JP2017535151A - Rat間測定方法ならびに関連する装置およびシステム - Google Patents

Rat間測定方法ならびに関連する装置およびシステム Download PDF

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Abstract

本願発明の実施形態は、RAT間測定方法ならびに関連する装置およびシステムを提供する。進化型ノードB eNodeBは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると判断したとき、測定制御メッセージをUEへ送信し得る。測定制御メッセージは、第1C−DRXパラメータと測定制御パラメータとを搬送し、第1C−DRXパラメータと測定制御パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる。このように、UEは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続して測定でき、これによりGAPモードで測定を実施することが回避され、測定プロセスが加速され、測定時間が短縮され、それにより通話ハンドオーバ準備時間が効果的に減少し、音声セッションの中断が回避される。

Description

本願発明は、通信技術分野、特に、RAT間測定方法ならびに関連する装置およびシステムに関する。
グローバル移動通信システム(Global System of Mobile Communication, GSM(登録商標))ネットワークまたはワイドバンドコード分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access, WCDMA(登録商標))ネットワークなどの第2世代(Second Generation, 2G)または第3世代(Third Generation, 3G)ネットワークは、基本的にフルカバレッジを実現している。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)ネットワーク技術の発展に伴い、LTEネットワークは、いくつかの都市エリアおよびトラフィックホットスポットエリアをカバーしてきた。このように、現在の通信ネットワークにおいて、LTEネットワークは、2G/3Gネットワークと共存している。LTEネットワークは構築段階にあるので、いくつかのLTEネットワークは、データサービスのみをサポートし得、音声サービスをサポートし得ない。そのようなLTEネットワーク内に位置するユーザ機器(User Equipment, UE)が音声サービスを開始するとき、UEは、回線交換(Circuit Switched, CS)ドメインを有する2G/3Gネットワークにフォールバックしてから、そのCSドメインを有する2G/3Gネットワークにおいて音声サービスを実施する必要がある。先述の技術、つまり、LTEネットワークのCSドメインから2G/3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバは、回線交換フォールバック(Circuit Switched Fallback, CSFB)技術と称される。いくつかのLTEネットワークは、音声サービスをサポートし得る。よって、UEは、ボイスオーバーLTE(Voice over LTE, VoLTE)サービスを用い得る。しかし、LTEネットワークはフルカバレッジを実現していないので、VoLTEを用いるUEがLTEネットワークと2G/3Gネットワークとの間の境界エリアに位置する、または2G/3Gネットワークのみによってカバーされるエリアに入ろうとする場合、通常、VoLTEから2G/3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバを実施することで、音声中断を回避する必要がある。
LTEネットワークから2G/3GネットワークのCSドメインへの先述のハンドオーバが実行される前に、通常、2G/3Gネットワークの信号品質がLTEネットワークにおいて測定される必要がある、すなわち、RAT間測定が実行される。これにより、LTEネットワークは、信号品質要件を満たす2G/3Gセルを選択する。現在、RAT間測定は通常、ギャップ(gap, GAP)モードで実施される。RAT間測定がGAPモードで実施されるとき、通常は6msの測定が40ms/80msのサイクルで実施される。この測定方式はサービスへの影響を回避し得るが、複数の2G/3G隣接セル、特に複数の2G隣接セルが存在するときは、RAT間測定を完了するのに比較的長時間を費やす必要がある。結果として、通話ハンドオーバ準備時間が過度に長くなる。これにより、CSFB通話時間プロセスにおける音声セッションの中断、またはVoLTEサービスの間の音声セッションの中断が生じる。
先行技術における先述の問題を解決すべく、本願発明の実施形態は、RAT間測定方法ならびに関連する装置およびシステムを提供し、これにより測定時間が減少し、RAT間測定が加速され、それにより通話ハンドオーバ準備時間が減少し、音声セッションの中断が回避される。
第1態様によると、本願発明の実施形態は、
ロングタームエボリューションLTEネットワーク内に位置するユーザ機器UEに対して回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、またはUEにボイスオーバーロングタームエボリューションVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、LTEネットワークから2Gまたは3Gネットワークの回線交換CSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると進化型ノードB eNodeBが判断する段階と、
eNodeBが、測定制御メッセージをUEへ送信する段階であって、測定制御メッセージは、第1接続間欠受信C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含み、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる段階と
を備える、RAT間測定方法を提案する。
第1態様を参照すると、第1態様の第1の可能な実装方式において、
第1C−DRXサイクルは第1C−DRXパラメータで判断され、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は51ms以上である、または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は100ms以上である、または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は80ms以上である、または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、0.6より大きい、または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、0.8より大きい、または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、0.9より大きい。
第1態様または第1態様の第1の可能な実装方式を参照すると、第2の可能な実装方式において、
eNodeBが測定制御メッセージをUEへ送信する段階の前に、方法は、eNodeBが、第2C−DRXパラメータをUEへ送信する段階をさらに備える。
第1態様、または第1態様の第1の可能な実装方式もしくは第2の可能な実装方式を参照すると、第3の可能な実装方式において、
第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間より長く、または、
第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第2C−DRXサイクルの持続時間に対する比より大きく、
第1C−DRXサイクルは第1C−DRXで判断され、第2C−DRXサイクルは第2C−DRXパラメータで判断される。
第2態様によると、本願発明の実施形態は、
ロングタームエボリューションLTEネットワーク内に位置するユーザ機器UEに対して進化型ノードB eNodeBが回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、またはeNodeBがUEにボイスオーバーロングタームエボリューションVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、eNodeBにより送信された測定制御メッセージをUEが受信する段階であって、測定制御メッセージは第1接続間欠受信C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含み、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる段階と、
第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質をUEが測定する段階と
を備える、RAT間測定方法を提供する。
第2態様を参照すると、第2態様の第1の可能な実装方式において、
第1C−DRXサイクルは第1C−DRXパラメータで判断され、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は51ms以上である、または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は100ms以上である、または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は80ms以上である、または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、0.6より大きい、または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、0.8より大きい、または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、0.9より大きい。
第2態様または第2態様の第1の可能な実装方式を参照すると、第2の可能な実装方式において、
eNodeBにより送信された測定制御メッセージをUEが受信する段階の前に、方法は、eNodeBにより送信された第2C−DRXパラメータをUEが受信する段階をさらに備える。
第2態様、または第2態様の第1の可能な実装方式もしくは第2の可能な実装方式を参照すると、第3の可能な実装方式において、
第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間より長く、または、
第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第2C−DRXサイクルの持続時間に対する比より大きく、
第1C−DRXサイクルは第1C−DRXで判断され、第2C−DRXサイクルは第2C−DRXパラメータで判断される。
第3態様によると、本願発明の実施形態は、
進化型ノードBであって、
ロングタームエボリューションLTEネットワーク内に位置するユーザ機器UEに対して進化型ノードBが回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、または進化型ノードBがUEにボイスオーバーロングタームエボリューションVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、LTEネットワークから2Gまたは3Gネットワークの回線交換CSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると判断するよう構成された判断ユニットと、
測定制御メッセージをUEへ送信するよう構成されたインタラクションユニットであって、測定制御メッセージは、第1接続間欠受信C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含み、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる、インタラクションユニットと
を備える、進化型ノードBを提案する。
第4態様によると、本願発明の実施形態は、
ユーザ機器であって、
ユーザ機器に対して進化型ノードB eNodeBが回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、またはeNodeBがユーザ機器にボイスオーバーロングタームエボリューションVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、eNodeBにより送信された測定制御メッセージを受信するよう構成されたインタラクションユニットであって、測定制御メッセージは第1接続間欠受信C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含み、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようユーザ機器に命令するのに用いられる、インタラクションユニットと、
第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するよう構成された処理ユニットと
を備える、ユーザ機器を提案する。
第5態様によると、本願発明の実施形態は、第3態様に記載の進化型ノードBと、第4態様に記載のユーザ機器とを備える、測定システムを提案する。
