[00115]添付の図面を参照しながら、新規のシステム、装置、および方法の様々な態様について、以下でより十分に説明する。ただし、本開示の教示は、多くの異なる形態で具現化され得、本開示全体にわたって提示されるいずれかの特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えられる。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本発明の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置、および方法のいかなる態様をも包含するものであることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本発明の範囲は、本明細書に記載する本発明の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示するいかなる態様も請求項の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることを理解されたい。
[00116]本明細書では特定の態様について説明するが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好適な態様のいくつかの利益および利点について説明するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であるものとし、それらのうちのいくつかを例として、図において、および好適な態様についての以下の説明において示す。発明を実施するための形態および図面は、本開示を限定するものではなく説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびそれの均等物によって定義される。
デバイスを実装すること
[00117]ワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含むことができる。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを採用して、近接デバイスを互いに相互接続するために使用され得る。本明細書で説明する様々な態様は、Wi−Fi(登録商標)、またはより一般的には、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11ファミリーの任意のメンバーなど、任意の通信規格に適用され得る。
[00118]いくつかの態様では、ワイヤレス信号は、直交周波数分割多重(OFDM)、直接シーケンススペクトラム拡散(DSSS:direct-sequence spread spectrum)通信、OFDMとDSSS通信との組合せ、または他の方式を使用して、高効率802.11プロトコルに従って送信され得る。
[00119]いくつかの実施態様では、WLANは、このワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素である様々なデバイスを含む。たとえば、2つのタイプのデバイス、すなわちアクセスポイント(「AP」)および(局または「STA」とも呼ばれる)クライアントがあり得る。概して、APはWLANのためのハブまたは基地局として働き、STAはWLANのユーザとして働く。たとえば、STAは、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイルフォンなどであり得る。一例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的接続性を取得するためにWi−Fi(たとえば、802.11axなどのIEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実装形態では、STAはAPとしても使用され得る。
[00120]本明細書で説明する技法は、直交多重化方式に基づく通信システムを含む様々なブロードバンドワイヤレス通信システムのために使用され得る。そのような通信システムの例としては、空間分割多元接続(SDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどがある。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために十分に異なる方向を利用することができる。TDMAシステムは、送信信号を異なるタイムスロットに分割することによって、複数のユーザ端末が同じ周波数チャネルを共有することを可能にすることができ、各タイムスロットは異なるユーザ端末に割り当てられる。TDMAシステムは、GSM(登録商標)または当技術分野で知られている何らかの他の規格を実装することができる。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどと呼ばれることもある。OFDMでは、各サブキャリアは独立してデータで変調され得る。OFDMシステムは、IEEE802.11または当技術分野で知られている何らかの他の規格を実装することができる。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためのインターリーブFDMA(IFDMA)、隣接するサブキャリアのブロック上で送信するための局所FDMA(LFDMA)、または隣接するサブキャリアの複数のブロック上で送信するための拡張FDMA(EFDMA)を利用することができる。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送られる。SC−FDMAシステムは、3GPP(登録商標)−LTE(登録商標)(第3世代パートナーシッププロジェクトロングタームエボリューション(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution))または他の規格を実装することができる。
[00121]本明細書の教示は、様々なワイヤード装置またはワイヤレス装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、その装置内で実装されるか、またはその装置によって実行され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるワイヤレスノードはアクセスポイントまたはアクセス端末を備えることができる。
[00122]アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。
[00123]また、局「STA」は、ユーザ端末、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、移動局、リモート局、リモート端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備えることができる。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽またはビデオデバイス、あるいは衛星ラジオ)、ゲームデバイスまたはシステム、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
[00124]図1に、本開示の態様が採用され得るワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス規格、たとえば802.11ax規格に従って動作することができる。ワイヤレス通信システム100は、STA106と通信するAP104を含み得る。
[00125]様々なプロセスおよび方法は、AP104とSTA106との間の、ワイヤレス通信システム100における送信に使用され得る。たとえば、信号は、OFDM/OFDMA技法に従って、AP104とSTA106との間で送信および受信され得る。そうである場合、ワイヤレス通信システム100は、OFDM/OFDMAシステムと呼ばれることがある。代替的に、信号は、CDMA技法に従って、AP104とSTA106との間で送信および受信され得る。そうである場合、ワイヤレス通信システム100はCDMAシステムと呼ばれることがある。
[00126]AP104からSTA106のうちの1つまたは複数への送信を容易にする通信リンクは、ダウンリンク(DL)108と呼ばれることがあり、STA106のうちの1つまたは複数からAP104への送信を容易にする通信リンクは、アップリンク(UL)110と呼ばれることがある。代替的に、ダウンリンク108は順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれることがあり、アップリンク110は逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれることがある。
[00127]AP104は、基本サービスエリア(BSA)102においてワイヤレス通信カバレージを与えることができる。AP104は、AP104に関連付けられ、通信のためにAP104を使用するSTA106とともに、基本サービスセット(BSS)と呼ばれることがある。ワイヤレス通信システム100が中央AP104を有しないことがあり、むしろ、STA106間のピアツーピアネットワークとして機能できることに留意されたい。したがって、本明細書で説明するAP104の機能は、代替的にSTA106のうちの1つまたは複数によって実行され得る。
[00128]図2に、ワイヤレス通信システム100内で採用され得るワイヤレスデバイス202において利用され得る様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス202は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、AP104を備えるか、またはSTA106のうちの1つを備えることができる。
[00129]ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含むことができる。プロセッサ204は、中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含むことができるメモリ206は、命令とデータとをプロセッサ204に提供する。メモリ206の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含むことができる。プロセッサ204は、一般に、メモリ206内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算と算術演算とを実行する。メモリ206中の命令は、本明細書で説明する方法を実装するように実行可能であり得る。
[00130]プロセッサ204は、1つまたは複数のプロセッサを用いて実装された処理システムを備えることができ、またはその構成要素であり得る。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、専用ハードウェア有限ステートマシン、または情報の計算もしくは他の操作を実行できる任意の他の適切なエンティティの、任意の組合せを用いて実装され得る。
[00131]処理システムはまた、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体を含むことができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、任意のタイプの命令を意味すると広く解釈されたい。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、または任意の他の好適なコード形式の)コードを含むことができる。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、本明細書で説明する様々な機能を処理システムに実行させる。
[00132]ワイヤレスデバイス202はまた、ワイヤレスデバイス202と遠隔地との間のデータの送信と受信とを可能にするために、送信機210と受信機212とを含むことができるハウジング208を含むことができる。送信機210と受信機212とは、組み合わされてトランシーバ214になり得る。アンテナ216は、ハウジング208に取り付けられ、トランシーバ214に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス202はまた、たとえば、MIMO通信中に利用され得る、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナを含むことができる(図示せず)。
[00133]ワイヤレスデバイス202はまた、トランシーバ214によって受信された信号のレベルを検出および定量化するために使用され得る、信号検出器218を含むことができる。信号検出器218は、そのような信号を、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号として検出することができる。ワイヤレスデバイス202は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)220をも含むことができる。DSP220は、送信用のデータユニットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、データユニットは物理レイヤデータユニット(PPDU:physical layer data unit)を備えることができる。いくつかの態様では、PPDUはパケットと呼ばれる。
[00134]ワイヤレスデバイス202は、いくつかの態様では、ユーザインターフェース222をさらに備えることができる。ユーザインターフェース222は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカー、および/またはディスプレイを備えることができる。ユーザインターフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を伝達し、および/またはユーザからの入力を受信する、任意の要素または構成要素を含むことができる。
[00135]ワイヤレスデバイス202の様々な構成要素は、バスシステム226によって互いに結合され得る。バスシステム226は、たとえば、データバス、ならびに、データバスに加えて、電力バスと、制御信号バスと、ステータス信号バスとを含むことができる。ワイヤレスデバイス202の構成要素は、何らかの他の機構を使用して、一緒に結合され得るか、または互いに対する入力を受け入れ、もしくは提供し得ることを当業者は諒解されよう。
[00136]いくつかの別個の構成要素が図2に示されているが、構成要素のうちの1つまたは複数は組み合わされるかまたは共通に実装され得ることを、当業者なら認識されよう。たとえば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上記で説明した機能を実装するためだけでなく、信号検出器218および/またはDSP220に関して上記で説明した機能を実装するためにも使用され得る。さらに、図2に示された構成要素の各々は、複数の別個の要素を使用して実装され得る。
[00137]上記で説明したように、ワイヤレスデバイス202は、AP104またはSTA106を備えることができ、通信を送信および/または受信するために使用され得る。ワイヤレスネットワークにおけるデバイス間で交換される通信は、パケットまたはフレームを備えることができるデータユニットを含むことができる。いくつかの態様では、データユニットは、データフレーム、制御フレーム、および/または管理フレームを含むことができる。データフレームは、APおよび/またはSTAから他のAPおよび/またはSTAにデータを送信するために使用され得る。制御フレームは、様々な動作を実行するためのおよびデータを確実に配信するためのデータフレーム(たとえば、データの受信を肯定応答すること、APのポーリング、エリアクリアリング動作、チャネル取得、キャリア検知保守機能など)とともに使用され得る。管理フレームは、様々な監視機能に(たとえば、ワイヤレスネットワークに接続し、そこから離脱するためなどに)使用され得る。
[00138]本開示のいくつかの態様は、AP104が、効率を改善するために最適化された方法でSTA106送信を割り振ることを可能にすることをサポートする。高効率ワイヤレス(HEW)局、(802.11axなどの)802.11高効率プロトコルを利用する局、および(802.11bなどの)より古いまたはレガシー802.11プロトコルを使用する局の両方は、ワイヤレス媒体にアクセスする際に、互いに競合または協調することがある。いくつかの実施形態では、本明細書で説明する高効率802.11プロトコルは、HEWおよびレガシー局が、(トーンマップと呼ばれることもある)様々なOFDMAトーンプランに従って相互動作することを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、HEW局は、OFDMAにおいて多元接続技法を使用することによってなど、より効率的な方法でワイヤレス媒体にアクセスすることができる。したがって、集合住宅または人口密度の高い公共空間の場合、高効率802.11プロトコルを使用するAPおよび/またはSTAは、アクティブなワイヤレスデバイスの数が増加するときでも、レイテンシの低減およびネットワークスループットの増加を経験し、それにより、ユーザエクスペリエンスを改善することができる。
[00139]いくつかの実施形態では、AP104は、HEW STAのための様々なDLトーンプランに従ってワイヤレス媒体上で送信することができる。たとえば、図1に関して、STA106A〜106DはHEW STAであり得る。いくつかの実施形態では、HEW STAは、レガシーSTAのシンボル持続時間の4倍のシンボル持続時間を使用して通信することができる。したがって、送信される各シンボルは、持続時間が4倍長いことがある。より長いシンボル持続時間を使用するとき、個々のトーンの各々は、送信されるべき帯域幅の1/4程度のみを必要とし得る。たとえば、様々な実施形態では、1xシンボル持続時間は3.2msであり得、4xシンボル持続時間は12.8msであり得る。AP104は、通信帯域幅に基づいて、1つまたは複数のトーンプランに従ってHEW STA106A〜106Dにメッセージを送信することができる。いくつかの態様では、AP104は、OFDMAを使用して、複数のHEW STAに同時に送信するように構成され得る。
マルチキャリア割振りのための効率的なトーンプラン設計
[00140]図3に、一実施形態による、例示的な2Nトーンプラン300を示す。一実施形態では、トーンプラン300は、2N点FFTを使用して生成された、周波数領域におけるOFDMトーンに対応する。トーンプラン300は、−N〜N−1でインデックス付けされた2N個のOFDMトーンを含む。トーンプラン300は、ガードトーン310の2つのセットと、データ/パイロットトーン320の2つのセットと、直流(DC)トーン330のセットとを含む。様々な実施形態では、ガードトーン310およびDCトーン330はヌルであり得る。様々な実施形態では、トーンプラン300は、別の好適な数のパイロットトーンを含み、および/または他の好適なトーンロケーションにあるパイロットトーンを含む。
[00141]いくつかの態様では、OFDMAトーンプランは、様々なIEEE802.11プロトコルと比較して、4xシンボル持続時間を使用した送信のために与えられ得る。たとえば、4xシンボル持続時間は、各々継続時間が12.8msであるいくつかのシンボルを使用し得る(一方、いくつかの他のIEEE802.11プロトコルにおけるシンボルは、継続時間が3.2msであり得る)。
[00142]いくつかの態様では、送信300のデータ/パイロットトーン320は、任意の数の異なるユーザの間で分割され得る。たとえば、データ/パイロットトーン320は、1人から8人のユーザの間で分割され得る。データ/パイロットトーン320を分割するために、AP104または別のデバイスは、様々なデバイスにシグナリングして、どのデバイスが特定の送信中で(データ/パイロットトーン320の)どのトーン上で送信または受信し得るのかを示し得る。したがって、データ/パイロットトーン320を分割するためのシステムおよび方法が望まれることがあり、この分割は、トーンプランに基づき得る。
[00143]トーンプランは、いくつかの異なる特性に基づいて選定され得る。たとえば、大部分のまたはすべての帯域幅にわたって一貫していることがある単純なトーンプランを有することが有益であり得る。たとえば、OFDMA送信は、20、40、または80MHzを介して送信され得、これらの帯域幅のいずれかのために使用され得るトーンプランを使用することが望ましいことがある。さらに、トーンプランは、それがより少ない数のビルディングブロックサイズを使用するという点で単純であり得る。たとえば、トーンプランは、トーン割振りユニット(TAU)と呼ばれることがあるユニットを含み得る。このユニットは、特定のユーザに特定の量の帯域幅を割り当てるために使用され得る。たとえば、1人のユーザには、いくつかのTAUとして帯域幅が割り当てられ得、送信のデータ/パイロットトーン320は、いくつかのTAUに分解され得る。いくつかの態様では、単一のサイズのTAUを有することが有益であり得る。たとえば、2つ以上のサイズのTAUがある場合、そのデバイスに割り振られたトーンをデバイスに通知するためにより多くのシグナリングが必要になり得る。対照的に、すべてのトーンが一貫したサイズのTAUに分解される場合、デバイスへのシグナリングは、そのデバイスに割り当てられたTAUの数をデバイスに示すことしか必要にならないことがある。したがって、単一のTAUサイズを使用することは、シグナリングを低減し、様々なデバイスへのトーン割振りを簡略化し得る。
[00144]トーンプランはまた、効率に基づいて選定され得る。たとえば、異なる帯域幅(たとえば、20、40、または80MHz)の送信は、異なる数のトーンを有し得る。したがって、TAUの作成後により少ない数のトーンの残余を残すTAUサイズを選定することが有益であり得る。たとえば、TAUが、100個のトーンである場合に、ある送信が199個のトーンを含む場合、これは、1つのTAUを作成した後に99個のトーンの残余を残し得る。したがって、99個のトーンが「レフトオーバー」トーンと見なされ得、これは、まったく非効率的であり得る。したがって、レフトオーバートーンの数を低減することが有益であり得る。また、UL OFDMA送信とDL OFDMA送信との両方で同じトーンプランを使用することを可能にするトーンプランが使用されると有益であり得る。さらに、必要なときに、20および40MHzの境界を保持するようにトーンプランが構成される場合有益であり得る。たとえば、帯域幅の2つの異なる20または40MHz部分の間の境界上にある割振りを有するのではなく、各20または40MHz部分を互いに別個に復号することを可能にするトーンプランを有することが望ましいことがある。たとえば、干渉パターンを20または40MHzのチャネルと整合することが有益であり得る。さらに、20MHzの送信と40MHzの送信とが送信されるとき、80MHzを介して送信されるときに送信中に20MHzの「穴」を作成することのように、チャネルバインディングを有することが有益であり得る。これにより、たとえば、帯域幅のこの未使用部分中でレガシーパケットを送信することが可能になり得る。最後に、異なる帯域幅中でなど、様々な異なる送信中で固定のパイロットトーンロケーションを与えるトーンプランを使用することも有利であり得る。
[00145]概して、いくつかの異なる提案が行われている。たとえば、2つ以上の異なるトーンユニットなどの複数の異なるビルディングブロックを含むいくつかの提案が行われている。たとえば、基本トーンユニット(BTU:basic tone unit)と、基本トーンユニットよりも小さいスモールトーンユニット(STU:small tone unit)とがあり得る。さらに、BTU自体のサイズは、送信の帯域幅に基づいて変動し得る。別の提案では、トーンユニットではなく、リソースブロックが使用される。しかしながら、いくつかの態様では、OFDMAにおける送信のすべての帯域幅に単一のトーン割振りユニットTAUを使用することが有益であり得る。
[00146]図4は、20MHz、40MHz、および80MHzの送信の各々のために26個のトーンを含むTAUを使用する図である。概して、IEEE802.11ax送信中の26個のトーンは、2.03MHzの帯域幅を介して送信され得る。たとえば、20MHzの送信は、7つのDCトーンと、256のFFTサイズのうちの11個のガードトーンとを含み得る。これは、データおよびパイロットトーンとして使用され得る238個の他のトーンを残し得る。したがって、これらのトーンは、各TAUが26個のトーンを有する9つのTAUに分割され得る。これは、(すなわち、レフトオーバートーンが無駄にされたと見なされる場合)1.6%の無駄を表す4つのレフトオーバートーンを残し得る。同様に、40MHzの送信は、7つのDCトーンと、512のFFTサイズのうちの11個のガードトーンとを含み得る。これは、割振りのための494個のトーンを残し得、これは、レフトオーバートーンなしで、それぞれ26個のトーンからなる19個のTAUに割り振られ得る。80MHzの送信は、1024のFFTサイズを使用し、7つのDCトーンと11個のガードトーンとを含み得、これは、割振りのための1006個のトーンを残し得る。これらのトーンは、1.8%の無駄を表す18個のレフトオーバートーンがある状態で、38個のTAUに割り振られ得る。
[00147]上記のように、いくつかのトーンは、いくつかの送信中のレフトオーバーであり得る。これらのトーンは、いくつかの異なる用途のために使用され得る。たとえば、これらのトーンは、追加のDCまたはガードトーンとして使用され得る。ここで、20MHzおよび40MHzの送信はそれぞれ、奇数のTAUを含むことに留意されよう。奇数のTAUのために、TAUのうちの1つは、DCトーンを横断しなければならない(すなわち、DCトーンの各側にトーンを含む)。80MHzの送信では、偶数のTAUが存在するので、TAUは、DCトーンを横断する必要がないことになる。
[00148]いくつかの態様では、いくつかのTAU割振りルールがあり得る。たとえば、一定数のTAUが、シグナリング/制御/スケジューリング/肯定応答(ACK)および他の機能のために使用され得る。たとえば、20MHzの送信では1つのTAUが、40MHzの送信では3つのTAUが、80MHzの送信では6つのTAUがこの目的のために使用され得る。これは、これらの送信中に、それぞれ、8つ、16個、および32個のTAUを残し得る。これらの数のTAUにより、20、40、および80MHzの3つの送信のすべてにおいて8人の異なるユーザの間での均等な割振りが可能になるので、これらを残すことが有益であり得る。他のTAU割振りルールも使用され得る。たとえば、80MHzの送信において、単一のデバイスへの最小割振りは4つのTAUであり得る。いくつかの態様では、80MHzの送信が、38個のTAUを含み、最小割振りが、4つのTAUである場合、最後の2つのTAUは、常に最後の4つのTAU部分とともに割り当てられ得る。いくつかの態様では、トーンマッピングはまた、26トーンTAUを使用するとき、分散方式で行われ得る。
[00149]図31は、本開示のいくつかの態様による、20MHzの送信の図である。たとえば、この送信は、図4に示し、上記で説明した割振りを使用し得る。概して、送信は、7つのDCトーンと、6つの左ガードトーンと、5つの右ガードトーンとを含む。送信は、DCトーンの左側に4つのトーン割振りユニットを含み、各トーン割振りユニットは、26個のトーンを有する。送信はまた、DCトーンの右側に4つのトーン割振りユニットを含み、各トーン割振りユニットは、26個のトーンを有する。送信は、さらに、1つの追加のトーン割振りユニットを含み、これは、DCトーンの各側に13個のトーンを含む。図示のように、これらのトーンは、送信のエッジ/ガードトーンの近くに配置され得る。代替的に、これらのトーンは、DCトーンの近くなど、送信中の他の場所に配置され得る。最後に、送信は、DCトーンの各側に2つずつ、4つのレフトオーバートーンを含む。この図では、これらのレフトオーバートーンは、ガードトーンの近くに配置され得る。したがって、送信は、各々が26個のトーンをもつ9つのトーン割振りユニットを含む。
[00150]図32は、本開示のいくつかの態様による、40MHzの送信の図である。たとえば、この送信は、図4に示し、上記で説明した割振りを使用し得る。概して、送信は、7つのDCトーンと、6つの左ガードトーンと、5つの右ガードトーンとを含む。送信は、DCトーンの左側に9つのトーン割振りユニットを含み、各トーン割振りユニットは、26個のトーンを有する。送信はまた、DCトーンの右側に9つのトーン割振りユニットを含み、各トーン割振りユニットは、26個のトーンを有する。送信は、さらに、1つの追加のトーン割振りユニットを含み、これは、DCトーンの各側に13個のトーンを含む。図示のように、これらのトーンは、送信のエッジ/ガードトーンの近くに配置され得る。代替的に、これらのトーンは、DCトーンの近くなど、送信中の他の場所に配置され得る。したがって、送信は、各々が26個のトーンをもつ19個のトーン割振りユニットを含む。
[00151]図33Aは、本開示のいくつかの態様による、80MHzの送信の図である。たとえば、この送信は、図4に示し、上記で説明した割振りを使用し得る。概して、送信は、7つのDCトーンと、6つの左ガードトーンと、5つの右ガードトーンとを含む。送信は、DCトーンの左側に19個のトーン割振りユニットを含み、各トーン割振りユニットは、26個のトーンを有する。送信はまた、DCトーンの右側に19個のトーン割振りユニットを含み、各トーン割振りユニットは、26個のトーンを有する。最後に、送信は、DCトーンの各側に9つずつ、18個のレフトオーバートーンを含む。この図では、これらのレフトオーバートーンは、ガードトーンの近くに配置され得る。代替的に、図33Bに示すように、これらのトーンは、DCトーンの近くなど、送信中の他の場所に配置され得る。したがって、送信は、各々が26個のトーンをもつ38個のトーン割振りユニットを含む。
[00152]図5は、20MHz、40MHz、および80MHzの送信の各々のために32個のトーンを含むTAUを使用する図である。概して、IEEE802.11ax送信中の32個のトーンは、2.5MHzの帯域幅を介して送信され得る。たとえば、20MHzの送信は、7つのDCトーンと、256のFFTサイズのうちの11個のガードトーンとを含み得る。これは、データおよびパイロットトーンとして使用され得る238個の他のトーンを残し得る。したがって、これらのトーンは、各TAUが32個のトーンを有する7つのTAUに分割され得る。これは、(すなわち、レフトオーバートーンが無駄にされたと見なされる場合)5.9%の無駄を表す14個のレフトオーバートーンを残し得る。同様に、40MHzの送信は、7つのDCトーンと、512のFFTサイズのうちの11個のガードトーンとを含み得る。これは、割振りのための494個のトーンを残し得、これは、2.8%の無駄を表す14個のレフトオーバートーンがある状態で、それぞれ32個のトーンからなる15個のTAUに割り振られ得る。80MHzの送信は、1024のFFTサイズを使用し、7つのDCトーンと11個のガードトーンとを含み得、これは、割振りのための1006個のトーンを残し得る。これらのトーンは、1.4%の無駄を表す14個のレフトオーバートーンがある状態で、31個のTAUに割り振られ得る。
[00153]観測され得るように、これらの割振りの各々は、各20MHz、40MHz、および80MHz中に一貫してちょうど14個のレフトオーバートーンを含む。これらの14個のトーンは、同期/共通制御/シグナリング/スケジューリング/出力制御チャネルのために使用され得る。これらの14個のトーンがこれらの目的のために使用されるとき、事実上、無駄がまったくないことがあり得る。これらのトーンはまた、追加のDCトーンまたは保護エッジトーンのために使用され得る。これらの14個のトーンはまた、8つ、16個、および32個のTAUがあることが可能であり得る特殊な14トーンTAUにおいて使用され得る。上記のように、8人のユーザ間でのTAUのより容易な分割が可能になるので、これらの数のTAUを含むことが有益であり得る。
