JP2017536753A - 集積回路内の電力を制御するための回路およびその方法 - Google Patents

集積回路内の電力を制御するための回路およびその方法 Download PDF

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Abstract

集積回路内の電力を制御するための回路は、複数の回路ブロック(109)と、集積回路内で送信されるグローバル制御信号(グローバル)と、複数の電力制御ブロック(202)とを備える。各電力制御ブロックは、複数の回路ブロックのうちの対応する回路ブロックに結合され、基準電圧(VDD)を受信するように結合された第1の入力(203)およびグローバル制御信号を受信するように結合された第2の入力(204)を有する。グローバル制御信号は、各回路ブロックに対して、対応する回路ブロックへの基準電圧の結合を可能にする。集積回路内の電力を制御する方法も開示される。【選択図】図2

Description

本発明は、概して、集積回路装置、ならびに、特に集積回路装置内の電力を制御するための回路およびその方法に関する。
電力制御および電力低減は、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)または特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)などの集積回路装置を実装するに当たっての重要な側面である。フロアプランが複数のパワードメインに分割され、個々の電力制御信号が各ドメインに提供される集積回路においては、動的なパワーゲーティング制御が実装され得る。個々のパワードメインは、電力制御信号をアサートすることによってオフ/オンが切り替られ得る。しかしながら、パワーゲーティング制御信号がロバストなパワーゲーティングソリューションを提供するには、様々な設計上の制約が満たされる必要がある。例えば、供給バウンスおよび突入電流は、パワードメインのスリープおよびウェイクアップシーケンスにおいて制御されなければならない。
グローバルパワーゲーティングの用途の例は、PLDなどの集積回路内の冗長ラインカードである。冗長ラインカードは外部割込みに応答して機能するようになるため、ファブリック全体が、明確に定義された突入電流および供給バウンスでウェイクアップする必要がある。そのためには、ユーザ設計内に専用のスタガされた制御信号が必要であり、それが設計内のファブリック/ロジックの組を起動する。しかしながら、専用のスタガパワーゲーティング信号を分配する電力スリープ制御(PSC:Power Sleep Control)という従来のソリューションは、この信号を送信し、かつ制御信号をスタガするための専用のバッファを有する必要があることから、高コストである。
集積回路内の電力を制御するための回路が説明される。本回路は、複数の回路ブロックと、集積回路内で送信されるグローバル制御信号と、複数の電力制御ブロックとを備える。各電力制御ブロックは、複数の回路ブロックのうちの対応する回路ブロックに結合され、基準電圧を受信するように結合された第1の入力およびグローバル制御信号を受信するように結合された第2の入力を有する。グローバル制御信号は、各回路ブロックに対して、対応する回路ブロックの第1の入力への基準電圧の結合を可能にする。
別の実装に従って、集積回路内の電力を制御するための回路は、複数の回路ブロックと、集積回路内で送信されるグローバル制御信号を含む複数の制御信号と、複数の電力制御ブロックとを備える。各電力制御ブロックは、複数の回路ブロックのうちの対応する回路ブロックに結合され、グローバル制御信号を受信するように結合された第1の入力および複数の制御信号のうちの第2の制御信号を受信するように結合された第2の入力を有する選択回路を有する。グローバル制御信号が電力制御ブロックの選択回路によって選択されるとき、複数の回路ブロックへの基準電圧の送信における可変の遅延が、複数の回路ブロックのスタガ起動を可能にする。
集積回路内の電力を制御する方法も説明される。本方法は、複数の回路ブロックを提供することと、集積回路内でグローバル制御信号を送信することと、複数の回路ブロックの各回路ブロックを複数の電力制御ブロックのうちの対応する電力制御ブロックに結合することと、複数の回路ブロックの各電力制御ブロックに対して、基準電圧を電力制御ブロックの第1の入力に結合することと、各電力制御ブロックに対して、グローバル制御信号を電力制御ブロックの第2の入力に結合することと、複数の回路ブロックの各回路ブロックに対して、グローバル制御信号に応答して基準電圧を対応する回路ブロックに結合することとを含む。
電力を制御するための回路を有する集積回路装置のブロック図である。 グローバル制御信号を受信する図1のプログラマブルリソースの一部分のブロック図である。 複数の制御信号を受信する図1のプログラマブルリソースの一部分のブロック図である。 複数の制御信号および静的制御モード信号を受信する図1のプログラマブルリソースの一部分のブロック図である。 集積回路の構成可能な論理素子と共に使用され得る電力制御ブロックのブロック図である。 例示的な電力制御ブロックの様々な動作モードと関連付けられた信号値を示す表である。 静的モードにある電力制御ブロックの動作を示すタイミング図である。 ユーザ制御モードにある電力制御ブロックの動作を示すタイミング図である。 グローバル制御モードにある電力制御ブロックの動作を示すタイミング図である。 プログラマブルリソースを有する装置をプログラムするためのシステムのブロック図である。 図1〜5の回路を実装し得るプログラマブルリソースを有する装置のブロック図である。 図1〜5および図11の装置の構成可能な論理素子のブロック図である。 集積回路内の電力を制御する方法を示すフローチャートである。
