JP2017525392A - ディープ・ウォーター・カルチャー水耕法用連結いかだ - Google Patents

ディープ・ウォーター・カルチャー水耕法用連結いかだ Download PDF

Info

Publication number
JP2017525392A
JP2017525392A JP2017529967A JP2017529967A JP2017525392A JP 2017525392 A JP2017525392 A JP 2017525392A JP 2017529967 A JP2017529967 A JP 2017529967A JP 2017529967 A JP2017529967 A JP 2017529967A JP 2017525392 A JP2017525392 A JP 2017525392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raft
plant
section
holes
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017529967A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017525392A5 (ja
Inventor
ジェイムズ ピー デイ
ジェイムズ ピー デイ
Original Assignee
サンクレスト ユーエスエイ インコーポレイテッド
サンクレスト ユーエスエイ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンクレスト ユーエスエイ インコーポレイテッド, サンクレスト ユーエスエイ インコーポレイテッド filed Critical サンクレスト ユーエスエイ インコーポレイテッド
Publication of JP2017525392A publication Critical patent/JP2017525392A/ja
Publication of JP2017525392A5 publication Critical patent/JP2017525392A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G31/00Soilless cultivation, e.g. hydroponics
    • A01G31/02Special apparatus therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Abstract

水耕生育システムの実施形態は、共に可逆的に取り付けて、いかだを形成することができる、いかだ区分を含む。いかだは、植物体を支持するための1つまたは2つ以上の植物用穴と、いかだの下から天面への気体輸送を提供するための1つまたは2つ以上の熱排気筒とを有して、植物の温度及び湿度を制御することができる。追加の実施形態は、いかだの部分であっても、そうでなくてもよい無線センサーと、植物の環境条件の1つまたは2つ以上のセンサーからデータを受容することができ、かつ他の実施形態では実際の環境条件と所望の条件との間の不一致を検出することができる生育環境制御システムとを含む。また更なる実施形態では、生育環境制御システムは、アクチュエータを自動的に調節して、環境条件を所望の状態に戻すことができる。【選択図】図1A

