JP2017532891A - 干渉調整処理方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、干渉調整処理方法及び装置を開示し、該方法は、マクロセルが、そのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信することと、マクロセルが、GBR PRBの使用率とGBR DL PRBの使用率とを含む該マクロセルの負荷情報、マイクロセルにおける被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて、ABSパターン周期内のABSの数と前記ABSパターン周期内の全ての下りサブフレームの数の比であるABS比率を調整することと、を含む。本発明により、従来技術において、マイクロセルからマクロセルに報告されたABSサブフレームの使用率が、実際のABSの使用率を忠実に反映できない問題を解決し、そのうえ、マクロセルがそのカバーしているマイクロセルに正確なABS比率を提供する効果を達成している。
Description
本発明は通信分野に関し、具体的には、干渉調整処理方法及び装置に関する。
セル間干渉(Enhanced Inter-Cell Interference Coordination、単にeICICという)技術は、拡張されたセル間干渉協調技術であり、主にヘテロジニアスネットワークに適用される。従来のマクロセルネットワークは、「室外を重んじ室内を軽んずる」、「ネットワーキングを重んじホットスポットを軽んずる」等の特徴があり、ますます成長しているホットスポットユーザの応用への配慮が足りないため、マクロセルにてピコセル(pico)、フェムトセル(femto)、中継局(relay)等を含む低電力ノードを増加することが必要となり、これらのノードが共同してヘテロジニアスネットワークを構成する。ヘテロジニアスネットワークへは新しい干渉場面が導入され、これらの干渉場面においてどのようにして高品質のサービスをできるだけ提供するかは、事業者及び設備サプライヤに共通の関心事となる。
3GPP組織は、ヘテロジニアスネットワーク干渉の対策のために研究が展開され、現在成熟したものとして、時間領域がほぼブランクのサブフレーム(Almost Blank Subframe、以下、単にABSという)及びマイクロセル(HeNB)電力自律調整技術がある。
ABS技術は、Almost Blank Subframeと呼ばれ、ABSフレームとして設定する際に、制御チャネルもデータも送信せず、CRSを送信すればよく(特殊状況以外)、他のセルがこのサブフレームにてデータを送信する際に受ける干渉が小さくなることから、ABS技術の主旨は、マクロセルがABSサブフレームを設定し、関連するマイクロセルがこのサブフレームにてデータをスケジューリングすることで、干渉を低減する機能を担うことにある。下の図のように、マクロセル(MeNB)がHeNBにおける端末(UE)を干渉し、この場合、MeNBにABSが設定され、HeNBは、MeNBに干渉されるUEを対応するサブフレームに置いてスケジューリングし、これにより、これらUEの被干渉の程度を低下させることができる。
長期進化(Long Term Evolution、単にLTEという)マイクロセルは、X2インタフェースを介して、負荷情報及びほぼブランクのサブフレーム(Almost Blank Subframe、単にABSという)の使用率をマクロセルに報告し、マクロセルは、該マクロセルの負荷状況に全マイクロセルのABSサブフレームの使用率及び負荷情報を結合して、マクロセルのABSサブフレームの比率を動的に調整し、調整したABSサブフレーム情報をX2インタフェースを介してマイクロセルに伝達する。マイクロセルはマクロセルから伝達されたABSサブフレーム情報を受け取った後、マクロセルのABSサブフレームを用いて、マクロセルにひどく干渉されるUEのスケジューリングを行う。
物理リソースブロック(Physical Resource Block、単にPRBという)リソースの使用率を向上させるために、マイクロセルはABSサブフレームにてマクロセルにひどく干渉されるUEのスケジューリングを行った後、そのABSサブフレームリソースがまだ残っていれば、マクロセルにひどく干渉されていないUEに割り当ててもよい。こうすると、マイクロセルがX2インタフェースを介してマイクロセルに報告されたABSサブフレームの使用率は、実際のABSの使用率を忠実に反映できなくなり、極端な場合には、マイクロセルにて干渉されるUEがなく、ABSサブフレームのPRBが全て干渉されていないUEに占用される。もう1つの場合は、干渉されるUEが存在するが、サービスをやっておらず、ABSサブフレームの使用率が0であることであり、この場合、マクロセルは、干渉されるUEに対して使用可能なABSサブフレームを確保するために、ABSサブフレームの比率を0に調整すべきではない。
関連技術において、マイクロセルからマクロセルに報告されたABSサブフレームの使用率が、実際のABSの使用率を忠実に反映できない問題に対して、未だに有効な対策が提案されていない。
本発明は、少なくとも、従来技術において、マイクロセルからマクロセルに報告されたABSサブフレームの使用率が、実際のABSの使用率を忠実に反映できない問題を解決する干渉調整処理方法及び装置を提供する。
本発明の一実施例は、マクロセルが、そのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信することと、前記マクロセルが、GBR PRBの使用率とGBR DL PRBの使用率とを含む前記マクロセルの負荷情報、前記マイクロセルにおける前記被干渉端末の数及び前記オールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて、ABSパターン(Pattern)周期内のABSの数と前記ABS Pattern周期内の全ての下りサブフレームの数の比であるABS比率を調整することと、を含む干渉調整処理方法が提供される。
