JP2017539153A - eDCSのためのバッファステータス報告 - Google Patents

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Abstract

ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスが説明される。ユーザ機器(UE)は、たとえば、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズと圧縮されたバッファのコンテンツサイズとを決定し得る。UEは次いで、圧縮されていないバッファおよび圧縮されたバッファのコンテンツサイズに基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成し得る。代替的に、基地局は、UEの圧縮されていないバッファのサイズに基づいて、BSRを受信し得る。基地局は次いで、UEから圧縮されたパケットを受信することができ、圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに基づいて、圧縮利得を決定することができる。基地局は次いで、圧縮利得に基づいて、受信されたBSRを調整し得る。

Description

相互参照
[0001]本特許出願は、2015年11月9日に出願された「Buffer Status Report for eDCS」という表題のAhmadzadeh他による米国特許出願第14/936,479号、2015年8月20日に出願された「Techniques for Optimizing Uplink Data Compression」という表題のZacharias他による米国仮特許出願第62/207,768号、2015年8月20日に出願された「Buffer Status Report for eDCS」という表題のZacharias他による米国仮特許出願第62/207,852号、および2014年11月14日に出願された「Buffer Status Report for eDCS」という表題のAhmadzadeh他による米国仮特許出願第62/080,156号の優先権を主張し、これらの各々が本明細書の譲受人に譲渡される。
[0002]以下は全般にワイヤレス通信に関し、より具体的には、進化型データ圧縮方式(eDCS:evolved data compression scheme)におけるバッファステータス報告に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどのような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム(たとえば、Long Term Evolution(LTE(登録商標))システム)を含む。
[0004]例として、ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE)として知られ得る、複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。基地局は、(たとえば、基地局からUEへの送信のために)ダウンリンクチャネル、および(たとえば、ユーザ機器(UE)から基地局への送信のために)アップリンクチャネル上で、通信デバイスと通信し得る。
[0005]いくつかの場合、UEは、基地局へのチャネルを通じた送信が保留中であるデータの量を伝えるために、バッファステータス報告(BSR:buffer status report)を使用し得る。データはパケットへと分割されることがあり、BSRはパケットのサイズに基づくことがある。BSRを使用して、基地局の中のスケジューラは、UEのためのグラントサイズとグラント割当て頻度とを定め得る。UEは次いで、グラントサイズに基づいて、1つまたは複数の保留中のパケットを基地局に通信し得る。しかしながら、いくつかの場合、パケットを圧縮するためにデータアクセラレーション技法が使用されることがある。パケットが圧縮されるとき、BSRは送信が保留中であるデータの量を正確に伝えないことがある。
[0006]進化型データ圧縮方式(eDCS)を利用するネットワークにおいてバッファステータス報告を生成するためのシステム、方法、および装置が説明される。UEは、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズと圧縮されたバッファのコンテンツサイズとを決定し得る。UEは次いで、圧縮されていないバッファおよび圧縮されたバッファのコンテンツサイズに基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成し得る。加えて、または代替的に、基地局は、UEの圧縮されていないバッファのサイズに基づいて、BSRを受信し得る。基地局は次いで、UEから圧縮されたパケットを受信することができ、圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに基づいて、圧縮利得を決定することができる。基地局は次いで、圧縮利得に基づいて、受信されたBSRを調整し得る。
[0007]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信の方法は、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定することと、圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定することと、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズおよび圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成することとを含み得る。
[0008]いくつかの態様では、方法はさらに、圧縮されていないバッファのコンテンツおよび圧縮されたバッファのコンテンツに少なくとも一部基づいて、パケットが圧縮されていないか圧縮されているかを決定することを含むことがあり、BSRを生成することは、パケットが圧縮されていない場合には圧縮されていないサービスデータユニット(SDU:service data unit)サイズに、またはパケットが圧縮されている場合には圧縮されたSDUサイズに少なくとも一部基づく。
[0009]いくつかの態様では、方法はさらに、成功裏に受信されたパケットを示す肯定応答(ACK)を受信することと、圧縮されたバッファからパケットの圧縮されたコピーを削除することと、圧縮されていないバッファからパケットの圧縮されていないコピーを削除することとを含み得る。
[0010]いくつかの態様では、肯定応答を受信することは、成功裏に受信されたパケットに対応する無線リンク制御(RLC)ACKメッセージを受信することを含み得る。いくつかの態様では、ACKを受信することは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを含み得る。
いくつかの態様では、方法はさらに、成功裏に受信されたパケットを示す肯定応答を受信することと、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットが受信機ウィンドウにおける穴に対応すると決定することと、成功裏に受信されたパケットを後続のBSRから省くこととを含み得る。
[0011]いくつかの態様では、方法はさらに、データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定することと、圧縮されたバッファのコンテンツを削除することと、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、後続のBSRを生成することとを含み得る。
[0012]いくつかの態様では、方法はさらに、圧縮されていないバッファが圧縮されていないパケットを含むと決定することと、圧縮されていないパケットに対応する圧縮されたバッファの中の圧縮されたパケットを特定することと、圧縮されていないパケットおよび対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて圧縮利得を決定することと、圧縮利得に少なくとも一部基づいてBSRを生成することとを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、圧縮されていないパケットのサイズを決定することと、対応する圧縮されたパケットのサイズを決定することと、圧縮されていないパケットのサイズを対応する圧縮されたパケットのサイズと比較することとを含み得る。
[0013]いくつかの態様では、BSRを生成することは、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを圧縮利得によってスケーリングすることを含み得る。いくつかの態様では、方法はさらに、圧縮されていないバッファの中の後続の圧縮されていないパケットを特定することと、後続の圧縮されていないパケットに対応する圧縮されたバッファの中の後続の圧縮されたパケットを特定することと、後続の圧縮されていないパケットを対応する後続の圧縮されたパケットと比較することと、後続の圧縮されていないパケットと対応する後続の圧縮されたパケットとの比較に少なくとも一部基づいて、圧縮利得を調整することとを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を調整することは、圧縮されていないパケット、対応する圧縮されたパケット、後続の圧縮されていないパケット、および対応する後続の圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得の平均を決定することを含み得る。
[0014]いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、ベアラに少なくとも一部基づいて圧縮利得を決定することを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、データ圧縮が有効にされたすべてのベアラのための圧縮利得を決定することを含み得る。いくつかの態様では、ベアラは、ユーザ機器(UE)のすべてのアクティブベアラを備える。いくつかの態様では、方法はさらに、データ圧縮方式が無効にされると決定することと、圧縮利得に所定の値を割り当てることとを含み得る。いくつかの態様では、方法はさらに、圧縮利得を所定の値に初期化することと、圧縮されていないパケットおよび対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を更新することとを含み得る。
[0015]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信の方法は、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズを決定することと、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズに少なくとも一部基づいてBSRを生成することと、成功裏に受信された圧縮されたパケットを示す肯定応答を受信することと、圧縮されたバッファから圧縮されたパケットを削除することと、圧縮されていないバッファから圧縮されていないパケットを削除することとを含み得る。
[0016]いくつかの態様では、肯定応答を受信することは、圧縮されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを含み得る。いくつかの態様では、肯定応答を受信することは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを含み得る。
[0017]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信の方法は、UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいてBSRを受信することと、UEから圧縮されたパケットを受信することと、圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定することと、圧縮利得に少なくとも一部基づいて、受信されたBSRを調整することと、調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントをUEに割り当てることとを含み得る。
[0018]いくつかの態様では、方法はさらに、以前のグラントを埋めるためにUEによって使用されるパディングサイズを決定することを含むことがあり、圧縮利得を決定することは、決定されたパディングサイズに少なくとも一部基づく。いくつかの態様では、受信されたバッファステータス報告を調整することは、受信されたBSRと関連付けられるグラントサイズを決定することと、圧縮利得によってグラントサイズをスケーリングすることとを含み得る。いくつかの態様では、方法はさらに、UEから後続の圧縮されたパケットを受信することと、後続の圧縮されたパケットのサイズおよび対応する後続の圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を調整することとを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を調整することは、圧縮されていないパケットのサイズ、対応する圧縮されたパケットのサイズ、後続の圧縮されていないパケットのサイズ、および対応する後続の圧縮されたパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得の平均を決定することを含み得る。
[0019]いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、ベアラに少なくとも一部基づいて圧縮利得を決定することを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、データ圧縮が有効にされたすべてのベアラのための圧縮利得を決定することを含み得る。いくつかの態様では、ベアラは、UEのすべてのアクティブベアラを含み得る。
[0020]いくつかの態様では、方法はさらに、データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定することと、圧縮利得に所定の値を割り当てることとを含み得る。いくつかの態様では、方法はさらに、バックホールリンクを介して、圧縮利得を基地局に送信することを含み得る。いくつかの態様では、方法はさらに、UEから圧縮情報を受信することと、圧縮情報に少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定することとを含み得る。
[0021]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信のための装置は、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定するための手段と、圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定するための手段と、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズおよび圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成するための手段とを含み得る。いくつかの態様では、装置はさらに、圧縮されていないバッファのコンテンツおよび圧縮されたバッファのコンテンツに少なくとも一部基づいて、パケットが圧縮されていないか圧縮されているかを決定するための手段を含むことがあり、BSRを生成することは、パケットが圧縮されていない場合には圧縮されていないサービスデータユニット(SDU)サイズに、またはパケットが圧縮されている場合には圧縮されたSDUサイズに少なくとも一部基づく。
[0022]いくつかの態様では、装置はさらに、成功裏に受信されたパケットを示す肯定応答を受信するための手段と、圧縮されたバッファからパケットの圧縮されたコピーを削除するための手段と、圧縮されていないバッファからパケットの圧縮されていないコピーを削除するための手段とを含み得る。いくつかの態様では、肯定応答(ACK)を受信することは、成功裏に受信されたパケットに対応する無線リンク制御(RLC)ACKメッセージを受信することを含み得る。いくつかの態様では、ACKを受信することは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを含み得る。
[0023]いくつかの態様では、装置はさらに、成功裏に受信されたパケットを示す肯定応答を受信するための手段と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットが受信機ウィンドウにおける穴に対応すると決定するための手段と、成功裏に受信されたパケットを後続のBSRから省くための手段とを含み得る。いくつかの態様では、装置はさらに、データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定するための手段と、圧縮されたバッファのコンテンツを削除するための手段と、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、後続のBSRを生成するための手段とを含み得る。
[0024]いくつかの態様では、装置はさらに、圧縮されていないバッファが圧縮されていないパケットを含むと決定するための手段と、圧縮されていないパケットに対応する圧縮されたバッファの中の圧縮されたパケットを特定するための手段と、圧縮されていないパケットおよび対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて圧縮利得を決定するための手段と、圧縮利得に少なくとも一部基づいてBSRを生成するための手段とを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、圧縮されていないパケットのサイズを決定することを含み、対応する圧縮されたパケットのサイズを決定し、圧縮されていないパケットのサイズを対応する圧縮されたパケットのサイズと比較し得る。いくつかの態様では、BSRを生成することは、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを圧縮利得によってスケーリングすることを含み得る。
[0025]いくつかの態様では、装置はさらに、圧縮されていないバッファの中の後続の圧縮されていないパケットを特定するための手段と、後続の圧縮されていないパケットに対応する圧縮されたバッファの中の後続の圧縮されたパケットを特定するための手段と、後続の圧縮されていないパケットを対応する後続の圧縮されたパケットと比較するための手段と、後続の圧縮されていないパケットと対応する後続の圧縮されたパケットとの比較に少なくとも一部基づいて、圧縮利得を調整するための手段とを含み得る。
[0026]いくつかの態様では、圧縮利得を調整することは、圧縮されていないパケット、対応する圧縮されたパケット、後続の圧縮されていないパケット、および対応する後続の圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得の平均を決定することを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、ベアラに少なくとも一部基づいて圧縮利得を決定することを含み得る。
[0027]いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、データ圧縮が有効にされたすべてのベアラのための圧縮利得を決定することを含み得る。いくつかの態様では、ベアラは、ユーザ機器(UE)のすべてのアクティブベアラを備える。いくつかの態様では、装置はさらに、データ圧縮方式が無効にされると決定するための手段と、圧縮利得に所定の値を割り当てるための手段とを含み得る。いくつかの態様では、装置はさらに、圧縮利得を所定の値に初期化するための手段と、圧縮されていないパケットおよび対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を更新するための手段とを含み得る。
[0028]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信のための装置は、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズを決定するための手段と、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズに少なくとも一部基づいてBSRを生成するための手段と、成功裏に受信された圧縮されたパケットを示す肯定応答を受信するための手段と、圧縮されたバッファから圧縮されたパケットを削除するための手段と、圧縮されていないバッファから圧縮されていないパケットを削除するための手段とを含み得る。いくつかの態様では、肯定応答を受信することは、圧縮されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを含み得る。いくつかの態様では、肯定応答を受信することは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを含み得る。
[0029]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信のための装置は、UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいてBSRを受信するための手段と、UEから圧縮されたパケットを受信するための手段と、圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定するための手段と、圧縮利得に少なくとも一部基づいて、受信されたBSRを調整するための手段と、調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントをUEに割り当てるための手段とを含み得る。いくつかの態様では、装置はさらに、以前のグラントを埋めるためにUEによって使用されるパディングサイズを決定するための手段を含むことがあり、圧縮利得を決定することは、決定されたパディングサイズに少なくとも一部基づく。
[0030]いくつかの態様では、受信されたバッファステータス報告を調整することは、受信されたBSRと関連付けられるグラントサイズを決定することと、圧縮利得によってグラントサイズをスケーリングすることとを含み得る。いくつかの態様では、装置はさらに、UEから後続の圧縮されたパケットを受信するための手段と、後続の圧縮されたパケットのサイズおよび対応する後続の圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を調整するための手段とを含み得る。
[0031]いくつかの態様では、圧縮利得を調整することは、圧縮されていないパケットのサイズ、対応する圧縮されたパケットのサイズ、後続の圧縮されていないパケットのサイズ、および対応する後続の圧縮されたパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得の平均を決定することを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、ベアラに少なくとも一部基づいて圧縮利得を決定することを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、データ圧縮が有効にされたすべてのベアラのための圧縮利得を決定することを含み得る。いくつかの態様では、ベアラは、UEのすべてのアクティブベアラを備える。
[0032]いくつかの態様では、装置はさらに、データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定するための手段と、圧縮利得に所定の値を割り当てるための手段とを含み得る。いくつかの態様では、装置はさらに、バックホールリンクを介して、圧縮利得を基地局に送信するための手段を含み得る。いくつかの態様では、装置はさらに、UEから圧縮情報を受信するための手段と、圧縮情報に少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定するための手段とを含み得る。
[0033]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信のための装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。いくつかの態様では、命令は、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定し、圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定し、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズおよび圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成するように、プロセッサによって実行可能である。
[0034]いくつかの態様では、命令は、圧縮されていないバッファのコンテンツおよび圧縮されたバッファのコンテンツに少なくとも一部基づいて、パケットが圧縮されていないか圧縮されているかを決定するようにプロセッサによって実行可能であり、BSRを生成することは、パケットが圧縮されていない場合には圧縮されていないサービスデータユニット(SDU)サイズに、またはパケットが圧縮されている場合には圧縮されたSDUサイズに少なくとも一部基づく。
[0035]いくつかの態様では、命令、成功裏に受信されたパケットを示す肯定応答を受信し、圧縮されたバッファからパケットの圧縮されたコピーを削除し、圧縮されていないバッファからパケットの圧縮されていないコピーを削除するように、プロセッサによって実行可能である。いくつかの態様では、肯定応答(ACK)を受信することは、成功裏に受信されたパケットに対応する無線リンク制御(RLC)ACKメッセージを受信することを含み得る。いくつかの態様では、ACKを受信することは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを含み得る。
[0036]いくつかの態様では、命令は、成功裏に受信されたパケットを示す肯定応答を受信し、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットが受信機ウィンドウにおける穴に対応すると決定し、成功裏に受信されたパケットを後続のBSRから省くように、プロセッサによって実行可能である。いくつかの態様では、命令は、データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定し、圧縮されたバッファのコンテンツを削除し、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、後続のBSRを生成するように、プロセッサによって実行可能である。
[0037]いくつかの態様では、命令は、圧縮されていないバッファが圧縮されていないパケットを含むと決定し、圧縮されていないパケットに対応する圧縮されたバッファの中の圧縮されたパケットを特定し、圧縮されていないパケットおよび対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて圧縮利得を決定し、圧縮利得に少なくとも一部基づいてBSRを生成するように、プロセッサによって実行可能である。
[0038]いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、圧縮されていないパケットのサイズを決定することを含み、対応する圧縮されたパケットのサイズを決定し、圧縮されていないパケットのサイズを対応する圧縮されたパケットのサイズと比較し得る。いくつかの態様では、BSRを生成することは、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを圧縮利得によってスケーリングすることを含み得る。いくつかの態様では、命令は、圧縮されていないバッファの中の後続の圧縮されていないパケットを特定し、後続の圧縮されていないパケットに対応する圧縮されたバッファの中の後続の圧縮されたパケットを特定し、後続の圧縮されていないパケットを対応する後続の圧縮されたパケットと比較し、後続の圧縮されていないパケットと対応する後続の圧縮されたパケットとの比較に少なくとも一部基づいて、圧縮利得を調整するように、プロセッサによって実行可能である。
[0039]いくつかの態様では、圧縮利得を調整することは、圧縮されていないパケット、対応する圧縮されたパケット、後続の圧縮されていないパケット、および対応する後続の圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得の平均を決定することを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、ベアラに少なくとも一部基づいて圧縮利得を決定することを含み得る。
[0040]いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、データ圧縮が有効にされたすべてのベアラのための圧縮利得を決定することを含み得る。いくつかの態様では、ベアラは、ユーザ機器(UE)のすべてのアクティブベアラを含み得る。
[0041]いくつかの態様では、命令、データ圧縮方式が無効にされると決定し、圧縮利得に所定の値を割り当てるように、プロセッサによって実行可能である。いくつかの態様では、命令は、圧縮利得を所定の値に初期化し、圧縮されていないパケットおよび対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を更新するように、プロセッサによって実行可能である。
[0042]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信のための装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含むことがあり、この命令は、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズを決定し、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズに少なくとも一部基づいてBSRを生成し、成功裏に受信された圧縮されたパケットを示す肯定応答を受信し、圧縮されたバッファから圧縮されたパケットを削除し、圧縮されていないバッファから圧縮されていないパケットを削除するように、プロセッサによって実行可能である。
[0043]いくつかの態様では、肯定応答を受信することは、圧縮されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを含み得る。いくつかの態様では、肯定応答を受信することは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを含み得る。
[0044]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信のための装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含むことがあり、この命令は、UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいてBSRを受信し、UEから圧縮されたパケットを受信し、圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定し、圧縮利得に少なくとも一部基づいて、受信されたBSRを調整し、調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントをUEに割り当てるように、プロセッサによって実行可能である。
[0045]いくつかの態様では、命令は、以前のグラントを埋めるためにUEによって使用されるパディングサイズを決定するようにプロセッサによって実行可能であり、圧縮利得を決定することは、決定されたパディングサイズに少なくとも一部基づく。いくつかの態様では、受信されたバッファステータス報告を調整することは、受信されたBSRと関連付けられるグラントサイズを決定することと、圧縮利得によってグラントサイズをスケーリングすることとを含み得る。いくつかの態様では、命令は、UEから後続の圧縮されたパケットを受信し、後続の圧縮されたパケットのサイズおよび対応する後続の圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を調整するように、プロセッサによって実行可能である。
[0046]いくつかの態様では、命令が圧縮利得をアジャスティングするようにプロセッサによって実行可能であるは、圧縮されていないパケットのサイズ、対応する圧縮されたパケットのサイズ、後続の圧縮されていないパケットのサイズ、および対応する後続の圧縮されたパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得の平均を決定することを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、ベアラに少なくとも一部基づいて圧縮利得を決定することを含み得る。いくつかの態様では、圧縮利得を決定することは、データ圧縮が有効にされたすべてのベアラのための圧縮利得を決定することを含み得る。いくつかの態様では、ベアラは、UEのすべてのアクティブベアラを含み得る。
[0047]いくつかの態様では、命令は、データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定し、圧縮利得に所定の値を割り当てるように、プロセッサによって実行可能である。いくつかの態様では、命令は、バックホールリンクを介して、圧縮利得を基地局に送信するようにプロセッサによって実行可能である。いくつかの態様では、命令は、UEから圧縮情報を受信し、圧縮情報に少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定するように、プロセッサによって実行可能である。
[0048]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体、このコードは、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定し、圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定し、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズおよび圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成するように実行可能な命令を含み得る。
[0049]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体、このコードは、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズを決定し、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズに少なくとも一部基づいてBSRを生成し、成功裏に受信された圧縮されたパケットを示す肯定応答を受信し、圧縮されたバッファから圧縮されたパケットを削除し、圧縮されていないバッファから圧縮されていないパケットを削除するように実行可能な命令を含み得る。
[0050]いくつかの態様では、ワイヤレスデバイスにおける通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体、このコードは、UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいてBSRを受信し、UEから圧縮されたパケットを受信し、圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定し、圧縮利得に少なくとも一部基づいて、受信されたBSRを調整し、調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントをUEに割り当てるように実行可能な命令を含み得る。
[0051]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための方法は、UEによって、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定することと、UEによって、圧縮されたアップリンクデータの量を特定することと、UEによって、圧縮されていないアップリンクデータの量および圧縮されたアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備することとを含み得る。
[0052]いくつかの態様では、方法はさらに、アップリンクデータの予測される量を決定するために、圧縮されていないアップリンクデータの量と予想される圧縮利得を乗じることを含むことがあり、バッファステータス報告を準備することはさらに、アップリンクデータの予測される量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備することを含み得る。
[0053]いくつかの態様では、方法はさらに、アップリンクデータの総量を決定するために、アップリンクデータの予測される量と圧縮されたアップリンクデータの量を合成することを含むことがあり、バッファステータス報告を準備することはさらに、アップリンクデータの総量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備することを含み得る。
[0054]いくつかの態様では、方法はさらに、アップリンクデータを圧縮することと関連付けられる以前の圧縮利得を特定することと、移動平均に少なくとも一部基づいて、予想される圧縮利得を決定するために以前の圧縮利得を更新することとを含み得る。
[0055]いくつかの態様では、予想される圧縮利得は、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のベアラ、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のフロー、アップリンクデータの圧縮が有効にされる複数のベアラ、またはUEと関連付けられる複数のベアラに対応し得る。
