以下の詳細な説明は、添付図面を参照する。同一又は類似の要素を識別するために、異なる図面において同じ参照番号を使用することがある。以下の説明では、限定ではなく説明のために、特許請求される発明の様々な態様の完全な理解を提供するために、特定の構造、アーキテクチャ、インタフェース、技術等の具体的な詳細が示される。しかしながら、本開示の利益を有する当業者には明らかであるように、特許請求の範囲に記載された本発明の様々な態様は、これらの具体的な詳細から逸脱する他の例において実施され得る。ある例では、周知のデバイス、回路及び方法の説明は、不必要な詳細で本発明の説明を不明瞭にしないように省略される。
例示の実施形態の様々な態様は、当業者がそれらの成果の内容を当業者に伝えるために一般的に用いられる用語を用いて説明される。しかしながら、当業者には明らかであるように、記載された態様のうちのいくつかのみを用いて、代替の実施形態を実施することができる。説明のために、例示の実施形態の完全な理解を提供するために、具体的な数、材料及び構成が示される。しかしながら、当業者には明らかであるように、具体的な詳細なしに代替の実施形態を実施することができる。他の例では、例示の実施形態を不明瞭にしないために、周知の特徴は省略又は簡略化される。
更に、例示の実施形態を理解するのに最も役立つように、様々な動作を複数の個別の動作として説明する。しかしながら、説明の順序は、これらの動作が必ずしも順序に依存することを暗示するものと解釈されるべきではない。特に、これらの動作は、提示順に実行される必要はない。
「様々な実施形態では」、「一部の実施形態では」等の語句が繰り返し使用される。該語句は、一般に、同じ実施形態を参照しないが、参照することもある。「備える」、「有する」及び「含む」という語句は、文脈によって別段の指示がない限り、同義語である。
「Aび/又はB」という語句は、(A)、(B)又は(A及びB)を意味する。語句「A/B」又は「A又はB」は、語句「A及び/又はB」に類似して、(A)、(B)又は(A及びB)を意味する。本開示の目的のために、「A及びBのうち少なくとも1つ」という語句は、(A)、(B)又は(A及びB)を意味する。
説明では、「一実施形態において」、「実施形態において」というフレーズを使用することがあり、それらはそれぞれ同じ又は異なる実施形態の1つ以上を指すことがある。更に、本開示の実施形態に関して使用される「備える」、「有する」、「含む」等の用語は同義である。
留意すべきこととして、例示の実施形態は、フローチャート、フロー図、データフロー図、構造図又はブロック図として示されるプロセスとして説明することができる。フローチャートは動作を逐次プロセスとして説明することがあるが、動作の多くは並行して、一斉に、或いは同時に実行されてよい。動作の順序は再配置されてよい。プロセスは、その動作が完了するときに終了されてよいだけでなく、図面に含まれない追加のステップを含んでもよい。プロセスは、方法、関数、手順、サブルーチン、サブプログラム等に対応することができる。プロセスが関数に対応する場合、その終了は、関数の呼出し及び/又はmain関数への関数の復帰に対応することができる。
本明細書で用いられる場合、「回路」はという用語は、説明した機能を提供するように構成された特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、論理回路、プロセッサ(共有、専用又はグループ)及び/又はメモリ(共有、専用又はグループ)等の、ハードウェアコンポーネントの一部であり、或いはハードウェアコンポーネントを含む。一部の実施形態では、回路は、記載された機能の少なくとも一部を提供するために、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行してよい。例示の実施形態は、前述の回路の1つ以上によって実行される、例えばプログラムコード、ソフトウェアモジュール及び/又は機能プロセス等の、コンピュータ実行可能命令の一般の文脈で説明することができる。プログラムコード、ソフトウェアモジュール及び/又は機能プロセスは、特定のタスクを実行する、又は特定のデータ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含んでよい。本明細書で論じられるプログラムコード、ソフトウェアモジュール及び/又は機能プロセスは、既存の通信ネットワーク内の既存のハードウェアを用いて実施されてよい。例えば、本明細書で論じられるプログラムコード、ソフトウェアモジュール及び/又は機能プロセスは、既存のネットワークエレメント又は制御ノードの既存のハードウェアを用いて実施されてよい。
本明細書で用いられる場合、用語「ユーザ装置」は、クライアント、モバイル、モバイルデバイス、モバイル端末、ユーザ端末、モバイルユニット、移動局、移動ユーザ、UE、加入者、ユーザ、遠隔ステーション、アクセスエージェント、ユーザエージェント、受信器等と同義とみなされることがあり、以下時折それらとして称されることがあり、また、通信ネットワーク内のネットワークリソースのリモートユーザを記述することがある。更に、用語「ユーザ装置」は、家電機器、携帯電話、スマートフォン、タブレットパーソナルコンピュータ、ウェアラブルコンピューティングデバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ等の、無線/有線デバイスの任意のタイプを含んでよい。
本明細書で用いられる場合、用語「ネットワークエレメント」は、ネットワークコンピュータ、ネットワークハードウェア、ネットワーク装置、ルータ、スイッチ、ハブ、ブリッジ、無線ネットワークコントローラ、無線アクセスネットワーク装置、ゲートウェイ及び/又は他の類似の装置と同義であるとみなされることがあり、且つ/又は、それらとして称されることがある。用語「ネットワークエレメント」は、有線又は無線の通信ネットワークの物理的コンピューティングデバイスを記述し、仮想マシンをホストするように構成されてよい。更に、用語「ネットワークエレメント」は、ネットワークと1以上のユーザとの間のデータ及び/又は音声接続のための無線ベースバンド機能を提供する装置を記述することがある。用語「ネットワークエレメント」は、「基地局」と同義であるとみなされることがあり、且つ/又は、それとして称されることがある。本明細書で用いられる場合、用語「基地局」は、ノードB、拡張型又は進化型ノードB(eNB)、ベーストランシーバ基地局(BTS)、アクセスポイント(AP)等と同義であるとみなされることがあり、且つ/又は、それとして称されることがあり、また、ネットワークと1以上のユーザとの間のデータ及び/又は音声接続のための無線ベースバンド機能を提供する装置を説明することがある。
同じく留意すべきこととして、本明細書で用いられる用語「チャネル」は、データ又はデータストリームを通信するために用いられる、有形か無形のいずれかの任意の伝送媒体を指すことがある。更に、用語「チャネル」は、「通信チャネル」、「データ通信チャネル」、「伝送チャネル」、「データ伝送チャネル」、「アクセスチャネル」、「データアクセスチャネル」、「リンク」、「データリンク」、「キャリア」、「無線周波数キャリア」及び/又は、データが通信される経路又は媒体を表す任意の他の用語と同義且つ/又は均等であるとみなされることがある。
例示の実施形態は、一般に、アンライセンススペクトル内のスタンドアロン(SA)キャリアとして、ロング・ターム・エボリューション・アンライセンス(LTE−U)及びライセンス・アシスト・アクセス(LAA)の設計のためのものであり、より具体的には、例示の実施形態は、アンライセンス共有媒体におけるデータ伝送に用いることのできる新しいハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックメカニズムのためのものである。
図1は、例示の実施形態に係る通信ネットワーク100の例を示す。通信ネットワーク100は、ユーザ装置(UE)105、eNode B(eNB)110及びコアネットワーク115を含む。
図1を参照する。UE105の各々(まとめて「UE105」と呼ばれる)は、1つ以上のアプリケーションを実行することが可能であり、且つ無線インタフェースを介してネットワークエレメント(例えばBS110)と接続することが可能な、物理ハードウェアデバイスであってよい。UE105は、送信器/受信器(或いは代替としてトランシーバ)、メモリ、1つ以上のプロセッサ及び/又は他の同様のコンポーネントを備えてよい。UE105は、BS110(まとめて「eNB110」と称する)のうちの少なくとも1つとデータを送信/受信するように構成されてよい。UE105は、順次且つ自動的に一連の算術演算又は論理演算を実行するように設計されてよく、機械可読媒体上にデジタルデータを記録/記憶するため備えられてよく、基地局110を介してデジタルデータを送受信するように設計されてよい。UE105は、無線電話やスマートフォン、ラップトップ型パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、ウェアラブルコンピューティングデバイス及び/又は、基地局110及び/又は任意の他の類似のネットワークエレメントを介してデジタルデータを記録、保存且つ/又は転送することの可能な他の任意の物理デバイス又は論理デバイスを含んでよい。UE105に含まれる無線送信器/受信器(代替としてトランシーバ)は、1つ以上の無線通信プロトコル及び/又は1つ以上の携帯電話通信プロトコルに従って動作するように構成される。UE105は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロング・ターム・エボリューション・アドバンスト(LTE−A)規格及び/又は任意の他の無線通信プロトコル(RFベース、光(可視/不可視)等)に従って動作するように構成されてよい。
様々な実施形態では、UE105は、ライセンスさ共有媒体(「ライセンススペクトル」及び/又は「ライセンス帯域」とも呼ばれる)及びアンライセンス共有媒体(「アンライセンススペクトル」及び/又は「アンライセンス帯域」とも呼ばれる)を介して、データを通信(例えば、送信及び受信)するように構成されてよい。ライセンススペクトルは、約400MHzから約3.8GHzの周波数範囲で動作するチャネルを含んでよく、アンライセンススペクトルは5GHz帯域を含んでよい。更に、UE105は、アンライセンススペクトル内の1つ以上のチャネルが利用不可であるか或いは占有されているか否かを決定するために、1つ以上の既知の媒体センシング動作及び/又はキャリア検知動作を実行するように構成されてよい。
再び図1を参照する。eNB110は、eNB110に関連付けられた地理的エリア又はセルカバレッジエリア内のモバイルデバイス(例えばUE105)に無線通信サービスを提供するように構成されたハードウェアコンピューティングデバイスである。eNB110は、各UE105についてのリンクを介してUE105に無線通信サービスを提供してよい。eNB110とUE105との間のリンクは、eNB110からUE105へ情報を送信するための1つ以上のダウンリンク(或いは順方向)チャネルと、UE105からeNB110へ情報を送信するための1つ以上のアップリンク(或いは逆方向)チャネルを含んでよい。チャネルは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)及び/又は、データを送信/受信するのに用いられる任意の他の同様の通信チャネル若しくはリンクを含んでよい。
様々な実施形態では、BS110は、1つ以上のアンテナ、1つ以上のメモリデバイス、1つ以上のプロセッサ及び/又は他の同様のコンポーネントに接続された送信器/受信器(或いはトランシーバ)を含む。1つ以上の送信器/受信器は、送信器及び受信器に関連付けられてよい1つ以上のリンクを介して、セルカバレッジエリア内の1つ以上のUE105との間でデータ信号を送信/受信するように構成されてよい。様々な実施形態では、BS110は、符号分割多元接続(CDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、パケットモード多元接続、空間分割多元接続(SDMA)及び/又は任意の他の同様のチャネルアクセス方法若しくはそれらの組み合わせ等の、チャネルアクセス方法を動作するように構成されてよい。様々な実施形態では、通信ネットワーク100がLTE−A規格を採用する場合、eNB110は、進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA)プロトコル(例えば、ダウンリンク通信ではOFDMA、アップリンク通信ではシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA))を採用して、UE105と接続するか、そうでなければUE105と通信してよい。
様々な実施形態では、eNB110は、キャリアセンス多元接続(CSMA)プロトコル(デバイスが共有伝送媒体上で伝送する前に他のトラフィックがないことを検証する確率的メディアアクセス制御(MAC)プロトコルである)等の、媒体センシング動作、キャリアセンシング動作及び/又は1つ以上の衝突検出方法を実行するように構成されてよい。CSMAプロトコルは衝突回避プロトコルを採用することができ、ここではチャネルがアイドルであることが検知されたときにのみ、装置が送信する。代替として、CSMAプロトコルは衝突検出(CD)プロトコルを採用することができ、ここでは衝突が検出されるとすぐに装置が送信を終了する。しかしながら、実施形態は、上述した衝突検出方法に限定されず、任意のタイプの衝突検出方法を包含することができる。更に、CSMAプロトコルはRequest−to−Send/Clear−to−Send(RTS/CTS)プロトコルであってよく、ここでは、データを送信したい装置が、フレーム送信要求(RTS)を送信することによってプロセスを開始し、宛先装置は、フレーム送信許可(CTS)で応答する。
留意すべきこととして、eNB110は、eNB110及び/又は無線ネットワークコントローラ(RNC)(図示なし)を含み得る無線アクセスネットワーク(RAN)、他の無線アクセス技術(RAT)等の一部であってよい。通信ネットワーク100がLTE規格を採用する実施形態では、RANは、進化型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と呼ぶことができる。RNCは、通信ネットワーク100内の無線リソース管理とモビリティ管理機能を実行するハードウェアコンピューティングデバイスであってよい。このために、RNCは、1つ以上のアンテナ、メモリ、1つ以上のプロセッサ及び/又は他の同様のコンポーネントに接続された送送信器/受信器(代替としてトランシーバ)を含んでよい。一部の実施形態では、eNB110及びRNCは、同じ物理ハードウェアデバイス上に存在してよい。RNCは、eNB110を制御し、コアネットワーク115との間で情報を通信(例えば、送信及び受信)してよい。RNCとそれらの典型的な機能は一般に周知であるので、RNC115の典型的な機能の更なる詳細な説明は省略する。
図1を参照する。コアネットワーク115は、基地局(例えばeNB110)を介してコアネットワーク115に接続することのできるモバイルデバイス(例えばUE105)に様々な電気通信サービスを提供する、1つ以上のハードウェアデバイスを含んでよい。通信ネットワーク100がLTEプロトコルを採用する実施形態では、コアネットワーク115は、3GPP技術仕様書に記載されているように、進化型パケットコア(EPC)を備えたシステム・アーキテクチャ・エボリューション(SAE)のコンポーネントを含んでよい。このような実施形態では、コアネットワーク115は、移動管理エンティティ(MME)、サービング・ゲートウェイ(SGW)、パケット・データ・ネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)、ホーム加入者サーバ(HSS)、アクセスネットワークディスカバリ及び選択機能(ANDSF)、進化型パケット・データ・ゲートウェイ(ePDG)及び/又は既知の他の同様のコンポーネントを含んでよい。SAEコアネットワークのコンポーネントとその機能は一般に周知であるので、SAEコアネットワークの更なる詳細な説明は省略する。同じく留意すべきこととして、前述の機能は、同じ物理ハードウェアデバイスによって、又は別個のコンポーネント及び/又はデバイスによって提供されてよい。
