JP2017530143A5 - - Google Patents

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崩壊試験では、一錠を、バスケットラックアセンブリーの6つの管にそれぞれ入れる。本装置を、浸漬液として精製水を用いて室温(およそ15から25℃)で操作する。錠剤を、バスケットを液体から引き上げることにより崩壊のレベルおよび速度について評価する。上記で示された結果では、崩壊試験において6錠のうち1錠から得られた最大崩壊時間が示される。
また、本発明は以下を提供する。
[1] (a)錠剤の総重量に対する重量で約5%から50%までの量の(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩と、(b)錠剤の総重量に対する重量で約1%から25%までの総量の少なくとも1種の崩壊剤と、(c)錠剤の総重量に対する重量で約1%から20%までの総量の少なくとも1種の結合剤と、(d)錠剤の総重量に対する重量で約1%から15%までの総量の少なくとも1種の滑沢剤と、場合によっては(e)1種または複数種の追加の薬学的に許容される添加剤とを含み、ただし、前記追加の薬学的に許容される添加剤は、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、リン酸水素カルシウム二水和物またはスクラロースでない、分散性錠剤。
[2] (S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩が、錠剤の総重量に対する重量で約35から45%の量で存在する、[1]に記載の分散性錠剤。
[3] 少なくとも1種の崩壊剤が、デンプングリコール酸ナトリウムまたは低置換ヒドロキシプロピルセルロースである、[1]または[2]に記載の分散性錠剤。
[4] 崩壊剤が、デンプングリコール酸ナトリウムおよび低置換ヒドロキシプロピルセルロースからなる、[1]または[2]に記載の分散性錠剤。
[5] 結合剤が、低置換ヒドロキシプロピルセルロースである、[1]から[4]のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
[6] 滑沢剤が、フマル酸ステアリルナトリウムである、[1]から[5]のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
[7] (a)錠剤の総重量に対する重量で約5%から50%までの量の(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩と、(b)錠剤の総重量に対する重量で約2%から12%までの量のデンプングリコール酸ナトリウムと、(c)錠剤の総重量に対する重量で約1%から10%までの量の低置換ヒドロキシプロピルセルロースと、(d)錠剤の総重量に対する重量で約1%から7%までの量のフマル酸ステアリルナトリウムと、場合によっては(e)1種または複数種の追加の薬学的に許容される添加剤とを含み、ただし、前記追加の薬学的に許容される添加剤は、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、リン酸水素カルシウム二水和物またはスクラロースでない、分散性錠剤。
[8] 錠剤が、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、またはリン酸水素カルシウム二水和物でない賦形剤;滑剤;界面活性剤;スクラロースでない味マスキング剤;またはその任意の組み合わせから選択される1種または複数種の追加の薬学的に許容される添加剤を含む、[1]から[7]のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
[9] 錠剤の総重量に対して約20重量%から70重量%までの総量で少なくとも1種の賦形剤を含む、[8]に記載の分散性錠剤。
[10] マンニトール、ソルビトール、マルトデキストリン、乳糖、微結晶セルロース、マルチトール、キシリトール、デンプン、またはその任意の組み合わせから選択される賦形剤を含む、[8]または[9]に記載の分散性錠剤。
[11] 崩壊時間が、約5分以内である、[1]から[10]のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
[12] 約3分以内の崩壊時間を有する、[1]から[10]のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
