JP2018000537A - 運動支援装置および運動支援方法 - Google Patents

運動支援装置および運動支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018000537A
JP2018000537A JP2016131339A JP2016131339A JP2018000537A JP 2018000537 A JP2018000537 A JP 2018000537A JP 2016131339 A JP2016131339 A JP 2016131339A JP 2016131339 A JP2016131339 A JP 2016131339A JP 2018000537 A JP2018000537 A JP 2018000537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
exercise support
exerciser
acceleration
event
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016131339A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6692019B2 (ja
Inventor
小笠原 隆行
Takayuki Ogasawara
隆行 小笠原
笠原 亮一
Ryoichi Kasahara
亮一 笠原
花子 深町
Hanako Fukamachi
花子 深町
健隆 青柳
Kenryu Aoyanagi
健隆 青柳
浩一朗 岡
Koichiro Oka
浩一朗 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Waseda University
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Waseda University
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Waseda University, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Waseda University
Priority to JP2016131339A priority Critical patent/JP6692019B2/ja
Publication of JP2018000537A publication Critical patent/JP2018000537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6692019B2 publication Critical patent/JP6692019B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

【課題】センサの数を減らすことにより低コスト化を図る。持ち運びを容易とする。運動者の物理的、精神的負担を軽減させる。
【解決手段】センサ端末1−1に電圧センサ3−1と加速度センサ4−1を設ける。センサ端末1−2,1−3に加速度センサ4−2,4−3を設ける。センサ端末1−1は競技者の胸部に、センサ端末1−2は弓に、センサ端末1−3は競技者の背部に設置する。子端末2は、電圧センサ3−1が計測する心電位から心拍間隔や呼吸波形を算出し、加速度センサ4−1〜4−3が計測する加速度から競技者の姿勢を算出する。また、子端末2は、競技者が矢を射る際のリリースのタイミングをイベントとして検出し、この検出したリリースのタイミングと直前のR波の発生タイミングとの時間差を競技者のイベント実行時の特徴量として算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主にアーチェリー競技を対象とした運動者(競技者)の動きを支援する運動支援装置および運動支援方法に関する。
近年、センサの小型化、低廉化により、心電計や加速度計などのセンサおよび無線通信機能を具備したウェアラブルデバイスが発売されており、スポーツを含めた様々な用途で利用されている(例えば、非特許文献1参照)。
具体的なスポーツとしてアーチェリー競技を例とする。アーチェリー競技では安定した行射の遂行が求められる。安定した行射のため、心電図・RRI(心拍間隔(R-R Interval):心拍の変動時系列データ)から求められる心拍変動、姿勢の安定性、呼吸などの特徴量が着目されており、センサによるそれら特徴量の計測がなされている(例えば、非特許文献2参照)。
図20に特許文献2に示されたウェアラブルデバイスの要部の構成を示す。この非特許文献2に示されたウェアラブルデバイスでは各特徴量をそれぞれ異なるセンサにより計測している。図20において、11(11−1〜11−3)はセンサ端末、12はセンサ端末11(11−1〜11−3)からのセンサデータを受け取る子端末である。
センサ端末11−1は、電圧センサ13によって競技者(運動者)の生体電位として心電位を計測し、その計測した心電位をセンサデータとして子端末12に送る。センサ端末11−2は、競技者の動きに伴って生じる床反力を床反力計(フォースプレート)14によって計測し、その計測した床反力をセンサデータとして子端末12に送る。センサ端末11−3は、競技者の鼻部に設置された温度計(サーミスタ)や胸部の変動をコイルの伸縮を用いてインダクタンス変化として計測するベルト等のセンサ15を備え、このセンサ15によって計測されたセンサデータを子端末12に送る。
