JP2017533455A - 3dプリンタおよびこれに用いられる鏡筒モジュール - Google Patents

3dプリンタおよびこれに用いられる鏡筒モジュール Download PDF

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Abstract

本発明の鏡筒モジュールは、入射光の伝播方向に沿って同軸に配列される第一レンズ、第二レンズおよび第三レンズを含み、前記第一レンズ、第二レンズおよび第三レンズはいずれもメニスカス状のレンズである。前記第一レンズは第一曲面と第二曲面を含み、前記第二レンズは第三曲面と第四曲面を含み、前記第三レンズは第五曲面と第六曲面を含み、前記第一曲面ないし第六曲面は入射光の伝播方向に沿って順に配列される。前記第一曲面ないし第六曲面の曲率半径は順に、−200±5%、−100±5%、−80±5%、−150±5%、−100±5%、−70±5%であり、これらの単位はミリメートルである。前記鏡筒モジュールにより3Dプリンタの効率を向上させ、大型部品を造形することができる。本発明は3Dプリンタを更に提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、レーザー加工システムに関し、特に、3Dプリンタおよびこれに用いられる鏡筒モジュールに関するものである。
現在、3Dプリンタにより様々な物体を造形することができる。例えば、小さいものであればアクセサリーの部品、大きいものであれば3次元の家を造形することができる。常用の3Dプリンタにおいて、コンピュータの制御により、所定形状の部品の輪郭に沿って、紫外線レーザーで液体状の感光性樹脂を1スポットずつ、且つ1レイヤーずつ照射し、照射された液体状の樹脂が光重合反応によって固化することにより部品の1つの断面レイヤーを形成し、このようなステップを繰り返すことにより部品全体を造形することができる。3Dプリンタは、制御装置によって反射鏡と鏡筒モジュールの移動を制御することにより、光束の焦点を移動させ、1スポットずつのプリントをすることができる。しかしながら、このような3Dプリンタは、造形の速度が遅く、効率が低く、大型部品を容易に造形することができないという欠点を有している。
本発明の目的は、造形の効率が高い3Dプリンタとこれに用いられる鏡筒モジュールを提供することにある。
鏡筒モジュールであって、入射光の伝播方向に沿って順に同軸に配列される第一レンズ、第二レンズおよび第三レンズを含み、前記第一レンズ、第二レンズおよび第三レンズはいずれもメニスカス状のレンズであり、前記第一レンズは第一曲面と第二曲面を含み、前記第二レンズは第三曲面と第四曲面を含み、前記第三レンズは第五曲面と第六曲面を含み、前記第一曲面ないし第六曲面は入射光の伝播方向に沿って順に配列され、前記第一曲面ないし第六曲面の曲率半径は順に、−200±5%、−100±5%、−80±5%、−150±5%、−100±5%、−70±5%であり、これらの単位はミリメートルである。
本発明の一実施例において、前記第一レンズないし第三レンズの中心の厚さは順に、5±5%、4±5%、3±5%であり、これらの単位はミリメートルである。
本発明の一実施例において、前記第一レンズの屈折率とアッベ数の比例は(1.62/56)±5%であり、前記第二レンズの屈折率とアッベ数の比例は(1.60/45)±5%であり、前記第三レンズの屈折率とアッベ数の比例は(1.63/55)±5%である。
本発明の一実施例において、前記鏡筒モジュールの全長は30ミリメートルであり、前記鏡筒モジュールの外径は90ミリメートル以下である。
本発明の一実施例において、前記鏡筒モジュールは、入射光の伝播方向に沿う場合の前記第三レンズの後ろに位置する第四レンズを更に含み、該第四レンズは平板型のレンズである。
