JP2017528855A - 階層的サブスクリプション管理 - Google Patents

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Abstract

本発明の実施形態は、組織が独特な提案、プラン、およびサブスクリプションを作ることを可能にするサブスクリプション管理サービスを提供する。リソースは、組織サブスクリプションの下で階層状に作られる。各サブスクライバーは、それよりも高いレベルの下位組織であり、独立してそのサービスを管理することができる。各レベルにおけるサブスクライバー毎の管理者が、その下位組織を定めることができる。各サブスクライバーは、それ自体の組織サービスがサブスクリプションによってサポートされる限り、この組織サービスをインストールする(install)ことができる。サブスクライバーは、サービスがどのようにパッケージングされ、他の下位組織およびエンド・ユーザーに提供されるか定めるというように、それ自体の組織プランを作ることができる。例えば、リセラーが、異なる価格レベルでサービス・パッケージを作り、これらをテナントに提供することもできる。管理者は、サブスクライバーによって管理される組織サブスクリプションを作ることができる。【選択図】図3

Description

[0001] クラウド・コンピューティングは、構成設定可能なコンピューティング・リソースの共有プールへの遍在的なオンデマンド・ネットワーク・アクセスを可能にする。このコンピューティング・リソースは、最小限の管理の手間またはサービス・プロバイダーの介入で、素早くプロビジョニングおよび解放することができる。これらのリソースは、例えば、処理、サーバー、ストレージ、アプリケーション、ネットワーク帯域幅、およびサービスを含むことができる。典型的なクラウド・モデルは、オンデマンド・セルフ・サービス(on-demand self-service)、広域ネットワーク・アクセス、リソース・プール、迅速な弾力性、および測定可能なサービス(measured service)を提供する。クラウド・コンシューマーは、サービス・プロバイダーの介入なしで、必要に応じて一方的にコンピューティング能力をプロビジョニングする。クラウド・サービスは、パブリックおよび/またはプライベート・ネットワークを介して入手可能であり、標準的なメカニズムを使用してアクセスされる。クラウド・プロバイダーのコンピューティング・リソースは、コンシューマーの要求(即ちマルチテナント)にしたがって物理および仮想リソースを動的に割り当てそして割り当て直すことによって、複数のコンシューマーにサーブするために使用可能になるように、プールされる。
[0002] クラウド・コンシューマーは、一般に、提供されるリソースの場所を管理することも知識を得ることもせず、リソースの場所は、1つ以上の分散されたデーターセンターによってサポートされればよい。クラウド・サービスは、要求に伴う迅速な規模拡張に対処するために弾力的にプロビジョニングおよび解放される。その結果、その能力は、コンシューマーには、無限であり任意の量で任意の時点においてプロビジョニングするために入手可能であるように見えるかもしれない。クラウド・システムは、サービスのタイプに適したメータリング能力を利用することによって、リソースの使用を自動的に制御し最適化する。
[0003] 既存のクラウド・システムは、同じサービス、テーマ化(theming)、利用状況データー収集、および課金が全てのサブスクライバーに適用されるように、サブスクライバーに包括的なプランを提供する。
[0004] データーセンターまたは分散型コンピューター・システムは、クラウド・サービスをサブスクライバーに提供するために使用することができる。好ましくは(advantageously)、プロバイダーは、データーセンターにおいて所定の1組のサービスおよびリソースを提供するゼロデイ・プラン(zero-day plan)に加入する(subscribe)ことによって、データーセンターを構成する。次いで、プロバイダーは、1つ以上の組織および/またはリセラー(reseller)プランを他のエンティティのために作ることができる。ある組織は、1組のサービスを提供する、選択された組織プランに加入する。好ましくは、この組織は、サブスクリプションのために下位組織に提案されるプランを作る。リセラーはリセラー・プランに加入することができる。好ましくは、このリセラーは、テナントへの再販のためのプランを提供することができる。
[0005] この摘要は、詳細な説明において以下で更に説明する概念から選択したものを、簡略化した形態で紹介するために設けられている。この摘要は、特許請求する主題の主要な特徴や必須の特徴を特定することを意図するのではなく、特許請求する主題の範囲を限定するために使用されることを意図するのでもない。
[0006] 本発明の実施形態は、組織が独特の提案(offer)、プラン、およびサブスクリプションを作ることを可能にするサブスクリプション管理サービスを提供する。リソースは、組織サブスクリプション(organizational subscription)の下で階層的に作られる。各サブスクライバーは、それよりも高いレベルの下位組織であり、独立してそのサービスを管理することができる。各レベルにおけるサブスクライバー毎の管理者が、その下位組織を定めることができる。各サブスクライバーは、それ自体の組織サービスがサブスクリプションによってサポートされる限り、この組織サービスをインストールする(install)ことができる。サブスクライバーは、サービスがどのようにパッケージングされ、他の下位組織およびエンド・ユーザーに提供されるか定めるというように、それ自体の組織プランを作ることができる。例えば、リセラーが、異なる価格レベルでサービス・パッケージを作り、これらをテナントに提案することもできる。管理者は、サブスクライバーによって管理される組織サブスクリプションを作ることができる。
