[0090]添付の図面を参照しながら、新規のシステム、装置、および方法の様々な態様について以下でより十分に説明する。ただし、教示開示は、多くの異なる形態で実施され得、本開示全体にわたって提示されるいずれかの特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えられる。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本発明の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本発明の他の態様と組み合わせられるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置、および方法のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本発明の範囲は、本明細書に記載する本発明の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示するいかなる態様も請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
[0091]本明細書では特定の態様について説明するが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好適な態様のいくつかの利益および利点について説明するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であるものとし、それらのうちのいくつかを例として、図において、および好適な態様についての以下の説明において示す。発明を実施するための形態および図面は、本開示を限定するものではなく説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびそれの均等物によって定義される。
デバイスを実装すること
[0092]ワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含むことができる。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを採用して、近接デバイスを互いに相互接続するために使用され得る。本明細書で説明する様々な態様は、Wi−Fi(登録商標)、またはより一般的には、ワイヤレスプロトコルの米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ファミリーの任意のメンバーなど、任意の通信規格に適用され得る。
[0093]いくつかの態様では、ワイヤレス信号は、直交周波数分割多重(OFDM)、直接シーケンススペクトラム拡散(DSSS:direct-sequence spread spectrum)通信、OFDMとDSSS通信との組合せ、または他の方式を使用して、高効率802.11プロトコルに従って送信され得る。
[0094]いくつかの実装形態では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素である様々なデバイスを含む。たとえば、2つのタイプのデバイス、すなわちアクセスポイント(「AP」)および(局または「STA」とも呼ばれる)クライアントがあり得る。概して、APはWLANのためのハブまたは基地局として働き、STAはWLANのユーザとして働く。たとえば、STAはラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイルフォンなどであり得る。一例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的接続性を取得するためにWi−Fi(たとえば、802.11axなどのIEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実装形態では、STAはAPとして使用されることもある。
[0095]本明細書で説明する技法は、直交多重化方式に基づく通信システムを含む様々なブロードバンドワイヤレス通信システムのために使用され得る。そのような通信システムの例としては、空間分割多元接続(SDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどがある。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために十分に異なる方向を利用することができる。TDMAシステムは、送信信号を異なるタイムスロットに分割することによって、複数のユーザ端末が同じ周波数チャネルを共有することを可能にすることができ、各タイムスロットは異なるユーザ端末に割り当てられる。TDMAシステムは、モバイル用グローバルシステム(GSM(登録商標))または当技術分野で知られている何らかの他の規格を実装することができる。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどと呼ばれることもある。OFDMでは、各サブキャリアはデータで独立して変調され得る。OFDMシステムは、IEEE802.11または当技術分野で知られている何らかの他の規格を実装することができる。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためのインターリーブFDMA(IFDMA)、隣接するサブキャリアのブロック上で送信するための局所FDMA(LFDMA)、または隣接するサブキャリアの複数のブロック上で送信するための拡張FDMA(EFDMA)を利用することができる。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMでは時間領域で送られる。SC−FDMAシステムは、3GPP−LTE(登録商標)(第3世代パートナーシッププロジェクトロングタームエボリューション(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution))または他の規格を実装することができる。
[0096]本明細書の教示は、様々なワイヤードまたはワイヤレス装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、その装置内で実装されるか、またはその装置によって実施され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるワイヤレスノードはアクセスポイントまたはアクセス端末を備えることができる。
[0097]アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。
[0098]また、局「STA」は、ユーザ端末、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、移動局、リモート局、リモート端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備えることができる。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽またはビデオデバイス、あるいは衛星ラジオ)、ゲームデバイスまたはシステム、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
[0099]図1に、本開示の態様が採用され得るワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス規格、たとえば802.11ax規格に従って動作することができる。ワイヤレス通信システム100は、STA106A〜106Dと通信するAP104を含むことができる。
[00100]様々なプロセスおよび方法は、AP104とSTA106A〜106Dとの間の、ワイヤレス通信システム100における送信のために使用され得る。たとえば、信号は、OFDM/OFDMA技法に従って、AP104とSTA106A〜106Dとの間で送信および受信され得る。そうである場合、ワイヤレス通信システム100はOFDM/OFDMAシステムと呼ばれることがある。代替的に、信号は、符号分割多元接続(CDMA)技法に従って、AP104とSTA106A〜106Dとの間で送信および受信され得る。そうである場合、ワイヤレス通信システム100はCDMAシステムと呼ばれることがある。
[00101]AP104からSTA106A〜106Dのうちの1つまたは複数への送信を可能にする通信リンクはダウンリンク(DL)108と呼ばれることがあり、STA106A〜106Dのうちの1つまたは複数からAP104への送信を可能にする通信リンクはアップリンク(UL)110と呼ばれることがある。代替的に、ダウンリンク108は順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれることがあり、アップリンク110は逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれることがある。
[00102]AP104は、基本サービスエリア(BSA)102においてワイヤレス通信カバレージを与えることができる。AP104は、AP104に関連付けられ、通信のためにAP104を使用するSTA106A〜106Dとともに、基本サービスセット(BSS)と呼ばれることがある。ワイヤレス通信システム100は、中央AP104を有しないことがあり、むしろ、STA106A〜106D間のピアツーピアネットワークとして機能することができることに留意されたい。したがって、本明細書で説明するAP104の機能は、代替的にSTA106A〜106Dのうちの1つまたは複数によって実施され得る。
[00103]図2に、ワイヤレス通信システム100内で採用され得るワイヤレスデバイス202において利用され得る様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス202は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、AP104を備えるか、またはSTA106A〜106Dのうちの1つを備えることができる。
[00104]ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含むことができる。プロセッサ204は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含むことができるメモリ206は、プロセッサ204に命令とデータとを供給する。メモリ206の一部分は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含むことができる。プロセッサ204は、一般に、メモリ206内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算と算術演算とを実施する。メモリ206中の命令は、本明細書で説明する方法を実装するように実行可能であり得る。
[00105]プロセッサ204は、1つまたは複数のプロセッサを用いて実装された処理システムを備えるか、またはその処理システムの構成要素であり得る。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、専用ハードウェア有限状態機械、あるいは情報の計算または他の操作を実施することができる任意の他の好適なエンティティの任意の組合せを用いて実装され得る。
[00106]処理システムは、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体をも含むことができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、任意のタイプの命令を意味すると広く解釈されたい。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、または任意の他の好適なコード形式の)コードを含むことができる。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、本明細書で説明する様々な機能を処理システムに実施させる。
[00107]ワイヤレスデバイス202はまた、ワイヤレスデバイス202と遠隔ロケーションとの間のデータの送信および受信を可能にするために送信機210と受信機212とを含むことができるハウジング208を含むことができる。送信機210と受信機212とは組み合わせられてトランシーバ214になり得る。アンテナ216は、ハウジング208に取り付けられ、トランシーバ214に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス202はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナを含むことができ(図示せず)、たとえば、それは、MIMO通信中に利用され得る。
[00108]ワイヤレスデバイス202は、トランシーバ214によって受信された信号のレベルを検出し、定量化するために使用され得る信号検出器218をも含むことができる。信号検出器218は、そのような信号を、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号として検出することができる。ワイヤレスデバイス202は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)220をも含むことができる。DSP220は、送信のためにデータユニットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、データユニットは物理レイヤデータユニット(PPDU:physical layer data unit)を備えることができる。いくつかの態様では、PPDUはパケットと呼ばれる。
[00109]ワイヤレスデバイス202は、いくつかの態様では、ユーザインターフェース222をさらに備えることができる。ユーザインターフェース222は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカー、および/またはディスプレイを備えることができる。ユーザインターフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を伝達し、および/またはユーザからの入力を受信する、任意の要素または構成要素を含むことができる。
[00110]ワイヤレスデバイス202の様々な構成要素は、バスシステム226によって互いに結合され得る。バスシステム226は、たとえば、データバスを含むことができ、ならびに、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことができる。ワイヤレスデバイス202の構成要素は、何らかの他の機構を使用して、互いに結合されるか、あるいは互いに対する入力を受け付けるかまたは供給し得ることを、当業者は諒解されよう。
[00111]図2には、いくつかの別個の構成要素が示されているが、構成要素のうちの1つまたは複数が組み合わせられるか、または共通に実装され得ることを、当業者は認識されよう。たとえば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上記で説明した機能を実装するためだけでなく、信号検出器218および/またはDSP220に関して上記で説明した機能を実装するためにも使用され得る。さらに、図2に示された構成要素の各々は、複数の別個の要素を使用して実装され得る。
[00112]上記で説明したように、ワイヤレスデバイス202は、AP104またはSTA106Aを備えることができ、通信を送信および/または受信するために使用され得る。ワイヤレスネットワークにおけるデバイス間で交換される通信は、パケットまたはフレームを備えることができるデータユニットを含むことができる。いくつかの態様では、データユニットは、データフレーム、制御フレーム、および/または管理フレームを含むことができる。データフレームは、APおよび/またはSTAから他のAPおよび/またはSTAにデータを送信するために使用され得る。制御フレームは、様々な動作を実施するために、およびデータを確実に配信するために、データフレームとともに使用され得る(たとえば、データの受信を肯定応答すること、APのポーリング、エリアクリアリング動作、チャネル取得、キャリア検知維持機能など)。管理フレームは、(たとえば、ワイヤレスネットワークに加わり、そのネットワークから離れるなどのための)様々な監視機能のために使用され得る。
[00113]本開示のいくつかの態様は、AP104が、効率を改善するために最適化された方法でSTA106A〜106D送信を割り振ることを可能にすることをサポートする。高効率ワイヤレス(HEW)局、(802.11axなどの)802.11高効率プロトコルを利用する局、および(802.11bなどの)より古いまたはレガシー802.11プロトコルを使用する局の両方は、ワイヤレス媒体にアクセスする際に、互いに競合または協調することがある。いくつかの実施形態では、本明細書で説明する高効率802.11プロトコルは、HEWおよびレガシー局が、(トーンマップと呼ばれることもある)様々なOFDMAトーンプランに従って相互動作することを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、HEW局は、OFDMAにおける多元接続技法を使用することなどによって、より効率的な様式でワイヤレス媒体にアクセスすることができる。したがって、集合住宅または人口密度の高い公共空間の場合、高効率802.11プロトコルを使用するAPおよび/またはSTAは、アクティブなワイヤレスデバイスの数が増加するときでも、レイテンシの低減およびネットワークスループットの増加を経験し、それにより、ユーザエクスペリエンスを改善することができる。
[00114]いくつかの実施形態では、AP104は、HEW STAのための様々なDLトーンプランに従ってワイヤレス媒体上で送信することができる。たとえば、図1に関して、STA106A〜106DはHEW STAであり得る。いくつかの実施形態では、HEW STAは、レガシーSTAのシンボル持続時間の4倍のシンボル持続時間を使用して通信することができる。したがって、送信される各シンボルは、持続時間が4倍長いことがある。より長いシンボル持続時間を使用するとき、個々のトーンの各々は、送信されるべき帯域幅の1/4程度のみを必要とし得る。たとえば、様々な実施形態では、1xシンボル持続時間は4msであり得、4xシンボル持続時間は16msであり得る。AP104は、通信帯域幅に基づいて、1つまたは複数のトーンプランに従ってHEW STA106A〜106Dにメッセージを送信することができる。いくつかの態様では、AP104は、OFDMAを使用して同時に複数のHEW STAに送信するように構成され得る。
効率的なトーンプラン設計
[00115]図3に、一実施形態による、例示的な2Nトーンプラン300を示す。一実施形態では、トーンプラン300は、2N点高速フーリエ変換(FFT)を使用して生成された、周波数領域におけるOFDMトーンに対応する。トーンプラン300は、−N〜N−1でインデックス付けされた2N個のOFDMトーンを含む。トーンプラン300は、ガードトーン310の2つのセットと、データ/パイロットトーン320の2つのセットと、直流(DC)トーン330のセットとを含む。様々な実施形態では、ガードトーン310およびDCトーン330はヌルであり得る。様々な実施形態では、トーンプラン300は、別の好適な数のパイロットトーンを含み、および/または他の好適なトーンロケーションにあるパイロットトーンを含む。
[00116]2Nトーンプラン300が図3に示されているが、Nの任意の値についての同様のトーンプラン(特に、32トーンプラン、48トーンプラン、64トーンプラン、96トーンプラン、128トーンプラン、192トーンプラン、256トーンプラン、320トーンプラン、384トーンプラン、448トーンプラン、512トーンプラン、768トーンプラン、1024トーンプラン、1280トーンプラン、1536トーンプラン、1792トーンプラン、および2048トーンプランなど)が使用され得る。様々な実施形態では、各トーンプランは、たとえば、5MHz、10MHz、20MHz、40MHz、80MHz、および160MHzなどの通信帯域幅に対応することができる。
[00117]いくつかの態様では、様々なIEEE802.11プロトコルと比較して、4xシンボル持続時間を使用する送信のために、OFDMAトーンプランが与えられ得る。たとえば、4xシンボル持続時間は、持続時間が各々16msであるいくつかのシンボルを使用し得る。いくつかの態様では、OFDMAトーンプランは、12個のデータトーンの最小OFDMA割振りを使用し得る。たとえば、UL OFDMA送信を送信しているかまたはDL OFDMA送信を受信している各デバイスは、少なくとも12個のデータトーンを割り当てられ得る。したがって、UL OFDMA割振りサイズとDL OFDMA割振りサイズの両方は、12個のトーン、ならびにIEEE802.11ah規格に記載されている既存のサイズ(23個のトーン、53個のトーン、108個のトーン、および234個のトーン)であり得る。さらに、OFDMA割振りユニットの数は、送信ごとに8つまたは16個の割振りユニットなどに上限を定められ得る。各ユーザは、これらの割振りユニットのうちの最大2つの上で受信または送信し得る。この上限は、シグナリングオーバーヘッドを制限し得る。さらに、12個のトーンの倍数と等価なサイズをもつよりフレキシブルなOFDMAを設計すること(たとえば、サブバンドごとに12個のデータトーン、36個のデータトーン、または72個のデータトーン)が考えられ得る。
[00118]いくつかの態様では、OFDMAサブバンドは、いくつかの異なるサイズになることがある。たとえば、OFDMAサブバンドは、5MHz、10MHz、15MHz、20MHz、30MHz、40MHz、60MHz、80MHz、100MHz、120MHz、または140MHzの帯域幅を有し得る。これらの異なるサブバンドの各々は、異なるトーンプランを有し得る。トーンプランはまた、いくつかの他の考慮事項を用いて設計され得る。たとえば、160MHzのための2048トーンプランは、2つの複製された1024トーンプランを使用して構成され得、それは、それぞれ80MHzの帯域幅を使用する。
[00119]いくつかの態様では、送信する際の誤差のあるレベルに基づいて、好適であるトーンプランを指定することが望れ得る。たとえば、WiFi(登録商標)のいくつかの実装形態は、+/−20の100万分の1(ppm)または(許容範囲を合計すると)合計40ppmの送信中心周波数誤差を使用し得る。単一のユーザからの4xシンボル持続時間を用いる5MHz送信では、この40ppm誤差要件は、7つのDCトーンの使用を必要とし得る。複数のデバイスが同時に送信する場合、要求は、各デバイスの誤差が互いに加法的であり得るので、最高80ppmであり得る。したがって、80ppm(+/−40ppm)シナリオでは、11個のDCトーンが必要とされ得る。周波数事前補正および/または10ppmなど、より細かいppm要件が使用される場合、3つまたは5つのDCトーンが、4xシンボル持続時間送信のために使用され得る。したがって、使用されるDCトーンの数は、送信において可能にされるキャリア周波数オフセットのレベルに少なくとも部分的に基づき得る。
[00120]いくつかの態様では、パッキング効率は、OFDMA送信のための異なる場合において異なり得る。たとえば、(FFTトーン数での)OFDMA割振り帯域幅は、(FFTサイズでの)異なる総帯域幅に基づいて変動し得る。たとえば、帯域幅の5MHz部分は、その5MHz部分が単一のユーザによって送信されている場合、またはそれが、異なる総帯域幅を用いるOFDMA送信の一部において送信されている場合、異なる数のデータトーンを搬送することが可能であり得る。
[00121]パイロットまたはガードトーンの数も、送信のタイプに応じて変動し得る。たとえば、DL送信は、DL送信を受信する各デバイスが送信デバイスからの同じパイロットトーンを使用し得るので、送信ビームフォーミングが使用されない場合、共通パイロットトーンを使用し得る。しかしながら、いくつかのデバイスによって送信されているUL送信は、各送信デバイスのための専用パイロットトーンを必要とし得る。さらに、UL送信は、異なるデバイスからの送信が互いに完全に直交するとは限らないので、異なるOFDMAユーザ間にいくつかのガードトーンを有することを選好し得る。DL送信では、これは問題でないことがあり、これらの追加のガードトーンは必要とされないことがある。さらに、DL送信はワイドバンドマスクに従い得、UL送信は各STAのためのサブバンドマスクに従うべきである。したがって、必要とされるガードトーンの数は、UL送信とDL送信との間で変動し得る。
