JP2017533781A - 化粧製品塗布用品、アプリケータ組立体、製造方法、および関連する塗布方法 - Google Patents

化粧製品塗布用品、アプリケータ組立体、製造方法、および関連する塗布方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、化粧製品の塗布用のキット(10)であって、-加熱端部(26)を備える加熱デバイス(14)と、-加熱端部(26)に取り外し可能に取り付けられることができるアプリケータ(18)であって、加熱端部(26)によって加熱されることができるアプリケータ(18)と、を備えるキット(10)に関する。アプリケータ(18)は、加熱端部(26)と接触して配置されるように意図されたロッド(72)と、固体化粧製品の層(76)で被覆されたエンドチップ(74)とを備え、化粧製品の層(76)は、チップ(74)の自由端部(78)から計られたチップ(74)の長さの少なくとも一部にわたってチップ(74)を完全に被覆し、化粧製品の層(76)は、ロッド(72)を通してチップ(74)を加熱することによって体表面上に塗布されることができる。

Description

本発明は、化粧製品の塗布用のキットであって、
- 加熱端部を備える加熱デバイスと、
- 加熱端部に取り外し可能に取り付けられることができるアプリケータであって、加熱端部によって加熱されることができるアプリケータと、を備えるキットに関する。
このキットは、ユーザの身体部位、特にユーザの睫毛もしくは眉毛、唇、皮膚または爪に化粧製品を塗布するために使用されることを目的としたものである。
化粧製品は周囲温度においては固体の製品である。
化粧製品は、たとえば、マスカラ、リップスティック、アイライナ、脱毛ワックス、または皮膚もしくは爪のための別のメーキャップもしくはケア製品である。
より一般的には、「化粧製品」は、化粧製品に関する欧州議会および2009年11月30日の評議会のEC規則No. 1223/2009において定義される製品である。
特許文献1には、塊状の化粧製品が固体状態で配置されるアプリケーションユニットを備える化粧製品アプリケータが開示されている。アプリケーションユニットは、塊状の固体化粧製品が導入されたコームを備える。
しかしながら、そのようなアプリケーションユニットは、ユーザの化粧製品をより実際的に塗布すること、およびアプリケーションユニットの製造を単純化することを可能にするような方式で、さらに単純化され得る。
欧州特許出願公開第2298115号明細書
本発明の目的は、依然として製造が簡単でありながらも使用が簡単である、化粧製品の塗布用のキットを得ることである。
この効果を得るために、本発明は、目的として、上記のタイプの塗布用のキットであって、アプリケータが、加熱端部と接触して配置されるように意図されたロッドと、固体化粧製品の層で被覆されたエンドチップとを備え、化粧製品の層は、チップの自由端部から計られたチップの長さの少なくとも一部にわたってチップを完全に被覆し、化粧製品の層は、ロッドを通したチップの加熱によって体表面上に塗布されることができるキットを有する。
本発明による塗布用のキットは、単独でまたは技術的に可能である任意の組合せで考慮して、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含み得る。
- ロッドは熱伝導性材料から作られる。
- アプリケータは、すべり接続(slide connection)、磁気および/またはスナップ嵌めによって加熱端部に接続されることができる。
- 加熱端部は、アプリケータを受容するためのハウジングを画定するスリーブを備え、ロッドは、ハウジングから離れた位置と、ハウジングの中に導入された位置との間で取り外し可能に取り付けられる。
- ハウジングは、加熱底面によって軸方向に画定され、ロッドの軸方向面は、ハウジングの中に導入された位置で加熱底面と接触することができる。
- 加熱端部は、導入された位置でロッドの側方内表面と接触して配置されることができる。
- アプリケータの端部のうちの1つを被覆する化粧製品の層は、化粧製品中にアプリケータのエンドチップを浸漬することによって得られる。
- 化粧製品は、加熱なしには塗布可能ではない。
- チップは中実である。
