JP2017526002A - 対象領域を検出するための装置および方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、第1の主面(14)と第2の主面(16)と側面(18a)を有する平坦なハウジングと、前記側面(18a)に面している複数の横に並んだ光チャネル(24a;24b)を有するマルチアパーチャ装置(22)とを備え、対象領域(12;12´)を検出する装置(10)を説明するものであって、前記各光チャネル(24a;24b)は、前記側面(18a)を通りぬけて、あるいは、前記ハウジングの中の横方向の経路と前記ハウジングの外の非横方向の経路との間で偏向される前記各光チャネル(24a;24b)の光軸(32a;32b)に沿って、前記対象領域(12;12´)の各部分領域(26a;26;26´a;26´b)を検出するように構成され、前記光チャネル(24a;24b)の前記部分領域(26a;26;26´a;26´b)は、前記対象領域(12;12´)をカバーする。【選択図】図1

Description

本発明は、対象領域を検出するための装置に関する。
今日、多くの携帯電話機またはスマートフォンは、少なくとも2つのカメラモジュールを備えている。1つのカメラモジュールは、正確に対象領域の部分領域を検出するために、しばしば、1つの光チャネルから成る。写真またはビデオを取り込むために最適化することができる第1のカメラは、例えば、ユーザから離れた装置の前側または第2の主面上にあり、たとえばビデオ電話のために最適化できる第2のカメラは、ユーザに面する装置の後側または第1の主面に設けられている。
このように、お互いに独立している2つの対象領域は、検出することができ、ハウジングの前側に面している第1の対象領域と、後側に面している第2の対象領域とを含む。説明の便宜上、説明のために、図11は、従来技術に係るスマートフォンにおいて、従来のカメラおよび従来の2つのカメラモジュール(円によって示され、左側に第2のカメラ(テレビ電話)、右側に第1のカメラ(写真カメラ))をそれぞれ示す。
小型化を進める中で、主要な設計目的の1つは、スマートフォンまたは携帯電話の薄型化である。ここで、カメラモジュールとカメラモジュールとの一体化には、それぞれ、カメラモジュールZ全体の高さ(z方向に延在する)に下限が生じる横方向の寸法X(x方向に延在する)およびY(y方向に延在する)を有する各所与のカメラモジュールのための光学の物理法則に起因して、問題がある。この高さZは、例えば、スマートフォンまたは携帯電話の厚みに沿って高さZを指向する場合など、装置全体の最小厚さを決定する。 換言すれば、カメラはスマートフォンの最小厚さを高い頻度で決定する。
カメラの設置高さを低減するためのオプションは、複数の並置されたイメージング・チャンネルを含むマルチアパーチャカメラの使用法である。ここで、超解像度方法を用いることにより、設置高さを半分にすることができる。一方では、それぞれが全視野を伝送する光チャネル(Pelican Imaging、WO2005151903A3、TOMBO Japan)、他方では、全体の視野の一部の領域のみを撮像する光チャネル(DE102009049387およびそれに基づく出願DE102013222780)に基づいて、基本的に2つの原理が知られている。
マルチアパーチャ装置は、チャネルにつき1つの画像センサ領域を有する画像センサを含み得る。マルチアパーチャ装置の光チャネルは、対象領域の部分的な領域をそれぞれの画像センサ領域に映し出すように構成され、そして、このために、当該マルチアパーチャ装置の光チャネルは、光学エレメントまたは画像光学系、例えば、レンズ、一部の偏心化されたレンズまたは光学中心を有する自由曲面を含む。
さらに、単一のカメラモジュール、すなわち、単一の光チャネルでは、それによって検出された対象領域に関する詳細な情報を得ることができない。このためには、少なくとも2つのカメラモジュールが必要とされ、お互いに関して、カメラモジュールの距離が増すにつれて、深さ分解能は最大にすることができる。超解像度を有し、且つ、チャネルの線形配置を備えるマルチアパーチャカメラが使用される場合、最小設置高さZは、おそらく低減される(DE102009049387およびそれに基づくDE102013222780参照)。しかし、ここでの小型化は、通常、2を超えない超解像率に依存する。
いくつかのカメラモジュールの統合は、限られた余分なスペースを必要とし、例えば、対象領域を検出するためにカメラモジュールをユーザと対向する背面側に組み込む場合には、これは、例えば、ハウジングの同じ側にスクリーンを追加的に一体化することによって、多くの一般的なスマートフォンにおいて後面に面している。
さらに、個々のカメラ光学系の焦点距離fを小さくすることによって、個々のカメラ光学系の設置高さZを基本的に低減することが基本的に可能である。しかし、このアプローチは、ピクセルサイズを縮小するとき、またはピクセルの数を減らすとき、解像度および/または画像ノイズに関して画像品質を低下させるだけであることは、当業者にとって、周知である。
国際公開第2009/151903号 独国特許出願公開第102009049387号明細書
したがって、本発明の目的は、薄型で同じ画質を有するか、または、同じ厚さおよびより高画質を有する装置を提供することである。
この目的は、独立請求項の主題によって解決される。
本発明の核心は、対象領域を検出する装置をより薄くすることができるという知見であり、同様の厚みを有する場合には、各チャネルについて、対象領域は、装置の側面側(エッジ側)またはハウジング内の横方向の経路とハウジング外の非横方向の経路との間で偏向されたそれぞれの光軸に沿って実行される。深さ(z)方向に沿った各チャンネルの拡張は、対象物検出装置の前側または後側などの主側面と本質的に平行に配置することが可能であり、対象物検出装置のための装置の厚さは、カメラモジュールのx方向またはy方向に沿った拡張であり、z方向に沿ったカメラモジュールの拡張から独立することが可能である。
一実施形態によれば、対象領域の一部の領域の検出が側面を介して実行することができるように、少なくとも2つの光チャネルとそれぞれの光チャネルに割り当てられた1つの光軸を含むマルチアパーチャ装置が、少なくとも1つの側面と第1の主面および第2の主面を含む物体検出装置に配置される。光学軸が横方向コースと非横方向コースとの間で偏向される場合、対象領域は、例えば第1または第2の主面に対向することができる。
さらに有利な実施形態は、従属請求項の主題である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態について説明する。それらは、以下に示す。
2つの光チャネルを有するマルチアパーチャ装置を含む対象領域を検出するための装置の概略斜視図である。 4つの光チャネルを有するマルチアパーチャ装置を含む対象領域を検出するための装置の概略斜視図である。 ライン状の構造体に複数の光チャネルおよび画像センサ領域を有するマルチアパーチャ装置の概略平面図である。 画像センサ領域の配置が対象領域内の部分領域の位置に対応する対象領域を検出するための光チャネルの2次元配列の概略図である。 それぞれ、図3aのマルチアパーチャ装置の断面および部分の概略平面図である。 個々の光チャネルの画像センサ領域がライン方向に垂直な同じ位置に配置されるように、光チャネルがライン方向に垂直な横方向オフセットを有する図4aの部分の概略平面図である。 図4bによる配置において、互いに異なる距離を有する複数の画像センサ領域を有する基板の概略平面図である。 互いに等しい距離を有する複数の画像センサ領域を有する基板の概略平面図である。 隙間なく並置された複数の画像センサ領域を有する基板の概略平面図である。 画像センサ領域の間の隙間にさらなる画像センサ領域が配置されているときの図4bによる撮像装置である。 第1の状態の対象領域を検出するための装置の斜視図である。 第2の状態の対象領域を検出するための装置の斜視図である。 2つの異なる物体領域を同時に検出することができる対象領域を検出するための装置の斜視図である。 2つの主要な側面から離れて対向する対象領域を検出するための装置の斜視図である。 マルチアパーチャ装置内に配置されたフラッシュ装置をさらに含み、第2の主面に面した対象領域を検出するための装置の斜視図である。 第2主面に対向する対象領域の検出を可能にする第1状態の2つの対象領域を検出するための装置の斜視図である。 第1の主面に対向する対象領域の検出を可能にする第2の状態の2つの対象領域を検出するための装置の斜視図である。 3つの異なる対象領域を検出するための装置の斜視図である。