[0056]いくつかの態様では、方法はさらに、バッファの中の圧縮されたパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮されたアップリンクデータの量を特定することを含み得る。
[0057]いくつかの態様では、方法はさらに、バッファの中の圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定することを含み得る。
[0058]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定し、圧縮されたアップリンクデータの量を特定し、圧縮されていないアップリンクデータの量および圧縮されたアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備するための、1つまたは複数のプロセッサを含み得る。
[0059]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、アップリンクデータの予測される量を決定するために、圧縮されていないアップリンクデータの量と予想される圧縮利得を乗じるためのものであることがあり、1つまたは複数のプロセッサは、バッファステータス報告を準備するときに、アップリンクデータの予測される量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備するためのものであることがある。
[0060]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、アップリンクデータの総量を決定するために、アップリンクデータの予測される量と圧縮されたアップリンクデータの量を合成するためのものであることがあり、1つまたは複数のプロセッサは、バッファステータス報告を準備するときに、アップリンクデータの総量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備するためのものであることがある。
[0061]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、アップリンクデータを圧縮することと関連付けられる以前の圧縮利得を特定し、移動平均に少なくとも一部基づいて、予想される圧縮利得を決定するために以前の圧縮利得を更新するためのものであり得る。
[0062]いくつかの態様では、予想される圧縮利得は、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のベアラ、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のフロー、アップリンクデータの圧縮が有効にされる複数のベアラ、またはUEと関連付けられる複数のベアラに対応し得る。
[0063]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、バッファの中の圧縮されたパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮されたアップリンクデータの量を特定するためのものであり得る。
[0064]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、バッファの中の圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定するためのものであり得る。
[0065]いくつかの態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶し得る。1つまたは複数の命令は、1つまたは複数のプロセッサに、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定させ、圧縮されたアップリンクデータの量を特定させ、圧縮されていないアップリンクデータの量および圧縮されたアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備させ得る。
[0066]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、アップリンクデータの予測される量を決定するために、圧縮されていないアップリンクデータの量と予想される圧縮利得を乗じさせることがあり、1つまたは複数のプロセッサにバッファステータス報告を準備させる1つまたは複数の命令は、1つまたは複数のプロセッサに、アップリンクデータの予測される量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備させることがある。
[0067]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、アップリンクデータの総量を決定するために、1つまたは複数のプロセッサにアップリンクデータの予測される量と圧縮されたアップリンクデータの量を合成させることがあり、1つまたは複数のプロセッサにバッファステータス報告を準備させる1つまたは複数の命令は、1つまたは複数のプロセッサに、アップリンクデータの総量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備させることがある。
[0068]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、アップリンクデータを圧縮することと関連付けられる以前の圧縮利得を特定させ、移動平均に少なくとも一部基づいて、予想される圧縮利得を決定するために以前の圧縮利得を更新させることがある。
[0069]いくつかの態様では、予想される圧縮利得は、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のベアラ、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のフロー、アップリンクデータの圧縮が有効にされる複数のベアラ、またはUEと関連付けられる複数のベアラに対応し得る。
[0070]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、バッファの中の圧縮されたパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮されたアップリンクデータの量を特定させ得る。
[0071]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、バッファ中の圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定させることがある。
[0072]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定するための手段と、圧縮されたアップリンクデータの量を特定するための手段と、圧縮されていないアップリンクデータの量および圧縮されたアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備するための手段とを含み得る。
[0073]いくつかの態様では、装置はさらに、アップリンクデータの予測される量を決定するために、圧縮されていないアップリンクデータの量と予想される圧縮利得を乗じるための手段を含むことがあり、バッファステータス報告を準備するための手段は、アップリンクデータの予測される量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備するための手段を含み得る。
[0074]いくつかの態様では、装置はさらに、アップリンクデータの総量を決定するために、アップリンクデータの予測される量と圧縮されたアップリンクデータの量を合成するための手段を含むことがあり、バッファステータス報告を準備するための手段は、アップリンクデータの総量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備するための手段を含み得る。
[0075]いくつかの態様では、装置はさらに、アップリンクデータを圧縮することと関連付けられる以前の圧縮利得を特定するための手段と、移動平均に少なくとも一部基づいて、予想される圧縮利得を決定するために以前の圧縮利得を更新するための手段とを含み得る。
[0076]いくつかの態様では、予想される圧縮利得は、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のベアラ、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のフロー、アップリンクデータの圧縮が有効にされる複数のベアラ、またはUEと関連付けられる複数のベアラに対応し得る。
[0077]いくつかの態様では、装置はさらに、バッファの中の圧縮されたパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮されたアップリンクデータの量を特定するための手段を含み得る。
[0078]いくつかの態様では、装置はさらに、バッファの中の圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定するための手段を含み得る。
[0079]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための方法は、ユーザ機器(UE)において、アップリンク方向の無線ベアラにおいて送信されるべきデータを特定することと、ここにおいて、無線ベアラがアップリンク論理チャネルに対応し得る、UEにおいて、データの圧縮された部分を形成するためにデータの少なくとも一部分を圧縮することと、UEによって、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるかどうかを決定することとを含み得る。
[0080]いくつかの態様では、データの圧縮された部分に対応するトークンをトークンバケットから推測することは、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるべきであると決定したことに少なくとも一部基づき得る。
[0081]いくつかの態様では、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測することは、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートが、媒体アクセス制御層において満たされるようにし得る。
[0082]いくつかの態様では、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測することは、アップリンク論理チャネルと関連付けられる保証されたビットレートが、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートより大きくなるようにし得る。
[0083]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測することは、第1のアップリンク論理チャネルおよび第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられるスループットの上昇を引き起こすことがあり、第2のアップリンク論理チャネルはアップリンク方向の第2の無線ベアラに対応することがある。
[0084]いくつかの態様では、無線ベアラは、第1のアップリンク論理チャネルに対応するアップリンク方向の第1の無線ベアラであることがあり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測することは、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第1のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測することは、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第2のアップリンク論理チャネルのビットレートとほぼ等しくなるようにすることがあり、第2のアップリンク論理チャネルは、アップリンク方向の第2の無線ベアラに対応する。
[0085]いくつかの態様では、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより低い優先度を有し得る。いくつかの態様では、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより高い優先度を有し得る。
[0086]いくつかの態様では、1つまたは複数の方法は、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるべきではないと決定したことに少なくとも一部基づいて、データの圧縮されていない部分に対応するトークンをトークンバケットから推測することを含み得る。
[0087]いくつかの態様では、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測することは、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートが、アプリケーション層において満たされるようにし得る。
[0088]いくつかの態様では、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測することは、アップリンク論理チャネルと関連付けられる保証されたビットレートが、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートとほぼ等しくなるようにし得る。
[0089]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは、第1の優先ビットレートを伴う第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測することは、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第1のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測することは、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2のビットレートが、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2の優先ビットレートとほぼ等しくなるようにすることがあり、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより高い優先度を有することがある。
[0090]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは第1のアップリンク論理チャネルであり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測することは、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられるビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより低い優先度を有し、データ圧縮を伴わない第1のアップリンク論理チャネルのビットレートは、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートより低いことがある。
[0091]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、アップリンク方向の、アップリンク論理チャネルに対応する無線ベアラにおいて送信されるべきデータを特定し、データの圧縮された部分を形成するためにデータの少なくとも一部分を圧縮し、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるかどうかを決定するための、1つまたは複数のプロセッサを含み得る。
[0092]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるべきであると決定したことに少なくとも一部基づいて、データの圧縮された部分に対応するトークンをトークンバケットから推測するためのものであり得る。
[0093]いくつかの態様では、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数のプロセッサは、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートが、媒体アクセス制御層において満たされるようにし得る。
[0094]いくつかの態様では、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数のプロセッサは、アップリンク論理チャネルと関連付けられる保証されたビットレートが、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートより大きくなるようにし得る。
[0095]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数のプロセッサは、第1のアップリンク論理チャネルおよび第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられるスループットの上昇を引き起こすことがあり、第2のアップリンク論理チャネルはアップリンク方向の第2の無線ベアラに対応する。
[0096]いくつかの態様では、無線ベアラはアップリンク方向の第1の無線ベアラであり、アップリンク論理チャネルは第1のアップリンク論理チャネルであり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数のプロセッサは、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第1のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数のプロセッサは、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第2のアップリンク論理チャネルのビットレートとほぼ等しくなるようにすることがあり、第2のアップリンク論理チャネルは、アップリンク方向の第2の無線ベアラに対応する。
[0097]いくつかの態様では、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより低い優先度を有し得る。いくつかの態様では、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより高い優先度を有し得る。
[0098]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるべきではないと決定したことに少なくとも一部基づいて、データの圧縮されていない部分に対応するトークンをトークンバケットから推測するためのものであり得る。
[0099]いくつかの態様では、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数のプロセッサは、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートが、アプリケーション層において満たされるようにし得る。
[0100]いくつかの態様では、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数のプロセッサは、アップリンク論理チャネルと関連付けられる保証されたビットレートが、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートとほぼ等しくなるようにし得る。
[0101]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは、第1の優先ビットレートを伴う第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数のプロセッサは、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第1のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数のプロセッサは、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2のビットレートが、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2の優先ビットレートにほぼ等しくなるようにすることがあり、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより高い優先度を有する。
[0102]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数のプロセッサは、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられるビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより低い優先度を有することがあり、データ圧縮を伴わない第1のアップリンク論理チャネルのビットレートは、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートより低いことがある。
[0103]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体。コードは、アップリンク方向の、アップリンク論理チャネルに対応する無線ベアラにおいて送信されるべきデータを特定し、データの圧縮された部分を形成するためにデータの少なくとも一部分を圧縮し、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるかどうかを決定するように、プロセッサによって実行可能であり得る。
[0104]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるべきであると決定したことに少なくとも一部基づいて、データの圧縮された部分に対応するトークンをトークンバケットから推測させ得る。
[0105]いくつかの態様では、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数の命令は、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートが、媒体アクセス制御層において満たされるようにし得る。
[0106]いくつかの態様では、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数の命令は、アップリンク論理チャネルと関連付けられる保証されたビットレートが、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートより大きくなるようにし得る。
[0107]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数の命令は、第1のアップリンク論理チャネルおよび第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられるスループットの上昇を引き起こすことがあり、第2のアップリンク論理チャネルはアップリンク方向の第2の無線ベアラに対応する。
[0108]いくつかの態様では、無線ベアラはアップリンク方向の第1の無線ベアラであることがあり、アップリンク論理チャネルは第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数の命令は、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第1のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数の命令は、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第2のアップリンク論理チャネルのビットレートとほぼ等しくなるようにすることがあり、第2のアップリンク論理チャネルは、アップリンク方向の第2の無線ベアラに対応する。
[0109]いくつかの態様では、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより低い優先度を有し得る。いくつかの態様では、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより高い優先度を有し得る。
[0110]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるべきではないと決定したことに少なくとも一部基づいて、データの圧縮されていない部分に対応するトークンをトークンバケットから推測させ得る。
[0111]いくつかの態様では、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数の命令は、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートが、アプリケーション層において満たされるようにし得る。
[0112]いくつかの態様では、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数の命令は、アップリンク論理チャネルと関連付けられる保証されたビットレートが、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートとほぼ等しくなるようにし得る。
[0113]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは、第1の優先ビットレートを伴う第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数の命令は、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第1のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数の命令は、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2のビットレートが、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2の優先ビットレートとほぼ等しくなるようにすることがあり、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより高い優先度を有する。
[0114]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測する1つまたは複数の命令は、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられるビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより低い優先度を有し、データ圧縮を伴わない第1のアップリンク論理チャネルのビットレートは、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートより低いことがある。
[0115]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、アップリンク方向の無線ベアラにおいて送信されるべきデータを特定するための手段と、無線ベアラがアップリンク論理チャネルに対応する、データの圧縮された部分を形成するためにデータの少なくとも一部分を圧縮するための手段と、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推定されるかどうかを決定するため手段とを含み得る。
[0116]いくつかの態様では、装置はさらに、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるべきであると決定したことに少なくとも一部基づいて、データの圧縮された部分に対応するトークンをトークンバケットから推測するための手段を含み得る。
[0117]いくつかの態様では、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測するための手段は、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートが、媒体アクセス制御層において満たされるようにし得る。
[0118]いくつかの態様では、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測するための手段は、アップリンク論理チャネルと関連付けられる保証されたビットレートが、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートより大きくなるようにし得る。
[0119]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測するための手段は、第1のアップリンク論理チャネルおよび第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられるスループットの上昇を引き起こすことがあり、第2のアップリンク論理チャネルはアップリンク方向の第2の無線ベアラに対応する。
[0120]いくつかの態様では、無線ベアラはアップリンク方向の第1の無線ベアラであることがあり、アップリンク論理チャネルは第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測するための手段は、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第1のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、データの圧縮された部分に対応するトークンを推測するための手段は、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第2のアップリンク論理チャネルのビットレートとほぼ等しくなるようにすることがあり、第2のアップリンク論理チャネルは、アップリンク方向の第2の無線ベアラに対応する。
[0121]いくつかの態様では、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより低い優先度を有し得る。いくつかの態様では、第1のアップリンク論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより高い優先度を有し得る。
[0122]いくつかの態様では、装置はさらに、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるべきではないと決定したことに少なくとも一部基づいて、データの圧縮されていない部分に対応するトークンをトークンバケットから推測するための手段を含み得る。
[0123]いくつかの態様では、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測するための手段は、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートが、アプリケーション層において満たされるようにし得る。
[0124]いくつかの態様では、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測するための手段は、アップリンク論理チャネルと関連付けられる保証されたビットレートが、アップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートとほぼ等しくなるようにし得る。
[0125]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは、第1の優先ビットレートを伴う第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測するための手段は、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第1のビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測するための手段は、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2のビットレートが、第2のアップリンク論理チャネルと関連付けられる第2の優先ビットレートとほぼ等しくなるようにすることがあり、第1の論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより高い優先度を有する。
[0126]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは第1のアップリンク論理チャネルであることがあり、データの圧縮されていない部分に対応するトークンを推測するための手段は、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられるビットレートが、データ圧縮を伴わずに第1のアップリンク論理チャネルのビットレートより大きくなるようにすることがあり、第1の論理チャネルは、第2のアップリンク論理チャネルより低い優先度を有し、データ圧縮を伴わない第1のアップリンク論理チャネルのビットレートは、第1のアップリンク論理チャネルと関連付けられる優先ビットレートより低いことがある。
[0127]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための方法は、UEによって、アップリンク送信グラントのために割り振られるリソースの量がアップリンク送信のための圧縮されたアップリンクデータを送信するために必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定することと、UEによって、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかを決定することと、UEによって、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかの決定に少なくとも一部基づいて、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信することとを含み得る。
[0128]いくつかの態様では、アップリンク送信グラントのために割り振られるリソースの量が圧縮されたアップリンクデータを送信するために必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定することは、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を決定するために、アップリンク送信グラントのために割り振られたリソースの量から圧縮されたアップリンクデータの量を差し引くことを含み得る。
[0129]いくつかの態様では、方法はさらに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算することと、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定することとを含むことがあり、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信することは、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定したことに少なくとも一部基づいて、未来のアップリンク送信グラントにおいて圧縮されていないアップリンクデータを送信するのを待機することを含むことがある。
[0130]いくつかの態様では、方法はさらに、アップリンクデータを圧縮することと関連付けられる以前の圧縮利得を特定することと、移動平均に少なくとも一部基づいて、予想される圧縮利得を決定するために以前の圧縮利得を更新することとを含み得る。
[0131]いくつかの態様では、予想される圧縮利得は、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のベアラ、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のフロー、データの圧縮が有効にされる複数のベアラ、またはUEと関連付けられる複数のベアラに対応し得る。
[0132]いくつかの態様では、方法はさらに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算することと、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定することとを含むことがあり、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信することは、パディングデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めること、または、圧縮されたアップリンクデータと関連付けられる論理チャネルとは異なる論理チャネルと関連付けられるデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めることを含むことがある。
[0133]いくつかの態様では、方法はさらに、圧縮されていないアップリンクデータが未来のアップリンク送信グラントにおいて送信されるべきであるかどうかを決定することに関連して使用するための、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を特定する情報を記憶することを含み得る。
[0134]いくつかの態様では、方法はさらに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算することと、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多くないと決定することとを含むことがあり、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信することは、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めることを含むことがある。