子端末12は記憶部12−1と解析部12−2とを備えている。センサ端末11−1〜11−3からのセンサデータは子端末12の記憶部12−1に格納される。解析部12−2は、記憶部12−1に格納されたセンサデータに基づいて、心拍変動、姿勢の安定性、呼吸などの特徴量を求める。この場合、心拍変動(心電図・RRI)はセンサ端末11−1からのセンサデータに基づいて求められ、姿勢の安定性はセンサ端末11−2からのセンサデータに基づいて求められ、呼吸はセンサ端末11−3からのセンサデータに基づいて求められる。
小笠原隆行,小野一善,松伸昭,山口真澄,渡邊淳司,塚田信吾:ウェアラブル電極インナー技術の応用展開、NTT技術ジャーナル2014年11月号 渡辺一志,岩本陽子,高松潤二,久保潤二郎,橋本絵美,高井秀明,横澤俊治,三村覚,荒木雅信:アーチェリー競技トップ選手のエイミング能力.(特集:標的競技の科学),バイオメカニクス研究,11(1):54-65,2007. "ECG Implementation on the TMS320C5515 DSP Medical Development Kit (MDK) with the ADS1298 ECG-FE"(http://www.ti.com/lit/an/sprabj1/sprabj1.pdf) 小笠原隆行、松浦伸昭、桑原啓、田島卓郎、小泉弘、笠原亮一:シャツ型心電位センサで計測した心電位による呼吸推定、2016電子情報通信学会総合大会予稿、2016年3月 アナログデバイセズ株式会社、"AN-1057 アプリケーション・ノート"、2010 浜田知久馬:学会・論文発表のための統計学、真興交易(株)医書出版部、2012 水本篤、竹内理:研究論文における効果量の報告のために ―基礎的概念と注意点―、英語教育研究、31、57−66、2008
しかしながら、非特許文献2に示されたウェアラブルデバイスのように、電圧センサ、床反力計、温度センサやベルトというような複数の異なるセンサを使用すると、センサ種類が増えるために、コスト高となってしまう課題があった。
また、他にも課題があり、床反力計は人体を載せるものなので相応の大きさがあるため、持ち運びに不便である。また、床に設置して使用するものであるため、設置環境へ影響を与える場合や固定が認められない場合などは利用することができない。
また、鼻部に設置する温度計は弓の弦を顔に近接させるアンカーリング動作の妨げになる。胸部の変動を伸縮から計測するベルトは胸部を締め付けるため、物理的、精神的に競技への負担となる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、センサの数を減らすことにより、低コスト化を図ることが可能な、また、持ち運びを容易とし、運動者の物理的、精神的負担も軽減させることが可能な運動支援装置および運動支援方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、運動者の動きを支援する運動支援装置(100)であって、運動者の生体電位を計測する電圧センサ(3−1)と、運動者の加速度を計測する加速度センサ(4−1〜4−3)と、電圧センサ(3−1)によって計測された生体電位および加速度センサ(4−1〜4−3)によって計測された加速度を入力とする子端末(2)とを備え、子端末(2)は、電圧センサ(3−1)によって計測された生体電位から少なくとも心拍間隔および呼吸波形を算出する心拍間隔・呼吸波形算出手段(2−1)手段と、加速度センサ(4−1〜4−3)によって計測された加速度から運動者の姿勢を算出する姿勢算出手段(2−2)とを備えることを特徴とする。
本発明では、加速度センサ(4−1〜4−3)によって計測された加速度から運動者の姿勢が算出され、電圧センサ(3−1)によって計測された生体電位から心拍間隔(RRI)や呼吸波形が算出される。これにより、本発明では、床反力計を用いることなく、運動者の特徴量として姿勢の安定性を求めることが可能となる。また、温度計やベルトなどを用いることなく、運動者の特徴量として呼吸を求めることが可能となる。
本発明において、加速度センサ(4−1〜4−3)によって計測された加速度から運動者の姿勢を算出し、この算出した姿勢から運動者の特定の動作の型をイベントとして検出し、この検出されたイベントと電圧センサ(3−1)によって計測された生体電位とから運動者のイベントの実行時の特徴量を算出するようにしてもよい。例えば、アーチェリー競技を対象とした競技者の動きを支援する場合、加速度センサ(4−1〜4−3)によって計測された加速度から競技者の姿勢を算出し、この算出した姿勢から競技者が矢を射る際のリリースのタイミング(弦を引く手から弦が離れるタイミング)をイベントとして検出し、この検出したリリースのタイミングと直前のR波の発生タイミングとの時間差(R波とリリースの発生時間差)を競技者のイベントの実行時の特徴量として算出する。このイベントの実行時の特徴量(R波とリリースの発生時間差)から、R波の発生がリリース動作にどのような影響を与えたかなどについて、推察することが可能となる。
このようにして、本発明では、電圧センサ(3−1)と加速度センサ(4−1〜4−3)だけで、心拍変動(心電図・RRI)、姿勢の安定性、呼吸などの運動者の特徴量を求めることが可能となり、センサの数を減らし、低コスト化を図ることができるようになる。また、持ち運びも容易となり、運動者の物理的、精神的負担を軽減させることも可能となる。
なお、上記説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の構成要素を、括弧を付した参照符号によって示している。また、本発明において、加速度センサに代えてジャイロセンサを設けるようにしてもよい。
