例示的な実施形態の詳細な説明が、様々な図を参照して次に述べられる。この説明は、可能な実装形態の詳細な例を提供するが、その詳細は、例示的なものであって、決して本出願の範囲を限定するものではないことに留意されたい。
図1Aは、1または複数の開示される実施形態が実施されることのできる例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、同報通信などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する複数アクセスシステムとすることができる。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステム資源を共用することによって、このようなコンテンツにアクセスできるようにする。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)など、1または複数のチャネルアクセス法を使用することができる。
図1Aで示すように、通信システム100は、例えば、WTRU102a、102b、102c、および/または102d(一般に、または総称して、WTRU102と呼ばれることができる)などの無線送受信ユニット(WTRU)、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことができるが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、無線環境で動作し、かつ/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信し、かつ/または受信するように構成されることができ、またユーザ機器(UE)、移動局、固定もしくは移動加入者ユニット、ページャ、セルラ式電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、家庭用電化製品などを含むことができる。
通信システム100はまた、基地局114aおよび基地局114bを含むことができる。基地局114a、114bのそれぞれは、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/またはネットワーク112など、1または複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースをとるように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、基地局114a、114bは、送受信器基地局(BTS)、ノードB、eNodeB、ホームノードB、ホームeNodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータなどとすることができる。基地局114a、114bは、それぞれ、単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続される基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることを理解されよう。
基地局114aは、RAN103/104/105の一部とすることができ、それらはまた、他の基地局、および/または基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示せず)を含むこともできる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれることがある特定の地理的な領域内で無線信号を送信および/または受信するように構成されることができる。セルは、セルセクタへとさらに分割されることができる。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割されることができる。したがって、いくつかの実施形態では、基地局114aは、例えば、セルの各セクタに対して1つなど、3つの送受信器を含むことができる。他の実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を使用することができ、したがって、セルの各セクタに対して複数の送受信器を利用することができる。
基地局114a、114bは、WTRU102a、102b、102c、102dの1または複数のものと、無線インターフェース115/116/117を介して通信することができ、それは、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)とすることができる。無線インターフェース115/116/117は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を用いて確立されることができる。
より具体的には、上記で述べたように、通信システム100は、複数アクセスシステムとすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなど、1または複数のチャネルアクセス方式を使用することができる。例えば、RAN103/104/105における基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサル移動遠隔通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)地上無線アクセス(UTRA:Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実施することができ、それは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を用いて無線インターフェース115/116/117を確立することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実施することができ、それは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を用いて無線インターフェース115/116/117を確立することができる。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(例えば、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、暫定基準2000(IS−2000)、暫定基準95(IS−95)、暫定基準856(IS−856)、グローバルシステムフォーモバイル通信(GSM(登録商標):Global System for Mobile communications)、GSMエボリューション拡張データレート(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実施することができる。
図1Aにおける基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeNodeB、またはアクセスポイントとすることができ、また職場、家庭、車両、キャンパスなど、局所化されたエリアでの無線接続性を容易にするために任意の適切なRATを利用することができる。いくつかの実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するために、IEEE802.11などの無線技術を実施することができる。他の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するために、IEEE802.15などの無線技術を実施することができる。さらに他の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するために、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。図1Aで示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスする必要はないはずである。
RAN103/104/105は、コアネットワーク106/107/109と通信することができ、それは、WTRU102a、102b、102c、102dの1または複数のものに、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスを提供するように構成された任意のタイプのネットワークとすることができる。例えば、コアネットワーク106/107/109は、呼制御、課金サービス、モバイル位置ベースのサービス、プリペイド電話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供し、かつ/またはユーザ認証などの高レベルのセキュリティ機能を実施することができる。図1Aで示されていないが、RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同じRATを使用する、または異なるRATを使用する他のRANと、直接または間接的に通信できることが理解されよう。例えば、E−UTRA無線技術を利用することのできるRAN103/104/105に接続されるのに加えて、コアネットワーク106/107/109はまた、GSM無線技術を使用する他のRAN(図示せず)と通信することもできる。
コアネットワーク106/107/109はまた、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするために、WTRU102a、102b、102c、102dに対するゲートウェイとして働くことができる。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコル群における伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスの大域システムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダにより所有される、かつ/または運用される有線もしくは無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105と同じRAT、または異なるRATを使用できる1または複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつか、またはすべては、多重モード機能を含むことができ、例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、様々な無線リンクを介して、様々な無線ネットワークと通信するための複数の送受信器を含むことができる。例えば、図1Aで示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を使用できる基地局114aと、かつIEEE802無線技術を使用できる基地局114bと通信するように構成されることができる。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bで示されるように、WTRU102は、プロセッサ118、送受信器120、送信/受信素子122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非取外し式メモリ130、取外し式メモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および他の周辺装置138を含むことができる。WTRU102は、実施形態との整合性を維持しながら、前述の要素の任意の下位の組合せを含むことができることを理解されよう。さらに実施形態は、基地局114aおよび114b、ならびに/またはこれだけに限らないが特に、送受信器局(BTS)、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームノードB、進化型ホームノードB(eNodeB)、ホーム進化型ノードB(HeNBもしくはHeNodeB)、ホーム進化型ノードBゲートウェイ、およびプロキシノードなど、基地局114aおよび114bが表すことのできるノードが、図1Bで示され、かつ本明細書で述べられる要素のいくつか、またはすべてを含むことが可能であることを企図している。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連付けられた1または複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態マシンなどとすることができる。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/またはWTRU102が無線環境で動作できるようにする任意の他の機能を実施することができる。プロセッサ118は、送信/受信素子122に結合されることのできる送受信器120に結合されることができる。図1Bは、プロセッサ118および送受信器120を別々の構成要素として示しているが、プロセッサ118および送受信器120は、電子パッケージまたはチップへと共に統合されることができることを理解されよう。
送信/受信素子122は、無線インターフェース115/116/117を介して、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成されることができる。例えば、いくつかの実施形態では、送信/受信素子122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。他の実施形態では、送信/受信素子122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された放射器/検出器とすることができる。さらに他の実施形態では、送信/受信素子122は、RF信号と光信号を共に送信および受信するように構成されることができる。送信/受信素子122は、無線信号の任意の組合せを送信および/または受信するように構成されることができることを理解されよう。
