JP2017527164A - 複数の無線アクセスのうちの少なくとも1つを用いてデータを送信する方法、ユーザ機器及びネットワーク要素 - Google Patents

複数の無線アクセスのうちの少なくとも1つを用いてデータを送信する方法、ユーザ機器及びネットワーク要素 Download PDF

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Abstract

少なくとも1つの実施形態例は、ユーザ機器(UE)によって複数の無線アクセスの少なくとも1つを用いてデータを送信する方法を開示し、複数の無線アクセスは少なくとも第1の無線アクセス及び第2の無線アクセスを含む。方法は、第1及び第2の無線アクセスとの接続をそれぞれ確立すること、第1の無線アクセスを用いて単位データを送信する第1の消費電力を決定すること、第2の無線アクセスを用いてその単位データを送信する第2の消費電力を決定すること、決定された第1及び第2の消費電力に基づいて第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当てること、並びにその割当てに基づいて第1及び第2の無線アクセスの少なくとも一方を用いてデータを送信することを含む。【選択図】図1

Description

複数のアクセスオプション(例えば、LTE及びWifi)の存在下におけるユーザ機器(UE)のバッテリ寿命の管理は、一般的に手動で行われる。バッテリ残量が低下していることにユーザが気付くと、ユーザはWifiアクセスをオフに切り換える。ある場合には、バッテリ残量が閾値を下回ると、これが(Wifiアクセスのように)UEの性能を無効にするアプリケーションによって自動化される。
インターネット技術タスクフォース(IETF)によって指定されるようなマルチパスTCP(MPTCP)プロトコル(RFC6824)によって、送信側と受信側の間のマルチIPパスを利用するフローの逆多重化が可能となる。RFC6824(「MPTCP RFC」)の全コンテンツは、参照によりここに組み込まれる。
MPTCPは、アプリケーションとの単一のTCPソケット接続に対して複数のTCPサブフロー(例えば、LTE及びWifi)を設定する。MPTCPは、TCP輻輳制御/回避によって感知されるように、エンドツーエンド帯域により利用可能なサブフロー間のパケットを分割する。したがって、多少のパケットは、UEとネットワークにおけるMPTCP互換性サーバとの間で感知されるエンドツーエンド帯域に基づいて、サブフローの1つに伝送され得る。サブフローは、アクセスオプションを行き来するにつれてアド又はドロップされることがあり、アプリケーション及びユーザの視点からシームレスな移動性を可能にする。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)はまた、Wifiなどの非3GPPアクセスに対する3GPPアクセスについてのアクセス選択制御も規定する。3GPPは、Access Network Discovery and Selection function(ANDSF)に基づいてポリシーによる決定プロセスを指定した。ANDSFによってモバイルオペレータは、UEがWifiと3GPPアクセスの両方と同時に接続される場合に、フロー又はサービスがWifi又は3GPPアクセスのどちらを介して送信されるかを表すシステム間ルーティングポリシー(ISRP)を指定することができる。
MPTCPサブフローによるTCP輻輳制御の使用では、2つのアクセスに対する装置のバッテリ使用量を考慮しない。さらに、3GPPアクセス選択制御では、Wifiと3GPPの間のパケット毎の多重化はできず、バッテリ消費がフロー毎又はサービス毎にアクセスオプションを選択する基準として使用され得るメカニズムを指定しない。
これらの課題を解決するために、少なくとも1つの実施形態例は、ユーザ機器(UE)による複数の無線アクセスの少なくとも1つを用いてデータを送信する方法を開示し、複数の無線アクセスは少なくとも第1の無線アクセス及び第2の無線アクセスを含む。この方法は、第1及び第2の無線アクセスとの接続をそれぞれ確立するステップ、第1の無線アクセスを用いて単位データを送信する第1の消費電力を決定するステップ、第2の無線アクセスを用いてその単位データを送信する第2の消費電力を決定するステップ、決定された第1及び第2の消費電力に基づいて第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当てるステップ、並びにその割当てに基づいて第1及び第2の無線アクセスの少なくとも一方を用いてデータを送信するステップを含む。
実施形態例では、確立するステップは、第1及び第2の無線アクセス対する第1及び第2のインターネットプロトコル(IP)アドレスをそれぞれ取得することを含む。
実施形態例では、第1と第2のIPアドレスが異なる。
実施形態例では、第1及び第2の無線アクセスは異なるポート番号に対応付けられる。
実施形態例では、確立するステップは、第1及び第2の無線アクセス対する第1及び第2の転送制御プロトコル(TCP)サブフローをそれぞれ確立する。
実施形態例では、割り当てるステップは、第1の消費電力及び第2の消費電力についての関数に基づいてデータを割り当てる。
実施形態例では、割り当てるステップは、第2の消費電力に対する第1の消費電力の割合に基づいてデータを割り当てる。実施形態例では、割り当てるステップは、第1の無線アクセスに対する第1のサポートデータ転送速度を決定すること、及び第2の無線アクセスに対する第2のサポートデータ転送速度を決定することを含み、割り当てるステップは、第1の消費電力及び第2の消費電力についての関数、並びに第1及び第2のサポートデータ転送速度に基づく。