以上説明したことにより、本発明によれば、電圧センサと加速度センサ(もしくはジャイロセンサ)だけで、心拍変動(心電図・RRI)、姿勢の安定性、呼吸などの運動者の特徴量を求めることが可能となり、センサの数を減らし、低コスト化を図ることができるようになる。また、持ち運びも容易となり、運動者の物理的、精神的負担を軽減させることも可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る運動支援装置の要部を示す図である。 図2は、実施の形態1の運動支援装置におけるセンサ端末の設置状況を示す図である。 図3は、心電位と心電位から算出されたRRIの波形を示す図である。 図4は、心電位と心電位から算出された呼吸波形を示す図である。 図5は、競技者の背部に設置したセンサ端末の加速度センサの計測値から算出したY軸の傾きθを示す図である。 図6は、競技者の背部に設置したセンサ端末の加速度センサの計測値から算出したX軸の傾きφを示す図である。 図7は、アーチェリー競技を行う際のドローイング動作、アンカーリング動作、リリース動作、フォロースルー動作を示す図である。 図8は、弓に設置したセンサ端末の加速度センサから得た計測値φ示す図である。 図9は、弓に設置したセンサ端末の加速度センサから得た計測値φの差分値φ’を「条件1を満たしているか否かを示す線I」と合わせて示す図である。 図10は、心電位と合わせて「条件1を満たしているか否かを示す線I」を示した図である。 図11は、R波とリリースの発生時間差Δtを求めた例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態2に係る運動支援装置の要部を示す図である。 図13は、的の中心から矢が外れた方向(方位)に対して定められた数を示す図である。 図14は、得点の入力例を示す図である。 図15は、方位の入力例を示す図である。 図16は、子端末の画面に表示された的の絵図をタップすることにより得点や方位を入力するようにした例を示す図である。 図17は、本発明の実施の形態3に係る運動支援装置の要部を示す図である。 図18は、本発明の実施の形態4に係る運動支援装置の要部を示す図である。 図19は、本発明の実施の形態5に係る運動支援装置の要部を示す図である。 図20は、特許文献2に示されたウェアラブルデバイスの要部の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態では、アーチェリー競技を対象とし、このアーチェリー競技を行う際の競技者(運動者)の動きを支援するものとして説明する。
〔実施の形態1〕
図1は本発明の実施の形態1に係る運動支援装置100の要部を示す図である。図1において、1はセンサ端末、2はセンサ端末1からのセンサデータを受け取る子端末である。この例では、センサ端末1として、3つのセンサ端末1−1〜1−3が設けられている。図2にセンサ端末1−1〜1−3の設置状況を示す。
この運動支援装置100において、センサ端末1−1は、競技者Mの胸部に設置される(図2(a)参照)。センサ端末1−2は、競技者Mが持つ弓21に設置される(図2(a)参照)。センサ端末1−3は、競技者Mの背部に設置される(図2(b)参照)。子端末2としては、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどが用いられる(図2(c)参照)。なお、図2(b)において、競技者Mが持つ弓21は省略している。
センサ端末1−1は電圧センサ3(3−1)と加速度センサ4(4−1)とを備えている。電圧センサ3−1は、競技者Mの生体電位として心電位を計測し、加速度センサ4−1は、競技者Mの動きに伴って発生する胸部の加速度を計測し、その計測した心電位および加速度をセンサデータとして子端末2に送る。
センサ端末1−2は加速度センサ4(4−2)を備えている。加速度センサ4−2は、弓21の加速度、すなわち弓21を保持する競技者Mの動きに伴って発生する手の加速度を計測し、その計測した加速度をセンサデータとして子端末2に送る。
センサ端末1−3は加速度センサ4(4−3)を備えている。加速度センサ4−3は競技者Mの動きに伴って発生する背部の加速度を計測し、その計測した加速度をセンサデータとして子端末2に送る。
センサ端末1−1〜1−3からのセンサデータは、「BlueTooth(登録商標)」や「WiFi(登録商標)」、「LTE(登録商標)」などの無線通信機能により、子端末2へ送信される。子端末2では、受信したセンサデータから競技者Mの各種の特徴量、この例では、心拍変動(心電図・RRI)、姿勢の安定性、呼吸、R波とリリースの発生時間差(後述)などを求める。
子端末2は、電圧センサ3−1によって計測された心電位から心拍間隔(RRI)および呼吸波形を算出する心拍間隔・呼吸波形算出部2−1と、加速度センサ4−1〜4−3によって計測された加速度から競技者Mの姿勢を算出する姿勢算出部2−2と、姿勢算出部2−2によって算出された姿勢から競技者Mの特定の動作の型をイベントとして検出するイベント検出部2−3と、電圧センサ3−1によって計測された心電位から求められるR波の発生タイミングとイベント検出部2−3によって検出されたイベントとから競技者Mのイベントの実行時の特徴量を算出するイベント実行時特徴量算出部2−4とを備えている。
図3は、心電位と心電位から算出されたRRIの波形を示す図である。心拍間隔・呼吸波形算出部2−1は、心電位を用いてRRIを算出する(非特許文献3の2.8参照)。その手順は、心電位の差分波形(t+1番目の心電位とt番目の心電位との差を示す波形)を求め、差分波形が任意の閾値を越えた際にR波の発生とみなし、R波の発生間隔をもってRRIとする。
