JP2017538508A - 無煙エアブレード鍋 - Google Patents

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Abstract

本発明は、食品調理容器100の中に食材を導入するための主インレット10を有する食品調理容器100であって、食品調理容器100は、気体フロージェネレータアウトレット21及び気体フローレシーバインレット22を有し、気体フロージェネレータアウトレット21は、気体フロージェネレータアウトレット21が動作中に気体フロージェネレータと機能的に結合される場合に、主インレット10に対して平行な成分を持つ気体フロー25を気体フローレシーバインレット22の方向において供給するように構成される、食品調理容器を提供する。

Description

本発明は、食品調理容器に関する。本発明は、さらに、食品調理容器とベースステーションとの組み合わせに関する。さらに、本発明は、かかる食品調理容器を用いて、オプションで上記ベースステーションと組み合わせて、食品を調理するための方法にも関する。
調理を補助するための電気的手段が、当該技術分野で知られている。例えば、欧州特許出願公開第1912024号明細書は、上部調理表面又はクックトップ、前壁、前面に位置し、前記上面の上方に延在する透明シースルー壁、並びに、煙/臭気又は前記クックトップにおいて生成され放出される気体を取り込むための吸引手段を有する食品調理装置であって、前記吸引手段は、前記クックトップと前記垂直壁との間に配置された前方傾斜吸気グリルを有し、前記透明シースルー壁は、後方に湾曲しており、その下部はほぼ垂直に伸び、その後徐々に後方に湾曲している、食品調理装置について述べている。吸引される気体を収集するチャンバは、前記グリルの下に配置され、垂直吸気管の中へ出て行く。そこには、適切な吸引ファンがあり、気体は、前記チャンバの2つの対向する側の間に配置され装置の後壁に対して直交して位置するフィルタ仕切りの形式のフィルタを有するプリズムフィルタリングチャンバに入る。
家で炒めものをするとき、多くの消費者にとって、煙やはねが問題になる。この問題を裏付けるように、多くの消費者は、煙、油煙、及び、はねからの壁への永久的な損傷を防ぐために、ストーブ(コンロ、レンジ)の後ろに紙又はアルミホイルを固定する。消費者は、また、煙や臭いの健康面についてもますます心配している。
現在、閉ざされた環境で自動的に揚げる機器が利用可能であり、煙、臭い、及び、はねをデバイス内に封じ込めることができる。しかしながら、閉ざされた環境におけるこの種の揚げ調理は、許容可能な食品結果をもたらさないことが残念ながら観察された。幾つかの調理方法では、良好な結果を得るためには高温が必要である。例えば、攪拌フライ用には、200℃以上の温度が必要である。調理チャンバが例えば蓋で閉じられている場合、調理方法は、100℃の最高温度で蒸気処理に効果的に変化し、攪拌フライ結果は無効になる。
驚くべきことに、調理の改善を提供するために満たされなければならない少なくとも2つの重要な境界条件が存在するようである。代替方法は、既に存在する方法と同様であるべきである。また、代替方法は、あらゆる種類の利点を有するが、調理された料理の味を犠牲にするべきではない。
専門市場では、キッチン用換気扇の企業は、統合された強力な空気フィルタリングを備えた強力なソリューションを導入している。しかしながら、このタイプの製品は、一般消費者による家庭での使用に適していない。まず第一に、十分な煙やはね(飛沫)を防ぐことができるかどうかに疑問があるかもしれない。さらに、標準的な消費者用キッチンには、サイズ及び設置が容易ではないことがある。
従って、本発明の一態様は、好適には、上記欠点のうちの1又は複数を少なくとも部分的に解消する、代替的な食品調理容器を提供することである。このため、好ましくは、上記欠点のうちの1又は複数を少なくとも部分的に解消する、代替的な食品調理容器システムを提供することも、本発明の一態様である。さらに、好ましくは、上記欠点のうちの1又は複数を少なくとも部分的に解消する、代替的な食品調理方法を提供することも、本発明の一態様である。
調理における煙及びはねを封じ込める効果を高めるため、また、より小さな装置のソリューションを可能にするために、本発明は、パン又は他のタイプの調理容器の頂部のすぐ上にエアブレード/エアナイフを導入することを提案する。これは、煙やはねなどの望ましくない副作用の閉鎖を提供する一方で、ユーザによるアクセスと視覚的検査を可能にする。ここに提案される解決策は、利便性、安全性、及び、高性能の調理の点で消費者にとって重要な利点を提供する。提案された解決策では、鍋などの容器の内部に煙や匂いが維持され、飛沫も容器の中に保持され得る。それにもかかわらず、容器内の食物の目視検査は実質的に妨げられず、調理器具の使用も妨げられない。さらに、高温調理が(なお)可能であり、食物の品質及び調理プロセスは(実質的に)影響を受けない。従って、本発明は、従来の調理及び従来の調理器具と同じ品質の食品及び同じ食経験を提供することができるが、調理プロセスは改善され、そして調理する人にとってより便利であり得る。
従って、第1の態様において、本発明は、食品調理容器の中に食材を導入するための主インレットを有する食品調理容器であって、食品調理容器は、気体フロージェネレータアウトレット及び気体フローレシーバインレットを有し、気体フロージェネレータアウトレットは、気体フロージェネレータアウトレットが動作中に気体フロージェネレータと機能的に結合される場合に、主インレットに対して平行な成分を持つ気体フロー(即ち、特に、空気フロー)を気体フローレシーバインレットの方向において供給するように構成されるとともに、食品調理容器(ここでは、「容器」とも称される)を提供する。このため、気体フローは、主インレットに対して(実質的に)平行な気体フロー成分を持つ。
他の態様では、本発明は、ベースステーションと、特にここで規定されるような食品調理容器と、の組み合わせであって、ベースステーション及び食品調理容器の1又は複数が、上記気体フロージェネレータを有する、組み合わせ(「部品のキット」、ここでは「食品調理容器システム」とも称される)を提供する。特に、ベースステーション及び食品調理容器を有する組み合わせであって、食品調理容器が、食品調理容器の中に食材を導入するための主インレットを有し、前記組み合わせが、気体フロージェネレータを有し、特に、ベースステーションが、前記気体フロージェネレータを有し、前記組み合わせが、気体フロージェネレータアウトレット及び気体フローレシーバインレットを更に有し、気体フロージェネレータアウトレットが、気体フロージェネレータアウトレットが動作中気体フロージェネレータと機能的に結合される場合に、主インレットに対して平行な成分を持つ気体フローを気体フローレシーバインレットの方向において供給するように構成される、組み合わせが提供される。特定の実施形態では、上記組み合わせの食品調理容器は、特に、前記気体フロージェネレータアウトレット及び前記気体フローレシーバインレットを有する上記食品調理容器である(後記参照)。
