JP2018005275A - 制御装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティを保ちつつ、ユーザによる操作性を向上させることを目的とする。
【解決手段】被制御装置を制御する制御装置であって、ユーザによる操作入力を、ネットワークを介さずに受付可能な第1の受付手段と、ユーザによる操作入力を、ネットワークを介して受付可能な第2の受付手段と、被制御装置の管理者に関する管理者情報を取得する取得手段と、管理者情報に応じて、第1の受付手段が受け付けた操作入力を有効とするか否かを判定する判定手段と、判定手段により有効と判定された操作入力に応じた動作を実行するよう、被制御装置を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、制御装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、ネットワークに接続される機器では、ユーザ認証を行い、特定の操作は管理者に限定することでセキュリティを保っている。ただし特定の操作が常に限定されていると使い難いため、回避手段を設けている場合が多い。特許文献1には、禁止されている時間内であっても、ユーザ認証に成功した場合は操作を許可する技術が開示されている。特許文献2には、管理者が保守点検モードにした場合かつ保守点モードの初期化の許可がされている時のみ初期化を許す技術が開示されている。
特開2010−136240号公報 特開2010−61579号公報
しかしながら、ユーザを識別できないインターフェースを有する機器では、だれにでも操作を許すとセキュリティ上の問題があり、反対に一律操作を禁止するとユーザによる操作性が低下するといった問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、セキュリティを保ちつつ、ユーザによる操作性を向上させることを目的とする。
そこで、本発明は、被制御装置を制御する制御装置であって、ユーザによる操作入力を、ネットワークを介さずに受付可能な第1の受付手段とユーザによる操作入力を、ネットワークを介して受付可能な第2の受付手段と、前記被制御装置の管理者に関する管理者情報を取得する取得手段と、前記管理者情報に応じて、前記第1の受付手段が受け付けた操作入力を有効とするか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により有効と判定された前記操作入力に応じた動作を実行するよう、前記被制御装置を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、セキュリティを保ちつつ、ユーザによる操作性を向上させることができる。
監視システムの全体図である。 監視カメラの構成図である。 クライアント装置の構成図である。 監視カメラの機能ブロック図である。 クライアント装置の機能ブロック図である。 監視カメラの通信部による設定処理を示すフローチャートである。 操作制御部によるイベント処理を示すフローチャートである。 操作設定処理を示すフローチャートである。 操作制御処理を示すフローチャートである。 OSDが重畳された映像の表示例を示す図である。 メッセージ画像の表示例を示す図である。 知制御処理を示すフローチャートである。 通知画面例を示す図である。 通知画面の変更例を示す図である。 記録制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る監視システム100の全体図である。監視システム100は、監視カメラ110と、クライアント装置120とを有している。監視カメラ110は、撮像装置の一例である。監視カメラ110とクライアント装置120は、ネットワーク130を介して接続されている。なお、図1の例では、監視システム100は、1台の監視カメラ110と、2台のクライアント装置120を有しているが、監視システム100が有する監視カメラ110及びクライアント装置120の数は、実施形態に限定されるものではない。
クライアント装置120は、各監視カメラ110に対し、フォーカスや露出を制御するコマンドや、動画や音声などのストリーミングの開始を指示するためのコマンドを送信する。一方、監視カメラ110は、これらのコマンドに対するレスポンスをクライアント装置120に送信し、クライアント装置120に対して動画や音声などのストリーミングを開始する。
