JP2017532846A - 複合無線異種ネットワークにおけるベアラ分割のためのシステム、方法、及び装置 - Google Patents

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Abstract

複数の無線リンク間でベアラ分割を行うためのシステム及び方法が開示される。ユーザー機器(UE)は、複数の無線リンク(例えば、LTEリンク及びWLANリンク)によって進化型次世代ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)ノードB(eNB)に通信可能に接続することができる。送信部は、リンク間でどのようにトラフィックを分割するか(例えば、各リンクを介して送信する比率)に関する分割方針を動的に決定することが可能である。実施形態によっては、送信部は、下位層測定基準に基づき、明示的に分割方針を決定することができる。その代わりにあるいはそれに加えて、送信機会が得られたときに各無線アクセスインターフェースがデータ要求を行い、当該データ要求から暗黙的に分割方針が決定されてもよい。UEでは、LTEリンクへのリソース割り当て、及び/又はWLANリンクを介した送信の成功確率等の提供を含むネットワーク支援を受けながら、分割方針が決定されてもよい。

Description

本願は、2014年10月23日に出願された、米国特許仮出願第62/067,636号からの優先権を主張するものであり、参照によりその全体が本明細書に援用される。
本発明は、複数の無線リンクにまたがるベアラを分割するためのシステム、方法、及び装置に関する。
複数の無線リンクを介してUEと通信を行うシステムの模式図である。
ベアラ分割を実行する可能性のある異なる層に対する複数の選択肢を示す模式図である。
LTEスタックとWLANスタックの間でベアラトラフィックを分割するためのプッシュアーキテクチャを示す模式図である。
LTEスタックとWLANスタックの間でベアラトラフィックを分割するためのプルアーキテクチャを示す模式図である。
eNBとWLAN APの間でベアラトラフィックを分割するためのPDCPに基づくプッシュアーキテクチャを示す模式図である。
統合eNB/LANのLTE無線アクセスインターフェースとWLAN無線アクセスインターフェースの間でベアラトラフィックを分割するためのRLCに基づくプルアーキテクチャを示す模式図である。
PDCPに基づくプッシュアーキテクチャを用いてベアラトラフィックを分割するように構成されたUEの模式図である。
ネットワーク支援を伴うPDCPに基づくプッシュアーキテクチャを用いてベアラトラフィックを分割するように構成されたUEの模式図である。
ネットワーク支援を伴うRLCに基づくプルアーキテクチャを用いてベアラトラフィックを分割するように構成されたUEの模式図である。
プッシュアーキテクチャ又はハイブリッドアーキテクチャを用いて複数の無線リンクを介してデータを送信する方法を示すフローチャートである。
プルアーキテクチャ又はハイブリッドアーキテクチャを用いて複数の無線リンクを介してデータを送信する方法を示すフローチャートである。
プッシュアーキテクチャ及び/又はプルアーキテクチャを用いて複数の無線リンクを介してデータトラフィックを送受信することができるUEの模式図である。
無線モバイル通信技術では、基地局と無線通信デバイスとの間でのデータ通信するために多様な規格とプロトコルが採用されている。無線通信システムの規格とプロトコルには、例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX(登録商標))として産業界で広く知られている米国電気電子学会(IEEE)802.16規格、及び無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)又はWi−Fi(登録商標)として産業界で広く知られているIEEE802.11規格がある。LTEシステムの3GPP無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局は、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)ノードB(一般に、進化型ノードB、拡張ノードB、eNodeB、又はeNBとも呼ばれる)及び/又はE−UTRANの無線ネットワーク制御装置(RNC)を含み得、これらの装置は、ユーザー機器(UE)と呼ばれる無線通信デバイスと通信を行う。LTEシステムのE−UTRANには、複数のeNodeBが含まれ、複数のUEと通信を行うことができる。E−UTRANは、進化型パケットコア(EPC)によりインターネット等の外部ネットワークに通信可能に接続され得る。LTEネットワークは、複数の無線アクセス技術(RAT)と無線コアネットワークアーキテクチャによって、通信の高速化、遅延の減少、パケット最適化、及びシステムのキャパシティとカバレージの向上を実現する。
eNBは、異なるRATを用いた複数の無線リンクを介してデータを送ることができる。無線リンクには、例えば、WLANリンク、LTEリンク、ミリ波リンク等があり得る。E−UTRANはWLANリンクのコントロールアンカー及びモビリティアンカーの役目を果たし、WLANリンクはLTEネットワークからデータのオフロードを行う際の追加キャリアとして機能することができる。E−UTRANが受信したベアラトラフィックは、eNBとUEとの間の二地点間(point−to−point=p2p)によるWLANリンクを介してトンネリングされ得る。p2pWLANリンクは、eNB及びWLANアクセスポイント(AP)を繋ぐ独自インターフェース又は標準インターフェースを用いてセットアップされ得る。ベアラはWLANリンクとLTEリンクに分割することができる。あるいは、実施形態によっては、ベアラ全体がWLANリンクにオフロードされることもある。
ベアラはプロトコルスタックの様々な層で分割及び/又は集約され得る。例えば、データ無線ベアラは、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)層より上位、PDCP層の内部、又はPDCP層より下位などで、WLANリンクとLTEリンクに分割され得る。WLANに適応した送信/受信(TX/RX)層は、WLANリンクを介して送られる複数のプロトコルデータユニット(PDU)に必要な全ての追加のプロトコルを処理し得る。追加プロトコルには、暗号化、ヘッダ圧縮、カプセル化、トンネリング等のプロトコルが含まれ得る。例えば、リンクアグリゲーション送信層は、シーケンス番号層より上位、ヘッダ圧縮層より上位、完全性保護層及び/又は暗号化層より上位、PDCPヘッダ付加層より上位、PDCPヘッダ付加層より下位等にあり得る。同様に、リンクアグリゲーション受信層は、PDCPヘッダ削除層より下位、PDCPヘッダ削除層より上位、完全性検証層及び/又は復号化層より上位、ヘッダ復元層より上位、送信順確保・重複検出層より上位等にあり得る。
どの層でベアラ分割を行う場合でも、各リンクを介して送信するトラフィックの比率を決める必要がある(例えば、ベアラ分割制御)。各リンクにおけるデータ転送のサイズや周波数を決めることもある(例えば、データ転送/フロー制御)。データ送信に失敗した場合に別のリンクを介して再送を行うルールやタイミングを決めてもよい(例えば、クロスRAT再送制御(異なる無線アクセス技術を組み合わせた再送制御)及び/又はARQ制御(自動再送要求制御))。これらのベアラ分割制御、データ転送/フロー制御、クロスRAT再送制御及び/又はARQ制御に関する決定処理は、動的又は静的にあるいはその両方で行われ得る。例えば、リアルタイム測定に基づいて動的にベアラ分割の決定処理を行えば、各リンクの機能を最大限に利用することが可能である。ベアラ分割の決定処理は、複数のユーザーに亘るリンク品質及びサービス品質(QoS)に関する要求考慮してよい。
いくつかの実施形態は、リアルタイムな決定処理やトラフィックのルーティング/分割処理を行うことがある。実施形態によっては、送信装置が動的にベアラ分割の決定処理を行う際に、受信装置の協働を限定的とすることで、信号伝達に費やされるオーバーヘッド(付帯コスト)を抑制することができる。送信装置は、どのプロトコル層でベアラ分割を行ってもよく、アップリンク送信装置でもダウンリンク送信装置でもよい。また、送信装置は各リンクに対する複数のコロケートされた無線インターフェースあるいは複数のコロケートされていない無線インターフェースを含んでいてもよい。UE及びeNBは、アップリンクベアラ及びダウンリンクベアラそれぞれのクロスRAT送信の方針を管理してもよい。ただし、実施形態によっては、UEベアラ分割の決定処理はこのUEに対するネットワーク支援を含み、個々のUEによって決定が行われてしまうのを防ぐことがある。