本願発明の実施形態は、RAT間測定方法ならびに関連する装置およびシステムを提供する。進化型ノードB eNodeBは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると判断したとき、測定制御メッセージをUEへ送信し得る。測定制御メッセージは、第1接続間欠受信(Connected−Discontinuous Reception, C−DRX)パラメータと測定制御パラメータとを搬送し、第1C−DRXパラメータと測定制御パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる。このように、UEは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続して測定でき、これにより40ms/80msのサイクルで6msのみの測定を実施することが回避され、すなわち、GAPモードで測定を実施することが回避され、測定プロセスが加速され、測定時間が短縮され、それにより通話ハンドオーバ準備時間が効果的に減少し、CSFB通話時間プロセスにおける音声セッションの中断、またはVoLTEの間の音声セッションの中断が回避される。
本願発明の実施形態における技術的解決法をより明確に説明するべく、以下では、実施形態を説明するのに必要な添付図面を簡潔に提示する。以下の説明における添付図面が、単に本願発明のいくつかの実施形態を示すものであることは明らかであるが、当業者であれば、創造的な努力なしにこれらの添付図面から他の図面をさらに導き出し得る。
本願発明の実施形態に従ったRAT間測定方法のフローチャートである。
本願発明の実施形態に従った他のRAT間測定方法のフローチャートである。
本願発明の実施形態に従った他のRAT間測定方法のフローチャートである。 本願発明の実施形態に従った他のRAT間測定方法のフローチャートである。
本願発明の実施形態に従った進化型ノードBの模式図である。
本願発明の実施形態に従ったユーザ機器の模式図である。
本願発明の実施形態に従ったRAT間測定装置の構造的構成の模式図である。
本願発明の実施形態に従った測定システムの模式図である。
本願発明の実施形態は、RAT間測定方法ならびに関連する装置およびシステムを提供し、これによりRAT間測定が加速され、測定時間が減少し、それにより通話ハンドオーバ準備時間が減少し、音声セッションの中断が回避される。本願発明の実施形態はさらに、対応するデバイスおよびシステムを提供する。
本願発明の実施形態において、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」、「第5」等は、順序の関係を表すのではなく、異なるインジケーション情報、メッセージ、または他のオブジェクトを区別するためのみに用いられる。
本願発明の実施形態をより明確に説明するため、本願発明の実施形態に関連するいくつかの知見をまず説明する。
C−DRXについて:通信ネットワークにおいて、パケットに基づくデータストリームは概して予期されない。データ送信がないとき、UEの受信回線を無効化することにより電力消費が減少し得、これによりバッテリ寿命が向上する。これが接続間欠受信(Connected−Discontinuous Reception, C−DRX)の根本である。C−DRXの基本的なメカニズムは、RRC_CONNECTED状態にあるUEのためにC−DRXサイクル(Connected−Discontinuous Reception Cycle)を設定することである。C−DRXサイクルは、「On Duration」と「Opportunity for DRX」とを含む。「On Duration」の時間の間(すなわち、アクティベーション期間の間)、UEは、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel, PDCCH)のデータをリッスンおよび受信することが可能となる。「Opportunity for DRX」の時間の間(すなわち、休止期間の間)、UEは、物理ダウンリンク制御チャネルのデータを受信せず、これにより電力消費が減少する。
VoLTEについて:既存の2G/3GコアネットワークはPSドメインおよびCSドメインを含み、音声サービスおよび他のCS補助サービスはCSドメインによりサポートされる。LTEコアネットワークは、CSドメインを含まずにPSドメインのみを含み、よって進化型パケットシステム(Evolved Packet System, EPS)と称される。音声サービスを提供するには、LTEネットワークは、IPマルチメディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem, IMS)を含む必要があり、IMSは、セッション制御層に存在する。よって、LTE/EPSシステムにおける音声サービスは、VoLTEサービスまたはIMSボイスオーバーIP(voice over IP, VoIP)サービスと称される。
RAT間測定とは、ネットワークシステム内に位置するUEが他のネットワークシステムの信号品質を測定すること、例えば、LTEネットワーク内に位置するUEが2G/3Gネットワークの信号品質を測定することを意味する。RAT間測定は通常、ネットワークハンドオーバの前に実施される。先行技術では、UEは通常、RAT間測定をGAPモードで実施し、すなわち、6msの測定が40ms/80msの各サイクルで実施され、これによりサービスへの影響が回避される。しかし、複数の2G/3G隣接セルに対して、特に、複数の2G隣接セルに対して、RAT間測定は、比較的長い測定時間を必要とする。先行技術の測定方式では、RAT間測定を完了するのに40ms/80msの複数のサイクルを費やす必要があり得る。結果として、通話ハンドオーバ準備時間が過度に長くなる。これにより、CSFB通話時間プロセスにおける音声セッションの中断、またはUEにより実施されるVoLTEサービスの間の音声セッションの中断が生じる。
本願発明の実施形態は、RAT間測定方法ならびに関連する装置およびシステムを提案する。進化型ノードB(evolved NodeB, eNodeB)によりLTEネットワーク内に位置するUEへ送信される測定制御メッセージは、C−DRXパラメータと測定制御パラメータとを含み得る。C−DRXパラメータと測定制御パラメータとは、C−DRXサイクルの休止期間に2G/3Gネットワークの信号品質を継続的に測定するようUEに命令し得る。例えば、C−DRXサイクルは、C−DRXパラメータで判断され得る。C−DRXパラメータは、以下の方式で設定され得る。C−DRXサイクル全体において、アクティベーション期間の時間の長さは、時間の長さがゼロより長いときに可能な限り短く、休止期間の時間の長さは、時間の長さがC−DRXサイクルの持続時間より短いときに可能な限り長い。これにより、UEは、C−DRXサイクルの休止期間に比較的長時間留まって、2G/3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得る。先述の方式において、LTEネットワーク内に位置するUEにより実施される2G/3Gネットワークの信号品質の測定は効果的に加速され、測定時間は短縮され、先行技術におけるGAPモードで実施されるRAT間測定により引き起こされる過度に長い通話ハンドオーバ準備時間または音声セッションの中断の問題が解決される。
以下では、本願発明の実施形態の添付図面を参照して、本願発明の実施形態における技術的解決法を明確かつ完全に説明する。
図1を参照すると、図1は、本願発明の実施形態に従ったRAT間測定方法である。方法は、以下の段階を備える。
S101。eNodeBは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると判断する。
eNodeBはまず、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートするかを判断し得る。LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートする場合、2Gまたは3Gネットワークの信号品質がハンドオーバの前に測定される必要がある。
例えば、LTEネットワーク内に位置するUEに対して回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、UEがLTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへハンドオーバされる前に、eNodeBは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートするかを判断し得る。または、UEにVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、UEがLTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへハンドオーバされる前に、eNodeBは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートするかを判断し得る。
S102。eNodeBが、測定制御メッセージをUEヘ送信する。測定制御メッセージは、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含み、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる。
測定制御メッセージは、無線リソース制御接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージであり得る。測定制御メッセージは、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含むので、UEは、第1C−DRXパラメータと、示された測定設定パラメータの命令とに従って、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得る。
具体的に、測定設定パラメータは、2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するのに必要な関連情報を含み得る。例えば、測定設定パラメータは、UEが測定する必要があるオブジェクト、セルリスト、報告方式、測定識別子、イベントパラメータ等を含み得る。第1C−DRXサイクルは、第1C−DRXパラメータで判断され得、第1C−DRXサイクルは、休止期間とアクティベーション期間とを含み得る。第1C−DRXサイクルの休止期間において、UEは、物理ダウンリンク制御チャネルのデータを受信しない。第1C−DRXサイクルのアクティベーション期間において、UEは、物理ダウンリンク制御チャネルのデータをリッスンおよび受信する。測定制御メッセージが測定設定パラメータと第1C−DRXパラメータとを含むとき、測定制御メッセージは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられ得る。すなわち、測定設定パラメータと第1C−DRXパラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる。先述の方式において、UEは、第1C−DRXサイクル全体の休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得、これにより40ms/80msのサイクルで6msのみの測定を実施することが回避され、すなわち、GAPモードで測定を実施することが回避され、測定プロセスが加速され、測定時間が短縮され、それにより通話ハンドオーバ準備時間が効果的に減少し、CSFB通話時間プロセスにおける音声セッションの中断、またはVoLTEの間の音声セッションの中断が回避される。
オプションで、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルのアクティベーション期間にGAPモードで2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのにさらに用いられ得る。
さらに、第1C−DRXサイクルは、第1C−DRXパラメータで判断され得る。よって、UEがRAT間測定を継続的に実施する時間は、第1C−DRXパラメータを調整することにより調整され得る。具体的に、第1C−DRXパラメータは、以下の方式で設定され得る。第1C−DRXサイクル全体において、アクティベーション期間の持続時間(すなわち、アクティベーション期間の時間の長さ)は、持続時間がゼロより長いときに可能な限り短く、休止期間の持続時間(すなわち、休止期間の時間の長さ)は、持続時間が第1C−DRXサイクルの持続時間より短いときに可能な限り長い。これにより、UEは、第1C−DRXサイクルの休止期間に比較的長時間留まって、第1C−DRXサイクルの休止期間に2G/3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得、これによりRAT間測定が大幅に加速される。
例えば、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間T1sは、51ms以上であり得る。オプションで、T1sは、80ms以上であり得る、または100ms以上であり得る。これにより、UEは、1つの休止期間でRAT間測定を完了し得る。他の例では、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間T1sの、第1C−DRXサイクルの持続時間T1dに対する比は、0.6より大きい(すなわち、T1s/T1d>60%)。オプションで、T1s/T1dは、0.8より大きい、または0.9より大きい。これにより、休止期間の持続時間は、持続時間がサイクルの持続時間より短いときに可能な限り長いことが確実になる。これにより、UEは、C−DRXサイクルを効果的に用いて測定を実施し得、それによりRAT間測定が加速される。
オプションで、段階S102の前に、方法は段階S100をさらに備え得る。
S100。eNodeBが、第2C−DRXパラメータをUEへ送信する。
