JP2017533619A - 事前関連付けコンテンツ発見 - Google Patents

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Abstract

第1のコンピューティングデバイスは、命令を記憶するメモリと、少なくとも1つのプロセッサとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、接続を開始することに応答して、第2のコンピューティングデバイスとともにコンテンツ発見を実施することと、コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することとを行うように構成される。【選択図】 図1

Description

優先権の主張
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2014年9月9日に出願された米国仮出願第62/048,147号の優先権を主張する。
[0002]本開示は、ワイヤレスコンピューティングデバイス間の通信リンクを確立することに関する。
[0003]ワイヤレスコンピューティングデバイスは、他のワイヤレスデバイスを検出し、ワイヤレスアクセスポイントを使用せずに他のWi−Fi Direct(登録商標)(WFD)互換デバイスとのワイヤレス通信リンクを形成するために、WFDなど、様々なワイヤレスプロトコルを使用し得る。ワイヤレスコンピューティングデバイスがワイヤレス通信チャネルを確立すると、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレス通信チャネルを介してWFDまたは別のプロトコルを使用して他のワイヤレスデバイスにサービスを広告し得る。ワイヤレスデバイスはまた、WFDまたは別のプロトコルを使用してサービスを求め得る。ワイヤレスデバイスは、次いで、広告または発見されたサービス(advertised or discovered service)へのセッションを確立し得、サービスのための確立されたセッションを介してサービスを使用して通信し得る。
[0004]概して、本開示は、スマートフォン、ラップトップ、タブレット、デスクトップ、電子ブックリーダー、および/または自動車のヘッドユニットなど、ワイヤレスデバイス間の事前関連付けコンテンツ発見を可能にするための技法に関する。事前関連付けコンテンツ発見を実施することによって、ワイヤレス対応コンピューティングデバイスは、様々なプロトコルの無駄なおよび不要な接続セットアップおよび切断を回避し得る。事前関連付けコンテンツ発見はまた、互いのワイヤレス通信範囲内の様々なコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なメディアを選択するユーザの能力を改善し得る。さらに、事前関連付けコンテンツ発見は、たとえば自動車ヘッドユニットにおいて、メディアアクセス可能コンピューティングデバイスに関係する追加の機能および情報を与えることによって、ユーザエクスペリエンスを改善し得る。
[0005]本開示の技法による一例では、方法が、第1のコンピューティングデバイスによっておよび第2のコンピューティングデバイスに対して、第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、接続を開始することに応答して、第1のコンピューティングデバイスによっておよび第2のコンピューティングデバイスとともに、コンテンツ発見を実施することと、コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することとを含む。
[0006]本開示の技法による一例では、第1のコンピューティングデバイスが、メモリと少なくとも1つのプロセッサとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、接続を開始することに応答して、第2のコンピューティングデバイスとともにコンテンツ発見と、コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することとを行うように構成され得る。
[0007]本開示の技法による別の例では、第1のコンピューティングデバイスが、第2のコンピューティングデバイスに対して、第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立するための手段と、第1のコンピューティングデバイスによっておよび第2のコンピューティングデバイスとともに、接続を開始することに応答してコンテンツ発見を実施するための手段と、コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立するための手段とを備える。
[0008]本開示の技法による別の例では、非一時的コンピュータ可読記憶媒体が、実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、接続を開始することに応答して、第2のコンピューティングデバイスとともにコンテンツ発見を実施することと、コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することとを行わせるその上に記憶された命令を含む。
[0009]本開示の1つまたは複数の例の詳細が添付の図面および以下の説明に記載されている。他の特徴、目的、および利点は、説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかになろう。
[0010]スマートフォンとヘッドユニット102との間のリンクを示すブロック図。 [0011]複数のワイヤレス対応コンピューティングデバイスに通信可能に結合されたヘッドユニットを示すブロック図。 [0012]Wi−Fi Direct ASPおよびWSB規格に従って構成された第1のコンピューティングデバイスと第2のコンピューティングデバイスとの間の通信フローを示す概念ブロックおよびタイミング図 [0013]本開示の事前関連付けコンテンツ発見技法に従って構成された2つのワイヤレスクライアントデバイス間の通信フローを示す概念ブロックおよびタイミング図。 [0014]本開示の技法による、コンテンツ情報メタデータを示すテーブルおよび関連する説明。 [0015]本開示の技法による、事前関連付けコンテンツ発見のためのフローを示す通信タイミング図。 [0016]本開示の技法による、コンテンツ発見クエリメッセージまたはコンテンツ発見応答メッセージを備え得るフレームの一例を示す概念図。 [0017]本開示の技法による、コンテンツ発見クエリメッセージのより詳細なフォーマットを示すテーブル。 本開示の技法による、コンテンツ発見クエリメッセージのより詳細なフォーマットを示すテーブル。 本開示の技法による、コンテンツ発見クエリメッセージのより詳細なフォーマットを示すテーブル。 本開示の技法による、コンテンツ発見クエリメッセージのより詳細なフォーマットを示すテーブル。 [0018]本開示の技法による、コンテンツ発見応答メッセージのためのフィールドおよび対応する値を示すテーブル。 本開示の技法による、コンテンツ発見応答メッセージのためのフィールドおよび対応する値を示すテーブル。 本開示の技法による、コンテンツ発見応答メッセージのためのフィールドおよび対応する値を示すテーブル。 本開示の技法による、コンテンツ発見応答メッセージのためのフィールドおよび対応する値を示すテーブル。 [0019]本開示の技法による、事前関連付けコンテンツ発見を実施するための方法を示すフローチャート。
[0020]本開示は、様々なワイヤレスプロトコルを使用してセッションを確立する前にワイヤレスデバイスの間で事前関連付けコンテンツ発見(content discovery)を実施するための技法について説明する。事例では、例示的なワイヤレスデバイスは、車両内インフォテインメントシステム(IVI)の一部である自動車ヘッドユニットと、自動車ヘッドユニットとワイヤレス通信するように動作可能である1つまたは複数のワイヤレスデバイスとを含み得る。
[0021]第1のコンピューティングデバイスが第2のワイヤレス対応デバイスの範囲内に来るとき、第1のコンピューティングデバイスは、第2のデバイスを発見するために、Wi−Fi Direct(WFD)などのプロトコルを使用し得る。WFDは、一般に「Wi−Fi(登録商標)」と呼ばれる、プロトコルのIEEE(米国電気電子技術者協会)802.11スイートを使用して動作する。WFDを使用するように構成されたデバイスは、他のWFD対応デバイスを通信し、それを発見しようとして、「チャネル」と呼ばれる特定のWi−Fi周波数バンドを介して802.11フレームを送る。
[0022]第1のデバイスが第2のWFD対応コンピューティングデバイスを発見した場合、第1のデバイスと第2のデバイスとは、OSI(開放型システム間相互接続)レイヤ2(L2)接続を確立し得る。2つのデバイスは、デバイスが他方のデバイスから求めるかまたは他方のデバイスに提供するサービスに関する情報を場合によっては交換し得る。L2接続を確立したことに応答して、第1のコンピューティングデバイスと第2のコンピューティングデバイスとは、ワイヤレスグループを形成し得、互いに「関連付け」得る。第1のコンピューティングデバイスと第2のコンピューティングデバイスとが互いに関連付けた後、それらのデバイスは、特定のサービスのためのセッションを確立し得る。そのようなサービスの例としては、2つの非限定的な例として、ワイヤレスシリアルバス(WSB)およびMirrorLink(登録商標)(ML)があり得る。