さらに、送信/受信素子122は、単一の素子として図1Bで示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信素子122を含むことができる。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を使用することができる。したがって、いくつかの実施形態では、WTRU102は、無線インターフェース115/116/117を介して無線信号を送信および受信するために、2つ以上の送信/受信素子122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
送受信器120は、送信/受信素子122によって送信される信号を変調し、かつ送信/受信素子122によって受信される信号を復調するように構成されることができる。上記で述べたように、WTRU102は、多重モード機能を有することができる。したがって、送受信器120は、例えば、UTRAおよびIEEE802.11などの複数のRATにより、WTRU102が通信できるようにするために、複数の送受信器を含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニット、または有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット)に結合されることができ、かつそれらからユーザ入力データを受け取ることができる。プロセッサ118はまた、ユーザデータを、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に出力することもできる。さらにプロセッサ118は、非取外し式メモリ130、および/または取外し式メモリ132など、任意のタイプの適切なメモリに、情報をアクセスし、かつデータを記憶することができる。非取外し式メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。取外し式メモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に位置していないメモリに情報をアクセスし、またデータを記憶することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、またWTRU102内の他の構成要素に電力を配布する、かつ/または制御するように構成されることができる。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の適切なデバイスとすることができる。例えば、電源134は、1または複数の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素電池(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118はまた、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成されることのできるGPSチップセット136に結合されることができる。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれに代えて、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)から無線インターフェース115/116/117を介して位置情報を受信する、かつ/または2つ以上の近傍の基地局から受信された信号のタイミングに基づき、その位置を決定することができる。WTRU102は、実施形態と整合性を維持しながら、任意の適切な位置決定実装形態によって位置情報を取得できることが理解されよう。
プロセッサ118は、他の周辺装置138にさらに結合されることができ、他の周辺装置138は、さらなる特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続性を提供する1または複数のソフトウェア、および/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺装置138は、加速度計、イーコンパス、衛星送受信器、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビジョン送受信器、手を使用しないヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタルミュージックプレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含むことができる。
図1Cは、実施形態によるRAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。上記で述べたように、RAN103は、WTRU102a、102b、102cと無線インターフェース115を介して通信するために、UTRA無線技術を使用することができる。RAN103はまた、コアネットワーク106と通信することができる。図1Cで示されるように、RAN103は、WTRU102a、102b、102cと無線インターフェース115を介して通信するために、1または複数の送受信器をそれぞれが含むことのできるノードB140a、140b、140cを含むことができる。ノードB140a、140b、140cは、それぞれ、RAN103内の特定のセル(図示せず)に関連付けられることができる。RAN103はまた、RNC142a、142bを含むことができる。RAN103は、実施形態と整合性を維持しながら、任意の数のノードBおよびRNCを含むことができることを理解されよう。
図1Cで示されるように、ノードB140a、140bは、RNC142aと通信することができる。さらに、ノードB140cは、RNC142bと通信することができる。ノードB140a、140b、140cは、Iubインターフェースを介して、各RNC142a、142bと通信することができる。RNC142a、142bは、Iurインターフェースを介して互いに通信することができる。RNC142a、142bのそれぞれは、それが接続される各ノードB140a、140b、140cを制御するように構成されることができる。さらに、RNC142a、142bのそれぞれは、外側ループ電力制御、ロード制御、アドミッション制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化など、他の機能を実行またはサポートするように構成されることができる。
図1Cで示されるコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW)144、モバイル交換センタ(MSC)146、サービングGPRSサポートノード(SGSN)148、および/またはゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)150を含むことができる。前述の要素のそれぞれが、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のいずれのものも、コアネットワーク通信事業者以外のエンティティにより所有され、かつ/または運用されることができることを理解されよう。
RAN103におけるRNC142aは、IuCSインターフェースを介してコアネットワーク106のMSC146に接続されることができる。MSC146は、MGW144に接続されることができる。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cに、PSTN108などの回線交換網へのアクセスを提供することができる。
RAN103におけるRNC142aはまた、IuPSインターフェースを介してコアネットワーク106のSGSN148に接続されることができる。SGSN148は、GGSN150に接続されることができる。SGSN148およびGGSN150は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cに、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスを提供することができる。
上記で述べたように、コアネットワーク106はまた、他のサービスプロバイダにより所有され、かつ/または運用される他の有線または無線ネットワークを含むことのできるネットワーク112に接続されることができる。
図1Dは、実施形態によるRAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。上記で述べたように、RAN104は、無線インターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために、E−UTRA無線技術を使用することができる。RAN104はまた、コアネットワーク107と通信することができる。
RAN104は、eNodeB160a、160b、160cを含むことができるが、RAN104は、実施形態との整合性を維持しながら、任意の数のeNodeBを含むことができることを理解されよう。eNodeB160a、160b、160cはそれぞれ、無線インターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1または複数の送受信器を含むことができる。いくつかの実施形態では、eNodeB160a、160b、160cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、eNodeB160aは、例えば、WTRU102aに無線信号を送信し、かつそこから無線信号を受信するために、複数のアンテナを使用することができる。
eNodeB160a、160b、160cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けられることができ、また無線資源管理決定、ハンドオーバ決定、アップリンク(UL)および/またはダウンリンク(DL)におけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成されることができる。図1Dで示されるように、eNodeB160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信することができる。
図1Dで示されるコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME)162、サービングゲートウェイ164、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ166を含むことができる。前述の要素のそれぞれが、コアネットワーク107の一部として示されているが、これらの要素のいずれのものも、コアネットワーク通信事業者以外のエンティティにより所有され、かつ/または運用されることができることを理解されよう。
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNodeB160a、160b、160cのそれぞれに接続されることができ、制御ノードとして働くことができる。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザ認証、ベアラの活動化/非活動化、WTRU102a、102b、102cの初期のアタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを扱うことができる。MME162はまた、RAN104と、GSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を使用する他のRAN(図示せず)との間を切り換えるための制御プレーン機能を提供することができる。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNodeB160a、160b、160cのそれぞれに接続されることができる。サービングゲートウェイ164は、概して、WTRU102a、102b、102cとの間で、ユーザデータパケットを経路指定し、転送することができる。サービングゲートウェイ164はまた、eNodeB間のハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能であるときページングをトリガすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理しかつ記憶することなど、他の機能を実施することもできる。