本発明の一実施例において、前記第四レンズは保護用ガラスであり、その中心の厚さは5±5%ミリメートルであり、前記第四レンズの屈折率とアッベ数の比例は(1.51/64)±5%である。
本発明の一実施例において、前記鏡筒モジュールの焦点距離は2200ミリメートルであり、入射瞳の直径は30ミリメートルであり、作業光線の波長は1064〜630ナノメートルである。
3Dプリンタであって、光の伝播方向に順に配列されるレーザー装置、ビームエキスパンダー、第一ガルバノミラー、第二ガルバノミラー、前記鏡筒モジュール、および造形台を含み、前記レーザー装置、ビームエキスパンダーおよび前記第一ガルバノミラーは同軸に設けられ、前記第二ガルバノミラーと前記第一ガルバノミラーは互いに平行に設けられ、前記第二ガルバノミラー、前記鏡筒モジュールおよび前記造形台は同軸に設けられる。
本発明の一実施例において、前記3Dプリンタは、前記造形台の付近に設けられるガイドフレームと、該ガイドフレーム上に滑動可能に設けられる引上げ部材とを更に含み、前記造形台には収納槽が形成されており、前記引上げ部材の一端は前記造形台の収納槽内に移動可能に設置されている。
鏡筒モジュールの3個のレンズの配置とパラメーターにより、鏡筒モジュールは、非常に長い焦点距離を獲得し、3Dプリンタの造形の効率を向上させることができ、かつ大型部品を造形することができる。
図面に示された本発明の好適な実施例の技術的事項により、本発明の目的、特徴および発明の効果をより詳細に理解することができる。各図面において、同様な符号は同様な部分を示す。下記図面は、実際の製品のサイズの比例によって画いたものではなく、本発明の趣旨をよく表すことができるように画かれている。
本発明の一実施例の3Dプリンタの構造を示す図である。 図1に示される3Dプリンタの鏡筒モジュールを示す図である。 図2に示される鏡筒モジュールの収差を示す図である。 図2に示される鏡筒モジュールの変調伝達関数を示すM.T.F図である。 図2に示される鏡筒モジュールの像面湾曲を示す図である。 図2に示される鏡筒モジュールの変形を示す図である。
本発明の目的、特徴および発明の効果をより詳細に理解してもらうため、以下、図面により本発明の具体的な実施例をより詳細に説明する。下記実施例に示される具体的な技術的事項により、本発明を充分に理解してもらうことができる。明細書には本発明の好適な実施例が示されているが、本発明はそれらと異なる他の実施形態によって実施されることもできる。すなわち、本技術分野の技術者は本発明の要旨を逸脱しない範囲内で色々な設計の変更などをすることができ、本発明は下記実施例の構成にのみ限定されるものではない。
注意されたいことは、本明細書では光の伝播方向は図面の左側から右側に向かう。レンズの曲率半径の正負は曲面の球心の位置、及び曲面と主光軸の交差点によって決められ、曲面の球心が前記交差点の左側に位置するとき、曲率半径は負数になり、逆に、曲面の球心が前記交差点の右側に位置するとき、曲率半径は正数になる。鏡筒の左側には物体が位置しており、鏡筒の右側には結像が位置している。正レンズはレンズの中心の厚さが辺縁の厚さより厚いレンズを指し、負レンズはレンズの中心の厚さが辺縁の厚さより薄いレンズを指す。
図1を参照すると、本発明の一実施例の3Dプリンタ100は、光の伝播方向に順に配列されるレーザー装置10、ビームエキスパンダー20、第一ガルバノミラー30、第二ガルバノミラー40、鏡筒モジュール50および造形台55を含む。3Dプリンタ100は、造形台55の付近に設けられるガイドフレーム60と、ガイドフレーム60上に滑動可能に設けられる引上げ部材70とを更に含む。レーザー装置10、ビームエキスパンダー20および第一ガルバノミラー30は同軸に設けられ、第二ガルバノミラー40と第一ガルバノミラー30は互いに平行に設けられる。第二ガルバノミラー40、鏡筒モジュール50および造形台55は同軸に設けられ、造形台55は鏡筒モジュール50の上方に位置する。本実施例において、造形台55には収納槽551が形成されており、この内部には部品成型用の液体凝固剤が収納されている。引上げ部材70の一端は造形台55の収納槽551内に移動可能に設置されている。第一ガルバノミラー30はX方向のガルバノミラーであり、第二ガルバノミラー40はY方向のガルバノミラーである。