[0135]いくつかの態様では、リソースの残りの量を埋めることは、圧縮されていないアップリンクデータのパケットを第1のセグメントおよび第2のセグメントへとセグメント化することと、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるために、第2のセグメントを送信することなく第1のセグメントを送信することとを含み得る。
[0136]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、アップリンク送信グラントのために割り振られるリソースの量がアップリンク送信のための圧縮されたアップリンクデータを送信するために必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定し、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかを決定し、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかの決定に少なくとも一部基づいて、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信するための、1つまたは複数のプロセッサを含み得る。
[0137]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサは、アップリンク送信グラントのために割り振られるリソースの量が圧縮されたアップリンクデータを送信するために必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定するとき、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を決定するために、アップリンク送信グラントのために割り振られたリソースの量から圧縮されたアップリンクデータの量を差し引く。
[0138]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算し、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定することがあり、1つまたは複数のプロセッサは、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信するとき、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定したことに少なくとも一部基づいて、未来のアップリンク送信グラントにおいて圧縮されていないアップリンクデータを送信するのを待機することがある。
[0139]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、アップリンクデータを圧縮することと関連付けられる以前の圧縮利得を特定し、移動平均に少なくとも一部基づいて、予想される圧縮利得を決定するために以前の圧縮利得を更新し得る。
[0140]いくつかの態様では、予想される圧縮利得は、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のベアラ、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のフロー、データの圧縮が有効にされる複数のベアラ、またはUEと関連付けられる複数のベアラに対応し得る。
[0141]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算し、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定することがあり、1つまたは複数のプロセッサは、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信するとき、パディングデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋め、または、圧縮されたアップリンクデータと関連付けられる論理チャネルとは異なる論理チャネルと関連付けられるデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋める。
いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、圧縮されていないアップリンクデータが未来のアップリンク送信グラントにおいて送信されるべきであるかどうかを決定することに関連して使用するための、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を特定する情報を記憶し得る。
[0142]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサはさらに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算し、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多くないと決定することがあり、1つまたは複数のプロセッサは、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信するとき、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋める。
[0143]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサは、リソースの残りの量を埋めるとき、圧縮されていないアップリンクデータのパケットを第1のセグメントおよび第2のセグメントへとセグメント化し、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるために、第2のセグメントを送信することなく第1のセグメントを送信し得る。
[0144]いくつかの態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶し得る。1つまたは複数の命令は、1つまたは複数のプロセッサに、アップリンク送信グラントのために割り振られるリソースの量がアップリンク送信のための圧縮されたアップリンクデータを送信するために必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定させ、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかを決定させ、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかの決定に少なくとも一部基づいて、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信させ得る。
[0145]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサに、アップリンク送信グラントのために割り振られるリソースの量が圧縮されたアップリンクデータを送信するために必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定させる1つまたは複数の命令は、1つまたは複数のプロセッサに、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を決定するために、アップリンク送信グラントのために割り振られたリソースの量から圧縮されたアップリンクデータの量を差し引かせ得る。
[0146]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算させ、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定させることがあり、1つまたは複数のプロセッサに、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信させる1つまたは複数の命令は、1つまたは複数のプロセッサに、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定したことに少なくとも一部基づいて、未来のアップリンク送信グラントにおいて圧縮されていないアップリンクデータを送信するのを待機させることがある。
[0147]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、アップリンクデータを圧縮することと関連付けられる以前の圧縮利得を決定させ、移動平均に少なくとも一部基づいて、予想される圧縮利得を決定するために以前の圧縮利得を更新させ得る。
[0148]いくつかの態様では、予想される圧縮利得は、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のベアラ、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のフロー、データの圧縮が有効にされる複数のベアラ、またはUEと関連付けられる複数のベアラに対応し得る。
[0149]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算させ、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定させることがあり、1つまたは複数のプロセッサに、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信させる1つまたは複数の命令は、1つまたは複数のプロセッサに、パディングデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めさせ、または、圧縮されたアップリンクデータと関連付けられる論理チャネルとは異なる論理チャネルと関連付けられるデータフロムを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めさせることがある。
[0150]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、圧縮されていないアップリンクデータが未来のアップリンク送信グラントにおいて送信されるべきであるかどうかを決定することに関連して使用するための、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を特定する情報を記憶させ得る。
[0151]いくつかの態様では、1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算させ、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多くないと決定させることがあり、1つまたは複数のプロセッサに、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信させる1つまたは複数の命令は、1つまたは複数のプロセッサに、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めさせることがある。
[0152]いくつかの態様では、1つまたは複数のプロセッサに、リソースの残りの量を埋めさせる1つまたは複数の命令はさらに、1つまたは複数のプロセッサに、圧縮されていないアップリンクデータのパケットを第1のセグメントおよび第2のセグメントへとセグメント化させ、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるために、第2のセグメントを送信することなく第1のセグメントを送信させ得る。
[0153]いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、アップリンク送信グラントのために割り振られるリソースの量がアップリンク送信のための圧縮されたアップリンクデータを送信するために必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定するための手段と、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかを決定するための手段と、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかの決定に少なくとも一部基づいて、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信するための手段とを含み得る。
[0154]いくつかの態様では、アップリンク送信グラントのために割り振られるリソースの量が圧縮されたアップリンクデータを送信するために必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定するための手段は、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を決定するために、アップリンク送信グラントのために割り振られたリソースの量から圧縮されたアップリンクデータの量を差し引くための手段を含み得る。
[0155]いくつかの態様では、装置はさらに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算するための手段と、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定するための手段とを含むことがあり、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信するための手段は、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定したことに少なくとも一部基づいて、未来のアップリンク送信グラントにおいて圧縮されていないアップリンクデータを送信するのを待機するための手段を含むことがある。
[0156]いくつかの態様では、装置はさらに、アップリンクデータを圧縮することと関連付けられる以前の圧縮利得を決定するための手段と、移動平均に少なくとも一部基づいて、予想される圧縮利得を決定するために以前の圧縮利得を更新するための手段とを含み得る。
[0157]いくつかの態様では、予想される圧縮利得は、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のベアラ、圧縮されたアップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のフロー、データの圧縮が有効にされる複数のベアラ、または装置と関連付けられる複数のベアラに対応し得る。
[0158]いくつかの態様では、装置はさらに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算するための手段と、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多いと決定するための手段とを含むことがあり、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信するための手段は、パディングデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるための手段、または、圧縮されたアップリンクデータと関連付けられる論理チャネルとは異なる論理チャネルと関連付けられるデータフロムを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるための手段を含むことがある。
[0159]いくつかの態様では、装置はさらに、圧縮されていないアップリンクデータが未来のアップリンク送信グラントにおいて送信されるべきであるかどうかを決定することに関連して使用するための、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を特定する情報を記憶するための手段を含み得る。
[0160]いくつかの態様では、装置はさらに、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を計算するための手段と、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量を足したものより多くないと決定するための手段とを含むことがあり、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信するための手段は、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるための手段を含むことがある。
[0161]いくつかの態様では、リソースの残りの量を埋めるための手段は、圧縮されていないアップリンクデータのパケットを第1のセグメントおよび第2のセグメントへとセグメント化するための手段と、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるために、第2のセグメントを送信することなく第1のセグメントを送信するための手段とを含み得る。
[0162]態様は、たとえば、添付の図面を参照して本明細書で実質的に説明され、添付の図面によって示されるような、方法と、装置と、システムと、コンピュータプログラム製品と、非一時的コンピュータ可読媒体と、ユーザ機器とを含み得る。
[0163]上記では、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点をかなり広く概説した。追加の特徴および利点が以下で説明される。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するために他の構造を修正または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性、それらの編成と動作の方法の両方は、関連する利点とともに、添付の図に関して検討されると以下の説明からより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のみのために与えられ、特許請求の範囲の限定の定義として与えられるものではない。
[0164]本開示の性質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照することによって実現され得る。添付の図では、同様のコンポーネントまたは特徴は、同一の参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントが、参照ラベルの後に、ダッシュと、同様のコンポーネントを区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルだけが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのいずれにも適用可能である。
[0165]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のためのワイヤレス通信システムの例を示す図。 [0166]本開示の様々な態様による、LTEネットワークアーキテクチャにおける例示的なアクセスネットワークを示す図。 [0167]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるパケットバッファの例を示す図。 [0168]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のためのプロセスフローの例を示す図。 [0169]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のための別のプロセスフローの例を示す図。 [0170]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のために構成されたユーザ機器(UE)のブロック図。 [0171]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のために構成されたUEのブロック図。 [0172]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のために構成されたeDCSバッファステータス報告(BSR)コンポーネントのブロック図。 [0173]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のために構成されたUEを含むシステムのブロック図。 [0174]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のために構成された基地局のブロック図。 [0175]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のために構成された基地局eDCS BSRコンポーネントのブロック図。 [0176]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のために構成された基地局のブロック図。 [0177]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のために構成された基地局を含むシステムのブロック図。 [0178]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のための方法を示すフローチャート。 [0179]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のための方法を示すフローチャート。 [0180]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のための方法を示すフローチャート。 [0181]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のための方法を示すフローチャート。 [0182]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のための方法を示すフローチャート。 [0183]本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のための方法を示すフローチャート。 [0184]本開示の様々な態様による、圧縮されていないアップリンクデータの量および圧縮されたアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいてバッファステータス報告を準備することの例を示す図。 [0185]本開示の様々な態様による、図19に示される例に関係する例示的な方法の流れ図。 [0186]本開示の様々な態様による、LTEにおけるダウンリンク(DL)フレーム構造の例を示す図。 [0187]本開示の様々な態様による、LTEにおけるアップリンク(UL)フレーム構造の例を示す図。 [0188]本開示の様々な態様による、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を示す図。 [0189]本開示の様々な態様による、基地局とUEとを含む通信システムの例示的なコンポーネントを示す図。 [0190]本開示の様々な態様による、アップリンクデータの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるかどうかを決定することの例を示す図。 [0191]本開示の様々な態様による、図25に示される例に関係する例示的なプロセスの流れ図。 [0192]本開示の様々な態様による、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかの決定に少なくとも一部基づいて、アップリンク送信のための圧縮されたアップリンクデータを送信することの例を示す図。 [0193]本開示の様々な態様による、図27に示される例に関係する例示的なプロセスの流れ図。
[0194]バッファステータス報告(BSR)は、進化型データ圧縮方式(eDCS)などのデータ圧縮方式を利用して圧縮されたパケットに基づくことがあり、またはそのようなパケットのために調整されることがある。ユーザ機器(UE)の圧縮されていないバッファのコンテンツサイズおよび圧縮されたバッファのコンテンツサイズは各々、BSRを決定するために使用され得る。BSRは基地局に送信されることがあり、基地局はBSRに基づいてリソースグラントをUEに割り当てることがある。BSRもしくはグラント、または両方が、UEによって送信されることが保留されているパケットの、ならびに、すでに圧縮されているパケットまたは送信されるであろう圧縮されていないパケットの、圧縮されたサイズを考慮する方式で計算され得る。圧縮されたパケットと圧縮されていないパケットの両方に基づいてBSRと対応するグラントとを生成することは、UEのアップリンク送信の実際のサイズにリソースグラントをより密接に適合させることによって、システム内のリソースを最大化するのを助け得る。
[0195]以下の説明は例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および構成に変更が行われ得る。様々な例は、適宜、様々な手順またはコンポーネントを省略し、置換し、または追加することがある。たとえば、説明される方法は、説明される順序とは異なる順序で実行されることがあり、様々なステップが追加され、省略され、または組み合わされることがある。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例では組み合わされることがある。
[0196]図1Aは、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100の例を示す。ワイヤレス通信システム100は、少なくとも1つの基地局105と、少なくとも1つのUE115と、コアネットワーク130とを含む。コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス許可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを与え得る。基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を通じてコアネットワーク130とインターフェースする。基地局105は、少なくとも1つのUE115との通信のための無線構成とスケジューリングとを実行することができ、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作することができる。様々な例では、基地局105は、有線またはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134(たとえば、X1など)を通じて、別の基地局105と直接的にまたは間接的に(たとえば、コアネットワーク130を通じて)通信し得る。
[0197]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介して、少なくとも1つのUE115とワイヤレスに通信し得る。各基地局105は、それぞれの地理的カバレッジエリア110のための通信カバレッジを与え得る。いくつかの例では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、NodeB、eNodeB(eNB)、Home NodeB、Home eNodeB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局105のための地理的カバレッジエリア110は、カバレッジエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る(図示せず)。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプ(たとえば、マクロセル基地局またはスモールセル基地局)の基地局(たとえば、基地局105)を含み得る。異なる技術のための重複する地理的カバレッジエリア110があり得る。
[0198]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、Long Term Evolution(LTE)/LTE Advanced(LTE−A)ネットワークである。LTE/LTE−Aネットワークでは、evolved node B(eNB)という用語が、たとえば基地局105を表すために使用されることがあり、UEという用語が、たとえばUE115を表すために使用されることがある。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレッジを与える、異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各eNBまたは基地局105は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルのための通信カバレッジを与え得る。「セル」という用語は、文脈に応じて、基地局、基地局と関連付けられるキャリアもしくはコンポーネントキャリア、またはキャリアもしくは基地局のカバレッジエリア(たとえば、セクタなど)を表すために使用され得る3GPP(登録商標)用語である。
[0199]マクロセルは、たとえば、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーすることがあり、ネットワークプロバイダのサービスに加入している少なくとも1つのUE115による無制限アクセスを可能にすることがある。スモールセルは、マクロセルと同じまたは異なる(たとえば、免許、免許不要などの)周波数帯域で動作し得る、マクロセルと比較して低電力の基地局である。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセルと、フェムトセルと、マイクロセルとを含み得る。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーすることがあり、ネットワークプロバイダのサービスに加入している少なくとも1つのUE115による無制限アクセスを可能にすることがある。また、フェムトセルは、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることがあり、フェムトセルとの関連を有する少なくとも1つのUE115(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE115、自宅内のユーザのためのUE115など)による制限付きアクセスを提供することがある。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セル(たとえば、コンポーネントキャリア)をサポートし得る。
[0200]ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局105は同様のフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局105からの送信は時間的に概ね整合されることがある。非同期動作の場合、基地局105は異なるフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局105からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明される技法は、同期動作または非同期動作のいずれにも使用され得る。
[0201]少なくとも1つのUE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散していることがあり、各UE115は固定式または移動式であり得る。UE115は、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語を含むことがあり、またはそのように当業者によって呼ばれることがある。UE115は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
[0202]ワイヤレス通信システム100に示されている通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。通信リンク125の各々は1つまたは複数のキャリアを含むことがあり、ここで、各キャリアは、上で説明された様々な無線技術に従って変調された複数のサブキャリア(たとえば、異なる周波数の波形信号)からなる信号であり得る。各々の変調される信号は、異なるサブキャリア上で送られることがあり、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送することがある。通信リンク125は、周波数分割複信(FDD)動作を使用して(たとえば、対スペクトルリソースを使用して)、または時分割複信(TDD)動作を使用して(たとえば、不対スペクトルリソースを使用して)、双方向通信を送信し得る。FDD(たとえば、フレーム構造タイプ1)およびTDD(たとえば、フレーム構造タイプ2)のためのフレーム構造が定義され得る。
[0203]ワイヤレス通信システム100のいくつかの例では、基地局105またはUE115は、少なくとも1つの基地局105と少なくとも1つのUE115との間の通信品質と信頼性とを改善するために、アンテナダイバーシティ方式を利用するための複数のアンテナを含み得る。加えて、または代替的に、基地局105またはUE115は、同じまたは異なるコーディングされたデータを搬送する複数の空間層を送信するために、マルチパス環境を利用し得る多入力多出力(MIMO)技法を利用し得る。
[0204]ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたはキャリア上での動作、すなわち、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作と呼ばれることがある機能をサポートし得る。キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)、層、チャネルなどと呼ばれることもある。「キャリア」、「コンポーネントキャリア」、「セル」、および「チャネル」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。UE115は、キャリアアグリゲーションのために、複数のダウンリンクCCと1つまたは複数のアップリンクCCとで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、FDDコンポーネントキャリアとTDDコンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
[0205]様々な開示される例のいくつかに適応し得る通信ネットワークは、階層化されたプロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであることがあり、ユーザプレーン中のデータはIPに基づくことがある。無線リンク制御(RLC)層は、論理チャネルを通じて通信するためにパケットのセグメント化とリアセンブリとを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC)層は、優先度処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実行し得る。MAC層はまた、リンク効率を改善するために、MAC層において再送信を行うためにハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコル層は、UE115と少なくとも1つの基地局105との間のRRC接続の確立と構成と保守とを行い得る。RRCプロトコル層はまた、ユーザプレーンデータのための無線ベアラのコアネットワーク130によるサポートのために使用され得る。物理(PHY)層において、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
[0206]ワイヤレス通信システム100内で、RLC層は、より高次の層(たとえば、RRCおよびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP))をより低次の層(たとえば、MAC層)に接続し得る。基地局105またはUE115の中のRLCエンティティは、送信パケットが(MAC層トランスポートブロックサイズに対応する)適切なサイズのブロックへと編成されることを保証し得る。入来するデータパケット(すなわち、PDCPまたはRRCサービスデータユニット(SDU))が送信には大きすぎる場合、RLC層は、入来するデータパケットをいくつかのより小さいRLCプロトコルデータユニット(PDU)にセグメント化し得る。入来するパケットが小さすぎる場合、RLC層は、それらのパケットのいくつかを連結して単一のより大きいRLC PDUにし得る。各RLC PDUは、データをどのようにリアセンブルするかについての情報を含むヘッダを含み得る。
[0207]RLC層はまた、パケットが確実に送信されることを保証し得る。送信機は、インデックス付けされたRLC PDUのバッファを保持し、対応する肯定応答(ACK)を受信するまで各PDUの再送信を続け得る。いくつかの場合、送信機は、どのPDUが受信されているかを決定するためにポール要求(Poll Request)を送信することがあり、受信機はステータス報告(Status Report)により応答することがある。MAC層のHARQとは異なり、RLC自動再送要求(ARQ)は、前方誤り訂正機能を含まないことがある。RLCエンティティは、3つのモードのうちの1つにおいて動作し得る。肯定応答済モード(AM:acknowleged mode)、未肯定応答モード(UM:unacknowledged mode)、およびTMにおいて。AMでは、RLCエンティティは、セグメント化/連結とARQとを実行し得る。このモードは、遅延に寛容な送信または誤りに感受性のある送信に適していることがある。UMでは、RLCエンティティは、セグメント化/連結を実行するがARQを実行しないことがある。これは、遅延に感受性のあるトラフィックまたは誤りに寛容なトラフィック(たとえば、voice over Long Term Evolution(VoLTE))に適していることがある。透過モード(TM:transparent mode)はデータのバッファリングだけを実行し、連結/セグメント化もARQも含まない。TMは、ブロードキャスト制御情報(たとえば、マスター情報ブロック(MIB)およびシステム情報ブロック(SIB))と、ページングメッセージと、RRC接続メッセージとを送信するために主に使用され得る。一部の送信は、RLC(たとえば、ランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブルおよび応答)を伴わずに送信され得る。