[00154]いくつかの態様では、ここでのTAUグリッドは、20、40、および80MHzの割振りについて一貫している。したがって、レフトオーバートーンは、2つのエッジにまたは、(各側に7つのトーンをもつ)DCトーンの周りに追加され得る。1つのTAUは、DCトーンの各側に16個のトーンをもつDCにわたって位置し得る。
[00155]いくつかの態様では、ここで、TAUの数が奇数であることに留意されよう。したがって、奇数のTAUのための効率的なシグナリング方法が望まれ得る。概して、32トーンTAUの各々は、2つのパイロットトーンを有し得、したがって、30シンボルインターリーバは、32トーンTAUとともに使用され得る。分散OFDMA送信のためにどのようにTAUをマッピングするのかを決定することも有用であり得る。
[00156]いくつかの態様では、STAに複数のTAUが割り当てられる場合、符号化は、すべての割り当てられたTAUにわたって実行され得る。サブバンドOFDMA通信の場合、インターリービングは、2つのレイヤ中で行われ得る。最初に、デバイスのすべてのビットは、デバイスに割り当てられたすべてのTAUにわたって均等に分散され得る。たとえば、ビット1、2、3、...Nは、TAU1、2、3、...Nなどに割り当てられ得る。これの後、各個々のTAUがTAU内でインターリーブされ得る。したがって、ただ1つのサイズ、すなわち、TAUのサイズ、のインターリーバが必要とされ得る。分散OFDMAシステムでは、インターリービングは、必要とされることも必要とされないこともある。いくつかの態様では、TAUは、TAUのために何個のパイロットトーンが必要とされ得るのかに少なくとも部分的に基づいて選定され得る。たとえば、26個または32個のTAUは、TAUごとに2つのパイロットトーンのみが必要とされ得ると有益であり得る。しかしながら、より多くのパイロットトーンが必要とされる場合、他のTAUが使用され得る。概して、TAUのサイズについて考えるとき、それは、シグナリングコストと、パイロットコストと、レフトオーバートーンとの間のトレードオフである。たとえば、より小さいTAUが使用されるとき、TAU中のトーンの総数に占める、必要とされるパイロットトーンの数が(データトーンの数と比較して)増加し得る。さらに、より小さいTAUが使用されるとき、OFDMA送信において様々なデバイスに割り振られなければならないTAUの総数がより多くなることになるので、シグナリングは、より多くのデータを送信する必要があり得る。しかしながら、より大きいTAUが使用されるので、レフトオーバートーンが潜在的により多くなり、これは、所与の帯域幅のための全体的なスループットを低減し、非効率的であり得る。
[00157]図6に、一実施形態による、直交周波数分割多元接続(OFDMA)トーンプランのためのインターリービングパラメータを生成するように動作可能であるシステム1000を示す。システム1000は、ワイヤレスネットワーク1050を介して複数の他のデバイス(たとえば、宛先デバイス)1020、1030、および1040とワイヤレス通信するように構成された第1のデバイス(たとえば、ソースデバイス)1010を含む。代替実施形態では、異なる数のソースデバイス宛先デバイスが、システム1000中に存在し得る。様々な実施形態では、ソースデバイス1010はAP104(図1)を含むことができ、他のデバイス1020、1030、および1040はSTA106(図1)を含むことができる。システム1000はシステム100(図1)を含むことができる。様々な実施形態では、デバイス1010、1020、1030、および1040のいずれも、ワイヤレスデバイス202(図2)を含むことができる。
[00158]特定の実施形態では、ワイヤレスネットワーク1050は、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ワイヤレスネットワーク(たとえば、Wi−Fiネットワーク)である。たとえば、ワイヤレスネットワーク1050は、IEEE802.11規格に従って動作することができる。特定の実施形態では、ワイヤレスネットワーク1050は多元接続通信をサポートする。たとえば、ワイヤレスネットワーク1050は、宛先デバイス1020、1030、および1040の各々への単一のパケット1060の通信をサポートすることができ、ここで、単一のパケット1060は、宛先デバイスの各々に向けられた個々のデータ部分を含む。一例では、パケット1060は、本明細書でさらに説明するように、OFDMAパケットであり得る。
[00159]ソースデバイス1010は、多元接続パケットを生成し、複数の宛先デバイスに送信するように構成されたアクセスポイント(AP)または他のデバイスであり得る。特定の実施形態では、ソースデバイス1010は、プロセッサ1011(たとえば、中央処理ユニット(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ネットワーク処理ユニット(NPU)など)と、メモリ1012(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)など)と、ワイヤレスネットワーク1050を介してデータを送信および受信するように構成されたワイヤレスインターフェース1015とを含む。メモリ1012は、図7のインターリービングシステム1014に関して説明する技法に従ってデータをインターリーブするために、インターリービングシステム1014によって使用されるバイナリ畳み込みコード(BCC)インターリービングパラメータ1013を記憶することができる。
[00160]本明細書で使用する「トーン」は、データがその内側で通信され得る周波数または周波数のセット(たとえば、周波数範囲)を表すことができる。トーンは、代替的にサブキャリアと呼ばれることがある。したがって、「トーン」は周波数領域ユニットであり得、パケットは複数のトーンにわたることができる。トーンとは対照的に、「シンボル」は時間領域ユニットであり得、パケットは複数のシンボルにわたる(たとえば、複数のシンボルを含む)ことができ、各シンボルは特定の持続時間を有する。したがって、ワイヤレスパケットは、周波数範囲(たとえば、トーン)と時間期間(たとえば、シンボル)とにわたる2次元構造として視覚化され得る。
[00161]一例として、ワイヤレスデバイスは、20メガヘルツ(MHz)ワイヤレスチャネル(たとえば、20MHz帯域幅を有するチャネル)を介してパケットを受信することができる。ワイヤレスデバイスは、パケット中の256個のトーンを決定するために256点高速フーリエ変換(FFT)を実施することができる。トーンのサブセットが「使用可能」と考えられ得、残りのトーンは「使用不可能」と考えられ得る(たとえば、ガードトーン、直流(DC)トーンなどであり得る)。例示のために、いくつかのデータトーンとパイロットトーンとを含む、256個のトーンのうちの238個が使用可能であり得る。
[00162]特定の実施形態では、インターリービングパラメータ1013は、パケット1060のどのデータトーンが個々の宛先デバイスに割り当てられるかを決定するために、多元接続パケット1060の生成中にインターリービングシステム1014によって使用され得る。たとえば、パケット1060は、各個々の宛先デバイス1020、1030、および1040に割り振られたトーンの別個のセットを含むことができる。例示のために、パケット1060はインターリーブされたトーン割振りを利用することができる。
[00163]宛先デバイス1020、1030、および1040はそれぞれ、プロセッサ(たとえば、プロセッサ1021)と、メモリ(たとえば、メモリ1022)と、ワイヤレスインターフェース(たとえば、ワイヤレスインターフェース1025)とを含むことができる。宛先デバイス1020、1030、および1040はそれぞれ、図7のMIMO検出器1118に関して説明するように、パケット(たとえば、単一接続パケットまたは多元接続パケット)をデインターリーブするように構成されたデインターリービングシステム1024をも含むことができる。一例では、メモリ1022は、インターリービングパラメータ1013と同等のインターリービングパラメータ1023を記憶することができる。
[00164]動作中、ソースデバイス1010は、パケット1060を生成し、それをワイヤレスネットワーク1050を介して宛先デバイス1020、1030、および1040の各々に送信することができる。パケット1060は、インターリーブされたパターンに従って各個々の宛先デバイスに割り振られたデータトーンの別個のセットを含むことができる。
[00165]したがって、図6のシステム1000は、IEEE802.11ワイヤレスネットワーク上で通信するために、ソースデバイスおよび宛先デバイスが使用するためのOFDMAデータトーンインターリービングパラメータを供給することができる。たとえば、インターリービングパラメータ1013、1023(またはそれの部分)は、図示のように、ソースデバイスおよび宛先デバイスのメモリに記憶され得る、ワイヤレス規格(たとえば、IEEE802.11規格)によって規格化され得る、などである。本明細書で説明する様々なデータトーンプランはダウンリンク(DL)OFDMA通信ならびにアップリンク(UL)OFDMA通信の両方のために適用可能であり得ることに留意されたい。
[00166]たとえば、ソースデバイス1010(たとえば、アクセスポイント)はワイヤレスネットワーク1050を介して信号を受信することができる。信号はアップリンクパケットに対応することができる。パケット中で、トーンの別個のセットが、宛先デバイス(たとえば、移動局)1020、1030、および1040の各々に割り振られ、その宛先デバイスによって送信されたアップリンクデータを搬送することができる。
[00167]図7に、ワイヤレス通信を送信および受信するために、図6のワイヤレスデバイスなど、ワイヤレスデバイスにおいて実装され得る例示的な多入力多出力(MIMO)システム1100を示す。システム1100は、図6の第1のデバイス1010と図6の宛先デバイス1020とを含む。
[00168]第1のデバイス1010は、エンコーダ1104と、インターリービングシステム1014と、複数の変調器1102a〜1102cと、複数の送信(TX)回路1110a〜1110cと、複数のアンテナ1112a〜1112cとを含む。宛先デバイス1020は、複数のアンテナ1114a〜1114cと、複数の受信(RX)回路1116a〜1116cと、MIMO検出器1118と、デコーダ1120とを含む。
[00169]ビットシーケンスがエンコーダ1104に供給され得る。エンコーダ1104は、ビットシーケンスを符号化するように構成され得る。たとえば、エンコーダ1104は、ビットシーケンスに前方誤り訂正(FEC)コードを適用するように構成され得る。FECコードは、ブロックコード、畳み込みコード(たとえば、バイナリ畳み込みコード)などであり得る。符号化ビットシーケンスはインターリービングシステム1014に供給され得る。
[00170]インターリービングシステム1014は、ストリームパーサ1106と複数の空間ストリームインターリーバ1108a〜1108cとを含むことができる。ストリームパーサ1106は、エンコーダ1104から複数の空間ストリームインターリーバ1108a〜1108cへの符号化ビットストリームをパースするように構成され得る。
[00171]各インターリーバ1108a〜1108cは、周波数インターリービングを実施するように構成され得る。たとえば、ストリームパーサ1106は、各空間ストリームについてシンボルごとにコード化ビットのブロックを出力することができる。各ブロックは、行に書き込み、列を読み出す、対応するインターリーバ1108a〜1108cによってインターリーブされ得る。列数(Ncol)またはインターリーバ深度は、データトーン数(Ndata)に基づき得る。行数(Nrow)は、列数(Ncol)およびデータトーン数(Ndata)の関数であり得る。たとえば、行数(Nrow)は、列数(Ncol)で除算されたデータトーン数(Ndata)に等しくなり得る(たとえば、Nrow=Ndata/Ncol)。
[00172]図8に、32個のトーンのTAUとともに使用され得るインターリーバパラメータを示す。たとえば、32個のトーンをもつTAUは、2つのパイロットトーンと、30個のデータトーンとを含み得る。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。したがって、30データトーンTAUサイズでは、30データトーンブロックは、2、3、5、6、10、または15のインターリーバ深度を有することができる。
[00173]2つ以上の空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00174]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜18のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜14のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00175]概して、LDPCトーンマッピング距離(DTM)は、IEEE802.11ac仕様において定義されている。マッピング距離(DTM)は、少なくとも、LDPCコードワード長(LCW)で除算されたOFDMシンボルごとのコード化ビット数(NCBPS)と同じ大きさであり得(たとえば、NCBPS/LCW≦DTM)、したがって、各LDPCコードワードはトーンの全範囲をカバーする。さらに、マッピング距離(DTM)はサブキャリア数の整数約数(Ndata)であり得る。マッピング距離(DTM)は、固定トーン処理を用いる、受信回路1116a〜1116cの高速フーリエ変換(FFT)モジュールにおいて実装されたトーンデマッパを使用可能にするために、各帯域幅内のレートにわたって一定であり得る。いくつかの態様では、30データトーンのブロックを使用するとき、LDPCトーンマッピング距離は、2、3、5、6、10、および15の候補から選定され得る。さらに、30データトーンブロックは、0個の変調およびコーディング方式(MCS)除外を有し得る。
[00176]図9に、トーン割振りユニットを使用してワイヤレス通信ネットワークを介して通信する例示的な方法のためのフローチャート900を示す。本方法は、AP104によって実行され得る。本方法は、いくつかの異なるデバイスがアップリンクまたはダウンリンクOFDMA送信を送信または受信することを可能にするために、それらのデバイスの間で帯域幅を分割するために使用され得る。
[00177]ブロック910において、AP104は、メッセージの送信のための総帯域幅を決定し、総帯域幅は、複数のトーンを備える。たとえば、この帯域幅は、20MHz、40MHz、または80MHzのうちの1つであり得る。いくつかの態様では、複数のトーンは、データまたはパイロットトーンとして使用され得るいくつかの使用可能なトーンを含み、ここにおいて、メッセージは、さらに、ガードトーンと直流トーンとを含む。たとえば、複数のトーンは、使用可能なトーンだけを指すために使用され得、任意のメッセージにおいて見つけられ得るガードトーンまたはDCトーンを指さないことがある。したがって、それらのトーンは、TAUサイズを使用してグループに分割されないことがある。いくつかの態様では、決定するための手段はプロセッサを含み得る。
[00178]ブロック920において、AP104は、総帯域幅中の複数のトーンを複数のトーングループに論理的に分割し、各トーングループは、トーン割振りユニットに等しいトーンの数を有する。いくつかの態様では、トーン割振りユニットは、26個または32個のトーンのうちの1つであり得、2つのパイロットトーンと、それぞれ、24個または30個のデータトーンとを含み得る。32トーンTAUが使用されるとき、総帯域幅中の複数のトーンを複数のトーングループに論理的に分割することは、238個のトーンを7つのトーングループに論理的に分割することと、494個のトーンを15個のトーングループに論理的に分割することと、1006個のトーンを31個のトーングループに論理的に分割することとのうちの1つを含み得る。26トーンTAUが使用されるとき、総帯域幅中の複数のトーンを複数のトーングループに論理的に分割することは、238個のトーンを9つのトーングループに論理的に分割することと、494個のトーンを19個のトーングループに論理的に分割することと、1006個のトーンを38個のトーングループに論理的に分割することとのうちの1つを含み得る。いくつかの態様では、どのトーングループ中にもない複数のトーン中のいくつかのトーンは、同期、共通制御、シグナリング、スケジューリング、および電力制御のうちの1つまたは複数のために割り振られ得る。割り振るための手段はプロセッサを含み得る。これらのトーンは、レフトオーバートーンと呼ばれることがある。これらのレフトオーバートーンはまた、メッセージ中の直流または保護エッジトーンとして使用され得る。レフトオーバートーンはまた、一緒にグループ化されて、他のトーングループよりも小さい(それよりも少ないトーンを含んでいる)最後のトーングループを形成し得る。いくつかの態様では、論理的に分割するための手段はプロセッサを含み得る。
[00179]ブロック930において、AP104は、指示を決定し、指示は、複数のトーングループのうちの1つまたは複数を複数のワイヤレス通信デバイスのうちの1つのワイヤレス通信デバイスに割り当てる。いくつかの態様では、決定するための手段はプロセッサを含み得る。
[00180]ブロック940において、AP104は、複数のワイヤレス通信デバイスに指示を送信する。いくつかの態様では、この指示は、UL OFDMA送信をトリガし得るトリガメッセージであり得る。たとえば、このメッセージは、いくつかのワイヤレスデバイスに送信され得、それらのデバイスに、それらの割り振られたトーンと、UL OFDMA送信のタイミングなどの他の情報とを通知し得る。したがって、それらのデバイスは、指示において見られる情報に少なくとも部分的に基づいてUL OFDMA送信を送信するように構成され得る。いくつかの態様では、この指示は、ダウンリンクメッセージのパケットヘッダであり得る。たとえば、DL OFDMAメッセージは、パケットヘッダを含み得、指示は、そのパケットヘッダの一部として含まれ得る。いくつかの態様では、送信するための手段は送信機を含み得る。
[00181]いくつかの態様では、AP104は、さらに、少なくともワイヤレス通信デバイスにメッセージを送信する。たとえば、メッセージが、DL OFDMA送信であるとき、AP104は、1つまたは複数のワイヤレス通信デバイスにメッセージを送信し得る。いくつかの態様では、メッセージを送信することは、メッセージをインターリーブすることを含み得、これは、符号化されたデータをインターリーブすることと、インターリーブされた符号化されたデータに基づいて送信のための一連のインターリーブされたビットを生成することとを含み、インターリーバは、1つまたは複数の空間ストリームに対応する1つまたは複数のストリームインターリーバを含み、1つまたは複数のストリームインターリーバは、最大4つの空間ストリームの場合は、1〜18のうちの1つのベースサブキャリア回転と[0 2 1 3]のインターリーブされた回転インデックスとを使用することと、5つ以上の空間ストリームの場合は、1〜14のうちの1つのベースサブキャリア回転と[0 4 2 6 1 5 3 7]または[0 5 2 7 3 6 1 4]または隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大化するように選定された別の置換のインターリーブされた回転インデックスとを使用することとを含む。いくつかの態様では、インターリーブするための手段はプロセッサを含み得る。生成するための手段はプロセッサを含み得る。
[00182]いくつかの態様では、TAUは、レフトオーバートーンがDCトーンの各側に位置し得るように構成され得る。図10は、レフトオーバートーンの例示的なロケーションの図である。この図では、32個のトーンからなるTAUが使用されたので、14個のレフトオーバートーンがある。これらのトーンは、DCトーンの周りに配置されており、DCトーンの各側に7つのレフトオーバートーンがある。いくつかの態様では、TAUは、レフトオーバートーンが送信のエッジに位置し得るように構成され得る。図11は、レフトオーバートーンの例示的なロケーションの別の図である。この図では、32個のトーンからなるTAUが使用されたので、14個のレフトオーバートーンがある。これらのトーンは、送信のエッジに配置されており、送信のガードトーンおよび帯域エッジに隣接して、DCトーンの各側に7つのレフトオーバートーンがある。したがって、どのトーングループ中にもない複数のトーン中のトーンは、メッセージ中のガードトーンに隣接して位置するかまたは直流トーンに隣接して位置し得る。
[00183]いくつかの態様では、送信の20MHz部分と40MHz部分との間の境界が維持されると有益であり得る。たとえば、ガードトーンは、送信の各20MHz部分の周りに配置され得、したがって、送信の各個々の20MHz部分が別個に復号され得る。さらに、各TAUは、そのようなシナリオでは、送信の単一の20MHz部分中に位置し得、したがって、TAUは、2つの異なる20MHz部分の間の境界をまたがない。したがって、送信の各20MHz部分は、別個に復号され得、したがって、受信デバイスは、送信の帯域幅全体ではなく、送信の20MHz部分のサブセットを復号するだけでよいことがある。
[00184]送信の各20MHz部分の間の境界でのより良いパフォーマンスのために最適化されたTAUサイズを使用することが望ましいことがある。たとえば、送信の各20MHz部分の間に境界があるとき、様々なTAUサイズはより多いまたはより少ないレフトオーバートーンを有し得る。したがって、TAUサイズは、20MHzの境界が使用されるときにレフトオーバートーンの数を念頭に置きながら選定され得る。
[00185]図12は、20MHz、40MHz、および80MHzの送信の各々のために34個のトーンを含むトーン割振りユニットを使用する図である。34トーンTAUは、図示のように、送信の各20MHz部分の間のガードトーンと連携して使用され得る。20MHzの送信では、256個の総トーンの外に7つのDCトーンと11個のガードトーンとがあり得る。したがって、割振りのための238個のトーンがあり得る。34トーンTAUを使用するとき、レフトオーバートーンのない7つのTAUがあり得る。これは、20MHzの送信だけであるので、送信の各20MHz部分が別個に復号され得ることを保証するために追加のガードトーンの必要はない。
[00186]40MHzの送信では、512個のトーンがあり得る。一般に、そのような送信は、7つのDCトーンと11個のガードトーンとを含み得る。しかしながら、IEEE802.11ac規格によれば、様々な送信が別個に復号され得ることを保証するために、それらの送信の間に11個のガードトーンがあることが必要とされる。したがって、この40MHzの送信は、11個のDCトーンを有し得、これはまた、送信の下側の20MHz(トーン−1から−256まで)と上側の20MHz(トーン0から255まで)との間のガードトーンとして働く。したがって、この40MHzの送信は、11個のエッジトーンと、送信の2つの20MHz部分の間の11個のDC/ガードトーンとを含み、データおよびパイロットトーンとして使用され得る490個のトーンを残し得る。これらの490個のトーンにより、14個のレフトオーバートーンがある状態で、14個のTAUが可能になり得る。14個のレフトオーバートーンを有することは、2.73%の無駄を表し得る。
[00187]80MHzの送信では、1024個のトーンと、4つの20MHz部分とがあり得る。図13は、80MHzの送信の4つの20MHz部分を別個に復号することを可能にするために使用され得るガードトーンのロケーションの図である。たとえば、4つの20MHz部分の各々は、ガードトーン1310など、部分の左側に(部分中で最も低い6つのトーンインデックスに)6つのガードトーンを有し得る。さらに、4つの20MHz部分の各々は、ガードトーン1320など、部分の右側に(部分中の5つの最も高いトーンインデックス中に)5つのガードトーンを有し得る。したがって、ガードトーンは、この80MHzの送信中でインデックス[−512,−507]、[−261,−251]、[−5,5]、[251,261]、および[507,511]において見つけられ得る。したがって、80MHzの送信の各20MHz部分は、11個のガードまたはエッジトーンを含み得る。したがって、80MHzの送信は、44個のガードトーンを含み得る。これらのトーンのうち、(インデックス[−5,5]をもつ)これらのトーンのうちの11個はまた、80MHzの送信の2つの40MHzの半分の間のDCトーンとして働き得る。同様に、第1の20MHz部分1302と第2の20MHz部分1304との間の11個のトーンは、第1の40MHz部分の2つの半分の間のDCトーンと考えられ得る。たとえば、11個のガードトーン1320、1312は、DC1と呼ばれることがある。同様に、部分1306と部分1308との間の11個のガードトーンは、DC2と呼ばれることがある。
[00188]したがって、80MHzの送信は、44個のDCおよびエッジトーンを含み、したがって、割振りのために使用され得る980個のトーンを有し得る。これらのトーンは、28個のレフトオーバートーンがある状態で、28個のTAUに分割され得る。したがって、この送信は、4.88%の無駄を有し得、これは、送信の20MHz部分(DC1とDC2と)の間に境界を作成するために使用されたであろう22個の追加のトーンを含む。
[00189]図12に示す送信はそれぞれ、明らかな20および40MHzの境界を含み、20MHz部分ごとに7つのTAUを含む。40および80MHzの割振りはそれぞれ、各20MHz部分中に7つのレフトオーバートーンをも含む。前述のように、レフトオーバートーンは、同期のために、共通の制御のために、シグナリングのために、スケジューリングのために、および電力制御(PC)チャネルのために使用され得る。これらのトーンはまた、エッジトーンに、またはDCトーンに追加され得る。34TAUの1つの利点は、帯域幅がそれぞれ2倍になると利用可能なトーンの数が2倍になるので、TAUのその数が帯域幅だけ均等にスケーリングすることであり得る。いくつかの態様では、34トーンTAUは、30シンボルインターリーバを使用してTAUごとに4つのパイロットトーンとともに、または32シンボルインターリーバを使用してTAUごとに2つのパイロットトーンとともに使用され得る。30シンボルインターリーバの使用について、図8を参照しながら上記で説明した。
[00190]いくつかの態様では、40MHzおよび80MHzの送信中のレフトオーバートーンは、これらのトーンの外にトーングループを形成するために一緒にグループ化され得る。これらのトーングループは、他のTAUとは異なるサイズであり得る。たとえば、14のトーングループサイズが使用され得、したがって、40MHzの送信は、1つのそのようなトーングループを含み得、80MHzの送信は、2つのそのようなトーングループを含み得る。これらのトーングループは、送信の2つ以上の20MHz部分中にトーンを含み得る。たとえば、送信の各20MHz部分は、7つのレフトオーバートーンを含み得る。したがって、14トーングループを構築するために少なくとも2つのそのような部分を要し得る。34トーンTAUをもつ14トーングループを使用するとき、40MHzの送信は、15個のトーングループを含み得、80MHzの送信は、30個のトーングループを含み得る。
[00191]図14に、TAUごとに2つのパイロットトーンをもつ34個のトーンのトーン割振りユニットとともに使用され得るインターリーバパラメータを示す。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。したがって、32データトーンTAUサイズでは、32データトーンブロックは、2、4、8、または16のインターリーバ深度を有することができる。
[00192]2つ以上の空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00193]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜18のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜14のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00194]概して、LDPCトーンマッピング距離(DTM)は、IEEE802.11ac仕様において定義されている。マッピング距離(DTM)は、少なくとも、LDPCコードワード長(LCW)で除算されたOFDMシンボルごとのコード化ビット数(NCBPS)と同じ大きさであり得(たとえば、NCBPS/LCW≦DTM)、したがって、各LDPCコードワードはトーンの全範囲をカバーする。さらに、マッピング距離(DTM)はサブキャリア数の整数約数(Ndata)であり得る。マッピング距離(DTM)は、固定トーン処理を用いる、受信回路1116a〜1116cの高速フーリエ変換(FFT)モジュールにおいて実装されたトーンデマッパを使用可能にするために、各帯域幅内のレートにわたって一定であり得る。いくつかの態様では、32データトーンのブロックを使用するとき、LDPCトーンマッピング距離は、2、4、8、および16の候補から選定され得る。さらに、32データトーンブロックは、1、2、4、5、7、および8つの空間ストリームの各々をもつMCS9について、6つの変調およびコーディング方式(MCS)除外を有し得る。したがって、いくつかの態様では、32データトーンブラックが使用されるとき、MCS9は、いくつかの除外されたMCS組合せにより、全体として未使用であり得る。
[00195]図15は、20MHz、40MHz、および80MHzの送信の各々のために26個のトーンを含むトーン割振りユニットを使用する図である。26トーンTAUは、図示のように、送信の各20MHz部分の間のガードトーンと連携して使用され得る。20MHzの送信では、256個の総トーンの外に7つのDCトーンと11個のガードトーンとがあり得る。したがって、割振りのための238個のトーンがあり得る。26トーンTAUを使用するとき、1.56%の無駄を表す4つのレフトオーバートーンをもつ9つのTAUがあり得る。これは、20MHzの送信であるので、送信の各20MHz部分が別個に復号され得ることを保証するために追加のガードトーンの必要はない。
[00196]40MHzの送信では、512個のトーンがあり得る。一般に、そのような送信は、7つのDCトーンと11個のガードトーンとを含み得る。しかしながら、IEEE802.11ac規格によれば、様々な送信が別個に復号され得ることを保証するために、それらの送信の間に11個のガードトーンがあることが必要とされ得る。したがって、この40MHzの送信は、11個のDCトーンを有し得、これはまた、送信の下側の20MHz(トーン−1から−256まで)と上側の20MHz(トーン0から255まで)との間のガードトーンとして働く。したがって、この40MHzの送信は、11個のエッジトーンと、送信の2つの20MHz部分の間の11個のDC/ガードトーンとを含み、データおよびパイロットトーンとして使用され得る490個のトーンを残し得る。これらの490個のトーンにより、22個のレフトオーバートーンがある状態で、18個のTAUが可能になり得、ここで、各TAUは26個のトーンを有する。22個のレフトオーバートーンを有することは、4.30%の無駄を表し得る。
[00197]80MHzの送信では、1024個のトーンと、4つの20MHz部分とがあり得る。前述のように、80MHzの送信は、44個のDCおよびエッジトーンを含み得、したがって、データおよびパイロットトーンのために使用され得る980個のトーンを有し得る。これらのトーンは、44個のレフトオーバートーンがある状態で、36個のTAUに分割され得る。したがって、この送信は、6.45%の無駄を有し得、これは、送信の20MHz部分(DC1とDC2と)の間に境界を作成するために使用されたであろう22個の追加のトーンを含む。26のTAUサイズよりも実際に大きい、44個のレフトオーバートーンがあることに留意されよう。しかしながら、これらのレフトオーバートーンは、様々な20MHz部分にわたって散在し得る。たとえば、各20MHz部分は、11個のレフトオーバートーンを有し得る。したがって、別のTAUが、必然的に、2つ以上の20MHz部分にわたる必要があることになるので、レフトオーバートーンは、そのTAUを形成するのに好適でないことがある。