リンクアグリゲーション送信部(LAT)は、リンクアグリゲーションスケジューラ(LAS)と協働し、各リンクにどのようにベアラトラフィックを動的に割り当てるかを決定することができる。LAT及びLASは、プッシュアーキテクチャ、プルアーキテクチャ、プッシュ・プルのハイブリッドアーキテクチャ等において動作するように構成されていてもよい。プッシュアーキテクチャでは、LASは、複数のリンク及び/又は複数のユーザーに対するトラフィックの分割方法を明示的に決定及び制御することができる。一方、プルアーキテクチャでは、LASは、下位層のリンクスケジューラに分割処理を委ねることにより暗黙的に分割の決定処理を行うことが可能である。
プッシュアーキテクチャにおいて、LASは、下位層のモジュールから送られたリンク統計情報及び/又はインターフェース統計情報を取得してもよい。LASは、この統計情報に基づき、明示的かつ動的に複数のリンク間の分割方針を算出するか、無線リソース制御部(RRC)層によって規定された方針に従って割り当てを行うか、あるいはその両方を行うことができる。実施形態によっては、各ユーザー及び/又は各ベアラについての決定処理の前に、LASは全ユーザーに亘る統計情報を考慮し得る。様々な最適化基準を用いて決定を行ってもよい。他の実施形態では、単純な決定処理が各ベアラの統計情報のみに基づいて行われ得る。
LASが分割方針を決定すると、LATは、受信したトラフィックを分割方針に基づいて分割することができる。分割後、LATはこのトラフィックを各無線インターフェースのプロトコルスタックの下位層にあるローカルバッファに送ることができる。各リンクの無線インターフェースは、互いに独立して処理やスケジューリングを行うことが可能である。実施形態によっては、下位層のスケジューラ同士が追加情報を交換することにより、両者が緩やかに協働しながらシステム最適化測定基準(例えば、等比測定基準、遅延に敏感な測定基準、キュー長等)に基づいた無線リソースの割り当てを行うことがある。また、実施形態によっては、トラフィックが分割されると、個々の無線アクセス技術の送信方針及びスケジューリング方針を用いて、データをプロトコルスタックを経てエアインターフェースに送ることもある。
プッシュアーキテクチャにおいて、LATはLASと協働し、各ベアラ及び/又は各UEについて最適なベアラ分割の選択肢を決定してもよい。いくつかの例では、RRC方針により特定のベアラの分割が禁止されてよい。トラフィック分割の決定処理には、様々なアルゴリズムを使用することができる。また、トラフィック分割の決定処理は、リンク・チャネルの状態、QoS要件、及び/又は複数のユーザー間の負荷バランス等を考慮し得る。LASは、例えば、LTEスケジューラ及びMACスケジューラとの協働により、トラフィックの分割比率を調整することが可能である。例えば、LASは各リンクの平均スループットに応じたトラフィック分割比率にすることにより、遅延をリンク間で均等にすることができる。
実施形態によっては、LASはこれに変わるスケジューリング・分割方針(簡易分析を必要とする)のいずれかを使用してもよい。例えば、LASは、ダウンリンク(DL)送信にWLANリンク優先方針を用い、アップリンク(UL)送信にLTEリンク優先方針を用いてもよい。その代わりにあるいはそれに加えて、LASは、複数のUE毎に異なる測定基準(例えば、等比スループット、パケット遅延、QoS等)に基づいて、ベアラ分割の決定処理の総合的な最適化を図ってもよい。トラフィックの分割後、各リンクのスケジューラは、互いに独立して、及び/又は定期的にスケジューリング測定基準(例えば、UE毎のスループット測定基準等)を交換することにより協働して、スケジューリング処理を行うことができる。LASがこのようなスケジューリングを行うために、各リンクの平均リンクスループット及び/又は平均アクセス遅延等の下位層測定基準が提供され得る。
プルアーキテクチャにおいて、分割方針は、送信側リンクアグリゲーションバッファからデータを引き抜く下位層に基づいて暗黙的に決定され得る。トラフィックは、各リンクにおいて送信機会が得られたときのみ各プロトコルスタックの下位層に送られ得る。LATは、ベアラ分割の決定を下位層の信号伝達決定に委ねることができる。例えば、下位層で決定されたスケジューリングに従って、LATから各無線アクセスインターフェースにちょうど充分な量のデータを送信することができる。実施形態によっては、対応するリンクで送信機会が得られたときに、各無線インターフェースのスケジューラは(例えば、ローカルスケジューリング測定基準や割り当て可能なリソース量の情報を交換することにより)、互いに協働して処理を行うこともある。
各リンクにおいて送信機会が得られると、LATはPDUのセグメンテーションを行うことができる。その際、下位層は、LATに対して送信機会が得られたことを通知することが可能である。実施形態によっては、下位層はさらにパケット誤り率や輻輳通知等の、追加のリンク品質統計情報をLATに提供することがある。このようなリンク品質統計値の提供はLTEリンクに対してRLC層で元々入手できるが、(例えば、WLAN制御層の追加により)WLANリンクを修正し、WLANリンクのための同様の情報の提供を支持してもよい。
ハイブリッドアーキテクチャでは、プッシュアーキテクチャとプルアーキテクチャの要素を組み合わせて用いることができる。例えば、一実施形態では、各プロトコルスタックの下位層は送信機会が得られたときにトラフィックの送信要求を行う一方、下位層からのデータ要求に対してどのように応答するかの最終決定はLAT及び/又はLASが行うことができる。その代わりにあるいはそれに加えて、リンク毎に異なる機構が用いられてもよい。例えば、LTEリンクについては下位層がトラフィックの送信要求を行い、WLANリンクについてはLATがトラフィックをプッシュ送信するタイミングを決定してもよいし、その逆でもよい。
実施形態によっては、プッシュアーキテクチャは、プルアーキテクチャよりも一般的で、かつ多様なプロトコル集約の選択肢や多様な配置パターンに容易に使用することができる。また、バッファの共有及び/又は各リンクのプロトコルスタックを密に結合するのが難しい場合には、プッシュアーキテクチャが有効であり得る。一方、コロケート配置の場合には、バッファの共有が容易で下位層測定に対するアクセス遅延が少ないので、プルアーキテクチャの方がよく使用され得る。プッシュアーキテクチャ及びプルアーキテクチャでは、例えば、リンクアグリゲーション層がクロスRAT再送制御及び/又は総合ARQ制御を実行することができる。実施形態によっては、ハイブリッドアーキテクチャが採用され得る。例えば、プッシュアーキテクチャのLAT/LASは下位層からのバッファ要求を認識可能であり、あるいはプルアーキテクチャの下位層からの要求に対して上位層で働くLAT/LASの承認が必要であり得る。
実施形態によっては、無線リンク制御(RLC)層より下位においてプロトコルの集約を行うにはプルアーキテクチャがより適当であり得る。その理由は、媒体アクセス制御(MAC)スケジューラからの使用可能な送信用リソースの通知に合わせて、RLC送信機能がPDUのセグメンテーション及びコンカチネーションを担い得るためである。RLC層は、RLC PDUのサイズを送信機会に合うよう調整し、応答が確認されないデータの再送ができるようにすることができる。受信側のRLC層はもともと再送要求機能を持っているが、シーケンス番号を表すビット数が小さい(例えば、10ビット)ため、比較的限定的な範囲の遅延については許容してもよい。プルアーキテクチャは、より上位の層でプロトコル集約が行われる場合及び/又はコロケート配置でない場合にも用いることができる。
実施形態によっては、RLC層より上位かつPDCP層より下位でプロトコル集約を行う場合には、プッシュアーキテクチャがより適当であり得る。その理由は、PDCP層は上位層から取得したインターネットプロトコル(IP)パケットのセグメンテーション機能を担っていないためである。これらの実施形態では、PDCP層とスケジューリング層との間の相互作用のための標準機構が使用できないかもしれない。また、コロケート配置でない場合は、各無線インターフェースの機能間でのリアルタイムな相互作用がないため、プッシュアーキテクチャがより適当であり得る。下位層バッファステータスがLAT/LASに通知可能な場合には(コロケート配置でない場合であっても)、プッシュアーキテクチャにプルアーキテクチャの要素を付け加えてもよい。プッシュアーキテクチャは、より下位の層においてプロトコル集約が行われる場合及び/又はコロケート配置の場合にも用いることができる。