実施形態例では、送信するステップは、第1の無線アクセスに対する第1の送信データ転送速度及び第2の無線アクセスに対する第2の送信データ転送速度の少なくとも一方を調整することを含み、送信するステップは、調整された第1の送信データ転送速度及び第2の送信データ転送速度の少なくとも一方を用いてデータを送信する。
実施形態例では、送信するステップは、第1及び第2のサポートデータ転送速度の合計は閾値を下回るかを決定すること、第1の送信データ転送速度を用いて第1の無線アクセスに割り当てられたデータを送信することであって、第1の送信データ転送速度は第1及び第2のサポートデータ転送速度の合計が閾値を下回る場合には第1のサポートデータ転送速度であること、並びに第2の送信データ転送速度を用いて第2の無線アクセスに割り当てられたデータを送信することであって、第2の送信データ転送速度は第1及び第2のサポートデータ転送速度の合計が閾値を下回る場合には第2のサポートデータ転送速度であることを含む。
実施形態例では、割り当てるステップは、関数の出力が閾値を超えるかを決定することを含み、送信するステップは、関数の出力が閾値を超えているかに基づく。
実施形態例では、割り当てるステップは、関数の出力が閾値を超える場合には第1の無線アクセスを無効にすること、及びデータをすべて第2の無線アクセスに割り当てることを含む。
実施形態例では、送信するステップは、関数の出力が閾値を下回る場合には第1及び第2の無線アクセスを用いてデータを送信する。
少なくとも1つの実施形態例は、第1の無線アクセス及び第2の無線アクセスを少なくとも含む複数の無線アクセスを用いて送信を制御する方法を開示する。方法は、信号をユーザ機器(UE)に送信するステップを含み、UEは第1及び第2の無線アクセスとの接続をそれぞれ確立するように構成され、信号はUEが、第1の無線アクセスにおいて単位データを送信する第1の消費電力を決定し、第2の無線アクセスにおいてその単位データを送信する第2の消費電力を決定し、決定された第1及び第2の電力に基づいて第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当て、その割当てに基づいて第1及び第2の無線アクセスの少なくとも一方を用いてデータを送信するように指示する。
少なくとも1つの実施形態例は、第1の無線アクセス及び第2の無線アクセスを少なくとも含む複数の無線アクセスを用いて送信を制御する方法を開示する。方法は、信号をユーザ機器(UE)に送信するステップを含み、UEは第1及び第2の無線アクセスとの接続をそれぞれ確立するように構成されており、信号によってUEが、第1の無線アクセスにおいて単位データを送信する第1の消費電力及び第2の無線アクセスにおいてその単位データを送信する第2の消費電力に基づいて、第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当て、その割当てに基づいて第1及び第2の無線アクセスの少なくとも一方を用いてデータを送信することが可能となる。
少なくとも1つの実施形態例は、電源、少なくとも第1及び第2の無線アクセスとの接続をそれぞれ確立し、第1の無線アクセスを用いて単位データを送信する第1の消費電力を電源から決定し、第2の無線アクセスを用いてその単位データを送信する第2の消費電力を電源から決定し、決定された第1及び第2の消費電力に基づいて第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当てるように構成されたプロセッサ、並びにその割当てに基づいて第1及び第2の無線アクセスの少なくとも一方を用いてデータを送信するように構成された送信機を含むユーザ機器(UE)を開示する。
実施形態例では、プロセッサは、第1及び第2の無線アクセスに対して第1及び第2のインターネットプロトコル(IP)アドレスをそれぞれ確立するように構成される。
実施形態例では、第1と第2のIPアドレスが異なる。
実施形態例では、第1と第2の無線アクセスは異なるポート番号に対応付けられる。
実施形態例では、プロセッサは、第1及び第2の無線アクセスに対して第1及び第2の転送制御プロトコル(TCP)サブフローをそれぞれ確立するように構成される。
実施形態例では、プロセッサは、第1の消費電力及び第2の消費電力についての関数に基づいてデータを割り当てるように構成される。
実施形態例では、プロセッサは、第2の消費電力に対する第1の消費電力の割合に基づいてデータを割り当てるように構成される。
実施形態例では、プロセッサは、第1の無線アクセスに対する第1のサポートデータ転送速度を決定し、第2の無線アクセスに対する第2のサポートデータ転送速度を決定するように構成され、プロセッサは、第1の消費電力及び第2の消費電力についての関数、並びに第1及び第2のサポートデータ転送速度に基づいてデータを割り当てるように構成される。
実施形態例では、送信機が、第1の無線アクセスに対する第1の送信データ転送速度及び第2の無線アクセスに対する第2の送信データ転送速度の少なくとも一方を調整するように構成され、上記の送信することは、調整された第1の送信データ転送速度及び第2の送信データ転送速度の少なくとも一方を用いてデータを送信することである。
実施形態例では、プロセッサは、第1及び第2のサポートデータ転送速度の合計が閾値を下回るかを決定するように構成され、送信機は、第1及び第2のサポートデータ転送速度の合計が閾値を下回る場合には第1のサポートデータ転送速度である第1の送信データ転送速度を用いて第1の無線アクセスに割り当てられたデータを送信し、第1及び第2のサポートデータ転送速度の合計が閾値を下回る場合には第2のサポートデータ転送速度である第2の送信データ転送速度を用いて第2の無線アクセスに割り当てられたデータを送信するように構成される。