本発明の実施形態が図面に関連して、以下に、より詳細に説明される前に、同一の、機能的に等しくまたは等しい要素、目的および/または構造は、異なる図面において同じ参照番号で示されていることに留意すべきである。異なる実施形態に示されたこれらの要素の説明は、相互交換可能または相互適用可能であることを理解されたい。
図1は、対象領域12を検出するための装置10の概略斜視図を示す。装置10は、第1の主面14と反対側に配置された第2の主面16とを有する平坦なハウジングを含む。さらに、装置10は、第1の主面14と第2の主面16との間に配置された側面18a〜18dを含む。
第1の主面14および第2の主面16は、それぞれ、y軸およびz軸に広がる平面に平行に延びる平面に配置されている。対照的に、側面18aおよび対象領域12は、それぞれ、x軸およびy軸に広がる平面にそれぞれ平行である。換言すると、側面18aは、装置10の2つの主面14と16との間に配置された側面である。側面18aおよび側面18b〜18dは、フロントサイドとも呼ばれる。
x軸、y軸およびz軸は、空間的に互いに直交して配置され、時計回り方向に互いに接続されている。主面および/または側面は、湾曲を有することができ、および/または円形、楕円形、多角形などの任意の表面形状で、自由形状領域またはそれらの組み合わせとして形成することができることは明らかである。代替的に、装置10は、異なる数の主側面および/または側面、例えば1つだけ、2つまたは3つの側面を有することができる。
装置10は、ここでは単に例示的に2つの光チャネル24aおよび24bを含むマルチアパーチャ装置22を備える。マルチアパーチャ装置22は、また、排他的ではないが、6、8、10またはそれ以上の任意の他の数の光チャネルを含み得る。
各チャネル24a、24bは、図示されている光学系29a、29bを含み、単に例示的に、円形開口を含み、光学平面および画像センサ領域25a、25b内に位置する。画像センサ領域25aおよび25bは、画像面31に配置され、各光学系29a、29bは、それぞれのセンサ領域上の対象領域のそれぞれの部分領域を映し出す。画像センサ領域の異なる平面的な拡張および/または位置の影響に関する広範な考察は、図3aおよび図4a〜4fの説明に続く。画像平面31は、光学平面33と同様に、側面18aおよび光学系29a、29bのアパーチャに平行に配置される。しかしながら、代替的に、側面18bまたは他の側面の1つは、図1に示されたものと比べて、異なる対象面を検出するための観察通路として使用することもできる。あるいは、例えば、チャネルのアレイによって底部または上部に向かって僅かに「見る」ために、側面18bに対してわずかに傾斜した配置が使用される。
さらに、以下で説明されるようなマルチアパーチャ装置の代替実施形態は、等しく構造化された光チャネルを含むことができることに留意されたい。以下の実施形態では、分かりやすくするために、光チャネルは単に点状の直方体によって示されているに過ぎない。
マルチアパーチャ装置22は、画像平面31が側面18aおよび18bの間に平行になるように、第1の主面14および第2の主面14間に配置される。
光軸32aは、光チャネル24aに割り当てられ、光軸32bは光チャネル24bに割り当てられる。ここでは、典型的には、光軸32aおよび32bは、主にz軸に沿ってハウジング内でほぼ平行に、且つ、内側に進んでいるように示されているが、例えばマルチアパーチャ装置22から対象領域12または側面18aに向う軸32aおよび32bの分岐する経路など、異なる構成が可能である。
チャネル24a、24bは、横方向yに沿って並置され、横方向zに沿って、すなわち側面18aに面して指向される。同じものは、例えば、側面18aの縦の方向に沿って広がっている光チャネルの一次元アレイまたは線または列などを形成するために、それらの光学系29a、29bの光学中心を有するようなyに沿った共通の線上にある。
光チャネル24aおよび24bのそれぞれは、それぞれ、光軸32aおよび32bに沿ってそれぞれ対象領域12の部分領域26aおよび26bを検出するように構成されている。部分領域26aおよび26bは、それぞれ、完全に対象領域12の全体をカバーすることができる。以下に詳述される実施形態において、チャンネルは、部分的に、または、一緒に、完全に、全体のオブジェクト地域12を各々カバーするだけである。後者の場合、領域は互いに重なるかまたは直接接触する可能性がある。
さらに、本明細書に示す部分領域26aおよび26bへの対象領域12の分割は単なる例示であることに留意されたい。例えば、図1において、部分領域26aおよび26bの中心は、それぞれ、割り当てられた光チャネル24aおよび24bと同じ順序でy方向に並置されていることが、示される。すなわち、部分領域26aおよび26bは、それぞれ、一次元アレイを形成するために、yに平行な線に沿って仮想的に配置されている。理論的には、チャネル24a、24bの並置方向yに対して横方向、すなわちxに沿って並置するような別の配置も可能である。チャネルの数および部分領域の数がそれぞれより大きい場合、チャネルによって走査された部分領域が、例えば中心を有する二次元アレイを形成する場合もあり得る。これにより、上述したように、部分領域が互いに重なり合っていてもいなくてもよい。
さらに、例示的に、装置10は、光路24aおよび24bの光軸32aおよび32bを反射偏向させ、対象領域12を再配置するように構成されたビーム偏向素子28を含む。図1では、ビーム偏向素子28は、例示的に側面18aに配置されている。
ビーム偏向素子28は、光軸32aおよび32bの反射偏向を可能にするために、y軸の方向に走る回転軸RAのまわりに静止または枢動または傾斜可能であり得る。このような傾斜または歪みを生じる撓みは、場合によっては個々の光軸32aおよび32bごとに個別に実行されてもよく、および/または、光軸の1つの経路だけを変更、すなわち傾斜または偏向させることも可能である。
光軸32aおよび32bの反射偏向は、光学軸32aおよび32bのそれぞれが光軸32´aおよび32´bに向かって修正されて、光路32a、32bがビーム偏向素子28で偏向されたときに、例えば軸線RAまわりの回転またはそれに平行な軸線によって、対象領域12に対して再配置される部分領域26´aおよび26´bを有する対象領域12´を検出するように構成される。これは、検出された対象領域12が、反射偏向によってビーム偏向素子28によって空間内でシフトされ得ることを意味する。換言すれば、反射偏向によって、対象領域12は、対象領域12´に映し出され、その逆も可能である。さらに、偏向は、光軸32aおよび32bが、第1の方向、例えばz方向に沿った横方向の経路と、ビームによって影響され得る第2の方向に沿った非横方向の経路との間で偏向される。部分領域26´aおよび26´bは、対象領域12´をカバーすることができる。