LATは、最初のリンクでは受信されなかったPDUをクロスRAT再送するための総合ARQプロトコルを実行できる。実施形態によっては、LATは個々のリンクに対するARQの初期値になり、リンクアグリゲーション層での再送を許可しないことがある。また、クロスRAT再送制御を可能にするために、LATは再送信(Re−TX)バッファとして機能してもよい。この場合、もともとはRLC層アーキテクチャにより支援されていたRe−TXバッファ機能が、PDCP層アーキテクチャに追加される必要がある。LASとRRCは、個々のリンクためのARQを支援する機構により、協働してクロスRAT再送制御の方針を設計することができる。一実施形態では、LTEリンクに有利な送信条件が存在する場合(例えば、WLANリンクに関する再試行の数がWLANリンク品質の関数として大きく低下する場合)には、WLAN・ARQ機構はバイアスされLTEリンクに関する再送をおこなうことができる。LATは、一方のリンクでの送信が失敗したときに、LASとRRCが協働して設計した方針に従って、LTEリンクを介した再送制御を行ってもよい。
プッシュ、プル、ハイブリッド等のアーキテクチャは、コロケートされたあるいはコロケートされていないWLAN及びeNB配備に対して、実装することができる。WLAN APとeNBとの間のバックホールリンクの品質の限界は、プルアーキテクチャの性能に影響することがある。実施形態によっては、プッシュアーキテクチャは両者がコロケート配置されていない場合に適合しやすいであろう。プッシュアーキテクチャは、eNBとWLAN APとの間のデータ転送のためのフロー制御機構を備えてもよい。コロケートされていないeNBとAPとの間の信号伝達は、独自のものであってもよく、X2インターフェース又はX2−Wインターフェースの一部として標準化されているものであってもよい。
プッシュアーキテクチャを用いた実施形態では、ベアラ分割比率を決めるため、X2−Wインターフェースを使用してeNBのLASにWLANリンクの品質測定基準が送信されてもよい。リンク品質測定基準には、各UEのリンクスループット遅延、遅延、経験品質(QoE)、競合度(例えば、バックオフステータス)、バッファステータス、輻輳情報又はキュー長、負荷レベル、及び平均アクセス遅延等が含まれ得る。クロスRAT再送制御を行う実施形態では、パケット送信確認ステータスを通知するために追加の信号伝達が行われてもよい。X2−Wインターフェースは、eNBのLASからWLAN APに、ベアラ分割の開始通知及び/又は各ベアラにおいて予想されるデータ送信速度等を送信するのにも使用され得る。LASはWLANに対し、パケット送信確認、リンク品質レポート、及び/又はバッファステータスレポートの要求を送信し得る。LASは、LTEリンクを介した再送の比率を増やすよう、WLANリンクのARQパラメータを決定することができる。
プルアーキテクチャを用いた実施形態では、X2−Wインターフェースを使用して、WLAN APからeNBのLATに、WLANリンクに関する送信機会の通知、複数のパケット及び/又はバイトに対するパケットデータ要求等が送信されてもよい。また、X2−Wインターフェースは、eNBのLATからWLAN APへの、要求されたパケットデータの送信、及び/又は送信データの要求データに対する比率の送信にも使うことができる。クロスRAT再送制御のための信号伝達については、上述したプッシュアーキテクチャの実施形態と同様であり得る。
プッシュアーキテクチャ及びプルアーキテクチャのいずれにおいても、WLAN APとeNBとの間で、スケジューリング測定基準に関するスケジューラステータス情報(例えば、各UEの等比スループット等)を交換することができる。実施形態によっては、X2インターフェースを介して測定と制御情報を交換するために、X2−APプロトコルに新しいメッセージを規定してもよい。その代わりにあるいはそれに加えて、リソースステータスレポート用のメッセージ等の既存のメッセージを拡張することが可能である。
UEが上記のプッシュアーキテクチャ、プルアーキテクチャ、及び/又はハイブリッドアーキテクチャを採用し、アップリンクベアラ分割や総合ARQ制御等を実行してもよい。実施形態によっては、アップリンクベアラ分割を実行するために、UEに改良アーキテクチャ及び/又はネットワーク支援アーキテクチャを採用してもよい。また、実施形態によっては、LTEリンクを介して何らかのトラフィックが送信される前に、UEはまずeNBにバッファステータスレポート(BSR)を送信することができる。BSRはUEのアップリンク要求を示し得る。例えば、LTEリンクのみを利用するUEでは、PDCPバッファ及びRLCバッファで送信待機している全パケットに基づいてBSRが作成され得る。一方、アップリンクベアラ分割を行うUEでは、パケットの一部は他のリンクを介して送信され得るため、UEがLTEリンクを介して送信されるバイト数を事前に把握するのは難しい。そのため、UEは、eNBの支援を受けながらUE主導のベアラ分割を実行することができる。例えば、UEはリンクアグリゲーション機能に関するBSRを送信してもよい。このとき、BSRは全てのバッファステータスを示すことができ、各リンク(例えば、WLANリンク及びLTEリンク)に対する個別のリソース割り当てを要求する。
UEのLASはeNBのLASと協働し、複数の無線リンクを組み合わせることにより、BSRを送信して適切なリソース割り当てを受けることができる。eNBは、自身に関連する全てのユーザーについての多様なリンク品質、負荷及び/又は輻輳パラメータに基づき、アップリンクベアラ分割の決定処理を行うことができる。さらに、eNBは、複数の無線リンクに対するリソース割り当てを総合的に決定することができる。リソース割り当て通知のフォーマットは無線リンクの種類により異なり得る。一実施形態では、eNBがWLANリンクを介した送信確率を決定するが、それはUEがWLANリンクの競合状態からバックオフを行うのに使用することができる。例えば、eNBは、UEに対してWLANリンクの送信確率を1と規定することにより、UEのWLANリンクを介した送信をスケジューリングする。WLANリンクの送信確率1とは、共通制御されたUEのみがWLANアクセスを使用している場合、UEは他と競合することなく確実に送信をスケジューリングできるということを表すことができる。その代わりにあるいはそれに加えて、LTEリンク送信と緩やかに同期されたWLANリンク送信のためのタイムスロットがUEに割り当てられてもよい。送信機会を割り当てるためのその他の方法は、当業者にとって自明であろう。
eNBが総合的にUEへのリソース割り当てを行ったことは、様々な方法によりUEに通知することができる。一実施形態では、eNBはUEに対して、LTEリンクを介したアップリンク送信が可能であることのみを通知してよい。UEは、LTEリンクを介して割り当てられた帯域幅の信号を送信し、他のリンクを介して割り当て要求のリマインダーを送信することができる。その代わりにあるいはそれに加えて、eNBは、WLANリンクの送信確率に加えて、例えばLTEリンクのアップリンク送信の割り当て量を明示的にUEに通知してもよい。
図1は、複数の無線リンクを介してUE110と通信を行うシステム100の模式図である。EPCには、パケットゲートウェイ(P−GW)140及び(例えば示されるように、S5/S8ベアラを介してパケットを通信するよう構成される)サービングゲートウェイ(S−GW)130が含まれ、S‐GW130は、ベアラトラフィックをeNB120及びWLAN AP125からなる統合APに送信することができる。eNB120とWLAN AP125は互いに通信可能に接続され、下位層測定基準、スケジューリング測定基準、ベアラ分割構成、データトラフィック、及び/又はデータ要求等を送受信することが可能である。システム100はeNB120を主体とし、このeNB120はデータトラフィックを(例えば、S1ベアラを介して)受信し、複数の無線リンク(例えば、LTEリンク及びWLANリンク)を介してUE110に送信するために当該データトラフィックを分割することができる。eNB120とWLAN AP125はコロケートされていてもされていなくてもよい。WLAN AP125は、EPCへの接続の代わりにあるいはEPCへの接続に加えて、非シームレスWLANオフロード(NSWO)によりインターネット150に通信可能に接続することができる。eNB120はLTEリンクを介してUE110に通信可能に接続され、WLAN AP125はWLANリンクを介してとUE110に通信可能に接続され得る。LTEリンクとWLANリンクとは互いに異なるものであり、UE110に対して、互いに独立しつつ実質的に同時にデータトラフィックを送信可能であり得る。また、WLANリンクは、eNB120が受信したデータをUE110にトンネリングすることができる。