電力消費を減少させるべく、または他の目的で、eNodeBは、第2C−DRXパラメータをUEへ送信し、C−DRXパラメータは、UEのために第2C−DRXサイクルを設定するのに用いられる。第2C−DRXサイクルは、アクティベーション期間と休止期間とを含み得る。第2C−DRXサイクルの休止期間において、UEは、物理ダウンリンク制御チャネルのデータを受信せず、これにより電力消費が減少する。第2C−DRXサイクルは、第2C−DRXパラメータで判断され得る。
オプションで、UEにより実施される通常のサービスが影響を受けることを防止するべく、送信される第2C−DRXパラメータは、以下のように設定され得る。第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は比較的短い、または、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第2C−DRXサイクルの持続時間に対する比は比較的小さい。例えば、第2C−DRXサイクルの持続時間は160msに設定され得、休止期間の持続時間は50msに設定され得る。よって、第1C−DRXパラメータは、以下のように設定され得る。同じ時間内で、UEがRAT間測定を継続的に実施できる時間が増加し、RAT間測定に費やされる時間が減少し、RAT間測定が加速されるように、UEが第1C−DRXサイクルの休止期間に留まる時間は、UEが第2C−DRXサイクルの休止期間に留まる時間より長い。例えば、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間より長くなり得る。または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第2C−DRXサイクルの持続時間に対する比より大きくなり得る。
さらに、方法は、以下の段階をさらに備え得る。
S103。eNodeBが、UEによって返される測定報告を受信する。
測定報告は、UEが2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定することにより取得される測定結果を含み得る。
オプションで、eNodeBは、測定報告に従って、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバを実行するよう判断し得る。段階S104が実施される。
S104。測定報告を受信した後、eNodeBが、ハンドオーバ要請(Handover Required)メッセージをモビリティ管理エンティティ(Mobile Managenment Entity, MME)へ送信して、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバのプロセスをトリガする。
しかし、先述のハンドオーバのプロセスが失敗した場合、UEは、まだC−DXRステータスにあり、第1C−DRXサイクルの休止期間に比較的長時間留まり得る。これは、通常のサービスに影響を与える。この問題を解決するべく、方法は、以下の段階をさらに備え得る。
S105。eNodeBが、ハンドオーバのプロセスが失敗したと判断する。
S106。eNodeBが、第2C−DRXパラメータをUEヘ送信する、または要求メッセージをUEヘ送信する。要求メッセージは、UEのC−DRX機能を無効化するようUEに命令するのに用いられる。
ハンドオーバのプロセスが失敗したと判断したとき、eNodeBは、第2C−DRXパラメータをUEヘ送信することにより、RAT間測定が実施される前にUEがC−DRXステータスに戻ることを可能にし得る。これにより、UEが電力消費を減少させつつ通常のサービスを実施することが確実になる。あるいは、eNodeBは、UEのC−DRX機能を無効化するようUEに命令する要求メッセージをUEヘ送信し得る。これにより、UEのC−DRX機能が無効化され、サービスへの影響が回避される。
加えて、S103において、eNodeBが、UEによって返された測定報告を受信し、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバを実行しないよう測定報告に従って判断した場合、eNodeBは、第2C−DRXパラメータをUEヘ送信する、または要求メッセージをUEヘ送信し得る。要求メッセージは、UEのC−DRX機能を無効化するようUEに命令するのに用いられる。
本実施形態において、eNodeBとUEとの間のインタラクションおよびeNodeBの先述の処理段階の詳細な説明については、以下の他の方法の実施形態を参照されたい。
本願発明の実施形態は、RAT間測定方法を提供する。方法は、以下の段階を備える。
S201。LTEネットワーク内に位置するUEが、eNodeBにより送信された測定制御メッセージを受信する。測定制御メッセージは、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを搬送し、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる。
例えば、LTEネットワーク内に位置するUEに対して進化型ノードB eNodeBがCSFBを実施するプロセスにおいて、またはeNodeBがUEにVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、UEは、eNodeBにより送信された測定制御メッセージを受信する。測定制御メッセージは、無線リソース制御接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージであり得る。
オプションで、段階S201の前に、UEは、eNodeBにより送信された第2C−DRXパラメータを受信し得、第2C−DRXパラメータは、UEが第2C−DRXサイクルを判断するのに用いられ、すなわち、UEは、第2C−DRXサイクルを設定され得る。UEは、第2C−DRXサイクルの休止期間に物理ダウンリンク制御チャネルのデータを受信しなくてよく、これにより電力消費が減少し、UEのバッテリ寿命が向上する。
第1C−DRXパラメータについての具体的な情報、および測定設定パラメータについての具体的な情報については、他の方法の実施形態を参照されたく、本願発明の本実施形態では詳細は説明されていない。
S202。UEが、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定する。
2Gまたは3Gネットワークの信号品質に対して実施される測定は、2Gまたは3Gネットワークの参照信号受信電力(Reference Singnal Received Power, RSRP)または参照信号受信品質(Reference Singnal Received Quanity, RSRQ)に対して実施される測定であり得る。
測定制御メッセージは、第1C−DRXパラメータと測定制御パラメータとを含むので、UEは、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータの命令とに従って、または測定制御メッセージの命令に従って第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得、これによりGAPモードで測定を実施することが回避され、測定プロセスが加速され、測定時間が短縮される。さらに、第1C−DRXサイクルは、第1C−DRXパラメータで判断され得、第1C−DRXパラメータは、以下の方式で設定され得る。第1C−DRXサイクル全体において、アクティベーション期間の持続時間(すなわち、アクティベーション期間の時間の長さ)は、持続時間がゼロより大きいときに可能な限り短く、休止期間の持続時間(すなわち、休止期間の時間の長さ)は、持続時間が第1C−DRXサイクルの持続時間より短いときに可能な限り長く、これにより、UEは、第1C−DRXサイクルの休止期間に比較的長時間留まって、第1C−DRXサイクル全体の休止期間に2G/3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し、これによりRAT間測定が大幅に加速される。
オプションで、UEがアップリンクデータを送信したとき、UEは、CDRXサイクルの休止期間を抜けるよう強いられ得る。よって、測定制御メッセージを受信した後、UEは、アップリンクデータの送信を停止または一時停止し得る。例えば、測定制御メッセージは、アップリンクデータの送信を停止または一時停止するようUEに命令するのに用いられる命令情報を搬送し得る。測定制御メッセージを受信した後、UEは、命令情報に従ってアップリンクデータの送信を停止または一時停止し得る。他の例として、測定制御メッセージを受信した後、UEは、アップリンクデータの送信を自動的に停止または一時停止し得る。
S203。 UEが、2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定することにより取得された測定結果に従って測定報告を生成し、UEが、測定報告をeNodeBへ送信する。
オプションで、測定報告をeNodeBへ送信した、または2Gまたは3Gネットワークの信号品質の測定を完了した後に、UEはアップリンクデータの送信に戻り得る。
概して、RAT間測定が完了した後、ハンドオーバ手順に入り得、方法は以下の段階をさらに備え得る。
S204。 UEが、eNodeBにより送信されたハンドオーバコマンドを受信する。ハンドオーバコマンドは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへハンドオーバされるようUEに命令するのに用いられ、ハンドオーバコマンドは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのUEのハンドオーバに2Gまたは3Gネットワークにより割り当てられたCSドメイン無線リソースについての情報を含み、UEは、ハンドオーバコマンドに従って、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへハンドオーバされる。
しかし、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバが失敗した場合、または、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバを実行しないようeNodeBが判断した場合、eNodeBは、ハンドオーバコマンドを送信しなくてよく、方法は以下の段階をさらに備え得る。
S204a'。 UEが、eNodeBにより送信された第2C−DRXパラメータを受信し、第2C−DRXパラメータに従って、UEが、RAT間測定が実施される前にC−DRXステータスに戻る。
オプションで、方法は以下の段階をさらに備え得る。
S204b'。 UEが、eNodeBにより送信された要求メッセージを受信する。要求メッセージは、UEのC−DRX機能を無効化するようUEに命令するのに用いられる。
段階S204a'または段階S204b'により、不要なRAT間測定(例えば、ハンドオーバが失敗した後のもの)が減少し得、サービスへの影響が減少し得、それによりユーザ体験が向上する。
本実施形態において、eNodeBとUEとの間のインタラクションおよびUEの先述の処理段階の詳細な説明については、以下の他の方法の実施形態を参照されたい。
本願発明の実施形態は、eNodeBがUEに対して回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、LTEネットワーク内に位置するUEがRAT間測定を実施する必要があるシナリオに適用され得るRAT間測定方法を提供する。方法は、以下の段階を備え得る。
S300。eNodeBが、LTEネットワーク内に位置するUEへ第2C−DRXパラメータを送信する。
UEがLTEネットワークにアタッチされた後、eNodeBは、第2C−DRXパラメータをUEへ送信し得、これにより、UEは電力消費が減少する。第2C−DRXパラメータは、UEのために第2C−DRXサイクルを設定するのに用いられる。
S301。 UEが、第2C−DRXパラメータに従って第2C−DRXサイクルのアクティベーション期間にPDCCHのデータをリッスンおよび受信し、第2C−DRXサイクルの休止期間にPDCCHのデータを受信しない。第2C−DRXサイクルは、第2C−DRXパラメータで判断される。
第2C−DRXパラメータを受信したとき、UEは、第2C−DRXサイクルの休止期間またはアクティベーション期間に留まり得る。
S302。UEが、要求メッセージをMMEヘ送信する。要求メッセージは、CSFBを要求するのに用いられる。
S303。MMEが、通知メッセージをeNodeBへ送信する。通知メッセージは、CSFBのためにLTEネットワークから2Gまたは3Gネットワークの回線交換CSドメインへUEをハンドオーバするようeNodeBに命令するのに用いられる。
S304。eNodeBが、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると判断する。
具体的に、eNodeBは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートするかを、UEにより報告される特徴グループインジケータ(Feature Group Indicator, FGI)機能に従って判断し得る。LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると判断された場合、UEは、RAT間測定を実施するよう命令され、これによりハンドオーバが実施される。
LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートするかをどのように判断するかについては、複数の実装方式がある。本願発明の本実施形態は、ここでは何ら制限を設けない。
S305。eNodeBが、無線リソース制御接続再構成メッセージをUEヘ送信する。無線リソース制御接続再構成メッセージは、第1C−DRXパラメータと測定パラメータとを搬送し、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる。
