JP2017528687A - オーディオ信号を用いる近接検出 - Google Patents
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Abstract
本明細書では、クライアントコンピューティングデバイスの位置を示すデータを計算することに関する様々な技術を説明する。クライアントコンピューティングデバイスは、オーディオ信号をキャプチャするように構成され、オーディオ信号は、クライアントコンピューティングデバイスの周囲の音響を示す。シグネチャは、キャプチャされたオーディオ信号の高周波数の部分に基づいて生成され、シグネチャは他のシグネチャと比較される。他のシグネチャは、他のコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号の高周波の部分に基づいて生成される。クライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同配置されていることに関する判断は、シグネチャと他のシグネチャとの比較に基づいて行われる。
Description
モバイルコンピューティングデバイスは、現在、典型的には全地球測位システム(GPS)センサのような位置センサをその中に備えている。GPSセンサは、軌道衛星によって放出される検出位置に基づいてその位置を計算する。したがって、モバイルコンピューティングデバイスが屋内にあるとき、GPSセンサは、モバイルコンピューティングデバイスの位置を正確に計算することができない可能性があることが確認されている。
下記は、本明細書で更に詳細に説明される主題の簡単な概要である。この概要は、特許請求の範囲に関して限定するようには意図されていない。
本明細書ではコンピューティングシステムが説明される。コンピューティングシステムは、プロセッサ及びメモリを備え、メモリは、プロセッサによって実行されるロケーションシステムを備える。ロケーションシステムは、クライアントコンピューティングデバイスの周囲についてのオーディオベースのシグネチャに基づいて、クライアントコンピューティングデバイスの位置を示すデータを計算するように構成される。オーディオベースのシグネチャは、クライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分に基づく。ロケーションシステムは更に、クライアントコンピューティングデバイスに、クライアントコンピューティングデバイスの位置を示すデータを提供するように構成される。
クライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号に基づいて、クライアントコンピューティングデバイスの位置に関する情報を計算することに関する様々な技術を、図面に関連して説明する。図面では、同様の参照符号が、全体を通して同様の要素を指すのに使用される。以下の説明では、説明の目的で、1つ以上の態様の完全な理解を提供するために、様々な特有の詳細が説明される。しかしながら、これらの特有の詳細を用いることなく、そのような態様が実施されてもよいことが明らかであり得る。他の例では、1つ以上の態様の説明を容易にするために、周知の構造及びデバイスが、ブロック図の形で図示されていることがある。さらに、特定のシステムコンポーネントによって実行されるものとして説明される機能が、複数のコンポーネントによって実行されてもよいことが理解されよう。同様に、例えば1つのコンポーネントが、複数のコンポーネントによって実行されるものとして説明されている機能を実行するように構成されてもよい。
さらに、「又は(or)」という用語は、排他的な「又は」ではなく、包括的な「又は」を意味するように意図される。すなわち、特段の定めがない限り、あるいは文脈から明らかでない限り、「XがA又はBを用いる」というフレーズは、自然な包括的順列のいずれかを意味するように意図される。すなわち、「XがA又はBを用いる」というフレーズは、以下の例のいずれか:すなわち、XがAを用いる;XがBを用いる;あるいは、XがAとBの双方を用いる、という例のいずれかを満たす。加えて、本明細書及び添付の特許請求の範囲において、「a」及び「an」という冠詞は、特段の定めがない限り、あるいは文脈から単数形を指示することが明らかでない限り、一般的に、「1つ以上(1つ又は複数)」を意味するように解釈されるものとする。
さらに、本明細書において、「コンポーネント」及び「システム」という用語は、プロセッサによって実行されると特定の機能を実行させるコンピュータ実行可能命令とともに構成される、コンピュータ読取可能データストレージを包含するように意図される。コンピュータ実行可能命令は、ルーチン、関数等を含み得る。また、コンピュータ又はシステムは単一のデバイスに局所化されてもよく、幾つかのデバイスにわたって分散されてもよいことも理解されよう。さらに、本明細書で使用されるとき、「例示」という用語は、何らかの説明又は例として機能することを意味するように意図されており、好ましいものを示すように意図されていない。
次に図1を参照すると、クライアントコンピューティングデバイス102の位置を示すデータを計算することを容易にする例示のシステム100が図示されている。クライアントコンピューティングデバイス102の位置を示すデータは、本明細書で更に詳細に説明されるように、絶対位置であり得る(例えば特定の部屋や特定の建物内等)。別の例では、クライアントコンピューティングデバイス102の位置を示すデータは、相対位置であってもよい。例えばクライアントコンピューティングデバイス102の位置を示すデータは、クライアントコンピューティングデバイス102が別のクライアントコンピューティングデバイスと部屋内に共同設置されていることを示す可能性がある。クライアントコンピューティングデバイス102は、携帯電話、タブレットコンピューティングデバイス、ラップトップコンピューティングデバイス、ウェアラブルコンピューティングデバイス(時計、眼鏡又は同様のもの)等であってよい。
システム100は更に、通信リンク106によってクライアントコンピューティングデバイス102と通信するコンピューティングシステム104を含む。コンピューティングシステム104は、コンピューティングデバイスであっても分散コンピューティングシステムであってもよい。例えばコンピューティングシステム104は、企業コンピューティングシステム、データセンタ等であってよく、あるいはこれらに含まれてもよい。別の例では、コンピューティングシステム104は、モバイルコンピューティングデバイス102に含まれてもよい。
コンピューティングシステム104は、プロセッサ108及びメモリ110を含み、メモリ110は、プロセッサ108によって実行可能なロケーションシステム112を備える。一般的に、ロケーションシステム112は、モバイルコンピューティングデバイス102によって生成されたデータを(例えば通信リンク106を介して)受信し、受信したデータに基づいて、モバイルコンピューティングデバイス102の位置を示すデータを計算するように構成される。ロケーションシステム112は、モバイルコンピューティングデバイス102が屋内にあるときにモバイルコンピューティングデバイス102の位置を示すデータを計算するのに特に良く適している。
コンピューティングシステム104は更に、複数のシグネチャ116を備えるデータストア114を含む。例えばシグネチャ116は幾つかの部屋をそれぞれ表すことができる。このため、シグネチャ116のうちのあるシグネチャは、ある部屋の特徴を示すデータ構造を含み、したがって、シグネチャを用いて部屋を特定することができる。例えばシグネチャ116は、それぞれの部屋のオーディオベースのシグネチャとすることができる。シグネチャ116は、部屋内でクライアントコンピューティングデバイスのマイクロフォンによってキャプチャされるオーディオ信号に基づくものとすることができる。例えばシグネチャ116は、幾つかの部屋内でクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分に基づくものとすることができる。オーディオ信号の高周波部分は、例えば18kHz超のオーディオ信号の周波数であってよい。別の例では、オーディオ信号の高周波部分は、20kHz超のオーディオ信号の周波数とすることができる。更に別の例では、オーディオ信号の高周波部分は、25kHz超のオーディオ信号の周波数であってよい。オーディオ信号の周波数範囲の上限は、オーディオ信号をキャプチャするのに用いられるマイクロフォンによって制限され得る。したがって、例えばクライアントコンピューティングデバイス102のマイクロフォンによってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分は、18kHzと80kHzの間、20kHzと50kHzの間等であってよい。一例では、ある時間範囲(例えば10秒、1分、2時間)内に部屋内でキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分のハッシュは、特にオーディオ信号の低周波部分(例えばオーディオ信号の人間の耳に可聴な部分)と比べたときに、互いに対して一貫性があることがわかっている。ハッシュ間のこの一貫性は、ハッシュを使用して部屋についてのオーディオベースのプロファイルを構築することを可能にし、さらに、ハッシュを比較して2つのデバイスが共同設置されているかどうかを確認することを可能にする。非限定的な例では、シグネチャ116は、部屋内でクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分のそれぞれのハッシュとすることができる。さらに、シグネチャ116は、そのシグネチャに関連付けられるそれぞれの識別子を有することができ、この場合、識別子は、シグネチャ116が基づいているオーディオ信号をキャプチャするクライアントコンピューティングデバイスを識別する。
ロケーションシステム112は、任意選択でシグネチャ生成コンポーネント118を含む。シグネチャ生成コンポーネント118は、少なくとも、クライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分を受け取り、その高周波部分に基づいてシグネチャを生成するように構成される。一例に従うと、シグネチャ生成コンポーネント118は、部屋内でクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分に対してハッシュアルゴリズムを実行することができ、結果として得られるハッシュがシグネチャに含まれる。
