JP2017538255A - 風力タービン羽根用の避雷システムに用いられる完全絶縁先端ユニットおよび完全絶縁先端ユニットを備える風力タービン羽根 - Google Patents

風力タービン羽根用の避雷システムに用いられる完全絶縁先端ユニットおよび完全絶縁先端ユニットを備える風力タービン羽根 Download PDF

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Abstract

風力タービン羽根(2)用の避雷システムに用いられる完全絶縁先端ユニット(1)が開示され、先端ユニットは、外側部(4)と内側部(5)とを含む導電先端部(3)と、少なくとも1つのサイドレセプタベース(6)と、内側先端ユニット導体(8)と、引下げ導体(10)の最外部を形成する絶縁電気ケーブル(9)と、先端ユニットの他の導電部との電気的接続を確立する接続素子(12)と、を備え、先端部の内側部、サイドレセプタベース、内側先端導体、接続素子、および絶縁電気ケーブルの一端がすべて鋳造によって絶縁材料(13)に埋め込まれ、先端部の外側部および絶縁電気ケーブルの他端のみが絶縁材料によって覆われずに残る。さらに、上記先端ユニットを備える風力タービン羽根が開示される。

Description

本発明は、風力タービン羽根用の避雷システムに用いられる先端ユニットに関し、先端ユニットは、先端レセプタと、電気絶縁材料によって覆われる1つのユニットとして埋め込まれる少なくとも1つのサイドレセプタと、を備える。
大半の既知の風力タービン羽根用避雷システムは、1以上の内側に配置される引下げ導体と、羽根の外面に配置される複数の雷レセプタと、を備える。
上記システムの周知の課題は、雷が風力タービン羽根の目的位置、すなわち外部装着点、いわゆる雷レセプタに落ちるだけでなく、直接、羽根の構造を通じて避雷システムの内部導電部にも落ちる可能性があることである。このような事態は、通常は雷の衝撃に関連して放出される大量のエネルギーのため、風力タービン羽根に重大な構造上の損傷を及ぼすことがある。
もう1つの周知の課題は、避雷システムの外部雷レセプタが雷の衝撃によって損傷を負う可能性があるため、受ける雷の衝撃の回数に応じて、レセプタの寿命が限定されることである。
本発明の目的は、当該技術において既知なソリューションの上記の欠点を少なくとも部分的に克服する風力タービン羽根用の避雷システムに用いられる先端ソリューションを提供することである。
本発明は、風力タービン羽根用の避雷システムの完全絶縁先端ユニットに関し、この先端ユニットは、外側部と内側部とを含む、風力タービン羽根用の導電先端部であって、外側部が先端レセプタを形成する導電先端部と、少なくとも1つのサイドレセプタベースであって、羽根の外面に配置される1以上のサイドレセプタを機械的に搭載するために導電材料からなり、各サイドレセプタとサイドレセプタベースとの間で電気的接続を確立する少なくとも1つのサイドレセプタベースと、先端レセプタの内側部とサイドレセプタベースとの電気的接続を形成する内側先端ユニット導体と、少なくとも1つのサイドレセプタベースから羽根の根端部に向かって長手方向に風力タービン羽根内で延在する引下げ導体の最外部を形成する絶縁電気ケーブルと、絶縁電気ケーブルと先端ユニットの他の導電部との電気的接続を確立する接続素子と、を備え、先端部の内側部、サイドレセプタベース、内側先端導体、接続素子、および絶縁電気ケーブルの一端がすべて鋳造によって絶縁材料に埋め込まれ、先端部の外側部および絶縁電気ケーブルの他端のみが絶縁材料によって覆われずに残る。
上述したように構成される先端ユニットを使用することによって、避雷システムの内側部に直接、すなわち、風力タービン羽根構造を通じて伝わる落雷の衝撃リスクが、風力タービン羽根の先端部において排除される、あるいは少なくとも大幅に低減される。
本発明の一実施形態では、絶縁電気ケーブルは、保護されていない高圧ケーブルである。
高圧ケーブルの使用は、落雷の衝撃の場合に生じるような大きな電位差に耐えるのに十分なケーブル絶縁体がこのようなケーブルに設けられるという点で有益である。
本発明の一実施形態では、接続素子は、少なくとも1つのサイドレセプタベースに統合される。
サイドレセプタベースに接続素子を組み込むことで、先端ユニット内の構成要素の数と電気接続点が低減される。
本発明の一実施形態では、内側先端ユニット導体は、絶縁電気ケーブルの一部によって形成される。