第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられ、すなわち、無線リソース制御接続再構成メッセージは、第1C−DRXサイクルにおいて2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる。
測定パラメータは、2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するのに必要な関連情報を含み得る。UEは、測定設定パラメータに従って、UE自体に対して測定設定を実施し得る。例えば、測定設定パラメータは、UEが測定する必要があるオブジェクト、セルリスト、報告方式、測定識別子、またはイベントパラメータなどの情報を含み得る。さらに、3GPP規格を参照されたい。
第1C−DRXパラメータは、以下の方式で設定され得る。同じ時間内で、UEがRAT間測定を継続的に実施できる時間が増加し、RAT間測定に費やされる時間が減少し、RAT間測定が加速されるように、UEが第1C−DRXサイクルの休止期間に留まる時間は、UEが第2C−DRXサイクルの休止期間に留まる時間より長い。例えば、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間T1sは、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間T2sより長くなり得る。または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第2C−DRXサイクルの持続時間に対する比より大きくなり得る。オプションで、第2C−DRXサイクルの休止期間は概して、比較的短く設定されるので、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間T1sは100ms以上であり得、または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間T1sの、第1C−DRXサイクルのアクティベーション期間の持続時間T1dに対する比は、80%より大きくてよい(すなわち、T1s/T1d>80%)。
例えば、C−DRXパラメータは、ロングDRXサイクル(long drx cycle)の長さと、DRX持続時間タイマ(on duration timer)と、DRX非活動タイマ(drx inactivity timer)とを含み得る。第2C−DRXパラメータがLONGDRXCYCLE = PSF160、ONDURATIONTIMER = PSF8、およびDRXINACTIVITYTIMER = PSF80に設定された場合、それは、第2C−DRXサイクルの持続時間が160msであることを示し、UEが8ms+80msの間PDCCHのデータを何ら受信しなかった場合、第2C−DRXサイクルの休止期間に入り得、休止期間の持続時間は、160ms−8ms−80ms、すなわち、72msである。よって、第1C−DRXパラメータは、long drx cycle = PSF160、on duration timer = PSF2、drx inactivity timer = PSF2に設定され得る。それは、第2C−DRXサイクルの持続時間が160msであることを示し、UEが2ms+2msの間にPDCCHのデータを何ら受信しなかった場合、第1C−DRXサイクルの休止期間に入り得、休止期間の持続時間は、160ms−2ms−2ms、すなわち、156msである。このように、UEは、156ms内でRAT間測定を継続して実施することができ、1つの休止期間内でRAT間測定を完了することができる。
S306。UEが、測定設定パラメータに従って設定を実施し、設定を完了した後に、測定制御確認メッセージをeNodeBへ送信する。
測定制御確認メッセージは、無線リソース制御接続再構成完了(RRC Connection Reconfiguration Complete)メッセージであり得る。
S307。UEが、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定する。
第1C−DRXサイクルの休止期間において、UEは物理ダウンリンク制御チャネルのデータを受信せず、これにより、2Gまたは3Gネットワークの信号品質を直接的および継続的に測定し、例えば、2Gまたは3GネットワークのRSRPまたはRSRQを測定する。
オプションで、UEはさらに、第1C−DRXサイクルのアクティベーション期間においてGAPモードでRAT間測定を実施し得る。
S308。 UEが、測定結果に従って測定報告を生成し、測定報告をeNodeBへ送信する。
UEが測定を完了した後、UEは、測定設定パラメータに従って判断を実施する。特定された条件が満たされたとき、UEは、測定報告に測定結果を入力し、測定報告をeNodeBへ送信する。測定報告は、測定識別子(ID)と、(RSRPおよびRSRQの測定値などの)測定結果とを含み得る。
S309。UEに対してハンドオーバが実施される必要があるかを、eNodeBが測定報告に従って判断し、ハンドオーバが必要であると判断したとき、eNodeBはターゲットのセルを判断し、S310を実施する。
S310。eNodeBが、ハンドオーバ要請メッセージをモビリティ管理エンティティMMEへ送信して、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバのプロセスをトリガする。
ハンドオーバ要請メッセージは、CSFBのためにUEをLTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへハンドオーバするようMMEに要求するのに用いられ得る。ハンドオーバ要請メッセージは、SRVCC HO Required (Single Radio Voice Call Continuity Handover Required)メッセージなどの、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバ要請メッセージであり得る。
S311。LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバのプロセスを実行する。
ハンドオーバ要請メッセージを受信した後、MMEは、2Gまたは3Gネットワークの移動通信交換局(Mobile Services Switching Centre, MSC)を用いることにより、2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのUEのハンドオーバにCSドメインリソースを割り当てるよう2Gまたは3Gネットワークの基地局(Base Station, BS)に要求し得る。基地局により割り当てられたCSドメイン無線リソースについての情報を取得した後、MMEは、ハンドオーバ要請応答メッセージをeNodeBへ送信し得る。ハンドオーバ要請応答メッセージは、CSドメイン無線リソースについての情報を含み、CSドメイン無線リソースについての情報は、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへUEをハンドオーバするのに用いられる。よって、eNodeBは、ハンドオーバ要請応答メッセージを受信し、ハンドオーバコマンドをUEへ送信し得る。ハンドオーバコマンドは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへハンドオーバされるようUEに命令するのに用いられ、ハンドオーバコマンドは、CSドメイン無線リソースについての情報を含む。UEは、ハンドオーバコマンドに従って、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへハンドオーバされ得る。
さらに、先述のハンドオーバのプロセスが失敗した場合、UEはまだ、第1C−DXRサイクルの休止期間または第1C−DXRサイクルのアクティベーション期間にある。しかし、概して、RAT間測定を加速させるべく、第1C−DXRサイクルの休止期間の持続時間は、比較的長く設定される。ハンドオーバが失敗した後、UEがまだ、比較的長い休止期間に留まっている場合、通常のサービスが影響を受ける。よって、この問題を解決するべく、方法は以下の段階をさらに備え得る。
S312。eNodeBが、ハンドオーバのプロセスが失敗したと判断する。
MMEにより送信されたハンドオーバ要請応答メッセージをeNodeBが受信し、ハンドオーバ要請応答メッセージがハンドオーバ失敗インジケーションを搬送し、ハンドオーバのプロセスが失敗したことを示すのにハンドオーバ失敗インジケーションが用いられる場合、ハンドオーバのプロセスが失敗したと判断される。または、MMEにより送信されたハンドオーバ要請応答メッセージを、eNodeBが予め設定された時間内に何ら受信しなかった場合、eNodeBはハンドオーバのプロセスが失敗したと判断する。
S313。eNodeBが第2C−DRXパラメータをUEへ送信し、これにより、UEは、RAT間測定が実施される前にC−DRXステータスに戻る。
UEは、第2C−DRXパラメータに従って第2C−DRXサイクルのアクティベーション期間にPDCCHのデータをリッスンおよび受信し得、第2C−DRXサイクルの休止期間にPDCCHのデータを受信しなくてよい。
本願発明の本実施形態は、RAT間測定方法を提供する。LTEネットワーク内に位置するUEに対して回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、UEがLTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへハンドオーバされる前に、eNodeBが、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含む測定制御メッセージをUEへ送信する。UEは、第1C−DRXパラメータと、示される測定設定パラメータの命令とに従って、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得、これにより、40ms/80msのサイクルで6msのみの測定を実施することが回避され、それにより、LTEネットワーク内に位置するUEにより実施される2G/3Gネットワークの信号品質の測定が効果的に加速され、測定時間が短縮され、先行技術におけるGAPモードで実施されるRAT間測定により引き起こされる過度に長い通話ハンドオーバ準備時間または音声セッションの中断の問題が解決される。
さらに、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は、第1C−DRXパラメータで判断されるので、第1C−DRXパラメータは、以下の方式で設定され得る。第1C−DRXサイクル全体において、アクティベーション期間の持続時間(すなわち、アクティベーション期間の時間の長さ)は、持続時間がゼロより大きいときに可能な限り短く、休止期間の持続時間(すなわち、休止期間の時間の長さ)は、持続時間が第1C−DRXサイクルの持続時間より短いときに可能な限り長く、これにより、UEは、第1C−DRXサイクルの休止期間に比較的長時間留まって、第1C−DRXサイクルの休止期間に2G/3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得、これによりRAT間測定が大幅に加速される。
本願発明の本実施形態で提供されるRAT間測定方法はさらに、eNodeBが、LTEネットワーク内に位置するUEにVoLTEサービスを提供し、RAT間測定がハンドオーバの前に実施されるプロセスにおいて、2G/3GネットワークのCSドメインへVoLTEがハンドオーバされる必要があるシナリオに適用され得る。この場合、段階S302およびS303は、S302'およびS303'で置き換えられ得る。
S302'。LTEネットワークにアタッチされたUEが、VoLTEサービスを実施している。
S303'。eNodeBが、UEに対して、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバが実施される必要があると判断する。
例えば、eNodeBは、UEにより送信されたLTEネットワーク品質の測定報告に従って、LTEネットワークがUEにサービスを提供し続けられないと判断し得、すなわち、UEに対して、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバが実施される必要があると判断し得る。
先述の方法の実施形態に対応して、本願発明の実施形態は、進化型ノードB eNodeBを提案する。図4に示されるように、進化型ノードB40は、判断ユニット401とインタラクションユニット402とを含む。
判断ユニット401は、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると判断するよう構成される。例えば、ロングタームエボリューションLTEネットワーク内に位置するユーザ機器UEに対して回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、またはUEにボイスオーバーロングタームエボリューションVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、eNodeBは、LTEネットワークから2Gまたは3Gネットワークの回線交換CSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると判断する。
インタラクションユニット402は、測定制御メッセージをUEヘ送信するよう構成される。測定制御メッセージは、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含み、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる。測定制御メッセージは、無線リソース制御接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージであり得る。