かかる容器又は(容器と基地局との)組み合わせにより、従来の方法で食品を調理し、及び/又は、食材を調理することが可能であるが、食材、水、油などからの漏れを実質的に低減することができる。気体フロー、特にエアナイフベースの気体フローにより、容器内の食材が調理中に(気体フローを通じて)主インレットを介して依然として見ることが可能でありつつ、例えば、容器内の食材からの臭気及び/又ははねなどを捕らえることができる。「エアナイフベースの気体フロー」なる用語は、特に、気体フローがエアナイフ(又は、エアブレード)として供給されることを示す。
食材、水、油などの材料の望ましくない漏出が、閉ざされた容器において防止され得るが、食品調理プロセスが影響を受けうるとともに、物理的アクセスが不可能である一方、視覚的アクセスもより困難となり得る。
従って、本食品容器は、ユーザに知られているのと実質的に同じ食品調理プロセスを実行することを可能にする多くの特徴を、より少ない(又は実質的にない)欠点と組み合わせる。このため、気体フロー、特にエアナイフベースの気体フローが、容器内の食材の視覚的調査を少なくとも可能にしつつ、主インレットを閉じる(容器内部を閉じる)一種のカバーとして使用される。特定の実施形態では、気体フローのカバーに加えて、物理的なカバーが付与されてもよいことに留意されたい。例えば、気体フローは、カバーが主インレットの上又は中に配置されているときに、減少されてもよいし、オプションでオフにされてもよいが、カバーが取り外された場合、オンにされてもよく、少なくとも一時的に増加されてもよい。このため、本発明は、食品調理容器の主インレットを少なくとも部分的に閉じるために、(実施形態において)物理的なカバーの使用を除外しない。付加的なカバーの使用は、食品調理プロセスのタイプ、及び、調理される食品のタイプに依存してもよく、オプションで、ユーザに依存してもよい。
容器は、原則的に、食品を調理するために使用され得る任意の容器であり得る。特に、容器は、容器内の食材を加熱可能であるように構成される。さらに、或る実施形態では、容器は、気体調理などの焚き火(直火(open fire))により加熱可能であるように構成される。このため、容器は、気体調理のために構成され得る。更に他の実施形態では、容器は、セラミック(ホット)プレートのようなホットプレートなどの電気調理用に構成され得る。更に他の実施形態では、容器は、電気伝導によって加熱可能な加熱ユニットとして構成される容器の少なくとも一部により、伝導調理用に構成され得る。従って、容器は、スチールベースであるが、他の実施形態も可能である。特に、容器は、例えば、鍋調理(即ち、鍋による調理)の場合、少なくとも50℃、少なくとも90℃、150℃以上のような高温での調理プロセスのために構成される。従って、或る実施形態では、食品調理容器は、少なくとも50℃の範囲から選択される温度で、特に、少なくとも90℃の範囲から選択される温度で、少なくとも100℃などの、より具体的には、少なくとも150℃の範囲から選択される温度で、(食材を)加熱するために、(例えば、ベースステーションに含まれる(後記参照))加熱ユニットからの熱を受けるように更に構成される。実施形態では、食品調理容器は、加熱ユニットを含んでいてもよいが、他の実施形態では、加熱ユニットは、ベースステーションに含まれていてもよい。更に他の実施形態では、加熱ユニットは、食品調理容器の一部でもベースステーションの一部でもないものとして使用されてもよい。このため、実施形態では、ユーザは、食品調理容器、(特に、上記気体フロージェネレータを有する)ベースステーション、及び、(別個の)加熱ユニットを使用してもよい。従って、実施形態では、加熱ユニットは、ベースステーションの一部であってもよい、ベースステーションの一部でなくてもよい。「加熱ユニット」なる用語は、複数の加熱ユニットに関するものであってもよい。
しかしながら、本発明は、他のアプリケーションに適用されてもよい。エアナイフベースの気体フローは、ミキシング装置又は攪拌装置において、はねを防止又は少なくとも減少させることができる。例えば、食品調理容器は、例えば、食品成分を継続的に追加できる固体の蓋を持たない、フードブレンダに含まれていてもよい。
容器は、原則として任意の形状を持っていてもよい。例えば、主インレットは、丸みを帯びていてもよいが、オプションで、主インレットは、正方形、長方形であってもよく、又は、他の形状を持っていてもよい。容器は、動作中、実質的に水平に構成された主インレットを持つように構成されてもよい。かかる実施形態では、気体フローも実質的に水平な成分を持っていてもよい。しかしながら、他の実施形態では、容器は、動作中、例えば、0°よりも大きく且つ90°以下の範囲の角度、特に、15°乃至80°の範囲などの0°よりも大きく且つ80°以下の範囲の角度のような、水平の角度下で構成された主インレットを持つように構成されてもよい。さらに、主インレットは、特に、単一平面において構成され得る。しかしながら、主インレットは、平坦でなくてもよい。気体フローの効率性の観点では、主インレットは、特に、対称な平面又は円形的な対称性を少なくとも持つなどの対称性を有していてもよい。このため、或る実施形態では、主インレットは、正方形又は長方形の断面を持つ。更に他の実施形態では、主インレットは、円形の断面を持つ。気体フロージェネレータアウトレットの位置に依存して、正方形/長方形、又は、円形が好ましい(以下参照)。「主インレット」なる用語は、特に、これを通じて、食材が容器内に供給されるとともに、容器における可視的調査が可能であるインレットに関する。また、主インレットは、一般的に、(調理される)食品が容器から回収され得る開口である。従って、「主インレット」なる用語は、原則として「主アウトレット」にも関し得る。「主インレット」なる用語は、オプションで、複数の主インレットに関していてもよい。しかしながら、一般的に、容器は、単一の主インレットを持つ。特定の実施形態では、食品調理容器は、フライパン、スチールパン、ブレイジングパン、ローストパン、五徳、キャセロールパン、ダッチオーブン、グリドル、スープ鍋、ソテーパン、ソースパン、及び、中華鍋からなるグループから選択される容器を有する。しかしながら、他のタイプのパンなども可能であり得る。
本発明は、特に、ここで説明される食品調理容器及び/又は食品容器とベースステーションとの組み合わせにより、食材から食品を調理するための方法を提供する。従って、更に他の態様では、本発明は、食品調理期間において、ここで規定されるような食品調理容器の中で食材を加熱するステップを有し、前記調理期間の少なくとも一部においてエアナイフベースの気体フローにより主インレットを閉じる、食品を調理するための方法を提供する。この方法は、(オプションの)ベースステーションに機能的に結合される上記食品調理容器を用いることを含んでいてもよい。このようにして、食品調理容器は、気体フローにより流体的に閉じられる。従って、気体フローは、特に、動作中、オブジェクトが食品調理容器に導入される状況などを除き、主インレット全体が(エアナイフベースの)気体フローにより閉じられるような方法で供給される(以下参照)。