実施形態例では、プロセッサは、関数の出力が閾値を超えるかを決定するように構成され、送信機は、関数の出力が閾値を超えているかに基づいてデータを送信するように構成される。
実施形態例では、プロセッサは、関数の出力が閾値を超える場合には第1の無線アクセスを無効にし、データをすべて第2の無線アクセスに割り当てるように構成される。
実施形態例では、送信機は、関数の出力が閾値を下回る場合には第1及び第2の無線アクセスを用いてデータを送信するように構成される。
少なくとも1つの実施形態例は、第1の無線アクセス及び第2の無線アクセスを少なくとも含む複数の無線アクセスを用いて送信を制御するように構成されたネットワーク要素を開示する。ネットワーク要素は信号をユーザ機器(UE)に送信するように構成された送信機を含み、UEは第1及び第2の無線アクセスとの接続をそれぞれ確立するように構成され、信号は、UEが第1の無線アクセスにおいて単位データを送信する第1の消費電力を決定し、第2の無線アクセスにおいてその単位データを送信する第2の消費電力を決定し、決定された第1及び第2の電力に基づいて第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当て、その割当てに基づいて第1及び第2の無線アクセスの少なくとも一方を用いてデータを送信するように指示する。
少なくとも1つの実施形態例は、第1の無線アクセス及び第2の無線アクセスを少なくとも含む複数の無線アクセスを用いて送信を制御するように構成されたネットワーク要素を開示する。ネットワーク要素は信号をユーザ機器(UE)に送信するように構成された送信機を含み、UEは第1及び第2の無線アクセスとの接続をそれぞれ確立するように構成され、信号によってUEが、第1の無線アクセスにおいて単位データを送信する第1の消費電力及び第2の無線アクセスにおいてその単位データを送信する第2の消費電力に基づいて、第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当て、その割当てに基づいて第1及び第2の無線アクセスのうちの少なくとも一方を用いてデータを送信することが可能となる。
実施形態例は、添付図面と併せて以下の詳細な説明からより明確に理解される。図1−4は、ここで説明するように非限定的な実施形態例を示す。
図1は、実施形態例による無線通信システムを示す。 図2は、実施形態例により、UEによって複数の無線アクセスの少なくとも1つを用いてデータを送信する方法を示す。 図3は、図1に示すユーザ機器の実施形態例を示す。 図4は、図1に示すネットワーク要素の実施形態例を示す。
種々の実施形態例を、いくつかの実施形態例を示す添付図面を参照してより完全にここで説明する。
したがって、実施形態例は種々の変形例及び代替形態が可能であるが、それらの実施形態は、例示として図示されここで詳細に記載される。ただし、実施形態例を開示する特定の形態に限定するものではなく、逆に、実施形態例は、特許請求の範囲内のすべての変形例、均等物及び代替例に及ぶことを理解すべきである。図の説明全体を通じて、同じ符号は同じ要素のことをいう。
第1、第2などの用語は、種々の要素を説明するのにここで使用されることがあり、これらの要素はこれらの用語によっては限定されるべきではないことが分かる。これらの用語は、ある要素と他の要素を区別するのに使用されるにすぎない。例えば、実施形態例の範囲から逸脱することなく、第1の要素は第2の要素と呼ばれてもよく、同様に、第2の要素は第1の要素と呼ばれてもよい。ここで使用される「及び/又は」の用語は、1以上の関連したリスト内項目のいずれか及びすべての組合せを含む。
ある要素が他の要素に「接続」又は「連結」されているという場合、それは他方の要素に直接的に接続若しくは連結され得るか、又は介在要素が存在してもよいことが分かる。それに対して、要素が他の要素に「直接接続」又は「直接連結」されているという場合、介在要素は存在しない。要素間の関係性を説明するのに用いられる他の単語は、(例えば、「間に」に対して「直接間に」、「隣接する」に対して「直接隣接する」など)同様の形式で解釈されるはずである。
ここで使用される専門用語は、特定の実施形態のみを説明する目的のものであり、実施形態例を限定するものではない。ここで用いられる単数形の「a」、「an」及び「the」は、その文脈が明示的に断らない限り、複数形も含むものである。「備える」、「備えている」、「含む」及び/又は「含んでいる」の用語は、ここで用いられる場合、記述された構成、完全体、ステップ、動作、要素及び/又は構成要素の存在を指定するが、1以上の他の構成、完全体、ステップ、動作、要素、構成要素及び/若しくはそれらのグループの存在又は付加を除外しないことがさらに分かる。
ある代替実施例では、記載された機能/動作が、図で記載されたものとは異なる順序で行われる場合があることにも留意すべきである。例えば、連続して示す2つの図は、その機能性/動作性の関与に応じて、実際には実質上同時に実行されてもよいし、又は時として逆の順序で実行されてもよい。
他の方法で規定されない限り、ここで用いられる(技術的及び科学的用語を含む)すべての用語は、実施形態例が属する分野の当業者によって一般的に理解されている意味と同じである。用語、例えば、一般的に用いられる辞典に定義される用語は、関連技術を背景としてそれらの意味と同じ意味を有すると解釈されるべきであり、ここでそのように明示的に定義されない限り、理想的又は過度に形式的には解釈されないことがさらに分かる。