図2を参照すると、鏡筒モジュール50の全長は30ミリメートルであり、最大外径は90ミリメートルである。鏡筒モジュール50は、入射光の伝播方向に沿って順に同軸に配列される第一レンズL1、第二レンズL2、第三レンズL3および第四レンズL4を含む。第一レンズL1、第二レンズL2および第三レンズL3はいずれもメニスカス状のレンズであり、第四レンズL4は平板型のレンズである。第一レンズL1は第一曲面S1と第二曲面S2を含み、第二レンズL2は第三曲面S3と第四曲面S4を含み、第三レンズL3は第五曲面S5と第六曲面S6を含み、第四レンズL4は第七曲面S7と第八曲面S8を含む。各レンズにおいて2つの曲面はそれぞれレンズの光入射面と光出射面になり、第一曲面S1ないし第八曲面S8は入射光の伝播方向に沿って順に配列される。第一曲面S1、第二曲面S2、第三曲面S3、第四曲面S4、第五曲面S5および第六曲面S6の湾曲方向は同様であり、いずれも入射光の伝播方向(すなわち結像側に向かう方向)に突出している。第七曲面S7と第八曲面S8は平面である。本実施例において、第四レンズL4は保護用ガラスである。注意されたいことは、第四レンズL4を設けなくてもよい。
第一レンズL1の屈折率とアッベ数の比例は1.62/56である。第一レンズL1の第一曲面S1は結像側へ突出しており、曲率半径は−200ミリメートルである。第二曲面S2は結像側へ突出しており、曲率半径は−100ミリメートルである。第一レンズL1の中心の厚さd1(すなわちレンズの光軸上の厚さ)は5ミリメートルである。第一レンズL1の前記各パラメーターはいずれも5%の公差の範囲を有することができる。すなわち、各パラメーターは±5%の範囲内で変化することができる。
第二レンズL2の屈折率とアッベ数の比例は1.60/45である。第二レンズL2の第三曲面S3は結像側へ突出しており、曲率半径は−80ミリメートルである。第四曲面S4は結像側へ突出しており、曲率半径は−150ミリメートルである。第二レンズL2の中心の厚さd2は4ミリメートルである。第二レンズL2の前記各パラメーターはいずれも5%の公差の範囲を有することができる。
第三レンズL3の屈折率とアッベ数の比例は1.63/55である。第三レンズL3の第五曲面S5は結像側へ突出しており、曲率半径は−100ミリメートルである。第六曲面S6は結像側へ突出しており、曲率半径は−70ミリメートルである。第三レンズL3の中心の厚さd3は5ミリメートルである。第三レンズL3の前記各パラメーターはいずれも5%の公差の範囲を有することができる。
第四レンズL4の屈折率とアッベ数の比例は1.51/64である。第四レンズL4の第七曲面S7と第八曲面S8の曲率半径はいずれも∞である。第四レンズL4の中心の厚さd4は3ミリメートルである。第四レンズL4の前記各パラメーターはいずれも5%の公差の範囲を有することができる。
上述した構造を有している鏡筒モジュール50のパラメーターにおいて、焦点距離は2200ミリメートルであり、入射瞳の直径は30ミリメートルであり、視野角は50度であり、作業光線の波長は1064〜630ナノメートルである。鏡筒モジュール50により3Dプリンタの加工可能な加工対象物のサイズを大いに増加させることができる。加工対象物が円柱体であるとき、加工可能な加工対象物の体積はV=Ф*L(Lは加工対象物の長さである)であり、直径Фの最大値は2メートルに達することができる。加工対象物の断面が四角形であるとき、加工可能な加工対象物の体積はV=S*Lであり、面積Sの最大値は1.4*1.4平方メートルに達することができる。鏡筒モジュール50のテスト結果は図3〜図6に示されるとおりである。