[0208]いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、情報を送信するために要するリソースの量を減らすために、データ圧縮技法を使用することがある。1つのそのような技法が進化型データ圧縮方式(eDCS)であり、これは、以前の送信されたパケットに基づいてパケットヘッダおよびペイロードの圧縮を実行することを含み得る。この圧縮は、様々なトラフィックタイプに対して適用されることがあり、圧縮を実行しないこと、ヘッダのみの圧縮を実行すること、またはヘッダのペイロードの両方の圧縮を実行することに動的に関与することがある。eDCSは、UE115およびeNB150において、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層で実装され得る。eDCSは、PDCP層および他のより高次の層におけるヘッダおよびペイロードの圧縮を可能にし得る。eDCSは、ワイヤレス通信システム100が、より高い帯域幅とより多数のUE115とを収容することによって、より大きいシステム容量を有することを可能にし得る。eDCSはまた、各UE115がより高いレートで日付を受信して送信することを可能にし得る。
[0209]UE115は、eNB150へのチャネルを通じた送信が保留中であるデータの量を伝えるために、バッファステータス報告(BSR)を使用し得る。eDCSでは、保留中のデータは、圧縮されていないパケット、圧縮されたパケット、または圧縮されたパケットと圧縮されていないパケットの組合せを含み得る。BSRは、UEの RLC PDUに基づき得る。BSRは、基地局105への最初の送信の試行のためのより低次の層に運ばれていないパケットを考慮し得る。RLCのフラグメント化の場合、BSRはまだ送信されていないフラグメントを考慮し得る。BSRはまた、送信を試行したが否定応答(NACK)RLCメッセージに終わり、再送信が保留中であるパケットを考慮し得る。
[0210]基地局105は、UE115からBSRを受信し得る。基地局105は、UE115のためのグラントサイズとグラント割当て頻度とを決定するために、受信されたBSRを使用し得る。グラントサイズは、UE115における送信が保留中である圧縮されていないパケット、圧縮されたパケット、または圧縮されたパケットと圧縮されていないパケットの組合せのサイズに基づき得る。基地局105は次いで、グラントをUE115に送信することができ、UE115は、1つまたは複数の圧縮されたパケットまたは圧縮されていないパケットを送信することに進むことができる。
[0211]いくつかの場合、UE115は、あるソース基地局からターゲット基地局へのハンドオーバーを経験することがある。これらの場合、BSR情報は、基地局105間で移送されないことがある。代わりに、UE115は、ハンドオーバーが完了した後で新たなBSRをターゲット基地局に送信し得る。
[0212]ワイヤレス通信システム100のWi−Fi(登録商標)ネットワークを参照すると、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント135、135−Aは、1つまたは複数の通信リンク145を通じて、1つまたは複数のWLANアクセスポイントアンテナを介してWLAN局140、140−Aとワイヤレスに通信することができる。いくつかの例では、WLANアクセスポイント135、135−Aは、米国電気電子学会(IEEE)規格802.11(たとえば、IEEE規格802.11a、IEEE規格802.11n、またはIEEE規格802.11ac)などの、1つまたは複数のWi−Fi通信規格を使用して、WLAN局140、140−Aと通信し得る。
[0213]いくつかの例では、WLAN局140、140−Aは、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータなどであってよい。いくつかの例では、装置は、UE115、115−Aと、WLAN局140、140−Aの両方の態様を含むことがあり、そのような装置は、第1の無線アクセス技術(RAT)(たとえば、1つのセルラーRATまたは複数のセルラーRAT)を使用して、少なくとも1つの基地局105、105−Aと通信し、第2のRAT(たとえば、1つのWi−Fi RATまたは複数のWi−Fi RAT)を使用して、1つまたは複数のWLANアクセスポイント135、135−Aと通信することができる。
[0214]いくつかの例では、少なくとも1つの基地局105、105−A、および少なくとも1つのUE115、115−Aは、免許無線周波数スペクトル帯域および/または免許不要無線周波数スペクトル帯域を通じて通信することができ、一方でWLANアクセスポイント135、135−A、およびWLAN局140、140−Aは、免許不要無線周波数スペクトル帯域を通じて通信することができる。免許不要無線周波数スペクトル帯域はしたがって、基地局105、105−A、UE115、115−A、WLANアクセスポイント135、135−A、および/またはWLAN局140、140−Aによって共有され得る。
[0215]図1Aに示されているコンポーネントの数および配置は、例として与えられている。実際には、ワイヤレス通信システム100は、追加のデバイス、より少数のデバイス、異なるデバイス、または図1Aに示されているものとは異なるように配置されたデバイスを含み得る。加えて、または代替的に、ワイヤレス通信システム100のデバイスのセット(たとえば、1つまたは複数のデバイス)が、ワイヤレス通信システム100のデバイスの別のセットによって実行されるものとして説明される1つまたは複数の機能を実行し得る。
[0216]図1Bは、本開示の様々な態様による、LTEネットワークアーキテクチャにおける例示的なアクセスネットワーク101を示す。示されるように、アクセスネットワーク101は、セルラー領域(セル)160の対応するセットにサービスする少なくとも1つのeNB150と、対応する少なくとも1つのセル180にサービスする少なくとも1つの低電力eNB170と、少なくとも1つのUE190とを含み得る。
[0217]各eNB150は、それぞれのセル160に割り当てられることがあり、アクセスポイントをRANに提供するために構成されることがある。たとえば、eNB150は、UE190のためのアクセスポイントを無線アクセスネットワーク(RAN)に提供することがある(たとえば、eNB150は図1Aに示される基地局105に対応することがある)。UE190は図1Aに示されるUE115に対応することがある。図1Bは例示的なアクセスネットワーク101のための集中型のコントローラを示さないが、アクセスネットワーク101はいくつかの態様では集中型のコントローラを使用することがある。各eNB150は、無線ベアラ制御と、アドミッション制御と、モビリティ制御と、スケジューリングと、セキュリティと、ネットワーク接続性とを含む、無線関係の機能を実行し得る。
[0218]図1Bに示されるように、少なくとも1つの低電力eNB170が少なくとも1つのセル180にサービスすることがあり、セル180は少なくとも1つのeNB150によってサービスされる少なくとも1つのセル160と重複することがある。低電力eNB170は、図1Aに示される基地局105に対応することがある。低電力eNB170は、リモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)と呼ばれることがある。低電力eNB170は、フェムトセルeNB(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセルeNB、マイクロセルeNBなどを含み得る。
[0219]アクセスネットワーク101によって利用される変調方式および多元接続方式は、展開されている別個の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、直交周波数分割多重化(OFDM)がダウンリンク(DL)上で使用され、SC−FDMAがアップリンク(UL)上で使用される。本明細書で提示される様々な概念は、LTE適用例によく適していることがある。しかしながら、これらの概念は、他の変調技法および多元接続技法を利用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、Evolution−Data Optimized (EV−DO)またはUltra Mobile Broadband (UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを利用する。別の例として、これらの概念は、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形(たとえば、TD−SCDMA、TDMAを利用するGSM(登録商標)、E−UTRAなど)を利用するUTRA、UMB、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、OFDMを利用するFlash−OFDMなどに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。利用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、具体的な適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存する。
[0220]図1Bに示されているデバイスおよびセルの数および配置は、例として与えられている。実際には、追加のデバイスおよび/もしくはセル、より少数のデバイスおよび/もしくはセル、異なるデバイスおよび/もしくはセル、または図1Bに示されるものとは異なるように配置されたデバイスおよび/もしくはセルがあり得る。さらに、図1Bに示される2つ以上のデバイスは単一のデバイス内で実装されることがあり、または図1Bに示される単一のデバイスは複数の分散されたデバイスとして実装されることがある。加えて、または代替的に、図1Bに示されるデバイスのセット(たとえば、1つまたは複数のデバイス)が、図1Bに示されるデバイスの別のセットによって実行されるものとして説明される1つまたは複数の機能を実行することがある。
[0221]図2は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるパケットバッファ200の例を示す。パケットバッファ200は、とりわけ、図1Aを参照して上で説明されたUE115などのUEに含まれ得る。
[0222]UEは、圧縮されていないバッファ205および圧縮されたバッファ210などの、外に向かうパケットに対して2つの異なるパケットバッファを維持し得る。圧縮されていないバッファ205は、少なくとも1つの圧縮されていないパケット215を含み得る。各々の圧縮されていないパケット215は、圧縮されていないサイズ220を有し得る。圧縮されていないバッファ205のコンテンツ(たとえば、圧縮されていないパケット215)は、圧縮されていないコンテンツサイズ225と関連付けられ得る。圧縮されたバッファ210は、少なくとも1つの圧縮されていないパケット215に対応する少なくとも1つの圧縮されたパケット230を含み得る。圧縮されたパケット230の各々は、圧縮されたサイズ235を有し得る。圧縮されたバッファ210のコンテンツ(たとえば、圧縮されたパケット230)は、圧縮されたコンテンツサイズ240と関連付けられ得る。
[0223]圧縮されていないバッファ205は、上層から受信され、最初の送信のためにMAC層に渡されていない、少なくとも1つの圧縮されていないパケット215を含み得る。RLC肯定応答モード(AM)ベアラでは、圧縮されていないバッファ205の中の圧縮されていないパケット215は、圧縮されていないパケット215が、とりわけ図1Aを参照して上で説明されたeNB150などの受信機によって肯定応答されるとき、圧縮されていないバッファ205から削除され得る。圧縮されていないパケット215は、圧縮されていないパケット215自体が受信機によってRLC肯定応答される場合、肯定応答されたと見なされ得る。圧縮されていないパケット215はまた、すべての以前のPDCPシーケンス番号に対応するパケット(圧縮されたまたは圧縮されていない)が受信機によってRLC肯定応答される場合、肯定応答されたと見なされ得る。
[0224]いくつかの場合、圧縮されていないパケット215は、その圧縮されていないパケット215に対するRLC肯定応答だけに基づいて、肯定応答されたと見なされ得る。これらの場合、肯定応答されるべきすべての以前のPDCPシーケンス番号を考慮せずに、圧縮されていないバッファ205から圧縮されていないパケット215を削除することは、送信機と受信機との間の同期が失われて受信機に伝播されていないRLCウィンドウ中の穴がある場合、復元不可能なパケットロスを引き起こし得る。
[0225]RLC未肯定応答モード(UM)ベアラでは、圧縮されていないパケット215は、圧縮されていないパケット215に対応する1つまたは複数の圧縮されたパケット230が受信機(たとえば、eNB150)に送信されるとき、圧縮されていないバッファ205から削除され得る。代替的に、RLC AMベアラとRLC UMベアラの両方において、圧縮されていないパケット215は、圧縮されていないパケット215が圧縮されたバッファ210へと圧縮されるとき、圧縮されていないバッファ205から削除され得る。圧縮時に圧縮されていないバッファ205から圧縮されていないパケット215を削除することで、eDCSに対するメモリ要件を下げることができる。しかしながら、圧縮時に圧縮されていないバッファ205から圧縮されていないパケット215を削除することは、送信機と受信機との間の同期が失われて受信機に伝播されていないRLCウィンドウ中の穴がある場合、(RLC AMベアラに対しても)復元不可能なパケットロスを引き起こし得る。
[0226]圧縮されたバッファ210の中の圧縮されたパケット230は各々、圧縮されていないバッファ205の中の圧縮されていないパケット215から生成されていることがあり、圧縮されていないバッファ205の中の圧縮されていないパケット215に対応することがある。圧縮アルゴリズムは、トラフィック特性に応じて様々な圧縮利得を与え得る。パケット圧縮の処理コストが原因で、少なくとも1つの圧縮されていないパケット215の圧縮はオフラインで実行され得る。圧縮されたバッファ210は、(圧縮されたまたは圧縮されていない)パケットを送信するためのグラントを受信する前に圧縮されたパケット230を記憶するための別個の位置として、UEによって使用され得る。グラントが受信される時間までに、またはグラントが使用されることが可能になる時間(たとえば、グラントの受信から4送信時間間隔(TTI)後)までに、さらなる圧縮されていないパケット215が上層から受信されることがあり、圧縮されたバッファ210へと圧縮されることがある。
[0227]UEがBSRを生成するためにパケットバッファ200のコンテンツを評価するとき、圧縮されたバッファ210は、圧縮されていないバッファ205の中の圧縮されていないパケット215の断片だけに対応する、圧縮されたパケット230を含み得る。これらの場合、UEは、UEが圧縮されていないコンテンツサイズ225だけを使用するとすれば、BSRを過大評価することがある。BSRの過大評価はパディングにつながることがあり、これは、さらなるグラントをUEに割り当てる際のeNBのスケジューリングの挙動に影響することがある。あるいは、UEが圧縮されたコンテンツサイズ240だけを使用する場合、UEはBSRを過小評価することがある。BSRの過小評価により、UEがeNBからの余計なグラントを要求するようになることがあり、これは、余計なBSRを送信するための余計な帯域幅のオーバーヘッドと、UEがeNBからの余計なグラントを待機する間の送信の遅延とを引き起こすことがある。様々なトラフィック特性によって引き起こされる圧縮利得の変動により、圧縮されたコンテンツサイズ240に対する固定されたBSR調整は効果的ではないことがある。したがって、eDCSでは、BSRの評価は、圧縮されていないコンテンツサイズ225と圧縮されたコンテンツサイズ240の組合せに基づき得る。
[0228]上の説明はUEの中にあるものとしてパケットバッファ200を説明したが、パケットバッファ200は、基地局またはeNBなどの任意の送信デバイスの中にあることを理解されたい。同様に、任意の送信デバイスがBSRを生成し得ることを理解されたい。
[0229]図3は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるバッファステータス報告(BSR)のためのプロセスフロー300の例を示す。プロセスフロー300はUE115−aを含むことがあり、これは、とりわけ図1Aを参照して上で説明されたUE115の例であり得る。プロセスフロー300は基地局105−aも含むことがあり、これは、とりわけ図1Aを参照して上で説明された基地局105の例であり得る。
[0230]ステップ305において、UE115−aがBSRを生成し得る。BSRは、圧縮されたバッファコンテンツと圧縮されていないバッファコンテンツの組合せに基づき得る。圧縮されたバッファが圧縮されたパケットを含む場合、圧縮されたサービスデータユニット(SDU)サイズが、BSRを決定する際に使用され得る。この場合、BSRは、圧縮されていないバッファの中の圧縮されたパケットの圧縮されていないコピーを考慮しないことがある。圧縮されていないバッファが圧縮されていないパケットを含む場合、圧縮されていないSDUサイズが、BSRを決定する際に使用され得る。BSRは次いで、ステップ310において基地局105−aに送信され得る。
[0231]基地局105−aは、UE115−aのためのグラントサイズとグラント割当て頻度とを決定するために、BSRを使用し得る。ステップ310において、基地局105−aは、グラント情報をUE115−aに送信し得る。
[0232]グラント情報に基づいて、UE115−aは、ステップ320において、1つまたは複数のパケットを基地局105−aに送信する。送信されるパケットは、圧縮されたパケット、圧縮されていないパケット、または圧縮されたパケットと圧縮されていないパケットの組合せを含み得る。ステップ325において、基地局105−aは、各々の受信されたパケットに対する肯定応答(ACK)を送信し得る。
[0233]パケット(圧縮されたまたは圧縮されていない)が基地局105−aによって成功裏に肯定応答される場合、ステップ330において、パケットの圧縮されたコピーおよび圧縮されていないコピーが、対応するバッファから削除され得る。パケット自体が基地局105−aによってRLC肯定応答される場合、パケットは肯定応答されたと見なされ得る。すべての以前のPDCPシーケンス番号に対応するパケットが基地局105−aによってRLC肯定応答される場合も、パケットは肯定応答されたと見なされ得る。
[0234]UE115−aまたは基地局105−aは、RLC肯定応答されたが受信機ウィンドウの中の穴が原因で対応するバッファから削除されていないパケットを、考慮し得る。後続のBSRは、穴が原因で削除されていないRLC肯定応答されたパケットを、後続のBSR評価から省き得る。
[0235]eDCS圧縮が無効にされる、またはリセットされる場合、BSRは再評価されることがあり、新たなBSRが基地局105−aに送信されることがある。UE115−aの圧縮されたバッファが空である場合、BSRは圧縮されていないコンテンツサイズだけに基づくことがある。
[0236]いくつかの場合、ステップ305において、UE115−aは、圧縮されていないバッファの中のパケットの圧縮されたサイズの予測に基づいて、BSRを生成し得る。UE115−aは、対応する圧縮されていないパケットのサイズと圧縮されたパケットのサイズを比較することによって、予想される圧縮利得を計算し得る。これらの場合、BSRは、予想される圧縮利得によって乗じられた圧縮されていないコンテンツサイズに基づき得る。
[0237]UE115−aは、後続のパケット圧縮からの情報を使用して、予想される圧縮利得を更新し得る。圧縮利得は、パケットごとに移動平均式を使用して更新され得る。圧縮利得(CG:compression gain)は、eDCSの初期に所定の値に設定され得る。たとえば、圧縮利得は、eDCSが開始されるとき、1という値に設定され得る。初期CGは次いで、次のように更新され得る。
圧縮利得は、様々なパケットグループに基づいて計算され得る。たとえば、圧縮利得は、ベアラごとまたはフローごとに計算されることがある。代替的に、eDCSが有効にされたすべてのベアラに対して、1つの圧縮利得が計算されることがある。代替的に、UE115−aの中のすべてのアクティブベアラに対して、1つの圧縮利得が計算されることがある。
[0238]eDCSが無効にされる、またはリセットされる場合、圧縮利得は初期の所定の値にリセットされ得る(たとえば、CG=1)。UE115−aがターゲットeNBへのハンドオーバーを経験する場合も、圧縮利得は初期の所定の値にリセットされ得る(たとえば、CG=1)。圧縮利得が1という値にリセットされるとき、ターゲットeNBに送信される、得られるBSRは、圧縮されていないバッファの全体の圧縮されていないコンテンツのサイズを反映し得る。
[0239]代替的に、UE115−aがターゲットeNBへのハンドオーバーを経験するとき、圧縮利得は、圧縮されていないバッファおよび圧縮されたバッファの現在のコンテンツサイズに基づいて、次のように初期化され得る。
ここで、Ncは圧縮されたバッファ中のパケットの数であり、Nuは圧縮されていないバッファ中のパケットの数である。圧縮利得は次いで、式1に従ってパケットごとに更新され得る。
[0240]上の説明は、UEがBSRを生成してパケットを基地局に送信することを説明するが、本技法は、任意の受信デバイスにパケットを送信する任意の送信デバイスに適用され得ることを理解されたい。
[0241]図4は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるバッファステータス報告(BSR)のための別のプロセスフロー400の例を示す。プロセスフロー400はUE115−bを含むことがあり、これは、とりわけ図1Aを参照して上で説明されたUE115の例であり得る。プロセスフロー400は基地局105−bも含むことがあり、これは、とりわけ図1Aを参照して上で説明された基地局105の例であり得る。
[0242]ステップ405において、UE115−bがBSRを生成し得る。BSRは、圧縮されていないバッファコンテンツだけに基づき得る。UE115−bは次いで、ステップ410において、BSRを基地局105−bに送信し得る。基地局105−bは、ステップ415において、BSRに基づいて初期グラントを決定し、初期グラントをUEに送信し得る。初期グラントは圧縮されたバッファのコンテンツを正しく考慮していないことがあり、それは、BSRが圧縮されていないバッファのコンテンツだけに基づいていたからである。
[0243]ステップ415において、UE115−bは、初期グラントに応答して、1つまたは複数の圧縮されたパケットを基地局105−bに送信し得る。基地局105−bは次いで、受信された圧縮されたパケットに対応する圧縮されていないパケットのサイズを比較することによって、ステップ425において、推定される圧縮利得を決定し得る。基地局105−bはまた、初期グラントを埋めるためにUEによって使用されるパディングサイズを考慮し得る。基地局105−aは、受信される後続の圧縮されたまたは圧縮されていないパケットからの情報を使用して、推定される圧縮利得を更新し続け得る。圧縮利得(CG)は、式1を使用して、パケットごとに移動平均式を使用して更新され得る。基地局105−bによって使用される圧縮利得は、eDCSが開始されるとき、所定の値により初期化され得る(たとえば、CG=1)。
[0244]いくつかの例では、基地局105−bは、異なるパケットグループに基づいて圧縮利得を計算し得る。たとえば、圧縮利得は、ベアラごとまたはフローごとに計算されることがある。代替的に、eDCSが有効にされたすべてのベアラに対して、1つの圧縮利得が計算されることがある。代替的に、UE115−bの中のすべてのアクティブベアラに対して、1つの圧縮利得が計算されることがある。
[0245]eDCSが無効にされる、またはリセットされる場合、圧縮利得は初期の所定の値にリセットされ得る(たとえば、CG=1)。基地局105−bがハンドオーバー手順におけるターゲットeNBである場合も、圧縮利得は初期の所定の値にリセットされ得る(たとえば、CG=1)。代替的に、基地局105−bは、X2インターフェースを通じてソースeNBから圧縮利得を受信することがあり、受信された圧縮利得を初期値として使用することがある。他の例では、UE115−bは圧縮利得情報を基地局105−bに送信することがあり、基地局105−bはUE115−bから受信された圧縮利得情報に基づいて圧縮利得をある値に初期化することがある。圧縮利得が初期化されると、推定される圧縮利得が次いで、式1に従ってパケットごとに更新され得る。
[0246]ステップ430において、基地局105−bは、推定される圧縮利得に基づいてBSRをアジャスツし得る。たとえば、基地局105−bは、元のグラントサイズを推定される圧縮利得と乗じることによって、BSRを調整し得る。基地局105−bは次いで、調整されたBSRに基づいて、ステップ435において、更新されたグラントをUE115−bに割り当て得る。
[0247]更新されたグラント情報に基づいて、UE115−bは、ステップ440において、1つまたは複数の追加のパケットを基地局105−bに送信する。追加のパケットは、圧縮されたパケット、圧縮されていないパケット、または圧縮されたパケットと圧縮されていないパケットの組合せを含み得る。ステップ445において、基地局105−bは、各々の受信されたパケットに対する肯定応答(ACK)を送信し得る。
[0248]パケット(圧縮されたまたは圧縮されていない)が基地局105−bによって成功裏に肯定応答される場合、ステップ450において、パケットの圧縮されたコピーおよび圧縮されていないコピーが、対応するバッファから削除され得る。パケット自体が基地局105−bによってRLC肯定応答される場合、パケットは肯定応答されたと見なされ得る。すべての以前のPDCPシーケンス番号に対応するパケットが基地局105−bによってRLC肯定応答される場合も、パケットは肯定応答されたと見なされ得る。
[0249]UE115−bまたはeNB150−bは、RLC肯定応答されたが受信機ウィンドウの中の穴が原因で対応するバッファから削除されていないパケットを、考慮し得る。UE115−bからの、または基地局105−aによって調整された、後続のBSRは、穴が原因で削除されていないRLC肯定応答されたパケットを省き得る。
[0250]上の説明は、UEがBSRを生成してパケットを基地局に送信することを説明するが、本技法は、任意の受信デバイスにパケットを送信する任意の送信デバイスに適用され得ることを理解されたい。
[0251]図5は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるバッファステータス報告(BSR)のために構成されたワイヤレスデバイス500のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス500は、図1、図3、または図4を参照して説明されたUE115の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス500は、受信機505、eDCS BSRコンポーネント510、または送信機515を含み得る。ワイヤレスデバイス500はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0252]受信機505は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルと関連付けられる制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、および進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告に関する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、eDCS BSRコンポーネント510に、およびワイヤレスデバイス500の他のコンポーネントに受け渡され得る。
[0253]eDCS BSRコンポーネント510は、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定し、圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定し、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズおよび圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを生成し得る。
[0254]送信機515は、ワイヤレスデバイス500の他のコンポーネントから受信された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機515は、送受信機コンポーネントにおいて受信機505と併置され得る。送信機515は単一のアンテナを含むことがあり、または送信機515は複数のアンテナを含むことがある。
[0255]図6は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるバッファステータス報告(BSR)のためのワイヤレスデバイス600のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス600は、図1、または図3〜図5を参照して説明されたワイヤレスデバイス500またはUE115の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス600は、受信機505−a、eDCS BSRコンポーネント510−a、または送信機515−aを含み得る。ワイヤレスデバイス600は、プロセッサも含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。eDCS BSRコンポーネント510−aはまた、圧縮されていないバッファコンポーネント605と、圧縮されたバッファコンポーネント610と、BSRコンポーネント615とを含み得る。
[0256]受信機505−aは、eDCS BSRコンポーネント510−aに受け渡され得る情報を受信し得る。eDCS BSRコンポーネント510−aは、図5を参照して上で説明された動作を実行し得る。送信機515−aは、ワイヤレスデバイス600の他のコンポーネントから受信された信号を送信し得る。
[0257]圧縮されていないバッファコンポーネント605は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定し得る。圧縮されていないバッファコンポーネント605はまた、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズを決定し得る。
[0258]圧縮されたバッファコンポーネント610は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定し得る。
[0259]BSRコンポーネント615は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズおよび圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを生成し得る。BSRコンポーネント615はまた、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、後続のBSRを生成し得る。いくつかの例では、BSRを生成することは、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを圧縮利得によってスケーリングすることを含み得る。BSRコンポーネント615はまた、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを生成し得る。
[0260]図7は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるバッファステータス報告(BSR)のためのワイヤレスデバイス500またはワイヤレスデバイス600のコンポーネントであり得る、eDCS BSRコンポーネント510−bのブロック図700を示す。eDCS BSRコンポーネント510−bは、図5〜図6を参照して説明されたeDCS BSRコンポーネント510の態様の例であり得る。eDCS BSRコンポーネント510−bは、圧縮されていないバッファコンポーネント605−aと、圧縮されたバッファコンポーネント610−aと、BSRコンポーネント615−aとを含み得る。これらのコンポーネントの各々が、図6を参照して上で説明された機能を実行し得る。eDCS BSRコンポーネント510−bはまた、パケット分析コンポーネント705と、ACKコンポーネント710と、圧縮されたバッファ制御コンポーネント715と、圧縮されていないバッファ制御コンポーネント720と、RLC ACKコンポーネント725と、PDCPシーケンスACKコンポーネント730と、パケットストリームコンポーネント735と、BSR調整コンポーネント740と、DCS制御コンポーネント745と、圧縮利得コンポーネント750と、BSR制御コンポーネント755とを含み得る。
[0261]パケット分析コンポーネント705は、圧縮されていないバッファのコンテンツおよび圧縮されたバッファのコンテンツに少なくとも一部基づいて、パケットが圧縮されていないか圧縮されているかを決定し得る。いくつかの例では、図2〜図3を参照して上で説明されたように、BSRは、パケットが圧縮されていない場合には圧縮されていないSDUサイズに、またはパケットが圧縮されている場合には圧縮されたSDUサイズに、少なくとも一部基づいて生成され得る。パケット分析コンポーネント705はまた、後続の圧縮されていないパケットと対応する後続の圧縮されたパケットを比較し得る。
[0262]ACKコンポーネント710は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、成功裏に受信されたパケットを示す肯定応答を受信し得る。ACKコンポーネント710はまた、成功裏に受信された圧縮されたパケットを示す肯定応答を受信し得る。
[0263]圧縮されたバッファ制御コンポーネント715は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されたバッファからパケットの圧縮されたコピーを削除し得る。圧縮されたバッファ制御コンポーネント715はまた、圧縮されたバッファのコンテンツを削除し得る。圧縮されたバッファ制御コンポーネント715はまた、圧縮されていないパケットに対応する圧縮されたバッファの中の圧縮されたパケットを特定し得る。圧縮されたバッファ制御コンポーネント715はまた、後続の圧縮されていないパケットに対応する圧縮されたバッファの中の後続の圧縮されたパケットを特定し得る。圧縮されたバッファ制御コンポーネント715はまた、圧縮されたバッファから圧縮されたパケットを削除し得る。
[0264]圧縮されていないバッファ制御コンポーネント720は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファからパケットの圧縮されていないコピーを削除し得る。圧縮されていないバッファ制御コンポーネント720はまた、圧縮されていないバッファが圧縮されていないパケットを含むと決定し得る。圧縮されていないバッファ制御コンポーネント720はまた、圧縮されていないバッファの中の後続の圧縮されていないパケットを特定し得る。圧縮されていないバッファ制御コンポーネント720はまた、圧縮されていないバッファから圧縮されていないパケットを削除し得る。
[0265]ACKを受信することが、図2〜図4を参照して上で説明されたように、送信されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを含み得るように、RLC ACKコンポーネント725が構成され得る。いくつかの例では、肯定応答を受信することは、圧縮されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを備える。
[0266]ACKを受信することが、図2〜図4を参照して上で説明されたように、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを含み得るように、PDCPシーケンスACKコンポーネント730が構成され得る。いくつかの例では、肯定応答を受信することは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを備える。
[0267]パケットストリームコンポーネント735は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットが受信機ウィンドウの中の穴に対応すると決定し得る。いくつかの場合、BSR調整コンポーネント740は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、後続のBSRから送信されたパケットを省き得る。
[0268]DCS制御コンポーネント745は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定し得る。DCS制御コンポーネント745はまた、データ圧縮方式が無効にされている、またはリセットされていると決定し得る。