上述のように、エアナイフベースの気体フローは、例えば、容器に食材を供給する、攪拌又は泡立て、容器から食材を取り出す、容器から食品(即ち、特に調理された食材)を取り出すなどの動作を実行するために、一時的に、エアフロー(速度)において実質的に減少されてもよく、又は、オフにされてもよい。
従って、特定の実施形態において、食品調理容器は、主インレットに近づいてくる食品調理容器の外側のオブジェクト、又は、主インレット内に配置されるオブジェクトを感知するように構成されたセンサを更に有していてもよく、センサ及び気体フロージェネレータに機能的に結合される場合に、制御ユニットが、センサのセンサ信号の関数として気体フローを減少させるように構成される。代替的に、又は、追加的に、特定の実施形態では、オプションのベースステーションが、主インレットに近づいてくる食品調理容器の外側のオブジェクト、又は、主インレット内に配置されるオブジェクトを感知するように構成されたセンサを更に有していてもよく、センサ及び気体フロージェネレータに機能的に結合される場合に、制御ユニットが、センサのセンサ信号の関数として気体フローを減少させるように構成される。代替的に、又は、追加的に、食品調理容器、又は、組み合わせが付与される場合は食品調理容器及び/又はベースステーションが、気体フロー減少を誘起するために使用され得るユーザインタフェースあるいは機械的又は電気的スイッチを含んでいてもよい。さらに、気体フロー減少は、主インレット全体に亘る気体フローの減少であってもよいし、又は、主インレットの一部のみに亘る気体フローの減少であってもよい。
ここで、「オブジェクト」なる用語は、例えば、スプーン、へら、泡立て器、おたま、スパゲティ用調理器具、ポテトマッシャー、スキマー、トングなどの1又は複数に関していてもよい。しかしながら、「オブジェクト」なる用語は、手、又は、顔などの身体の他の部分に関していてもよい。センサは、「主インレットに近づいてくる食品調理容器の外側のオブジェクト、又は、主インレット内に配置されるオブジェクト」を感知するように構成され得る。ここで、「オブジェクト」なる用語は、複数のオブジェクトに関していてもよい。また、「センサ」なる用語は、複数のセンサに関していてもよい。さらに、「主インレットに近づいてくる食品調理容器の外側のオブジェクト、又は、主インレット内に配置されるオブジェクト」なる用語は、センサが、オプションで同時であっても、主インレットに近づいてくる食品調理容器の外側のオブジェクトと主インレット内に配置される(他の)オブジェクトとの両方を感知するように構成されることを除外しない。或る実施形態では、制御ユニットは、食品調理容器に少なくとも部分的に組み込まれてもよい。更に他の実施形態では、制御ユニットは、オプションのベースステーション少なくとも部分的に組み込まれてもよい(以下参照)。
「気体フローを減少させるように構成される」なる文言は、気体フローがエアナイフに必要な速度よりも低い気体フロー速度に減少されることを示し得る。例えば、気体フロー速度は、1m/s以下など、5m/s未満に減少され得る。特定の実施形態では、気体フローは、(実質的に)オフに切り替えられ得る。従って、本発明は、食品調理容器の外側のオブジェクトが主インレットに近づいてくる、又は、オブジェクトが主インレット内に配置される場合、エアナイフベースの気体フローが減少される、上述の方法を提供する。このため、調理中、気体フロー速度は、エアナイフを供給するため、高くてもよい。しかしながら、食品成分を導入したい場合、又は、攪拌したい場合、気体フロー速度は、実質的に減少され得る。これにより、ユーザは、例えば、それぞれ、食品成分を容易に導入でき、又は、容易に攪拌できる。上述したように、気体フローの一部もまた減少されるか、又は、遮断され得る。食品調理容器の一部、より正確には主インレットの一部を気体フローによって閉じたままにし、食品調理容器の一部、より正確には主インレットの一部に極めて低い速度の気体フローが供給される、又は、オフにさえされる。従って、「気体フローを減少させるように構成される」なる文言は、「気体フローを局所的に減少させるように構成される」ことも含み得る。
或る実施形態では、気体フローは、気体フロージェネレータアウトレットから出て行く前に加熱されてもよい。従って、エアナイフベースの気体フローは、少なくとも50℃、少なくとも約90℃、特に、少なくとも約100℃の温度を有する、熱い気体フローであってもよい。気体の加熱は、気体フローのインフラストラクチャ(以下参照)において気体フローを容器の壁の一部にガイドすることなどによる受動的な加熱であってもよく、この場合、気体フローは、食品調理容器が何らかの方法で加熱される実施形態において加熱され得る。しかしながら、代替的又は追加的に、食品調理容器及び/又はオプションのベースステーションは、気体フロー加熱素子を含んでいてもよい。かかる気体フロー加熱素子は、特に、気体フロージェネレータアウトレットから出る前に気体フローを加熱するように構成される。
「食材」なる用語は、複数の食材に関していてもよい。従って、ここで説明される方法は、特に調理プロセスにおいて、複数の食材から食品を調理するための方法に関していてもよい。一般的に、2以上の食材が存在してもよく、例えば、茹でるための液体として水又は他の水溶液、あるいは、ベーキング液として又は揚げるための液体として油又は脂肪が(実施形態において)食材であると考えられ得る。しかしながら、食材なる用語は、ここでは特に、少なくとも肉、野菜、果実、及び、穀物からなるグループから選択される食材に関する。さらに、「食材」なる用語は、1又は複数のハーブ及びスパイスなどの成分を含んでいてもよい。さらに、「食材」なる用語は、ソース及びシロップに関していてもよい。更に他の実施形態では、「食材」なる用語は、1又は複数のポテト及びご飯に関していてもよい。更に他の実施形態では、「食材」なる用語は、例えば、豆腐、豆、卵、マッシュルーム、(固形の)乳製品などに関していてもよい。更に他の実施形態では、「食材」なる用語は、ミルクを含む乳製品に関していてもよい。