[00122]さらに、有用であるために、トーンプランはまた、あるBCC(バイナリ畳み込みコード(binary convolutional code))インターリービング、LDPC(低密度パリティチェック)トーンマッピング距離設計を満たし、ならびにいくつかの異なる可能な変調およびコーディング方式(MCS:modulation and coding scheme)に有効である必要があり得る。概して、トーンプランを選定する際に、所望の帯域幅の各々のための最小数のDC、ガード、およびパイロットトーンを用いてデータトーン数(Ndata)の上限を最初に取得することが有益であり得る。次に、いつサブバンド帯域幅がOFDMA割振りであるか、またはサブバンド帯域幅が単一のユーザ(SU:single user)のための帯域幅全体であるとき、各サブバンド帯域幅のためのデータトーン数Ndataの上限を取得することが有益であり得る。
[00123]次に、上限といくつかの他の基準とを条件とする、実現可能なデータトーン数(Ndata)を決定することが有用であり得る。最初に、Ndataの約数が、BCCインターリービング深度NCOLのために使用され得る。次に、Ndataの約数はLDPCトーンマッピング距離DTMとして使用され得、それらは既存のトーンプランのためのものの中間にある。最終的に、MCSの除外組合せの数、およびデータストリームの数が比較的小さく保たれるである有益であり得る。概して、このトーンマッピングの後に残りのトーンがある場合、それらは、余分のDC、ガード、またはパイロットトーンとして使用され得る。たとえば、残りのトーンは、キャリア周波数オフセット(CFO:carrier frequency offset)要求を満たすために、DCトーンとして使用され得、DL/ULスペクトルマスク要件を満たすためにおよびUL送信における異なるSTA間の干渉を最小限に抑えるために、余分のガードトーンとして使用され得、残りのトーンは、十分なパイロットトーンが各OFDMAユーザのために与えられることを保証するために、追加のパイロットトーンとして使用され得る。残りのトーンのこれらの様々な使用のために、いくつかの残りのトーンを有することが望ましいことがある。概して、本明細書の提案するトーンプランの各々は、それらのパイロットトーン数要求を条件として、UL OFDMA送信またはDL OFDMA送信のいずれかのために使用され得る。
[00124]図4に、単一のユーザがあるときの、様々な実施形態による、64トーンプラン、128トーンプラン、256トーンプラン、512トーンプラン、および1024トーンプランについての上限を示す。特に、図4は、使用される帯域幅による、1つ、3つ、5つ、7つ、または11個のDCトーンを有する実施形態における64トーンプラン、128トーンプラン、256トーンプラン、512トーンプラン、および1024トーンプランのためのデータトーン数(Ndata)に対する上限を示す。これらの上限はまた、可能なガードトーンおよびパイロットトーンの最小数を使用する。たとえば、FFTサイズが64であり、1つのDCトーン、7つのガードトーン、および4つのパイロットトーンがある場合、これは、データトーンとして使用され得る52個の他のトーンを残す。
[00125]図5Aに、様々な実施形態による、64トーン5MHzトーンプランについての上限を示す。たとえば、単一のユーザでは、1つのDCトーンが使用される場合、52個のデータトーンがあり得る。3つのDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために50個のデータトーンがあり得る。5つのDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために48個のデータトーンがあり得る。7つのDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために46個のデータトーンがあり得る。異なる総帯域幅を用いるOFDMA送信では、使用し得るデータトーン数は異なり得る。20MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(234/4)=58であり得る。この計算において、234は、図4に示されているように、3つのDCトーンをもつ20MHz送信におけるNdataの上限である。したがって、20MHz送信の4つの5MHz部分の各々は、最高1/4の端数切捨てのデータトーンを有し得る。20MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(232/4)=58であり得る。20MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(230/4)=57であり得る。
[00126]40MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(486/8)=60であり得る。40MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(484/8)=60であり得る。40MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(482/8)=60であり得る。40MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(478/8)=59であり得る。
[00127]80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998/16)=62であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996/16)=62であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994/16)=62であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990/16)=61であり得る。したがって、64トーン送信のための統合された上限は、62個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00128]図5Bに、いくつかの既存のトーンプランを含む、他の可能なトーンプランに対する実現可能な5MHzトーンプランのいずれかからの利得を示す。たとえば、50個のデータトーンを使用することは、48個のデータトーンに対して4.17%の利得を表すが、52個のデータトーンに対して3.85%の損失を表し得る。54個のデータトーンを使用することは、48個のデータトーンに対する12.5%の利得、および52個のデータトーンに対する3.85%の利得を表し得る。56個のデータトーンを使用することは、48個のデータトーンに対する16.67%の利得、および52個のデータトーンに対する7.69%の利得を表し得る。58個のデータトーンを使用することは、48個のデータトーンに対する20.83%の利得、および52個のデータトーンに対する11.54%の利得を表し得る。60個のデータトーンを使用することは、48個のデータトーンに対する25%の利得、および52個のデータトーンに対する15.38%の利得を表し得る。62個のデータトーンを使用することは、48個のデータトーンに対する29.17%の利得、および52個のデータトーンに対する19.23%の利得を表し得る。
[00129]図6Aに、様々な実施形態による、128トーン10MHzトーンプランについての上限を示す。たとえば、単一のユーザでは、3つのDCトーンが使用される場合、108個のデータトーンがあり得る。5つのDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために106A個のデータトーンがあり得る。7つのDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために104個のデータトーンがあり得る。異なる総帯域幅を用いるOFDMA送信では、使用し得るデータトーン数は異なり得る。20MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの10MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(234/2)=117であり得る。20MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの10MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(232/2)=116であり得る。20MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの10MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(230/2)=115であり得る。
[00130]40MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの10MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(486/4)=121であり得る。40MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの10MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(484/4)=121であり得る。40MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの10MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(482/4)=120であり得る。40MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの10MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(478/4)=119であり得る。
[00131]80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの10MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998/8)=124であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの10MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996/8)=124であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの10MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994/8)=124であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの10MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990/8)=123であり得る。したがって、128トーン送信のための統合された上限は、124個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00132]図6Bに、いくつかの既存のトーンプランを含む、他の可能なトーンプランに対する実現可能な10MHzトーンプランのいずれかからの利得を示す。たとえば、110個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する1.85%の利得を表し得る。112個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する3.70%の利得を表し得る。114個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する5.56%の利得を表し得る。116個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する7.41%の利得を表し得る。118個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する9.26%の利得を表し得る。120個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する11.11%の利得を表し得る。122個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する12.96%の利得を表し得る。124個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する14.81%の利得を表し得る。
[00133]図7Aに、様々な実施形態による、192トーン15MHzトーンプランについての上限を示す。概して、15MHzは、単一のユーザによって使用されないことがある。異なる総帯域幅を用いるOFDMA送信では、使用し得るデータトーン数は異なり得る。20MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの15MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(234*3/4)=175であり得る。20MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの15MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(232*3/4)=174であり得る。20MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの15MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(230*3/4)=172であり得る。
[00134]40MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの15MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(488*3/8)=183であり得る。40MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの15MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(486*3/8)=182であり得る。40MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの15MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(484*3/8)=181であり得る。40MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの15MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(480*3/8)=180であり得る。
[00135]80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの15MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998*3/16)=187であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの15MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996*3/16)=186であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの15MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994*3/16)=186であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの15MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990*3/16)=185であり得る。したがって、192トーン送信のための統合された上限は、187個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00136]図7Bに、いくつかの既存のトーンプランを含む、他の可能なトーンプランに対する実現可能な15MHzトーンプランのいずれかからの利得を示す。たとえば、168個のデータトーンを使用することは、187個のデータトーンと比較して10.16%の損失を表し得る。170個のデータトーンを使用することは、187個のデータトーンと比較して9.09%の損失を表し得る。172個のデータトーンを使用することは、187個のデータトーンと比較して8.02%の損失を表し得る。174個のデータトーンを使用することは、187個のデータトーンと比較して6.95%の損失を表し得る。176個のデータトーンを使用することは、187個のデータトーンと比較して5.88%の損失を表し得る。178個のデータトーンを使用することは、187個のデータトーンと比較して4.81%の損失を表し得る。180個のデータトーンを使用することは、187個のデータトーンと比較して3.74%の損失を表し得る。182個のデータトーンを使用することは、187個のデータトーンと比較して2.67%の損失を表し得る。184個のデータトーンを使用することは、187個のデータトーンと比較して1.60%の損失を表し得る。186個のデータトーンを使用することは、187個のデータトーンと比較して0.53%の損失を表し得る。
[00137]図8Aに、様々な実施形態による、256トーン20MHzトーンプランについての上限を示す。たとえば、単一のユーザでは、3つのDCトーンが使用される場合、234個のデータトーンがあり得る。5つのDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために232個のデータトーンがあり得る。7つのDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために230個のデータトーンがあり得る。異なる総帯域幅を用いるOFDMA送信では、使用し得るデータトーン数は異なり得る。20MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの20MHz部分(すなわち、送信全体)におけるデータトーン数は、234であり得る。20MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの20MHz部分におけるデータトーン数は、232であり得る。20MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの20MHz部分におけるデータトーン数は、230であり得る。
[00138]40MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの20MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(486/2)=243であり得る。40MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの20MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(484/2)=242であり得る。40MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの20MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(482/2)=241であり得る。40MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの20MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(478/2)=239であり得る。
[00139]80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの20MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998/4)=249であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの20MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996/4)=249であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの20MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994/4)=248であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの20MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990/4)=247であり得る。したがって、256トーン送信のための統合された上限は、249個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00140]図8Bに、いくつかの既存のトーンプランを含む、他の可能なトーンプランに対する実現可能な20MHzトーンプランのいずれかからの利得を示す。たとえば、236個のデータトーンを使用することは、234個のデータトーンに対する0.85%の利得を表し得る。238個のデータトーンを使用することは、234個のデータトーンに対する1.71%の利得を表し得る。240個のデータトーンを使用することは、234個のデータトーンに対する2.56%の利得を表し得る。242個のデータトーンを使用することは、234個のデータトーンに対する3.42%の利得を表し得る。244個のデータトーンを使用することは、234個のデータトーンに対する4.27%の利得を表し得る。246個のデータトーンを使用することは、234個のデータトーンに対する5.13%の利得を表し得る。248個のデータトーンを使用することは、234個のデータトーンに対する5.98%の利得を表し得る。
[00141]図9Aに、様々な実施形態による、384トーン30MHzトーンプランについての上限を示す。40MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの30MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(488*3/4)=366であり得る。40MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの30MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(486*3/4)=364であり得る。40MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの30MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(484*3/4)=363であり得る。40MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの30MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(480*3/4)=360であり得る。