図2は、ベアラ分割を実行する可能性のある異なる層に対する複数の選択肢210、220、230を示す模式図である。例えば、第1の選択肢210では、ベアラトラフィックの分割はPDCP層よりも上位で行われ得る。分割されたベアラトラフィックの第1の部分は、PDCP層、RLC層、MAC層、及び物理層を有するLTEスタックを経て送信され得る。当該ベアラトラフィックの第2の部分は、適応層(例えば、PDCP層及び/又はRLC層の機能の一部又は全てを果たす層)、MAC層、及び物理層を有するWLANスタックを経て送信され得る。
第2の選択肢220では、ベアラトラフィックの分割は、PDCP層よりも下位かつRLC層よりも上位で行われ得る。分割されたベアラトラフィックの第1の部分は、この選択肢においてはRLC層、MAC層、及び物理層を有するLTEスタックを経て送信され得る。当該ベアラトラフィックの第2の部分は、適応層(例えば、RLC層の機能の一部又は全てを果たす層)、MAC層、及び物理層を有するWLANスタックを経て送信され得る。第2の選択肢220における適応層がPDCP層の機能を果たす必要はない。
第3の選択肢230では、ベアラトラフィックの分割は、PDCP層及びRLC層よりも下位で行われ得る。分割されたベアラトラフィックの第1の部分は、直接LTEスタックのMAC層及び物理層に送られ得る。当該ベアラトラフィックの第2の部分は、直接WLANスタックのMAC層及び物理層に送られ得る。実施形態によっては、このWLANスタックは、WLANスタックを介するベアラトラフィック送信の第2の部分に適応する適応層をさらに含むことがある。
図3Aは、LTEスタック342aとWLANスタック344aの間でベアラトラフィックを分割するためのプッシュアーキテクチャ300aを示す模式図である。データトラフィックはパケットバッファ305aに格納可能である。LAS310aは、LTEスタック342aとWLANスタック344aから下位層測定基準を受信し、ベアラ分割方針を明示的に決定することができる。ベアラ分割方針は、各スタックを経て送信されるデータトラフィックの比率を規定してよい。LAS310aは、LAT320aにベアラ分割方針を提供する。LAT320aは、当該LAS310aから受信したベアラ分割方針に従って、データトラフィックを分割することができる。LAT320aは、LTEスタック342a及びWLANスタック344aそれぞれのパケットバッファ332a及び334aに、分割したデータをプッシュ送信することが可能である。LTEスタック342aとWLANスタック344aは、それぞれパケットバッファ332a及び334aから得たデータを処理して送信することができる。LTEスケジューラ352aとWLANスケジューラ354aは、データの送信をスケジューリングし、それぞれLTEスタック342aのパケットバッファ332a及びWLANスタック344aのパケットバッファ334aに対してデータ要求を送信することができる。実施形態によっては、LTEスケジューラ352aとWLANスケジューラ354aがスケジューリング測定基準を交換し、LTEスタック342a及びWLANスタック344aによる送信処理を緩やかに同期させてもよい。
図3Bは、LTEスタック342bとWLANスタック344bの間でベアラトラフィックを分割するためのプルアーキテクチャ300bを示す模式図である。データトラフィックはパケットバッファ305bに格納可能である。LAT/LAS320bは、LTEスタック342bとWLANスタック344bの間でどのようにデータトラフィックの分割を行うかを決定することができる。LAT/LAS320bは、送信機会が得られたときにLTEスタック342b及びWLANスタック344bから受信するデータ要求に基づき、暗黙的にベアラ分割方針を決定することができる。例えば、LTEスケジューラ352b及びWLANスケジューラ354bはいつ送信機会が有効であるかを決定し、送信機会を検出するとLAT/LAS320bにデータを要求することができる。データトラフィックは送信機会が得られたときにのみ提供されるので、プッシュアーキテクチャ300aのようにパケットバッファ332a及び334aを設ける必要がない。同様に、ベアラ分割方針は暗黙的に決定されるため、プッシュアーキテクチャ300aのように独立したLAS310aを設ける必要がない。前述のように、LTEスケジューラ352b及びWLANスケジューラ354bがスケジューリング測定基準を交換し、LTEスタック342b及びWLANスタック344bによる送信処理を緩やかに同期させてもよい。
図4Aは、eNB402aとWLAN AP404aの間でベアラトラフィックを分割するためのPDCPに基づくプッシュアーキテクチャ400aを示す模式図である。eNB402aとWLAN AP404aはコロケートされていてもされていなくてもよい。eNB402aはLAS410aを有し得る。LAS410aは、WLANスケジューラ454a及びLTEスケジューラ452aから下位層測定基準を受信することができる。さらに、LAS410aはRRC460aからベアラ方針構成を受信してもよい。例えば、ベアラ方針構成は、特定のベアラの分割ができないことを規定してよい。eNB402aはPDCPに基づくLAT420aを有する。LAT420aは、どのデータトラフィックをWLAN AP404aに送り、どのデータトラフィックをLTEスタックに残すかを決定することができる。コロケート配置でない実施形態において、LAT420aは、WLAN AP404aのフロー制御の決定処理を行うことができる。
図4Bは、統合eNB/LANのLTE無線アクセスインターフェース442bとWLAN無線アクセスインターフェース444bの間でベアラトラフィックを分割するための、RLCに基づくプルアーキテクチャ400bを示す模式図である。図示された実施形態では、LTE無線アクセスインターフェース442bとWLAN無線アクセスインターフェース444bはコロケートされているが、他の実施形態では、LTE無線アクセスインターフェース442b及びWLAN線アクセスインターフェース444bはコロケートされていない場合もある。LAT420bは、送信機会が得られたときに、LTE無線アクセスインターフェース442bとWLAN無線アクセスインターフェース444bの間でデータトラフィックの分割を行うことができる。例えば、送信機会が得られると、各無線アクセスインターフェース442b及び444bはデータ要求を送信するか、データをプル通信により取得するか、あるいはその両方が可能である。LTEスケジューラ452bとWLANスケジューラ454bがスケジューリング測定基準や割り当て可能なリソース量の情報等を交換することにより、下位層のスケジューリング機能同士を協働させてもよい。実施形態によっては、LAT420bがパケット誤り率や輻輳通知等のリンク品質統計情報を取得してもよい。例えば、LTE無線アクセスインターフェース442b用のリンク品質統計情報は、LTE無線アクセスインターフェース442bのRLC層が提供し、WLAN無線アクセスインターフェース444b用のリンク品質統計情報は、WLAN制御層424bが提供することができる。
図5は、PDCPに基づくプッシュアーキテクチャを用いてベアラトラフィックを分割するように構成されたUE500の模式図である。UE500は、ベアラトラフィックの分割を制御可能である。UE500は、LTE BSR要求を送信し、LTE無線アクセスインターフェース542へのリソース割り当てを得ることができる。実施形態によっては、UE500は、eNBからUL送信の最大確率を受信し、それに応じてWLAN無線アクセスインターフェース544に対するWLAN UL送信確率を調整することができる。LAS510は、分割比率を調整するために、ローカルリンク情報、割り当てられたリソース量、及び/又はWLANアップリンク送信確率を用いることができる。LAT520は、決定した分割比率に基づき、LTE無線アクセスインターフェース542及びWLAN無線アクセスインターフェース544の間でトラフィックを分割することができる。