図4は、心電位と心電位から算出された呼吸波形を示す図である。心拍間隔・呼吸波形算出部2−1は、心電位を用いて呼吸波形を算出し(非特許文献4参照)、心電位におけるR波とS波の電圧差(RS振幅)の経時変化を持って呼吸波形とする。
なお、呼吸波形ではなく呼吸数を指標としたい場合は、呼吸波形における上部もしくは下部のピーク間隔から波の周期(単位は[s])を求め、その周期の逆数をとれば呼吸周波数(単位は[Hz])となり、これに60を乗じたものが1分間あたりの呼吸数となる。この場合、心拍間隔・呼吸波形算出部2−1では、算出した呼吸波形から呼吸数が求められることになる。また、心拍間隔・呼吸波形算出部2−1において、算出したRRIから心拍数を求めるようにしてもよい。
姿勢算出部2−2は、加速度センサ4−1〜4−3によって計測された加速度から競技者Mの姿勢を算出する。この場合、姿勢は、加速度センサ4−1〜4−3の軸の傾きをもって算出する。各加速度センサ4の傾きは、非特許文献5の記載を参考にこれを改変し、下記の(1)式および(2−1)式または(2−2)式により求める。
上記の(1)式および(2−1)式,(2−2)式において、θは鉛直方向に対する加速度センサ4のY軸の傾き、φは鉛直方向に対する加速度センサ4のX軸の傾きであり、単位は度[degree]である。Ax,out、Ay,out、Az,outは加速度センサ4の出力値であり、単位は重力加速度G(1.0G≒9.8m/s2)である。
上記の(1)式および(2−1)式,(2−2)式では、加速度センサ4の出力値の合成ベクトルの大きさ(ノルム)に対する単軸の計測値の比を求め、さらに余弦(コサイン)の逆関数を求めることで、角度の次元をもつ値として加速度センサ4のY軸の傾きθおよびX軸の傾きφを算出している。
(1)式、(2−1)式,(2−2)式に含まれるノルムは、アーチェリーのような静止動作条件下においては、加速度センサ4の傾きに依らず一定の値をとるため、ノルムを用いて姿勢を明らかにすることはできない。しかしながら、(1)式、(2−1)式,(2−2)式により傾きを求めることで姿勢を明瞭に把握することが可能となる。
図5に競技者Mの背部に設置したセンサ端末1−3の加速度センサ4−3の計測値から算出したY軸の傾きθを示す。図6に競技者Mの背部に設置したセンサ端末1−3の加速度センサ4−3の計測値から算出したX軸の傾きφを示す。図5および図6において、S1はアーチェリー競技を行う際のドローイング動作(図7(a)参照)の期間を示し、S2はアンカーリング動作(図7(b)参照)の期間を示し、S3はリリース動作(図7(c)参照)の期間を示し、S4はフォロースルー動作(図7(d)参照)の期間を示している。
図5および図6中、ドローイング動作の期間S1においてθとφが共に大きく変化しているのは弓を引くために姿勢が動いていることを示している。また、アンカーリング動作の期間S2においてはドローイング動作の期間S1に比べ、θとφの変化が低減しているが、変化自体が無くなったわけではない。このアンカーリング動作の期間S2におけるθとφから姿勢の安定性を定量的に把握できる。
加速度センサ4−1,4−2についても同様のことが言える。すんわち、本実施の形態では、加速度センサ4−1〜4−3を用いることで床反力計を用いなくとも姿勢の安定性を定量的に把握することが可能であり、これにより競技者Mの動きを支援することができる。
イベント検出部2−3は、姿勢算出部2−2によって算出された姿勢から競技者Mの特定の動作の型をイベントとして検出する。この例では、競技者Mが矢を射る際のリリースのタイミング(弦を引く手から弦が離れるタイミング)をイベントとして検出し、この検出したリリースのタイミングをイベント実行時特徴量算出部2−4へ送る。
イベント実行時特徴量算出部2−4は、電圧センサ3−1によって計測された心電位から求められるR波の発生タイミングとイベント検出部2−3によって検出されたリリースのタイミング(リリースのタイミング)とを入力とし、イベント検出部2−3によって検出されたリリースのタイミングと直前のR波の発生タイミングとの時間差(R波とリリースの発生時間差)Δtを競技者Mのリリース動作の実行時(イベント実行時)の特徴量として算出する。
なお、この例では、心拍間隔・呼吸波形算出部2−1でRRIを求める際にR波を検出するので、心拍間隔・呼吸波形算出部2−1からR波の検出タイミングをイベント実行時特徴量算出部2−4へ送り、この心拍間隔・呼吸波形算出部2−1でのR波の検出タイミングをもってR波の発生タイミングとする。
イベント検出部2−3では、リリースのタイミングを求める。この場合、リリースのタイミングの検出には、上記の(2)式を用いて算出したφから得られる差分値φ’を用いる。例として、弓21に設置したセンサ端末1−2の加速度センサ4−2から得たφの計測値より差分値φ’を求め、この求めた差分値φ’を用いてリリースのタイミングを求める。
φの計測値を図8に、φの差分値φ’を図9に示す。横軸は時間(s)であり、縦軸は角度(degree)である。なお、計測開始からt番目のφをφtとすると、差分値φ'tは、φ't=φt+1−φt(t=1、2、3・・・)として求めるものとする。
本実施の形態において、リリースのタイミングは次のようにして求める。リリース時には弦の激しい反動動作により、鋭いアーチファクトが計測される。このアーチファクトを用いてリリース動作を次の条件1を持って検出する。
・条件1:計測開始からt番目におけるφの差分値をφ'tとすると、φ't-1≧−3、φ't≦−3、φ't+1≧−3、を満たすこと.