様々な実施形態では、UE105及びeNBは、自動再送要求(ARQ)又はハイブリッドARQ(HARQ)プロトコルに従って動作するように構成されてよく、それによりUE105は、eNB110からのデータ送信の受信に応答して、フィードバック又はフィードバックメッセージ/信号を送信することができる。例えば、データ送信は、ダウンリンク物理データチャネル(例えばPDSCH)を介して送信され得るトランスポートブロックによって搬送されてよい。物理制御チャネル(例えばPDCCH)には、1つ以上のサブフレームにおけるリソース割当てとその変調・符号化方式を含む、データ送信のスケジューリング情報が含まれてよい。一般に、UE105は、物理制御チャネル内のメッセージを復号してよい。それが物理データチャネルに割り当てられているとUE105が決定した場合、UE105は、物理制御チャネルから復号されたスケジューリング情報に従ってデータ送信を復号する。フィードバックは、HARQアクノレッジメント(ACK)メッセージ又はHARQネガティブアクノレッジメント(NACK)メッセージの形式であってよい。UE105は、物理データチャネルを介してeNB110から受信されたデータ送信を適切に復号及び/又は復調することに応答して、HARQ−ACKメッセージを送信してよい。HARQ−ACKメッセージは、次のスケジュールされたデータ送信が同じ物理データチャネル又は異なる物理データチャネルを介してUE105に送信されることを、eNBに示すことができる。UE105は、物理データチャネルを介してeNB110から受信されたデータ送信の不適切又は失敗の復号及び/又は復調に応答して、HARQ−NACKメッセージを送信してよい。HARQ−NACKメッセージは、以前に送信されたデータ送信が同じ又は異なる物理データチャネルを介してUE105に再送信されるべきであることを、eNB110に示すことができる。UE105は、受信されたデータ送信の復号が成功/失敗した場合に、HARQ−ACK/NACKを含むアップリンク送信でフィードバックを送信してよい。様々な実施形態によれば、UE105は、物理制御チャネル(例えばPUCCH)又は物理データチャネル(例えばPUSCH)を介してフィードバックを送信してよい。UE105がPUSCHを介してデータを送信する実施形態では、UE105は、ACK/NACK情報をPUSCH送信にエンコードするか又は埋め込んでよく、或いは、UE105がPUCCHを介して送信する別個のACK NACKフィードバックメッセージに、ACK/NACK情報をエンコードするか又は他の方法で埋め込んでよい。図1は、2つのモバイルデバイス(例えばUE105)にサービス提供する単一の基地局(例えばeNB110)を示しているが、留意すべきこととして、様々な例示の実施形態では、通信ネットワーク100は、図1に示すものよりも多くのユーザ端末にサービス提供するより多くの基地局を含んでよい。更に、留意すべきこととして、1つのRAN又はRAT(図示なし)に複数の基地局が含まれてよい。同じく留意すべきこととして、通信ネットワーク100は、LTE規格及び/又は任意の他の同様の無線通信規格によって定義されるように、より多くのネットワーク装置を含んでよい。しかしながら、本明細書に記載された例示の実施形態を理解するために、これらの一般的な従来のコンポーネントの全てを示す必要はない。
図2は、様々な例示の実施形態に係る、通信ネットワーク100によって採用され得るUE105及びeNB110のコンポーネントを示す。図示のように、UE105は、フィードバック回路205、送信回路210及び受信回路215を備える。更に、eNB110は、処理回路220、送信回路225及び受信回路230を備える。
様々な実施形態によれば、送信回路210及び受信回路215は、例えばeNB110との無線送信を容易にするために、1つ以上のアンテナと結合されてよい。例えば、送信回路210は、UE105の1つ以上のコンポーネントからデジタルデータを受信し、1つ以上のアンテナを介して無線インタフェースを介して送信するために、受信したデジタルデータをアナログ信号に変換するように構成されてよい。受信回路215は、変調された電波からの信号を受信し、デジタルデータ等の使用可能な情報に変換することのできる、任意のタイプのハードウェアデバイスであってよい。受信回路215は、電波を捕捉するために1つ以上のアンテナと結合されてよい。受信回路215は、捕捉された電波から変換されたデジタルデータを、UE105の1つ以上の他のコンポーネントに送信するように構成されてよい。実施形態では、UEの送信回路210及び受信回路215は、フィードバック回路205と結合されてよい。留意すべきこととして、様々な実施形態によれば、フィードバック回路205は、処理回路205と呼ぶこともできる。フィードバック回路205は、UE105に関して本明細書で説明したフィードバック動作を実行するように構成されてよい。UE105の回路のコンポーネントは、UE105に関して本開示の他の箇所で説明されたものと同様の動作を実行するように構成されてよい。本明細書で用いられる場合、「回路」という用語は、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ(共有、専用又はグループ)及び/若しくはメモリ(共有、専用又はグループ)、論理回路の組合わせ、並びに/又は、説明される機能を提供する他の適切なハードウェアコンポーネントの一部を指すことがあり、或いはそれらの一部であってよく、或いはそれらを含む。一部の実施形態では、1つ以上のハードウェアデバイスと組み合わせられる1つ以上のソフトウェア又はファームウェアモジュールにより、電子デバイス回路が実施されてよく、或いは該回路に関連付けられた機能が実施されてよい。
様々な実施形態によれば、eNB110の回路は、処理回路220に結合された送信回路225及び受信回路230を含んでよい。送信回路225と受信回路230は、UE105に関して説明された送信回路210と受信回路215と同じであってよく、或いは同様であってよく、又は、送信回路225と受信回路230は、UE105の送信回路210と受信回路215に関して説明したのと同じか同様の方式で動作してよい。送信回路225及び受信回路230は、例えばUE105との無線通信を提供するために、1つ以上のアンテナと結合されてよい。eNB110は、バックホール通信リンクを介して、例えば、無線通信システムの進化型パケットコア(EPC)内のエンティティ(例えばコアネットワーク115内のエンティティ)等の、他のネットワークエンティティと通信するように構成されてよい。処理回路220は、本明細書で説明される様々な例示の実施形態に係る、UE105とのデータの伝送を制御及び/又はスケジューリングしてよい。eNB110の回路のコンポーネントは、eNB110に関して本開示の他の箇所に記載されたものと同様の動作を実行するように構成されてよい。本明細書で用いられる場合、「回路」はという用語は、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、1以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ(共有、専用又はグループ)及び/若しくはメモリ(共有、専用又はグループ)、論理回路の組合わせ、並びに/又は、説明される機能を提供する他の適切なハードウェアコンポーネントの一部を指すことがあり、或いはそれらの一部であってよく、或いはそれらを含む。一部の実施形態では、1つ以上のハードウェアデバイスと組み合わせられる1つ以上のソフトウェア又はファームウェアモジュールにより、電子デバイス回路が実施されてよく、或いは該回路に関連付けられた機能が実施されてよい。
図3は、様々な例示の実施形態に係る、本明細書に開示された例示の実施形態を実施することのできるコンピューティングシステム300のコンポーネントを示す。図3はコンピューティングシステム300の様々なコンポーネントを示すが、本明細書で説明する実施形態は、任意の適切に構成されたハードウェア及び/又はソフトウェアを用いるシステムに実装されてよい。図3は、例示の一実施形態として、少なくとも図3に示されるように互いに結合される無線周波数(RF)回路305、ベースバンド回路310、アプリケーション回路315、メモリ/記憶装置320、ディスプレイ325、カメラ330、センサー335及び入出力(I/O)インタフェース340を備える、コンピューティングシステム300を示す。
アプリケーション回路315は、限定ではないが、1つ以上のシングルコア又はマルチコアプロセッサ等の回路を含んでよい。プロセッサは、汎用プロセッサと専用プロセッサ(例えば、グラフィックプロセッサ、アプリケーションプロセッサ等)の任意の組合わせを含んでよい。プロセッサは、メモリ/記憶装置320と結合され、モリ/記憶装置320に記憶された命令を実行して、システム上で動作する様々なアプリケーション及び/又はオペレーティングシステムを有効にするように構成されてよい。
メモリ/記憶装置320は、本明細書で説明される様々な例示の実施形態を実行するための動作を実行するためのプログラムコード等、1つ以上のソフトウェアコンポーネントのオペレーティングシステム及びプログラムコードを記憶するように構成されるハードウェアデバイスであってよい。メモリ/記憶装置320は、データ及び/又は命令をロード及び記憶するために用いられてよい。一実施形態のメモリ/記憶装置は、適切な揮発性メモリ(例えば、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM))及び/又は不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)の任意の組合わせを含んでよい。プログラムコード及び/又はソフトウェアコンポーネントは、駆動機構(図示なし)を用いて、別個のコンピュータ可読記憶媒体からメモリ/記憶装置320にロードされてもよい。このような別個のコンピュータ可読記憶媒体は、メモリカード、メモリスティック、取外し可能なフラッシュドライブ、SIMカード、CD−ROM/DVDディスク、及び/又は他の同様のコンピュータ可読記憶媒体(図示なし)を含んでよい。一部の実施形態では、ソフトウェアコンポーネントは、I/Oインタフェース340を介して外部デバイス又はシステムからメモリ/記憶装置320にロードされてよい。
ベースバンド回路310は、限定されないが、1つ以上のシングルコアまたはマルチコアプロセッサなどの回路を含んでよい。プロセッサは、ベースバンドプロセッサを含んでよい。ベースバンド回路は、RF回路305を介して1つ以上の無線ネットワークとの通信を可能にする様々な無線制御機能を処理することができる。留意すべきこととして、様々な実施形態では、ベースバンド回路は、無線制御回路を含んでよく、或いは、無線制御回路を動作させて、様々な無線制御機能を実行してよい。様々な実施形態では、無線制御回路は、無線制御機能の少なくとも一部を実行するためにベースバンドプロセッサを利用してよい。無線制御機能は、信号変調、符号化、復号化、無線周波数シフト等を含むことができるが、これに限定されない。一部の実施形態では、ベースバンド回路310は、1つ以上の無線技術と互換性のある通信を提供することができる。例えば、一部の実施形態では、ベースバンド回路は、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(EUTRAN)及び/又は他の無線メトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)との通信をサポートすることができる。ベースバンド回路310が2つ以上の無線プロトコルの無線通信をサポートするように構成される実施形態は、マルチモードベースバンド回路と呼ぶことができる。様々な実施形態では、ベースバンド回路310は、厳密にベースバンド周波数であるとはみなされない信号で動作する回路を含んでよい。例えば、一部の実施形態では、ベースバンド回路310は、ベースバンド周波数と無線周波数との間にある中間周波数を有する信号で動作する回路を含んでよい。
RF回路305は、非固体媒体を介して変調された電磁放射線を用いて、無線ネットワークとの通信を可能にすることができる。様々な実施形態では、RF回路305は、無線ネットワークとの通信を容易にするために、スイッチ、フィルタ、増幅器等を含んでよい。様々な実施形態では、RF回路305は、厳密には無線周波数であるとはみなされない信号で動作する回路を含んでよい。例えば、一部の実施形態では、RF回路305は、ベースバンド周波数と無線周波数との間の中間周波数を有する信号で動作する回路を含んでよい。
様々な実施形態では、UE105又はeNB110に関して上記で論じた送信回路、処理回路又は受信回路は、RF回路305、ベースバンド回路310及び/又はアプリケーション回路315のうちの1つ以上において全体的又は部分的に実現されてよい。本明細書で用いられる場合、「回路」という用語は、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ(共有、専用又はグループ)及び/若しくはメモリ(共有、専用又はグループ)、論理回路の組合わせ、並びに/又は、説明される機能を提供する他の適切なハードウェアコンポーネントの一部を指すことがあり、或いはそれらの一部であってよく、或いはそれらを含む。一部の実施形態では、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアモジュールにより、電子デバイス回路が実施されてよく、或いは該回路に関連付けられた機能が実施されてよい。
一部の実施形態では、ベースバンド回路310、アプリケーション回路315及び/又はメモリ/記憶装置320の構成コンポーネントの一部又は全部は、システムオンチップ(SOC)上に一緒に実装されてよい。
様々な実施形態では、I/Oインタフェース340は、システム及び/又はシステムとの周辺コンポーネントインタラクションを可能にするように設計された周辺コンポーネントインタフェースとのユーザインタラクションを可能にするように設計された、1つ以上のユーザインタフェースを含んでよい。ユーザインタフェースは、物理キーボード又はキーパッド、タッチパッド、スピーカ、マイクロホン等を含むことができるが、これに限定されない。周辺コンポーネントインタフェースは、不揮発性メモリポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、オーディオジャック及び電源インタフェースを含んでよいが、これらに限定されない。
様々な実施形態では、センサー335は、システムに関連する環境条件及び/又は位置情報を決定するための1つ以上の検知装置を含んでよい。一部の実施形態では、センサー335は、ジャイロセンサー、加速度計、近接センサー、周囲光センサー及び測位ユニットを含むことができるが、これらに限定されない。測位ユニットは、測位ネットワーク(例えば全地球測位システム(GPS)衛星)のコンポーネントと通信するために、ベースバンド回路310及び/又はRF回路305の一部であってもよく、又はベースバンド回路310及び/又はRF回路305とインタラクションしてもよい。
様々な実施形態では、ディスプレイ325はディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ等)を含んでよい。
様々な実施形態では、コンピューティングシステム300は、限定ではないが、ラップトップコンピューティングデバイス、タブレットコンピューティングデバイス、ネットブック、ウルトラブック、スマートフォン、ウェアラブルコンピューティングデバイス等のモバイルコンピューティングデバイスであってよい。様々な実施形態では、コンピューティングシステム300は、より多くの、又はより少ないコンポーネント及び/又は異なるアーキテクチャを有してよい。
図4は、様々な例示の実施形態に係る、図1の通信ネットワーク装置によってとられるアクションを示すプロセス400を示す。様々な実施形態によれば、プロセス400は、アンライセンス共有媒体を介して通信されるデータ送信のフィードバックを提供するために用いられてよい。説明上、プロセス400の動作は、UE105及びeNB110によって実行されるものとして説明され、それらは図1〜3に関して説明される。しかしながら、留意すべきこととして、以下に説明するように他の同様の装置がプロセス400を動作してよい。動作の特定の例及び順序が図4に示されているが、様々な実施形態では、これらの動作は、並び替えられてよく、追加の動作に分割されてよく、組み合わされてよく、且つ/又は完全に省略されてよい。
図4を参照する。動作405において、eNB110は、媒体センシング動作を実行してよい。様々な実施形態では、HARQ−ACKビットのようなフィードバックビットの受信の確実性を保証するために、チャネルセンシング機構を採用して、アンライセンス帯域内でフィードバックを送信する前に空きチャネル及び/又は非占有チャネルを決定することができる。これは、「listen-before-talk」(LBT)競合機構と称されることがある。留意すべきこととして、「媒体センシング」という用語は、「キャリアセンシング」、「チャネルセンシング」、LBT等と称されることがある。フィードバックデータ(例えばHARQ−ACK、HARQ−NACK等)の信頼できる受信を確実にするとともに、5GHz帯域で動作する他のRAT及び/又はWi−Fiデバイスからの送信との衝突を低減するために、UE110はまず媒体を検知する。留意すべきこととして、図4は、この機構の1つの可能な実施形態を示しており、様々な実施形態によれば、eNB110は、複数のアンライセンスチャネル上で媒体センシング動作を実行して、アンライセンス共有媒体内の空チャネルを検出するか、他の方法で決定してよい。