絶縁ケーブルの一部が内側先端ユニット導体を形成する結果、先端ユニット内の構成要素の数と電気接続点が低減される。
本発明の一実施形態では、ケーブル絶縁体が、内側先端ユニット導体を形成する絶縁電気ケーブルの部分から除去されている。
内側先端ユニット導体を形成する絶縁電気ケーブルの部分からケーブル絶縁体を除去することによって、先端ユニットの製造工程が簡易化される。
本発明の一実施形態では、先端部の外側部の最外点と先端部に最も近いサイドレセプタベースの中心との間の距離は、0.3メートル〜2メートル、好ましくは0.8メートル〜1.2メートルである。
上述の距離の範囲では、先端レセプタと風力タービン羽根の最も近いサイドレセプタとの間の距離が最適化される。
本発明の一実施形態では、先端部から最も遠いサイドレセプタベースの中心と絶縁電気ケーブルが先端ユニットの鋳造部から離れる点との間の距離は、0.1メートル〜0.5メートル、好ましくは0.15メートル〜0.3メートルである。
上述の距離の範囲は、先端ユニットの内側部を直接的な落雷の衝撃から十分に保護することが証明されている。
本発明の一実施形態では、先端部の外側部は、先端ユニットの残りの部分に解放可能に装着される。
先端部に解放可能に装着された外側部を使用することで、多すぎるおよび/または激しすぎる落雷の衝撃によって損傷または破損していない場合、避雷システムの先端レセプタの外側部を交換することができる。
本発明の一実施形態では、先端部の外側部および内側部が、1つの共通部に統合される。
先端ユニットの外側部および内側部を1つの共通部に統合する結果、先端ユニット内の構成要素の数と電気接続点が低減される。
本発明の一実施形態では、先端ユニットは、接着剤によって風力タービン羽根に装着される。
先端ユニットを風力タービン羽根に装着する接着剤を使用するということは、風力タービン羽根の構造部を貫通する必要がない、あるいは装着に関連して他の形で脆弱化させる必要がないということである。
本発明の一実施形態では、鋳造に使用する絶縁材料は、ポリマー材料、ポリマーナノ複合体、熱可塑性材料、熱硬化性材料、絶縁発泡材料、またはこれらの組み合わせからなるリストのうちの少なくとも1つの材料である。
上述の種類の材料は、この目的に必要な所要の機械的および電気的特性を備えたいくつかの材料を含むことが証明されている。
本発明の一実施形態では、鋳造絶縁材料の最小厚みは、3mm〜30mm、好ましくは5mm〜15mmである。
上述の厚さの範囲は、先端ユニットの内側部への直接的な落雷の衝撃を回避するのに十分な絶縁を確保することが証明されている。
本発明の一実施形態では、鋳造に使用される絶縁材料は、先端ユニットの外面と先端ユニット内部の導電部との間の少なくとも20kV、好ましくは少なくとも200kVの電位差に耐えるように設定される。
上述の範囲内での電位差に対する保護は、先端ユニットの内側部への直接的な落雷の衝撃に対する所望の保護を達成するのに十分であることが証明されている。
本発明の一実施形態では、先端部の外側部は、少なくとも部分的に銅または銅合金からなる。
銅を使用することで、超高導電性、高伝熱性、ひいては、アーク連結工程に適した優れた特性が確保される。さらに、銅を使用することで、先端部の外側部に放熱溶接工程を利用することができる。
本発明の一実施形態では、先端部の外側部は、少なくとも部分的に炭化タングステンからなる。
炭化タングステンを使用することで、高導電性、高伝熱性、超高融解温度が確保され、それゆえに、落雷による腐食を抑えるための低サセプタンスが確保される。特に、他の材料に炭化タングステンを被覆すると、長行程構成要素の性能が向上することが証明されている。炭化物の化学的安定性が高いと、腐食関連の問題のリスクが大幅に低減される。
本発明の一実施形態では、先端部の外側部は、少なくとも部分的に鋼からなる。
鋼を使用すると、超高機械的強度が確保され、比較的低コストで腐食関連の問題のリスクが低減される。さらに、鋼を使用することで、放熱溶接工程の使用が可能になる。
本発明の一実施形態では、先端部の外側部は、少なくとも部分的にアルミニウムからなる。
アルミニウムを使用すると、比較的低コストで簡易な機械処理が可能になる。
本発明の一実施形態では、先端部の内側部は、少なくとも部分的に鉄からなる。
鉄を使用すると、高機械的強度が確保され、比較的低コストで簡易な機械処理が可能になる。さらに、鉄を使用すると、放熱溶接工程の使用が可能になる。