[00198]図15に示す送信はそれぞれ、明らかな20および40MHzの境界を含み、20MHz部分ごとに9つのTAUを含む。40および80MHzの割振りはそれぞれ、各20MHz部分中に11個のレフトオーバートーンをも含む。前述のように、レフトオーバートーンは、同期のために、共通の制御のために、シグナリングのために、スケジューリングのために、および電力制御(PC)チャネルのために使用され得る。これらのトーンはまた、エッジトーンに、またはDCトーンに追加され得る。26トーンTAUの1つの利点は、帯域幅がそれぞれ2倍になると利用可能なトーンの数が2倍になるので、TAUのその数が帯域幅だけ均等にスケーリングすることであり得る。いくつかの態様では、26トーンTAUは、24シンボルインターリーバを使用して、TAUごとに2つのパイロットトーンとともに使用され得る。IEEE802.11規格および提案の様々な実装形態で24トーンインターリーバが以前に使用されていたので、そのようなインターリーバのパラメータは当業者にはよく知られていることがある。
[00199]いくつかの態様では、40MHzおよび80MHzの送信中のレフトオーバートーンは、これらのトーンの外にトーングループを形成するために一緒にグループ化され得る。これらのトーングループは、他のTAUとは異なるサイズであり得る。たとえば、これらのトーングループは、14個のトーンを含み得る。したがって、40MHzの送信では、1つのより小さいトーングループが、22個のレフトオーバートーンから形成され得る。80MHzの送信では、3つのより小さいトーングループが、44個のレフトオーバートーンから形成され得る。これらのトーングループは、送信の2つ以上の20MHz部分中にトーンを含み得る。たとえば、送信の各20MHz部分は、11個のレフトオーバートーンを含み得る。したがって、14トーングループを構築するために少なくとも2つのそのような部分を要し得る。26トーンTAUをもつ14トーングループを使用するとき、40MHzの送信は、より小さいトーングループを含む19個のトーングループを含み得、80MHzの送信は、3つのより小さいトーングループを含む39個のトーングループを含み得る。
[00200]図16に、異なるトーン割振りユニットを使用するとき、および異なる境界を保持するときに様々な帯域幅の送信において見られるいくつかのデータトーンの間の比較を示す。図示のように、オプション2は、30個のデータトーンがある状態で、32のTAUサイズを使用することを含み得、オプション3は、32個のデータトーンがある状態で、34のTAUサイズを使用することを含み得、オプション4は、24個のデータトーンがある状態で、26のTAUサイズを使用することを含み得る。たとえば、オプション2は、図5で提示するオプションに対応し得る。しかしながら、この割振りは、40MHzおよび80MHzの送信における境界のうちの1つまたは複数を保持するために必要に応じて変更され得る。これらの境界を保持するために、それらのTAUが、さもなければ、送信の2つの20MHz部分の間の境界上に生じ得るので、オプション2は、より少ないTAUを含み得る。
[00201]20MHzの送信の場合、オプション2は、7つのTAUの各々の中に30個のデータトーンを含み得、オプション3は、7つのTAUの各々の中に32個のデータトーンを含み得、オプション4は、9つのTAUの各々の中に24個のデータトーンを含み得る。したがって、様々なオプションは、それぞれ、210個、224個、および、216個のデータトーンを与え得る。したがって、いくつかの態様では、オプション3は、より多くのデータトーンを有し得るので、20MHzの送信において最も高いスループットが可能になり得る。
[00202]境界が保持されない40MHzの送信の場合、その様々なオプションは、450個、448個、および432個のデータトーンを含み得る。しかしながら、20MHzの境界が保持され、40MHzの送信の2つの20MHz部分の間の境界トーンとして11個のトーンが使用される場合、オプション2は、14個のTAUだけしか含むことができないことがあり、したがって、420個のデータトーンしか含まないことがある。
[00203]80MHzの送信の場合、オプション3は、896個のデータトーンを含み得、オプション4は、864個のデータトーンを含み得る。境界が保たれないとき、オプション2は、930個のデータトーンを含み得る。2つの40MHz部分の間に11個のガードトーンを可能にするために、オプション2は、1つ少ないTAUを有し、したがって、900個のデータトーンを含み得る。DC1とDC2との両方を保つが、7つのDCトーンのみを依然として有するために、オプション2は、29個のTAUと870個のデータトーンとを有し得る。各々が別個に復号され得る4つの20のMHz部分を含むために、オプション2は、840個のデータトーンのみを含み得る。
[00204]オプション3および4では、20および40MHzの境界が常に守られることに留意されたい。しかしながら、オプション2では、20MHzまたは40MHzの境界が保持されるたびにTAUの数が低減される。したがって、40MHzの送信が1つの境界を含むので、これは、オプション2におけるTAUの数を15から14に低減する。80MHzの送信は、1つの境界(40MHzの境界)、2つの境界(2つの20MHzの境界)、または3つの境界(それらの20MHz境界および40MHz境界)を含み得る。したがって、80MHzの送信のためのオプション2は、これらの境界のうちの何個が保持されるかに応じて、31個から30個、29個、または28個に低減され得る。
[00205]図16は、これらの3つのオプションの帯域幅効率を比較するために使用され得る。いくつかの20および40MHzの境界が保持されるとき、オプション2は、オプション3に勝る利点を有しないが、どの境界が保持されるのかに応じて、オプション4よりも多くのデータトーンを依然として有し得る。オプション2とオプション4とはいかなるMCS組合せも除外しないが、オプション3は、6つのMCS組合せ(1、2、4、5、7、および8つの空間ストリームの各々をもつMCS9)を除外することにも留意されよう。いくつかの態様では、オプション3がデータトーンごとにより少ないパイロットトーン(24個のデータトーンに対する2つのパイロットトーンと比較して、32個のデータトーンに対する2つのパイロットトーン)を含むので、オプション3は、オプション4よりも多くのデータトーンを含み得、より少ないレフトオーバートーンをも有し得る。
[00206]したがって、いくつかの態様では、上記のトーン割振りユニットサイズおよびプランは、トーン割振りユニットが34個のトーンを含み得ることを与え得る。たとえば、各トーングループは、2つのパイロットトーンと32個のデータトーンとを含み得る。いくつかの態様では、送信の総帯域幅中の複数のトーンを複数のトーングループに論理的に分割することは、238個のトーンを7つのトーングループに論理的に分割することと、490個のトーンを14個のトーングループに論理的に分割することと、980個のトーンを28個のトーングループに論理的に分割することとのうちの1つを含み得る。いくつかの態様では、総帯域幅中の複数のトーンを複数のトーングループに論理的に分割することは、238個のトーンを9つのトーングループに論理的に分割することと、490個のトーンを18個のトーングループに論理的に分割することと、980個のトーンを36個のトーングループに論理的に分割することとのうちの1つを含み得る。いくつかの態様では、少なくともワイヤレス通信デバイスにメッセージを送信することは、40または80MHzのメッセージの各20MHz部分が11個のガードトーンを含むように40または80MHzのメッセージを送信することを含む。これにより、上記で説明したように、送信の各20MHz部分を別個に復号することが可能になり得る。いくつかの態様では、低密度パリティチェックマッピング距離は、2、4、8、および16のうちの1つである。たとえば、これらのLDPC値は、32個のデータトーンを含むトーングループが使用されるときに使用され得る。
[00207]したがって、上記のいくつかの態様によれば、トーンプランは、IEEE802.11規格におけるすべての帯域幅に固定のサイズの32個のトーンがある状態で、1つの基本トーン割振りユニット(TAU)を有し得る。これは、いくつかの利点を提供し得る。最初に、これにより、ただ1つの基本ブロックサイズが可能になり得、これは、デバイスに対する割振りを簡略化し、必要とされるトーンプランの数を簡略化し得る。この32トーン割振りはまた、サイズがちょうど2.5MHzであり得、たとえば、送信の様々な部分の間の20MHzの境界を明らかに保つために有益であり得る。帯域幅にかかわらず同じTAUを使用することにより、すべての帯域幅中でのフィックスTAUおよびパイロットロケーションも可能になり得る。これにより、すべての帯域幅のための奇数のTAUも可能になり得る。さらに、より高い帯域幅グリッドが、より低い帯域幅グリッドの両側のわずかな追加のTAUからなり得る。これにより、サブバンド送信のための様々なデバイスからの単純なフィードバックも可能になり得る。たとえば、STAは、最良のチャネルを有するTAUインデックスを報告し得、したがって、APは、そのSTAにTAUが割り当てられるときにその情報を使用し得る。1つの基本トーン割振りの使用はまた、すべての帯域幅にわたって一貫したレフトオーバートーンを残し得る。これらのレフトオーバートーンは、固定ロケーションに配置され得る。したがって、そこは、スモールトーンユニット(STU)として使用され得るか、または共通制御シグナリングのために使用され得る。
[00208]しかしながら、いくつかの態様では、送信の帯域幅全体が1つのデバイスに割り振られ得る(全帯域幅割振り)。たとえば、これは、送信がMU−MIMO送信のために使用されるとき、または、シングルユーザに帯域幅全体が割り振られるときに行われ得る。概して、シングルユーザに帯域幅全体が割り振られるとき、帯域幅が複数のデバイスの間で分割された場合に必要とされたであろう数より(同数のデータトーンに対して、または同数のデータトーンにパイロットトーンを加えたものに対して)少ないパイロットトーンを使用することが可能であり得る。したがって、そのような送信は、より少ないパイロットトーンを使用し、したがって、同じ帯域幅中により大きい数のデータトーンを含むという意味においてより効率的であり得る。そのような送信において、異なる利点と欠点とを提供し得るいくつかの異なるオプションが使用され得る。
[00209]最初に、全帯域幅割振りは、同じ32トーンTAUベースのプランを依然として使用し得る。このオプションは、前に説明したように同じ32トーン処理を再使用し得るので、単純であり得る。ただし、この32トーン処理は、30個のデータトーンごとに2つのパイロットトーンを含む。デバイスに(1などの)小さい数のTAUが割り当てられるときにこの数のパイロットトーンが必要になるが、全帯域幅割振りにおいてより少ないパイロットトーンを使用することが可能であり得る。したがって、このオプションは、他の代替と比較して効率が欠如し得る。
[00210]第2に、全帯域幅割振りは、上記で説明したものとは異なるトーンプランを使用し得る。たとえば、全帯域幅割振りは、IEEE802.11acトーンプランに基づくトーンプランを使用し得る。これは、効率問題を解決し得るが、(送信がそのようなトーンプランを使用していることを示すために1つまたは2つのビットフィールドを含めるなどの)新しいシグナリングの使用を必要とし得る。たとえば、20MHzの送信は、IEEE802.11ac VHT80(超高スループット80MHz:Very High Throughput 80 MHz)送信に基づくトーンプランを使用し得る。この20MHzパケットが802.11acに対して4xシンボル持続時間を含み得るので、パケットは802.11acにおける80MHzの送信と同数のトーンを有し得る。したがって、802.11acからの80MHzの送信は、ここで20MHzの送信として使用され得る。しかしながら、これに関する1つの起こり得る問題は、そのような送信が3つのDCトーンしか含まないということである。これは、4xシンボル持続時間送信には不十分な数のDCトーンであり得る。40MHzの送信では、新しいトーンプランが使用され得るか、または、2つのVHT80送信(VHT80+80またはVHT160)が使用され得る。たとえば、802.11acでは、160MHzの送信は、2回複製された80MHz VHT80トーンプランを使用することによって送信され得る。80MHzの送信の場合、これは、新しいトーンプランを使用し得るか、または複製された40MHzトーンプラン(すなわち、IEEE802.11acからの4つのVHT80送信)を使用し得る。概して、しかしながら、パイロットトーンの数は、データトーンの数が増大するにつれて線形的に増大しないことがあるので、これらの送信を複製することは、さもなければ必要になるより多くのパイロットトーンを有することになり得る。すなわち、より大きい送信では、比例的に、より少ないパイロットトーンが必要とされ得る。たとえば、パイロットトーンをも2倍にすることを必要とするのではなく、2つの追加のパイロットトーンのみを必要としながら、データトーンの数を2倍にすることが可能であり得る。
[00211]効率的な全帯域幅送信のための第3のオプションは、パンクチャドパイロットトーンがある状態で、32トーンTAUプランを使用すべきであり得る。たとえば、追加のパイロットトーンは、「パンクチャ」され得、パイロットトーンではなくデータトーンとして使用され得る。さらに、単一のデバイスによって送信される送信はまた、より少ないDCトーンを必要とし得る。したがって、いくつかのDCトーンはまた、「パンクチャ」され得、DCトーンではなくデータトーンとして使用され得る。したがって、これらのパンクチャドパイロットトーンプランは、上記の通常のTAUベースのトーンプランと概して同じTAUを含み得るが、通常ならばパイロットトーンまたはDCトーンであったであろうトーンは追加のデータトーンとして使用され得る。したがって、このトーンプランは、変更がないTAUベースのトーンプランよりも少ないパイロットおよび/またはDCトーンを有し、多くのデータトーンを有し得、これは、全帯域幅送信では有利であり得る。
[00212]たとえば、80MHzの送信では、TAUプランの下で(4つの32トーンTAU中で)8つのパイロットトーンごとに、2つが、パイロットトーンとして使用され得、6つが、追加のデータトーンとして再利用され得る。32個のトーンTAUをもつ80MHzの送信では、31個のTAUと14個のレフトオーバートーンがあり得、これは、2つのパイロットトーン(STU)をもつ12個のデータトーンブロックとして使用され得る。したがって、80MHzの送信は、64個のパイロットトーン(各TAU中の2つに加えて、14個のレフトオーバートーン中に2つ)を含み得る。パイロットパンクチャの後に、16個のパイロットトーンに加えて48個の追加のデータトーンだけになり得る。概して、パイロットパンクチャドデータトーンのすべてがデータトーンブロックに一緒にグループ化され得る。たとえば、80MHzでは、パイロットパンクチャドデータトーン(48個)は、2つの30データトーンブロックを生成するために、レフトオーバートーン/STAUからの12個のデータトーンとグループ化され得る。したがって、パイロットパンクチャを使用することによって、より効率的な送信が可能になり得、パイロットパンクチャを使用することは、(依然として、同じ30および12トーンデータブロックを使用し得るので)、追加のインターリーバパラメータを必要としないことがある。
[00213]図17は、20MHzの送信における全帯域幅割振りのための様々なオプションの効率の比較である。第1の列は、1xシンボル持続時間をもつIEEE802.11n/11acによる送信を含む。この送信は、7つのガードトーンと、1つのDCトーンと、4つのパイロットトーンと、52個のデータトーンとを含み得る。これは、1xシンボル持続時間において、20MHzは、4xシンボル持続時間における256個のトーンではなく64個のトーンしか含まないので、64個の総トーンの外である。
[00214]オプション1は、変更なしに、32トーンTAUプランを使用する。これは、(30個のデータトーンからなる7つのTAUと1つの12データトーンSTUとの中に)222個のデータトーンがある状態で、11個のガードトーンと、7つのDCトーンと、16個のパイロットトーンとを含む。これは、802.11n/acトーンプランと比較して5%の効率利得を提供し得る。これは、2つのオプションの各々について総トーンの数と比較してプラン中のデータトーンの数の比較に基づく。
[00215]オプション2は、80MHzの送信のためにIEEE802.11acトーンプランを使用する。20MHzにおける4xシンボル持続時間送信は、80MHz 1xシンボル持続時間送信と同数のトーンを含むので、そのようなトーンプランは、ここで使用可能であり得る。このトーンプランは、IEEE802.11n/acに勝る10%の効率利得のために、11個のガードトーンと、3つのDCトーンと、8つのパイロットトーンと、234個のデータトーンとを含む。
[00216]最後に、オプション3は、剰余パイロットトーンをデータトーンとして使用するために、パイロットパンクチャを用いたTAUプランを使用する。このオプションは、11個のガードトーンと、3つのDCトーンと、8つのパイロットトーンとを含む。剰余DCトーンもデータトーンになることを可能にするためにパイロットパンクチャがここで使用され得ることが観測され得る。概して、全帯域幅割振りは、他の可能なOFDMA割振りと同数のDCトーンを必要としないことがある。したがって、この割振り中に3つのDCトーンしかないことがある。ここで示すように、これにより、234個のデータトーンが可能になり得、これは、7つの30データトーンTAUおよび2つの12データトーンSTUとしてグループ化され得る。このトーンプランは、IEEE802.11acベースのトーンプランとちょうど同程度効率的であり得る。さらに、オプション3は、30個のデータトーンユニットと12個のデータトーンユニットとしか含まないので、このオプションは、いかなる新しいインターリーバパラメータも必要としないことがある。これらのデータトーンユニットの両方のためのインターリーバパラメータが、知られていることがあり、これらの方法中の他の場所で同様に使用され得る。したがって、新しいインターリーバパラメータは必要とされないことがある。
[00217]図18は、40MHzの送信における全帯域幅割振りのための様々なオプションの効率の比較である。第1の列は、1xシンボル持続時間をもつIEEE802.11n/11acによる送信を含む。この送信は、11個のガードトーンと、3つのDCトーンと、6つのパイロットトーンと、108個のデータトーンとを含み得る。これは、1xシンボル持続時間において、40MHzは、4xシンボル持続時間における512個のトーンではなく128個のトーンしか含まないので、128個の総トーンの外である。
[00218]オプション1は、変更なしに、32トーンTAUプランを使用する。これは、(30個のデータトーンからなる15個のTAUと1つの12データトーンSTUとの中に)462個のデータトーンがある状態で、11個のガードトーンと、7つのDCトーンと、32個のパイロットトーンとを含む。これは、802.11n/acトーンプランと比較して6%の効率利得を提供し得る。これは、2つのオプションの各々について総トーンの数と比較してプラン中のデータトーンの数の比較に基づく。
[00219]オプション2は、160MHzの送信のためにIEEE802.11acトーンプランを使用し、これは、2つの80MHzトーンプランを複製することを伴う。前述のように、このトーンプランは、元来160MHzのために使用されるが、より長いシンボル持続時間を使用するときの所与の帯域幅中のより多数のトーンにより、ここでは、40MHzのために使用され得る。このトーンプランは、IEEE802.11n/acに勝る7%の効率利得のために、11個のガードトーンと、11個のDCトーンと、6つのアイドルトーンと、16個のパイロットトーンと、468個のデータトーンとを含む。
[00220]代替オプション2は、512個のトーンのために新しいトーン設計を使用し得る。この設計は、11個のガードトーンと、5つのDCトーンと、16個のパイロットトーンとを含み、したがって、480個のデータトーンを有し得る。このトーンプランは、IEEE802.11n/acに勝る10%の効率利得を提供し得る。
[00221]最後に、オプション3は、32トーンTAUプランを使用するが、送信の効率を増加させるために剰余DCおよびパイロットトーンをデータトーンとして使用することを可能にするためにパイロットパンクチャを用いて使用する。このトーンプランは、11個のガードトーンと、5つのDCトーンと、16個のパイロットトーンとを含む。剰余DCトーンもデータトーンになることを可能にするためにパイロットパンクチャがここで使用され得ることが観測され得る。概して、全帯域幅割振りは、他の可能なOFDMA割振りと同数のDCトーンを必要としないことがある。したがって、この割振り中に5つのDCトーンしかないことがある。これにより、480個のデータトーンが可能になり得、これは、(15個のTAUとパイロットパンクチャおよびSTUからのトーンとを含む)30個のトーンからなる16個のグループとしてグループ化され得る。たとえば、(元の7つのうちの)2つのDCトーンがデータトーンとして使用され得、オプション1ではパイロットトーンであったであろう16個のトーンがデータトーンとして使用され得る。これらの18個のトーンは、30トーン割振りを形成するために、STU中の12個のデータトーンとともにグループ化され得る。したがって、このトーンプランは、IEEE802.11n/acに勝る10%の効率利得を提供し得る。したがって、パイロットパンクチャドTAUプランは、新たに設計された40MHzトーンプランと同じ効率を達成し得る。パイロットパンクチャドTAUプランはまた、30個のトーンの1つのインターリーバサイズしか必要としないことがある。
[00222]図19は、80MHzの送信における全帯域幅割振りのための様々なオプションの効率の比較である。第1の列は、1xシンボル持続時間をもつIEEE802.11n/11acによる送信を含む。この送信は、11個のガードトーンと、3つのDCトーンと、8つのパイロットトーンと、234個のデータトーンとを含み得る。これは、1xシンボル持続時間において、80MHzは、4xシンボル持続時間における1024個のトーンではなく256個のトーンしか含まないので、256個の総トーンの外である。
[00223]オプション1は、変更なしに、32トーンTAUプランを使用する。これは、(30個のデータトーンからなる31個のTAUと1つの12データトーンSTUとの中に)942個のデータトーンがある状態で、11個のガードトーンと、7つのDCトーンと、64個のパイロットトーンとを含む。これは、802.11n/acトーンプランと比較して0.6%の効率利得を提供し得る。これは、2つのオプションの各々について総トーンの数と比較してプラン中のデータトーンの数の比較に基づく。
[00224]オプション2は、160MHzの送信のために2回複製されるIEEE802.11acトーンプランを使用する。各160MHzの送信自体が、2つの80MHzのトーンプランを複製することを伴うので、このオプションは、本質的に、IEEE802.11acからの4つの80MHzトーンプランを使用し得る。前述のように、このトーンプランは、元来高帯域幅のために使用されるが、より長いシンボル持続時間を使用するときの所与の帯域幅中のより多数のトーンにより、ここでは、80MHzのために使用され得る。このトーンプランは、IEEE802.11n/acに勝る効率利得がないために、11個のガードトーンと、11個のDCトーンと、34個のアイドルトーンと、32個のパイロットトーンと、936個のデータトーンとを含む。
[00225]代替オプション2は、1024個のトーンのために新しいトーン設計を使用し得る。この設計は、11個のガードトーンと、5つのDCトーンと、12個のパイロットトーンとを含み、したがって、996個のデータトーンを有し得る。このトーンプランは、IEEE802.11n/acに勝る6%の効率利得を提供し得る。
[00226]最後に、オプション3は、32トーンTAUプランを使用するが、送信の効率を増加させるために剰余DCおよびパイロットトーンをデータトーンとして使用することを可能にするためにパイロットパンクチャを用いて使用する。このトーンプランは、11個のガードトーンと、7つのDCトーンと、16個のパイロットトーンとを含む。剰余DCトーンもデータトーンになることを可能にするためにパイロットパンクチャがここで使用され得ることが観測され得る。概して、全帯域幅割振りは、他の可能なOFDMA割振りと同数のDCトーンを必要としないことがある。したがって、この割振り中に7つのDCトーンしかないことがある。これにより、990個のデータトーンが可能になり得、これは、(31個のTAUとパイロットパンクチャおよびSTUからのトーンとを含む)30個のトーンからなる33個のグループとしてグループ化され得る。たとえば、オプション1ではパイロットトーンであったであろう48個のトーンは、データトーンとして使用され得る。これらの48個のトーンは、2つの30トーン割振りを形成するために、STU中の12個のデータトーンとともにグループ化され得る(12トーンSTUを含むオプション1を参照)。したがって、このトーンプランは、IEEE802.11n/acに勝る5%の効率利得を提供し得る。したがって、パイロットパンクチャドTAUプランは、新たに設計された40MHzトーンプランと同じ効率を達成し得る。パイロットパンクチャドTAUプランはまた、30個のトーンの1つのインターリーバサイズしか必要としないことがある。
[00227]図21は、32トーンTAUを使用するときの20MHz、40MHz、および80MHzの送信の各々における無駄の量の図である。たとえば、20MHzの送信は、7つのDCトーンと、11個のエッジトーンと、割振りのための238個のトーンと、7つのTAUと、14個のレフトオーバートーンがある状態で、256個のトーンのFFTサイズを使用し得る。これらのレフトオーバートーンは、5.9%の無駄を表し得る。40MHzの送信は、7つのDCトーンと、11個のエッジトーンと、割振りのための494個のトーンと、15個のTAUと、14個のレフトオーバートーンがある状態で、512個のトーンのFFTサイズを使用し得る。これらのレフトオーバートーンは、2.8%の無駄を表し得る。80MHzの送信は、7つのDCトーンと、11個のエッジトーンと、割振りのための1006個のトーンと、31個のTAUと、14個のレフトオーバートーンがある状態で、1024個のトーンのFFTサイズを使用し得る。これらのレフトオーバートーンは、1.4%の無駄を表し得る。
[00228]図22A、図22B、および図22Cは、パイロットトーンが配置され得るトーン割振りユニット内の可能な位置を示す図である。たとえば、32トーンTAUは、2つのパイロットトーンと30個のデータトーンとを有し得る。いくつかの態様では、これらのパイロットトーンが単一のTAU内で広げられるか、またはシングルユーザに複数のTAUが割り当てられる状況において広げられることが有益であり得る。たとえば、理想的には、所与のユーザのためのパイロットトーンが、各パイロットトーンの間で同数のデータトーンで、帯域幅にわたって均等に広げられれば最良であり得る。したがって、以下に、TAU内のパイロットトーンのロケーションのための3つのオプションを提示する。各オプションがあらゆるTAUで使用され得、したがって、各TAUは、それらのTAU内の同じトーンインデックスにパイロットトーンを含む。
[00229]図22Aに、所与の32トーンのトーン割振りユニット中で、第11のトーンと第22のトーンとにパイロットトーンが位置するオプションを示す。この割振りは、単一のTAU内でパイロットトーンを最も均等に広げ得る。たとえば、所与のTAU中のトーンは、1から32までなど、番号付けされ得る。この番号付けは、各トーンのトーンインデックスに基づき得、したがって、隣接するトーン番号も帯域幅中で隣接する。したがって、TAU中のパイロットトーンは、このトーン番号付け方式では、トーンインデックス11および22に配置され得る。したがって、TAUは、(1〜10に番号付けされた)10個の連続するデータトーンと、次いで(11に番号付けされた)パイロットトーンと、次いで(12〜21に番号付けされた)さらに10個のデータトーンと、次いで(22に番号付けされた)第2のパイロットトーンと、最後に(23〜32に番号付けされた)さらに10個のデータトーンとを含み得る。したがって、単一のTAU中で、このパイロットトーン割振りにより、データトーン内でのパイロットトーンの均等な間隔が可能になり得ることが観測され得る。しかしながら、パイロットトーンのこの割振りの1つの欠点は、デバイスに複数の連続するTAUが割り当てられる場合、2つのTAUの間のパイロットトーン間隔が、所望される間隔の2倍になるということである。たとえば、デバイスに2つのTAUが割り当てられるとき、これは、図22Aに示すように、64個のトーンを含み得る。(トーン1からトーン32まで伸びる)TAUi2205中で、インデックス11および22にパイロットトーンがあり得る。同様に、TAUi+1 2210中で、また、インデックス11および22にパイロットトーンがあり得る。しかしながら、TAUi 2205中のインデックス22にあるパイロットトーンとTAUi+1 2210中のインデックス11にあるパイロットトーンとの間に、10個ではなく、20個のデータトーンがある(TAUi 2205中に10個のデータトーン、インデックス23〜32があり、また、TAUi+1 2210中に10個のデータトーン、インデックス1〜10がある)。したがって、このパイロットトーン間隔が、このシナリオでは最適ではないことがある。
[00230]図22Bに、所与の32トーンのトーン割振りユニット中で、第8のトーンと第24のトーンとにパイロットトーンが位置するオプションを示す。この割振りは、複数のTAU内でパイロットトーンをより均等に広げ得る。たとえば、所与のTAU中のトーンは、1から32までなど、番号付けされ得る。この番号付けは、各トーンのトーンインデックスに基づき得、したがって、隣接するトーン番号も帯域幅中で隣接する。デバイスに、2つのTAU(TAUi 2215およびTAUi+1 2220など)が割り当てられるとき、これは、図22Bに示すように64個のトーンを含み得る。TAUi2215中で、インデックス8および24にパイロットトーンがあり得る。同様に、TAUi+1 2220中で、また、インデックス8および24にパイロットトーンがあり得る。したがって、ユーザへの総割振りは、7つのデータトーン(TAUi 2215中の1〜7)と、1つのパイロットトーン(TAUi 2215中の8)と、15個のデータトーン(TAUi 2215中の9〜23)と、1つのパイロットトーン(TAUi 2215中の24)と、15個のデータトーン(TAUi 2215中の25〜32およびTAUi+1 2220中の1〜7)と、1つのパイロットトーン(TAUi+1 2220中の8)と、15個のデータトーン(TAUi+1 2220中の9〜23)と、1つのパイロットトーン(TAUi+1 2220中の24)と、最後に、8つのデータトーン(TAUi+1 2220中の25〜32)とを含み得る。したがって、端以外で、これにより、15個のデータトーンの均等な間隔と、それに続くパイロットトーンとが可能になることが観測され得る。これにより、パイロットトーンのためのより良い周波数ダイバーシティが可能になり得る。