実施形態例及び対応する詳細説明の部分は、ソフトウェア、又はコンピュータメモリ内のデータビットにおける動作のアルゴリズム及び記号表記の用語で表わされる。これらの説明及び表記は、当業者がその作業の趣旨を他の当業者に効果的に伝達するものである。ここで用いられる用語として一般的に使用されるアルゴリズムは、所望の結果を導く自己整合的な一連のステップであることが分かる。このステップは、物理量の物理的操作を必要とするものである。通常、必ずしもではないが、これらの量は、記憶され、転送され、合成され、比較され及びその他操作され得る光学的、電気的又は磁気的信号の形態を採る。これらの信号をビット、値、要素、記号、文字、用語、数などとして言及するのは、一般的な使用から、原理上、時折都合がよいことが実証されている。
以下の説明では、特定のタスクを実施又は特定の抽象データタイプを実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造体などを含むプログラムモジュール又は機能的プロセスとして実施されることがあり、既存のネットワーク要素又は制御ノードにおいて既存のハードウェアを用いて実施されることがある、作用及び(例えば、フローチャート形式の)動作の記号表記を参照して図示する実施形態を説明する。そのような既存のハードウェアは、1以上の中央処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)コンピュータなどを含み得る。
特に断らない限り、又は記載から明らかなように、「処理する」、「演算する」、「計算する」、「決定する」又は「表示する」などの用語は、コンピュータシステムのレジスタ及びメモリ内の物理的電子量として表されたデータを、コンピュータシステムのメモリ、レジスタ、又は他のそのような情報を記憶、送信若しくは表示する装置内の物理量として同様に表された他のデータに操作及び変換するコンピュータシステム又は同様の電子演算装置についての動作及び処理のことをいう。
ここで開示するように、「記憶媒体」、「記憶部」又は「コンピュータ可読記憶媒体」の用語は、情報を記憶するための読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気RAM、コアメモリ、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイス及び/又は他の有体機械可読媒体を含み、データを記憶するための1以上の装置を表すことができる。「コンピュータ可読媒体」の用語は、以下に限定されないが、可搬若しくは固定の記憶装置、光学記憶装置、並びに指示及び/若しくはデータを記憶、保有又は搬送可能な種々の他の媒体を含むことができる。
さらに、実施形態例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語又はそれらいずれかの組合せによって実施され得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア又はマイクロコードにおいて実施される場合、必要なタスクを実行するプログラムコード又はコードセグメントは、コンピュータ可読記憶媒体などの機械又はコンピュータ可読媒体に記憶され得る。ソフトウェアにおいて実施される場合、単数又は複数のプロセッサが必要なタスクを実行する。
ここで使用される「ユーザ機器」又は「UE」の用語は、ユーザ機器、移動局、モバイルユーザ、アクセス端末、モバイル端末、ユーザ、サブスクライバ、無線端末、端末及び/又はリモート局と同義となり得るものであり、無線通信ネットワークにおける無線リソースのリモートユーザを説明することができる。したがって、UEは、無線電話、無線搭載型ラップトップ、無線搭載型電気製品などであってもよい。
現行のネットワークアーキテクチャは、モバイル/ユーザ装置とアクセスポイント/セルサイトとを区別するものとみなすことができるが、以降で説明する実施形態例では、例えば、アドホック及び/又はメッシュネットワークアーキテクチャのように、その区別がそれ程明確でないアーキテクチャにも広く適用可能であってもよい。
無線アクセスは、モバイル装置から所望の通信に対応のノードへの経路を供給する。少なくともある実施形態例では、2つの無線アクセスが、同じアクセス技術を使用してもしなくてもよい。例えば、2つの無線アクセスは、双方ともWifiであってもよいし、又は一方がWifiであり他方が3GPPアクセスとなり得る。
少なくともある実施形態例は、複数のアクセスオプションを使用する場合に、UEのバッテリ寿命を増加させる方法及びシステムを開示する。
MPTCPサブフローによるTCP輻輳制御/回避の使用は、2つのアクセスに対する装置によるバッテリ使用量を考慮しない。
さらに、3GPPアクセス選択制御は、Wifiと3GPPの間でパケット毎の多重化を可能とせず、バッテリ消費がフロー当たり又はサービス毎にアクセスオプションを選択するための基準として使用され得るメカニズムを指定しない。
MPTCPで確立する際、少なくともある実施形態例は、UEが複数の同時接続を有する場合、パケットを伝送するアクセスを選択するための基準としてバッテリ消費を使用するメカニズムを提供する。さらに、少なくともある実施形態例は、バッテリ効率に基づいていつアクセスをドロップするかを決定するのに、UEによって使用され得る基準を提供する。
図1は、実施形態例による通信システムを示す。
通信システム100は、ユーザ機器(UE)105と通信するように構成された第1及び第2の無線アクセス110及び120を含む。第1及び第2の無線アクセス110及び120は、異なる無線アクセスに従う。
第1の無線アクセス110は、無線ローカルエリアネットワークであり、例えば、Wifiプロトコル、WiMax、3GPP、3GPP2(CDMA)、Bluetooth、5Gの近距離無線通信(NFC)に従うことができる。ただし、第1の無線アクセス110は、それに限定されない。