オプションで、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルのアクティベーション期間にGAPモードで2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのにさらに用いられ得る。
オプションで、第1C−DRXサイクルは第1C−DRXパラメータで判断され得、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は、51ms以上である。または、第1C−DRXサイクルは第1C−DRXパラメータで判断され、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、0.6より大きい。
オプションで、示されているUEの電力消費を減少させるよう、または他の目的で、インタラクションユニット402は、測定制御メッセージをUEへ送信する前に第2C−DRXパラメータをUEへ送信し得る。第2C−DRXパラメータは、UEのために第2C−DRXサイクルを設定するのに用いられ、これによりUEは、第2C−DRXサイクルのアクティベーション期間にPDCCHのデータをリッスンおよび受信し、第2C−DRXサイクルの休止期間にPDCCHのデータを受信せず、これにより、UEの電力消費が減少する。
オプションで、第2C−DRXサイクルは、第2C−DRXパラメータで判断され得る。よって、第1C−DRXパラメータは以下のように設定され得る。第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間が、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間より長い。または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比が、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第2C−DRXサイクルの持続時間に対する比より大きい。これにより、UEがRAT間測定を継続的に実施できる時間が増加し、RAT間測定に費やされる時間が減少し、RAT間測定が加速される。
オプションで、インタラクションユニット402はさらに、UEによって返された測定報告を受信し、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバを実行しないよう測定報告に従って判断し、第2C−DRXパラメータをUEへ送信し得る、または、インタラクションユニット402はさらに、UEによって返された測定報告を受信し、ハンドオーバ要請メッセージをモビリティ管理エンティティMMEへ送信してLTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバのプロセスをトリガし、ハンドオーバのプロセスが失敗したと判断し、第2C−DRXパラメータをUEへ送信し得る、または、インタラクションユニット402はさらに、UEによって返された測定報告を受信し、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバを実行しないよう測定報告に従って判断し、UEのC−DRX機能を無効化するようUEに命令するのに用いられる要求メッセージをUEへ送信し得る、または、インタラクションユニット402はさらに、UEによって返された測定報告を受信し、ハンドオーバ要請メッセージをモビリティ管理エンティティMMEへ送信してLTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバのプロセスをトリガし、ハンドオーバのプロセスが失敗したと判断し、要求メッセージをUEへ送信し得る。
オプションで、UEがアップリンクデータを送信したとき、UEは、第1CDRXサイクルの休止期間を抜けるよう強いられ得、RAT間測定が影響を受ける。よって、測定制御メッセージは、アップリンクデータの送信を停止または一時停止するようUEに命令するのに用いられる命令情報を搬送し得る。
本願発明の本実施形態は、進化型ノードBを提供する。LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると進化型ノードBの判断ユニット401が判断したとき、進化型ノードBのインタラクションユニット402は、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含む測定制御メッセージをUEへ送信し得る。このように、UEは、第1C−DRXパラメータと、示される測定設定パラメータの命令とに従って、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続して測定でき、これにより、40ms/80msのサイクルで6msのみの測定を実施することが回避され、それにより、LTEネットワーク内に位置するUEにより実施される2G/3Gネットワークの信号品質の測定が効果的に加速され、測定時間が短縮され、先行技術におけるGAPモードで実施されるRAT間測定により引き起こされる過度に長い通話ハンドオーバ準備時間または音声セッションの中断の問題が解決される。
さらに、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は、第1C−DRXパラメータで判断されるので、第1C−DRXパラメータは、以下の方式で設定され得る。第1C−DRXサイクル全体において、アクティベーション期間の持続時間(すなわち、アクティベーション期間の時間の長さ)は、持続時間がゼロより大きいときに可能な限り短く、休止期間の持続時間(すなわち、休止期間の時間の長さ)は、持続時間が第1C−DRXサイクルの持続時間より短いときに可能な限り長く、これにより、UEは、第1C−DRXサイクルの休止期間に比較的長時間留まって、第1C−DRXサイクルの休止期間に2G/3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得、これにより、RAT間測定が大幅に加速される。
先述の方法の実施形態に対応して、本願発明の実施形態は、ユーザ機器を提案する。図5に示されるように、ユーザ機器50は、インタラクションユニット501と処理ユニット502とを含む。
インタラクションユニット501は、eNodeBにより送信された測定制御メッセージを受信するよう構成される。測定制御メッセージは、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含み、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる。例えば、ユーザ機器UEに対してeNodeBがCSFBを実施するプロセスにおいて、またはeNodeBがUEにVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、インタラクションユニット501は、eNodeBにより送信された測定制御メッセージを受信し得る。
処理ユニット502は、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するよう構成される。
オプションで、第1C−DRXサイクルは第1C−DRXパラメータで判断され得、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は、51ms以上である。または、第1C−DRXサイクルは第1C−DRXパラメータで判断され得、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、0.6より大きい。
オプションで、インタラクションユニット501は、eNodeBにより送信された測定制御メッセージを受信する前に、eNodeBにより送信された第2C−DRXパラメータを受信するようさらに構成される。第2C−DRXパラメータは、ユーザ機器のために第2C−DRXサイクルを設定するのに用いられる。インタラクションユニット501は、第2C−DRXパラメータに従って第2C−DRXサイクルのアクティベーション期間にPDCCHのデータをリッスンおよび受信し得、第2C−DRXサイクルの休止期間にPDCCHのデータを受信しなくてよく、これにより、UEの電力消費が減少する。
オプションで、第2C−DRXサイクルは、第2C−DRXパラメータで判断される。よって、第1C−DRXパラメータは以下のように設定され得る。第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間が、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間より長い。または、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比が、第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、第2C−DRXサイクルの持続時間に対する比より大きい。
オプションで、処理ユニット502は、2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定することにより取得された測定結果に従って測定報告を生成するようさらに構成され得る。インタラクションユニット501は、eNodeBへ測定報告を送信するようさらに構成され得る。
オプションで、測定報告を送信した後に、インタラクションユニット501はさらに、eNodeBにより送信された第2C−DRXパラメータを受信し得る。第2C−DRXパラメータは、ユーザ機器のために第2C−DRXサイクルを設定するのに用いられ、これによりユーザ機器は、RAT間測定が実施される前にC−DRXステータスに戻り、または、測定報告を送信した後に、インタラクションユニット501は、UEのC−DRX機能を無効化するようUEに命令するのに用いられる、eNodeBにより送信された要求メッセージを受信する。処理ユニット502は、UEのC−DRX機能を無効化するようさらに構成される。
オプションで、UEがアップリンクデータを送信したとき、UEは、CDRXサイクルの休止期間を抜けるよう強いられ得る。よって、eNodeBにより送信された測定制御メッセージを受信した後に、インタラクションユニット501は、アップリンクデータの送信を停止し得る。さらに、インタラクションユニット501はさらに、eNodeBへ測定報告を送信した後にアップリンクデータの送信に戻り得る。
本願発明の本実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器のインタラクションユニット501は、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含む、進化型ノードBにより送信された測定制御メッセージを受信し得る。ユーザ機器の処理ユニット502は、第1C−DRXパラメータと、示される測定設定パラメータの命令とに従って、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得、これにより、40ms/80msのサイクルで6msのみの測定を実施することが回避され、それにより、LTEネットワーク内に位置するUEにより実施される2G/3Gネットワークの信号品質の測定が効果的に加速され、測定時間が短縮され、先行技術におけるGAPモードで実施されるRAT間測定により引き起こされる過度に長い通話ハンドオーバ準備時間または音声セッションの中断の問題が解決される。
さらに、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は、第1C−DRXパラメータで判断されるので、第1C−DRXパラメータは、以下の方式で設定され得る。第1C−DRXサイクル全体において、アクティベーション期間の持続時間(すなわち、アクティベーション期間の時間の長さ)は、持続時間がゼロより大きいときに可能な限り短く、休止期間の持続時間(すなわち、休止期間の時間の長さ)は、持続時間が第1C−DRXサイクルの持続時間より短いときに可能な限り長く、これにより、UEは、第1C−DRXサイクルの休止期間に比較的長時間留まって、第1C−DRXサイクルの休止期間に2G/3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得、これにより、RAT間測定が大幅に加速される。
図4および図5の先述の実施形態において、メッセージを送信する、またはメッセージを受信するよう構成されたインタラクションユニットが、送信機を用いることにより実装され得る、受信機を用いることにより実装され得る、またはトランシーバを用いることにより実装され得ることを当業者は理解できる。物理的な実装において、送信機またはトランシーバは、1つの物理的なエンティティにより、または、複数の物理的なエンティティにより実装され得、送信機およびトランシーバは、1つの物理的なエンティティにより、または複数の物理的なエンティティにより実装され得る。このことは、本願発明に限定されない。判断ユニットまたは処理ユニットなどの他のユニットが、1または複数のプロセッサを用いることにより実装され得る。このことは、本願発明に限定されない。
図6に示されるように、本願発明の実施形態はRAT間測定装置を提供し、装置は、プロセッサ601と、メモリ602と、バス604と、通信インタフェース605とを備え得る。プロセッサ601と、メモリ602と、通信インタフェース605とは、互いに接続され、バス604を用いることにより互いと通信する。
プロセッサ601は、本願発明の本実施形態を実装するよう構成された、シングルコアまたはマルチコア中央演算処理装置、または特定用途向け集積回路、または、1または複数の集積回路であり得る。
メモリ602は、高速RAMメモリであり得、または少なくとも1つの磁気ディスクメモリなどの不揮発性メモリ(non−volatile memory)であり得る。