ロケーションシステム112は更に、クライアントコンピューティングデバイス(例えばクライアントコンピューティングデバイス102)によってキャプチャされるオーディオ信号に基づくシグネチャを、データストア114内のシグネチャ116と比較する比較コンポーネント120を含むことができる。ロケーションシステム112は更に、部屋内でクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分に基づいて部屋プロファイルを構築することができるプロファイル構築コンポーネント122を含む。一例において、プロファイル構築コンポーネント122は、部屋の高周波の音響を経時的に表す、その部屋の時間変化型プロファイルを生成することができる。例えば部屋は、第1の時間(例えばエアコン装置が動作しているとき)には第1のシグネチャによって表され、第2の時間(例えばエアコン装置が動作してないとき)には第2の高周波シグネチャによって表されることがある。ロケーションシステム112は更に、クライアントコンピューティングデバイスの決定された(絶対又は相対)位置を示すデータを、クライアントコンピューティングデバイスに送信するように構成される、トランスミッタコンポーネント124を含む。
次にシステム100の動作を、クライアントコンピューティングデバイス102との関連で説明することにする。クライアントコンピューティングデバイス102は部屋内に配置されることがあり、クライアントコンピューティングデバイス102にとって、該クライアントコンピューティングデバイス102がどの部屋内に配置されているかを確認し、かつ/又はいずれかの他のクライアントコンピューティングデバイスがその部屋内にクライアントコンピューティングデバイス102と共同設置されているかどうかを確認することが望ましいことがある。したがって、クライアントコンピューティングデバイス102は、その部屋のオーディオクリップをキャプチャすることができる。オーディオクリップの長さは、0.5秒、1秒、3秒、6秒、8秒等であってよい。一例において、クライアントコンピューティングデバイス102は、キャプチャされたオーディオクリップに対してハイパスフィルタを適用することができ、これによりオーディオクリップから低周波部分を取り除くことができる。したがって、残りの部分は、オーディオクリップの高周波部分である。クライアントコンピューティングデバイス102は、任意選択でオーディオクリップの高周波部分を圧縮し、オーディオクリップの圧縮した高周波部分を、通信リンク106を介してコンピューティングシステム104へ送信してもよい。別の例では、クライアントコンピューティングデバイス102は、オーディオクリップの全体を圧縮し、圧縮したオーディオクリップをコンピューティングシステム104に送信することができ、その後、コンピューティングシステム104が上述のフィルタリングを実行することができる。またさらに、クライアントコンピューティングデバイス102は、未圧縮のオーディオクリップをコンピューティングシステム104に送信することもできる。
一例において、ロケーションシステム112は、オーディオクリップの圧縮された高周波部分を受け取り、クライアントコンピューティングデバイス102によってキャプチャされたオーディオクリップの高周波部分を得るよう、オーディオクリップの圧縮された高周波部分に対して圧縮解除アルゴリズムを実行する。シグネチャ生成コンポーネント118は次いで、クライアントコンピューティングデバイス102によってキャプチャされたオーディオクリップの高周波部分に基づいて、クライアントコンピューティングデバイス102が存在する部屋のオーディオベースのシグネチャを生成する。以前に示したように、シグネチャ生成コンポーネント118は、オーディオクリップの高周波部分に対してハッシュアルゴリズムを実行し、これにより、部屋のオーディオベースのシグネチャを生成することができる。加えて、シグネチャ生成コンポーネント118は、クライアントコンピューティングデバイス102(又はそのユーザ)の識別情報がシグネチャ内に包含されるようにするか、他の方法でシグネチャに関連付ける(例えばシグネチャに添付される)ようにすることができる。
比較コンポーネント120は、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されたシグネチャを、データストア114内のシグネチャ116と比較することができる。データストア114内のシグネチャ116は、関連するシグネチャ116によって表される部屋の識別子を有することができる。あるいはまた、シグネチャ116は、該シグネチャ116が基づいているオーディオ信号をキャプチャしたクライアントコンピューティングデバイスの識別子を有することができる。一例に従うと、比較コンポーネント120は、データストア114内のシグネチャ116で識別されるように、受け取ったシグネチャを部屋の場所にマップするようにトレーニングされた分類子を含む。別の例では、比較コンポーネント120は、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されたシグネチャと、シグネチャ116内の各シグネチャとの間の一対比較を実行することができる。比較コンポーネント120は、一対比較を実行するときに、距離ベースのアルゴリズムを用いて、2つのシグネチャ間の類似性を示す距離値を取得することができる。比較コンポーネント120は、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されるシグネチャに対する合致(match)を、シグネチャと、その合致するシグネチャ(matching signature)との間の距離値が所定の閾値未満のときに出力することができる。この場合、次いで、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されるシグネチャは、シグネチャ116内の2つ以上のシグネチャと合致していることが分かる可能性がある。そのようなアプローチは、クライアントコンピューティングデバイス102と部屋内に共同設置される複数のクライアントコンピューティングデバイスの識別情報を確認することが望ましいときに特により良く適している。しかしながら、やはり、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されるシグネチャを部屋の識別情報にマッピングするための任意の適切な技術が理解されよう。
別の例において、比較コンポーネント120は、シグネチャ116内で単一の合致するシグネチャを探すことができる。比較コンポーネント120は、1)シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されるシグネチャと、シグネチャ116内のシグネチャとの間の距離値が全ての距離値の中で最も低く;かつ、2)その距離値が所定の閾値未満のとき、シグネチャ116内のそのシグネチャが、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されるシグネチャに合致していると判断することができる。このアプローチは、クライアントコンピューティングデバイス102が配置される部屋を識別するときに、特により良く適していることがある。別の実施形態では、比較コンポーネント120は、クラスタリングアルゴリズムの使用を通じて、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されるシグネチャをデータストア114内のシグネチャと比較することができる。そのような場合、比較コンポーネント120は、同じクラスタ内のシグネチャを、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されたシグネチャとともに、合致するシグネチャとして出力することができる。
プロファイル構築コンポーネント122は、任意選択で、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されたシグネチャに基づいて、部屋のプロファイルを作成又は更新することができる。例えば部屋が(例えば比較コンポーネント120によって実行される比較に基づいて)一旦識別されると、プロファイル構築コンポーネント122は、部屋のプロファイルを作成又は更新することができる。したがって、例えばプロファイル構築コンポーネント122は、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されるシグネチャに基づいて、上述の部屋のプロファイルにおける不確実性を低減させることができる。さらに、プロファイルは時間とともに変化し得るので、シグネチャに割り当てられたタイムスタンプを用いて、プロファイルを更新することができる。
トランスミッタコンポーネント124は、比較コンポーネント120が、シグネチャ116のうち、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されたシグネチャに対応する(例えば十分に類似する)、少なくとも1つのシグネチャを識別したことに応答して、クライアントコンピューティングデバイス102の計算された位置を示すデータを、クライアントコンピューティングデバイス102に(及び任意選択で、クライアントコンピューティングデバイス102と共同設置される他のクライアントコンピューティングデバイスに)送信することができる。クライアントコンピューティングデバイス102に送信されるデータは、そのクライアントコンピューティングデバイス102が配置される部屋を識別するデータであり得る。別の例では、クライアントコンピューティングデバイスに送信されるデータは、部屋内でクライアントコンピューティングデバイス102と共同設置される他のクライアントコンピューティングデバイスを識別するデータであり得る。
クライアントコンピューティングデバイス102は、該クライアントコンピューティングデバイス102の位置を示すこのデータを様々な方法で利用し得る。例えばクライアントコンピューティングデバイス102は、環境のマップ(map)をクライアントコンピューティングデバイス102のユーザに提示することができる。別の例では、クライアントコンピューティングデバイス102は、該クライアントコンピューティングデバイス102と共同設置される他のクライアントコンピューティングデバイスの識別情報を受け取ったことに応答して、コンテンツ共有アプリケーションを実行することができる。例えばクライアントコンピューティングデバイス102は、該クライアントコンピューティングデバイス102と部屋内で共同設置される他のクライアントコンピューティングデバイス上にコンテンツを表示させることができる。別の例では、クライアントコンピューティングデバイス102に、該クライアントコンピューティングデバイス102とともに部屋内にある他のクライアントコンピューティングデバイスとの共有のファイル空間へのアクセスを提供することができる。更に別の例では、広告のような電子通信データを、クライアントコンピューティングデバイス102が配置されている部屋の識別情報に基づいて、クライアントコンピューティングデバイス102にプッシュすることができる。他の例も考えられる。