[00231]図22Cに、所与の32トーンのトーン割振りユニット中で、第8のトーンと第25のトーンとにパイロットトーンが位置するオプションを示す。この割振りは、複数のTAU内でパイロットトーンを比較的均等に広げるとともに、TAU内の対称パイロットトーン配置をも実現し得る。たとえば、所与のTAU中のトーンは、1から32までなど、番号付けされ得る。この番号付けは、各トーンのトーンインデックスに基づき得、したがって、隣接するトーン番号も帯域幅中で隣接する。デバイスに、2つのTAU(TAUi 2225およびTAUi+1 2230など)が割り当てられるとき、これは、図22Cに示すように64個のトーンを含み得る。TAUi2225中で、インデックス8および25にパイロットトーンがあり得る。同様に、TAUi+1 2230中で、また、インデックス8および25にパイロットトーンがあり得る。したがって、ユーザへの総割振りは、7つのデータトーン(TAUi 2225中の1〜7)と、1つのパイロットトーン(TAUi 2225中の8)と、16個のデータトーン(TAUi 2225中の9〜24)と、1つのパイロットトーン(TAUi 2225中の25)と、14個のデータトーン(TAUi 2225中の26〜32およびTAUi+1 2230中の1〜7)と、1つのパイロットトーン(TAUi+1 2230中の8)と、16個のデータトーン(TAUi+1 2230中の9〜24)と、1つのパイロットトーン(TAUi+1 2230中の25)と、最後に、7つのデータトーン(TAUi+1 2230中の26〜32)とを含み得る。したがって、端以外で、これにより、パイロットトーンの間の14個または16個のいずれかのデータトーンを用いた比較的均等な間隔が可能になることが観測され得る。これにより、パイロットトーンのためのより良い周波数ダイバーシティが可能になるとともに、所与のTAUを用いたパイロットトーンの対称間隔も可能になり得る。
[00232]概して、32トーンTAUを用いたトーンプランは、14個のレフトオーバートーンを含む。これらのレフトオーバートーンは、送信のDCトーンの各側に7つのトーンを含み得る。これらのレフトオーバートーンは、スモールトーンユニット(STU)にグループ化され得、これは、12個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含む。STUの各側内のパイロットトーンは、その側の第4のトーン上に配置され得る。すなわち、DCトーンの各側に7つのトーンがあり得、それらのトーンは、1〜7に番号付けされ得る。パイロットトーンは、これらのトーンの中心に、インデックス番号4に配置され得る。
[00233]全帯域幅割振りがあるときのパイロットパンクチャを用いたTAUプランでは、通常ならばパイロットトーンとして使用されたであろういくつかのトーンが、データトーンとして代わりに使用され得る。20または40MHzの送信では、パイロットトーンになるつもりのトーンの半分が、データトーンとして使用され得る。たとえば、2つごとのパイロットトーンになるつもりのトーン中の第1のパイロットトーンが、帯域幅の左半分(負のトーンインデックス)でパイロットトーンとして使用され得るが、他のトーンは、データトーンとして使用され得る。同様に、帯域幅の右半分(正のトーンインデックス)で2つごとのパイロットトーンになるつもりのトーンの第2のパイロットトーンになるつもりのトーンは、パイロットトーンとして使用され得るが、他のパイロットトーンになるつもりのトーンは、データトーンとして代わりに使用され得る。80MHzの送信では、パイロットトーンになるつもりのトーンの1/4だけが全帯域幅送信中でパイロットトーンとして実際に使用され得るが、3/4は、データトーンとして代わりに使用され得る。たとえば、4つごとのパイロットトーンになるつもりのトーン中の第1のパイロットトーンが、帯域幅の左半分(負のトーンインデックス)でパイロットトーンとして使用され得るが、他のトーンは、データトーンとして使用され得る。同様に、帯域幅の右半分(正のトーンインデックス)で、4つごとのパイロットトーンになるつもりのトーンの第4のパイロットトーンになるつもりのトーンは、パイロットトーンとして使用され得るが、他のパイロットトーンになるつもりのトーンは、データトーンとして代わりに使用され得る。したがって、これは、本開示のいくつかの態様に従って、パイロットパンクチャのために使用され得る。
[00234]図20Aおよび図20Bは、スペクトルマスクと、80MHzの送信のための1xのシンボル持続時間と4xのシンボル持続時間とをもつパケットのための波形との図である。これらの図では、4xシンボル持続時間送信は、7つのDCトーンを有し、1xシンボル持続時間送信は、3つのDCトーンを有する。1xシンボル持続時間と4xシンボル持続時間との両方は、帯域エッジに11個のガードトーンを含む。ここに示されたスペクトルマスクは、IEEE802.11ac 80MHzパケットのものであり、4xシンボル持続時間をもつ11個のガードトーンを使用することの実現可能性を判定するために使用され得る。概して、1x送信と4x送信とはOOBEではまったく同様であり、両方の波形は、4dBの電力増幅器バックオフ(P=3と仮定する)の場合でも、マージンをもつマスクを満たすことができることが観測され得る。図20Bは、図20Aと同じグラフのズームインバージョンであり、4x波形がコーナーでスペクトルマスクをわずかに侵していることをはっきりと示している。より広いインバンドスペクトルが、ブロッカーパフォーマンスに主に影響を及ぼすことが観測され得る。
[00235]いくつかの態様では、7つよりも少数のDCトーンを使用することが望ましいことがある。より少ないDCトーンを使用することにより、概して、送信中により多くのデータトーンを含めることが可能になり得、したがって、データスループットを改善し得る。たとえば、いくつかの送信は、7つのDCトーンではなく、3つのDCトーンのみを使用し得る。
[00236]図23は、3つのDCトーンとともに32トーンのトーン割振りユニットを使用するときの20MHz、40MHz、および80MHzの送信の各々における無駄の量の図である。いくつかの態様では、これらのトーンプランは、7つのDCトーンとともに32トーンのトーン割振りユニットを使用するトーンプランと同様であるが、4つの追加のレフトオーバートーンを有することが観測され得る。
[00237]たとえば、20MHzの送信は、3つのDCトーンと、11個のエッジトーンと、割振りのための242個のトーンと、7つのTAUと、18個のレフトオーバートーンがある状態で、256個のトーンのFFTサイズを使用し得る。これらのレフトオーバートーンは、7%の無駄を表し得る。40MHzの送信は、3つのDCトーンと、11個のエッジトーンと、割振りのための498個のトーンと、15個のTAUと、18個のレフトオーバートーンがある状態で、512個のトーンのFFTサイズを使用し得る。これらのレフトオーバートーンは、3.5%の無駄を表し得る。80MHzの送信は、3つのDCトーンと、11個のエッジトーンと、割振りのための1010個のトーンと、31個のTAUと、18個のレフトオーバートーンがある状態で、1024個のトーンのFFTサイズを使用し得る。これらのレフトオーバートーンは、1.8%の無駄を表し得る。
[00238]これらの割振りでは、20、40、および80MHzの割振りの各々にわたって18個のレフトオーバートーンがあることが観測され得る。これらのレフトオーバートーンは、図10に示すように、DCトーンを中心にするが、各側に2つの追加のレフトオーバートーン(すなわち、DCトーンの各側に7つのレフトオーバートーンではなく、DCトーンの各側に9つのレフトオーバートーン)があり得る。いくつかの態様では、これらのトーンは、シグナリング、スケジューリング、電力制御、ブロードキャストメッセージ、および他の目的などの共通制御のために使用され得る。これらのトーンはまた、小型のトーン割振りユニットを形成するために使用され得る。このスモールTAU(STAU)は、18個のトーンを含み得る。STAUは、2つのパイロットトーンと16個のデータトーンとを有し得る。STAUのためのパイロットトーンはそれぞれ、DCトーンのそれらのそれぞれの側の中心にあり得る。すなわち、DCトーンは、−1〜1のインデックスをもつトーン(3つのDCトーン)を含み得る。したがって、STAUは、−10〜−2と2〜10とのインデックスをもつトーンを含み得る。STAU内のパイロットトーンは、(パイロットトーンの左側に4つのトーン−10〜−7と右側に4つのトーン−5〜−2がある状態で)トーンインデックス−6と、(パイロットトーンの左側に4つのトーン2〜5と右側に4つのトーン7〜10がある状態で)トーンインデックス6とにパイロットトーンを配置するなど、STAUの各側の中心に配置され得る。たとえば、STAUは、直流トーンの各側(DCトーンの横またはガードトーンの横、あるいはトーン内の別のロケーションのいずれか)に9つのトーンを有し得る。STAUは、各側に、4つのデータトーンとパイロットトーンとを有し、したがって、4つ多くのデータトーンを有し得る。したがって、STAU中のパイロットトーンは、直流トーンの各側の第5のトーンであり得、したがって、各パイロットトーンは、DCトーンのそれの側のSTAUのトーンの中心にある。
[00239]STAUを使用するとき、20MHzの送信は、7つのTAUと1つのSTAUとを有し得、40MHzの送信は、15個のTAUと1つのSTAUとを有し得、80MHzの送信は、31個のTAUと1つのSTAUとを有し得る。合計では、したがって、20、40、および80MHzの送信は、それぞれ、8つ、16個、および32個のTAU+STAUを含み得、これは、8人のユーザ間で分割可能であり得る。したがって、STAUにレフトオーバートーンを割り当てるとき、20、40、および80MHzのいずれの場合も無駄がないことがある。32トーンTAUを使用した前の割振りの場合と同様に、ここでのTAUグリッドは、20、40、および80MHzについて一貫していることがある。レフトオーバートーンは、DCトーンの隣、または送信の帯域エッジの近くのいずれかに配置され得る。各トーン割振りが奇数のTAUを含むので、これは、DCトーンの各側に16個のトーンがある状態で、1つのTAUがDCトーンを横切ってブリッジすることを意味する。
[00240]概して、80MHzの送信などのより高い帯域幅送信では、TAUを割り当てるために必要とされるオーバーヘッドを低減するために、(2つのTAUの倍数単位で割り当てるなど)複数のTAUを割り当てることが望ましいことがある。
[00241]図24に、18個のトーンのSTAUとともに使用され得るインターリーバパラメータを示す。たとえば、18個のトーンをもつSTAUは、2つのパイロットトーンと、16個のデータトーンとを含み得る。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。したがって、16データトーンTAUサイズでは、16データトーンブロックは、2、4、または8のインターリーバ深度を有することができる。
[00242]2つ以上の空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00243]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜12のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、1〜12のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00244]概して、LDPCトーンマッピング距離(DTM)は、IEEE802.11ac仕様において定義されている。マッピング距離(DTM)は、少なくとも、LDPCコードワード長(LCW)で除算されたOFDMシンボルごとのコード化ビット数(NCBPS)と同じ大きさであり得(たとえば、NCBPS/LCW≦DTM)、したがって、各LDPCコードワードはトーンの全範囲をカバーする。さらに、マッピング距離(DTM)はサブキャリア数の整数約数(Ndata)であり得る。マッピング距離(DTM)は、固定トーン処理を用いる、受信回路1116a〜1116cの高速フーリエ変換(FFT)モジュールにおいて実装されたトーンデマッパを使用可能にするために、各帯域幅内のレートにわたって一定であり得る。いくつかの態様では、16データトーンのブロックを使用するとき、LDPCトーンマッピング距離は、2、4、および8の候補から選定され得る。さらに、16データトーンブロックは、1、2、4、5、7、および8つの空間ストリームのいずれかをもつMCS9において、6つの変調およびコーディング方式(MCS)除外を有し得る。
[00245]より多くのデータトーン、したがって、より多くのデータを送信することを可能にするために、特定の送信中により少ないDCトーンを有することが望ましいことがある。いくつかのIEEE802.11プロトコルでは、いくつかのトーンは、DC保護のために予約され得る。たとえば、6GHzにおいて、送信機と受信機クロックとの間の最大40百万分率(ppm)差では、最大搬送周波数オフセット(CFO)は、240kHzであり得る。4xシンボル持続時間をもつ送信では、各トーン間のトーン間隔は、78.1kHzであり得る。したがって、240を78.1で除算すると約3になるので、データ損失の危険を低減するためにDC保護のためにDCトーン(たとえば、0とインデックス付けされたトーン)の各側に3つのトーンを残すことが好ましいことがある。
[00246]したがって、図25は、7つのデータトーン(たとえば、インデックス0にあるトーンの各側に3つのDCトーン)を含むトーンプランにおけるDCトーンのロケーションの図である。図示のように、送信は、複数のトーンを含み得、ここにおいて、複数のトーンの各々は、0とインデックス付けされたトーンに対するトーンインデックスを備える。これらのトーンインデックスは、0とインデックス付けされたトーンの各側にほぼ等しい数のトーンがある状態で、0とインデックス付けされたトーンを中心とし得る(送信は、一般に、偶数のトーンを含むので、通常、0とインデックス付けされたトーンの正の側より負の側に1つ多くのトーンがあり得る)。負のインデックス番号を有するトーンは、「左」側にあると言われ得、正のインデックス番号を有するトーンは、「右」側にあると言われ得る。
[00247]7つのDCトーンがあるとき、DCトーンは、−3〜3とインデックス付けされたトーンを含み得る。図示のように、4とインデックス付けされたトーンは、データトーンであり得、送信の右側の第1のデータトーンであり得る。同様に、−4とインデックス付けされたトーンはまた、データトーンであり得、送信の左側の第1のデータトーンであり得る。いくつかの態様では、さらにより多くのデータトーン、したがって、より多くのデータを送信することを可能にするために、特定の送信中に7つより少ないDCトーンを有することが望ましいことがある。たとえば、7つではなく3つのDCトーンだけが使用された場合、トーンインデックス3、2、−2、および−3が、DCトーンではなくデータトーンとして使用され得る。これにより、3つのDCトーンを使用する各送信中で4つ多くのデータトーンが可能になることになる。同様に、7つのDCトーンではなく5つのDCトーンを使用することにより、各送信中で2つの追加のデータトーンを送信することが可能になることになる。
[00248]図26Aおよび図26Bは、5つのDC保護トーンをもつ送信を可能にするために繰り返されるデータトーンを使用するトーンプランの2つの図である。DC保護トーンは、失われるか、劣化するか、あるいは受信機DCノッチフィルタによって影響を及ぼされ得るメッセージ中のデータを保護するために使用されるトーンを指すことがある。DC保護トーンは、メッセージデータを搬送することも搬送しないこともある。いくつかの態様では、メッセージデータを含んでいないDC保護トーンは、従来のDCトーン(たとえば、ヌルトーン)と呼ばれることがある。いくつかの態様では、受信機DCノッチフィルタによって影響を及ぼされ得るデータトーンを繰り返すことによって、送信中で使用されるDC保護トーンの数を低減することが可能であり得る。たとえば、「可能なDC範囲」(たとえば、受信機DCノッチフィルタによって影響を及ぼされるトーンの可能な揺動)によって示されるように、影響を及ぼされる実際のトーンは、変動し得るが、最終的に5つのトーンにしか影響を及ぼさないことがある。したがって、DC保護トーン内のデータトーンのうちの1つまたは複数を複製することは、各繰り返されるデータトーンの少なくとも1つのコピーをそのままに保ち得る。したがって、いくつかの態様では、ワイヤレス通信ネットワークを介して通信する方法は、データトーンと1つまたは複数のDC保護トーンとを含むメッセージを形成することを備え得る。複数のデータトーンのうちの1つまたは複数の値は、メッセージのデータ部分を搬送するために設定され得る。さらに、DC保護トーンのうちの1つまたは複数の値は、データトーンからの値のうちの1つまたは複数を繰り返すことによって設定され得る。したがって、メッセージは、データトーンと1つまたは複数のDC保護トーンとを利用して1つまたは複数のワイヤレス通信デバイスに送信され得る。
[00249]たとえば、図26Aでは、DC保護トーンの各側からの1つのトーンは、DC保護トーンの反対側でもう1回繰り返される。言い換えれば、DC保護トーンのうちの少なくとも1つのために設定された値のうちの1つまたは複数は、DC保護トーンに近接して(たとえば、3つ、5つ、または7つのトーンの分離の範囲内に)位置するデータトーンの値に対応することができる。図示のように、トーン3とインデックス付けされたトーンは、DC保護トーンに近接したデータトーンを備え、これは、同じく、トーン−2とインデックス付けされたトーンにおいて繰り返され、これは、DC保護トーンである。同様に、トーン−3とインデックス付けされたトーンは、トーン2とインデックス付けされたトーンにおいて繰り返されるデータトーンを備え、これは、やはり、DC保護トーンである。やはり図示のように、トーン1とインデックス付けされたトーンと、トーン0とインデックス付けされたトーンと、トーン−1とインデックス付けされたトーンとは、いかなるメッセージデータも含んでいないことがあり、従来のDCトーンであり得る。言い換えれば、1つまたは複数のDC保護トーンは、{−2,−1,0,1,2}とインデックス付けされた5つのDC保護トーンを含むことができ、複数のデータトーンは、{−3,3}とインデックス付けされたデータトーンを備えることができ、ここにおいて、{−2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{3}とインデックス付けされたデータトーンの値を備え、{2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−3}とインデックス付けされたデータトーンの値を備える。この手法は、シングルユーザ送信とマルチユーザ送信との両方のために使用され得る。このトーンプランの利益の非限定的な例として、繰り返されるデータトーンの2つのコピーのうちの1つ(たとえば、トーン3とインデックス付けされたトーンまたはトーン−2とインデックス付けされたトーン)が可読であるべきであるので、受信機DCノッチフィルタからの影響は、データトーンの繰返しを使用して低減され得る。マルチユーザ(MU)送信では、MU送信中の他のSTAからの送信機DCの影響は、MU送信中の他のSTAによって生じるデータトーンにおいて見られる影響(たとえば、干渉)と同様であり得る。これらの影響は、DCトーン送信電力がデータトーン送信電力以下であることに少なくとも部分的に基づいて同様であり得る。
[00250]たとえば、図26Bに示すように、DC保護トーンの各側からの2つのトーンは、DC保護トーン(たとえば、トーン0とインデックス付けされたトーン)の反対側でもう1回繰り返される。たとえば、トーン3および4とインデックス付けされたトーンは、それぞれ、トーン−2および−1とインデックス付けされたトーン(DC保護トーン)において繰り返されるデータトーンであり得る。同様に、トーン−3および−4とインデックス付けされたトーンは、それぞれ、トーン2および1とインデックス付けされたトーン(DC保護トーン)において繰り返されるデータトーンであり得る。やはり図示のように、トーン0とインデックス付けされたトーンは、いかなるメッセージデータも含んでいないことがあり、従来のDCトーンであり得る。言い換えれば、1つまたは複数のDC保護トーンは、{−2,−1,0,1,2}とインデックス付けされた5つのDC保護トーンを含み得、複数のデータトーンは、{−3,3}とインデックス付けされたデータトーンを含み得、ここにおいて、{−1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{4}とインデックス付けされたデータトーンの値を備え、{−2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{3}とインデックス付けされたデータトーンの値を備え、{1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−4}とインデックス付けされたデータトーンの値を備え、{2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−3}とインデックス付けされたデータトーンの値を備える。図26Aと同様に、DC保護トーンの2つの側のうちの1つからのトーンは、正しく受信され得、したがって、より少ないDC保護トーンが使用され得る。4つの一意のデータトーンのうちのいくつかが2つの異なるトーンインデックスの2つの異なるトーンにおいて送信されるが、9つの図示のトーンがそれらのデータトーンを含むので、図26Aと図26Bとの両方が、事実上、5つのDC保護トーンを有することが観測され得る。
[00251]いくつかの態様では、トーンのこの繰返しに加えて、またはその代わりに、より少ないDC保護トーンを含むために他の改変も使用され得る。たとえば、より少ないDC保護トーンを使用し、より低いコードレートでDC保護トーンの周りのデータを符号化することが可能であり得る。言い換えれば、DC保護トーンのすべてあるいは値に割り当てられたDC保護トーンのうちの1つまたは複数だけが、複数のデータトーンよりも低いレートで符号化され得る。さらに、複数のデータトーンからの値が割り当てられたDC保護トーンのうちの1つまたは複数からの追加または代替として、1つまたは複数のDC保護トーンに近接して位置する複数のデータトーンのうちの1つまたは複数あるいはDC保護トーンのうちの1つまたは複数中で繰り返されるデータに対応するデータトーンは、複数のデータトーンからの残りのデータトーンよりも低いレートで符号化され得る。言い換えれば、複数のデータトーンのうちの1つまたは複数からの1つまたは複数の値が割り当てられた1つまたは複数のDC保護トーンのうちの1つまたは複数および割り当てられた1つまたは複数の値に対応する複数のデータトーンのうちの1つまたは複数は、割り当てられた1つまたは複数の値に対応する複数のデータトーンのうちの1つまたは複数を含まない複数のデータトーンよりも低いレートで符号化され得る。利益の非限定的な例として、これらの改変は、より少ないDC保護トーンを使用することを可能にし、したがって、より多くのデータを送信することを可能にしながら、DC保護トーンの周りのトーンを復号することを容易にし得る。
[00252]図27Aおよび図27Bに、一実施形態による、例示的なトーンプランを示す。詳細には、図27Aに、図25のトーンプランと同様に、7つのDCトーンを使用するトーンプランを示す。一方、図27Bに、送信中に含まれているDC保護トーンの数を7つから3つに低減するために、繰り返されるデータトーンを使用するトーンプランを示す。たとえば、図示のように、トーン2、3、および4とインデックス付けされたトーンの各々は、データトーンとして使用され得、トーン−2、−3、および−4とインデックス付けされたトーンも、データトーンとして使用され得る。さらに、図示のように、トーン1、0、および−1とインデックス付けされたトーンは、DC保護トーンとして使用され得る。いくつかの態様では、トーン2とインデックス付けされたトーン中に含まれているデータは、DC保護トーンの反対側でトーン−1とインデックス付けされたトーンにおいて繰り返され得、トーン−2とインデックス付けされたトーン中に含まれているデータは、トーン1とインデックス付けされたトーンにおいて同様に繰り返され得る。やはり図示のように、トーン0とインデックス付けされたトーンは、いかなるメッセージデータも含んでいないことがあり、従来のDCトーンであり得る。言い換えれば、1つまたは複数のDC保護トーンは、{−1,0,1}とインデックス付けされた3つのDC保護トーンを含み得、複数のデータトーンは、{−2,2}とインデックス付けされたデータトーンを含み得、ここにおいて、{−1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{2}とインデックス付けされたデータトーンの値を備え、{1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−2}とインデックス付けされたデータトーンの値を備える。利益の非限定的な例として、上述したように、この繰返しは、データが、それが送信される2つのトーンのうちの1つ中で正常に復号され得ることを保証するのに役立ち得、これは、次に、ワイヤレス通信デバイスがより多くのデータを送信または受信することを可能にし得る。したがって、この方式は、7つのDCトーンを使用することを必要とするのではなく、3つのDC保護トーンを使用して送信するために使用され得る。
[00253]5つまたは3つのDC保護トーンを使用するときのパフォーマンス影響は、許容可能であり得る。たとえば、2.4GHzの送信では、顕著な損失がないことがあり、受信機DC保護ノッチフィルタが、データトーンのいずれにも影響を及ぼさないことになる。最大32.5ppmのCFOを用いる6GHzの送信では、また、いかなる顕著な損失もないことになる。さらに、32.5〜40ppmのCFOを用いる6GHzの送信では、3つのDC保護トーンを使用するときに非常に軽微な損失(0.5dB)があり得る。いくつかの態様では、ただ1つのデータトーンがこの損失によって影響を及ぼされ得る。したがって、すべてのダウンリンクおよびシングルユーザアップリンク送信などの単一の送信機送信の場合、図26A、図26B、または図27Bに示すように、繰返し保護を用いた5つまたは3つのDC保護トーンが十分であり得る。
[00254]アップリンクマルチユーザおよびOFDMA送信では、複数のキャリア漏れがある場合、パフォーマンスは、効果的なキャリア漏れレベルなどの実装形態に高度に依存し得る。7つのDCトーンを利用して送信するときに存在する劣化のレベルが、概して、許容可能であり得、一方、5つまたは3つのDC保護トーンを利用してデータを送信するときに存在する劣化のレベルも許容可能であり得る。(80MHzの送信などの)広帯域送信におけるマルチユーザシナリオでは、この劣化は問題にならないことがある。たとえば、単一のデータトーンが送信中で劣化される場合でも、そのような送信は、900個以上のデータトーンをもつ1024個のトーンを含み得る。したがって、1つの紛失データトーンは、総データトーンの小部分のみを表し得る。いくつかの態様では、OFDMA送信では、ただ1つのSTAが高MCSシナリオにおいて損害を被り得る。たとえば、1つのSTAには、少数のトーンが割り当てられ得、1つまたは複数のデータトーンを失うことは、より大きい部分の総トーンがそのユーザに割り当てられることを表し得る。しかしながら、ただ1人のユーザに対する損失は、送信中でより多くのデータトーンを送信するために依然として許容でき得る。したがって、送信中で5つまたは3つのDC保護トーンを使用することは有利であり得る。
[00255]いくつかの態様では、送信が、総送信帯域幅の一部分のみを受信することができるデバイスによって受信可能であることが望ましいことがある。たとえば、40MHzまたは80MHzの送信が、40または80MHzの送信の20MHz部分中でのみ送信を受信することが可能であるデバイスに送信することが可能であることが望ましいことがある。たとえば、これは、80MHzの送信の各20MHz部分(HE20)が、送信のその部分と他の部分との間にガードトーン(ならびに送信のエッジにエッジトーン)を含むことを必要とし得る。また、40または80MHzの送信の各20MHz部分が、20MHz部分の中心にそれ自体のDCトーンを含めば有用であり得る。したがって、80MHzの送信の20MHz部分は、デバイスがその部分を受信または送信し得るように、それ自体のガードトーンとそれ自体のDCトーンとの両方を含み得る。したがって、40または80MHzの送信は、これらの20MHz部分のうちの2つまたは4つあるいはHE20割振りユニットを含み得る。
[00256]いくつかの態様では、いくつかのデバイスは、それらが20MHz部分しか受信することができない場合など、より大きい送信中でこれらの20MHz部分を必要とし得る。しかしながら、他の送信は、20MHz部分しか必要としないいかなるデバイスも含まないことがある。したがって、OFDMA送信に参加するHE20「モード」のSTAがないとき、追加の割振りユニットを作成するためにHE20送信の部分が「とらえられ」得れば有利であり得る。たとえば、そのような場合、HE20モードのデバイスが存在しないことがあるので、各HE20からのDCトーンといくつかのガードトーンとは、DCまたはガードトーンとして使用されることが必要とされないことがある。したがって、これらのトーンが、「とらえられ」、データトーンの1つまたは複数の追加のユニットとして使用され得る。
[00257]本明細書で提示する他の割振りの場合と同様に、これらのトーン割振りも、単一のトーン割振りサイズを使用し得る。たとえば、このトーン割振りサイズは、上記で説明したように、2つのパイロットトーンと24個のデータトーンとを含む26個のトーンであり得る。単一のトーン割振りサイズを使用することは、HE20デバイスがより大きい送信の一部分を受信することを可能にするHE20割振りを与える利益に加えて、様々なデバイスへのトーンの割振りをシグナリングすることを簡略化し得るので有利であり得る。
[00258]図28は、例示的な20MHzの送信2800の図である。この20MHzの送信は、合計256個のトーンを含む。送信は、8つの左ガードトーンと7つの右ガードトーンとを含む。これらのトーンは、送信中のデータトーンとワイヤレス媒体の他の部分上で行われ得る送信との間にバッファを与えるために、それらの上にデータがない状態で送信され得る。送信は、さらに、7つのDCトーンを含み、これは、送信中のすべてのトーンの中心に配置され得る。たとえば、送信は、(左側の)−128から(右側の)127までのインデックス番号を使用して連続的に番号付けされたトーンを含み得る。DCトーンは、トーンの中心にあり得、したがって、7つのDCトーンは、インデックス−3からインデックス3までのトーンを含み得る。
[00259]送信2800は、DCトーンの左側に4つの26トーン割振りとDCトーンの右側に4つの26トーン割振りとを含み得る。さらに、送信は、DCトーンの各側に13個の追加のデータトーンを含み得る。各側のこれらの13個の追加のデータトーンは、第9の26トーン割振りを形成するために、一緒に組み合わされ得る。したがって、送信2800は、9つの26トーン割振りを含み得、その各々が、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。
[00260]図29Aは、40MHzの送信2900を送信するために2つの20MHz部分を使用する図である。この図では、図28からの「HE20」送信2800は、40MHzの送信2900(または「HE40」送信)を形成するために複製される。したがって、40MHzの送信2900中のDCトーンの各側に、20MHzの送信2800と同じである送信が使用される。さらに、DCトーン自体は、左半分のHE20送信2800からの右ガードトーンと右半分のHE20送信2800からの左ガードトーンとを使用して構築される。この送信2900は、送信2800の単なる重複であるので、送信2800の値の各々も複製され、この送信2900は、DCトーンの各側に9つある状態で、18個の26トーン割振りを含む。送信2900は、さらに、送信の各HE20半分中の7つのDCトーンと、40MHzの送信の中心の15個のDCトーンと、8つの左ガードトーンと、7つの右ガードトーンとを含む。