[0007] 本発明の実施形態の以上のおよびその他の利点ならびに特徴を更に明確化するために、本発明の実施形態の更に具体的な説明を、添付図面を参照しながら行う。尚、これらの図面は、発明の典型的な実施形態だけを図示するのであり、したがってその範囲を限定するように解釈してはならないことは認められよう。添付図面の使用により、更に具体的にそして詳細に、本発明について説明する。
図1は、ローカル、オンプレミス・リソースおよびリモートまたはパブリック・リソースへのアクセスを企業ユーザーに与えるシステムの上位ブロック図である。 図2は、一実施形態にしたがって、クラウド・コンピューティング・サービスまたは分散型コンピューティング・サービスを提供するデーターセンターのブロック図である。 図3は、一実施形態によるサブスクリプション管理階層を示す。 図4は、一実施形態において階層的サブスクリプション・サービスを提供する方法を示すフローチャートである。 図5は、一実施形態にしたがってリセラー・プランを提供する方法を示すフローチャートである。 図6は、一実施形態にしたがってリセラー・プランを提供する方法を示すフローチャートである。
[0014] 図1は、ローカル、オンプレミス・リソースおよびリモートまたはパブリック・リソースへのアクセスを企業ユーザーに与えるシステムの上位ブロック図である。ローカル企業端末101は、ユーザーがオンプレミス・ネットワーク103を介してオンプレミス・データーセンター102に直接アクセスすることを可能にする。企業100の外部にいるユーザーは、リモート端末104を使用して、オンプレミス・データーセンター102にアクセスすることができる。端末101および104は、例えば、デスクトップ、ラップトップ、ノートブック、またはタブレット・コンピューターでもよい。専用端末、スマートフォン、パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA)等のような、他のデバイスも、端末101および104として使用することができる。
[0015] ファイアウォール105は、企業100のためにネットワーク・セキュリティ・システムを設け、着信および出立するネットワーク・トラフィックを制御する。外部端末104は、インターネット106あるいは任意のパブリックまたはプライベート・ネットワークを介して、企業のオンプレミス・ネットワーク103に接続することができる。ファイアウォール105は、端末104がしかるべき資格証明および認証を提示した場合、端末104がオンプレミス・データーセンター102にアクセスすることを可能にする。また、端末101および104における企業ユーザーも、インターネット106を介して、パブリック・データーセンター107にアクセスすることができる。
[0016] オンプレミス・データーセンター102およびパブリック・データーセンター107は、「クラウド・コンピューティング」サービスを企業100および他のユーザーに提供することができる。企業ユーザーを、情報技術(IT)インフラストラクチャの管理から解放することによって、クラウド・コンピューティングは、要求に応じてサービスの規模を調整することを可能にしつつ、事実上無制限の計算、ストレージ、およびネットワーク・リソースを低価格で提供する。
[0017] 図2は、一実施形態にしたがって、クラウド・コンピューティング・サービスまたは分散型コンピューティング・サービスを提供するデーターセンター200のブロック図である。複数のサーバー201が、データーセンター管理コントローラー202によって管理される。負荷分散装置203が、サーバー201にわたる要求および作業負荷を分散し、1つのサーバー201が使いすぎになる状況を回避し、データーセンター200におけるリソースの利用可能な容量および処理能力を最大化する。ルーター/スイッチ204は、サーバー201間、ならびにデーターセンター200および外部リソースとユーザーとの間における、外部ネットワーク205を介したデーター・トラフィックをサポートする。外部ネットワーク205は、企業の場合ではローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、パブリック・データーセンター(107)の場合、オンプレミス・データーセンター102またはインターネットであってもよい。
[0018] サーバー201は、従前からの単体計算デバイスでもよく、および/またはこれらは多くのサーバー・デバイスのラックにおいて個々のブレードとして構成されてもよい。サーバー201は、他のデーターベース・エンティティとの通信を管理する入力/出力(I/O)コネクターを有する。各サーバー201における1つ以上のホスト・プロセッサーは、複数の仮想機械(VM)をサポートするホスト・オペレーティング・システム(O/S)を実行する。各VMは、サーバーにおける各VM O/Sが異なる、または同じ、または双方の混合となるように、それ自体のO/Sを実行することができる。VM OSは、例えば、同じO/Sの異なるバージョンであってもよい(例えば、Windows(登録商標)オペレーティング・システムの異なる現および旧バージョンを実行する異なるVM)。加えて、または代わりに、VM O/Sは、異なる製造業者によって提供されてもよい(例えば、あるVMはWindows(登録商標)オペレーティング・システムを実行し、一方他のVMはLinux(登録商標)オペレーティング・システムを実行する)。次いで、各VMは1つ以上のアプリケーション(アプリ)を実行することができる。また、各サーバーは、ホスト・プロセッサーおよびVMによってアクセスし使用することができるストレージ(例えば、ハード・ディスク・ドライブ(HDD))およびメモリー(例えば、RAM)も含む。