メモリ602は、コンピュータ実行命令603を記憶するよう構成される。具体的に、コンピュータ実行命令603はプログラムコードを含み得る。
装置が動作しているとき、プロセッサ601は、コンピュータ実行命令603を実行することにより、図1から図3Aおよび図3Bのいずれか1つに対応する方法の実施形態で説明されたRAT間測定方法手順を実行し得る。図1または図3Aおよび図3Bに対応する方法の実施形態で説明されたRAT間測定方法手順が実行されるとき、装置は進化型ノードBであり得る。図2または図3Aおよび図3Bに対応する方法の実施形態で説明されたRAT間測定方法手順が実行されるとき、装置はユーザ機器であり得る。
本願発明の実施形態は、コンピュータ実行命令を含むコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータのプロセッサがコンピュータ実行命令を実行したとき、コンピュータは、図1または図3Aおよび図3Bに対応する方法の実施形態で説明されたRAT間測定方法を実行する。
本願発明の実施形態は、コンピュータ実行命令を含むコンピュータ可読媒体を提供する。コンピュータのプロセッサがコンピュータ実行命令を実行したとき、コンピュータは、図2または図3Aおよび図3Bに対応する方法の実施形態で説明されたRAT間測定方法を実行する。
図7を参照すると、本願発明の実施形態は、進化型ノードB40とユーザ機器50とを備える測定システムを提供する。進化型ノードB40とユーザ機器50とにより別々に実行されるアクション、および、進化型ノードB40とユーザ機器50との間でのインタラクションについては、図1から図3Aおよび図3Bに対応する方法の実施形態の説明を参照されたく、または、図4および図5に対応する装置の実施形態の説明を参照されたく、ここでは詳細は説明されない。
本願発明で言及されたLTEネットワークは、LTE Aネットワーク、および、続いて現れ得るバージョンのLTEネットワークを含む。
加えて、本願発明の実施形態における複数の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよい。または、これら複数のユニットの各々が、物理的に単独で存在してよい。または、2またはそれより多くのユニットが1つのユニットに統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてよい、または、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売されるまたは用いられるとき、統合されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。そのような理解に基づき、本願発明の技術的解決法は本質的に、または先行技術に寄与する部分、または技術的解決法の全てまたは一部は、ソフトウェア製品の形態で実装され得る。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本願発明の実施形態で説明された方法の段階の全てまたは一部を実施するよう(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであり得る)コンピュータデバイスに命令するためのいくつかの命令を含む。先述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(ROM, Read‐Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM, Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶できる任意の媒体を含む。
本明細書で開示されている実施形態において説明されている例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズム段階が電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれらの組み合わせにより実装され得ることを当業者は認識し得る。ハードウェアとソフトウェアとの間の互換性を明確に説明すべく、先述のものにおいては概して、機能に従って各例の構成および段階を説明した。それらの機能がハードウェアにより実施されるか、またはソフトウェアにより実施されるかは、技術的解決法の特定の応用および設計制約条件次第である。当業者は、異なる方法を用いて、説明されている機能を各々の特定の応用のために実装し得るが、その実装が本願発明の範囲を超えるものとして見なされるべきではない。
説明を簡便かつ簡潔にする目的で、先述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、先述の方法の実施形態における対応するプロセスが参照され得ることが当業者には明確に理解され得、詳細はここで説明されていない。
本出願に提供されているいくつかの実施形態において、開示されているシステム、装置、および方法は、他の方式で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明されている装置の実施形態は、単に例にである。例えば、ユニットの区分けは、単に論理的な機能の区分けであり、実際の実装においては他の区分けであり得る。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントが組み合わせられてよく、または他のシステムに統合されてよく、または、いくつかの特徴が無視されてよく、もしくは、実施されなくてよい。加えて、表示または議論される相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェースを介して実装され得る。装置間、またはユニット間の間接的結合または通信接続は、電子的、機械的、または他の形態で実装され得る。
別個な部分として説明されるユニットは、物理的に別個のものであってもなくてもよい。また、ユニットとして表示される部分は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの箇所に位置するものであってよく、または、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。それらユニットの一部または全てが、本願発明の実施形態の解決法の目的を実現するための実際の必要性に従って選択され得る。
先述の説明は単に本願発明の特定の実施形態であり、本願発明の保護範囲を限定することは意図されていない。当業者により、本願発明において開示された技術的範囲内で容易に考え出されるあらゆる変形または置換は、本願発明の保護範囲内に含まれるものとする。よって、本願発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
グローバル移動通信システム(GSM(登録商標))ネットワークまたはワイドバンドコード分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access, WCDMA(登録商標))ネットワークなどの第2世代(Second Generation, 2G)または第3世代(Third Generation, 3G)ネットワークは、基本的にフルカバレッジを実現している。
LTEネットワークから2G/3GネットワークのCSドメインへの先述のハンドオーバが実行される前に、通常、2G/3Gネットワークの信号品質がLTEネットワークにおいて測定される必要がある、すなわち、RAT間測定が実行される。これにより、LTEネットワークは、信号品質要件を満たす2G/3Gセルを選択する。現在、RAT間測定は通常、ギャップ(gap, GAP)モードで実施される。RAT間測定がGAPモードで実施されるとき、通常は6msの測定が40ms/80msのサイクルで実施される。この測定方式はサービスへの影響を回避し得るが、複数の2G/3G隣接セル、特に複数の2G隣接セルが存在するときは、RAT間測定を完了するのに比較的長時間を費やす必要がある。結果として、通話ハンドオーバ準備時間が過度に長くなる。これにより、CSFB通話プロセスにおける音声セッションの中断、またはVoLTEサービスの間の音声セッションの中断が生じる。
本願発明の実施形態は、RAT間測定方法ならびに関連する装置およびシステムを提供する。進化型ノードB eNodeBは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると判断したとき、測定制御メッセージをUEへ送信し得る。測定制御メッセージは、第1接続間欠受信(Connected−Discontinuous Reception, C−DRX)パラメータと測定制御パラメータとを搬送し、第1C−DRXパラメータと測定制御パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる。このように、UEは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続して測定でき、これにより40ms/80msのサイクルで6msのみの測定を実施することが回避され、すなわち、GAPモードで測定を実施することが回避され、測定プロセスが加速され、測定時間が短縮され、それにより通話ハンドオーバ準備時間が効果的に減少し、CSFB通話プロセスにおける音声セッションの中断、またはVoLTEサービスの間の音声セッションの中断が回避される。
RAT間測定とは、ネットワークシステム内に位置するUEが他のネットワークシステムの信号品質を測定すること、例えば、LTEネットワーク内に位置するUEが2G/3Gネットワークの信号品質を測定することを意味する。RAT間測定は通常、ネットワークハンドオーバの前に実施される。先行技術では、UEは通常、RAT間測定をGAPモードで実施し、すなわち、6msの測定が40ms/80msの各サイクルで実施され、これによりサービスへの影響が回避される。しかし、複数の2G/3G隣接セルに対して、特に、複数の2G隣接セルに対して、RAT間測定は、比較的長い測定時間を必要とする。先行技術の測定方式では、RAT間測定を完了するのに40ms/80msの複数のサイクルを費やす必要があり得る。結果として、通話ハンドオーバ準備時間が過度に長くなる。これにより、CSFB通話プロセスにおける音声セッションの中断、またはUEにより実施されるVoLTEサービスの間の音声セッションの中断が生じる。
測定制御メッセージは、無線リソース制御接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージであり得る。測定制御メッセージは、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含むので、UEは、第1C−DRXパラメータと、測定設定パラメータの命令とに従って、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得る。
具体的に、測定設定パラメータは、2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するのに必要な関連情報を含み得る。例えば、測定設定パラメータは、UEが測定する必要があるオブジェクト、セルリスト、報告方式、測定識別子、イベントパラメータ等を含み得る。第1C−DRXサイクルは、第1C−DRXパラメータで判断され得、第1C−DRXサイクルは、休止期間とアクティベーション期間とを含み得る。第1C−DRXサイクルの休止期間において、UEは、物理ダウンリンク制御チャネルのデータを受信しない。第1C−DRXサイクルのアクティベーション期間において、UEは、物理ダウンリンク制御チャネルのデータをリッスンおよび受信する。測定制御メッセージが測定設定パラメータと第1C−DRXパラメータとを含むとき、測定制御メッセージは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられ得る。すなわち、測定設定パラメータと第1C−DRXパラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するようUEに命令するのに用いられる。先述の方式において、UEは、第1C−DRXサイクル全体の休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得、これにより40ms/80msのサイクルで6msのみの測定を実施することが回避され、すなわち、GAPモードで測定を実施することが回避され、測定プロセスが加速され、測定時間が短縮され、それにより通話ハンドオーバ準備時間が効果的に減少し、CSFB通話プロセスにおける音声セッションの中断、またはVoLTEサービスの間の音声セッションの中断が回避される。
しかし、先述のハンドオーバのプロセスが失敗した場合、UEは、まだC−DRXステータスにあり、第1C−DRXサイクルの休止期間に比較的長時間留まり得る。これは、通常のサービスに影響を与える。この問題を解決するべく、方法は、以下の段階をさらに備え得る。
2Gまたは3Gネットワークの信号品質に対して実施される測定は、2Gまたは3Gネットワークの参照信号受信電力(RSRP)または参照信号受信品質(RSRQ)に対して実施される測定であり得る。
オプションで、UEがアップリンクデータを送信したとき、UEは、CDRXサイクルの休止期間を抜けるよう強いられ得る。よって、測定制御メッセージを受信した後、UEは、アップリンクデータの送信を停止または一時停止し得る。例えば、測定制御メッセージは、アップリンクデータの送信を停止または一時停止するようUEに命令するのに用いられる命令情報を搬送し得る。測定制御メッセージを受信した後、UEは、命令情報に従ってアップリンクデータの送信を停止または一時停止し得る。他の例として、測定制御メッセージを受信した後、UEは、アップリンクデータの送信を自動的に停止または一時停止し得る。