第1の無線アクセス110は、アクセスポイント112を含む。アクセスポイント112は、WLANゲートウェイなどのゲートウェイ114と通信する。第1の無線アクセス110は、ゲートウェイ114を通じて種々のネットワーク要素に対して、インターネット、オペレータネットワーク又は第3者ネットワーク130への接続を提供するように構成され得る。種々の実施形態では、第1の無線アクセス110は、ワイドエリアネットワーク(WAN)、又はパーソナルエリアネットワーク(PAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、キャンパスエリアネットワーク(CAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)などのような広いエリアに及ぶ他の類似のネットワークであってもよい。
アクセスポイント112及びゲートウェイ114は、1以上のプロセッサ及び共に動作する関連のメモリを含み、それら個々の機能性を実現することができる。
第2の無線アクセス120は、例えば、ロングタームエボリューション(LTE)プロトコルに従うことができる。実施形態例はLTEに限定されず、第2の無線アクセス120は5Gなどの他のタイプの3GPPネットワークであってもよいことが分かるはずである。
第2の無線アクセス120は、パケットコア124を通じてインターネット、オペレータネットワーク又は第3者ネットワーク130にアクセスするように構成された少なくとも1つのeNB122を含む。パケットコア124は、ゲートウェイ及びモビリティ管理エンティティ(MME)を含むことができる。実施形態例では、パケットコア124のゲートウェイがゲートウェイ114であってもよい。各eNB122は、単一のセル又は複数のセルを含み得るサービスエリアを有することができる。さらに、eNB122は、UE105と通信することができる。
eNB122並びにパケットコア124のゲートウェイ及びMMEは、1以上のプロセッサ及び共に動作する関連のメモリを含み、それら個々の機能性を実現することができる。
パケットコア124は、1以上のモビリティ管理エンティティ(MME)、ホームeNBゲートウェイ、サービングゲートウェイ(S−GW)、パケットデータネットワークゲートウェイ(P−GW)、セキュリティゲートウェイ及び/又は1以上の動作運用管理(OAM)ノード(図示せず)を含むことができる。図示の便宜上、パケットコア124は単一ノードとして図示されるが、パケットコア124は、独立したノード(例えば、制御プレーンに対するMME及び他のベアラに対するGW)として表されてもよいことが分かるはずである。
パケットコア124のMMEは、S1インターフェースを介してeNB122と通信する。
第2の無線アクセス120は、パケットコア124を通じて種々のネットワーク要素に対するインターネット、オペレータネットワーク又は第3者ネットワーク130への接続を供給するように構成され得る。アクセスポイント112、ゲートウェイ114、eNB122のいずれかをネットワーク要素ということもある。
第1及び第2の無線アクセス110及び120は、インターネット、オペレータネットワーク又は第3者ネットワーク130を介してアプリケーションサーバ135に接続される。アプリケーションサーバ135は、MPTCPと互換性を有し、プロセッサ、メモリ及びソフトウェアアプリケーションを含む任意のタイプのサーバであってもよい。図1には1つのアプリケーションサーバ135のみを示すが、実施形態例は、第1及び第2の無線アクセス110及び120に接続された任意の個数のアプリケーションサーバを含むことができる。さらに、アプリケーションサーバ135は、コンテンツ配信ネットワークからの配信機器、又はネットワークにおいてMPTCPプロトコルを終端するMPTCPプロキシサーバであってもよい。
システム100はまた、第1及び第2の無線アクセス110及び120から、例えば、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)及びアプリケーション公開フレームワーク(AES)などのインターネットによるアプリケーションサーバ135への(又はその逆への)、データ転送として周知の他の構成要素も含むことができる。アプリケーションサーバ135は、AESを通じて公開されたHTTP又はRESTなどのインターネットによるシステムにおいてデータを転送するのに用いられるいずれかのタイプの標準的応答−要求プロトコルに従って、第1及び第2の無線アクセス110及び120に情報及び/又は応答メッセージについての要求を送信する。
第1及び第2の無線アクセス110及び120は、ここに示す構成に限定されないことに留意すべきである。これらの構成は、実施形態例の説明に対して示される。例えば、第2のアクセス120は、ホームサブスクライバサーバ(HSS)及びオフライン充電システム(OFCS)などと共通の構成を含んでいてもよいことが分かるはずである。
UE105は、関連するドライバとの物理的又は論理的インターフェースを介して第1のアクセス110及び第2のアクセス120の少なくとも一方と無線通信状態となり得る。UE105は、MPTCP可能なUEである。そのため、UE105は、第1及び第2のアクセス110及び120の双方と同時に接続され得る。UE105には、第1及び第2のアクセス110及び120の各々に対して個別のIPアドレス又は異なるポートが割り当てられ得る。UEが異なるポートを使用するものの単一のIPアドレスを用いる例では、ゲートウェイ114はパケットコア124に接続し、共通のゲートウェイ(例えば、ゲートウェイ114)がある。UEは、通信経路を介して第1のアクセス110及び第2のアクセス120にパケットを伝送することができる。