図6は、ネットワーク支援を伴うPDCPに基づくプッシュアーキテクチャを用いてベアラトラフィックを分割するように構成されたUE600の模式図である。UE側LAS610は、eNB側LAS670に対して全BSR要求を送信することができる。eNB側LAS670は、全てのユーザーについて、WLANリンク及びLTEリンクの状態に基づいて分割比率を決定することが可能である。実施形態によっては、eNB側LAS670が独立してWLANアップリンク送信確率及びLTE割り当てを決定することもできる。その代わりにあるいはそれに加えて、UE側LAS610がWLAN送信確率を制御してもよい。UE側LAS610は、eNB側LAS670から受信した分割比率に基づき、トラフィックの分割を実行することができる。例えば、UE側LAS610は、UE側LAT620に、当該分割比率に基づいて各無線アクセスインターフェース642及び644に対するパケットのプッシュ送信を行うよう指示してもよい。
図7は、ネットワーク支援を伴うRLCに基づくプルアーキテクチャを用いてベアラトラフィックを分割するように構成されたUE700の模式図である。UE側LAT720は、eNB側LAS770に対して総合BSR要求を送信することができる。eNB側LAS770は、LTEリンク及び/又はWLANリンクに対する割り当て方針を決定することが可能である。UE側LTE無線アクセスインターフェース742は、eNB側LAS770から受信したLTE割り当てに従い、プル通信により取得したデータトラフィックをLTEリンクを介して送信することができる。WLAN無線アクセスインターフェース744は、eNB側LAS770から受信した送信確率に従い、プル通信により取得したデータをWLANリンクを介して送信することができる。その代わりにあるいはそれに加えて、eNB側LAS770から提供される方針ではなくルールに従って、アップリンク送信確率を予め定義してもよい。
図8Aは、プッシュアーキテクチャ又はハイブリッドアーキテクチャを用いて複数の無線リンクを介してデータを送信する方法800aを示すフローチャートである。まず、各無線リンクのリンク・チャネル状態を示す下位層測定基準を受信することができる(ステップ802a)。この測定基準には、リンク・チャネル状態の代わりにあるいはリンク・チャネル状態に加えて、ユーザーのQoS要件及び/又は複数のユーザー間の負荷バランス等が含まれてもよい。次に、この下位層測定基準に基づいて分割方針を決定することができる(ステップ804a)。分割方針には、各無線リンクを介して送信されるデータトラフィックの比率が含まれてもよい。分割方針は、ベアラ毎、複数のベアラ毎、及び/又はユーザー毎等により決めることができる。下位層測定基準に基づく分割方針の決定には、様々なアルゴリズムを使用することができる。
次に、当該分割方針に従ってデータトラフィックを分割することができる(ステップ806a)。実施形態によっては、下位層の送信機会に応じて、データトラフィックのセグメンテーション及び/又はコンカチネーションが行われることがある。あるいは、受信したデータのセグメンテーションやコンカチネーションが不可能なために、当該分割方針に大まかに合致するよう、受信した各PDUの送信に使う無線リンクを決めることもある。そして、データトラフィック分割の決定に基づき、データトラフィックを各無線アクセスインターフェースのパケットバッファにプッシュ送信することができる(ステップ808a)。その後、無線アクセスインターフェースは、自身のスケジューリングルールに従い、バッファに格納されたデータを送信することができる。
図8Bは、プルアーキテクチャ又はハイブリッドアーキテクチャを用いて複数の無線リンクを介してデータを送信する方法800bを示すフローチャートである。まず、WLANスケジューラからデータ要求を受信することができる(ステップ802b)。さらに、LTEスケジューラからデータ要求を受信することもできる(ステップ804b)。WLANスケジューラとLTEスケジューラは、送信機会が得られたときのみデータ要求を送信できる。実施形態によっては、LAS及び/又はLATによって決められたリソース割り当てに基づき、送信機会が決定されてもよい。各スケジューラが行うデータ要求の数はリンク・チャネル状態によって決まるので、データ要求の数は潜在的なリンク・チャネル状態を示しているといえる。
次に、データ要求に基づいて分割方針を決定する(ステップ806b)。例えば、分割方針の決定(ステップ806b)には、受信したデータ要求を却下するかどうかの決定が含まれ得る。分割方針及び受信したデータ要求を却下するかどうかの決定は、下位層測定基準に基づいてよい。実施形態によっては、分割方針を決定する(ステップ806b)要素をなくし、明示的な分割方針を用いずに全てのデータ要求を満たしてもよい。そして、分割方針及び/又はデータ要求に従って、データトラフィックをWLANスタック及びLTEスタックに送ることができる(ステップ808b)。実施形態によっては、WLANスタック及び/又はLTEスタックにデータを送る前に、得られた送信機会に応じたデータのセグメンテーション及び/又はコンカチネーションが行われることがある。WLANスタックとLTEスタックがデータトラフィックを受け取ると、無線アクセスインターフェースは、得られた送信機会を利用してデータトラフィックを送信することができる。
図9は、UE、移動局(MS)、無線携帯機器、移動通信機器、タブレット、送受話器、又はその他のタイプの無線通信デバイス等の携帯機器の例を示す図である。この携帯機器は、基地局(BS)、eNB、ベースバンドユニット(BBU)、遠隔無線装置(RRH)、遠隔無線設備(RRE)、中継局(RS)、無線設備(RE)、又はその他のタイプの無線ワイドエリアネットワーク(WWAN)アクセスポイント等の通信局と通信するように構成された一つ以上のアンテナを備えることができる。携帯機器は、3GPP LTE、WiMAX(登録商標)、HSPA(High Speed Packet Access)、Bluetooth(登録商標)、及びWi−Fi(登録商標)のうち少なくとも一つの無線通信方式を使って通信するように構成することが可能である。携帯機器は、無線通信方式毎に別々のアンテナを使ってもよいし、複数の無線通信方式に共通のアンテナを使って通信してもよい。携帯機器は、WLAN、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)及び/又はWWANの中で通信を行うことができる。
図9には、携帯機器の音声の入出力に使われ得る、一つのマイクロホンと一つ以上のスピーカーも図示されている。表示画面は、液晶ディスプレイ(LCD)画面であっても、その他のタイプのディスプレイ画面(有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ等)であってもよい。表示画面は、タッチパネルとして構成されていてもよい。タッチパネルは、静電容量式、抵抗膜方式、又はその他のタイプのタッチパネル技術を用いたものが使用できる。アプリケーションプロセッサとグラフィックプロセッサは、処理容量及び表示容量を提供するために、内部メモリに接続することができる。また、不揮発性メモリポートの使用により、ユーザーはデータの入出力の選択肢を得ることができる。不揮発性メモリポートは、携帯機器のメモリ容量を拡張するのにも使用できる。さらなるユーザー入力を可能にするため、キーボードが携帯機器と一体に設けられるか、又は携帯機器に無線接続されてもよい。タッチパネルを用いた仮想キーボードが設けられてもよい。実施例
下記の実施例は、さらなる実施形態に関するものである。
実施例1は、RANを主体とする複合無線異種ネットワーク内で動作するeNBである。前記eNBは、ロングタームエボリューション(LTE)ベアラによって送信されたデータトラフィックを受信するように構成されたリンクアグリゲーション送信部を含む。前記リンクアグリゲーション送信部は、LTEリンクを介して送信する前記データトラフィックの比率、及び無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)リンクを介して送信する前記データトラフィックの比率を決定するようにも構成されている。前記リンクアグリゲーション送信部は、前記決定した各比率に基づいて前記データトラフィックを前記LTEリンクと前記WLANリンクの間で分割するようにも構成されている。
実施例2において、実施例1のリンクアグリゲーション送信部は、PDCP層より上位、前記PDCP層の内部、前記PDCP層より下位、及びRLC層より下位からなる群より選ばれる層で前記データトラフィックを分割する。
実施例3において、実施例1〜2のいずれかのeNBは、下位層測定基準に基づいて、前記LTEリンク及び前記WLANリンクを介して送信するデータトラフィックの比率を算出するように構成されたリンクアグリゲーションスケジューラをさらに含む。前記リンクアグリゲーション送信部は、前記リンクアグリゲーションスケジューラから前記比率の通知を受信することによって前記比率を決定する。