[13] 約50mgから400mgの量で(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)を含有する、[1]から[12]のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
[14] 50mgの(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩を含み、直径7.0mmのダイおよび標準的な円形のパンチにより5から11kNの力を用いて圧縮される場合、硬度が25から75Nであり、崩壊時間が3分以内である、[1]から[10]のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
[15] 200mgの(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩を含み、16.0×6.3mmのダイおよび標準的な卵形様のパンチにより12から20kNの力を用いて圧縮される場合、硬度が120から180Nであり、崩壊時間が3分以内である、[1]から[10]のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
[16] [1]に記載の分散性錠剤の調製のための方法であって、
(a)(i.)錠剤の総重量に対する重量で約5%から50%までの量の(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩、錠剤の総重量に対する重量で約1%から15%までの総量の少なくとも1種の崩壊剤、錠剤の総重量に対する重量で約1%から20%までの総量の少なくとも1種の結合剤、場合によっては、任意の追加の薬学的に許容される添加剤を含む内部相を、湿式造粒し、
(ii.)錠剤の総重量に対する重量で約1%から10%までの総量の少なくとも1種の崩壊剤、場合によっては、任意の追加の薬学的に許容される添加剤を、ステップ(a)(i.)において形成された内部相に加え、混合し、
(iii.)錠剤の総重量に対する重量で約1%から15%までの総量の少なくとも1種の滑沢剤を、ステップ(a)(ii.)において形成された混合物に加え、混合する
ことにより、内部相および外部相を有する造粒物を形成するステップと、
(b)ステップ(a)(iii.)において得られた混合物を圧縮することにより分散性錠剤を形成するステップと
を含み、ステップ(a)(i.)または(a)(ii.)による任意の追加の薬学的に許容される添加剤が、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、リン酸水素カルシウム二水和物またはスクラロースでない、方法。
[17] 湿式造粒を行うステップ(a)(i.)が、賦形剤である少なくとも1種の追加の薬学的に許容される添加剤を含み、ただし、前記賦形剤が、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、またはリン酸水素カルシウム二水和物でない、[16]に記載の方法。
[18] 賦形剤が、マンニトールおよび微結晶セルロースである、[17]に記載の方法。
[19] ステップ(a)(ii.)が、賦形剤である少なくとも1種の追加の薬学的に許容される添加剤を加えるステップを含み、ただし、前記賦形剤が、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、またはリン酸水素カルシウム二水和物でない、[16]から[18]のいずれか一項に記載の方法。
[20] 賦形剤が、微結晶セルロースである、[19]に記載の方法。
[21] [16]から[20]のいずれか一項に記載の方法により得られた分散性錠剤。
[22] [1]から[15]および[21]のいずれか一項に記載の分散性錠剤を、前記錠剤を必要とする患者に投与する方法であって、前記分散性錠剤を、(i)錠剤を経口摂取可能な液体と接触させるステップと、(ii)錠剤を経口摂取可能な液体に分散させて、分散混合物を形成するステップと、(iii)分散混合物を経口摂取させるステップとを含む、方法。
[23] [1]から[15]および[21]のいずれか一項に記載の分散性錠剤を、前記錠剤を必要とする患者に投与する方法であって、(i)錠剤を経口摂取可能な液体と接触させるステップと、(ii)錠剤を経口摂取可能な液体に分散させて、分散混合物を形成するステップと、(iii)栄養管を用いてまたはそれを介して、前記分散混合物を前記患者に投与するステップとを含む、方法。
[24] 前記錠剤を必要とする患者が、増殖性疾患に罹患している患者である、[23]に記載の方法。