前記マクロセルが、前記マクロセルの負荷情報、前記被干渉端末の数及び前記オールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて前記ABS比率を調整する前に、前記マクロセルが、前記マイクロセルから送信された呼び出し指示要求を受信することと、前記マクロセルが、前記呼び出し指示要求を受信したことが初めてか否かを判定することと、Yesと判定された場合、前記マクロセルは、予め設定された前記ABS比率の初期値を前記マイクロセルに送信することと、Noと判定された場合、前記マクロセルは、前記ABS比率の最小値を前記マイクロセルに送信することと、を含むことが好ましい。
前記マクロセルが、前記マクロセルの負荷情報、前記被干渉端末の数及び前記オールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて前記ABS比率を調整することは、前記マクロセルのカバーしている全マイクロセルのABS PRBの使用率及び被干渉端末の数を平均し、前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率を得ることと、前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第1閾値よりも大きく、且つ前記被干渉端末の数が1よりも大きい場合、前記マクロセルは前記ABS比率を増大させ、ABSの増加が必要となるマイクロセルをMとすることと、前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第2閾値以下である場合、前記Mが0であるか否かを判定し、Yesと判定された場合、前記マクロセルは前記ABS比率を0に調整し、Noと判定され、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値以下である場合、前記マクロセルは前記ABS比率を増大させ、また、Noと判定され、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値よりも大きく、且つ前記第1閾値よりも小さい場合、前記マクロセルは前記ABS比率を増大させることと、前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が前記第1閾値以上であり、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第3閾値よりも小さい又は前記Mが予め設定された閾値よりも大きい場合、前記マクロセルは前記ABS比率を増大させることと、を含むことが好ましい。
前記マクロセルが、そのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信することは、前記マクロセルがリソース状態更新メッセージによって前記ABSの使用率及び前記被干渉端末の数を受信すること、を含むことが好ましい。
前記マクロセルが、前記マクロセルの負荷情報、前記マイクロセルにおける前記被干渉端末の数及び前記オールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて前記ABS比率を調整した後、前記マクロセルは、前記ABS比率を示すための前記マクロセルのABSパターンが携帯されている負荷メッセージを前記マイクロセルに送信すること、を含むことが好ましい。
本発明の他の一実施例は、マクロセルに適用する干渉調整処理装置であって、前記マクロセルのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信するように構成される第1の受信モジュールと、GBR PRBの使用率とGBR DL PRBの使用率とを含む前記マクロセルの負荷情報、前記マイクロセルにおける前記被干渉端末の数及び前記オールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて、ABSパターンPattern周期内のABSの数と前記ABS Pattern周期内の全ての下りサブフレームの数の比であるABS比率を調整するように構成される調整モジュールと、を備える干渉調整処理装置がさらに提供される。
前記装置は、前記マイクロセルから送信された呼び出し指示要求を受信するように構成される第2の受信モジュールと、前記呼び出し指示要求を受信したことが初めてか否かを判定する判定モジュールと、Yesと判定された場合、予め設定された前記ABS比率の初期値を前記マイクロセルに送信するように構成される第1の送信モジュールと、Noと判定された場合、前記ABS比率の最小値を前記マイクロセルに送信するように構成される第2の送信モジュールと、をさらに備えることが好ましい。
前記調整モジュールは、前記マクロセルのカバーしている全マイクロセルのABS PRBの使用率及び被干渉端末の数を平均し、前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率を得、前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第1閾値よりも大きく、且つ前記被干渉端末の数が1よりも大きい場合、前記マクロセルが前記ABS比率を増大させ、ABSの増加が必要となるマイクロセルをMとし、そして、前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第2閾値以下である場合、前記Mが0であるか否かを判定し、Yesと判定された場合、前記マクロセルが前記ABS比率を0に調整し、Noと判定され、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値以下である場合、前記マクロセルが前記ABS比率を増大させ、また、Noと判定され、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値よりも大きく、且つ前記第1閾値よりも小さい場合、前記マクロセルが前記ABS比率を増大させ、さらに、前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が前記第1閾値以上であり、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第3閾値よりも小さい又は前記Mが予め設定された閾値よりも大きい場合、前記マクロセルが前記ABS比率を増大させる、ように構成されることが好ましい。