サービングゲートウェイ164はまた、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110など、パケット交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することのできるPDNゲートウェイ166に接続されることができる。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108など、回線交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108との間のインターフェースとして働くIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含む、またはそれと通信することができる。さらに、コアネットワーク107は、他のサービスプロバイダにより所有され、かつ/または運用される他の有線または無線ネットワークを含むことのできるネットワーク112へのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Eは、実施形態によるRAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、無線インターフェース117を介して、WTRU102a、102b、102cと通信するために、IEEE802.16無線技術を使用するアクセスサービスネットワーク(ASN)とすることができる。以下でさらに論じられるように、WTRU102a、102b、102c、RAN105、およびコアネットワーク109の様々な機能エンティティ間の通信リンクは、参照点として定義されることができる。
図1Eで示されるように、RAN105は、基地局180a、180b、180c、およびASNゲートウェイ182を含むことができるが、RAN105は、実施形態との整合性を維持しながら、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含むことができることが理解されよう。基地局180a、180b、180cは、それぞれ、RAN105における特定のセル(図示せず)に関連付けられることができ、また無線インターフェース117を介して、WTRU102a、102b、102cと通信するための1または複数の送受信器を含むことができる。いくつかの実施形態では、基地局180a、180b、180cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、基地局180aは、例えば、WTRU102aに無線信号を送信し、かつそこから無線信号を受信するために、複数のアンテナを使用することができる。基地局180a、180b、180cはまた、ハンドオフのトリガリング、トンネル確立、無線資源管理、トラフィック分類、サービス品質(QoS)ポリシーの実施など、モビリティ管理機能を提供することができる。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約点として働くことができ、またページング、加入者プロファイルのキャッシュ、コアネットワーク109への経路指定などを扱うことができる。
WTRU102a、102b、102cと、RAN105の間の無線インターフェース117は、IEEE802.16仕様を実施するR1参照点として定義されることができる。さらに、WTRU102a、102b、102cのそれぞれは、コアネットワーク109と論理的なインターフェース(図示せず)を確立することができる。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク109との間の論理的なインターフェースは、R2参照点として定義されることができ、それは、認証、許可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理に使用されることができる。
基地局180a、180b、180cのそれぞれの間の通信リンクは、基地局間で、WTRUハンドオーバおよびデータの転送を容易にするためのプロトコルを含むR8参照点として定義されることができる。基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182との間の通信リンクは、R6参照点として定義されることができる。R6参照点は、WTRU102a、102b、102cのそれぞれに関連付けられたモビリティイベントに基づき、モビリティ管理を容易にするためのプロトコルを含むことができる。
図1Eで示されるように、RAN105は、コアネットワーク109に接続されることができる。RAN105とコアネットワーク109との間の通信リンクは、例えば、データ転送およびモビリティ管理機能を容易にするためのプロトコルを含むR3参照点として定義されることができる。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)184、認証、許可、アカウンティング(AAA)サーバ186、およびゲートウェイ188を含むことができる。前述の要素のそれぞれが、コアネットワーク109の一部として示されているが、これらの要素のいずれのものも、コアネットワーク通信事業者以外のエンティティにより所有され、かつ/または運用されることができることを理解されよう。
MIP−HAは、IPアドレス管理を扱い、様々なASNおよび/または様々なコアネットワーク間で、WTRU102a、102b、102cがローミングできるようにする。MIP−HA184は、WTRU102a、102b、102cに、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスを提供することができる。AAAサーバ186は、ユーザ認証およびユーザサービスのサポートを扱うことができる。ゲートウェイ188は、他のネットワークとの協調動作を容易にすることができる。例えば、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cと、従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108など、回線交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。さらに、ゲートウェイ188は、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または運用される他の有線または無線ネットワークを含むことのできるネットワーク112へのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Eには示されていないが、RAN105は、他のASNに接続されることができ、またコアネットワーク109は、他のコアネットワークに接続されることができることを理解されよう。RAN105と他のASNの間の通信リンクは、RAN105と他のASNの間でWTRU102a、102b、102cのモビリティを協調させるためのプロトコルを含むことのできるR4参照点として定義されることができる。コアネットワーク109と他のコアネットワークとの間の通信リンクは、R5参照として定義されることができ、それは、ホームコアネットワークと在圏するコアネットワークとの間の協調動作を容易にするためのプロトコルを含むことができる。
近接サービス(ProSe)デバイスの間で、位置および他の状況情報の交換を可能にするためのシステム、方法、および手段が開示される。例えば、ProSe機能は、WTRU間で近接サービス(例えば、発見、アソシエーション、データ転送、セッション管理など)を容易にする、サーバなど、ネットワーク内のエンティティとすることができる。ProSe機能は、独立したネットワークデバイスとすることができ、かつ/またはコアネットワークノード内に共に配置されることができる。ProSe機能は、コアネットワーク内に位置することができ、かつ/またはコアネットワークの外部に存在することができる。コアネットワーク内のネットワークエンティティは、地上波公共移動通信ネットワーク(PLMN)ノードまたはデバイスと呼ぶことができる。ProSe機能は、PLMNノードまたはデバイスに位置することができる。
ProSe機能は、SLPからProSe WTRUの位置データを取得し、それをProSe発見手順またはEPCレベルのProSe発見手順を介して、監視WTRUに提供することができる。ProSe機能は、ProSe WTRUからProSe WTRUの位置データを取得し、それを、ProSe発見手順により監視WTRUに提供することができる。ProSe WTRUは、発見メッセージで、その位置および/他の状況情報を同報通信することができる。ProSe機能は、同報通信する前に暗号化を行うように、位置および/または他の状況情報を暗号化することができる。ProSe WTRUは、その位置および/または他の状況情報を、ユーザプレーンを介して他のProSe WTRUもしくはProSeグループに送ることができる。ProSe機能は、WTRUが、情報(例えば、位置情報)を開示および/または処理することが許容されるかどうかを検証することができ、また例えば、情報が開示される前になど、情報を開示すべきかどうか、かつ/または情報を処理すべきかどうかをWTRUに示すことができる。
図2は、近接サービス(ProSe)に対するシステムアーキテクチャ200の例の図である。いくつかの参照点が、図2で示されたシステムにおいて示されている。
PC1参照点は、WTRU206、208におけるProSeアプリケーション202、204と、ProSeアプリケーションサーバ210との間に存在することができる。PC1参照点は、例えば、アプリケーションレベルのシグナリング要件を定義するために使用されることができる。例えば、アプリケーション層シグナリングが、PC1参照点において、ProSeメッセージを交換するために使用されることができる。
PC2参照点は、ProSeアプリケーションサーバ210と、ProSe機能214との間に存在することができる。PC2参照点は、例えば、EPCレベルのProSe発見のために、ProSe機能214を介して3GPP EPSにより提供されるProSeアプリケーションサーバ210とProSe機能との間の対話(例えば、名前変換)を定義するために使用されることができる。
PC3参照点は、WTRU206とProSe機能214との間に、かつ/またはWTRU208とProSe機能214との間に存在することができる。PC3参照点は、(例えば、「IPを介する」参照点として)移送のためにEPCユーザプレーンを使用することができる。PC3参照点は、ProSe直接発見およびEPCレベルのProSe発見要求を許可するために使用されることができる。PC3参照点は、ProSe直接発見に使用されるProSeアプリケーション識別に対応するProSeアプリケーションコードの割振りを実施するために使用されることができる。PC3参照点は、ProSe直接発見のために(例えば、公衆安全および非公衆安全のために)、およびWTRU206、208とProSe機能214との間の通信のために(例えば、公衆安全だけのために)、地上波公共移動通信ネットワーク(PLMN)ごとに許可ポリシーを定義するために使用されることができる。
PC4a参照点は、ホーム加入者サーバ(HSS)218とProSe機能214との間に存在することができる。PC4a参照点は、例えば、PLMNごとのベースで、ProSe直接発見およびProSe直接通信へのアクセスを許可するように、サブスクリプション情報を提供するために使用されることができる。PC4a参照点はまた、EPCレベルのProSe発見に関連する加入者データを取得するために、ProSe機能214(例えば、EPCレベルのProSe発見機能)により使用されることもできる。
PC4b参照点は、SUPL位置プラットフォーム(SLP)220と、ProSe機能との間に存在することができる。PC4b参照点は、例えば、SLPに照会するLCSクライアントの役割で、ProSe機能(例えば、EPCレベルのProSe発見機能)により使用されることができる。
PC5参照点は、WTRU間(例えば、WTRU206とWTRU208の間)に存在することができる。PC5参照点は、ProSe直接発見、ProSe直接通信、および/またはProSe WTRUからネットワークへの中継を行うための制御プレーンおよびユーザプレーンで使用されることができる。
PC6参照点は、例えば、WTRUがローミングしていないとき、例えば、ホームPLMN(HPLMN)におけるProSe機能と、他のPLMNにおけるProSe機能との間など、異なるPLMNにおけるProSe機能の間に存在することができる。PC6参照点は、ProSe直接発見要求を許可するために使用されることができる。PC6参照点は、HPLMNからのProSeアプリケーション識別コード、およびProSeアプリケーション識別名の割振りを実施するために使用されることができる。PC6参照点は、ProSeサービス許可のHPLMN制御のために使用されることができる。
PC7参照点は、例えば、HPLMNにおけるProSe機能と、VPLMNにおけるProSe機能、または例えば、WTRUがローミングしているときの他のPLMNにおけるProSe機能との間など、異なるPLMNにおけるProSe機能間に存在することができる。PC7参照点は、ProSe直接発見要求を許可するために使用されることができる。PC7参照点は、HPLMNからのProSeアプリケーション識別コード、およびProSeアプリケーション識別名の割振りを実施するために使用されることができる。PC7参照点は、ProSeサービス許可のHPLMN制御を行うために使用されることができる。
S6a参照点は、第1のPLMNにおけるHSS218と、例えば、第2のPLMNにおけるMME222との間に存在することができる。S6a参照点は、E−UTRANアタッチ手順中に、ProSeに関連するサブスクリプション情報をMME222にダウンロードする、またはHSS218におけるサブスクリプション情報が変化していることをMME222に通知するために使用されることができる。
S1またはS1−MME参照点は、MME222とE−UTRAN226との間に存在することができる。S1またはS1−MME参照点は、WTRUがProSe直接発見を使用することが許可されているというインジケーションをeNBに提供するために使用されることができる。