この条件を満たす場合に「1」、満たさない場合に「0」とする。図9中に差分値φ’と合わせて示した線Iは、この条件を満たしているか否かを示す線(検出結果を示す線)であり、この検出結果を示す線Iにおいて「0」から「1」へと値が変化しているところがリリース動作が発生しているところを示す。すなわち、上記の条件1を用いることによって、リリース動作を正確に検出できている。
イベント検出部2−3では、このようにしてリリース動作が発生している点(リリースのタイミング)をイベントとして検出し、このリリースのタイミングと直前のR波の発生タイミングとの時間差(R波とリリースの発生時間差)Δtを求める。図10に、心電位と合わせて図9に示した検出結果を示す線線(条件1を満たしているか否かを示す線)Iを示す。矢印で示されている時間ΔtがR波とリリースの発生時間差であり、リリースのタイミングとリリースのタイミングより過去でかつ最も直近のR波の発生タイミングとの時間差として求められる。
図11に、R波とリリースの発生時間差Δtを求めた例を示す。この例では、リリースのタイミングにおいて、R波とリリースの発生時間差ΔtがΔt=0.47秒として計算されている。仮に、RRIの30%の時間をR波とリリースの発生時間差Δtの基準とすると、心拍数80程度におけるRRIの30%は約0.23秒であり、図11の例ではR波とリリースの発生時間差Δtがこれよりも大きいので、R波の発生がリリース動作に大きな影響を与えた可能性は低いと推察できる。
以上の説明から分かるように、本実施の形態の運動支援装置100によれば、電圧センサ3(3−1)と加速度センサ4(4−1〜4−3)だけで、心拍変動(心電図・RRI)、姿勢の安定性、呼吸、R波とリリースの発生時間差などの競技者Mの特徴量を求めることが可能となり、センサの数を減らし、低コスト化を図ることができるようになる。また、持ち運びも容易となり、競技者Mの物理的、精神的負担を軽減させることも可能となる。また、取得された特徴量を1つの子端末2へ集約することで、競技者Mに良質な計測、記録、保持、確認の手段を提供することができ、競技能力を高める取り組みを支援することができる。
〔実施の形態2〕
図12に本発明の実施の形態2に係る運動支援装置200の要部を示す。同図において、図1と同一符号は図1を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態2の運動支援装置200は、実施の形態1の運動支援装置100の変形例であり、行射の得点や、矢が的の中央から外れた方向(方位)の入力を受け付ける外部入力部2−5を子端末2が備えていることを特徴とする。
この運動支援装置200では、図13に示すように、的の中心から矢が外れた方向(方位)を時計の文字盤と同様に1から12までの数で表す。的中した場合は0を用いる。得点の入力例を図14に、方位の入力例を図15に示す。図14、図15におけるエンドとは、所定回数の行射を1セットとするアーチェリー競技を行う際の1つの単位である。ここでは1エンドが6回の行射で構成される個人戦を例にした。選手はエンドが終わるたびに的まで歩き、矢を的から回収し、次のエンドに移る。
図14、図15における1射から6射は、各エンドにおける行射の順序を指し、最初が1射であり最後が6射である。得点や方位は子端末2のタッチパネル等から手入力する。この場合、数値を打ち込んでもよいし、図16に示すように、子端末2の画面に的の絵を表示し、実物の矢が刺さった位置と同じ画面上の位置をタップすることで入力するようにしてもよい。
この実施の形態2の運動支援装置200では、運動者の特徴量のみならず、アーチェリーの能力の指標である得点や、矢のずれの方向を合わせてデータを一括保持することができる。これにより、利便性の向上が期待でき、競技能力を高める取り組みをさらに支援することができる。
〔実施の形態3〕
図17に本発明の実施の形態3に係る運動支援装置300の要部を示す。同図において、図12と同一符号は図12を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態3の運動支援装置300は、実施の形態2の運動支援装置200の変形例であり、各特徴量や得点を用いて重回帰分析を行う解析部2−6を子端末2が備えていることを特徴とする。
この運動支援装置300において、解析部2−6での重回帰分析には、次のような重回帰式((3)式)を用いる。
Y’=α+β11+β22+β33+…+βnn …(3)
この(3)式におけるY’は全行射の目的変数の推定値を格納するベクトルである。これは後の最小二乗法により自動的に決定される。X1〜Xnは、説明変数を格納するベクトルであり、全行射の各特徴量を格納する。たとえば、全行射の弓の傾き(手の姿勢)を格納したものがX1, RRIを格納したものがX2、といったように用いる。定数項αおよび偏回帰係数β123,…,βnは最小二乗法により決定される。
なお、全ての独立変数を用いる必要はないため、ステップワイズ法、変数増加法、変数減少法等により独立変数の選択を行い、選択された独立変数を重回帰式に導入する。
最小二乗法では、目的変数Yと推定値Y’との差の二乗和が最小になるように定数項αおよび偏回帰係数β123,…,βnを決定する。ここでは目的変数Yは10点(満点)から実際の得点値を引いた値を全行射分格納したものとし、たとえば6回の行射の得点が8,7,8,3,10,7である場合なら2,3,2,7,0,3となる。
次に、偏回帰係数β123,…,βnについて検定を行い、統計的に有意かどうかを判定する。検定統計量としては各種のものが知られているが、本実施の形態ではt分布を用いる検定統計量として知られているt値を用いる。X1におけるt値をT1とするとき、自由度をn−2とするt関数の両側検定により確率(p値)を求めることができる。p値は、偶然によってデータの差が生じる確率を意味し、p値が小さい場合には偶然を超えた意味のある差、すなわち“有意差”が存在するとみなす(非特許文献6参照)。