[0269]圧縮利得コンポーネント750は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないパケットおよび対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定し得る。いくつかの例では、圧縮利得を決定することは、圧縮されていないパケットのサイズを決定することと、対応する圧縮されたパケットのサイズを決定することと、圧縮されていないパケットのサイズを対応する圧縮されたパケットのサイズと比較することとを含み得る。圧縮利得コンポーネント750はまた、後続の圧縮されていないパケットと対応する後続の圧縮されたパケットとの比較に少なくとも一部基づいて、圧縮利得を調整し得る。圧縮利得をイン調整することは、たとえば、圧縮されていないパケット、対応する圧縮されたパケット、後続の圧縮されていないパケット、および対応する後続の圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得の平均を決定することを含み得る。
[0270]いくつかの例では、圧縮利得を決定することは、ベアラに少なくとも一部基づいて圧縮利得を決定することを含み得る。いくつかの例では、圧縮利得を決定することは、データ圧縮が有効にされたすべてのベアラのための圧縮利得を決定することを含み得る。ベアラは、UEのすべてのアクティブベアラを含み得る。圧縮利得コンポーネント750はまた、所定の値を圧縮利得に割り当て得る。圧縮利得コンポーネント750はまた、所定の値に圧縮利得を初期化し得る。加えて、または代替的に、BSR制御コンポーネント755は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮利得に少なくとも一部基づいてBSRを生成し得る。
[0271]通信バス760は、eDCS BSRコンポーネント510−cのコンポーネントの各々が、互いに直接または間接的に通信することを可能にし得る。ワイヤレスデバイス500、ワイヤレスデバイス600、またはeDCS BSRコンポーネント510−bのコンポーネントは各々、適用可能な機能の一部またはすべてをハードウェアで実行するように適応された少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて、個々にまたは集合的に実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、少なくとも1つのIC上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または別のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0272]図8は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のために構成されたUE115を含むシステム800の図を示す。システム800はUE115−cを含むことがあり、これは、図1または図3〜図7を参照して説明された、ワイヤレスデバイス500、ワイヤレスデバイス600、またはUE115の例であり得る。UE115−cはeDCS BSRコンポーネント810を含むことがあり、これは、図5〜図7を参照して説明されたeDCS BSRコンポーネント510の例であり得る。UE115−cはデフォルト825も含み得る。UE115−cは、通信を送信するためのコンポーネントと通信を受信するためのコンポーネントとを含む、双方向の音声およびデータ通信のためのコンポーネントも含み得る。たとえば、UE115−cは、基地局105−cまたはUE115−dと双方向に通信し得る。
[0273]UE115−cはまた、プロセッサモジュール805と、(ソフトウェア(SW)820を含む)メモリ815と、送受信機コンポーネント835と、1つまたは複数のアンテナ840とを含むことがあり、これらの各々が、(たとえば、バス845を介して)直接または間接的に、互いに通信することがある。送受信機コンポーネント835は、上で説明されたように、アンテナ840または有線リンクもしくはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信し得る。たとえば、送受信機コンポーネント835は、基地局105または別のUE115と双方向に通信し得る。送受信機コンポーネント835は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ840に与え、アンテナ840から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。UE115−cは、単一のアンテナ840を含み得るが、UE115−cはまた、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能な少なくとも1つの単一のアンテナ840を有し得る。
[0274]メモリ815は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ815は、実行されるとプロセッサコンポーネント805に本明細書で説明される様々な機能(たとえば、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告など)を実行させる命令を含む、コンピュータ可読のコンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード820を記憶し得る。代替的に、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード820は、プロセッサコンポーネント805によって直接に実行可能ではないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されると)コンピュータに本明細書で説明される機能を実行させることがある。プロセッサコンポーネント805は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなど)を含み得る。
[0275]図9は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のために構成されたワイヤレスデバイス900のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス900は、図1または図3〜図8を参照して説明された基地局105の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス900は、受信機905、基地局eDCS BSRコンポーネント910、または送信機915を含み得る。ワイヤレスデバイス900はまた、プロセッサを含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0276]受信機905は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルと関連付けられる制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、および進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告に関する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、基地局eDCS BSRコンポーネント910に、およびワイヤレスデバイス900の他のコンポーネントに受け渡され得る。いくつかの例では、受信機905は、UEから圧縮されたパケットを受信し得る。いくつかの例では、受信機905は、UEから圧縮情報を受信し得る。
[0277]基地局eDCS BSRコンポーネント910は、UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいてBSRを受信し、UEから圧縮されたパケットを受信し、圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定し、圧縮利得に少なくとも一部基づいて、受信されたBSRを調整し、調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントをUEに割り当て得る。
[0278]送信機915は、ワイヤレスデバイス900の他のコンポーネントから受信された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機915は、送受信機コンポーネントにおいて受信機905と併置され得る。送信機915は単一のアンテナを含むことがあり、または送信機915は複数のアンテナを含むことがある。
[0279]図10は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のためのワイヤレスデバイス1000のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス1000は、図1、または図3〜図9を参照して説明されたワイヤレスデバイス900または基地局105の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス1000は、受信機905−a、基地局eDCS BSRコンポーネント910−a、または送信機915−aを含み得る。ワイヤレスデバイス1000は、プロセッサも含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。基地局eDCS BSRコンポーネント910−aはまた、BS BSRコンポーネント1005と、BS圧縮利得コンポーネント1010と、BS BSR調整コンポーネント1015と、グラント割当てコンポーネント1020とを含み得る。
[0280]受信機905−aは、基地局eDCS BSRコンポーネント910−aに受け渡され得る情報を受信し得る。基地局eDCS BSRコンポーネント910−aは、図9を参照して上で説明された動作を実行し得る。送信機915−aは、ワイヤレスデバイス1000の他のコンポーネントから受信された信号を送信し得る。
[0281]BS BSRコンポーネント1005は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを受信し得る。
[0282]BS圧縮利得コンポーネント1010は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定し得る。
[0283]BS BSR調整コンポーネント1015は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮利得に少なくとも一部基づいて、受信されたBSRを調整し得る。
[0284]グラント割当てコンポーネント1020は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントをUEに割り当て得る。
[0285]図11は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のためのワイヤレスデバイス900またはワイヤレスデバイス1000のコンポーネントであり得る、基地局eDCS BSRコンポーネント910−bのブロック図1100を示す。基地局eDCS BSRコンポーネント910−bは、図9〜図10を参照して説明された基地局eDCS BSRコンポーネント910の態様の例であり得る。基地局eDCS BSRコンポーネント910−bは、BS BSRコンポーネント1005−aと、BS圧縮利得コンポーネント1010−aと、BS BSR調整コンポーネント1015−aと、グラント割当てコンポーネント1020−aとを含み得る。これらのコンポーネントの各々が、図10を参照して上で説明された機能を実行し得る。基地局eDCS BSRコンポーネント910−bはまた、パディングサイズコンポーネント1105と、グラント調整コンポーネント1110と、BSパケット分析コンポーネント1115と、BS DCS制御コンポーネント1120と、局間通信コンポーネント1125とを含み得る。
[0286]パディングサイズコンポーネント1105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、以前のグラントを埋めるためにUEによって使用されるパディングサイズを決定し得る。いくつかの場合、受信されたバッファステータス報告を調整することが、図2〜図4を参照して上で説明されたように、受信されたBSRと関連付けられるグラントサイズを決定することと、圧縮利得によってグラントサイズをスケーリングすることとを含み得るように、グラント調整コンポーネント1110が構成され得る。
[0287]BSパケット分析コンポーネント1115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、UEから後続の圧縮されたパケットを受信し得る。いくつかの例では、BS DCS制御コンポーネント1120が、図2〜図4を参照して上で説明されたように、データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定し得る間。加えて、または代替的に、局間通信コンポーネント1125は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、バックホールリンクを介して、圧縮利得を基地局に送信し得る。
[0288]通信バス1130は、基地局eDCS BSRコンポーネントのコンポーネントの各々が、互いに直接または間接的に通信することを可能にし得る。ワイヤレスデバイス900、ワイヤレスデバイス1000、または基地局eDCS BSRコンポーネント910−bのコンポーネントは、適用可能な機能の一部またはすべてをハードウェアで実行するように適応された少なくとも1つのASICを用いて、個々にまたは集合的に実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、少なくとも1つのIC上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、または別のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0289]図12は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告のために構成された基地局105を含むシステム1200の図を示す。システム1200は基地局105−dを含むことがあり、これは、図1、図2、および図9〜図11を参照して説明された、ワイヤレスデバイス900、ワイヤレスデバイス1000、または基地局105の例であり得る。基地局105−dは基地局eDCS BSRコンポーネント1210を含むことがあり、これは、図9〜図11を参照して説明された基地局eDCS BSRコンポーネント910の例であり得る。基地局105−dは、通信を送信するためのコンポーネントと通信を受信するためのコンポーネントとを含む、双方向の音声およびデータ通信のためのコンポーネントも含み得る。たとえば、基地局105−dは、UE115−eまたはUE115−fと双方向に通信し得る。
[0290]いくつかの場合、基地局105−dは、1つまたは複数の有線バックホールリンクを有し得る。基地局105−dは、コアネットワーク130への有線バックホールリンク(たとえば、S1インターフェースなど)を有し得る。基地局105−dはまた、基地局間バックホールリンク(たとえば、X2インターフェース)を介して、基地局105−eおよび基地局105−fなどの、少なくとも1つの他の基地局105と通信し得る。基地局105の各々は、同じまたは異なるワイヤレス通信技術を使用して、少なくとも1つのUE115と通信し得る。いくつかの場合、基地局105−dは、基地局通信コンポーネント1225を利用して、105−eまたは105−fなどの他の基地局と通信し得る。いくつかの例では、基地局通信コンポーネント1225は、基地局105のいくつかの間の通信を行うために、LTE/LTE−Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを提供し得る。いくつかの例では、基地局105−dは、コアネットワーク130を通じて他の基地局と通信し得る。いくつかの場合、基地局105−dは、ネットワーク通信コンポーネント1230を通じてコアネットワーク130と通信し得る。
[0291]基地局105−dは、プロセッサコンポーネント1205と、(ソフトウェア(SW)1220を含む)メモリ1215と、送受信機コンポーネント1235と、アンテナ1240とを含むことがあり、これらの各々が、(たとえば、バスシステム1245を通じて)直接または間接的に、互いに通信していることがある。送受信機コンポーネント1235は、アンテナ1240を介して、マルチモードデバイスであり得るUE115と双方向に通信するように構成され得る。送受信機コンポーネント1235(または基地局105−dの他のコンポーネント)はまた、アンテナ1240を介して、1つまたは複数の他の基地局(図示せず)と双方向に通信するように構成され得る。送受信機コンポーネント1235は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1240に与え、アンテナ1240から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。基地局105−dは、各々が1つまたは複数の関連するアンテナ1240をもつ複数の送受信機コンポーネント1235を含み得る。
[0292]メモリ1215はRAMとROMとを含み得る。メモリ1215はまた、実行されると、プロセッサコンポーネント1210に本明細書で説明される様々な機能(たとえば、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告、カバレッジ拡張技法を選択すること、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含む、コンピュータ可読のコンピュータ実行可能ソフトウェアコード1220を記憶し得る。代替的に、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード1220は、プロセッサモジュール1205によって直接に実行可能ではないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されると、本明細書で説明された機能をコンピュータに実行させるように構成されることがある。プロセッサコンポーネント1205は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえばCPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサコンポーネント1205は、エンコーダ、待ち行列処理モジュール、ベースバンドプロセッサ、無線ヘッドコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)などの、様々な専用プロセッサを含み得る。
[0293]基地局通信コンポーネント1225は、少なくとも1つの他の基地局105との通信を管理し得る。通信管理コンポーネントは、少なくとも1つの他の基地局105と協働してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、基地局通信コンポーネント1225は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉緩和技法のための少なくとも1つのUE115への送信のために、スケジューリングを調整し得る。
[0294]図13は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるバッファステータス報告(BSR)のための方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、図1〜図12を参照して説明されたように、UE115またはそのコンポーネントによって実施され得る。たとえば、方法1300の動作は、図5〜図8を参照して説明されたように、eDCS BSRコンポーネント510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される態様機能を実行し得る。
[0295]ブロック1305において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1305の動作は、図6を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファコンポーネント605によって実行され得る。
[0296]ブロック1310において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1310の動作は、図6を参照して上で説明されたように、圧縮されたバッファコンポーネント610によって実行され得る。
[0297]ブロック1315において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたような、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズおよび圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを生成し得る。いくつかの例では、ブロック1315の動作は、図6を参照して上で説明されたように、BSRコンポーネント615によって実行され得る。
[0298]図14は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるバッファステータス報告(BSR)のための方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、図1〜図12を参照して説明されたように、UE115またはそのコンポーネントによって実施され得る。たとえば、方法1400の動作は、図5〜図8を参照して説明されたように、eDCS BSRコンポーネント510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される態様機能を実行し得る。方法1400はまた、図13の方法1300の態様を組み込み得る。
[0299]ブロック1405において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1405の動作は、図6を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファコンポーネント605によって実行され得る。
[0300]ブロック1410において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1410の動作は、図6を参照して上で説明されたように、圧縮されたバッファコンポーネント610によって実行され得る。
[0301]ブロック1415において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたような、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズおよび圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを生成し得る。いくつかの例では、ブロック1415の動作は、図6を参照して上で説明されたように、BSRコンポーネント615によって実行され得る。
[0302]ブロック1420において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファが圧縮されていないパケットを含むと決定し得る。いくつかの例では、ブロック1420の動作は、図7を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファ制御コンポーネント720によって実行され得る。
[0303]ブロック1425において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないパケットに対応する圧縮されたバッファの中の圧縮されたパケットを特定し得る。いくつかの例では、ブロック1425の動作は、図7を参照して上で説明されたように、圧縮されたバッファ制御コンポーネント715によって実行され得る。
[0304]ブロック1430において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないパケットおよび対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定し得る。いくつかの例では、ブロック1430の動作は、図7を参照して上で説明されたように、圧縮利得コンポーネント750によって実行され得る。
[0305]ブロック1435において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮利得に少なくとも一部基づいてBSRを生成し得る。いくつかの例では、ブロック1435の動作は、図7を参照して上で説明されたように、BSR制御コンポーネント755によって実行され得る。
[0306]図15は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるバッファステータス報告(BSR)のための方法1500を示すフローチャートを示す。方法1500の動作は、図1〜図12を参照して説明されたように、UE115またはそのコンポーネントによって実施され得る。たとえば、方法1500の動作は、図5〜図8を参照して説明されたように、eDCS BSRコンポーネント510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される態様機能を実行し得る。方法1500はまた、とりわけ、図13〜図14の方法1300および1400の態様を組み込み得る。
[0307]ブロック1505において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズと、圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズとを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1505の動作は、図6を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファコンポーネント605および圧縮されたバッファコンポーネント610によって実行され得る。
[0308]ブロック1510において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたような、圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズおよび圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを生成し得る。いくつかの例では、ブロック1510の動作は、図6を参照して上で説明されたように、BSRコンポーネント615によって実行され得る。
[0309]ブロック1515において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファが圧縮されていないパケットを含むと決定し得る。いくつかの例では、ブロック1515の動作は、図7を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファ制御コンポーネント720によって実行され得る。
[0310]ブロック1520において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないパケットに対応する圧縮されたバッファの中の圧縮されたパケットを特定し得る。いくつかの例では、ブロック1520の動作は、図7を参照して上で説明されたように、圧縮されたバッファ制御コンポーネント715によって実行され得る。
[0311]ブロック1525において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないパケットおよび対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定し得る。いくつかの例では、ブロック1525の動作は、図7を参照して上で説明されたように、圧縮利得コンポーネント750によって実行され得る。
[0312]ブロック1530において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮利得に少なくとも一部基づいてBSRを生成し得る。いくつかの例では、ブロック1530の動作は、図7を参照して上で説明されたように、BSR制御コンポーネント755によって実行され得る。
[0313]ブロック1535において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファの中の後続の圧縮されていないパケットと、後続の圧縮されていないパケットに対応する圧縮されたバッファの中の後続の圧縮されたパケットとを特定し得る。いくつかの例では、ブロック1535の動作は、図7を参照して上で説明されたように、圧縮されたバッファ制御コンポーネント715および圧縮されていないバッファ制御コンポーネント720によって実行され得る。
[0314]ブロック1540において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、後続の圧縮されていないパケットと、対応する後続の圧縮されたパケットとを比較し得る。いくつかの例では、ブロック1540の動作は、図7を参照して上で説明されたように、パケット分析コンポーネント705によって実行され得る。
[0315]ブロック1545において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、後続の圧縮されていないパケットと対応する後続の圧縮されたパケットとの比較に少なくとも一部基づいて、圧縮利得を調整し得る。いくつかの例では、ブロック1545の動作は、図7を参照して上で説明されたように、圧縮利得コンポーネント750によって実行され得る。
[0316]図16は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるバッファステータス報告(BSR)のための方法1600を示すフローチャートを示す。方法1600の動作は、図1〜図12を参照して説明されたように、UE115またはそのコンポーネントによって実施され得る。たとえば、方法1600の動作は、図5〜図8を参照して説明されたように、eDCS BSRコンポーネント510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される態様機能を実行し得る。方法1600はまた、とりわけ、図13〜図15の方法1300、1400、および1500の態様を組み込み得る。
[0317]ブロック1605において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1605の動作は、図6を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファコンポーネント605によって実行され得る。
[0318]ブロック1610において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファのコンテンツサイズに少なくとも一部基づいてBSRを生成し得る。いくつかの例では、ブロック1610の動作は、図6を参照して上で説明されたように、BSRコンポーネント615によって実行され得る。
[0319]ブロック1615において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、成功裏に受信された圧縮されたパケットを示す肯定応答を受信し得る。いくつかの例では、ブロック1615の動作は、図7を参照して上で説明されたように、ACKコンポーネント710によって実行され得る。
[0320]ブロック1620において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されたバッファから圧縮されたパケットを削除し得る。いくつかの例では、ブロック1620の動作は、図7を参照して上で説明されたように、圧縮されたバッファ制御コンポーネント715によって実行され得る。
[0321]ブロック1625において、UE115は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファから圧縮されていないパケットを削除し得る。いくつかの例では、ブロック1625の動作は、図7を参照して上で説明されたように、圧縮されていないバッファ制御コンポーネント720によって実行され得る。
[0322]図17は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるバッファステータス報告(BSR)のための方法1700を示すフローチャートを示す。方法1700の動作は、図1〜図12を参照して説明されたように、基地局105またはそのコンポーネントによって実施され得る。たとえば、方法1700の動作は、図9〜図12を参照して説明されたように、基地局eDCS BSRコンポーネント910によって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下で説明される機能を実行するように基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えて、または代替的に、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される態様機能を実行し得る。方法1700はまた、とりわけ、図13〜図16および図20の方法1300、1400、1500、1600、および2000の態様を組み込み得る。
[0323]ブロック1705において、基地局105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを受信し得る。いくつかの例では、ブロック1705の動作は、とりわけ、図1Aを参照して上で説明されたように、BS BSRコンポーネント1005によって実行され得る。
[0324]ブロック1710において、基地局105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、UEから圧縮されたパケットを受信し得る。いくつかの例では、ブロック1710の動作は、図9を参照して上で説明されたように、受信機905よって実行され得る。
[0325]ブロック1715において、基地局105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定し得る。いくつかの例では、ブロック1715の動作は、とりわけ、図1Aを参照して上で説明されたように、BS圧縮利得コンポーネント1010によって実行され得る。
[0326]ブロック1720において、基地局105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮利得に少なくとも一部基づいて、受信されたBSRを調整し得る。いくつかの例では、ブロック1720の動作は、とりわけ、図1Aを参照して上で説明されたように、BS BSR調整コンポーネント1015によって実行され得る。
[0327]ブロック1725において、基地局105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントをUEに割り当て得る。いくつかの例では、ブロック1725の動作は、とりわけ、図1Aを参照して上で説明されたように、グラント割当てコンポーネント1020によって実行され得る。
[0328]図18は、本開示の様々な態様による、進化型データ圧縮方式(eDCS)におけるバッファステータス報告(BSR)のための方法1800を示すフローチャートを示す。方法1800の動作は、図1〜図12を参照して説明されたように、基地局105またはそのコンポーネントによって実施され得る。たとえば、方法1800の動作は、図9〜図12を参照して説明されたように、基地局eDCS BSRコンポーネント910によって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下で説明される機能を実行するように基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えて、または代替的に、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される態様機能を実行し得る。方法1800はまた、とりわけ、図13〜図17および図20の方法1300、1400、1500、1600、1700、および2000の態様を組み込み得る。
[0329]ブロック1805において、基地局105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを受信し得る。いくつかの例では、ブロック1805の動作は、とりわけ、図1Aを参照して上で説明されたように、BS BSRコンポーネント1005によって実行され得る。
[0330]ブロック1810において、基地局105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、UEから圧縮されたパケットを受信し得る。いくつかの例では、ブロック1810の動作は、図9を参照して上で説明されたように、受信機905よって実行され得る。
[0331]ブロック1815において、基地局105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定し得る。いくつかの例では、ブロック1815の動作は、とりわけ、図1Aを参照して上で説明されたように、BS圧縮利得コンポーネント1010によって実行され得る。
[0332]ブロック1820において、基地局105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、圧縮利得に少なくとも一部基づいて、受信されたBSRを調整し得る。いくつかの例では、ブロック1820の動作は、とりわけ、図1Aを参照して上で説明されたように、BS BSR調整コンポーネント1015によって実行され得る。
[0333]ブロック1825において、基地局105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントをUEに割り当て得る。いくつかの例では、ブロック1825の動作は、とりわけ、図1Aを参照して上で説明されたように、グラント割当てコンポーネント1020によって実行され得る。