図1に示す実施形態の利点は、対象物検出のための装置10の厚さが、マルチアパーチャ装置22のx軸またはy軸の方向への拡張によって影響され得ることであり、マルチアパーチャ装置のz軸方向の伸びとは無関係にすることが可能である。換言すれば、側面18a〜18dは、従って、x方向に小さな拡張を有することができる。
この実施形態の別の利点は、光軸の任意の光偏向によって、任意に、空間内に配置または配置される対象領域を検出することができることである。あるいは、2つ以上の対象領域、例えば2つまたは3つの異なるおよび/または異なる位置または向きの対象領域を検出することも可能であり、このことは、ビーム偏向素子28のチャネル単位またはチャネルグループ単位に異なる実施形態によって得ることができる。しかしながら、装置10の偏向可能性は、単に選択的であり、後述するように省略することもできる。
マルチアパーチャ装置22およびビーム偏向素子28の両方を、装置10内の異なる位置に配置することもできる。マルチアパーチャ装置22およびビーム偏向素子28の両方は、側面18aまたは異なる側面18b〜18dに配置することも可能である。
さらに、マルチアパーチャ装置22は、それぞれ複数の光軸が割り当てることが可能な2つ以上の光チャネルを含み得る。複数の光チャネルは、対象領域の2つ以上の部分領域を検出するように構成することができる。個々の光チャネルを少なくとも2つのグループに配置することも可能であり、例えば、第1の光チャネルグループを対象領域の第1の部分領域を検出するように構成することができ、第2の光チャネルグループを対象領域の第2の部分領域を検出するように構成されている。これは、例えば、1つのグループの光チャネルが、お互いにサブピクセル距離によって、オフセットされる各部分領域を走査し、超解像度の方法が適用されるという点で、解像度を上げるために使用することができる。
ビーム偏向素子28は、例えば、ミラーまたは(部分的に)反射する連続面または不連続面とすることができる。あるいは、プリズム、レンズ、屈折または屈折レンズ要素またはそのような要素の組み合わせなど、異なるビーム偏向素子またはビーム形成要素を使用することができる。
装置または装置10は、例えば、カメラ、携帯電話またはスマートフォン、スクリーンまたはTV装置、コンピュータ画面、または画像および/またはビデオのキャプチャまたは対象領域の検出に適した任意の装置とすることができる。
図2は、第1の主面14、第2の主面16および側面18a〜18dを再び含む対象物検出装置20の概略斜視図を示す。さらに、装置20は、マルチアパーチャ装置34を備える。ここで、マルチアパーチャ装置34は、例示的に4つの光チャネル24a、24b、24c、24dを含む。マルチアパーチャ装置34は、光チャネル24a〜24dにそれぞれ割り当てられた光軸37a、37b、37cおよび37dが、それぞれ、側面18に向かって横方向またはz方向に進むように、装置20内に配置される。ここでは、個々の光軸は、例えばマルチアパーチャ装置34と側面18aに配置されたビーム偏向素子との間の部分において平行であってもよく、または同じであってもよい。光チャネル24a〜24dは、対象領域12を検出するように構成されている。対象領域12は、側面18aと平行に配置され、部分的に重複する部分領域38aおよび38bを含む。対象領域12内の部分領域の配置の更なる代替案に関しては、図1に関する記載が参照される。
光チャネルの第1のグループは、光チャネル24aおよび24cを含み、第2の光チャネルグループは、光チャネル24bおよび24dを含む。第1の光チャネルのグループは、対象領域12の第1の部分領域38aを検出するように構成されている。第2の光チャネルのグループは、対象領域12の第2の部分領域38bを検出するように構成されている。
ビーム偏向素子40は、部分要素42a、42b、42cおよび42dを含む。光軸37´a〜37´dに向う光軸37a〜37dへの反射偏向は、部分素子42a〜42dによって実行され、第1の光チャネルのグループが第2の対象領域12´の部分領域44aを検出し、第2の光チャネルのグループは、対象領域12´の部分領域44bを検出する。部分領域44aおよび44bは、部分的または完全に重なることができる。
マルチアパーチャ装置34は、排他的ではないが、6、8、10またはそれ以上の他の任意の数の光チャネルを含むこともできる。ここで、第1のグループの光チャネルの数は、第2のグループの光チャネルの数に等しくすることができるが、光チャネルの複数のグループへの他のいかなる分割も可能である。ここで、光チャネルのそれぞれのグループは、それぞれのグループがそれぞれの対象領域の部分領域を検出するように、異なる位置および/または向きの複数の対象領域の検出が可能になるように構成することができる。検出された対象領域のそれぞれの部分領域の部分的または完全な重なりは、例えば、改善された(深さ)解像度をもたらすことができる。
さらに、部分素子42a〜42dは、個々の光チャネル24a〜24dに割り当てられた光軸37a〜37dを非横方向に偏向させることができるように構成することができる。上述したように、非側方領域は、個々の領域の異なる角度だけでなく、従来の解決法のように、それぞれの画像領域およびそれらに割り当てられた光学系のチャネルごとに異なる横方向のオフセットによっても得ることができる。これは、単一の光軸37a〜37dごとに個別に行うことができるが、光チャネルと軸の個々のグループごとに個別に実行することもできる。個々の光軸の個々の偏向は、例えば部分要素42a〜42dが側面18aに対して異なる傾斜を有する場合に得られる。部分要素42a〜42dは、y方向に延在している側面18aに配置された回転軸RAの周りで互いに独立して傾動可能であるように構成することが可能である。任意に配向された回転軸のまわりに個々の部分要素42a〜42dを個々に傾けること、または、異なる方向に向けられた複数の回転軸および/または互いに異なる位置に配置された複数の回転軸は、可能である。個々の部分要素42a〜42dは、それぞれ、例えば機械的に、ユーザによって、またはそれぞれの制御装置によって自動化された形態で、それぞれ、構成および傾斜が実行されるように構成することができる。
この実施形態の利点は、装置20が、位置および向きを維持しながら可変対象領域を検出できることである。異なる位置に配置された複数の対象領域の同時検出も可能である。少なくとも2つの光チャネルを有するマルチアパーチャ装置は、それぞれ検出された対象領域の深さ情報を捕捉するようにさらに構成することができる。
以下の図3a〜3bおよび図4a〜4fは、それぞれ、光チャネルの斜視図を示す。この点に関して、光学系のアパーチャは、例示的に実線によって正方形で示されていることに留意されたい。ここでは、1つのアパーチャがそれぞれ1つの光チャネル24a〜24iに割り当てられている。分かりやすくするために、光チャネル24a〜24iのみが、以下の図面において参照番号が付されている。
図の下部において、図3aは、光学チャネル24a〜24iの複数のグループ23a、23cおよび23dを有し、グループ内の対象領域の異なる部分領域を走査するマルチアパーチャ装置28の模式的な平面図を例示している。ここでは、例示的に、光チャネル24a〜24iの各グループ23a〜23dは、同一に構成されている。すべてのグループのすべてのチャンネルは、第1に、光路24a〜24iが、マルチアパーチャ装置21の第1の部分23aと並置され、それから、並置された光チャネル24a〜24iが、ラインに沿って、次の第2の部分23bを占有するように、1本の線に沿って配置されている。
図の上部において、図3aは、マルチアパーチャ装置21の部分23aの概略詳細図を示す。光チャネル24a〜24iは、例えば、対象領域の一部領域をそれぞれ検出するように構成され、光チャネル内に点線で示すように、画像変換器上にそれぞれ1つの画像センサ領域25a〜25iを含む。光チャネル24a〜24iのそれぞれの画像センサ領域25a〜25iは、それぞれの光チャネル24a〜24iの領域よりも小さくすることができる。全ての部分23の画像センサ領域25a〜25iは、共通の基板(単一チップ)上に配置することができる。