本実施の形態において、このp値を用いることにより各特徴量と目的変数との間の有意性を評価することができる。仮に目的変数として満点から実際の得点を差し引いた値を使用し、これとX1(弓の傾き)との間に有意差が得られた場合、両者の間に偶然を超えた関係があることを示唆する。これは弓の傾きがスコアを下げている可能性を示唆し、運動者の競技能力を律速している要因を突き止められる一手段となり得る。よって運動者は、弓の傾きを正すための練習の検討が推奨される。すなわち、このような律速している特徴量を割り出すことにより運動者を支援することができる。一方で有意な相関が得られなければ、有意水準5%では見つからないほどに各特徴量を運動者が高度に制御できている可能性があり、コンディションの目安として用いることができる。よって、結果に有意性があろうがなかろうが、運動者に有益な情報が提示でき、運動者を支援することができる。
なお、重回帰分析により有効な解析を行うためには、統計的に十分なデータ数(行射数)が必要である。本実施の形態で例としている重回帰分析では、説明変数は5つ(RRI、呼吸波形、弓の傾き、姿勢、R波とリリースの発生時間差)である。非特許文献7を参考に、検定力を0.8、有意水準を0.05、効果量の目安を0.35とすると、必要サンプル数は43となる。アーチェリー競技のリカーブ部門、70mラウンドでは行射本数は36本であるので、練習として2セットを行い72射することで十分なデータ量が得られる。さらに条件を厳しく見積り、効果量の目安を0.15と設定した場合でも必要サンプル数は91であるので、もう1セット追加すれば十分なデータ量となる。よって、このような重回帰分析による評価は平時の練習において無理のない現実的な支援方法といえる。
〔実施の形態4〕
図18に本発明の実施の形態4に係る運動支援装置400の要部を示す。同図において、図17と同一符号は図17を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態4の運動支援装置400は、実施の形態3の運動支援装置300の変形例であり、センサ端末1−1において競技者Mの生体電位として心電位を計測し、センサ端末1−2および1−3において競技者Mの生体電位として筋電位を計測することを特徴とする。センサ端末1−2および1−3は競技者Mの筋電位を計測するセンサとして電圧センサ3−2および3−3を備えている。
この実施の形態4の運動支援装置400では、センサ端末1−1〜1〜3の仕様を統一することができ、実質的な量産コストをほとんど増やすことなく、製造・販売ができる。胸部に設置されたセンサ端末1−1以外のセンサ端末1−2,1−3では、電圧センサ3−2,3−3を用いて、心電位ではなく筋電位を計測することでより豊富な身体の特徴量を得ることができる。筋電位を計測するためのサンプリングレートは心電位の場合と同じく1000Hzとし、計測された値に対してカットオフ周波数150Hzのローパスフィルタを通してノイズを除去する。
ただし、ローパスフィルタのカットオフ周波数は心電をとるか筋電をとるかで可変設定にしてもよい。例えば心電の場合であれば40Hz程度に設定することで150Hzよりもノイズ除去性能が向上する。得られた筋電に対してはノイズフロアレベルの電圧値よりも大きな電圧値に閾値を設定し、閾値の上回りをもって筋電の発生時刻を抽出してもよいし、筋電図のピーク値を抽出することで包絡線を得てもよい。これら筋電の発生時刻や包絡線の値を特徴量として扱い、重回帰分析などの解析を実施してもよい。図18では、包絡線算出による筋電発生時刻検出部2−7を子端末2に設けている。
このように、電圧センサ3−2,3−3を用いて筋電位を計測することで、アーチェリー競技中の身体特徴をさらに豊富に定量的に把握することができる。また、重回帰分析により、能力向上を支援することができる。
なお、図18には実施の形態3の運動支援装置300の変形例を示したが、実施の形態1,2の運動支援装置100,200においても、実施の形態4の運動支援装置400と同様、センサ端末1−2,1−3に競技者Mの筋電位を計測する電圧センサ3−2,3−3を設けるようにしてもよい。
〔実施の形態5〕
図19に本発明の実施の形態5に係る運動支援装置500の要部を示す。同図において、図18と同一符号は図18を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態5の運動支援装置500は、実施の形態4の運動支援装置400の変形例であり、センサ端末1−1〜1−3において加速度センサ4−1〜4−3の代替としてジャイロセンサ5−1〜5−3を備えている。
この実施の形態5の運動支援装置500では、ジャイロセンサ5−1〜5−3でセンサ端末1−1〜1−3の回転情報を得ることができるので、θやφを求めることができ、本発明の手法が利用可能である。よって加速度センサを具備しないセンサ端末であってもジャイロセンサを備えていれば、同様に競技者の動きを支援することができる。
なお、図19には実施の形態4の運動支援装置400の変形例を示したが、実施の形態1,2,3の運動支援装置100,200,300においても、実施の形態5の運動支援装置500と同様、ジャイロセンサ5−1〜5−3を設けるようにしてもよい。また、加速度センサ4−1〜4−3に加えて、ジャイロセンサ5−1〜5−3を設けるようにしてもよい。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、各実施の形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1(1−1〜1−3)…センサ端末、2…子端末、2−1…心拍間隔・呼吸波形算出部、2−2…姿勢算出部、2−3…イベント検出部、2−4…イベント実行時特徴量算出部、2−5…外部入力部、2−6…解析部、2−7…筋電発生時刻検出部、3(3−1〜3−3)…電圧センサ、4(4−1〜4−3)…加速度センサ、5(5−1〜5−3)…ジャイロセンサ、21…弓、100〜500…運動支援装置、M…競技者(運動者)。

Claims (9)

  1. 運動者の動きを支援する運動支援装置であって、
    前記運動者の生体電位を計測する電圧センサと、
    前記運動者の加速度を計測する加速度センサと、