Description

優先権の主張
本出願は、2014年8月21日出願の米国仮特許出願第62/040,311号(表題「Interlocking Raft for Deepwater Culture Hydroponics」、発明者James P.Day)に対する優先権を主張する。本出願は、参照により完全に本明細書中に組み込まれる。
本発明は、植物を生育させるための水耕システムに関する。具体的には、本発明は、ディープ・ウォーター・カルチャー水耕法のためのシステム及び改善されたいかだに関する。
人口が増大するにつれて、農業生産は、ますます、耕地、及びヒトが消費するための作物に潅漑するための十分な水へのアクセスにより制限されてきている。多くの国々では、耕地及び水の制限は、国境、水利権、及び食料分配についての紛争の原因となっている。
食料生産、食料の安全保障及び分配の問題に対処する1つのアプローチは、土壌を必要としない水耕生育システムの使用である。浮遊いかだシステムは、ディープ・ウォーター・カルチャー(Deep Water Culture:DWC)水耕生育システム(浮遊いかだシステムとしても知られる)で何年も使用されており、結果として、水耕法は多くの国々で使用されており、より信頼できる食料生産をもたらしている。
私は、本分野の新しい問題、つまり、現行の水耕法用いかだシステムは、いかだ上の所望されない藻類の生育、並びに生育条件の不定かつ可変性の温度制御に悩まされていることを特定した。また、私は、本分野の別の問題、つまり、現行のシステムでは水中での藻類の生育が栄養素及び酸素の両方について競合し、これは続いて根腐れを促進し、かつ池内の粒子状物質を増大させる欠陥をもたらすことを特定した。本分野の別の問題は、高温条件下の現行の温室は、空気を過剰に加熱する傾向があり、これにより作物損失がもたらされる。
これら及び他の問題に対処するために、私は、新しい型の浮遊いかだシステムを考案した。新しいシステムは、互いに取り付けられて、より大きないかだを形成することができる、一連の個々のいかだ部分を含む。いくつかの実施形態では、各いかだ部分は一連の連結接続部を有してよく、これにより2つまたはそれ以上のいかだは「タブ及び空タブ」連結接続部により定位置に保持されて、それらの間にほとんど、または全く間隙がない、より大きないかだ構造を形成することができる。他の実施形態では、いかだ部分は、針金、ステープル、またはひもを用いて共に保持することができる。いくつかの態様では、かかるいかだは、DWCタンク(または「池」)の上面を完全に覆うように設計及び製造することができる。この特徴は、光が池内へ浸透することを実質的に低減することができ、利用可能な光が低減すると、藻類の生育を実質的に低減させることができる。藻類生育の低減は、池水からの栄養素及び溶解酸素の損失を減少させ、したがって栽培植物がそれらを使用することができる。
本発明の他の態様は、植物を生育させるための穴を備える新しいいかだ設計を含み、また、生育植物のために池と池のすぐ上の空気層との間の熱移行を改善するように設計された他の穴(または「熱排気筒」)を含む。高温生育条件下で、植物体の温度が望ましくないことに高い場合、熱排気筒は池からの冷気泡の、上方への、及び植物体への移行点になることができ、これにより植物体を囲む大気を生育植物にとって望ましい温度及び湿度で維持し、効率を増大させ、全生育時間を低減させることができる。
いくつかの態様では、大きな比較的連続したいかだ、及び植物用穴の領域の熱排気筒の存在の組み合わせは、池内の気泡を熱排気筒に、そこから植物体に有利に方向付けることができる。いかだは、池の表面の少なくともかなりの部分を覆うことが望ましい場合がある。かかる状況では、気泡は、大気への限定的な脱出通路しかなく、気泡がいかだの下に含有される場合、それらは熱排気筒を介して池から出るであろう。いくつかの態様では、いかだシステムは池表面をほとんど完全に覆うことができ、これにより池から植物体を囲む大気への気体の移行は増大する。
本発明のシステムの1つの利点は、根の温度が68°Fまたはその付近に、より良く最適化され、このことは植物の葉がより高い温度を維持することを可能にすることである。本発明のシステム及び方法の使用は、従来のシステムより顕著に少ない水及び土地しか使用しない場合がある。また、水耕生育システムは、制御環境温室と組み合わせると、「地元の」温室栽培者が今やほとんどの天候で高体積にて通年生産する生産を提供することができる、高効率生産を提供することができる。
寒冷な気候では、温室内の空気を65〜70°Fまで加熱することが必要な場合があり、これは水を加熱するより高価である。68°Fまで温めた水で、熱排気筒はそれから、池から生育植物体へ比較的暖かい気体を運び、それゆえそれらをより好適な温度で維持することができる。それゆえ、本発明の態様は、低いコストでより理想的な温度調節、植物損失の低減、及びこれにより生産の増大を可能にする。
態様
本明細書で開示される態様は単に例示のためであり、本発明の範囲を限定するとは意図されない。むしろ、当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、それらを全体的にまたは部分的に共に組み合わせることにより態様を適合することができる。
第1の態様は、ディープ・ウォーター水耕栽培用いかだ区分であって、
貫通する複数の第1の穴を有する浮揚性材料のシートであって、上記穴の各々が植物体を保持するように適合され、上記植物の根が水のタンクまたは池内に吊るされる、シートと、
気体を上記タンクまたは池から大気へ送るように適合された、上記シートを貫通する1つまたは2つ以上の第2の穴と、
隣接したいかだ区分の空タブと連結するような大きさの1つ(ne)または2つ以上のタブと、
を備える、いかだ区分を含む。
別の態様は、上記シートが底面を備え、上記底面が、上記複数の第1及び上記第2の穴を包含する凹所部分を備える、第1の態様のいかだ区分を含む。
更なる態様は、上記シートが、上記複数の第1及び上記第2の穴のうちの1つまたは2つ以上を包含する隆起部分を備える天面を備える、上記いずれかの態様のいかだ区分を含む。
また更なる態様は、上記タブ及び空タブが、円形である、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
また更なる態様は、上記浮揚性材料が、連続気泡ポリマー発泡体または独立気泡ポリマー発泡体を含む、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
別の態様は、上記発泡体ポリマーが、ポリスチレン(「PS」)、発泡ポリスチレン(「EPS」)、ポリスチレンのコポリマー、ポリスチレンの複合材、及びバイオプラスチックからなる群から選択される、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
また更なる態様は、上記複数の植物用穴の少なくとも1つが、底面での直径より大きい、天面での直径を有する、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
また更なる態様は、上記第2の穴が、天面での直径より大きい、底面での直径を有する、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
別の態様は、ディープ・ウォーター水耕法用いかだ区分であって、
貫通する複数の第1の穴を有する浮揚性材料のシートであって、上記穴の各々が植物体を保持するような大きさであり、上記植物の根が池内に吊るされ、上記シートが、上記いかだ区分を別のいかだ区分に可逆的に取り付けるように好適に構成される1つまたは2つ以上の取り付けデバイスを有する、シート
を備える、いかだ区分を含む。
更なる態様は、上記取り付けデバイスが、上記シートの縁部上のタブを含み、上記1つまたは2つ以上のタブが、隣接したシート上の対応する空タブに嵌合するような好適な大きさである、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
また更なる態様は、上記取り付けデバイスが、ステープル、針金、ひも、フック、及び小穴、並びにVelcro(登録商標)からなる群から選択される、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
追加の態様は、上記いかだ区分と可逆的に係合するような好適な大きさの少なくとも1つのタブまたは空タブを備える、1つまたは2つ以上のエンドキャップを更に備える、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
また更なる態様は、上記区分の片側が、タブまたは空タブを伴わない、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
追加の態様は、水耕法用いかだであって、
共に可逆的に締結される複数のいかだ区分であって、各いかだ区分が、それを貫通する1つまたは2つ以上の植物用穴を備える、いかだ区分と、
貫通する1つまたは2つ以上の熱排気筒と、
を備える、いかだを含む。
更なる態様は、上記いかだ区分の天面または底面に取り付けられた1つまたは2つ以上のセンサーを更に備える、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