ProSe機能は、ProSeに必要なネットワーク関連アクションを行うために使用されることのできる論理的な機能とすることができる。ProSe機能は、ProSeの各特徴に対して、異なる役割を行うことができる。ProSe機能は、例えば、ProSe特徴に基づいて、異なる役割を実施できる下位の機能を含むことができる。
直接供給機能(DPF:Direct Provisioning Function)は、ProSe直接発見およびProSe直接通信を使用するように、WTRUにパラメータを供給するために使用されることができる。DPFは、PLMN特有のパラメータをWTRUに供給するために使用されることができ、それは、供給されたWTRUが特定のPLMNにおいてProSeを使用できるようにする。DPFはまた、WTRUが、例えば、公衆安全のために使用される直接通信に対して、E−UTRNによりサービスされない場合、WTRUにパラメータを供給するために使用されることもできる。
直接発見名前管理機能(DDNMF)は、例えば、ProSe直接発見で使用されるProSeアプリケーションID、およびProSeアプリケーションコードのマッピングを割り振り、かつ処理するために、オープンなProSe直接発見に使用されることができる。DDNMFは、各発見要求を許可するために、HSSに記憶されたProSe関連の加入者データを使用することができる。DDNMFはまた、例えば、無線を介して送信される発見メッセージを保護するために、WTRUにセキュリティ材料を提供することもできる。
ProSe機能は、例えば、EPCを介するProSeに対して、ProSe直接発見に対して、かつProSe直接通信に対してなど、ProSeの使用量に対する課金機能を提供することができる。
ProSe対応WTRUは、様々な発見モデル下で直接発見手順に従事することができる。発見モデルの例(例えば、モデルA)において、発見は、例えば、「私はここにいます」と表すことができ、例えば、ProSe対応WTRUは、その存在を他のデバイスにアナウンスすることができる。ProSe直接発見に参加するProSe対応WTRUに対して役割が定義されることができる。第1の参加するWTRUは、アナウンスWTRUの役割を有することができる。アナウンスWTRUは、一定の情報をアナウンスすることができ、それは、アナウンスWTRUの近傍のWTRUにより使用されることができる。情報を使用することは、発見することが許容されているWTRUに限定されることができる。第2の参加するWTRUは、監視WTRUとしての役割を有することができる。監視WTRUは、例えば、1または複数のアナウンスWTRUの近傍で関心のある一定の情報を監視することができる。
アナウンスWTRUは、事前定義の発見間隔で、発見メッセージを同報通信することができる。このような同報通信された発見メッセージに関心を有する可能性のある監視WTRUは、それらを受信し、読み、かつ処理することができる。
アナウンスWTRUが、発見メッセージで、そのProSeアプリケーション識別、またはProSe WTRU識別など、それ自体に関する情報を同報通信することができる場合、モデルAは、「私はここにいます」と類似したもの、または同等のものと称されることができる。
発見モデルにおける他の例(例えば、モデルB)では、発見は、例えば、「そこにいるのは誰ですか」、または「そこにいるのはあなたですか」と表されることができる。ProSe直接発見に参加しているProSe対応WTRUに対して、役割が定義されることができる。第1の参加するWTRUは、発見者WTRUとしての役割を有することができる。発見者WTRUは、発見することに関心のあるものに関する一定の情報を含むことのできる要求など、一定の情報を送信することができる。第2の参加するWTRUは、被発見者WTRUとしての役割を有することができる。被発見者WTRUは、要求メッセージを受信することができ、また例えば、発見者WTRUの要求に関連する情報で応ずることができる。
図3は、WTRUによる直接発見実施形態(例えば、モデルA)に対する対話の例を示す対話図である。対話は、例えば、WTRU、ProSe機能、および他のProSe機能(複数可)の間で行うことができる。
302で、WTRUは、例えば、OMA DM手順により、例えば、ProSe機能から、特定のPLMN上でアナウンスする、または特定のPLMNにおいて監視するための許可を取得することができる。304で、アナウンスすることが許可されたアナウンスWTRUは、例えば、PC3参照点を介して、発見アナウンス要求をProSe機能に送ることができる。発見アナウンス要求は、例えば、ProSeアプリケーションIDに基づき、WTRUがアドバタイズすることを望むことのできるサービスを含むことができる。
306で、もしWTRUが許可されたとき、ProSe機能は、WTRUがアナウンスするためのProSeアプリケーションコードを提供することができる。308で、特定のPLMNにおける他のWTRUからの発見アナウンスを監視することを試みている第2のWTRUは、例えば、PC3参照点を介して、発見監視要求をProSe機能に送ることができる。発見監視要求は、WTRUが、例えば、ProSeアプリケーションIDに基づき、発見もしくは監視することを望むサービスを含むことができる。310で、第2のWTRUは、監視を行うことがProSe機能により許可された場合、および/または許可されたとき、ProSe機能は、監視WTRUが探す、または監視を試みるために、ProSeアプリケーションコードを提供することができる。監視WTRUが、第1のWTRUにより送信された発見要求/アナウンスを成功裡に受信した場合、312で、マッチレポートが生成されることができる。位置情報は、発見アナウンスを同報通信したWTRUに関する位置情報に対応することができる。
WTRUで開始されるProSe発見方法ではなく、またはそれに加えて、コアネットワーク(例えば、EPC、および/またはEPC内の1または複数のノード)が発見を開始することができる。例えば、EPCベースの発見は、ProSe WTRUの位置を追跡するために、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)を利用することができ、また複数のProSe WTRUが互いに近接している場合、1または複数のWTRUに送られる警告をトリガすることができる。図4は、EPCレベルのProSe発見の例の流れ図である。EPCは、WLAN直接発見および通信をサポートすることができる。対話は、例えば、WTRU A、WTRU B、SUPLロケーションプラットフォーム(SLP)A、SLP B、ProSe機能A、ProSe機能B、および/またはアプリケーションサーバの間で行うことができる。402および404で、例えば、1または複数のWTRU(例えば、各WTRU)は、そのそれぞれのホームPLMN(HPLMN)に常駐するProSe機能に、ProSeのためのWTRU登録を実施することができる。406および408で、例えば、1または複数のWTRU(例えば、各WTRU)は、そのそれぞれのホームPLMNに常駐するProSe機能に、ProSeのためのアプリケーション登録を実施することができる。
410で、WTRU Aは、WTRU Bに対する近接要求を行うことができる。例えば、WTRU Aは、WTRU Bとの近接が警告されているという要求が行われることができる。要求は、その期間中、要求が有効である時間ウィンドウを示すことができる。ProSe機能Aは、WTRU AおよびWTRU Bに対して位置更新を要求することにより、要求に応ずることができる。位置更新は、周期的に、トリガに基づき、それらの組合せでなどとすることができる。ProSe機能Aは、SUPLロケーションプラットフォーム(SLP)Aにコンタクトし、例えば、WTRU Aに対する位置更新を要求することができる。ProSe機能Aは、ProSe機能Bにコンタクトし、例えば、WTRU Bに対する位置更新を要求することができる。ProSe機能Bは、SLP Bから、WTRU Bに対する位置更新を要求することにより応ずることができる。
412および414で、WTRU AおよびWTRU Bの位置は、例えば、間欠的に、それらの各ProSe機能に報告されることができる。ProSe機能Bは、例えば、ProSe機能Aにより設定された条件に基づいて、WTRU Bの位置更新を、ProSe機能Aに転送することができる。ProSe機能Aは、例えば、ProSe機能Aが、WTRU Aおよび/またはWTRU Bに対する位置更新を受信した場合は常に、WTRU AおよびはWTRU Bの位置に対して近接解析を実施することができる。
416で、ProSe機能Aは、例えば、ProSe機能Aが、WTRUの近接していることを検出したとき、WTRU Bが近傍にいることをWTRU Aに通知することができる。任意選択で、ProSe機能Aは、WLAN直接発見、およびWTRU Bとの通信に関する支援情報をWTRU Aに提供することができる。ProSe機能Aはまた、ProSe機能Bに、検出された近接を通知することができる。ProSe機能Bは、次いで、WTRU Bに、検出された近接を通知することができる。任意選択で、ProSe機能Bは、WTRU Bに、WLAN直接発見、およびWTRU Aとの通信に関する支援情報を提供することができる。
LTEは、制御プレーンおよびユーザプレーンロケーションサービス(LCS)をサポートすることができる。UプレーンLCS技法は、ユーザプレーン技術に基づくことができ、それは、その基礎となるネットワークタイプとは独立であってもよい。SUPL(セキュアユーザプレーンロケーション)は、セキュアなユーザプレーンIPトンネルに基づく、無線ネットワークを介して位置決めするためのUプレーンロケーション技術とすることができる。SUPLは、SUPLロケーションプラットフォーム(SLP)と、SUPL対応端末(SET)との間のインターフェースを介して動作するアプリケーション層プロトコルとすることができる。
SLPは、SUPLロケーションセンタ(SLC)、およびSULP位置決めセンタ(SPC)などの機能的なエンティティを備えることができる。SLCは、ロケーションサービスを提供するために、協調および管理機能を扱うことができる。SPCは、位置決め機能を扱うことができる。SLCおよびSPCは、LCSに対するCプレーン技法におけるGMLCおよびE−SMLCとアーキテクチャ的に類似のものとすることができる。
図5は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)アーキテクチャ500の例のブロック図である。SUPLは、MLP(モバイルロケーションプロトコル)、RLP(ローミングロケーションプロトコル)、およびULP(ユーザプレーンプロトコル)をサポートすることができる。MLPは、例えば、SLPとSUPLエージェントとの間、または2つのSLPの間など、要素間で、LBSデータの交換に使用されることができる。ULPは、SLPとSETとの間でLBSデータの交換に使用されることができる。
図6は、発見メッセージにおける位置情報交換の例である。発見に参加するWTRUは、PC5参照点を介して通信されることのできる発見メッセージ604で、位置情報602を交換することができる。アナウンスWTRUは、例えば、既存の位置ソース、例えば、GPSなどに基づいて、その位置を決定することができる。例えば、モデルAを使用するときなどのアナウンスWTRU、および/または、例えば、モデルBを用いるときなどの被発見者WTRUは、発見メッセージの一部として、位置情報を提供することができる。位置情報は、例えば、直接発見手順中に、かつ/またはその後に続いて、特別な、または指定されたメッセージタイプで提供されることができる。ProSe範囲は、例えば、500メートルとすることができる。例えば、500メートル範囲のProSe発見に参加しているWTRUが、位置座標のより上位のビットをすでに有していると仮定すると、位置は、例えば、サブセットで、例えば、位置座標の最下位ビットのわずかな数で、提供されることができる。位置ビットのフォーマットはよく知られている。
発見メッセージを受信し、かつ復号することが許可されることのできる、例えば、モデルAを用いるときの監視WTRU、および/または例えば、モデルBを用いるときの発見者WTRUは、例えば、メッセージにおける最下位ビットを復号することにより、アナウンスWTRUもしくは被発見者WTRUの位置を決定することができる。アプリケーション使用に適した完全な位置情報は、例えば、それ自体の位置の最上位ビットを用いてコンパイルされることができる。監視する/発見者WTRUは、2つのWTRUの間の近接を推定することができる。
図7は、マッチレポートにおいて位置情報を提供する例の対話図である。例では、位置情報が、マッチレポート手順の一部として提供されることができる。マッチレポートは、EPC発見手順をトリガすることができる。WTRU(例えば、マッチレポートを送ったWTRU)は、ProSe機能からのマッチ応答において、ピアWTRUの位置を受信することができる。