動作410では、eNB110が、媒体が空きであるか否かを決定する。eNB110は、媒体が空きでない(例えば、アンライセンススペクトルのチャネルが占有されている)と決定した場合、動作405に戻って、非占有で有り得るアンライセンススペクトルの1つ以上の他のスペクトルについて媒体センシング動作を実行する。eNB110が、媒体が空きであるか非占有であると決定した場合、eNB110は動作415に進み、アンライセンススペクトル内の検出されたチャネルを介してUE105にデータ送信を送信する。
動作420では、UE105が、eNB110からデータ送信を受信する。動作425では、UE105が復調及び/又は復号動作を実行する。データ送信を復調及び/又は復号するための多くの方法は一般に周知であるので、データ送信を復調及び/又は復号する方法の更なる詳細な説明は省略する。
動作430では、UE105が媒体センシング動作を実行する。UE105によって実行される媒体センシング動作は、動作405に関して先に説明された媒体センシング動作と同じであってもよいし、類似してもよい。UE105は、媒体が空きでない(例えば、媒体のチャネルが占有されている)と決定した場合、動作430に戻って、非占有で有り得るアンライセンススペクトルの1つ以上の他のスペクトルについて媒体センシング動作を実行する。UE105が、媒体が空きであるか非占有であると決定した場合、UE105は動作340に進み、データ送信に関連付けられたフィードバック(例えばHARQ−ACK、HARQ−NACK等)をeNB110に送信する。
様々な実施形態では、UE105がアンライセンススペクトル上の空きチャネルを検出又は決定すると、UE105は、それを介してフィードバック情報を送信する。空きチャネルは、UE105がeNB110からデータ送信を受信したのと同じチャネルであってよい。或いは、UE105は、UE105がeNB110からデータ送信を受信したチャネルとは異なる空きチャネルを用いてよい。例えば、様々な実施形態では、UE105は、PUCCH又はPUSCHを用いて、HARQ−ACK/NACKフィードバックを送信してよい。LTE−A規格を採用するほとんどの通信ネットワークでは、PUCCH送信は、通常、デュアル接続シナリオの場合にプライマリセル(PCell)とセカンダリセル(SCell)でのみ許可される。しかしながら、SA LTE−U動作の場合、PUCCH送信は他のキャリアにも拡張することができる。様々な実施形態では、アンライセンス帯域内の異なるキャリア上で動作するM個のPUCCHチャネルは、各LTE−U対応UE(例えばUE105)の上位層シグナリングにより、半静的に構成されてよい。HARQ−ACK/NACKフィードバックの送信について、UE105は、媒体キャリアセンシング動作に従って検出され得るM個のPUCCHチャネルから1つの利用可能なPUCCHチャネルを選択する。更に、様々な実施形態では、eNB110は、各UE105がPUCCHチャネルを選択するために用いることのできるM個の値の数を動的に構成してよい。更に、留意すべきこととして、様々な実施形態では、UE105は、データ送信を送信するためにeNB110によって用いられたアンライセンス帯域とは異なるアンライセンス帯域に関するフィードバックを送信するための空きチャネルを、検出又は他の方法で決定してもよい。
再び図4を参照する。動作445では、eNB110が、UE105からフィードバックメッセージを受信し、フィードバックがHARQ−ACKメッセージとHARQ−NACKメッセージの一方であるか否かを決定する。動作445において、フィードバックがHARQ−ACKメッセージであるとeNB110が決定した場合、eNB110は動作405に戻って、新しいデータ送信の伝送のために媒体センシング動作を実行する。動作445において、フィードバックがHARQ−NACKメッセージ又は不連続送信(DTX)メッセージであるとeNB110が決定した場合、eNB110は動作450に進んで、媒体センシング動作を実行する。媒体センシング動作は、動作405と動作430で実行される媒体センシング動作と同じであってもよいし、類似してもよい。動作455では、eNB110が、媒体が空きであるか否かを決定する。eNB110は、媒体が空きではない(例えば、媒体のチャネルが占有されている)と決定した場合、動作450に戻って、非占有で有り得るアンライセンススペクトルの1つ以上の他のスペクトルについて媒体センシング動作を実行する。媒体が空きであるか非占有であるとeNB110が決定した場合、eNB110は動作460に進んで、アンライセンススペクトル内の検出チャネルを介してUE105にデータ送信を再送する。動作465では、UE105が、eNB110からデータ再送信を受信する。
図5は、様々な例示の実施形態に係る、柔軟なフィードバックタイミング機構のためのプロセス500を示す。説明の目的のために、プロセス500の動作は、UE105によって実行されるものとして説明され、それらは図1〜3に関して説明される。しかしながら、留意すべきこととして、以下に説明するように他の同様の装置がプロセス500を動作してよい。動作の特定の例及び順序が図5に示されているが、様々な実施形態では、これらの動作は、並び替えられてよく、追加の動作に分割されてよく、組み合わされてよく、且つ/又は完全に省略されてよい。
留意すべきこととして、フィードバック情報のみを送信する前にチャネルセンシング機構を採用することは、アンライセンス帯域内のキャリア上のLTE−Aフィードバック送信のための3GPPによって説明された待ち時間要件を確実にするには不十分である可能性がある。例えば、アンライセンス共有媒体は、比較的長い時間ビジーであり、したがって、タイムリーなフィードバック送信がUEによって送信されないおそれがある。したがって、様々な実施形態は、LBT機構の導入に加えて、既存のLTEフィードバック機構に対する追加の変更を提供する。少なくとも1つの実施形態によれば、プロセス500は、前述の待ち時間要件を保証するための柔軟なHARQ−ACKフィードバックタイミング機構を提供する。
図5を参照する。動作505では、UE105が、データ送信とフィードバック送信との間の固定のタイミング関係を定義してよい。多くのLTEシステムでは、基地局においてフィードバック送信を受信するための待ち時間を確実に低減するために、データ送信の受信とフィードバック送信の送信時間との間のタイミング関係は、待ち時間と受信器処理の複雑さとのトレードオフも考慮しながら、可能な限り短くされる。ライセンススペクトル内で発生するデータ送信では、ダウンリンクチャネルにおけるデータ送信の受信と、アップリンクチャネルにおける対応するフィードバックメッセージの送信(又はその逆)との間の固定のタイミング関係は、現在のLTE規格によって説明される。例えば、周波数分割複信(FDD)(「FDD展開」とも称される)を採用するLTEシステムでは、基地局(例えばeNB110)によってダウンリンク(例えばPDSCH)のサブフレームnでデータ送信が伝送される場合、ユーザ装置(例えばUE105)は、対応するn+4のアップリンク(例えばPUCCH、PUSCH等)のサブフレーム上でHARQ−ACK/NACK送信を伝送する。時分割複信(TDD)(「TDD展開」とも称される)を採用するLTEシステムでは、基地局(例えばeNB110)によってダウンリンク(例えばPDSCH)のサブフレームnでデータ送信が伝送される場合、ユーザ装置(例えばUE105)は、対応するアップリンク(例えばPUCCH、PUSCH等)のサブフレームn+k上でHARQ−ACK/NACK送信を伝送する。ここで、kの値は、例えば3GPPの技術仕様書(TS)36.213に定義されているように、所定の値である。データ送信の受信とフィードバックメッセージの送信との間の時間は、「送信ウィンドウ」と称されることがある。ライセンススペクトルでの送信のために、PDSCHを介したデータ送信の受信と、対応するHARQ−ACK/NACK送信の送信時間との間のタイミング関係が固定されている(例えば「固定送信ウィンドウ」)ので、基地局は、HARQ−ACK/NACKが意図される対応するアップリンクチャネルを既に知っていることがある。ほとんどのLTE−Aシステムでは、各サブフレームが1ミリ秒(ms)及び/又2リソースブロック(RB)長であるので、TDD展開の固定送信ウィンドウは4ms及び/又は8RB長であり、FDD展開の固定送信ウィンドウはk ms及び/又は(2*k)RB長である。
したがって、動作505では、固定送信ウィンドウを用いてフィードバックを送信することが可能であるか否かを決定するために、UE105は、FDD展開の場合はn〜n+4、TDD展開の場合はn〜n+kのような、データ送信とフィードバック送信との固定タイミング関係を決定する。
動作510では、UE105は、所定のフィードバックリソースがフィードバック送信を送信するために利用可能であるか否かを決定してよい。様々な実施形態では、所定のフィードバックリソースは、フィードバックが送信されることを意図したサブフレーム又はRB(例えば、TDD展開の場合はn+kサブフレーム、FDD展開の場合はn+4サブフレーム)であってよい。所定のフィードバックリソースが利用可能であるか否かを決定するために、様々な実施形態では、UE105は、別の送信が所定のリソースを用いて送信される予定であるか否かを決定するために、eNB110と様々なシグナリング動作を実行してよい。様々な実施形態では、UE105は、所定のフィードバックリソースが利用可能であるか否かを決定するために、所定のリソースを用いて別の送信が伝送されるようにスケジュールされているか否かを決定するために、媒体センシング動作を実行してよい。動作510において、所定のフィードバックリソースが利用可能であるか非占有でないとUE105が決定した場合、UE105は動作535に進んで、所定のフィードバックリソースを用いてフィードバック送信を伝送してよい。動作510において、所定のフィードバックリソースが利用可能でないか、そうでなければ占有されているとUEが決定した場合、UE105は動作515に進んで、媒体センシング動作を実行して、フィードバック送信を伝送するために非占有フィードバックリソースを検出してよい。
動作515では、UE105は、媒体センシング動作を実行してよい。媒体センシング動作は、席に本明細書で論じられた媒体センシング動作と同じであってもよいし、類似してもよい。留意すべきこととして、アンライセンススペクトルを利用する場合、PDSCHを介して送信されるデータ送信と対応するHARQ−ACK/NACKフィードバックとのタイミング関係は、他のデータパケットによって引き起こされる衝突及び/又は中断の可能性を理由として、保証されないことがある。したがって、アンライセンススペクトルを利用する場合、基地局は、PDSCHデータ送信が意図されるHARQ−ACK/NACKフィードバックを受信しないことがある。したがって、様々な例示の実施形態では、拡張送信ウィンドウ(「フレキシブル送信ウィンドウ」とも称される)が導入される。したがって、所定のフィードバックリソースが利用できない場合、データ送信と対応するHARQ−ACKフィードバックとの固定のタイミング関係を用いる代わりに、データと関連するHARQ−ACKフィードバックとの柔軟なタイミング関係が用いられてよい。様々な実施形態によれば、サブフレームn上でのデータ送信では、対応するフィードバックは、FDD展開の場合はアップリンクサブフレームn+4±l、TDD展開の場合はサブフレームn+k±lで送信することができる。kの値は、例えば、TS36.213に予め定義されている。lの値は整数である(例えば0,1,2,…等)。よって、HNQ−ACK NACKフィードバック送信がアンライセンス帯域で送信される場合、様々な実施形態では、eNB110は、1つのサブフレーム(例えば所定のフィードバックリソース)を探すのではなく、FDD展開ではn〜n+4±l、TDD展開ではn〜n+k±lのようなサブフレームの範囲内で、フィードバック送信を探すか、他の方法で検出する。様々な実施形態では、lの範囲又は値はeNB110で予め定義することができ、よって、lは1つ以上の設計選択に従って、且つ/又は1つ以上の経験的研究に基づいて、無線ネットワークオペレータによって選択される。他の実施形態では、lの値は、UE105によって(例えば、動作525に関して説明したように)選択されるか他の方法で決定され、フィードバックの送信よりも上位層のシグナリングを用いてeNB110に通信されてよい。
再び図5を参照する。動作520では、UE105は、別のフィードバックリソースがフィードバック送信を伝送するために利用可能であるか否かを決定してよい。動作520において、他のフィードバックリソースが利用可能でないとUEが決定した場合、UE105は動作515に戻り、媒体センシング動作を実行して、アンライセンススペクトル内の別の非占有フィードバックリソースを検出する。動作510において、他のフィードバックリソースが利用可能であるとUEが決定した場合、UE105は動作525に進んで、利用可能なフィードバックリソースのうち非占有の1つを選択する。
動作525では、UE105は、フィードバック送信を送信するために非占有フィードバックリソースを選択してよい。UE105は、動作520で複数の媒体センシング動作を実行しなければならない場合があるので、様々な実施形態では、UE105は、HARQ−ACK/NACKフィードバックが固定のタイミング関係又は固定の送信ウィンドウに従って送信されないと、HARQ−ACK/NACKフィードバックタイマーを開始してよい。UE105がフィードバックを送信するためのフィードバックリソースを選択すると、HARQ−ACK/NACKフィードバックタイマーは終了してよい。HARQ−ACK/NACKフィードバックタイマーが終了すると、UE105は、中断中のHARQ−ACK/NACK情報を破棄してよい。これに対応して、eNB110は、アップリンクサブフレームの範囲内でHARQ−ACK/NACK/DTX検出を実行してよい。アップリンクサブフレームの範囲は、UE105におけるHARQ−ACK/NACKフィードバックタイマーの長さに基づく。HARQ−ACK/NACKフィードバックタイマーの長さは、フィードバックの送信よりも上位層のシグナリングを用いて、eNB110に通信されてよい。次いで、eNB110は、UE105に対するHARQ−ACK/NACKフィードバックについて、半静的リソース(例えばキャリアインデックス、帯域番号及び/又は異なる電力制御パラメータ)を再構成してよい。動作530では、UE105は、選択されたリソース上でフィードバックを送信してよい。
図6は、様々な例示の実施形態に係る、ACK/NACKビットと共に多重化されたHARQプロセス番号(HPN)を含むフィードバックメッセージ600を示す。図7は、様々な例示の実施形態に係る、異なるHPNに対するHARQ ACK/NACK位置を固定することによるHPNの非明示的表現を示す。
様々な実施形態によれば、図5に関して説明したフレキシブルタイミング関係は、eNB110における異なるHARQプロセス間の曖昧さ及び/又は潜在的なPUCCHリソース衝突を引き起こすおそれがある。この問題を解決するために、様々な例示の実施形態では、1つ以上のHARQプロセス番号(HPN)に関連付けられたHARQ−ACK/NACKビットがHPNと多重化されてよく、それによりACK/NACKビットとHPNを組み合わせて単一のメッセージとして、利用可能なアップリンクサブフレーム上で送信することができる。
1つ以上のACK/NACKビットに関連付けられるHPNは、ACK/NACKビットを復号するために用いられるHARQプロセス及び/又はACK/NACKビットを処理する順序を示すことができる。ほとんどのLTE仕様によれば、アップリンク及びダウンリンクのHARQ−ACK/NACKフィードバックメッセージは、ACK/NACKビットのみを含むべきである。しかしながら、様々な実施形態では、アンライセンス帯域内の他のパケットによる潜在的な衝突又は潜在的な中断を理由として、ダウンリンク(例えばPDSCH)とHARQ−ACK/NACKフィードバックとの固定のタイミング関係が保証されない場合、データ送信が意図されているHARQ−ACK/NACKフィードバックに混乱が生じるおそれがある。
様々な実施形態によれば、HPNをACK/NACKビットと共に多重化することにより、そのような曖昧性を解決することができる。図6は、ACKNACKビットと共にHPNを含む多重化されたフィードバックメッセージの一実施例を示す。図6に示される例示の実施形態では、FDD展開では3ビットのプロセス番号が用いられる。TDD展開の実施形態では、4ビットのHPNを用いることができる。図6に示されるように、HPNはACK/NACKビットの後に追加されてよい。しかしながら、様々な実施形態では、HPNはACK/NACKビットに先行してよい。これらのHPNビットから、eNB110は、HARQプロセス番号を決定してよい。更に、様々な実施形態では、HPNを含む変更されたビットパターンは、PUCCHフォーマット3を用いるか、又は別のフォーマットを用いることができる。留意すべきこととして、ACK/NACKビットと共にHPNを多重化することは、各フィードバックメッセージ内の柔軟な数のACK/NACKビットの送信を可能にすることができる。特定のフィードバック送信(例えばPUCCH送信又はPUSCH送信)において送信されるビットの数は、フィードバック送信器会の損失の数(例えば、アンライセンススペクトル内のチャネル及び/又はサブフレームの占有を原因として、UE105がフィードバックを送信できなかった回数)から、非明示的に決定することができる。