一部の状況において、ロケーションシステム112は、例えばクライアントコンピューティングデバイス102が別のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されているかどうかに関して十分な確実性で確かめることができないことが、確認される可能性がある。例えばシグネチャ生成コンポーネント118によって生成されるシグネチャと、第2のクライアントコンピューティングデバイスによって生成されるシグネチャ116内のあるシグネチャとの間の距離値は、(シグネチャが相互に近い時間内に生成された場合)閾値を超えるが、やはり幾らか類似することがある。クライアントコンピューティングデバイス102と第2のクライアントコンピューティングデバイスが同じ部屋内に共同設置されているかどうかに関する曖昧さを低減するために、トランスミッタコンポーネント124は、追加の情報を求めてクライアントコンピューティングデバイス102(及び第2のクライアントコンピューティングデバイス)に要求を送信することができる。この追加の情報には、これに限定されないが、クライアントコンピューティングデバイス102が通信しているアクセスポイント(例えばWi-Fiアクセスポイント、セルラタワー、Bluetooth(登録商標)エミッタ等)の識別情報が含まれ得る。
別の例では、トランスミッタコンポーネント124は、信号をクライアントコンピューティングデバイス102に送信することができる。この信号は、クライアントコンピューティングデバイス102に、その中に識別子が符号化されるオーディオ信号を放出させる。識別子は、クライアントコンピューティングデバイス102及び/又はそのユーザを識別する。一例では、オーディオ信号は高周波オーディオ信号であってよい。別の例では、オーディオ信号は、高周波部分と低周波部分(例えば20Hz)を含んでよく、この場合、低周波部分は、人間の耳に非可聴である。同様に、トランスミッタコンポーネント124は、部屋内の第2のクライアントコンピューティングデバイスに、該第2のクライアントコンピューティングデバイス又はそのユーザの識別情報がその中に符号化される非可聴オーディオ信号を送信させることができる。クライアントコンピューティングデバイス102のマイクロフォンは、非可聴オーディオ信号をキャプチャすることができ、クライアントコンピューティングデバイス102は、その信号を圧縮して、圧縮した信号をコンピューティングシステム104に送信することができる。ロケーションシステム112は、このオーディオ信号を圧縮解除して、その中に符号化された識別子を探すことができる。この場合、比較コンポーネント120は、オーディオ信号から抽出される識別子を、第2のクライアントコンピューティングデバイス(又はそのユーザ)の既知の識別子と比較することができる。比較コンポーネント120は、オーディオ信号内に符号化された識別子と既知の識別子とが合致すると判断すると、比較コンポーネント120は、クライアントコンピューティングデバイス102及び第2のクライアントコンピューティングデバイスが部屋内に共同設置されているかどうかに関する曖昧さを低減することができる。例えばクライアントコンピューティングデバイス102は、その中に符号化される第2のクライアントコンピューティングデバイスの識別子を備えるオーディオ信号をキャプチャすると、妥当な確実性でクライアントコンピューティングデバイス102と第2のクライアントコンピューティングデバイスが相互に共同設置されていると判断することができる。
図1はシステム100の例示の設定を図示しているが、他の配置も考えられることが理解されよう。例えばクライアントコンピューティングデバイス102が圧縮されたオーディオ信号をコンピューティングシステム104に送信する代わりに、クライアントコンピューティングデバイス102はシグネチャ生成コンポーネント118を含んでもよい。したがって、クライアントコンピューティングデバイス102が、コンピューティングシステム104にシグネチャを送信し、次いでコンピューティングシステム104が、上述のような比較を実行することもできる。同様に、クライアントコンピューティングデバイス102が、その中に符号化された識別情報を含む高周波オーディオ信号をコンピューティングシステム104に送信するのではなく、クライアントコンピューティングデバイス102が、高周波オーディオ信号を分析してその中の識別情報を抽出するように構成されることも可能である。次いで、クライアントコンピューティングデバイス102は、抽出した識別情報をコンピューティングシステム104に送信し、コンピューティングシステム104が上述の比較を実行することもできる。他の代替形態も考えられる。
図2を参照すると、クライアントコンピューティングデバイス102の位置を示すデータを計算するように構成される別の例示のシステム200が図示されている。システム200は、クライアントコンピューティングデバイス102、コンピューティングシステム104及び第2のクライアントコンピューティングデバイス2020を含む。第2のクライアントコンピューティングデバイス202は、携帯電話であるように図示されているが、第2のクライアントコンピューティングデバイス202は、デスクトップコンピューティングデバイス、ビデオゲームコンソール、テレビジョン、セットトップボックス等のような固定のデバイスであってもよい。さらに、第2のクライアントコンピューティングデバイス202は、携帯電話、タブレットコンピューティングデバイス、ラップトップコンピューティングデバイス、ウェアラブル等のようなモバイルデバイスであってもよい。図示されるように、クライアントコンピューティングデバイス102はコンピューティングシステム104と通信し、第2のクライアントコンピューティングデバイス202もコンピューティングシステム104と通信する。
クライアントコンピューティングデバイス102は、クライアントプロセッサ204及びクライアントメモリ206を含み、クライアントメモリ206は、クライアントプロセッサ204によって実行可能なコンポーネント及びアプリケーションを含む。そのようなコンポーネント及びアプリケーションを以下で説明する。
クライアントコンピューティングデバイス102は、オーディオ信号をキャプチャするように構成されるマイクロフォン208を更に含む。例えばマイクロフォン208は、(人間の耳に可聴な)低周波部分と、(人間の耳に非可聴の)高周波部分の双方を有するオーディオ信号をキャプチャするように構成され得る。クライアントコンピューティングデバイス102は、オーディオ信号を放出することができるスピーカ210を更に含む。一例によると、スピーカ210は、高周波オーディオ信号を放出することが可能である。
クライアントコンピューティングデバイス102は、他のデバイスとの無線通信リンクを形成するように構成される無線チップセット212も含む。例えば無線チップセット212は、Wi-Fiチップセット、Bluetooth(登録商標)チップセット、光通信チップセット等であってよい。またさらに、クライアントコンピューティングデバイス102はセンサ214を含むことができる。センサ214は、GPSセンサ、加速度計、速度計、ジャイロスコープ、気圧計、温度計等であってもよい。
クライアントメモリ206内のコンポーネント及びアプリケーションを次に説明する。クライアントメモリ206は、クライアントコンピューティングデバイス102のマイクロフォン208にオーディオクリップをキャプチャさせるように構成されるサンプラコンポーネント216を含む。サンプラコンポーネント216は、クライアントコンピューティングデバイス102のマイクロフォン208によってキャプチャされるオーディオ信号に対してハイパスフィルタを適用するようにも構成され得る。
クライアントメモリ206は、任意選択で、マイクロフォン208によってキャプチャされるオーディオ信号の少なくとも高周波部分を圧縮するように構成される圧縮コンポーネント218を含む。クライアントメモリ206は、任意選択で、シグネチャ生成コンポーネント118を更に含むことができ、シグネチャ生成コンポーネント118は、マイクロフォン208によってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分に基づいて、オーディオベースのシグネチャを生成することができる。エミッタコンポーネント220は、オーディオ信号の圧縮された高周波部分をコンピューティングシステム104に放出するように構成され得る。あるいは、エミッタコンポーネント220は、シグネチャ生成コンポーネント118によって生成されるシグネチャを、コンピューティングシステム104に放出するように構成されることも可能である。更に別の例では、エミッタコンポーネント220は、スピーカ210の動作を制御するように構成されることも可能である。例えばエミッタコンポーネント220は、高周波オーディオ信号を、その中に符号化されるクライアントコンピューティングデバイス102(又はそのユーザの)識別子とともにスピーカ210に出力させることができる。クライアントコンピューティングデバイス102を識別するデータは、コンピューティングシステム104に対して既知であり得る。例えばコンピューティングシステム104は、クライアントコンピューティングデバイス102に命令を伝送することができ、この場合、命令は、エミッタコンポーネント220に、高周波オーディオ信号を出力するようにスピーカ210を制御させる。
クライアントメモリ206は、位置ベースのアプリケーション222を更に含んでもよく、位置ベースのアプリケーション222は、コンピューティングシステム104によって計算される位置を示すデータに基づいて、少なくとも1つの動作を実行することができる。例示の動作は、図1に関連して上記で説明されている。