[00261]40MHzの送信2900中の2つのチャネルのうちの1つ上で送信または受信のみを行うことができるデバイスが、送信2800と同様に、送信2900の半分をそれが20MHzの送信であるかのように扱うことが可能であり得ることが観測され得る。したがって、この送信2900は、それがそのようなHE20デバイスとの間での送信を可能にしながら、同じく、20MHzの送信中で送信されるであろうよりも多くのデータを送信することを可能にするという点で有利であり得る。
[00262]図29Bは、20MHz互換の送信中のいくつかのトーンを追加の使用可能なトーンとして使用する40MHzの送信の図である。たとえば、いくつかの態様では、所与の送信中でデータを送信または受信しているすべてのSTAは、40MHzの送信に適合し得る。すなわち、所与の送信中にそれ自体のガードトーンとDCトーンとを含む20MHz部分を必要とするいかなるSTAもないことがある。したがって、送信2900中でガードトーンまたはDCトーンであったいくつかのトーンが、使用可能なトーン(デバイスに割り当てられ得るパイロットトーンまたはデータトーン)になり得るように、それらが「とらえられ」得る機構を与えることが有益であり得る。したがって、送信2950は、同じトーンロケーション中に送信2900の18個の26トーン割振りの各々を含む。
[00263]しかしながら、これに加えて、送信2950は、デバイスに割り当てられ得る1つの追加の26トーン割振りを含む。この追加の26トーン割振りは、送信2900中の20MHz部分のためのDCトーンであった14個のトーン(各側に7つ)から構成される。HE20モードのデバイスが送信2950中に含まれないので、これらの追加のDCトーンは必要とされないことがある。したがって、これらの14個のトーンは、使用可能なトーンとして再利用され得る。さらに、送信2900の15個の中心のDCトーンの各側からの5つのトーン(合計10個のトーン)も使用可能なトーンとして再利用され得る。これにより、5つのDCトーンしか有しない送信2950がもたらされ得、ここで、送信2900は、40MHzの送信の中心に15個のDCトーンを有していた。最後に、送信2950はまた、送信2900ではガードトーンであったものから、使用可能なトーンであるものに再利用された1つのトーンを各側に有し得る。
[00264]したがって、送信2950は、送信2900のトーン割振りユニットの各々を含み得る。ただし、送信2950は、さらに、1つの追加のトーン割振りユニットを含み得る。この追加のトーン割振りユニットは、送信2900では、2つのガードトーン、14個の「HE20」DCトーン、および10個のDCトーンとして使用されたトーンから構成され得る。これらの26個のトーンは、送信2950が19個の26トーン割振りを含み得るように1つの追加のトーン割振りユニットを形成するために一緒に組み合わされ得る。
[00265]図30Aは、4つの20MHz部分を含む80MHzの送信3000の図である。この図では、この送信の各20MHz部分が、図28に示した20MHzの送信と同じトーンプランを使用し得るので、送信3000の4つの20MHz部分の各々がそれら自体のDCトーンを含む。したがって、いくつかの態様では、この送信は、4つのHE20トーンプランを含み得る。(図28からの)各HE20トーンプランが9つのトーン割振りユニットを含むので、図30Aの80MHzの送信は、36個のトーン割振りユニットを含む。この送信3000は、8つの左ガードトーンと7つの右ガードトーンとを含み得る。この送信はまた、送信の中心の15個のDCトーンと、送信の各20MHz部分の間の15個のトーンとを含み得、送信の各20MHz部分はそれ自体、7つのDCトーンを含み得る。
[00266]図30Bは、20MHz互換の送信中のいくつかのトーンを追加の使用可能なトーンとして使用する80MHzの送信3050の図である。たとえば、送信3050は、図29B中の送信2950のためのトーンプランを複製することに相当するトーンプランを用いる80MHzの送信である。したがって、送信3050は、送信3000からの各トーン割振りユニット、ならびに、左の40MHzからのものと右の40MHzからのものとの2つの追加のトーン割振りユニットを含み得る。図示のように、各追加のトーン割振りユニットは、通常ならばガードトーン(1つのトーン)、80MHzの送信のためのDCトーン(1つのトーン)、40MHzの送信のためのDCトーン(10個のトーン、各側に5つ)、および各20MHz部分のためのDCトーン(14個のトーン、80MHzの送信の各側の2つの20MHzの部分の各々からの7つ)として使用されたであろうトーンを含み得る。したがって、送信3050は、送信2950の複製バージョンであるので、38個のトーン割振りユニットを含み得、これは、送信2950において見られる19個のトーン割振りユニットの2倍である。
[00267]したがって、送信3050は、7つの左ガードトーンと、6つの右ガードトーンと、13個のDCトーンとを含む。さらに、送信3050は、80MHzの送信の左の40MHzの中心の5つのDCトーンと、右の40MHzの中心の5つのDCトーンとを含む。
[00268]図示のように、図30の送信3000などの送信は、いくつかの利点を有し得る。たとえば、この送信は、知られていることがある、ワイヤレス通信中の他の場所で使用され得る割振りサイズである26個のトーン割振りを使用する。さらに、この送信は、単一のサイズのトーン割振りのみを含み、これは、様々なユーザへのトーンの割振りをシグナリングすることを簡略化することと、MAC(媒体アクセス制御)リソース割振り、TPC、および他のパラメータをも簡略化することとの両方を行い得る。さらに、上記のいくつかの態様による送信により、STAがHE20またはHE40モードで動作することが可能になり得る(したがって、STAは、独立した20MHz部分を必要とすることも必要としないこともある)とともに、より劣る能力をもつデバイスが、80MHzの送信などのより大きい送信の部分を使用することが依然として可能になり得る。上記の割振りの別の利点は、これが異なる帯域幅モード間で同じトーン割振りを使用し得るということである。さらに、DCトーンおよび他のトーンを使用可能なトーンに変換することによって送信が追加の割振りユニットを「とらえる」ことを可能にするモードを含むことにより、送信の効率を最大にすることが可能になり得る。
[00269]いくつかの態様では、単一のデバイスには、所与の送信の20MHz部分(以上)が割り当てられ得る。たとえば、単一のデバイスには、20MHzの送信の全20MHzが割り当てられ得るか、または40MHzまたは80MHzの送信中の20MHz以上が割り当てられ得る。したがって、送信の全20MHz部分中で送信するために単一のデバイスに割り当てられ得る。
[00270]送信の全20MHz部分中で送信するために単一のデバイスに割り当てられ、他のいかなるデバイスもその20MHz部分のいかなる部分でも送信しないとき、26個のトーンのTAUなどのより小さいトーン割振りユニットを使用するより効率的であり得る異なるトーンプランを使用することは有利であり得る。たとえば、20MHzの送信では、送信が単一のSTAによって送信されているか、またはそれに送信されている場合、送信は、IEEE802.11acからのVHT80トーンプランと同様であるトーンプランを使用し得る。VHT80トーンプランは、80MHzのために設計されたが、ここでのトーンは、IEEE802.11acでのシンボル持続時間の4倍のシンボル持続時間を有し得るので、20MHzの送信のために同様のトーンプランを使用することが可能であり得る。たとえば、これらの送信は、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとをもつ242個の使用可能なトーン、ならびに11個のガードトーン(左側に6つおよび右側に5つ)と3つのDCトーンとを含み得る。同様に、このトーンプランはまた、40MHzまたは80MHzの送信中の1つまたは複数の20MHz部分のために使用され得る。概して、APは、26トーンのトーンブロックを含むトーンプランと242トーンブロックを含むトーンプランとの間で選択し得る。この選択は、送信の20のMHz部分ごとに単独で行われ得、したがって、送信は、両方のタイプの20MHz部分を含み得る。
[00271]図34は、242トーン割振りを使用するなど、本開示のいくつかの態様による、40MHzの送信3400の図である。図示のように、40MHzの送信は、2つの20MHz部分を含み得、各部分は、242個の使用可能なトーンと(20MHz部分の中心に)3つのDCトーンとを含む。いくつかの態様では、この送信は、6つの左ガードトーンと5つの右ガードトーン、ならびに(2つの20MHz部分の左右のガードトーンから構成されることが観測され得る)11個のDCトーンを含み得る。図示のように、このトーンプランは、上記で説明したVHT80トーンプランを複製することと考えられ得る。いくつかの態様では、このトーンプランは、そのトーンプランがVHT80トーンプランの複製コピーであったので、IEEE802.11acからのVHT160トーンプランであると考えられ得る。
[00272]送信の各20MHz部分は、(20MHz部分にただ1つのデバイスが割り当てられるとき)VHT80のようなトーンプランを使用するか、または図28中でなど、上記で説明した9つの26トーントーングループを使用し得ることに留意されよう。単一のデバイスに送信されるとき、VHT80のようなトーンプランを使用して送信することにより、20MHz中の234個のデータトーンが可能になり得、一方、26トーントーングループ送信を使用することにより、216個のデータトーン(各々が24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとをもつ9つのトーングループ)だけが可能になり得ることが観測され得る。したがって、所与の帯域幅中でより多くのデータトーンを送信することを可能にするために、可能な場合、242個の使用可能トーンのVHT80のような部分を使用することがより効率的であり得る。そのような20MHz部分の使用により、送信の各20MHz部分がそれ自体のガードトーンとDCトーンとを含むことを依然として可能にし、したがって、20のMHz部分が、より大きい送信ではなく、20MHzの送信のみを受信するように構成され得る「HE20モード」のデバイスによって受信され得ることも観測され得る。
[00273]いくつかの態様では、40MHzの送信3400からのいくつかのトーンも再使用され得る。たとえば、ある時間に、HE20モードのデバイスが存在しないことがあり、したがって、各20MHz部分中でDCトーンを送信することが必要とされないことがある。したがって、6つの内部DCトーンが、他の使用のために再使用され、再利用され得る。同様に、送信3400は、11個のDCトーンを含む。しかしながら、いくつかの態様では、3つのDCトーンなど、より少ないDCトーンが必要とされ得る。したがって、8つのDCトーンも再利用され得る。したがって、最大14個のトーンが、別の方法で再使用され得る。14個のトーンの再使用は、これが、新しい26トーントーングループを生成するのに十分なトーンでないので、最高効率のために追加のトーンプランを必要とし得る。したがって、いくつかの変形形態では、より少ないDCトーンが使用され得、および/または各20MHz部分中に含まれるDCトーンが省略され得る。全40MHz部分が1つのデバイスに割り当てられるとき、480個のデータトーンと、16個のパイロットトーンと、11個のガードトーンと、5つのDCトーンとを含み得る496個の使用可能なトーン割振りを使用してそのデバイスに送信することも可能であり得る。
[00274]図35は、242トーン割振りを使用するなど、本開示のいくつかの態様による、80MHzの送信3500の図である。図示のように、この割振りは、4つのVHT80のようなトーンプランまたは2つのVHT160のようなトーンプランから構成され得る。したがって、この送信は、6つの左ガードトーンと、5つの右ガードトーンと、各20MHz部分の間の(すなわち、80MHzの送信の中心の、および80MHzの送信の各40MHz半分の中心の)11個のDCトーンとを含み得る。各20MHzの1服は、その部分の中心の3つのDCトーンと、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含む242個の使用可能なトーンとを含み得る。前述のように、40MHzの送信では、80MHzの送信の各20MHz部分は、(VHT80のような)242使用可能トーン構成または9つの26トーントーングループ構成のいずれかを含み得る。たとえば、20MHz部分が単一のデバイスだけに割り当てられる場合、VHT80のような部分により、20MHz部分ごとにより多くのデータトーンの使用が可能になり得る。しかしながら、20MHz部分が、2つ以上のデバイスに割り当てられる場合、その一部分は、26トーントーングループを代わりに使用し得、これにより、9つのトーングループを複数のSTAの間で分割することが可能になり得る。前述のように、これらの2つの20MHz部分設計のうちのいずれかを使用することにより、DCトーンを各20MHz部分中に含むことが可能になり得、これにより、HE20モードのデバイスが、送信または送信のその部分を受信することが可能になり得る。
[00275]送信3500中のいくつかのトーンが再使用され得る(すなわち、使用不可能なトーンから使用可能なトーン、データトーンまたはパイロットトーンのいずれかに転換され得る)ことが観測され得る。代替的に、この再使用は、上記で説明したように、スケジューリングなど、他の目的のためにトーンを使用し得る。たとえば、送信3500中の最大42個のトーンが再使用され得、DCトーンがこの目的のために必要とされない場合、2つの40MHz部分の中心でDCトーンとして使用される22個のトーンは、他の目的のために再使用され得る。さらに、送信中のDCトーンの数(80MHzの送信の中心にあるDCトーン)は、11個から3つのトーンに低減され得、これにより、8つのトーンを再使用することが可能になり得る。さらに、20MHz部分の各々は、その部分の中心に3つのDCトーンを含む。これらのトーンはまた、HE20モードのデバイスが特定の送信中に含まれないときになど再使用され得る。したがって、これらの42個のトーン、または任意の数のそれらのトーン(たとえば、任意の組合せでのそれらのトーンのサブセット)が別の目的のために再使用され得る。この送信3500は、他のトーンプランと比較してリソースの効率的な割振りを有し得、1024トーン送信中で936個のデータトーンを含み得る。さらに、上記のように、いくつかの他のトーン割振りが使用され得る。たとえば、1つのデバイスに80MHzの送信の全40MHz部分が割り当てられる場合、そのデバイスは、2つの242トーンブロックではなく、16個のパイロットトーンと480個のデータトーンとをもつ496個のトーンの新しいブロックサイズを受信し得る。さらに、単一のデバイスに全80MHzが割り当てられる場合、1006個のトーンの新しいブロックサイズが使用され得、これは、(11個のガードトーンと7つのDCトーンとをもつ)990個のデータトーンと16個のパイロットトーンとを含む。
[00276]上記で説明したように、これらのトーンプランはまた、一緒に使用され得る。たとえば、40MHzの送信は、1つの20MHz部分中に1つの242トーンブロックを含み得、他の20MHz部分中に9つの26トーンのトーンブロックを含み得る。同様に、80MHzの送信は、同様に、これらの2つのタイプの20MHz部分の混合を含み得る。概して、APは、20MHz部分ごとにこれらのトーンプランのうちのどれを使用すべきかを決定し得る。この決定は、所与の20MHz部分のトーンを介して送信または受信することになるいくつかのデバイスに基づいて、ならびに(いずれかのデバイスがHE20モードの送信を必要とするかどうかなど)様々なデバイスの能力に基づいて行われ得る。これらのトーンプランは、各20MHz部分の間の境界と各20MHz部分中のDCトーンとを依然として維持しながら、ユーザ間のトーンの効率的な割振りを可能にし得る。さらに、単一のデバイスに全20MHz部分が割り当てられるとき、より効率的なトーンプランが使用され得る。さらに、明らかな20MHzの境界および/または各20MHz部分のためのDCトーンが必要とされないとき、送信の効率を高めるためにいくつかのトーンも再使用され得る。
[00277]いくつかの態様では、複数のデバイスに送信されるか、またはそれから受信され得る送信を与えることが望ましいことがある。たとえば、メッセージの送信は、20MHz、40MHz、または80MHzの帯域幅を介してなど、総帯域幅を介して行われ得る。このメッセージは、ダウンリンクOFDMA送信であり得、これは、一度に複数のデバイスに情報を送信するために、異なるデバイスを対象とするメッセージの部分を含み得る。ダウンリンクOFDMAメッセージはまた、場合によっては、ただ1つの受信側(シングルユーザ)を対象とし得る。いくつかの態様では、このメッセージはまた、アップリンクOFDMAメッセージであり得る。そのようなUL OFDMAメッセージは、いくつかの異なる部分を含み得、各々が、異なるデバイスによって総帯域幅の異なる部分上で送信され、各々が、APなどの共通受信側を対象とする。したがって、いくつかのOFDMA送信では、複数のデバイスは、APに同時に送信し得、これらのデバイスの各々からの送信は、APにおいて同時に受信され得る。場合によっては、UL OFDMA送信はまた、シングルユーザによって送信され得る。
[00278]概して、UL OFDMA送信またはDL OFDMA送信のいずれかでは、異なるデバイスが総帯域幅の異なる量を有することを可能にすることが望ましいことがある。たとえば、異なるデバイスは、APとの間の送信のためにキューイングされた異なる量のデータを有し得る。したがって、より多くのキューイングされたデータをもつデバイスには、より少ないキューイングされたデータをもつデバイスよりも総帯域幅のより大きい一部分が割り振られ得る。APは、各ユーザのMACペイロード情報、チャネル報告、MCS、および他のファクタに基づいて、異なるデバイスに帯域幅の異なる部分を割り当てるなど、リソース割振りのための決定を行うように構成され得る。
[00279]送信の総帯域幅は、いくつかの異なるトーンから構成され得る。送信中のいくつかのトーンは、送信のシンボル持続時間と送信の総帯域幅とに少なくとも部分的に依存し得る。たとえば、4xシンボル持続時間(すなわち、IEEE802.11ac送信中のシンボル持続時間の4倍の長さであるシンボル持続時間)をもつ20MHzの送信は、256個のトーンを含み得、一方、4xシンボル持続時間をもつ40MHzの送信は、512個のトーンを含み得、4xシンボル持続時間をもつ80MHzの送信は、1024個のトーンを含み得る。デバイスに総帯域幅の異なる部分を与えるために、異なるデバイスには、異なる数のトーンが割り振られ得る。
[00280]AP(または別のデバイス)は、OFDMA送信の一部であるワイヤレスネットワーク中の様々なデバイスに指示を送信し得、指示は、どのデバイスが送信の一部であるのかと、それらのデバイスのトーン割振りとを示す。この指示は、たとえば、DL OFDMA送信のパケットヘッダ中に含まれ得るか、またはDL OFDMA送信より前に送信され得る。UL OFDMA送信の場合、指示は、トリガメッセージまたは別のメッセージ中に含まれ得、これは、様々なデバイスにそれらの割振りを通知し得、それらのデバイスにUL OFDMA送信のタイミングをも通知し得る。
[00281]いくつかの態様では、デバイスはまた、異なる能力を有し得、したがって、(「HE20」デバイスなどの)いくつかのデバイスは、総帯域幅のある部分上でしか送信または受信することができないことがある。たとえば、HE20デバイスは、総帯域幅の1つの20MHz部分を使用するように構成され得、帯域幅の他の部分を使用するように構成されないことがある。そのようなデバイスは、デバイスが受信することが可能である帯域幅の一部分をデバイスに割り当てることによって、(40MHzまたは80MHzの送信など)20MHzよりも大きい総帯域幅を用いた送信中に含まれ得る。たとえば、HE20デバイスは、40MHzの送信の20MHz部分を受信し得る。
[00282]いくつかの態様では、HE20デバイスが、より大きい送信の20MHz部分のみを受信(または送信)することを可能にするために、送信の各20MHz部分に、それら自体のガードトーンと直流(DC)トーンとを与えるトーンプランを与えることが望ましいことがある。たとえば、送信の各20MHz部分は、3つ以上のDCトーンを含み得、11個のガードトーンをも含み得る。これにより、デバイスは、デバイスが受信するように構成されていないことがあるか、または受信することができないことがある送信の他の部分からの干渉を受けることなしに、送信の20MHz部分を受信することが可能になり得る。たとえば、十分なDCトーンとガードトーンとが送信のトーンプラン中に与えられている場合、HE20デバイスは、送信がより大きい送信であることに気づく必要なしにより大きい送信の20MHz部分を送信または受信し得る。
[00283]いくつかの態様では、シグナリングの観点から、送信中の各デバイスに単一のリソースユニットを割り当てることが有益であり得る。各リソースユニットは、いくつかのトーンを含み得、これは、パイロットトーンまたはデータトーンのいずれかとしてそれらのトーンを割り当てたデバイスによって使用され得る。これらのリソースユニットは、複数の可能なサイズを有し得、各々が、異なる数のトーンを含んでいる。たとえば、1つのリソースユニットサイズは、30個のトーンを含み得る。これらの30個のトーンは、28個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。複数のリソースユニットサイズが使用され得る。たとえば、リソースユニットサイズには、30個のトーン、60個のトーン、120個のトーン、242個のトーン、498個のトーン、および1010個のトーンがあり得る。これらの様々なリソースユニットサイズの各々は、異なる数のデータトーンとパイロットトーンとを含み得る。いくつかの態様では、単一デバイスに複数のリソースユニットを割り当てることも可能であり得る。
[00284]図36は、20MHz、40MHz、および80MHzの送信の各々において使用され得る様々なリソースユニットサイズの図である。これらの送信は、(単一のデバイスにいくつかの異なるデバイスによって送信される)UL OFDMAまたは(いくつかの異なるデバイスに1つのデバイスによって送信される)DL OFDMAのいずれかであり得る。送信中の各デバイスには、単一のリソースユニットが割り当てられ得るが、各デバイスに割り当てられるリソースユニットサイズは、デバイス間で変動し得る。
[00285]概して、20MHzの送信は、256個のトーンを含み得、これらのトーンのうちの少なくとも3つは、20MHzの送信の中心でDCトーンとして使用され得、これらのトーンのうちの11個は、20MHzの送信のエッジにおいてガードトーンとして使用され得る。これは、242個の「使用可能な」トーンを残し得、これは、デバイスに割り当てられ、そのデバイスによってDCトーンまたはデータトーンのいずれかとして使用され得るトーンからなり得る。20MHzの送信により、4つの異なるリソースユニットサイズの使用が可能になり得る。これらのサイズには、30個のトーン、60個のトーン、120個のトーン、または242個のトーンがあり得る。これらのサイズのリソースユニットの各々を使用することは、0個の未使用トーンを生じ得る。
[00286]図37は、20MHzの送信とともに使用され得る様々なサイズのリソースユニットの図3700である。図示のように、8つの30トーンリソースユニットが使用されるとき、20MHzの送信は、最大8つのリソースユニットを含み得る。20MHzの送信は、5つのDCトーンとともに8つの30トーンリソースユニットを含み得る。20MHzの送信はまた、5つのDCトーンとともに4つの60トーンリソースユニットを含み得る。20MHzの送信はまた、5つのDCトーンとともに2つの120トーンリソースユニットを含み得る。20MHzの送信はまた、3つのDCトーンとともに1つの242トーンリソースユニットを含み得る。これらの20MHzの送信の各々では、左端(すなわち、負のトーンインデックス)の6つと右端(正のトーンインデックス)の5つとをもつ11個のガードトーンがあり得る。
[00287]図3700中の4つの代替の20MHzの送信の各々が単一のリソースユニットサイズを含んでいるものとして示されているが、これらのリソースユニットサイズは組み合わされ得る。たとえば、20MHzの送信は、一態様では、2つの30トーンリソースユニットと、1つの60トーンリソースユニットと、1つの120トーンリソースユニットとを含み得る。OFDMA送信中で受信または送信している各デバイスには、単一のリソースユニットが割り当てられ得る。所与のデバイスに割り当てられたリソースユニットのサイズは、そのデバイス上に存在するキューイングされたデータの量に少なくとも部分的に基づき得る。たとえば、デバイスが、フル20MHz帯域幅にわたってデータを送信するのに十分なキューイングされたデータを有する場合、そのデバイスには、全20MHzの送信が1つの242トーンリソースユニットとして割り当てられ得る。割振り決定は、優先度ユーザ設定または割振りデバイスにとって利用可能な他のデータなど、他のメトリックにも基づき得る。
[00288]再び図36を参照すると、40MHzの送信は、512個のトーンを含み得る。これらのトーンのうちで、少なくとも3つのトーンがDCトーンとして使用され得、11個のトーンがガードトーンとして使用され得る。これは、最大498個の使用可能なトーンを残し得、これは、30個、60個、120個、242個、または498個のトーンのリソースユニットに分割され得る。これにより、40MHzのメッセージ中に最大16個のリソースユニットが可能になり得る。242個以下のトーンのリソースユニットを使用するとき、これは、14個の未使用トーンをもたらし得、メッセージについて、これは97.3%の効率である。
[00289]図38は、40MHzの送信とともに使用され得る様々なサイズのリソースユニットの図3800である。図示のように、16個の30トーンリソースユニットが使用されるとき、40MHzの送信は、最大16個のリソースユニットを含み得る。40MHzの送信は、40MHzの送信の中心の11個のDCトーンと40MHzの送信の2つの20MHz部分の各々上の5つのDCトーンとともに16個の30トーンリソースユニットを含み得る。40MHzの送信はまた、40MHzの送信の中心の11個のDCトーンと40MHzの送信の2つの20MHz部分の各々上の5つのDCトーンとともに8つの60トーンリソースユニットを含み得る。
[00290]40MHzの送信はまた、40MHzの送信の中心の11個のDCトーンと40MHzの送信の2つの20MHz部分の各々上の5つのDCトーンとともに4つの120トーンリソースユニットを含み得る。40MHzの送信はまた、40MHzの送信の中心の11個のDCトーンと40MHzの送信の2つの20MHz部分の各々上の3つのDCトーンとともに2つの242トーンリソースユニットを含み得る。最後に、40MHzの送信は、3つのDCトーンとともに1つの498トーンリソースユニットを含み得る。これらの送信の各々では、左端(すなわち、負のトーンインデックス)に6つと右端(正のトーンインデックス)に5つとをもつ11個のガードトーンがあり得る。
[00291]図3800中の5つの代替の40MHzの送信の各々が単一のリソースユニットサイズを含んでいるものとして示されているが、これらのリソースユニットサイズは組み合わされ得る。たとえば、40MHzの送信は、一態様では、2つの30トーンリソースユニットと、1つの60トーンリソースユニットと、1つの120トーンリソースユニットと、1つの242トーンリソースユニットとを含み得る。OFDMA送信中で受信または送信している各デバイスには、単一のリソースユニットが割り当てられ得る。所与のデバイスに割り当てられたリソースユニットのサイズは、そのデバイス上に存在するキューイングされたデータの量に少なくとも部分的に基づき得る。たとえば、デバイスが、フル40MHz帯域幅にわたってデータを送信するのに十分なキューイングされたデータを有する場合、そのデバイスには、全40MHzの送信が1つの498トーンリソースユニットとして割り当てられ得る。
[00292]再び図36を参照すると、80MHzの送信は、1024個のトーンを含み得る。これらのトーンのうちで、少なくとも3つのトーンがDCトーンとして使用され得、11個のトーンがガードトーンとして使用され得る。これは、最大1010個の使用可能なトーンを残し得、これは、30個、60個、120個、242個、498個、または1010個のトーンのリソースユニットに分割され得る。これにより、80MHzのメッセージ中に最大32個のリソースユニットが可能になり得る。242個以下のトーンのリソースユニットを使用するとき、これは、42個の未使用トーンをもたらし得、メッセージについて、これは95.9%の効率である。2つの498トーンリソースユニットを使用するとき、これは、14個の未使用トーンをもたらし得、これは、98.6%の効率である。
[00293]図39は、80MHzの送信とともに使用され得る様々なサイズのリソースユニットの図3900である。図示のように、32個の30トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、最大32個のリソースユニットを含み得る。80MHzの送信は、80MHzの送信の中心の11個のDCトーンと、80MHzの送信の各40MHz部分の中心の11個のDCトーンと、80MHzの送信の4つの20MHz部分の各々上の5つのDCトーンとともに32個の30トーンリソースユニットを含み得る。
[00294]80MHzの送信はまた、80MHzの送信の中心の11個のDCトーンと、80MHzの送信の各40MHz部分の中心の11個のDCトーンと、80MHzの送信の4つの20MHz部分の各々上の5つのDCトーンとともに16個の60トーンリソースユニットを含み得る。80MHzの送信はまた、80MHzの送信の中心の11個のDCトーンと、80MHzの送信の各40MHz部分の中心の11個のDCトーンと、80MHzの送信の4つの20MHz部分の各々上の5つのDCトーンとともに8つの120トーンリソースユニットを含み得る。
[00295]80MHzの送信はまた、80MHzの送信の中心の11個のDCトーンと、80MHzの送信の各40MHz部分の中心の11個のDCトーンと、80MHzの送信の4つの20MHz部分の各々上の3つのDCトーンとともに4つの242トーンリソースユニットを含み得る。さらに、80MHzの送信は、11個のDCトーンとともに、および80MHzの送信の2つの40MHz半分の各々中の3つのDCトーンとともに、2つの498トーンリソースユニットを含み得る。
[00296]最後に、80MHzの送信は、単一の1010トーンリソースユニットを含み得、これは、3つのDCトーンを有し得る。これらの送信の各々では、左端(すなわち、負のトーンインデックス)に6つと右端(正のトーンインデックス)に5つとをもつ11個のガードトーンがあり得る。
[00297]図3900中の6つの代替の80MHzの送信の各々が単一のリソースユニットサイズを含んでいるものとして示しているが、これらのリソースユニットサイズは組み合わされ得る。たとえば、80MHzの送信は、一態様では、2つの30トーンリソースユニットと、1つの60トーンリソースユニットと、1つの120トーンリソースユニットと、1つの242トーンリソースユニットと、1つの498トーンリソースユニットとを含み得る。OFDMA送信中で受信または送信している各デバイスには、単一のリソースユニットが割り当てられ得る。所与のデバイスに割り当てられたリソースユニットのサイズは、そのデバイス上に存在するキューイングされたデータの量に少なくとも部分的に基づき得る。たとえば、デバイスが、フル80MHz帯域幅にわたってデータを送信するのに十分なキューイングされたデータを有する場合、そのデバイスには、全80MHzの送信が1つの1010トーンリソースユニットとして割り当てられ得る。