実施例4において、実施例3の下位層測定基準は、リンク品質、リンク輻輳、及びバッファステータスからなる群より選ばれる測定基準を含む。
実施例5において、実施例1〜4のいずれかのリンクアグリゲーション送信部は、送信機会が利用可能なときにWLAN無線アクセスインターフェース及びLTE無線アクセスインターフェースの各々からデータ要求を受信することによって前記比率を決定する。
実施例6において、実施例5のリンクアグリゲーション送信部は、下位層測定基準に基づいて前記データ要求に対してどのように応答するかを決定する。
実施例7において、実施例1〜4のいずれかのリンクアグリゲーション送信部は、LTE無線アクセスインターフェースからデータ要求を受信することによって前記LTEリンクを介して送信する比率を決定し、下位層測定基準に基づいて前記WLANリンクを介して送信する比率を決定する。
実施例8において、実施例1〜7のいずれかのeNBは、WLAN無線アクセスインターフェースとコロケートされていない。
実施例9は、複数の無線を用いて通信を行う方法である。前記方法は、基地局において、第1の無線インターフェースと第2の無線インターフェースの間でダウンリンクトラフィックのデータ分割を算出する工程と、無線通信デバイスに送信するために、前記算出されたデータ分割に従って、前記第1の無線インターフェース及び前記第2の無線インターフェースにデータを提供する工程を含む。
実施例10において、実施例9の前記データ分割を算出する工程は、各無線インターフェースについて、下位層測定に基づいて前記データ分割を算出する工程を含む。
実施例11において、実施例9〜10のいずれかの前記データ分割を算出する工程は、各無線インターフェースからのデータ要求に基づいて暗黙的に前記データ分割を決定する工程を含む。
実施例12において、実施例9〜11のいずれかの方法は、前記無線通信デバイスから受信するアップリンクトラフィックのデータ分割を算出する工程をさらに含む。
実施例13において、実施例12の前記アップリンクトラフィックの前記データ分割を算出する工程は、下位層測定及び前記無線通信デバイスから受信したバッファステータスレポートに基づいて前記データ分割を算出する工程を含む。
実施例14において、実施例9〜13のいずれかの方法は、前記無線通信デバイスに、各無線へのリソース割り当てを通知する工程を含む。
実施例15において、実施例14の前記無線通信デバイスに前記リソース割り当てを通知する工程は、前記第2の無線インターフェースを経由する送信の確率を提供する工程を含む。
実施例16において、実施例14〜15のいずれかの前記無線通信デバイスに前記リソース割り当てを通知する工程は、前記第1の無線インターフェース及び前記第2の無線インターフェースの各々にタイムスロットを割り当てる工程を含む。各無線インターフェースに割り当てられた前記タイムスロットは緩やかに同期する。
実施例17は、実施例9〜16のいずれかに記載の方法を実行する手段を含む装置である。
実施例18は、コンピュータ可読命令が記憶された少なくとも一つのコンピュータ可読記憶媒体である。前記命令が実行されると、前述の実施例のいずれかに記載の方法が実行されるか、前述の実施例のいずれかに記載の装置が実現される。
実施例19は、複数の無線リンクを介して基地局と通信を行う装置(例えば、UE)である。前記装置は、第1の無線リンクと第2の無線リンクの間でのデータの分割を決定するように構成されたスケジューラを含む。前記スケジューラは、前記決定された分割に従って前記データを前記第1の無線リンク用の第1の部分と前記第2の無線リンク用の第2の部分に分割するようにも構成されている。前記装置は、前記第1のデータ部分を前記第1の無線リンクを介して送信するように構成された第1の送受信部を含む。前記装置は、前記第2のデータ部分を前記第2の無線リンクを介して送信するように構成された第2の送受信部を含む。
実施例20において、実施例19のスケジューラは、下位層測定に基づいてローカルで前記分割を決定するように構成されている。
実施例21において、実施例20のスケジューラは、前記決定された分割に従って前記第1のデータ部分を前記第1の送受信部に割り当て、前記第2のデータ部分を前記第2の送受信部に割り当てる。
実施例22において、実施例19のスケジューラは、前記第1の送受信部及び前記第2の送受信部の各々に利用可能な送信機会に基づいて前記分割を決定するように構成されている。
実施例23において、実施例19のスケジューラは、前記分割に関する基地局からの通知に基づいて前記分割を決定するように構成されている。
実施例24において、実施例23のスケジューラは、前記基地局からリソース割り当ての通知を受信するように構成されている。
実施例25において、実施例24のスケジューラは、前記リソース割り当てに基づいて前記第1の送受信部及び前記第2の送受信部にデータをプッシュ送信するように構成されている。
実施例26において、実施例24のスケジューラは、送信機会が利用可能な際に前記第1の送受信部及び前記第2の送受信部からデータ要求を受信するように構成されている。前記スケジューラは、前記リソース割り当てに基づいて前記データ要求を満たすように構成されている。
様々な技術、あるいはその技術の特定の側面又は部分は、フロッピー(登録商標)ディスケット、CD‐ROM、ハードドライブ、コンピュータ可読非一時的記憶媒体、又はその他の機械読み取り可能な記憶媒体等の有形の媒体において具現化される、プログラムコード(即ち、命令)の形態をとることができる。このプログラムコードがコンピュータ等の機械によって展開及び実行されると、その機械は前述の様々な技術を実施するデバイスとして機能する。このプログラムコードがプログラマブルコンピュータで実行される場合、そのコンピュータはプロセッサ、プロセッサにより読み取り可能な記憶媒体(揮発性メモリ、不揮発性メモリ、及び/又は記憶素子を含む)、少なくとも一つの入力デバイス、及び少なくとも一つの出力デバイスを具備することができる。揮発性メモリ、不揮発性メモリ、及び/又は記憶素子は、RAM、EPROM、フラッシュドライブ、光学ドライブ、磁気ハードドライブ、又はその他の電子データを記憶する媒体であってもよい。eNB(又は他の基地局)及びUE(又は他の移動局)は、送受信部、計数部、処理部、及び/又はクロックすなわち計時部をさらに有してもよい。本明細書に記載した様々な技術を実装又は利用する一つ以上のプログラムは、アプリケーションプログラミングインタフェース(API)及び再使用可能制御等を使用することができる。このようなプログラムは、コンピュータシステムと通信するために、高度手続き型もしくはオブジェクト指向型のプログラミング言語で記述され得る。しかしながら、プログラムは、必要であればアセンブリ言語又は機械語で記載することもできる。いかなる場合においても、使用される言語は、コンパイラ型又はインタプリタ型のものであり、ハードウェア実装と組み合わせることができる。
当然のことだが、本明細書に記載された多くの機能ユニットは、一つ以上のコンポーネントとして実装されてもよく、機能ユニットは、実装の独立性をより強調するために使用される用語である。例えば、あるコンポーネントを、カスタムの超大規模集積(VLSI)回路又はゲートアレイ、既成の半導体(例えば、論理チップ)、トランジスター、又はその他の独立したコンポーネントを含むハードウェア回路として実装してもよい。また、あるコンポーネントを、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイロジック、又はプログラマブルロジックデバイス等のプログラマブルハードウェアデバイスに実装してもよい。
また、コンポーネントを、多種のタイプのプロセッサにより実行されるソフトウェアに実装してもよい。実行可能コードの特定のコンポーネントを、例えば、コンピュータ命令の一つ以上の物理ブロック又は論理ブロックを備えてもよく、例えば、オブジェクト、プロシージャ、又は関数として体系化してもよい。それでも、特定されたコンポーネントの実行ファイルは、物理的に並置する必要はない。しかし、これらの実行ファイルが論理的に統合された場合には、当該コンポーネントを備えつつ当該コンポーネントの明示された目的を達成する異なる場所に記憶された、互いに異なる命令を有してもよい。