    前記電圧センサによって計測された生体電位および前記加速度センサによって計測された加速度を入力とする子端末とを備え、
    前記子端末は、
    前記電圧センサによって計測された生体電位から少なくとも心拍間隔および呼吸波形を算出する心拍間隔・呼吸波形算出手段と、
    前記加速度センサによって計測された加速度から前記運動者の姿勢を算出する姿勢算出手段と
    を備えることを特徴とする運動支援装置。
  2. 請求項1に記載された運動支援装置において、
    前記子端末は、
    前記姿勢算出手段によって算出された姿勢から前記運動者の特定の動作の型をイベントして検出するイベント検出手段と、
    前記電圧センサによって計測された生体電位と前記イベント検出手段によって検出されたイベントとから前記運動者の前記イベントの実行時の特徴量を算出するイベント実行時特徴量算出手段と
    を備えることを特徴とする運動支援装置。
  3. 請求項2に記載された運動支援装置において、
    前記イベント検出手段は、
    前記運動者が矢を射る際のリリースのタイミングをイベントとして検出し、
    前記イベント実行時特徴量算出手段は、
    前記イベント検出手段によって検出されたリリースのタイミングと直前のR波の発生タイミングとの時間差を前記運動者のイベント実行時の特徴量として算出する
    ことを特徴とする運動支援装置。
  4. 請求項3に記載された運動支援装置において、
    前記子端末は、
    前記運動者が矢を射た際の得点および狙いから外れた方位を入力する外部入力手段
    を備えることを特徴とする運動支援装置。
  5. 請求項3又は4に記載された運動支援装置において、
    前記子端末は、
    前記運動者が矢を射た際の動きを解析する解析手段を備え、
    前記心拍間隔・呼吸波形算出手段は、
    前記電圧センサによって計測された生体電位から心拍間隔、呼吸波形、呼吸数を算出し、
    前記解析手段は、
    少なくとも、前記電圧センサによって計測された生体電位、前記心拍間隔・呼吸波形算出手段によって算出された心拍間隔、呼吸波形、呼吸数、前記イベント実行時特徴量算出手段によって算出された前記リリースの発生タイミングと直前のR波の発生タイミングとの時間差、外部から入力される値に基づいて、前記運動者が矢を射た際の動きを解析する
    ことを特徴とする運動支援装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載された運動支援装置において、
    前記運動者の生体電位として筋電位を計測する電圧センサ
    を備えることを特徴とする運動支援装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載された運動支援装置において、
    前記加速度センサに代えてジャイロセンサを備える
    ことを特徴とする運動支援装置。
  8. 請求項1〜6の何れか1項に記載された運動支援装置において、
    前記加速度センサに加えてジャイロセンサを備える
    ことを特徴とする運動支援装置。
  9. 運動者の動きを支援する運動支援方法であって、
    前記運動者の生体電位を電圧センサによって計測する第1ステップと、
    前記運動者の加速度を加速度センサによって計測する第2ステップと、
    前記第1ステップによって計測された生体電位から少なくとも心拍間隔および呼吸波形を算出する第3ステップと、
    前記第2ステップによって計測された加速度から前記運動者の姿勢を算出する第4ステップと
    を備えることを特徴とする運動支援方法。
JP2016131339A 2016-07-01 2016-07-01 運動支援装置および運動支援方法 Active JP6692019B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016131339A JP6692019B2 (ja) 2016-07-01 2016-07-01 運動支援装置および運動支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016131339A JP6692019B2 (ja) 2016-07-01 2016-07-01 運動支援装置および運動支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018000537A true JP2018000537A (ja) 2018-01-11
JP6692019B2 JP6692019B2 (ja) 2020-05-13

Family

ID=60946775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016131339A Active JP6692019B2 (ja) 2016-07-01 2016-07-01 運動支援装置および運動支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6692019B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020137566A (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 H2L株式会社 運動判定システム
CN111700624A (zh) * 2020-07-27 2020-09-25 中国科学院合肥物质科学研究院 一种智能手环检测运动姿态的模式识别方法及系统
JP7476015B2 (ja) 2020-07-17 2024-04-30 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 運動強度算出装置、方法およびプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020137566A (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 H2L株式会社 運動判定システム
