JP2017525060A - 動物を識別するためのid情報 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】動物を識別するID情報がその動物の画像から生成される。動物の見え方の参照輪郭が提供され、撮像に際しての視野を変化させることによって、あるいは自動的に又はユーザ入力に基づきスケーリング及び/又はシフトを行うことによって、動物が輪郭と位置合わせされる。画像が次いで解析されて動物のマーキングが検出され、検出されたマーキングの輪郭に対する位置とマーキングのサイズ及び形状とを含む検出されたマーキングの性質を表すマーキングデータを備えるID情報が生成される。ID情報の言語表現も生成される。動物に関するID情報はデータベースに記憶される。【選択図】図11

Description

本発明は、動物を識別するID情報の生成に関する。
人類は多数の動物を飼育し、そのような動物に関する記録の維持は、とりわけ所有権及び健康に関連する多くの理由から望ましい。従って、動物に関するID情報であってそれら動物を識別するID情報を生成し蓄積しておくことが望ましい。
例として、馬は、個々の動物の価値に起因して記録が重要である動物の一種である。現在、馬の記録は、典型的には、以下のように「馬パスポート」において維持される。
現在、馬パスポートは紙ベースである。これらの馬パスポートには馬の種々の写真を含ませることができ便利ではあるが、最新の状態を保つことが難しく、また標準書式を保つことも難しい。実際、異なる機関によって維持される多くのタイプの馬パスポートがある。パスポートは標準書式を有している場合があり、この場合、マーキングは手で記入することができマーキングの記述のエントリも可能であるが、一貫性のないデータエントリの問題の影響を受けるという点はそのままである。異なる人間が、馬の同じマーキングを異なる用語で記録してしまうことになりかねない。種々のタイプのマーキングのために使用する標準的な記述もあるが、不正確に記入される可能性がある。また、試してみると、多くの人は左右の問題さえも抱えており、馬の間違った側の記述をエントリしてしまう。
加えて、マーキングが時間とともに変化することがあるという問題もある。馬の多くの品種は、年を追うごとに又は季節の変化に応じて徐々に色及びマーキングを変化させる。この結果、写真や記述がすぐに最新のものでなくなってしまう可能性がある。写真を変更することは簡単でないので、多くの場合に最新のものでなくなる。下層のマーキングそれら自体が変化しない場合であっても、例えば冬の毛の長さが図柄(design)の視認性に影響を与えることがある。このような場合、下層のマーキングが残っているにもかかわらず、馬の視覚的な外観が変化することになる。
写真を紙の文書上に保持するのではなく、コンピュータ記憶装置内、例えばオンラインデータベース内に記録を記憶させることが考えられかもしれない。これにより、記録を更新することが紙のパスポートにおけるよりも大幅に簡略化される。1度の生成に係るよりも多くの写真を記憶しておけば、馬がその生涯を通してどのように見えたのかの歴史を記録することができる。
コンピュータ記憶装置を活用した記録における使用のために、信頼性があり且つ一貫性のあるやり方で動物を識別するID情報をどのようにして生成するかという問題も残っている。
本発明の第1の側面によると、動物の画像から動物を識別するID情報を生成する方法であって、画像を解析して動物のマーキングを検出するコンピュータ実装のステップと、検出されたマーキングの性質を表すマーキングデータを備えるID情報を生成するコンピュータ実装のステップと、を備える方法が提供される。
従って、動物のマーキングの性質を表すマーキングデータは、マーキングを検出するための動物の画像の解析に基づいて、コンピュータにおいて自動的に生成されてよい。これにより、マーキングの一貫性のある認識が提供され、ID情報の信頼性が高まる。これにより、ID情報がその動物と実際にマッチする尤度(likelihood)が高まり、使用上の大きな利点となる。
更に、ID情報は、逐次的に生成されてよく、画像が撮像された時刻を示す日付データを含む。そのことにより、履歴ID情報の生成及び記憶が可能になる。これにより、記憶されたID情報における任意の所与の時点での馬の最新の状態を網羅することが可能である尤度が高まる。
ID情報の日付記入(dating)を用いて、更新を自動的に促す能力を提供することができる。これは一定間隔で行うことができるので、画像が特定の日付よりも古ければ、所有者は新しい画像を提出するように促されるか、又は前の画像がまだ最新であることを確認するように促される。更新の頻度は、既知の場合、動物の品種に合わせることができる。その品種が生涯にわたって色を変えることが知られている場合、上記の確認の督促を適切な間隔で送ることができる。その品種が季節によって色を変えることが知られている場合、季節毎に異なる写真を維持することができ、所有者は季節毎に画像を確認するよう促される。動物のいる場所が知られている場合、その場所での季節を決定することができるので、上記の画像の確認などが改善される。