図7によって示される別の例示の実施形態では、HPNをeNB110に送信する代わりに、フィードバック送信メッセージ内の各HBNビットの位置を固定することにより、eNB110において、送信されるACK/NACKのHPNを計算することができ、或いは他の方法で決定することができる。そのような実施形態では、UE105は、HBNをeNB110に送信する必要がないことがある。
図8は、様々な例示の実施形態に係る、異なるサブフレーム位置での遅延フィードバックの送信のためのタイミング図800を示す。
前述のように、フレキシブル送信ウィンドウ機構を導入することにより、eNB110における異なるHARQプロセスを区別する際に曖昧性が導入される可能性がある。この曖昧性を低減するために、固定送信ウィンドウ機構によって説明されるように、意図されたリソースブロック(RB)位置とは異なるRB位置での遅延又はフレキシブルなHARQ−ACK/NACKフィードバックの送信。タイミング図800によって示される例示の実施形態は、新しいサブフレーム上の異なる位置での遅延HARQ−ACK/NACKフィードバックの送信を示す。例えば、PUCCH送信が(図8に示すように)HARQ−ACKフィードバックと、サブフレーム上のダウンリンク送信を目的とするHARQ−ACK/NACKフィードバックとに用いられる場合、送信器会の欠如により、意図されたサブフレームについてのHARQ−ACK/NACKフィードバックを送信することができないことがある。この場合、HARQ−ACK/NACKフィードバックは、後続のアップリンクサブフレームの次の最も早い送信器会で送信することができる。PUCCHリソース送信は、UE105による明示的なシグナリングか、又はeNB110により非明示的に、決定されてよい(例えば、PUCCHフォーマット1a又はフォーマット1bの場合の第1の制御チャネルエレメント(CCE)インデックスの機能として)。所定の第1のサブフレームにおける第1のダウンリンク(例えばPDSCH)送信を意図した第1のHARQ−ACK/NACKフィードバックにマッピングされるアップリンク(例えばPUCCH)リソースは、所定の第1のサブフレームにおける第2のPDSCH送信を対象とする第2のHARQ−ACK/NACKフィードバックによって占有されてよい。マッピングされたPUCCHリソースは、第1のHARQ−ACK NACKフィードバック送信のために利用可能でない場合があるので、第1のHARQ−ACK/NACKフィードバック送信の伝送は遅延されることがある。様々な実施形態によれば、遅延されたHARQ−ACK/NACKフィードバックに対して、新しいPUCCH領域が定義されてよい。
図8を参照する。タイミング図800は、サブフレームk、サブフレームk+1、サブフレームk+2を示し、それらは各々1ミリ秒(ms)の長さである。各サブフレームk、k+1、k+2は、2つのスロットを含み、各スロットは0.5msである。各スロットは1つのリソースブロック(RB)を含み、各サブフレームは2つのRBを含む。ライセンススペクトル内のRBは、RB0,RB1,RB2,…,RBk+r+n−1として表示されてよい。アンライセンススペクトル内のRBは、
と表示されてよい。各RBは、サブフレーム中に送信されるようにスケジュールされたフィードバックの一部(例えば「PUCCH(m=1)」)をリストする。更に、留意すべきこととして、タイミング図800のサブフレームは、FDD展開ではタイプ1フレームに、TDD展開ではタイプ2フレームに含まれてよい。
タイミング図800によって示される実施形態によれば、アンライセンス媒体は、サブフレームk及びサブフレームk+1の間にビジーである。したがって、フィードバック805のアップリンク送信は、サブフレームkにおいて可能でなくてよく、フィードバック810のアップリンク送信は、サブフレームk+1において可能でなくてよい。しかしながら、サブフレームk+2において、アンライセンス媒体は空きであり、UE105は、フィードバック805及びフィードバック810のためにアップリンク送信を実行する機会を有する。したがって、サブフレームkとサブフレームk+1のそれぞれの間に送信されることを意図したフィードバック805とフィードバック810のためのフィードバック送信は、両方ともサブフレームk+2において送信されてよい。しかしながら、サブフレームk+2は、図8に示されるように、予約されたPUCCH領域における送信のためにスケジュールされた、それ自身の関連するフィードバック815を有する。したがって、サブフレームkとサブフレームk+1のそれぞれの間に送信されることから遅延されたフィードバック805とフィードバック810は、サブフレームk+2におけるフィードバック815のための予約されたPUCCHリソース位置において送信することができない。サブフレームk+2の間にフィードバック805とフィードバック810を送信するために、新しいPUCCHリソースオフセットを導入することができる。サブフレームkとk+1からのPUCCH領域は、図8に示されるように、サブフレームk+2内の異なるRB位置又はPUCCHリソースインデックスから開始するようにシフトすることができる。例えば、サブフレームk+1及びサブフレームk+2において、リソースm上でPUCCHリソースが送信される場合、リソース位置はリソースオフセットだけシフトされる。図8によって示される例示の実施形態では、サブフレームk+1に関連付けられるフィードバックのための新しいリソースインデックスはm’=m+lであり、サブフレームk+2に関連付けられるフィードバックの新しいリソースインデックスはm”=m+l+rである。オフセット値l及びr並びにフィードバック送信に割り当てられ得る追加のサブフレームの数は、フィードバックを送信するために用いられるシグナリングよりも上位層のシグナリングを用いてシグナリングすることができる。
図9は、様々な例示の実施形態に係る、修正されたフィードバック送信器構による受信されたフィードバックに基づく受信器の様々な状態を示す、受信器状態の様々な状態テーブルを示す。図9に示される修正されたフィードバック送信器構は、フィードバック送信のための「デフォルトNACKモード」と称されることがある。
前述のように、ほとんどのLTEシステムでは、フィードバックメッセージは、データ送信(例えばACK)の適切な復号及び/又は復調と、データ送信の不適切な復号及び/又は復調(例えばNACK)との両方に応答して、送信され得る。アンライセンス帯域におけるアクノレッジメント信号の適時且つ確実な送信が可能でないことがあるので、ACK及びNACKフィードバックの両方を送信する代わりに、様々な例示の実施形態によれば、デフォルトNACK状態を用いて、UE105によって行われるフィードバック送信の回数を減らすことができる。このような実施形態では、受信信号又はデータ送信が正しく復号されない場合(例えばNACK状態)、UE105は、フィードバック又は他の同様のアクノレッジメント信号を送信することを控える。このような実施形態では、UE105におけるアクノレッジメント信号の不在はNACK状態にあると解釈され、eNB110は、データ送信を再送信することができる。よって、様々な実施形態によれば、eNB110が所望の時間内にフィードバックメッセージを受信しない場合、eNB110は、UE105がNACK状態にあると仮定してよく、eNB110は、データ送信を再送信してよい。一方、受信信号が正しく復号される場合、UE105は、HARQ−ACK信号をeNB110に送信してよい。UE105によって送信されているフィードバックメッセージの数を減らすことにより、機会主義のアクノレッジメント送信に必要とされる計算リソース及び/又はネットワークリソースを削減することができ、通信システム100全体の効率を改善することができる。
図9を参照する。表1〜表3の各々は、様々な例示の実施形態のデフォルトNACK状態を用いる場合のFDD単一キャリアフィードバックの受信器(例えばUE105)状態と比較して、フィードバック機構に現在のLTE仕様を用いる場合のFDD単一キャリアの受信器状態を例として示す。表1〜表3の各々における「ACK」という用語は、データ送信の少なくとも一部の適切な復号及び/又は復調動作に応答する受信器の状態を示し、表1〜3の各々における「NACK」という用語は、データ伝送の少なくとも一部の不適切な復号及び/又は復調動作に応答する受信器の状態を意味する。表1〜表3の各々において、受信器によって送信されるフィードバックメッセージの値「1」は、受信器がデータ送信の少なくとも一部についてACK状態にあることを示し、受信器によって送信されるフィードバックメッセージの値「0」は、受信器がデータ送信の少なくとも一部についてNACK状態にあることを示してよい。更に、表1〜表3の各々において、「X」の値は、フィードバックデータが受信器によって送信されないことを示してよい。
表1は、例示の実施形態に係る、FDD展開における1ビットフィードバック送信プロトコルの受信器状態を示す。表1に示されるように、現在のLTE仕様での1ビットフィードバック送信では、受信器は、受信器がACK状態にあること(例えば、受信器がデータ送信を適切に復号及び復調したこと)を示す「1」のビット値を含むフィードバックメッセージを送信することができる。受信器は、受信器がNACK状態にあること(例えば、受信器がデータ送信を適切に復号及び/又は復調しなかったこと)を示す「0」のビット値を含むフィードバックメッセージを送信することができる。
1ビットフィードバック送信プロトコルの例示の実施形態によれば、受信器は、受信器がACK状態にあること(例えば、受信器がデータ送信を適切に復号及び/又は復調したこと)を示す「1」のビット値を含むフィードバックメッセージを送信することができ、受信器は、受信器がNACK状態にあること(例えば送信器が、受信器がNACK状態にあると仮定すること)を示すフィードバックメッセージを送信しない。また、表1は、NACKフィードバックを送信しないことにより、この例示の実施形態に係る1ビットフィードバック送信プロトコルが約50%のオーバーヘッド削減を提供することを示す。
表2は、第1の例示の実施形態に係る、2ビットフィードバック送信プロトコルの受信器状態を示す。表2に示される例示の実施形態は、ソフト合成を伴うHARQを採用するネットワークに用いられてよい。誤って受信された符号化データブロックは、受信器によって廃棄されるのではなく、受信器においてバッファに記憶されてよい。ソフト合成では、再送信されたブロックが受信器で受信されると、再送信されたブロックは記憶されたブロックと組み合わされる。表2に示されるように、現在のLTE−A仕様における2ビットフィードバック送信では、受信器は、受信されたデータ送信の2つの部分について受信器がACK状態にある(例えば、受信器がデータ送信の2つの部分を適切に復号及び/又は復調した)ことを示す「1,1」のビット値を含むフィードバックメッセージを送信することができる。受信器は、受信器が受信されたデータ送信の第1の部分についてACK状態にあり、データ送信の第2の部分についてNACK状態にある(例えば、受信器がデータ送信の第2の部分を適切に復号及び/又は復調せず、送信器にデータ送信の第2の部分を再送信することを望む)ことを示す「1,0」のビット値を含むフィードバックメッセージを送信することができる。受信器は、受信器が受信されたデータ送信の第1の部分についてNACK状態にあり、データ送信の第2の部分についてACK状態にある(例えば、受信器がデータ送信の第1の部分を適切に復号及び/又は復調せず、送信器にデータ送信の第1の部分を再送信することを望む)ことを示す「0,1」のビット値を含むフィードバックメッセージを送信することができる。受信器は、受信器が受信されたデータ送信の第1の部分についてNACK状態にあり、NACK状態データ送信にある(例えば、受信器がデータ送信を適切に復号及び/又は復調せず、送信器にデータ送信を再送信することを望む)ことを示す「0,0」のビット値を含むフィードバックメッセージを送信することができる。
2ビットフィードバック伝送プロトコルの第1の実施形態によれば、受信器は、受信器が受信されたデータ送信の2つの部分についてACK状態にある(例えば、受信器がデータ送信の2つの部分を適切に復号及び/又は復調した)ことを示す「1,1」のビット値を含むフィードバックメッセージを送信することができる。受信器は、受信器が受信されたデータ送信の第1の部分についてACK状態にあり、データ送信の第2の部分についてNACK状態にある(例えば、受信器がデータ送信の第2の部分を適切に復号及び/又は復調せず、送信器にデータ送信の第2の部分を再送信することを望む)ことを示す「1,0」のビット値を含むフィードバックメッセージを送信することができる。受信器は、受信器が受信されたデータ送信の第1の部分についてNACK状態にあり、データ送信の第2の部分についてACK状態にある(例えば、受信器がデータ送信の第1の部分を適切に復号及び/又は復調せず、送信器にデータ送信の第1の部分を再送信することを望む)ことを示す「0,1」のビット値を含むフィードバックメッセージを送信することができる。受信器は、受信器がNACK状態にある(例えば、送信器が、受信器がデータ送信の両方の部分についてNACK状態にあると仮定する)ことを示すフィードバックメッセージを送信しない。また、表2は、NACKフィードバックを送信しないことにより、第1の例示の実施形態に係る2ビットフィードバック送信プロトコルが、約25%のオーバーヘッド削減を提供することを示す。
表3は、第2の例示の実施形態に係る、2ビットフィードバック送信プロトコルの受信器状態を示す。表3は、表2に関して前述したような現在のLTE仕様での同じ2ビットフィードバック送信を示す。2ビットフィードバック送信プロトコルの第2の実施形態によれば、表1に示される例示の実施形態に関して前に説明したように、受信器は、受信器が受信されたデータ送信についてのACK状態にあることを示す「1」のビット値を含むフィードバックメッセージを送信してよい。表2に示される第1の実施形態とは対照的に、第2の実施形態に係る受信器は、データ送信のいずれかの部分が不適切に復号及び/又は復調された場合はフィードバックメッセージを送信せず、表3の「受信器フィードバック(例示の実施形態)」欄の第3〜4行の各々には値“X”が記載されている。よって、第2の例示の実施形態では、送信器は、データ送信のいずれかの部分が適切に復号及び/又は復調されないときはいつでも、受信器がNACK状態にあると仮定する。また、表3は、データ送信のいずれかの部分が不適切に復号及び/又は復調されたときにNACKフィードバックを送信しないことにより、第2の実施形態に係る2ビットフィードバック送信プロトコルが約75%のオーバーヘッド低減を提供することを示す。しかしながら、留意すべきこととして、2ビットフィードバック送信プロトコルの第2の実施形態は、送信器によるより多くのデータ再送信をもたらす可能性がある。
留意すべきこととして、図9の例示の実施形態は、受信器の不連続送信(DTX)状態の表示が欠けている。典型的なLTEシステムでは、HARQ−ACKフィードバックは、UEがダウンリンク制御チャネルの1つ(例えばPDCCHの1つ)でUE用の共有チャネル(例えばDLSCH)を介してダウンリンク送信に関連する制御シグナリングを正しく受信した場合にのみ、送信されることがある。有効なDLSCH関連制御シグナリングがUEによって検出されない場合、NBにフィードバック信号は送信されず、これはDTXとして知られる。したがって、典型的なLTEシステムでは、eNBにおいて、ACK状態、NACK状態及びDTX状態の3つの状態検出が実行される。しかしながら、様々な実施形態では、UE105がNACK状態とDTX状態の両方にあるときは信号が送信されないので、eNB110は、UE105がNACK状態であるかDTX状態であるかを決定することができないことがある。しかしながら、PUCCHフォーマット3送信の場合、現在のLTE仕様にも同様の問題が存在する。したがって、様々な実施形態では、再送信は、PUCCHフォーマット3送信と同様に、UE105がNACK状態又はDTX状態のいずれかにあるときに起こり得る。
図10は、様々な例示の実施形態に係る、図1の通信ネットワーク装置によってとられるアクションを示すプロセス1000を示す。
