商品の総量で除した金額を算定し、前記第2の商品の最低落札希望価格を算出する最低価格算出部と、
    をさらに備える、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の商品について前記最低価格算出部が算出した前記第2の商品の最低落札希望価格を上回る第2のユーザによる入札がある場合には、前記第1のユーザ及び第2のユーザの両者に対して落札通知を送信する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置はさらにデータベースを有し、
    前記商品は出品される際に付与されるIDを有し、
    前記データベースには、前記ID及び商品情報が関連付けて記録され、
    前記複数のユーザの端末における情報表示領域に対して前記商品情報を表示させる、
    請求項2〜4のいずれか一に記載の情報処理装置。
  6. 前記データベースには、前記商品情報と、商品に対して付与されている識別コードと、がさらに関連付けられて記録され、
    前記商品の出品時に前記識別コードが入力されると、前記商品情報がユーザ端末に対して商品情報をPOST送信又はGET送信で送信され、
    前記ユーザ端末の画面上の情報入力領域に前記商品情報が入力される、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記商品情報には予想落札金額が含まれる、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 落札通知部を備える情報処理装置において、
    前記落札通知部が複数の種類の商品に対する予想落札総額が、出品者の落札希望金額を超える場合に、入札者端末に落札通知を送信する
    情報処理方法。
  9. 受信部と総数管理部と予想落札総額算出部と金額比較部と落札通知部とを有する情報処理装置において、
    前記受信部が複数のユーザの端末から、複数の種類の商品のそれぞれの発注数量を受信し、
    前記総数管理部が、商品のそれぞれに対する発注数量を管理し、
    前記予想落札総額算出部が、前記各商品について前記発注数量及び該数量に対応する入札価格を乗算して得られた数額を、全商品について加算した予想落札総額を算定し、
    前記金額比較部が、落札希望金額と前記予想落札総額とを比較し、
    前記落札通知部が、前記落札希望金額が前記予想落札総額を上回る場合に、前記ユーザそれぞれの端末に対して落札通知を送信する、
    情報処理方法。
  10. 前記情報処理装置はさらに減算部と最低価格算出部とを有し、
    前記複数のユーザには、第1の商品に対して、第1の数量で、第1の価格を提示した第1のユーザが含まれ、
    前記減算部は、前記第1の価格に第1の数量を乗じた金額を前記落札希望金額から減算し、
    前記最低価格算出部は、前記減算の結果を第2の商品の総量で除した金額を算定し、前記第2の商品の最低落札希望価格を算出する、
    請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 前記落札通知部が、前記第2の商品について前記最低価格算出部が算出した前記第2の商品の最低落札希望価格を上回る第2のユーザによる入札がある場合には、前記第1のユーザ及び第2のユーザの両者に対して落札通知を送信する、
    請求項10に記載の情報処理方法。
  12. 前記情報処理装置はさらにデータベースを有し、
    前記商品は出品される際に付与されるIDを有し、
    前記データベースには、前記ID及び前記商品情報が関連付けて記録され、
    前記複数のユーザの端末における情報表示領域に対して商品情報を表示させる、
    請求項9〜11のいずれか一に記載の情報処理方法。
  13. 前記データベースには、前記商品情報と、商品に対して付与されている識別コードと、がさらに関連付けられて記録され、
    前記商品の出品時に前記識別コードが入力されると、前記商品情報がユーザ端末に対して商品情報をPOST送信又はGET送信で送信され、
    前記ユーザ端末の画面上の情報入力領域に前記商品情報が入力される
    請求項12に記載の情報処理方法。
  14. 前記商品情報には予想落札金額が含まれる、請求項12に記載の情報処理方法。
  15. コンピュータを
    複数のユーザの端末から、複数の種類の商品のそれぞれの発注数量を受信する受信部と、
    前記商品のそれぞれに対する発注数量を管理する総数管理部と、
    前記各商品について前記発注数量及び該数量に対応する入札価格を乗算して得られた数額を、全商品について加算した予想落札総額を算定する予想落札総額算出部と、
    落札希望金額と前記予想落札総額とを比較する金額比較部と、
    前記予想落札総額が前記落札希望金額を上回る場合に、前記端末に落札通知を送信する落札通知部と、を備える
    情報処理装置、として機能させるためのプログラム。
  16. 複数のユーザの端末から、複数の種類の商品のそれぞれの発注数量を受信する受信部と、
    前記商品のそれぞれに対する発注数量を管理する総数管理部と、
    前記各商品について前記発注数量及び該数量に対応する入札価格を乗算して得られた数額を、全商品について加算した予想落札総額を算定する予想落札総額算出部と、
    落札希望金額と前記予想落札総額とを比較する金額比較部と、
    前記予想落札総額が前記落札希望金額を上回る場合に、前記端末に落札通知を送信する落札通知部と、を備える、
    情報処理システム。
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