ここで、「肉」なる用語は、生物学的用語、即ち、肉、魚、軟体動物などの1又は複数に関していてもよい。「野菜」なる用語は、特に、生物学的用語、即ち、ブロッコリー、カリフラワー、アーティチョーク、ケール、コラードグリーン、ホウレンソウ、ルッコラ、ビートグリーン、チンゲンサイ、チャード、サイシン、蕪菜、エンダイブ、レタス、からし菜、クレソン、ニラ、カイラン、ネギ、芽キャベツ、コールラビ、ガランガル、生姜、セロリ、大黄、カルドン、中華セロリ、アスパラガス、タケノコ、ジャガイモ、キクイモ、サツマイモ、タロイモ、ヤムイモ、大豆、ヤエナリ、ウーラット豆、アルファルファ、人参、パースニップ、ビート、ラディッシュ、ルタバガ、カブ、ゴボウ、玉ねぎ、エシャロット、にんにく、だけでなく、トマト、キュウリ、かぼちゃ、ズッキーニ、橙色のかぼちゃ、胡椒、ナス、トマティーヨ、ハヤトウリ、オクラ、パンノキ、アボカド、鞘、オプションで、トウモロコシ、サヤマメ、及び、サヤエンドウなどの種子のうちの1又は複数に関する。「果実」なる用語は、特に、生物学的用語、即ち、りんご、アンズ、バナナ、パンノキ、ブラックベリー、クロフサスグリ、ブルーベリー、スグリ、チェリー、ナツメヤシ、ドラゴンフルーツ、イチジク、セイヨウスグリ、ぶどう、グレープフルーツ、グアバ、キウイフルーツ、キンカン、マメ、レモン、ライム、ライチ、マンゴー、メロン(例えば、スイカを含む)、ハネデューメロン、ネクタリン、オレンジ、マンダリン、タンジェリン、パパイヤ、パッションフルーツ、桃、プラム、パイナップル、ザクロ、ザボン、ラズベリー、ランブータン、スターフルーツ、いちごなどのうちの1又は複数に関していてもよい。ここで、「穀物」なる用語は、特に、(トウモロコシの)粉、米、小麦、そば粉、大麦、ソルガム、きび、オート麦、ライ麦などのうちの1又は複数に関する。ここで、「乳製品」なる用語は、特に、クリーム、バター、チーズ、ヨーグルト、クォーク(しばしば、カードチーズとも称される)、ミルク、クレームフレーシュなどのうちの1又は複数に関する。
食品調理方法(又はプロセス)は、特に、調理プロセスを含んでいてもよい。「調理プロセス」又は単純に「調理」なる用語は、例えば、ロースト、焼き、茹で、揚げ、蒸し、又は、スモークに関していてもよく、特に、焼き、茹で、又は、揚げに関する。
ここで、「調理プロセス」なる用語は、特に、肉、野菜、果実、及び、穀物のうちの1又は複数が、特に、水性液体、油、脂肪などの1又は複数との組み合わせにおいて(第1の食材として)調理されるプロセスに関する。「水性液体」なる用語は、水、ワイン、ビール、(牛乳、羊乳、山羊乳、馬乳、豆乳などを含む)ミルクなどのうちの1又は複数に関していてもよい。調理プロセスは、液体を沸騰させること、液体を揚げること、脂肪(を焼くこと)などを含んでいてもよい。しかしながら、調理プロセスは、上記液体を実質的に有さないプロセスを含んでいてもよい。「調理」又は「調理プロセス」なる用語は、特に、食材が、50℃よりも上の温度、少なくとも約90℃よりも上の温度、特に、少なくとも約100℃よりも上の温度下にある方法に関する。
「調理」なる用語は、特に、熱を用いて食材から消費のための食品を準備する行為に関していてもよい。「調理」なる用語は、例えば、ロースト、焼き、茹で、揚げ、燻製などに関していてもよい。特定の例は、例えば、グリル、直火焼き、フラッシュベーキング、湯通し、ポシェ、蒸し、揚げ、炒め、中華鍋を用いた調理などである。従って、「調理」なる用語、又は、「食品を調理するための方法」なる文言は、焼き又は揚げなどによって食材が1又は複数の特性を変化し得る加熱プロセスに関していてもよいが、食材が実質的に加熱されるのみである(当該技術分野における当業者にとって明らかであるように、炒めなどの動作を考慮しない)加熱プロセスに関していてもよい。上述のように、「食品を調理するための方法」なる文言は、食材が加熱される方法を含んでいてもよいが、実施形態では、他の調理プロセスに関していてもよい。
このため、食品調理容器及び食品調理方法により、特に、食品が、食材から調理され得る。上述のように、これは、かかる食品が複数の食材から作られるプロセスを含み得る。「食品」なる用語は、とりわけ、(調理された)カリフラワー、調理された肉、調理されたポテト、フライドポテト、焼き魚などの「単一の」食品に関していてもよい。
容器に戻ると、上述のように、容器は、気体フロージェネレータアウトレットを有する。これは、動作中、及び、動作時間の少なくとも一部において、当該アウトレットから、気体フローが出て行くことを示している。特に、これは、ここでは、エアナイフを示している。エアナイフ技術は、当該技術分野において既知であり、例えば、ハンドドライヤーにおいて使用されている。エアナイフ技術は、とりわけ、参照によりここに組み込まれる、米国特許出願公開第2013/0269208号明細書及び米国特許第6742285号明細書において説明されている。本明細書において説明されるような気体フローは、特に、しばしば流線状のフローとも称される実質的に均一なシート状の空気フロー又は層流である。シート状の空気フローは、ブレード状(の気体フロー)又はナイフ状(の気体フロー)としても示され得る。
「気体フロージェネレータアウトレット」なる用語は、必ずしも、気体フロージェネレータが食品調理容器に組み込まれる(以下参照)ことを示さない。しかしながら、この用語は、特に、気体フロージェネレータアウトレットが上記気体フロージェネレータと機能的に結合されることを示し得る。また、動作中、かかる気体フローと機能的に結合された場合、上記気体フロージェネレータアウトレットから上記気体フローを供給する。特に、「気体フロージェネレータアウトレット」なる用語は、複数の(同一の)気体フロージェネレータアウトレットに関していてもよい。気体フロージェネレータアウトレットは、特に、シート状の空気フローを生成するように構成されているため、特に、気体フロージェネレータアウトレットは、(i)平面上に実質的に構成される複数のかかるアウトレット、の1又は複数と、(b)1より大きいアスペクト比を持つ上記気体フロージェネレータアウトレットの1又は複数と、を有する。結合され得る両方の実施形態において、シート状の空気フローを生成することが可能であり得る。特定の実施形態では、気体フロージェネレータアウトレットは、長さLと高さHとを持ち、ここで、L>Hであり、特に、L>2Hである。さらに、特に、0.1mm≦H≦2mmであり、より具体的には、0.1mm≦H≦1mmであり、さらに具体的には、0.1mm≦H≦0.5mmである。気体フローレシーバインレットは、実質的に同じ寸法を有していてもよいが、一般的に、(気体フロージェネレータアウトレットの各寸法よりも)1又は複数のより大きな寸法を持っていることに留意する。例えば、高さは、気体フロージェネレータアウトレットの高さよりも、最大2倍、又は、最大6倍、又は、最大10倍大きい。特定の寸法は、例えば、気体フロージェネレータアウトレットと気体フローレシーバインレットとの間の距離を含む構成に依存し得る。
供給される気体フローは、特に、気体フローレシーバインレットにおいて方向付けられる。従って、気体フロージェネレータアウトレット及び気体フローレシーバインレットは、特に、気体フロージェネレータアウトレットから出て行く気体フローの一部、特に、その実質的な一部が、気体フローレシーバインレットに到達するように構成される。以下において詳細に議論されるように、気体フロージェネレータアウトレット及び気体フローレシーバインレットは、気体フロージェネレータが、気体フローレシーバインレットにおける気体の吸入口から気体フロージェネレータアウトレットから出て行く気体フローの少なくとも一部を供給するリサイクルループにおいて構成され得る。「気体フローレシーバインレット」なる用語は、複数の気体フローレシーバインレットに関していてもよい。さらに、気体フロージェネレータアウトレット及び気体フローレシーバインレットは、特に、