前記第1の受信モジュールは、リソース状態更新メッセージによって前記ABSの使用率及び前記被干渉端末の数を受信するように構成されることが好ましい。
前記装置は、前記ABS比率を示すための前記マクロセルのABSパターンが携帯されている負荷メッセージを前記マイクロセルに送信するように構成される第3の送信モジュール、をさらに備えることが好ましい。
本発明によれば、マクロセルが、そのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信し、マクロセルが、GBR PRBの使用率とGBR DL PRBの使用率とを含む該マクロセルの負荷情報、マイクロセルにおける被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて、ABS Pattern周期内のABSの数と前記ABS Pattern周期内の全ての下りサブフレームの数の比であるABS比率を調整することにより、従来技術において、マイクロセルからマクロセルに報告されたABSサブフレームの使用率が、実際のABSの使用率を忠実に反映できない問題を解決し、そのうえ、マクロセルがそのカバーしているマイクロセルに正確なABS比率を提供する効果を達成している。
ここで説明する図面は、本発明をさらに理解させるためのものであり、本願の一部を構成し、また、本発明における模式的実施例及びその説明は本発明を説明するものであり、本発明を不当に限定するものではない。図面において、
本発明の実施例による干渉調整処理方法のフローチャートである。
本発明の実施例による干渉調整処理装置の構成ブロック図である。
本発明の実施例による干渉調整処理装置の第1の構成ブロック図である。
本発明の実施例による干渉調整処理装置の第2の構成ブロック図である。
本発明の実施例によるABSサブフレーム及びABS技術を用いたMeNBとHeNBを示す図である。
本発明の実施例によるLTEシステムにおけるヘテロジニアスネットワークのネットワーキングを示す図である。
本発明の実施例によるマクロセルとマイクロセルがX2インタフェースを介してメッセージ交換を行うことのフローチャートである。
本発明の実施例によるABS Patternを動的に調整するアルゴリズムのフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ実施例を結合して本発明を詳しく説明する。なお、衝突しない限り、本願の実施例及び実施例中の構成要件を組み合わせることができる。
本実施例において、干渉調整処理方法が提供され、図1は、本発明の実施例による干渉調整処理方法のフローチャートであり、図1に示すように、そのフローは、以下のステップS102〜ステップS104を含む。
ステップS102:マクロセルが、そのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信する。
ステップS104:マクロセルが、GBR PRBの使用率とGBR DL PRBの使用率とを含む該マクロセルの負荷情報、マイクロセルにおける被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて、ABS Pattern周期内のABSの数とABS Pattern周期内の全ての下りサブフレームの数の比であるABS比率を調整する。
上記ステップを通じて、マクロセルがマイクロセルに提供されるABS比率を調整する根拠は、該マクロセルの負荷情報、マイクロセルにおける該被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を含み、従来技術において、マクロセルが、マクロセルの負荷情報、マイクロセルのABSサブフレームの使用率及び負荷情報を根拠として、マイクロセルに提供されるABS比率を調整することに比べ、上記ステップは、マクロセルがABS比率を調整する根拠として被干渉端末の数を追加することで、マイクロセルからマクロセルに報告されたABSサブフレームの使用率が、実際のABSの使用率を忠実に反映できない問題を解決し、そのうえ、マクロセルがそのカバーしているマイクロセルに正確なABS比率を提供する効果を達成している。
上記ステップの実現は、マイクロセルがそのABSの使用率及び干渉ユーザの数を周期的にマクロセルに提供したことに依存し、マイクロセルがまだ上記情報を周期的にマクロセルに提供していない場合、1つの好適な実施例において、マクロセルが、該マクロセルの負荷情報、被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて該ABS比率を調整する前に、マクロセルは、マイクロセルから送信された呼び出し指示要求を受信し、そして、マクロセルは、呼び出し指示要求を受信したことが初めてか否かを判定し、Yesと判定された場合、マクロセルは、予め設定されたABS比率の初期値をマイクロセルに送信し、Noと判定された場合、マクロセルはこのABS比率の最小値をマイクロセルに送信する。これにより、マイクロセルがマクロセルからABSを取得し、干渉された端末を調整できるように確保する。