図3は鏡筒モジュール50の幾何的収差を示す図である。この図において、DBJは視野角を意味し、単位は度であり、IMAは結像面の結像の直径を意味し、単位はミリメートルである。図3には長さが400ミリメートルである標尺が示されている。図3に示されるスポットのとおり、鏡筒モジュール50の集光スポットのサイズは小さくなっており、理想的な解像度になっている。すなわち、全視野角内の錯乱円の幾何的サイズはいずれも0.04ミリメートル以下である。
図4は鏡筒モジュール50の変調伝達関数(modulation transfer function、M.T.F)を示す図である。この図において、横座標は解像度を意味し、単位はラインペア/ミリメートルであり、TSは視野角を意味し、単位は度である。M.T.Fが0.3であるとき、解像度は7ラインペア/ミリメートルになっている。すなわち、解像度は約0.07ミリメートルになり、理想的な状態になっている。
図5は図1に示される実施例の鏡筒モジュール50の像面湾曲を示す図である。図5において、縦座標+Yは視野角の大きさを意味し、横座標の単位はミリメートルである。図6は図1に示される実施例の鏡筒モジュール50の変形を示す図である。図6において、縦座標+Yは視野角の大きさを意味し、横座標の単位はパーセントである。図5〜図6に示されるとおり、鏡筒モジュール50の色収差は焦点深度内に入っているので、システムは波長が1064ナノメートルである作業光線を採用し、波長が630ナノメートルである光線(可視光)を監視システムの光線にすることができる。また、波長が630ナノメートルである光線を同時に作業光線と監視システムの光線にする場合であっても、像面湾曲と変形はいずれも理想的な状態に達することができる。
図1を再び参照すると、3Dプリンタ100が作業をするとき、レーザー装置10から出射したレーザービームはビームエキスパンダー20を経て第一ガルバノミラー30に到達する。第一ガルバノミラー30はレーザービームを第二ガルバノミラー40に反射し、第二ガルバノミラー40はレーザービームを鏡筒モジュール50に反射する。鏡筒モジュール50によって色収差が除去されたレーザービームが造形台55に伝播することにより、収納槽551内の液体凝固剤を固化させ、引上げ部材70上に所定の形状を有している固化層を形成することができる。この過程において、引上げ部材70によって前記固化層を上方に移動させ、レーザービームによって液体凝固剤が固化することにより前記固化層に続いて次の固化層を形成することができる。これにより部品を造形することができる。したがって、造形された部品は複数の前記固化層を含む。
鏡筒モジュール50の第一レンズないし第四レンズの配置とパラメーターにより、鏡筒モジュール50は、かなり長い焦点距離を獲得し、3Dプリンタ100の造形の効率を向上させることができ、かつ大型部品を造形することができる。また、鏡筒モジュール50によって色収差を除去することができる。また、鏡筒モジュール50は4個のレンズのみを採用するので、光学部品の構成材料の種類を有効に低減することができる。
3Dプリンタ100が第一ガルバノミラー30と第二ガルバノミラー40を採用することにより、レーザービームはX軸とY軸の方向の走査をし、レーザービームの偏向を容易に実現することができる。これにより、レーザービームを所定の軌跡で移動させ、造形の速度を有効に向上させることができる。3Dプリンタ100により外形が複雑な部品を造形できるほか、内部の構造が複雑な部品を造形することもできる。