本明細書は、新規と見なされる本発明の1つまたは複数の実装の特徴を定義する特許請求項を含むが、本回路および方法は、図面と併せて説明を検討することからより良好に理解されるものと考えられる。様々な回路および方法が開示されるが、本回路および方法は単に、様々な形態で具現され得る発明の配置の例にすぎないことが理解される。したがって、本明細書内に開示される特定の構造的および機能的詳細は、限定するものとして解釈されるべきではなく、単に特許請求項の基盤として、および適切に詳細説明された事実上いかなる構造においても発明の配置を様々に用いることを当業者に教示するための代表的な基盤として解釈されるべきである。さらに、本明細書内で使用される用語および表現は、限定することを意図せず、むしろ本回路および方法の理解可能な説明を提供することを意図する。
以下に明記される回路および方法は、既存のグローバル制御信号のパワーゲーティング制御としての再利用を可能にする電力スリープ制御(PSC)アーキテクチャと、ウェイクアップ−スリープノイズを制御するためのグローバル制御信号内に構築された固有のスタガリングの使用と、共通信号がパワーゲーティングまたは通常機能として使用されることを可能にするために多重化の最後のレベルを実装することと、明確に定義された起動/停止シーケンスを有する低コストPSCアーキテクチャと、ユーザ設計によって制御されるパワーゲーティングを提供するユーザ制御モードを含む、動作の様々なモードとを説明する。本明細書に開示される回路および方法は、FPGA内のPSCアーキテクチャのための特定の用途を見出すが、それらは他の集積回路にも適用され得る。それらは、既存のグローバル制御信号を使用して、明確に定義されたウェイクアップおよびスリーププロトコルを集積回路内で実施する。これらの回路および方法の利点は、ウェイクアップおよびスリープ中に突入電流および供給バウンスを制御するために、既存のグローバル制御信号をその固有のスタガ分配機序と共に活用することにある。本回路および方法は、以下に明記されるように、柔軟なパワーゲーティングドメインのために他の制御モードも支援し得る。
例えば、集積回路内の電力を制御するための回路は、集積回路内で送信されるグローバル制御信号と、複数の電力制御ブロックとを備えることができ、各電力制御ブロックは、複数の回路ブロックのうちの対応する回路ブロックに結合され、かつ基準電圧を受信するように結合された第1の入力およびグローバル制御信号を受信するように結合された第2の入力を有し、グローバル制御信号は、各回路ブロックに対して、対応する回路ブロックへの基準電圧の結合を可能にする。グローバル制御信号は、集積回路全体にわたって送信され、かつ異なる時間に異なる回路ブロックに達することから、グローバル制御信号は、回路ブロックのスタガ起動を可能にする。
まず図1を見ると、電力を制御するための回路を有する集積回路装置のブロック図が示される。具体的には、入力/出力ポート102が、構成メモリ108を有するプログラマブルリソース106を制御する制御回路104に結合される。図10〜12を参照して以下により詳細に説明される構成データは、構成制御装置110によって構成メモリ108に提供され得る。構成データは、図12を参照してより詳細に説明される構成可能な素子109の動作を可能にする。CLEは以下に詳細に示され、かつ説明されるが、スタガ起動を可能にするためのグローバル制御信号の使用は、いかなる種類の集積回路にも適用され得、CLE以外の回路ブロックのスタガ起動を可能にし得ることを理解されたい。例えば不揮発性メモリであり得る別個のメモリ112が、制御回路104およびプログラマブルリソース106に結合され得る。別の回路114が、制御回路104およびメモリ112に結合され得、I/Oポート116を経由して集積回路装置の外部へ信号を伝達し得る。示されるように制御回路104に結合されるI/Oポート118など、他のI/Oポートが集積回路装置の回路に結合され得る。
ここで図2を見ると、グローバル制御信号(「グローバル」)を受信するプログラマブルリソース106の一部分のブロック図が示される。図2の回路は複数のCLE109を備え、それぞれが、ここでは電力基準電圧VDDとして示される基準電圧を基準電圧入力203で受信する対応する電力制御ブロック202に結合される。電力制御ブロック202のそれぞれは、示されるように同じ基準電圧を受信するが、電力制御ブロックのすべてが同じ基準電圧に結合される必要はなく、いくつかの電力制御ブロックは、複数の基準電圧に結合されることさえあり得ることを理解されたい。各電力制御ブロック202はまた、ここではグローバル制御信号として示される電力制御信号を受信するように結合された電力制御入力204を含む。出力206が、信号ライン208によってCLEの入力210に結合される。グローバル制御信号は、集積回路装置の異なる領域に物理的に位置するCLEまで異なる距離を移動するため、CLEの起動がスタガされる。すなわち、図2の回路配置は、グローバル制御信号のCLEまでの送信経路における遅延を活かして、CLEのスタガ起動または停止を可能にする。