本発明の一実施形態では、先端部の内側部は、少なくとも部分的に銅からなる。
銅を使用すると、超高導電性が確保され、腐食関連の問題のリスクが低減される。さらに、銅を使用することで、先端部の外側部に放熱溶接工程を利用することができる。
本発明の一実施形態では、先端部の内側部は、少なくとも部分的に真鍮からなる。
真鍮の使用は、銅の有益な効果の少なくともいくつかを低コストで、延性の低い材料を用いて実現することができることを意味する。耐食真鍮を使用すると、過酷な環境に良好に順応できる。
本発明の一実施形態では、内側先端ユニット導体は、放熱溶接によって先端部の内側部に機械的および電気的に接続される。
放熱溶接を使用する結果、非常に強力な機械的接続と非常に良好な電気的接続が実現される。
本発明の一実施形態では、先端部の内側部は、少なくとも部分的にアルミニウムからなる。
アルミニウムを使用すると、比較的低コストで簡易な機械処理が可能になる。
本発明の一実施形態では、内側先端ユニット導体は、接触マンドレルクリンプ加工などのクリンプ加工接続によって先端部の内側部に機械的および電気的に接続される。
接触マンドレルクリンプ加工を使用すると、費用効率の高い機械的および電気的接続が実現される。
本発明の一実施形態では、少なくとも1つのサイドレセプタベースは、少なくとも部分的にアルミニウムからなる。
アルミニウムを使用すると、比較的低コストで簡易な機械処理が可能になる。
本発明の一実施形態では、内側先端ユニット導体および/または絶縁電気ケーブルが、接触マンドレルクリンプ加工によって少なくとも1つのサイドレセプタベースに機械的および電気的に接続される。
接触マンドレルクリンプ加工を使用すると、費用効率の高い機械的および電気的接続が実現される。
本発明の一実施形態では、内側先端ユニット導体および/または絶縁電気ケーブルは、放熱溶接によって少なくとも1つのサイドレセプタベースに機械的および電気的に接続される。
放熱溶接を使用する結果、非常に強力な機械的接続と非常に良好な電気的接続が実現される。
本発明の一実施形態では、絶縁電気ケーブルは、サイドレセプタベースにボルト締めされるケーブルラグを終端とする。
ボルト締めされるケーブルラグを使用すると、費用効率の高い、確実な機械的および電気的接続が実現される。
本発明の一実施形態では、特定の種類の風力タービン羽根で使用される先端ユニットの所望の外側の幾何学形状および寸法が、超過材料を標準化先端ユニットの外面に追加することによって、所定の幾何学形状および最小寸法を有する標準化先端ユニットのカスタマイズを通じて取得される。
カスタマイズされた標準化先端ユニットを使用することで、より標準化され、それによってより費用効率の高い製造が可能になる。
本発明の一実施形態では、追加の超過材料が先端ユニットの鋳造に使用されるものと同じ絶縁材料であり、先端ユニットの鋳造と超過材料の追加とが単独工程で実行される。
鋳造工程の一環として超過材料を追加すると、より単純で費用効率の高い製造が可能になる。
本発明の一実施形態では、追加の超過材料は、風力タービン羽根の内側外郭と外郭内に配置される標準化先端ユニットとの間の空隙を満たすように追加される発泡材である。
標準化先端ユニットを風力タービン羽根に配置した後、超過材料を追加することによって、様々な種類の風力タービン羽根における先端ユニットの使用の柔軟性が向上する。
本発明の別の側面によると、上述したような先端ユニットを備える風力タービン羽根に関する。
本発明のいくつかの例示の実施形態を、図面を参照して以下より詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る先端ユニットを有する風力タービン羽根の先端部の概略図である。 図2aは、本発明の一実施形態に係る先端ユニットの斜視図であり、絶縁材が取り除かれている。 図2bは、絶縁材を含む図2aに示す先端ユニットの斜視図である。 図3aは、図2bに示す先端ユニットの側面図である。 図3bは、図3aに示す先端ユニットの断面図である。 図4aは、本発明の第1の実施形態に係る先端ユニットの先端部の内側部の概略図である。 図4bは、本発明の第2の実施形態に係る先端ユニットの先端部の内側部の概略図である。 図4cは、本発明の第3の実施形態に係る先端ユニットの先端部の内側部の概略図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るサイドレセプタベースの概略図である。 