[00298]上記のリソースユニットの各々は、異なる数のパイロットトーンを有し得る。さらに、これらのリソースユニットの各々は、リソースユニット内で異なる配置のパイロットトーンを有し得る。30トーンリソースユニットは、28個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。概して、送信のすべてのトーンにわたって均等にパイロットトーンを広げるパイロットトーンにロケーションを与えることが有益であり得る。
[00299]いくつかの態様では、リソースユニット内のパイロットトーンは、リソースユニット内の第8のトーンと第23のトーンとの上に配置され得る。これにより、第1のパイロットトーンの左側に7つのトーン、第2のパイロットトーンの右側に7つのトーン、およびパイロットトーンの間に14個のトーンが可能になり得る。パイロットトーンの各ペア間に14個のデータトーン(があり、最初と最後のパイロットトーンの両側に7つのデータトーン)があり得るので、そのようなパイロットトーンロケーションは、たとえば、デバイスに、複数の連続するリソースユニットが割り当てられるとき、パイロットトーンの均等な分布を保証し得る。
[00300]60トーンおよび120トーンリソースユニットは、いくつかの態様では、2つまたは4つの30トーンリソースユニットと考えられ得る。たとえば、60トーンリソースユニットは、30トーンリソースユニットからのトーンプランのいくつかの要素を「再使用」し得る。そのような60トーンリソースユニットは、60トーンリソースユニットが2つの30トーンリソースユニットから構成されたかのように、同じパイロットトーンロケーションならびに同数のデータトーンおよびパイロットトーンを使用し得る。同様に、120トーンリソースユニットは、パイロットトーンが、4つの30トーンリソースユニットの場合に配置されたであろうロケーションと同じロケーション中に配置された状態で、8つのパイロットトーンと112個のデータトーンとを含み得る。したがって、これらのリソースユニットの各30トーン部分の第8のトーンと第23のトーンとの上にパイロットトーンを配置することにより、パイロットトーンをリソースユニットにわたって均等に広げることが可能になり得る。
[00301]いくつかの態様では、リソースユニット内のパイロットトーンは、30トーンリソースユニット内の第10のトーンと第21のトーンとの上に配置され得る。単一の30トーンリソースユニットでは、これにより、9つのデータトーンと、それに続く1つのパイロットトーンと、それに続く10個のデータトーンと、それに続く1つのパイロットトーンと、それに続く9つのデータトーンとがもたらされ得る。したがって、単一のリソースユニットの場合、パイロットトーンのこの配置により、30トーンリソースユニットのトーン内のパイロットトーンの均等な分布が可能になり得る。しかしながら、このパイロットトーンロケーションは、2つ以上のリソースユニットが所与のユーザに割り当てられるとき、またはこれらのパイロットトーンロケーションが60または120トーンリソースユニットにおいて使用されるとき、あまり望ましくないことがある。それらの状況では、パイロットトーン間隔は、パイロットトーンの間に10個のデータトーンを有することと、パイロットトーンの間に18個のデータトーンを有することとの間で入れ替わり得る。したがって、それらの状況では、代わりに、リソースユニット内の第8のトーンと第23のトーンとの上にパイロットトーンを与えることが有益であり得る。
[00302]概して、上記のように、シングルユーザトーンプランは、20MHz、40MHzおよび、80MHzの各々ごとに与えられ得る。たとえば、20MHzの送信のためのシングルユーザトーンプランは、242個のトーンを含み得る。40MHzの送信のためのシングルユーザトーンプランは、498個のトーンを含み得る。80MHzの送信のためのシングルユーザトーンプランは、1010個のトーンを含み得る。いくつかの態様では、他のシングルユーザトーンプランも使用され得る。
[00303]498個のトーンを含むリソースユニットは、16個のパイロットトーンと、482個のデータトーンとを含み得る。いくつかの態様では、498トーンリソースユニットは、12個のパイロットトーンと486個のデータトーンとを含み得る。いくつかの態様では、498トーンリソースユニットは、10個のパイロットトーンと488個のデータトーンとを含み得る。いくつかの態様では、498トーンリソースユニットは、8つのパイロットトーンと490個のデータトーンとを含み得る。
[00304]1010個のトーンを含むリソースユニットは、8つのパイロットトーンと、1002個のデータトーンとを含み得る。いくつかの態様では、1010トーンリソースユニットは、10個のパイロットトーンと1000個のデータトーンとを含み得る。いくつかの態様では、1010トーンリソースユニットは、12個のパイロットトーンと998個のデータトーンとを含み得る。いくつかの態様では、1010トーンリソースユニットは、14個のパイロットトーンと996個のデータトーンとを含み得る。いくつかの態様では、1010トーンリソースユニットは、16個のパイロットトーンと994個のデータトーンとを含み得る。
[00305]図40に、1010個のトーンのリソースユニットとともに使用され得るインターリーバパラメータを示す。たとえば、1010トーンリソースユニットは、1000個のデータトーン、1002個のデータトーン、1004個のデータトーン、1006個のデータトーン、または1010個のデータトーンを含み得る。特定の実施形態では、インターリーバ深度(たとえば、列数(Ncol))はデータトーン数(Ndata)の因数であり得る。したがって、1000個のデータトーンを含むリソースユニットでは、インターリーバ深さオブは、1および1000を除く1000の因数のいずれかから選択され得る。したがって、たとえば、Ndataが1000であるとき、Ncolは、2、4、5、8、10、20、25、40、50、100、125、200、250、または500のいずれかであり得る。同様に、Ndataの他の値のためのNcolの値も図40に示す。
[00306]2つ以上の空間ストリームがある場合、空間ストリームに周波数回転が適用され得る。周波数回転は、ベースサブキャリア回転(NROT)と回転インデックスとに基づき得る。ベースサブキャリア回転(NROT)および回転インデックスは、データトーン数(Ndata)と空間ストリーム数(Nss)とに基づき得る。
[00307]たとえば、データトーンブロックが4つまたはそれ以下の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、240〜262のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第6の列)は、このシナリオでは[0 2 1 3]のビット逆転であり得る。代替的に、データトーンブロックが5つ以上の空間ストリーム(Nss)を有する場合、ベースサブキャリア回転(NROT)は、115〜136のいずれかであり得る。回転インデックス(たとえば、第7の列)は、いくつかの実施形態では[0 4 2 6 1 5 3 7]のビット逆転であり得、または回転インデックスは、他の実施形態では、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)ように選定され得る(たとえば、[0 5 2 7 3 6 1 4])。本明細書では、平均サブキャリア距離を最大にするインデックスの一例として[0 5 2 7 3 6 1 4]の回転インデックスが使用されているが、平均サブキャリア距離を最大にする(または増加させる)任意の他の回転インデックスが使用され得る。たとえば、隣接するストリームの平均サブキャリア距離を最大にする任意の置換が使用され得、[0 5 2 7 3 6 1 4]は1つの例にすぎない。
[00308]概して、LDPCトーンマッピング距離(DTM)は、IEEE802.11ac仕様において定義されている。マッピング距離(DTM)は、少なくとも、LDPCコードワード長(LCW)で除算されたOFDMシンボルごとのコード化ビット数(NCBPS)と同じ大きさであり得(たとえば、NCBPS/LCW≦DTM)、したがって、各LDPCコードワードはトーンの全範囲をカバーする。さらに、マッピング距離(DTM)はサブキャリア数の整数約数(Ndata)であり得る。マッピング距離(DTM)は、固定トーン処理を用いる、受信回路1116a〜1116cの高速フーリエ変換(FFT)モジュールにおいて実装されたトーンデマッパを使用可能にするために、各帯域幅内のレートにわたって一定であり得る。
[00309]図41に、1024トーン80MHzの送信中のNdataのいくつかの可能な値のために使用され得るLDPCトーンマッピング距離を示す。たとえば、1000のNdata値が使用される場合、(1および1000を除く)Ndataの因数のアンドが、マッピング距離DTMとして使用され得る。たとえば、Ndataが1000であるとき、2、4、5、8、10、20、25、40、50、100、125、200、250、または500のいずれかがマッピング距離として使用され得る。同様に、図41に、Ndataの他の可能な値のために使用され得るDTMの他の値を示す。
[00310]いくつかの態様では、いくつかの送信のための追加のガードトーンを与えることが望ましいことがある。所与のトーンプラン中により多くのガードトーンを与えることは、スペクトルマスク準拠を支援し得る。たとえば、80MHzの送信中に11個以上のガードトーン(左側に6つおよび右側に5つ)を与えることが有益であり得、ここで、送信は、IEEE802.11ac準拠送信と比較して4xのシンボル持続時間を用いて送信される。したがって、追加のガードトーンを可能にするHE80(高効率80のMHz)送信のためのトーンプランを与えることが望ましいことがある。これらの送信により、(左側に11個のガードトーンおよび右側に10個をもつ)21個のガードトーン、(左側に12個のガードトーンおよび右側に11個をもつ)23個のガードトーン、または別の数のガードトーンが可能になり得る。
[00311]いくつかのトーンプランは、図3900(図39)に示したトーンプランと同様であり得るが、追加のガードトーンを与えるために変更され得る。たとえば、これらのトーンプランは、送信中のガードトーンの数の増加を可能にするために、HE80送信のいくつかの部分中のDCトーンの数を低減し得、これは、送信のスペクトルマスク準拠を助け得る。
[00312]いくつかの態様では、80MHzの送信は、4つの20MHz部分を含み得る。たとえば、図3900に、240トーン以下のトーングループを使用するとき、各々が、(同数のガードトーン、データトーン、およびDCトーンロケーションをもつ)HE20トーンプランを含む4つの別個の20MHz部分を含むトーンプランを示す。80MHzの送信中でガードトーンの数の増加が使用されるとき、4つの別個のHE20部分を含む80MHzのためのトーンプランを使用することが可能でないことがある。しかしながら、これらのHE20部分は、(たとえば、20MHzの送信のみを受信し得る)HE20限定デバイスがより大きい送信の一部分を受信することを可能にするために使用され得るので、有用である。したがって、80MHzの送信が、ガードトーンの数の増加をもつものであったとしても、1つまたは複数のHE20部分を含むことが望ましいことがある。
[00313]いくつかの態様では、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信は、それ自体が2つのHE20部分から構成され得るHE40部分(すなわち、上記で説明した40MHzトーンプランを使用する部分)を含み得る。たとえば、このHE40部分は、80MHzの送信の「中心」の40MHzであり得る。80MHzの送信は、中心のHE40部分の各側に1つずつの2つの他の20MHz部分を含み得、これらの2つの他の20MHz部分の各々は、上記で説明したHE20送信から変更されたトーンプランを有し得る。たとえば、これらの2つの外側の20MHz部分からのいくつかのDCトーンまたはガードトーンは、80MHzの送信が追加のガードトーンを含むことを可能にするために再利用され得る。
[00314]上記で説明したように、80MHzの送信のそのようなHE40(したがって、2つのHE20)部分を含むことにより、HE20限定デバイスおよびHE40限定デバイスとの適合性が可能になり得る。80MHzの送信上でガードトーンの増加を可能にするように外側の2つの20MHz部分を変更することは、これがスペクトルマスク準拠を可能にし、それを助けるので、有利であり得る。
[00315]図42Aは、本開示のいくつかの態様による、いくつかの40MHzトーンプランの図である。この図中の各線は、代替トーンプランを反映する。たとえば、40MHzの送信は、11個の中心のDCトーンと送信の各20MHz部分の中心の5つのDCトーンとともに、16個の30トーントーングループを含み得る。40MHzの送信は、11個のガードトーンを含み得る。40MHzが、シングルユーザに割り当てられるとき、そのユーザは、496トーントーングループを受信し得、送信は、5つのDCトーンのみを含み得る。図示されたトーングループの各々は互いに組み合わされ得、したがって、40MHzの送信は、いくつかの30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループを含み得る。
[00316]図42Bは、スペクトルマスク準拠を助けるために21個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の11個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の10個のガードトーンとをもつ21個のガードトーンを含む。
[00317]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、496トーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループの混合を含み得る。この図から、240トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図42Aに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00318]80MHzの送信の外側の2つの20MHz部分(すなわち、さらに左およびさらに右の20MHz部分)は、DCトーンの数が減少し得る。図示のように、外側の2つの20MHz部分は、いかなるDCトーンも有しないことがある。これらの2つの20MHz部分中ではDCトーンを使用しないことによって、これらのトーンは、送信中に与えられるガードトーンの数を増加させるために代わりに使用され得る。
[00319]したがって、21個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、240トーン、496トーン、および/または998トーントーングループを含み得る。998トーントーングループが使用されるとき、送信は、5つのDCトーンしか含まないことがある。2つの496トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で11個のDCトーンを含み得る。より小さいトーングループ(240トーンまたはそれ以下)が使用されるとき、送信は、中心のDCトーンを含めて、送信の各20MHz部分の間に11個のDCトーンを含み得る。より小さいトーングループ(240トーンまたはそれ以下)が使用されるとき、送信は、2つの20MHz部分中に5つのDCトーンを含み、外側の2つの20MHz部分中にDCトーンを含まないことがある。
[00320]図43は、スペクトルマスク準拠を助けるために21個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の11個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の10個のガードトーンとをもつ21個のガードトーンを含む。
[00321]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、496トーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループの混合を含み得る。この図から、240トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図42Aに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00322]したがって、21個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、240トーン、496トーン、および/または998トーントーングループを含み得る。998トーントーングループが使用されるとき、送信は、5つのDCトーンしか含まないことがある。2つの496トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で11個のDCトーンを含み得る。
[00323]この図では、240個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が5つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの半分の中心に6つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、21個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00324]図44は、スペクトルマスク準拠を助けるために21個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の11個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の10個のガードトーンとをもつ21個のガードトーンを含む。
[00325]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、496トーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループの混合を含み得る。この図から、240トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図42Aに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00326]したがって、21個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、240トーン、496トーン、および/または998トーントーングループを含み得る。998トーントーングループが使用されるとき、送信は、5つのDCトーンしか含まないことがある。2つの496トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で11個のDCトーンを含み得る。
[00327]この図では、240個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が4つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの半分の中心の近くに7つのDCトーンを含み得る。内部の20MHz部分よりも少ないDCトーンが外側の20MHz部分において使用されるとき、および増加したガードトーンが使用されるとき、これは、各40MHz部分の中心からわずかに中心を外れたHE40 DCトーンをもたらし得ることに留意されたい。すなわち、図44中の7つのDCトーンは、各20MHz部分中の異なる数のDCトーンならびに存在するいくつかのガードトーンにより、第1の40MHz部分の真の中心を中心としていないことがある。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、21個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00328]図45は、スペクトルマスク準拠を助けるために21個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の11個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の10個のガードトーンとをもつ21個のガードトーンを含む。
[00329]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、496トーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループの混合を含み得る。この図から、240トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図42Aに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00330]したがって、21個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、240トーン、496トーン、および/または998トーントーングループを含み得る。998トーントーングループが使用されるとき、送信は、5つのDCトーンしか含まないことがある。2つの496トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で11個のDCトーンを含み得る。
[00331]この図では、240個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が3つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに8つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、21個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00332]図46は、スペクトルマスク準拠を助けるために21個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の11個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の10個のガードトーンとをもつ21個のガードトーンを含む。
[00333]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、496トーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループの混合を含み得る。この図から、240トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図42Aに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00334]したがって、21個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、240トーン、496トーン、および/または998トーントーングループを含み得る。998トーントーングループが使用されるとき、送信は、5つのDCトーンしか含まないことがある。2つの496トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で11個のDCトーンを含み得る。
[00335]この図では、240個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が2つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに9つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、21個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00336]図47は、スペクトルマスク準拠を助けるために21個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の11個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の10個のガードトーンとをもつ21個のガードトーンを含む。
[00337]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、496トーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループの混合を含み得る。この図から、240トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図42Aに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00338]したがって、21個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、240トーン、496トーン、および/または998トーントーングループを含み得る。998トーントーングループが使用されるとき、送信は、5つのDCトーンしか含まないことがある。2つの496トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で11個のDCを含み得る。
[00339]この図では、240個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が1つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに10個のDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、21個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00340]図48は、スペクトルマスク準拠を助けるために23個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の12個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の11個のガードトーンとをもつ23個のガードトーンを含む。
[00341]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、496トーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループの混合を含み得る。この図から、240トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図42Aに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00342]したがって、23個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、240トーン、496トーン、および/または996トーントーングループを含み得る。996トーントーングループが使用されるとき、送信は、5つのDCトーンしか含まないことがある。2つの496トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で9つのDCトーンを含み得る。
[00343]この図では、240個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が4つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに6つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、23個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00344]図49は、スペクトルマスク準拠を助けるために23個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の12個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の11個のガードトーンとをもつ23個のガードトーンを含む。
[00345]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、496トーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループの混合を含み得る。この図から、240トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図42Aに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00346]したがって、23個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、240トーン、496トーン、および/または996トーントーングループを含み得る。996トーントーングループが使用されるとき、送信は、5つのDCトーンしか含まないことがある。2つの496トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で9つのDCトーンを含み得る。
[00347]この図では、240個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が3つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに7つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、23個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00348]図50は、スペクトルマスク準拠を助けるために23個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の12個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の11個のガードトーンとをもつ23個のガードトーンを含む。
[00349]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、496トーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループの混合を含み得る。この図から、240トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図42Aに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00350]したがって、23個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、240トーン、496トーン、および/または996トーントーングループを含み得る。996トーントーングループが使用されるとき、送信は、5つのDCトーンしか含まないことがある。2つの496トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で9つのDCトーンを含み得る。
[00351]この図では、240個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が2つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに8つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、23個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00352]図51は、スペクトルマスク準拠を助けるために23個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の12個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の11個のガードトーンとをもつ23個のガードトーンを含む。