ここで図3を見ると、複数の制御信号を受信するプログラマブルリソース106の一部分のブロック図が示される。図3の例に従って、グローバル制御信号に加えて、例えばCLEの回路によって生成され得るユーザ制御信号などのユーザ生成信号が提供される。すなわち、ユーザ制御信号が、ここではマルチプレクサ回路として示される選択回路302に第1の入力304において提供される一方、グローバル制御信号は、選択回路302の第2の入力306に提供される。制御信号310は、以下に説明されるように構成メモリ内に記憶される構成ビットであり得、制御端子312を経由して出力314でユーザ制御信号またはグローバル制御信号を選択することを可能にする。
ここで図4を見ると、複数の制御信号および静的制御モード信号を受信するプログラマブルリソースの一部分のブロック図が示される。すなわち、集積回路の回路によって生成されるユーザ制御信号を含む異なるユーザ生成信号、または集積回路のメモリ素子によって生成される静的な制御信号が実装され得る。図4の実装に従って、静的な制御信号を含む複数の制御信号は、図5を参照して詳細に説明される電力制御ブロック402に結合される。より具体的には、グローバル制御信号は第1の入力404に結合され、ユーザ制御信号は第2の入力406に結合され、第1のイネーブル信号(イネーブル1)は第3の入力408に結合され、第2のイネーブル信号(イネーブル2)は第4の入力410に結合される。静的な信号はまた、第5の入力412に結合され得、構成メモリ内に記憶された構成ビット413と関連付けられた別のユーザ生成信号を含み得る。電力制御ブロックの入力414は、信号ライン418を経由して入力416に結合される。複数の制御信号の選択および実装を可能にするための回路は、図5〜9を参照して以下に示され、かつ説明される。
ここで図5を見ると、集積回路の構成可能な論理素子と共に使用され得る電力制御ブロックのブロック図が示される。具体的には、電力制御ブロック402は、複数の入力503を有し、かつ第1および第2の電力制御信号MC_S0およびMC_S1を対応する入力504および505において受信する選択回路502を備える。選択回路502の出力506は、NORゲート508の第1の入力507に結合される。NORゲートの第2の入力509は、イネーブル1信号を受信するように結合される。
選択回路502は、複数の電力制御信号のうちの1つに結合される第1、第2、および第3の入力510〜514を備える。具体的には、ラッチ516は、データ入力である第1の入力518においてグローバル制御信号を、および制御入力である第2の入力520においてイネーブル2信号を受信するように結合される。ラッチ516は、第2の入力520でのロジック低制御信号入力でトリガされる。ラッチ516の出力521は、第1の入力510に結合される。ユーザ制御信号が、選択回路502の第2の入力512に結合される一方、静的な制御信号(MC_S)(ここでは構成ビット522として示される)は、選択回路502の入力514に結合される。ユーザ制御信号は、集積回路の別のCLEなどの回路によって生成され得るが、静的な制御信号は、例えば構成メモリ内に記憶された構成ビットなどのメモリ素子によって生成され得る。
NORゲート508の出力523は、ここではpチャネルトランジスタとして示されるパワーゲート524に結合される。すなわち、NORゲート508の出力523がゲート526に結合される一方、ドレイン528(CLE109に結合される)は、ソース530からCLE109へ仮想電力信号(仮想VDD)を提供する。基準電圧VDDは、パワーゲート524の入力532においてソース530に結合され、ここで、選択された制御信号は、スイッチとして機能するパワーゲートがCLEのための仮想電力信号VDDを生成するために基準電圧を送信することを可能にする。パワーゲート524は、例えば、電力制御ブロック202内に実装され得ることに留意されたい。
パワードメインのための例示的なPSCアーキテクチャは、図6の表に示されるように、ユーザ制御モード、静的モード、およびグローバル制御モードを含む3つの制御モードを有するように定義され、ここでXは「ドントケア」値に指定される。静的モードでは、パワーゲート524の状態は、メモリ制御ビットMC_Sによって定義され、ここでMC_S=0のときパワードメインはオフであり、MC_S=1のときパワードメインはオンである。メモリ制御ビットMC_Sは、以下により詳細に説明されるように、構成ビットとしてダウンロードされ得る。したがって、静的モードでは、ゲートパワーは、未使用のCLEを停止するか、または特定のCLEをそれが常にオンであるようにプログラムするために使用される。図6に示されるように、イネーブル1は、NORゲート508が選択回路502の出力に従うことを可能にするために論理ゼロであり、MC_S0およびMC_S1は、静的な制御信号を選択するために「00」である。すなわち、メモリ素子522によって提供された静的な制御信号が論理ゼロである(かつイネーブル1も論理ゼロである)とき、NORゲート508の出力が高くなって、パワーゲート524をオフにする一方で、論理1を有する静的な制御信号は、パワーゲート524をオンにする。