前述したように、アンライセンススペクトルにおけるHARQ送信の日和見的性質のために、固定の送信ウィンドウ(例えば、FDD展開とTDD展開ではそれぞれn+4サブフレーム、n+kサブフレーム)に従ってフィードバック送信を伝送することができないことがある。更に、上述したデフォルトNACKモードの例示の実施形態では、eNB110が、固定の送信ウィンドウの所定のサブフレームに基づくフィードバック送信のみをスキャンし、また、eNB110が、HARQ−ACKフィードバック送信の欠如がUE105がNACK状態にあることを意味するものと仮定する場合、受信されたデータ送信がUE105によって適切に復号及び/又は復調されたとしても、UE105によって所定のサブフレーム上でフィードバックを送信する機会の損失は、eNB110によるNACKイベントとして解釈される可能性がある。そのような場合、eNB110は、データ再送信が必要でなくても、データ送信を再送信する可能性がある。したがって、様々な例示の実施形態は、既述のフレキシブルな送信ウィンドウの例示の実施形態と、デフォルトNACKモードの例示の実施形態との組合わせを提供する。これらの例示の実施形態の組合わせは、無線ネットワークオペレータのネットワーク設計選択に基づいてよい。様々な実施形態では、UE105は、サブフレームの範囲内でフィードバックデータを送信することができ、eNB110は、サブフレームの範囲内でフィードバック情報を探すことができる。ACKデータがサブフレームの範囲内で利用可能でない場合、eNB110は、UE105がNACK状態にあるとみなし、データ送信を再送信することができる。
図10を参照する。動作1005では、eNB110が、第1のデータ送信をUE105に送信する。動作1010では、UE105が、第1のデータ送信の復号及び/又は復調を成功させる。動作1015では、UE105が、第1のデータ送信を対象としたHARQ−ACKフィードバックの送信を試みる。
様々な実施形態では、UE105は、サブフレームの範囲のサブフレームの1つがビジーであるか他の方法で占有されているか否かを決定するために、媒体センシング動作を実行してよい。このような実施形態では、UE105が利用可能なサブフレームを検出するまで、UE105は媒体センシング動作を継続してよい。UE105が媒体センシング動作を実行するたびに、フィードバックデータを送信しようとする試みと考えることができる。図示のように、UE105は、ACKフィードバックの送信を2回試み(例えば、図示のACK試行1及びACK試行2)、ステップ1020において媒体がビジーであると決定する。様々な実施形態では、第1の試行は、固定の送信ウィンドウの所定のサブフレームが利用可能であるか他の方法で非占有であるか否かを検出すること、を含んでよい。所定のサブフレームが利用できない、或いは占有されているとUE105が決定した場合、UE105は、前述の例示の実施形態に従って、アンライセンススペクトル内の利用可能な、或いは非占有のサブフレームをスキャンしてよい。更に、一部の実施形態では、UEは、データ送信を伝送するために用いられるアンライセンススペクトルとは異なるアンライセンススペクトル内の利用可能な、或いは非占有のサブフレームをスキャンしてよい。再び動作1015を参照する。第3の試行又は第3の媒体センシング動作(例えば、図示のACK試行3)において、UE105は、サブフレームの範囲の利用可能なサブフレームを検出し、利用可能なサブフレーム上でACKフィードバックを送信する。
一方、動作1025では、eNB110が、第1のデータ送信を対象としたACK送信のためにサブフレームの範囲をスキャンする。UE105は、フィードバックを得るために、サブフレームの範囲内のサブフレーム上でACKフィードバックを送信することができ、且つ/又は、eNB110は、フィードバックを得るための所望の時間内にACKフィードバックを取得したので、動作1030では、eNB110が第2のデータ送信をUE105に送信する。
動作1035では、UE105が、第2のデータ送信を適切に復号及び/又は復調せず、したがって、UE105は、第2のデータ送信についてNACKフィードバック又は他の同様のフィードバックメッセージ若しくは信号を送信しない。動作1040では、eNB110が、第2のデータ送信についてACKフィードバックをスキャンする。UE105は、サブフレーム範囲内のいずれかのサブフレーム上でACKフィードバックを送信することができず、且つ/又は、eNB110は、フィードバックを得るための所望の時間内にフィードバックを取得しなかったので、動作1045では、eNB110は、第2のデータ送信をUE105に再送信する。
上述の実施の説明は、例示の実施形態の例示及び説明を提供したが、網羅的であること、或いは本発明の範囲を開示された厳密な形式に限定することを意図するものではない。変更及び変形は上記の教示に照らして可能であり、且つ/又は、本発明の様々な実施の実施から取得されてよい。例えば、記載された例示の実施形態は、アンライセンス共有媒体におけるダウンリンクデータ送信の受信に応答して、アップリンクチャネルでフィードバックを送信することに関する。しかしながら、例示の実施形態は、アンライセンス共有媒体内のダウンリンクチャネルを介して送信されるアップリンクデータ送信及び対応するフィードバック送信に適用できるように拡張されてよい。
実施例
第1種の実施例は、物理チャネルが空きであるか否かを決定するステップと、物理チャネルが空きであるとき、物理チャネルを用いてアンライセンス帯域において、フィードバックを基地局に送信するステップと、を含む方法を含んでよい。
別の実施例は、先行する第1種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含む。
別の実施例は、先行する第1種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。物理チャネルは、キャリアセンシングの結果に従って設定された割り当てられたPUCCHチャネルからの、利用可能なPUCCHチャネルを含む。
別の実施例は、先行する第1種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。フィードバックは、アンライセンス共有媒体を用いたハイブリッド自動再送要求(HARQ)−アクノレッジメント(ACK)を含む。
別の実施例は、先行する第1種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。アンライセンス帯域は、基地局からデータを受信するために用いられるのと同じものであり、フィードバックは、データに基づいて生成される。
別の実施例は、先行する第1種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。アンライセンス帯域は、基地局からデータを受信するために用いられる帯域とは異なり、フィードバックは、データに基づいて生成される。
別の実施例は、命令を含む1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、ユーザ装置(UE)に、UEの1以上のプロセッサによる命令の実行に基づき、先行する第1種の実施例のいずれに記載の方法を実行させる。
別の実施例は、先行する第1種の実施例のいずれかの方法を実行する手段を備える装置を含んでよい。
第2種の実施例は、送信ウィンドウを決定するステップと、フレキシブルな送信ウィンドウ内のアンライセンス帯域において、受信されたデータについてのフィードバックを基地局に送信するステップと、を含む方法を含んでよい。
別の実施例は、先行する第2種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、決定された送信ウィンドウに基づいて、受信データとフィードバックとの間の第1の固定のタイミング関係を定義するステップ、を含む。
別の実施例は、先行する実施例の方法を含んでよい。更に、第1の固定のタイミング関係に基づいて、フィードバックのための第1の所定のフィードバックリソースの可用性を決定するステップ、を含む。
別の実施例は、先行する実施例の方法を含んでよい。更に、所定のリソースが利用可能であるとき、フィードバックのための第1の所定のフィードバックリソースを用いてフィードバックを送信するステップと、所定のリソースが利用不可であるとき、決定された送信ウィンドウに基づいて、受信データとフィードバックとの間の第2の固定のタイミング関係に基づいて、フィードバックのための第2のフィードバックリソースの可用性を決定するステップと、タイマーを開始するステップと、を含む。
別の実施例は、先行する実施例の方法を含んでよい。更に、第2のフィードバックリソースが利用可能である場合、第2のフィードバックリソースを用いてフィードバックを送信するステップと、タイマーが満了したときにフィードバックを破棄するステップと、を含む。
別の実施例は、先行する実施例の方法を含んでよい。タイマーは、送信ウィンドウ内のサブフレームが全て送信されたときに、満了する。
別の実施例は、先行する第2種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。送信ウィンドウは、周波数分割複信(FDD)展開ではサブフレームn+4±lを含み、lは整数である。
別の実施例は、先行する第2種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。送信ウィンドウは、時分割複信(TDD)展開ではサブフレームn+k±lを含み、lは整数であり、kはTS36.213で定義される。
別の実施例は、先行する第2種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。フィードバックはHARQ−ACKを含む。
別の実施例は、命令を含む1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、UEに、UEの1以上のプロセッサによる命令の実行に基づき、先行する第2種の実施例のいずれに記載の方法を実行させる。
別の実施例は、先行する第2種の実施例のいずれかの方法を実行する手段を備える装置を含んでよい。
第3種の実施例は、UEにデータを送信するステップと、アップリンクサブフレームの範囲内のデータについてフィードバックを検出するステップと、を含む方法を含んでよい。
別の実施例は、先行する第3種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。データは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)及びアンライセンス帯域で送信される。
別の実施例は、先行する第3種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。フィードバックを検出するステップは、アップリンクサブフレームの範囲内から送信されたHARQ−ACK /ネガティブアクノレッジメント(NACK)/不連続送信(DTX)を検出するステップ、を含む。
別の実施例は、先行する第3種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。アップリンクサブフレームの範囲は、フィードバックを送信するためにUEでの送信ウィンドウと一致する。
別の実施例は、先行する第3種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、フィードバックのために半静的リソースを再構成するステップを含み、半静的リソースは、キャリアインデックス、帯域番号及び電力制御パラメータのうちの少なくとも1つを含む。
別の実施例は、先行する第3種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、データについてHARQ−ACKが受信されなかった場合、UEにデータを再送するステップ、を含む。
別の実施例は、命令を含む1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、進化型ノードB(eNB)に、eNBの1以上のプロセッサによる命令の実行に基づき、先行する第3種の実施例のいずれに記載の方法を実行させる。
別の実施例は、先行する第3種の実施例のいずれかの方法を実行する手段を備える装置を含んでよい。
第4種の実施例は、複数のフィードバックプロセス番号を受信データについてのフィードバックと共に多重化するステップと、アンライセンス帯域において基地局にフィードバックを送信するステップと、を含む方法を含んでよい。
別の実施例は、先行する第4種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。フィードバックプロセス番号は、FDD展開では3ビットを含む。
別の実施例は、先行する第4種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。フィードバックプロセス番号は、TDD展開では4ビットを含む。
別の実施例は、先行する第4種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。多重化するステップは、フィードバックの前にフィードバックプロセス番号を配置するステップ、を含む。
別の実施例は、先行する第4種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。多重化するステップは、フィードバックの後にフィードバックプロセス番号を配置するステップ、を含む。
別の実施例は、先行する第4種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。フィードバックは、柔軟な数のACK/NACKビットを含む。
別の実施例は、先行する第4種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。多重化するステップは、複数のフィードバックプロセス番号の所定の順序に基づいて、所定のACK /NACK位置を用いて複数のフィードバックプロセス番号を暗示的に表すステップ、を含む。
別の実施例は、先行する第4種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。送信するステップは、PUSCH又はPUCCHで送信するステップを含む。
別の実施例は、先行する第4種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。フィードバックはHARQ−ACKを含む。
別の実施例は、命令を含む1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、UEに、UEの1以上のプロセッサによる命令の実行に基づき、先行する第4種の実施例のいずれに記載の方法を実行させる。
別の実施例は、先行する第4種の実施例のいずれかの方法を実行する手段を備える装置を含んでよい。
第5種の実施例は、UEからのフィードバックを受信する送信回路と、 フィードバックに関連付けられたフィードバックプロセス番号に基づいて、フィードバックをそれぞれのPDSCHにマッチさせる処理回路と、を備えるeNBを含んでよい。
別の実施例は、先行する第5種の実施例のいずれかのeNBを含んでよい。フィードバックプロセス番号はFDD展開では3ビットを含み、フィードバックプロセス番号はTDD展開では4ビットを含む。
別の実施例は、先行する第5種の実施例のいずれかのeNBを含んでよい。各PDSCHは、フィードバックのビットの前のフィードバックプロセス番号に基づいて決定される。
別の実施例は、先行する第5種の実施例のいずれかのeNBを含んでよい。各PDSCHは、フィードバックのビットの後のフィードバックプロセス番号に基づいて決定される。
別の実施例は、先行する第5種の実施例のいずれかのeNBを含んでよい。各PDSCHは、複数のフィードバックプロセス番号の所定の順序に基づいて、所定のACK/NACK位置に基づいて決定される。
別の実施例は、先行する第5種の実施例のいずれかのeNBを含んでよい。フィードバックは、柔軟な数のACK/NACKビットを含む。
第6種の実施例は、1つ以上のサブフレームのPUCCH領域を、追加されたオフセットを有する異なるリソースブロック(RB)位置又はPUCCHリソースインデックスにシフトするステップと、アンライセンス帯域内の1つ以上のサブフレームに関する遅延HARQ−ACKフィードバックを、基地局に送信するステップと、を含む方法を含んでよい。
別の実施例は、先行する第6種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、追加されたオフセットを上位レイヤシグナリングを用いて基地局にシグナリングするステップ、を含む。
別の実施例は、命令を含む1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、UEに、UEの1以上のプロセッサによる命令の実行に基づき、先行する第6種の実施例のいずれに記載の方法を実行させる。
別の実施例は、先行する第6種の実施例のいずれかの方法を実行する手段を備える装置を含んでよい。
第7種の実施例は、基地局から信号を受信するステップと、デフォルトのフィードバック状態においてのみ、アンライセンス帯域においてフィードバック信号を基地局に送信するステップと、を含む方法を含んでよい。
別の実施例は、先行する第7種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、受信信号が正しく復号されたときにデフォルトのフィードバック状態に入るステップと、受信信号が正しく復号されなかったときにデフォルトのフィードバック状態のままにするステップと、を含む。