[0023]WSBとMLとは、第1のコンピューティングデバイスが第2のコンピューティングデバイスとコンテンツを共有することを可能にするプロトコルの2つの例である。ただし、現在、第1のコンピューティングデバイスと第2のコンピューティングデバイスは、別の1つのデバイスが共有しているメディアを閲覧することが可能になる前に、WSBセッションまたはMLセッションを確立しなければならない。セッションセットアッププロセスは、冗長であることがあり、有意なリソース(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、中央処理ユニット(CPU)時間、および/またはバッテリー電力)を消費することがあり、これは、不十分なユーザエクスペリエンスを生じ得る。
[0024]本開示は、事前関連付けコンテンツ発見のための技法について説明する。事前関連付けコンテンツ発見は、ワイヤレス対応デバイスが、サービスのためのセッションを確立する前に、1つまたは複数のコンテンツアイテムに関連付けられた情報を送信することを可能にする。コンテンツアイテムは、ファイル、たとえばオーディオまたはビデオファイル、プレゼンテーション、あるいは他のファイルタイプなど、メディアアイテムを備え得る。メディアアイテムは、ストリーム、あるいはコンピューティングデバイスまたはストレージデバイス間で送信されることが可能な他のタイプのデータをも備え得る。本開示の技法に従って構成されたコンピューティングデバイスは、コンテンツ情報をコンテンツアイテムに関連付けるように構成され得る。コンテンツ情報の例について、以下でより詳細に説明する。
[0025]一例として、自動車のヘッドユニットとの通信範囲中に複数のMirrorLink(登録商標)サーバデバイス(たとえば、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、ウェアラブルコンピュータ、電子リーダー)があリ得る。各サーバデバイスは、クライアントデバイスのストレージデバイスに記憶されたコンテンツアイテムあるいはネットワークまたはストレージデバイスを介してアクセス可能なコンテンツなど、異なるコンテンツアイテムへのアクセスを有する(たとえば、記憶するおよび/またはインターネットを介したアクセスを有する)ことがある。ヘッドユニットのユーザは、それを用いてMLセッションをセットアップするためのデバイスのうちの1つを選択する前に、デバイスの各々の上での利用可能なメディアを通してブラウズすることが可能であることを望み得る。現在のMLおよびWSB規格に従って、ヘッドユニットは、サーバデバイスの各々にとってアクセス可能なコンテンツに関する情報を決定するために、サーバデバイスの各々とのMLまたはWSBプロトコルのセッションを確立しなければならない。
[0026]別の例として、スマートフォンは、上記で説明したように、たとえば、WFDを使用してヘッドユニットを発見し得る。スマートフォンとヘッドユニットとは、たとえば、WFDまたは別のプロトコルを使用して、デバイスおよびサービス情報を交換し得る。ユーザは、手動選択によって、スマートフォンとヘッドユニットとの間のリンクセットアップを手動で開始し得る。この例では、ユーザは、スマートフォンとヘッドユニットとの間でセットアップするために、ユーザがスマートフォンの各々を手動でトリガした後、ヘッドユニット上でコンテンツを閲覧することが可能になるにすぎないことがある。ユーザがそれのアクセス可能コンテンツに基づいて1つのデバイスを選択した後、ヘッドユニットと選択されなかったスマートフォンとは、スマートフォン間のリンクとデバイス間の通信リンクとを解消し得る。上述の例の両方では、セッションを生成することのオーバーヘッドと、最終的に解消されるかまたは使用されないデバイスとの関与とが、コンピューティングリソースを浪費する。
[0027]いくつかの例では、本開示の技法は、ワイヤレスコンピューティングデバイスが、それらのデバイスが互いに関連付けるより前のコンテンツ発見、「事前関連付けコンテンツ発見」と呼ばれる技法を実施することを可能にすることによって、セッションセットアップおよびデバイス関連付けの不要なオーバーヘッドを回避することができる。本開示の技法による一例では、1つまたは複数のスマートフォン(または他のワイヤレス対応コンピューティングデバイス)は、ヘッドユニットなど、別のワイヤレスデバイスを発見し得る。スマートフォンとヘッドユニットとは、デバイスおよびサービス情報を交換し得る。スマートフォンは、(「コンテンツ情報」と呼ばれる)メディアおよび/またはコンテンツメタデータをヘッドユニットと交換し得る。
[0028]コンテンツ情報を受信することに応答して、ヘッドユニットは、受信されたコンテンツ情報のうちの少なくとも一部を、および表示のために出力し得る。ユーザは、出力されたコンテンツ情報に基づいて、スマートフォンのうちの1つを選択し得る。ユーザが、ヘッドユニットにとって利用可能なコンテンツ情報に基づいてスマートフォンを選択した後、ヘッドユニットと選択されたスマートフォンとは、互いに関連付け、セッションセットアップを実施し得る。他のスマートフォンは、この例ではプロトコルセッションセットアップを実施せず、したがって、スマートフォンの各々の上のコンピューティングリソースおよび電力の消費を低減する。さらに、本開示の技法は、デバイスが接続のために選択されない限り、アプリケーションソフトウェアの開始を伴わないが、以前の技法は、セッションを確立することに応答して、アプリケーションを不必要に起動していることがある。
[0029]図1は、スマートフォンとヘッドユニット102との間のリンクを示すブロック図である。図1は、スマートフォン100と自動車ヘッドユニット102とを示している。スマートフォン100と自動車ヘッドユニット102とは、単に例として図1に示されており、タブレット、ラップトップ、デスクトップ、ウェアラブルコンピューティングデバイスまたは任意の他のコンピューティングデバイスなど、任意のコンピューティングデバイスを備え得る。一例として、スマートフォン100とヘッドユニット102とは、通信チャネル104を介してWi−Fi Directを使用して通信を確立し得る。通信チャネル104は、ワイヤレスチャネルまたはワイヤード通信チャネルであり得る。ワイヤレス通信チャネルの例としては、いくつかの例として、IEEE(米国電気電子技術者協会)802.11(「Wi−Fi」)チャネル、Bluetooth(登録商標)チャネル、および超広帯域(UWB)通信チャネルがある。ワイヤードチャネルの例としては、いくつかの例として、USB、イーサネット(登録商標)、およびIEEE1394(ファイアワイヤ)通信チャネルがある。
[0030]スマートフォン100とヘッドユニット102とは、様々なプロトコルを使用して、通信チャネル104を介してオーディオ/ビデオデータ、制御データ、および/またはディスプレイデータを送信し得る。そのようなプロトコルの例としては、いくつかの例として、インターネットプロトコル(IP)、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)、Wi−Fiディスプレイ、および/または仮想ネットワークコンピューティング(VNC)があり得る。
[0031]スマートフォン100は、コンテンツ、様々なアプリケーションおよびサービス、ならびにネットワーク、たとえば、インターネットおよび/またはセルラーネットワークへのアクセスを有し得る。ヘッドユニット102は、様々な例では、ディスプレイ、タッチスクリーン、マウス、スタイラス、または別の入力デバイスなど、ユーザ入力を受信するためのデバイス、スピーカー、および/またはマイクロフォンをも含むか、あるいはそれらに結合され得る。以下でより詳細に説明するように、いくつかの例では、スマートフォン100とヘッドユニット102とは、第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、接続を開始することに応答して、第2のコンピューティングデバイスとともにコンテンツ発見を実施することと、コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することとを行うように構成され得る。
[0032]図2は、複数のワイヤレス対応コンピューティングデバイスに通信可能に結合されたヘッドユニットを示すブロック図である。図2は、ヘッドユニット102を含む。図2の例では、ヘッドユニット102は、コンピューティングデバイス200、202、および204の通信範囲内にある。コンピューティングデバイス200 202、および204は、いくつかの例として、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、または他のワイヤレス対応コンピューティングデバイスであり得る。
[0033]コンピューティングデバイス200、202、および204がヘッドユニット102の通信範囲内に来るとき、それらはヘッドユニット102にコンテンツ情報を送信し得る。コンピューティングデバイス200、202、および204は、ワイヤレスまたはワイヤード通信チャネル、たとえば図1に関して説明したような通信チャネル104を使用して、ヘッドユニット102と通信し得る。
[0034]本開示の技法による、および図2に示されている一例では、ヘッドユニット102は、MirrorLink(登録商標)を使用して、デバイス200、202、および204の各々からコンテンツ情報を受信し得る。ヘッドユニット102は、たとえばディスプレイを使用して、ユーザにコンテンツ情報を出力し得る。一例として、ヘッドユニット102は、1つまたは複数のリスト中にコンピューティングデバイス200、202、および204からのコンテンツ情報を出力し得る。リストは、いくつかの例として、ファイル名、トラックリスト(track listing)、および/またはビデオタイトルを含み得る。ユーザは、ヘッドユニット102の入力デバイスを使用して、これらのリストをブラウズし得る。ユーザは、次いで、コンピューティングデバイス200、202、または204のうちの1つを選択するために、入力デバイスを使用して指示を与え得る。ヘッドユニット102は、次いで、コンピューティングデバイス200、202、または204のうちの選択された1つに関連付け得る。