[0334]ブロック1830において、基地局105は、図2〜図4を参照して上で説明されたように、以前のグラントを埋めるためにUEによって使用されるパディングサイズを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1830の動作は、とりわけ、図1Aを参照して上で説明されたように、パディングサイズコンポーネント1105によって実行され得る。
[0335]したがって、方法1300、1400、1500、1600、1700、1800、および2000は、とりわけ、進化型データ圧縮方式におけるバッファステータス報告を規定し得る。方法1300、1400、1500、1600、1700、1800、および2000は、とりわけ、可能な実装形態を表すこと、ならびに動作およびステップは、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは別様に変更され得ることに留意されたい。いくつかの例では、とりわけ、方法1300、1400、1500、1600、1700、1800、および2000のうちの2つ以上からの態様が組み合わせられ得る。
[0336]図19は、本開示の様々な態様による、圧縮されていないアップリンクデータの量および圧縮されたアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいてバッファステータス報告を準備することの例1900を示す図である。
[0337]アップリンクデータ上でアップリンクデータ圧縮(UDC:uplink data compression)を実行することは、(たとえば、UDCを実行せずに1つまたは複数のMAC層機能を実行することと比較して)UEによって実行される1つまたは複数のMAC層機能の実行に影響することがある。たとえば、アップリンクデータ上でUDCを実行することは、(たとえば、論理チャネルの優先順位付けを行うことと関連付けられる)トークンアルゴリズムの実行、バッファステータス報告(BSR)の準備、および/またはアップリンク送信グラントに少なくとも一部基づくアップリンク送信のためのデータの送信に影響することがある。
[0338]BSRは、UEによるアップリンク送信のために待ち行列に入れられているアップリンクデータの量を特定する、UEによって提供される報告を含み得る。しかしながら、UEは、(たとえば、UEが圧縮されたアップリンクデータと圧縮されていないアップリンクデータとを記憶するように)UEがアップリンクデータの一部分に対してUDCを実行する前に、BSRを提供するための指示を受信し得る。したがって、BSRを準備するとき、UEは、送信のために待ち行列に入れられているアップリンクデータの量を正確に決定することが不可能であることがある(たとえば、圧縮されていないアップリンクデータがまだ圧縮されていないので)。したがって、UEは、UDCがまだ実行されていなくても、圧縮されていないアップリンクデータに対してUDCが実行された後で送信されるべきアップリンクデータの量を特定する、BSRに含まれるべきアップリンクデータの総量を決定する必要があり得る。
[0339]図19では、UE1905は、eNB1910へとアップリンク方向の無線ベアラを介して送信されるべきアップリンクデータに対してUDCを実行するように構成される。UE1905は、本開示の1つまたは複数の他の図面に関連して説明されるUEに対応し得る。同様に、eNB1910は、本開示の1つまたは複数の他の図面に関連して説明されるeNBに対応し得る。
[0340]図19に示されるように、UE1905は、eNB1910にアップリンクデータを送信することと関連付けられる1つまたは複数のアップリンクバッファを含み得る。示されるように、1つまたは複数のアップリンクバッファは、圧縮されていないアップリンクデータと圧縮されたアップリンクデータとを含み得る。図19に示されるように、UE1905は、UE1905の1つまたは複数のアップリンクバッファにおいて保留中のアップリンクデータの量を特定する情報を含むBSRを準備するための指示を受信し得る。
[0341]図19に示されるように、UE1905は、BSRが準備されるべきアップリンクデータの予測される量を決定することと関連付けられる、予想される圧縮利得を決定し得る。アップリンクデータの予測される量は、1つまたは複数のアップリンクバッファの中の圧縮されていないアップリンクデータに対してUDCを実行することに起因する、アップリンクデータの予測される量を含み得る。予想される圧縮利得は、圧縮されていないアップリンクデータに対してUDCを実行するときに、圧縮されていないアップリンクデータの量がそれを乗じた分だけ減ると予想され得る係数を含み得る。
[0342]図19に示されるように、UE1905は、BSRにおいて特定されることになるアップリンクデータの総量を決定し得る。アップリンクデータの総量は、圧縮されたアップリンクデータの量および圧縮されていないアップリンクデータの量に少なくとも一部基づき得る。示されるように、UE1905は、アップリンクデータの予測される量および/またはバッファの予測される量を決定するために圧縮されていないアップリンクデータの量を予想される圧縮利得と乗じ、アップリンクデータの予測される量および/またはバッファの予測される量を圧縮されたアップリンクデータの量に加算することに少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの総量を決定し得る。
[0343]図19に示されるように、UEは、アップリンクデータの総量および/またはバッファの総量を特定する情報を含むBSRを準備することができ、BSRをeNB1910に送信することができる。このようにして、UE1905は、圧縮されたアップリンクデータの量および圧縮されていないアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて決定される、アップリンクデータの総量および/またはバッファの総量を特定するBSRを生成し得る。したがって、アップリンクデータに対するUDCのさらなる実行は、UE1905によって提供されるBSRにおいて反映され得る。これにより、UEは、圧縮されたアップリンクデータの量だけを特定するBSR、圧縮されたアップリンクデータの量と圧縮されていないアップリンクデータの量とを特定するBSRなどと比較して、より正確なBSRを提供するようになる。
[0344]上で示されたように、図19は例として提供される。他の例が可能であり、他の例は図19に関連して説明されたものとは異なることがある。
[0345]図20は、本開示の様々な態様による、図19に示される例1900に関係する例示的な方法2000の流れ図である。いくつかの態様では、図20の1つまたは複数の処理ブロックは、本明細書で説明される1つまたは複数のUEによって実行され得る。例示的な方法2000と関連付けられて説明されるUEは、本開示の1つまたは複数の他の図面に関連して説明されるUEに対応し得る。いくつかの態様では、図20の1つまたは複数の処理ブロックは、UEとは別個の、もしくはUEを含む、別のデバイスまたは複数のデバイスによって実行され得る。
[0346]図20に示されるように、方法2000は、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定することを含み得る(ブロック2010)。たとえば、UEは、UEによって送信されるべき圧縮されていないアップリンクデータの量を特定し得る。いくつかの態様では、圧縮されていないアップリンクデータは、UDCがまだ実行されていない、アップリンク方向の無線ベアラを介してUEによって送信されるべきデータを含み得る。たとえば、圧縮されていないアップリンクデータは、アップリンク方向の無線ベアラを介して送信されるべきデータを備えるパケットを含み得る。
[0347]いくつかの態様では、UEは、BSRを準備するための指示をUEが受信するとき、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定し得る。BSRは、UEのアップリンクバッファにおいて保留中のアップリンクデータの量を特定する情報を含む、ネットワークデバイス(たとえば、eNB)へUEによって提供される報告を含み得る。たとえば、UEは、論理チャネルのためのアップリンクデータ(たとえば、アップリンク方向の無線ベアラに対応する)がPDCP層における送信に利用可能になるとき、BSRタイマーの期限切れのときなどに、BSRを準備するための指示を受信し得る。
[0348]いくつかの態様では、BSRを準備するための指示を受信すると、UEは、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定し得る。たとえば、UEは、圧縮されていないアップリンクデータの量(たとえば、バイト数)を決定するために、論理チャネルと関連付けられるアップリンクバッファに含まれる圧縮されていないアップリンクデータパケットを検査することによって、圧縮されていないアップリンクデータの量を特定し得る。
[0349]図20にさらに示されるように、方法2000は、圧縮されたアップリンクデータの量を特定することを含み得る(ブロック2020)。たとえば、UEは、圧縮されたアップリンクデータの量を特定し得る。いくつかの態様では、圧縮されたアップリンクデータは、UDCが実行された、アップリンク方向の無線ベアラを介してUEによって送信されるべきデータを含み得る。たとえば、圧縮されたアップリンクデータは、アップリンク方向の無線ベアラを介して送信されるべきデータを備える圧縮されたパケットを含み得る。
[0350]いくつかの態様では、UEは、上で説明されたように、BSRを準備するための指示をUEが受信するとき、圧縮されたアップリンクデータの量を特定し得る。いくつかの態様では、BSRを準備するための指示を受信すると、UEは、圧縮されたアップリンクデータの量を特定し得る。たとえば、UEは、圧縮されたアップリンクデータの量(たとえば、バイト数)を決定するために、アップリンクバッファに含まれる圧縮されたアップリンクデータパケットを検査することによって、圧縮されたアップリンクデータの量を特定し得る。
[0351]図20にさらに示されるように、方法2000は、圧縮されていないアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を決定することを含み得る(ブロック2030)。たとえば、UEは、圧縮されていないアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を決定し得る。いくつかの態様では、UEは、圧縮されていないアップリンクデータの量をUEが特定した後で、アップリンクデータの予測される量を決定し得る。
[0352]アップリンクデータの予測される量は、圧縮されていないアップリンクデータに対してUDCを実行することに起因する、アップリンクデータの予測される量を含み得る。いくつかの態様では、UEは、UDCを実行することと関連付けられる予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を決定し得る。
[0353]予想される圧縮利得は、ある百分率(たとえば、30%、50%など)、分数(たとえば、4分の1、8分の1など)などの、圧縮されていないアップリンクデータに対してUDCを実行するときに圧縮されていないアップリンクデータの量がそれを乗じた分だけ減ると予想され得る係数を含み得る。いくつかの態様では、予想される圧縮利得は、UEと関連付けられる1つまたは複数の無線ベアラに対応し得る。たとえば、予想される圧縮利得は、アップリンクデータを送信することと関連付けられる単一の無線ベアラ(または対応する論理チャネル)に対応し得る(たとえば、各無線ベアラは異なる予想される圧縮利得と関連付けられ得る)。別の例として、予想される圧縮利得は、UDCが有効にされる、UEと関連付けられる複数のベアラに対応し得る。追加の例では、予想される圧縮利得は、UEと関連付けられるすべての無線ベアラに対応し得る。加えて、または代替的に、予想される圧縮利得は、アップリンクデータを送信することと関連付けられる別個のフローに対応し得る。
[0354]いくつかの態様では、UEは、UEによって記憶されている情報に少なくとも一部基づいて、予想される圧縮利得を決定し得る。たとえば、UEは、UEと関連付けられる1つまたは複数の無線ベアラおよび/または1つまたは複数の論理チャネルのために使用されるべき予想される圧縮利得を特定する情報を記憶していることがある。いくつかの態様では、UEは、予想される圧縮利得の移動平均に少なくとも一部基づいて、予想される圧縮利得を更新し得る。たとえば、UEは、以前の予想される圧縮利得(たとえば、より早い時間に決定された予想される圧縮利得)を特定する情報を記憶していることがあり、またはその情報へのアクセス権を有することがある。ここで、UEは、圧縮されていないアップリンクデータに対してUDCを実行することができ、UDCを実行することと関連付けられる圧縮利得を決定することができる。この例では、UEは、以前の予想される圧縮利得と、UDCを実行することと関連付けられる圧縮利得とを含む、移動平均式に少なくとも一部基づいて、予想される圧縮利得を更新し得る。
[0355]いくつかの態様では、UEは、圧縮されていないアップリンクデータの量および予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を決定し得る。たとえば、UEは、アップリンクデータの予測される量を決定するために、圧縮されていないアップリンクデータの量を予想される圧縮利得と乗じ得る。
[0356]図20にさらに示されるように、方法2000は、圧縮されていないアップリンクデータの量、圧縮されたアップリンクデータの量、およびアップリンクデータの予測される量に少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告を準備することを含み得る(ブロック2040)。たとえば、UEは、圧縮されていないアップリンクデータの量および圧縮されたアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、BSRを準備し得る。いくつかの態様では、UEは、アップリンクデータの予測される量および圧縮されたアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、BSRを準備し得る。
[0357]いくつかの態様では、UEは、圧縮されていないアップリンクデータの量、圧縮されたアップリンクデータの量、および/またはアップリンクデータの予測される量をUEが特定した後で、BSRを準備し得る。加えて、または代替的に、UEは、上で説明されたように、BSRを準備するための指示を受信したことに少なくとも一部基づいて、BSRを準備し得る。
[0358]いくつかの態様では、UEは、(たとえば、BSRがアップリンクデータの予測される量を特定する情報を含むように)アップリンクデータの予測される量に少なくとも一部基づいてBSRを準備し得る。加えて、または代替的に、UEは、アップリンクデータの予測される量および圧縮されたアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの総量を決定し得る。アップリンクデータの総量は、BSRに含まれるべきアップリンクデータの量を特定し得る。たとえば、UEは、アップリンクデータの予測される量と圧縮されたアップリンクデータの量とを加算することによって、アップリンクデータの総量を決定し得る。ここで、UEは、(たとえば、BSRがアップリンクデータの決定された総量および/またはバッファの総量を特定するように)アップリンクデータの総量に少なくとも一部基づいてBSRを準備し得る。
[0359]このようにして、UEは、圧縮されたアップリンクデータの量、ならびに圧縮されていないアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、BSRを準備し得る。したがって、UEによって準備されるBSRは、(たとえば、圧縮されたアップリンクデータの量だけを特定するBSR、圧縮されたアップリンクデータの量と圧縮されていないアップリンクデータの量とを特定するBSRなどと比較して)UEによって送信されるべきデータの量をより正確に特定することができる。
[0360]図20にさらに示されるように、方法2000は、BSRを送信することを含み得る(ブロック2040)。たとえば、UEは、UEによって準備されるBSRを送信し得る。いくつかの態様では、UEは、UEがBSRを準備した後でBSRを送信し得る。いくつかの態様では、UEは、BSRをeNB(たとえば、本開示の1つまたは複数の他の図面に関連して説明されるeNB)に送信し得る。
[0361]図20は方法2000の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、方法2000は、追加のブロック、より少数のブロック、異なるブロック、または図10に示されるものとは異なるように配置されたブロックを含み得る。加えて、または代替的に、方法2000のブロックの2つ以上が、並列に実行され得る。
[0362]図21は、本開示の様々な態様による、LTEにおけるダウンリンク(DL)フレーム構造の例2100を示す図である。(たとえば、10msの)フレームが、0〜9のインデックスをもつ等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用されることがあり、各タイムスロットはリソースブロック(RB)を含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域において12個の連続するサブキャリアを含み、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスの場合、時間領域において7個の連続するOFDMシンボルを含み、すなわち84個のリソース要素を含む。拡張サイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、時間領域において6個の連続するOFDMシンボルを含み、72個のリソース要素を有する。R2110、R2120として示されるリソース要素の一部は、DL基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS)2110と、UE固有RS(UE−RS)2120とを含む。UE−RS2120は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上でのみ送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0363]LTEでは、eNBは、eNB中の各セルのために1次同期信号(PSS:primary synchronization signal)と2次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)とを送信し得る。1次同期信号および2次同期信号は、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)をもつ各無線フレームのサブフレーム0および5の各々の中のシンボル期間6および5の中で送信され得る。同期信号は、セルの検出および捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、サブフレーム0のスロット1の中のシンボル期間0〜3の中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送信し得る。PBCHは、何らかのシステム情報を搬送し得る。
[0364]eNBは、各サブフレームの最初のシンボル期間において物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送信し得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を搬送することがあり、ここで、Mは、1、2、または3に等しいことがあり、サブフレームごとに変化することがある。Mはまた、たとえば、リソースブロックが10個未満である小さいシステム帯域幅では、4に等しいことがある。eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間において物理HARQインジケータチャネル(PHICH)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)とを送信し得る。PHICHは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)をサポートするための情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのリソース割振りについての情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送し得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間において物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送信し得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信を予定されている、UEのためのデータを搬送し得る。
[0365]eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいて、PSSと、SSSと、PBCHとを送信し得る。eNBは、これらのチャネルが送信される各シンボル期間において、システム帯域幅全体にわたってPCFICHとPHICHとを送信し得る。eNBは、システム帯域幅のいくつかの部分において、UEのグループにPDCCHを送信し得る。eNBは、システム帯域幅のいくつかの部分において、特定のUEにPDSCHを送信し得る。eNBは、すべてのUEにブロードキャスト方式でPSSと、SSSと、PBCHと、PCFICHと、PHICHとを送信することがあり、特定のUEにユニキャスト方式でPDCCHを送信することがあり、また特定のUEにユニキャスト方式でPDSCHを送信することがある。
[0366]各シンボル期間において、いくつかのリソース要素が利用可能であり得る。各リソース要素(RE:resource group)は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーすることがあり、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送信するために使用されることがある。各シンボル期間において基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG:resource element group)へと構成され得る。各REGは、1つのシンボル期間において4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、シンボル期間0において、周波数にわたってほぼ等しく離間され得る、4つのREGを占有し得る。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間において、周波数にわたって拡散され得る、3つのREGを占有し得る。たとえば、PHICHのための3つのREGは、すべてシンボル期間0に属することがあり、またはシンボル期間0、1および2に拡散されることがある。PDCCHは、たとえば、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る、9、18、36、または72個のREGを占有し得る。REGのいくつかの組合せのみが、PDCCHに対して許容され得る。
[0367]UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知っていることがある。UEは、PDCCHのためのREGの様々な組合せを探索し得る。探索すべき組合せの数は、通常、PDCCHに対して許容される組合せの数よりも少ない。eNBは、UEが探索することになる組合せのいずれかにおいて、UEにPDCCHを送信し得る。
[0368]上で示されたように、図21は例として提供される。他の例が可能であり、他の例は図21に関連して上で説明されたものとは異なることがある。
[0369]図22は、本開示の様々な態様による、LTEにおけるアップリンク(UL)フレーム構造の例2200を示す図である。ULのために利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成されることがあり、構成可能なサイズを有することがある。制御セクションの中のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクションの中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、単一のUEがデータセクションの中の連続するサブキャリアのすべてを割り当てられることを可能にし得る、連続するサブキャリアを含むデータセクションをもたらす。
[0370]UEは、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック2210a、2210bを割り当てられ得る。UEはまた、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック2220a、2220bを割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)において制御情報を送信し得る。いくつかの態様では、UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)中で、データだけを、またはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにまたがることがあり、周波数にわたってホッピングすることがある。
[0371]初期のシステムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)2230の中でのUL同期を達成するために、リソースブロックのセットが使用され得る。PRACH2230は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。PRACHでは、周波数ホッピングはない。PRACHの試行は、(たとえば、1msの)単一のサブフレームにおいて、または数個の連続するサブフレームのシーケンスにおいて搬送される。
[0372]上で示されたように、図22は例として提供される。他の例が可能であり、他の例は図22に関連して上で説明されたものとは異なることがある。
[0373]図23は、本開示の様々な態様による、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例2300を示す図である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、3つの層、すなわち、層1、層2、および層3とともに示される。層1(L1層)は最下位層であり、様々な物理層の信号処理機能を実装する。L1層は、本明細書では物理層2310と呼ばれる。層2(L2層)2320は、物理層2310の上にあり、物理層2310を通じたUEとeNBとの間のリンクを担う。
[0374]ユーザプレーンでは、L2層2320は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ2330と、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ2340と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)2350サブレイヤとを含む。示されていないが、UEは、ネットワーク側のパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイにおいて終端されるネットワーク層(たとえば、IP層)と、接続の他端(たとえば、遠端UE、サーバなど)において終端されるアプリケーション層とを含む、L2層2320の上のいくつかの上位層を有し得る。
[0375]PDCPサブレイヤ2350は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ2350はまた、無線送信のオーバーヘッドを減らすための上位層データパケットのためのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバーのサポートとを行う。RLCサブレイヤ2340は、上位層のデータパケットのセグメント化およびリアセンブリと、失われたデータパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)が原因で順序が狂った受信を補償するためのデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ2330は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ2330はまた、1つのセル中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)をUEの間で割り振ることを担う。MACサブレイヤ2330はHARQ動作をも担う。
[0376]制御プレーンにおいて、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理層2310およびL2層2320に対して実質的に同じである。いくつかの態様では、制御プレーンデータに対して完全性の保護が提供され得る。制御プレーンはまた、層3(L3層)の中に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ2360を含む。RRCサブレイヤ2360は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位層を構成することとを担う。
[0377]上で示されたように、図23は例として提供される。他の例が可能であり、他の例は図23に関連して上で説明されたものとは異なることがある。
[0378]図24は、本開示の様々な態様による、基地局2410とUE2415とを含む通信システム2400の例示的なコンポーネントを示す図である。いくつかの態様では、基地局2410は、とりわけ、図1Aまたは図2を参照して説明された、少なくとも1つの基地局105、105−a、少なくとも1つのeNB150、または少なくとも1つの低電力eNB170に対応し得る。いくつかの態様では、UE2415は、とりわけ、図1Aまたは図2を参照して上で説明された、UE115、115−A、または250の1つまたは複数に対応し得る。基地局2410はアンテナ24341〜2434tを備えることがあり、UE2415はアンテナ24521〜2452rを備えることがあり、ここでtおよびrは1以上の整数である。
[0379]基地局2410において、基地局送信プロセッサ2420は、基地局データソース2412からデータを受信し、基地局コントローラ/プロセッサ2440から制御情報を受信し得る。制御情報は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)などで搬送され得る。データは、たとえば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)などで搬送され得る。基地局送信プロセッサ2420は、それぞれデータシンボルと制御シンボルとを取得するために、データと制御情報とを処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)し得る。基地局送信プロセッサ2420はまた、たとえば、PSS、SSS、およびセル固有基準信号(RS)のための、基準シンボルを生成し得る。基地局送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ2430は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行することができ、基地局変調器/復調器(MOD/DEMOD)24321〜2432tに出力シンボルストリームを提供することができる。各基地局変調器/復調器2432は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理することができる。各基地局変調器/復調器2432はさらに、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理する(たとえば、アナログへ変換し、増幅し、フィルタリングし、アップコンバートする)ことができる。変調器/復調器24321〜2432tからのダウンリンク信号は、それぞれアンテナ24341〜2434tを介して送信され得る。
[0380]UE2415において、例として、アンテナ24521〜2452rは、基地局2410からダウンリンク信号を受信することができ、受信された信号をそれぞれUE変調器/復調器(MOD/DEMOD)24541〜2454rに提供することができる。各UE変調器/復調器2454は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信された信号を調整する(たとえば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートし、デジタル化する)ことができる。各UE変調器/復調器2454はさらに、受信されたシンボルを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルを処理することができる。UE MIMO検出器2456は、すべてのUE変調器/復調器24541〜2454rから受信されたシンボルを取得し、適用可能な場合は受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供することができる。UE受信プロセッサ2458は、検出されたシンボルを処理し(たとえば、復調し、デインターリーブし、復号し)、UE2415のための復号されたデータをUEデータシンク2460に提供し、復号された制御情報をUEコントローラ/プロセッサ2480に提供することができる。
[0381]アップリンク上では、UE2415において、UE送信プロセッサ2464が、UEデータソース2462から(たとえば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のための)データを受信して処理することができ、UEコントローラ/プロセッサ2480から(たとえば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)のための)制御情報を受信して処理することができる。UE送信プロセッサ2464はまた、基準信号のための基準シンボルを生成することができる。UE送信プロセッサ2464からのシンボルは、適用可能な場合、UE TX MIMOプロセッサ2466によってプリコーディングされることがあり、(たとえば、SC−FDMなどのために)UE変調器/復調器24541〜2454rによってさらに処理されることがあり、基地局2410に送信されることがある。基地局2410において、UE2415からのアップリンク信号は、基地局アンテナ2434によって受信され、少なくとも1つの基地局変調器/復調器2432によって処理され、適用可能な場合は基地局MIMO検出器2436によって検出され、復号されたデータとUE2415によって送信された制御情報とを取得するために、基地局受信プロセッサ2438によってさらに処理され得る。基地局受信プロセッサ2438は、復号されたデータを基地局データシンク2446に提供し、復号された制御情報を基地局コントローラ/プロセッサ2440に提供し得る。
[0382]基地局コントローラ/プロセッサ2440およびUEコントローラ/プロセッサ680は、それぞれ基地局2410およびUE2415における動作を指示し得る。基地局2410における基地局コントローラ/プロセッサ2440ならびに/または他のプロセッサおよびコンポーネントは、たとえば、本明細書で説明される技法のための様々なプロセスを実行し、またはその実行を指示し得る。UE2415におけるUEコントローラ/プロセッサ2480ならびに/または他のプロセッサおよびコンポーネントはまた、たとえば、図26もしくは図28に示されている1つまたは複数のブロック、および/または本明細書で説明される技法のための他のプロセスを実行するか、またはその実行を指示し得る。基地局メモリ2442およびUEメモリ2482は、それぞれ、基地局2410およびUE2415のためのデータとプログラムコードとを記憶し得る。スケジューラ2444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のために少なくとも1つのUE2415をスケジューリングし得る。
[0383]図24に示されているコンポーネントの数および配置は、例として与えられている。実際には、追加のコンポーネント、より少数のコンポーネント、異なるコンポーネント、または図24に示されるものとは異なるように配置されたコンポーネントがあり得る。さらに、図24に示される2つ以上のコンポーネントが単一のコンポーネント内で実装されることがあり、または図24に示される単一のコンポーネントが複数の分散されたコンポーネントとして実装されることがある。加えて、または代替的に、図24に示されるコンポーネントのセット(たとえば、1つまたは複数のコンポーネント)が、図24に示されるコンポーネントの別のセットによって実行されるものとして説明される1つまたは複数の機能を実行することがある。
[0384]図25は、本開示の様々な態様による、アップリンクデータの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンバケットからトークンが推測されるかどうかを決定することの例2500を示す図である。図25では、UE2505は、eNB2510へとアップリンク方向の無線ベアラを介して送信されるべきアップリンクデータに対してUDCを実行するように構成される。UE2505は、本開示の1つまたは複数の他の図面に関連して説明されるUEに対応し得る。同様に、eNB2510は、本開示の1つまたは複数の他の図面に関連して説明されるeNBに対応し得る。
[0385]図25に示されるように、UE2505は、eNB2510にアップリンクデータを送信することと関連付けられるアップリンクバッファを含み得る。示されるように、アップリンクバッファ2515は、アップリンク方向の無線ベアラを介して送信されるべき圧縮されていないアップリンクデータを含み得る。いくつかの態様では、以下でさらに詳細に説明されるように、無線ベアラは、論理チャネルの優先順位付けを実行するためのトークンバケットと関連付けられるアップリンク論理チャネルに対応し得る。図25に示されるように、UE2505は、圧縮されたアップリンクデータを形成するために、アップリンクバッファ2525に含まれるアップリンクデータに対してUDCを実行し得る。