[0019] クラウド・コンピューティングは、サービスとしての計算能力の配信であり、計算パワー、ネットワーキング、およびストレージのようなITリソースへのアクセスを、蛇口からの水のように、利用可能にする。あらゆるユーティリティと同様に、通常、クラウド・コンピューティングで使用したものだけを支払う。クラウド・サービスを利用することによって、費用がかかり複雑なIT構築ブロックを構築し、管理し、維持する必要なく、大規模なデーターセンターのパワーを活用することができる。クラウドによって、ITの複雑さの多くが取り去られ、実際に業務に関係するインフラストラクチャ、データー、およびアプリケーション開発に集中させる。
[0020] データーセンター200は、プールされたリソースを提供し、顧客またはテナントは、より多くのサーバーや追加のネットワーキングを追加する必要なく、動的にこのリソースをプロビジョニングし、必要に応じてアプリケーションを規模拡張する(scale)ことができる。これにより、テナントは、必要とする計算リソースを得ることが可能になり、アプリケーション毎にその場限りでインフラストラクチャを調達、プロビジョニング、および管理する必要がない。クラウド・コンピューティング・データーセンター200は、テナントが、その業務の現在の必要性を満たすために、リソースを動的に増やす(scale up)または減らす(scale down)ことを可能にする。加えて、データーセンターの運営者は、利用状況に基づくサービスをテナントに提供することができ、テナントは、使用したリソースの分だけを、それらを必要とするときに支払えばよい。例えば、テナントは、そのアプリケーションを実行するためにサーバー201−1において1つのVMを最初に使用するのでもよい。要求が増大すると、データーセンターは、同じサーバーにおいて、および/または必要に応じて新たなサーバー201−Nにおいて追加のVMを初期起動することができる。これら追加のVMは、後に要求が低下した場合には、動作を停止させることができる。
[0021] データーセンター200は、保証された利用可能性、災害復旧、およびバックアップ・サービスを提案することができる。例えば、データーセンターは、サーバー201−1における1つのVMをテナントのアプリケーションのための主要な場所として指定することができ、第1VMまたはサーバー201−1が障害を起こした場合に備えて、第2VMを同じまたは異なるサーバーにおいて、スタンバイまたはバックアップとして初期起動することができる。データーベース・マネージャ202は、テナントの介入を必要とせずに、着信したユーザー要求を主要VMからバックアップVMに自動的に移す。データーセンター200は、1つの場所として例示されているが、サーバー201は、追加の冗長性および災害復旧能力を提供するために、地球にわたって複数の場所に分散できることは理解されよう。
[0022] データーセンターの運営者は、異なるレベルのクラウド・コンピューティング・サービスをテナントに提案することができる。サービスとしてのインフラストラクチャ(IaaS)の提案では、低い方のレベルのITスタックがサービスとして配信され、物理機械をプロビジョニングしネットワークを構成する複雑さの多くから開発者を解放する。IaaSによって、テナントは、非常にスケーラブルで利用可能なクラウド環境において仮想機械を容易にプロビジョニングし、ソリューションを開発および検査し、アプリケーションを生産に展開することができる。サービスとしてのプラットフォーム(PaaS)の提案では、ランタイムを介したネットワーク接続(network connectivity)からのあらゆるものが提供される。PaaSは、アプリケーション・サービスのための追加のサポート、および更新を含む、オペレーティング・システムの管理を提供することによって、開発を容易にする。PaaSによって、テナントは、アプリケーションの業務ロジックに集中し、素早くアプリケーションを着想から起動まで移すことができる。サービスとしてのソフトウェア(SaaS)の提案では、1つの完成したアプリケーションまたは1組のアプリケーションを顧客にウェブ・ブラウザを介して配信することによって、アプリケーション・コードを含むITスタックの基礎をなすコンポーネントを管理する彼らの必要性を排除することができる。
[0023] 再度図1を参照すると、企業は、パブリック・データーセンターまたはパブリック・クラウド・コンピューティング・サービスを使用して、経費節減、管理要件の削減、または特定のサービス提案(services offered)を利用することができる。一方、企業は、オンプレミス・データーセンターまたはプライベート・クラウド・サービスを使用して、データーのセキュリティを確保する、または、例えば、企業固有のアプリケーションを使用することもできる。尚、企業はオンプレミス・データーセンターを使用してプライベート・クラウド・サービスを利用する必要はないことは理解されよう。代わりに、プライベート・クラウド・サービスは、企業へのアクセスを制限するデーターセンターによって提供されてもよい。パブリック・クラウド・サービスおよびプライベート・クラウド・サービス双方の企業による使用を、一般に、ハイブリッド・グラウドと呼ぶ。