[00142]80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの30MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998*3/8)=374であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの30MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996*3/8)=373であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの30MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994*3/8)=372であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの30MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990*3/8)=371であり得る。したがって、384トーン送信のための統合された上限は、374個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00143]図9Bに、いくつかの既存のトーンプランを含む、他の可能なトーンプランに対する実現可能な30MHzトーンプランのいずれかからの利得を示す。たとえば、350個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して6.42%の損失を表し得る。352個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して5.88%の損失を表し得る。354個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して5.35%の損失を表し得る。356個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して4.81%の損失を表し得る。357個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して4.55%の損失を表し得る。358個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して4.28%の損失を表し得る。360個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して3.74%の損失を表し得る。364個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して2.67%の損失を表し得る。366個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して2.14%の損失を表し得る。368個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して1.60%の損失を表し得る。370個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して1.07%の損失を表し得る。372個のデータトーンを使用することは、374個のデータトーンを使用することと比較して0.53%の損失を表し得る。
[00144]図10Aに、様々な実施形態による、512トーン40MHzトーンプランについての上限を示す。たとえば、単一のユーザでは、3つのDCトーンが使用される場合、498個のデータトーンがあり得る。5つのDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために484個のデータトーンがあり得る。7つのDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために482個のデータトーンがあり得る。11個のDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために478個のデータトーンがあり得る。同様に、40MHz総帯域幅を用いるOFDMA送信では、同じデータトーン数が使用され得る。
[00145]80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの40MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998/2)=499であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの40MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996/2)=498であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの40MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994/2)=497であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの40MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990/2)=495であり得る。したがって、512トーン送信のための統合された上限は、499個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00146]図10Bに、いくつかの既存のトーンプランを含む、他の可能なトーンプランに対する実現可能な40MHzトーンプランのいずれかからの利得を示す。たとえば、470個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する0.43%の利得を表し得る。472個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する0.85%の利得を表し得る。474個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する1.28%の利得を表し得る。476個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する1.71%の利得を表し得る。478個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する2.14%の利得を表し得る。480個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する2.56%の利得を表し得る。484個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する3.42%の利得を表し得る。486個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する3.85%の利得を表し得る。488個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する4.27%の利得を表し得る。490個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する4.70%の利得を表し得る。492個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する5.13%の利得を表し得る。496個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する5.98%の利得を表し得る。498個のデータトーンを使用することは、468個のデータトーンに対する6.41%の利得を表し得る。
[00147]図11Aに、様々な実施形態による、768トーン60MHzトーンプランについての上限を示す。80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの60MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998*3/4)=748であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの60MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996*3/4)=747であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの60MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994*3/4)=745であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの60MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990*3/4)=742であり得る。したがって、768トーン送信のための統合された上限は、748個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00148]図11Bに、いくつかの既存のトーンプランを含む、他の可能なトーンプランに対する実現可能な60MHzトーンプランのいずれかからの利得を示す。たとえば、732個のデータトーンを使用することは、478個のデータトーンを使用することと比較して2.14%の損失を表し得る。738個のデータトーンを使用することは、478個のデータトーンを使用することと比較して1.34%の損失を表し得る。740個のデータトーンを使用することは、478個のデータトーンを使用することと比較して1.07%の損失を表し得る。744個のデータトーンを使用することは、478個のデータトーンを使用することと比較して0.53%の損失を表し得る。
[00149]図12Aに、様々な実施形態による、1024トーン80MHzトーンプランについての上限を示す。たとえば、単一のユーザでは、3つのDCトーンが使用される場合、998個のデータトーンがあり得る。5つのDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために996個のデータトーンがあり得る。7つのDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために994個のデータトーンがあり得る。11個のDCトーンが使用される場合、単一のユーザのために990個のデータトーンがあり得る。同様に、80または160MHz OFDMA送信において、同じ上限が適用され得る。したがって、1024トーン送信のための統合された上限は、998個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00150]図12Bに、いくつかの既存のトーンプランを含む、他の可能なトーンプランに対する実現可能な80MHzトーンプランのいずれかからの利得を示す。たとえば、948個のデータトーンを使用することは、936個のデータトーンに対する1.28%の利得を表し得る。960個のデータトーンを使用することは、936個のデータトーンに対する2.56%の利得を表し得る。972個のデータトーンを使用することは、936個のデータトーンに対する4.06%の利得を表し得る。980個のデータトーンを使用することは、936個のデータトーンに対する4.70%の利得を表し得る。984個のデータトーンを使用することは、936個のデータトーンに対する5.13%の利得を表し得る。990個のデータトーンを使用することは、936個のデータトーンに対する5.77%の利得を表し得る。996個のデータトーンを使用することは、936個のデータトーンに対する6.41%の利得を表し得る。
[00151]図13Aに、様々な実施形態による、1280トーン100MHzトーンプランについての上限を示す。160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの100MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998*5/4)=1247であり得る。160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの100MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996*5/4)=1245であり得る。160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの100MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994*5/4)=1242であり得る。160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの100MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990*5/4)=1237であり得る。したがって、1280トーン送信のための統合された上限は、1247個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00152]図13Bに、いくつかの既存のトーンプランを含む、他の可能なトーンプランに対する実現可能な100MHzトーンプランのいずれかからの利得を示す。たとえば、1200個のデータトーンを使用することは、1247個のデータトーンを使用することと比較して3.77%の損失を表し得る。1206個のデータトーンを使用することは、1247個のデータトーンを使用することと比較して3.29%の損失を表し得る。116個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する7.41%の利得を表し得る。118個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する9.26%の利得を表し得る。120個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する11.11%の利得を表し得る。122個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する12.96%の利得を表し得る。124個のデータトーンを使用することは、108個のデータトーンに対する14.81%の利得を表し得る。
[00153]図14Aに、様々な実施形態による、1536トーン120MHzトーンプランについての上限を示す。160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの120MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998*3/2)=1497であり得る。160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの120MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996*3/2)=1494であり得る。160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの120MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994*3/2)=1491であり得る。160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの120MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990*3/2)=1485であり得る。したがって、1536トーン送信のための統合された上限は、1497個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00154]図14Bに、いくつかの既存のトーンプランを含む、他の可能なトーンプランに対する実現可能な120MHzトーンプランのいずれかからの利得を示す。たとえば、1420個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して5.14%の損失を表し得る。1422個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して5.01%の損失を表し得る。1424個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して4.88%の損失を表し得る。1426個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して4.74%の損失を表し得る。1428個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して4.61%の損失を表し得る。1430個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して4.48%の損失を表し得る。1432個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して4.34%の損失を表し得る。1434個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して4.21%の損失を表し得る。1436個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して4.07%の損失を表し得る。1438個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して3.94%の損失を表し得る。1440個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して3.81%の損失を表し得る。1452個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して3.01%の損失を表し得る。1464個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して2.20%の損失を表し得る。1470個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して1.80%の損失を表し得る。1485個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して0.80%の損失を表し得る。1488個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して0.60%の損失を表し得る。1491個のデータトーンを使用することは、1497個のデータトーンを使用することと比較して0.40%の損失を表し得る。
[00155]図15Aに、様々な実施形態による、1792トーン140MHzトーンプランについての上限を示す。160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの140MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998*7/4)=1746であり得る。160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの140MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996*7/4)=1743であり得る。160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの140MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994*7/4)=1739であり得る。160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの140MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990*7/4)=1732であり得る。したがって、1792トーン送信のための統合された上限は、1746個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00156]図15Bに、いくつかの既存のトーンプランを含む、他の可能なトーンプランに対する実現可能な140MHzトーンプランのいずれかからの利得を示す。たとえば、1660個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して4.93%の損失を表し得る。1664個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して4.70%の損失を表し得る。1668個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して4.47%の損失を表し得る。1672個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して4.24%の損失を表し得る。1680個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して3.78%の損失を表し得る。1688個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して3.32%の損失を表し得る。1692個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して3.09%の損失を表し得る。1696個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して2.86%の損失を表し得る。1700個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して2.63%の損失を表し得る。1704個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して2.41%の損失を表し得る。1708個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して2.18%の損失を表し得る。1710個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して2.06%の損失を表し得る。1712個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して1.95%の損失を表し得る。1716個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して1.72%の損失を表し得る。1720個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して1.49%の損失を表し得る。1728個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して1.03%の損失を表し得る。1740個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して0.34%の損失を表し得る。1745個のデータトーンを使用することは、1746個のデータトーンを使用することと比較して0.06%の損失を表し得る。
[00157]図16に、一実施形態による、直交周波数分割多元接続(OFDMA)トーンプランのためのインターリービングパラメータを生成するように動作可能であるシステム1000を示す。システム1000は、ワイヤレスネットワーク1050を介して複数の他のデバイス(たとえば、宛先デバイス)1020、1030、および1040とワイヤレス通信するように構成された第1のデバイス(たとえば、ソースデバイス)1010を含む。代替実施形態では、異なる数のソースデバイス宛先デバイスが、システム1000中に存在し得る。様々な実施形態では、ソースデバイス1010はAP104(図1)を含むことができ、他のデバイス1020、1030、および1040はSTA106A〜106D(図1)を含むことができる。システム1000はシステム100(図1)を含むことができる。様々な実施形態では、デバイス1010、1020、1030、および1040のいずれも、ワイヤレスデバイス202(図2)を含むことができる。
[00158]特定の実施形態では、ワイヤレスネットワーク1050は、IEEE802.11ワイヤレスネットワーク(たとえば、Wi−Fiネットワーク)である。たとえば、ワイヤレスネットワーク61050は、IEEE802.11規格に従って動作することができる。特定の実施形態では、ワイヤレスネットワーク1050は多元接続通信をサポートする。たとえば、ワイヤレスネットワーク1050は、宛先デバイス1020、1030、および1040の各々への単一のパケット1060の通信をサポートすることができ、ここで、単一のパケット1060は、宛先デバイスの各々に向けられた個々のデータ部分を含む。一例では、本明細書でさらに説明するように、パケット1060はOFDMAパケットであり得る。