図7のタイミング図に示されるように、最初に時間tに電力信号VDDが印加され、時間tにフルパワーに達した後、MC_S0およびMC_S1が静的モードにおいて論理ゼロである最初の構成ビットストリームが書き出される。イネーブル1が最初に高(すなわち、論理1)であるため、およびイネーブル2の状態とは無関係に、仮想VDDは高であり、かつCLEのためのパワードメインはオンにされている。回路は静的モードにある。イネーブル1またはイネーブル2のうち立ち下がりが遅い方が、時間tに、任意のグローバル制御またはMC制御を無効にする。次いで仮想VDDは、時間tにおけるMC_Sの値に従って、低下するか、または高に留まって、CLEを遮断静的モード/常時オンモードにする。
ユーザ制御モードでは、パワーゲート524の状態は、ユーザ制御信号によって定義され、ここでMC_S0およびMC_S1は「01」であり、かつイネーブル1信号は、パワーゲート524に結合された電力制御信号がユーザ制御信号に従うことを可能にするために論理ゼロである。すなわち、ユーザ制御モードでは、ユーザは、大きなスイッチング領域のスリープ/ウェイクアップのための制御信号のスタガリングを確実にし、かつカスタムパワードメインの実装を考慮に入れなければならない。図8のタイミング図に示されるように、ステートマシン出力(例えば、集積回路の回路のレジスタ出力)が、パワーゲート524のデフォルト起動状態を駆動する。したがって、パワーゲート524のデフォルト起動状態を提供するレジスタの正確なリセット値は、プログラミングシーケンス中にロードされる。時間tにおける「grestore」アサーションは、任意のビットプログラミングシーケンス内で発生し、ユーザがレジスタを所望の通りにデフォルト起動状態として初期化することを可能にする。
最後に、グローバル制御モードでは、CLEの電力制御は、著しい突入電流を回避するためにスタガスリープ/ウェイクアップシーケンス内に実装されたグローバル制御信号によって制御される。図9のタイミング図は、機能シーケンス中のある時間においてはパワーゲーティングのために、そして後の時間においては他の機能のために同じグローバル制御信号を使用することを図示している。同じグローバル制御信号によって制御される仮想VDDは、所望の通りにオンまたはオフにされ得る。イネーブル1またはイネーブル2のうち遅い方の立ち下がりの後、時間tに、グローバル制御信号はアクティブであり、パワードメインは、グローバル制御信号の状態によって、オンのままであるか、または時間tにオフになる。イネーブル2が高くなる時間tに、仮想VDDは、グローバル制御信号の前の値がパワーゲーティングの目的のために捕捉されるため、その前の(すなわち、電気的に高い)状態に留まる。時間tおよびt間のグローバル制御信号の遷移は、パワーゲーティングによって無視される。グローバル制御信号が時間tに再び高くなると、アクティブグローバル制御信号は、パワードメイン制御のために再び捕捉される。グローバルを使用した別のシステムは、tおよびt間のグローバルな任意の遷移に応答し得る。グローバル制御は、時間tに他の機能から解放され、パワーゲーティング回路は、この時にグローバル制御信号における遷移に応答するようになる。
例示的な回路においては、明確に定義された起動、および他のタスクのための共有制御を使用することを考慮に入れるために、PSCの2つの追加の機能状態が存在する。第1の追加状態は、「起動」状態であり、ここではPSC動作が、機能モードのいずれかがアクティブになる前にデフォルト起動状態を定義しなければならない。示されるPSC動作は、常にオンとして起動されるように、そして、例えば、パワーオンリセット(POR)信号またはグローバルイネーブル(en_glob)信号などの既存の信号であり得る既存のイネーブル1信号を使用して設計される。さらに、「ホールド」状態は、他の機能のためにグローバル制御信号を共有することを可能にする。グローバル制御の現在の状態は、他の制御モードを伝えるイネーブル2制御信号に基づいて捕捉される。例えば、グローバルパワーゲーティング制御として使用される「ghigh」信号は、部分再構成における再編成にも使用され得る。部分再構成の開始時(イネーブル2信号として「gwe_b」によりアサートされる)、パワーゲーティング領域は、イネーブル2信号によって伝えられるように、制御が部分再構成によって解放されるまで現在の状態を保持する。
ここで図10を見ると、プログラマブルリソースを有する装置をプログラムするためのシステムのブロック図が示される。具体的には、コンピュータ1002は、メモリ1006から回路設計1004を受信するように結合され、不揮発性メモリ1006内に記憶される構成ビットストリームを生成する。以下により詳細に説明されるように、回路設計は、ハードウェア記述言語(HDL:Hardware Description Language)で定義される回路設計など、高水準設計であり得る。また、コンピュータは、不揮発性メモリ1008内に記憶され、かつ図11において以下に説明される集積回路などのプログラム可能な集積回路であり得る集積回路910に提供される構成ビットストリームを生成するソフトウェアを実行するように構成され得る。以下により詳細に説明されるように、構成ビットストリームのビットは、集積回路のプログラマブルリソースを構成するために使用される。