上記ステップS104は、マクロセルが、該マクロセルの負荷情報、被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいてABS比率を調整することに関わっており、なお、マクロセルが上記情報に基づいてABS比率を調整する方式は様々であり、1つの好適な実施例において、マクロセルのカバーしている全マイクロセルのABS PRBの使用率及び被干渉端末の数を平均し、全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率を得る。全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第1閾値よりも大きく、且つ被干渉端末の数が1よりも大きい場合、マクロセルはABS比率を増大させ、ABSの増加が必要となるマイクロセルをMと記する。全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第2閾値以下である場合、前記Mが0であるか否かを判定し、Yesと判定された場合、マクロセルはABS比率を0に調整し、Noと判定され、且つマクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値以下である場合、マクロセルはABS比率を増大させ、また、Noと判定され、且つマクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値よりも大きく、且つ第1閾値よりも小さい場合、マクロセルは前記ABS比率を増大させる。マクロセルのGBR DL PRBの使用率が前記第1閾値以上であり、且つマクロセルのGBR DL PRBの使用率が第3閾値よりも小さい、又は前記Mが予め設定された閾値よりも大きい場合、マクロセルはABS比率を増大させる。
この方式により、マクロセルはABS比率を動的且つ正確に調整することができる。
マクロセルが、そのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信する方式も様々であり、1つの好適な実施例において、マクロセルが、そのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信することは、マクロセルがリソース状態更新メッセージによってABSの使用率及び被干渉端末の数を受信することを含む。マクロセルが、そのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信する方式は、マクロセルとマイクロセルが情報交換を行う実際の様子に応じて、柔軟に選択することができる。1つの好適な実施例において、マクロセルが、該マクロセルの負荷情報、マイクロセルにおける被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて前記ABS比率を調整した後、マクロセルは、ABS比率を示すためのマクロセルのABSパターンが携帯されている負荷メッセージをマイクロセルに送信する。
本実施例において干渉調整処理装置がさらに提供され、上記実施例及び好適な実施形態を実現するためのものであって、既に説明したものは省略される。以下で使用するように、用語「モジュール」とは、所定の機能を実現可能なソフトウェア及び/又はハードウェアの組合せである。以下の実施例に説明する装置をソフトウェアで実現することが好ましいが、ハードウェア又はソフトウェアとハードウェアとの組合せにより実現することも可能であり、構想されている。
図2は、本発明の実施例による干渉調整処理装置の構成ブロック図であり、該装置はマクロセルに適用するものであり、図2に示すように、該マクロセルのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信するように構成される第1の受信モジュール22と、GBR PRBの使用率とGBR DL PRBの使用率とを含むマクロセルの負荷情報、マイクロセルにおける該被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて、ABS Pattern周期内のABSの数とABS Pattern周期内の全ての下りサブフレームの数の比であるABS比率を調整するように構成される調整モジュール24と、を備える。
図3は、本発明の実施例による干渉調整処理装置の第1の構成ブロック図であり、図3に示すように、該装置は、マイクロセルから送信された呼び出し指示要求を受信するように構成される第2の受信モジュール26と、呼び出し指示要求を受信したことが初めてか否かを判定する判定モジュール28と、Yesと判定された場合、予め設定されたABS比率の初期値をマイクロセルに送信する第1の送信モジュール30と、Noと判定された場合、ABS比率の最小値をマイクロセルに送信する第2の送信モジュール32と、をさらに備える。
調整モジュール24は、マクロセルのカバーしている全マイクロセルのABS PRBの使用率及び被干渉端末の数を平均し、全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率を得、全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第1閾値よりも大きく、且つ被干渉端末の数が1よりも大きい場合、マクロセルが前記ABS比率を増大させ、ABSの増加が必要となるマイクロセルをMと記し、そして、全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第2閾値以下である場合、Mが0であるか否かを判定し、Yesと判定された場合、マクロセルがABS比率を0に調整し、Noと判定され、且つマクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値以下である場合、マクロセルがABS比率を増大させ、また、Noと判定され、且つマクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値よりも大きく、且つ第1閾値よりも小さい場合、マクロセルがABS比率を増大させ、さらに、マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第1閾値以上であり、且つマクロセルのGBR DL PRBの使用率が第3閾値よりも小さい、又はMが予め設定された閾値よりも大きい場合、マクロセルがABS比率を増大させるように構成されることが好ましい。