702で、監視WTRUは、マッチレポートを送ることができ、またアナウンスWTRUとの間で、距離および/または方向を決定するように要求することができる。メッセージは、「要求された位置」インジケーションを含むことができる。704で、ProSe機能706は、アナウンスWTRUの発見を許可することができる。ProSe機能706は、例えば、位置情報を求める要求が許可されたとき、アナウンスWTRUに関連付けられた位置情報を取得するために、EPCレベル発見手順を使用することができる。708で、許可要求が、ProSeアプリケーションサーバ710に送られることができる。ProSeアプリケーションサーバ710は、712で、許可応答で応ずることができる。ProSe機能706は、714で、例えば、マッチレポート肯定応答において、ProSeアプリケーションID、およびアナウンスWTRUの位置を監視WTRUに送ることができる。監視WTRUは、それ自体の位置を知ることができ、アナウンスWTRUに対する監視WTRUの近接を推定することができる。716で、ProSe機能706は、他のProSe機能718にマッチレポート情報を送ることができる。
公衆安全アプリケーションを含むProSeアプリケーションでは、ProSeユーザ間で、またはProSeグループにおけるユーザの中で、位置および他の状況情報の直接交換、および/または迅速な交換を行うことが望ましい可能性がある。通達範囲外のProSe WTRUに対しては、ネットワークを介する位置データの交換が可能ではない可能性がある。さらに、E−UTRANに対する位置サービス(LCS)アーキテクチャは、Cプレーン技法であるか、Uプレーン技法であるかにかかわらず、WTRU間で位置情報を交換するには、適切ではない可能性がある。
位置情報は、ユーザのプライバシに影響を与えるおそれがある。WTRUは、例えば、アプリケーションにおけるユーザ設定に従って、位置情報を受信することが許可されたピアに対して、その位置情報を提供することができる。1または複数の手順は、位置情報を共用するという点でユーザのプリファレンスを実施することができる。例として、ユーザは、位置情報の通信を制限できる、または制限できないWTRUアプリケーションにおける1または複数のプライバシ設定を選択することによって、プライバシプリファレンスを示すことができる。ユーザは、ピアユーザのサブセット(例えば、家族の一員)に限って、ユーザの位置情報を取得できるようにすることを、アプリケーションクライアントとの対話を介して示すことができる。1または複数のプライバシ手順を有するWTRUは、プライバシ設定に従って、ユーザの指定されたサブセットに位置情報を制限することにより、プライバシ設定を実施することができる。他のユーザは、位置情報へのアクセスは拒否されることができる。
マッチレポートを送る監視WTRUは、そのピアの位置情報を受信することができる。ピア(例えば、アナウンスWTRU)は、ピアを発見したWTRUの位置情報を知ることはできない。アナウンスWTRUは、アナウンスWTRUを発見する監視WTRUの位置情報が提供されることができる。
位置情報は、様々な技法により計算されることができる。一方法は、受信側が正確な位置情報を知ることができるようにする地理的な座標をWTRUが提供できる、非常に正確な方法とすることもできる。受信側は、それ自体の位置座標で応ずることができる。受信側は、例えば、正確な座標を開示することに代えて、受信側が、アナウンスWTRUからどの位遠くにいるかの推定を開示することができる。例えば、プライバシを保護するために、推定値および/または相対距離に対して、計算技法が適用されることができる。例えば、ゲームアプリケーションでは、ゲーム中に、正確な位置ではなく、推定された、かつ/または相対距離が開示されることができる。
ProSeユーザ間で、またはProSeグループにおけるユーザの中で、位置および他の状況情報を高速で、軽量な交換を可能にする技法が開示されることができる。
位置情報は、LCSデータおよびインターフェースが利用可能な場合など、ProSe機能を介して交換されることができる。ProSe機能は、例えば、SLPに位置データを要求するために、ユーザプレーンベースの位置サービスを利用することができる。これは、例えば、EPCレベルのProSe発見に対して実施されることができる。1または複数のProSe機能により取得された位置データは、発見手順の一部として、ProSeユーザの間で、またはProSeユーザのグループの中で、さらに交換されることができる。
位置情報は、例えば、モデルAおよびモデルB直接発見において交換されることができる。アナウンスWTRUは、例えば、そのホームProSe機能(例えば、そのHPLMNのProSe機能)に対して、その位置データを快く監視WTRUに明らかにすることを発見要求メッセージで示すことができる。
監視WTRUに対する位置データを共用できるというWTRUによるインジケーションは、例えば、WTRUの事前構成、ユーザのプリファレンス設定、および/またはWTRUにこの情報を提供するアプリケーションサーバとの対話に基づくことができる。ホームProSe機能はまた、例えば、許可手順中になど、アナウンスWTRUの位置データは、HSSにおけるWTRUのプロファイルから公表可能であることを知ることができる。
例えば、発見要求が、制限された発見用のものであることを示す場合、位置は、アナウンスWTRUを発見することが許容されるWTRUまたはグループのうちの選択されたリストなど、選択されたWTRUまたはグループに開示されることができる。
WTRUはまた、位置開示を可能にするインジケーションを取り消すことができ、それは、参加するWTRUによる位置情報へのアクセスを取り消すことができる。WTRUは、例えば、その位置が開示されるのを許可しないことを示す発見要求により、認可を取り消すことができる。
ホームProSe機能は、例えば、アナウンスWTRUの位置データが、他の監視WTRUに開示されることが可能であるというインジケーションが存在する場合、アナウンスWTRUのサービングSLPに対して位置要求を開始し、かつWTRUの位置データを取得することができる。ホームProSe機能は、アナウンスWTRUの位置データを、WTRUコンテキストに記憶することができる。ホームProSe機能は、例えば、SLPからの最新の位置データの周期的な取得に基づき、周期的にその記憶されたデータを更新することができ、またその記憶されたデータを更新することができる。
監視WTRUは、発見要求メッセージで、1または複数のWTRUに関する位置データを知る、または監視することを望むことをそのホームProSe機能に示すことができる。監視WTRUは、マッチレポートメッセージで、例えば、検出したWTRUの位置データを望むことを、そのホームProSe機能に示すことができる。ホームProSe機能は、アナウンスWTRUのコンテキストから最新の位置データを取得し、それを、例えば、監視WTRUからマッチレポートを受信したことに応答して、マッチレポート肯定応答(ACK)メッセージで監視WTRUに返すことができる。
図8Aおよび図8Bは、サービスロケーションプロトコル(SLP)から利用可能な発見および位置データの位置データ交換中における対話の例の対話図である。対話は、例えば、アナウンスWTRU、ProSe機能、HSS、SLP、および監視WTRUの間で行うことができる。
802で、アナウンスWTRUは、発見要求をProSe機能に送ることができる。発見要求は、ProSeアプリケーション識別子、WTRU識別子、アナウンスコマンド、アプリケーション識別子、および/またはアナウンスWTRUが位置情報を開示できるというインジケーションを含むことができる。804で、ProSe機能とHSSとの間で、発見許可が通信されることができる。806で、ProSe機能は、発見応答をアナウンスWTRUに送ることができる。発見応答は、ProSeアプリケーションコード、および/または有効性タイマを含むことができる。808、810、812、および814で、SLPから位置データを取得するための手順が実施されることができる。これらの手順は、例えば、アナウンスWTRUの発見要求により、監視WTRUのマッチレポートが受信された後、および/または様々な他のイベントの後に、トリガされることができる。
例えば、アナウンスWTRUおよび監視WTRUが、同じホームProSe機能によりサービスされない場合、ProSe機能間手順が、位置データを取得するために使用されることができる。例えば、マッチレポートの受信に応答して、820で、監視WTRUのホームProSe機能は、マッチレポートを、アナウンスWTRUのホームProSe機能に転送することができる。監視WTRUのホームProSe機能は、メッセージで、アナウンスWTRUの位置データが要求されていることを示すことができる。アナウンスWTRUのホームProSe機能は、例えば、要求が許可された場合、監視WTRUのホームProSe機能に位置データを返すことができる。822で、監視WTRUのホームProSe機能は、マッチレポート肯定応答(ACK)メッセージで、位置データを監視WTRUに転送することができる。
図9は、アナウンスWTRUおよび監視WTRUが、異なるホームProSe機能によりサービスされることができる場合、位置データ交換発見中における対話の例を示す対話図である。対話は、例えば、アナウンスWTRU A、WTRU AのProSe機能、監視WTRU B、およびWTRU BのProSe機能の間で行うことができる。
アナウンスWTRUのProSe機能は、例えば、快くその位置を開示することを示すアナウンスWTRUからの発見要求メッセージを受信した後、ProSeユーザ間で位置データを交換するためのサポートを欠いている、またはSLPから位置データを取得するためのサポートを欠いていることを、発見応答メッセージで示すことができる。しかし、発見プロセスは継続することができる。
監視WTRUのProSe機能は、例えば、912で、アナウンスWTRUの位置データが要求される発見要求メッセージまたはマッチレポートメッセージを受信した後、910で、発見応答メッセージまたはマッチレポート肯定応答(ACK)メッセージで、ProSeユーザ間の位置データ交換のためのサポートを欠いていることを示すことができる。しかし、発見プロセスは継続することができる。
ProSe機能は、例えば、ProSe機能が位置交換機能をサポートするが、位置データは利用可能ではないとき、914で、マッチレポート肯定応答(ACK)メッセージで、位置データが利用できないことを監視WTRUに示すことができる。
位置情報は、EPCレベル発見に対して交換されることができる。ProSe対応WTRUは、その位置が、例えば、他のProSe WTRUに開示されることができることを、ProSe登録要求メッセージで示すことができる。位置情報が開示可能であるというインジケーションは、例えば、WTRU事前構成またはユーザプリファレンス設定に基づくことができる。ホームProSe機能はまた、WTRUの位置データは、例えば、許可手順の一部として、HSSにおけるWTRUプロファイルから公表できることを知ることができる。
WTRUはまた、位置開示もしくは報告を可能にするインジケーションもしくは許可を取り消すことができ、それは、参加するWTRUによる位置情報へのアクセスを取り消すことができる。WTRUは、例えば、ProSeにおけるそのプロファイルを更新することにより、位置報告を可能にするための許可を取り消すことができる。プロファイルは、例えば、その位置が開示されることを許可しないというインジケーションを備えたProSe登録要求により、更新されることができる。
図10は、位置開示インジケーションを用いるWTRU登録中の対話の例を示す対話図である。対話は、例えば、アナウンスWTRU A、WTRU AのProSe機能、および/またはHSSの間で行うことができる。
1002で、近接要求を開始するWTRU(例えば、WTRU A)は、例えば、WTRU Bなど、1または複数の他のWTRUの位置を要求するインジケーションを、近接要求メッセージに含むことができる。WTRU AのProSe機能は、WTRU BのProSe機能に転送される近接要求に、WTRU AおよびWTRU Bは、同じProSe機能によりサービスされないというインジケーションを含むことができる。1004で、WTRU BのProSe機能は、WTRU AがWTRU Bの位置情報にアクセスできるかどうかを決定することができる。1006で、そのように許可された場合、WTRU BのProSe機能は、例えば、WTRU AのProSe機能に送られる近接要求肯定応答(ACK)メッセージで、WTRU Bの位置が開示可能であることを示すことができる。WTRU BのProSe機能は、例えば、近接要求肯定応答(ACK)メッセージで、位置要求が拒否されたことを示すこともできる。しかし、発見手順は、位置要求が受け入れられるかどうかにかかわらず、継続することができる。
図11は、EPCレベル発見手順による位置情報交換中の対話の例を示す対話図である。対話は、例えば、アナウンスWTRU A、WTRU AのProSe機能、監視WTRU B、およびWTRU BのProSe機能の間で行うことができる。
WTRU AのProSe機能は、例えば、1104で、WTRU AのProSe機能が、WTRU BがWTRU Aの近傍にあることを検出したとき、1102で、近接警告メッセージに、WTRU Bの最新の位置情報を含むことができる。WTRU AのProSe機能は、WTRU Bの最新の位置情報をWTRU Aに送ることができる。WTRU AのProSe機能は、例えば、WTRU Aのコンテキストが、その位置が開示できることを示す場合、1106で、WTRU BのProSe機能に転送される近接警告メッセージに、WTRU Aの位置を含むことができる。WTRU BのProSe機能は、1108で、WTRU Aの位置情報をWTRU Bに転送することができる。
ProSe機能はまた、WTRU位置データを支援情報に含むこともでき、それを、ProSe機能は、例えば、WTRUがWiFiダイレクトリンクを介して位置データを交換できるとき、WiFiダイレクトリンク確立を支援するために、WiFiダイレク対応WTRUに送ることができる。