[0024] 図3は、一実施形態によるサブスクリプション管理階層を示す。プロバイダー301は、データーセンターまたはクラウド・サービス管理者である。プロバイダーはゼロデイ・プランに加入する。ゼロデイ・プランは、プロバイダーが使用するために、データーセンターまたはクラウド・サービスにおいて初期の1組のサービスおよびリソースを提供する。プロバイダーは、クラウド・サービス・リセラー302による使用のために、1つ以上のリセラー・プランを定めることもできる。これらのリセラー・プランは、データーセンターからまたはプロバイダー301からのクラウド・サービスから利用可能な、種々の構成のサービス、リソース、セキュリティ、認証、料金構造等を提供する。
[0025] プロバイダー301は、種々のリセラー・プランに対するリセラーのサブスクリプションを管理する。また、プロバイダー301は、リセラーのデーターセンター・サービスおよびリソースの使用を追跡し、それに応じてリセラー302に課金する。
[0026] リセラー302は、プロバイダー301によって提案されたリセラー・プランから選択したものに加入する。各リセラー302は、テナント303に提案される1つ以上のテナント・プランを定める。テナント303は、データーセンター・サービスおよびリソースのエンド・ユーザーである。リセラー・プランと同様に、テナント・プランは、データーセンターまたはクラウド・サービスからエンド・ユーザーに利用可能である、種々の構成のサービス、リソース、セキュリティ、認証、料金構造等を提供する。リセラー302は、テナントのサブスクリプションを管理し、課金のために、テナントのデーターセンター・サービスおよびリソースの使用を追跡する。
[0027] テナント303は、データーセンターにおける所望のサービスおよびリソースへのアクセスを得るために、リセラー302によって提案されるテナント・プランの内の1つに加入する。「リセラー」という用語が図3における中間組織において使用されているが、このレベルにおける管理者は営利企業である必要はないことは理解されよう。例えば、リセラー302は、企業のIT部門に対応するのでもよく、この企業IT部門が、その企業内部にある種々のテナント303の組織または部門にサブスクリプションを提供する。企業のIT部門は、要求されるサービスおよびリソースのタイプに依存して、異なるデーターセンター・サブスクリプションを異なる部門に提案することができる。あるいは、リセラー302は、データーセンターおよびクラウド・サービスを、無関係のテナント303に提供するサービス・プロバイダーであってもよい。
[0028] プロバイダー301またはリセラー302によって作られたプランは、異なる組み合わせのサービスおよびリソースを提供することができる。加えて、異なるプランの提案は、異なるサービス・レベルの契約(SLA)、異なる割り当てディスク容量(quotas)、異なる再販能力等を含むことができる。
[0029] データーセンターまたはクラウド・サービス管理(即ち、サブスクリプションおよびリソース)は、階層状に細分化することもできる。各サブスクライバーは、その上のレベルの下位組織であり、独立してそのサービスを管理することができる。各レベルにおけるサブスクライバー毎の管理者は、それらの下位組織を定めることができる。各サブスクライバーは、それら自体の組織サービスがサブスクリプションによってサポートされる限り、そのサービスをインストールすることができる。サブスクライバーは、サービスがどのようにパッケージングされ、他の下位組織およびエンド・ユーザーに提案されるか定めるというように、それ自体の組織プランを作ることができる。例えば、リセラーが、異なる価格レベルでサービス・パッケージを作り、これらをテナントに提案することもできる。管理者は、サブスクライバーによって管理される組織サブスクリプションを作ることができる。
[0030] サブスクライバーは、下位組織およびエンド・ユーザーに露出されるロゴ、色彩の配合、およびユーザー・インターフェース・エレメントのような、それら自体のテーマ化(theming)をサブスクリプションに適用することができる。各下位組織は、インストールすることができるアプリケーションおよびサービスのギャラリー(gallery)またはマーケットプレースを提供しアクセスすることができる。課金の目的で、各組織は利用状況データーを下位組織から収集することができる。
[0031] また、プロバイダーおよび/または組織は、ドメイン・ネーム・システム(DNS)ネームを、組織およびテナントのためにユーザー体験を提供するポータルに割り当てることもできる。また、プロバイダーおよび/または組織は、データーセンターまたはクラウド・サービス・リソースを管理するためにプログラム・アクセスを与える管理APIを露出することもできる。
[0032] また、各組織は、どのデーターセンターまたはクラウド・サービスにサブスクライバーがアクセスするまたはアタッチする(attach)ことができるか管理することもできる。サブスクライバーによって使用されるアイデンティティ・プロバイダー(identity provider)のような追加の機能も、どこでサブスクライバーのアイデンティティが定められるか制御するために、組織によって制御することができる。