[00159]ソースデバイス1010は、(1つまたは複数の)多元接続パケットを生成し、それを複数の宛先デバイスに送信するように構成されたアクセスポイント(AP)または他のデバイスであり得る。特定の実施形態では、ソースデバイス1010は、プロセッサ1011(たとえば、中央処理ユニット(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ネットワーク処理ユニット(NPU)など)と、メモリ1012(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)など)と、ワイヤレスネットワーク1050を介してデータを送信および受信するように構成されたワイヤレスインターフェース1015とを含む。メモリ1012は、図17のインターリービングシステム1014に関して説明する技法に従って、データをインターリーブするためにインターリービングシステム1014によって使用されるバイナリ畳み込みコード(BCC:binary convolutional code)インターリービングパラメータ1013を記憶することができる。
[00160]本明細書で使用する「トーン」は、データがその内で通信され得る周波数または周波数のセット(たとえば、周波数範囲)を表すことができる。トーンは、代替的にサブキャリアと呼ばれることがある。したがって、「トーン」は周波数領域ユニットであり得、パケットは複数のトーンにわたることができる。トーンとは対照的に、「シンボル」は時間領域ユニットであり得、パケットは複数のシンボルにわたる(たとえば、複数のシンボルを含む)ことができ、各シンボルは特定の持続時間を有する。したがって、ワイヤレスパケットは、周波数範囲(たとえば、トーン)と時間期間(たとえば、シンボル)とにわたる2次元構造として視覚化され得る。
[00161]一例として、ワイヤレスデバイスは、80メガヘルツ(MHz)ワイヤレスチャネル(たとえば、80MHz帯域幅を有するチャネル)を介してパケットを受信することができる。ワイヤレスデバイスは、パケット中の512個のトーンを決定するために512点FFTを実施することができる。トーンのサブセットが「使用可能」と考えられ得、残りのトーンは「使用不可能」と考えられ得る(たとえば、ガードトーン、直流(DC)トーンなどであり得る)。例示のために、474個のデータトーンと22個のパイロットトーンとを含む、512個のトーンのうちの496個が使用可能であり得る。別の例として、476個のデータトーンおよび20個のパイロットトーンがあり得る。上述のチャネル帯域幅、変換、およびトーンプランは例にすぎないことに留意されたい。代替実施形態では、異なるチャネル帯域幅(たとえば、5MHz、6MHz、6.5MHz、40MHz、80MHzなど)、異なる変換(たとえば、256点FFT、1024点FFTなど)、および/または異なるトーンプランが使用され得る。
[00162]特定の実施形態では、パケットは、1つまたは複数の空間ストリーム上で送信される様々なブロックサイズ(たとえば、サブバンドごとに様々なデータトーン数)を含むことができる。たとえば、パケットは、サブバンドごとに12個のデータトーン、サブバンドごとに36個のデータトーン、サブバンドごとに72個のデータトーン、サブバンドごとに120個のデータトーン、サブバンドごとに156個のデータトーン、またはサブバンドごとに312個のデータトーンを含むことができる。インターリーブ深度と、インターリーブ回転インデックスと、ベースサブキャリア回転との組合せが、ブロックサイズごとに与えられ得る。
[00163]特定の実施形態では、インターリービングパラメータ1013は、パケット1060のどのデータトーンが個々の宛先デバイスに割り当てられるかを決定するために、多元接続パケット1060の生成中にインターリービングシステム1014によって使用され得る。たとえば、パケット1060は、各個々の宛先デバイス1020、1030、および1040に割り振られたトーンの別個のセットを含むことができる。例示のために、パケット1060はインターリーブされたトーン割振りを利用することができる。
[00164]宛先デバイス1020、1030、および1040はそれぞれ、プロセッサ(たとえば、プロセッサ1021)と、メモリ(たとえば、メモリ1022)と、ワイヤレスインターフェース(たとえば、ワイヤレスインターフェース1025)とを含むことができる。宛先デバイス1020、1030、および1040はそれぞれ、図17のMIMO検出器1118に関して説明するように、パケット(たとえば、単一接続パケットまたは多元接続パケット)をデインターリーブするように構成されたデインターリービングシステム1024をも含むことができる。一例では、メモリ1022は、インターリービングパラメータ1013と同等のインターリービングパラメータ1023を記憶することができる。
[00165]動作中、ソースデバイス1010は、パケット1060を生成し、それをワイヤレスネットワーク1050を介して宛先デバイス1020、1030、および1040の各々に送信することができる。パケット1060は、インターリーブされたパターンに従って各個々の宛先デバイスに割り振られたデータトーンの別個のセットを含むことができる。
[00166]したがって、図16のシステム1000は、IEEE802.11ワイヤレスネットワーク上で通信するように、ソースデバイスおよび宛先デバイスが使用するためのOFDMAデータトーンインターリービングパラメータを供給することができる。たとえば、インターリービングパラメータ1013、1023(またはそれの部分)は、図示のように、ソースデバイスおよび宛先デバイスのメモリに記憶され得る、ワイヤレス規格(たとえば、IEEE802.11規格)によって規格化され得る、などである。本明細書で説明する様々なデータトーンプランはダウンリンク(DL)OFDMA通信ならびにアップリンク(UL)OFDMA通信の両方のために適用可能であり得ることに留意されたい。
[00167]たとえば、ソースデバイス1010(たとえば、アクセスポイント)はワイヤレスネットワーク1050を介して(1つまたは複数の)信号を受信することができる。(1つまたは複数の)信号はアップリンクパケットに対応することができる。パケット中で、トーンの別個のセットが、宛先デバイス(たとえば、移動局)1020、1030、および1040の各々に割り振られ、その宛先デバイスによって送信されたアップリンクデータを搬送することができる。
[00168]図17に、ワイヤレス通信を送信および受信するために、図16のワイヤレスデバイスなど、ワイヤレスデバイスにおいて実装され得る例示的な多入力多出力(MIMO)システム1100を示す。システム1100は、図16の第1のデバイス1010と図16の宛先デバイス1020とを含む。
[00169]第1のデバイス1010は、エンコーダ1104と、インターリービングシステム1014と、複数の変調器1102a〜1102cと、複数の送信(TX)回路1110a〜1110cと、複数のアンテナ1112a〜1112cとを含む。宛先デバイス1020は、複数のアンテナ1114a〜1114cと、複数の受信(RX)回路1116a〜1116cと、MIMO検出器1118と、デコーダ1120とを含む。
[00170]ビットシーケンスがエンコーダ1104に供給され得る。エンコーダ1104は、ビットシーケンスを符号化するように構成され得る。たとえば、エンコーダ1104は、ビットシーケンスに前方誤り訂正(FEC)コードを適用するように構成され得る。FECコードは、ブロックコード、畳み込みコード(たとえば、バイナリ畳み込みコード)などであり得る。符号化ビットシーケンスはインターリービングシステム1014に供給され得る。
[00171]インターリービングシステム1014は、ストリームパーサ1106Aと複数の空間ストリームインターリーバ1108a〜1108cとを含むことができる。ストリームパーサ1106Aは、エンコーダ1104から複数の空間ストリームインターリーバ1108a〜1108cへの符号化ビットストリームをパースするように構成され得る。
[00172]各インターリーバ1108a〜1108cは、周波数インターリービングを実施するように構成され得る。たとえば、ストリームパーサ1106Aは、各空間ストリームについてシンボルごとにコード化ビットのブロックを出力することができる。各ブロックは、行に書き込み、列を読み出す、対応するインターリーバ1108a〜1108cによってインターリーブされ得る。列数(Ncol)またはインターリーバ深度(interleaver depth)は、データトーン数(Ndata)に基づき得る。行数(Nrow)は、列数(Ncol)およびデータトーン数(Ndata)の関数であり得る。たとえば、行数(Nrow)は、列数(Ncol)で除算されたデータトーン数(Ndata)に等しくなり得る(たとえば、Nrow=Ndata/Ncol)。
[00173]帯域幅の各々(たとえば、5/10/15/20/30/40/60/80/100/120/140MHzの各々)のためのトーンプランは、いくつかの異なるファクタに基づいて選定され得ることに留意されたい。たとえば、上限は、送信が単一ユーザ帯域幅であるのか、特定の総帯域幅のためのOFDMA帯域幅の一部であるのかに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。トーンプランはまた、CFO要件に応じて、必要とされるDCトーン数に基づいて選定され得る。トーンプランはまた、DL/ULスペクトルマスクを満たすために、およびUL OFDMAにおける異なるSTAの送信間の干渉を最小限に抑えるために、必要とされるガードトーン数に基づいて選定され得る。さらに、トーンプランはまた、DL OFDMAおよびUL OFDMAの各々のための十分なパイロットトーンがあることを保証するために必要とされるパイロットトーン数に基づいて選定され得る。概して、160MHz(2048FFT)トーンプランは、2つの80MHz(1024FFT)トーンプランの複製であり得る。十分なDC、ガード、およびパイロットトーン数についてのこれらの必要のために、十分な残りのトーン(上限−Ndata)が残される必要がある。したがって、これはNdataの選定につながり得る。
[00174]図18は、64トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、50データトーンブロックは、2、5、10、または25のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、54データトーンブロックは、2、3、6、9、18、または27のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、56データトーンブロックは、2、4、7、8、14、または28のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、58データトーンブロックは、2または29のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、60データトーンブロックは、2、3、4、5、6、10、12、15、20、または30のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、50データトーンブロックは、2または31のインターリーバ深度を有することができる。
[00175]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00176]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜26のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜18のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00177]図19は、128トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、110データトーンブロックは、2、5、10、11、22、または55のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、112データトーンブロックは、2、4、7、8、14、16、28、または56のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、114データトーンブロックは、2、3、6、19、38、または57のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、116データトーンブロックは、2、4、29、または58のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、118データトーンブロックは、2または59のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、120データトーンブロックは、2、3、4、5、6、8、10、12、15、20、24、30、40、または60のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、122データトーンブロックは、2または61のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、124データトーンブロックは、2、4、31、または62のインターリーバ深度を有することができる。
[00178]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜42のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜26のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00179]図20は、192トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、168データトーンブロックは、2、3、4、6、7、8、12、14、21、24、28、42、56、または84のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、170データトーンブロックは、2、5、10、17、34、または85のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、172データトーンブロックは、2、4、43、または86のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、174データトーンブロックは、2、3、6、29、58、または87のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、176データトーンブロックは、2、4、8、11、16、22、44、または88のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、178データトーンブロックは、2または89のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、180データトーンブロックは、2、3、4、5、6、9、10、12、15、18、20、30、36、45、60、または90のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、182データトーンブロックは、2、7、13、14、26、または91のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、184データトーンブロックは、2、4、8、23、46、または92のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、186データトーンブロックは、2、3、6、31、62、または93のインターリーバ深度を有することができる。
[00180]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00181]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、32〜57のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜34のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00182]図21は、256トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、236データトーンブロックは、2、4、59、または118のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、238データトーンブロックは、2、7、14、17、34、または119のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、240データトーンブロックは、2、3、4、5、6、8、10、12、15、16、20、24、30、40、48、60、80、または120のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、242データトーンブロックは、2、11、22、または121のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、244データトーンブロックは、2、4、61、または122のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、246データトーンブロックは、2、3、6、41、82、または123のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、248データトーンブロックは、2、4、8、31、62、または124のインターリーバ深度を有することができる。
[00183]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00184]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、49〜73のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜42のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00185]図22は、384トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、350データトーンブロックは、2、5、7、10、14、25、35、50、70、または175のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、352データトーンブロックは、2、4、8、11、16、22、32、44、88、または176のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、354データトーンブロックは、2、3、6、59、118、または177のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、356データトーンブロックは、2、4、89、または178のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、357データトーンブロックは、3、7、17、21、51、または119のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、358データトーンブロックは、2または179のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、360データトーンブロックは、2、3、4、5、6、8、9、10、12、15、18、20、24、30、36、40、45、60、72、90、120、または180のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、364データトーンブロックは、2、4、7、13、14、26、28、52、91、または182のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、366データトーンブロックは、2、3、6、61、122、または183のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、368データトーンブロックは、2、4、8、16、23、46、92、または184のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、370データトーンブロックは、2、5、10、37、74、または185のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、372データトーンブロックは、2、3、4、6、12、31、62、93、124、または186のインターリーバ深度を有することができる。
[00186]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00187]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、77〜105のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、33〜58のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00188]図23は、512トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、470データトーンブロックは、2、5、10、47、94、または235のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、472データトーンブロックは、2、4、8、59、118、または236のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、474データトーンブロックは、2、3、6、79、158、または237のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、476データトーンブロックは、2、4、7、14、17、28、34、68、119、または238のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、478データトーンブロックは、2または239のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、480データトーンブロックは、2、3、4、5、6、8、10、12、15、16、20、24、30、32、40、48、60、80、96、120、160、または240のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、484データトーンブロックは、2、4、11、22、44、121、または242のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、486データトーンブロックは、2、3、6、9、18、27、54、81、162、または243のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、488データトーンブロックは、2、4、8、61、122、または244のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、490データトーンブロックは、2、5、7、10、14、35、49、70、98、または245のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、492データトーンブロックは、2、3、4、6、12、41、82、123、164、または246のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、496データトーンブロックは、2、4、8、16、31、62、124、または248のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、498データトーンブロックは、2、3、6、83、166、または249のインターリーバ深度を有することができる。