位置情報は、例えば、LCSデータおよびインターフェースが利用可能ではない可能性のあるとき、ProSe機能により交換されることができる。位置情報は、例えば、モデルAおよびモデルB発見に対して交換されることができる。
図12は、位置データが、全地球航法衛星システム(GNSS)対応WTRUから受信された場合の対話の例を示す対話図である。対話は、例えば、アナウンスWTRU A、WTRU AのProSe機能、およびHSSの間で行うことができる。
1202で、アナウンスWTRUまたは監視WTRUは、例えば、ProSe WTRUが、全地球航法衛星システム(GNSS)対応であり、かつそれらの位置データを快く開示する場合、それ自体の位置データを発見要求メッセージに含むことができる。WTRUは、このような発見要求メッセージをそのホームProSe機能に送ることができる。ProSe機能は、1206で、WTRUの位置データをそのコンテキストに記憶することができる。
例えば、アナウンスWTRUまたは監視WTRUからの発見要求が、1204で許可され、かつ受け入れられた後に、アナウンスWTRUは、そのProSe機能を用いて、その最新の位置情報を周期的に更新することができる。周期的な位置更新期間は、例えば、ユーザにより事前に構成される、または設定されることができる。ProSe機能はまた、1208で、発見応答メッセージにおいて更新期間を構成することもできる。ProSe機能は、1210で、最新の位置データを受信したときなど、1212で、WTRUのコンテキストに記憶された位置データを更新することができる。位置データのフォーマットは、例えば、「User Plane Location Protocol」、Draft Version 2.0、2008年3月28日、OMA−TS−ULP−V2_0、Open Mobile AllianceのSec.10.7で示されたものとすることができる。
監視WTRUのProSe機能は、アナウンスWTRUの位置データが開示されることが可能な場合など、例えば、アナウンスWTRUの最新の位置データを、マッチレポート肯定応答(ACK)メッセージに含むことができる。例えば、図8Aおよび図8Bに関して述べられたように、アナウンスWTRUの位置データのProSe機能間の交換が、例えば、アナウンスWTRUおよび監視WTRUが、同じホームProSe機能によりサービスされない場合に利用されることができる。
位置および他の状況情報は、PC5参照点を介して交換されることができる。例では、位置および状況情報は、発見により交換されることができる。アナウンスWTRUは、例えば、アナウンスWTRUがGNSS対応である場合、発見メッセージに直接その位置データを含み、それを、PC5無線インターフェースを介して同報通信することができる。アナウンスWTRUは、最新の位置データを発見メッセージに含むことができる。
メッセージにおける位置データは、例えば、定義された(例えば、非特許文献1参照)位置データの最小の組を含むことができる。例えば、メッセージは、「緯度」および「経度」情報を含むことができる。メッセージはまた、タイムスタンプを含むこともできる。様々なメッセージサイズが、位置情報を有する、また有しない発見メッセージに対して定義されることができる。メッセージに位置情報が存在することを示すために、例えば、1ビットインジケーションなどのインジケーションが、MACパケットヘッダに挿入されることができる。
図13は、位置情報が、発見メッセージで同報通信されたときの対話の例を示す対話図である。対話は、例えば、監視WTRU、アナウンスWTRU、ProSe機能、およびHSSの間で行うことができる。
位置情報と組み合わせて、または位置情報に対する代替形態として、これだけに限らないが、存在状況、および通達範囲状況(例えば、通達範囲内もしくは範囲外)など、他の状況情報が、本明細書で開示される様々な技法のうちの任意の1または複数のものにおいて、ProSeユーザ間で通信されることができる。発見メッセージヘッダは、発見メッセージで、どんな種類もしくはタイプの状況情報が存在するかを示す、例えば、様々な個々の、かつ/または組み合わされたタイプの状況および位置情報を示すことができる。
位置または状況情報は、例えば、平文で同報通信されることができる。例えば、いくつかのProSeアプリケーションにより同報通信された機密性のある位置または状況情報などの位置または状況情報は、例えば、暗号化された形態など、他の形態もしくはフォーマットで同報通信されることができる。例として、アナウンスWTRUは、1302で、その最新の位置または状況データを発見要求に含むことができる。1304で、ProSe機能は、発見応答で、暗号化された位置/状況データを返すことができる。アナウンスWTRUは、暗号化された位置または状況データを、PC5無線インターフェースを介して同報通信することができる。
監視WTRUは、1306で、暗号化された位置または状況情報を発見メッセージで受信することができ、かつ/または1308で、更新され暗号化された位置または状況情報を発見メッセージで受信することができる。監視WTRUは、暗号化されたデータをマッチレポートメッセージでProSe機能に転送することができる。ProSe機能は、データを解読し、かつそれを、例えば、マッチレポート肯定応答(ACK)メッセージで、監視WTRUに返すことができる。監視WTRUのProSe機能は、例えば、アナウンスWTRUおよび監視WTRUが、同じProSe機能によってサービスされない場合、暗号化されたデータを、解読のために、アナウンスWTRUのProSe機能に転送することができる。暗号化/解読アルゴリズムは、ProSe機能の機能もしくは実装とすることができる。
図14は、制限された発見手順の例を示す対話図である。監視/発見者WTRUは、例えば、監視/発見者WTRUが、PC5発見メッセージに存在することのできる目標とするアナウンス/被発見者WTRUの位置データを受信またはアクセスすることが可能かどうかを示すフラグを備える発見応答メッセージを受信することができる。フラグは、発見応答メッセージにおける発見フィルタの一部とすることができる。ProSe機能は、1402で、例えば、位置開示のためのアナウンスWTRUアプリケーションレベル認可設定に基づき、発見応答メッセージにフラグを設定することができる。制限された発見プロセスが実施されることができる。ProSe機能は、1404で、例えば、ProSeアプリケーションサーバを用いて、目標とする制限されたアプリケーションユーザIDの発見認可を検証することができる。1406で、ProSeアプリケーションサーバは、発見されることが可能な目標とする制限されたアプリケーションユーザに対する位置開示認可フラグを返すことができる。例えば、発見応答もしくは発見フィルタにおけるフラグが、目標とするWTRUの位置の読取りが許容されることを示す場合、PC5発見メッセージにおける位置データが取得され、ユーザに提示されることができる。PC5発見メッセージにおける位置データは、例えば、フラグが、目標とするWTRUの位置を読み取ることが許容されないことを示す場合、無視される、または廃棄されることができる。
位置および状況情報は、PC5ユーザプレーンを介して直接交換されることができる。位置および他の状況情報は、PC5ユーザプレーンを介して、ProSeユーザの間で、またはProSeグループの中で交換されることができる。例では、専用のProSeベアラ、および対応する論理チャネル(LC)が、位置および状況通信のためにWTRUで構成されることができる。例えば、位置および状況通信のために、デフォルトの論理チャネルIDが、LCに対して予約されることができる。
ProSeソースと宛先の対には、1つの(例えば、1つだけの)ProSeベアラが含まれることができる。WTRUは、例えば、WTRUが複数のProSeユーザまたはProSeグループと通信しているとき、各対内に、例えば、1つの、専用のProSeベアラを、位置および状況通信のために構成することができる。
専用のLCにより搬送される位置および状況データは、他のLCと多重化されることができる、または多重化されないこともある。MACヘッダにおける専用のLCIDは、パケットのどの部分が、位置または状況情報であるかを示すことができる。例えば、様々な個々の、および組み合わされた情報が、1または複数のパケットで提供されることができる場合、個々の位置および/または他の状況情報、またはそれらの組合せのどれが存在するかに関するインジケーションが、サブヘッダに提供されることができる。
図15は、多重化を使用しないパケットデータユニット(PDU)に対する媒体アクセス制御(MAC)ヘッダ1500のProSe状況の例である。図16は、多重化を使用するPDUに対するMACヘッダ1600のProSe状況の例である。ProSe状況PDUは、例えば、他のProSeデータと同じ方法で、暗号化されることができる。
位置情報に対するWTRU挙動は、構成またはアプリケーション層設定/要求に基づくことができる。WTRUは、PC5ユーザプレーンを介して、位置情報を周期的に同報通信することができる。WTRUは、一度に、ある時間期間にわたってなど、位置情報を同報通信することができる。
位置情報を、いつ、および/またはどのように発見メッセージで提供すべきかに関する決定を行うことができる。例えば、受信側が、位置情報を受信することが許可されていることを保証するために、例えば、位置情報を送る前に、検証を行うことができる。位置情報を、他のユーザまたはWTRU(例えば、WTRU2)と共用するための、ユーザまたはWTRU(例えば、WTRU1)からの許可が、例えば、WTRU(例えば、WTRU1)とアプリケーションサーバの間の対話により、またはWTRU(例えば、WTRU2)とProSe機能との対話により、アプリケーション層で設定され、かつ/または実施されることができる。
位置情報を交換することは、位置情報を送ること、かつ/または位置情報を受信することを含む、または示唆することができる。位置情報を交換することは、例えば、位置情報を送る前に、位置情報を1または複数回計算すること、位置情報を受信した後に位置情報を処理すること、および/または他の(例えば、計算された、または推定された)位置情報を送り出す前に位置情報を処理することを含む、または示唆することができる。位置情報は、例えば、座標、エリア、および/または他のエンティティに対する相対距離の形態の情報など、1または複数の形態もしくはタイプを有することができる。位置情報は、例えば、方向情報など、他の情報を含むことができる。
WTRUに対するHSSサブスクリプション情報は、WTRUが、発見の一部として、位置情報を交換可能であるかどうかを反映するように更新されることができる。情報は、WTRUごとに、各アプリケーションでWTRUごとに、各サービスでWTRUごとになどとすることができる。情報は、例えば、正確な情報、推定、相対距離など、位置情報のタイプを示すことができる。
WTRUは、位置情報を他のピアWTRUと共用すべきかどうかを示すプリファレンスをアプリケーション層で設定することができる。WTRUは、例えば、どのピアユーザが、その位置情報にアクセスできるか、かつ/またはどのユーザが、位置情報にアクセスできないかを、アプリケーション(クライアント)を介して示すことができる。WTRUは、例えば、SUPL、GPS、ユーザ入力位置情報などを用いて、位置情報を計算するために1または複数の技法を設定することができる。アプリケーションサーバは、位置情報を計算するために、どの技法が使用されるべきかに関して、WTRUおよび/またはWTRUにおけるアプリケーションクライアントに通知することができる。1または複数の技法(例えば、そのリスト)が知られており、または提供されることができ、また例えば、WTRUの能力に基づき、順序(例えば、昇順優先順位、降順優先順位)で指定されることができる。リストは、例えば、SUPL、GPS、または他のものを示すことができる。WTRUは、例えば、サポートされる場合はSUPLを選択し、SUPLがサポートされない場合はGPSを選択し、かつSUPLおよびGPSがサポートされない場合「他のもの」を選択することができる。WTRUは、例えば、正確な情報、推定、相対距離など、正確さのタイプもしくは程度を示すことができる。
WTRUは、例えば、WTRUが、発見要求をProSe機能に送るとき、位置情報が、PC5発見メッセージで送られるべきかどうかを示すことができる。ProSe機能は、HSSサブスクリプション情報に従って、WTRUが示すことが可能かどうかを検証することができる。ProSe機能は、例えば、ProSe機能とアプリケーションサーバとの間のPC2参照点インターフェースを介して、WTRUが、ピアWTRUと位置情報を交換することが許可されるかどうかをアプリケーションサーバに確認することができる。WTRUは、位置を指定するために、正確な情報、推定、相対距離などが使用できるかどうかを示すことができる。
アプリケーションサーバは、WTRUが位置情報を交換できるかどうかをProSe機能に知らせることができ、またWTRUが位置情報を交換可能になる目標とするWTRUのリストを提供することができる。アプリケーションサーバは、位置情報のタイプ、またはWTRUにより使用されることのできる位置情報のソース(例えば、SUPL、GPS、または他のもの)を示すことができる。アプリケーションサーバは、位置を指定するために、正確な情報、推定、相対距離などが使用できるかどうかを示すことができる。