次にシステム200の動作を説明する。クライアントコンピューティングデバイス102は屋内環境内にあってよく、クライアントコンピューティングデバイス102と部屋内に共同設置される他のクライアントコンピューティングデバイスを識別することが望ましいことがある。図2に図示されるように、第2のクライアントコンピューティングデバイス202は、クライアントコンピューティングデバイス102と部屋内に共同設置される。サンプラコンポーネント216は、オーディオ信号をキャプチャするようにマイクロフォン208を制御することができる。オーディオ信号は、クライアントコンピューティングデバイス102の周囲に関する音響情報を含む。さらに、サンプラコンポーネント216は、オーディオ信号の低周波部分をフィルタアウトすることができ、これによりオーディオ信号の高周波部分を生成することができる。
圧縮コンポーネント218は、任意選択で、オーディオ信号の高周波部分を圧縮し、オーディオ信号の圧縮された高周波部分をコンピューティングシステム104に送信させることができる。あるいは、シグネチャ生成コンポーネント118はオーディオ信号の高周波部分を受け取って、オーディオ信号の高周波部分に基づいて、オーディオベースのシグネチャを生成することができる。シグネチャ生成コンポーネント118は、その後、シグネチャをコンピューティングシステム104に送信させることができる。
一方、第2のクライアントコンピューティングデバイス202は、サンプラコンポーネント216、圧縮コンポーネント218、シグネチャ生成コンポーネント118及びエミッタコンポーネント220のインスタンスをそれぞれ含むことができる。したがって、第2のクライアントコンピューティングデバイス202は、同様のポイントで時間内に(例えばマイクロフォン208がクライアントコンピューティングデバイス102でオーディオ信号をキャプチャした時から閾値時間内に)、オーディオ信号をキャプチャすることができ、(第2のクライアントコンピューティングデバイス202又はコンピューティングシステム104で)そのようなオーディオ信号に基づいてシグネチャを生成することができる。上述のように、コンピューティングシステム104は、クライアントコンピューティングデバイス102及び第2のクライアントコンピューティングデバイス202によってキャプチャされたオーディオ信号に基づいて生成されたシグネチャを比較することができる。
この例において、コンピューティングシステム104は、クライアントコンピューティングデバイス102と第2のクライアントコンピューティングデバイス202が同じ部屋に共同設置されていることを示すように、そのようなシグネチャが相互に十分に類似していることを判断することができる。この判断は、そのようなシグネチャに割り当てられるタイムスタンプに部分的に基づいて行うことができ、この場合、タイムスタンプの間の時間は、所定の閾値(例えば1分、2分、5分等)未満である。コンピューティングシステム104は、クライアントコンピューティングデバイス102及び/又は第2のクライアントコンピューティングデバイス202が同じ部屋内に共同設置されていることをこれらのデバイスに指示する信号を、クライアントコンピューティングデバイス102及び/又は第2のクライアントコンピューティングデバイス202に送信し得る。このことは、位置ベースのアプリケーション222を起動することができ、位置ベースのアプリケーション222は、そのようなコンピューティングデバイス102及び202が同じ部屋内にあることがわかると、コンピューティングデバイス102と202との間でのコンテンツ共有を可能にするように構成され得る。例えば位置ベースのアプリケーション222は、クライアントコンピューティングデバイス102のディスプレイ上に表示されるコンテンツを、クライアントコンピューティングデバイス202のディスプレイ上に同時に表示させることができる。
クライアントコンピューティングデバイス102と第2のクライアントコンピューティングデバイス202が同じ部屋内に共同設置されていることを、コンピューティングシステム104が十分な確実性で確かめることができないとき、コンピューティングシステム104は、クライアントコンピューティングデバイス102及び/又は第2のクライアントコンピューティングデバイス202に命令を送信して、それらのデバイスの周囲に関する更なる情報を取得することができる。一例において、コンピューティングシステム104は、スピーカ210に高周波オーディオ信号を出力させる命令をクライアントコンピューティングデバイス102に送信することができ、この場合、高周波オーディオ信号は、その信号内に符号化されるクライアントコンピューティングデバイス102の識別子を有する。第2のクライアントコンピューティングデバイス202は、例えば高周波オーディオ信号を(バックグラウンドで)リッスンすることができ、高周波オーディオ信号内に符号化される第1のクライアントコンピューティングデバイス102の識別情報を確かめることができる。第2のクライアントコンピューティングデバイス202は、その後、クライアントコンピューティングデバイス102の識別情報をコンピューティングシステム104に送信し、コンピューティングシステム104は、(例えば第2のクライアントコンピューティングデバイス202は、高周波オーディオ信号内に符号化されるクライアントコンピューティングデバイス102の識別除法を確認することができるので)第2のクライアントコンピューティングデバイス202がクライアントコンピューティングデバイス102に近接しているという知識に基づいて、クライアントコンピューティングデバイス102と第2のクライアントコンピューティングデバイス202が同じ部屋内に共同設置されていると判断することができる。
次に図3を参照すると、本明細書で説明される態様が特に良く適している例示の環境300が図示されている。環境300は、第1の部屋302と、(第1の部屋に隣接しているように図示される)第2の部屋304を含む。第1の部屋302では、ミーティングが実施されている。具体的に、第1の部屋302では、第1のユーザ306がラップトップコンピューティングデバイス308を使用しており、第2のユーザ310が携帯電話312を使用しており、第3のユーザ314がタブレットコンピューティングデバイス316を使用している。また、第1のユーザ306、第2のユーザ310及び第3のユーザ314には、第1の部屋302内に位置するディスプレイ318上に表示されるコンテンツが提供され得る。例えばディスプレイ318はテレビであってよい。第1の部屋302は無線アクセスポイント320も含む。無線アクセスポイント320は無線ルータであってよい。
第2の部屋304は、携帯電話322を使用している第4のユーザ321を含む。したがって、第4のユーザ320は、第1の部屋302で実施されているミーティングには含まれていない。
以前に説明したように、第1の部屋内の高周波オーディオは、第1の部屋302についてのオーディオベースのシグネチャとして機能することができ、一方、第2の部屋304内の高周波オーディオは、第2の部屋304についてのオーディオベースのシグネチャとして機能することができる。例えば第1の部屋302及び第2の部屋304内の異なる家具により、部屋302及び304内で観察される高周波オーディオが異なるものとなり得る。さらに、第1の部屋302及び第2の部屋304のサイズにより、部屋302及び304内で観測される高周波オーディオが異なるものとなることがある。同じ部屋内の異なるデバイスによって時間的に対応する時間にキャプチャされる高周波オーディオ信号によって生成される異なるハッシュは、部屋につき一意であり、相互に類似することがわかっている。これは、コンピューティングシステム104が、どのデバイスが第1の部屋302内に共同設置されているか、そしてどのデバイスが第2の部屋304内に共同設置されているかを区別することを可能にする。
動作において、ラップトップコンピューティングデバイス308、携帯電話312、タブレットコンピューティングデバイス316及びディスプレイ318(まとめて「デバイス」とも呼ばれる)は、オーディオ信号をキャプチャするように構成されることが可能であり、高周波オーディオ信号のハッシュを(例えばデバイス308、312、316及び318及び/又はコンピューティングシステム104によって)生成することができる。同様に、第2の部屋304内の携帯電話322は、オーディオ信号をキャプチャするように構成されることが可能であり、オーディオ信号の高周波部分のハッシュを(例えば携帯電話322又はコンピューティングシステム104によって)生成することができる。コンピューティングシステム104は、これらのハッシュを受け取り、これらのハッシュに対してクラスタリングアルゴリズムを実行することができる。この例では、結果として得られるクラスタは、1)第1の部屋302内のデバイス308、312、316及び318によってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分に基づくハッシュを備える第1のクラスタと;2)第2の部屋304内の携帯電話322によってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分に基づいて生成されるハッシュを含む第2のクラスタを含むことになる。したがって、コンピューティングシステム104は、デバイス308、312、316及び318が相互に第1の部屋302内に共同設置されていると判断することができ、また、コンピューティングシステム104は、クライアントコンピューティングデバイス322が異なる部屋にある(例えばデバイス308、312、316及び318とは同じ場所に設置されていない)と判断することができる。
上述のように、デバイス308、312、316及び318と携帯電話322は、それぞれの周囲に関する追加の情報をコンピューティングシステム104に送信することもできる。例えばデバイス308、312、316及び318はアクセスポイント320と通信してよく、一方、第2の部屋304内の携帯電話322は、異なるアクセスポイント(図示せず)と通信してもよい。デバイス308、312、316及び318は、アクセスポイント320の識別情報をコンピューティングシステム104に送信することができ、コンピューティングシステム104は、ハッシュをクラスタリングするときにアクセスポイント320の識別情報を用いることができる(例えばコンピューティングデバイスの2つ以上が、同じアクセスポイント320の識別情報を報告するとき、報告を行ったこれら2つのデバイスは、相互に比較的近接している可能性が高い)。