[00353]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、496トーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループの混合を含み得る。この図から、240トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図42Aに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00354]したがって、23個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、240トーン、496トーン、および/または996トーントーングループを含み得る。996トーントーングループが使用されるとき、送信は、5つのDCトーンしか含まないことがある。2つの496トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で9つのDCトーンを含み得る。
[00355]この図では、240個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が1つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに9つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、23個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00356]図52は、スペクトルマスク準拠を助けるために23個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の12個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の11個のガードトーンとをもつ23個のガードトーンを含む。
[00357]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、496トーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および240トーントーングループの混合を含み得る。この図から、240トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図42Aに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00358]したがって、23個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、240トーン、496トーン、および/または996トーントーングループを含み得る。996トーントーングループが使用されるとき、送信は、5つのDCトーンしか含まないことがある。2つの496トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で9つのDCトーンを含み得る。
[00359]この図では、240個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々がDCトーンを含まないことがある。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに10個のDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、23個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00360]図53Aは、242トーントーングループを含み得るいくつかの20MHzトーンプランの図である。たとえば、20MHzの送信は、11個のガードトーンを含み得、30、60、または120トーントーングループを使用して送信するときに5つのDCトーンを含み得る。20MHzの送信はまた、3つのDCトーンを含み得る242個のトーンをもつトーングループを含み得る。前述のように、送信は、様々なサイズのトーングループを含み得、図示のように、ただ1つのトーングループサイズを含む必要はない。
[00361]図53Bは、いくつかの40MHzトーンプランの図である。たとえば、40MHzの送信は、11個のガードトーンを含み得、30個、60個、120個、または242個のトーンのトーングループを使用して送信するときに11個のDCトーンを含み得る。さらに、送信の各20MHz部分は、120個のトーン以下のトーングループを使用するときに5つのDCトーンを含み得、242個のトーンのトーングループを使用するときに3つのDCトーンを含み得る。40MHzの送信はまた、3つのDCトーンとともに、単一の498トーン割振りを含み得る。前述のように、送信は、様々なサイズのトーングループを含み得、図示のように、ただ1つのトーングループサイズを含む必要はない。
[00362]図53Cは、スペクトルマスク準拠を助けるために21個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。これらのトーンプランは、30個、60個、120個、242個、498個、および1000個のトーンを有するトーングループを含む、6つのサイズのトーングループを含み得る。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の11個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の10個のガードトーンとをもつ21個のガードトーンを含む。
[00363]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、498トーントーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および242トーントーングループの混合を含み得る。この図から、242トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図53Bに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00364]したがって、21個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、242トーン、498トーン、および/または1000トーントーングループを含み得る。1000トーントーングループが使用されるとき、送信は、3つのDCトーンしか含まないことがある。2つの498トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で7つのDCトーンを含み得る。
[00365]この図では、120個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が5つのDCトーンを含み、242個のトーンのトーングループが使用されるとき、3つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに6つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、21個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00366]図54は、スペクトルマスク準拠を助けるために21個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。これらのトーンプランは、30個、60個、120個、242個、498個、および1000個のトーンを有するトーングループを含む、6つのサイズのトーングループを含み得る。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の11個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の10個のガードトーンとをもつ21個のガードトーンを含む。
[00367]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、498トーントーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および242トーントーングループの混合を含み得る。この図から、242トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図53Bに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00368]したがって、21個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、242トーン、498トーン、および/または1000トーントーングループを含み得る。1000トーントーングループが使用されるとき、送信は、3つのDCトーンしか含まないことがある。2つの498トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で7つのDCトーンを含み得る。
[00369]この図では、120個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が4つのDCトーンを含み、242個のトーンのトーングループが使用されるとき、2つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに7つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、21個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00370]図55は、スペクトルマスク準拠を助けるために21個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。これらのトーンプランは、30個、60個、120個、242個、498個、および1000個のトーンを有するトーングループを含む、6つのサイズのトーングループを含み得る。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の11個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の10個のガードトーンとをもつ21個のガードトーンを含む。
[00371]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、498トーントーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および242トーントーングループの混合を含み得る。この図から、242トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図53Bに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00372]したがって、21個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、242トーン、498トーン、および/または1000トーントーングループを含み得る。1000トーントーングループが使用されるとき、送信は、3つのDCトーンしか含まないことがある。2つの498トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で7つのDCトーンを含み得る。
[00373]この図では、120個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が3つのDCトーンを含み、242個のトーンのトーングループが使用されるとき、1つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに8つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、21個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00374]図56は、スペクトルマスク準拠を助けるために21個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。これらのトーンプランは、30個、60個、120個、242個、498個、および1000個のトーンを有するトーングループを含む、6つのサイズのトーングループを含み得る。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の11個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の10個のガードトーンとをもつ21個のガードトーンを含む。
[00375]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、498トーントーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および242トーントーングループの混合を含み得る。この図から、242トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図53Bに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00376]したがって、21個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、242トーン、498トーン、および/または1000トーントーングループを含み得る。1000トーントーングループが使用されるとき、送信は、3つのDCトーンしか含まないことがある。2つの498トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で7つのDCトーンを含み得る。
[00377]この図では、120個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が2つのDCトーンを含み、242個のトーンのトーングループが使用されるとき、DCトーンを含まないことがある。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに9つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、21個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00378]図57は、スペクトルマスク準拠を助けるために23個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。これらのトーンプランは、30個、60個、120個、242個、498個、および998個のトーンを有するトーングループを含む、6つのサイズのトーングループを含み得る。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の12個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の11個のガードトーンとをもつ23個のガードトーンを含む。
[00379]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、498トーントーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および242トーントーングループの混合を含み得る。この図から、242トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図53Bに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00380]したがって、23個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、242トーン、498トーン、および/または998トーントーングループを含み得る。998トーントーングループが使用されるとき、送信は、3つのDCトーンしか含まないことがある。2つの498トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で5つのDCトーンを含み得る。
[00381]この図では、120個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が4つのDCトーンを含み、242個のトーンのトーングループが使用されるとき、2つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに6つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、23個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00382]図58は、スペクトルマスク準拠を助けるために23個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。これらのトーンプランは、30個、60個、120個、242個、498個、および998個のトーンを有するトーングループを含む、6つのサイズのトーングループを含み得る。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の12個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の11個のガードトーンとをもつ23個のガードトーンを含む。
[00383]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、498トーントーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および242トーントーングループの混合を含み得る。この図から、242トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図53Bに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00384]したがって、23個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、242トーン、498トーン、および/または998トーントーングループを含み得る。998トーントーングループが使用されるとき、送信は、3つのDCトーンしか含まないことがある。2つの498トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で5つのDCトーンを含み得る。
[00385]この図では、120個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が3つのDCトーンを含み、242個のトーンのトーングループが使用されるとき、1つのDCトーンを含み得る。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに7つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、23個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00386]図59は、スペクトルマスク準拠を助けるために23個のガードトーンを含み得るいくつかの80MHzトーンプランの図である。これらのトーンプランは、30個、60個、120個、242個、498個、および998個のトーンを有するトーングループを含む、6つのサイズのトーングループを含み得る。前述のように、この図の6本の線の各々は、80MHzの送信のための異なるトーンプランを示す。これらの送信の各々は、左側(負のトーンインデックス)の12個のガードトーンと右側(正のトーンインデックス)の11個のガードトーンとをもつ23個のガードトーンを含む。
[00387]前述のように、図示された送信の各々の部分は、互いに組み合わされ得る。たとえば、送信の一方の40MHz部分は、498トーントーングループを含み得、一方、他方の40MHz部分は、30トーン、60トーン、120トーン、および242トーントーングループの混合を含み得る。この図から、242トーン以下のトーングループから構成される送信の各々が、図53Bに示したように、40MHzの送信と同等のトーンプランを有する中心の40MHz部分を含むことに留意されよう。たとえば、中心の40MHzは、スタンドアロンの40MHzの送信と同数のDCトーンとガードトーンとを含み得る。
[00388]したがって、23個のガードトーンをもつ80MHzの送信は、30トーン、60トーン、120トーン、242トーン、498トーン、および/または998トーントーングループを含み得る。998トーントーングループが使用されるとき、送信は、3つのDCトーンしか含まないことがある。2つの498トーントーングループが使用されるとき、送信は、2つの40MHz部分の中心にDCトーンのない状態で5つのDCトーンを含み得る。
[00389]この図では、120個のトーンまたはそれ以下のトーングループが使用されるとき、外側の2つの20MHz部分の各々が2つのDCトーンを含み、242個のトーンのトーングループが使用されるとき、DCトーンを含まないことがある。さらに、送信の各40MHz半分は、2つの40MHz部分の中心の近くに8つのDCトーンを含み得る。(図39と比較して)DCトーンのこの数の低減により、23個のガードトーンなど、より多くのガードトーンが可能になり得る。
[00390]いくつかの態様では、30個のトーンのリソースユニット(トーングループ)を使用することは、有利であり得る。たとえば、このリコースユニットサイズにより、8つのトーングループを各20MHz帯域幅中に適合することが可能になり得る。8は偶数であり、したがって、これは、8つの30トーンリソースユニットのいずれもDCトーンの両側にトーンを含まないことを意味する。代わりに、リソースユニットの各々は、そのような20MHzの送信中のDCトーンの片側に完全にある。
[00391]しかしながら、代わりに26トーンリソースユニットを使用することが望ましいことがある。そのようなリソースユニットの使用により、IEEE802.11規格の前のバージョンにおいて使用されていた送信機パラメータの使用が可能になり得、したがって、(インターリーバパラメータを含む)これらの送信機パラメータが知られていることがある。4xシンボル持続時間とともに26トーンリソースユニットを使用するとき、帯域幅の各20MHz部分中に9つのリソースユニットがあり得る。これは、奇数であるので、リソースユニットのうちの1つは中心のDCトーンの両側にトーンを含む。たとえば、9つのリソースユニットのうちの8つは、DCトーンの片側にのみトーンを含むことになるが、第9のリソースユニットは、DCトーンの左側に13個のトーンを含み、DCトーンの右側に13個のトーンを含む。これらの13個のトーンの各々は、DCトーンのそれらの側で、送信中の任意のロケーションにあり得る。たとえば、各側のこれらの13個のトーンは、HE20 DCトーンの周りに配置され得、したがって、それらは、各側のDCトーンに隣接する。代替的に、各側のこれらの13個のトーンは、HE20送信のエッジの周りに配置され得、したがって、それらは、20MHzの送信(またはより大きい送信の20MHz部分)のガードトーンに隣接し得る。
[00392]さらに、いくつかの態様では、80MHzの送信中で同じく21個または23個のガードトーンを使用しながら、26トーンリソースユニットを使用することが望ましいことがある。上記で説明したように、21個または23個のガードトーンの使用は、スペクトルマスク準拠のために有益であり得る。したがって、HE80送信中の11個、21個、または23個のガードトーンのいずれかと、HE20 DCトーンの各サイズへの13個のトーンの配置とを含むトーンプランが所望され得る。
[00393]図60は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する20MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、15個のガードトーン(左側に8つ、右側に7つ)と7つのDCトーンとを含み得る。9つのリソースユニットがあり、1つのリソースユニットは、DCトーンの両側にトーンを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、DCトーンに隣接して位置するトーンを含み得る。242トーンリソースユニットが使用されるとき、20MHzの送信は、11個のガードトーン(左側に6つ、右側に5つ)と3つのDCトーンとを含み得る。
[00394]図61は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する40MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、15個のガードトーン(左側に8つ、右側に7つ)と、15個のDCトーンと、送信の各20MHz部分中の7つのDCトーンとを含み得る。このトーンプランが、並んでいる2つの20MHzの送信と同等であることが観測され得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、その20MHz部分のDCトーンに隣接して位置するトーンを含み得る。
[00395]2つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、40MHzの送信は、11個のガードトーン(左側に6つ、右側に5つ)と、11個のDCトーンと、各20MHz部分の中心の近くの3つのDCトーンとを含み得る。2つの242トーンリソースユニットを使用して送信することは、ある意味では、並んでいる2つの20MHzの送信を送信することと同等であり得ることに留意されよう。
[00396]図62は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、15個のガードトーン(左側に8つ、右側に7つ)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の15個のDCトーンと、送信の各20MHz部分の中心の7つのDCトーンとを含み得る。このトーンプランが、並んでいる4つの20MHzの送信と同等であることが観測され得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、その20MHz部分のDCトーンに隣接して位置するトーンを含み得る。
[00397]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、11個のガードトーン(左側に6つ、右側に5つ)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の11個のDCトーンと、各20MHz部分の中心の近くの3つのDCトーンとを含み得る。4つの242トーンリソースユニットを使用して送信することは、ある意味では、並んでいる4つの20MHzの送信を送信することと同等であり得ることに留意されよう。
[00398]いくつかの態様では、追加のガードトーンを与えるために、図62のトーンプランを改変することが望ましいことがある。上記で説明したように、これは、80MHzの送信におけるスペクトルマスク準拠を助け得る。図62のトーンプランは、より多くのガードトーンを追加するために、いくつかの方法で改変され得る。たとえば、2つの40MHz部分中でDCトーンとして使用されたトーンは、ガードトーンになるように再利用され得る。4つの20MHz部分中でDCトーンとして使用されたトーンはまた、ガードトーンとして再利用され得る。いくつかの態様では、より多くのガードトーンを与えるために改変された2つの外側の20MHz部分のみからのトーンを再利用することが有益であり得る。これにより、80MHzの送信の中心の40MHzが40MHzの送信に同等であることが可能になり得、これは、HE20またはHE40送信のみをサポートし得るデバイスのために有益であり得る。
[00399]図63は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、25個のガードトーン(左側に13個、右側に12個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの10個のDCトーンと、送信の各20MHz部分の中心の7つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、その20MHz部分のDCトーンに隣接して位置するトーンを含み得る。
[00400]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、21個のガードトーン(左側に11個、右側に10個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの6つのDCトーンと、各20MHz部分の中心の近くの3つのDCトーンとを含み得る。
[00401]図64は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、25個のガードトーン(左側に13個、右側に12個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの11個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の6つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、その20MHz部分のDCトーンに隣接して位置するトーンを含み得る。
[00402]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、21個のガードトーン(左側に11個、右側に10個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの7つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の2つのDCトーンとを含み得る。
[00403]図65は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、25個のガードトーン(左側に13個、右側に12個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの12個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の5つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、その20MHz部分のDCトーンに隣接して位置するトーンを含み得る。
[00404]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、21個のガードトーン(左側に11個、右側に10個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの8つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の1つのDCトーンとを含み得る。