[25] 増殖性疾患を治療するまたは予防するのに用いるための、[1]から[15]および[21]のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
[26] 増殖性疾患が、肉腫、肺、気管支、前立腺、(散発性乳がんおよびカウデン病の罹患者を含めた)乳房、膵臓、胃腸、結腸、直腸のがん、結腸癌、結腸直腸腺腫、甲状腺、肝臓、肝内胆管、肝細胞、副腎、腹部、胃のがん、神経膠腫、グリア芽腫、子宮内膜のがん、黒色腫、腎臓、腎盂、膀胱、子宮体部、子宮頚部、膣、卵巣のがん、多発性骨髄腫、食道のがん、白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、リンパ性白血病、骨髄性白血病、脳、口腔および咽頭、喉頭、小腸のがん、非ホジキンリンパ腫、黒色腫、絨毛性結腸腺腫、新生物、上皮特性を有する新生物、リンパ腫、乳癌、基底細胞癌、扁平上皮癌、光線性角化症、頭頸部のがん、真性赤血球増加症、本態性血小板血症、骨髄化生を伴う骨髄線維症、およびワルデンストレーム病から選択されるがんである、[25]に記載の分散性錠剤。
[27] 増殖性疾患の治療または予防のための、[1]から[15]および[21]のいずれか一項に記載の分散性錠剤の使用。
[28] 増殖性疾患が、肉腫、肺、気管支、前立腺、(散発性乳がんおよびカウデン病の罹患者を含めた)乳房、膵臓、胃腸、結腸、直腸のがん、結腸癌、結腸直腸腺腫、甲状腺、肝臓、肝内胆管、肝細胞、副腎、腹部、胃のがん、神経膠腫、グリア芽腫、子宮内膜のがん、黒色腫、腎臓、腎盂、膀胱、子宮体部、子宮頚部、膣、卵巣のがん、多発性骨髄腫、食道のがん、白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、リンパ性白血病、骨髄性白血病、脳、口腔および咽頭、喉頭、小腸のがん、非ホジキンリンパ腫、黒色腫、絨毛性結腸腺腫、新生物、上皮特性を有する新生物、リンパ腫、乳癌、基底細胞癌、扁平上皮癌、光線性角化症、頭頸部のがん、真性赤血球増加症、本態性血小板血症、骨髄化生を伴う骨髄線維症、およびワルデンストレーム病から選択されるがんである、[27]に記載の使用。
[29] 増殖性疾患を治療するまたは予防するための方法であって、[1]から[15]および[21]のいずれか一項に記載の分散性錠剤を、それを必要とする対象に投与するステップを含む、方法。
[30] 増殖性疾患が、肉腫、肺、気管支、前立腺、(散発性乳がんおよびカウデン病の罹患者を含めた)乳房、膵臓、胃腸、結腸、直腸のがん、結腸癌、結腸直腸腺腫、甲状腺、肝臓、肝内胆管、肝細胞、副腎、腹部、胃のがん、神経膠腫、グリア芽腫、子宮内膜のがん、黒色腫、腎臓、腎盂、膀胱、子宮体部、子宮頚部、膣、卵巣のがん、多発性骨髄腫、食道のがん、白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、リンパ性白血病、骨髄性白血病、脳、口腔および咽頭、喉頭、小腸のがん、非ホジキンリンパ腫、黒色腫、絨毛性結腸腺腫、新生物、上皮特性を有する新生物、リンパ腫、乳癌、基底細胞癌、扁平上皮癌、光線性角化症、頭頸部のがん、真性赤血球増加症、本態性血小板血症、骨髄化生を伴う骨髄線維症、およびワルデンストレーム病から選択されるがんである、[29]に記載の方法。

Claims (26)

  1. (a)錠剤の総重量に対する重量で約5%から50%までの量の(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩と、(b)錠剤の総重量に対する重量で約1%から25%までの総量の少なくとも1種の崩壊剤と、(c)錠剤の総重量に対する重量で約1%から20%までの総量の少なくとも1種の結合剤と、(d)錠剤の総重量に対する重量で約1%から15%までの総量の少なくとも1種の滑沢剤と、場合によっては(e)1種または複数種の追加の薬学的に許容される添加剤とを含み、ただし、前記追加の薬学的に許容される添加剤は、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、リン酸水素カルシウム二水和物またはスクラロースでない、分散性錠剤。
  2. (S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩が、錠剤の総重量に対する重量で約35から45%の量で存在する、請求項1に記載の分散性錠剤。
  3. 少なくとも1種の崩壊剤が、デンプングリコール酸ナトリウムまたは低置換ヒドロキシプロピルセルロースである、請求項1または請求項2に記載の分散性錠剤。
  4. 崩壊剤が、デンプングリコール酸ナトリウムおよび低置換ヒドロキシプロピルセルロースからなる、請求項1または請求項2に記載の分散性錠剤。