さらに、以前に示したように、1つ以上のデバイス308、312、316及び318並びに/又は携帯電話322に、それぞれのデバイス識別情報が符号化されている高周波オーディオ信号を放出させることもできる。デバイス308、312、316及び318並びに/又は携帯電話322のうちの1つ以上が、バックグラウンドで高周波オーディオ信号をリッスンしていることがあり、検出された識別情報をコンピューティングシステム104に報告することができる。例えばデバイス312が高周波オーディオ信号を放出すると、ラップトップコンピューティングデバイス308は、そのようなオーディオ信号をキャプチャし、その中に符号化されたデバイス312の識別情報を決定するように構成され、一方、第2の部屋304内のデバイス322は、(壁が部屋302と304を分離していることに起因して)高周波オーディオ信号を取得することができない。コンピューティングシステム104は、第1の部屋302内の1つ以上のデバイス308、312、316及び318からこの情報を提供され、どのデバイスが相互に第1の部屋302内に共同設置されているかを確かめることができる。
デバイス308、312、316及び318が相互に第1の部屋302内に共同設置されていると判断したことに応答して、コンピューティングシステム104は、例えばデバイス308、312、316及び318の間でコンテンツを共有することができるように(コンテンツは第2の部屋304内の携帯電話322とは共有されなくてよいが)、第1の部屋302内のデバイスのうちの少なくとも1つにおいて、位置ベースのアプリケーションを実行させることができる。例えばコンピューティングシステム104は、ディスプレイ318に表示される情報に対応するコンテンツを、(携帯電話322のディスプレイ上には提示されないが)コンピューティングデバイス308、312及び316のディスプレイ上にも同時に提示させ得る。
図4〜図10は、クライアントコンピューティングデバイスの位置を示すコンピューティングデータに関する例示の方法を図示している。これらの方法は、順次実行される一連の動作として図示され、説明されるが、方法はその一連の順番によって限定されないことを理解され、認識されたい。例えば一部の動作は、本明細書で説明されるものと異なる順序で起こる可能性がある。加えて、ある動作が別の動作と同時に起こる可能性がある。さらに、一部の例では、本明細書で説明される方法を実装するために、必ずしも全ての動作が必要とされないことがある。
さらに、本明細書で説明される動作は、1つ以上のプロセッサによって実施され、かつ/又はコンピュータ読取可能媒体上に記憶されるコンピュータ実行可能命令であってよい。コンピュータ実行可能命令は、ルーチン、サブルーチン、プログラム、実行スレッド及び/又は同様のものを含むことができる。またさらに、方法の動作の結果を、コンピュータ読取可能媒体内に記憶して、ディスプレイデバイス上に表示し、かつ/又は同様のことが可能である。
次に図4を参照すると、クライアントコンピューティングデバイスが部屋内で第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されているという指示を、クライアントコンピューティングデバイスに出力することを容易にする例示の方法400が図示されている。一例において、方法400は、データセンタ内の少なくとも1つのサーバ上で実行され得る。方法400は、402において開始し、404において、クライアントコンピューティングデバイスからオーディオ信号を受信する。オーディオ信号は、例えば人間の耳に非可聴の周波数を有する、高周波オーディオ信号とすることができ、あるいはこのような高周波オーディオ信号を含むことができる。さらに、404において受信されるオーディオ信号を圧縮してもよい。406において、高周波信号に基づいてシグネチャが生成される。シグネチャは、高周波オーディオ信号に対するハッシュアルゴリズムの実行によって生成されるハッシュであってよい。
408において、406で生成されたシグネチャを、第2のクライアントコンピューティングデバイスに対応する第2のシグネチャと比較する。例えば第2のシグネチャを、第2のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号に基づいて生成することができ、第1のシグネチャと第2のシグネチャは、接近した時間内に生成される。例えば第1のシグネチャは、該第1のシグネチャに割り当てられる第1のタイムスタンプを有することができ、第2のシグネチャは、該第2のシグネチャに割り当てられる第2のタイムスタンプを有することができ、この場合、第1のタイムスタンプ及び第2のタイムスタンプは、相互から所定の閾値時間内である。
410において、シグネチャが対応するかどうかに関する判断を行う。例えば2つのシグネチャが一緒にクラスタ内に含まれるかどうかに基づいて、この判断を行うことができる。別の例では、この判断は、2つのシグネチャ間の距離値が所定の閾値未満であるかどうかに基づいて、この判断を行うことができる。更に別の例では、シグネチャの高速フーリエ変換(FFT)を相互に比較して、これらの変換が十分に類似している場合、シグネチャは対応すると考えることができる。410において、シグネチャが対応するとわかった場合、次いで412において、クライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されているという指示を、クライアントコンピューティングデバイスに(及び任意選択で第2のクライアントコンピューティングデバイスに)出力することができる。動作412の後、あるいは410においてシグネチャが対応しないと判断された場合、方法400は414において完了する。
次に図5を参照すると、クライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されているという指示を出力することを容易にする例示の方法500が図示されている。一例において、方法500は、データセンタ内の少なくとも1つのサーバコンピューティングデバイスによって実行され得る。方法500は、502において開始し、504において、クライアントコンピューティングデバイスからオーディオシグネチャを受け取る。オーディオシグネチャは、クライアントコンピューティングデバイスが存在する部屋を示す。したがって、方法500では、クライアントコンピューティングデバイスが、そのシグネチャを生成することを確認することができる。
506において、504で受け取ったシグネチャを、第2のクライアントコンピューティングデバイスから受け取った第2のシグネチャと比較する。508において、シグネチャが対応するかどうか(例えばシグネチャが相互に十分類似するかどうか)に関する判断を行う。シグネチャが相互に対応する場合、方法は510に進み、510において、クライアントコンピューティングデバイスと第2のクライアントコンピューティングデバイスが同じ部屋内に共同設置されているという指示を、クライアントコンピューティングデバイスに(及び任意選択で第2のクライアントコンピューティングデバイスに)出力する。動作510の後、あるいは508においてシグネチャが対応しないと判断された場合、方法500は512において完了する。
次に図6を参照すると、クライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されているという指示を出力することを容易にする例示の方法600が図示されている。一例において、方法600は、データセンタ内の少なくとも1つのサーバコンピューティングデバイスによって実行され得る。方法600は、602において開始し、604において、第1のシグネチャを第2のシグネチャと比較する。第1のシグネチャは、第1のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号に基づいており、第2のシグネチャは、第2のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号に基づいている。
606において、シグネチャが対応するかどうかに関する判断を行う。以前に説明したように、シグネチャが対応するかどうかに関する判断は、シグネチャがいつ生成されたかを示す時間と、シグネチャ間の類似性の度合いに基づくものとすることができる。606においてシグネチャが対応することがわかった場合、次いで、608において、命令が第1のクライアントコンピューティングデバイスに送信される。この命令は、第1のクライアントコンピューティングデバイスに、その周囲に関する追加の情報を取得させる。この追加の情報は、クライアントコンピューティングデバイス上のセンサによって取得されるデータ(温度、湿度等)、第1のクライアントコンピューティングデバイスのスピーカによってキャプチャされる情報(例えばその中に第2のクライアントコンピューティングデバイスの識別情報が符号化される、高周波オーディオ信号)等を含み得る。610において、クライアントコンピューティングデバイスから追加の情報を受け取る。
606においてシグネチャが対応することがわかったことと、610における第1のクライアントコンピューティングデバイスからの追加の情報に基づいて、612において、第1のクライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されているかどうかに関する判断が行われる。612においてクライアントコンピューティングデバイスが共同設置されていることがわかった場合、次いで614において、第1のクライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されているという指示を、第1のクライアントコンピューティングデバイスに出力する。動作612の後、あるいは606においてシグネチャが対応していないとわかったこと、あるいは612においデバイスが共同設置されていないとわかった場合、方法600は616において完了する。
次に図7を参照すると、部屋の時間変化型プロファイルを構築することを容易にする例示の方法700が図示されている。例えば方法700は、データセンタ内の少なくとも1つのサーバコンピューティングデバイスによって実行され得る。方法700は、702において開始し、704において、位置についてのオーディオベースのシグネチャを受信する。これらのオーディオベースのシグネチャを、その位置(例えば特定の部屋)でキャプチャされたオーディオ信号の高周波部分に基づくものとしてラベル付けすることができる。さらに、これらのシグネチャは、これらのシグネチャに対応するタイムスタンプを有することができ、タイムスタンプは、時刻や時期等を指示することができる。