ここで図11を見ると、図1〜5の回路を含むプログラマブルリソースを有する装置のブロック図が示される。プログラマブルリソースを有する装置は、プログラマブルリソースを有する特定用途向け集積回路(ASIC)など、いかなる種類の集積回路装置にも実装され得るが、他の装置は、専用のプログラマブルロジックデバイス(PLD)を備える。PLDの一種は、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)である。CPLDは、相互接続スイッチマトリックスによって、互いおよび入力/出力(I/O)源に接続された2つ以上の「機能ブロック」を含む。CPLDの各機能ブロックは、プログラマブルロジックアレイ(PLA:Programmable Logic Array)またはプログラマブルアレイロジック(PAL:Programmable Array Logic)デバイスに使用されるものに類似した2レベルのAND/OR構造を含む。別の種類のPLDは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)である。典型的なFPGAでは、構成可能な論理ブロック(CLB:Configurable Logic Block)のアレイは、プログラム可能な入力/出力ブロック(lOB)に結合される。CLBおよびlOBは、プログラム可能な送信リソースの階層によって相互接続される。これらのCLB、lOB、およびプログラム可能な送信リソースは、構成ビットストリームを、典型的にはオフチップメモリからFPGAの構成メモリセルにロードすることによってカスタマイズされる。これらの種類のプログラマブルロジックデバイスの両方とも、装置の機能性は、その目的のために装置に提供される構成ビットストリームの構成データビットによって制御される。構成データビットは、揮発性メモリ(例えば、FPGAおよびいくつかのCPLDに見られるような静的メモリセル)、不揮発性メモリ(例えば、いくつかのCPLDに見られるようなフラッシュメモリ)、または任意の他の種類のメモリセル内に記憶され得る。
図11の装置は、マルチギガビットトランシーバ(MGT)1101、CLB1102、ランダムアクセスメモリブロック(BRAM)1103、入力/出力ブロック(lOB)1104、構成およびクロック論理(CONFIG/CLOCKS)1105、デジタル信号処理ブロック(DSP)1106、特殊入力/出力ブロック(I/O)1107(例えば、構成ポートおよびクロックポート)、ならびにデジタルクロックマネージャ、アナログ−デジタル変換器、システム監視論理などの他のプログラマブル論理1108を含む、多数の異なるプログラマブルタイルを有するFPGAアーキテクチャ1100を備える。いくつかのFPGAは、例えば、ソフトウェアアプリケーションを実装するために使用され得る専用のプロセッサブロック(PROC)1110も含む。
いくつかのFPGAにおいて、各プログラマブルタイルは、各隣接タイル内の対応する相互接続素子間の標準化された接続を有するプログラム可能な相互接続素子(INT)1111を含む。したがって、プログラム可能な相互接続素子が一緒になって、図示されるFPGAのためのプログラム可能な相互接続構造を実装する。プログラム可能な相互接続素子1111は、図11の上部に含まれる例によって示されるように、同じタイル内のプログラム可能な論理素子間の接続も含む。
例えば、CLB1102は、ユーザ論理を実装するようにプログラムされ得る構成可能な論理素子(CLE)1112、さらに単一のプログラム可能な相互接続素子1111を含み得る。BRAM1103は、1つまたは複数のプログラム可能な相互接続素子に加えて、BRAM論理素子(BRL)1113を含み得る。BRAMは、構成論理ブロックの分散RAMとは別の専用のメモリを含む。典型的には、タイルに含まれる相互接続素子の数は、タイルの高さに依存する。描かれた例では、BRAMタイルは、5つのCLBと同じ高さを有するが、他の数も使用され得る。DSPタイル1106は、適切な数のプログラム可能な相互接続素子に加えて、DSP論理素子(DSPL)1114を含み得る。IOB1104は、例えば、プログラム可能な相互接続素子1111の1つのインスタンスに加えて、入力/出力論理素子(IOL)1115の2つのインスタンスを含み得る。装置の接続の場所は、その目的のために装置に提供される構成ビットストリームの構成データビットによって制御される。プログラム可能な相互接続は、構成ビットストリームのビットに応答して、プログラム可能な論理に実装される回路、またはBRAMもしくはプロセッサなどの他の回路に様々な信号を結合するために使用されることになる相互接続ラインを含む接続を可能にする。
描かれた例において、ダイの中心に近いカラム区域は、構成、クロック、および他の制御論理のために使用される。このカラムから延在する構成/クロック分配領域1109は、クロックおよび構成信号をFPGAの幅にわたって分配するために使用される。図11に図示されるアーキテクチャを利用するいくつかのFPGAは、FPGAの大部分を構成する規則的なカラム構造を分断する追加の論理ブロックを含む。追加の論理ブロックは、プログラム可能なブロックおよび/または専用の論理であり得る。例えば、図11に示されるプロセッサブロックPROC1110は、CLBおよびBRAMのいくつかのカラムに及ぶ。