  5. 結合剤が、低置換ヒドロキシプロピルセルロースである、請求項1から4のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
  6. 滑沢剤が、フマル酸ステアリルナトリウムである、請求項1から5のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
  7. (a)錠剤の総重量に対する重量で約5%から50%までの量の(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩と、(b)錠剤の総重量に対する重量で約2%から12%までの量のデンプングリコール酸ナトリウムと、(c)錠剤の総重量に対する重量で約1%から10%までの量の低置換ヒドロキシプロピルセルロースと、(d)錠剤の総重量に対する重量で約1%から7%までの量のフマル酸ステアリルナトリウムと、場合によっては(e)1種または複数種の追加の薬学的に許容される添加剤とを含み、ただし、前記追加の薬学的に許容される添加剤は、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、リン酸水素カルシウム二水和物またはスクラロースでない、分散性錠剤。
  8. 錠剤が、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、またはリン酸水素カルシウム二水和物でない賦形剤;滑剤;界面活性剤;スクラロースでない味マスキング剤;またはその任意の組み合わせから選択される1種または複数種の追加の薬学的に許容される添加剤を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
  9. 錠剤の総重量に対して約20重量%から70重量%までの総量で、マンニトール、ソルビトール、マルトデキストリン、乳糖、微結晶セルロース、マルチトール、キシリトール、デンプン、またはその任意の組み合わせから選択される賦形剤である、1種または複数種の追加の薬学的に許容される添加剤を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
  10. 崩壊時間が、約5分以内である、請求項1からのいずれか一項に記載の分散性錠剤。
  11. 約3分以内の崩壊時間を有する、請求項1からのいずれか一項に記載の分散性錠剤。
  12. 約50mgから400mgの量で(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)を含有する、請求項1から1のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
  13. 50mgの(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩を含み、直径7.0mmのダイおよび標準的な円形のパンチにより5から11kNの力を用いて圧縮される場合、硬度が25から75Nであり、崩壊時間が3分以内である、請求項1からのいずれか一項に記載の分散性錠剤。
  14. 200mgの(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩を含み、16.0×6.3mmのダイおよび標準的な卵形様のパンチにより12から20kNの力を用いて圧縮される場合、硬度が120から180Nであり、崩壊時間が3分以内である、請求項1からのいずれか一項に記載の分散性錠剤。
  15. 請求項1に記載の分散性錠剤の調製のための方法であって、
    (a)(i.)錠剤の総重量に対する重量で約5%から50%までの量の(S)−ピロリジン−1,2−ジカルボン酸2−アミド1−({4−メチル−5−[2−(2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジメチル−エチル)−ピリジン−4−イル]−チアゾール−2−イル}−アミド)または薬学的に許容されるその塩、錠剤の総重量に対する重量で約1%から15%までの総量の少なくとも1種の崩壊剤、錠剤の総重量に対する重量で約1%から20%までの総量の少なくとも1種の結合剤、場合によっては、任意の追加の薬学的に許容される添加剤を含む内部相を、湿式造粒し、
    (ii.)錠剤の総重量に対する重量で約1%から10%までの総量の少なくとも1種の崩壊剤、場合によっては、任意の追加の薬学的に許容される添加剤を、ステップ(a)(i.)において形成された内部相に加え、混合し、
    (iii.)錠剤の総重量に対する重量で約1%から15%までの総量の少なくとも1種の滑沢剤を、ステップ(a)(ii.)において形成された混合物に加え、混合する