第1の受信モジュール22は、リソース状態更新メッセージによってABSの使用率及び被干渉端末の数を受信するように構成されることが好ましい。
図4は、本発明の実施例による干渉調整処理装置の第2の構成ブロック図であり、図4に示すように、該装置は、ABS比率を示すためのマクロセルのABSパターンが携帯されている負荷メッセージをマイクロセルに送信するように構成される第3の送信モジュール34、をさらに備えることが好ましい。
従来技術に存在する上記課題に対して、以下、好適な実施例を結合して説明するが、この好適な実施例は、上述した好適な実施例及びその好適な実施形態を結合したものである。
この好適な実施例の目的は、ABSサブフレーム比率の動的な調整方法を提供することにある。
この好適な実施例に提供されるABSサブフレーム比率の動的な調整方法は、マイクロセルによりX2インタフェースを介して被干渉UEの数及びABSサブフレームの使用率をマクロセルに報告し、マクロセルがマイクロセルの被干渉UEの数及びABSサブフレームの使用率並びにマクロセルのPRBリソースの使用率等の情報に基づいて、ABSサブフレームの比率を調整することができることを特徴とする。
この好適な実施例に提供されるABSサブフレーム比率の動的な調整方法は、以下のステップを含む。
ステップ1:マクロセルは、マイクロセルに対してリソース状態要求メッセージ(RESOURCE STATUS REQUEST)を送信してABSリソースの使用率及び干渉ユーザ数の情報を要求する。
ステップ2:マイクロセルは、ロード情報(Load Information)を用いて呼び出し指示(Invoke Indication)要求をマクロセルに送信する。
ステップ3:マクロセルは、マクロセルのABS Patternの初期値が携帯されるLoad Informationメッセージをマイクロセルに返信する。
ステップ4:マイクロセルは、リソース状態更新(RESOURCE STATUS UPDATE)メッセージによって、そのABSの使用率及び干渉ユーザ数の情報をマクロセルに周期的に報告する。
ステップ5:マクロセルは、マイクロセルのABS PRBの使用率及び干渉ユーザ数の情報並びにマクロセルのPRBの使用率に基づいて、ABSサブフレームの比率を動的に調整する。
ステップ6:マクロセルは、Load InformationメッセージにマクロセルのABS Patternを携帯させて、ABS Patternを変更するようマイクロセルに通知する。
上記技術案から、この好適な実施例に提供される動的な干渉協調方法及びシステムは、従来の動的なABSに存在する問題を効果的に解決できることが明らかである。
以下、図面を結合してこの好適な実施例を詳しく説明する。
図5は、本発明の実施例によるABSサブフレーム及びABS技術を用いたMeNBとHeNBを示す図であり、図5に示すように、同図において、MeNBは、一部のサブフレームをABSサブフレームとして残して、HeNBのMeNBにひどく干渉されるUEに使用させる。
図6は、本発明の実施例によるLTEシステムにおけるヘテロジニアスネットワークのネットワーキングを示す図であり、図6に示すように、同図において、MeNB、PeNB、HeNB及びPUE、HUEを備え、MeNBがマクロセルであり、PeNBがPICOセルであり、HeNBがfemtoセルであり、PeNBとHeNBはいずれもマイクロセルである。同図におけるPeNB、HeNBがそれぞれMeNBのカバレッジにある。以下、同図に示す構造を例として、本発明の具体的な実施形態を説明する。
HUE1がHeNB1にてアクセスしたとすると、この好適な実施例に提供されるモバイルステーションの位置決め方法は以下のステップを含む。
ステップ1:マクロセルは、マイクロセルに対してリソース状態要求メッセージ(RESOURCE STATUS REQUEST)を送信してABS状態(ABS Status)情報(ABSリソースの使用率及び干渉ユーザの数情報)を要求する。
図7は、本発明の実施例によるマクロセルとマイクロセルがX2インタフェースを介してメッセージ交換を行うことのフローチャートであり、図7に示すように、マイクロセルは電流が通じて、マクロセルとX2インタフェースを確立した後、マクロセルは、マイクロセルに対してRESOURCE STATUS REQUESTメッセージを送信してABS Status情報(ABSリソースの使用率及び干渉ユーザ数の情報)を要求し、マイクロセルは、RESOURCE STATUS REQUESTメッセージを受信した後、マクロセルにリソース状態応答メッセージ(RESOURCE STATUS RESPONSE)を返信し、マイクロセルは、それから、ABS Status及びマクロセルに干渉されるUEの数の情報をマクロセルに周期的に報告する。
ステップ2:マイクロセルは、ロード情報(Load Information)を用いて呼び出し指示(Invoke Indication)要求をマクロセルに送信する。
マイクロセルはマクロセルとX2インタフェースを確立した後、すぐにInvoke Indication要求が携帯されるLoad Informationメッセージをマクロセルに送信する。そして、ABS比率(ABS Pattern)は、その後、マクロセルによって全0に調整された後、マイクロセルのマクロセルに干渉されるUEの数が0から非0になると、すぐにInvoke Indication要求をマクロセルに送信する。
