JP2017529056A5 - - Google Patents

Description

次に、本発明を、図１ないし図４を用いて例を挙げて説明する。なお、図中の同じ参照符号は同じ機能を備えた同じ構成部材を示唆している。

Claims (12)

1. 発振回路（２４）を備えた誘導充電装置（１０）用の異物検知方法であって、前記発振回路（２４）の共振周波数（ｆ_Ｒ）とこれに属する実クオリティ（Ｑ_Ｉ（ｆ_Ｒ））とを検知し、次に該実クオリティ（Ｑ_Ｉ（ｆ_Ｒ））を、前記共振周波数（ｆ_Ｒ）に依存する目標クオリティ（Ｑ_Ｓ（ｆ_Ｒ））と比較して、所定の目標クオリティ範囲（ｑ_Ｓ）を用いて異物（１１）があるかないかを判定するようにした前記異物検知方法において、前記誘導充電装置（１０）の内部温度（Ｔ）を検知し、前記実クオリティ（Ｑ_Ｉ（ｆ_Ｒ））に、前記内部温度（Ｔ）をベースにした修正係数（Ｋ）を乗じることを特徴とする異物検知方法。
2. 前記目標クオリティ範囲（ｑ_Ｓ）の上限（ｑ_Ｓｏ）および／または下限（ｑ_Ｓｕ）に、前記修正係数（Ｋ）の逆数（１／Ｋ）を乗じることを特徴とする、請求項１に記載の異物検知方法。
3. 前記修正係数（Ｋ）を少なくとも１つの充電コイル（１８）の測定した抵抗値から導出することを特徴とする、請求項１または２に記載の異物検知方法。
4. 前記修正係数（Ｋ）を、検知した前記内部温度（Ｔ）を用いて算出することを特徴とする、請求項１から３のいずれか一つに記載の異物検知方法。
5. 前記修正係数（Ｋ）を、室温（Ｔ_Ｒ）に対し１．０の値に規格化することを特徴とする、請求項１から４のいずれか一つに記載の異物検知方法。
6. 前記内部温度（Ｔ）が室温（Ｔ_Ｒ）よりも上のときの前記修正係数（Ｋ）の推移を、実際に検知した前記内部温度（Ｔ）に比べて平坦化させることを特徴とする、請求項１から５のいずれか一つに記載の異物検知方法。
7. 前記内部温度（Ｔ）は、ワイヤレスエネルギー伝送の間に検知されることを特徴とする請求項１から６のいずれか一つに記載の異物検知方法。
8. 前記誘導充電装置（１０）は、手持ち工作機械のための誘導充電装置であることを特徴とする請求項１から７のいずれか一つに記載の異物検知方法。
9. 発振回路（２４）とコントロールユニット（２２）とを備えた誘導充電装置（１０）であって、前記コントロールユニット（２２）が、前記発振回路（２４）の共振周波数（ｆ_Ｒ）と、これに属する実クオリティ（Ｑ_Ｉ（ｆ_Ｒ））とを検知し、次に該実クオリティ（Ｑ_Ｉ（ｆ_Ｒ））を、前記共振周波数（ｆ_Ｒ）に依存する目標クオリティ（Ｑ_Ｓ（ｆ_Ｒ））と比較して、所定の目標クオリティ範囲（ｑ_Ｓ）を用いて異物（１１）があるかないかを判定するようにした前記誘導充電装置において、前記誘導充電装置（１０）内に組み込まれた少なくとも１つの温度センサ（３６）が前記誘導充電装置（１０）の内部温度（Ｔ）を検知し、前記コントロールユニット（２２）が、実クオリティ（Ｑ_Ｉ（ｆ_Ｒ））に、前記内部温度（Ｔ）をベースにした修正係数（Ｋ）を乗じることを特徴とする誘導充電装置（１０）。
10. 前記少なくとも１つの温度センサ（３６）が、前記発振回路（２４）の充電コイル（１８）に直接配置されておらず、また電力スイッチング要素のすぐ近くおよび前記誘導充電装置（１０）の他の自己発熱構成要素のすぐ近くにも配置されていないことを特徴とする、請求項９に記載の誘導充電装置（１０）。
11. 前記内部温度（Ｔ）は、ワイヤレスエネルギー伝送の間に検知されることを特徴とする請求項９または１０に記載の誘導充電装置（１０）。
12. 手持ち工作機械のための誘導充電装置であることを特徴とする請求項９から１１のいずれか一つに記載の誘導充電装置。