他の態様は、温度センサー、酸素センサー、二酸化炭素センサー、導電率センサー、微粒子センサー、病原体センサー、栄養素イオンセンサー、及びpHセンサーからなる群から選択されるセンサーを更に備える、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
また他の態様は、少なくとも1つのナノセンサーを含む1つまたは2つ以上のセンサー、及び無線送信機を更に備える、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
追加の態様は、上記いかだを特定し、位置付けることができる独特のインターネットプロトコル(IP)アドレスを有する送信機を更に備える、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
また更なる態様は、上記いかだ区分上の1つまたは2つ以上のセンサーから受容した情報を含有するデータベースを更に含む、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
更なる態様は、水耕法用システムであって、
共に保持されて、いかだを形成する、1つまたは2つ以上のいかだ区分と、
複数の植物用穴及び複数の熱排気筒を備える上記いかだと、
上記いかだの環境の環境変数を測定するための1つまたは2つ以上の環境センサーと、
プラットホーム制御システムであって、
上記1つまたは2つ以上の環境センサーにより捕えられた遠隔位置情報を記憶または送信するための、
上記情報を以前に記憶した基準データと比較するための、かつ
上記情報と上記基準データとの間の不一致を特定するための、かつ
1つまたは2つ以上の信号をソレノイド、アクチュエータ、または他の制御デバイスに送信して、環境を、基準許容誤差内にするように調節するための、
プラットホーム制御システムと、
を含む、システムを含む。
追加の態様は、上記1つまたは2つ以上のセンサーが、上記いかだ区分に取り付けられる、任意の上記態様のシステムを含む。
更なる態様は、制御モジュールを更に備える、任意の上記態様のシステムを含む。
また更なる態様は、
任意の上記態様の1つまたは2つ以上のいかだ区分を提供するステップと、
1つまたは2つ以上の植物プラグを上記植物用穴の1つまたは2つ以上に入れるステップと、
水を含有する池の水面上に上記いかだ区分を置くステップと、
上記いかだ区分を共に接続して、いかだを形成するステップと、
を含む、水耕栽培方法を含む。
また更なる態様は、
上記池内の水を通気するステップと、
上記水に栄養素を提供するステップと、
を更に含む、任意の上記態様の方法を含む。
追加の態様は、
1つまたは2つ以上のセンサーを用いて1つまたは2つ以上の環境変数を測定することと、
上記環境変数のレベルが所望の範囲外である場合、上記環境変数のレベルを上記所望の範囲内に戻すように調節するためにアクチュエータを用いることと、
を更に含む、任意の上記態様の方法を含む。
更にまた更なる態様は、
1つまたは2つ以上のセンサーが、環境変数の測定値を、上記環境変数の所望の値を含有するデータベースを有する遠隔位置へ送信することをもたらすステップであって、上記遠隔位置が上記データベースと関連付けられるプロセッサを有する、ステップと、
上記プロセッサが上記環境変数の上記測定値を上記環境変数の所望の値と比較することをもたらすステップと、
上記プロセッサが、上記環境変数の値を所望の範囲内に調節する教示を上記アクチュエータへ送信することをもたらすステップと、
を更に含む、任意の上記態様の方法を含む。
追加の態様は、1つまたは2つ以上の送信が、無線通信方式を使用する、任意の上記態様の方法を含む。
更に他の態様は、遠隔位置がCloudである、任意の上記態様(aspectg)の方法を含む。
追加の態様は、上記植物体が、上記植物用穴内のかご内に位置付けられる、任意の上記態様のいかだ区分を含む。
また更なる態様は、窒素、カルシウム、またはカリウムを測定するためのイオンセンサーを更に備える、任意の上記態様のいずれかのいかだ区分を含む。
本発明は、その特定の実施形態を参照して説明される。追加の特徴及び特性は、図面を参照して理解することができる。
本発明のいかだ部分の略図を、上面図(図1A)及び下面図(図1B)で示す。 本発明のいかだ部分の略図を、上面図(図1A)及び下面図(図1B)で示す。 共に接続され、かつ追加の側部を有する、本発明の2つのいかだ部分の略図を示す。 空気トラップ、植物用穴、及び2つの熱排気筒を示す、本発明のいかだ部分の斜辺図を示す。 空気トラップ、植物用穴、及び2つの熱排気筒の代替の構成を示す、本発明のいかだ部分の斜辺図を示す。 本発明のいかだ部分を係合するための代替の構造を示す。 「ベンチュリ」形状の植物用穴を備える、本発明のいかだの側面断面図を示す。 本発明の制御モジュールの図を示す。 本発明の制御モジュールの別の図を示す。 本発明の制御モジュールの更なる図を示す。 本発明の制御モジュールのまた更なる図を示す。
定義
「いかだ区分」、「いかだ区画」、及び「いかだ部分」という用語は、池内の水上で浮遊することができる材料の便利な大きさの部分を意味する。複数のいかだ区分が共に接合される場合、それらは「いかだ」を形成する。
「連結浮遊物」という用語は、いかだ区分であって、その中に「タブ」及び「空タブ」を備え、したがって隣接したいかだ区分が共に可逆的に連結されることを可能にする、いかだ区分を意味する。
「植物プラグ」という用語は、いかだ内の穴に嵌合するプラグの形状にされた媒体(例えばコイヤ、ピート、合成)を意味する。植物種子を、植物プラグに組み込んでもよい。あるいは、苗を、植物プラグに組み込んでもよい。
「植物用穴」という用語は、植物体を保持するように構成された、いかだ区分内の穴を意味し、植物の根は植物体の下に吊るされ、植物の葉は植物体より上にある。
「熱排気筒」、「熱交換排気筒」、「排気筒」、及び「熱穴」という用語は、植物用穴の間に位置付けられるいかだ区分内の穴を意味する。かかる熱排気筒は、気泡が池水から脱出し、いかだ区分を通過して上昇し、これにより池水と植物の葉との間で熱を交換するために取り得る経路である。
態様
植物の水耕生育用浮遊いかだは典型的に、水上で浮遊するポリスチレン材料から製造されてきた。円形または正方形の穴が、いかだ上に間隔をあけて配置され、成熟植物のための空間を与える。様々な種類の媒体(例えばコイヤ、ピート、合成)は、いかだ内の穴に嵌合するプラグの形状にされる。植物種子をプラグに入れると、それらが生育するにつれて、根は、いかだが浮遊する水に達する。
現行のいかだは、いくつかの形状及び大きさで製造され得るが、本明細書中で説明する技術革新を含んでいない。最も広く使用されているいかだの1つは、48インチ×24インチ×1インチいかだの寸法(例えばカナダのBeaverPlasticsのもの)を有する。現在入手可能な他のいかだ形状に共通する、いくつかの制限がある。これらの制限のいくつかは、以下のものである。
1.ディープ・ウォーター・カルチャー(DWC)タンク中のいかだは、しばしばタンクの縁部に沿って結合し、このことは、タンクの1つの端部から他の端部への動きを制限する。いかだを互いに整列して保つために、ときには機械的デバイスがタンク水中で使用される。設備及びその使用は、費用がかかるだけでなく、生育環境への金属汚染をもたらす。タンク内の結合を最小限にするために、十分な空間(例えば一般的に約1/8インチ〜1インチ)がそれらの間のいかだの間に残されなければならず、これは、光が水に入ることを可能にする距離であり、これにより藻類汚染を促進し、気泡が池の覆われていない部分に沿って脱出することを可能にする。
2.池水の通気は、健康な根を維持し、これにより植物生育を促進するために、重要である。しかしながら、通気により、いかだの下に空気圧が蓄積し得る。これは、いかだが水面上に上昇することをもたらす場合があり、このことは根の健康を損なう場合があり、いかだ内の植物の生育を遅延させ得る。
3.熱差は、いかだの断熱値のために創出され得る(例えばR7)。これはいくつかの条件下では有利であり得るが、現在、成熟中の植物の生育を最適化するために使用されていない。
4.今日のポリスチレンいかだで使用されているポリスチレンの多孔性、かつ多くの場合粗い表面のために、藻類は、いかだに付着することができ、藻類生育を促進し、再使用のために藻類を除去することを困難にしている。
実施形態
A.連結浮遊物
連結浮遊物は、「パズル」ピースのように設計することができ、連結浮遊物(または「いかだ区分」)が共に連結することができるように「タブ」及び対応する「空」タブを有する。それらは任意の大きさで製造してよいが、24インチ正方形がDWC水耕池にちょうど良い大きさである。
いかだ区分及びタブ寸法は可変であり、タブ及び空タブの数もまた可変であるが、図1A及び1Bで示される各側の単一の大きなタブまたは空タブは、想起及び製造しやすい。容易な設置及び池からのいかだ部分の除去のために、いくらかゆるい嵌合を提供してもよい。図1A及び1Bは、各側に単一のタブ及び空タブがある、実施形態を示す。他の実施形態では(図示せず)、いかだの大きさ、及びそれらがどの程度確実に互いに係合されるように所望されるかにより、2つのタブ及び2つの対応する空タブ、3つのタブ及び3つの対応する空タブ、または任意のより多い数のタブ及び空タブが存在してよい。
図4は、それぞれ、いかだ部分405及び410を接合するための代替の係合機構を示す。見られるように、タブ415及び空タブ420は、湾曲し、隣接したいかだ部分上のそれらの各々の相対物と連結するように設計されている。