それらの光チャネル24a〜24iの光中心に関する画像センサ領域25a〜25iの異なる向きまたは位置によって示されるように、光チャネル24a〜24iは、各部分において異なる視野角を有し、すなわち光チャネル24a〜24iは、対象領域の異なる部分領域を検出するように構成されている。ここでは、光学中心が光学系のアパーチャに関して中心に配置されているが、異なる方法で実施することもできることが、図3に例示されている。点線で描かれた正方形と光チャネルの番号によって示されるように、光チャネル24a〜24iは、たとえば(7)、(8)および(9)などのような対象領域の隣接する部分領域が重なるように配置される(図中、符号(1)〜(9)は、円で囲まれた自然数1〜9として図示されている)。部分領域の重なりは、つながり、すなわち、深さ情報を推測し、部分画像から画像情報を抽出し、そのようにして全物体の全体画像を組み立てるために、異なる部分領域内の同じ画像内容を評価することを可能にする。簡単に言えば、画像センサ領域25a〜25iは、光学チャネル24a〜24iの50%の寸法を有するx方向およびy方向に示されている。あるいは、画像センサ領域25a〜25iの寸法は、x方向またはy方向における光チャネル24a〜24iの寸法に対して任意の比率を有することができる。画像センサ域の位置は、光学素子の光学中心の中心位置に応じて、それぞれの光チャネルのベース領域の中で、少なくとも部分的に、決定することができる。
図の上部の部分23aの略図は、それぞれが1つの画像センサ領域25a〜25iを含む9つの光チャネル24a〜24iを示す。それぞれの光チャネル24a〜24iの視線方向に基づいて、例えば、光学中心と画像領域中心との間の接続ラインにより、画像センサ領域25a〜25iは、点線で示すように、光チャネル24a〜24iのベース領域内で変位することが定義される。光チャネル内の番号付けは、部分領域の配置および光チャネルの簡略化された区別を単に示すために役立つに過ぎない。符号(1)〜(9)(各図中の符号は丸で囲まれた1〜9の番号である)に示すように、各光チャネル24a〜24iの向き、すなわち視線方向に応じて、光チャネル24a〜24iは、対象領域の9つの部分領域を検出するように構成されている。あるいは、対象領域は、部分領域に任意の数の分割を有することもできる。各部分領域は、部分23a〜23dの数に応じた数で検出され、例えば、図示の例では、4つである。
4つの部分23a〜23dは、光チャネル24a〜24iの例示的な同一のソート順序を含む。言い換えれば、各部分領域23a〜23dは、光路24a、24b、24c、・・・、24iを有し、光路24a〜24iは、それぞれ、単一ライン構造で横方向に隣接して配置される。4つの部分領域23a〜23dは、横方向に並置されているので、光学チャネルの総数もまた、1つのライン内で横方向に並置される。光チャネル24a〜24iの配列は、単一の線であり、これは1×Nの形式として記述することもできる。ラインは、側面18aと主側面14と16とに平行に延びている。
部分23a〜23dの数は、得られるべき超解像係数に起因し得る。所望の超解像係数による分解能の増加を得るために、所定の数の光チャネルをx方向に構成することができ、各チャネル24g−1、24g−2、24g−3および24g−4は、それぞれ、本質的に対象領域の同じ部分領域を見る。それぞれの部分領域、すなわち部分23a〜23dにおいて、画像センサ領域25aは、割り当てられた光チャネル24g−1〜24g−4に関してx方向および/またはy方向にシフトすることができ、例えば、ピクセルの半分、すなわち、ライン方向の横方向のピクセルの拡張の半分に相当するピクセルピッチによって、決定される。このようにして、例えば部分23aおよび23bの画像センサ領域25aは、それらのそれぞれ割り当てられたチャネル24aに関して、y方向には異ならないが、x方向および/またはy方向において1/2ピクセルだけ異なることができ、部分23cの画像センサ領域25aは、部分23aの画像センサ領域25aから1/2ピクセルだけy方向および/またはx方向に異なることができ、部分23dの画像センサ領域25aは、例えば、部分23aの画像センサ領域25aに対して、x方向およびy方向の両方において、1/2ピクセルだけ異なることができる。したがって、部分23の数は、x方向およびy方向の超解像因子の積とも呼ばれ、ここで、これらの因子は整数で互いに異なることができる。
本質的に等しい対象領域の部分領域を検出するための光チャネル24g−1、24g−2、24g−3、および24g−4は、線方向に垂直な方向において互いに横方向にオフセットすることができ、距離X1の方向に対して、それぞれ、垂直にすることができる。この距離が、例えば、2つのピクセル、すなわち部分画像領域の間の距離の1/4、1/3または1/2のような小数である場合、このオフセットは、サブピクセルオフセットと呼ぶこともできる。サブピクセルオフセットは、例えば、所望の超解像度係数に基づくことができる。例えば、2の超解像度係数が実施され、x方向及びy方向の対象領域の部分領域が二重に検出される場合、サブピクセルオフセットは、例えばピクセル幅の1/2に対応することができる。オフセットは、例えば、対象領域の空間分解能を高めるために使用することができる。言い換えれば、光チャネルのインターリーブのために、光チャネルの走査ギャップが隣接する光チャネルによって検出される可能性がある。あるいは、24g−1、24g−2、24g−3、または24g−4は、本質的に等しい部分領域を検出するために、互いにずらさずに配置することもできる。
オブジェクトの同じ部分領域を投影する光チャネル24g−1、24g−2、24g−3、および/または24g−4のサブピクセルオフセットのために、超解像アルゴリズムの方法によって、光チャネル24g−1、24g−2、24g−3、および/または24g−4毎に複数の低解像度マイクロ画像から高解像度全画像を計算することができる。言い換えれば、光チャネル24g−1、24g−2、24g−3、および/または24g−4の内の少なくとも2つが、ピクセルピッチまたはピクセルピッチの小数部または(サブ)ピクセルオフセットを備えた異なる部分的に重なり合う検出領域を有するように、光チャネル24g−1、24g−2、24g−3、および/または24g−4の画像センサ領域25gの中心をずらして配置することができる。このようにして、2つの光チャネル24g−1、24g−2、24g−3、および24g−4の検出領域の重複領域を画像検出センサにオフセットして映し出すことができる。
部分領域23a〜23dの同一のソート順序、そして、それゆえに、光チャネル24g―1、24g―2、24g―3および24g―4のように、対象領域の少なくともほぼ等しい部分領域を検出する光チャネルは、ライン構造の形成に沿って可能な最大の横方向距離を許容する。ライン構造の形成に沿った画像センサ領域25a〜25iの間の距離によって示されるように、光空所、すなわちギャップが、光チャネル24a〜24iの画像センサ領域25a〜25iの間に形成され得る。これらの隙間において、すなわち、部分的な画像変換器の間の領域には、例えば、読み出し回路、A/Dコンバータ(ADCs)、増幅器など、光に影響されない電子部品を配置することができる。
部分23a〜23dにおける光チャネルの配置は、光チャネル24g−1〜24g−4または24f−1〜24f−2のように、同一またはほぼ同じ部分領域を検出する光チャネルの距離Xが一定となるように、例えば、インターリーブされて規則的である。