[0386]図25に示されるように、アップリンクデータを圧縮した後、UE2505は、(たとえば、UDCを実行することと関連付けられるPDCP層からMAC層への)送信のためのアップリンクデータを提供することができ、アップリンク方向の無線ベアラを介して圧縮されたアップリンクデータを送信することができる。さらに示されるように、UE2505は、トークンがトークンバケットから推測されるべき方式を決定し得る。たとえば、図25に示されるように、UE2505は、圧縮されたアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、トークンバケットからトークンを推測するように構成されることがあり、それに従ってトークンを推測することがある。代替的に、示されるように、UE2505は、圧縮前のアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいて、トークンバケットからトークンを推測するように構成されることがあり、それに従ってトークンを推測することがある。
[0387]いくつかの態様では、UE2505がトークンを推測する方式は、UEによって構成され得る。たとえば、UE2505は、第1の論理チャネルに対応するアップリンクデータのための圧縮されたアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいてトークンを推測するように構成されることがあり、第2の論理チャネルに対応するアップリンクデータのための圧縮前のアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいてトークンを推測するように構成されることがある。いくつかの態様では、圧縮されたアップリンクデータの量または圧縮前のアップリンクデータの量に少なくとも一部基づいてトークンを推測することは、UE2505の複数の論理チャネルと関連付けられる全体的なUEのスループットの向上をもたらし得る。上の方式でトークンを推測することに関する追加の詳細が、とりわけ図26に関して以下で説明される。
[0388]上で示されたように、図25は例として提供される。他の例が可能であり、他の例は図25に関連して説明されたものとは異なることがある。
[0389]図26は、本開示の様々な態様による、図25に示される例2500に関係する例示的なプロセス2600の流れ図である。いくつかの態様では、図26の1つまたは複数の処理ブロックは、本明細書で説明される1つまたは複数のUEによって実行され得る。例示的なプロセス2600と関連付けられて説明されるUEは、本開示の1つまたは複数の他の図面に関連して説明されるUEに対応し得る。いくつかの態様では、図26の1つまたは複数の処理ブロックは、UEとは別個の、もしくはUEを含む、別のデバイスまたは複数のデバイスによって実行され得る。
[0390]図26に示されるように、プロセス2600は、アップリンク方向の無線ベアラにおいて送信されるべきデータを特定することを含み得る(ブロック2610)。たとえば、UEは、アップリンク方向の無線ベアラにおいて送信されるべきアップリンクデータを特定し得る。いくつかの態様では、UEは、UEの1つまたは複数のアップリンクデータバッファにアップリンクデータを記憶したことに少なくとも一部基づいて、送信されるべきアップリンクデータを特定し得る。
[0391]いくつかの態様では、UEは、1つまたは複数のアップリンクバッファを維持することがあり、ここで、各バッファは、アップリンク方向の無線ベアラに対応することがあり、対応する無線ベアラにおいて送信されるべきアップリンクデータを記憶することがある。いくつかの態様では、アップリンク方向の無線ベアラの各々は、アップリンク論理チャネル(本明細書では「論理チャネル」と呼ばれることがある)にマッピングされ、MAC層と関連付けられることがあり、優先権と優先ビットレート(PBR:prioritized bit rate)とを有することがある。
[0392]PBRは、低優先度のアップリンク論理チャネルがアップリンクデータを送信することが許可される前に、アップリンク論理チャネルによって受信されることになる(たとえば、保証される)最低のデータレートを含み得る。いくつかの態様では、UEは、(たとえば、低優先度の論理チャネルがアップリンクデータを送信することを許可される前に高優先度の論理チャネルが割り当てられたPBRを受信するように)2つ以上の論理チャネルの優先度に少なくとも一部基づいて、論理チャネルの優先順位付けを実行し得る。
[0393]いくつかの態様では、アップリンク論理チャネルは対応するトークンバケットと関連付けられることがあり、ここで、トークンバケットは、最高で、最大のトークンバケットサイズの論理チャネルのPBRに対応するレートで、トークンを収集し得る。トークンは、アップリンク論理チャネルに対応するアップリンクデータを含むアップリンク送信に少なくとも一部基づいて、トークンバケットから推測され得る。いくつかの態様では、UEは、複数の論理チャネルにサービスするためにトークンバケットアルゴリズムを使用し得る。たとえば、UEは、最高の優先度の論理チャネルと関連付けられるトークンバケットが空になる(たとえば、論理チャネルがPBRより速いビットレートを達成したことを示す)まで、最高の優先度の論理チャネルにサービスし得る。UEは次いで、次に優先度の高い論理チャネルと関連付けられるトークンバケットが空になるまで(または最高の優先度のトークンバケットが追加のトークンを受信するまで)、次に優先度の高い論理チャネルにサービスすることができ、以下同様である。いくつかの態様では、UEは、アップリンク方向の無線ベアラにおいて送信されるべきアップリンクデータを、トークンバケットと関連付けられるアップリンク論理チャネルに対応するアップリンクバッファに記憶されているアップリンクデータとして特定し得る。
[0394]図26にさらに示されるように、プロセス2600は、データの圧縮された部分を形成するために、データの一部分を圧縮することを含み得る(ブロック2620)。たとえば、UEは、アップリンクデータの圧縮された部分を形成するために、アップリンクデータの一部分を圧縮し得る。いくつかの態様では、UEは、アップリンク方向の無線ベアラにおいて送信されるべきアップリンクデータを特定した後で、アップリンクデータのその部分を圧縮し得る。
[0395]いくつかの態様では、UEは、アップリンクデータに対してUDCを実行したことに少なくとも一部基づいて、アップリンクデータのその部分を圧縮し得る。たとえば、UEは、アップリンク方向の無線ベアラにおいて送信されるべきアップリンクデータを特定することがあり、たとえばUDCがアップリンクデータと関連付けられるアップリンク論理チャネル上で有効にされるときに1つまたは複数のパケットに対してUDCを実行することによって、アップリンクデータに含まれる1つまたは複数のパケットを圧縮することがある。いくつかの態様では、上で説明されたように、UDCは、MAC層に提供されるアップリンクデータの量がPDCP層におけるデータの量より少なくなるように、PDCP層において実行され得る。
[0396]いくつかの態様では、アップリンクデータのその部分は、1つまたは複数の論理チャネルと関連付けられるアップリンクデータを含み得る。たとえば、UEは、(たとえば、UEのすべての論理チャネルに対応するアップリンクデータに対してUDCを実行するのではなく)論理チャネルのサブセットに対応するアップリンクデータに対してUDCを実行するように構成され得る。言い換えると、いくつかの態様では、UEは、UDCが有効にされる、アップリンク方向の1つまたは複数の無線ベアラに対応するアップリンクデータの一部分を圧縮し得る。いくつかの態様では、UDCは、UEと関連付けられる1つまたは複数の論理チャネル上で有効にされないことがある。
[0397]図26にさらに示されるように、プロセス2600は、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいて、トークンバケットからトークンが推測されるかどうかを決定することを含み得る(たとえば、ブロック2630)。たとえば、UEは、アップリンクデータの圧縮された部分に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータと関連付けられるアップリンク論理チャネルに対応するトークンバケットからトークンが推測されるかどうかを決定し得る。いくつかの態様では、UEは、UEがアップリンクデータのその部分を圧縮した後で、アップリンクデータの圧縮された部分に少なくとも一部基づいて、トークンがトークンバケットから推測されるかどうかを決定し得る。加えて、または代替的に、UEは、UEがアップリンク送信のための圧縮されたアップリンクデータを提供するときに、アップリンクデータの圧縮された部分に少なくとも一部基づいて、トークンがトークンバケットから推測されるかどうかを決定し得る。
[0398]いくつかの態様では、UEのある構成は、アップリンクデータの圧縮された部分に少なくとも一部基づいて、トークンがトークンバケットから推測されるかどうかを指示し得る。たとえば、UEは、(たとえば、推測されるトークンがアップリンクデータの圧縮された部分の量に対応するように)アップリンクデータの圧縮された部分に少なくとも一部基づいて、トークンバケットからトークンを推測するように構成され得る。別の例として、UEは、(たとえば、推測されるトークンがアップリンクデータの圧縮された部分の量ではなくアップリンクデータの圧縮されていない部分の量に対応するように)圧縮前のアップリンクデータのその部分に少なくとも一部基づいて、トークンバケットからトークンを推測するように構成され得る。いくつかの態様では、UEの構成は、UEの単一の論理チャネル、UEの複数の論理チャネル、UEのすべての論理チャネルなどに対応し得る。
[0399]いくつかの態様では、UEは、UEがアップリンク送信のためのデータを提供するときに、アップリンクデータの圧縮された部分に少なくとも一部基づいて、トークンがトークンバケットから推測されるかどうかを決定し得る。UEは次いで、それに従ってトークンバケットからトークンを推測し得る。たとえば、UEは、アップリンク送信のための、論理チャネルと関連付けられるアップリンクデータの圧縮された部分を提供し得る。ここで、UEは、論理チャネルと関連付けられるUEの構成に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの圧縮された部分と関連付けられるトークンが、アップリンクデータの圧縮された部分の量に少なくとも一部基づいて推測されるべきか、または圧縮前のアップリンクデータの量に基づいて推測されるべきかを決定することができ、それに従ってトークンを推測することができる。
[0400]図26にさらに示されるように、UEがデータの圧縮された部分に対応するトークンを推測すべきであるとUEが決定する場合(ブロック2630−YES)、プロセス2600は、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいて、トークンバケットからトークンを推測することを含み得る(ブロック2640)。いくつかの態様では、アップリンクデータの圧縮された部分に対応するトークンを推測することは、(たとえば、アプリケーション層におけるビットレートがPBRより高いまたは低い可能性があっても)アップリンク論理チャネルと関連付けられるPBRがMAC層において満たされるようにし得る。加えて、または代替的に、アップリンクデータの圧縮された部分に対応するトークンを推測することは、論理チャネルと関連付けられる保証されたビットレートが、アップリンク論理チャネルと関連付けられるPBRより大きくなるようにし得る。
[0401]いくつかの態様では、アップリンクデータの圧縮された部分に対応するトークンを推測することは、2つ以上の論理チャネルと関連付けられる全体的なUEのスループットの向上をもたらし得る。たとえば、UEが第1の論理チャネルと関連付けられるアップリンクデータの圧縮された部分に対応するトークンを推測する場合、第1の論理チャネルおよび第2の論理チャネルと関連付けられる全体的なUEのスループットは向上し得る(たとえば、UDCが第1の論理チャネルだけと関連付けられるアップリンクデータに対して実行されるとしても)。
[0402]加えて、または代替的に、アップリンクデータの圧縮された部分に対応するトークンを推測することは、圧縮されたアップリンクデータと関連付けられる論理チャネルと関連付けられるビットレートの向上をもたらし得る。たとえば、アップリンクデータの圧縮された部分に対応するトークンを推測することは、UDCが実行された第1の論理チャネルと関連付けられる第1のビットレートが、UDCを実行しない場合の第1の論理チャネルのビットレートより大きくなるようにし得る。この例では、第2の論理チャネル(たとえば、UDCが実行されなかった論理チャネル)と関連付けられる第2のビットレートは、データ圧縮を伴わない第2の論理チャネルのビットレートとほぼ等しいことがある。この場合、全体的なUEのスループットが向上し得る(たとえば、第1の論理チャネルがUDCを伴わずに受信される場合よりも高いビットレートを受信し、第2の論理チャネルがUDCを伴わずに受信される場合と同じビットレートを受信するので)。第1の論理チャネルに対するこの向上したUEのスループットは、第1の論理チャネルが第2の論理チャネルより高い優先度を有するとき、または第1の論理チャネルが第2の論理チャネルより低い優先度を有するときに、生じ得る。
[0403]図26にさらに示されるように、UEがkデータの圧縮された部分に対応するトークンを推測すべきではないとUEが決定する場合(ブロック2630−NO)、プロセス2600は、圧縮前のデータのその部分に少なくとも一部基づいて、トークンバケットからトークンを推測すること得る(ブロック2650)。いくつかの態様では、UEは、UEがアップリンクデータの圧縮された部分に対応するトークンを推測すべきではないと決定することがあり、UEは、圧縮前のアップリンクデータのその部分(たとえば、アップリンクデータの圧縮されていない部分のサイズ)に対応するトークンを推測すべきであると決定することがあり、UEは、トークンバケットからトークンを推測することがある。
[0404]いくつかの態様では、圧縮前のアップリンクデータのその部分に対応するトークンを推測することは、(たとえば、MAC層におけるビットレートがPBRより高いまたは低い可能性があっても)アップリンク論理チャネルと関連付けられるPBRがアプリケーション層において満たされるようにし得る。加えて、または代替的に、圧縮前のアップリンクデータのその部分に対応するトークンを推測することは、論理チャネルと関連付けられる保証されたビットレートが、アップリンク論理チャネルと関連付けられるPBRとほぼ等しくなるようにし得る。
[0405]いくつかの態様では、圧縮前のアップリンクデータのその部分に対応するトークンを推測することは、圧縮されたアップリンクデータと関連付けられる論理チャネルとは異なる論理チャネルに対するビットレートの向上をもたらし得る。たとえば、圧縮前のアップリンクデータのその部分に対応するトークンを推測することは、第1の論理チャネル(たとえば、UDCが実行されなかった論理チャネル)と関連付けられる第1のビットレートが、第2の論理チャネルと関連付けられるアップリンクデータ上でUDCを実行しない場合の第1の論理チャネルのビットレートより大きくなるようにし得る。この例では、第2の論理チャネル(たとえば、UDCが実行された論理チャネル)と関連付けられる第2のビットレートは、第2の論理チャネルと関連付けられるPBRとほぼ等しいことがある。この場合、全体的なUEのスループットが向上し得る(たとえば、第2の論理チャネルのアップリンクデータ上でUDCが実行されずに受信される場合よりも高いビットレートを第1の論理チャネルが受信するので)。第1の論理チャネルに対するこの向上したUEのスループットは、第1の論理チャネルが第2の論理チャネルより高い優先度を有するとき、または第1の論理チャネルが第2の論理チャネルより低い優先度を有するときに、生じ得る。
[0406]上で論じられたように、いくつかの態様では、データの圧縮された部分に少なくとも一部基づいて、またはデータの圧縮されていない部分に少なくとも一部基づいてトークンを推測することは、UDCが実行された論理チャネルおよび/または別の論理チャネル(たとえば、UDCが実行されなかった論理チャネル)と関連付けられるスループットに影響し得る。
[0407]ある例として、UEは、第1の論理チャネル(たとえば、LC1)およびPBR(たとえば、8キロバイト毎秒(kBps))と関連付けられる第1のアップリンクデータと、第2の論理チャネル(たとえば、LC2)および同じPBRと関連付けられる第2のアップリンクデータとを送信するように構成される。さらに、LC1はLC2より高い優先度を有し、そのLC1およびLC2は送信されるべきアップリンクデータの限られた待ち行列を有する。最終的に、UEはUDCを使用してアップリンクデータを圧縮するときに50%の圧縮利得を達成し、eNBは別個の時間の間隔(たとえば、20秒という期間ごとに1ミリ秒)で別個のサイズ(たとえば、12バイト)のアップリンク送信グラントをUEに提供する。LC1アップリンクデータ上でUDCを実行して、上で説明された2つの方式に基づいてトークンを推測することに少なくとも一部基づく、LC1およびLC2のスループットに対する影響が、以下の表において示され得る。
[0408]示されるように、この例では、UEがLC1のためのアップリンクデータまたはLC2のためのアップリンクデータに対してUDCを実行しない場合、(たとえば、LC2がMAC層とアプリケーション層の両方において4kBpsしか達成しないので)LC1だけがPBRを達成する。
[0409]さらに示されるように、この例では、アップリンクデータの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンを推測することは、UDCが実行された論理チャネル(たとえば、LC1)がMAC層においてPBRを達成するようにするが、アップリンクデータの圧縮されていない部分に少なくとも一部基づいてトークンを推測することは、UDCが実行された論理チャネルがアプリケーション層においてPBRを達成するようにする。
[0410]また示されるように、この例では、アップリンクデータの圧縮された部分に少なくとも一部基づいてトークンを推測することは、UDCが実行された論理チャネル(たとえば、LC1)がUDCなしの事例と比較してより高いビットレート(たとえば、アプリケーション層において8kBpsではなく16kBps)を達成するようにするが、UDCが実行されなかった論理チャネル(たとえば、LC2)がUDCが実行されなかったときにLC2によって達成されるビットレート(たとえば、4kBps)に等しいビットレートを達成するようにする。
[0411]さらに示されるように、この例では、アップリンクデータの圧縮されていない部分に少なくとも一部基づいてトークンを推測することは、UDCが実行された論理チャネル(たとえば、LC1)がUDCが実行されなかったときにLC1によって達成されるビットレート(たとえば、アプリケーション層において8kBps)に等しいビットレートを達成するようにするが、UDCが実行されなかった論理チャネル(たとえば、LC2)がUDCなしの事例と比較してより高いビットレート(たとえば、4kBPsではなく8kBps)を達成するようにする。
[0412]示されるように、この例では、いずれの方法を使用してトークンを推測することも、UDCなしの事例と比較して全体的なUEのスループットの向上を引き起こす(たとえば、UDCなしの場合のアプリケーション層における8kBPs+4kBPs=12kBps<圧縮されていないアップリンクデータに少なくとも一部基づく推測の場合のアプリケーションにおける8kBps+8kBps=16kBps<圧縮されたアップリンクデータに少なくとも一部基づく推測の場合のアプリケーション層における16kBps+4kBps=20kBps)。このようにして、UDCを実行することの利益は、UDCが実行される論理チャネルおよび/またはUDCが実行されない論理チャネル上で見られることがある。同様の効果は、UDCが低優先度の論理チャネル(たとえば、LC1ではなくLC2)に適用されるときなどの、他の例からも得られることがある。
[0413]このようにして、複数の論理チャネルと関連付けられるUEのスループットは、UDCの実施により向上することがある。その上、複数の論理チャネルと関連付けられる論理チャネルの優先順位付けは、複数の論理チャネルの1つまたは複数に対してUDCを実施しても維持され得る。
[0414]図26はプロセス2600の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス2600は、追加のブロック、より少数のブロック、異なるブロック、または図26に示されるものとは異なるように配置されたブロックを含み得る。加えて、または代替的に、プロセス2600のブロックの2つ以上が、並列に実行され得る。
[0415]図27は、本開示の様々な態様による、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかの決定に少なくとも一部基づいて、アップリンク送信のための圧縮されたアップリンクデータを送信することの例2700を示す図である。
[0416]いくつかの場合、UEがアップリンク送信グラントを受信するとき、UEの1つまたは複数のアップリンクバッファは、アップリンク送信グラントを埋めるのに十分な量の圧縮されたアップリンクデータを含まないことがある。したがって、UEは、パディングデータまたは圧縮されていないアップリンクデータを用いて、リソースの残りの量(たとえば、圧縮されたアップリンクデータがアップリンク送信グラントに含められた後にアップリンク送信グラントに残っているリソースの量)を埋めることがある。パディングデータを用いて残りのリソースを埋めることは、アップリンク送信グラントのリソースの無駄となることがあるが、(たとえば、圧縮されていないアップリンクデータを用いて残りのリソースを埋めることは、セグメント化が原因の圧縮されていないアップリンクデータの今後の圧縮を妨げるので)圧縮されていないアップリンクデータを用いて残りのリソースを埋めることも、無駄となることがある。したがって、UEは、所与の状況において、これらの選択肢のいずれがアップリンクリソースの無駄をより減らすかを決定し得る。以下で説明されるように、UEは、単一のアップリンク送信グラントに関してではなく、複数のアップリンク送信グラントにわたってこの決定を行い得る。
[0417]図27では、UE2705は、eNB2710へとアップリンク方向の無線ベアラを介して送信されるべきアップリンクデータに対してUDCを実行するように構成される。UE2705は、本開示の1つまたは複数の他の図面に関連して説明されるUEに対応し得る。同様に、eNB2710は、本開示の1つまたは複数の他の図面に関連して説明されるeNBに対応し得る。
[0418]図27に示されるように、UE2705は、eNB2710にアップリンクデータを送信することと関連付けられる1つまたは複数のアップリンクバッファを含み得る。示されるように、1つまたは複数のアップリンクバッファは、圧縮されていないアップリンクデータと圧縮されたアップリンクデータとを含み得る。図27に示されるように、eNB2710は、アップリンク送信グラントをUE2705に与え得る。アップリンク送信グラントは、アップリンク方向の無線ベアラを使用してアップリンクデータを送信するためにUEが使用し得る量リソースを特定するグラントを含み得る。
[0419]図27に示されるように、アップリンク送信グラントにおいて特定されるリソースの量および1つまたは複数のアップリンクバッファに含まれる圧縮されたデータの量に少なくとも一部基づいて、UE2705は、圧縮されたアップリンクデータの量がアップリンク送信グラントにおいて特定されるリソースの量より少ないと決定し得る。言い換えると、UE2705は、UE2705の1つまたは複数のアップリンクバッファがアップリンク送信グラントを埋めるであろう圧縮されたアップリンクデータの量を含まないと決定し得る。
[0420]図27に示されるように、圧縮されたアップリンクデータの量がアップリンク送信グラント中のリソースの量より少ないと決定したことに少なくとも一部基づいて、UE2705は、アップリンク送信グラントの残りのリソースの量(たとえば、圧縮されたデータを考慮した後に残っているアップリンク送信グラントのリソースの量)を決定し得る。
[0421]さらに示されるように、UE2705は、圧縮されていないアップリンクデータの量(たとえば、圧縮されていないアップリンクデータのパケットのサイズ)をUE2705に記憶されているまたはUE2705がアクセス可能である圧縮利得と乗じることによって、(たとえば、アップリンク送信のために提供されるべき圧縮されていないアップリンクデータと関連付けられる)圧縮されたアップリンクデータの予測される量を決定し得る。示されるように、UE2705は次いで、リソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量の合成(たとえば、加算)が圧縮されていないアップリンクデータの量より少ないかどうかを決定し得る。
[0422]図27に示されるように、リソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量の加算が圧縮されていないアップリンクデータの量より少ないという決定に少なくとも一部基づいて、UE2705は、UE2705がアップリンク送信グラントにおいて圧縮されていないアップリンクデータを送信すべきではないと決定することができ、パディングデータを用いてリソースの残りの量を埋めることができる。パディングデータは、任意のデータおよび/または無意味な情報を運ぶデータを含み得る。いくつかの態様では、UE2705は代替的に、異なる論理チャネル(たとえば、アップリンクデータと関連付けられる論理チャネルより優先度の低い論理チャネル)に対応するアップリンクデータを用いて、アップリンクリソースの残りの量を埋めることがある。
[0423]代替的に、リソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量の加算が圧縮されていないアップリンクデータの量より少なくないという決定に少なくとも一部基づいて、UE2705は、UE2705がアップリンク送信グラントにおいて圧縮されていないアップリンクデータを送信すべきであると決定することができ、圧縮されていないアップリンクデータを用いてリソースの残りの量を埋めることができる。この場合、UE2705は、圧縮されていないアップリンクデータのパケットをセグメント化する(たとえば、アップリンク送信グラントのためのパケットの第1の部分を送信し、未来の(たとえば、次の)アップリンク送信グラントのためのパケットの第2の部分を送信する)ことがある。
[0424]このようにして、UE2705は、アップリンクデータを送信するためにUE2705によって使用されるアップリンクリソースの全体の量(たとえば、バイトの数)を減らすために、圧縮されていないアップリンクデータを用いて、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかを決定し得る。したがって、UDCを実施するUE2705は、アップリンクデータを送信するとき、(たとえば、複数のアップリンク送信グラントにわたる)アップリンクリソースの全体的な使用を減らす。
[0425]上で示されたように、図27は例として提供される。他の例が可能であり、他の例は図27に関連して説明されたものとは異なることがある。
[0426]図28は、本開示の様々な態様による、図27に示される例2700に関係する例示的なプロセス2800の流れ図である。いくつかの態様では、図28の1つまたは複数の処理ブロックは、本明細書で説明される1つまたは複数のUEによって実行され得る。例示的なプロセス2800と関連付けられて説明されるUEは、本開示の1つまたは複数の他の図面に関連して説明されるUEに対応し得る。いくつかの態様では、図28の1つまたは複数の処理ブロックは、UEとは別個の、もしくはUEを含む、別のデバイスまたは複数のデバイスによって実行され得る。
[0427]図28に示されるように、プロセス2800は、アップリンク送信グラントによって割り振られるリソースの量がアップリンク送信のための圧縮されたアップリンクデータを送信するのに必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定することを含み得る(ブロック2810)。たとえば、UEは、アップリンク送信グラントによって割り振られるリソースの量がアップリンク送信のための圧縮されたアップリンクデータを送信するのに必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定し得る。言い換えると、UEは、アップリンク送信のための圧縮されたアップリンクデータと圧縮されていないアップリンクデータ(UDCを待機している)とを有することがあり、圧縮されたアップリンクデータの量は、アップリンク送信グラントによって割り振られるリソースの量より少ないことがある。
[0428]いくつかの態様では、UEは、アップリンク送信グラントによって割り振られるリソースの量が、eNBからアップリンク送信グラントを受信したことに少なくとも一部基づいて圧縮されたアップリンクデータを送信するのに必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定し得る。アップリンク送信グラントは、アップリンク方向の無線ベアラを介してアップリンクデータを送信するためにUEが使用し得る量アップリンクリソースを特定するグラントを含み得る。たとえば、アップリンク送信グラントは、UEがアップリンク送信グラントにおいて特定される時間の間に送信することが許可されるアップリンクデータの量(たとえば、バイト単位のサイズ)を含み得る。
[0429]いくつかの態様では、アップリンク送信グラントを受信したことに少なくとも一部基づいて、UEは、UEのアップリンクバッファの中の圧縮されたアップリンクデータに対応する圧縮されたアップリンクデータの量を決定し得る。UEは次いで、圧縮されたアップリンクデータの量と、アップリンク送信グラントによって割り振られたリソースの量とを比較することができ、この比較に少なくとも一部基づいて、アップリンク送信グラントによって割り振られたリソースの量が圧縮されたアップリンクデータを送信するのに必要とされるリソースの量より多いかどうかを決定することができる。言い換えると、UEは、UEのアップリンクバッファがアップリンク送信グラントを埋めるのに十分な圧縮されたアップリンクデータの量を含むかどうかを決定し得る。いくつかの態様では、UEは、圧縮されていないアップリンクデータに対してUEがUDCを実行する前にアップリンク送信グラントを受信することがあるので、アップリンクバッファは、アップリンク送信グラントを埋めるのに十分な圧縮されたアップリンクデータを含まないことがある。
[0430]いくつかの態様では、リソースの量が圧縮されたアップリンクデータの量より多い場合、UEは、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を決定し得る。たとえば、UEは、アップリンク送信のリソースの残りの量を決定するために、リソースの量から圧縮されたアップリンクデータの量を差し引き得る。
[0431]加えて、または代替的に、リソースの量が圧縮されたアップリンクデータの量以下である場合、UEは、圧縮されたアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントを(たとえば、完全に)埋めることができ、それに従って、圧縮されたアップリンクデータを送信することができる。
[0432]図28にさらに示されるように、プロセス2800は、圧縮されていないデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とデータの予測される量を足したものより多いかどうかを決定することを含むことがあり(ブロック2820)、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかを決定することを含むことがある(ブロック2830)。たとえば、UEは、圧縮されていないデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの残りの量とデータの予測される量を足したものより多いかどうかを決定することがあり、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかを決定することがある。いくつかの態様では、UEは、アップリンク送信グラントによって割り振られるリソースの量が圧縮されたアップリンクデータを送信するのに必要とされるリソースの量より多いと決定した後で、ブロック2820とブロック2830とを実行し得る。
[0433]いくつかの態様では、UEは、アップリンクデータの予測される量に少なくとも一部基づいて、圧縮されていないアップリンクデータを用いてリソースの残りの量を埋めるかどうかを決定し得る。上で説明されたように、アップリンクデータの予測される量は、圧縮されていないアップリンクデータに対してUDCを実行することに起因する、アップリンクデータの予測される量を含み得る。いくつかの態様では、上で説明されたように、UEは、圧縮されていないアップリンクデータの量、および圧縮されていないアップリンクデータに対してUDCを実行することと関連付けられる予想される圧縮利得に少なくとも一部基づいて、アップリンクデータの予測される量を決定し得る。たとえば、UEは、アップリンク送信のために送信されるべき圧縮されていないアップリンクデータの次のパケットのサイズを決定することがあり、アップリンクデータの予測される量を決定するために次のパケットのサイズを予想される圧縮利得と乗じることがある。
[0434]いくつかの態様では、UEは、アップリンクデータの予測される量を残りのリソースの量と加算し、加算の結果を圧縮されていないアップリンクデータの量と比較することによって、圧縮されていないアップリンクデータを用いてリソースの残りの量を埋めるかどうかを決定し得る。
[0435]いくつかの態様では、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンクデータの予測される量と残りのリソースの量との加算の結果より大きい場合、UEは、UEが圧縮されていないアップリンクデータを用いてリソースの残りの量を埋めるべきではないと決定し得る。この場合、UEは、圧縮されていないアップリンクデータを(UDCの後の)圧縮されたアップリンクデータとして未来の(たとえば、次の)アップリンク送信グラントにおいて提供するのを待機し得る。いくつかの態様では、UEが圧縮されていないアップリンクデータを用いてリソースの残りの量を埋めるべきではないと決定したことに少なくとも一部基づいて、UEは、パディングデータ(たとえば、任意のデータ、無意味な情報を運ぶデータなど)を用いてリソースの残りの量を埋めることができる。加えて、または代替的に、UEは、圧縮されたデータと関連付けられる論理チャネルとは異なる論理チャネル(たとえば、次に優先度の高い論理チャネル)のためのアップリンクデータを用いてリソースの残りの量を埋めることができる。
[0436]いくつかの態様では、UEは、アップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントを完全には埋めないことによって、(たとえば、アップリンク送信グラントに圧縮されていないアップリンクデータを含めることと比較して)より効率的にアップリンクリソースを使用することができる。たとえば、圧縮されていないアップリンクデータを圧縮するときに、UEが、残りのリソースの量と(たとえば、圧縮されていないアップリンクデータを圧縮したことに起因する)圧縮されたアップリンクデータの量とを足したものが圧縮されていないアップリンクデータの量より少なくなるような圧縮利得を達成する場合、UEは、未来のアップリンク送信グラントにおいて圧縮されていないアップリンクデータを送信するのを待機することによって、アップリンクデータを送信するためにより少量のアップリンクリソースを使用するであろう。
[0437]いくつかの態様では、UEは、(たとえば、アップリンク送信グラントの中の埋められていないリソースの残りの量が、次のアップリンク送信グラントに圧縮されていないアップリンクデータを含めるかどうかを決定するときに考慮され得るように)圧縮されていないアップリンクデータが未来のアップリンク送信グラントにおいて送信されるべきであるかどうかを決定する際に使用するためのリソースの残りの量を特定する情報を記憶していることがある。
[0438]代替的に、圧縮されていないアップリンクデータの量がアップリンクデータの予測される量と残りのリソースの量との加算の結果より大きくない場合、UEは、UEが圧縮されていないアップリンクデータを用いてリソースの残りの量を埋めるべきであると決定し得る。この場合、圧縮されていないアップリンクデータは、アップリンク送信グラントと1つまたは複数の未来のアップリンク送信グラントとの間でセグメント化(たとえば、分割)されることがあり、UDCはセグメント化された圧縮されていないアップリンクデータに対しては可能ではないことがある。
[0439]図28にさらに示されるように、プロセス2800は、圧縮されていないデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかの決定に少なくとも一部基づいて、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信することを含み得る(ブロック2840)。たとえば、UEは、圧縮されていないデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかの決定に少なくとも一部基づいて、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信し得る。