[0035]現在のMirrorLink(登録商標)規格に従って、ヘッドユニット102は、ヘッドユニット102とコンピューティングデバイス200、202、または204のうちの1つとの間でMirrorLink(登録商標)セッションが確立されるまで、コンテンツ情報を受信しないことがある。本開示の技法は、以下で図に関してより詳細に説明するように、コンピューティングデバイス200、202、および204ならびにヘッドユニット102が、MirrorLink(登録商標)セッションを確立する前に、およびデバイス関連付けを実施する前にコンテンツ情報を送信することを可能にする。以前の技法は、コンテンツ情報を送信する前に、デバイス関連付けとMirrorLink(登録商標)セッションを確立することとを必要とした。本開示の技法によれば、ヘッドユニット102は、スマートフォン200、202、および204のうちの1つ、たとえば、スマートフォン200との接続を確立するように構成され得る。ヘッドユニット102は、接続を開始することに応答して、スマートフォン200とともにコンテンツ発見を実施し得、コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立し得る。
[0036]図3は、Wi−Fi Direct ASPおよびWSB規格に従って構成された第1のコンピューティングデバイスと第2のコンピューティングデバイスとの間の通信フローを示す概念ブロックおよびタイミング図である。図3では、スマートフォンなど、第1のWSBデバイスが、第2のWSBデバイス302と通信するように構成される。
[0037]上記で説明したように、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、デバイス発見および関連付けに関与し得る。第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、デバイス発見(310)を実施するためにWi−Fi Directを使用し得る。デバイス発見を実施した後、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、場合によってはWFDを使用するL2サービス発見(312)に関与し得る。一例として、第1のWSBデバイス300は、WSBサービスを広告し得るか、または第2のWSBデバイス302は、WFDを使用してWSBサービスを求め得る。随意のWFDサービス発見フェーズに応答して、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、ピアツーピア(P2P)グループを形成し(314)、ワイヤレス通信セッションをセキュアにするために資格証明の交換を実施し得る。
[0038]ASPセッションを確立することに応答して、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、互いに関連付け(316)、WSC(ワイヤレス単純構成:Wireless Simple Configuration)能力交換(318)を実施し得る。第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス3012とは、次いで、アプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)セッションセットアップ(320)を実施し得る。
[0039]ASPセッションセットアップを実施した後に、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、MASUSBデバイス列挙(322)のプロセスを通り、MAUSBデバイスリセット(324)、およびMAUSB能力交換(326)を実施し得る。MAUSB能力交換を実施することに応答して、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、MAUSBセッション(328)を確立し得る。MAUSBを確立した後にのみ、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、デバイスにおいて利用可能なメディアのリストを他方のデバイスに共有することができる。したがって、図3は、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とが、利用可能なメディアに関係するコンテンツ情報が別の1つのデバイスにとって利用可能になる前に、冗長なセッション確立プロセスを実施しなければならないことを示している。
[0040]図4は、本開示の技法に従って構成されたワイヤレスクライアントデバイス間の通信フローを示す概念ブロックおよびタイミング図である。図4に示されているフローは、Wi−Fi Direct ASPおよびWSB規格の標準フローを変更する。図4では、図1のスマートフォン100あるいは図2のコンピューティングデバイス200、202、または204のうちの1つなど、第1のWSBデバイス300が、図1〜図2のヘッドユニット102など、第2のWSBデバイス302と通信するように構成される。
[0041]上記で説明したように、本開示の技法によれば、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、L2デバイス発見(360)と随意のL2サービス発見(362)とに関与し得る。ステップ360および362を実施することに応答して、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、それの間に2つのデバイスがコンテンツ情報を送信する、事前関連付けコンテンツ発見を実施し得る。事前関連付けコンテンツ発見プロセスについて、以下でより詳細に説明する。
[0042]事前関連付けコンテンツ発見を実施した後に、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、場合によってはWFDを使用するL2サービス発見に関与し得る。ただし、デバイスサービス発見を実施した後に、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、事前関連付けコンテンツ発見(364)を実施し得る。事前関連付けコンテンツ発見中に、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、第1のWSBデバイス300および/または第2のWSBデバイス302にとってアクセス可能なコンテンツに関連付けられたコンテンツ情報を交換する。
[0043]図3による例では、コンテンツ情報は、MAUSBセッションセットアップが完了するまで第2のWSBデバイス302にとって利用可能でないが、図4の例では、コンテンツ情報は、デバイス関連付けの前に利用可能であり、これは、デバイスが、ユーザにコンテンツ情報を出力するかまたはコンテンツ情報に基づいて他のアクションを実施することを可能にし得る。コンテンツ情報を受信した後に、第2のWSBデバイス302は、それとともに特定の通信セッション(たとえば、WSBまたはMirrorLink(登録商標)セッション)を確立するための特定のコンピューティングデバイスを示すユーザ入力を受信し得る。
[0044]それに関連付けるべきデバイスを選択することに応答して、第2のWSBデバイス302は、関連付け(368)、WSC交換(370)、およびASPセッションセットアップ(372)を実施し得る。この例では、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、別のプロトコル、この場合、MAUSBのセッションを確立するために、場合によってはアプリケーションサービスプラットフォーム(ASP)を使用し得る。随意のASPセッションセットアップ372を実施することに応答して、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイスとは、MAUSBデバイスリセット(376)、MAUSB能力交換(378)を実施し、MAUSBセッション(380)を確立し得る。
[0045]したがって、本開示の技法によれば、第1のWSBデバイス300と第2のWSBデバイス302とは、それぞれ、第1のコンピューティングデバイスと第2のコンピューティングデバイスとを備え得、その逆も同様である。第1のコンピューティングデバイスは、第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、接続を開始することに応答して、第2のコンピューティングデバイスとともにコンテンツ発見を実施することと、コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することとを行うように構成され得る。
[0046]図5は、本開示の技法による、コンテンツ情報メタデータを示すテーブルおよび関連する説明である。図5は、コンテンツ情報について説明するテーブル390、より詳細には、事前関連付けコンテンツ発見を実施するように構成されたデバイスが送信または受信し得るメタデータを含む。送信されたメタデータは、プロパティを有するオブジェクトとして、コンテンツまたはメディアを表し得る。プロパティは、1つまたは複数の記述子に互いにグループ化(統合)され得る。図5の右側のテーブル390は、コンテンツアイテムなど、オブジェクトの様々な例示的なプロパティを示している。