距離X1は、各部分領域23a〜23dおよび各部分領域の各光チャネル24a〜24iについても同様のことが適用されるので、最大距離および等距離の両方として参照することができる。
言い換えれば、ピクセルの視野の一部によってのみオフセットされたほぼ等しい部分領域を検出する光チャネルは、ストリップ状配列において、距離X1だけ最大で互いに離間される。これにより、最大から最大までの視差を得ることができ、したがって、これに関して、最良の可能な深度分解能が改善される。
別の実施例は、例えば、より多数の光チャネルを有するマルチアパーチャ装置である。超解像原理によれば、光チャネルが部分的に配置されている多数の部分23a〜23dは、22、32または42のような自然数の二乗であり得る。あるいは、例えば、2、3、5、7または11のように、異なる数の部分がマルチアパーチャ装置内に配置されることも可能である。
換言すれば、図3aは、可能な最大のベース長X1に起因する奥行き情報の最適化された取得により、x方向にコンパクトな画像処理システムを示す。マルチアパーチャ装置の光チャネルは線形構成を有し、すなわち、同じものが1つの線に配列される。
図3bは、図2の光チャネル24a〜24iのグループまたは部分の配置に関して例示的に示す。図3aは、光チャネルによって検出された対象領域内の部分領域の配置を示す。そのような構成は、例えばDE10 2009 049387に記載されている。上述したように、各部分において、光チャネル24a〜24iのそれぞれは、シフトされた画像センサ領域25a〜25iによって示されるように、対象領域の異なる部分領域を検出するように構成される。言い換えれば、各光チャネル24a〜24iは、対象領域上で異なる視線方向を有する。24aおよび24bまたは24eおよび24fおよび24dおよび24gのような隣接する光チャネルの部分領域は、部分的に重複し、これは、隣接する光チャネルが、対象物距離を推測できるように、同じ画像内容を部分的に検出することを意味する。図3bは、光チャネルの異なる視野方向の影響を説明するための光チャネルの配置を示すに過ぎない。図3bは、従来技術に対応し、チャネル分割を説明する役割を果たす。光チャネル24a―iは、ほぼ等しい対象領域において割り当てられた光チャネル24g―1、24g―2、24g―3および24g―4が、ライン、すなわち、ライン状の構造体において、最大で距離X1によって互いから切り離されるように、ソートされている。
図4aは、図3aに示されるような光チャネル24a〜24iのソーティングを有するマルチアパーチャ装置21の部分23aの概略平面図を示す。24gおよび24cおよび24b、24iおよび24aまたは24dおよび24fなどの2つの隣接する光チャネルは、光チャネルの画像センサ領域のそれぞれの位置に対して最大の角度距離を有することができ、光チャネル14gおよび24cについては、例えば180°である。言い換えると、2つの隣接する光チャネルの視野方向は、180°まで回転または鏡映される。24cおよび24hまたは24bおよび24iのような隣接する光チャネルは、互いに対して90°と180°の間の角度距離を有する。
言い換えれば、部分23aの隣接する光チャネル24a〜24iは、それらが見る方向に最大差を有することができるように配置される。
図4aに示すように、光チャネル24a〜24iは、それぞれの光チャネル24a〜24iの中心、すなわち光学中心が直線17に沿ってまたは直線17上に配列されるように配置することができる。これは、画像センサ領域25a〜25iの中心の距離が、ライン17に関して変化し得ることを意味する。換言すれば、光チャネル24a〜24iの中心は、同一直線上にある。
図4bは、マルチアパーチャ装置21´の部分23´aの概略平面図を示す。ライン17に沿った光チャネル24a〜24iのソート順序は、図4aのソート順序と同一である。図4aとは対照的に、各画像センサ領域25a〜25iの中心がライン17上に同一直線上に配置されるように、光路24a〜24iは、y方向の線構造の線形構成に沿ってオフセットされている。
あるいは、光チャネル24a〜24iおよび画像センサ領域25a〜25iの中心の両方を、そのライン17から部分的または完全に離間して配置することができる。光チャネル24a〜24iおよび画像センサ領域25a〜25iの四角形断面の場合、正方形の2つの対向するコーナーを結ぶ2つの対角線の交差に基づいて中心を決定することができる。代替的に、または代替的に成形された光チャネル24a〜24iまたは画像センサ領域25a〜25iは、例えば、領域または中心の幾何学的重心に基づいて中心を決定することができる。あるいは、光路24a〜24iまたは画像センサ領域25a〜25iの長手方向の中心線は、ライン17と同一直線上または間隔を置いて配置された構成を説明するために使用され得る。
言い換えれば、図4bでは、光チャネルは図4aと同じ順序で配置されているが、y方向に、すなわち横方向に線方向にシフトされ、部分撮像素子の中心、すなわち画像センサ領域25a〜25iはライン17上にあり、アクティブ部分撮像領域の包絡線はy方向に最小の拡張を有することができる。これにより、可能な最低の高さ、すなわち、例えば帯状に形成された画像センサの最小スペース要件が得られる。
図4aおよび4bは、それぞれ、マルチアパーチャ装置21および21´の部分図を単に示しているに過ぎない。全体として、例えば超解像度因子に依存して、1つのラインは、いくつかの、例えば4つのライン、すなわち、互いに背後に、したがって1つのラインに配置され得る部分23および23´で構成される。部分撮像素子、すなわち画像センサ領域25a〜25iは、対象領域のx/y方向に、超解像係数で除算されたそれぞれのピクセルの幅だけシフトされる。
図4cは、図4bによる光チャネルの配置に起因し得る基板27上の画像センサ領域25a〜25iの配置を有する装置39を示す。ライン17に沿った画像センサ領域25a〜25iの中心の配置は、基板27の幅Y1をもたらし、したがって画像変換器のより小さなセンサ面になる可能性がある。X方向における図4bと比較して画像センサ領域25a〜25iの配置は、x方向の全体の拡張X2をもたらすことができる。画像センサ領域25a〜25iを有する基板27からなる装置39は、撮像装置と呼ぶこともできる。
画像センサ領域25a〜25iの中心をまったく配置することにより、基板27のスペース要件の低減または最小化が得られ、材料節約、ひいてはコストおよび/または設備スペースの削減をもたらすことができる。画像センサの充填率は、画像センサ上に配置され、画像センサの全領域に対する画像領域25a〜25iに寄与する全ピクセルの総面積の比によって規定される。
言い換えれば、部分撮像素子25a〜25iの中心は、1つのライン上にあり、x方向およびy方向の全体の拡張がx方向およびy方向の基板27の拡張に略対応することができるように、ライン17に対してy方向に垂直な、最小または最小の拡張線Y1をもたらす。したがって、部分撮像素子、すなわち画像センサ領域25a〜25iが配置されるy方向の基板27のより小さな空間要求が生じ、それゆえに、それぞれ、基板27の空間効率が高く、画像センサの充填率が高い。
図4dは、さらなる実施形態として、図4cと比較して、画像センサ領域25a〜25iが基板27上に等距離に配置されている撮像装置39´を示す。個々の画像センサ領域は、X4´の間隔でX方向に拡張されている。後者は、それぞれの画像センサ領域の中心から、横方向に最も近い画像センサ領域の中心まで測定される(図4dでは、画像センサ領域25bと25iとの間に例示的に示される)。この配置は、x方向の全拡張X3をもたらすことができる。
図4eは、撮像装置39´´のさらなる実施形態を示す。ここで、図4dとは対照的に、画像センサ領域25a〜25iは、個々の領域の間にギャップが配置されないように基板27上に配置される。y方向のY1における一定の拡張により、装置全体は、x方向のX5における撮像装置39´(図4d参照)と比較して、より少なく拡張することができる。