706において、その位置についての時間変化型プロファイルを、704で受信したシグネチャに基づいて構築する。したがって、例えばクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされたオーディオ信号の高周波部分に基づいて生成されたシグネチャを受信すると、このシグネチャを時間変化型プロファイルと比較することができ、そのような比較に基づいて、高周波オーディオ信号が、プロファイルされた位置でキャプチャされたものであるかどうかに関する判断を行うことができる。方法700は708において完了する。
次に図8を参照すると、クライアントコンピューティングデバイスが特定の(屋内の)位置にあることを判断することを容易にする例示の方法800が図示されている。方法800は、一例において、データセンタ内の少なくとも1つのサーバコンピューティングデバイスによって実行され得る。方法800は、802において開始し、804において、クライアントコンピューティングデバイスからオーディオベースのシグネチャを受信する。あるいは、オーディオベースのシグネチャを受信するのではなく、クライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされたオーディオ信号の高周波部分を受信することができる。806において、オーディオベースのシグネチャを、位置についての時間変化型プロファイルと比較する。例えば時間変化型プロファイルは方法700に従って構築され得る。808において、比較に基づいて、クライアントコンピューティングデバイスがその位置にあることを示す信号が生成される。例えばオーディオベースのシグネチャは、位置の時間変化型プロファイルに対応し得る。方法800は810において完了する。
次に図9を参照すると、位置に対応するオーディオベースのシグネチャを送信するための例示の方法900が図示されている。方法900は、例えばクライアントコンピューティングデバイスによって実行され得る。方法900は、902において開始し、904においてオーディオ信号をキャプチャする。特に、マイクロフォンに、特定の時間長のオーディオ信号をキャプチャさせることができる。906において、ハイパスフィルタをオーディオ信号に適用して、オーディオ信号の高周波部分を取得する。高周波部分は、例えば18kHz超、20kHz超等の周波数を含み得る。908において、オーディオ信号の高周波部分に基づいてシグネチャを生成する。例えばオーディオ信号の高周波部分のハッシュを生成することができ、シグネチャはそのようなハッシュを含むことができる。シグネチャは任意選択で、オーディオ信号がいつキャプチャされたかを示すタイムスタンプと、オーディオ信号をキャプチャしたクライアントコンピューティングデバイスの識別情報も含み得る。910において、シグネチャが、ネットワークアクセス可能なコンピューティングシステムに送信され、該ネットワークアクセス可能なコンピューティングシステムが、そのシグネチャを、他のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされたオーディオ信号に基づいて生成された他のシグネチャと比較することができる。方法900は912において完了する。
次に図10を参照すると、コンピューティングシステムへのクライアントコンピューティングデバイスの周囲に関するデータの供給を容易にする例示の方法1000が図示されている。例えば方法1000は、クライアントコンピューティングデバイスによって実行され得る。方法1000は、1002において開始し、1004において、クライアントコンピューティングデバイスの周囲に関する情報を取得するよう、コンピューティングシステムから命令を受信する。これらの命令は、クライアントコンピューティングデバイスのセンサに、観測値等をキャプチャさせ得る。1006において、1004における命令の受信に応答して、クライアントコンピューティングデバイスと通信する無線アクセスポイントの識別情報を取得することができる。この情報は、Wi-Fi SSID、Bluetooth(登録商標)トランスミッタのMACアドレス等を含み得る。
1008において、1004で受信した命令に基づいてオーディオ信号がキャプチャされる。例えばクライアントコンピューティングデバイスは、他のクライアントコンピューティングデバイスによって生成され得る高周波オーディオ信号を(バックグラウンドタスクとして)リッスンすることができ、この場合、そのような高周波オーディオ信号は、信号内に符号化される別のクライアントコンピューティングデバイスの識別情報を有し得る。1010において、クライアントコンピューティングデバイスと共同設置される第2のクライアントコンピューティングデバイスの識別情報が、キャプチャされたオーディオ信号に基づいて識別される。1012において、この情報(例えば1006で決定された無線アクセスポイントの識別情報と、1010で決定された第2のクライアントコンピューティングデバイスの識別情報)をコンピューティングシステムに送信することができる。方法1000は1014で完了する。
次に様々な例を説明する。
例1:コンピューティングシステムであって、プロセッサと、プロセッサによって実行されるロケーションシステムを備えるメモリとを備え、ロケーションシステムは:クライアントコンピューティングデバイスの位置を示すデータを、該クライアントコンピューティングデバイスの周囲のオーディオベースのシグネチャに基づいて計算し、オーディオベースのシグネチャが、クライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分に基づいており;クライアントコンピューティングデバイスの位置を示すデータを、クライアントコンピューティングデバイスに提供するように構成される、コンピューティングシステム。
例2:例1に係るコンピューティングシステムにおいて、ロケーションシステムは、クライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分に基づいて、オーディオベースのシグネチャを生成するように構成されるシグネチャ生成コンポーネントを備え、該シグネチャ生成コンポーネントは、オーディオ信号の高周波部分に対してハッシュを実行するように構成される。
例3:例1−2のいずれかに係るコンピューティングシステムにおいて、ロケーションシステムは、クライアントコンピューティングデバイスの位置を示すデータを、オーディオ信号に割り当てられるタイムスタンプに基づいて計算するように構成される。
例4:例1−3のいずれかに係るコンピューティングシステムにおいて、ロケーションシステムは、オーディオベースのシグネチャと部屋のオーディオベースのプロファイルとの間の比較を行うように構成される比較コンポーネントを備え、ロケーションシステムは、比較に基づいて、クライアントコンピューティングデバイスが部屋内に配置されていることを判断するように構成される。
例5:例1−4のいずれかに係るコンピューティングシステムにおいて、ロケーションシステムは、オーディオベースのシグネチャの基となったオーディオ信号がコンピューティングデバイスによってキャプチャされたときに部屋内にあるものとしてラベル付けされた、コンピューティングデバイスに対応するオーディオベースのシグネチャに基づいて、部屋のオーディオベースのプロファイルを構築するように構成されるプロファイル構築コンポーネントを備える。
例6:例5に係るコンピューティングシステムにおいて、プロファイル構築コンポーネントは、ロケーションシステムがクライアントコンピューティングデバイスは部屋内に配置されていると判断したことに応答して、オーディオベースのシグネチャに基づいて、オーディオベースのプロファイルを更新するように構成される。
例7:例1−6のいずれかに係るコンピューティングシステムにおいて、クライアントコンピューティングデバイスの位置を示すデータは、相対位置であり、ロケーションシステムは、クライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと部屋内に共同設置されていると判断するように構成される。
例8:例7に係るコンピューティングシステムにおいて、ロケーションシステムは、クライアントコンピューティングデバイスの位置を示すデータを、第2のオーディオベースのシグネチャに基づいて計算するように構成され、第2のオーディオベースのシグネチャは、第2のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされる第2のオーディオ信号の高周波部分に基づく。
例9:例8に係るコンピューティングシステムにおいて、オーディオベースのシグネチャは、該オーディオベースのシグネチャに割り当てられた第1のタイムスタンプを有し、第2のオーディオベースのシグネチャは、該第2のオーディオベースのシグネチャに割り当てられた第2のタイムスタンプを有し、第1のタイムスタンプと第2のタイムスタンプとの間の差は閾値以内である。
例10:例8に係るコンピューティングシステムにおいて、ロケーションシステムは、クライアントコンピューティングデバイスに命令を送信するように構成されるトランスミッタコンポーネントを備え、命令は、クライアントコンピューティングデバイスに、クライアントコンピューティングデバイスの周囲に関する追加の情報を取得させる。
例11:例8に係るコンピューティングシステムにおいて、追加の情報は、クライアントコンピューティングデバイスと通信する無線トランシーバの識別情報と、第2のクライアントコンピューティングデバイスの識別情報を備える。
例12:例10に係るコンピューティングシステムにおいて、命令は、クライアントコンピューティングデバイスに、クライアントコンピューティングデバイスの識別情報がその中に符号化される非可聴のオーディオ信号を放出するスピーカを駆動させる。
例13:例1−12のいずれかに係るコンピューティングシステムにおいて、オーディオ信号の高周波部分は、オーディオ信号のうち、少なくとも18KHz超の周波数である。
例14:第1のクライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていることを判断するための方法であって、当該方法は:第1のシグネチャを第2のシグネチャと比較するステップであって、第1のシグネチャは、第1のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされる第1のオーディオ信号の高周波部分に基づき、第2のシグネチャは、第2のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされる第2のオーディオ信号の高周波部分に基づく、ステップと;第1のシグネチャを第2のシグネチャと比較したことに基づいて、第1のクライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていると判断するステップと;第1のクライアントコンピューティングデバイスと前記第2のクライアントコンピューティングデバイスが共同設置されているという指示を、第1のクライアントコンピューティングデバイス又は第2のクライアントコンピューティングデバイスの少なくとも一方に送信するステップと;を備える。