実用的な生育のための典型的ないかだ区分の大きさは、8インチ×8インチ、24インチ×24インチ、または24インチ×48インチであり得る。他の実施形態では、実用的な大きさは、1箱に入れるための数である12個のレタスを保持し得るために、32インチ×24インチであり得る。
また、いかだの厚さは、様々な選択肢から選択することができる。約1インチの厚さを有するいかだ区分は、多くの使用に、特により小さな植物に充分であり得るが、より厚いいかだは、より大きな媒体プラグ及びより背の高い植物を垂直に支持することができるので、約2インチまたは約3インチの厚さは、より重い植物のより大きなプラントシステムを収容することができる。
他の実施形態は、正方形でなく、長方形であるいかだ区分を含む。当業者にとって、図1A及び1B中で表される着想に基づいて長方形の係合いかだを想起することは容易である。
更なる実施形態では、6角形のいかだ区分(各々6つの側面を有する)を好適に使用することができる。かかる6面のいかだ7つを互いに係合して、DWC使用のための連続プラットホームを形成することができることが理解され得る。いかだ全体の形状は、様々な形状の池に嵌合するように適合することができることが理解され得る。
他のデバイスを、いかだ区分を共に接合するために使用することができることが理解され得る。例えば、針金、綱またはプラスチックひも、プラスチックステープル、Vercro(登録商標)、スナップ、フック、及び小穴、並びにその他のものは、いかだ区分を共に可逆的に保持することができる。
B.いかだ区分内の先細になった穴が植物を保持する
図1Aは、植物媒体のための正方形として示される開口部を有するいかだ区分を示す。典型的に、これらは、約1インチ正方形の上部開口部の穴で、底で3/4インチまで先細になっているものを有してよく、そのため、植物プラグを確実に位置付けることができ、植物プラグがいかだを通過して水へ滑り落ち、紛失されることはない。穴の上部の横寸法が植物用穴の下部の横寸法より大きいかぎり、円形穴、円錐台形穴、または他の形状を使用することができることが理解され得る。
また更なる実施形態では、図5で示されるように、本発明の実施形態500は、穴の中間部525が穴の上部520または下部530のいずれかの寸法より狭い横寸法を有する、「ベンチュリ」形状の植物用穴を有してよい。かかる形状は、いかだの穴内で植物を固定して吊るすことができるが、それでも植物が生育するにつれて植物の上部及びその根の両方が拡張することを可能にする。
C.いかだの下の空気トラップ
いかだ部分の天面上に示される黒い輪郭の正方形(図1)は、2インチ〜3インチの隆起領域で高さが約1/4インチ〜3/8インチのものを示し得る。いかだの底面または水側上の黒い輪郭(図1B)は、通気泡のための空気トラップを提供するための、より大きな4インチ〜6インチの凹所領域でいかだ内へ約1/4インチ〜3/8インチの深さのものを示す。使用中、通気、または他の気体の導入は、DWC池の水中に一連の気泡を提供し、それらはいかだの下側まで上昇する。「気体トラップ」を提供することにより、泡は植物の近くのいかだの下に位置するようになることができ、いかだ区分内の熱排気筒を通る容易な出口を見つけることができ、池から上の植物の葉への熱移行を提供することができる。環境温度が意に反して寒い状況では、池水中の熱を、いかだ区分を通る気泡により移行することができ、これにより上の植物の葉を温めることが理解され得る。
D.浮遊物内の熱交換排気筒
図1B中の赤い正方形は、様々な大きさ及び形状を有し得る、いかだ区分内の「熱排気筒」または「空気穴」を示す。いくつかの好ましい実施形態では、かかる熱排気筒は正方形であり、下部で約3/4インチ及び上部で1/4インチの寸法を有してよく、いかだ区分の下側に来る通気泡からの圧力解放を可能にし、かつ、また池内の水といかだ区分の上の大気との間の熱交換を提供する。しかしながら、いくつかの実施形態では、熱排気筒は、先細になっていなくてもよく、それでもいかだ区分の下側からいかだ区分の上部への気体輸送を提供する。熱排気筒は、いかだ区分の隆起部分内またはその外側に位置付けられてよく、植物用穴より、しおれて(wither)大きくても、同じ大きさでも、またはより小さくてもよい。
代替の実施形態では、熱排気筒は、円形、楕円形、または多角形の断面を有してよい。また更なる実施形態では、単純な管または「ストロー」を、いかだ区分を通して挿入して、いかだの下の気体を、いかだを通過して上側に、区分の上部へ通過させることができる。
熱排気筒は、図1Bで示され、いかだの底面上の凹所領域内に位置する。凹所は、熱排気筒を通して放出する前に根の基部の周囲に泡が集まることを可能にする。この熱排気筒は、池水といかだ区分のすぐ上の空気との間の熱交換を提供するように作動する。この熱交換は、空気の冷却及び加熱の必要性、並びに植物に最適な生育温度を維持することを低減することができる。水温は典型的に65°F〜68°Fであるので、いかだ区分の上の空気層との熱差が大きければ大きいほど、熱交換がより多く起こり得る。また、より低い水温を維持することは、水中の溶解酸素の量を増大することができることが理解され得る。
E.連結いかだ用エンドキャップ
エンドキャップは、連結いかだ区分の列の終わりでかかるいかだ区分のタブ及び/または空タブにわたって嵌合し、このためいかだの末端いかだ区分は、DWC池の壁に沿った連続縁部を有する。エンドキャップの目的は、藻類の生育を防ぐために光に曝露される水面領域を更に最小限にすることである。曝露される水面が低減すると、通気泡からの圧力が増大し、「熱排気筒」をより効率的にする。また、エンドキャップは、ポリスチレンから製造され、いかだと1つの縁部に沿って連結してよい。それらは池の側面に沿って多数のいかだの縁部を捕えてよい。
かかるエンドキャップは、連結いかだ区分の大きな群の縁部に沿って、多数の連結いかだ区分を共に繋げて、DWC池壁に沿った連続縁部を形成することができる。エンドキャップ及び連結いかだ区分の使用は、光に曝露される水面領域を最小限にすることができ、このことは藻類の生育を低減することができる。また、水面領域が最小限にされるので、通気泡からの空気圧は増大し、より多くの泡を、熱排気筒を通して通過させ、いかだの下の熱区域と同様のいかだの上の熱層を提供することができる。
あるいは、図1A及び図1Bで示されるいかだは、いかだの列のいずれかの終わりで使用することができ、タンクの壁に沿って「エンドキャップ」を必要としないように、いかだの片側上で空タブ120及びタブ115なしで製造することができる。
F.いかだ材料
いかだ区分は、任意の便利な材料を用いて製造してよい。いくつかの実施形態では、いかだ区分は、ポリスチレン、または他の好適なプラスチック、樹脂、もしくはバイオプラスチック材料から製造することができ、好ましくは水より低い密度を有する。他の実施形態では、いかだ区分は、木材から製造することができる。また更なる実施形態では、いかだは水の密度に近いまたはそれより大きい密度を有する材料から製造することができるが、各縁部上に隆起した「唇部」を有し、かかる実施形態は、単純な水の排除により(アルキメデスの原理により)水上に浮遊し、従来のボートと同様の様式で、排除された水により及ぼされる、結果としての上方への力が、浮揚性を提供する。
1.ポリスチレン
ポリスチレン(「PS」)はおそらく、最もありふれた材料であり、使用され得る何千もの変形及び代替材料がある。モノマースチレンから製造される様々な種類の芳香族ポリマー;ポリブタジエン及び発泡ポリスチレンフォーム(「EPS」)等のコポリマー、押し出しポリスチン発泡体(「XPS」)、ポリイソシアヌレート発泡体、ポリウレタン発泡体、またはハニカム複合材(「HSC」)。また、例えばトウモロコシ、植物油、またはトウモロコシデンプン等の再生可能な供給源由来の、プラスチックの形態のバイオプラスチック。
ポリスチレンは、モノマースチレンから製造される合成芳香族ポリマー、液体石油化学製品である。ポリスチレンは、硬くすることも、発泡させることもできる。一般的な目的のポリスチレンは、透明で、硬く、かつ砕けやすい。それは単位重量当たり非常に安価な樹脂である。それは、酸素及び水蒸気に対する障壁としてはかなり劣り、比較的低い融点を有する。ポリスチレンは、最も広く使用されているプラスチックの1つであり、その生成スケールは、年間数十億キログラムである。ポリスチレンはもともと透明であり得るが、着色剤で着色することもできる。使用は、保護用包装(パッキングピーナッツ、及びコンパクトディスク(「CD」)またはデジタルビデオディスク(「DVD」)ケース等)、容器(「クラムシェル」等)、蓋、瓶、トレー、タンブラー、及び使い捨て刃物を含む。ポリスチレンは、高炎症性ナパーム−Bを製造するために使用され、この処方の約46%を構成する。
ポリスチレンは、室温では固体(ガラス状)状態であるが、そのガラス転移温度である約100°を超えて加熱された場合、流動する。冷却されると、再び硬くなる。ポリスチレンは細かく鋳型内に鋳造することができるので、この温度によるふるまいは、押し出しに、並びにまた成形及び真空形成に利用される。
ポリスチレンは、生物分解されるのが非常に遅く、それは多くの場合屋外環境におけるゴミの形態として、特に海岸及び水路に沿って特にその発泡体形態で、多く存在するので、それゆえ論争の焦点である。
また更なる実施形態では、「独立気泡発泡体」を使用することができる。独立気泡発泡体は、連続気泡発泡体が浸水し、浮揚性を失い得る状況で有用である場合がある。独立気泡発泡体は浮揚性を提供し、それでも典型的なポリスチレン発泡体と比較して比較的柔らかく、可撓性であることができる。押し出し独立気泡ポリスチレン発泡体は、Dow Chemical Companyにより商品名Styrofoam(登録商標)として販売されている。