ステップ3:マクロセルは、マクロセルの上位層により設定されたABS Patternの初期値が携帯されるLoad Informationメッセージをマイクロセルに返信する。
マクロセルは、マイクロセルからのInvoke Indication要求を初めて受信した後、マクロセルの上位層により設定されたABS Patternの初期値が携帯されるLoad Informationメッセージをマイクロセルに返信する。マイクロセルからのInvoke Indication要求を初めて受信する場合でなければ、ABS Patternの最小集合をマイクロセルに返信する。
ステップ4:マイクロセルは、リソース状態更新メッセージ(RESOURCE STATUS UPDATE)によって、そのABSの使用率及び干渉ユーザ数の情報をマクロセルに周期的に報告する。
マイクロセルは、RESOURCE STATUS UPDATEメッセージによって、そのABSの使用率及びマクロセルに干渉されるユーザの数の情報をマクロセルに周期的に報告し、マクロセルは、ABSの使用率及びマクロセルに干渉されるユーザの数の情報を結合してマイクロセルの用いるABS Patternを調整する。ABSの使用率が0であるものの、マクロセルに干渉されるユーザがあれば、マクロセルはABS Patternを全0に調整することなく、マイクロセルのマクロセルに干渉されるユーザがいつでもABSサブフレームを利用できるように確保する。一方、マイクロセルの中央ユーザをABSサブフレームにてスケジューリングすることもできるため、ABSの使用率が高いものの、マクロセルに干渉されるユーザがなければ、マクロセルはABS Patternを全0に調整することができる。
この好適な実施例は、ABS Status IEにNumber of DL Edge Userフィールド(表1に示すように)を追加することで、マクロセルはNumber of DL Edge User情報を結合してABS Patternを調整することができる。
ステップ5:マクロセルは、マイクロセルのABS PRBの使用率及び干渉ユーザ数の情報並びにマクロセルのPRBの使用率に基づいて、ABSサブフレームの比率を動的に調整する。
図8は、本発明の実施例によるABS Patternを動的に調整するアルゴリズムのフローチャートであり、図8に示すように、マクロセルによるABS調整の処理プロセスは、以下のステップS802〜ステップS830を含む。
ステップS802:ABS調整周期タイマーがタイムアウトになったか?そうであれば、ステップS806に進み、そうでなければ、ステップS804に進む。
ステップS804:マクロセルはマイクロセルから報告したABS測定結果を収集する。
ステップS806:マクロセルは、そのカバーしているマイクロセルから報告した負荷に関する測定結果を収集し統計する。
マクロセルは、そのカバーしているマイクロセルから報告したX2インタフェースメッセージResource Status update->ABS Status-> DL ABS status IEを受け取って、全マイクロセルのABS PRBの使用率及びマクロセルに干渉されるユーザの数を平均する。
マクロセルは、そのカバーしているマイクロセルから報告したX2インタフェースメッセージResource Status update-> Radio Resource Statusセルを受け取って、全マイクロセルのDL total PRBを平均する。
ステップS808:マクロセルのGBR(PBRを含む)のPRBの使用率及びDL PRBの使用率を統計する。
マクロセルのカバーしているマイクロセルの平均したABS PRBの使用率>Th1であり、且つ干渉されるユーザの数が1よりも大きければ、マクロセルは、該マイクロセルにABSサブフレームを増加する必要があると認め、マクロセルは、ABSサブフレームの増加が必要となるマイクロセルの数を統計し、mとする。
ステップS810:マクロセルのカバーしている全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率<Th2、且つm=0が成り立つか否かを判断し、成り立っていれば、ステップS824を実行し、この場合、ABS Pattern周期内のABSサブフレームの割合を0になるまで調整するように1レベル低下させ、ステップS830に移行し、成り立っていなければ、ステップS812を実行する。
ステップS812:マクロセルは、自分の統計情報及びそのカバーしている全マイクロセルの平均統計情報に基づいて、ABSサブフレームの設定を調整する。
マクロセルのDL PRBの使用率≦Th2が成り立つか否かを判断し、成り立っていれば、ステップS814を実行し、成り立っていなければ、ステップS816を実行する。
ステップS814:この場合、ABS Pattern周期内のABSサブフレームの割合が1レベルだけ増大し、且つ最大レベル以下である。
ステップS816:マクロセルのDL PRBの使用率<Th1が成り立つか否かを判断し、成り立っていれば、ステップS818を実行し、成り立っていなければ、ステップS822を実行する。
ステップS818:Th1>マクロセルのDL PRBの使用率>Th2の場合、ABSサブフレームの増加が必要となるマイクロセルの数m>0であるか否かを判断し、Yesであれば、ステップS814を実行し、Noであれば、ステップS820を実行する。
ステップS820:ABSサブフレームの比率が変わらないようになる。
ステップS822:マクロセルのGBR(PBRを含む)のPRBの使用率≧Th3が成り立つか否かを判断し、成り立っていれば、ステップS824を実行し、成り立っていなければ、ステップS826を実行する。
ステップS824:ABSサブフレームの割合が1レベルだけ低下し、mが0でなければ、最小レベルになるまで調整することしかできず、0に調整することができなく、その後、ステップS830を実行する。