図2は、監視カメラ110の構成図である。CPU201、一次記憶装置202、二次記憶装置203、画像キャプチャIF206、操作IF207及びネットワークIF208は、内部バス204を介して相互に接続されている。CPU201は、監視カメラ110全体を制御する。一次記憶装置202はRAMに代表される書き込み可能な高速の記憶装置で、OSや各種プログラム及び各種データがロードされ、またOSや各種プログラムの作業領域としても使用される。二次記憶装置203は、FDDやHDD、フラッシュメモリ、CD−ROMドライブ等に代表される不揮発性を持った記憶装置である。二次記憶装置203は、OSや各種プログラム及び各種データの永続的な記憶領域として使用される他に、短期的な各種データの記憶領域としても使用される。なお、後述する監視カメラ110の機能や処理は、CPU201が二次記憶装置203に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
画像キャプチャIF206には、カメラユニット205が接続され、カメラユニット205が撮影した画像データを所定のフォーマットに変換・圧縮して一次記憶装置202に転送する。加えて画像キャプチャIF206は、必要に応じてカメラユニット205の露出、シャッタースピード、フォーカス、ホワイトバランスなどのカメラ設定を制御し、その状態を返す。操作IF207は、ネットワーク130を介さず監視カメラ110を制御可能である。
操作IF207には、ハードウェアとして設けられた操作部としての背面パネル209及びリモコン210が接続される。操作IF207は、ユーザから入力された露出やホワイトバランスなどのカメラ設定を受け付け、画像キャプチャIF206へ制御を行う。さらに操作IF207は、工場出荷制御や再起動制御を受け付ける。なお、操作IF207に接続されるハードウェアは、ネットワーク130を介さずに監視カメラ110を制御可能な制御IFであればよく、その種類は実施形態に限定されるものではない。
ネットワークIF208は、監視カメラ110へ画像の要求をするクライアント等の外部機器接続するIFであり、無線LAN、Ethernet等の通信媒体を介す。ネットワークIF208は、各サーバ・クライアント間の通信が支障なく行えるものであればよく、その通信規格、規模、構成を問わない。すなわち、ネットワークIF208は、インターネットからLAN(Local Area Network)にまで適用可能である。
図3は、クライアント装置120の構成図である。CPU301、一次記憶装置302、二次記憶装置303、ユーザ入力IF305、ユーザ出力IF306及びネットワークIF307は、内部バス304を介して相互に接続されている。
CPU301は、クライアント装置120全体を制御する。一次記憶装置302は、RAMに代表される書き込み可能な高速の記憶装置で、OSや各種プログラム及び各種データがロードされ、またOSや各種プログラムの作業領域としても使用される。二次記憶装置303は、HDD、フラッシュメモリ、CD−ROMドライブ等に代表される不揮発性を持った記憶装置である。二次記憶装置303は、OSや各種プログラム及び各種データの永続的な記憶領域として使用される他に、短期的な各種データの記憶領域としても使用される。
ユーザ入力IF305には、キーボード、マウス等に代表される入力機器308が接続され、ユーザからの入力をCPU301へ中継する。ユーザ出力IF306には、ディスプレイ等に代表される出力機器309が接続され、ユーザによる指示結果に関するデータや画像データを出力機器309へ中継する。出力機器309は、例えばユーザ出力IF306により渡されたデータに応じた画像を表示する表示部である。ネットワークIF307は、前述のネットワーク130と接続するためのIFであり、Ethernet(登録商標)等の通信媒体を介して監視カメラ110等との通信を担う。
図4は、監視カメラ110の機能ブロック図である。操作制御部401は、ネットワーク130を介さず、操作IF207から制御を受け付け、その制御が許可されているか禁止されているかの判断を行う。操作制御部401は、露出・ホワイトバランスなどのカメラ制御に関するコマンドは、カメラ制御部404へ送り、再起動コマンドや工場出荷コマンドは、システム制御部405へ送る。
通信部402は、クライアント装置120からのリクエストを受け付け、レスポンスをクライアント装置120へ返す。リクエストには、監視カメラ110の現在状態の取得、カメラ制御、映像の取得・管理者情報の登録設定などが含まれる。通信部402は、その際、管理者情報の登録情報として、ユーザ名とパスワードおよび一般ユーザのカメラ制御設定参照し、ユーザ認証する機能(後述)を持つ。通信部402は、露出・ホワイトバランスなどのカメラ制御に関するコマンドは、カメラ制御部404へ送り、再起動コマンドや工場出荷コマンドは、システム制御部405へ送る。通信部402は、設定として保存する管理者情報は記憶部403に保存することにより登録を行う。
通信部402のユーザ認証機能は、管理者が登録されていない場合は、ユーザ名とパスワードを持たない一般ユーザによる通信部402を介した制御を許すが、管理者が登録さている場合は、ユーザ名とパスワードが一致した場合のみ制御を許す。
