JP2017528768A - ２つの分離した自律したギター／ベースに分離される、ダブルネックを備えるエレキギター／ベース - Google Patents

Abstract

２つの分離した自律したギター／ベースに分離され得る、ダブルネックを備えるエレキギター／ベース（図１）。この分離は、２つの個別の本体によって構成され、合せられ、およびネジまたはクリップによって一緒に保持される、特別なギター／ベース本体によって可能となる。かかる発明の利点は、３通りの使用：ａ）ダブルネックギター／ベース、ｂ）第１ネックのみを備える分離した器具、ｃ）第２ネックのみを備える分離した器具における、３倍の可能性である。

Description

本発明は、ａ）２つの分離した自律したギター（例えば、１２弦および６弦ギター）に分離され得る、２つのネックを備える（例えば１２弦および６弦ネックを備える）エレキギター、ｂ）２つの自律したベース（例えばフレット付およびフレットレスベース）に分離され得る、２つのネック（例えばフレット付およびフレットレスネック）を備えるエレキベース、ｃ）２つの分離した自律した器具（例えば１つの６弦ギターおよびフレット付ベース）に分離され得る、２つのネックを備えるエレキギターおよびベース（例えば６弦ギターおよびフレット付ベース）の組み合わせに関する。いずれの場合にも、上述の楽器の分離は、それらの本体の特別に設計された構造によって可能となる。

２つのネックを備えるギター／ベースは、既に知られている。ダブルネックは、デュアルサウンドの性能を音楽演奏者に与え、同時に、音楽演奏の間、二重の役割をもつことを可能にする。ダブルネックギター／ベースは、主にライブ演奏のために意図される。例えば、音楽家がライブトラックを弾いている間、１２弦ギターを離して６弦ギターを取る時間がない。なぜなら、これは、少なくとも数秒間、演奏を完全に停止することを意味するだろうからである。逆に、２つのネックを備える器具を弾いている場合、１つのネックから他への変更は、気づかれないほどの時間であり、ほとんど瞬間的である。しかしながら、その増加するコストとは別に、ダブルネックを備える器具はまた、ライブ音楽の特定の状況のためのみの、非常に限定された使用しかない。このため、標準的なシングルネック器具が、たいていのギタリスト／ベーシストの音楽活動の大部分において使用され、それは音楽家がいつも主として所有するものである。よって、いずれのギタリスト／ベーシストにとっても、ダブルネックを備える器具を購入することは、おそらく頻繁には必要とされない器具のための高くて余分なコストである。

本発明の利点は、それ自体で、異なる状況においてユーザーのすべてのあり得る要求を果たし得るため、その多重の使用の可能性である。

本発明によるダブルネックを備えるエレキギター／ベースは、他のもともと個別の器具を購入する必要なしに、音楽家によって代替的に使用される個別のギター／ベースに分離され得るという特徴を有する。これは実際、「１つで３つ」のエレキギター／ベースである。例えば、本発明によって提案される型の２つのネック（フレット付-フレットレス）を備える、かかるエレキベースの保持者は、音楽の状況および要求に応じて、容易にそれをシングルフレット付およびシングルフレットレスベースに変換し得る。この転換は、分離された（飛び出された）エレキギター／ベース本体によって可能である。したがって、ギター／ベース本体が分裂するときはいつでも、２つの個別の自律した器具が生み出される。２つの自律した器具は、もちろん、音楽の状況が求める場合はいつでも容易に再結合する可能性を有し、再びもとのダブルネック器具を生み出す。

図１は、２つのエレキギター／ベース本体がダブルネック使用のために再結合される方法（ａを参照）、および、それから２つの自律した器具が生じるそれらの分離の仕方（ｂを参照）を示す。 図２は、ベースネック（フレット付-フレットレス）と組み合された図１の本体、および、単一のフレット付および単一のフレットレスベースが生じるそれらの分離の結果を示す。図２は、毎回異なるギターまたはベースネックを選択することによる結果となり得る、可能な組み合わせの１つにすぎない。

本発明を実施する１つの方法は、図面を参照して記載される。本体は、図において注意を引くように示されるとおり、（ａ）のように接続される場合、１つを他の内側で一組にするように設計され、および造られ、一方で、図１および２において図示されるとおり、穴（ｃ）および（ｄ）にねじ込まれるネジ（ネジは図面において示されない）によって一緒に保持される。

したがって、２つの本体の分離が必要とされる場合はいつでも、２つのネジをはずすことで足りる。ダブルネック（ａ）として器具を使用する場合、すなわち２つの本体が接続される場合、ネジとは別に、クリップ、クリップ軸または（毎回本体上へのまたは取り外し可能な）半施錠−解錠システムなどの、結び付けの他の型（そのいずれも示されない）が、穴（ｃ）および（ｄ）の内側のために使用され得る。

Claims (3)

1. ダブルネックを備えるエレキギター／ベースであって、いずれのさらなる変換または追加もなく、２つの分離した、完全に自律したギター／ベースに１回で、瞬時に分離され得る、前記エレキギター／ベース。
2. 請求項１に記載のダブルネックを備えるエレキギター／ベースであって、左側から右側へ、または、右側から左側への両方で一組にされ得る２つのサブ本体で構成される特定の本体により、１回で、瞬時に分離され得、ネジまたはクリップによって１つの単一の本体として一緒に保持され、いずれのギタリスト／ベーシストも立って弾く場合に、普通の典型的なストラップでその使用を可能にする、前記エレキギター／ベース。
3. 請求項１または２に記載のダブルネックを備えるエレキギター／ベースであって、該エレキギター／ベースが、少なくとも以下：６弦ギターを備える１２弦ギター、フレットレスベースを備えるフレット付ベース、およびベースを備えるギターのネックの組み合わせを可能にし、その特別な設計がまた、さらに限定されないエレキギター／ベース接続を容易に可能にするため、トリプルネック器具としての、または、いずれの可能なネック順番でさらに多くのネックさえも備える器具としての機能を果たす、前記エレキギター／ベース。