食品の調理のために利用可能な内部体積の少なくとも50%、少なくとも75%、例えば、少なくとも85%、少なくとも90%を維持する、特に、直接的な気体フローから実質的に自由であるように構成される。
上述のように、気体フローは、主インレットに対して平行な成分を持つ。このようにして、主インレットは、気体フローによって「閉じ」られ得る。「主インレットに対して平行な成分」なる文言は、特に、気体フロー又は気体フロー速度又は気体フロースピードが、主インレットに対して平行な成分を持つことを示している。2つの垂直に配置された成分において気体フロー速度又は気体フロースピードを分割することができ、これらの成分のうちの少なくとも1つは主インレットに対して平行である。特に、主インレットに対して平行な成分は、直交する成分よりも大きい、特に、実質的に大きい。例えば、主インレットに平行な成分は、直交する成分の2倍以上の大きさであってもよく、例えば、少なくとも5倍の大きさであってもよい。特に、気体フローは、少なくとも5m/sの気体フロースピード、より具体的には、少なくとも10m/sのスピードを持つ。このため、特に、主インレットに平行な成分は、少なくとも5m/s、特に少なくとも10m/s、特に5m/s乃至200m/sの範囲、20m/s乃至200m/sの範囲、少なくとも50m/sの気体フロースピードを持つ。特に、気体フロースピードは、気体フロージェネレータアウトレットにおいて評価される。気体フローレシーバインレットに近い気体フローの気体フロースピードはより低くてもよい。従って、特に、(気体フロージェネレータと組み合わせられる)気体フロージェネレータアウトレットは、気体フロージェネレータアウトレットが、動作中、気体フロージェネレータと機能的に結合された場合、主インレットに対して平行な成分を持つ、より具体的には、少なくとも10m/sの気体フロースピードを有する上記気体フローを気体フローレシーバインレットの方向において供給するように構成される。更に具体的には、気体フロースピードは、少なくとも20m/s、少なくとも50m/s、少なくとも100m/sである。気体フロースピードは、例えば、5m/s乃至200m/sの範囲、20m/s乃至200m/sの範囲、少なくとも50m/sにあってもよい。「主インレットに対して平行な成分」なる文言は、特に、主インレットに対して略平行な成分を示している。例えば、0°乃至10°の範囲、特に、0°乃至5°の範囲、0°乃至2.5°の範囲における、平行からのわずかな偏差(ずれ)があってもよい。
主開口に対して平行な上記成分を得るため、及び、容器の効率的な使用のため、特に、1又は複数の気体フロージェネレータアウトレット及び気体フローレシーバインレットが容器の端部において含まれ得る。代替的又は追加的に、気体フロージェネレータアウトレット及び気体フローレシーバインレットのうちの1又は複数は、(オプションの)ベースステーションの端部に含まれ得る(後記参照)。しかしながら、これらの前述の実施形態の組み合わせを含んだ他の構成も可能であり得る(後記参照)。例えば、気体フローは、食品調理容器の主インレットにおける中央部から出ていってもよい。
特定の実施形態では、主インレットは、食品調理容器インレットエッジを有し、食品調理容器インレットエッジは、上記気体フロージェネレータアウトレット及び上記気体フローレシーバインレットを有する。かかる実施形態は、特に、主インレットが正方形又は長方形の断面を持つ場合に関連し得る。かかる実施形態では、或るエッジが、気体フロージェネレータアウトレットを含んでいてもよく、(主インレットの他の側における)反対側のエッジが気体フローレシーバインレットを含んでいてもよい。他の2つのエッジも、オプションで、気体フローレシーバインレットを含んでいてもよい。
他の実施形態では、食品調理容器は、ハブを更に有し、前記ハブが、前記気体フロージェネレータアウトレットを有し、前記主インレットが、食品調理容器インレットエッジを有し、前記容器インレットエッジが、前記気体フローレシーバインレットを有し、前記気体フロージェネレータアウトレットが、動作中前記気体フロージェネレータと機能的に結合される場合に、前記主インレットに対して平行な成分を持つ放射状の気体フローを前記気体フローレシーバインレットの方向において供給するように構成される。かかる実施形態は、特に、主インレットが円形状の断面を持つ場合に関連し得る。しかしながら、この実施形態は、主インレットの正方形又は長方形の断面との組み合わせにおいて使用されてもよい。従って、かかる実施形態では、気体フローは、食品調理容器の主インレットにおける中央部から出て行く。さらに、この実施形態では、気体フローレシーバインレットは、特に、食品調理容器インレットエッジに含まれ得る。
特に、気体フローインフラストラクチャの一部が容器に含まれる。或る実施形態では、気体フロージェネレータを含む気体フローインフラストラクチャの全体が容器に含まれ得る。従って、或る実施形態では、気体フロージェネレータは、食品調理容器に少なくとも部分的に組み込まれてもよい。更に他の実施形態では、気体フロージェネレータは、食品調理容器に完全に一体化される。
更に他の実施形態では、気体フロージェネレータを含む気体フローインフラストラクチャ全体がベースステーションに含まれる。更に他の実施形態では、気体フローインフラストラクチャの少なくとも一部が、容器に含まれ、オプションで、気体フローインフラストラクチャの一部が、オプションのベースステーションに含まれる。上述の実施形態において、気体フロージェネレータアウトレット及び気体フローレシーバインレットは少なくとも容器に含まれる。容器が気体フロージェネレータと機能的に結合される場合、気体フロージェネレータアウトレットから出て行く気体フローが生成され得る。気体は、少なくとも部分的に気体フローレシーバインレットによって受けられ、(少なくとも部分的に)気体フロージェネレータへ(再利用のために)戻され得る。
従って、或る実施形態では、食品調理容器は、気体フローアウトレット、気体フロージェネレータ、及び、気体フローレシーバインレットの間の流体連通のための気体フローインフラストラクチャを有する容器壁を有する。例えば、容器の少なくとも一部は、気体のフローを許容するために二重壁となっていてもよい。「気体」なる用語は、概して、ここでは空気に関することに留意する。「気体フローインフラストラクチャ」なる用語は、特に、気体(即ち、空気)の輸送のための1又は複数の導管に関していてもよい。かかる導管は、勿論、必ずしも円形状の断面を有さない。原則として、例えば、容器壁の一部に組み込まれる場合、任意の形状が可能であり得る。