本発明は、動物が馬である場合において適用されてよい。しかし、本発明はこれに制限されず、任意の他の人間以外の動物に適用されてもよい。
マーキングデータは、動物全体の単一又は複数の色及びそのマーキングを含むことができる。アパルーサ、ベイ、ブリンドル、ダン、ピント又はローン等の毛色(Coat colours such as appaloosa, bay, brindle, dun, pinto or roan)を識別することができる。
この方法は、ID情報の言語表現を生成することを更に備えていてよい。これにより、ID情報は、より容易に理解される形態であって、動物のマーキングに関する既存の言語記述と一致するであろう形態で提示される。マーキングは、標準的な用語を用いて識別することができる。
馬の場合におけるいくつかの非包括的な例としては、ボールドフェイス、スニップ、ストリップ、スター、及びブレイズ(ノーズ)(bald face, snip, strip, star, and blaze (nose))が挙げられる。他のマーキングとしては、渦巻き、ソックス、ストッキング、フェットロック、パスターン、コロネット、アーミンマーク(whorls, socks, stockings, fetlock, pastern , coronet, ermine marks)が挙げられる。傷跡や焼印(Scars and brands)も識別することができる。
画像は、全体の方法の一部としての解析ステップと同時に撮像されたものであってよい。代替的には、画像は先に撮像された画像であってもよい。
有利には、マーキングデータは、検出されたマーキングの動物上での位置を表す。マーキングデータは、更に、検出されたマーキングのサイズ及び/又は形状を表してよい。
所有者は、適切な場合には、写真を維持し詳細を確認するために他の関係者を指名し、督促については所有者がそれを受けることができる。
この方法の種々のステップは、コンピュータ装置において実装されてよい。
このように、本発明の他の側面によると、本発明の第1の側面と同様の方法を実行するように構成されるコンピュータ装置が提供される。
同様に、本発明の他の側面によると、コンピュータ装置によって実行可能なコンピュータプログラムであって、実行に際して、本発明の第1の側面と同様の方法を実行するように構成されるコンピュータプログラムが提供される。このコンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。
一般に、コンピュータ装置は、任意のタイプのものであってよい。1つの例においては、画像を解析して動物のマーキングを検出するコンピュータ実装のステップ及びID情報を生成するコンピュータ実装のステップが、撮像デバイスを備える装置であって、随意的にディスプレイ、例えばアプリケーションがカメラを制御することを可能にする携帯電話又はタブレットを更に備える装置において実行される。
この方法は、他の技術にも適用することができる。例えば、画像は、撮像デバイスを有する別個のカメラ装置、例えば従来のデジタルカメラによって撮像され、次いで解析のためにコンピュータ装置に転送されてもよい。転送は、ラップトップ、タブレット、デスクトップコンピュータ等のローカルに提供されるコンピュータ装置への直接転送であってよく、あるいはWi−Fi又はインターネット等のネットワークを介した、例えばクラウド内のサーバ等の遠隔コンピュータ装置への転送であってもよい。後者の場合、遠隔コンピュータ装置は、多くの動物の記録を記憶しているオンラインデータベースと関連していてよい。
画像及び生成されたID情報は、撮像の日付、適切な場合には季節、アップロードした人物の名前及び地位等の追加情報と共に記憶されてよい。
同様に、非デジタル写真をコンピュータ装置内へと走査して画像を生成することができ、その画像は次いで撮像画像と同様の方法で取り扱うことができる。
同様に、この方法は、この方法の種々のステップが異なるコンピュータ装置において実行される分散方式で実行されてもよい。
有利には、この方法は、画像を解析するステップの前に、動物の見え方の参照輪郭を提供することと、画像内で動物をその輪郭と位置合わせすることと、を更に備えていてよい。そのような場合、生成されたID情報は、検出されたマーキングの輪郭に対する位置を表してよい。この技術は、解析されている複数の画像の一貫性(uniformity)を高めること及び輪郭に関してマーキングの検出が生じ得るようにすることにより、マーキングを一貫性のある方法で識別する能力を改善する。これにより、マーキングの一貫性のある認識が改善され、ID情報の信頼性がさらに高まる。
輪郭に対する動物の位置合わせを行うための種々の方法が可能である。いくつかの非限定的な例は以下の通りである。