[00405]図66は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、25個のガードトーン(左側に13個、右側に12個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの13個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の4つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、その20MHz部分のDCトーンに隣接して位置するトーンを含み得る。
[00406]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、21個のガードトーン(左側に11個、右側に10個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの9つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の0個のDCトーンとを含み得る。
[00407]図67は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、27個のガードトーン(左側に14個、右側に13個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの10個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の6つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、その20MHz部分のDCトーンに隣接して位置するトーンを含み得る。
[00408]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、23個のガードトーン(左側に12個、右側に11個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの6つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の2つのDCトーンとを含み得る。
[00409]図68は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、27個のガードトーン(左側に14個、右側に13個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの11個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の5つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、その20MHz部分のDCトーンに隣接して位置するトーンを含み得る。
[00410]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、23個のガードトーン(左側に12個、右側に11個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの7つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の1つのDCトーンとを含み得る。
[00411]図69は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、27個のガードトーン(左側に14個、右側に13個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの12個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の4つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、その20MHz部分のDCトーンに隣接して位置するトーンを含み得る。
[00412]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、23個のガードトーン(左側に12個、右側に11個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの8つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の0個のDCトーンとを含み得る。
[00413]図70は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する20MHzの送信の図である。この図では、26トーンリソースユニットを使用するときに、7つのDCトーンと15個のガードトーンとがあることが観測され得る。ここで、9つのリソースユニットがあり、第9のリソースユニットは、DCトーンの各側に13個のトーンを含む。これらのトーンは、20MHzの送信の最も外側の部分に、20MHzのエッジの近くに、ガードトーンに隣接して配置される。この送信はまた、代わりに242トーンリソースユニットを使用し得、その場合、送信は、3つのDCトーンと11個のガードトーンとを含む。同様に、図71は、分割26トーンリソースユニットトーンの同じ配置を使用する40MHzの送信の図である。ここで、20MHzのDCトーンの各側に13個のトーンを含む2つのリソースユニットの各々からのトーンは、20MHz部分の最も外側のエッジに配置される。
[00414]図72は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、15個のガードトーン(左側に8つ、右側に7つ)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの15個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の7つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、20MHz部分の最も端のエッジ上に位置するトーンと、20MHz部分のエッジに隣接するトーンと、エッジにあるDCトーンまたはガードトーンとを含み得る。
[00415]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、11個のガードトーン(左側に6個、右側に5個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの11個のDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の3つのDCトーンとを含み得る。
[00416]これらのトーンプランは、スペクトルマスク準拠で助けるために、80MHzの送信中で追加のガードトーンに適応するために調整され得る。
[00417]図73は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、25個のガードトーン(左側に13個、右側に12個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの10個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の7つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、20MHz部分の最も端のエッジ上に位置するトーンと、20MHz部分のエッジに隣接するトーンと、エッジにあるDCトーンまたはガードトーンとを含み得る。
[00418]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、21個のガードトーン(左側に11個、右側に10個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの6つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の3つのDCトーンとを含み得る。
[00419]図74は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、25個のガードトーン(左側に13個、右側に12個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの11個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の6つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、20MHz部分の最も端のエッジ上に位置するトーンと、20MHz部分のエッジに隣接するトーンと、エッジにあるDCトーンまたはガードトーンとを含み得る。
[00420]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、21個のガードトーン(左側に11個、右側に10個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの7つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の2つのDCトーンとを含み得る。
[00421]図75は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、25個のガードトーン(左側に13個、右側に12個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの12個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の5つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、20MHz部分の最も端のエッジ上に位置するトーンと、20MHz部分のエッジに隣接するトーンと、エッジにあるDCトーンまたはガードトーンとを含み得る。
[00422]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、21個のガードトーン(左側に11個、右側に10個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの8つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の1つのDCトーンとを含み得る。
[00423]図76は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、25個のガードトーン(左側に13個、右側に12個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの13個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の4つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、20MHz部分の最も端のエッジ上に位置するトーンと、20MHz部分のエッジに隣接するトーンと、エッジにあるDCトーンまたはガードトーンとを含み得る。
[00424]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、21個のガードトーン(左側に11個、右側に10個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの9つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の0個のDCトーンとを含み得る。
[00425]図77は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、27個のガードトーン(左側に14個、右側に13個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの10個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の6つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、20MHz部分の最も端のエッジ上に位置するトーンと、20MHz部分のエッジに隣接するトーンと、エッジにあるDCトーンまたはガードトーンとを含み得る。
[00426]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、23個のガードトーン(左側に12個、右側に11個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの6つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の2つのDCトーンとを含み得る。
[00427]図78は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、27個のガードトーン(左側に14個、右側に13個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの11個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の5つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、20MHz部分の最も端のエッジ上に位置するトーンと、20MHz部分のエッジに隣接するトーンと、エッジにあるDCトーンまたはガードトーンとを含み得る。
[00428]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、23個のガードトーン(左側に12個、右側に11個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの7つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の1つのDCトーンとを含み得る。
[00429]図79は、26トーンおよび242トーンリソースユニットを使用する、追加のガードトーンをもつ80MHzの送信の図である。各26トーンリソースユニットは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。各242トーンリソースユニットは、234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとを含み得る。図示のように、26トーンリソースユニットを使用するとき、送信は、27個のガードトーン(左側に14個、右側に13個)と、15個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの12個のDCトーンと、送信の2つの中心の20MHz部分の中心の7つのDCトーンと、送信の2つの外側の20MHz部分の中心の4つのDCトーンとを含み得る。各20MHz部分は、その20MHz部分のDCトーンの両側にトーンを含む1つのリソースユニットを含み得る。図示のように、DCトーンの各側に13個のトーンを含むリソースユニットは、20MHz部分の最も端のエッジ上に位置するトーンと、20MHz部分のエッジに隣接するトーンと、エッジにあるDCトーンまたはガードトーンとを含み得る。
[00430]4つの242トーンリソースユニットが使用されるとき、80MHzの送信は、23個のガードトーン(左側に12個、右側に11個)と、11個のDCトーンと、各40MHz部分の中心の近くの8つのDCトーンと、2つの中心の20MHz部分の中心の3つのDCトーンと、2つの外側の20MHz部分の中心の0個のDCトーンとを含み得る。
[00431]いくつかの態様では、26トーンリソースユニットおよび242トーンリソースユニットを使用するとき、デバイスに割り振られ得る割振りは、1つの26トーンユニット、2つの26トーンユニット、4つの26トーンユニット、1つの242トーンユニット、2つの242トーンユニット、3つの242トーンユニット、および4つの242トーンユニットを含む。
[00432]デバイスに1つの26トーンユニットが割り振られるとき、これは、24個のデータトーンと2つのパイロットトーンとを含み得る。この場合のインターリービングは、IEEE802.11ah準拠の送信において使用される既存の24トーンインターリーバを使用することができる。
[00433]2つの26トーンユニットの割振りの場合、これは、48個のデータトーンと4つのパイロットトーンとを含み得る。48個のデータトーンを送信するとき、IEEE802.11aで使用される既存の48トーンインターリーバが使用され得る。ここで、Ncolは、16であり得、Nrotは、[1:24]のうちの1つであり、LDPCトーンマッピング距離(Dtm)は、{2,3,4,6,8,12,16,24}から選定され得る。これらの設定は、Ndataが52であるときのインターリーバパラメータと同じであり得る。
[00434]4つの26トーンユニットの割振りの場合、インターリービングのための3つのオプションがあり得る。第1のオプションでは、インターリービングは、2つのステップで行われ得る。最初に、4つのブロックにわたる周波数セグメントパース、次いで、(26個のトーンが2つのパイロットトーンと24個のデータトーンを含むと仮定すると)各ブロック中の24トーンインターリービング。第2のオプションは、2つのステップでのインターリービングを含む。最初に、2つのブロックにわたる周波数セグメントパース、次いで、各2x26トーンブロックとの48トーンインターリービング。これは、{2,3,4,6,8,12,16,24}から選定されるLDPCトーンマッピング距離を使用し得る。
[00435]第3のオプションは、96、98、または、100個のデータトーンのうちの1つと8つ、6つ、または4つのパイロットトーンのうちの1つをもつ104個のトーンを使用し得る。短縮インターリービングは、(Ncol=18、Ncc≦4の場合はNrot=29、Nss>4の場合はNrot=13を有する)既存の108トーンインターリーバを用いて行われ得、ここで、列で読み取るとき、108個ではなく、96/98/100個のデータトーンのみを有するので、ビットが書き込まれていないグリッドはスキップされる。
[00436]242個のトーン以上の割振りの場合、インターリービングは、2つのステップで行われ得る。最初に、周波数セグメントパース、次いで、各242トーンリソースユニット内での(各242トーンユニット中に234個のデータトーンと8つのパイロットトーンとをもつ)234トーンインターリービング。ここで、LDPCトーンマッピング距離(Dtm)は、{2,3,6,9,13,18,26,39,78,117}から選定され得る。
[00437]図80に、ワイヤレス通信ネットワークを介した通信の例示的な方法8000のフローチャートを示す。方法8000は、図1のAP104あるいはSTA106のうちの1つまたは複数などのAPまたはSTAによって実行され得る。方法8000は、変動する数のDC保護トーンおよび/またはデータトーンを利用してAP104またはSTA106との間でデータパケットを送信するために使用され得る。いくつかの態様では、方法8000により、STA106は、アップリンクまたはダウンリンクOFDMA送信を送信または受信することが可能になり得る。
[00438]ブロック8010において、AP104は、たとえば、複数のデータトーンの各々の値を決定し、複数の決定された値は、メッセージの一部分に対応する。いくつかの態様では、複数のDC保護トーンは、{0}とインデックス付けされたトーンを備え、複数のデータトーンとDC保護トーンとの各々は、{0}とインデックス付けされたトーンに対するトーンインデックスを備える。
[00439]ブロック8020において、AP104は、たとえば、複数のDC保護トーンのうちの1つまたは複数に1つまたは複数の値を割り当て、1つまたは複数の割り当てられた値は、複数のデータトーンのうちの1つまたは複数の複数の決定された値のうちの1つまたは複数に対応する。いくつかの態様では、1つまたは複数の割り当てられた値は、{0}とインデックス付けされたトーンの反対側に位置する複数のデータトーンのうちの1つのデータトーンの値に対応する。様々な態様では、1つまたは複数の割り当てられた値は、複数のDC保護トーンに近接して位置する複数のデータトーンのうちの1つのデータトーンの値に対応する。いくつかの態様では、1つまたは複数の値が割り当てられた複数のDC保護トーンのうちの1つまたは複数は、複数のデータトーンよりも低いレートで符号化される。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の値が割り当てられた複数のDC保護トーンのうちの1つまたは複数および割り当てられた1つまたは複数の値に対応する複数のデータトーンのうちの1つまたは複数は、割り当てられた1つまたは複数の値に対応する複数のデータトーンのうちの1つまたは複数を含まない複数のデータトーンよりも低いレートで符号化される。
[00440]一実施形態では、複数のDC保護トーンは、{−2,−1,0,1,2}とインデックス付けされた5つのDC保護トーンを含み、複数のデータトーンは、{−3,3}とインデックス付けされたデータトーンを備え、{−2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{3}とインデックス付けされたデータトーンの値を備え、{2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−3}とインデックス付けされたデータトーンの値を備える。別の実施形態では、複数のDC保護トーンは、{−2,−1,0,1,2}とインデックス付けされた5つのDC保護トーンを含み、複数のデータトーンは、{−3,3}とインデックス付けされたデータトーンを備え、{−1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{4}とインデックス付けされたデータトーンの値を備え、{−2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{3}とインデックス付けされたデータトーンの値を備え、{1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−4}とインデックス付けされたデータトーンの値を備え、{2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−3}とインデックス付けされたデータトーンの値を備える。別の実施形態では、複数のDC保護トーンは、{−1,0,1}とインデックス付けされた3つのDC保護トーンを含み、複数のデータトーンは、{−2,2}とインデックス付けされたデータトーンを備え、{−1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{2}とインデックス付けされたデータトーンの値を備え、{1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−2}とインデックス付けされたデータトーンの値を備える。
[00441]ブロック8030において、AP104は、たとえば、複数のデータトーンとDC保護トーンとを利用して1つまたは複数のワイヤレス通信デバイスにメッセージを送信する。方法8000を利用することの利益の非限定的な例として、AP104は、より少ないDC保護トーンを利用することによってより多くのデータトーンを送信することが可能であり得る。
[00442]図81に、ワイヤレス通信ネットワークを介した別の通信の例示的な方法8100のフローチャートを示す。方法8100は、図1のAP104あるいはSTA106のうちの1つまたは複数などのAPまたはSTAによって実行され得る。方法8100は、変動する数のDC保護トーンおよび/またはデータトーンを利用してAP104またはSTA106との間でデータパケットを送信するために使用され得る。いくつかの態様では、方法8100により、STA106は、アップリンクまたはダウンリンクOFDMA送信を送信または受信することが可能になり得る。
[00443]ブロック8110において、AP104は、たとえば、複数のデータトーンと1つまたは複数の直流(DC)保護トーンとを含むメッセージを形成する。いくつかの態様では、1つまたは複数のDC保護トーンは、{0}とインデックス付けされたトーンを備え、複数のデータトーンと1つまたは複数のDC保護トーンとの各々は、{0}とインデックス付けされたトーンに対するトーンインデックスを備える。
[00444]ブロック8120において、AP104は、たとえば、メッセージのデータ部分を搬送するために複数のデータトーンのうちの1つのデータトーンの値を設定する。データトーンの値を設定するための手段は、図2のプロセッサ204を備え得る。
[00445]ブロック8130において、AP104は、たとえば、DC保護トーンの値としてデータトーンの値を繰り返すことによって1つまたは複数のDC保護トーンのうちの1つのDC保護トーンの値を設定する。いくつかの態様では、1つまたは複数のDC保護トーンは、メッセージのいかなるデータも搬送しない少なくとも1つのDCトーンとデータトーンから繰り返されるデータを搬送するDC保護トーンとを備える。様々な態様では、データトーンは、1つまたは複数のDC保護トーンに近接して位置し、データトーンからの繰り返されるデータを搬送するDC保護トーンから見て{0}とインデックス付けされたトーンの反対側に位置する。いくつかの態様では、データトーンから繰り返されるデータを搬送する少なくともDC保護トーンは、複数のデータトーンよりも低いレートで符号化される。いくつかの態様では、少なくともデータトーンとデータトーンから繰り返されるデータを搬送するDC保護トーンとは、データトーンを含まない複数のデータトーンよりも低いレートで符号化される。
[00446]一実施形態では、1つまたは複数のDC保護トーンは、{−2,−1,0,1,2}とインデックス付けされた5つのDC保護トーンを含み、複数のデータトーンは、{−3,3}とインデックス付けされたデータトーンを備え、{−2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{3}とインデックス付けされたデータトーンから繰り返される値を備え、{2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−3}とインデックス付けされたデータトーンから繰り返される値を備える。別の実施形態では、1つまたは複数のDC保護トーンは、{−2,−1,0,1,2}とインデックス付けされた5つのDC保護トーンを含み、複数のデータトーンは、{−3,3}とインデックス付けされたデータトーンを備え、{−1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{4}とインデックス付けされたデータトーンから繰り返される値を備え、{−2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{3}とインデックス付けされたデータトーンから繰り返される値を備え、{1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−4}とインデックス付けされたデータトーンから繰り返される値を備え、{2}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−3}とインデックス付けされたデータトーンから繰り返される値を備える。別の実施形態では、1つまたは複数のDC保護トーンは、{−1,0,1}とインデックス付けされた3つのDC保護トーンを含み、複数のデータトーンは、{−2,2}とインデックス付けされたデータトーンを備え、{−1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{2}とインデックス付けされたデータトーンから繰り返される値を備え、{1}とインデックス付けされたDC保護トーンは、{−2}とインデックス付けされたデータトーンから繰り返される値を備える。
[00447]ブロック8140において、AP104は、たとえば、複数のデータトーンと1つまたは複数のDC保護トーンとを利用して1つまたは複数のワイヤレス通信デバイスにメッセージを送信する。方法8100を利用することの利益の非限定的な例として、AP104は、より少ないDC保護トーンを利用することによってより多くのデータトーンを送信することが可能であり得る。
技術を実装すること
[00448]情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体を通して参照され得るデータと、命令と、コマンドと、情報と、信号と、ビットと、シンボルと、チップとが、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[00449]本開示で説明した実装形態への様々な変更は当業者には容易に明らかになり得、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実装形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した実装形態に限定されるものではなく、本明細書で開示する特許請求の範囲、原理および新規の特徴に一致する、最も広い範囲を与られるべきである。「例示的」という単語は、本明細書ではもっぱら「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明するいかなる実装形態も、必ずしも他の実装形態よりも好ましいか、または有利であると解釈されるべきではない。
[00450]また、別個の実装形態の文脈において本明細書で説明したいくつかの特徴は、単一の実装形態において組合せで実装され得る。また、逆に、単一の実装形態の文脈において説明した様々な特徴は、複数の実装形態において別個に、あるいは任意の好適な部分組合せで実装され得る。その上、特徴は、いくつかの組合せで働くものとして上記で説明され、初めにそのように請求されることさえあるが、請求される組合せからの1つまたは複数の特徴は、場合によってはその組合せから削除され得、請求される組合せは、部分組合せ、または部分組合せの変形形態を対象とし得る。
[00451]上記で説明した方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素、回路、および/またはモジュールなど、それらの動作を実施することが可能な任意の好適な手段によって実施され得る。概して、図に示すどの動作も、その動作を実施することが可能な対応する機能的手段によって実施され得る。
[00452]本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[00453]1つまたは複数の態様では、説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備えることができる。さらに、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備えることができる。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[00454]本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
[00455]さらに、本明細書で説明した方法および技法を実施するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明した様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を得ることができるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)によって提供され得る。その上、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに与えるための任意の他の好適な技法が利用され得る。
[00456]上記は本開示の態様を対象とするが、それの基本的範囲から逸脱することなく本開示の他の態様およびさらなる態様が考案され得、それの範囲は以下の特許請求の範囲によって決定される。