JP7182275B2 (ja) 2019-02-26 2022-12-02 H2L株式会社 運動判定システム
JP7476015B2 (ja) 2020-07-17 2024-04-30 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 運動強度算出装置、方法およびプログラム
CN111700624A (zh) * 2020-07-27 2020-09-25 中国科学院合肥物质科学研究院 一种智能手环检测运动姿态的模式识别方法及系统
CN111700624B (zh) * 2020-07-27 2024-03-12 中国科学院合肥物质科学研究院 一种智能手环检测运动姿态的模式识别方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP6692019B2 (ja) 2020-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10089763B2 (en) Systems and methods for real-time data quantification, acquisition, analysis and feedback
US10352962B2 (en) Systems and methods for real-time data quantification, acquisition, analysis and feedback
Villar et al. Validation of the Hexoskin wearable vest during lying, sitting, standing, and walking activities
US11679300B2 (en) Systems and methods for real-time data quantification, acquisition, analysis, and feedback
US10973439B2 (en) Systems and methods for real-time data quantification, acquisition, analysis, and feedback
CN105530858B (zh) 用于估计人员的心血管健康的系统和方法
US20200260962A1 (en) System and methods for acquisition and analysis of health data
US20150342518A1 (en) System and method to monitor, guide, and evaluate breathing, utilizing posture and diaphragm sensor signals
US20230410679A1 (en) Systems and methods for facilitating mind-body-emotion state self-adjustment and functional skills development by way of biofeedback and environmental monitoring
US10302396B1 (en) Method of and device for improving marksmanship skill
US20150279231A1 (en) Method and system for assessing consistency of performance of biomechanical activity
JP2011120871A (ja) 被験者の生理学的特性および運動パフォーマンス特性をモニタリングするための方法およびシステム
Keast et al. Fine body movements and the cardiac cycle in archery
US11185736B2 (en) Systems and methods for wearable devices that determine balance indices
JP6692019B2 (ja) 運動支援装置および運動支援方法
KR100634523B1 (ko) 운동 동작 모니터링 장치 및 방법
WO2013040642A1 (en) Activity training apparatus and method
JP2016150119A (ja) 運動状態判定方法、装置、及びプログラム
CN108348175A (zh) 非侵入性呼吸监测
US20220160299A1 (en) Motion capture system
JP6127078B2 (ja) 運動状態と心理状態判定方法、装置、及びプログラム
Zaman et al. K-sense: Towards a kinematic approach for measuring human energy expenditure
JP6435302B2 (ja) 運動状態と心理状態判定方法、装置、及びプログラム
Sharma et al. Scope of Embedding Supervised learning Techniques on Sensors data in Sports Equipments
Hair Wear your heart on your sleeve: Visible psychophysiology for contextualized relaxation

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160701

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6692019

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250