図6aは、本発明の一実施形態に係る、図5に示すサイドレセプタベースと先端ユニットの他の導電部との機械的および電気的接続を概略的に示す。 図6bは、本発明の一実施形態に係る、図5に示すサイドレセプタベースと先端ユニットの他の導電部との機械的および電気的接続を概略的に示す。 図6cは、本発明の2つの異なる実施形態に係る、図5に示すサイドレセプタベースと先端ユニットの他の導電部との機械的および電気的接続を示す概略断面図である。 図6dは、本発明の2つの異なる実施形態に係る、図5に示すサイドレセプタベースと先端ユニットの他の導電部との機械的および電気的接続を示す概略断面図である。 図7aは、本発明の一実施形態に係る、先端ユニットのサイドレセプタベースと風力タービン羽根外郭との機械的接続を示す概略断面図である。 図7bは、本発明の一実施形態に係る、先端ユニットのサイドレセプタベースと風力タービン羽根外郭との機械的接続を示す概略断面図である。
図1は、どのように、本発明の一実施形態に係る先端ユニット1を、風力タービン羽根2の先端に配置することができるかを示す。先端ユニット1は、好ましくは、2成分エポキシ系接着剤、即硬性ポリウレタン接着剤、2成分ポリウレタン接着剤、2成分硬化アクリレート系接着剤、またはその他のポリマー接着剤などの適切な接着剤によって風力タービン羽根2に装着される。
図2aおよび2bを参照して以下より詳細に説明する先端ユニット1は、その長軸が風力タービン羽根2の長軸と少なくとも略平行に配置されるため、先端部3の外側部4が風力タービン羽根2の先端を形成し、絶縁ケーブル9が風力タービン羽根2の長軸に沿って根端部の方向に延在する引下げ導体10の最外部を形成する。
図2aは本発明の一実施形態に係る先端ユニット1の全体透視図であり、絶縁材13が取り除かれている。図示の先端ユニット1は4つの導電素子を備える、すなわち、先端部3の外側部4および内側部5が、内側先端ユニット導体8を通じてサイドレセプタベース6に電気的および機械的に接続される。内側先端ユニット導体8は、一体化される接続素子12によってサイドレセプタベース6に接続される。絶縁電気ケーブル9は、風力タービン羽根2の避雷システムの引下げ導体10の最外部を形成し、同じ接続素子12によってサイドレセプタベース6に接続される。よって、先端ユニット1のすべての導電部5、6、8、9は、相互に電気的および機械的に接続される。
図2bは、絶縁材13が取り除かれていないことを除き、図2aに示すものと同じ先端ユニット1を示す。よって、先端ユニット1から風力タービン羽根2の根端部および先端部3の内側部5の末端部へ内側に向かって引下げ導体10を形成する絶縁電気ケーブル9の部分を除き、先端ユニット1のすべての導電部5、6、8、9は、ポリマーナノ複合体、熱可塑性材料、熱硬化性材料、絶縁発泡材料、またはこれらの組み合わせなどの電気絶縁材13によって完全に覆われる。この絶縁材13の厚さ、幾何形状、材料特性は、環境条件(振動、温度サイクル、湿度など)と雷被爆中の電界、風力タービン羽根の通常動作に耐えるように設定される。
よって、2つの経路でのみ、落雷は、先端ユニット1の内側部5、6、8、9、ひいては、風力タービン羽根2のこの部分を通じて延在する引下げ導体10に達することができる。1つは、先端部3の外側部4によって形成される避雷システムの先端レセプタを通る経路であり、外側部は、電気絶縁材13によって覆われない端部を通じて先端部3の内側部5に機械的および電気的に接続される。もう1つは、外郭の外面に配置される、あるいは風力タービン羽根2の外郭面と面一であって、先端ユニット1自体の一部ではないサイドレセプタ7(図示せず)を通る経路である。サイドレセプタ7は、風力タービン羽根2の外郭24(図示せず)とサイドレセプタベース6を覆う電気絶縁材13とを通って、サイドレセプタベース6に機械的および電気的に接続される。落雷が先端レセプタと風力タービン羽根2の外面に配置されるサイドレセプタ7とを通ってしか内側の避雷システムに達することができないという事実は、落雷が風力タービン羽根2のこの部分の構造部品を通過しないことを意味する。これにより、風力タービン羽根2の先端部の構造部品の損傷または破損のリスクが排除される、あるいは少なくとも大幅に低減される。
サイドレセプタベース6の周囲の先端ユニット1の円筒部の端部で、絶縁材13は、図8aおよび8bを参照して以下より詳細に説明するように、接着材23(図示せず)の配置のために表面に凹部を形成する。