本発明は、目的として、加熱デバイスの加熱端部に接触して配置されるように各々が意図されたロッドを備える複数のアプリケータと、固体化粧製品の層を被覆されたエンドチップとを備える化粧製品アプリケータのセットを有し、化粧製品の層は、チップの自由端部から計られたチップの長さの少なくとも一部にわたってチップを完全に被覆し、化粧製品の層は、ロッドを通したチップの加熱によって体表面上に塗布されることができる。
本発明による化粧製品アプリケータのセットは、第1のアプリケータが第1の化粧製品で被覆されたエンドチップを有すること、および少なくとも1つの第2のアプリケータが第1の化粧製品とは異なる第2の化粧製品で被覆されたエンドチップを有すること、という特徴を有し得る。
本発明はまた、目的として、化粧製品アプリケータのセットを製造するための方法であって、
- それぞれがロッドとロッドの端部に配列されたチップとを備える複数の未充填アプリケータを供給するステップと、
- 化粧製品中にチップを浸漬するステップと、
- チップの自由端部から計られたチップ長さの少なくとも一部分にわたってチップを完全に被覆する化粧製品の固体層を形成するステップと、を含む。
本発明による製造方法は、化粧製品は浸漬するステップの間にロッド上に融解状態で堆積され、層を形成するステップは化粧製品を固化させるための化粧製品の冷却を含むという特徴を有し得る。
本発明はまた、目的として、化粧製品を塗布するための方法であって、
- 化粧製品が加熱なしには塗布可能でない上記のタイプのキットを供給するステップと、
- 加熱端部にアプリケータのロッドを接触させるステップと、
- 加熱デバイスを作動させ、加熱デバイスの加熱端部を加熱するステップと、
- ロッドを通してエンドチップに熱を伝達するステップと、
- 体表面上に化粧製品の層を塗布するステップと、を含む方法を有する。
本発明は、もっぱら1つの例として提供された以下の記載を、添付の図面を参照して考慮することでより理解しやすくなるであろう。
本発明の第1の実施形態による塗布用のキットの側面図を概略的に示しており、キットはロッドとハウジングとを備え、ロッドはハウジングの中に導入された構成をなしている。 図1の塗布用のキットを概略的に示しており、ロッドはハウジングから離れて配置された構成にある。 図1の塗布用のキットの一部分の軸方向中央平面による横断面図を概略的に示す。 化粧製品アプリケータのセットを概略的に示す。 化粧製品中に図1のアプリケータのチップを浸漬する方法を概略的に示す。 図1の塗布用のキットの一部分の代替形態の軸方向中央平面による横断面図を概略的に示す。
化粧製品の塗布用のキット10が図1および図2に示されている。
キット10によって塗布可能な化粧製品は、たとえば、マスカラ、リップスティック、アイライナ、脱毛ワックス、または皮膚もしくは爪のための別のメーキャップもしくはケア製品である。
より詳細には、化粧製品は、低温で塗布され得ない形態である。
キット10は、加熱デバイス14と、加熱デバイス14上に取り外し可能な様式で取り付けられることができるアプリケータ18とを備える。
加熱デバイス14は熱を生成することができる。
加熱デバイス14はベース22と加熱端部26とを備える。
ベース22は縦軸A-A'に沿って延びる。ベース22は、様々な要素を格納し得る、ここではスリーブの形態をなす把持部分28を画定している。
ベース22は、たとえば、互いに組み立てられ、プラスチックから作られた2つのハーフシェルを備える。
ベース22は、加熱部材32、加熱部材32の動作および電力供給を開始するために使用されるオン/オフボタン36、そして有利には動作灯40を備えている。ベース22は、加熱部材32の制御回路と、制御回路に接続された温度センサーと、加熱部材32の一部分を場合により交換するためのアクセストラップドアとをさらに備えている。
加熱デバイス32は熱を生成することを目的とするものである。
把持部分28は、たとえば、加熱部材32の周りに延びる。
加熱部材32は、電力源44、たとえば電池と、抵抗要素46とを備えている。
電力源44は、たとえば、少なくとも1つのアキュムレータまたは電池を備える。
抵抗要素46は、たとえば、抵抗性の導電体、巻き線であるか、またはトラックの形態をなす。たとえば、抵抗要素46は電気抵抗である。
抵抗要素46は、電力源44に接続されている。したがって、電力源44によって生成される電気エネルギーは、抵抗要素46によって熱に変換されることができる。
オン/オフボタン36は、加熱部材32の動作を開始すること、特に電力源44に加熱部材32を接続することを可能にする。したがって、抵抗要素46は、電力源44によって電力供給されることができる。