発泡ポリスチレン(EPS)は、硬く、頑丈な独立気泡発泡体である。それは通常白色で、予備発泡ポリスチレンビーズから製造される。EPSは、使い捨てトレー、皿、椀、及びカップに、並びに持ち帰り用食品包装(ヒンジ蓋付き容器、通称「クラムシェル」を含む)に使用される。他の使用は、断熱を構築するための成形シート、及び箱内の壊れやすい品目を衝撃から保護するための包装材料(「ピーナッツ」)を含む。シートは通常、硬いパネル(米国では4×8または2×8フィートの大きさ)として包装され、「ビーズ−ボード」としても知られる。ポリスチレン発泡体に加えて、プラスチックの他の「連続気泡」発泡体を使用することができる。
2.コポリマー
純粋なポリスチレンは、砕けやすいが、ポリブタジエンゴム等の、より弾性の材料の特性のいくつかをそれに付加すると、かなり高い性能の製品を製造することができるほど十分に硬い。これらの2つの材料は、ポリマー不溶性に対する分子間力の増幅効果のために通常は絶対に混合することができないが(プラスチックの再生利用を参照のこと)、ポリブタジエンを重合中に添加すると、それはポリスチレンに化学的に結合され、グラフトコポリマーを形成することができ、これは通常のポリブタジエンが最終混合物に組み込まれることを補助し、多くの場合「高耐衝撃性プラスチック」と呼ばれる、高耐衝撃性ポリスチレン(high−impact polystyrene:「HIPS」)をもたらす。HIPSの1つの商品名は、Bextrene(登録商標)である。HIPSの通常の用途は、おもちゃ及び製品の外箱を含む。HIPSは通常、生産において射出成形される。ポリスチレンを高圧蒸気滅菌すると、材料を圧縮及び硬化することができる。
また、いくつかの他のコポリマーは、スチレンで使用される。ポリブタジエンで強化したアクリロニトリル及びスチレンのコポリマーである、アクリロニトリルブタジエンスチレン(「ABS」)プラスチックは、HIPSと類似する。電子装置のケースは、このポリスチレンの形態から製造することができ、多くの下水管も同様である。また、スチレン及びアクリロニトリルのコポリマー(「SAN」)、並びにスチレン無水マレイン酸(「SMA」)を使用することもできる。
スチレンは、他のモノマーと共重合することができ、例えば、ジビニルベンゼンは、ポリスチレン鎖を架橋するために使用して、固体相ペプチド合成で使用されるポリマーを与えることができる。
3.配向ポリスチレン
配向ポリスチレン(oriented polystyrene:「OPS」)は、押し出しPSフィルムを伸張し、曇りを低減し、かつ剛性を増大させることにより材料の透明度を改善することによって生成される。これは多くの場合、製造業者が消費者に、封入された製品を見せたい包装において使用される。OPSのいくつかの利益は、それがPP、PET、及びHIPS等の他の透明プラスチックより生成費用がかからず、かつそれはHIPSまたはPPより曇りが少ないことである。OPSの主要な不利益は、それが砕けやすいことである。それは容易に裂け、または破れる。
4.複合材
構造断熱パネル(structural insulated panel)(または構造断熱パネル(structural insulating panel):「SIP」)は、複合材建築材料として製造することができる。これらは、2層の構造板材の間に挟まれた比較的硬いコアの断熱層を含む。この板材は、金属板材、合板、セメント、酸化マグネシウム板材(MgO)、または配向性ストランドボード(oriented strand board:「OSB」)であってよく、コアは、発泡ポリスチレンフォーム(「EPS」)、押し出しポリスチレン発泡体(「XPS」)、ポリイソシアヌレート発泡体、ポリウレタン発泡体、またはハニカム複合材(「HSC」)のいずれかである。
5.バイオプラスチック
バイオプラスチックは、例えばトウモロコシ、植部油、またはトウモロコシデンプン等の再生可能な供給源に由来する。それらは、私たちが過去数十年にわたり社会において頼ってきた石油から製造される標準のプラスチックとは異なる。例えば、今日の多くの透明プラスチック容器は、トウモロコシから生成される樹脂であるポリ乳酸(「PLA」)から製造されている。
G.いかだ区分の製造
いかだ区分を構築するために使用することができる、いくつかの製造技術があり、押し出し、射出成形、吹込み成形、真空形成、伸張、及び成形を含む。
1.射出成形
射出成形(injection molding)(「injection moulding」としても知られる)は、金属、ガラス、エラストマー、菓子、及び通常、熱可塑性かつ熱硬化性ポリマーを含む、様々な材料で行うことができる。射出成形用の樹脂及びプラスチック添加剤の多くの商業的供給業者がある。
他の実施形態では、射出成形技術を用いて水を締め出す外装を備えるハニカム浮遊構造を製造することができる。同様に、浮遊いかだを製造するために上記の材料のいくつかで吹込み成形法を使用することができる。
いくつかの実施形態では、経済的なシステムは、おそらく成形ポリスチレン法である。これらのいかだは、浮揚性で、断熱性(insulatative)であり、生育中の植物に対して不活性であり得る。生物分解発泡体包装は、Styrofoamの代替として使用することができ、サトウキビ加工に由来する材料から製造される。多くの射出成形樹脂が、市販されている(Prospector、IDES.com、Innovadex.com)。
2.プラスチック吹込み成形
吹込み成形は、熱及び圧力をペレット化熱可塑性材料に適用し、それを「パリソン」と呼ばれる円筒管へ押し出す、変換プロセスである。溶融した「パリソン」を、その周囲を閉鎖するアルミニウム鋳型内に垂らす。空気を部品の中心に注入し、プラスチックを外側に押し、鋳型の空洞を複製する間、半鋳型の両方は大きな水圧プレスで共に保持される。実際の部品空洞に加えて、鋳型は、部品を冷却及び凝固させることを補助するための水線を有する。吹込み成形で使用される典型的な材料は、ポリプロピレン(「PP」)、ポリエチレン(「PE」)、ポリエチレンテレフタレート(「PET」)、及び塩化ポリビニル(「PVC」)を含む。
3.成形パルプ対発泡ポリスチレン
発泡ポリスチレン(「EPS」)包装は歴史的に、流通において製品を保護するための一般的な選択肢である。しかしながら、高騰する石油価格及び環境に優しい製品の使用を好む傾向の高まりから、成形パルプ包装の使用が増大している。
4.不透明いかだ区分
ある特定の実施形態では、不透明な、またはそうでなくても光の伝導を低減させる材料で、いかだ区分を製造することが望ましい場合がある。いかだを通過する光の浸透を低減すると、いかだの下の水に到達する光の量を低減し、これにより池内の藻類の生育を低減することができる。いくつかの実施形態では、池水から光を完全に排除することが望ましい場合がある。これは、(1)いかだにより池水面の十分な覆いを提供すること、及び/または(2)不透明な、もしくは光が水に浸透することを不可能にするいかだを提供することにより達成することができる。
いくつかの実施形態では、光を反射及び拡散する反射面もしくは鏡面、または熱を吸収する暗いもしくは黒色表面色を提供することができる。いかだは、各面にこれらの表面覆いの1つを有することができる。このようにして、冬に熱を吸収するために暗い表面を表に出してもよく、夏に熱を反射するために反射面を表に出してもよい。
H.生育環境制御システム
ある特定の実施形態では、生育条件は、他の環境変数の中でもとりわけ、池内の水温、囲い込んだ温室内の大気温度、通気、水のpH、酸素含有量、二酸化炭素含有量、並びに肥料の種類及び濃度を調節するためのアクチュエータを含み得る、「生育環境制御システム(「制御システム」)」の制御下にあってよい。いくつかの実施形態では、かかる制御システムは、制御モジュールを用いてコンピュータ制御することができる。生育条件の効率的かつ実時間での制御を提供するために、かかるプラットホーム制御システムは、以下に説明する1つまたは2つ以上の様々な種類のセンサーの使用を含むことができる。
I.センサー
いくつかの実施形態では、データを、いかだ区分の底面または天面に取り付けた1つまたは2つ以上のセンサーを用いて制御し、これにより「インテリジェント」いかだ区分を創出することができる。かかるインテリジェントいかだ区分は、Suncrest USA,Inc.の商標であるSmartRaft(商標)により提供することができる。いくつかの場合、かかるセンサーは、無線であってよく、池水及びいかだ区分の上の大気の状態についてのデータを中枢コンピュータシステムへ送信して、生育条件を実時間でモニターすることができる。収集され得る情報の種類は、池水及びいかだ区分の上の大気(tmosphere)の温度、pH、導電率(EC)、溶解酸素、二酸化炭素、窒素及びカリウムを含む栄養素イオン、または肥料の種類及び量を含む生育要因を含む。
これらの実施形態のいくつかでは、個々のいかだ区分上のいかだに搭載した送信機からの埋め込まれたQRコード(登録商標)、またはコード化無線信号(例えば変調及び/またはラインコード方式技術)は、位置、日付、時間、生産物種の特定、作付け日、収穫日、及び他の生育周期識別子を独特に特定するために、特定の生育周期及び作物についてのデータの標識化を提供することができる。