[0033] 全ての管理機能は、1つの管理者を有する包括的コンテキストではなく、階層的サブスクリプション・コンテキストの下で提供される。サブスクリプション管理は、別々の管理者およびテナント・ポータルではなく、テナントおよび管理者体験双方を提供する専用サービスによって行われる。
[0034] サブスクリプション管理サービスは、組織が独特の提案(offer)、プラン、サブスクリプション等を作ることを可能にする。包括的な1組のリソースに限定される代わりに、組織サブスクリプションの下でリソースが作られる。
[0035] 組織は、プロバイダーによって提供されるサービスおよびリソースをカスタム化されたサブスクリプションにパッケージングし直すことによって、これらのサービスおよびリソースのリセラーになることができる。組織テナント(即ち、組織のメンバー)は、組織提案および組織データーセンター・プランに加入することができる。組織プランおよび提案にアクセスするために、役割に基づくアクセス制御(Role-based access control)が使用される。組織提案およびプランは、これらが組織の会員のみにアクセス可能となるように、保護される(secure)。ここでは、全ての提案が組織的である。ある組織提案に対してサブスクリプションが作られると、このサブスクリプションは、それが作られた提案と同じ組織と関連付けられる。
[0036] 組織プランを作るためには、組織管理者が、プランに含めるサービスおよび割り当てディスク容量を指定する必要がある。例えば、親組織(即ち、プロバイダー)によって再提案(即ち、再販)のためにサービスが組織管理者に与えられた場合、または組織管理者がそれ自体のサービスおよび対応するリソース・プロバイダーを、サービスを管理するためにインストールした場合、サービスは組織プラン内に現れることができる。
[0037] 管理者は、プランを作り、「サブスクリプション管理」サービスをこのプランに追加することができる。サービスの管理者だけがサービスをプランに追加することができる。プランを作っている間に、管理者は更に「サブスクリプション管理」サービスに対して「割り当てディスク容量」を構成する。加えて、サービス管理者は、更に、プランにおいて提案される制約および特徴(feature)を構成する。一旦「サブスクリプション管理」サービスがあるプランが作られたなら、このプランに対してサブスクリプションを作ることが可能になる(即ち、プロバイダーはこのプランをリセラーに提案することができ、および/またはリセラーがこのプランをテナントに提案することができる)。「サブスクリプション管理」サービスを含むプランに対するサブスクリプションはいずれも、自動的に「組織」サブスクリプションになる。次いで、この組織の管理者は、プラン、提案、サブスクリプション等のような組織リソースを、このプランのために作ることができる。
[0038] サービスをインストールする。サブスクリプション管理サービスのテナントはサービスを登録する(register)ことができる。これによって、組織管理者は、データーセンターにサービスをインストールすることができ、更に、そのリソース・プロバイダー(即ち、管理サービス)を組織に登録することができる。したがって、このモデルでは、全てのサービスが「組織」サービスとして扱われる。サービス・エンドポイント、サービス・ネームプレース、領域等を提供することによってというようにして、一旦サービスが登録されたなら、サービスを新たなプランに追加することができる。
[0039] プランを再販する。サービスをテナントまたは下位組織に提案する他の方法は、親組織からのサービスを「再提案する」ことである。親組織が組織管理プランを作るとき、サブスクリプション管理サービスをこのプランに追加する。サブスクリプション管理サービスを構成する一部として、親管理者は、どのプランを「再提案」できるか、そして何回(即ち、割り当てディスク容量)できるか指定する。すると、このようなプランに加入する組織管理者は、サブスクリプション管理サービスの割り当てディスク容量構成において指定されたサービスを「再提案する」ことが許可される。
[0040] 再提案されるプランは、親組織において登録されたサービス・プロバイダーを含む。したがって、これらの再提案されるプランのサービスは、いずれのローカルに登録されるサービスとも異なる(例えば、異なるサービスまたは異なる領域)。この区別を使用すると、利用状況を正しい組織に帰することが容易になる。2つの異なる種類の利用状況を報告することができる。第1に、テナント・プランに含まれるサービスによって生成される利用状況データー・ストリームは、テナント・サブスクリプションに関連するサービス・リソース・プロバイダーによって報告され、利用状況コレクターによって組織管理者に露出される。これは、通例、課金を目的とする。第2に、利用状況は、サブスクリプション管理サービスによって、「再提案された」サービスに関して報告されてもよい。これらの再提案されるサービスは、組織サブスクリプションと関連付けられ、「再提案」のためにサービスを提供した組織に報告される。
[0041] 一旦組織の概念が確定したなら、ユーザー体験を提供するポータルおよびクラウド・リソースを管理するためにプログラム・アクセスを与える管理APIに対する、テーマ化、ギャラリー/マーケットプレース、利用状況収集、課金、およびDNSネームのような、ある範囲の他の組織的シナリオのために使用することができる。