動作灯40は、たとえば指示灯である。そのような指示灯は、たとえば発光ダイオードである。
制御回路(これらの図には示さず)は抵抗要素46に接続されている。制御回路は、抵抗要素46を制御することができる。制御回路は、特に、抵抗要素46の温度を調整することを可能にする1つまたは複数の電子構成要素を備えている。制御回路は、たとえばマイクロコントローラを備える。
温度センサー(図においては見えない)は、好ましくは抵抗要素46の近傍に配置される。温度センサーは制御回路に接続されている。温度センサーは、抵抗要素46の温度を測定することができる。
アクセストラップドアは、電力源44が取外し可能である場合、加熱部材32の電力源44の取外しまたは交換のために設けられている。
加熱端部26は、アプリケータ18を受容すること、および抵抗要素46によって生成された熱をアプリケータ18に伝達することができる。
加熱端部26は、縦軸A-A'に沿ってベース22の延長部において延びている。加熱端部26は、具体的には抵抗要素46に接続されている。
加熱端部26は、たとえば、ベース22に接着または溶接される。代替的に、加熱端部26はベース22と一体である。
図3に示すように、加熱端部26は、外部シース50と内部部分54とを備えている。
外部シース50は、たとえば、電気絶縁性である耐熱性材料から形成される。たとえば、外部シース50は、ポリプロピレン(PP)またはポリエチレン(PE)などのポリマーから作られる。
内部部分54は、外部シース50の内側に配置されている。
内部部分54は、その中に内部部材60が導入されるスリーブ58を備えている。
スリーブ58は、たとえば、アルミニウム、真鍮、銀またはステンレス鋼などの金属の熱伝導性材料から作られている。
スリーブ58は、内部部材60とアプリケータ18との間の機械的結合および熱的接触を可能にする中間部である。内部部材60は、スリーブ58の中に少なくとも部分的に導入されている。スリーブ58のうちの内部部材60を含まない部分はしたがって、アプリケータ18の一部分を受容するためのハウジング64を画定している。
内部部材60は、縦軸A-A'に沿って延びるロッドの形状を有している。
内部部材60は、たとえば、アルミニウム、真鍮、銀またはステンレス鋼などの金属の熱伝導性材料から作られている。
内部部材60は、ベース22内の抵抗要素46に接続されている。
内部部材60は、スリーブ58の中に導入され、スリーブ58のおかげでハウジング64内に維持される。内部部材60のうちのスリーブ58と接触していない長手方向部分は、外部シース50と接触する。
内部部材60は、ベース22に向かってハウジング64を軸方向に画定している。実際、内部部材60は、アプリケータ18と接触されることができる加熱底面68を備えている。したがって、ハウジング64は、スリーブ58によって、また加熱底面58によって画定されている。
アプリケータ18は、加熱デバイス14によって、特に加熱端部26によって加熱されるように意図されている。
アプリケータ18は、加熱デバイス14の加熱端部26上に取り外し可能に取り付けられることができる。具体的には、アプリケータ18は、すべり接続、磁気および/またはスナップ嵌めによって加熱端部26に接続されることができる。
図1、図2および図3でわかるように、アプリケータ18は、ロッド72と、固体化粧製品の層76で被覆されたエンドチップ74とを備えている。
ロッド72は、加熱端部26と接触して配置されるように意図されている。
図3に示すように、ロッド72は、エンドチップ74の反対側のロッド72の端面が内部部材60の加熱底面68と接触するような方式で、スリーブ58によって画定されたハウジング64の内側に導入されることが可能である。端面はロッド72の軸方向面である。
ロッド72は具体的には、ハウジング64から離れた位置とハウジング64の中に導入された位置との間に、取り外し可能に取り付けられる。ハウジング64の中に導入されたロッド72の位置は、図1および図3でわかる。ハウジング64から離れたロッド72の位置は、図2でわかる。
ロッド72は、10ミリメートル(mm)〜70mmの縦方向A-A'に従った長さを有する。
ロッド72の直径は1mm〜10mmである。
ロッド72は熱伝導性材料から作られている。ロッド72は、たとえば、アルミニウム、真鍮、銀またはステンレス鋼などの金属から作られている。
フラッシュレーザータイプのレーザーによって測定されるロッド72の熱伝導率は、たとえば、20ワット毎ミリケルビン(W/mK)である。