[0047]より詳細には、いくつかの例では、メタデータは、「タイプ」プロパティを含み得る。タイプは、オブジェクトの広いカテゴリー、たとえば、オブジェクトがオーディオ、ビデオ、イメージ、カレンダーデータ、および/または電子メールを備えるかどうかを示し得る。オブジェクトは、いくつかの例として、MP3、H.264、H.265またはJPEGなど、ファイル拡張子を示し得るサブタイププロパティをも含み得る。オブジェクトは、バイト単位のオブジェクトのサイズを示すサイズプロパティ、ならびに(たとえば、秒単位、分単位などの)オブジェクトの時間長を示し得る持続時間プロパティを含み得る。オブジェクトはまた、人間が読み取れる識別子を備え得る「名前」プロパティ、オブジェクトに関連付けられた、人間が読み取れる識別子を備え得る保護識別子を含み得る。オブジェクトはまた、オブジェクトが読取り専用であるのか削除され得ないのか、またはオブジェクトに関する他のファイルパーミッション属性を示し得る、保護プロパティを含み得る。オブジェクトは、いくつかの例として、様々なビデオおよび/またはオーディオ関係プロパティをさらに含み得る。
[0048]テーブル390は、事前関連付けコンテンツ発見中に送信され得る、オブジェクトのいくつかの追加の例示的なプロパティをリストする。まだ説明しない例示的なプロパティは、いくつかの非限定的な例として、ビデオまたはピクチャオブジェクトのプロパティを指すことがある、高さ、および幅、オーディオビデオまたは他のメディアオブジェクトの符号化パラメータを示し得る、符号化品質、オーディオビット深度、サンプルレート、オーディオビットレート、(ビデオ)ビットレート、チャネルの数、およびDRM(デジタル著作権管理ステータス)を含む。
[0049]テーブル390のプロパティは、オーディオまたはビデオオブジェクトに関する様々なプロパティを示し得る、作曲家、アーティスト、ジャンル、アルバム名、トラック、著作権情報、サブタイトル、ペアレンタルレーティング、および言語プロパティをさらに含み得る。プロパティは、最終アクセス日付プロパティ、追加日付プロパティ、およびレーティングプロパティなど、オブジェクトに関連付けられた日付およびレーティングに関係する情報をさらに含み得る。図5のテーブル390は、プロパティの一例にすぎず、限定するものと解釈されるべきではない。
[0050]図6は、本開示の技法による、事前関連付けコンテンツ発見のためのフローを示す通信タイミングである。図6の例では、第1のデバイス(デバイス1)と第2のワイヤレスデバイス(デバイス2)とが、事前関連付けコンテンツ発見に関与するように構成される。発見に関与するために、第1のデバイスおよび第2のデバイスは、コンテンツ発見クエリメッセージおよびコンテンツ発見応答メッセージを送信するように構成される。コンテンツ発見クエリフレームとコンテンツ発見応答フレームとは、IEEE802.11u規格に準拠するGAS(一般広告サービス)初期要求アクションフレームである。GAS初期応答アクションフレームのベンダー固有フィールドが、コンテンツ発見クエリメッセージまたはコンテンツ発見応答メッセージを含んでいる。コンテンツ発見クエリおよびコンテンツ発見応答メッセージのフィールドに関する追加の詳細が、図7〜図9に示されている。
[0051]図7は、本開示の技法による、コンテンツ発見クエリメッセージまたはコンテンツ発見応答メッセージを備え得るフレームの一例を示す概念図である。図7は、ヘッドユニット102コンピューティングデバイス200、202、および/または204など、コンピューティングデバイスが送信および/または受信し得る、IEEE802.11u GASアクションフレーム400の一般的なフォーマットを示している。管理フレーム400は、マシンアクセスコード(MAC)ヘッダ440と、情報要素(IE)442と、フレーム検査シーケンス(FCS)444とを含む。
[0052]IE442は、要素ID460と、長さ462と、組織固有識別子(OUI:organizational unique identifier464)とを含む。さらに、コンテンツ発見クエリメッセージとコンテンツ発見応答メッセージとは、OUIサブタイプ(466)、コンテンツ更新インジケータ(468)のフィールドを含み得る。本開示の技法によれば、要素ID460は、16進値0xDDを有し得、OUIフィールド464は、16進値0x50−6F−9Aを有し得、OUIサブタイプフィールド466は、0x09の16進値を有し得る。長さフィールド462の値は、OUIフィールド464、OUIサブタイプフィールド466、コンテンツ更新インジケータ468、およびコンテンツTLV470のバイト単位の長さの和に等しくなり得る。
[0053]IE442は、1つまたは複数のコンテンツタイプ長さ値(TLV)(470)をも含み得る。TLV470は、IEEE802.11uフレーム400内に存在し得るいくつかの追加のフィールドを含み得る。TLV470の各々は、長さフィールド480と、コンテンツタイプフィールド482と、コンテンツトランザクションID484と、クエリデータフィールド486とを含む。長さフィールド480は、フィールド482、484、および486の(オクテット単位の)長さを示す。
[0054]いくつかの例では、コンテンツ発見要求メッセージまたはコンテンツ発見応答メッセージは、「メッセージタイプ」フィールドを含み得る。メッセージタイプフィールドは、OUIサブタイプフィールド466の直後およびコンテンツ更新インジケータフィールド468の前に続く1バイトフィールドを備え得る。可能なメッセージタイプフィールド値およびそれらの対応する意味の一例について、表1において説明する。
Figure 2017533619
[0055]タイプフィールドの値は、メッセージがコンテンツ発見要求であるのか、コンテンツ発見応答であるのか、サービス発見要求であるのか、サービス発見応答であるのかを示す。コンテンツ発見クエリおよび発見応答メッセージのフォーマットに関する追加の詳細について、図8および図9に関して以下でより詳細に説明する。
[0056]図8A、図8B、図8C、および図8Dは、本開示の技法による、コンテンツ発見クエリメッセージのより詳細なフォーマットを示すテーブルである。図8A〜図8Cのコンテンツ発見クエリメッセージは、図7に関して説明したような、802.11uフレームの一部を備え得る。
[0057]図8Aおよび図8Bは、本開示の技法による、コンテンツ発見クエリメッセージのためのフィールドおよび対応する値を備える。図8Cは、図8Bのテーブルのコンテンツタイプフィールド中に含まれ得るコンテンツタイプ値を備える。図8B中のフィールドおよび値は、図7に関して上記で説明したような、コンテンツTLVのフィールドに対応する。1つまたは複数のコンテンツTLVがあり得る。
[0058]上記で説明したように、コンテンツ発見クエリメッセージは、IEEE802.11u GASアクションフレームを備え得る。いくつかの例では、コンテンツ発見クエリメッセージは、Wi−Fi alliance OUIに等しくなり得る特定のOUI(組織固有識別子)と、0x09に等しいOUIサブタイプ値とを含む802.11u管理フレームを備え得る。コンテンツ発見クエリメッセージはまた、コンテンツ更新インジケータフィールドを含み得る。コンテンツ更新インジケータフィールドの値は、コンテンツ情報が変更されたことに応答して、(たとえば、コンピューティングデバイスがフィールドの値を変更することによって)変化し得る。コンテンツ発見クエリメッセージは、1つまたは複数のコンテンツTLV(タイプ長さ値)をも含む。コンテンツ発見クエリメッセージの概略的な構造が、図8Aのテーブルに示されている。
[0059]各コンテンツ要求TLVは、長さフィールド、ならびにコンテンツタイプファイルド、コンテンツトランザクションIDフィールド、およびクエリデータフィールドを含み得る。各コンテンツTLVは、コンテンツ発見クエリメッセージの一部として照会される、コンテンツアイテムに関するプロパティを示す情報を含む。一例として、コンテンツタイプフィールドは、図5のテーブル390の値のうちの1つまたは複数を含み得る。各コンテンツタイプ値は、ビデオ、オーディオまたは別のコンテンツタイプなど、特定のタイプのコンテンツに関する特定のプロパティを示すかまたは要求する。
[0060]各コンテンツTLVは、クエリデータフィールドをも含む。クエリデータフィールドの値は、コンテンツ発見クエリメッセージ中で照会されている情報をさらに定義する。クエリデータフィールドは、テーブル390に関して上記で説明したプロパティを含む。一例として、1つのコンテンツTLVは、オーディオに対応する「1」のコンテンツタイプ値を含み得る。そのTLVのための対応するクエリデータフィールドは、オーディオファイルのサブタイプに関する情報がコンテンツ発見クエリメッセージ中で要求されていることを示すためのサブタイプ拡張に対応するプロパティ番号2など、プロパティを示し得る。コンテンツ要求TLVは、コンテンツトランザクションIDをも含む。コンテンツトランザクションIDフィールドは、1つまたは複数の対応するコンテンツ発見要求メッセージを1つまたは複数の対応するコンテンツ発見応答メッセージと照合するために使用される非0識別子値であり得る。
[0061]図8Dに、本開示の技法による、コンテンツ要求TLVのためのフィールドおよび対応する値を備えるテーブルの別の例を示す。図8Dの例では、送信デバイスが、図8Bのコンテンツタイプフィールド中に図8Dの値のうちの1つを含め得る。値0〜11は、事前関連付けコンテンツ発見に関連しない他のプロトコルに対応し得る。値12〜17は、図8Cに示されているものと同様の特定のコンテンツ発見タイプに対応し得る。図8DのTLVフォーマットを有するコンテンツ発見クエリメッセージを受信するデバイスは、それのコンテンツ発見応答メッセージ中のテーブル8Dに準拠するTLVで応答する。