注意されたいことは、造形台55の液体凝固剤の代わりに固体を採用するとき、3Dプリンタ100のレーザー装置10、ビームエキスパンダー20、第一ガルバノミラー30、第二ガルバノミラー40および鏡筒モジュール50を造形台55の上方に設け、レーザービームの伝播方向が上から下に向かうようにすることができる。また、造形台55は他の形状に形成されてもよい。3Dプリンタ100が他タイプの3Dプリンタである場合、ガイドフレーム60と引上げ部材70を設けなくてもよい。
以上、上述した複数の実施例により本発明の好適な実施例を詳述してきたが、本発明の構成は前記実施例にのみ限定されるものでない。本技術分野の当業者は本発明の要旨を逸脱しない範囲内で設計の変換等を行うことができ、このような設計の変更等があっても本発明に含まれることは勿論である。本発明の保護範囲は後述する特許請求の範囲が定めたことを基準にする。

Claims (9)

  1. 鏡筒モジュールであって、入射光の伝播方向に沿って順に同軸に配列される第一レンズ、第二レンズおよび第三レンズを含み、前記第一レンズ、第二レンズおよび第三レンズはいずれもメニスカス状のレンズであり、前記第一レンズは第一曲面と第二曲面を含み、前記第二レンズは第三曲面と第四曲面を含み、前記第三レンズは第五曲面と第六曲面を含み、前記第一曲面ないし第六曲面は入射光の伝播方向に沿って順に配列され、前記第一曲面ないし第六曲面の曲率半径は、−200±5%、−100±5%、−80±5%、−150±5%、−100±5%、−70±5%であり、これらの単位はミリメートルであることを特徴とする鏡筒モジュール。
  2. 前記第一レンズないし第三レンズの中心の厚さは順に、5±5%、4±5%、3±5%であり、これらの単位はミリメートルであることを特徴とする請求項1に記載の鏡筒モジュール。
  3. 前記第一レンズの屈折率とアッベ数の比例は(1.62/56)±5%であり、前記第二レンズの屈折率とアッベ数の比例は(1.60/45)±5%であり、前記第三レンズの屈折率とアッベ数の比例は(1.63/55)±5%であることを特徴とする請求項1に記載の鏡筒モジュール。
  4. 前記鏡筒モジュールの全長は30ミリメートルであり、前記鏡筒モジュールの外径は90ミリメートル以下であることを特徴とする請求項1に記載の鏡筒モジュール。
  5. 前記鏡筒モジュールは、入射光の伝播方向に沿う場合の前記第三レンズの後ろに位置する第四レンズを更に含み、該第四レンズは平板型のレンズであることを特徴とする請求項1に記載の鏡筒モジュール。
  6. 前記第四レンズは保護用ガラスであり、その中心の厚さは5±5%ミリメートルであり、前記第四レンズの屈折率とアッベ数の比例は(1.51/64)±5%であることを特徴とする請求項5に記載の鏡筒モジュール。
  7. 前記鏡筒モジュールの焦点距離は2200ミリメートルであり、入射瞳の直径は30ミリメートルであり、作業光線の波長は1064〜630ナノメートルであることを特徴とする請求項1に記載の鏡筒モジュール。
  8. 3Dプリンタであって、光の伝播方向に順に配列されるレーザー装置、ビームエキスパンダー、第一ガルバノミラー、第二ガルバノミラー、請求項1に記載の鏡筒モジュール、および造形台を含み、前記レーザー装置、ビームエキスパンダーおよび前記第一ガルバノミラーは同軸に設けられ、前記第二ガルバノミラーと前記第一ガルバノミラーは互いに平行に設けられ、前記第二ガルバノミラー、前記鏡筒モジュールおよび前記造形台は同軸に設けられることを特徴とする3Dプリンタ。
  9. 前記3Dプリンタは、前記造形台の付近に設けられるガイドフレームと、該ガイドフレーム上に滑動可能に設けられる引上げ部材とを更に含み、前記造形台には収納槽が形成されており、前記引上げ部材の一端は前記造形台の収納槽内に移動可能に設置されていることを特徴とする請求項8に記載の3Dプリンタ。
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