上述のように、本発明は、ベースステーションと食品調理容器との組み合わせも提供する。ベースステーションを用いる利点は、とりわけ、気体フロージェネレータ及び/又は加熱ユニットがかかるベースステーションに組み込まれ得るということである。さらに、ベースステーションは、制御ユニットを含んでいてもよい(特に、上記参照)。従って、実施形態において、容器は、上述の気体フロージェネレータアウトレット及び気体フローレシーバインレット並びに気体フローインフラストラクチャを含んでいてもよく、容器は、(食品を調理するための方法を実行している間の時間の少なくとも一部において)ベースステーションと機能的に結合されてもよい。ベースステーションは、容器に対して、加熱及び気体フローを供給するように構成され得る。従って、容器は、ベースステーションと機能的に結合されてもよく、ベースステーション、容器の気体フローインフラストラクチャ、気体フロージェネレータアウトレット及び気体フローレシーバインレットは、ベースステーションと機能的に結合されてもよい。例えば、容器及びベースステーションは、気体フローインフラストラクチャのためのオスメス接続を含んでいてもよい。このようにして、容器の気体フローインフラストラクチャとベースステーションの気体フローインフラストラクチャとが気体伝達状態にあってもよい。他の気体伝達状態接続のオスメス接続が、特に、水平面における、食品調理容器の回転を可能にするように構成されてもよい。
従って、或る実施形態では、ベースステーションは、食品調理容器の少なくとも一部を加熱するように構成された加熱ユニットを有する。このため、前の実施形態と結合され得る更に他の実施形態では、ベースステーションは、上記気体フロージェネレータと、上記気体フロージェネレータの気体フローを制御するように構成された制御ユニットと、を有する。
従って、本発明は、食品調理容器、食品調理容器とベースステーションとの組み合わせ、及び、食品調理方法を提供する。ここで、これらは、特に、エアナイフベースの気体フローにより食材及び他の材料のうちの1又は複数が食品調理容器から出て行くことを防止しつつ、且つ、食品調理容器における食材に対して食品調理容器の外部から視覚的アクセスを可能にしつつ、食材を調理するために使用され得る。例えば、他の材料が、気体、脂肪、及び、蒸気からなるグループから選択される1又は複数を有していてもよい。
本発明の実施形態は、対応する参照符号が対応する部分を示す添付の概略図を参照して、単なる例として以下に説明される。
図1A及び図1Bは、容器、及び、容器とベースステーションとの組み合わせの幾つかの態様を概略的に図示している。 図2A〜図2Fは、容器、及び、容器とベースステーションとの組み合わせの幾つかの変形例を概略的に図示している。 図3A〜図3Eは、容器及び/又はベースステーションの幾つかの他の態様を概略的に図示している。 図面は、必ずしも縮尺どおりではない。
図1Aは、食品調理容器100内への食材(図示されていない)の導入のための主インレット10を有する食品調理容器100の実施形態を概略的に図示している。食品調理容器100は、気体フロージェネレータアウトレット21及び気体フローレシーバインレット22を有する。気体フロージェネレータアウトレット21は、動作中、気体フロージェネレータアウトレット21が気体フロージェネレータ(図示されていない)と機能的に結合された場合、主インレット10に対して平行な成分を持つ気体フロー、特に、気体フローレシーバインレット22の方向におけるエアナイフベースの気体フローを供給するように構成されている。図1Aは、斜視図である。符号1は、例えば、フライパン、スチールパン、ブレイジングパン、ローストパン、五徳、キャセロールパン、ダッチオーブン、グリドル、ストックポット、ソテーパン、ソースパン、及び、鍋から選択される容器を示している。特に、食品調理容器100は、気体フロージェネレータアウトレット21及び気体フローレシーバインレット22のうちの1又は複数を有する気体フローインフラストラクチャを更に有するが、食品調理容器100は、特に、かかる容器からなることに留意する。符号105は、容器内部、即ち、食品が食材から調理される場所を示している。符号40は、ハブを示しており、符号11は、食品調理容器又は容器内部105のエッジを示している。従って、この概略的に図示された実施形態では、主インレット10は、上記気体フローレシーバインレット22を有する食品調理容器インレットエッジ11を有する。さらに、この概略的に図示された食品調理容器100の実施形態は、ここでは上記気体フロージェネレータアウトレット21を有する、上記ハブ40を更に有する。図示されるように、気体フロージェネレータアウトレット21は、この実施形態において、動作中、上記気体フロージェネレータと機能的に結合される場合、主インレット10に対して平行な成分を持つ(以下参照)放射状の気体フロー25を上記気体フローレシーバインレット22の方向において供給するように構成されている。符号106は、取っ手(ハンドル)を示している。
図1Bは、ベースステーション200と食品調理容器100との組み合わせ1000のより詳細な実施形態を概略的に図示している。概略的に図示されるように、ベースステーション200及び食品調理容器100のうちの1又は複数は、上記気体フロージェネレータ30を有し、ここでは、ベースステーションが、気体フロージェネレータ30を有している。従って、この図は、食品調理容器100が、ベースステーション200と機能的に結合され得る(又は、逆に、ベースステーション200が食品調理容器100と機能的に結合され得る)食品調理容器システムを概略的に図示している。この図は、容器100の気体フローインフラストラクチャ155を更に概略的に図示している。ここで、食品調理容器100は、気体フローアウトレット21、気体フロージェネレータ30、及び、気体フローレシーバインレット22の間の流体連通のための上記気体フローインフラストラクチャ155を有する容器壁150を有する。
さらに、上記組み合わせは、ここでは、ベースステーション200に組み込まれた制御ユニット50と、ここでは、ベースステーション200に組み込まれた加熱システム210と、を有する。さらに、組み合わせ1000は、特に、食品調理容器100の外側から主インレット10に近づいてくるオブジェクト、又は、主インレット10内に配置されているオブジェクトを感知するように構成され得るセンサ110を有する。図1Bの概略的に図示された実施形態において、センサ110は、ここでは、ハブ40において、食品調理容器100に組み込まれている。制御ユニット50は、センサ110のセンサ信号に依存して、加熱システム210及びフロージェネレータ30、オプションで、そのうちのいずれか又は両方を制御するように構成され得る。フロー(ジェネレータ)は、センサ110のセンサ信号に依存して制御され得るが、代替的又は追加的に、例えば、食品調理容器100及び/又は(オプションの)ベースステーション200に含まれるスイッチ又は(他の)ユーザインタフェースを介して、手動で制御されてもよい。「スイッチ」、「ユーザインタフェース」、「センサ」なる用語は、以下の一般的な考え方においても示されるように、それぞれ、「複数のスイッチ」、「複数のユーザインタフェース」、「複数のセンサ」を示し得る。符号157は、液体(例えば、凝縮水)を除去するためのオプションのフィルタ及び/又は手段を示している。このフィルタは、例えば、気体フロージェネレータアウトレット21から出て行くように気体フローインフラストラクチャ155において再導入される前に、気体フローにおいて残留する脂肪などの粒子を除去するために使用されてもよい。