実際、実行可能コードのコンポーネントは、単一の命令あるいは多数の命令であってもよく、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラムの中で、及びいくつかのメモリデバイスにわたって分散していてもよい。同様に、本明細書において動作データは、コンポーネント内に特定されて示されてもよく、任意の適当な形態で具現化されてもよく、任意の適当なタイプのデータ構造内で体系化されてもよい。動作データは、単一のデータセットとして収集されてもよく、異なる記憶デバイスを含む異なる位置にまたがって分散されていてもよい。また、動作データの少なくとも一部が、システム又はネットワーク上の単なる電子信号として存在してもよい。コンポーネントは、受動的でも能動的でもよく、所望の機能を果たすために動作可能なエージェントを有してもよい。
本明細書全体を通して「例」と言及するのは、その例に関連して記載された特定の特徴、構造、又は特性が、本発明の少なくとも一つの実施形態に含まれていることを意味する。つまり、本明細書の様々な箇所に登場する「一例において」という語句は、必ずしも全てが同じ実施形態を指しているわけではない。
本明細書で使用されているように、複数の品目、構造的要素、構成要素、及び/又は材料は、便宜上共通のリストに示すことができる。しかしながら、これらのリストは、リストの各項目が互いに異なる別々の項目として同定されるよう、解釈されるべきである。よって、それとは反対の記載がない限り、当該リストの各項目は、共通のグループ内に示されているからといって、同一リストの任意の他の項目と事実上の均等物であるとみなされるべきではない。さらに、本発明の多様な実施形態及び実施例は、その様々なコンポーネントの代替物とともに本明細書に記載されている。このような実施形態、実施例、及び代替物は、互いに事実上の均等物とみなされず、本発明の別個の自律的な表現として理解されるべきである。
記載を明確にするため、上記ではある程度詳細に記載したが、本発明の原理を逸脱することなく特定の変更や変形が可能なことは明らかであろう。本明細書に記載された手順及び装置の両方を実施するためには、多くの代替手法が存在することに留意されたい。したがって、本実施形態は、例示であって限定的ではないと解釈されるべきである。本発明は、本明細書の詳細な内容に限定されるものではなく、添付の請求項及びその均等物の範囲内で変形することができる。
上述の実施形態の細部に対し、本発明の根本的な原理から逸脱することなく、多くの変更が可能であることが、当業者によって理解されるであろう。したがって、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によってのみ定められるべきである。
上述の実施形態の細部に対し、本発明の根本的な原理から逸脱することなく、多くの変更が可能であることが、当業者によって理解されるであろう。したがって、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によってのみ定められるべきである。
[項目1]
無線アクセスネットワーク(RAN)を主体とする複合無線異種ネットワーク内で動作する進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)ノードB(eNB)であって、上記eNBは、
ロングタームエボリューション(LTE)ベアラを介して送信されるデータトラフィックを受信し、
LTEリンクを介して送信する上記データトラフィックの比率、及び無線ローカルエリアネットワークリンク(WLANリンク)を介して送信される上記データトラフィックの比率を決定し、
上記決定した比率に基づいて上記データトラフィックを上記LTEリンクと上記WLANリンクとの間で分割するように構成されたリンクアグリゲーション送信部を備えるeNB。
[項目2]
上記リンクアグリゲーション送信部は、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル層(PDCP層)より上位、上記PDCP層、上記PDCP層より下位、及び無線リンク制御(RLC)層より下位からなる群より選ばれる層で上記データトラフィックを分割する、項目1に記載のeNB。
[項目3]
下位層測定基準に基づいて、上記LTEリンク及び上記WLANリンクを介して送信する上記データトラフィックの上記比率を算出するように構成されたリンクアグリゲーションスケジューラをさらに備え、上記リンクアグリゲーション送信部は、上記リンクアグリゲーションスケジューラから上記比率の通知を受信することによって上記比率を決定する、項目1〜2のいずれかに記載のeNB。
[項目4]
上記下位層測定基準は、リンク品質、リンク輻輳、及びバッファステータスからなる群より選ばれる測定基準を含む、項目3に記載のeNB。
[項目5]
上記リンクアグリゲーション送信部は、複数の送信機会が利用可能なときにWLAN無線アクセスインターフェース及びLTE無線アクセスインターフェースの各々からデータ要求を受信することによって上記比率を決定する、項目1〜2のいずれかに記載のeNB。
[項目6]
上記リンクアグリゲーション送信部は、下位層測定基準に基づいて上記データ要求に対してどのように応答するかを決定する、項目5に記載のeNB。
[項目7]
上記リンクアグリゲーション送信部は、LTE無線アクセスインターフェースからデータ要求を受信することによって上記LTEリンクを介して送信される上記比率を決定し、下位層測定基準に基づいて上記WLANリンクを介して送信される上記比率を決定する、項目1〜2のいずれかに記載のeNB。
[項目8]
WLAN無線アクセスインターフェースは、上記eNBとコロケートされていない、項目1〜2のいずれかに記載のeNB。
[項目9]
複数の無線を用いて通信を行う方法であって、
基地局において、第1の無線インターフェースと第2の無線インターフェースの間でダウンリンクトラフィックのデータ分割を算出する工程と、
無線通信デバイスに送信するために、上記算出されたデータ分割に従って、上記第1の無線インターフェース及び上記第2の無線インターフェースにデータを提供する工程と
を含む方法。
[項目10]
上記データ分割を算出する工程は、各無線インターフェースについて、下位層測定に基づいて上記データ分割を算出する工程を含む、項目9に記載の方法。
[項目11]
上記データ分割を算出する工程は、各無線インターフェースからのデータ要求に基づいて上記データ分割を暗黙的に決定する工程を含む、項目9に記載の方法。
[項目12]
上記無線通信デバイスから受信されるアップリンクトラフィックのデータ分割を算出する工程をさらに含む、項目9に記載の方法。
[項目13]
上記アップリンクトラフィックの上記データ分割を算出する工程は、及び上記無線通信デバイスから受信した複数のバッファステータスレポートおよび下位層測定基準に基づいて上記データ分割を算出する工程を含む、項目12に記載の方法。
[項目14]
上記無線通信デバイスに各無線へのリソース割り当てを通知する工程をさらに含む、項目9に記載の方法。
[項目15]
上記無線通信デバイスに上記リソース割り当てを通知する工程は、上記第2の無線インターフェースを経由する送信の確率を提供する工程を含む、項目14に記載の方法。
[項目16]
上記無線通信デバイスに上記リソース割り当てを通知する工程は、上記第1の無線インターフェース及び上記第2の無線インターフェースにタイムスロットを割り当てる工程を含み、
各無線インターフェースに割り当てられた上記タイムスロットは緩やかに同期する、項目14に記載の方法。
[項目17]
項目9〜16のいずれか一項に記載の方法を実行する手段を備える装置。
[項目18]
複数のコンピュータ可読命令が記憶された少なくとも一つのコンピュータ可読記憶媒体であって、
上記複数のコンピュータ可読命令は、機械において実行されると、上記機械に項目9〜16のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
[項目19]
複数の無線リンクを介して基地局と通信を行うユーザー機器(UE)であって、
第1の無線リンクと第2の無線リンクの間でのデータの分割を決定し、上記決定された分割に従って上記データを上記第1の無線リンク用の第1の部分と上記第2の無線リンク用の第2の部分とに分割するように構成されたスケジューラと、
データの上記第1の部分を上記第1の無線リンクを介して送信するように構成された第1の送受信部と、
データの上記第2の部分を上記第2の無線リンクを介して送信するように構成された第2の送受信部と
を備えるUE。
[項目20]
上記スケジューラは、下位層測定に基づいてローカルで上記分割を決定するように構成されている、項目19に記載のUE。
[項目21]
上記スケジューラは、上記決定された分割に従ってデータの上記第1の部分を上記第1の送受信部に割り当て、データの上記第2の部分を上記第2の送受信部に割り当てる、項目20に記載のUE。
[項目22]