生育環境制御システムは、制御モジュールを含むことができる。制御モジュールの例は、図6〜9に示される。制御モジュールは、枠、電気ソケット、電気制御パネル、水及び施肥潅漑用入口及び出口、フィルター、並びにコンピュータモジュールを含んでよい。センサーからの情報は、コンピュータメモリにより受容することができ、コンピュータプロセッサは、入力データを所望の環境条件についてのデータと比較することができ、測定変数と所望の変数との間の差が特定された場合、コンピュータは制御モジュール内または制御モジュール外のいずれかのいくつかのアクチュエータの1つに信号を送信することができる。制御モジュールは、携帯可能であり、生育場所に送達したり、センサーに据え付けたり、接続したりできる。制御モジュールの使用は、本明細書中で以下の実施例3で説明される。
生育データ(「プラットホームデータ」)は、DWC池内の1つまたは2つ以上のSmartRaft(商標)単位から実時間で送信されるので、プラットホームデータは、ビッブレタス等の特定の植物種の所望の生育条件について特定された「基準データ」に「データ適合」することができる。「基準データ」と比較した「プラットホームデータ」(池内のSmartRaft(商標)単位の平均データ)が許容範囲外である場合、プラットホーム制御システムに信号を送信して、いかだ区分の上及び下の生育条件を測定変数についての基準値に一致するように調節することができる。
経時的に、DWC水耕法を用いた温室内制御環境農業のための自動調節を提供するために、基準または「植物最適化指紋」のカタログを開発してもよい。適切なセンサーが関係データを収集するために使用される限り、自動制御システムは、他の種類の水耕法に、または温室内の土壌での生育にさえも使用することができることが理解され得る。
本発明の態様を、その特定の実施形態について説明する。本発明の他の特徴は、以下の実施例を参照して理解することができる。本発明の開示及び教示は、当業者が追加の実施形態を生成するために変形することができることが理解され得る。全てのかかる実施形態は、本発明の考慮される部分である。
実施例1:連結いかだ浮遊物
いくつかの態様では、本発明は、「タブ及び空タブ」連結いかだを含む。図1A及び1Bは、天面105を有するいかだ部分の模式図100a、及び底面110を有する下面図100bを示す。各図で、各いかだ部分は、植物が穴135に入れられる、複数の領域125を備える。穴135は典型的に、植物を生成する生育マトリックスのプラグ及び種子を収容する大きさである。図1A及び1Bで示されるように、各いかだ部分は、9つのかかる領域125を含有し、各々は、植物媒体用の1つの穴135を有する。典型的に穴135は1インチの先細の正方形の穴であり、植物プラグ(図示せず)がいかだを通過して水へ滑り落ち、池内で紛失され得ないように、底部より大きな上部開口部を有する。また、図1Aは、いかだ部分内の隆起領域を表すいくつかの領域140の輪郭を示す。底面図100bで、いかだ部分の底面110は、いくつかの領域145を含むことが示され、これは、通気泡が集まるための空気トラップを提供するいかだの下の凹所領域を表す。
また、図1A及び1Bは、植物用穴135の周囲に位置する、いかだ内の追加の開口部または「熱排気筒」130を示す。各熱排気筒は、気体が池内の水から大気へ脱出するための通路を提供する、いかだ部分を貫通する開口部である。示されるように、熱排気筒は、可変的な大きさ及び形状のものであってよく、いかだ部分の下側に来る通気泡からの圧力解放を可能にし、かつ気泡を介してタンク水といかだ部分のすぐ上の空気層との間の熱交換を提供する。熱排気筒は、図1で凹所領域145内に示され、排気筒を通過する解放の前に根の基部の周囲に泡が集まることを可能にする。他の実施形態では、熱排気筒は、いかだ区分の隆起領域の側面に位置することができる。この構成は、いかだの上の空気を温め、または冷却するための熱交換を提供する。水温は典型的に65°F〜68°Fであるので、池内の水といかだの上の空気層との間の熱差が大きければ大きいほど、熱交換がより多く起こり得る。
また、図1A及び1Bで示されるように、「タブ及び空タブ」または「さねはぎ」型の連結システムが示される。空タブ115及びタブ120が示される。空タブ115及びタブ120は、2つのいかだ部分を共に連結することを可能にするために、互いに相対的な大きさである。
図2は、2つのいかだ部分205及び210の略図の下面図を示し、空タブ215及びタブ220により共に連結されることが示されている。いかだ部分205及び210のかかる密閉並置は、光が水へ入る、それらの間の空間をほとんど与えないことが理解され得る。この密閉並置は、藻類汚染を低減させることができる。
また、図2は、連結いかだ用「エンドキャップ」225及び230を示す。エンドキャップ225及び230は、いかだ部分自体が有するのと同様の空タブ215及びタブ220構造を有する。いかだ部分205及び210が連結されると、エンドキャップ225及び230は、いかだ部分を密閉並置に保持することができ、池内の水に光が入る可能性を更に低減させ、これにより藻類汚染を低減させる。あるいは、図1A及び図1Bで示されるいかだは、いかだの列のいずれかの端部で使用することができ、「エンドキャップ」がタンクの壁に沿って必要とされないように、いかだの片側に空タブ120及びタブ115を伴わずに製造することができる。
実施例2:植物用穴及び熱排気筒
図3Aは、本発明のいかだ部分300の斜辺図を示す。天面307は、通常大気に曝露されている面である。底面310は一般的に、池内の水に曝露されている。隆起領域325及び凹所領域345が示される。穴330は、植物用穴335より小さい(例えば1/4インチ)ことが示される。
また、図3Aは、下部寸法より広い上部寸法を有する、植物用穴335を示す。かかる形状は、植物プラグを定位置に保持することができ、植物が水へ落ち、紛失される可能性を低減させる。
また、図3Aは、2つの熱排気筒330を示し、これらは上端より下端で広い寸法を有することが示される。かかる形状は、泡がいかだを通過して、いかだの上の大気へ上昇することを可能にする。
池内の水面に置かれた場合、隆起領域325は、天面307の残りの部分の上に植物を持ち上げる。使用の際、凹所領域345は、「空気トラップ」を提供し、そのため、通気機構(図示せず)により生成された泡は、集まることができる。凹所領域345内に泡が集まると、それらは熱排気筒330を、いかだを通過し、いかだの天面307へ上昇することができる。このプロセスは、熱が池から大気へ移行することをもたらす。
図3Bは、いかだ区分の一部の代替の構成を示し、2つの熱排気筒330が、植物用穴335より小さい直径を有することが示され、熱排気筒330は、いかだ区分の隆起部分325の側面に位置する。
実施例3:制御モジュール
図6〜9は、本発明の制御モジュールを示す。図6は、制御モジュール600の図を示し、外板パネルを示し、制御モジュールの枠に上部パネルを固定するためのタブ605を備え、ろ過前に水圧を測定するための水圧計610、ろ過後に水圧を測定するための水圧計615、電気制御パネル620、タンク水出口625、通気システム出口630、タンク水入口635、施肥潅漑機からの出口640、施肥潅漑機への入口645、電源コンセント650、及び回路表示光655を備える。
図7は、図6で示される制御モジュールの内部の図700を示し、圧力計705、電気制御パネル710、永久隔壁715、タンク水出口720、通気システム出口725、タンク水入口730、施肥潅漑機への出口735、施肥潅漑機からの入口740、電源コンセント745、回路表示光750、紫外線(UV)制御ボックス755、UV滅菌器760、通気圧縮機765、内部アルミニウム構造770、及び4つのフィルター775を示す。
図8は、図6及び7で示される制御モジュールの内部の図800を示し、4つのフィルター805、圧力計ホース810、通気ホース815、ポンプ820、通気システム出口825、タンク水入口830、施肥潅漑への出口835、施肥潅漑からの入口840、タンク水出口845、電源コンセント850、回路表示光855、圧力計860、及び電気制御パネル865を示す。
図9は、図6、7、及び8で示される制御モジュールの図900を示し、UV滅菌器制御ボックス905、UV滅菌器910、通気圧縮機915、及び4つのフィルター920を示す。
本発明の利点
説明される、改善された水耕法システムは、植物生育速度を増大させ、損失を低減し、制御環境温室内の熱効率を増大させ、これにより収率を改善し、これにより水耕農法の効率を増大させ、全体的なコストを低減させる。
参考文献
以下の列挙されるものを含む、本明細書中で引用する全ての参考文献は、別々に参照により完全に本明細書に組み込まれているのと同様に、参照により完全に本明細書に組み込まれる。
米国特許第4,299,054号、「Hydroponic assembly and wafer for use therein」。
米国特許第4,355,484号、「Hydroponic tray and method of manufacture」。
米国特許第4,382,348号、「Soilless plant growing device」。
米国特許第4,513,533号、「Method and apparatus for hydroponic farming」。
米国特許第4,607,454号、「Method of hydroponically growing plant sprouts and apparatus therefor」。