例15:例14に係る方法において、第1のオーディオ信号の高周波部分は、第1のオーディオ信号のうち18KHz未満の周波数を除外し、第2のオーディオ信号の高周波部分は、第2のオーディオ信号のうち18KHz未満の周波数を除外する。
例16:例14−15のいずれかに係る方法において、第1のクライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていると判断するステップは:第1のクライアントコンピューティングデバイスから、第1のクライアントコンピューティングデバイスがアクセスポイントと通信していることを示す第1のデータを受信するステップと;第2のクライアントコンピューティングデバイスから、第2のクライアントコンピューティングデバイスがアクセスポイントと通信していることを示す第2のデータを受信するステップと;第1のデータを第2のデータと比較するステップと;第1のデータを第2のデータと比較したことに基づいて、第1のクライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていると判断するステップとを備える。
例17:例14−15のいずれかに係る方法において、第1のクライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていると判断するステップは:第1のクライアントコンピューティングデバイスから、第2のクライアントコンピューティングデバイスを識別するデータを受信するステップと;第2のクライアントコンピューティングデバイスを識別する前記データに基づいて、第1のクライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていると判断するステップとを備える。
例18:例17に係る方法において、第1のシグネチャを第2のシグネチャと比較したことに応答して、第2のクライアントコンピューティングデバイスに命令を送信するステップであって、命令は、第2のクライアントコンピューティングデバイスにオーディオ信号を出力させ、第2のクライアントコンピューティングデバイスを識別するデータがオーディオ信号内に符号化されている、ステップと;命令を送信したことに応答して、第1のクライアントコンピューティングデバイスから、第2のクライアントコンピューティングデバイスを識別するデータを受信するステップと;を更に備える。
例19:例14−18のいずれかに係る方法において、第1のシグネチャ及び第2のシグネチャに基づいて、部屋の時間変化型プロファイルを構築するステップを更に備える。
例20:プロセッサによって実行されると、該プロセッサに:第1のクライアントコンピューティングデバイスと第2のクライアントコンピューティングデバイスが部屋内に共同設置されていると判断するステップであって、該判断は、部屋の第1のオーディオシグネチャと部屋の第2のオーディオシグネチャとに基づき、部屋の第1のオーディオシグネチャは、第1のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされる第1のオーディオ信号に基づき、部屋の第2のオーディオシグネチャは、第2のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされる第2のオーディオ信号に基づく、ステップと;第1のクライアントコンピューティングデバイスと第2のクライアントコンピューティングデバイスが部屋内に共同設置されていると判断したことに応答して、第1のクライアントコンピューティングデバイス又は前記第2のクライアントコンピューティングデバイスの少なくとも一方に命令を送信するステップであって、命令は、コンテンツを、第1のクライアントコンピューティングデバイスと第2のクライアントコンピューティングデバイスに同期的に表示させる、ステップと;を含む動作を実行させる命令を備えるコンピュータ読取可能記憶媒体。
次に、図11を参照すると、本明細書で開示されるシステム及び方法に従って用いることができる例示のコンピューティングデバイス1100の高レベルな図が示されている。例えばコンピューティングデバイス1100は、クライアントコンピューティングデバイスの位置を示すデータを計算するシステムにおいて使用され得る。別の例として、コンピューティングデバイス1100は、オーディオベースのシグネチャを計算するシステムにおいて使用され得る。コンピューティングデバイス1100は、メモリ1104内に記憶される命令を実行する少なくとも1つのプロセッサ1102を含む。命令は、例えば上述の1つ以上のコンポーネントによって実行されるように説明される機能を実施するための命令、あるいは上述の方法のうちの1つ以上を実施するための命令であり得る。プロセッサ1102は、システムバス1106によってメモリ1104にアクセスすることができる。実行可能命令を記憶することに加えて、メモリ1104は、位置のプロファイル、オーディオベースのシグネチャ等も記憶することができる。
コンピューティングデバイス1100は、システムバス1106を介してプロセッサ1102によってアクセス可能なデータストア1108を更に含む。データストア1108は、実行可能命令、クライアントコンピューティングデバイスの識別情報、オーディオベースのシグネチャ等を含み得る。コンピューティングデバイス1100は、外部デバイスがコンピューティングデバイス1100と通信することを可能にする入力インタフェース1110も含む。例えば入力インタフェース1110を使用して、外部コンピュータデバイスから、ユーザ等から命令を受け取ることができる。コンピューティングデバイス1100は、該コンピューティングデバイス1100を1つ以上の外部デバイスとインタフェースする出力インタフェース1112も含む。例えばコンピューティングデバイス1100は、出力インタフェース1112によりテキスト、イメージ等を表示し得る。
入力インタフェース1110及び出力インタフェース1112を介してコンピューティングデバイス1100と通信する外部デバイスを、ユーザが対話することができる実質的に任意のタイプのユーザインタフェースを提供する環境内に含めることができる。ユーザインタフェースのタイプの例には、グラフィカルユーザインタフェース及びナチュラルユーザインタフェース等が含まれる。例えばグラフィカルユーザインタフェースは、キーボード、マウス、リモートコントロール等のような入力デバイスを用いるユーザからの入力を受け入れ、ディスプレイのような出力デバイス上に出力を提供し得る。さらに、ナチュラルユーザインタフェースは、ユーザが、キーボード、マウス、リモートコントロール等といった入力デバイスによって課される制約から解放されるやり方でコンピューティングデバイス1100と対話することを可能にし得る。むしろ、ナチュラルユーザインタフェースは、音声認識、タッチ及びスタイラス認識、画面上又は画面に近接するジェスチャ認識、エアジェスチャ、頭部及びアイトラッキング、ボイス及び音声、ビジョン、タッチ、ジェスチャ、マシンインテリジェンス等に依拠し得る。
加えて、単一のシステムとして図示されているが、コンピューティングデバイス1100は分散システムであってもよいことが理解されよう。したがって、例えば幾つかのデバイスが、通信接続を介して通信し、コンピューティングデバイス1100によって実行されるものとして説明されるタスクを集合的に実行してもよい。
本明細書で説明される様々な機能を、ハードウェア、ソフトウェア又はその任意の組合せによって実装することができる。ソフトウェアで実装されるとき、その機能は、コンピュータ読取可能媒体上に1つ以上の命令又はコードとして記憶されてもよく、あるいはこれらにまたがって送信されてもよい。コンピュータ読取可能媒体はコンピュータ読取可能記憶媒体を含む。コンピュータ読取可能記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることができる任意の利用可能な記憶媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ読取可能記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM又は他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ又は他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令又はデータ構造の形で所望のプログラムコードを担持又は記憶するのに使用することができ、かつコンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体を備え得る。本明細書で使用されるとき、ディスク(disk、disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスク及びBlu-ray(登録商標)ディスク(BD)を含み、ここで、diskは通常データを磁気的に再生し、discは通常レーザを用いてデータを光学的に再生する。さらに、伝搬信号は、コンピュータ読取可能記憶媒体の範囲内に含まれない。コンピュータ読取可能媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、通信媒体も含む。例えば接続(コネクション)は通信媒体とすることができる。例えばソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ又は他のリモートソースから送信される場合、その同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは赤外線、無線及びマイクロ波のような無線技術は、通信媒体の定義に含まれる。上記の任意の組合せもコンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるものとする。
あるいはまた、本明細書で説明される機能を、少なくとも部分的に1つ以上のハードウェアロジックコンポーネントによって実行することができる。限定ではないが、例えば使用することができるハードウェアロジックコンポーネントの例示のタイプには、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定プログラム向け集積回路(ASIC)、特定プログラム向け規格品(ASSP)、システムオンチップシステム(SOC)、結合プログラム可能論理回路(CPLD)等が含まれる。