ProSe機能は、WTRUに応ずることができる。応答は、位置情報が交換可能であるかどうかを示すことができる。応答は、許可されたWTRUのリストを示すことができる。許可されたWTRUは、例えば、ProSe WTRU ID、制限されたProSeアプリケーションユーザID、ProSeコード、または発見フィルタにより識別されることができる。ProSe機能は、WTRUにより使用されるべき位置情報のタイプ(例えば、SUPL、GPS、または他のもの)を示すことができる。ProSe機能は、位置を指定するために、正確な情報、推定、相対距離などが使用できるかどうかを示すことができる。
例えば、発見要求に応答して発見要求をアナウンスするWTRU、発見者、被発見者など、何らかの状況または指定を有するWTRUは、例えば、(例えば、ProSe機能に従って)そのようにすることが許容される場合、1または複数の発見メッセージで位置情報を送る、またはそれに含めることにより、位置情報を交換することができる。WTRUは、示された方法(例えば、SUPL、GPS、または他のもの)を用いて、位置情報を計算し、かつ1または複数の発見メッセージに計算された位置情報を含むことができる。
被発見者WTRUは、例えば、位置情報が、発見の一部として交換されるべきかどうかを事前に構成される、またはProSe機能(PF)により通知されることができる。例えば、事前構成または情報によるインジケーションは、例えば、WTRUごと、アプリケーションごと、制限されたProSeアプリケーションユーザIDごと、ProSe応答コードごと、または発見フィルタごとのものとすることができる。監視WTRUまたは被発見者WTRUは、例えば、ProSe応答コードの送信をトリガするマッチが生じたとき、コード、または関連付けられた/対応する発見フィルタに対して位置情報を交換すべきかどうかを検証することができる。WTRUは、例えば、(WTRUごとに、アプリケーションごとに、制限されたProSeアプリケーションユーザIDごとに、ProSe応答コードごとに、または発見フィルタごとに構成された)PFによりそのようにするように事前に構成された、または通知されたとき、それに応じて位置情報を交換することができる。
位置情報手順は、WTRU、ユーザ、アプリケーションごとのWTRU、アプリケーションごとのユーザなどによる、情報交換を求める要求、位置交換のための許可を検証する要求など、発見要求および発見応答手順に組み込まれることができる。位置情報手順は、例えば、ProSe機能(PF)とアプリケーションサーバ(例えば、ProSeアプリケーションサーバ(PAS))との間、2つのPFの間、またはHSSとPFの間など、他の手順に組み込まれることができる。位置情報手順は、PFとPASとの間でPC2参照点インターフェースを使用して、または使用せずに、モデルB発見、モデルA発見に適用されることができる。
位置交換要求は、位置情報応答、位置交換許可(例えば、応答)、位置交換インジケーションなどを含むことができる。位置交換要求は、ユーザまたはWTRUが、PC5(例えば、無線を介する直接送信)参照点を介するか、それともPC3(例えば、PFとのIP通信)参照点を介して位置交換をサポートできるかを決定することを含むことができる。位置交換要求は、例えば、位置情報を計算もしくは処理すべきか、それともその他の形で、例えば、SUPL、GPS、もしくは他の位置計算/取得法を使用して位置情報を交換すべきかなど、交換する位置情報のタイプの決定を含むことができる。位置交換要求は、例えば、正確な計算もしくは推定、または任意の2つのノード間の相対距離など、計算のタイプの決定を含むことができる。位置交換要求は、例えば、WTRUにおいて、どの位の頻度で位置情報がリフレッシュされるべきかなど、位置計算の頻度の決定を含むことができる。位置交換要求は、例えば、時間ウィンドウの期限が切れたとき、WTRUがセルを変更したとき、WTRUが新しいPLMエリアに入ったとき、WTRUが新しい位置追跡エリアに入ったとき、WTRUがハンドオーバを実施したとき、WTRUがeNBを変更したとき、WTRUが接続モードに入ったとき、現在の取得法(例えば、GPS)がもはや利用可能ではなくなったときなど、位置情報をリフレッシュするためのトリガを含むことができる。
図17は、発見者位置交換の例を示す対話図である。発見者位置交換は、例えば、非ローミングモデルB発見手順で実施されることができる。
1702で、WTRUまたはユーザは、(例えば、3GPP範囲外の)アプリケーション層を介して、発見プリファレンスを設定することができる。WTRUは、例えば、発見プリファレンスの一部として、設定またはアプリケーション層シグナリングに、位置交換要求を有することができる。発見プリファレンス情報は、WTRUが、例えば、すべてのピアユーザに対して、ピアアプリケーションユーザ識別により識別されたピアユーザごとになど、位置情報を送る/受信すべきかどうかのインジケーションを含むことができる。位置交換要求は、望ましい位置情報のタイプ(例えば、SUPL、GPSなど)、計算タイプ(例えば、正確/厳密なもの、推定、相対距離など)に関する情報を有することができる。PASは、WTRUに、位置情報を交換できるかどうかを通知することができ、かつ/または位置交換要求のコンテンツに関する他の情報を提供することができる。
1704で、WTRUは、ProSe機能に送る発見メッセージに、位置交換要求を含むことができる。
1706で、HSSは、例えば、WTRUが、例えば、アプリケーションごとに位置情報を交換できる場合、位置交換に関してWTRUについての情報を提供することができる。
1708で、ProSe機能は、WTRUに対する位置交換のための許可を、ProSeアプリケーションサーバ(PAS)に要求することができる。PASは、WTRUが、例えば、位置情報を送信する、位置情報を受信するなどの1または複数のものを行うことが可能であるかどうかを示すように要求されることができる。要求は、交換される位置情報のタイプ(例えば、SUPL、GPSなど)、位置情報の正確さなど、他の情報に対する許可を求めることができる。
1710で、PASは、WTRUが、位置情報、および/または交換される位置情報のタイプ(例えば、SUPL、GPSなど)、位置情報の正確さなどの他の情報を交換できるかどうかをPFに通知することができる。PASは、例えば、ユーザが位置情報を交換できるかどうか、ユーザが位置情報を交換するように要求したかどうか、アプリケーションが位置情報を必要としているかどうかなどをアプリケーション層が決定したか、または決定すべきかどうかを考慮することができる。
1712で、PFは、WTRUに対するProSe照会コードのセットを割り振ることができる。PFは、許可応答におけるPASから受信されたインジケーションを考慮することができる。例として、例えば、位置情報の交換が許可された場合、PFは、ProSeコードを割り振ることができ、全長のうちのセグメントはコードを含むことができ、また他のセグメントは、位置情報のために予約されることができる。予約されたセグメントは、例えば、割振りを示すために、値(例えば、すべてゼロ、またはすべて1などのよく知られた値)に設定されることができる。PFは、例えば、WTRUまたはユーザが、位置情報の交換が許可されないことをPASが示した場合、位置情報に対するセグメントを予約することなく、コードに対して利用可能な全長を使用するコードを割り振ることができる。
1714で、他のPFとコンタクトをとるHPLMNにおける第1のPFは、位置交換インジケーションを含むことができる。
1716および1718で、許可要求および許可応答が交換されることができる。この許可要求および許可応答は、1708および1710における許可要求および許可応答と同様のものとすることができる。
1720で、他のPLMNにおけるPFは、位置交換応答を考慮することのできるProSe照会コードのセットを割り振ることができる。例として、例えば、位置交換が許容される場合、PFは、コードを割り振ることができ、全長のうちのセグメントがコードを含み、他のセグメントが位置情報用に予約される。予約されたセグメントは、例えば、割振りを示すために、値(例えば、すべてゼロ、またはすべて1などのよく知られた値など)に設定されることができる。他のPLMNにおけるPFは、HPLMNのPFに応ずることができ、かつ前述の情報を提供することができる。他のPLMNにおけるPFは、位置交換応答を提供することができる。
1722で、HPLMNにおけるPFは、発見応答でWTRUに応じることができ、発見応答は、WTRUが、位置情報を交換できるかどうかのインジケーションを含むことができる。インジケーションは、ProSe照会コードごとのもの、すべてのProSe照会コードに対するものなどとすることができる。インジケーションは、例えば、位置交換応答と呼ばれることがある新しい要素の形態など、明示的なものとすることができる。インジケーションは、ProSe照会コードにおいて、暗黙的なものとすることができ、例えば、コードセグメント(例えば、最後の64ビット、または他のよく知られた長さもしくはビット位置)は、WTRUが、問題のProSe照会コードに対して位置情報を交換できることを示すことのできる値(例えば、すべてゼロ、すべて1、または他の事前定義の、もしくは事前に構成された値などのよく知られた値)を有することができる。すべてのProSe照会コードに対してなど、問題のProSe照会コードに対して位置情報の交換を阻止するために、よく知られた値のないこと、明示的なインジケーションのないこと(例えば、位置交換応答のないこと)、位置情報交換ができないことを示す位置交換応答の値などが使用されることができる。応答は、交換する位置情報のタイプ(例えば、SUPL、GPS、または他のもの)、および/または位置交換応答に対する他の情報を示すことができる。
1724で、WTRUは、PFから受信された応答を検証することができる。WTRUは、例えば、(例えば、ProSe照会コードごとに)応答が位置交換を許容できることを示す場合、(例えば、PFから受信された)位置情報を交換することに関連付けられたインジケーションのあるProSe照会コードをWTRUが送るときに(例えば、送るたびに)その位置情報を交換することができる。WTRUは、位置情報を計算し、かつ/または交換するために、受信された/示された位置タイプ(例えば、GPS、SUPLなど)を使用することができる。WTRUは、例えば、PFから、PASとの前の対話からなどの応答メッセージで受信されたインジケーションごとに、その位置情報をリフレッシュすることができる。
図18は、被発見者位置交換の例を示す対話図である。被発見者位置交換は、例えば、非ローミングモデルB発見手順で実施されることができる。ローミングシナリオの場合、位置インジケーションまたは情報は、VPLMN ProSe機能許可要求手順の一部として、VPLMN ProSe機能に送られることができる。
1802で、WTRUまたはユーザは、アプリケーション層を介して発見プリファレンスを設定することができる(例えば、3GPP範囲外など)。WTRUは、例えば、発見プリファレンスの一部として、設定またはアプリケーション層シグナリングに、位置交換要求を有することができる。発見プリファレンス情報は、WTRUが、例えば、すべてのピアユーザに対して、ピアアプリケーションユーザ識別により識別されたピアユーザごとになど、位置情報を送る/受信すべきかどうかのインジケーションを含むことができる。位置交換要求は、望ましい位置情報のタイプ(例えば、SUPL、GPSなど)、計算タイプ(例えば、正確さ/厳密さ、推定、相対的な距離など)に関する情報を有することができる。PASは、WTRUに、位置情報を交換できるかどうかを通知することができ、かつ/または位置交換要求の内容に関する他の情報を提供することができる。
1804で、WTRUは、PFに送信する発見メッセージに、位置交換要求を含むことができる。
1806で、HSSは、例えば、WTRUが、例えば、アプリケーションごとに、位置情報を交換できるとき、位置交換に関して、WTRUについての情報を提供することができる。
1808で、ProSe機能は、ProSeアプリケーションサーバ(PAS)に、WTRUに対する位置交換に関する許可を要求することができる。PASは、WTRUが、例えば、位置情報を送信する、位置情報を受信するなど1または複数のことを行うことができるかどうかを示すように要求されることができる。要求は、交換される位置情報のタイプ(例えば、SUPL、GPSなど)、位置情報の正確さなど、他の情報に対する許可を求めることもできる。
1810で、PASは、WTRUが、位置情報、および/または交換される位置情報のタイプ(例えば、SUPL、GPSなど)、位置情報の正確さなど他の情報を交換できるかどうかをPFに通知することができる。PASは、ユーザがそのようにできる(またはできない)場合、ユーザがそのようにすることを要求したかどうか、アプリケーションが位置情報を必要とするかどうかなど、アプリケーション層決定を考慮することができる。
1812で、PFは、WTRUに対してProSe応答コードのセットを割り振ることができる。PFは、許可応答ステップにおいて、PASから受信されたインジケーションを考慮することができる。例として、PFは、例えば、位置情報の交換が許可されたとき、ProSeコードを割り振ることができ、全長のうちのセグメントは、コードを含むことができ、また他のセグメントは、位置情報に対して予約されることができる。予約されたセグメントは、例えば、割振りを示すために、値(例えば、すべてゼロまたはすべて1などのよく知られた値)に設定されることができる。PFは、例えば、PASが、WTRUまたはユーザが位置情報を交換することが許可されないことを示すとき、位置情報に対するセグメントを予約することなく、コードに対して利用可能なすべての長さを使用するコードを割り振ることができる。