[0062]図9A、図9B、図9Cおよび図9Dは、本開示の技法による、コンテンツ発見応答メッセージのためのフィールドおよび対応する値を示すテーブルである。上記で説明したように、コンテンツ発見応答は、図7に関して上記で説明したように、IEEE802.11u GASアクションフレーム規格に準拠する。コンピューティングデバイスは、コンテンツ発見クエリフレームを受信することに応答して、コンテンツ発見応答メッセージを送信し得る。
[0063]図9Aおよび図9Bは、本開示の技法による、コンテンツ発見応答メッセージのためのフィールドおよび対応する値を備えるテーブルである。図9Dのテーブルは、図9Bのテーブルのコンテンツタイプフィールド中に含まれ得るコンテンツタイプ値を備える。いくつかの例では、図9Bのコンテンツタイプフィールドは、図8Dに対応する値を備え得る。図9Dは、図8Cと同等である。図9Cは、図9Bのテーブルのクエリデータフィールド中に含まれ得るステータスコード値を備えるテーブルである。図9B中のフィールドおよび値は、図7に関して上記で説明したような、コンテンツ発見応答メッセージのコンテンツTLVのフィールドを備える。コンテンツ発見応答メッセージは、またはそれ以上のコンテンツTLVを含み得る。コンテンツ発見応答メッセージのTLVの各々は、受信されたコンテンツ発見クエリメッセージ中のTLVの各々に対応し得る。
[0064]図9Aに関して、各コンテンツ発見クエリメッセージは、OUIサブタイプフィールドと、コンテンツ更新インジケータフィールドと、1つまたは複数のコンテンツTLVとを含む。図9AのOUIサブタイプフィールドは、WFA OUIサブタイプ値に等しい、0x09に等しい値を有する。コンテンツ更新インジケータフィールドの値は、コンテンツ情報が変更されたことに応答して、(たとえば、コンピューティングデバイスがコンテンツインジケータ値を変更することによって)変化し得る。したがって、デバイスにとってアクセス可能なメディアが、前の事前関連付けコンテンツ発見交換から変化した場合、デバイスは、変更されたコンテンツを示すために、この値を変更し得る。
[0065]図9Bに示されているように、コンテンツTLV Aコンテンツ応答TLVは、長さフィールド、ならびにコンテンツタイプフィールド、コンテンツトランザクションIDフィールド、ステータスコードフィールド、および応答データフィールドを含み得る。各コンテンツTLVは、コンテンツ発見クエリメッセージ中に含まれるコンテンツTLVに対応する。
[0066]コンテンツタイプフィールドは、図9Dの値のうちの1つまたは複数を含み得る。コンテンツトランザクションIDは、コンテンツ発見要求メッセージのTLVからの対応するコンテンツトランザクションIDを照合するために使用される非0値であり得る。ステータスコードは、要求されたコンテンツ情報のためのステータスを示し得る。たとえば、ステータスコードは、コンテンツを要求する際に成功があったかどうか、コンテンツまたは要求された情報が利用不可能であったかどうか、あるいは不良な要求があったかどうかを示し得る。ステータスコード値が、図9Cに示されている。
[0067]応答データフィールドの値は、(もしあれば)コンテンツ発見クエリメッセージのクエリデータフィールド中に中に含まれるプロパティに対応するである。一例として、コンテンツ発見クエリメッセージがTLV中のサブタイププロパティを含む場合、対応するコンテンツ発見応答メッセージを送信するデバイスは、サブタイプ値を有するコンテンツTLVを含むことになる。応答データフィールドは、コンテンツ発見クエリメッセージ中で示されるコンテンツタイプ(もしあれば、たとえば、オーディオ)に一致する各コンテンツアイテムに関係する情報をさらに含むことになる。様々な例では、コンテンツ応答TLVの応答データフィールド中に含まれる2つ以上のプロパティタイプ(たとえば、ファイル名、および追加日付)があり得る。
[0068]図10は、本開示の技法による、事前関連付けコンテンツ発見を実施するための例示的な方法を示すフローチャートである。例のために、図1のヘッドユニット102、スマートフォン100、あるいはスマートフォン200、202、または204のうちのいずれかなど、コンピューティングデバイスが、図10に示されている技法を実施し得ることを理解されたい。
[0069]本開示の技法によれば、スマートフォン100など、コンピューティングデバイスが、第2のコンピューティングデバイスに対して、たとえばヘッドユニット102に対して、第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立するように構成され得る(500)。
[0070]スマートフォン100は、接続を開始することに応答して、ヘッドユニット102とともにコンテンツ発見を実施することと(502)、コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することと(504)を行うようにさらに構成され得る。いくつかの例では、レイヤ2(L2)開放型システム間相互接続(OSI)モデルレベルにおいてコンテンツ発見が実施され得る。
[0071]いくつかの例では、コンテンツ発見を実施するために、スマートフォン100は、第1のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツに関連付けられたデータを送信または受信するようにさらに構成され得る。別の例では、接続は、ワイヤレス接続であり得、スマートフォン100は、Wi−Fi Direct(WFD)を使用して接続を確立し得る。別の例では、接続は、ワイヤレス接続であり得、接続は、Wi−Fi Direct(WFD)を使用してスマートフォン100によって確立され得る。
[0072]別の例では、コンテンツ発見を実施するために、スマートフォン100は、コンテンツ発見要求メッセージまたはコンテンツ発見応答メッセージを備える米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11フレームを送信するようにさらに構成され得る。802.11フレームは、スマートフォン100またはヘッドユニット102にとってアクセス可能な少なくとも1つのコンテンツアイテムについて説明する少なくとも1つのタイプ長さ値(TLV)を含み得る。
[0073]別の例では、コンテンツ発見を実施するために、スマートフォン100は、コンテンツ発見クエリメッセージを受信することに応答して、ヘッドユニット102にコンテンツ発見応答メッセージを送信するようにさらに構成され得る。コンテンツ発見応答メッセージは、コンテンツ発見応答メッセージ中で示される少なくとも1つのコンテンツアイテムのためのコンテンツ情報を含み得る。
[0074]別の例では、コンテンツ発見を実施するために、スマートフォン100は、第1のコンピューティングデバイスまたは第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツアイテムに関連付けられた情報を送信するようにさらに構成され得、ここにおいて、コンテンツアイテムに関連付けられた情報は、ファイル名、ファイル拡張子、ファイルサイズ、持続時間、ファイル保護、およびファイルカテゴリーからなるグループのうちの少なくとも1つを備える。
[0075]いくつかの例では、第1のコンピューティングデバイスは、スマートフォン100の代わりにヘッドユニット102を備え得、第2のコンピューティングデバイスは、スマートフォン100を備え得る。これらの例では、コンテンツ発見を実施するために、ヘッドユニット102は、スマートフォン100および第3のコンピューティングデバイスから、コンテンツ情報を受信するようにさらに構成され得る。ヘッドユニット102はまた、第2のコンピューティングデバイスまたは第3のコンピューティングデバイスのいずれかのユーザ入力選択を受信することと、選択を受信することに応答して、選択されたスマートフォン100または第3のコンピューティングデバイスとのサービスセッションを確立することとを行うように構成され得る。
[0076]1つまたは複数の例では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータデータ記憶媒体または通信媒体を含み得る。いくつかの例では、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体を備え得る。データ記憶媒体は、本開示で説明する技法の実装のための命令、コードおよび/またはデータ構造を取り出すために、1つまたは複数のコンピュータあるいは1つまたは複数のプロセッサによってアクセスされ得る、任意の利用可能な媒体であり得る。
[0077]限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、または他の磁気ストレージデバイス、フラッシュメモリなど、非一時的媒体、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0078]コードは、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブル論理アレイ(FPGA)、あるいは他の等価な集積またはディスクリート論理回路など、1つまたは複数のプロセッサによって実行され得る。したがって、本明細書で使用する「プロセッサ」という用語は、前述の構造、または本明細書で説明した技法の実装に好適な任意の他の構造のいずれかを指すことがある。さらに、いくつかの態様では、本明細書で説明した機能は、符号化および復号のために構成された専用ハードウェアおよび/またはソフトウェアモジュール内に与えられるか、あるいは複合コーデックに組み込まれ得る。また、本技法は、1つまたは複数の回路または論理要素で十分に実装され得る。