例えば、C−DRXパラメータは、ロングDRXサイクル(long drx cycle)の長さと、DRX持続時間タイマ(on duration timer)と、DRX非活動タイマ(drx inactivity timer)とを含み得る。第2C−DRXパラメータがLONGDRXCYCLE = PSF160、ONDURATIONTIMER = PSF8、およびDRXINACTIVITYTIMER = PSF80に設定された場合、それは、第2C−DRXサイクルの持続時間が160msであることを示し、UEが8ms+80msの間PDCCHのデータを何ら受信しなかった場合、第2C−DRXサイクルの休止期間に入り得、休止期間の持続時間は、160ms−8ms−80ms、すなわち、72msである。よって、第1C−DRXパラメータは、long drx cycle = PSF160、on duration timer = PSF2、drx inactivity timer = PSF2に設定され得る。それは、第1C−DRXサイクルの持続時間が160msであることを示し、UEが2ms+2msの間にPDCCHのデータを何ら受信しなかった場合、第1C−DRXサイクルの休止期間に入り得、休止期間の持続時間は、160ms−2ms−2ms、すなわち、156msである。このように、UEは、156ms内でRAT間測定を継続して実施することができ、1つの休止期間内でRAT間測定を完了することができる。
ハンドオーバ要請メッセージを受信した後、MMEは、2Gまたは3Gネットワークの移動通信交換局(MSC)を用いることにより、2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのUEのハンドオーバにCSドメインリソースを割り当てるよう2Gまたは3Gネットワークの基地局(Base Station, BS)に要求し得る。基地局により割り当てられたCSドメイン無線リソースについての情報を取得した後、MMEは、ハンドオーバ要請応答メッセージをeNodeBへ送信し得る。ハンドオーバ要請応答メッセージは、CSドメイン無線リソースについての情報を含み、CSドメイン無線リソースについての情報は、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへUEをハンドオーバするのに用いられる。よって、eNodeBは、ハンドオーバ要請応答メッセージを受信し、ハンドオーバコマンドをUEへ送信し得る。ハンドオーバコマンドは、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへハンドオーバされるようUEに命令するのに用いられ、ハンドオーバコマンドは、CSドメイン無線リソースについての情報を含む。UEは、ハンドオーバコマンドに従って、LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへハンドオーバされ得る。
さらに、先述のハンドオーバのプロセスが失敗した場合、UEはまだ、第1C−DRXサイクルの休止期間または第1C−DRXサイクルのアクティベーション期間にある。しかし、概して、RAT間測定を加速させるべく、第1C−DRXサイクルの休止期間の持続時間は、比較的長く設定される。ハンドオーバが失敗した後、UEがまだ、比較的長い休止期間に留まっている場合、通常のサービスが影響を受ける。よって、この問題を解決するべく、方法は以下の段階をさらに備え得る。
本願発明の本実施形態は、RAT間測定方法を提供する。LTEネットワーク内に位置するUEに対して回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、UEがLTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへハンドオーバされる前に、eNodeBが、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含む測定制御メッセージをUEへ送信する。UEは、第1C−DRXパラメータと、測定設定パラメータの命令とに従って、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得、これにより、40ms/80msのサイクルで6msのみの測定を実施することが回避され、それにより、LTEネットワーク内に位置するUEにより実施される2G/3Gネットワークの信号品質の測定が効果的に加速され、測定時間が短縮され、先行技術におけるGAPモードで実施されるRAT間測定により引き起こされる過度に長い通話ハンドオーバ準備時間または音声セッションの中断の問題が解決される。
本願発明の本実施形態で提供されるRAT間測定方法はさらに、eNodeBが、LTEネットワーク内に位置するUEにVoLTEサービスを提供し、RAT間測定がハンドオーバの前に実施されるプロセスにおいて、2G/3GネットワークのCSドメインへVoLTEサービスがハンドオーバされる必要があるシナリオに適用され得る。この場合、段階S302およびS303は、S302'およびS303'で置き換えられ得る。
オプションで、UEがアップリンクデータを送信したとき、UEは、第1CDRXサイクルの休止期間を抜けるよう強いられ得、RAT間測定が影響を受ける。よって、測定制御メッセージは、アップリンクデータの送信を停止または一時停止するようUEに命令するのに用いられる命令情報を搬送し得る。
本願発明の本実施形態は、進化型ノードBを提供する。LTEネットワークから2Gまたは3GネットワークのCSドメインへのハンドオーバをUEがサポートすると進化型ノードBの判断ユニット401が判断したとき、進化型ノードBのインタラクションユニット402は、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含む測定制御メッセージをUEへ送信し得る。このように、UEは、第1C−DRXパラメータと、測定設定パラメータの命令とに従って、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続して測定でき、これにより、40ms/80msのサイクルで6msのみの測定を実施することが回避され、それにより、LTEネットワーク内に位置するUEにより実施される2G/3Gネットワークの信号品質の測定が効果的に加速され、測定時間が短縮され、先行技術におけるGAPモードで実施されるRAT間測定により引き起こされる過度に長い通話ハンドオーバ準備時間または音声セッションの中断の問題が解決される。
オプションで、UEがアップリンクデータを送信したとき、UEは、CDRXサイクルの休止期間を抜けるよう強いられ得る。よって、eNodeBにより送信された測定制御メッセージを受信した後に、インタラクションユニット501は、アップリンクデータの送信を停止し得る。さらに、インタラクションユニット501はさらに、eNodeBへ測定報告を送信した後にアップリンクデータの送信に戻り得る。
本願発明の本実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器のインタラクションユニット501は、第1C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含む、進化型ノードBにより送信された測定制御メッセージを受信し得る。ユーザ機器の処理ユニット502は、第1C−DRXパラメータと、測定設定パラメータの命令とに従って、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を継続的に測定し得、これにより、40ms/80msのサイクルで6msのみの測定を実施することが回避され、それにより、LTEネットワーク内に位置するUEにより実施される2G/3Gネットワークの信号品質の測定が効果的に加速され、測定時間が短縮され、先行技術におけるGAPモードで実施されるRAT間測定により引き起こされる過度に長い通話ハンドオーバ準備時間または音声セッションの中断の問題が解決される。

Claims (34)

  1. RAT間測定方法であって、
    ロングタームエボリューションLTEネットワーク内に位置するユーザ機器UEに対して回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、または前記UEにボイスオーバーロングタームエボリューションVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、前記LTEネットワークから2Gまたは3Gネットワークの回線交換CSドメインへのハンドオーバを前記UEがサポートすると進化型ノードBeNodeBが判断する段階と、
    前記eNodeBが、測定制御メッセージを前記UEへ送信する段階であって、前記測定制御メッセージは、第1接続間欠受信C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含み、前記第1C−DRXパラメータと前記測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に前記2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するよう前記UEに命令するのに用いられる段階と
    を備える、方法。
  2. 前記第1C−DRXサイクルは前記第1C−DRXパラメータで判断され、前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の持続時間は51ms以上である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1C−DRXサイクルは前記第1C−DRXパラメータで判断され、前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の前記持続時間の、前記第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、0.6より大きい、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記eNodeBが測定制御メッセージを前記UEへ送信する前記段階の前に、前記eNodeBが、第2C−DRXパラメータを前記UEへ送信する段階であって、前記第2C−DRXパラメータは、前記UEのために第2C−DRXサイクルを設定するのに用いられる段階をさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の前記持続時間は、前記第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間より長く、または、
    前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の前記持続時間の、前記第1C−DRXサイクルの前記持続時間に対する前記比は、前記第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、前記第2C−DRXサイクルの持続時間に対する比より大きく、
    前記第1C−DRXサイクルは前記第1C−DRXで判断され、前記第2C−DRXサイクルは前記第2C−DRXパラメータで判断される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記eNodeBが、前記UEによって返された測定報告を受信し、前記LTEネットワークから前記2Gまたは3Gネットワークの前記CSドメインへの前記ハンドオーバを実行しないよう前記測定報告に従って判断した場合、前記eNodeBは前記第2C−DRXパラメータを前記UEへ送信する、または、
    前記eNodeBが、前記UEによって返された測定報告を受信し、ハンドオーバ要請メッセージをモビリティ管理エンティティMMEへ送信して前記LTEネットワークから前記2Gまたは3Gネットワークの前記CSドメインへの前記ハンドオーバのプロセスをトリガし、前記ハンドオーバのプロセスが失敗したと判断した場合、前記eNodeBは前記第2C−DRXパラメータを前記UEへ送信する、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記eNodeBが、前記UEによって返された測定報告を受信し、前記LTEネットワークから前記2Gまたは3Gネットワークの前記CSドメインへの前記ハンドオーバを実行しないよう前記測定報告に従って判断した場合、前記eNodeBは要求メッセージを前記UEへ送信し、前記要求メッセージは、前記UEのC−DRX機能を無効化するよう前記UEに命令するのに用いられる、または、
    前記eNodeBが、前記UEによって返された測定報告を受信し、ハンドオーバ要請メッセージをモビリティ管理エンティティMMEへ送信して前記LTEネットワークから前記2Gまたは3Gネットワークの前記CSドメインへの前記ハンドオーバのプロセスをトリガし、前記ハンドオーバのプロセスが失敗したと判断した場合、前記eNodeBは前記要求メッセージを前記UEへ送信する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記測定制御パラメータはさらに、アップリンクデータの送信を停止するよう前記UEに命令するのに用いられる命令情報を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. RAT間測定方法であって、
    ロングタームエボリューションLTEネットワーク内に位置するユーザ機器UEに対して進化型ノードBeNodeBが回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、または前記eNodeBが前記UEにボイスオーバーロングタームエボリューションVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、前記eNodeBにより送信された測定制御メッセージを前記UEが受信する段階であって、前記測定制御メッセージは第1接続間欠受信C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含み、前記第1C−DRXパラメータと前記測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するよう前記UEに命令するのに用いられる段階と、