上記スケジューラは、上記第1の送受信部及び上記第2の送受信部の各々に利用可能な複数の送信機会に基づいて上記分割を決定するように構成されている、項目19に記載のUE。
[項目23]
上記スケジューラは、上記分割に関する基地局の通知に基づいて上記分割を決定するように構成されている、項目19に記載のUE。
[項目24]
上記スケジューラは、上記基地局から複数のリソースの割り当ての通知を受信するように構成されている、項目23に記載のUE。
[項目25]
上記スケジューラは、上記複数のリソースの割り当てに基づいて上記第1の送受信部及び上記第2の送受信部にデータをプッシュ送信するように構成されている、項目24に記載のUE。
[項目26]
上記スケジューラは、複数の送信機会が利用可能な際に上記第1の送受信部及び上記第2の送受信部からデータ要求を受信するように構成されており、
上記スケジューラは、上記複数のリソースの割り当てに基づいて上記データ要求を満たすように構成されている、項目24に記載のUE。

Claims (26)

  1. 無線アクセスネットワーク(RAN)を主体とする複合無線異種ネットワーク内で動作する進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)ノードB(eNB)であって、前記eNBは、
    ロングタームエボリューション(LTE)ベアラを介して送信されるデータトラフィックを受信し、
    LTEリンクを介して送信する前記データトラフィックの比率、及び無線ローカルエリアネットワークリンク(WLANリンク)を介して送信される前記データトラフィックの比率を決定し、
    前記決定した比率に基づいて前記データトラフィックを前記LTEリンクと前記WLANリンクとの間で分割するように構成されたリンクアグリゲーション送信部を備えるeNB。
  2. 前記リンクアグリゲーション送信部は、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル層(PDCP層)より上位、前記PDCP層、前記PDCP層より下位、及び無線リンク制御(RLC)層より下位からなる群より選ばれる層で前記データトラフィックを分割する、請求項1に記載のeNB。
  3. 下位層測定基準に基づいて、前記LTEリンク及び前記WLANリンクを介して送信する前記データトラフィックの前記比率を算出するように構成されたリンクアグリゲーションスケジューラをさらに備え、前記リンクアグリゲーション送信部は、前記リンクアグリゲーションスケジューラから前記比率の通知を受信することによって前記比率を決定する、請求項1〜2のいずれかに記載のeNB。
  4. 前記下位層測定基準は、リンク品質、リンク輻輳、及びバッファステータスからなる群より選ばれる測定基準を含む、請求項3に記載のeNB。
  5. 前記リンクアグリゲーション送信部は、複数の送信機会が利用可能なときにWLAN無線アクセスインターフェース及びLTE無線アクセスインターフェースの各々からデータ要求を受信することによって前記比率を決定する、請求項1〜2のいずれかに記載のeNB。
  6. 前記リンクアグリゲーション送信部は、下位層測定基準に基づいて前記データ要求に対してどのように応答するかを決定する、請求項5に記載のeNB。
  7. 前記リンクアグリゲーション送信部は、LTE無線アクセスインターフェースからデータ要求を受信することによって前記LTEリンクを介して送信される前記比率を決定し、下位層測定基準に基づいて前記WLANリンクを介して送信される前記比率を決定する、請求項1〜2のいずれかに記載のeNB。
  8. WLAN無線アクセスインターフェースは、前記eNBとコロケートされていない、請求項1〜2のいずれかに記載のeNB。
  9. 複数の無線を用いて通信を行う方法であって、
    基地局において、第1の無線インターフェースと第2の無線インターフェースの間でダウンリンクトラフィックのデータ分割を算出する工程と、
    無線通信デバイスに送信するために、前記算出されたデータ分割に従って、前記第1の無線インターフェース及び前記第2の無線インターフェースにデータを提供する工程と
    を含む方法。
  10. 前記データ分割を算出する工程は、各無線インターフェースについて、下位層測定に基づいて前記データ分割を算出する工程を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記データ分割を算出する工程は、各無線インターフェースからのデータ要求に基づいて前記データ分割を暗黙的に決定する工程を含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記無線通信デバイスから受信されるアップリンクトラフィックのデータ分割を算出する工程をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  13. 前記アップリンクトラフィックの前記データ分割を算出する工程は、及び前記無線通信デバイスから受信した複数のバッファステータスレポートおよび下位層測定基準に基づいて前記データ分割を算出する工程を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記無線通信デバイスに各無線へのリソース割り当てを通知する工程をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  15. 前記無線通信デバイスに前記リソース割り当てを通知する工程は、前記第2の無線インターフェースを経由する送信の確率を提供する工程を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記無線通信デバイスに前記リソース割り当てを通知する工程は、前記第1の無線インターフェース及び前記第2の無線インターフェースにタイムスロットを割り当てる工程を含み、
    各無線インターフェースに割り当てられた前記タイムスロットは緩やかに同期する、請求項14に記載の方法。
  17. 請求項9〜16のいずれか一項に記載の方法を実行する手段を備える装置。
  18. 複数のコンピュータ可読命令が記憶された少なくとも一つのコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記複数のコンピュータ可読命令は、機械において実行されると、前記機械に請求項9〜16のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
  19. 複数の無線リンクを介して基地局と通信を行うユーザー機器(UE)であって、
    第1の無線リンクと第2の無線リンクの間でのデータの分割を決定し、前記決定された分割に従って前記データを前記第1の無線リンク用の第1の部分と前記第2の無線リンク用の第2の部分とに分割するように構成されたスケジューラと、
    データの前記第1の部分を前記第1の無線リンクを介して送信するように構成された第1の送受信部と、
    データの前記第2の部分を前記第2の無線リンクを介して送信するように構成された第2の送受信部と
    を備えるUE。
  20. 前記スケジューラは、下位層測定に基づいてローカルで前記分割を決定するように構成されている、請求項19に記載のUE。
  21. 前記スケジューラは、前記決定された分割に従ってデータの前記第1の部分を前記第1の送受信部に割り当て、データの前記第2の部分を前記第2の送受信部に割り当てる、請求項20に記載のUE。
  22. 前記スケジューラは、前記第1の送受信部及び前記第2の送受信部の各々に利用可能な複数の送信機会に基づいて前記分割を決定するように構成されている、請求項19に記載のUE。
  23. 前記スケジューラは、前記分割に関する基地局の通知に基づいて前記分割を決定するように構成されている、請求項19に記載のUE。
  24. 前記スケジューラは、前記基地局から複数のリソースの割り当ての通知を受信するように構成されている、請求項23に記載のUE。
  25. 前記スケジューラは、前記複数のリソースの割り当てに基づいて前記第1の送受信部及び前記第2の送受信部にデータをプッシュ送信するように構成されている、請求項24に記載のUE。
  26. 前記スケジューラは、複数の送信機会が利用可能な際に前記第1の送受信部及び前記第2の送受信部からデータ要求を受信するように構成されており、
    前記スケジューラは、前記複数のリソースの割り当てに基づいて前記データ要求を満たすように構成されている、請求項24に記載のUE。
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