[0079]本開示の技法は、ワイヤレスハンドセット、集積回路(IC)またはICのセット(たとえば、チップセット)を含む、多種多様なデバイスまたは装置で実装され得る。本開示では、開示した技法を実施するように構成されたデバイスの機能的態様を強調するために様々な構成要素、モジュール、またはユニットについて説明したが、それらの構成要素、モジュール、またはユニットは、必ずしも異なるハードウェアユニットによる実現を必要とするとは限らない。むしろ、上記で説明したように、様々なユニットが、好適なソフトウェアおよび/またはファームウェアとともに、上記で説明した1つまたは複数のプロセッサを含めて、コーデックハードウェアユニットにおいて組み合わせられるか、または相互動作可能ハードウェアユニットの集合によって与えられ得る。
[0080]本開示の技法を採用することができる例示的な車両としては、自動車、船舶、航空機、全地形型車両(ATV)、タンクまたは他の軍用車両、セミトラックまたは他の輸送車両、およびブルドーザー、トラクター、または他の重機、および列車、ゴルフカート、および他のタイプの車両がある。多種多様な車両データおよびそのようなデータの処理が、本開示による例において企図される。
[0081]本発明の様々な実施形態について説明した。これらおよび他の実施形態は以下の特許請求の範囲内に入る。
[0081]本発明の様々な実施形態について説明した。これらおよび他の実施形態は以下の特許請求の範囲内に入る。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
データを通信する方法であって、前記方法が、
第1のコンピューティングデバイスによっておよび第2のコンピューティングデバイスに対して、前記第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、
前記接続を開始することに応答して、前記第1のコンピューティングデバイスによっておよび前記第2のコンピューティングデバイスとともに、コンテンツ発見を実施することと、
コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することと
を備える、方法。
[C2]
コンテンツ発見を実施することが、前記第1のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツに関連付けられたデータを送信または受信することを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記接続が、ワイヤレス接続であり、ここにおいて、前記接続を確立することが、Wi−Fi Direct(登録商標)(WFD)を使用して前記接続を確立することを備える、C1に記載の方法。
[C4]
コンテンツ発見を実施することが、コンテンツ発見クエリメッセージまたはコンテンツ発見応答メッセージを備える米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11フレームを送信することを備え、
ここにおいて、前記802.11フレームが、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能な少なくとも1つのコンテンツアイテムについて説明する少なくとも1つのタイプ長さ値(TLV)を含む、C1に記載の方法。
[C5]
コンテンツ発見を実施することが、
前記第1のコンピューティングデバイスによって、前記コンテンツ発見クエリメッセージを受信することに応答して、前記第1のコンピューティングデバイスによっておよび前記第2のコンピューティングデバイスに、前記コンテンツ発見応答メッセージを送信することをさらに備え、
ここにおいて、前記コンテンツ発見応答メッセージが、前記コンテンツ発見応答メッセージ中で示される少なくとも1つのコンテンツアイテムのためのコンテンツ情報を含む、C1に記載の方法。
[C6]
コンテンツ発見を実施することが、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツアイテムに関連付けられた情報を送信することを備え、ここにおいて、前記コンテンツアイテムに関連付けられた前記情報が、ファイル名、ファイル拡張子、ファイルサイズ、持続時間、ファイル保護、およびファイルカテゴリーからなるグループのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記第1のコンピューティングデバイスが、インフォテインメントシステムのヘッドユニットである、C1に記載の方法。
[C8]
コンテンツ発見を実施することが、
前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスおよび第3のコンピューティングデバイスからコンテンツ情報を受信することをさらに備える、C7に記載の方法。
[C9]
前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスまたは前記第3のコンピューティングデバイスのいずれかのユーザ入力選択を受信することと、
前記選択を受信することに応答して、前記選択された第2のコンピューティングデバイスまたは第3のコンピューティングデバイスとのサービスセッションを確立することと
をさらに備える、C8に記載の方法。
[C10]
前記コンテンツ発見を実施することが、レイヤ2(L2)開放型システム間相互接続(OSI)モデルレベルにおいて前記コンテンツ発見を実施することを備える、C1に記載の方法。
[C11]
第1のコンピューティングデバイスであって、
命令を記憶するメモリと、
少なくとも1つのプロセッサとを備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、
第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、
前記接続を開始することに応答して、前記第2のコンピューティングデバイスとともにコンテンツ発見と、
コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することと
を行うように構成された、
第1のコンピューティングデバイス。
[C12]
コンテンツ発見を実施するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツに関連付けられたデータを送信または受信するようにさらに構成された、C11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C13]
前記接続が、ワイヤレス接続であり、ここにおいて、前記接続が、Wi−Fi Direct(WFD)を前記使用して確立される、C11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C14]
コンテンツ発見を実施するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、コンテンツ発見クエリメッセージまたはコンテンツ発見応答メッセージを備える米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11フレームを送信するようにさらに構成され、
ここにおいて、前記802.11フレームが、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能な少なくとも1つのコンテンツアイテムについて説明する少なくとも1つのタイプ長さ値(TLV)を含む、C11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C15]
コンテンツ発見を実施するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記コンテンツ発見クエリメッセージを受信することに応答して、前記第2のコンピューティングデバイスに前記コンテンツ発見応答メッセージを送信するようにさらに構成され、
ここにおいて、前記コンテンツ発見応答メッセージが、前記コンテンツ発見応答メッセージ中で示される少なくとも1つのコンテンツアイテムのためのコンテンツ情報を含む、C11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C16]
コンテンツ発見を実施するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツアイテムに関連付けられた情報を送信するようにさらに構成され、ここにおいて、前記コンテンツアイテムに関連付けられた前記情報が、ファイル名、ファイル拡張子、ファイルサイズ、持続時間、ファイル保護、およびファイルカテゴリーからなるグループのうちの少なくとも1つを備える、C11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C17]
前記第1のコンピューティングデバイスが、インフォテインメントシステムのヘッドユニットである、C11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C18]
コンテンツ発見を実施するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスおよび第3のコンピューティングデバイスからコンテンツ情報を受信するようにさらに構成された、C17に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C19]