    ことにより、内部相および外部相を有する造粒物を形成するステップと、
    (b)ステップ(a)(iii.)において得られた混合物を圧縮することにより分散性錠剤を形成するステップと
    を含み、ステップ(a)(i.)または(a)(ii.)による任意の追加の薬学的に許容される添加剤が、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、リン酸水素カルシウム二水和物またはスクラロースでない、方法。
  16. 湿式造粒を行うステップ(a)(i.)が、賦形剤である少なくとも1種の追加の薬学的に許容される添加剤を含み、ただし、前記賦形剤が、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、またはリン酸水素カルシウム二水和物でない、請求項1に記載の方法。
  17. 賦形剤が、マンニトールおよび微結晶セルロースである、請求項1に記載の方法。
  18. ステップ(a)(ii.)が、賦形剤である少なくとも1種の追加の薬学的に許容される添加剤を加えるステップを含み、ただし、前記賦形剤が、リン酸三カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、またはリン酸水素カルシウム二水和物でない、請求項1から1のいずれか一項に記載の方法。
  19. 賦形剤が、微結晶セルロースである、請求項1に記載の方法。
  20. 請求項1から19のいずれか一項に記載の方法により得られた分散性錠剤。
  21. 請求項1から1および請求項2のいずれか一項に記載の分散性錠剤を、前記錠剤を必要とする患者に投与する方法であって、前記分散性錠剤を、(i)錠剤を経口摂取可能な液体と接触させるステップと、(ii)錠剤を経口摂取可能な液体に分散させて、分散混合物を形成するステップと、(iii)分散混合物を経口摂取させるステップとを含む、方法。
  22. 請求項1から1および請求項2のいずれか一項に記載の分散性錠剤を、前記錠剤を必要とする患者に投与する方法であって、(i)錠剤を経口摂取可能な液体と接触させるステップと、(ii)錠剤を経口摂取可能な液体に分散させて、分散混合物を形成するステップと、(iii)栄養管を用いてまたはそれを介して、前記分散混合物を前記患者に投与するステップとを含む、方法。
  23. 増殖性疾患を治療するまたは予防するのに用いるための、請求項1から1および請求項2のいずれか一項に記載の分散性錠剤。
  24. 増殖性疾患が、肉腫、肺、気管支、前立腺、(散発性乳がんおよびカウデン病の罹患者を含めた)乳房、膵臓、胃腸、結腸、直腸のがん、結腸癌、結腸直腸腺腫、甲状腺、肝臓、肝内胆管、肝細胞、副腎、腹部、胃のがん、神経膠腫、グリア芽腫、子宮内膜のがん、黒色腫、腎臓、腎盂、膀胱、子宮体部、子宮頚部、膣、卵巣のがん、多発性骨髄腫、食道のがん、白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、リンパ性白血病、骨髄性白血病、脳、口腔および咽頭、喉頭、小腸のがん、非ホジキンリンパ腫、黒色腫、絨毛性結腸腺腫、新生物、上皮特性を有する新生物、リンパ腫、乳癌、基底細胞癌、扁平上皮癌、光線性角化症、頭頸部のがん、真性赤血球増加症、本態性血小板血症、骨髄化生を伴う骨髄線維症、およびワルデンストレーム病から選択されるがんである、請求項2に記載の分散性錠剤。
  25. 増殖性疾患の治療または予防のための、請求項1から1および請求項2のいずれか一項に記載の分散性錠剤の使用。
  26. 増殖性疾患が、肉腫、肺、気管支、前立腺、(散発性乳がんおよびカウデン病の罹患者を含めた)乳房、膵臓、胃腸、結腸、直腸のがん、結腸癌、結腸直腸腺腫、甲状腺、肝臓、肝内胆管、肝細胞、副腎、腹部、胃のがん、神経膠腫、グリア芽腫、子宮内膜のがん、黒色腫、腎臓、腎盂、膀胱、子宮体部、子宮頚部、膣、卵巣のがん、多発性骨髄腫、食道のがん、白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、リンパ性白血病、骨髄性白血病、脳、口腔および咽頭、喉頭、小腸のがん、非ホジキンリンパ腫、黒色腫、絨毛性結腸腺腫、新生物、上皮特性を有する新生物、リンパ腫、乳癌、基底細胞癌、扁平上皮癌、光線性角化症、頭頸部のがん、真性赤血球増加症、本態性血小板血症、骨髄化生を伴う骨髄線維症、およびワルデンストレーム病から選択されるがんである、請求項2に記載の使用。
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