図3aおよび3bはそれぞれ、図2bに示す先端ユニット1の側面図と断面図である。
図4aは、本発明の第1の実施形態に係る先端ユニット1の先端部3の内側部5の概略図である。先端部3の内側部5を形成する導電材料に応じて、内側先端ユニット導体8は、様々な方法、たとえば放熱溶接または接触マンドレルクリンプ加工などのクリンプ加工接続を使用して内側部5に機械的および電気的に接続することができる。
図4bは、本発明の第2の実施形態に係る先端ユニット1の先端部3の内側部5の概略図である。本実施形態は、先端部3の外側部4(図示せず)の装着を簡易化するために、先端部3の内側部5にフランジ14を設けた点で、図4aに示す実施形態と異なる。
図4cは、本発明の第3の実施形態に係る先端ユニット1の先端部3の内側部5の概略図である。本実施形態では、先端部3の内側部5には、先端部3の外側部4(図示せず)の装着のために、いくつかの搭載穴15が設けられる。
図5は、本発明の一実施形態に係る先端ユニット1のサイドレセプタベース6の斜視図である。基本的に、サイドレセプタベース6は、銅またはアルミニウムなどの導電材料から成る円筒状に構成される。図示する実施形態では、接続素子12は、貫通孔12の形状でサイドレセプタベース6に統合される。図6aおよび6bを参照してより詳細に後述するように、凹部16は、押圧ツール18(図示せず)のアクセスのために、貫通孔12と平行に、貫通孔12から短い距離をおいて円筒面に形成される。サイドレセプタ7(図示せず)は、風力タービン羽根2の外郭と先端ユニット1を覆う電気絶縁材13とを通って、サイドレセプタベース6の端面17に一部を突き通す/ねじ込むことによって、サイドレセプタベース6に電気的および機械的に接続することができる。
図6aおよび6bは、本発明の一実施形態に係る、図5に示すサイドレセプタベース6と、先端ユニット1の内側先端ユニット導体8および絶縁電気ケーブル9との機械的および電気的接続を概略的に示す。
導電部8、9は、サイドレセプタベース6の貫通孔によって形成される接続素子12に配置され、押圧ツール21を使用して、凹部16と貫通孔12間の比較的薄い壁を内側先端ユニット導体8および絶縁電気ケーブル9に押圧することによって、サイドレセプタベース6とこれらの導電部8、9間に堅固で確実な機械的および電気的接続が形成される。押圧ツール21の作用は、図6bの押圧マーク22によって概略的に示す。
図6aに示す実施形態においてサイドレセプタベース6を形成する円筒の2つの端面は、先端ユニット1が搭載されたとき、風力タービン羽根2(図示せず)の内側外郭部の面と揃うようにわずかに傾斜している。
図6cおよび6dは、本発明の2つの異なる実施形態に係る、図5に示すサイドレセプタベース6と先端ユニット1の他の導電部8、9との間の機械的および電気的接続を示す概略断面図である。
図6cに示す第1の実施形態では、内側先端ユニット導体8と絶縁電気ケーブル9は、それぞれ2つの端部から接続素子12を形成する貫通孔に配置された2つの異なる部分からなる。一方、図6dに示す他の実施形態では、内側先端ユニット導体8と絶縁電気ケーブル9は、接続素子12を形成する貫通孔を貫通する同じ物理的ケーブルによって形成される。
図7aおよび7bは、本発明の一実施形態に係る、先端ユニット1のサイドレセプタベース6と風力タービン羽根外郭24との機械的接続を示す概略断面図である。
接着材23は、図7aに示すようなサイドレセプタベース6を含む先端ユニット1の円筒部の両端で絶縁材13に形成される凹部20に配置される。先端ユニット1が図7bに示すように風力タービン羽根外郭24間に配置されると、接着材23によって、先端ユニット1と風力タービン羽根外郭24とが確実に気密に接続される。
つまり、空気または水がサイドレセプタ7に達する可能性がなく、サイドレセプタ7が、風力タービン羽根2の外郭24、接着材23、サイドレセプタベース6を覆う電気絶縁材13を通って、サイドレセプタベース6に機械的および電気的に接続される。これによって、サイドレセプタ7の設置に関連する腐食問題のリスクと、風力タービン羽根外郭24内のサイドレセプタ7露出部分からの内部放電のリスクとが大幅に低減される。
1.先端ユニット
2.風力タービン羽根
3.風力タービン羽根用の先端部
4.先端部の外側部
5.先端部の内側部
6.サイドレセプタベース
7.サイドレセプタ
8.内側先端ユニット導体
9.絶縁電気ケーブル
10.引下げ導体