位置合わせは、画像を表示すると共に参照輪郭を当該表示された画像上のオーバーレイとして表示することと、次いでユーザ入力に基づき画像を輪郭に対してシフト及び/又はスケーリングすることと、によって行われてよい。この場合、位置合わせはユーザの制御下で行われる。
位置合わせは、画像内で動物を検出するコンピュータ実装のステップと、画像を輪郭に対してシフト及び/又はスケーリングして当該検出された動物を輪郭と位置合わせするコンピュータ実装のステップと、によって行われている。この場合、位置合わせは自動的に行われ、これにより、実装を前提としてより正確な位置合わせを提供し得る。
他の例は、画像を解析して動物のマーキングを検出するコンピュータ実装のステップ及びID情報を生成するコンピュータ実装のステップが、撮像デバイスと撮像デバイスによって撮像された画像を表示するように構成されるディスプレイとを備える装置において実行される場合に関連する。この場合、参照輪郭は、撮像デバイスによって撮像され表示された画像上のオーバーレイとして表示されてよく、位置合わせは、ユーザが撮像デバイスの視野を変化させることによって実行されてよい。このようにして、位置合わせは、撮像時にユーザの制御下で行われる。
ID情報は、動物の少なくとも1つのサイズ測定値を表すサイズデータを更に備えていてよい。
現在のところ、馬の標準的な言語記述は正確な測定値を含んでいない。例えば、馬のマーキングの典型的な記述は、「上部眼高(upper eye level)の上方から正中線(midline)の左への渦巻き(whorl)」といったものであろう。本発明の方法によると、サイズデータの提供により、ID情報が動物をよりよく識別することが可能になる。
サイズデータは、動物の1つ以上の特徴のサイズの測定値を含んでいてよい。このサイズデータは、ユーザによって入力されてよく、あるいは画像から計算されてもよい。従って、少なくとも1つの第1のサイズ測定値を示すユーザ入力が受け入れられる場合、少なくとも1つの第1のサイズ測定値に関連する少なくとも1つの第2のサイズ測定値が、画像を解析することによって導出されてよい。
馬の場合、通常、1つのサイズ測定値のみ、即ち体高のみが取られる。体高は、地面から骨格の最も高い非可変点(non-variable point)の頂点、即ちき甲(withers)までの長さとして測定される。体高は、多くの場合、手長で測定され(measured in hands)、1手長は4インチに等しい。手全体での測定値は、通常は10進法形式と思われるもので表現されるが、1手長の細分(subdivision)は10進法ではなく4を基数とするので、基数点の後の細分は1手長の4分の1を基本として、何インチと数える。従って、62インチは15と半手長、即ち15.2hh(通常は「15−2」、又は場合によっては省略せずに「15手長2インチ」と言う)である。いくつかの国では、手長の代わりにメートル法が用いられる。
従って、馬の体高は、常に正確に記録されるとは限らず、馬がどのように蹄鉄を付けているのかによって変化し得るのはもちろんである。測定について競技会標準はあるが、それらは一般的な馬の集団に対して強制されるわけではない。要約すると、所与の日付の馬の体高を知ることはできるであろうが、それはあまり正確ではないかもしれないということである。約1インチの精度で測定された14手長(56インチ)の馬は、その測定値に関して約2%の誤差を有する。
この種の問題に対処するために、動物の画像上へと既知のサイズ測定値をマッピングすることができ、それから他の全てのサイズ測定値を外挿することができる。このステップは、閾値未満の画像の日付を前提として実行されてよい。このステップは画像毎に行われてよいが、個々に関して画像が計算をするのに十分な数の参照点を有することもあれば有していないこともある。いくつかの画像は動物の体高を示し、この場合マッピングを容易に行うことができる。頭部写真等の他の画像ではマッピングは容易ではない。これらのためには、他の画像からの共通の要素が識別され得る。例えば、頭部のサイズは、体高が既知である場合に動物の側部写真から知ることができるであろう。これにより、頭部の画像にのみ渡ってマッピングが可能になる。これが生じるたびに、精度は失われることになる。
これを行える場合、他の全てのサイズ測定値に対して、分数オフセットではなく実際の値が与えられる。言うまでもなく、これは関連する程度の精度を有しており、それを推定して記録することができる。
マーキングデータによって示されるマーキングの位置は、サイズデータによって表される1つ以上のサイズ測定値に関連して表されてよい。これにより、マーキングの位置を定量化することができるので、マーキングの位置に関する情報を、現在の標準的な記述によって提供されるよりもはるかに詳細に提供することができる。