監視カメラ110には、工場出荷状態では管理者が登録さておらず、監視カメラ110の管理者は、使用前に、ユーザ名とパスワードを、通信部402を使用して設定するものとする。ユーザ認証機能を持つ通信部402に対し、操作制御部401は、ハードウェアからの入力を受け付ける構成であり、ユーザ認証する手段を有していない。このため、監視カメラ110は、操作制御部401からの制御指示が一般ユーザと管理者のいずれにより入力されたものかを判別することができない。監視カメラ110には、一般ユーザのカメラ制御についてのカメラ制御設定が行われている。カメラ制御設定とは、認証を必要としない一般ユーザであってもネットワーク130を介した制御を許すかどうかの設定である。本設定は、監視カメラ110を運用するユーザの運用形態に合わせ使用される。カメラ制御設定としては、一般ユーザのカメラ制御を許可する許可設定と、一般ユーザのカメラ制御を禁止する禁止設定がある。
カメラ制御部404は、操作制御部401や通信部402からカメラ制御に関するコマンドを受け付け、画像キャプチャIF206を介しカメラユニット205の制御を行う。システム制御部405は、操作制御部401や通信部402から、再起動コマンドや工場出荷コマンドを受け付け、それらのコマンドを実行する。撮像部406は、結像され被写体の像を撮像し、カメラの現像処理などの画像処理を行い圧縮符号化した映像を出力する。圧縮符号化では、JPEGやH.264に代表される圧縮符号化方式にて圧縮が行われ、記憶部403に保存される。クライアント装置120から画像取得要求をされた場合、通信部402が要求を受け付け、記憶部403に保存されている画像を、クライアント装置120へ配信を行う。各プログラムは、OSの機能により連携する。
なお、操作制御部401による処理は、ユーザによる操作入力を、ネットワークを介さずに受付可能な受付処理の一例である。また、通信部402による処理は、ユーザによる操作入力を、ネットワーク130を介して受付可能な受付処理の一例である。
図5は、クライアント装置120の機能ブロック図である。入力部503は、ユーザによる入力機器(例えばマウスやキーボード)の操作を受け付ける。入力部503は、ユーザによる入力機器の操作に応じて、各種コマンドを受け付け、通信部505に入力を渡す。コマンドとしては、画像データのリクエストや、露出・ホワイトバランスなどのカメラ制御、工場出荷コマンド、再起動コマンドなどのメンテナンスコマンド、管理者の登録などの各種設定が挙げられる。
通信部505は、入力部503から入力された各種命コマンドを監視カメラ110へ送信制御する。通信部505はまた、監視カメラ110から画像データや、現在の露出・ホワイトバランスなどのカメラ情報、いたずら情報などのイベント情報などを受信する。通信部505により受信された画像データは、記憶部501に記憶される。記録制御部504は、通信部505が受信したイベント情報に応じて、記憶部501に記憶されたデータを二次記憶装置303へ保存する。
表示部502は、記憶部501に記憶された画像データに応じた画像などをディスプレイに表示する。なお、各部は、OSの機能により連携する。なお、入力部503は、入力機器の操作を受け付けることに限らず、ネットワーク130を経由したクライアント装置120の操作や、クライアント装置120の自動実行プログラムなどの入力を受け付けるようにすることも可能である。
図6は、監視カメラ110の通信部402による設定処理を示すフローチャートである。通信部402は、設定を受信すると、設定処理を開始する。S601において、通信部402は、受信した設定が管理者の登録コマンドか否かを確認する。通信部402は、登録コマンドの場合には(S601でYES)、処理をS602へ進める。通信部402は、登録コマンドでない場合には(S601でNO)、処理をS604へ進める。S602において、通信部402は、記憶部403に対してユーザ名とパスワードを設定することにより、管理者の登録を行う。次に、S603において、通信部402は、操作制御部401に対し、制御禁止コマンドを送信し、設定処理を終了する。
操作制御部401は、ユーザの認証を行うことができない。このため、制御指示を受け付けた場合に、どのユーザからの制御指示であるかを特定することができない。そこで、管理者の登録を行いネットワーク130からの制御を限定するといった行為は、ネットワーク130に限らず、監視カメラ110の制御そのものを制限したい意図であると判断し、操作制御部401の操作を禁止することとした。
また、S604において、通信部402は、受信した設定が一般ユーザのカメラ制御コマンドか否かを確認する。通信部402は、受信した設定が一般ユーザのカメラ制御コマンドの場合には(S604でYES)、処理をS605へ進める。通信部402は、受信した設定が一般ユーザのカメラ制御コマンドでない場合には(S604でNO)、設定処理を終了する。S605において、通信部402は、一般ユーザのカメラ制御コマンドが許可されているか否かを確認する。通信部402は、一般ユーザのカメラ制御コマンドが許可されている場合には(S605でYES)、処理をS606へ進める。通信部402は、一般ユーザのカメラ制御コマンドが許可されていない場合には(S605でNO)、処理をS608へ進める。