上記の説明には、1つ以上の実施形態の例が含まれる。当然ながら、上述の態様を説明する目的のために上記したデバイス又は方法について考えられる修正又は代替の全てを説明することはできないが、当業者には、様々な態様の多くの更なる修正又は組合せが可能であることが認識されよう。したがって、説明される態様は、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内にあるそのような代替、修正及び変形を全て包含するように意図される。さらに、詳細な説明又は特許請求の範囲のいずかで使用される「含む」という用語の範囲について、そのような用語は、「備える」という用語が請求項で遷移語(transitional word)として用いられるときに解釈されるとおりに、「備える」という用語と同様に包括的であるように意図される。
Claims (15)
- コンピューティングシステムであって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行されるロケーションシステムを備えるメモリと、
を備え、前記ロケーションシステムは:
クライアントコンピューティングデバイスの位置を示すデータを、前記クライアントコンピューティングデバイスの周囲のオーディオベースのシグネチャに基づいて計算し、前記オーディオベースのシグネチャが、前記クライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされるオーディオ信号の高周波部分に基づいており;
前記クライアントコンピューティングデバイスの前記位置を示す前記データを、前記クライアントコンピューティングデバイスに提供する;
ように構成される、コンピューティングシステム。 - 前記ロケーションシステムは、前記クライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされる前記オーディオ信号の高周波部分に基づいて、前記オーディオベースのシグネチャを生成するように構成されるシグネチャ生成コンポーネントを備え、該シグネチャ生成コンポーネントは、前記オーディオ信号の高周波部分に対してハッシュを実行するように構成される、
請求項1に記載のコンピューティングシステム。 - 前記ロケーションシステムは、前記クライアントコンピューティングデバイスの位置を示す前記データを、前記オーディオ信号に割り当てられるタイムスタンプに基づいて計算するように構成される、
請求項1に記載のコンピューティングシステム。 - 前記ロケーションシステムは、前記オーディオベースのシグネチャと部屋のオーディオベースのプロファイルとの間の比較を行うように構成される比較コンポーネントを備え、前記ロケーションシステムは、前記比較に基づいて、前記クライアントコンピューティングデバイスが前記部屋内に配置されていることを判断するように構成される、
請求項1に記載のコンピューティングシステム。 - 前記ロケーションシステムは、オーディオベースのシグネチャの基となったオーディオ信号がコンピューティングデバイスによってキャプチャされたときに前記部屋内にあるものとしてラベル付けされた、前記コンピューティングデバイスに対応する前記オーディオベースのシグネチャに基づいて、前記部屋のオーディオベースのプロファイルを構築するように構成されるプロファイル構築コンポーネントを備える、
請求項4に記載のコンピューティングシステム。 - 前記クライアントコンピューティングデバイスの位置を示す前記データは、相対位置であり、前記ロケーションシステムは、前記クライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと部屋内に共同設置されていると判断するように構成される、
請求項1に記載のコンピューティングシステム。 - 前記ロケーションシステムは、前記クライアントコンピューティングデバイスの位置を示す前記データを、第2のオーディオベースのシグネチャに基づいて計算するように構成され、前記第2のオーディオベースのシグネチャは、前記第2のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされる第2のオーディオ信号の高周波部分に基づく、
請求項6に記載のコンピューティングシステム。 - 前記ロケーションシステムは、前記クライアントコンピューティングデバイスに命令を送信するように構成されるトランスミッタコンポーネントを備え、前記命令は、前記クライアントコンピューティングデバイスに、前記クライアントコンピューティングデバイスの周囲に関する追加の情報を取得させる、
請求項6に記載のコンピューティングシステム。 - 前記追加の情報は、前記クライアントコンピューティングデバイスと通信する無線トランシーバの識別情報と、前記第2のクライアントコンピューティングデバイスの識別情報を備える、
請求項8に記載のコンピューティングシステム。 - 第1のクライアントコンピューティングデバイスが第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていることを判断するための方法であって、当該方法は、
第1のシグネチャを第2のシグネチャと比較するステップであって、前記第1のシグネチャは、前記第1のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされる第1のオーディオ信号の高周波部分に基づき、前記第2のシグネチャは、前記第2のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされる第2のオーディオ信号の高周波部分に基づく、ステップと;
前記第1のシグネチャを前記第2のシグネチャと比較したことに基づいて、前記第1のクライアントコンピューティングデバイスが前記第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていると判断するステップと;
前記第1のクライアントコンピューティングデバイスと前記第2のクライアントコンピューティングデバイスが共同設置されているという指示を、前記第1のクライアントコンピューティングデバイス又は前記第2のクライアントコンピューティングデバイスの少なくとも一方に送信するステップと;
を備える、方法。 - 前記第1のオーディオ信号の高周波部分は、前記第1のオーディオ信号のうち18KHz未満の周波数を除外し、前記第2のオーディオ信号の高周波部分は、前記第2のオーディオ信号のうち18KHz未満の周波数を除外する、
請求項10に記載の方法。 - 前記第1のクライアントコンピューティングデバイスが前記第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていると判断するステップは、
前記第1のクライアントコンピューティングデバイスから、前記第1のクライアントコンピューティングデバイスがアクセスポイントと通信していることを示す第1のデータを受信するステップと、
前記第2のクライアントコンピューティングデバイスから、前記第2のクライアントコンピューティングデバイスが前記アクセスポイントと通信していることを示す第2のデータを受信するステップと、
前記第1のデータを前記第2のデータと比較するステップと、
前記第1のデータを前記第2のデータと比較したことに基づいて、前記第1のクライアントコンピューティングデバイスが前記第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていると判断するステップと、
を備える、請求項10に記載の方法。 - 前記第1のクライアントコンピューティングデバイスが前記第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていると判断するステップは、
前記第1のクライアントコンピューティングデバイスから、前記第2のクライアントコンピューティングデバイスを識別するデータを受信するステップと、
前記第2のクライアントコンピューティングデバイスを識別する前記データに基づいて、前記第1のクライアントコンピューティングデバイスが前記第2のクライアントコンピューティングデバイスと共同設置されていると判断するステップと、
を備える、請求項10に記載の方法。 - 前記第1のシグネチャを前記第2のシグネチャと比較したことに応答して、前記第2のクライアントコンピューティングデバイスに命令を送信するステップであって、前記命令は、前記第2のクライアントコンピューティングデバイスにオーディオ信号を出力させ、前記第2のクライアントコンピューティングデバイスを識別するデータが前記オーディオ信号内に符号化されている、ステップと、
前記命令を送信したことに応答して、前記第1のクライアントコンピューティングデバイスから、前記第2のクライアントコンピューティングデバイスを識別する前記データを受信するステップと、
を更に備える、請求項13に記載の方法。 - プロセッサによって実行されると、該プロセッサに、
第1のクライアントコンピューティングデバイスと第2のクライアントコンピューティングデバイスが部屋内に共同設置されていると判断するステップであって、該判断は、前記部屋の第1のオーディオシグネチャと前記部屋の第2のオーディオシグネチャとに基づき、前記部屋の前記第1のオーディオシグネチャは、前記第1のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされる第1のオーディオ信号に基づき、前記部屋の前記第2のオーディオシグネチャは、前記第2のクライアントコンピューティングデバイスによってキャプチャされる第2のオーディオ信号に基づく、ステップと、
前記第1のクライアントコンピューティングデバイスと前記第2のクライアントコンピューティングデバイスが前記部屋内に共同設置されていると判断したことに応答して、前記第1のクライアントコンピューティングデバイス又は前記第2のクライアントコンピューティングデバイスの少なくとも一方に命令を送信するステップであって、前記命令は、コンテンツを、前記第1のクライアントコンピューティングデバイスと前記第2のクライアントコンピューティングデバイスに同期的に表示させる、ステップと、
を含む動作を実行させる命令を備える、コンピュータ読取可能記憶媒体。
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