ステップS826:マイクロセルの平均したDL Total PRBの使用率>Th1を満たすか否か、或いはABSサブフレームの増加が必要となるマイクロセルの数m>Mが成り立つか否かを判断し、成り立っていれば、ステップS828を実行し、成り立っていなければ、ステップS820を実行する。
ステップS828:ABS Pattern周期内のABSサブフレームの割合が1レベルだけ増大する。
マクロセルは、ABSサブフレームの割合を1レベルだけ低下させる必要があると判断した場合、保存された最小レベルとなっていれば、ABSサブフレームの状態に変わりがない。
マクロセルは、ABSサブフレームの割合を1レベルだけ増大する必要があると判断した場合、保存された最大レベルとなっていれば、ABSサブフレームの状態に変わりがない。
それ以外の場合に、ABSサブフレームの状態が変わらないようになる。
ステップS830:マクロセルはABS Pattern情報を決めた後、これを更新するようマイクロセルに通知する。
ステップ6:マクロセルは、Load InformationメッセージにマクロセルのABS Patternを携帯させて、ABS Patternを変更するようマイクロセルに通知する。
ABS Pattern情報が変わっていれば、X2インタフェースをトリガーし、X2インタフェースのLoad Informationメッセージを介して全マイクロセルに通知し、マイクロセルがABS Patternを受け取った後、設定されたABS Patternを更新し、ABSサブフレームをマクロセルに干渉されるUEに優先して割り当てて使用させ、マクロセルに干渉されるUEが使い切れない場合、マイクロセルの中央ユーザに割り当てて使用させることができる。
ABS Pattern情報が変わっていなければ、何ら処理もしない。
上述したように、本発明の実施例により、従来技術において、マイクロセルからマクロセルに報告されたABSサブフレームの使用率が、実際のABSの使用率を忠実に反映できない問題を解決し、そのうえ、マクロセルがそのカバーしているマイクロセルに正確なABS比率を提供する効果を達成している。
当業者にとって、上述の本発明の各モジュール又は各ステップは汎用の計算装置によって実現することができ、単独の計算装置に集成させることができれば、複数の計算装置から構成されるネットワークに分布させることもでき、さらに計算装置で実行可能なプログラムのコードによって実現することもできるので、それらを記憶装置に格納して計算装置によって実行することができ、そして場合によって、示した又は説明したステップを上述と異なる手順で実行することができ、また、それぞれ集積回路手段に製作したり、これらのうち複数のモジュール又はステップを単独の集積回路手段に製作したりして実現することができることは、明らかなことである。このように、本発明は、如何なる特定のハードウェアとソフトウェアの結合に限定されない。
以上は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定することは意図していない。当業者であれば、本発明に様々な変更や変形が可能である。本発明の思想や原則内の如何なる修正、均等の置き換え、改良なども、本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
本発明の実施例に提供される上記技術案に基づいて、マクロセルが、そのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信し、マクロセルが、GBR PRBの使用率とGBR DL PRBの使用率とを含む該マクロセルの負荷情報、マイクロセルにおける被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて、ABS Pattern周期内のABSの数と前記ABS Pattern周期内の全ての下りサブフレームの数の比であるABS比率を調整することにより、従来技術において、マイクロセルからマクロセルに報告されたABSサブフレームの使用率が、実際のABSの使用率を忠実に反映できない問題を解決し、そのうえ、マクロセルがそのカバーしているマイクロセルに正確なABS比率を提供する効果を達成している。
Claims (10)
- マクロセルが、そのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信することと、
前記マクロセルが、前記マクロセルの負荷情報、前記マイクロセルにおける前記被干渉端末の数及び前記オールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて、ABS比率を調整することと、を含み、
前記負荷情報は、保証ビットレートGBR物理リソースブロックPRBの使用率と、GBR下りリンクDL PRBの使用率とを含み、
前記ABS比率は、ABSパターン周期内のABSの数と前記ABSパターン周期内の全ての下りサブフレームの数の比である、
干渉調整処理方法。 - 前記マクロセルが、前記マクロセルの負荷情報、前記被干渉端末の数及び前記オールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて前記ABS比率を調整する前に、
前記マクロセルが、前記マイクロセルから送信された呼び出し指示要求を受信することと、
前記マクロセルが、前記呼び出し指示要求を受信したことが初めてか否かを判定することと、
Yesと判定された場合、前記マクロセルは、予め設定された前記ABS比率の初期値を前記マイクロセルに送信することと、
Noと判定された場合、前記マクロセルは、前記ABS比率の最小値を前記マイクロセルに送信することと、を含む
請求項1に記載の方法。 - 前記マクロセルが、前記マクロセルの負荷情報、前記被干渉端末の数及び前記オールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて前記ABS比率を調整することは、