S606において、通信部402は、記憶部403に対し、一般ユーザのカメラ制御の設定に、許可を記録する。次に、S607において、通信部402は、操作制御部401に対し、操作部への操作入力に応じた制御の一部を許可する一部許可コマンドを送信し、設定処理を終了する。また、S608において、通信部402は、記憶部403に対し、一般ユーザのカメラ制御の設定に、禁止を記録する。次に、S609において、通信部402は、操作制御部401へ制御禁止コマンドを送信し、設定処理を終了する。
管理者が登録されている場合に、一律に操作部への操作入力を禁止すると、管理者は、ハードウェア操作による物理的な制御を行うことができなくなってしまう。そこで、上記の通り、管理者が登録され、操作部への操作入力が禁止されている場合においても、一般ユーザのカメラ制御が許可されている場合には、操作制御部401による制御も許可してよいと判断することとした。これは、一般ユーザに、ネットワーク130介した制御を許している状態においては、操作制御部401による制御も許可してよいと判断するものである。なお、一般ユーザとは、ユーザ認証を必要としない、不特定のユーザである。
図7は、操作制御部401によるイベント処理を示すフローチャートである。操作制御部401は、イベントが発生した場合に、イベント処理を開始する。S701において、操作制御部401は、発生したイベントが通信部402からのコマンドか否かを確認する。操作制御部401は、通信部402からのコマンドの場合(S701でYES)、処理をS702へ進める。操作制御部401は、通信部402からのコマンドでない場合には(S701でNO)、処理をS703へ進める。S702において、操作制御部401は、操作設定処理を行い、その後イベント処理を終了する。なお、操作設定処理については後述する。
一方、S703において、操作制御部401は、操作部(背面パネル209又はリモコン210)への操作に応じたコマンドか否かを確認する。操作制御部401は、操作部への操作に応じたコマンドの場合には(S703でYES)、処理をS704へ進める。操作制御部401は、操作部への操作に応じたコマンドでない場合には(S703でNO)、イベント処理を終了する。S704において、操作制御部401は、コマンドの内容に応じて、カメラ制御部404又はシステム制御部405へコマンド送信を行う操作制御処理を行い、その後イベント処理を終了する。
図8は、図7において説明した操作設定処理(S702)における詳細な処理を示すフローチャートである。S801において、操作制御部401は、受け取ったイベントが制御禁止コマンドか否かを確認する。操作制御部401は、制御禁止コマンドの場合には(S801でYES)、処理をS802へ進める。操作制御部401は、制御禁止コマンドでない場合には(S801でNO)、処理をS803へ進める。S802において、操作制御部401は、操作設定に禁止を設定し、操作設定処理を終了する。後述するが、操作制御部401は、この操作設定を参照することにより、ハードウェアによる操作部からの指示を受け付けるか否かの判断を行う。
また、S803において、操作制御部401は、受け取ったイベントが一部許可コマンドか否かを確認する。操作制御部401は、一部許可コマンドの場合には(S803でYES)、処理をS804へ進める。操作制御部401は、一部許可コマンドでない場合には(S803でNO)、処理をS805へ進める。S804において、操作制御部401は、操作設定に一部許可を設定し、操作設定処理を終了する。また、S805においては、操作制御部401は、操作設定に許可を設定し、操作設定処理を終了する。
図9は、図7において説明した操作制御処理(S704)における詳細な処理を示すフローチャートである。操作制御処理においては、図8を参照しつつ説明した操作設定処理において決定した操作設定を参照し、送信先(カメラ制御部404及びシステム制御部405の少なくとも一方)への制御コマンドの送信を制御する。S901において、操作制御部401は、操作設定に許可が設定されているか否かを確認する。操作制御部401は、操作設定に許可が設定されている場合には(S901でYES)、処理をS902へ進める。操作制御部401は、許可が設定されていない場合には(S901でNO)、処理をS903へ進める。S902において、操作制御部401は、ユーザによる操作部への操作入力を有効と判定し、コマンドの送信先に対し制御コマンドを送信する。