11.風力タービン羽根の根端部
12.接続素子
13.絶縁材
14.先端部の外側部の装着用フランジ
15.先端部の外側部用の搭載穴
16.押圧ツールのアクセス用凹部
17.サイドレセプタの搭載面
18.押圧ツール
19.追加絶縁材
20.接着剤用の凹部を有する面
21.押圧ツール
22.押圧マーク
23.接着材
24.風力タービン羽根外郭

Claims (31)

  1. 風力タービン羽根(2)用の避雷システムに用いられる完全絶縁先端ユニット(1)であって、
    前記先端ユニットは、
    外側部(4)と内側部(5)とを含む、風力タービン羽根用の導電先端部(3)であって、前記外側部が先端レセプタを形成する導電先端部と、
    少なくとも1つのサイドレセプタベース(6)であって、前記羽根の外面に配置される1以上のサイドレセプタ(7)を機械的に搭載するために導電材料からなり、前記各サイドレセプタと前記サイドレセプタベースとの間で電気的接続を確立する少なくとも1つのサイドレセプタベースと、
    前記先端レセプタの内側部と前記サイドレセプタベースとの電気的接続を形成する内側先端ユニット導体(8)と、
    前記少なくとも1つのサイドレセプタベースから前記羽根の根端部(11)に向かって長手方向に前記風力タービン羽根内で延在する引下げ導体(10)の最外部を形成する絶縁電気ケーブル(9)と、
    前記絶縁電気ケーブルと前記先端ユニットの他の導電部との電気的接続を確立する接続素子(12)と、を備え、
    前記先端部の前記内側部、前記サイドレセプタベース、前記内側先端導体、前記接続素子、および前記絶縁電気ケーブルの一端がすべて鋳造によって絶縁材料(13)に埋め込まれ、前記先端部の前記外側部および前記絶縁電気ケーブルの他端のみが前記絶縁材料によって覆われずに残る、先端ユニット。
  2. 前記絶縁電気ケーブルは、保護されていない高圧ケーブルである、請求項1に記載の先端ユニット。
  3. 前記接続素子は、前記少なくとも1つのサイドレセプタベースに統合される、請求項1または2に記載の先端ユニット。
  4. 前記内側先端ユニット導体は、前記絶縁電気ケーブルの一部によって形成される、請求項3に記載の先端ユニット。
  5. ケーブル絶縁体が、前記内側先端ユニット導体を形成する前記絶縁電気ケーブルの部分から除去されている、請求項4に記載の先端ユニット。
  6. 前記先端部の前記外側部の最外点と前記先端部に最も近い前記サイドレセプタベースの中心との間の距離は、0.3メートル〜2メートル、好ましくは0.8メートル〜1.2メートルである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  7. 前記先端部から最も遠い前記サイドレセプタベースの中心と前記絶縁電気ケーブルが前記先端ユニットの鋳造部から離れる点との間の距離は、0.1メートル〜0.5メートル、好ましくは0.15メートル〜0.3メートルである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  8. 前記先端部の前記外側部は、前記先端ユニットの残りの部分に解放可能に装着される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  9. 前記先端部の前記外側部および前記内側部が、1つの共通部に統合される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  10. 前記先端ユニットは、接着剤によって前記風力タービン羽根に装着される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  11. 鋳造に使用される前記絶縁材料は、ポリマー材料、ポリマーナノ複合体、熱可塑性材料、熱硬化性材料、絶縁発泡材料、またはこれらの組み合わせからなるリストのうちの少なくとも1つの材料である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  12. 前記鋳造絶縁材料の最小厚みは、3mm〜30mm、好ましくは5mm〜15mmである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  13. 