前記マクロセルのカバーしている全マイクロセルのABS PRBの使用率及び被干渉端末の数を平均し、前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率を得ることと、
前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第1閾値よりも大きく、且つ前記被干渉端末の数が1よりも大きい場合、前記マクロセルは前記ABS比率を増大させ、ABSの増加が必要となるマイクロセルをMとすることと、
前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第2閾値以下である場合、前記Mが0であるか否かを判定し、Yesと判定された場合、前記マクロセルは前記ABS比率を0に調整し、Noと判定され、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値以下である場合、前記マクロセルは前記ABS比率を増大させ、また、Noと判定され、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値よりも大きく、且つ前記第1閾値よりも小さい場合、前記マクロセルは前記ABS比率を増大させることと、
前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が前記第1閾値以上であり、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第3閾値よりも小さい又は前記Mが予め設定された閾値よりも大きい場合、前記マクロセルは前記ABS比率を増大させることと、を含む
請求項1に記載の方法。 - 前記マクロセルが、そのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信することは、
前記マクロセルがリソース状態更新メッセージによって前記ABSの使用率及び前記被干渉端末の数を受信すること、を含む
請求項1に記載の方法。 - 前記マクロセルが、前記マクロセルの負荷情報、前記マイクロセルにおける前記被干渉端末の数及び前記オールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて前記ABS比率を調整した後、
前記マクロセルは、前記ABS比率を示すための前記マクロセルのABSパターンが携帯されている負荷メッセージを前記マイクロセルに送信すること、を含む
請求項1に記載の方法。 - マクロセルに適用する干渉調整処理装置であって、
前記マクロセルのカバーしているマイクロセルからの被干渉端末の数及びオールモーストブランクサブフレームABSの使用率を受信するように構成される第1の受信モジュールと、
GBR PRBの使用率とGBR DL PRBの使用率とを含む前記マクロセルの負荷情報、前記マイクロセルにおける前記被干渉端末の数及び前記オールモーストブランクサブフレームABSの使用率に基づいて、ABSパターンPattern周期内のABSの数と前記ABS Pattern周期内の全ての下りサブフレームの数の比であるABS比率を調整するように構成される調整モジュールと、
を備える干渉調整処理装置。 - 前記マイクロセルから送信された呼び出し指示要求を受信するように構成される第2の受信モジュールと、
前記呼び出し指示要求を受信したことが初めてか否かを判定するように構成される判定モジュールと、
Yesと判定された場合、予め設定された前記ABS比率の初期値を前記マイクロセルに送信するように構成される第1の送信モジュールと、
Noと判定された場合、前記ABS比率の最小値を前記マイクロセルに送信するように構成される第2の送信モジュールと、をさらに備える
請求項6に記載の装置。 - 前記調整モジュールは、
前記マクロセルのカバーしている全マイクロセルのABS PRBの使用率及び被干渉端末の数を平均し、前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率を得、前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第1閾値よりも大きく、且つ前記被干渉端末の数が1よりも大きい場合、前記マクロセルが前記ABS比率を増大させ、ABSの増加が必要となるマイクロセルをMとし、
前記全マイクロセルの平均したABS PRBの使用率が第2閾値以下である場合、前記Mが0であるか否かを判定し、Yesと判定された場合、前記マクロセルが前記ABS比率を0に調整し、Noと判定され、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値以下である場合、前記マクロセルが前記ABS比率を増大させ、また、Noと判定され、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第2閾値よりも大きく、且つ前記第1閾値よりも小さい場合、前記マクロセルが前記ABS比率を増大させ、
前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が前記第1閾値以上であり、且つ前記マクロセルのGBR DL PRBの使用率が第3閾値よりも小さい又は前記Mが予め設定された閾値よりも大きい場合、前記マクロセルが前記ABS比率を増大させる、ように構成される
請求項6に記載の装置。 - 前記第1の受信モジュールは、
リソース状態更新メッセージによって前記ABSの使用率及び前記被干渉端末の数を受信するように構成される
請求項6に記載の装置。 - 前記ABS比率を示すための前記マクロセルのABSパターンが携帯されている負荷メッセージを前記マイクロセルに送信するように構成される第3の送信モジュール、をさらに備える
請求項6に記載の装置。
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