S903において、操作制御部401は、操作設定に一部許可が設定されているか否かを確認する。操作制御部401は、操作設定に一部許可が設定されている場合には(S903でYES)、処理をS904へ進める。操作制御部401は、一部許可が設定されていない場合、すなわち禁止が設定されている場合には(S903でNO)、処理をS907へ進める。S904において、操作制御部401は、入力されたイベントが再起動スイッチによるものか否かを確認する。操作制御部401は、再起動スイッチによるものの場合には(S904でYES)、処理をS905へ進める。操作制御部401は、再起動スイッチによらないものの場合には(S904でNO)、処理をS906へ進める。
S905において、操作制御部401は、ユーザによる操作部への操作入力を無効と判定し、エラー処理を行う。一般ユーザによるカメラ制御が許可されている状態において、すべての制御を許可すると、監視時に再起動を実施され監視が妨害される恐れがある。そのため、再起動スイッチによる制御は一般ユーザによるカメラ制御が許可されている状態であっても禁止するとした。これにより、セキュリティの向上を図ることができる。
また、S906においては、操作制御部401は、コマンドの送信先に対し、制御コマンドを送信する。また、S907においても、操作制御部401は、ユーザによる操作部への操作入力を無効と判定し、エラー処理を行う。なお、S905及びS907におけるエラー通知処理は同じ処理であってもよく、また通知方法及び通知内容のうち少なくとも一方が異なる処理であってもよい。
次に、エラー処理の例について説明する。1つ目の例としては、操作制御部401は、エラー処理として、ログを記録する。操作制御部401は、システム制御部405に対しエラー通知を送信する。システム制御部405は、エラー通知を受け取ると、記憶部403に対し、許可されていない状態に制御が行われたことを表すログを保存する。
2つ目の例としては、操作制御部401は、エラー処理として、ネットワーク130を介してエラー通知を外部機器に送信する。操作制御部401は、エラー通知を通信部402へ送信する。通信部402は、エラー通知を受け取ると、監視カメラ110の制御状態やいたずら検知の状態といったイベント情報を含むエラー通知情報をクライアント装置120へ送信(出力)する。操作制御部401は例えば、カメラ情報通知手段info.cgiにより、通知を行う。info.cgi中の通知内容としては、検知していない状態=0、すべて許可されていない状態に制御された=1がある。
3つ目の例としては、操作制御部401は、エラー処理として、二次記憶装置203へ撮像部406により撮像された映像(画像)を二次記憶装置203へ記録する。操作制御部401は、エラー通知を通信部402へ送信する。通信部402は、エラー通知を受け取ると、撮像部406が記憶部403へ保存していた映像を二次記憶装置203へ記録する。
4つ目の例としては、操作制御部401は、エラー処理として、撮像部406により撮像された映像(画像)をクライアント装置120にアップロードする。この場合、クライアント装置120のIPAddressを事前に、監視カメラ110に登録しておく。この登録は、監視カメラ110中の通信部402が受け付け、その値は記憶部403へ保存される。エラー通知を受け取った通信部402は、撮像部406が記憶部403へ保存していた映像を、記憶部403に保存されているIPAddressから、予め登録されていたクライアント装置120を求め、映像アップロードを行う。なお本実施例では、あらかじめIPAddressを登録する構成としたが、この構成は実施形態に限定されるものではなく、他の例としては、HD−SDIなどであってもよい。
5つ目の例としては、操作制御部401は、エラー処理として、監視カメラ110のLEDを点灯するよう制御する。なお、監視カメラ110は、出力機器309としてLEDを有するものとする。操作制御部401は、システム制御部405へエラー通知を送信する。システム制御部405は、エラー通知を受け取ると、LEDを点灯する。
6つ目の例としては、操作制御部401は、エラー処理として、OnScreenDisplay(以下、OSD)を撮像部406により撮像された映像に重畳して出力するよう制御する。なお、監視カメラ110の撮像部406は、OSDを撮像された映像に重畳する機能を有するものとする。OSDには、日付・時刻・任意文字列などが含まれる。また、撮像部406は、ネットワーク130を介さないで映像を出力できる映像出力機能を持有するものとする。撮像部406は、ネットワーク130を介さずに映像を出力する構成として、HDMI(登録商標)を用いるものとするが、この構成は実施形態に限定されるものではなく、他の例としては、HD−SDIなどであってもよい。
操作制御部401は、エラー通知を撮像部406へ送信する。撮像部406は、エラー通知を受け取ると、OSDに、操作入力を無効とすることを示す無効情報を重畳する。OSDが重畳された映像は、記憶部403へ保存され、ネットワーク130を返さずにHDMIやHD―SDIを介して外部装置に出力される。OSDが重畳された映像は、例えば、クライアント装置120に出力され、クライアント装置120において表示部502に表示される。図10は、OSDが重畳された映像の表示例を示す図である。映像1000に操作入力が「ロック中」(無効の状態)であることを示すOSD1010が重畳されている。