図11は、例示的なFPGAアーキテクチャを図示することのみが意図されることに留意されたい。カラム内の論理ブロックの数、カラムの相対幅、カラムの数および順序、カラム内に含まれる論理ブロックの種類、論理ブロックの相対サイズ、ならびに図11の上部に含まれる相互接続/論理実装は、全くの例示である。例えば、実際のFPGAにおいては、ユーザ論理の効率的な実装を促進するために、典型的には、CLBの2つ以上の隣接カラムが、CLBが現れる場所には必ず含まれる。図11の例はプログラマブルリソースを有する集積回路に関するが、以下により詳細に明記される回路および方法は、ASICなどの任意の種類の集積回路に実装され得ることを理解されたい。
ここで図12を見ると、図11の装置の構成可能な論理素子のブロック図が示される。具体的には、図12は、図11の構成論理ブロック1102の構成可能な論理素子を簡略化した形態で図示している。図12の例では、スライスM1201は、4つのルックアップテーブル(LUT)1201A〜1201Dを含み、それぞれが6つのLUTデータ入力端子A1〜A6、B1〜B6、C1〜C6、およびD1〜D6によって駆動され、かつそれぞれが2つのLUT出力信号O5およびO6を提供する。LUT1201A〜1201DからのO6出力端子は、それぞれスライス出力端子A〜Dを駆動する。LUTデータ入力信号は、プログラム可能な相互接続素子1211によって実装され得る入力マルチプレクサを介したFPGA相互接続構造によって供給され、またLUT出力信号も相互接続構造に供給される。スライスMはまた、出力端子AMUX〜DMUXを駆動する出力選択マルチプレクサ1211A〜1211Dと、メモリ素子1202A〜1202Dのデータ入力端子を駆動するマルチプレクサ1212A〜1212Dと、組み合わせマルチプレクサ1216、1218、および1219と、バウンスマルチプレクサ回路1222〜1223と、インバータ1205およびマルチプレクサ1206(入力クロックパスに任意的な反転を一緒に提供する)で表される回路と、マルチプレクサ1214A〜1214D、1215A〜1215D、1220〜1221、および排他的論理和ゲート1213A〜1213Dを有する桁上げ論理とを含む。これらの素子のすべては、図12に示されるように一緒に結合される。選択入力は図12に図示されるマルチプレクサでは示されないが、選択入力は構成メモリセルによって制御される。すなわち、構成メモリセル内に記憶された構成ビットストリームの構成ビットは、マルチプレクサへの正しい入力を選択するために、マルチプレクサの選択入力に結合される。周知であるこれらの構成メモリセルは、図を見やすくするために、図12ならびに本明細書内の他の選択された図からは省略されている。
描かれた例において、各メモリ素子1202A〜1202Dは、同期式または非同期式のフリップフロップまたはラッチとして機能するようにプログラムされ得る。同期式の機能と非同期式の機能間の選択は、同期/非同期選択回路1203をプログラムすることによって、スライス内の4つすべてのメモリ素子に対して行われる。S/R(セット/リセット)入力信号がセット機能を提供するようにメモリ素子がプログラムされるとき、REV入力端子はリセット機能を提供する。S/R入力信号がリセット機能を提供するようにメモリ素子がプログラムされるとき、REV入力端子はセット機能を提供する。メモリ素子1202A〜1202Dは、例えば、グローバルクロックネットワークまたは相互接続構造によって提供され得るクロック信号CKによってクロックされる。そのようなプログラム可能なメモリ素子は、FPGA設計の技術において周知である。各メモリ素子1202A〜1202Dは、登録された出力信号AQ〜DQを相互接続構造に提供する。各LUT1201A〜1201Dが2つの出力信号、O5およびO6を提供することから、LUTは、5つの共有入力信号(IN1〜IN5)を有する2つの5入力LUTとして、または入力信号IN1〜IN6を有する1つの6入力LUTとして機能するように構成され得る。
図12の例では、各LUT1201A〜1201Dは、いくつかのモードのうちのいずれかで機能し得る。ルックアップテーブルモードにあるとき、各LUTは、入力マルチプレクサを介してFPGA相互接続構造によって供給される6つのデータ入力信号IN1〜IN6を有する。64個のデータ値のうちの1つは、信号IN1〜IN6の値に基づいて構成メモリセルからプログラム可能に選択される。RAMモードにあるとき、各LUTは、単一の64ビットRAM、または共有アドレス指定で2つの32ビットRAMとして機能する。RAM書き込みデータは、入力端子DI1を介して(LUT1201A〜1201Cではマルチプレクサ1217A〜1217Cを介して)64ビットRAMに、または入力端子DI1およびDI2を介して2つの32ビットRAMに供給される。LUT RAM内のRAM書き込み動作は、マルチプレクサ1206からのクロック信号CKによって、およびマルチプレクサ1207からの書き込みイネーブル信号WENによって制御され、それらはクロックイネーブル信号CEまたは書き込みイネーブル信号WEのいずれかを選択的に通過し得る。シフトレジスタモードでは、各LUTは、2つの16ビットシフトレジスタとして機能するか、または単一の32ビットシフトレジスタを作成するために2つの16ビットシフトレジスタが直列に結合される。シフトイン信号は、入力端子DI1およびDI2のうちの1つまたは両方を介して提供される。16ビットおよび32ビットのシフトアウト信号は、LUT出力端子によって提供され得、32ビットのシフトアウト信号はまた、LUT出力端子MC31を介してより直接的に提供され得る。LUT1201Aの32ビットのシフトアウト信号MC31はまた、出力選択マルチプレクサ1211DおよびCLE出力端子DMUXを介して、シフトレジスタチェインのための一般的な相互接続構造に提供され得る。したがって、上に明記された回路および方法は、図12および12の装置、または任意の他の好適な装置などの装置に実装され得る。