[00189]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00190]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、107〜136のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、48〜73のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00191]図24は、768トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、732データトーンブロックは、2、3、4、6、12、61、122、183、244、または366のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、738データトーンブロックは、2、3、6、9、18、41、82、123、246、または369のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、740データトーンブロックは、2、4、5、10、20、37、74、148、185、または370のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、744データトーンブロックは、2、3、4、6、8、12、24、31、62、93、124、186、248、または372のインターリーバ深度を有することができる。
[00192]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00193]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、173〜199のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、81〜105のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00194]図25は、1024トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、948データトーンブロックは、2、3、4、6、12、79、158、237、316、または474のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、960データトーンブロックは、2、3、4、5、6、8、10、12、15、16、20、24、30、32、40、48、60、64、80、96、120、160、192、240、320、または480のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、972データトーンブロックは、2、3、4、6、9、12、18、27、36、54、81、108、162、243、324、または486のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、980データトーンブロックは、2、4、5、7、10、14、20、28、35、49、70、98、140、196、245、または490のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、984データトーンブロックは、2、3、4、6、8、12、24、41、82、123、164、246、328、または492のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、990データトーンブロックは、2、3、5、6、9、10、11、15、18、22、30、33、45、55、66、90、99、110、165、198、330、または495のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、996データトーンブロックは、2、3、4、6、12、83、166、249、332、または498のインターリーバ深度を有することができる。
[00195]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00196]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、227〜259のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、108〜135のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00197]図26は、1280トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、1200データトーンブロックは、2、3、4、5、6、8、10、12、15、16、20、24、25、30、40、48、50、60、75、80、100、120、150、200、240、300、400、または600のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1206データトーンブロックは、2、3、6、9、18、67、134、201、402、または603のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1212データトーンブロックは、2、3、4、6、12、101、202、303、404、または606のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1218データトーンブロックは、2、3、6、7、14、21、29、42、58、87、174、203、406、または609のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1224データトーンブロックは、2、3、4、6、8、9、12、17、18、24、34、36、51、68、72、102、136、153、204、306、408、または612のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1230データトーンブロックは、2、3、5、6、10、15、30、41、82、123、205、246、410、または615のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1232データトーンブロックは、2、4、7、8、11、14、16、22、28、44、56、77、88、112、154、176、308、または616のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1236データトーンブロックは、2、3、4、6、12、103、206、309、412、または618のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1242データトーンブロックは、2、3、6、9、18、23、27、46、54、69、138、207、414、または621のインターリーバ深度を有することができる。
[00198]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00199]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、290〜321のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、140〜166のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00200]図27は、1536トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、1420データトーンブロックは、2、4、5、10、20、71、142、284、355、または710のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1422データトーンブロックは、2、3、6、9、18、79、158、237、474、または711のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1424データトーンブロックは、2、4、8、16、89、178、356、または712のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1426データトーンブロックは、2、23、31、46、62、または713のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1428データトーンブロックは、2、3、4、6、7、12、14、17、21、28、34、42、51、68、84、102、119、204、238、357、476、または714のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1430データトーンブロックは、2、5、10、11、13、22、26、55、65、110、130、143、286、または715のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1432データトーンブロックは、2、4、8、179、358、または716のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1434データトーンブロックは、2、3、6、239、478、または717のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1436データトーンブロックは、2、4、359、または718のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1438データトーンブロックは、2または719のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1440データトーンブロックは、2、3、4、5、6、8、9、10、12、15、16、18、20、24、30、32、36、40、45、48、60、72、80、90、96、120、144、160、180、240、288、360、480、または720のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1452データトーンブロックは、2、3、4、6、11、12、22、33、44、66、121、132、242、363、484、または726のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1464データトーンブロックは、2、3、4、6、8、12、24、61、122、183、244、366、488、または732のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1470データトーンブロックは、2、3、5、6、7、10、14、15、21、30、35、42、49、70、98、105、147、210、245、294、490、または735のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1485データトーンブロックは、3、5、9、11、15、27、33、45、55、99、135、165、297、または495のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1488データトーンブロックは、2、3、4、6、8、12、16、24、31、48、62、93、124、186、248、372、496、または744のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1491データトーンブロックは、3、7、21、71、213、または497のインターリーバ深度を有することができる。
[00201]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00202]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、346〜383のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、167〜187のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00203]図28は、1792トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、1660データトーンブロックは、2、4、5、10、20、83、166、332、415、または830のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1664データトーンブロックは、2、4、8、13、16、26、32、52、64、104、128、208、416、または832のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1668データトーンブロックは、2、3、4、6、12、139、278、417、556、または834のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1672データトーンブロックは、2、4、8、11、19、22、38、44、76、88、152、209、418、または836のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1680データトーンブロックは、2、3、4、5、6、7、8、10、12、14、15、16、20、21、24、28、30、35、40、42、48、56、60、70、80、84、105、112、120、140、168、210、240、280、336、420、560、または840のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1688データトーンブロックは、2、4、8、211、422、または844のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1692データトーンブロックは、2、3、4、6、9、12、18、36、47、94、141、188、282、423、564、または846のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1696データトーンブロックは、2、4、8、16、32、53、106A、212、424、または848のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1700データトーンブロックは、2、4、5、10、17、20、25、34、50、68、85、100、170、340、425、または850のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1704データトーンブロックは、2、3、4、6、8、12、24、71、142、213、284、426、568、または852のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1708データトーンブロックは、2、4、7、14、28、61、122、244、427、または854のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1710データトーンブロックは、2、3、5、6、9、10、15、18、19、30、38、45、57、90、95、114、171、190、285、342、570、または855のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1712データトーンブロックは、2、4、8、16、107、214、428、または856のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1716データトーンブロックは、2、3、4、6、11、12、13、22、26、33、39、44、52、66、78、132、143、156、286、429、572、または858のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1720データトーンブロックは、2、4、5、8、10、20、40、43、86、172、215、344、430、または860のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1728データトーンブロックは、2、3、4、6、8、9、12、16、18、24、27、32、36、48、54、64、72、96、108、144、192、216、288、432、576、または864のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1740データトーンブロックは、2、3、4、5、6、10、12、15、20、29、30、58、60、87、116、145、174、290、348、435、580、または870のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、1745データトーンブロックは、5または349のインターリーバ深度を有することができる。
[00204]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、405〜447のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、197〜229のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00205]再び図17を参照すると、各インターリーバ1108a〜1108cの出力(たとえば、送信ストリーム)は、対応する変調器1102a〜1102cに供給され得る。各変調器1102a〜1102cは、対応する送信ストリームを変調し、変調された送信ストリームを対応する送信回路1110a〜1110cに渡すように構成され得る。特定の実施形態では、ビット(たとえば、送信ストリーム)は、4位相シフトキーイング(QPSK:Quadrature Phase Shift Keying)変調、2位相シフトキーイング(BPSK:Binary Phase Shift Keying)変調、または直交振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Modulation)(たとえば、16QAM、64QAM、256QAM)を使用して変調され得る。送信回路1110a〜1110cは、対応するアンテナ1112a〜1112cを介してワイヤレスネットワーク(たとえば、IEEE802.11ワイヤレスネットワーク)上で変調された送信ストリームを送信するように構成され得る。
[00206]特定の実施形態では、アンテナ1112a〜1112cは、別個の空間的に分離したアンテナである。別の実施形態では、別個の信号が、異なる偏波に合成され、アンテナ1112a〜1112cのサブセットを介して送信され得る。たとえば、別個の信号が合成され得、ここで、空間回転または空間拡散が実施され、複数の空間ストリームが単一のアンテナにマッピングされる。
[00207]宛先デバイス1029の受信回路1116a〜1116cは、対応するアンテナ1114a〜1114cを介してインターリーブされた符号化ビットを受信することができる。受信回路1116a〜1116cの出力はMIMO検出器1118に供給され、MIMO検出器1118の出力はデコーダ1120に供給される。特定の実施形態では、MIMO検出器1118は、インターリービングシステム1014の逆の動作を実施するように構成されたデインターリービングシステムを含むことができる。デコーダ1120は、回復不能なエラーがなければ、エンコーダ1104に供給された送信されたビットと同じである受信されたビットを出力することができる。
[00208]概して、LDPCトーンマッピング距離(DTM)は、IEEE802.11ac仕様において定義されている。マッピング距離(DTM)は、各LDPCコードワードはトーンの全範囲をカバーするように、少なくとも、LDPCコードワード長(LCW)で除算されたOFDMシンボルごとのコード化ビット数(NCBPS)と同じ大きさであり得る(たとえば、NCBPS/LCW≦DTM)。さらに、マッピング距離(DTM)はサブキャリア数の整数約数(Ndata)であり得る。マッピング距離(DTM)は、固定トーン処理を用いる、受信回路1116a〜1116cの高速フーリエ変換(FFT)モジュールにおいて実装されたトーンデマッパを使用可能にするために、各帯域幅内のレートにわたって一定であり得る。
[00209]MCSの有効性は、IEEE802.11ac仕様において定義されている。概して、MCSが有効であるかどうかを決定するためのルールは、サブキャリアごとのコード化ビット数が、符号化ストリーム数の整数倍でなければならないことである。さらに、符号化ストリームごとのコード化ビット数は、コードレートにおける分母の整数倍でなければならない。したがって、いくつかのMCSと空間ストリームの組合せは、これらの条件が満たされないとき、無効であり得る。したがって、上記で説明した各潜在的Ndata値について、様々な除外のリスティングとともに、いくつかの除外が与えられる。いくつかの態様では、最小数の除外を有するNdataの値を選択することが有益であり得る。
[00210]図29は、別の64トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、38データトーンブロックは、2または19のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、40データトーンブロックは、2、4、5、8、10、または20インターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、42データトーンブロックは、2、3、6、7、14、または21のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、44データトーンブロックは、2、4、11、または22のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、46データトーンブロックは、2または23のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、48データトーンブロックは、2、3、4、6、8、12、16、または24のインターリーバ深度を有することができる。
[00211]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00212]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜16のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、図29の第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜10のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、図29の第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00213]図30は、別の128トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(NCOL))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、96データトーンブロックは、2、3、4、6、8、12、16、24、32、または48のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、98データトーンブロックは、2、7、14、または49インターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、100データトーンブロックは、2、4、5、10、20、25、または50のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、102データトーンブロックは、2、3、6、17、34、または51のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、104データトーンブロックは、2、4、8、13、26、または52のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、106Aデータトーンブロックは、2または53のインターリーバ深度を有することができる。