7つ目の例としては、操作制御部401は、エラー処理として、予め設定されたメッセージ画像を表示出力するよう制御する。監視カメラ110の記憶部403には、工場出荷時に操作制御に禁止が設定さていることを示すメッセージ画像が記憶されているものとする。操作制御部401は、エラー通知を撮像部406に送信する。撮像部406は、エラー通知を受信すると、記憶部403に記憶されているメッセージ画像を、ネットワーク130を介さずにHDMIやHD―SDIを介して出力するよう制御する。図11は、メッセージ画像1100の表示例を示す図である。なお、エラー通知処理は、ユーザへの通知が行われればよく、そのための具体的な処理は実施形態に限定されるものではない。
一方、クライアント装置120は、監視カメラ110から、カメラ情報通知手段info.cgiにより、イベント情報を受信した場合、通信部505を介し、表示部502が表示するビューワにてイベントを通知する。図12は、クライアント装置120による、イベント通知に係る通知制御処理を示すフローチャートである。通知制御処理は、表示部502が通信部505から、イベント情報の通知を受けた時に起動する。
S1201において、表示部502は、通知されたイベント情報が、禁止中の操作制御のイベント情報かどうかの判断を行う。表示部502は、禁止中の操作制御のイベント情報の場合には(S1201でYES)、処理をS1202へ進める。表示部502は、禁止中の操作制御のイベント情報でない場合には(S1201でNO)、通知制御処理を終了する。
S1202において、表示部502は、イベントの状態を確認する。表示部502は、イベント状態が検知中の場合(S1202でYES)、処理をS1203へ進める。表示部502は、イベント状態が検知中でない場合には(S1202でNO)、処理をS1204へ進める。S1203において、表示部502は、ユーザ出力IF306を介し、出力機器309へ通知を開始する。以上で、通知制御処理が終了する。一方、S1204において、表示部502は、出力機器309への通知を停止する。以上で通知制御処理が終了する。
図13は、出力機器309としての表示部に表示される通知画面例を示す図である。ビューワ1300にはイベント表示領域1310が設けられている。イベント表示領域1310には、操作部への操作入力が禁止中の制御状態や動体検知状態、侵入検知状態などが表示される。1311は、検知中(インターフェース制御部による制御がすべて許可されていない状態に制御された)を表し、1312は、侵入検知が検知していない状態を示している。
図14は、出力機器309としての表示部に表示される通知画面の変更例を示す図である。ビューワ1400には、インフォメーションバー1410が設けられている。インフォメーションバー1410には、カメラ情報通知手段info.cgiにより通知された監視カメラ110の各種情報がメッセージとして表示される。図14の例では、インフォメーションバー1410には、操作部への操作入力がすべて許可されていない状態に制御された旨のメッセージが表示されている。
図15は、クライアント装置120による、記録制御処理を示すフローチャートである。記録制御処理は、通知制御処理と同様、記録制御部504が通信部505からイベント情報の通知を受けた時に起動する。S1501において、記録制御部504は、通知されたイベント情報が、禁止中の操作のイベント情報かどうかの判断を行う。記録制御部504は、禁止中の操作制御のイベント情報の場合には(S1501でYES)、処理をS1502へ進める。記録制御部504は、禁止中の操作制御のイベント情報でない場合には(S1501でNO)、記録制御処理を終了する。
S1502において、記録制御部504はさらに、イベントの状態を確認する。記録制御部504は、イベント状態が検知中の場合(S1502でYES)、処理をS1503へ進める。記録制御部504は、イベント状態が検知中でない場合には(S1502でNO)、処理をS1504へ進める。S1503において、記録制御部504は、記憶部501に保存されている映像を、二次記憶装置303に記録する処理を開始する。以上で、記録制御処理が終了する。一方、S1504においては、記録制御部504は、二次記憶装置303への記録を停止する。以上で、記録制御処理が終了する。
以上のように、本実施形態における監視カメラ110は、操作部への操作入力を制限するので、セキュリティを保ちつつ、ユーザによる操作性を向上させることができる。