気体フロー25は、特に、容器内部の食材から生じる臭い、及び/又は、はねを捕えることができる。さらに、エアナイフ状の気体フロー25により、例えば、閉じられたエアフライヤーなどとは対照的に、食品は、調理中、気体フローを通じて主インレットを介して視認され得る。
ベースステーション200と食品調理容器とは、例えば、1又は複数のオスメス接続を介して、機能的に結合され得る。このようにして、気体ループが、ベースステーション200から食品調理容器へと、及び、食品調理容器からベースステーション200へと、供給され得る。符号255は、ベースステーション200の気体フローインフラストラクチャを示している。ベースステーションの当該気体フローインフラストラクチャ255と、食品調理容器の気体フローインフラストラクチャ155とは、組み合わせ1000の使用中、流体連通していてもよい。上述のように、気体フロー25は、加熱された気体フロー25を供給するために加熱され得る。図1Bに概略的に図示された実施形態では、ベースステーション200は、気体フローインフラストラクチャ155又は255(ここでは、気体フローインフラストラクチャ255)において気体を加熱するように構成される気体フロー加熱素子251を有する(ここでは、一例として、2つの素子が概略的に図示されている)。従って、気体フローは、気体フロージェネレータアウトレット21から出て行くときに、少なくとも50℃などの、加熱された気体を有していてもよい。図1Bの概略的に図示された実施形態は、水平面において食品調理容器の回転を許容してもよい。
図1A及び図1Bに示されるように、気体フロー25は、主インレットに対して平行な成分を持つ。例えば、主インレット10又は主インレットエッジ11を通る断面を仮定すると、気体フロー25は、かかる平面に平行な成分を持つ。とりわけ図1A及び図1Bから分かるように、気体フロージェネレータアウトレット21及び気体フローレシーバインレット22は、特に、食品の調理のために利用可能な食品調理容器100の内部体積(容器内部105)の実質的な部分を維持する、ひいては、特に、直接的な気体フローから実質的に自由であるように構成されている。
食品調理容器100及びベースステーション200は、食品調理容器100が使用中ローストされる場合、食品調理容器とベースステーションとの間の流体連通が維持されるように構成され得る。
図2A〜図2Fは、食品調理容器100の幾つかの変形例を、オプションで、ベースステーション200との組み合わせにおいて、概略的に図示している。図2A、図2B、図2C、及び、図2Fは、食品調理容器100とベースステーション200との組み合わせ1000の変形例を示している。図2Aでは、図1Bと類似の変形例が示されているが、図2Bでは、気体インフラストラクチャ全体がベースステーション200に組み込まれている変形例が示されている。矢印は、気体フローの方向を概略的に示している。図2Aの変形例と図2Cの変形例とは概略的に同一であるが、図2Aは、放射状の気体フロー25を有する変形例を概略的に図示しており、一方、図2Cは、気体フロー25がエッジからエッジに流れる変形例を概略的に図示している。例えば、食品調理容器100は、かかる実施形態において、正方形又は長方形であってもよい。図2D及び図2Eは、図2A及び図2Cの変形例と同様の変形例を概略的に図示しているが、図2D及び図2Eの変形例では、気体フローインフラストラクチャが、食品調理容器100に完全に組み込まれている。このため、ベースステーションは必要でない。図2Fは、図2Bの変形例と類似の変形例を概略的に図示しているが、図2Fでは、主インレット10が、動作中、水平に構成されない。角度αは、例えば、15°乃至80°の範囲にあってもよい。
図3Aは、図2A及び図2Bの変形例と類似の変形例のための気体フロー25の幾つかの態様を示している。しかしながら、図3Aに関連した説明は、他の実施形態/変形例にも関連する。ここでは、気体フロー25が、2つの成分に分割されている。第1の成分25cは、主インレット10に対して平行であり、第2の成分25dは、第1の成分25cに対して直交している。第1の成分の長さは、第2の成分の長さよりも実質的に大きく、例えば、少なくとも5倍、より具体的には少なくとも10倍、更に具体的には少なくとも20倍大きいことに留意する。このため、気体フロー25は、実質的に、シート状である。
図3B及び図3Cは、2つの主な実施形態を概略的に図示している。1つは、放射状の気体フロー25を有するものであり、もう1つは、実質的に長方形状の気体フローを有するものである。しかしながら、気体フロー25の両方の実施形態が、特に、シート状の気体フローであることに留意する。さらに、両方の気体フローが、主インレット10全体を実質的に閉じることができることに留意する。図3B及び図3Cに関して、オブジェクトが、食品調理容器100の中に導入される場合、主インレット10全体の上(中)の気体フロー25は、低減され得る(オフに切り替えられることを含む)、又は、主インレット10の一部の上(中)のみにおいて低減され得る。図3Dは、より詳細に、長さL及び高さHを有し、L>>Hである気体フロージェネレータアウトレット21の実施形態を概略的に図示している。かかる構成は、シート状の気体フローを促進し得る。図3Eは、気体フロー25の幾つかの態様を概略的に図示している。図示されるように、気体フローは、実質的にシート状の気体フローであってもよい。気体フロージェネレータアウトレット21の開口部の高さHは、気体フローレシーバインレット22の開口部の高さH1と実質的に同じであってもよい。一般的に、0.5≦H1/H≦10であり、特に、0.8≦H1/H≦6であり、例えば、0.8≦H1/H≦5である。
ここで、「実質的に含む」などで使用される「実質的に」なる用語は、当該技術分野における当業者によって理解されるであろう。「実質的に」なる用語は、「全体的に」、「完全に」、「全ての」などを有する実施形態も含み得る。従って、実施形態において、形容詞的な「実質的に」は除去されてもよい。可能であれば、「実質的に」なる用語は、90%以上、95%以上、特に99%以上、より具体的には99.5%以上、100%をも含んでいてもよい。「有する」なる用語は、「有する」なる用語が「からなる」を意味する実施形態をも含む。「及び/又は」という用語は、特に、「及び/又は」の前後に記載された項目の1又は複数に関連する。例えば、「項目1及び/又は項目2」という語句及び類似の語句は、項目1及び項目2のうちの1又は複数に関連し得る。「有する」という用語は、或る実施形態では「からなる」を指すが、他の実施形態では、「少なくとも定義された種及びオプションで1又は複数の他の種を含む」ことにも関連する。