鋳造に使用される前記絶縁材料は、前記先端ユニットの外面と前記先端ユニット内部の導電部と間の少なくとも20kV、好ましくは少なくとも200kVの電位差に耐えるように設定される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  14. 前記先端部の前記外側部は、少なくとも部分的に銅または銅合金からなる、請求項1〜13のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  15. 前記先端部の前記外側部は、少なくとも部分的に炭化タングステンからなる、請求項1〜14のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  16. 前記先端部の前記外側部は、少なくとも部分的に鋼からなる、請求項1〜15のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  17. 前記先端部の前記外側部は、少なくとも部分的にアルミニウムからなる、請求項1〜16のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  18. 前記先端部の前記内側部は、少なくとも部分的に鉄からなる、請求項1〜17のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  19. 前記先端部の前記内側部は、少なくとも部分的に銅からなる、請求項1〜18のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  20. 前記先端部の前記内側部は、少なくとも部分的に真鍮からなる、請求項1〜19のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  21. 前記内側先端ユニット導体は、放熱溶接によって前記先端部の前記内側部に機械的および電気的に接続される、請求項18〜20のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  22. 前記先端部の前記内側部は、少なくとも部分的にアルミニウムからなる、請求項1〜21のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  23. 前記内側先端ユニット導体は、接触マンドレルクリンプ加工などのクリンプ加工接続によって前記先端部の前記内側部に機械的および電気的に接続される、請求項22に記載の先端ユニット。
  24. 前記少なくとも1つのサイドレセプタベースは、少なくとも部分的にアルミニウムからなる、請求項1〜23のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  25. 前記内側先端ユニット導体および/または前記絶縁電気ケーブルは、接触マンドレルクリンプ加工によって前記少なくとも1つのサイドレセプタベースに機械的および電気的に接続される、請求項24に記載の先端ユニット。
  26. 前記内側先端ユニット導体および/または前記絶縁電気ケーブルは、放熱溶接によって前記少なくとも1つのサイドレセプタベースに機械的および電気的に接続される、請求項24に記載の先端ユニット。
  27. 前記絶縁電気ケーブルは、サイドレセプタベースにボルト締めされるケーブルラグを終端とする、請求項1〜26のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  28. 特定の種類の風力タービン羽根で使用される前記先端ユニットの所望の外側の幾何学形状および寸法が、超過材料を標準化先端ユニットの外面に追加することによって、所定の幾何学形状および最小寸法を有する前記標準化先端ユニットのカスタマイズを通じて取得される、請求項1〜27のいずれか1項に記載の先端ユニット。
  29. 前記追加の超過材料が前記先端ユニットの鋳造に使用されるものと同じ絶縁材料であり、前記先端ユニットの鋳造と前記超過材料の追加とが単独工程で実行される、請求項28に記載の先端ユニット。
  30. 前記追加の超過材料は、風力タービン羽根の内側外郭と外郭内に配置される標準化先端ユニットとの間の空隙を満たすように追加される発泡材である、請求項28に記載の先端ユニット。
  31. 請求項1〜30のいずれか1項に記載の先端ユニット(1)を備える、風力タービン羽根(2)。

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