[0042] ゼロデイ・プラン。ゼロデイ・プランは、プロバイダーまたは最初にインストールした親管理者に適用される。プロバイダー管理者がデーターセンター・サービスを設定するときには、プロバイダーにはサブスクリプションが存在しないので、どのサービスおよびリソースがプロバイダーに利用可能か定めるために、ゼロデイ・プランが使用される。
[0043] セルフプラン。組織テナントによって新たな組織サブスクリプションが作られるとき、このサブスクリプションは特殊なセルフプランと関連付けられる。このプランは、自動的に、組織に登録されているサービスの全てを含む。このように、組織管理者が組織のために新たなサービスをインストールするとき、これらのサービスは組織サブスクリプションにおいて自動的に利用可能になる。
[0044] 利用状況サブシステムは、これらのサービスが親組織によって提供されないと判断し、したがって、使用フローは、サービスが登録されている組織内に残る。
[0045] 図4は、一実施形態において階層的サブスクリプション・サービスを提供する方法を示すフローチャートである。ステップ401において、データーセンター管理サービスを分散型計算システムにおいて提供する。分散型計算システムは、例えば、1つ以上の場所に位置するサーバーを使用して、パブリック、プライベート、またはハイブリッド・クラウド・サービスを提供することができる。データーセンター管理サービスは、管理者のように、分散型計算システムのプロバイダーがサブスクリプションおよびリソースを管理することを可能にする。ステップ402において、組織に加入するために、1つ以上のプロバイダー・プランを作る。このプロバイダー・プランは、サブスクリプションおよびリソースをデーターセンター・テナントに提案することによって、組織が分散型計算システムの部分集合を独立して管理することを可能にする。
[0046] ステップ403において、組織は、サブスクリプションによって組織のテナントに利用可能なサービスおよびリソースを含む少なくとも1つの組織プランを作る。ステップ404において、組織は、テナントのために組織サブスクリプションを作る。このサブスクリプションは、選択された組織プランにおいて、1組のサービスおよびリソースを提供する。
[0047] ステップ405において、組織は、組織およびこの組織のテナントだけに利用可能な1つ以上の組織サービスをインストールすることができる。ステップ406において、データーセンター組織は、選択された組織プランに対するサブスクリプションに関連するテナント使用についての利用状況情報を収集する。ステップ407において、組織は、収集した利用状況情報に基づいて、テナントに課金する。
[0048] 図5は、一実施形態にしたがって、リセラー・プランを提供する方法を示すフローチャートである。ステップ501において、複数のリセラー・プランを作る。リセラー・プランは、データーセンター・プロバイダーによって管理され、リセラーによる使用および再販のために利用可能なサービスのグループを含む。ステップ502において、選択されたリセラー・プランのために、リセラー・サブスクリプションを作る。ステップ503において、リセラーは、このリセラーが管理する複数のテナント・プランを作る。テナント・プランは、テナントによる使用のために利用可能なサービスのグループを含む。ステップ504において、選択されたテナント・プランのために、テナント・サブスクリプションを作る。
[0049] 図6は、一実施形態にしたがってリセラー・プランを提案する方法を示すフローチャートである。ステップ601において、プランを作る。プランは、親組織によって管理され、分散型計算ネットワークにおいて提案されるサービスへのアクセスを与える。ステップ602において、下位組織によるサブスクリプションのために、このプランを提案する。ステップ603において、下位組織によってこの下位組織のテナントに再提案されることが許されるプランを識別するために、サブスクリプション管理サービスを構成する。
[0050] データーセンターにおいてサブスクリプションを管理するためのコンピューター実装方法の非排他的な例は、分散型計算システムにおいて実行するデーターセンター管理サービスを提供するステップを含む。データーセンター管理サービスは、分散型計算システム・プロバイダーがサブスクリプションおよびリソースを管理することを可能にする。更に、この方法は、サブスクリプションおよびリソースをデーターセンター・テナントに提案することによって、分散型計算システムの部分集合を独立して管理するために、組織に加入するための1つ以上のプロバイダー・プランを作るステップも含む。
[0051] この方法は、組織および当該組織のテナントのみに利用可能である1つ以上の組織サービスをインストールするステップを含むこともできる。この方法は、サブスクリプションによって組織のテナントに利用可能なサービスおよびリソースを含む少なくとも1つの組織プランを作るステップ、テナントのために組織サブスクリプションを作るステップであって、サブスクリプションが、選択された組織プランにおいて1組のサービスおよびリソースを提供する、ステップ、 組織のテナントの全てに示すために、ユーザー・インターフェース・テーマ(theme)を割り当てるステップ、加入するテナントによって選択された組織プランに追加するために利用可能なデーターセンター・サービスのギャラリーを提供するステップの内1つ以上を含んでもよい。