図4fは、さらなる画像センサ領域が画像センサ領域25a〜25iの間のギャップに配置されたときの装置39´から得られる画像を例示的に示す。この場合、個々の領域への分割を省略することができる。そして、これは、縦方向および連続ピクセルフィールド41と呼ぶこともできる。言い換えれば、撮像装置は、1つの縦方向および連続的ピクセルフィールドのみから構成することもできる。完全を期すために、個々の領域への分割を排除すると、装置39´と比較して、x方向およびy方向の拡張X3およびY1が修正されないことが言及されるべきである。
図4c〜図4fに示す撮像装置または画像変換装置の利点は、対象物検出のための装置の主面間にそれぞれの形状のマルチアパーチャ装置を組み込むことによって、対象物検出のための装置の深さ拡張および厚さに対する要求をそれぞれ緩和することができる。換言すれば、画像検出のために装置全体の主面間にマルチアパーチャ装置を組み込む場合、装置の厚さはy方向の拡張Y1によって決定される可能性がある。
図5aは、装置30の斜視図を示す。装置30は、第1主面14、第2主面16および側面18aを含む。さらに、装置30は、光チャネル24aおよび光チャネル24dを含むマルチアパーチャ装置22を備える。さらに、装置30は、例示的に側面18aに配置されたビーム偏向素子28を備える。ビーム偏向素子28は、側面18aに沿って走る回転軸RAの周りに回転可能に形成されている。あるいは、回転軸RAは、光軸32a、32bに対して横方向に延びることができる。ビーム偏向素子28は、側面18aに対して固定された又は可変の角度αで傾斜されている。角度αは、例えば、45°であり、異なる角度、例えば50°、80°または90°を有することもできる。角度αが例えば45°である場合、マルチアパーチャ装置22は、光軸32a、32bに沿って対象領域12を検出することができる。ここで、光軸32a、32bは、光チャネル24a、24bにそれぞれ割り当てられている。対象領域12は、ハウジングの第1主面14と平行に配置される。換言すれば、ビーム偏向素子28は、光軸32a、32bを第1主面14に対向する方向に反射偏向するように構成されている。ビーム偏向素子28の上記の位置を有する装置30は、第1の状態にあると言える。第1の状態は、ビーム偏向素子28の第1の状態が装置30の第1の状態も決定するようにビーム偏向素子28の位置から生じる。
図5bは、再び装置30の斜視図を示す。ビーム偏向素子28は、側面が側面18aに対して135°の角度αを有するように傾けられている。換言すれば、ビーム偏向素子28は、図5aのビーム偏向素子28に対して90°傾けられている。ビーム偏向素子28は、第2主面16に面する第2の対象領域12´の検出を可能にするように構成される。対象領域12´は、部分領域38´aおよび38´bを含む。図5bに示すビーム偏向素子28の構成は、装置30が第2の状態にあるという効果を有する。
装置30は、第1の状態と第2の状態との間で切り替え可能に構成することができる。スイッチングは、例えば、ユーザによって手動で、またはそれぞれの制御ハードウェアおよび/またはソフトウェアによって自動的に実行され得る。装置30は、ビデオ電話の場合は第1の状態で使用し、写真やビデオを取り込む場合は第2の状態で使用するように構成することができる。ここで、マルチアパーチャ装置30は、ビーム偏向素子28によって、第1の対象領域12(第1の主面14に面する)を検出すると共に、第2の対象領域12´(第2の主面16に面する)を検出するためのものである。従来技術と比較して、この実施形態は、複雑さの低減を特徴とする。なぜなら、それに応じて構成または構成可能なビーム偏向素子を使用することによって、異なる2つの対象領域を検出するために、2つの異なるおよび/または異なる向きのカメラモジュールがもはや必要とされない。
換言すれば、反射ビーム偏向によって、2つの位置を有効にすることができる。すなわち、第1の位置は、視線方向がフロントに向けられ、したがって、第2主面16の方向(側面18aに対してビーム偏向+90°)で、観察方向が背中に向いていることを特徴とする第2の位置との間で、第1の主面14の方向(側面18aに対するビーム偏向−90゜)に向けて配向されていることを特徴とする。この実施形態の利点は、異なる位置が、第1(1次)または第2(2次)のカメラモジュールの機能を引き受けることができるマルチアパーチャ装置22を可能にすることが出来る。ここで、撮像平面はスクリーン面に垂直であり、対象面はスクリーン面に平行であり得る。代わりに、この実施形態は、適応ビーム偏向を有するカメラと呼ぶことができる。
図6は、装置20の改良と呼ぶことができる装置50の斜視図を示す。装置50はまた、第1主面14、第2主面16および側面18a〜18d、光路24a〜24dおよびビーム偏向素子40を含むマルチアパーチャ装置34を含む。ビーム偏向素子40は、装置50の側面18aに平行に配置される。
ここで、各光チャネル24a〜24dに光軸35a、35b、35c、35dがそれぞれ割り当てられている。同じものは、マルチアパーチャ装置34とビーム偏向素子40との間にほぼ平行な経路を有する。
部分要素42a〜42dは、ここで、光軸35a〜35dの第1のグループ(35aよび35c)が第1の主面14の方向に偏向され、光軸35a〜35dの第2のグループ(35bおよび35d)は、第2主面16の方向に偏向される。
第1主面14には、光路24a、24cが主面14を通る第1のグループ35a、35cに沿って対象領域12を検出できるように開口46が設けられている。さらに、第2主面16には、光路24b、24dが主面16を通る第2のグループ35b、35dに沿って対象領域12´を検出できるように開口46´が設けられている。開口部46および46´は、例えば、開口部、視界開口部、窓などとすることができる。
装置50は、2つの異なる、すなわち、異なる配置または配置された対象領域(12および12´)を同時に検出することができる。例えば、図4aまたは図4bを参照して説明した個々の光チャネルのインターリーブまたは交互配置は、例えば、それぞれの対象領域の深度情報の捕捉を可能にすることもできる。
ここで、対象領域12を見るチャネルが、対象領域12´を走査するチャネルに交互に配置されていることは必須ではない。同じ対象領域、すなわち12または12´を走査するチャネル群が同じ偏向要素を使用することも可能である。例えば、100個のチャネルを形成して対象領域12を検出し、続いて、線形配列のチャネルに沿って1000個のさらなるチャネルが対象領域12´を検出する。
ビーム偏向素子40を形成して、各部分要素42a〜42dの位置の個々の変化が可能になるようにすることも可能である。このために、個々の要素42a〜42dは、任意の角度で、例えば共通の回転軸またはそれぞれの回転軸に沿って、側面18aに対して傾斜可能に実装することができる。言い換えれば、ビーム偏向素子40の線ごとの適応または変更が可能となる。
あるいは、ビーム偏向素子40は、撮像装置全体の拡張部にわたって不連続または面取りされた非平面形状を有するミラーであってもよい。同じことは、マルチアパーチャカメラの各々のチャンネルのために異なることがあり得る。あるいは、ミラーは、撮像装置全体の拡張部にわたって連続する非平面形状を有することも可能である。
装置50は、例えば、いくつかの(光学)チャネルがビーム偏向素子(例えば、ミラー、平面または曲げられた/自由な形状)によって対象面1上に方向付けされたビーム偏向を有するカメラとすることができ、対象面2上に方向付けされる。撮像面は、例えば、スクリーン平面に垂直であり、対象面1および2はスクリーン平面に平行である。すなわち、対象面1は、部分カメラ2の主な視線方向に沿って部分カメラ1および対象面2の主な視線方向に沿って検出される。