[00214]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(NSS)とに基づき得る。
[00215]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、または31のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、図30の第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、または18のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、図30の第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。
[00216]図31は、別の256トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(NCOL))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、216データトーンブロックは、2、3、4、6、8、9、12、18、24、27、36、54、72、または108のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、218データトーンブロックは、2または109インターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、220データトーンブロックは、2、4、5、10、11、20、22、44、55、または110のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、222データトーンブロックは、2、3、6、37、74、または111のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、224データトーンブロックは、2、4、7、8、14、16、28、32、56、または112のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、225データトーンブロックは、3、5、9、15、25、45、または75のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、226データトーンブロックは、2または113のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、228データトーンブロックは、2、3、4、6、12、19、38、57、76、または114のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、230データトーンブロックは、2、5、10、23、46、または115のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、232データトーンブロックは、2、4、8、29、58、または116のインターリーバ深度を有することができる。
[00217]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(NSS)とに基づき得る。
[00218]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、または62のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、図31の第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、または33のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、図31の第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。
[00219]図32は、別の512トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(NCOL))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、474データトーンブロックは、2、3、6、79、158、または237のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、476データトーンブロックは、2、4、7、14、17、28、34、68、119、または238のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、480データトーンブロックは、2、3、4、5、6、8、10、12、15、16、20、24、30、32、40、48、60、80、96、120、160、または240のインターリーバ深度を有することができる。
[00220]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00221]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、または127のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、図32の第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、または66のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、図32の第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。
[00222]図33は、別の1024トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(NCOL))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、948データトーンブロックは、2、3、4、6、12、79、158、237、316、または474のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、960データトーンブロックは、2、3、4、5、6、8、10、12、15、16、20、24、30、32、40、48、60、64、80、96、120、160、192、240、320、または480のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、972データトーンブロックは、2、3、4、6、9、12、18、27、36、54、81、108、162、243、324、または486のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、980データトーンブロックは、2、4、5、7、10、14、20、28、35、49、70、98、140、196、245、または490のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、984データトーンブロックは、2、3、4、6、8、12、24、41、82、123、164、246、328、または492のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、990データトーンブロックは、2、3、5、6、9、10、11、15、18、22、30、33、45、55、66、90、99、110、165、198、330、または495のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、996データトーンブロックは、2、3、4、6、12、83、166、249、332、または498のインターリーバ深度を有することができる。
[00223]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00224]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、232、233、234、235、236、237、238、239、240、241、242、243、244、245、246、247、248、249、250、251、252、253、または254のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、図33の第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、または130のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、図33の第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。
[00225]図34に、様々な実施形態による、320トーン25MHzトーンプランについての上限を示す。40MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの25MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(488*5/8)=305であり得る。40MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの25MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(486*5/8)=303であり得る。40MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの25MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(484*5/8)=302であり得る。40MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの25MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(480*5/8)=300であり得る。
[00226]80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの25MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998*5/16)=311であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの25MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996*5/16)=311であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの25MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994*5/16)=310であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの25MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990*5/16)=309であり得る。したがって、320トーン送信のための統合された上限は、311個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00227]図35に、様々な実施形態による、576トーン45MHzトーンプランについての上限を示す。80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの45MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998*9/16)=561であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの45MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996*9/16)=560であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの45MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994*9/16)=559であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの45MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990*9/16)=556であり得る。したがって、576トーン送信のための統合された上限は、561個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00228]図36に、様々な実施形態による、640トーン50MHzトーンプランについての上限を示す。80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの50MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998*5/8)=623であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの50MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996*5/8)=622であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの50MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994*5/8)=621であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの50MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990*5/8)=618であり得る。したがって、640トーン送信のための統合された上限は、623個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00229]図37に、様々な実施形態による、1088トーン85MHzトーンプランについての上限を示す。80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの85MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998*17/16)=1060であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの85MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996*17/16)=1058であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの85MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994*17/16)=1056であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの85MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990*17/16)=1051であり得る。したがって、1088トーン送信のための統合された上限は、1060個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00230]図38に、様々な実施形態による、1152トーン90MHzトーンプランについての上限を示す。80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの90MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998*9/8)=1122であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの90MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996*9/8)=1120であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの90MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994*9/8)=1118であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの90MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990*9/8)=113であり得る。したがって、1152トーン送信のための統合された上限は、1122個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00231]様々な実施形態では、1つまたは複数のサブバンドが、複数の割振りユニットによって形成され得る。複数の割振りユニットは、1xOFDMAトーンプランおよび/または4xOFDMAトーンプランから選択され得る。様々な実施形態では、複数の割振りユニットは、2つまたはそれ以上の別個の割振りユニットであり得る。たとえば、2.5MHzサブバンド、5MHzサブバンド、7.5MHzサブバンド、10MHzサブバンド、12.5MHzサブバンド、15MHzサブバンド、17.5MHzサブバンド、20MHzサブバンド、25MHzサブバンド、30MHzサブバンド、45MHzサブバンド、50MHzサブバンド、60MHzサブバンド、85MHzサブバンド、90MHzサブバンド、100MHzサブバンド、120MHzサブバンド、および/または140MHzサブバンドのOFDMAサブバンド帯域幅が、本明細書で説明するものなど、2.5MHzサブバンドトーンプラン、5MHzサブバンドトーンプラン、10MHzサブバンドトーンプラン、20MHzサブバンドトーンプラン、40MHzサブバンドトーンプラン、および80MHzサブバンドトーンプラン、または他のプランから選択された2つまたはそれ以上の別個の割振りユニットから形成され得る。複数の割振りユニットを選択することは、トーンプラン数を減少させながらスループットを増加させることができ、MCS除外数を低減し得る。いくつかの事例では、異なる周波数割振りユニットにおける同じユーザのためのデータは、別々にまたは一緒に符号化/復号され得、異なる周波数割振りユニットにおける同じユーザのためのコード化ビットは、別々にインターリーブ/デインターリーブされ得る。
[00232]複数の割振りユニットの各々は、別々に符号化/復号され、別々にインターリーブ/デインターリーブされたトーンプランを含むことができる。したがって、Ndata(データトーン数)およびNpilot(パイロットトーン数)は、それぞれ、複数の選択された割振りユニットの間のすべてのデータおよびパイロットトーンの和である。残りのトーン(たとえば、上限−Ndata)は、トラッキング改良、チャネル推定改良のために、および/またはACK、サブバンドサウンディング、電力制御コマンド、MCS上/下制御コマンドなどの追加情報を搬送するために使用される、追加のDCトーン、パイロットトーン、エッジガードトーン、および/またはULユーザガードトーンに割り当てられ得る。各割振りユニットは、それ自体によって符号化/インターリーブされ、それのBCCインターリービング深度NCOLとLDPCトーンマッピング距離DTMとを有する。MCSの除外組合せおよびデータストリーム数は、サブバンドを形成するすべてのOFDMA割振りユニットの組合せの集合である。
[00233]図39に、様々な実施形態による、複数の割振りユニットを使用する例示的なサブバンド形成を示す。特に、図39は、15MHzサブバンド、25MHzサブバンド、30MHzサブバンド、45MHzサブバンド、50MHzサブバンド、60MHzサブバンド、85MHzサブバンド、90MHzサブバンド、100MHzサブバンド、120MHzサブバンド、および/または140MHzサブバンドが、5MHzサブバンド、10MHzサブバンド、20MHzサブバンド、40MHzサブバンド、および80MHzサブバンドから選択された2つまたはそれ以上の別個の割振りユニットからどのように形成され得るかを示す。たとえば、15MHzサブバンドは、128トーンプランとともに64トーンプランを使用して形成された192トーンプランを有する、5MHzサブバンドおよび10MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。
[00234]別の例として、25MHzサブバンドは、256トーンプランとともに64トーンプランを使用して形成された320トーンプランを有する、5MHzサブバンドおよび20MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。別の例として、30MHzサブバンドは、256トーンプランとともに128トーンプランを使用して形成された384トーンプランを有する、10MHzサブバンドおよび20MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。別の例として、45MHzサブバンドは、512トーンプランとともに64トーンプランを使用して形成された576トーンプランを有する、5MHzサブバンドおよび40MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。
[00235]別の例として、50MHzサブバンドは、512トーンプランとともに128トーンプランを使用して形成された640トーンプランを有する、10MHzサブバンドおよび40MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。別の例として、60MHzサブバンドは、512トーンプランとともに256トーンプランを使用して形成された768トーンプランを有する、20MHzサブバンドおよび40MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。別の例として、85MHzサブバンドは、1024トーンプランとともに64トーンプランを使用して形成された1088トーンプランを有する、5MHzサブバンドおよび80MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。
[00236]別の例として、90MHzサブバンドは、1024トーンプランとともに128トーンプランを使用して形成された1152トーンプランを有する、10MHzサブバンドおよび80MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。別の例として、100MHzサブバンドは、1024トーンプランとともに256トーンプランを使用して形成された1280トーンプランを有する、20MHzサブバンドおよび80MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。別の例として、120MHzサブバンドは、1024トーンプランとともに512トーンプランを使用して形成された1536トーンプランを有する、40MHzサブバンドおよび80MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。
[00237]本明細書で説明する多くの例示的な複数の割振りユニットは、2つの別個の割振りユニットを含むが、3つまたはそれ以上の別個の割振りユニットの組合せも考えられ得る。たとえば、140MHzサブバンドは、512トーンプランおよび1024トーンプランとともに256トーンプランを使用して形成された1792トーンプランを有する、20MHzサブバンド、40MHzサブバンド、および80MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。