[0440]いくつかの態様では、UEは、UEが圧縮されていないアップリンクデータを用いてリソースの残りの量を埋めるべきかどうかをUEが決定した後で、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信し得る。たとえば、UEは、圧縮されたアップリンクデータを送信することがあり、UEが圧縮されていないアップリンクデータを用いてリソースの残りの量を埋めるべきではないとUEが決定するとき、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めることと関連付けられるパディングデータを送信することもある。
[0441]別の例として、UEは、圧縮されたアップリンクデータを送信することがあり、UEが圧縮されていないアップリンクデータを用いてリソースの残りの量を埋めるべきであるとUEが決定するとき、(たとえば、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるためにセグメント化されるべき)圧縮されていないアップリンクデータも送信することがある。
[0442]そのような選択的な送信の例では、UEは、圧縮されたアップリンクデータの量(たとえば、600バイトの第1のパケット)と、圧縮されていないアップリンクデータの量(たとえば、500バイトの第2のパケット)とを、別個のサイズ(たとえば、1000バイト)のアップリンク送信グラントをUEが受信する時点で記憶する。さらに、UEは、圧縮されていないアップリンクデータを圧縮するとき、50%の圧縮利得を予想し得る。ここで、UEは、圧縮されたデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの量より少ない(たとえば、600バイト<1000バイト)ことと、圧縮されたアップリンクデータをアップリンク送信グラントに含めた後のリソースの残りの量が400バイトであることとを決定し得る。ここで、UEは、圧縮されていないアップリンクデータと関連付けられるアップリンクデータの予測される量が250バイト(たとえば、500バイト×50%=250バイト)であると決定し得る。UEは次いで、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量とを足したものが圧縮されていないデータの量より少なくない(たとえば、400バイト+250バイト=650バイト>500バイト)と決定し得る。したがって、UEは、(たとえば、圧縮されていないアップリンクデータがセグメント化されるように)UEがアップリンク送信グラントの残りのリソースにおいて圧縮されていないアップリンクデータを送信すべきであると決定することができ、それに従って圧縮されていないデータを送信することができる。
[0443]選択的な送信の別の例として、UEは、圧縮されたアップリンクデータの量(たとえば、900バイトの第1のパケット)と、圧縮されていないアップリンクデータの量(たとえば、500バイトの第2のパケット)とを、別個のサイズ(たとえば、1000バイト)のアップリンク送信グラントをUEが受信する時点で記憶する。さらに、UEは、圧縮されていないアップリンクデータを圧縮するとき、50%の圧縮利得を予想し得る。ここで、UEは、圧縮されたデータの量がアップリンク送信グラントのリソースの量より少ない(たとえば、900バイト<1000バイト)ことと、圧縮されたアップリンクデータをアップリンク送信グラントに含めた後のリソースの残りの量が100バイトであることとを決定し得る。ここで、UEは、圧縮されていないアップリンクデータと関連付けられるアップリンクデータの予測される量が250バイト(たとえば、500バイト×50%=250バイト)であると決定し得る。UEは次いで、アップリンク送信グラントのリソースの残りの量とアップリンクデータの予測される量とを足したものが圧縮されていないデータの量より少ない(たとえば、100バイト+250バイト=350バイト<500バイト)と決定し得る。したがって、UEは、(たとえば、圧縮されていないアップリンクデータが圧縮された後で)UEが未来のアップリンク送信グラントにおいて圧縮されていないアップリンクデータを送信するのを待機すべきであると決定することができ、UEは、パディングデータを用いてアップリンク送信の残りのリソースを埋めることができる。
[0444]このようにして、UEは、圧縮されていないアップリンクデータを用いてアップリンク送信グラントのリソースの残りの量を埋めるかどうかを決定することができ、それに従って、圧縮されていないアップリンクデータを選択的に送信することができる。そのような決定に少なくとも一部基づいて、UEは、アップリンクデータを送信するために使用されるアップリンクリソースの全体の量(たとえば、バイトの数)を減らす。
[0445]図28はプロセス2800の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス2800は、追加のブロック、より少数のブロック、異なるブロック、または図28に示されるものとは異なるように配置されたブロックを含み得る。加えて、または代替的に、プロセス2800のブロックの2つ以上が、並列に実行され得る。
[0446]本明細書で説明される技法は、アップリンクデータ上でUDCを実行するように構成されるUEが、1つまたは複数のMAC層の機能の性能がアップリンクデータ上でのUDCの実施に少なくとも一部基づいて改善される(たとえば、最適化される)ような方式で、1つまたは複数のMAC層の機能を実行することを可能にし得る。UEは、UDCを実施することに少なくとも一部基づいてUEの全体の性能が改善されるような方式で、1つまたは複数のMAC層の機能を実行し得る。
[0447]上述の開示は、例示と説明とを与えるものであり、網羅的であることまたは態様を開示された厳密な形態に限定することは意図されない。修正および変形が、上記の開示を考慮して可能であり、または態様の実践から得られることがある。たとえば、上述の開示は、アップリンク方向に提供されるべきデータと関連付けられる機能を最適化するための技法を説明するが、いくつかの態様では、説明される技法は、ダウンリンク方向(たとえば、eNBからUE)に提供されるべきデータにも適用されることがある。
[0448]本明細書で使用される場合、コンポーネントという用語は、ハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして、広く解釈されることが意図される。本明細書で使用される場合、プロセッサは、ハードウェア、ファームアップ、またはハードウェアとソフトウェアの組合せで実装される。
[0449]いくつかの態様が、本明細書において閾値に関連して説明された。本明細書で使用される場合、閾値を満たすとは、値が閾値より大きいこと、閾値以上であること、閾値より小さいこと、閾値以下であること、閾値に等しいこと、閾値に等しくないことなどを指し得る。
[0450]本明細書で説明される技法は、ハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せの様々な形式で実施され得ることが明らかであろう。これらの技法を実施するために使用される実際の特別な制御ハードウェアまたはソフトウェアコードは、態様を限定するものではない。したがって、特定のソフトウェアコードを参照せずに本明細書で説明される技法の動作および挙動、ソフトウェアおよびハードウェアは本明細書の説明に少なくとも一部基づいて技法を実施するように設計され得ることが理解される。
[0451]特徴の明確な組合せが請求項に記載され、および/または明細書において開示されていても、これらの組合せは可能な態様の開示を限定することは意図されていない。実際には、これらの特徴の多くが、請求項において特に記載されていない、および/または明細書において開示されていない方法で組み合わされ得る。以下で列挙される各従属請求項は1つの請求項だけに直接従属することがあるが、あり得る態様の開示は、請求項のセットの中のあらゆる他の請求項と組み合わされた各従属請求項を含む。項目のリスト「の少なくとも1つ」を指す語句は、単一のメンバーを含む、項目の任意の組合せを指す。例として、「a、b、またはcの少なくとも1つ」は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、ならびにa、bおよびcを包含することが意図される。
[0452]明示的にそのように説明されていない限り、本明細書で使用されるいずれの要素、活動、または命令も、重要または必須であると見なされるべきではない。また、本明細書で使用される場合、冠詞「a」および「an」は、1つまたは複数の項目を含むことが意図されるが、「1つまたは複数の」と交換可能に使用されることがある。さらに、本明細書で使用される場合、「セット」および「グループ」という用語は、1つまたは複数の項目(たとえば、関連する項目、関連しない項目、関連する項目と関連しない項目の組合せなど)を含むことが意図され、「1つまたは複数の」と交換可能に使用されることがある。1つの項目だけが意図される場合、「1つの」という用語または同様の表現が使用される。また、本明細書で使用される場合、「有する(has)」、「有する(have)」、「有する(having)」などの用語は、非限定的な用語であることが意図される。さらに、「に少なくとも一部基づいて」という語句は、別段明示的に述べられていない限り、「に少なくとも一部基づいて」を意味することが意図される。
[0453]添付の図面に関して上に記載された詳細な説明は、例示的な実施形態を説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。この説明全体において使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の実施形態よりも有利である」を意味しない。発明を実施するための形態は、説明される技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細を伴わずに実践され得る。場合によっては、説明された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、周知の構造およびデバイスがブロック図の形態で示される。
[0454]情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上の説明全体を通じて参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁気粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0455]本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよびコンポーネントは、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェアコンポーネント、または本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて、実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としても実装され得る。
[0456]本明細書で説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令もしくはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されることがあり、またはコンピュータ可読媒体を介して送信されることがある。他の例および実装形態は、本開示の範囲および添付の特許請求の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質に起因して、上で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含めて、様々な場所に物理的に位置し得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「の少なくとも1つ」あるいは「の1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCの少なくとも1つという列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的列挙を示す。
[0457]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を備え得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ソフトウェアがウェブサイト、サーバまたは他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0458]本開示の前述の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられている。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
[0459]本明細書で説明された技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、OFDMA、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、および他のシステムなどの、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000 Release 0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、High Rate Packet Data(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、WCDMAとCDMAの他の変形とを含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunications system(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUniversal Mobile Telecommunications system(UMTS)の新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGlobal System for Mobile Communications(GSM)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明される技法は、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。しかしながら、上記の説明は、例としてLTEシステムを説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTEの適用例以外に適用可能である。
[0459]本明細書で説明された技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、OFDMA、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、および他のシステムなどの、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、Universal
Terrestrial Radio Access(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000 Release 0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、High Rate Packet Data(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、WCDMAとCDMAの他の変形とを含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunications system(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUniversal Mobile Telecommunications system(UMTS)の新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGlobal System for Mobile Communications(GSM)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明される技法は、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。しかしながら、上記の説明は、例としてLTEシステムを説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTEの適用例以外に適用可能である。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための方法であって、
圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定することと、
圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定することと、
前記圧縮されていないバッファの前記第1のコンテンツサイズおよび前記圧縮されたバッファの前記第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成することとを備える、方法。
[C2]
前記圧縮されていないバッファのコンテンツおよび前記圧縮されたバッファのコンテンツに少なくとも一部基づいて、パケットが圧縮されていないか圧縮されているかを決定することをさらに備え、前記BSRを生成することが、前記パケットが圧縮されていない場合には圧縮されていないサービスデータユニット(SDU)サイズに、または前記パケットが圧縮されている場合には圧縮されたSDUサイズに少なくとも一部基づく、C1に記載の方法。
[C3]
成功裏に受信されたパケットを示す肯定応答を受信することと、
前記圧縮されたバッファからパケットの圧縮されたコピーを削除することと、
前記圧縮されていないバッファからパケットの圧縮されていないコピーを削除することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記肯定応答(ACK)を受信することが、
前記成功裏に受信されたパケットに対応する無線リンク制御(RLC)ACKメッセージを受信することを備える、C3に記載の方法。
[C5]
前記ACKを受信することが、
パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを備える、C3に記載の方法。
[C6]
成功裏に受信されたパケットを示す肯定応答を受信することと、
パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットが受信機ウィンドウの中の穴に対応すると決定することと、
後続のBSRから前記成功裏に受信されたパケットを省くこととをさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定することと、
前記圧縮されたバッファのコンテンツを削除することと、
前記圧縮されていないバッファの前記第1のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、後続のBSRを生成することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記圧縮されていないバッファが圧縮されていないパケットを含むと決定することと、
前記圧縮されていないパケットに対応する前記圧縮されたバッファの中の圧縮されたパケットを特定することと、
前記圧縮されていないパケットおよび前記対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定することと、
前記圧縮利得に少なくとも一部基づいて前記BSRを生成することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記圧縮利得を決定することが、
前記圧縮されていないパケットのサイズを決定することと、前記対応する圧縮されたパケットのサイズを決定することと、前記圧縮されていないパケットの前記サイズを前記対応する圧縮されたパケットの前記サイズと比較することとを備える、C8に記載の方法。
[C10]
前記BSRを生成することが、
前記圧縮されていないバッファの前記第1のコンテンツサイズを前記圧縮利得によってスケーリングすることを備える、C8に記載の方法。
[C11]
前記圧縮されていないバッファの中の後続の圧縮されていないパケットを特定することと、
前記後続の圧縮されていないパケットに対応する前記圧縮されたバッファの中の後続の圧縮されたパケットを特定することと、
前記後続の圧縮されていないパケットと前記対応する後続の圧縮されたパケットとを比較することと、
前記後続の圧縮されていないパケットと前記対応する後続の圧縮されたパケットとの前記比較に少なくとも一部基づいて、前記圧縮利得を調整することとをさらに備える、C8に記載の方法。
[C12]
前記圧縮利得を調整することが、
前記圧縮されていないパケット、前記対応する圧縮されたパケット、前記後続の圧縮されていないパケット、および前記対応する後続の圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、前記圧縮利得の平均を決定することを備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記圧縮利得を決定することが、
ベアラに少なくとも一部基づいて前記圧縮利得を決定することを備える、C8に記載の方法。
[C14]
前記圧縮利得を決定することが、
データ圧縮が有効にされたすべてのベアラのための前記圧縮利得を決定することを備える、C13に記載の方法。
[C15]
前記圧縮利得を所定の値に初期化することと、
前記圧縮されていないパケットおよび前記対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、前記圧縮利得を更新することとをさらに備える、C8に記載の方法。
[C16]
バッファの予測される量を決定するために、前記圧縮されていないバッファの前記第1のコンテンツサイズと予想される圧縮利得を乗じることをさらに備え、
前記BSRを準備することがさらに、
バッファの前記予測される量に少なくとも一部基づいて前記BSRを準備することを備える、C1に記載の方法。
[C17]
バッファの総量を決定するために、バッファの前記予測される量と前記圧縮されたバッファの前記第2のコンテンツサイズとを合成することをさらに備え、
前記BSRを準備することがさらに、
バッファの前記総量に少なくとも一部基づいて前記BSRを準備することを備える、C16に記載の方法。
[C18]
ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、
圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定し、
圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定し、
前記圧縮されていないバッファの前記第1のコンテンツサイズおよび前記圧縮されたバッファの前記第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成する
ように前記プロセッサによって実行可能である、装置。
[C19]
ワイヤレスデバイスにおける通信の方法であって、
UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを受信することと、
前記UEから圧縮されたパケットを受信することと、
前記圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定することと、
前記圧縮利得に少なくとも一部基づいて、前記受信されたBSRを調整することと、
前記調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントを前記UEに割り当てることとを備える、方法。
[C20]
以前のグラントを埋めるために前記UEによって使用されるパディングサイズを決定することをさらに備え、
前記圧縮利得を前記決定することが、前記決定されたパディングサイズに少なくとも一部基づく、C19に記載の方法。
[C21]
前記受信されたバッファステータス報告を調整することが、
前記受信されたBSRと関連付けられるグラントサイズを決定することと、前記グラントサイズを前記圧縮利得によってスケーリングすることとを備える、C19に記載の方法。
[C22]
前記UEから後続の圧縮されたパケットを受信することと、
前記後続の圧縮されたパケットのサイズおよび対応する後続の圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、前記圧縮利得を調整することとをさらに備える、C19に記載の方法。
[C23]
前記圧縮利得を調整することが、
圧縮されていないパケットの前記サイズ、前記対応する圧縮されたパケットの前記サイズ、後続の圧縮されていないパケットの前記サイズ、および前記対応する後続の圧縮されたパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、前記圧縮利得の平均を決定することを備える、C22に記載の方法。
[C24]
前記圧縮利得を決定することが、
ベアラに少なくとも一部基づいて前記圧縮利得を決定することを備える、C19に記載の方法。
[C25]
前記圧縮利得を決定することが、
データ圧縮が有効にされたすべてのベアラのための前記圧縮利得を決定することを備える、C24に記載の方法。
[C26]
前記ベアラが前記UEのすべてのアクティブベアラを備える、C24に記載の方法。
[C27]
データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定することと、
前記圧縮利得に所定の値を割り当てることとをさらに備える、C19に記載の方法。
[C28]
バックホールリンクを介して前記圧縮利得を基地局に送信することをさらに備える、C19に記載の方法。
[C29]
前記UEから圧縮情報を受信することと、
前記圧縮情報に少なくとも一部基づいて前記圧縮利得を決定することとをさらに備える、C19に記載の方法。
[C30]
ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、
UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを受信し、
前記UEから圧縮されたパケットを受信し、
前記圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定し、
前記圧縮利得に少なくとも一部基づいて前記受信されたBSRを調整し、
前記調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントを前記UEに割り当てる
ように前記プロセッサによって実行可能である、装置。

Claims (30)

  1. ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための方法であって、
    圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定することと、
    圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定することと、
    前記圧縮されていないバッファの前記第1のコンテンツサイズおよび前記圧縮されたバッファの前記第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成することとを備える、方法。
  2. 前記圧縮されていないバッファのコンテンツおよび前記圧縮されたバッファのコンテンツに少なくとも一部基づいて、パケットが圧縮されていないか圧縮されているかを決定することをさらに備え、前記BSRを生成することが、前記パケットが圧縮されていない場合には圧縮されていないサービスデータユニット(SDU)サイズに、または前記パケットが圧縮されている場合には圧縮されたSDUサイズに少なくとも一部基づく、請求項1に記載の方法。
  3. 成功裏に受信されたパケットを示す肯定応答を受信することと、
    前記圧縮されたバッファからパケットの圧縮されたコピーを削除することと、
    前記圧縮されていないバッファからパケットの圧縮されていないコピーを削除することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記肯定応答(ACK)を受信することが、
    前記成功裏に受信されたパケットに対応する無線リンク制御(RLC)ACKメッセージを受信することを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ACKを受信することが、
    パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットに対応するRLC ACKメッセージを受信することを備える、請求項3に記載の方法。
  6. 成功裏に受信されたパケットを示す肯定応答を受信することと、
    パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンスの以前に送信されたパケットが受信機ウィンドウの中の穴に対応すると決定することと、
    後続のBSRから前記成功裏に受信されたパケットを省くこととをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定することと、
    前記圧縮されたバッファのコンテンツを削除することと、
    前記圧縮されていないバッファの前記第1のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、後続のBSRを生成することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記圧縮されていないバッファが圧縮されていないパケットを含むと決定することと、
    前記圧縮されていないパケットに対応する前記圧縮されたバッファの中の圧縮されたパケットを特定することと、
    前記圧縮されていないパケットおよび前記対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定することと、
    前記圧縮利得に少なくとも一部基づいて前記BSRを生成することとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記圧縮利得を決定することが、
    前記圧縮されていないパケットのサイズを決定することと、前記対応する圧縮されたパケットのサイズを決定することと、前記圧縮されていないパケットの前記サイズを前記対応する圧縮されたパケットの前記サイズと比較することとを備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記BSRを生成することが、
    前記圧縮されていないバッファの前記第1のコンテンツサイズを前記圧縮利得によってスケーリングすることを備える、請求項8に記載の方法。
  11. 前記圧縮されていないバッファの中の後続の圧縮されていないパケットを特定することと、
    前記後続の圧縮されていないパケットに対応する前記圧縮されたバッファの中の後続の圧縮されたパケットを特定することと、
    前記後続の圧縮されていないパケットと前記対応する後続の圧縮されたパケットとを比較することと、
    前記後続の圧縮されていないパケットと前記対応する後続の圧縮されたパケットとの前記比較に少なくとも一部基づいて、前記圧縮利得を調整することとをさらに備える、請求項8に記載の方法。
  12. 前記圧縮利得を調整することが、
    前記圧縮されていないパケット、前記対応する圧縮されたパケット、前記後続の圧縮されていないパケット、および前記対応する後続の圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、前記圧縮利得の平均を決定することを備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記圧縮利得を決定することが、
    ベアラに少なくとも一部基づいて前記圧縮利得を決定することを備える、請求項8に記載の方法。
  14. 前記圧縮利得を決定することが、
    データ圧縮が有効にされたすべてのベアラのための前記圧縮利得を決定することを備える、請求項13に記載の方法。
  15. 前記圧縮利得を所定の値に初期化することと、
    前記圧縮されていないパケットおよび前記対応する圧縮されたパケットに少なくとも一部基づいて、前記圧縮利得を更新することとをさらに備える、請求項8に記載の方法。
  16. バッファの予測される量を決定するために、前記圧縮されていないバッファの前記第1のコンテンツサイズと予想される圧縮利得を乗じることをさらに備え、
    前記BSRを準備することがさらに、
    バッファの前記予測される量に少なくとも一部基づいて前記BSRを準備することを備える、請求項1に記載の方法。
  17. バッファの総量を決定するために、バッファの前記予測される量と前記圧縮されたバッファの前記第2のコンテンツサイズとを合成することをさらに備え、
    前記BSRを準備することがさらに、
    バッファの前記総量に少なくとも一部基づいて前記BSRを準備することを備える、請求項16に記載の方法。
  18. ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
    前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、
    圧縮されていないバッファの第1のコンテンツサイズを決定し、
    圧縮されたバッファの第2のコンテンツサイズを決定し、
    前記圧縮されていないバッファの前記第1のコンテンツサイズおよび前記圧縮されたバッファの前記第2のコンテンツサイズに少なくとも一部基づいて、バッファステータス報告(BSR)を生成する
    ように前記プロセッサによって実行可能である、装置。
  19. ワイヤレスデバイスにおける通信の方法であって、
    UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを受信することと、
    前記UEから圧縮されたパケットを受信することと、
    前記圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定することと、
    前記圧縮利得に少なくとも一部基づいて、前記受信されたBSRを調整することと、
    前記調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントを前記UEに割り当てることとを備える、方法。
  20. 以前のグラントを埋めるために前記UEによって使用されるパディングサイズを決定することをさらに備え、
    前記圧縮利得を前記決定することが、前記決定されたパディングサイズに少なくとも一部基づく、請求項19に記載の方法。
  21. 前記受信されたバッファステータス報告を調整することが、
    前記受信されたBSRと関連付けられるグラントサイズを決定することと、前記グラントサイズを前記圧縮利得によってスケーリングすることとを備える、請求項19に記載の方法。
  22. 前記UEから後続の圧縮されたパケットを受信することと、
    前記後続の圧縮されたパケットのサイズおよび対応する後続の圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、前記圧縮利得を調整することとをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  23. 前記圧縮利得を調整することが、
    圧縮されていないパケットの前記サイズ、前記対応する圧縮されたパケットの前記サイズ、後続の圧縮されていないパケットの前記サイズ、および前記対応する後続の圧縮されたパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、前記圧縮利得の平均を決定することを備える、請求項22に記載の方法。
  24. 前記圧縮利得を決定することが、
    ベアラに少なくとも一部基づいて前記圧縮利得を決定することを備える、請求項19に記載の方法。
  25. 前記圧縮利得を決定することが、
    データ圧縮が有効にされたすべてのベアラのための前記圧縮利得を決定することを備える、請求項24に記載の方法。
  26. 前記ベアラが前記UEのすべてのアクティブベアラを備える、請求項24に記載の方法。
  27. データ圧縮方式が無効にされる、またはリセットされると決定することと、
    前記圧縮利得に所定の値を割り当てることとをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  28. バックホールリンクを介して前記圧縮利得を基地局に送信することをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  29. 前記UEから圧縮情報を受信することと、
    前記圧縮情報に少なくとも一部基づいて前記圧縮利得を決定することとをさらに備える、請求項19に記載の方法。
  30. ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
    前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、
    UEの圧縮されていないバッファのサイズに少なくとも一部基づいて、BSRを受信し、
    前記UEから圧縮されたパケットを受信し、
    前記圧縮されたパケットのサイズおよび対応する圧縮されていないパケットのサイズに少なくとも一部基づいて、圧縮利得を決定し、
    前記圧縮利得に少なくとも一部基づいて前記受信されたBSRを調整し、
    前記調整されたBSRに少なくとも一部基づいて、グラントを前記UEに割り当てる
    ように前記プロセッサによって実行可能である、装置。
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