監視システムの変更例としては、監視カメラ110と、監視カメラ110の制御を行う制御装置とが別の装置として設けられていてもよい。この場合、本実施形態において説明した監視カメラ110の処理(撮像を除く)を制御処理が行うこととする。この場合、監視カメラ110は、被制御装置として、制御装置への操作入力等に応じた制御従い、撮像動作を実行する。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 監視システム
110 監視カメラ
120 クライアント装置

Claims (10)

  1. 被制御装置を制御する制御装置であって、
    ユーザによる操作入力を、ネットワークを介さずに受付可能な第1の受付手段と
    ユーザによる操作入力を、ネットワークを介して受付可能な第2の受付手段と、
    前記被制御装置の管理者に関する管理者情報を取得する取得手段と、
    前記管理者情報に応じて、前記第1の受付手段が受け付けた操作入力を有効とするか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により有効と判定された前記操作入力に応じた動作を実行するよう、前記被制御装置を制御する制御手段と
    を有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記判定手段は、前記管理者情報が登録された場合に、前記第1の受付手段が受け付けた操作入力を無効と判定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記判定手段は、前記管理者情報が登録されておらず、かつ不特定のユーザによるカメラ制御が許可されている場合に、前記第1の受付手段が受け付けた操作入力の一部を有効と判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記判定手段は、前記管理者情報が登録されておらず、かつ不特定のユーザによるカメラ制御が許可されていない場合に、前記第1の受付手段が受け付けた操作入力を無効と判定することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の制御装置。
  5. 前記判定手段により無効と判定された場合に、エラー通知を出力する出力手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載の制御装置。
  6. 前記被制御装置は、撮像装置であって、
    前記判定手段により無効と判定された場合に、前記撮像装置により撮像された画像を記録する記録手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至5何れか1項に記載の制御装置。
  7. 前記被制御装置は、撮像装置であって、
    前記判定手段により無効と判定された場合に、前記撮像装置により撮像された画像を出力する出力手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載の制御装置。
  8. 前記出力手段は、前記第1の受付手段が受け付けた操作入力を無効とすることを示す無効情報が重畳された、前記画像を出力することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 被制御装置を制御する制御装置が実行する制御方法であって、
    ユーザによる操作入力を、ネットワークを介さずに受付可能な第1の受付ステップと、
    ユーザによる操作入力を、ネットワークを介して受付可能な第2の受付ステップと、
    前記被制御装置の管理者に関する管理者情報を取得する取得ステップと、
    前記管理者情報に応じて、前記第1の受付手段が受け付けた操作入力を有効とするか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて有効と判定された前記操作入力に応じた動作を実行するよう、前記被制御装置を制御する制御ステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  10. コンピュータを、
    被制御装置を制御する制御装置であって、
    ユーザによる操作入力を、ネットワークを介さずに受付可能な第1の受付手段と
    ユーザによる操作入力を、ネットワークを介して受付可能な第2の受付手段と、
    前記被制御装置の管理者に関する管理者情報を取得する取得手段と、
    前記管理者情報に応じて、前記第1の受付手段が受け付けた操作入力を有効とするか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により有効と判定された前記操作入力に応じた動作を実行するよう、前記被制御装置を制御する制御手段と
    として機能させるためのプログラム。
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