Claims (30)

  1. ディープ・ウォーター水耕栽培用いかだ区分であって、
    a.貫通する複数の第1の穴を有する浮揚性材料のシートであって、前記穴の各々が、植物体を保持するように適合され、前記植物の根が、水のタンクまたは池内に吊るされる、シートと、
    b.気体を前記タンクまたは池から大気へ送るように適合された前記シートを貫通する1つまたは2つ以上の第2の穴と、
    c.隣接したいかだ区分の空タブと連結する大きさの1つまたは2つ以上のタブと、
    を備える、いかだ区分。
  2. 前記シートが、底面を有し、前記底面が、前記複数の第1及び前記第2の穴を包含する凹所部分を有する、請求項1に記載のいかだ区分。
  3. 前記シートが、前記複数の第1及び前記第2の穴の1つまたは2つ以上を包含する隆起部分を有する天面を有する、請求項1または請求項2に記載のいかだ区分。
  4. 前記タブ及び空タブが、円形である、請求項1から3のいずれか一項に記載のいかだ区分。
  5. 前記浮揚性材料が、連続気泡ポリマー発泡体または独立気泡ポリマー発泡体を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のいかだ区分。
  6. 前記発泡体ポリマーが、ポリスチレン(「PS」)、発泡ポリスチレン(「EPS」)、ポリスチレンのコポリマー、ポリスチレンの複合材、及びバイオプラスチックからなる群から選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載のいかだ区分。
  7. 前記複数の植物用穴の少なくとも1つが、前記底面での直径より大きい、前記天面での直径を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載のいかだ区分。
  8. 前記第2の穴が、前記天面での直径より大きい、前記底面での直径を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載のいかだ区分。
  9. ディープ・ウォーター水耕法用いかだ区分であって、
    貫通する複数の第1の穴を有する浮揚性材料のシートであって、前記穴の各々が、植物体を保持する大きさであり、前記植物の根が、池内に吊るされ、前記シートが、前記いかだ区分を別のいかだ区分に可逆的に取り付けるように好適に構成される1つまたは2つ以上の取り付けデバイスを有する、シート
    を備える、いかだ区分。
  10. 前記取り付けデバイスが、前記シートの縁部上のタブを含み、前記1つまたは2つ以上のタブが、隣接したシート上の対応する空タブに嵌合する好適な大きさである、請求項9に記載のいかだ区分。
  11. 前記取り付けデバイスが、ステープル、針金、ひも、フック、及び小穴、並びにVelcro(登録商標)からなる群から選択される、請求項9または10に記載のいかだ区分。
  12. 前記いかだ区分と可逆的に係合する好適な大きさである、少なくとも1つのタブまたは空タブを有する、1つまたは2つ以上のエンドキャップを更に備える、請求項9〜11のいずれか一項に記載のいかだ区分。
  13. 前記区分の片側が、タブまたは空タブを伴わない、請求項9〜12のいずれか一項に記載のいかだ区分。
  14. 水耕法用いかだであって、
    共に可逆的に締結される複数のいかだ区分であって、各いかだ区分が、それを貫通する1つまたは2つ以上の植物用穴を有する、複数のいかだ区分と、
    貫通する1つまたは2つ以上の熱排気筒と、
    を備える、いかだ。
  15. 前記いかだ区分の天面または底面に取り付けられた1つまたは2つ以上のセンサーを更に備える、請求項1または9に記載のいかだ区分。
  16. 温度センサー、酸素センサー、二酸化炭素センサー、導電率センサー、微粒子センサー、病原体センサー、栄養素イオンセンサー、及びpHセンサーからなる群から選択されるセンサーを更に備える、請求項1または9に記載のいかだ区分。
  17. 少なくとも1つのナノセンサーを含む1つまたは2つ以上のセンサー、及び無線送信機を更に備える、請求項1または9に記載のいかだ区分。
  18. 前記いかだを特定し、位置付けることができる、独特のIPアドレスを有する送信機を更に備える、請求項1または9に記載のいかだ区分。
  19. 前記いかだ区分上の1つまたは2つ以上のセンサーから受容した情報を含有するデータベースを更に含む、請求項1または9に記載のいかだ区分。
  20. 水耕法用システムであって、
    共に保持されて、いかだを形成する、1つまたは2つ以上のいかだ区分と、
    複数の植物用穴及び複数の熱排気筒を有する前記いかだと、
    前記いかだの環境の環境変数を測定するための1つまたは2つ以上の環境センサーと、
    プラットホーム制御システムであって、
    a.前記1つまたは2つ以上の環境センサーにより捕えられた遠隔位置情報を記憶または送信するための、
    b.前記情報を以前に記憶した基準データと比較するための、
    c.前記情報と前記基準データとの間の不一致を特定するための、かつ
    d.1つまたは2つ以上の信号を、ソレノイド、アクチュエータ、または他の制御デバイスに送信して、環境を基準許容誤差にするように調節するための、
    プラットホーム制御システムと、
    を備える、システム。
  21. 前記1つまたは2つ以上のセンサーが、前記いかだ区分に取り付けられる、請求項20に記載のシステム。
  22. 制御モジュールを更に備える、請求項20または21に記載のシステム。
  23. 水耕栽培方法であって、
    請求項1に記載の1つまたは2つ以上のいかだ区分を提供するステップと、
    1つまたは2つ以上の植物プラグを前記植物用穴の1つまたは2つ以上に入れるステップと、
    水を含有する池の水面上に前記いかだ区分を置くステップと、
    前記いかだ区分を共に接続して、いかだを形成するステップと、
    を含む、方法。
  24. 前記池内の水を通気するステップと、
    前記水に栄養素を提供するステップと、
    を更に含む、請求項23に記載の方法。
  25. 1つまたは2つ以上のセンサーを用いて1つまたは2つ以上の環境変数を測定することと、
    前記環境変数のレベルが所望の範囲外である場合、アクチュエータを用いて前記環境変数の前記レベルを前記所望の範囲内に戻すように調節することと、
    を更に含む、請求項23または24に記載の方法。
  26. 1つまたは2つ以上のセンサーが、環境変数の測定値を、前記環境変数の所望の値を含有するデータベースを有する遠隔位置へ送信することをもたらすステップであって、前記遠隔位置が、前記データベースと関連付けられるプロセッサを有する、ステップと、
    前記プロセッサが、前記環境変数の前記測定値を前記環境変数の前記所望の値と比較することをもたらすステップと、
    前記プロセッサが、前記環境変数の前記値を、前記所望の範囲内に調節する教示を前記アクチュエータに送信することをもたらすステップと、
    を更に含む、請求項23に記載の方法。
  27. 1つまたは2つ以上の送信が、無線通信方式を使用する、請求項26に記載の方法。
  28. 前記遠隔位置が、クラウドである、請求項26に記載の方法。
  29. 前記植物体が、前記植物用穴内のかご内に位置付けられる、請求項1または9に記載のいかだ区分。
  30. 窒素、カルシウム、またはカリウムを測定するためのイオンセンサーを更に備える、請求項1または9に記載のいかだ区分。
JP2017529967A 2014-08-21 2014-11-19 ディープ・ウォーター・カルチャー水耕法用連結いかだ Pending JP2017525392A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201462040311P 2014-08-21 2014-08-21
US62/040,311 2014-08-21
PCT/US2014/066377 WO2016028329A1 (en) 2014-08-21 2014-11-19 Interlocking raft for deepwater culture hydroponics