この第1の実施形態では、ロッド72は中実(full)であり、すなわち、ロッド72の内側は中空ではない。
エンドチップ74は、ロッド72との単一体から形成され、好ましくはロッド72と同じ材料から作られる。
エンドチップ74は丸形の形状を有している。エンドチップ74は、1mm〜20mmの長さにわたって縦方向A-A'に延びている。
エンドチップ74の一部分またはすべてが、化粧製品の層76で被覆されている。
エンドチップ74は自由端78を有している。エンドチップ74は、具体的には、チップ74の自由端78から計られたエンドチップ74の長さの少なくとも一部分にわたって、化粧製品の層76で被覆されている。チップ74の自由端78はしたがって、化粧製品で部分的にまたは完全に被覆されている。
ロッド72と同様に、エンドチップ74は中実であり、すなわち、エンドチップ74の内側は中空ではない。化粧製品の層で被覆されたチップ74の外側表面は凸状である。
化粧製品の層76は、ロッド72を通してチップ74を加熱することによってユーザの体表面上に塗布されるように意図されている。
化粧製品の層76は、液体の化粧製品中に、アプリケータ18の端部、すなわちエンドチップ74を浸漬することによって得られる。
化粧製品の層76は加熱なしには復元され得ない。周囲温度において、化粧製品の層76は固体層である。
有利なことに、化粧製品の層76は連続的である。
化粧製品の層76は、エンドチップ74から突出し、エンドチップ74の外側表面を被覆している。
化粧製品の層76の厚さは0.1mm〜2mmである。
本発明はまた、前述した加熱デバイス14などの加熱デバイスによって加熱されることができる化粧製品アプリケータのセット86に関連する。
アプリケータのセット86が図4に示されている。
アプリケータのセット86は複数のアプリケータ18を備えている。各アプリケータ18は、上記で説明したアプリケータ18と同じ特性を備えている。具体的には、各アプリケータ18は、ロッド72と、固体化粧製品の層76で被覆されたエンドチップ74とを備えている。上記で説明したように、各アプリケータのロッド72は、加熱デバイス14の加熱端部26と接触して配置されるように意図されている。化粧製品の各層76は、チップ74の自由端78から計られたチップ74の長さの少なくとも一部分にわたって、アプリケータ18のエンドチップ74を完全に被覆している。
アプリケータ18のエンドチップ74を被覆する化粧製品の層76は、アプリケータ18によって、層76の化粧製品の組成物によって異なり得る。
具体的には、アプリケータのセット86は、第1の化粧製品の層76で被覆されたエンドチップ74を有する少なくとも第1のアプリケータ18と、第1の化粧製品とは別の第2の化粧製品の層76で被覆されたエンドチップ74を有する少なくとも第2のアプリケータ18とを備えている。たとえば、第1の化粧製品は脱毛ワックスであり、第2の化粧製品はマスカラである。
アプリケータのセット86は補充品のセットを形成している。そのようなセット86は、キット10のアプリケータ18を交換するために、塗布用のキット10とともに販売されることを意図されている。
アプリケータのセット86の製造について、図5を参照してこれから説明することにする。
本製造方法は、最初に、上記で説明した複数のアプリケータ18を供給することを含む。アプリケータ18は未充填であり、すなわち、これらのアプリケータ18の各々のエンドチップ74は、化粧製品の層76を欠いている。
本製造方法は次いで、液体形態をなす化粧製品中にアプリケータ18のエンドチップ74を浸漬することを含む。浸漬の間、化粧製品はチップ74上に堆積され、チップ74の自由端78から計られたチップ74の長さの少なくとも一部分にわたって、チップ74を完全に被覆している。
次いで、エンドチップ74は化粧製品から取り出される。化粧製品は次いで、エンドチップ74の少なくとも一部分の上に融解状態で存在する。
本製造方法は次いで、チップ74の自由端78から計られたチップ74の長さの一部分にわたってチップ74を完全に被覆する化粧製品の固体層76を形成することを含む。固体層76は、たとえば、エンドチップ74およびエンドチップ74の少なくとも一部分を被覆する化粧製品を周囲温度で冷却することによって得られる。エンドチップ74上に存在する化粧製品は、化粧製品の層76を形成するように固化した。
上記で説明したように、層76は、エンドチップ74の所定の長さをその自由端78から連続的に被覆する。