別の実施例は、先行する第7種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、受信信号が正しく復号されていないときにデフォルトのフィードバック状態に入るステップと、受信信号が正しく復号されたときにデフォルトのフィードバック状態のままにするステップと、を含む。
別の実施例は、先行する第7種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。デフォルトのフィードバック状態は、デフォルトのACK又はNACK状態である。
別の実施例は、命令を含む1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、UEに、UEの1以上のプロセッサによる命令の実行に基づき、先行する第7種の実施例のいずれに記載の方法を実行させる。
別の実施例は、先行する第7種の実施例のいずれかの方法を実行する手段を備える装置を含んでよい。
第8種の実施例は、アンライセンス帯域において基地局にフィードバックを送信するための先行する第2、第4、第6又は第7種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。
別の実施例は、命令を含む1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、UEに、UEの1以上のプロセッサによる命令の実行に基づき、先行する第8種の実施例のいずれに記載の方法を実行させる。
別の実施例は、先行する第8種の実施例のいずれかの方法を実行する手段を備える装置を含んでよい。
別の実施例は、本明細書に図示及び記載される無線ネットワークにおいて通信する方法を含んでよい。
別の実施例は、本明細書に図示及び記載される無線通信を提供するシステムを含んでよい。
別の実施例は、本明細書に図示及び記載される無線通信を提供するデバイスを含んでよい。
第9種の実施例は、進化型ノードB(eNB)からのデータ送信を復調及び復号する無線制御回路と、無線制御回路と結合される処理回路であって、無線制御回路からのデータ送信を受信し、データ送信に基づいてフィードバックを生成する処理回路と、を備える装置を含んでよい。無線制御回路は更に、無線周波数回路を、アンライセンス共有媒体の物理チャネルが非占有であるか否かを決定し、決定に従って、物理チャネルが非占有であるとき、物理チャネルを介してeNBにフィードバックを送信するように制御してよい。
別の実施例は、先行する第9種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である
別の実施例は、先行する第9種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理回路は、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されたか否かを決定するように構成される。無線制御回路は、無線周波数回路を、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されたと処理回路が決定した場合に、フィードバックを送信するように制御する。無線制御回路は、無線周波数回路を、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されなかったと処理回路が決定した場合に、フィードバックを送信しないように制御する。
別の実施例は、先行する第9種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理回路は、複数のサブフレームのうち第1のサブフレームが非占有であると決定された場合に、固定のタイミング関係に基づいて送信ウィンドウを決定するように構成される。固定のタイミング関係は、受信されたデータ送信の受信時間に従ってフィードバックを送信するための所定の送信時間である。処理回路は、第1のサブフレームが非占有であると決定された場合に第1のサブフレームを選択し、第1のサブフレームが占有であると決定された場合に送信ウィンドウを拡張し、フィードバックを送信するために、拡張時間ウィンドウ内の複数のサブフレームのうち第2のサブフレームを選択するように構成される。無線制御回路は、無線周波数回路を、送信ウィンドウの間に第1のサブフレームと第2のサブフレームのうち選択された1つによってフィードバックを送信するように制御する。
別の実施例は、先行する第9種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理回路は、周波数分割複信(FDD)展開ではn+4+l、時分割複信(TDD)展開ではn+k+lに従って、第2のサブフレームを決定するように構成される。nは第1のサブフレームのサブフレーム番号であり、kは所定の数であり、lは送信ウィンドウ拡張係数である。
別の実施例は、先行する第9種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理回路は、第1のサブフレームが占有されているという決定に応答してタイマーを開始するように構成される。タイマーの値は、拡張された送信ウィンドウのサイズに基づいてよい。また、第2のサブフレームが非占有であるか否かを決定し、タイマーが満了したとき、及び、第2のサブフレームが占有されていると決定されたとき、フィードバックを破棄する。
別の実施例は、先行する第9種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理回路は、フィードバックを送信するための物理チャネルの第1のサブフレームの第1のリソースブロック(RB)位置を、第1のサブフレームが占有されているという処理回路による決定に基づいて、物理チャネルの第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトするように構成される。無線制御回路は、無線周波数回路を、第2のサブフレームの第2のRB位置における受信されたデータ送信に関するフィードバックを、第2のサブフレームの第1のRB位置における別のデータ送信に関する別のフィードバックと共に送信するように制御する。
別の実施例は、先行する第9種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理回路は、リソースオフセットに従って、第1のサブフレームの第1のRB位置を第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトするように構成される。無線制御回路は、無線周波数回路を、フィードバックの送信に用いられるシグナリングよりも上位層のシグナリングを用いて、リソースオフセットをeNBに送信するように制御する。
別の実施例は、先行する第9種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理回路は、フィードバックをフィードバックプロセス番号で多重化するように構成され、それにより無線制御回路は、無線周波数回路は、フィードバックプロセス番号をフィードバックと共に送信するように制御することができる。フィードバックをフィードバックプロセス番号を用いて多重化するために、処理回路は、フィードバックプロセス番号を、フィードバックのフィードバックビットの後、又はフィードバックのフィードバックのフィードバックビットの前に配置することができる。
第10種の実施例は、命令を含む少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、コンピューティングデバイスに、コンピューティングデバイスによる命令の実行に応答して、進化型ノードB(eNB)から受信されるデータ送信を復調及び復号する動作と、データ送信が適切に復調及び復号されたか、又は適切に復調及び復号されなかったかに基づいて、フィードバックを生成する動作と、アンライセンス共有媒体の物理チャネルが非占有であるか否かを決定する動作と、決定に従って、物理チャネルが非占有であるとき、物理チャネルを介してeNBにフィードバックを送信する動作と、を実行させる。アンライセンス共有媒体は、eNBからデータ送信を受信するために用いられる同じアンライセンス共有媒体、又は、eNBからデータ送信を受信するために用いられるアンライセンス共有媒体とは異なるアンライセンス共有媒体である。
別の実施例は、先行する第10種の実施例のいずれかの少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である。
別の実施例は、先行する第10種の実施例のいずれかの少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、コンピューティングデバイスに、コンピューティングデバイスによる命令の実行に応答して、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されたか否かを決定する動作と、データ送信が適切に復調及び復号されたと決定されたときのみ、フィードバックを送信する動作と、を実行させる。
別の実施例は、先行する第10種の実施例のいずれかの少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、コンピューティングデバイス、コンピューティングデバイスによる命令の実行に応答して、複数のサブフレームのうち第1のサブフレームが非占有であると決定された場合に、固定のタイミング関係に基づいて送信ウィンドウを決定する動作であって、固定のタイミング関係は、受信されたデータ送信の受信時間に従ってフィードバックを送信するための所定の送信時間である、動作と、第1のサブフレームが非占有であると決定された場合、第1のサブフレームを選択する動作と、第1のサブフレームが占有であると決定された場合、送信ウィンドウを拡張する動作と、フィードバックを送信するために、拡張時間ウィンドウ内の複数のサブフレームのうち第2のサブフレームを選択する動作と、送信ウィンドウの間に第1のサブフレームと第2のサブフレームのうち選択された1つによってフィードバックを送信する動作と、を実行させる。
別の実施例は、先行する第10種の実施例のいずれかの少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、モバイルデバイスに、モバイルデバイスによる命令の実行に応答して、周波数分割複信(FDD)展開ではn+4+l、時分割複信(TDD)展開ではn+k+lに従って、第2のサブフレームを決定する動作、を実行させる。nは第1のサブフレームのサブフレーム番号であり、kは所定の数であり、lは送信ウィンドウ拡張係数である。
別の実施例は、先行する第10種の実施例のいずれかの少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、コンピューティングデバイスに、コンピューティングデバイスによる命令の実行に応答して、第1のサブフレームが占有されているという決定に応答してタイマーを開始する動作であって、タイマーの値は、拡張送信ウィンドウのサイズに基づく、動作と、第2のサブフレームが非占有であるか否かを決定する動作と、タイマーが満了したとき、及び、第2のサブフレームが占有されていると決定されたとき、フィードバックを破棄する動作と、を実行させる。
別の実施例は、先行する第10種の実施例のいずれかの少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、コンピューティングデバイスに、コンピューティングデバイスによる命令の実行に応答して、第1のサブフレームが占有されているという決定に基づいて、フィードバックを送信するための物理チャネルの第1のサブフレームの第1のリソースブロック(RB)位置を、物理チャネルの第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトする動作と、第2のサブフレームの第2のRB位置における受信されたデータ送信に関するフィードバックを、第2のサブフレームの第1のRB位置における別のデータ送信に関する別のフィードバックと共に送信する動作と、を実行させる。
別の実施例は、先行する第10種の実施例のいずれかの少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、コンピューティングデバイスに、コンピューティングデバイスによる命令の実行に応答して、リソースオフセットに従って、第1のサブフレームの第1のRB位置を第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトする動作と、フィードバックの送信に用いられるシグナリングよりも上位層のシグナリングを用いて、リソースオフセットをeNBに送信する動作と、を実行させる。
別の実施例は、先行する第10種の実施例のいずれかの少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、コンピューティングデバイスに、コンピューティングデバイスによる命令の実行に応答して、フィードバックプロセス番号がフィードバックと共に送信されるように、フィードバックをフィードバックプロセス番号で多重化する動作、を実行させる。フィードバックをフィードバックプロセス番号を用いて多重化することは、フィードバックプロセス番号を、フィードバックのフィードバックビットの後、又はフィードバックのフィードバックのフィードバックビットの前に配置することである。
第11種の実施例は、無線周波数回路を、アンライセンス共有媒体のアップリンク物理チャネルを介して、ユーザ装置(UE)からアクノレッジメントフィードバックを受信するように制御する無線制御回路と、無線制御回路と結合される処理回路であって、フィードバックに含まれるフィードバックプロセス番号に基づいて、アクノレッジメントフィードバックを、アンライセンス共有媒体の複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つにマッチさせることのできる処理回路と、を備える進化型ノードB(eNB)回路を含んでよい。無線制御回路は更に、無線周波数回路を、アンライセンス共有媒体のダウンリンク物理チャネルが非占有であるか否かを決定するように制御し、無線周波数回路を、決定に従ってダウンリンク物理チャネルが非占有であるとき、物理チャネルを介してUEにデータ送信を伝送するように制御する。
別の実施例は、先行する第11種の実施例のいずれかのeNB回路を含んでよい。無線制御回路は、無線周波数回路を、所望のアップリンクサブフレーム範囲内でフィードバックを検出して、フィードバックを受信するように制御してよい。
別の実施例は、先行する第11種の実施例のいずれかのeNBを含んでよい。アップリンク物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)とのうち1つであってよい。
別の実施例は、先行する第11種の実施例のいずれかのeNB回路を含んでよい。フィードバックプロセス番号は、周波数分割複信(FDD)展開では3ビットを含んでよい。フィードバックプロセス番号は、時分割複信(TDD)展開では4ビットを含んでよい。
別の実施例は、先行する第11種の実施例のいずれかのeNB回路を含んでよい。フィードバックは、フィードバックビット及びフィードバックプロセス番号を含んでよい。フィードバックプロセス番号は、フィードバックビットの前、又はフィードバックビットの後に配置されてよい。複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つは、フィードバックプロセス番号に基づいて決定されてよい。
別の実施例は、先行する第11種の実施例のいずれかのeNB回路を含んでよい。複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つは、フィードバックプロセス番号の所定の順序に基づいて、フィードバックビットの各々についての定められたフィードバックビット位置に基づいて決定されてよい。
別の実施例は、先行する第11種の実施例のいずれかのeNB回路を含んでよい。フィードバックは、フィードバックが別のフィードバックのフィードバックビットの数とは異なる数のフィードバックビットを含むように、柔軟な数のフィードバックビットを含んでよい。
第12種の実施例は、アンライセンス共有媒体におけるデータ送信についてのフィードバックを提供するコンピュータ実施方法を含んでよい。本方法は、進化型ノードB(eNB)から受信されたデータ送信を復調及び復号するステップと、データ送信に基づいてフィードバックを生成するステップと、アンライセンス共有媒体の物理チャネルが非占有であるか否かを決定するステップと、決定に従って物理チャネルが非占有であるとき、物理チャネルを介してフィードバックをeNBに送信するステップと、を含んでよい。
別の実施例は、先行する第12種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)であってよい。