UE105は、電源(例えば、バッテリ)及び送信機を含み、少なくとも第1及び第2の無線アクセス110及び120との接続をそれぞれ確立し、第1の無線アクセスを用いて単位データを送信する第1の消費電力を電源から決定し、第2の無線アクセスを用いてその単位データを送信する第2の消費電力を電源から決定し、決定された第1及び第2の消費電力に基づいて第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当てるように構成される。UE105は、その割当てに基づいて第1及び第2の無線アクセスの少なくとも一方を用いてデータを送信するように構成される。
図2は、実施形態例による、UE105による複数の無線アクセスの少なくとも1つを用いてデータを送信する方法を示す。図2の方法は、UE105によって実行され得る。
S205では、UE105は、第1及び第2のアクセス110及び120との通信経路を確立する。通信経路は、第1及び第2の無線アクセスに対するTCPサブフローをそれぞれ含むことができる。第1及び第2のアクセス110及び120との通信を同時に確立するため、UE105は、異なるIPアドレスを取得し、又は第1及び第2のアクセス110及び120に対応付けられた異なるポート番号を用いる。
S210において、UE105は、第1の無線アクセス110を用いて単位データを送信する第1の消費電力Pb−Wifiを決定する。S215において、UE105は、第2の無線アクセス120を用いて単位データを送信する第2の消費電力Pb−LTEを決定する。第1及び第2の消費電力Pb−Wifi及びPb−LTEは、電源(例えば、バッテリ)によって消費される電力であり、送信電力とは異なる。
単位データはビットであればよい。ただし、実施形態例はそれに限定されない。
UE105は、前の送信間隔中に消費される電力の平均測定値に基づいて、例えば、LTE及びWifiの送受信機によって使用される無線周波数(RF)送信電力に基づいて、又は送信間隔中にバッテリで利用された電力をモニタすることによって、第1及び第2の消費電力Pb−Wifi及びPb−LTEを決定することができる。さらに、履歴情報、例えば、過去の同様のRF条件及びネットワーク負荷の下で消費されたバッテリ電力を示す情報は、0以上の測定されたバッテリとRF送信メトリックとの組み合わせで用いられ、Pb−Wifi及びPb−LTEを計算することができる。さらに、第1の消費電力は、Wifi無線を「オン」に維持することに関連付けられたオーバーヘッドを含むことができる。
記載から分かるように、第1及び第2の消費電力Pb−Wifi及びPb−LTEは、アクセスポイント112及びeNB122に対するUE105の近接状態、並びにアクセス110及び120における輻輳レベルに従って増加/減少する。
S215において、UE105は、決定された第1及び第2の消費電力Pb−Wifi及びPb−LTEに基づいて、送信されるデータを割り当てる。より具体的には、UE105は、MPTCP RFCで説明されるようにTCP輻輳制御/回避に基づいて、第1の無線アクセス110に対する第1のサポートデータ転送速度及び第2の無線アクセス120に対する第2のサポートデータ転送速度を決定する。UE105は、TCP輻輳制御/回避に基づいて計算された転送速度とともに、第1及び第2の消費電力Pb−Wifi及びPb−LTEを用いて、重み付けされた第1のサポートデータ転送速度RWifi及び重み付けされた第2のサポートデータ転送速度RLTEを生成する。
例えば、TCP輻輳制御が、第1及び第2のアクセス110及び120は各々データ転送速度R1及びR2をそれぞれサポートできるが、第1の消費電力Pb−Wifiが第2の消費電力Pb−LTEの2倍であることを示す場合、UE105は、重み付けされた第1のサポートデータ転送速度RWifi
Wifi=f1(R1、R2、Pb−LTE、Pb−Wifi)
として、また重み付けされた第2のサポートデータ転送速度RLTE
LTE=f2(R1、R2、Pb−LTE、Pb−Wifi)
として生成し、ここで関数f1()及びf2()は、RWifi<RLTEとなるように、第1の消費電力Pb−Wifiと第2の消費電力Pb−LTEとの差を含む。
実施形態例では、UE105は、全データ転送速度のRWifi+RLTEが、アプリケーションの要件から決定される閾値T1より大きい場合、
Wifi=R1*Pb−LTE/Pb−Wifi=1/2R1
であると決定され、ここで第1の消費電力Pb−Wifiは第2の消費電力Pb−LTEの2倍である。
例えば、HTTP適応ストリーミング(HAS)ビデオアプリケーションは、最低ビデオコーデック転送速度に相当する200kbpsの最小データ転送速度であるT1=200kbpsを必要とし得る。この場合、R1=R2であれば、S225では、その後第1のアクセス110においてUE105によって伝送されるすべてのパケットに対して、第2のアクセス120においてUE105によって2つが伝送されることになる。
全データ転送速度のRWifi+RLTEが閾値T1以下であるとUE105が決定する場合、UE105は、TCP輻輳制御に基づいて、第1の無線アクセス110に対して第1のサポートデータ転送速度及び第2の無線アクセス120に対して第2のサポートデータ転送速度を使用する。
UE105はまた、第2の消費電力Pb−LTEに対する第1の消費電力Pb−Wifiの割合に対して閾値T2も使用することができる。例えば、その割合が閾値T2を超える場合、UE105は、Wifiアクセスにおける電力効率が改善する時間までLTEアクセスのみを用いて、第1のアクセス110との通信を無効にすることができる。