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017525392A true JP2017525392A (ja) 2017-09-07
JP2017525392A5 JP2017525392A5 (ja) 2017-12-28

Family

ID=55351101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017529967A Pending JP2017525392A (ja) 2014-08-21 2014-11-19 ディープ・ウォーター・カルチャー水耕法用連結いかだ

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3182819A4 (ja)
JP (1) JP2017525392A (ja)
CN (1) CN106659135A (ja)
WO (1) WO2016028329A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020092684A (ja) * 2018-12-04 2020-06-18 有限会社グリーンスペース造園 水耕栽培装置及びそれを用いた植物の作付け方法
WO2023145759A1 (ja) * 2022-01-31 2023-08-03 キョーラク株式会社 水耕栽培用パネル、水耕栽培用パネルの製造方法、水耕栽培用パネルシステム及び水耕栽培用ベッド

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ308972B6 (cs) 2020-07-28 2021-10-27 NUMAZON s.r.o. Systém pro automatickou přípravu a provozní úpravu zálivky při pěstování rostlin, způsob automatické přípravy a provozní úpravy zálivky při pěstování rostlin a pěstební zařízení obsahující tento systém

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5185945A (ja) * 1974-12-30 1976-07-28 Esu Fuaansuwaasu Robaato
JPS59156471U (ja) * 1983-04-05 1984-10-20 株式会社 日本園芸指導設計協会 小型園芸用栽培器
US4513533A (en) * 1982-11-30 1985-04-30 Kraft, Inc. Method and apparatus for hydroponic farming
JPH01231826A (ja) * 1988-03-11 1989-09-18 Tadao Isshiki 水耕栽培方法及び装置
JPH0213333A (ja) * 1988-06-30 1990-01-17 Minoru Sangyo Kk 水耕栽培用の定植パネル
JPH04198335A (ja) * 1990-11-28 1992-07-17 Showa Highpolymer Co Ltd 吸水性フェノール樹脂発泡体の製造方法
JPH0675147U (ja) * 1993-04-05 1994-10-25 フルタ電機株式会社 育成用ブロック
JPH10165020A (ja) * 1996-12-04 1998-06-23 Tokimec Inc 植物保持装置
JP2004000053A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Molten Corp 浮力調整可能な植生フロート装置
JP2011217729A (ja) * 2010-03-23 2011-11-04 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 水耕栽培装置、及び該水耕栽培装置を備えた水耕栽培設備
JP2013230087A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Ryoko Chemical Co Ltd 栽培床、栽培床を組み合わせた複数の栽培床、複数の栽培床の作製方法、及び複数の栽培床を使用した植物工場

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4037360A (en) * 1974-12-30 1977-07-26 Farnsworth Robert S Raft apparatus for growing plants by means of water culture
US5287652A (en) * 1992-02-28 1994-02-22 Delp Reinard C Hydroponic apparatus
MY146155A (en) * 2007-11-22 2012-06-29 Mimos Berhad Novel apparatus and method for monitoring environmental parameters
US20090223128A1 (en) * 2008-03-06 2009-09-10 Kuschak Brian C Hydroponic Monitor And Controller Apparatus with Network Connectivity and Remote Access
US20120054061A1 (en) * 2010-08-26 2012-03-01 Fok Philip E Produce production system and process

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5185945A (ja) * 1974-12-30 1976-07-28 Esu Fuaansuwaasu Robaato
US4513533A (en) * 1982-11-30 1985-04-30 Kraft, Inc. Method and apparatus for hydroponic farming
JPS59156471U (ja) * 1983-04-05 1984-10-20 株式会社 日本園芸指導設計協会 小型園芸用栽培器
JPH01231826A (ja) * 1988-03-11 1989-09-18 Tadao Isshiki 水耕栽培方法及び装置
JPH0213333A (ja) * 1988-06-30 1990-01-17 Minoru Sangyo Kk 水耕栽培用の定植パネル
JPH04198335A (ja) * 1990-11-28 1992-07-17 Showa Highpolymer Co Ltd 吸水性フェノール樹脂発泡体の製造方法
JPH0675147U (ja) * 1993-04-05 1994-10-25 フルタ電機株式会社 育成用ブロック
JPH10165020A (ja) * 1996-12-04 1998-06-23 Tokimec Inc 植物保持装置
JP2004000053A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Molten Corp 浮力調整可能な植生フロート装置
JP2011217729A (ja) * 2010-03-23 2011-11-04 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 水耕栽培装置、及び該水耕栽培装置を備えた水耕栽培設備
JP2013230087A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Ryoko Chemical Co Ltd 栽培床、栽培床を組み合わせた複数の栽培床、複数の栽培床の作製方法、及び複数の栽培床を使用した植物工場

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020092684A (ja) * 2018-12-04 2020-06-18 有限会社グリーンスペース造園 水耕栽培装置及びそれを用いた植物の作付け方法
JP7064768B2 (ja) 2018-12-04 2022-05-11 有限会社グリーンスペース造園 水耕栽培装置及びそれを用いた植物の作付け方法
WO2023145759A1 (ja) * 2022-01-31 2023-08-03 キョーラク株式会社 水耕栽培用パネル、水耕栽培用パネルの製造方法、水耕栽培用パネルシステム及び水耕栽培用ベッド

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016028329A1 (en) 2016-02-25
EP3182819A4 (en) 2018-05-30
EP3182819A1 (en) 2017-06-28
CN106659135A (zh) 2017-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10149445B2 (en) Interlocking raft segment for deepwater culture hydroponics
US9974253B1 (en) Insulated housing having a controllable interior environment
WO2016147128A1 (en) Floating plant propagation tray
JP2017525392A (ja) ディープ・ウォーター・カルチャー水耕法用連結いかだ
CN102783403B (zh) 一种适于茄果类蔬菜栽培的栽培槽
CN102726242A (zh) 一种水上种养结合器具及其制造方法
US11659796B2 (en) Modular, insulated, plug-and-play aquaponics unit and method
CN207099870U (zh) 防止油樟苗根系挤压的育苗容器
CN111615953A (zh) 一种磁力组装的生态浮岛植物栽培盘
WO2009054585A1 (en) Pocket for covering cucumber and pumpkin and its manufacturing method
CN107494040A (zh) 一种适应根系生长的育苗容器
CN204443349U (zh) 一种微孔全生物降解育秧盘
CN207802914U (zh) 一种农业种植用育苗箱
JP2017525392A5 (ja)
CN103070103B (zh) 一种便于藻类附着的人工鱼礁
CN207099871U (zh) 可以重复使用的油樟育苗钵
CN2836450Y (zh) 漂浮育秧盘
CN203682223U (zh) 营养袋容器苗搬运盒
CN202750545U (zh) 梯形储气储液栽培槽
CN204078325U (zh) 用植物纤维制成的带吸湿功能的生鲜制品存储盒
CN206005355U (zh) 一种组合式的漂浮育苗盘
CN107333583B (zh) 一种组合式立体植物栽培器
CN208746724U (zh) 一种组培苗运输盒
KR20180003251U (ko) 농작물 재배용 멀칭시트
Ogbu et al. Development of a modified environment for oyster mushroom (Pleurotus ostreatus) production system for rural use in Southeast Nigeria

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20181225

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190527