[00238]図39は例示的なトーンプラン構成を示すが、様々な実施形態では、サブバンドのためのトーンプランは、以下の基準、すなわち、サブバンドがSU帯域幅であるのか特定の総帯域幅のためのOFDMA帯域幅であるのかに基づく上限と、CFOパラメータに基づくDCトーン数と、DL/ULスペクトルマスクパラメータおよび/またはULにおけるSTA間の干渉の最小化に基づくガードトーン数と、各DL/UL OFDMAユーザのための十分なパイロットトーンパラメータに基づくパイロットトーン数とのうちの1つまたは複数の任意の組合せに従って決定され得る。したがって、所望の残りのトーン数が決定され得、Ndataが、上限−所望の残りのトーンに基づいて選定され得る。
[00239]図40に、図1のワイヤレス通信システム100内で採用され得るワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャート4000を示す。本方法は、AP104(図1)、STA106A〜106D(図1)のいずれか、図2に示されたワイヤレスデバイス202、デバイス1010、1020、1030、または1040(図16)など、本明細書で説明するデバイスによって全体的にまたは部分的に実装され得る。本明細書では、図示された方法について、図1に関して上記で説明したワイヤレス通信システム100、図2に関して上記で説明したワイヤレスデバイス202、図16のシステム1000に関して説明するが、図示された方法は、本明細書で説明する別のデバイス、または任意の他の好適なデバイスによって実装され得ることを、当業者は諒解されよう。本明細書では、図示された方法について、特定の順序に関して説明するが、様々な実施形態では、本明細書のブロックは、異なる順序で実施されるか、または省略され得、さらなるブロックが追加され得る。
[00240]最初に、ブロック4010において、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスメッセージの通信のための複数のチャネルのための割振りを決定する。たとえば、AP104は、メモリから記憶された割振りを取り出すかまたは割振りを動的に決定することができ、STA106Aに割振りを送信することができる。STA106Aは、割振りを受信することができるか、メモリから割振りを取り出すことができるか、または割振りを動的に決定することができる。たとえば、STA106Aは、5MHzサブバンドおよび10MHzサブバンドのための割振りを受信することができる。
[00241]様々な実施形態では、複数のチャネルのための割振りを決定することは、2.5MHzチャネル、5MHzチャネル、10MHzチャネル、20MHzチャネル、40MHzチャネル、および80MHzチャネルの組合せのための割振りを受信することを含むことができる。様々な実施形態では、複数のチャネルのための割振りを決定することは、32トーンプラン、64トーンプラン、128トーンプラン、256トーンプラン、512トーンプラン、および1024トーンプランに関連するチャネルの組合せのための割振りを受信することを含むことができる。たとえば、割振りおよびトーンプランは、図39または本明細書の他の開示に従って、決定、送信、および/または受信され得る。
[00242]次に、ブロック4020において、ワイヤレスデバイスは、複数の割り振られたチャネルの各々に関連するトーンプランに基づく組合せトーンプランを選択する。たとえば、STA106Aは、5MHzサブバンドおよび10MHzサブバンドの割振りに基づく15MHz帯域幅に関連する192トーンプランを選択することができる。様々な実施形態では、トーンプランは、図39または本明細書の他の開示による、サブチャネル割振りに関連し得る。
[00243]様々な実施形態では、組合せトーンプランを選択することは、2つまたはそれ以上の26トーン割振りユニット、52トーン割振りユニット、106トーン割振りユニット、242トーン割振りユニット、484トーン割振りユニット、および996トーン割振りユニットの組合せを選択することと、選択された組合せに基づく組合せトーンプランとして、150個のデータトーン、282個のデータトーン、336個のデータトーン、516個のデータトーン、570個のデータトーン、702個のデータトーン、1028個のデータトーン、1082個のデータトーン、1214個のデータトーン、1448個のデータトーン、または1682個のデータトーンのうちの1つを有するトーンプランを選択することとを含むことができる。たとえば、STA106Aは、128トーンプランとの組合せのために64トーンプランを選択し、192トーンプランを形成することができる。別の例として、STA106Aは、128トーンプランと組み合わせられた64トーンプランに基づく192トーンプランを選択することができる。
[00244]様々な実施形態では、組合せトーンプランを選択することは、15MHz帯域幅上での送信のために128トーンプランと組み合わせられた64トーンプランに基づく192トーンプランを選択することと、25MHz帯域幅上での送信のために256トーンプランと組み合わせられた64トーンプランに基づく320トーンプランを選択することと、30MHz帯域幅上での送信のために256トーンプランと組み合わせられた128トーンプランに基づく384トーンプランを選択することと、45MHz帯域幅上での送信のために512トーンプランと組み合わせられた64トーンプランに基づく576トーンプランを選択することと、50MHz帯域幅上での送信のために512トーンプランと組み合わせられた128トーンプランに基づく640トーンプランを選択することと、60MHz帯域幅上での送信のために512トーンプランと組み合わせられた256トーンプランに基づく768トーンプランを選択することと、85MHz帯域幅上での送信のために1024トーンプランと組み合わせられた64トーンプランに基づく1088トーンプランを選択することと、90MHz帯域幅上での送信のために1024トーンプランと組み合わせられた128トーンプランに基づく1152トーンプランを選択することと、100MHz帯域幅上での送信のために1024トーンプランと組み合わせられた256トーンプランに基づく1280トーンプランを選択することと、120MHz帯域幅上での送信のために1024トーンプランと組み合わせられた512トーンプランに基づく1536トーンプランを選択することと、140MHz帯域幅上での送信のために512トーンプランおよび1024トーンプランと組み合わせられた256トーンプランに基づく1792トーンプランを選択することとのうちの少なくとも1つを含むことができる。
[00245]様々な実施形態では、組合せトーンプランを選択することは、15MHz帯域幅上での送信のために128トーンプランと組み合わせられた64トーンプランから192トーンプランを形成することと、25MHz帯域幅上での送信のために256トーンプランと組み合わせられた64トーンプランから320トーンプランを形成することと、30MHz帯域幅上での送信のために256トーンプランと組み合わせられた128トーンプランから384トーンプランを形成することと、45MHz帯域幅上での送信のために512トーンプランと組み合わせられた64トーンプランから576トーンプランを形成することと、50MHz帯域幅上での送信のために512トーンプランと組み合わせられた128トーンプランから640トーンプランを形成することと、60MHz帯域幅上での送信のために512トーンプランと組み合わせられた256トーンプランから768トーンプランを形成することと、85MHz帯域幅上での送信のために1024トーンプランと組み合わせられた64トーンプランから1088トーンプランを形成することと、90MHz帯域幅上での送信のために1024トーンプランと組み合わせられた128トーンプランから1152トーンプランを形成することと、100MHz帯域幅上での送信のために1024トーンプランと組み合わせられた256トーンプランから1280トーンプランを形成することと、120MHz帯域幅上での送信のために1024トーンプランと組み合わせられた512トーンプランから1536トーンプランを形成することと、140MHz帯域幅上での送信のために512トーンプランおよび1024トーンプランと組み合わせられた256トーンプランから1792トーンプランを形成することとのうちの少なくとも1つを含むことができる。
[00246]様々な実施形態では、組合せトーンプランを選択することは、32トーンプランの倍数を選択することと、選択された倍数に基づいて、64トーンプラン、96トーンプラン、128トーンプラン、160トーンプラン、192トーンプラン、224トーンプラン、256トーンプランのうちの1つを選択することとを含むことができる。
[00247]様々な実施形態では、組合せトーンプランを選択することは、5MHz帯域幅上での送信のために2つの32トーンプランの組合せに基づく64トーンプランを選択することと、7.5MHz帯域幅上での送信のために3つの32トーンプランの組合せに基づく96トーンプランを選択することと、10MHz帯域幅上での送信のために4つの32トーンプランの組合せに基づく128トーンプランを選択することと、12.5MHz帯域幅上での送信のために5つの32トーンプランの組合せに基づく160トーンプランを選択することと、15MHz帯域幅上での送信のために6つの32トーンプランの組合せに基づく192トーンプランを選択することと、17.5MHz帯域幅上での送信のために7つの32トーンプランの組合せに基づく224トーンプランを選択することと、20MHz帯域幅上での送信のために8つの32トーンプランの組合せに基づく256トーンプランを選択することとのうちの少なくとも1つを含むことができる。
[00248]様々な実施形態では、組合せトーンプランを形成することは、5MHz帯域幅上での送信のために2つの32トーンプランの組合せから64トーンプランを形成することと、7.5MHz帯域幅上での送信のために3つの32トーンプランの組合せから96トーンプランを形成することと、10MHz帯域幅上での送信のために4つの32トーンプランの組合せから128トーンプランを形成することと、12.5MHz帯域幅上での送信のために5つの32トーンプランの組合せから160トーンプランを形成することと、15MHz帯域幅上での送信のために6つの32トーンプランの組合せから192トーンプランを形成することと、17.5MHz帯域幅上での送信のために7つの32トーンプランの組合せから224トーンプランを形成することと、20MHz帯域幅上での送信のために8つの32トーンプランの組合せから256トーンプランを形成することとのうちの少なくとも1つを含むことができる。
[00249]次いで、ブロック4030において、ワイヤレスデバイスは、組合せトーンプランに従って、送信のためにワイヤレスメッセージを供給する。たとえば、STA106Aは、5MHzサブバンドの64トーンプランを10MHzサブバンドの128トーンプランと組み合わせることの結果として、192トーンプランに従って15MHz上でワイヤレスメッセージを送信することができる。
[00250]様々な実施形態では、送信のためにワイヤレスメッセージを供給することは、192トーンプラン、320トーンプラン、384トーンプラン、576トーンプラン、640トーンプラン、768トーンプラン、1088トーンプラン、1152トーンプラン、1280トーンプラン、1536トーンプラン、または1792トーンプランのうちの1つに従って、15MHzチャネル、25MHzチャネル、30MHzチャネル、45MHzチャネル、50MHzチャネル、60MHzチャネル、85MHzチャネル、90MHzチャネル、100MHzチャネル、120MHzチャネル、または140MHzチャネルのうちの1つ上での送信のためにワイヤレスメッセージを供給することを含むことができる。
[00251]様々な実施形態では、送信のためにワイヤレスメッセージを供給することは、関連するトーンプランに従って、各割り振られたチャネル上でデータを別々に符号化することを含むことができる。たとえば、STA106Aは、64トーンプランに従って5MHzサブバンドを、および128トーンプランに従って10MHzサブバンドを別々に符号化することができる。
[00252]様々な実施形態では、送信のためにワイヤレスメッセージを供給することは、関連するトーンプランに従って、各割り振られたチャネル上でデータを別々にインターリーブすることを含むことができる。たとえば、STA106Aは、64トーンプランに従って5MHzサブバンドを、および128トーンプランに従って10MHzサブバンドを別々にインターリーブすることができる。
[00253]様々な実施形態では、送信のためにワイヤレスメッセージを供給することは、関連するトーンプランに従って、1つのユーザのすべての割り振られたチャネル上でデータを一緒に符号化することと、第1の割振りユニットおよび第2の割振りユニットを独立してインターリーブすることとを含むことができる。
[00254]様々な実施形態では、本方法は、組合せトーンプランに従って、複数の割り振られたチャネル上で別のメッセージを受信することをさらに含むことができる。たとえば、AP104とSTA106Aの両方は、割り振られたチャネルおよび選択された(1つまたは複数の)トーンプランに従って、送信、受信、またはその両方を行うことができる。
[00255]一実施形態では、図40に示された方法は、決定回路と、選択回路と、供給回路とを含むことができるワイヤレスデバイスにおいて実装され得る。ワイヤレスデバイスは、本明細書で説明する簡略化されたワイヤレスデバイスよりも多くの構成要素を有することができることを、当業者は諒解されよう。本明細書で説明するワイヤレスデバイスは、特許請求の範囲内の実装形態のいくつかの顕著な特徴を説明するのに有用な構成要素のみを含む。
[00256]決定回路は、複数のチャネルのための割振りを決定するように構成され得る。決定回路は、受信機212(図2)、トランシーバ216(図2)、プロセッサ204(図2)、DSP220(図2)、およびメモリ206(図2)のうちの1つまたは複数を含むことができる。いくつかの実装形態では、決定するための手段は決定回路を含むことができる。
[00257]選択回路は、ワイヤレスメッセージのワイヤレス通信のためにトーンプランを選択することように構成され得る。一実施形態では、選択回路は、フローチャート4000(図40)のブロック4020を実装するように構成され得る。選択回路は、DSP220(図2)、プロセッサ204(図2)、およびメモリ206(図2)のうちの1つまたは複数を含むことができる。いくつかの実装形態では、選択するための手段は選択回路を含むことができる。
[00258]供給回路は、選択されたトーンプランに従って送信のためにワイヤレスメッセージを供給するように構成され得る。一実施形態では、供給回路は、フローチャート4000(図40)のブロック4030を実装するように構成され得る。供給回路は、送信機210(図2)、トランシーバ214(図2)、プロセッサ204(図2)、DSP220(図2)、およびメモリ206(図2)のうちの1つまたは複数を含むことができる。いくつかの実装形態では、供給するための手段は供給回路を含むことができる。
[00259]図41に、様々な実施形態による、32トーン2.5MHzトーンプランについての上限を示す。概して、これらのトーン割振りは、20MHzまたはより大きい送信など、より大きい送信の一部としてユーザに送信され得る。たとえば、単一のユーザは、20MHz送信の中から2.5MHzを割り振られ得る。したがって、2.5MHzを割り振られたとき、ユーザがどのくらいのデータトーンを有し得るかを決定することが望ましいであろう。
[00260]20MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの2.5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(234/8)=29であり得る。この計算において、234は、図34に示されているように、3つのDCトーンをもつ20MHz送信におけるNdataの上限である。したがって、20MHz送信の8つの2.5MHz部分の各々は、最高1/8の端数切捨てのデータトーンを有し得る。20MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの2.5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(232/8)=29であり得る。20MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの2.5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(230/8)=28であり得る。
[00261]40MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの2.5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(488/16)=30であり得る。40MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの2.5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(486/16)=30であり得る。40MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの2.5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(484/16)=30であり得る。40MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの2.5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(480/16)=30であり得る。
[00262]80または160MHz OFDMA送信では、3つのDCトーンがあるときの2.5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(998/32)=31であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、5つのDCトーンがあるときの2.5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(996/32)=31であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、7つのDCトーンがあるときの2.5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(994/32)=31であり得る。80または160MHz OFDMA送信では、11個のDCトーンがあるときの2.5MHz部分におけるデータトーン数は、Floor(990/32)=30であり得る。したがって、64トーン送信のための統合された上限は、31個のデータトーンであり得る。これは、リストされた構成のいずれかにおける、可能な最高データトーン数である。
[00263]概して、単一のデバイスが送信の2.5MHz部分を割り当てられたとき、そのデバイスは、スペクトルの1つの32トーン部分からデータトーンを受信し得る。したがって、その部分におけるデバイスに与えられたデータトーン数のためのインターリーバパラメータが望まれ得る。
[00264]図42は、32トーンプラン実施形態による、様々なデータトーン数のための候補インターリーバパラメータを示すチャートである。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。様々な実施形態では、20データトーンブロックは、2、4、5、または10のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、22データトーンブロックは、2または11のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、26データトーンブロックは、2または13のインターリーバ深度を有することができる。様々な実施形態では、28データトーンブロックは、2、4、7、または14のインターリーバ深度を有することができる。
[00265]1つより多くの空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00266]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜17のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜14のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00267]図43に、様々な実施形態による、複数割振りを使用する例示的なサブバンド形成を示す。特に、図43は、2.5MHzサブバンド、5MHzサブバンド、7.5MHzサブバンド、10MHzサブバンド、12.5MHzサブバンド、15MHzサブバンド、17.5MHzサブバンド、および/または20MHzサブバンドが、2.5MHzサブバンドから選択された2つまたはそれ以上の別個の割振りからどのように形成され得るかを示す。たとえば、5MHzサブバンドは、それぞれ、2つの20トーンプラン、22トーンプラン、24トーンプラン、26トーンプラン、28トーンプラン、または30トーンプランを使用して形成された40トーンプラン、44トーンプラン、48トーンプラン、52トーンプラン、56トーンプラン、または60トーンプランを有する、2つの2.5MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。別の例として、7.5MHzサブバンドは、それぞれ、2つの20トーンプラン、22トーンプラン、24トーンプラン、26トーンプラン、28トーンプラン、または30トーンプランを使用して形成された60トーンプラン、66トーンプラン、72トーンプラン、78トーンプラン、84トーンプラン、または90トーンプランを有する、3つの2.5MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。
[00268]別の例として、10MHzサブバンドは、それぞれ、4つの20トーンプラン、22トーンプラン、24トーンプラン、26トーンプラン、28トーンプラン、または30トーンプランを使用して形成された80トーンプラン、88トーンプラン、96トーンプラン、104トーンプラン、112トーンプラン、または120トーンプランを有する、4つの2.5MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。別の例として、12.5MHzサブバンドは、それぞれ、5つの20トーンプラン、22トーンプラン、24トーンプラン、26トーンプラン、28トーンプラン、または30トーンプランを使用して形成された100トーンプラン、110トーンプラン、120トーンプラン、130トーンプラン、140トーンプラン、または150トーンプランを有する、5つの2.5MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。別の例として、15MHzサブバンドは、それぞれ、6つの20トーンプラン、22トーンプラン、24トーンプラン、26トーンプラン、28トーンプラン、または30トーンプランを使用して形成された120トーンプラン、132トーンプラン、144トーンプラン、156トーンプラン、168トーンプラン、または180トーンプランを有する、6つの2.5MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。
[00269]別の例として、17.5MHzサブバンドは、それぞれ、2つの20トーンプラン、22トーンプラン、24トーンプラン、26トーンプラン、28トーンプラン、または30トーンプランを使用して形成された140トーンプラン、154トーンプラン、168トーンプラン、182トーンプラン、196トーンプラン、または210トーンプランを有する、7つの2.5MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。別の例として、20MHzサブバンドは、それぞれ、2つの20トーンプラン、22トーンプラン、24トーンプラン、26トーンプラン、28トーンプラン、または30トーンプランを使用して形成された160トーンプラン、176トーンプラン、192トーンプラン、208トーンプラン、224トーンプラン、または240トーンプランを有する、2つの2.5MHzサブバンドの複数割振りによって形成され得る。