さらに、本願明細書及び特許請求の範囲における第1、第2、第3などの用語は、類似の要素を区別するために用いられるのであって、順番又は時間順のために必要なものではない。用いられる用語は、適切な状況下で交換可能であり、ここで説明される本発明の実施形態は、説明又は図示された順序以外の他の順序で動作することができるであることが理解されるべきである。
ここでのデバイスは、とりわけ動作中である。当該技術分野における当業者に明らかであるように、本発明は、動作方法又は動作中のデバイスに限定されない。
上述の実施形態は、本発明を限定するというものでなく、当該技術分野における当業者は、添付の請求項の範囲を逸脱しない範囲で、多くの代替的な実施形態を設計することができるであろうことに留意すべきである。請求項において、括弧中の任意の参照符号は、請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。「有する」なる動詞及びその活用形の使用は、請求項に記載のもの以外の要素又はステップの存在を除外しない。要素の前にある不定冠詞「a」又は「an」は、かかる要素が複数あることを除外しない。本発明は、幾つかの別個の要素を有するハードウェアにより、及び、適切にプログラムされたコンピュータにより実装されてもよい。幾つかの手段を列挙しているデバイスクレームにおいて、これらの手段の幾つかは、同一のハードウェア手段によって実現されてもよい。特定の特徴が相互に異なる従属項において言及されているという単なる事実は、これらの特徴の組み合わせが好適に用いられないということを示すものではない。
また、本発明は、本願明細書において説明される、及び/又は、添付の図面において示される特徴の1又は複数を有するデバイスに適用される。さらに、本発明は、本願明細書において説明される、及び/又は、添付の図面において示される特徴の1又は複数を有する方法又はプロセスに関する。
更なる利点を供給するために、本願において議論される様々な態様が組み合わせられ得る。さらに、特徴の幾つかは、1又は複数の分割出願の基礎を形成し得る。

Claims (15)

  1. 食品調理容器の中に食材を導入するための主インレットを有する前記食品調理容器であって、前記食品調理容器は、気体フロージェネレータアウトレット及び気体フローレシーバインレットを有し、前記気体フロージェネレータアウトレットは、前記気体フロージェネレータアウトレットが動作中に気体フロージェネレータと機能的に結合される場合に、前記主インレットに対して平行な成分を持つ気体フローを前記気体フローレシーバインレットの方向において供給するように構成される、食品調理容器。
  2. ハブを更に有し、前記ハブが、前記気体フロージェネレータアウトレットを有し、前記主インレットが、食品調理容器インレットエッジを有し、前記容器インレットエッジが、前記気体フローレシーバインレットを有し、前記気体フロージェネレータアウトレットが、動作中前記気体フロージェネレータと機能的に結合される場合に、前記主インレットに対して平行な成分を持つ放射状の気体フローを前記気体フローレシーバインレットの方向において供給するように構成される、請求項1記載の食品調理容器。
  3. 前記主インレットが、食品調理容器インレットエッジを有し、前記食品調理容器インレットエッジが、前記気体フロージェネレータアウトレット及び前記気体フローレシーバインレットを有する、請求項1記載の食品調理容器。
  4. 前記気体フロージェネレータアウトレット、前記気体フロージェネレータ、及び、前記気体フローレシーバインレットの間の流体連通のための気体フローインフラストラクチャを有する容器壁を有する、請求項1又は2に記載の食品調理容器。
  5. 前記気体フロージェネレータが、少なくとも部分的に食品調理容器に組み込まれている、請求項1又は2に記載の食品調理容器。
  6. 前記主インレットに近づいてくる前記食品調理容器の外側のオブジェクト、又は、前記主インレット内に配置されるオブジェクトを感知するように構成されたセンサを更に有し、前記センサ及び前記気体フロージェネレータに機能的に結合される場合に、制御ユニットが、前記センサのセンサ信号の関数として前記気体フローを減少させるように構成される、請求項1又は2に記載の食品調理容器。
  7. 前記気体フロージェネレータアウトレットが、長さL及び高さHを持ち、ここで、L>Hであり、0.1mm≦H≦0.5mmである、請求項1又は2に記載の食品調理容器。
  8. 前記気体フロージェネレータアウトレットが、少なくとも10m/sの気体フロー速度を有する前記気体フローを供給するように構成される、請求項1又は2に記載の食品調理容器。
  9. 前記食品調理容器が、フライパン、スチールパン、ブレイジングパン、ローストパン、五徳、キャセロールパン、ダッチオーブン、グリドル、スープ鍋、ソテーパン、ソースパン、及び、中華鍋からなるグループから選択される容器を有する、請求項1又は2に記載の食品調理容器。
  10. ベースステーションと請求項1又は2に記載の食品調理容器との組み合わせであって、前記ベースステーション及び前記食品調理容器の1又は複数が、前記気体フロージェネレータを有する、組み合わせ。
  11. 前記ベースステーションが、前記食品調理容器の少なくとも一部を加熱するように構成される加熱ユニットを有する、請求項10記載の組み合わせ。
  12. 前記ベースステーションが、前記気体フロージェネレータを有する、請求項10記載の組み合わせ。
  13. 前記組み合わせが、制御ユニットを更に有し、前記食品調理容器が、前記主インレットに近づいてくる前記食品調理容器の外側のオブジェクト、又は、前記主インレット内に配置されるオブジェクトを感知するように構成されたセンサを更に有し、前記センサ及び前記気体フロージェネレータに機能的に結合される場合に、前記制御ユニットが、前記センサのセンサ信号の関数として前記気体フローを減少させるように構成される、請求項12記載の組み合わせ。
  14. 食材を調理するための、請求項1又は2に記載の食品調理容器あるいは請求項10記載の組み合わせの使用であって、エアナイフベースの気体フローにより食材及び他の材料の1又は複数が前記食品調理容器から出て行くのを防止しつつ、前記食品調理容器の外部から前記食品調理容器における前記食材への可視的なアクセスを可能にし、前記他の材料が、気体、脂肪、及び、蒸気からなるグループから選択される1又は複数を有する、使用。
  15. 食品調理期間において請求項1又は2に記載の食品調理容器の中で食材を加熱するステップを有し、前記調理期間の少なくとも一部においてエアナイフベースの気体フローにより前記主インレットを閉じる、食品を調理するための方法。
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