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスまたは前記第3のコンピューティングデバイスのいずれかのユーザ入力選択を受信することと、
前記選択を受信することに応答して、前記選択された第2のコンピューティングデバイスまたは第3のコンピューティングデバイスとのサービスセッションを確立することと
を行うようにさらに構成された、C18に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C20]
前記コンテンツ発見が、レイヤ2(L2)開放型システム間相互接続(OSI)モデルレベルにおいて実施される、C11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C21]
第1のコンピューティングデバイスであって、
第2のコンピューティングデバイスに、前記第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立するための手段と、
前記第1のコンピューティングデバイスによっておよび前記第2のコンピューティングデバイスとともに、前記接続を開始することに応答してコンテンツ発見を実施するための手段と、
コンテンツ発見を実施することに応答してサービスのセッションを確立するための手段と
を備える、第1のコンピューティングデバイス。
[C22]
コンテンツ発見を実施するための前記手段が、前記第1のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツに関連付けられたデータを送信または受信するための手段を備える、C21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C23]
前記接続が、ワイヤレス接続であり、ここにおいて、前記接続を確立することが、Wi−Fi Direct(WFD)を使用して前記接続を確立することを備える、C21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C24]
コンテンツ発見を実施するための前記手段が、コンテンツ発見クエリメッセージまたはコンテンツ発見クエリメッセージを備える米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11フレームを送信するための手段を備え、
ここにおいて、前記802.11フレームが、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能な少なくとも1つのコンテンツアイテムについて説明する少なくとも1つのタイプ長さ値(TLV)を含む、C21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C25]
コンテンツ発見を実施するための前記手段が、
前記第1のコンピューティングデバイスによって、前記コンテンツ発見クエリメッセージを受信することに応答して、前記第2のコンピューティングデバイスに、前記コンテンツ発見応答メッセージを送信するための手段をさらに備え、
ここにおいて、前記コンテンツ発見応答メッセージが、前記コンテンツ発見応答メッセージ中で示される少なくとも1つのコンテンツアイテムのためのコンテンツ情報を含む、C21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C26]
コンテンツ発見を実施するための前記手段が、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツアイテムに関連付けられた情報を送信することを備え、ここにおいて、前記コンテンツアイテムに関連付けられた前記情報が、ファイル名、ファイル拡張子、ファイルサイズ、持続時間、ファイル保護、およびファイルカテゴリーからなるグループのうちの少なくとも1つを備える、C21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C27]
前記第1のコンピューティングデバイスが、インフォテインメントシステムのヘッドユニットである、C21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
[C28]
コンテンツ発見を実施するための前記手段が、
前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスおよび第3のコンピューティングデバイスからコンテンツ情報を受信するための手段をさらに備える、C27に記載のヘッドユニット。
[C29]
前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスまたは前記第3のコンピューティングデバイスのいずれかのユーザ入力選択を受信するための手段と、
前記選択を受信することに応答して、前記選択された第2のコンピューティングデバイスまたは第3のコンピューティングデバイスとのサービスセッションを確立するための手段と
をさらに備える、C28に記載のヘッドユニット。
[C30]
実行されたとき、
第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、
前記接続を開始することに応答して、前記第2のコンピューティングデバイスとともにコンテンツ発見を実施することと、
コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することと
のための第1のコンピューティングデバイスの少なくとも1つのプロセッサ、命令を記憶したコンピュータ可読媒体。

Claims (30)

  1. データを通信する方法であって、前記方法が、
    第1のコンピューティングデバイスによっておよび第2のコンピューティングデバイスに対して、前記第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、
    前記接続を開始することに応答して、前記第1のコンピューティングデバイスによっておよび前記第2のコンピューティングデバイスとともに、コンテンツ発見を実施することと、
    コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することと
    を備える、方法。
  2. コンテンツ発見を実施することが、前記第1のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツに関連付けられたデータを送信または受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記接続が、ワイヤレス接続であり、ここにおいて、前記接続を確立することが、Wi−Fi Direct(登録商標)(WFD)を使用して前記接続を確立することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. コンテンツ発見を実施することが、コンテンツ発見クエリメッセージまたはコンテンツ発見応答メッセージを備える米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11フレームを送信することを備え、
    ここにおいて、前記802.11フレームが、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能な少なくとも1つのコンテンツアイテムについて説明する少なくとも1つのタイプ長さ値(TLV)を含む、請求項1に記載の方法。
  5. コンテンツ発見を実施することが、
    前記第1のコンピューティングデバイスによって、前記コンテンツ発見クエリメッセージを受信することに応答して、前記第1のコンピューティングデバイスによっておよび前記第2のコンピューティングデバイスに、前記コンテンツ発見応答メッセージを送信することをさらに備え、
    ここにおいて、前記コンテンツ発見応答メッセージが、前記コンテンツ発見応答メッセージ中で示される少なくとも1つのコンテンツアイテムのためのコンテンツ情報を含む、請求項1に記載の方法。
  6. コンテンツ発見を実施することが、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツアイテムに関連付けられた情報を送信することを備え、ここにおいて、前記コンテンツアイテムに関連付けられた前記情報が、ファイル名、ファイル拡張子、ファイルサイズ、持続時間、ファイル保護、およびファイルカテゴリーからなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のコンピューティングデバイスが、インフォテインメントシステムのヘッドユニットである、請求項1に記載の方法。
  8. コンテンツ発見を実施することが、
    前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスおよび第3のコンピューティングデバイスからコンテンツ情報を受信することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスまたは前記第3のコンピューティングデバイスのいずれかのユーザ入力選択を受信することと、
    前記選択を受信することに応答して、前記選択された第2のコンピューティングデバイスまたは第3のコンピューティングデバイスとのサービスセッションを確立することと
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記コンテンツ発見を実施することが、レイヤ2(L2)開放型システム間相互接続(OSI)モデルレベルにおいて前記コンテンツ発見を実施することを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 第1のコンピューティングデバイスであって、