ここで図13を見ると、フローチャートは、集積回路内の電力を制御する方法を示す。具体的には、それぞれが対応する電力制御ブロックに結合された複数の回路ブロックがブロック1302で提供される。ブロック1304で、グローバル制御信号が集積回路内に送信される。ブロック1306で、グローバル制御信号を含む複数の制御信号を受信するように結合された選択回路が、各電力制御ブロックについて実装される。ブロック1308で、基準電圧が、複数の回路ブロックの各電力制御ブロックについて、電力制御ブロックの第1の入力に結合される。ブロック1310で、選択された制御信号が、各電力制御ブロックについてスイッチの制御端子に結合され、この選択された制御信号が、基準電圧を回路ブロックに結合することを可能にする。複数の回路ブロックのスタガ起動は、グローバル制御信号がブロック1312で選択されるときに提供される。
図13の方法の様々な要素は、説明されるような図1〜12の回路を使用して、またはいくつかの他の好適な回路を使用して実装され得る。本方法の特定の要素が説明されるが、本方法の追加の要素、または要素に関する追加の詳細が図1〜12の開示に従って実装され得ることを理解されたい。
集積回路内の電力を制御するための回路のいくつかの例が説明される。
例えば、集積回路内の電力を制御するための回路は、複数の回路ブロックと、集積回路内で送信されるグローバル制御信号と、複数の電力制御ブロックとを含み得、各電力制御ブロックが、複数の回路ブロックのうちの対応する回路ブロックに結合され、かつ基準電圧を受信するように結合された第1の入力およびグローバル制御信号を受信するように結合された第2の入力を有し、グローバル制御信号が、各回路ブロックに対して、対応する回路ブロックの第1の入力への基準電圧の結合を可能にする。
いくつかのそのような回路において、複数の回路ブロックの入力へのグローバル制御信号の結合における可変の遅延が、複数の回路ブロックのスタガ起動を可能にする。
いくつかのそのような回路において、各電力制御ブロックは、グローバル制御信号を受信するように結合された制御端子を有するスイッチを備え、このスイッチは、対応する回路ブロックへの基準電圧の結合を可能にする。いくつかのそのような回路において、各電力制御ブロックは、グローバル制御信号を受信するように結合された第1の入力および第2の制御信号を受信するように結合された第2の入力を有する選択回路をさらに備える。
いくつかのそのような回路において、第2の制御信号はユーザ生成信号を含む。
いくつかのそのような回路において、ユーザ生成信号は静的な制御信号を含む。
いくつかのそのような回路において、各電力制御ブロックは、起動段階中に複数の回路ブロックへの基準電圧の結合を可能にするためのイネーブル信号を受信するようにさらに結合される。
別の実装に従って、集積回路内の電力を制御するための別の例が提供され得る。そのような回路は、複数の回路ブロックと、集積回路内で送信されるグローバル制御信号を含む複数の制御信号と、複数の電力制御ブロックとを含み得、各電力制御ブロックが、複数の回路ブロックのうちの対応する回路ブロックに結合され、かつグローバル制御信号を受信するように結合された第1の入力および複数の制御信号のうちの第2の制御信号を受信するように結合された第2の入力を有する選択回路を有し、グローバル制御信号が電力制御ブロックの選択回路によって選択されるときに、複数の回路ブロックへの基準電圧の送信における可変の遅延が、複数の回路ブロックのスタガ起動を可能にする。
いくつかのそのような回路において、複数の回路ブロックは、構成可能な論理ブロックを備える。
いくつかのそのような回路において、各電力制御ブロックは、電力制御信号に結合された制御端子を有するスイッチを備え、
この電力制御信号が、回路ブロックへの基準電圧の結合を可能にする。
いくつかのそのような回路において、第2の制御信号はユーザ生成信号を含む。
いくつかのそのような回路において、ユーザ生成信号はユーザ制御信号を含む。
いくつかのそのような回路において、ユーザ生成信号は静的な制御信号を含む。
いくつかのそのような回路において、各電力制御ブロックは、複数の回路ブロックの起動中に基準電圧の結合を可能にするためのイネーブル信号を受信するようにさらに結合される。
別の実装において、集積回路内の電力を制御する方法が説明され得る。集積回路内の電力を制御するそのような方法は、複数の回路ブロックを提供することと、集積回路内でグローバル制御信号を送信することと、複数の回路ブロックの各回路ブロックを複数の電力制御ブロックのうちの対応する電力制御ブロックに結合することと、複数の回路ブロックの各電力制御ブロックに対して、基準電圧を電力制御ブロックの第1の入力に結合することと、各電力制御ブロックに対して、グローバル制御信号を電力制御ブロックの第2の入力に結合することと、複数の回路ブロックの各回路ブロックに対して、グローバル制御信号に応答して基準電圧を対応する回路ブロックに結合することとを含み得る。