別の実施例は、先行する第12種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されたか否かを決定するステップと、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されたと処理回路が決定した場合、フィードバックを送信するステップと、を含んでよい。フィードバックは、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されなかったと処理回路が決定した場合、送信されなくてよい。
別の実施例は、先行する第12種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、複数のサブフレームのうち第1のサブフレームが非占有であると決定された場合、固定のタイミング関係に基づいて送信ウィンドウを決定するステップであって、固定のタイミング関係は、受信されたデータ送信の受信時間に従ってフィードバックを送信するための所定の送信時間である、ステップと、第1のサブフレームが非占有であると決定された場合、第1のサブフレームを選択するステップと、第1のサブフレームが占有であると決定された場合、送信ウィンドウを拡張するステップと、フィードバックを送信するために、拡張時間ウィンドウ内の複数のサブフレームのうち第2のサブフレームを選択するステップと、送信ウィンドウの間に、第1のサブフレームと第2のサブフレームのうち選択された1つを介して、フィードバックを送信するステップと、を含んでよい。
別の実施例は、先行する第12種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、周波数分割複信(FDD)展開ではn+4+l、時分割複信(TDD)展開ではn+k+lに従って、第2のサブフレームを決定するステップ、を含む。nは第1のサブフレームのサブフレーム番号であり、kは所定の数であり、lは送信ウィンドウ拡張係数である。
別の実施例は、先行する第12種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、第1のサブフレームが占有されているという決定に応答して、タイマーを開始するステップであって、タイマーの値は、拡張送信ウィンドウのサイズに基づく、ステップと、第2のサブフレームが非占有であるか否かを決定するステップと、タイマーが満了したとき、及び、第2のサブフレームが占有されていると決定されたとき、フィードバックを破棄するステップと、を含む。
別の実施例は、先行する第12種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、第1のサブフレームが占有されているという処理回路による決定に基づいて、フィードバックを送信するための物理チャネルの第1のサブフレームの第1のリソースブロック(RB)位置を、物理チャネルの第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトするステップと、第2のサブフレームの第2のRB位置における受信されたデータ送信に関するフィードバックを、第2のサブフレームの第1のRB位置における別のデータ送信に関する別のフィードバックと共に送信するステップと、を含む。
別の実施例は、先行する第12種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、リソースオフセットに従って、第1のサブフレームの第1のRB位置を、第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトするステップと、フィードバックの送信に用いられるシグナリングよりも上位層のシグナリングを用いて、リソースオフセットをeNBに送信するステップと、を含む。
別の実施例は、先行する第12種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、フィードバックをフィードバックプロセス番号で多重化するステップであって、フィードバックプロセス番号をフィードバックのフィードバックビットの後、又はフィードバックのフィードバックのフィードバックビットの前に配置するステップを含む、ステップと、フィードバックプロセス番号をフィードバックと共に送信するステップと、を含む。
別の実施例は、命令を含む1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、コンピューティングデバイスに、コンピューティングデバイスによる命令の実行に応答して、先行する第12種の実施例のいずれに記載の方法を実行させる。
第13種の実施例は、アンライセンス共有媒体においてデータ送信についてフィードバックを提供するためのコンピュータ実施方法を含んでよい。本方法は、進化型ノードB(eNB)から受信されたデータ送信を復調及び復号するステップと、データ送信が適切に復調及び復号されたか、又は適切に復調及び復号されなかったかに基づいて、フィードバックを生成するステップと、アンライセンス共有媒体の物理チャネルが非占有であるか否かを決定するステップと、決定に従って物理チャネルが非占有であるとき、物理チャネルを介してフィードバックをeNBに送信するステップと、を含む。アンライセンス共有媒体は、eNBからデータ送信を受信するために用いられる同じアンライセンス共有媒体と、eNBからデータ送信を受信するために用いられるアンライセンス共有媒体とは異なるアンライセンス共有媒体とのうち一方である。
別の実施例は、先行する第13種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である。
別の実施例は、先行する第13種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されたか否かを決定するステップと、データ送信が適切に復調及び復号されたと決定されたときのみ、フィードバックを送信するステップと、を含む。
別の実施例は、先行する第13種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、複数のサブフレームのうち第1のサブフレームが非占有であると決定された場合、固定のタイミング関係に基づいて送信ウィンドウを決定するステップであって、固定のタイミング関係は、受信されたデータ送信の受信時間に従ってフィードバックを送信するための所定の送信時間である、ステップと、第1のサブフレームが非占有であると決定された場合、第1のサブフレームを選択するステップと、第1のサブフレームが占有であると決定された場合、送信ウィンドウを拡張するステップと、フィードバックを送信するために、拡張時間ウィンドウ内の複数のサブフレームのうち第2のサブフレームを選択するステップと、送信ウィンドウの間に、第1のサブフレームと第2のサブフレームのうち選択された1つを介して、フィードバックを送信するステップと、を含む。
別の実施例は、先行する第13種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、周波数分割複信(FDD)展開ではn+4+l、時分割複信(TDD)展開ではn+k+lに従って、第2のサブフレームを決定するステップ、を含む。nは第1のサブフレームのサブフレーム番号であり、kは所定の数であり、lは送信ウィンドウ拡張係数である。
別の実施例は、先行する第13種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、第1のサブフレームが占有されているという決定に応答して、タイマーを開始するステップであって、タイマーの値は、拡張送信ウィンドウのサイズに基づく、ステップと、第2のサブフレームが非占有であるか否かを決定するステップと、タイマーが満了したとき、及び、第2のサブフレームが占有されていると決定されたとき、フィードバックを破棄するステップと、を含む。
別の実施例は、先行する第13種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、第1のサブフレームが占有されているという決定に基づいて、フィードバックを送信するための物理チャネルの第1のサブフレームの第1のリソースブロック(RB)位置を、物理チャネルの第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトするステップと、第2のサブフレームの第2のRB位置における受信されたデータ送信に関するフィードバックを、第2のサブフレームの第1のRB位置における別のデータ送信に関する別のフィードバックと共に送信するステップと、を含む。
別の実施例は、先行する第13種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、リソースオフセットに従って、第1のサブフレームの第1のRB位置を、第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトするステップと、フィードバックの送信に用いられるシグナリングよりも上位層のシグナリングを用いて、リソースオフセットをeNBに送信するステップと、を含む。
別の実施例は、先行する第13種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。更に、フィードバックをフィードバックプロセス番号で多重化して、フィードバックプロセス番号がフィードバックと共に送信されるようにするステップ、を含む。多重化するステップは、フィードバックプロセス番号をフィードバックのフィードバックビットの後、又はフィードバックのフィードバックのフィードバックビットの前に配置するステップ、を含む。
別の実施例は、命令を含む1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、コンピューティングデバイスに、コンピューティングデバイスによる命令の実行に応答して、先行する第13種の実施例のいずれに記載の方法を実行させる。
第14種の実施例は、アンライセンス共有媒体におけるデータ送信についてのフィードバックを取得する方法を含んでよい。本方法は、アンライセンス共有媒体のアップリンク物理チャネルを介して、ユーザ装置(UE)からアクノレッジメントフィードバックを受信するステップと、フィードバックに含まれるフィードバックプロセス番号に基づいて、アンライセンス共有媒体の複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つにアクノレッジメントフィードバックをマッチングするステップと、アンライセンス共有媒体のダウンリンク物理チャネルが非占有であるか否かを決定するステップと、決定に従ってダウンリンク物理チャネルが非占有であるとき、物理チャネルを介してUEにデータ送信を伝送するステップと、を含む。
別の実施例は、先行する第14種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。受信するステップは、所望のアップリンクサブフレームの範囲内でフィードバックを検出するステップ、を含む。
別の実施例は、先行する第14種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。アップリンク物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のうち一方である。
別の実施例は、先行する第14種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。フィードバックプロセス番号は、周波数分割複信(FDD)展開では3ビットを含む。フィードバックプロセス番号は、時分割複信(TDD)展開では4ビットを含む。
別の実施例は、先行する第14種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。フィードバックは、フィードバックビット及びフィードバックプロセス番号を含み、フィードバックプロセス番号は、フィードバックビットの前又はフィードバックビットの後に配置され、複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つは、フィードバックプロセス番号に基づいて決定される。
別の実施例は、先行する第14種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つは、フィードバックプロセス番号の所定の順序に基づいて、フィードバックビットの各々についての定められたフィードバックビット位置に基づいて決定される。
別の実施例は、先行する第14種の実施例のいずれかの方法を含んでよい。フィードバックは、フィードバックが別のフィードバックのフィードバックビットの数とは異なる数のフィードバックビットを含むように、柔軟な数のフィードバックビットを含む。
別の実施例は、命令を含む1以上の非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。命令は、コンピューティングデバイスに、コンピューティングデバイスによる命令の実行に応答して、先行する第14種の実施例のいずれに記載の方法を実行させる。
第15種の実施例は、進化型ノードB(eNB)からのデータ伝送を復調及び復号する無線制御手段と、無線制御手段に結合される処理手段であって、無線制御手段からデータ送信を受信し、データ送信に基づいてフィードバックを生成する処理手段と、を備える装置を含んでよい。無線制御手段は更に、無線周波数手段を、アンライセンス共有媒体の物理チャネルが非占有であるか否かを決定し、決定に従って、物理チャネルが非占有であるとき、物理チャネルを介してeNBにフィードバックを送信するように制御する。
別の実施例は、先行する第15種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である。
別の実施例は、先行する第15種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理手段は、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されたか否かを決定する。無線制御手段は、無線周波数手段を、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されたと処理回路が決定した場合に、フィードバックを送信し、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されなかったと処理回路が決定した場合に、フィードバックを送信しないように制御する。
別の実施例は、先行する第15種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理手段は、複数のサブフレームのうち第1のサブフレームが非占有であると決定された場合に、固定のタイミング関係に基づいて送信ウィンドウを決定する。固定のタイミング関係は、受信されたデータ送信の受信時間に従ってフィードバックを送信するための所定の送信時間である。処理手段は、第1のサブフレームが非占有であると決定された場合に第1のサブフレームを選択し、第1のサブフレームが占有であると決定された場合に送信ウィンドウを拡張し、フィードバックを送信するために、拡張時間ウィンドウ内の複数のサブフレームのうち第2のサブフレームを選択する。無線制御手段は、無線周波数手段を、送信ウィンドウの間に第1のサブフレームと第2のサブフレームのうち選択された1つによってフィードバックを送信するように制御する。
別の実施例は、先行する第15種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理手段は、周波数分割複信(FDD)展開ではn+4+l、時分割複信(TDD)展開ではn+k+lに従って、第2のサブフレームを決定する。nは第1のサブフレームのサブフレーム番号であり、kは所定の数であり、lは送信ウィンドウ拡張係数である。
別の実施例は、先行する第15種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理手段は、第1のサブフレームが占有されているという決定に応答してタイマーを開始し、ここでタイマーの値は、拡張送信ウィンドウのサイズに基づく、第2のサブフレームが非占有であるか否かを決定し、また、タイマーが満了したとき、及び、第2のサブフレームが占有されていると決定されたとき、フィードバックを破棄する。
別の実施例は、先行する第15種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理手段は、第1のサブフレームを占有であるという処理手段によってなされた決定に基づいて、フィードバックを送信するための物理チャネルの第1のサブフレームの第1のリソースブロック(RB)位置を、物理チャネルの第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトする。無線制御手段は、無線周波数手段を、第2のサブフレームの第2のRB位置における受信されたデータ送信に関するフィードバックを、第2のサブフレームの第1のRB位置における別のデータ送信に関する別のフィードバックと共に送信するように制御する。