1814で、HPLMNにおけるPFは、発見応答でWTRUに応ずることができ、発見応答は、WTRUが位置情報を交換できるかどうかのインジケーションを含むことができる。インジケーションは、ProSe応答コードごとのもの、ProSe応答コードすべてに対するものなどとすることができる。インジケーションは、例えば、位置交換応答情報要素の形態でなど、明示的なものとすることができる。インジケーションは、ProSe応答コードにおいて暗黙的なものとすることができ、例えば、コードセグメント(例えば、最後の64ビット、または他のよく知られた長さもしくはビット位置)は、WTRUが問題のProSe応答コードに関する位置情報を交換できることを示すことのできるよく知られた値(例えば、すべてゼロ、すべて1、または他の事前定義の、もしくは事前に構成された値など)を有することができる。よく知られた値がないこと、明示的なインジケーションがないこと(例えば、位置交換応答がないこと)、位置情報交換ができないことを示す位置交換応答の値などは、問題のProSe応答コードに関する、すべてのProSe応答コードに関するなど、位置情報の交換を阻止するために使用されることができる。応答は、交換する位置情報のタイプ(例えば、SUPL、GPS、または他のもの)、および/または位置交換要求に対する他の情報を示すことができる。
1816で、WTRUは、PFから受信された応答を検証することができる。WTRUは、例えば、応答が、位置交換が許容できる(例えば、ProSe照会コードごとに)ことを示す場合、位置情報(例えば、PFから受信された)を交換するように関連付けられたインジケーションのあるProSe照会コードをWTRUが送るときに(例えば、送るたびに)その位置情報を交換することができる。WTRUは、位置情報を計算および/または交換するために、受信された/示された位置タイプ(例えば、GPS、SUPLなど)を使用することができる。WTRUは、例えば、PFから、PASとの前の対話からなど、応答メッセージで受信されたインジケーションごとに、その位置情報をリフレッシュすることができる。WTRUは、他のWTRUに対するその距離を計算することができ、この情報を位置情報として含むことができる。WTRUは、モデルB発見に対する発見メッセージを受信することができる。このメッセージは、送信WTRUの位置情報を含むことができる。受信WTRU(例えば、被発見者WTRU)は、それ自体の位置を計算することができ、かつ送信WTRU(例えば、発見者WTRU、または被発見者WTRU)からのその相対距離を計算することができる。位置情報は、前の発見メッセージにおいて受信された位置情報からの相対距離とすることができる。
PFは、例えば、位置交換が可能であることをWTRUに示すべきかどうかを決定したとき、かつ/またはProSe照会または応答コードを割り振るとき、ローカルなポリシー(例えば、WTRUごとに、または各アプリケーションでWTRUごとに)、および/またはHSSから受信された許可情報(例えば、WTRUごとに、アリケーションごとに、またはWTRUごとに)を考慮することができる。
図19は、発見メッセージに関連する発見者挙動の例の流れ図である。発見者またはアナウンスWTRUは、例えば、一般にProSeコードを、またはProSe照会コードを送ることによるなど、アナウンス発見メッセージを(モデルAまたはモデルB発見に対して)送ることにより、位置情報交換に従事することができる。
1902で、WTRUは、例えば、アナウンス要求など、発見メッセージを送るためのトリガを有することができる。トリガおよび/または発見要求は、例えば、WTRUにおけるアプリケーションクライアント、および/またはユーザ対話から生ずることができる。
1904で、WTRUは、送られる発見メッセージが位置情報を含むべきかどうかを検証することができる。例として、WTRU(例えば、WTRUにおけるProSe層)は、ProSeコード(例えば、照会コード)が位置情報を含むための対応するインジケーションを有するかどうかを検証することができる。インジケーションは、例えば、別個のインジケーションとすることができるが、または値(例えば、よく知られた値)を備えた一定のセグメントもしくはフィールドを有することのできる、前に受信されたProSe(例えば、照会)コードの一部とすることができる。
1906で、WTRUは、例えば、構成され、かつ/または示されることのできる1または複数の技法(例えば、1または複数の技法は、PASもしくはPFから受信されることができる)を用いて、その位置情報を計算することができる。WTRUは、計算されたその位置情報を有することができる。
1908で、WTRUは、取得された、かつ/または計算された位置情報を発見メッセージに含むことができ、かつそれを、例えば、前の検証が、例えば、アプリケーションIDごとに、またはProSeコード(例えば、照会コード)ごとに、WTRUが位置情報を共用できることを示した場合、(例えば、無線で)送ることができる。
図20は、発見メッセージに関連する被発見者挙動の例の流れ図である。被発見者もしくは監視WTRUは、例えば、位置情報を有する発見メッセージ(例えば、モデルAまたはモデルB発見に対して)、またはそれに関連するメッセージングを受信することにより、位置情報交換に従事することができる。
2002で、WTRUは発見メッセージまたはProSe(例えば、照会)コードを監視することができる。2004で、WTRUは、例えば、マッチが行われたとき、受信された位置情報が処理されるべきかどうか、またはWTRUからの応答が、送られる発見メッセージに位置情報を含むべきかどうかを検証することができる。例として、WTRU(例えば、WTRUにおけるProSe層)は、ProSeコード(例えば、応答コード)が位置情報を含むための対応するインジケーションを有するかどうかを検証することができる。インジケーションは、別個のインジケーションとすることができるが、または値(例えば、よく知られた値)を備えた一定のセグメントもしくはフィールドを有することのできる、前に受信されたProSeコード(例えば、応答コード)の一部とすることができる。WTRUは、例えば、WTRUが、受信された位置情報は処理されるべきではないと結論を下したとき、受信された位置情報を廃棄することができる。
2006で、WTRUは、例えば、構成され、かつ/または示されることのできる1または複数の技法(例えば、1または複数の技法は、PASもしくはPFから受信されることのできる)を用いて、その位置情報を計算することができる。WTRUは、その位置情報を計算させることもできる。WTRUは、受信された位置情報から相対距離を計算することができる。
2008で、WTRUは、取得された、かつ/または計算された位置情報を発見メッセージに含むことができ、それを、例えば、前の検証が、WTRUは、例えば、アプリケーションIDごとに、もしくはProSeコード(例えば、応答コード)ごとに、位置情報を共用できることを示す場合、(例えば、無線で)送ることができる。
監視WTRUまたは発見者WTRUは、位置情報を備えたProSeアプリケーションコードを受信することができる。監視WTRU/発見者WTRUにおけるProSeプロトコルもしくはProSe層は、位置情報または近接推定が、ProSeの制限されたアプリケーション層ユーザIDに対応するアプリケーションに渡されるべきかどうかをProSe機能に確認することができる。
監視WTRUまたは発見者WTRUは、位置情報を、マッチレポート要求メッセージに含むことができる。位置インジケーションは、例えば、アナウンスWTRUもしくは被発見者WTRUにより、PC5参照点を介して受信された実際の生の位置情報の形態、またはWTRUが、アナウンスWTRUもしくは発見者WTRUから位置情報を受信したことを示唆するフラグの形態とすることができる。ProSe機能は、例えば、PC2インターフェースを介する許可手順の一部として位置インジケーションを送ることにより、ProSeアプリケーションサーバ(PAS)に確認することができる。アプリケーション層に対する位置報告は、PASにより許可されることができる。成功した許可情報は、マッチレポートAckメッセージでWTRUに渡されることができる。WTRUにおけるProSe層またはProSeプロトコルは、位置情報または近接推定を、ProSeの制限されたアプリケーション層ユーザIDに対応するWTRUにおけるアプリケーションに渡すことができる。
図21は、マッチレポート手順の例を示す対話図である。2102で、WTRUは、ProSe機能に送るマッチレポートに、位置インジケーションを含むことができる。位置インジケーションは、受信された位置情報、または位置情報が受信されたというインジケーションとすることができる。
発見要求手順において、監視により位置許可が要求されることができる。例えば、監視WTRUのProSe機能は、PC2インターフェースを介して許可を受信し、かつ、それを発見応答メッセージで監視WTRUに送ることができる。監視WTRUが許可された場合、それは、図21で述べるように、位置情報をマッチレポートに含むことができ、監視WTRUが許可されない場合、監視WTRUは、PC5参照を用いた同報通信で受信された位置情報を廃棄することができる。
2104および2106で、ProSe機能は、例えば、マッチレポートの受信に応答して、発見許可、およびProSeコードの解析を実施することができる。
2108で、ProSe機能は、位置情報がWTRUにおけるアプリケーションに渡されるようにする許可を、ProSeアプリケーションサーバ(PAS)に要求することができる。許可要求は、アプリケーションが、位置または近接推定情報を受信することが許可されるかどうかを示すことをPASに求めることができる。
2112で、ProSeアプリケーションサーバは、アプリケーションが、位置情報を受信できるかどうかをProSe機能に通知することができる。ProSeアプリケーションサーバは、例えば、ユーザが位置情報を受信できるかどうか、ユーザが位置情報を受信することを要求しているかどうか、および/またはアプリケーションが位置情報を必要としているかどうかなどをアプリケーション層が決定している、または決定すべきかどうかを考慮することができる。
2116で、HPLMNにおけるProSe機能は、マッチレポートACKメッセージでWTRUに応ずることができ、それは、ProSe層が、ProSeの制限されたユーザアプリケーションIDに対応するアプリケーションに、位置情報を送ることができるかどうかのインジケーションを含むことができる。
2118で、位置許可情報は、他のPLMNのProSe機能に送られることができる。
2120で、WTRUのProSe層は、WTRUにおける対応するアプリケーションに位置情報を渡すことができる。
近接サービス(ProSe)ユーザの間で、位置および他の状況情報の交換を可能にするためのシステム、方法、および手段が開示されてきた。ProSe機能は、ProSe発見手順、またはEPCレベルのProSe発見手順により、SLPからProSe WTRUの位置データを取得し、かつそれを監視WTRUに提供することができる。ProSe機能は、ProSe発見手順により、ProSe WTRUからProSe WTRUの位置データを取得し、かつそれを監視WTRUに提供することができる。ProSe WTRUは、その位置および/または他の状況情報を発見メッセージで同報通信することができる。ProSe機能は、同報通信する前に暗号化するために、位置および/または他の状況情報を暗号化することができる。ProSe WTRUは、その位置および/または他の状況情報を、ユーザプレーンを介して他のProSe WTRUもしくはProSeグループに送ることができる。ProSe機能は、WTRUが情報(例えば、位置情報)を開示し、かつ/または処理することが許容されるかどうかを検証することができ、また例えば、情報が開示される前に、情報を開示すべきかどうか、かつ/または情報を処理すべきかどうかをWTRUに示すことができる。
本明細書で述べられたプロセスおよび手段は、任意の組合せで適用することができ、他の無線技術に、また他のサービスに適用することができる。
WTRUは、物理的なデバイスの識別を指す、または例えば、MSISDN、SIP URIなど、サブスクリプション関連の識別などのユーザの識別を指すことができる。WTRUは、例えば、アプリケーションごとに使用されることのできるユーザ名など、アプリケーションベースの識別を指すことができる。
上記で述べたプロセスは、コンピュータおよび/またはプロセッサにより実行されるコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、および/またはファームウェアで実施されることができる。コンピュータ可読媒体の例は、これだけに限らないが、電子信号(有線および/または無線接続を介して送信される)、および/またはコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、これだけに限らないが、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体記憶デバイス、これだけに限らないが、内蔵ハードディスクおよび取外し式ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびに/またはCD−ROMディスク、および/またはデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含む。ソフトウェアに関連付けられたプロセッサは、WTRU、端末、基地局、RNC、および/または任意のホストコンピュータで使用される無線周波数送受信器を実施するために使用されることができる。