決定された第1及び第2の消費電力を使用することによって、バッテリの使用電力は、スループットのみに基づくスケージュールメカニズムを有するのではなく、アクセスを使用することに対する基準として付加される。
eNBなどのネットワーク要素は、UE105が図2に示す方法を実行することを可能/許可する信号をUE105に送信することができることが分かるはずである。
図3は、UE105の実施形態例を示す。UE105は、図3に示さない構成を含むことがあり、図示される構成に限定されるべきではないことも分かるはずである。
UE105は、チャネルの条件、速度及び位置情報を決定するように構成される。
UE105は、例えば、送信部312、UE受信部320、メモリ部330、処理部340、電源360及びデータバス350を含むことができる。電源360は、バッテリであってもよく、送信部312、受信部320、メモリ部330、処理部340及びデータバス350に電力を供給する。
送信部312、受信部320、メモリ部330及び処理部340は、データバス350を用いて相互にデータを送信及び/又は受信することができる。送信部312は、アップリンク(リバースリンク)の、例えば、データ信号、制御信号及び信号強度/品質情報を含む無線信号を、1以上の無線接続を介して他の無線装置(例えば、基地局)に送信するためのハードウェア及び必要なすべてのソフトウェアを含む装置である。送信部312は、少なくとも第1及び第2の無線アクセスに信号を送信するための処理経路を含む。
受信部320は、ダウンリンク(フォワードリンク)チャネルの、例えば、データ信号、制御信号及び信号強度/品質情報を含む無線信号を、1以上の無線接続を介して他の無線装置(例えば、基地局)から受信するためのハードウェア及び必要なすべてのソフトウェアを含む装置である。受信部320は、少なくとも第1及び第2の無線アクセスから信号を受信するための処理経路を含む。
送信部312及び受信ユニット320は、個別のユニットとして示されているが、単一ユニットの送受信機として構成されてもよいことが分かるはずである。
メモリ部330は、磁気記憶装置、フラッシュ記憶装置などを含み、データを記憶できる任意の記憶媒体であればよい。
処理部340は、例えば、入力データに基づいて特定の動作を実行するように構成されたマイクロプロセッサを含みデータを処理可能な、又はコンピュータ可読コードに含まれた命令を実行可能な任意の装置であればよい。例えば、処理部340は、少なくとも第1及び第2の無線アクセスとの接続をそれぞれ確立し、第1の無線アクセスを用いて単位データを送信する第1の消費電力を電源から決定し、第2の無線アクセスを用いてその単位データを送信する第2の消費電力を電源から決定し、決定された第1及び第2の消費電力に基づいて第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当てるように構成され、送信機は、その割当てに基づいて第1及び第2の無線アクセスの少なくとも一方を用いてデータを送信するように構成される。
図4は、eNB122などのネットワーク要素の実施形態例を示す。eNB122が、図4には図示されない構成を含むことがあり、図示される構成に限定されるべきではないことも分かるはずである。
さらに図4を参照すると、eNB122は、例えば、データバス459、送信部452、受信部454、メモリ部456及び処理部458を含むことができる。
送信部452、受信部454、メモリ部456及び処理部458は、データバス459を用いて相互にデータを送信及び/又は受信することができる。送信部452は、例えば、データ信号、制御信号及び信号強度/品質情報を含む無線信号を、1以上の無線接続を介して無線通信ネットワーク100における他のネットワーク要素に送信するためのハードウェア及び必要なすべてのソフトウェアを含む装置である。
送信部452は信号をユーザ機器(UE)に送信するように構成され、UEは第1及び第2の無線アクセスとの接続をそれぞれ確立するように構成されており、信号は、UEが、第1の無線アクセスにおいて単位データを送信する第1の消費電力を決定し、第2の無線アクセスにおいてその単位データを送信する第2の消費電力を決定し、決定された第1及び第2の電力に基づいて、第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当て、その割当てに基づいて第1及び第2の無線アクセスのうちの少なくとも一方を用いてデータを送信するように指示する。
受信部454は、例えば、データ信号、制御信号及び信号強度/品質情報を含む無線信号を、ネットワーク100における他のネットワーク要素への1以上の無線接続を介して受信するためのハードウェア及び必要なすべてのソフトウェアを含む装置である。
個別のユニットとして示しているが、送信部452及び受信部454は、単一ユニットの送受信機として構成され得ることが分かるはずである。
メモリ部456は、磁気記憶装置、フラッシュ記憶装置などを含み、データを記憶できる任意の装置であればよい。メモリ部456は、プレスケジューリングをサポートするためにデータと制御信号をバッファ及び記憶し、そのスケジュールデータを送信及び再送信するのに使用される。
処理部458は、例えば、入力データに基づいて特定の動作を実行するように構成されたマイクロプロセッサを含みデータを処理可能な、又はコンピュータ可読コードに含まれた指示を実行可能な任意の装置であればよい。
このように実施形態例を説明しているが、同様の形態が多くの方法で変形し得ることは明らかである。そのような変形例は、実施形態例の趣旨及び範囲から逸脱するとはみなされず、当業者にとって明らかであるそのようなすべての変形例は特許請求の範囲内に含まれることが意図されている。