図7は、装置10の改良と呼ぶことができる装置60の斜視図を示す。装置60はまた、第1の主面14、第2の主面16および側部18a〜18dならびに光路24aおよび24bを含むマルチアパーチャ装置22を含む。光軸32a、32bは光チャネル24a、24bに割り当てられている。
装置60は、対象領域54を検出するように構成されている。対象領域54は、側面18aに平行に配置され、横方向(z方向)に走る光学軸32aおよび32bに沿ってマルチアパーチャ装置22によって検出され得る物体55を含む。このために、光軸32aおよび32bは、側面48aを通る開口48を通過する。それらの進路は、部分的に平行と言及され得る。
装置60は、第1主面14に例示的に配置されるスクリーン52をさらに備える。スクリーン52は、y方向およびz方向に拡張して、第1主面14の1つの表面の少なくとも半分である表面積を有することができる。第1の主面の表面積よりも小さく、同じまたは大きい表面積も可能である。スクリーン52は、画像を示すように構成することができる。対象物55は、例えば、検出され、画像55´としてユーザに提供することができる。対象物52のこの画像55´は、例示的にスクリーン52に配置される。
装置60は、2つの主側面14および16から離れて面する対象領域を検出するように構成される。すなわち、側面18aに平行に配置された対象領域を検出することができる。この場合、これは、スクリーン面に垂直に配置された撮像面(図1の31参照)に言及することもできる。
換言すれば、装置60では、カメラは、主要な視線方向に沿って真っ直ぐな正面図(偏向なし)で対象領域を検出することができる。
物体55は、少なくとも2つの光チャネル24aおよび24bによって検出されるので、画像55´は深さ情報も含むことができる。
装置60は、例えば、スマートフォンの線形の実施形態における視野の分割を有するマルチアパーチャカメラであってもよい。ここでは、スマートフォンの前面側に(マルチアパーチャカメラの)可能な収容が有利である。また、マルチアパーチャ装置22は、図4fに示すように、1つの長手方向および連続的なピクセルフィールドのみからなる撮像装置を備えることも可能である。
この実施形態の利点は、カメラが小さなストリップから作られることである。これにより、スマートフォンの厚みを薄くすることができる。
図8は、装置60の改良と呼ぶことができる装置70の斜視図を示す。ここで、マルチアパーチャ装置56は、光軸24aおよび24bに加えて、フラッシュ装置58を含むマルチアパーチャ装置22(図7参照)の位置に配置される。同じものが光チャネル24aと24bとの間に例示的に配置され、対象領域62を照明するように構成される。対象領域62は、第2の主面16と平行に配置され、対象物55を含む。
マルチアパーチャ装置56におけるフラッシュ装置58の配置は、フラッシュ装置の深さ拡張に関する設計要求を緩和することができる。フラッシュ装置とマルチアパーチャ装置56の他の要素とのそれぞれの制御および/またはリンクは、空間的近接性のために容易に行うことができることも有利である。フラッシュ装置56は、例えば、1つまたは複数の発光ダイオード(LED)を用いて実施することができるが、他の実施形態も可能である。あるいは、マルチアパーチャ装置56、したがってフラッシュ装置58の一体化は、装置70の前面で行うことができる。
ビーム偏向素子64が、開口部48の位置に配置される(図7参照)。ビーム偏向素子64は、光軸32aおよび32bを横方向(z方向)から非横方向(x方向)に偏向させるように構成されているので、対象領域62、それゆえ、光チャネル24a、24bにより、その中に配置された物体55を検出することができる。
ビーム偏向素子54は、フラッシュ装置58によって放出された電磁波(光)を第2主面16の方向に偏向させるようにさらに構成されている。したがって、対象領域62を照明することができる。換言すれば、ビーム偏向素子(ミラー)の使用をフラッシュ装置58に対して可能にすることができる。さらに、フラッシュ装置58は、反射および/または屈折ビーム偏向素子の使用のために形成することができる。
ビーム偏向素子64は、光軸32a、32bおよびフラッシュ装置58によって発せられた光の偏向が修正されない様式で生じるように、堅固な態様で構成することができる。しかしながら、ビーム偏向素子64が可変的に形成されていてもよい。ビーム偏向素子64が、例えば、ミラーまたは電磁波を反射する任意の表面である場合、ビーム偏向素子64は、回転軸の周りに回動することができる。
ビーム偏向素子64の位置の変化またはシフトは、手動で、またはそれぞれの制御装置またはソフトウェアによって、および/または自動化された方法で行うことができる。
したがって、例えば、単純な連続平面ミラーによるビーム偏向を可能にすることができる。ここで、ミラーはスクリーン面に対して45°傾けることができる。この構成は、主な視線方向を第2の主面の方向に偏向させることによって説明することができる。
本明細書に記載のマルチアパーチャ装置、フラッシュ装置およびビーム偏向素子の構成は、物体検出のための装置のさらなる有利な実施形態をもたらすことができる。
さらなる実施形態として、図9aは、第1の状態の装置30から導き出すことができる装置80を示す。第1の状態は、ビーム偏向素子28の第1の状態が装置80の第1の状態も決定するようにビーム偏向素子28の位置から生じる。第1の状態は、第2の主面16に面する対象領域62の検出を可能にすることができる。
さらに、ビーム偏向素子28は、光軸32aおよび32bの光軸32´aおよび32´bへの偏向、および第1の主面14に面する第2の対象領域62´の検出を可能にする。この構成は、第2の状態と呼ぶことができる。
装置80はさらに、検出された対象物55の画像55´を表示するための装置60(図7参照)と同様に形成することができるスクリーン52を含む。
図9bは、第2の状態の装置80を示す。光軸32a、32bは、光軸32´a、32´bに映し出される。この構成において、装置80は、対象領域62´を検出するように構成することができる。このように、対象領域62´には、検出対象55が例示的に配置されている。
さらなる実施形態として、図10は、装置80の改良と呼ぶことができる装置90を示す。ビーム偏向素子28は、光軸32aおよび32a、32b、32´aおよび32´bならびに32´´aおよび32´´bに沿って、3つの異なる対象領域72、72´、72´´の検出を可能にするように構成されている。言い換えれば、光軸32a、32bは、ビーム偏向素子28によって、光軸32´a、32´bにそれぞれ投影することができる。あるいは、例えば、光学軸32´aおよび32´bは、光学軸32aおよび32b、または、光学軸32´´aおよび32´´bに投影することができ、あるいは、光学軸32´aおよび32´b上の光学軸32´´aおよび32´´bなどに、投影することができる。あるいは、3つの異なる配置された対象領域12、12´、12´´を検出できるように偏向を行うことができる。
したがって、視線方向が前方(偏向+90°)に偏向されることを特徴とする第1の位置と、視線方向が横方向に偏向されるかまたは偏向されない(偏向または0°でない)ことを特徴とする第2の位置と、撓みが後方(偏向−90°)に生じることを特徴とする第3の位置の3つの位置は、できる限り区別することができる。したがって、空間内で異なる位置および/または向きを取ることができる可能性のある3つの異なる対象面を、単一のマルチアパーチャ装置22で検出することができる。ここで、対象領域72、72´または72´´が検出されることも可能であり、第1の主面14に配置されたスクリーン52の助けを借りて、それぞれの対象領域に配置される可能性のある対象物がユーザに表示される。