    命令を記憶するメモリと、
    少なくとも1つのプロセッサとを備え、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、
    前記接続を開始することに応答して、前記第2のコンピューティングデバイスとともにコンテンツ発見と、
    コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することと
    を行うように構成された、
    第1のコンピューティングデバイス。
  12. コンテンツ発見を実施するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツに関連付けられたデータを送信または受信するようにさらに構成された、請求項11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  13. 前記接続が、ワイヤレス接続であり、ここにおいて、前記接続が、Wi−Fi Direct(WFD)を前記使用して確立される、請求項11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  14. コンテンツ発見を実施するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、コンテンツ発見クエリメッセージまたはコンテンツ発見応答メッセージを備える米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11フレームを送信するようにさらに構成され、
    ここにおいて、前記802.11フレームが、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能な少なくとも1つのコンテンツアイテムについて説明する少なくとも1つのタイプ長さ値(TLV)を含む、請求項11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  15. コンテンツ発見を実施するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記コンテンツ発見クエリメッセージを受信することに応答して、前記第2のコンピューティングデバイスに前記コンテンツ発見応答メッセージを送信するようにさらに構成され、
    ここにおいて、前記コンテンツ発見応答メッセージが、前記コンテンツ発見応答メッセージ中で示される少なくとも1つのコンテンツアイテムのためのコンテンツ情報を含む、請求項11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  16. コンテンツ発見を実施するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツアイテムに関連付けられた情報を送信するようにさらに構成され、ここにおいて、前記コンテンツアイテムに関連付けられた前記情報が、ファイル名、ファイル拡張子、ファイルサイズ、持続時間、ファイル保護、およびファイルカテゴリーからなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  17. 前記第1のコンピューティングデバイスが、インフォテインメントシステムのヘッドユニットである、請求項11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  18. コンテンツ発見を実施するために、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスおよび第3のコンピューティングデバイスからコンテンツ情報を受信するようにさらに構成された、請求項17に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスまたは前記第3のコンピューティングデバイスのいずれかのユーザ入力選択を受信することと、
    前記選択を受信することに応答して、前記選択された第2のコンピューティングデバイスまたは第3のコンピューティングデバイスとのサービスセッションを確立することと
    を行うようにさらに構成された、請求項18に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  20. 前記コンテンツ発見が、レイヤ2(L2)開放型システム間相互接続(OSI)モデルレベルにおいて実施される、請求項11に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  21. 第1のコンピューティングデバイスであって、
    第2のコンピューティングデバイスに、前記第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立するための手段と、
    前記第1のコンピューティングデバイスによっておよび前記第2のコンピューティングデバイスとともに、前記接続を開始することに応答してコンテンツ発見を実施するための手段と、
    コンテンツ発見を実施することに応答してサービスのセッションを確立するための手段と
    を備える、第1のコンピューティングデバイス。
  22. コンテンツ発見を実施するための前記手段が、前記第1のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツに関連付けられたデータを送信または受信するための手段を備える、請求項21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  23. 前記接続が、ワイヤレス接続であり、ここにおいて、前記接続を確立することが、Wi−Fi Direct(WFD)を使用して前記接続を確立することを備える、請求項21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  24. コンテンツ発見を実施するための前記手段が、コンテンツ発見クエリメッセージまたはコンテンツ発見クエリメッセージを備える米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11フレームを送信するための手段を備え、
    ここにおいて、前記802.11フレームが、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能な少なくとも1つのコンテンツアイテムについて説明する少なくとも1つのタイプ長さ値(TLV)を含む、請求項21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  25. コンテンツ発見を実施するための前記手段が、
    前記第1のコンピューティングデバイスによって、前記コンテンツ発見クエリメッセージを受信することに応答して、前記第2のコンピューティングデバイスに、前記コンテンツ発見応答メッセージを送信するための手段をさらに備え、
    ここにおいて、前記コンテンツ発見応答メッセージが、前記コンテンツ発見応答メッセージ中で示される少なくとも1つのコンテンツアイテムのためのコンテンツ情報を含む、請求項21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  26. コンテンツ発見を実施するための前記手段が、前記第1のコンピューティングデバイスまたは前記第2のコンピューティングデバイスにとってアクセス可能なコンテンツアイテムに関連付けられた情報を送信することを備え、ここにおいて、前記コンテンツアイテムに関連付けられた前記情報が、ファイル名、ファイル拡張子、ファイルサイズ、持続時間、ファイル保護、およびファイルカテゴリーからなるグループのうちの少なくとも1つを備える、請求項21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  27. 前記第1のコンピューティングデバイスが、インフォテインメントシステムのヘッドユニットである、請求項21に記載の第1のコンピューティングデバイス。
  28. コンテンツ発見を実施するための前記手段が、
    前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスおよび第3のコンピューティングデバイスからコンテンツ情報を受信するための手段をさらに備える、請求項27に記載のヘッドユニット。
  29. 前記ヘッドユニットによって、前記第2のコンピューティングデバイスまたは前記第3のコンピューティングデバイスのいずれかのユーザ入力選択を受信するための手段と、
    前記選択を受信することに応答して、前記選択された第2のコンピューティングデバイスまたは第3のコンピューティングデバイスとのサービスセッションを確立するための手段と
    をさらに備える、請求項28に記載のヘッドユニット。
  30. 実行されたとき、
    第2のコンピューティングデバイスとの接続を確立することと、
    前記接続を開始することに応答して、前記第2のコンピューティングデバイスとともにコンテンツ発見を実施することと、
    コンテンツ発見を実施することに応答して、サービスのセッションを確立することと
    のための第1のコンピューティングデバイスの少なくとも1つのプロセッサ、命令を記憶したコンピュータ可読媒体。
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