[0052] 更に、この方法は、選択された組織プランへのサブスクリプションに関連するテナント利用状況情報を収集するステップと、収集した利用状況情報に基づいてテナントに課金するステップとを含んでもよい。
[0053] この方法は、組織によって選択されたドメイン・ネーム・システム(DNS)ネームを、ユーザー体験をテナントに提供するポータルに割り当てるステップ、分散型計算システムにおけるリソースを管理するためにプログラム・アクセスを組織に提供する管理APIを露出するステップ、サブスクリプション管理サービスを組織およびテナントに提供するステップであって、サブスクリプション管理サービスが、組織およびテナントが新たなサービスに登録することを可能にする、ステップの内1つ以上を含んでもよい。
[0054] 更に、この方法は、組織によって新たなサービスをインストールするステップと、新たなサービスのためにリソース・プロバイダーを登録するステップと、新たなサービスを、組織のプランの少なくとも1つに追加するステップとを含んでもよい。
[0055] 更に、この方法は、プロバイダーを分散型計算システムに登録するステップと、登録の結果として、ゼロデイ・プランにおいて定められる1組のデフォルトのサービスおよびリソースに、プロバイダーを自動的に加入するステップとを含んでもよい。
[0056] データーセンターにおいてサブスクリプションを管理するためのシステム例は、1つ以上のプロセッサーと、コンピューター実行可能命令が格納されている1つ以上のコンピューター読み取り可能記憶媒体とを含む。コンピューター実行可能命令が1つ以上のプロセッサーによって実行されると、プロセッサーに、データーセンター・プロバイダーによって管理される複数のリセラー・プランを作らせ、リセラー・プランが、リセラーによる使用および再販のために利用可能なサービスのグループを含み、選択されたリセラー・プランに対してリセラー・サブスクリプションを作らせ、リセラーによって管理される複数のテナント・プランを作らせ、テナント・プランが、テナントによる使用のために利用可能なサービスのグループを含み、選択されたテナント・プランに対してテナント・サブスクリプションを作らせる。
[0057] 更に、このシステムは、コンピューター実行可能命令を含むことができ、1つ以上のプロセッサーによって実行されると、このプロセッサーに、1つ以上のプロセッサーにおいて実行するデーターセンター管理サービスを提供させ、このデーターセンター管理サービスが、プロバイダーがサブスクリプションおよびリソースを管理することを可能にする。
[0058] 更に、このシステムは、コンピューター実行可能命令を含むことができ、1つ以上のプロセッサーによって実行されると、このプロセッサーに、分散型計算システムにおいてデーターセンター・プロバイダーを登録させ、登録の結果として、ゼロデイ・プランにおいて定められる1組のデフォルトのサービスおよびリソースにプロバイダーを自動的に加入させる。
[0059] 更に、このシステムは、コンピューター実行可能命令を含むことができ、1つ以上のプロセッサーによって実行されると、このプロセッサーに、リセラーのテナント・プランのリセラーおよびサブスクライバーだけに利用可能な1つ以上のリセラー・サービスをインストールさせる。
[0060] 更に、このシステムは、コンピューター実行可能命令を含むことができ、1つ以上のプロセッサーによって実行されると、このプロセッサーに、選択された組織プランへのサブスクリプションに関連するテナント利用状況情報を収集させ、収集した利用状況情報に基づいてテナントに課金させる。
[0061] 更に、このシステムは、コンピューター実行可能命令を含むことができ、1つ以上のプロセッサーによって実行されると、このプロセッサーに、組織によって選択されたドメイン・ネーム・システム(DNS)ネームを、ユーザー体験をテナントに提供するポータルに割り当てさせ、分散型計算システムにおけるリソースを管理するためにプログラム・アクセスを組織に提供する管理APIを露出させる。
[0062] 更に、このシステムは、コンピューター実行可能命令を含むことができ、1つ以上のプロセッサーによって実行されると、このプロセッサーに、サブスクリプション管理サービスを組織およびテナントに提供させ、サブスクリプション管理サービスが、組織およびテナントが新たなサービスに登録することを可能にする。
[0063] 分散型計算ネットワークにおいてサブスクリプション・プランを作るためのコンピューター実装方法の非限定的な一例は、親組織によって管理される複数のプランを作るステップであって、このプランが、分散型計算ネットワークにおいて提案されるサービスへのアクセスを与える、ステップと、下位組織によるサブスクリプションのためにプランを提案するステップと、これらのプランの内、下位組織によって、この下位組織のテナントに再提案されることが許される1つ以上を識別するためにサブスクリプション管理サービスを構成するステップとを含む。
[0064] 以上、構造的特徴および/または方法論的アクトに特定的な文言で主題について説明したが、添付する特許請求の範囲において定められる主題は、必ずしも以上で説明した具体的な特徴やアクトに限定されるのではないことは理解されよう。逆に、以上で説明した具体的な特徴およびアクトは、特許請求の範囲を実現する形態例として開示したまでである。

Claims (15)

  1. コンピューター実装方法であって、
    分散型計算システムにおいて実行するデーターセンター管理サービスを提供するステップであって、前記データーセンター管理サービスが、分散型計算システム・プロバイダーがサブスクリプションおよびリソースを管理することを可能にする、ステップと、