キット10を使用して化粧製品を塗布するための方法について、これから説明することにする。
本塗布方法は、最初に、上記で説明したようなキット10を供給することを含む。アプリケータ18のエンドチップ74を被覆する化粧製品の層76は中実であり、加熱なしには回復され得ない。
本塗布方法は、次いで、ロッド72の端面が加熱底面68と接触して配置されるまで、スリーブ58によって画定されるハウジング64の内側に、チップ74の反対側に位置するロッド72の端部を導入することを含む。ロッド72は、すべり接続、磁気および/またはスナップ嵌めによって加熱底面68と接触した状態に維持される。
本塗布方法は、次いで、オン/オフボタン36を用いて加熱デバイス14を作動させること、および特に内部部材60の加熱端部26を加熱することを含む。
内部部材60の熱は、アプリケータ18のエンドチップ74へと、アプリケータ18のロッド72へ伝達される。
エンドチップ74を被覆する化粧製品の層76は次いで、固体状態から融解状態へと移る。
化粧製品の本塗布方法は、最後に、ユーザの体表面上に融解した化粧製品を塗布することを含む。たとえば、ワックスがユーザの唇上に塗布される。
したがって、アプリケータ18は加熱デバイス14のハウジング64の中に導入するのが容易であるので、キット10は使いやすいものである。
さらに、化粧製品の層76は浸漬によってエンドチップ74上に塗布されるので、本製造方法は実装するのが容易である。浸漬するそのような方法は、化粧製品を噴射するための方法に対して、製造時間を低減し、したがって製造の速度を大幅に高めることを可能にすると考えられる。
キット10は、ユーザの身体部位に低温で塗布され得ない、生薬(galenic)形態などの形態での塗布を可能にする。
加熱デバイス14は、アプリケータのセット86が示すように、アプリケータ18が補充品の形態で販売され得るので、再使用可能となるという利点を有する。
エンドチップ74は異なる組成物を有する化粧製品の層76で被覆され得るので、キット10はユーザのニーズに適応し得る。
図6に示す、本発明によるキット10の第2の実施形態では、本発明の第1の実施形態のキット10と同一である要素は再び説明されない。差異のみが示される。
この第2の実施形態では、スリーブ58は、ハウジング64の中に導入された位置にロッド72があるときに、ロッド72の側方内表面と接触するように配置されるように意図されている。
ロッド72は、縦方向A-A'に沿って、その長さの全体的部分にわたって中空である。具体的には、ロッド72は1mm〜20mmの長さにわたって中空である。
スリーブ58は、ロッド72の内側に完全に導入されている。内部部材60は、スリーブ58の中に導入されている。
この第2の実施形態では、スリーブ58は直接、ロッド72の内側表面に熱を伝達する。
10 キット
14 加熱デバイス
18 アプリケータ
72 ロッド
74 エンドチップ

Claims (13)

  1. 化粧製品の塗布用のキット(10)であって、
    − 加熱端部(26)を備える加熱デバイス(14)と、
    − 前記加熱端部(26)に取り外し可能に取り付けられることができるアプリケータ(18)であって、前記加熱端部(26)によって加熱されることができるアプリケータ(18)と、
    を備え、前記アプリケータ(18)は、前記加熱端部(26)と接触して配置されるように意図されたロッド(72)と、固体化粧製品の層(76)で被覆されたエンドチップ(74)と、を有し、前記固体化粧製品の層(76)は、前記エンドチップ(74)の自由端部(78)から計られた前記エンドチップ(74)の長さの少なくとも一部にわたって前記エンドチップ(74)を完全に被覆し、前記固体化粧製品の層(76)は、前記ロッド(72)を通して前記エンドチップ(74)を加熱することによって体表面上に塗布されることができ、前記ロッドは熱伝導性材料から作られていることを特徴とするキット(10)。
  2. 前記アプリケータ(18)は、すべり接続、磁気、および/またはスナップ嵌めによって、前記加熱端部(26)に接続されることができることを特徴とする、請求項1に記載のキット(10)。
  3. 前記加熱端部(26)は、前記アプリケータ(18)を受容するためのハウジング(64)を画定するスリーブ(58)を備え、前記ロッド(72)は、前記ハウジング(64)から離れた位置と前記ハウジング(64)の中に導入された位置との間で、取り外し可能に取り付けられることを特徴とする、請求項1または2に記載のキット(10)。