別の実施例は、先行する第15種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理手段は、 is to リソースオフセットに従って、第1のサブフレームの第1のRB位置を第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトする。無線制御手段は、無線周波数手段を、フィードバックの送信に用いられるシグナリングよりも上位層のシグナリングを用いて、リソースオフセットをeNBに送信するように制御する。
別の実施例は、先行する第15種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。処理手段は、フィードバックをフィードバックプロセス番号で多重化し、それにより無線制御手段は、無線周波数手段を、フィードバックプロセス番号をフィードバックと共に送信するように制御する。フィードバックをフィードバックプロセス番号を用いて多重化するために、処理手段は、フィードバックプロセス番号を、フィードバックのフィードバックビットの後、又はフィードバックのフィードバックのフィードバックビットの前に配置する。
第16種の実施例は、進化型ノードB(eNB)から受信されるデータ送信を復調及び復号する手段と、データ送信が適切に復調及び復号されたか、又は適切に復調及び復号されなかったかに基づいて、フィードバックを生成する手段と、アンライセンス共有媒体の物理チャネルが非占有であるか否かを決定する手段と、決定に従って、物理チャネルが非占有であるとき、物理チャネルを介してeNBにフィードバックを送信する手段と、を備える装置を含んでよい。アンライセンス共有媒体は、eNBからデータ送信を受信するために用いられる同じアンライセンス共有媒体と、eNBからデータ送信を受信するために用いられるアンライセンス共有媒体とは異なるアンライセンス共有媒体とのうち一方である。
別の実施例は、先行する第16種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である。
別の実施例は、先行する第16種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。更に、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されたか否かを決定する手段と、データ送信が適切に復調及び復号されたと決定されたときのみ、フィードバックを送信する手段と、を備える。
別の実施例は、先行する第16種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。更に、複数のサブフレームのうち第1のサブフレームが非占有であると決定された場合に、固定のタイミング関係に基づいて送信ウィンドウを決定する手段であって、固定のタイミング関係は、受信されたデータ送信の受信時間に従ってフィードバックを送信するための所定の送信時間である、手段と、第1のサブフレームが非占有であると決定された場合、第1のサブフレームを選択する手段と、第1のサブフレームが占有であると決定された場合、送信ウィンドウを拡張する手段と、フィードバックを送信するために、拡張時間ウィンドウ内の複数のサブフレームのうち第2のサブフレームを選択する手段と、送信ウィンドウの間に第1のサブフレームと第2のサブフレームのうち選択された1つによってフィードバックを送信する手段と、を備える。
別の実施例は、先行する第16種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。アンライセンス共有媒体の物理チャネルが非占有であるか否かを決定する手段は、周波数分割複信(FDD)展開ではn+4+l、時分割複信(TDD)展開ではn+k+lに従って、第2のサブフレームを決定する手段を備える。nは第1のサブフレームのサブフレーム番号であり、kは所定の数であり、lは送信ウィンドウ拡張係数である。
別の実施例は、先行する第16種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。更に、第1のサブフレームが占有されているという決定に応答してタイマーを開始する手段であって、タイマーの値は、拡張送信ウィンドウのサイズに基づく、手段と、第2のサブフレームが非占有であるか否かを決定する手段と、タイマーが満了したとき、及び、第2のサブフレームが占有されていると決定されたとき、フィードバックを破棄する手段と、を備える。
別の実施例は、先行する第16種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。更に、第1のサブフレームが占有されているという決定に基づいて、フィードバックを送信するための物理チャネルの第1のサブフレームの第1のリソースブロック(RB)位置を、物理チャネルの第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトする手段と、第2のサブフレームの第2のRB位置における受信されたデータ送信に関するフィードバックを、第2のサブフレームの第1のRB位置における別のデータ送信に関する別のフィードバックと共に送信する手段と、を備える。
別の実施例は、先行する第16種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。更に、リソースオフセットに従って、第1のサブフレームの第1のRB位置を第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトする手段と、フィードバックの送信に用いられるシグナリングよりも上位層のシグナリングを用いて、リソースオフセットをeNBに送信する手段と、を備える。
別の実施例は、先行する第16種の実施例のいずれかの装置を含んでよい。更に、フィードバックをフィードバックプロセス番号で多重化する手段であって、それによりフィードバックを送信する手段は、フィードバックプロセス番号をフィードバックと共に送信する、手段を備える。フィードバックをフィードバックプロセス番号を用いて多重化することは、フィードバックプロセス番号を、フィードバックのフィードバックビットの後、又はフィードバックのフィードバックのフィードバックビットの前に配置することである。
第17種の実施例は、無線周波数回路を、アンライセンス共有媒体のアップリンク物理チャネルを介して、ユーザ装置(UE)からアクノレッジメントフィードバックを受信するように制御する無線制御手段と、無線制御手段に結合される処理手段であって、フィードバックに含まれるフィードバックプロセス番号に基づいて、アクノレッジメントフィードバックを、アンライセンス共有媒体の複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つにマッチさせる、処理手段と、を備える進化型ノードB(eNB)回路を含んでよい。無線制御手段は更に、無線周波数手段を、アンライセンス共有媒体のダウンリンク物理チャネルが非占有であるか否かを決定するように制御し、無線周波数回路を、決定に従ってダウンリンク物理チャネルが非占有であるとき、物理チャネルを介してUEにデータ送信を伝送するように制御する。
別の実施例は、先行する第17種の実施例のいずれかのeNB回路を含んでよい。無線制御手段は、無線周波数回路を、所望のアップリンクサブフレーム範囲内でフィードバックを検出して、フィードバックを受信するように制御する。
別の実施例は、先行する第17種の実施例のいずれかのeNB回路を含んでよい。アップリンク物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のうち一方である。
別の実施例は、先行する第17種の実施例のいずれかのeNB回路を含んでよい。フィードバックプロセス番号は、周波数分割複信(FDD)展開では3ビットを含み、フィードバックプロセス番号は、時分割複信(TDD)展開では4ビットを含む。
別の実施例は、先行する第17種の実施例のいずれかのeNB回路を含んでよい。フィードバックは、フィードバックビット及びフィードバックプロセス番号を含み、フィードバックプロセス番号は、フィードバックビットの前又はフィードバックビットの後に配置され、複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つは、フィードバックプロセス番号に基づいて決定される。
別の実施例は、先行する第17種の実施例のいずれかのeNB回路を含んでよい。複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つは、フィードバックプロセス番号の所定の順序に基づいて、フィードバックビットの各々についての定められたフィードバックビット位置に基づいて決定される。
別の実施例は、先行する第17種の実施例のいずれかのeNB回路を含んでよい。フィードバックは、フィードバックが別のフィードバックのフィードバックビットの数とは異なる数のフィードバックビットを含むように、柔軟な数のフィードバックビットを含む。
第18種の実施例は、少なくとも1つのユーザ装置(UE)と少なくとも1つの進化型ノードB(eNB)とを備える無線通信システムを含んでよい。UEは、進化型ノードB(eNB)からのデータ伝送を復調及び復号するUE無線制御回路と、無線制御回路と結合されるUE処理回路であって、無線制御回路からデータ伝送を受信し、データ送信に基づいてフィードバックを生成するUE処理回路と、を有する。UE無線制御回路は更に、UE無線周波数回路を、アンライセンス共有媒体のアップリンク物理チャネルが非占有であるか否かを決定し、アップリンク物理チャネルが非占有であると決定された場合、アップリンク物理チャネルを介してフィードバックをeNBに送信するように制御する。eNBはeNB回路を有し、eNB回路は、eNB無線周波数回路を、アンライセンス共有媒体のアップリンク物理チャネルを介してUEからフィードバックを受信するように制御するeNB無線制御回路と、eNB無線制御回路に結合されるeNB処理回路であって、フィードバックに含まれるフィードバックプロセス番号に基づいて、フィードバックを、アンライセンス共有媒体の複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つにマッチングするeNB処理回路と、を含む。eNB無線制御回路は更に、eNB無線周波数回路を、アンライセンス共有媒体のダウンリンク物理チャネルが非占有であるか否かを決定するように制御し、eNB無線周波数回路を、ダウンリンク物理チャネルが非占有であると決定された場合、物理チャネルを介してUEにデータ送信を伝送するように制御する。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。アップリンク物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。UE処理回路は、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されたか否かを決定する。UE無線制御回路は、UE無線周波数回路を、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されたとUE処理回路が決定した場合にフィードバックを送信し、受信されたデータ送信が適切に復調及び復号されなかったと処理回路が決定した場合に、フィードバックを送信しないように制御する。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。UE処理回路は、複数のサブフレームのうち第1のサブフレームが非占有であると決定された場合に、固定のタイミング関係に基づいて送信ウィンドウを決定する。固定のタイミング関係は、受信されたデータ送信の受信時間に従ってフィードバックを送信するための所定の送信時間である。UE処理回路は、第1のサブフレームが非占有であると決定された場合に第1のサブフレームを選択し、第1のサブフレームが占有であると決定された場合に送信ウィンドウを拡張し、フィードバックを送信するために、拡張時間ウィンドウ内の複数のサブフレームのうち第2のサブフレームを選択する。UE無線制御回路は、UE無線周波数回路を、送信ウィンドウの間に第1のサブフレームと第2のサブフレームのうち選択された1つによってフィードバックを送信するように制御する。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。UE処理回路は、周波数分割複信(FDD)展開ではn+4+l、時分割複信(TDD)展開ではn+k+lに従って、第2のサブフレームを決定する。nは第1のサブフレームのサブフレーム番号であり、kは所定の数であり、lは送信ウィンドウ拡張係数である。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。UE処理回路は、第1のサブフレームが占有されているという決定に応答してタイマーを開始し、ここでタイマーの値は、拡張送信ウィンドウのサイズに基づき、また、第2のサブフレームが非占有であるか否かを決定し、タイマーが満了したとき、及び、第2のサブフレームが占有されていると決定されたとき、フィードバックを破棄する。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。UE処理回路は、フィードバックを送信するための物理チャネルの第1のサブフレームの第1のリソースブロック(RB)位置を、第1のサブフレームが占有されているという処理回路による決定に基づいて、物理チャネルの第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトする。UE無線制御回路は、UE無線周波数回路を、第2のサブフレームの第2のRB位置における受信されたデータ送信に関するフィードバックを、第2のサブフレームの第1のRB位置における別のデータ送信に関する別のフィードバックと共に送信するように制御する。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。UE処理回路は、リソースオフセットに従って、第1のサブフレームの第1のRB位置を第2のサブフレームの第2のRB位置にシフトする。UE無線制御回路は、UE無線周波数回路を、フィードバックの送信に用いられるシグナリングよりも上位層のシグナリングを用いて、リソースオフセットをeNBに送信するように制御する。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。UE処理回路は、フィードバックをフィードバックプロセス番号で多重化し、それによりUE無線制御回路は、無線周波数回路を、フィードバックプロセス番号をフィードバックと共に送信するように制御する。フィードバックをフィードバックプロセス番号を用いて多重化するために、UE処理回路は、フィードバックプロセス番号を、フィードバックのフィードバックビットの後、又はフィードバックのフィードバックのフィードバックビットの前に配置する。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。eNB無線制御回路は、eNB無線周波数回路を、所望のアップリンクサブフレームの範囲内でフィードバックを検出して、フィードバックを受信するように制御する。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。アップリンク物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のうち一方である。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。フィードバックプロセス番号は、周波数分割複信(FDD)展開でh3ビットを含む。フィードバックプロセス番号は、時分割複信(TDD)展開では4ビットを含む。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。フィードバックは、フィードバックビット及びフィードバックプロセス番号を含み、フィードバックプロセス番号は、フィードバックビットの前又はフィードバックビットの後に配置され、複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つは、フィードバックプロセス番号に基づいて決定される。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。複数のダウンリンクチャネルのうち対応する1つは、フィードバックプロセス番号の所定の順序に基づいて、フィードバックビットの各々についての定められたフィードバックビット位置に基づいて決定される。
別の実施例は、先行する第18種の実施例のいずれかのシステムを含んでよい。フィードバックは、フィードバックが別のフィードバックのフィードバックビットの数とは異なる数のフィードバックビットを含むように、柔軟な数のフィードバックビットを含む。
上記の実施例の上記の説明は、本明細書に開示された例示の実施形態の例示及び説明を提供するが、上記の実施例は網羅的であること、又は本発明の範囲を開示の正確な形式に限定することを意図するものではない。上記の教示に照らして変更及び変形が可能であり、且つ/又は、本発明の様々な実施の実施から取得されてよい。