言い換えれば、(付加的な)ビーム偏向は、固定/可動反射構成要素によって実行することができる。ここでは、2つ、3つまたはそれ以上の位置が可能である。偏向は、例えば、すべてのセルにわたって連続的な平面ミラーまたはミラーで行うことができるが、セル毎に適合されたミラーを介して行うこともできる。

Claims (15)

  1. 第1の主面(14)、第2の主面(16)、および側面(18a)を有する平坦なハウジングと、
    マルチアパーチャ装置(22;34;21;21´;39;39´;39´´;56)と、を含み、
    対象領域(12;12´;54;62;62´;72;72´;72´´)を検出する装置(10;20;30;50;60;70;80;90)であって、
    前記マルチアパーチャ装置は、前記側面(18a)に面する複数の横に並んだ光チャネル(24a〜24i)を含み、
    各光チャネル(24a〜24i)は、
    前記側面(18a)を通りぬけて、あるいは
    前記ハウジングの中の横方向の経路と前記ハウジングの外の非横方向の経路との間で偏向される前記各光チャネル(24a〜24i)の光軸(32a;32b;32´a;32´b;32´´a;32´´b;37a〜37d;37´a〜37d;35a〜35d)に沿って、
    前記対象領域(12;12´;54;62;62´;72;72´;72´´)の各部分領域(26a;26;26´a;26´b;38a;38b;44a;44b;38´a;38´b)を検出するように構成され、
    前記光チャネル(24a〜24i)の前記部分的な領域(26a;26;26´a;26´b;38a;38b;44a;44b;38´a;38´b)は、前記対象領域(12;12´;54;62;62´;72;72´;72´´)をカバーする、装置。
  2. 前記複数の光チャネル(24a〜24i)が一次元アレイを形成すると同時に、前記対象領域の前記部分領域が二次元アレイをカバーする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記複数の光チャネル(24a〜24d)は、光チャネル(24a〜24d)の第1のグループ(24a;24c)と、光チャネル(24a〜24d)の第2のグループ(24b;24d)と、を含み、
    前記光チャネル(24a〜24d)の前記第1のグループ(24a;24c)は、前記対象領域の第1の部分領域(38a;44a)を検出し、前記光チャネル(24a〜24d)の前記第2のグループ(24b;24d)は、前記対象領域の第2の部分領域(38b;44b)を検出する、請求項1または請求項2に記載の装置。
  4. 前記第1の部分領域(38a;44a)および第2の部分領域(38b;44b)は、少なくとも部分的に重なる、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1のグループの光チャネルの数は、前記第2のグループの光チャネルの数に等しい、請求項3または請求項4に記載の装置。
  6. 前記第1のグループの前記光チャネル(24a〜24i)の画像センサ領域(25a〜25i)のピクセル・アレイの中心は、サブピクセルオフセットによってお互いに横方向にシフトされた前記第1のグループの少なくとも2つの光チャネル(24a〜24i)によって前記第1の部分領域(38a;44a)が走査されるように、前記第1のグループの前記光チャネル(24a〜24i)の割り当てられた画像光学系(29a;29b)の中心に関して、ピクセル・ピッチのほんの一部分だけお互いに横方向にシフトされている、請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記第1および第2のグループの前記光チャネル(24a〜24i)は、単一ライン構造でインターリーブされて配置される、請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記第1および第2のグループの前記光学チャンネル(24a〜24i)の光学系(29a;29b)の光学中心は、第1のライン(17)上に配置され、前記第1および第2のグループの前記光学チャンネル(24a〜24i)の画像センサ領域(25a〜25i)の中心は、第2のライン上の前記光学中心の投影に対して、前記第1および第2のグループのチャネルの前記画像センサ領域が配置されている画像面(31)内でオフセットされる、請求項3〜請求項7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記第1および第2のグループの前記光チャネル(24a〜24i)の画像センサ領域(25a〜25i)のセンターが第1のライン上に配置され、前記第1および第2のグループの前記光チャネル(24a〜24i)の光学系(29a;29b)の光学中心が、第2のライン上の前記画像センサ領域(25a〜25i)の中心の投影に対して、前記第1および第2のグループの前記光チャネル(24a〜24i)の光学系が配置されている光学面(33)内でオフセットされる、請求項3〜請求項7のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記装置は、前記第1の主面(14)と対向する方向に第1の状態で前記複数の光チャネル(24a〜24i)の前記光軸(32a;32b;32´a;32´b;32´´a;32´´b;37a―d;37´a―d;35a―d)を偏向させるように構成され、前記第1の主面(14)と対向する方向に第1の状態で前記複数の光チャネル(24a〜24i)の前記光軸(32a;32b;32´a;32´b;32´´a;32´´b;37a〜37d;37´a〜37´d;35a〜35d)を偏向させるように構成されたビーム偏向素子を含み、前記ビーム偏向素子(28;40;64)は、前記第1の状態と前記第2の状態との間で切り替え可能である、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記ビーム偏向素子(28;40;64)は、回転軸(RA)を中心に回動可能なミラーリング面を有する剛体を含み、前記剛体は、前記第1の状態と前記第2の状態との間で切り替えるために、前記複数の光チャネル(24a〜24i)の前記光軸(32a;32b;32´a;32´b;32´´a;32´´b;37a―d;37´a―d;35a―d)に対して横方向に延びる、または、側面(18a)に沿って延びる、請求項10に記載の装置。
  12. 前記マルチアパーチャ装置(22;34;21;21´;39;39´;39´´;56)は、さらなる複数の光チャネル(24a〜24i)をさらに含み、
    横方向の経路と非横方向の経路との間で偏向される、さらなる光軸(32a;32b;32´a;32´b;32´´a;32´´b;37a〜37d;37´a〜37´d;35a〜35d)に沿って、さらなる対象領域(12;12´;54;62;62´;72;72´;72´´)の各部分領域(26a;26;26´a;26´b;38a;38b;44a;44b;38´a;38´b)を検出するようにそれぞれ構成される、請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記第1の主面(14)は、スクリーン(52)を含む、請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 前記装置は、携帯電話、コンピュータ・スクリーン、またはテレビ装置である、請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の装置。
  15. 請求項1〜請求項14のいずれか1項に記載の装置を用いて対象領域を検出する方法。
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