[00270]図43は例示的なトーンプラン構成を示すが、様々な実施形態では、サブバンドのためのトーンプランは、以下の基準、すなわち、サブバンドがSU帯域幅であるのか特定の総帯域幅のためのOFDMA帯域幅であるのかに基づく上限と、CFOパラメータに基づくDCトーン数と、DL/ULスペクトルマスクパラメータおよび/またはULにおけるSTA間の干渉の最小化に基づくガードトーン数と、各DL/UL OFDMAユーザのための十分なパイロットトーンパラメータに基づくパイロットトーン数とのうちの1つまたは複数の任意の組合せに従って決定され得る。したがって、所望の残りのトーン数が決定され得、Ndataが、上限−所望の残りのトーンに基づいて選定され得る。
[00271]図44は、様々な実施形態による、図43の複数割振りを使用するサブバンド形成のための例示的なデータトーン選定を示すチャートである。図示のように、5MHzサブバンド、7.5MHzサブバンド、10MHzサブバンド、12.5MHzサブバンド、15MHzサブバンド、17.5MHzサブバンド、および20MHzサブバンドの各々のためのNdataは、2.5MHzサブバンドのために選定された基本トーンプランのためのNdataの倍数である。
複数割振りによってトーンプランを形成すること
[00272]上記で説明したように、トーンプランは、本明細書では、リソースユニット(RU)、割振り、またはトーン割振りユニット(TAU)と呼ばれることもある、複数の割振りユニットの組合せを介して形成され得る。概して、総帯域幅(BWtotal)は、X(BW1+BW2+...+BWX)を使用して形成され得る。データトーン数Ndataは、BWtotalのためのデータトーン数として決定され得る。たとえば、Ndataは、各割振りユニットのためのデータトーンを加算することによって決定され得る(たとえば、Ndata=Ndata1+Ndata2+...+NdataX、ここで、Ndata_iは、BWiのためのデータトーン数である)。同様に、パイロットトーン数Npilotは、BWtotalのためのパイロットトーン数として決定され得る。たとえば、Npilotは、各割振りユニットのためのデータトーンを加算することによって決定され得る(たとえば、Npilot=Npilot1+Npilot2+...+NpilotX、ここで、Npilotiは、BWiのためのパイロットトーン数である)。
[00273]5MHz、7.5MHz、10MHz、12.5MHz、15MHz、17.5MHz、および/または20MHzの各サブバンドは、それぞれ、2つの割振りユニット、3つの割振りユニット、4つの割振りユニット、5つの割振りユニット、6つの割振りユニット、7つの割振りユニット、または8つの割振りユニットの組合せから形成され得、各々2.5MHzのものであり、32個のFFTトーンを含む。15MHz、25MHz、30MHz、45MHz、50MHz、60MHz、85MHz、90MHz、100MHz、および/または120MHzの各サブバンドは、2つの割振りユニットの組合せから形成され得、各々5MHz、10MHz、20MHz、40MHz、80MHzの割振りおよびトーンプランから選定する。140MHzの各サブバンドは、3つの割振りユニットの組合せから形成され得、各々5MHz、10MHz、20MHz、40MHz、80MHzの割振りおよびトーンプランから選定する。
[00274]いくつかの実施形態では、BWiの各割振りユニットは、独立して符号化され得る。そのような実施形態では、総MCS除外(MCS_exclusions_total)は、MCSのすべての除外組合せと、各BWのためのデータストリーム数とのセット(MCS_exclusions_BW)の集合として決定され得る。言い換えれば、MCS_exclusions_totalは、MCS_exclusions_BW_1〜MCS_exclusions_BW_Xの集合として決定され得る。MCS_exclusions_BW_iは、MCSの除外組合せと、BW_iに関連するデータトーン数(Ndata_i)のためのデータストリーム数とのセットとして決定され得る。
[00275]いくつかの実施形態では、1つのユーザのすべての割振りユニットは一緒に符号化され得る。そのような実施形態では、総MCS除外(MCS_exclusions_total)は、MCSの除外組合せと、データトーン数(Ndata_i)のためのデータストリーム数とのセットとして決定され得る。
[00276]様々な実施形態では、各割振りユニットは、データトーン数Ndata_i、ならびに関連するBCCインターリービング深度NCOLおよびLDPCトーンマッピング距離DTMに従って、独立してインターリーブされ得る。したがって、受信機において、各割振りユニットは、同じ基準に従って独立してデインターリーブされ得る。
[00277]図45に、図1のワイヤレス通信システム100内で採用され得るワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャート4500を示す。本方法は、AP104(図1)、STA106A〜106D(図1)のいずれか、図2に示されたワイヤレスデバイス202、デバイス1010、1020、1030、または1040(図16)、あるいはシステム1100(図17)のデバイスなど、本明細書で説明するデバイスによって全体的にまたは部分的に実装され得る。本明細書では、図示された方法について、図1に関して上記で説明したワイヤレス通信システム100、図2に関して上記で説明したワイヤレスデバイス202、図16のシステム1000、および図17のシステム1100に関して説明するが、図示された方法は、本明細書で説明する別のデバイス、または任意の他の好適なデバイスによって実装され得ることを、当業者は諒解されよう。本明細書では、図示された方法について、特定の順序に関して説明するが、様々な実施形態では、本明細書のブロックは、異なる順序で実施されるか、または省略され得、さらなるブロックが追加され得る。
[00278]最初に、ブロック4510において、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスによる1つまたは複数のワイヤレスメッセージの通信のために、第1のトーン数を有する第1のトーンプランに関連する第1の割振りユニットを割り振る。たとえば、AP104は、STA106Aに割振りユニットを割り振る。たとえば、STA106Aは、5MHzサブバンドのための64トーン割振りユニットのための割振りを受信することができる。
[00279]次に、ブロック4520において、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスによる1つまたは複数のワイヤレスメッセージの通信のために、第1のトーン数とは異なる第2のトーン数を有する第2のトーンプランに関連する第2の割振りユニットを割り振る。たとえば、AP104は、STA106Aに割振りユニットを割り振る。たとえば、STA106Bは、10MHzサブバンドのための128トーン割振りユニットのための割振りを受信することができる。別の例として、STA106Aは、10MHzサブバンドのための128トーン割振りユニットのための割振りを受信することができる。
[00280]様々な実施形態では、第1の割振りユニットは、24個のデータトーン、48個のデータトーン、102個のデータトーン、234個のデータトーン、468個のデータトーン、または980個のデータトーンのうちの1つを有し、第2の割振りユニットは、24個のデータトーン、48個のデータトーン、102個のデータトーン、234個のデータトーン、468個のデータトーン、または980個のデータトーンのうちの1つを有する。様々な実施形態では、第1の割振りユニットは、26個の総トーン、52個の総トーン、106個の総トーン、242個の総トーン、484個の総トーン、または996個の総トーンのうちの1つを有し、第2の割振りユニットは、26個の総トーン、52個の総トーン、106個の総トーン、242個の総トーン、484個の総トーン、または996個の総トーンのうちの1つを有する。概して、各割振りユニットは、たとえば、図39に関して本明細書で説明するいずれかの割振りに従って形成され得る。
[00281]次いで、ブロック4530において、ワイヤレスデバイスは、少なくとも第1のトーンプランおよび第2のトーンプランに基づく、ワイヤレスデバイスのための組合せトーンプランを選択する。たとえば、AP104ある/またはSTA106Aは、それぞれ、5MHzサブバンドおよび10MHzサブバンドの64トーンプランおよび128トーンプランに基づく、15MHz帯域幅に関連する192トーンプランを選択することができる。様々な実施形態では、トーンプランは、図39または本明細書の他の開示による、サブチャネル割振りに関連し得る。
[00282]様々な実施形態では、組合せトーンプランを選択することは、2つまたはそれ以上の26トーン割振りユニット、52トーン割振りユニット、106トーン割振りユニット、242トーン割振りユニット、484トーン割振りユニット、および996トーン割振りユニットの組合せを選択することを含むことができる。組合せトーンプランを選択することは、選択された組合せに基づく組合せトーンプランとして、150個のデータトーン、282個のデータトーン、336個のデータトーン、516個のデータトーン、570個のデータトーン、702個のデータトーン、1028個のデータトーン、1082個のデータトーン、1214個のデータトーン、1448個のデータトーン、または1682個のデータトーンのうちの1つを有するトーンプランを選択することをさらに含むことができる。たとえば、AP104は、128トーンプランとの組合せのために64トーンプランを選択し、192トーンプランを形成することができる。別の例として、AP104は、128トーンプランと組み合わせられた64トーンプランに基づく192トーンプランを選択することができる。
[00283]様々な実施形態では、組合せトーンプランを選択することは、106トーン割振りユニットと組み合わせられた52トーン割振りユニットに基づく150個のデータトーンを有するトーンプラン、242トーン割振りユニットと組み合わせられた52トーン割振りユニットに基づく282個のデータトーンを有するトーンプラン、242トーン割振りユニットと組み合わせられた106トーン割振りユニットに基づく336個のデータトーンを有するトーンプラン、484トーン割振りユニットと組み合わせられた52トーン割振りユニットに基づく516個のデータトーンを有するトーンプラン、484トーン割振りユニットと組み合わせられた106トーン割振りユニットに基づく570個のデータトーンを有するトーンプラン、484トーン割振りユニットと組み合わせられた242トーン割振りユニットに基づく702個のデータトーンを有するトーンプラン、996トーン割振りユニットと組み合わせられた52トーン割振りユニットに基づく1028個のデータトーンを有するトーンプラン、996トーン割振りユニットと組み合わせられた106トーン割振りユニットに基づく1082個のデータトーンを有するトーンプラン、996トーン割振りユニットと組み合わせられた242トーン割振りユニットに基づく1214個のデータトーンを有するトーンプラン、996トーン割振りユニットと組み合わせられた484トーン割振りユニットに基づく1448個のデータトーンを有するトーンプラン、または484トーン割振りユニットおよび996トーン割振りユニットと組み合わせられた242トーン割振りユニットに基づく1682個のデータトーンを有するトーンプランのうちの少なくとも1つを選択することを含むことができる。
[00284]様々な実施形態では、組合せトーンプランを選択することは、26トーン割振りユニットの倍数を選択することを含むことができる。様々な実施形態では、各26トーン割振りユニットは、24個のデータトーンを有することができる。様々な実施形態では、倍数は、1x、2x、3x、4x、5x、6x、7x、および8xのいずれであり得る。
[00285]様々な実施形態では、組合せトーンプランを選択することは、5MHz帯域幅上での送信のために2つの26トーン割振りユニットの組合せに基づく64トーンプランを選択することと、7.5MHz帯域幅上での送信のために3つの26トーン割振りユニットの組合せに基づく96トーンプランを選択することと、10MHz帯域幅上での送信のために4つの26トーン割振りユニットの組合せに基づく128トーンプランを選択することと、12.5MHz帯域幅上での送信のために5つの26トーン割振りユニットの組合せに基づく160トーンプランを選択することと、15MHz帯域幅上での送信のために6つの26トーン割振りユニットの組合せに基づく192トーンプランを選択することと、17.5MHz帯域幅上での送信のために7つの26トーン割振りユニットの組合せに基づく224トーンプランを選択することと、20MHz帯域幅上での送信のために8つの26トーン割振りユニットの組合せに基づく256トーンプランを選択することとのうちの少なくとも1つを含むことができる。
[00286]次いで、ブロック4540において、ワイヤレスデバイスは、組合せトーンプランに従って、ワイヤレスデバイスによる送信のためにワイヤレスメッセージを供給する。たとえば、AP104は、5MHzサブバンドの64トーンプランを10MHzサブバンドの128トーンプランと組み合わせることの結果として、192トーンプランに従って15MHz上でワイヤレスメッセージを送信することができる。
[00287]様々な実施形態では、送信のためにワイヤレスメッセージを供給することは、192トーンプラン、320トーンプラン、384トーンプラン、576トーンプラン、640トーンプラン、768トーンプラン、1088トーンプラン、1152トーンプラン、1280トーンプラン、1536トーンプラン、または1792トーンプランのうちの1つに従って、15MHzチャネル、25MHzチャネル、30MHzチャネル、45MHzチャネル、50MHzチャネル、60MHzチャネル、85MHzチャネル、90MHzチャネル、100MHzチャネル、120MHzチャネル、または140MHzチャネルのうちの1つ上での送信のためにワイヤレスメッセージを供給することを含むことができる。
[00288]様々な実施形態では、送信のためにワイヤレスメッセージを供給することは、関連するトーンプランに従って、各割り振られたチャネル上でデータを別々に符号化することを含むことができる。たとえば、AP104は、(48個のデータトーンを有する)52トーン割振りユニットおよび(102個のデータトーンを有する)106トーン割振りユニットを別々に符号化することができ、それらは、ともに192トーンの組合せトーンプランを利用する。
[00289]様々な実施形態では、送信のためにワイヤレスメッセージを供給することは、関連するトーンプランに従って、各割り振られたチャネル上でデータを別々にインターリーブすることを含むことができる。たとえば、AP104は、(48個のデータトーンを有する)52トーン割振りユニットおよび(102個のデータトーンを有する)106トーン割振りユニットを別々にインターリーブすることができ、それらは、ともに192トーンの組合せトーンプランを利用する。
[00290]様々な実施形態では、送信のためにワイヤレスメッセージを供給することは、関連するトーンプランに従って、1つのユーザのすべての割り振られたチャネル上でデータを一緒に符号化することと、第1の割振りユニットおよび第2の割振りユニットを独立してインターリーブすることとを含むことができる。
[00291]様々な実施形態では、本方法は、ワイヤレスデバイスによる1つまたは複数のワイヤレスメッセージの通信のために、第3のトーンプランに関連する第3の割振りユニットを割り振ることをさらに含むことができる。組合せトーンプランを選択することは、第3のトーンプランにさらに基づき得る。
[00292]様々な実施形態では、組合せトーンプランを選択することは、第1の割振りユニット、第2の割振りユニット、およびワイヤレスデバイスに割り振られた他の割振りユニット中に含まれるすべてのデータトーンの和に、データトーン数を設定することと、第1の割振りユニット、第2の割振りユニット、およびワイヤレスデバイスに割り振られた他の割振りユニット中に含まれるすべてのパイロットトーンの和に、パイロットトーン数を設定することと、バイナリ畳み込みコードインターリービング深度(NCOL)および低密度パリティチェックトーンマッピング距離(DTM)に従って、第1の割振りユニットおよび第2の割振りユニットを別々に符号化および/またはインターリーブすることとによって組合せトーンプランを形成することを含むことができる。
[00293]様々な実施形態では、組合せトーンプランを選択することは、第1の割振りユニット、第2の割振りユニット、およびワイヤレスデバイスに割り振られた他の割振りユニット中に含まれるすべてのデータトーンの和に、データトーン数を設定することと、第1の割振りユニット、第2の割振りユニット、およびワイヤレスデバイスに割り振られた他の割振りユニット中に含まれるすべてのパイロットトーンの和に、パイロットトーン数を設定することと、第1の割振りユニット、第2の割振りユニット、およびワイヤレスデバイスに割り振られた他の割振りユニット上で、一緒に符号化およびインターリーブすることとによって組合せトーンプランを形成することを含むことができる。
[00294]様々な実施形態では、本方法は、組合せトーンプランに従って、複数の割り振られたチャネル上で別のメッセージを受信することをさらに含むことができる。たとえば、AP104とSTA106Aの両方は、割り振られたチャネルおよび選択された(1つまたは複数の)トーンプランに従って、送信、受信、またはその両方を行うことができる。
[00295]様々な実施形態では、本ワイヤレスデバイスは、(たとえば、図1のAP104などの)アクセスポイントを備える。様々な実施形態では、送信のためにワイヤレスメッセージを供給することは、アクセスポイントによってサービスされる移動局(たとえば、STA106A)に、アクセスポイントの送信機(たとえば、図2の送信機210)およびアンテナ(たとえば、図2のアンテナ216)を通してワイヤレスメッセージを送信することを備える。他の実施形態では、本方法は、移動局(たとえば、STA106A)上で実施される。
[00296]一実施形態では、図45に示された方法は、割振り回路と、選択回路と、供給回路とを含むことができるワイヤレスデバイスにおいて実装され得る。ワイヤレスデバイスは、本明細書で説明する簡略化されたワイヤレスデバイスよりも多くの構成要素を有することができることを、当業者は諒解されよう。本明細書で説明するワイヤレスデバイスは、特許請求の範囲内の実装形態のいくつかの顕著な特徴を説明するのに有用な構成要素のみを含む。
[00297]割振り回路は、割振りユニットを割り振るように構成され得る。様々な実施形態では、割振り回路は、フローチャート4500(図45)のブロック4510および4520のうちの少なくとも1つを実装するように構成され得る。割振り回路は、送信機210(図2)、トランシーバ216(図2)、プロセッサ204(図2)、DSP220(図2)、およびメモリ206(図2)のうちの1つまたは複数を含むことができる。いくつかの実装形態では、割り振るための手段は割振り回路を含むことができる。
[00298]選択回路は、ワイヤレスメッセージのワイヤレス通信のために、組合せトーンプランを選択することように構成され得る。一実施形態では、選択回路は、フローチャート4500(図45)のブロック4530を実装するように構成され得る。選択回路は、DSP220(図2)、プロセッサ204(図2)、およびメモリ206(図2)のうちの1つまたは複数を含むことができる。いくつかの実装形態では、選択するための手段は選択回路を含むことができる。
[00299]供給回路は、選択されたトーンプランに従って送信のためにワイヤレスメッセージを供給するように構成され得る。一実施形態では、供給回路は、フローチャート4500(図45)のブロック4530を実装するように構成され得る。供給回路は、送信機210(図2)、トランシーバ214(図2)、プロセッサ204(図2)、DSP220(図2)、およびメモリ206(図2)のうちの1つまたは複数を含むことができる。いくつかの実装形態では、供給するための手段は供給回路を含むことができる。
[00300]情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[00301]本開示で説明した実装形態への様々な変更は当業者には容易に明らかであり得、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実装形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した実装形態に限定されるものではなく、本明細書で開示する特許請求の範囲、原理および新規の特徴に一致する、最も広い範囲を与られるべきである。「例示的」という単語は、本明細書ではもっぱら「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明したいかなる実装形態も、必ずしも他の実装形態よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
[00302]また、別個の実装形態に関して本明細書で説明したいくつかの特徴は、単一の実装形態において組合せで実装され得る。また、逆に、単一の実装形態に関して説明した様々な特徴は、複数の実装形態において別個に、または任意の好適な部分組合せで実装され得る。その上、特徴は、いくつかの組合せで働くものとして上記で説明され、初めにそのように請求されることさえあるが、請求される組合せからの1つまたは複数の特徴は、場合によってはその組合せから削除され得、請求される組合せは、部分組合せ、または部分組合せの変形形態を対象とし得る。
[00303]本明細書で使用される、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cを包含するものとする。同様に、「aまたはb」は、a、b、およびa−bのいずれも包含するものとする。
[00304]上記で説明した方法の様々な動作は、(1つまたは複数の)様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素、回路、および/または(1つまたは複数の)モジュールなど、それらの動作を実施することが可能な任意の好適な手段によって実施され得る。概して、図に示されたどの動作も、その動作を実施することが可能な対応する機能的手段によって実施され得る。
[00305]本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[00306]1つまたは複数の態様では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備えることができる。さらに、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備えることができる。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[00307]本明細書で開示した方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
[00308]さらに、本明細書で説明した方法および技法を実施するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実施するための手段の転送を可能にするためにサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明した様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を得ることができるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)によって提供され得る。その上、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに与えるための任意の他の好適な技法が利用され得る。
[00309]上記は本開示の態様を対象とするが、本開示の他の態様およびさらなる態様は、それの基本的範囲から逸脱することなく考案され得、それの範囲は以下の特許請求の範囲によって決定される。