    前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間に前記2Gまたは3Gネットワークの前記信号品質を前記UEが測定する段階と
    を備える、方法。
  10. 前記第1C−DRXサイクルは前記第1C−DRXパラメータで判断され、前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の持続時間は51ms以上である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1C−DRXサイクルは前記第1C−DRXパラメータで判断され、前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の前記持続時間の、前記第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、0.6より大きい、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記eNodeBにより送信された測定制御メッセージを前記UEが受信する前記段階の前に、
    前記eNodeBにより送信された第2C−DRXパラメータを前記UEが受信する段階であって、前記第2C−DRXパラメータは、前記UEのために第2C−DRXサイクルを設定するのに用いられる段階と、
    前記第2C−DRXサイクルの休止期間に物理ダウンリンク制御チャネルのデータの前記UEによる受信をスキップする段階と
    をさらに備える、請求項9から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の前記持続時間は、前記第2C−DRXサイクルの前記休止期間の持続時間より長く、または、
    前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の前記持続時間の、前記第1C−DRXサイクルの前記持続時間に対する前記比は、前記第2C−DRXサイクルの前記休止期間の持続時間の、前記第2C−DRXサイクルの持続時間に対する比より大きく、
    前記第1C−DRXサイクルは前記第1C−DRXで判断され、前記第2C−DRXサイクルは前記第2C−DRXパラメータで判断される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記2Gまたは3Gネットワークの前記信号品質を測定することにより取得された測定結果に従って測定報告を前記UEが生成する段階と、
    前記UEが、前記測定報告を前記eNodeBへ送信する段階と
    をさらに備える、請求項9から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記UEが、前記測定報告を前記eNodeBへ送信する前記段階の後に、
    前記eNodeBにより送信された前記第2C−DRXパラメータを前記UEが受信する段階、または、
    前記eNodeBにより送信された要求メッセージを前記UEが受信する段階であって、前記要求メッセージは、前記UEのC−DRX機能を無効化するよう前記UEに命令するのに用いられる段階、および前記UEの前記C−DRX機能を前記UEが無効化する段階
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記eNodeBにより送信された測定制御メッセージを前記UEが受信する前記段階の後に、
    前記UEによるアップリンクデータの送信を停止する段階をさらに備える、請求項9から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 進化型ノードBであって、
    ロングタームエボリューションLTEネットワーク内に位置するユーザ機器UEに対して前記進化型ノードBが回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、または前記進化型ノードBが前記UEにボイスオーバーロングタームエボリューションVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、前記LTEネットワークから2Gまたは3Gネットワークの回線交換CSドメインへのハンドオーバを前記UEがサポートすると判断するよう構成された判断ユニットと、
    測定制御メッセージを前記UEへ送信するよう構成されたインタラクションユニットであって、前記測定制御メッセージは、第1接続間欠受信C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含み、前記第1C−DRXパラメータと前記測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に前記2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するよう前記UEに命令するのに用いられる、インタラクションユニットと
    を備える、進化型ノードB。
  18. 前記第1C−DRXサイクルは前記第1C−DRXパラメータで判断され、前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の持続時間は51ms以上である、請求項17に記載の進化型ノードB。
  19. 前記インタラクションユニットは、前記測定制御メッセージを前記UEへ送信する前に、第2C−DRXパラメータを前記UEへ送信するようさらに構成され、前記第2C−DRXパラメータは、前記UEのために第2C−DRXサイクルを設定するのに用いられる、請求項17または18に記載の進化型ノードB。
  20. 前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の前記持続時間は、前記第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間より長く、または、
    前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の前記持続時間の、前記第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、前記第2C−DRXサイクルの休止期間の持続時間の、前記第2C−DRXサイクルの持続時間に対する比より大きく、
    前記第1C−DRXサイクルは前記第1C−DRXで判断され、前記第2C−DRXサイクルは前記第2C−DRXパラメータで判断される、請求項19に記載の進化型ノードB。
  21. 前記インタラクションユニットは、前記UEによって返された測定報告を受信し、前記LTEネットワークから前記2Gまたは3Gネットワークの前記CSドメインへの前記ハンドオーバを実行しないよう前記測定報告に従って判断し、前記第2C−DRXパラメータを前記UEへ送信するようさらに構成される、または、
    前記インタラクションユニットは、前記UEによって返された測定報告を受信し、ハンドオーバ要請メッセージをモビリティ管理エンティティMMEへ送信して前記LTEネットワークから前記2Gまたは3Gネットワークの前記CSドメインへの前記ハンドオーバのプロセスをトリガし、前記ハンドオーバのプロセスが失敗したと判断し、前記第2C−DRXパラメータを前記UEへ送信するようさらに構成される、請求項19または20に記載の進化型ノードB。
  22. 前記測定制御パラメータはさらに、アップリンクデータの送信を停止するよう前記UEに命令するのに用いられる命令情報を含む、請求項17から21のいずれか一項に記載の進化型ノードB。
  23. ユーザ機器であって、
    前記ユーザ機器に対して進化型ノードBeNodeBが回線交換フォールバックCSFBを実施するプロセスにおいて、または前記eNodeBが前記ユーザ機器にボイスオーバーロングタームエボリューションVoLTEサービスを提供するプロセスにおいて、前記eNodeBにより送信された測定制御メッセージを受信するよう構成されたインタラクションユニットであって、前記測定制御メッセージは第1接続間欠受信C−DRXパラメータと測定設定パラメータとを含み、前記第1C−DRXパラメータと前記測定設定パラメータとは、第1C−DRXサイクルの休止期間に2Gまたは3Gネットワークの信号品質を測定するよう前記ユーザ機器に命令するのに用いられる、インタラクションユニットと、
    前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間に前記2Gまたは3Gネットワークの前記信号品質を測定するよう構成された処理ユニットと
    を備える、ユーザ機器。
  24. 前記第1C−DRXサイクルは前記第1C−DRXパラメータで判断され、前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の持続時間は51ms以上である、請求項23に記載のユーザ機器。
  25. 前記インタラクションユニットは、前記eNodeBにより送信された前記測定制御メッセージを受信する前に、前記ユーザ機器のために第2C−DRXサイクルを設定するのに用いられる、前記eNodeBにより送信された第2C−DRXパラメータを受信し、前記第2C−DRXサイクルの休止期間に物理ダウンリンク制御チャネルのデータの受信をスキップするようさらに構成される、請求項23または24に記載のユーザ機器。
  26. 前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の前記持続時間は、前記第2C−DRXサイクルの前記休止期間の持続時間より長く、または、
    前記第1C−DRXサイクルの前記休止期間の前記持続時間の、前記第1C−DRXサイクルの持続時間に対する比は、前記第2C−DRXサイクルの前記休止期間の持続時間の、前記第2C−DRXサイクルの持続時間に対する比より大きく、
    前記第1C−DRXサイクルは前記第1C−DRXで判断され、前記第2C−DRXサイクルは前記第2C−DRXパラメータで判断される、請求項25に記載のユーザ機器。
  27. 前記処理ユニットは、前記2Gまたは3Gネットワークの前記信号品質を測定することにより取得された測定結果に従って測定報告を生成するようさらに構成され、
    前記インタラクションユニットは、前記測定報告を前記eNodeBへ送信するようさらに構成される、請求項23から26のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  28. 前記インタラクションユニットは、前記eNodeBへ前記測定報告を送信した後に、前記UEのために前記第2C−DRXサイクルを設定するのに用いられる、前記eNodeBにより送信された前記第2C−DRXパラメータを受信し、前記第2C−DRXサイクルの前記休止期間に前記物理ダウンリンク制御チャネルの前記データの受信をスキップするようさらに構成される、または、
    前記インタラクションユニットは、前記測定報告を前記eNodeBへ送信した後に、前記ユーザ機器のC−DRX機能を無効化するよう前記ユーザ機器に命令するのに用いられる、前記eNodeBにより送信された要求メッセージを受信するようさらに構成され、前記処理ユニットは、前記ユーザ機器の前記C−DRX機能を無効化するようさらに構成される、請求項27に記載のユーザ機器。
  29. 前記インタラクションユニットは、前記eNodeBにより送信された前記測定制御メッセージを受信した後に、アップリンクデータの送信を停止するようさらに構成される、請求項27または28に記載のユーザ機器。
  30. 請求項17から22のいずれか一項に記載の進化型ノードBと、
    請求項23から29のいずれか一項に記載のユーザ機器UEと
    を備える、測定システム。
  31. 進化型ノードBであって、
    プロセッサと、メモリと、バスと、通信インタフェースとを備え、
    前記メモリはコンピュータ実行命令を記憶するよう構成され、前記プロセッサと前記メモリとは、前記バスを用いることにより接続され、前記進化型ノードBが動作しているとき、前記プロセッサは、前記メモリに記憶された前記コンピュータ実行命令を実行し、これにより、前記進化型ノードBは、請求項1から8のいずれか一項に記載のRAT間測定方法を実行する、進化型ノードB。
  32. ユーザ機器であって、
    プロセッサと、メモリと、バスと、通信インタフェースとを備え、
    前記メモリはコンピュータ実行命令を記憶するよう構成され、前記プロセッサと前記メモリとは、前記バスを用いることにより接続され、前記ユーザ機器が動作しているとき、前記プロセッサは、前記メモリに記憶された前記コンピュータ実行命令を実行し、これにより、前記ユーザ機器は、請求項9から16のいずれか一項に記載のRAT間測定方法を実行する、ユーザ機器。
  33. コンピュータ実行命令を備え、
    コンピュータのプロセッサが前記コンピュータ実行命令を実行したとき、前記コンピュータは、請求項1から8のいずれか一項に記載のRAT間測定方法を実行する、コンピュータ可読媒体。
  34. コンピュータ実行命令を備え、
    コンピュータのプロセッサが前記コンピュータ実行命令を実行したとき、前記コンピュータは、請求項9から16のいずれか一項に記載のRAT間測定方法を実行する、コンピュータ可読媒体。
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