  4. 前記ハウジング(64)は、加熱底面(68)によって軸方向に画定され、前記ロッド(72)の軸方向面は、前記ハウジング(64)の中に導入された位置で前記加熱底面(68)と接触の状態になることができる、請求項3に記載のキット(10)。
  5. 前記加熱端部(26)は、前記導入された位置で前記ロッド(72)の側方内表面と接触して配置されることができることを特徴とする、請求項3に記載のキット(10)。
  6. 前記アプリケータ(18)の複数の端部のうちの1つの端部を被覆する前記固体化粧製品の層(76)は、化粧製品中に前記アプリケータ(18)の前記エンドチップ(74)を浸漬することによって、得られることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のキット(10)。
  7. 前記化粧製品は加熱なしには塗布可能ではないことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のキット(10)。
  8. 前記エンドチップ(74)が中実であることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のキット(10)。
  9. 加熱デバイス(14)によって加熱されることができる化粧製品のアプリケータのセット(86)であって、複数のアプリケータ(18)を備え、各アプリケータ(18)は、加熱デバイス(14)の加熱端部(26)と接触して配置されるように意図されたロッド(72)と、固体化粧製品の層(76)で被覆されたエンドチップ(74)と、を有し、前記固体化粧製品の層(76)は、前記エンドチップ(74)の自由端部から計られた前記エンドチップ(74)の長さの少なくとも一部にわたって前記エンドチップ(74)を完全に被覆し、前記固体化粧製品の層(76)は、前記ロッド(72)を通して前記エンドチップ(74)を加熱することによって体表面上に塗布されることができ、前記ロッドは熱伝導性材料から作られていることを特徴とする化粧製品のアプリケータのセット(86)。
  10. 第1の化粧製品で被覆されたエンドチップ(74)を有する第1のアプリケータ(18)と、前記第1の化粧製品とは異なる第2の化粧製品で被覆されたエンドチップ(74)を有する少なくとも1つの第2のアプリケータ(18)と、を備える、請求項9に記載の化粧製品のアプリケータのセット(86)。
  11. 請求項9または10に記載の化粧製品のアプリケータのセット(86)を製造する方法であって、
    − 複数の未充填アプリケータ(18)を供給するステップであって、前記複数の未充填アプリケータ(18)のそれぞれが、ロッド(72)と、前記ロッド(72)の端部に配列されたエンドチップ(74)と、を備える、複数の未充填アプリケータ(18)を供給するステップと、
    − 化粧製品中に前記エンドチップ(74)を浸漬するステップと、
    − 前記エンドチップ(74)の自由端部(78)から計られた前記エンドチップ(74)の長さの少なくとも一部分にわたって前記エンドチップ(74)を完全に被覆する化粧製品の固体層(76)を形成するステップと、
    を備える方法。
  12. 前記化粧製品中にエンドチップ(74)を浸漬するステップの間に、前記化粧製品は前記ロッド(72)上に融解状態で堆積され、前記化粧製品の固体層(76)を形成するステップは、化粧製品を固化させるための前記化粧製品の冷却を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 化粧製品を塗布する方法であって、
    − 前記化粧製品が加熱なしには塗布可能ではない、請求項1から8のいずれか一項に記載のキット(10)を供給するステップと、
    − 前記加熱端部(26)に前記アプリケータ(18)の前記ロッド(72)を接触させるステップと、
    − 前記加熱デバイス(14)を作動させ、前記加熱デバイス(14)の前記加熱端部(26)を加熱するステップと、
    − 前記ロッド(72)を通して前記エンドチップ(74)に熱を伝達するステップと、
    − 体表面上に化粧製品の前記固体化粧製品の層(76)を塗布するステップと、
    を含む方法。
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