Claims (10)

  1. ユーザ機器(UE)によって複数の無線アクセスのうちの少なくとも1つを用いてデータを送信する方法であって、前記複数の無線アクセスが少なくとも第1の無線アクセス及び第2の無線アクセスを含み、
    前記第1及び第2の無線アクセスとの接続をそれぞれ確立するステップ(S205)、
    前記第1の無線アクセスを用いて単位データを送信する第1の消費電力を決定するステップ(S210)、
    前記第2の無線アクセスを用いて前記単位データを送信する第2の消費電力を決定するステップ(S215)、
    決定された前記第1及び第2の消費電力に基づいて前記第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当てるステップ(S220)であって、
    前記第1の無線アクセスに対する第1のサポートデータ転送速度を決定すること、
    前記第2の無線アクセスに対する第2のサポートデータ転送速度を決定すること、
    前記第1の消費電力及び前記第2の消費電力に基づいて前記第1のサポートデータ転送速度及び前記第2のサポートデータ転送速度を重み付けすること、及び
    重み付けされた前記第1のサポートデータ転送速度及び重み付けされた前記第2のサポートデータ転送速度に従って前記データを割り当てることを含む割り当てるステップ(S220)、並びに
    前記割当てるステップに基づいて前記第1及び第2の無線アクセスの少なくとも一方を用いて前記データを送信するステップ(S225)
    を備える方法。
  2. 前記確立するステップ(S205)が、前記第1及び第2の無線アクセスに対する第1及び第2のインターネットプロトコル(IP)アドレスをそれぞれ取得することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1及び第2のIPアドレスが異なる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1及び第2の無線アクセスが、異なるポート番号に対応付けられる、請求項2に記載の方法。
  5. 前記確立するステップ(S205)が、前記第1及び第2の無線アクセスに対して第1及び第2の転送制御プロトコル(TCP)サブフローをそれぞれ確立する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記割り当てるステップ(S220)が、前記第1の消費電力及び前記第2の消費電力についての関数に基づいて前記データを割り当てる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記割り当てるステップ(S220)が、前記第2の消費電力に対する前記第1の消費電力の割合に基づいて前記データを割り当てる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記割り当てるステップ(S220)が、前記第1の消費電力及び前記第2の消費電力についての前記関数並びに前記第1及び第2のサポートデータ転送速度に基づいて前記データを割り当てる、請求項6に記載の方法。
  9. 複数の無線アクセスを用いて送信を制御する方法であって、前記複数の無線アクセスが少なくとも第1の無線アクセス及び第2の無線アクセスを含み、
    信号をユーザ機器(UE)に送信するステップを備え、前記信号は、前記UEが
    前記第1の無線アクセスにおいて単位データを送信する第1の消費電力、前記第2の無線アクセスにおいてその単位データを送信する第2の消費電力、前記第1の無線アクセスに対して重み付けされた第1のサポートデータ転送速度、及び前記第2の無線アクセスに対して重み付けされた第2のサポートデータ転送速度に基づいて前記第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当て(S220)、及び
    前記割当てに基づいて前記第1及び第2の無線アクセスの少なくとも一方を用いて前記データを送信する(S225)ことを可能とする、方法。
  10. ユーザ機器(UE)(105)であって、
    電源(360)、
    プロセッサ(340)であって、
    少なくとも第1及び第2の無線アクセスとの接続をそれぞれ確立し、
    前記第1の無線アクセスを用いて単位データを送信する第1の消費電力を前記電源から決定し、
    前記第2の無線アクセスを用いて前記単位データを送信する第2の消費電力を前記電源から決定し、
    決定された前記第1及び第2の消費電力に基づいて前記第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当てるように構成され、前記第1及び第2の無線アクセスにデータを割り当てることが、
    前記第1の無線アクセスに対する第1のサポートデータ転送速度を決定すること、
    前記第2の無線アクセスに対する第2のサポートデータ転送速度を決定すること、
    前記第1の消費電力及び前記第2の消費電力に基づいて前記第1のサポートデータ転送速度及び前記第2のサポートデータ転送速度を重み付けすること、及び
    重み付けされた前記第1のサポートデータ転送速度及び重み付けされた前記第2のサポートデータ転送速度に従って前記データを割り当てることを含む、プロセッサ(340)、並びに
    前記割当てに基づいて前記第1及び第2の無線アクセスの少なくとも一方を用いて前記データを送信するように構成された送信機(312)
    を備えるユーザ機器(UE)。
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