    サブスクリプションおよびリソースをデーターセンター・テナントに提案することによって、前記分散型計算システムの部分集合を独立して管理するために、組織に加入するための1つ以上のプロバイダー・プランを作るステップであって、前記分散型計算システムにおけるリソースへのテナントのアクセスが、選択されたプロバイダー・プランによって制限される、ステップと、
    を含む、コンピューター実装方法。
  2. 請求項1記載のコンピューター実装方法であって、更に、
    組織および該組織のテナントのみに利用可能である1つ以上の組織サービスをインストールするステップを含む、コンピューター実装方法。
  3. 請求項1記載のコンピューター実装方法であって、更に、
    サブスクリプションによって組織のテナントに利用可能なサービスおよびリソースを含む少なくとも1つの組織プランを作るステップを含む、コンピューター実装方法。
  4. 請求項3記載のコンピューター実装方法であって、更に、
    テナントのために組織サブスクリプションを作るステップであって、前記サブスクリプションが、選択された組織プランにおいて1組のサービスおよびリソースを提供する、ステップを含む、コンピューター実装方法。
  5. 請求項3記載のコンピューター実装方法であって、更に、
    組織のテナントの全てに示すために、ユーザー・インターフェース・テーマを割り当てるステップを含む、コンピューター実装方法。
  6. 請求項1記載のコンピューター実装方法であって、更に、
    加入するテナントによって選択された組織プランに追加するために利用可能なデーターセンター・サービスのギャラリーを提供するステップを含む、コンピューター実装方法。
  7. 請求項1記載のコンピューター実装方法であって、更に、
    選択された組織プランへのサブスクリプションに関連するテナント利用状況情報を収集するステップと、
    前記収集した利用状況情報に基づいてテナントに課金するステップと、
    を含む、コンピューター実装方法。
  8. 請求項1記載のコンピューター実装方法であって、更に、
    前記組織によって選択されたドメイン・ネーム・システム(DNS)ネームを、ユーザー体験をテナントに提供するポータルに割り当てるステップを含む、コンピューター実装方法。
  9. 請求項1記載のコンピューター実装方法であって、更に、
    前記分散型計算システムにおけるリソースを管理するためにプログラム・アクセスを組織に提供する管理APIを露出するステップを含む、コンピューター実装方法。
  10. 請求項1記載のコンピューター実装方法であって、更に、
    サブスクリプション管理サービスを組織およびテナントに提供するステップであって、前記サブスクリプション管理サービスが、組織およびテナントが新たなサービスに登録することを可能にする、ステップを含む、コンピューター実装方法。
  11. 請求項10記載のコンピューター実装方法であって、更に、
    組織によって新たなサービスをインストールするステップと、
    前記新たなサービスのためにリソース・プロバイダーを登録するステップと、
    前記新たなサービスを、前記組織のプランの少なくとも1つに追加するステップと、
    を含む、コンピューター実装方法。
  12. 請求項1記載のコンピューター実装方法であって、更に、
    前記プロバイダーを前記分散型計算システムに登録するステップと、
    前記登録の結果として、ゼロデイ・プランにおいて定められる1組のデフォルトのサービスおよびリソースに、前記プロバイダーを自動的に加入するステップと、
    を含む、コンピューター実装方法。
  13. システムであって、
    1つ以上のプロセッサーと、
    コンピューター実行可能命令が格納されている1つ以上のコンピューター読み取り可能記憶媒体と、
    を含み、
    前記コンピューター実行可能命令が前記1つ以上のプロセッサーによって実行されると、前記プロセッサーに、
    データーセンター・プロバイダーによって管理される複数のリセラー・プランを作り、前記リセラー・プランが、リセラーによる使用および再販のために利用可能なサービスのグループを含み、
    選択されたリセラー・プランに対してリセラー・サブスクリプションを作り、
    前記リセラーによって管理される複数のテナント・プランを作り、前記テナント・プランがテナントによる使用のために利用可能なサービスのグループを含み、前記データーセンターにおけるリソースへのテナントのアクセスが、選択されたテナント・プランによって制限され、
    選択されたテナント・プランに対してテナント・サブスクリプションを作る、ことを行わせる、システム。
  14. 請求項13記載のシステムであって、更に、
    分散型計算システムにおいて前記データーセンター・プロバイダーを登録し、
    前記登録の結果として、ゼロデイ・プランにおいて定められる1組のデフォルトのサービスおよびリソースに、前記プロバイダーを自動的に加入する、
    ことを含む、システム。
  15. 請求項13記載のシステムであって、更に、
    前記リセラーのテナント・プランのリセラーおよびサブスクライバーだけに利用可能な1つ以上のリセラー・サービスをインストールすることを含む、システム。
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