いくつかのそのような方法において、対応する回路ブロックへの基準電圧の結合は、複数の回路ブロックのスタガ起動を提供することを含む。
いくつかのそのような方法は、各電力制御ブロックに対して、電力制御信号をスイッチの制御端子に結合することをさらに含み得、電力制御信号が、対応する回路ブロックへの基準電圧の結合を可能にする。
いくつかのそのような方法は、各電力制御ブロックに対して、グローバル制御信号を受信するように結合された第1の入力および第2の制御信号を受信するように結合された第2の入力を有する選択回路を実装することをさらに含み得る。
いくつかのそのような方法において、選択回路を実装することは、ユーザ生成信号を第2の入力に結合することを含む。
いくつかのそのような方法は、各電力制御ブロックに対して、起動段階中に基準電圧の結合を可能にするためのイネーブル信号を結合することをさらに含み得る。
故に、集積回路内の電力を制御するための新しい回路またはその方法が説明されてきたことが理解されよう。開示された発明を組み込む多数の代替物および等価物が存在するということは当業者によって理解されよう。結果として、本発明は先述の例によって制限されるものではなく、以下の特許請求項によってのみ制限されるものである。

Claims (13)

  1. 集積回路内の電力を制御するための回路であって、
    複数の回路ブロックと、
    前記集積回路内で送信されるグローバル制御信号と、
    複数の電力制御ブロックであって、各電力制御ブロックは、前記複数の回路ブロックのうちの対応する回路ブロックに結合され、基準電圧を受信するように結合された第1の入力および前記グローバル制御信号を受信するように結合された第2の入力を有する、複数の電力制御ブロックと
    を備え、
    前記グローバル制御信号が、各回路ブロックに対して、前記対応する回路ブロックの第1の入力への前記基準電圧の結合を可能にする、回路。
  2. 前記複数の回路ブロックの入力への前記グローバル制御信号の前記結合における可変の遅延が、前記複数の回路ブロックのスタガ起動を可能にする、請求項1に記載の回路。
  3. 各電力制御ブロックが、前記グローバル制御信号を受信するように結合された制御端子を有するスイッチを備え、
    前記スイッチが、前記対応する回路ブロックへの前記基準電圧の前記結合を可能にする、請求項1または請求項2に記載の回路。
  4. 各電力制御ブロックが、前記グローバル制御信号を受信するように結合された第1の入力および第2の制御信号を受信するように結合された第2の入力を有する選択回路をさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の回路。
  5. 前記第2の制御信号がユーザ生成信号を含む、請求項4に記載の回路。
  6. 前記ユーザ生成信号が静的な制御信号を含む、請求項5に記載の回路。
  7. 各電力制御ブロックが、起動段階中に前記複数の回路ブロックへの前記基準電圧の前記結合を可能にするためのイネーブル信号を受信するようにさらに結合される、請求項1から6のいずれか一項に記載の回路。
  8. 集積回路内の電力を制御する方法であって、
    複数の回路ブロックを提供することと、
    前記集積回路内でグローバル制御信号を送信することと、
    前記複数の回路ブロックの各回路ブロックを複数の電力制御ブロックのうちの対応する電力制御ブロックに結合することと、
    前記複数の回路ブロックの各電力制御ブロックに対して、基準電圧を前記電力制御ブロックの第1の入力に結合することと、
    各電力制御ブロックに対して、前記グローバル制御信号を前記電力制御ブロックの第2の入力に結合することと、
    前記複数の回路ブロックの各回路ブロックに対して、前記グローバル制御信号に応答して、前記基準電圧を前記対応する回路ブロックに結合することと
    を含む方法。
  9. 前記対応する回路ブロックへの前記基準電圧の前記結合が、前記複数の回路ブロックのスタガ起動を提供することを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 各電力制御ブロックに対して、電力制御信号をスイッチの制御端子に結合することをさらに含み、前記電力制御信号が前記対応する回路ブロックへの前記基準電圧の前記結合を可能にする、請求項8または請求項9に記載の方法。
  11. 各電力制御ブロックに対して、前記グローバル制御信号を受信するように結合された第1の入力および第2の制御信号を受信するように結合された第2の入力を有する選択回路を実装することをさらに含む、請求項8から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 選択回路を実装することが、ユーザ生成信号を前記第2の入力に結合することを含む、請求項8から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 各電力制御ブロックに対して、起動段階中に前記基準電圧の前記結合を可能にするためのイネーブル信号を結合することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
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