動物の正確なサイズが既知ではないときほど、マーキングの位置を関連する用語で記録することができる。測定値は種々の異なる方法で作成することができる。そのような方法の1つは、画像における動物の最も左側及び最も右側の部分を記録し、左から始まるその量の比として水平距離を記録することである。同様に、垂直距離は、画像における動物の上端と下端の間の量の、底部から始まる比として、測定される。マーキングのための結果ID情報の例は、「頭部に渦巻き。参照画像#72。底部0.75、上部0.76、左0.55、右0.56。」のようなものとなろう。
画像認識アルゴリズムの精度が経時的に徐々に向上することがある。従って、使用されたアルゴリズムのバージョンも記録されるべきである。
馬を記述するために用いられる標準的な記述要素に加えて、これまでは有用でなかったであろう新たなサイズ測定値を追加することができ、これは今では認識を支援するために使用され得る。そのようなものには、例えば、頭部の幅、頭部の高さ、眼の間の距離、耳の間の距離、耳の高さ、鼻孔の間の距離、鼻孔と眼の間の距離(左右)及び/又は眼と耳の間の距離(左右)が含まれる。このようなサイズ測定値は、既に詳述したように、頭部の幅及び高さに対する比として並びに/又は実際の距離として記録されてよい。
次に、本発明のいくつかの実施形態及び画像の例を、以下の添付図面を参照して非限定的な例として説明する。
図1はコンピュータ装置の概略図である。 図2はコンピュータ装置において実行される方法のフローチャートである。 図3はコンピュータ装置のディスプレイ上に表示された画像の図である。 図4は1頭の馬の種々の見え方に対する参照輪郭の集まりである。 図5は画像解析の各段階を示す実際の馬の頭部の画像(その1)である。 図6は画像解析の各段階を示す実際の馬の頭部の画像(その2)である。 図7は画像解析の各段階を示す実際の馬の頭部の画像(その3)である。 図8は図5の画像において識別されたマーキングを示す馬の頭部の輪郭である。 図9は取られてよいサイズ測定値を示す馬の輪郭の図である。 図10はいくつかの特定のサイズ測定値を示す馬の輪郭を示す図である。 図11はマーキングのサイズ及び位置の何らかの情報を伴う図10に示された馬の頭部の輪郭を示す図である。 図12は図4の参照輪郭の1つに各々が位置合わせされた特有のマーキングを有する馬の画像の例である。 図13は図12の馬のID情報の言語表現である。 図14は検索方法のフローチャートである。
図1は、ID情報(識別情報)を生成する方法が実装されてよいコンピュータ装置1を示す。コンピュータ装置1は、従来の構成を有していてよく、例えば、携帯電話又はタブレットであってよい。
コンピュータ装置1は、画像を撮像するための従来の構成を有していてよい撮像デバイス2を含み、撮像デバイス2は、典型的には、画像を感知するための画像センサ3、例えばCMOS画像センサと、画像センサ3上に画像をフォーカスするための光学システム4と、を含む。
また、コンピュータ装置1は、画像を表示するように構成されたディスプレイ5を含む。ディスプレイ5は、コンピュータ装置1に記憶された画像と共に、撮像デバイス3によって現時点で撮像された画像を表示するように動作してよく、従ってディスプレイはビューファインダとして機能する。
また、コンピュータ装置1は、プロセッサ6及びメモリ7を含む。プロセッサ6は、メモリ7内に記憶されていてよいコンピュータプログラムを実行してよい。コンピュータプログラムの制御下で、プロセッサ6は、コンピュータ装置1の動作を制御してよい。
より一般的には、コンピュータ装置1は、従来のパーソナルコンピュータ又はサーバを含む任意のタイプのコンピュータ装置であってよい。コンピュータプログラムは、任意の適切なプログラミング言語で書かれていてよい。コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されていてよく、コンピュータ可読記憶媒体は、任意のタイプ、例えば、コンピュータ装置1のドライブ内へと挿入可能であり且つ情報を磁気的、光学的又は光磁気的に記憶し得る記録媒体であってよく、ハードドライブ等のコンピュータシステムの固定記録媒体であってよく、あるいはコンピュータメモリ、即ち図1のコンピュータ装置1の場合の1例であるメモリ7であってよい。
図2は、動物を識別するID情報を生成する方法を示しており、この方法は、コンピュータ装置においてコンピュータプログラムによって実行されてよい。説明のため、この例では動物は馬であるが、この方法は任意の動物に適用されてよい。この方法は、一般的な用語で上述した種々の特徴をさらに組み込んでいてよい。
この方法は、2つの選択的な初期段階A又はBを有しており、各段階は、動物の見え方の参照輪郭を用い、結果として動物が参照輪郭と位置合わせされた動物の画像を提供する。例として、図3は、ディスプレイ5上に表示されたそのような参照輪郭10を示す。この例では、参照輪郭10は、馬全体の左側である。より一般的には、その馬の複数の異なる輪郭を用いることが可能である。図4は、そのような参照輪郭10セットを示す。
初期段階Aでは、以下のようにして、撮像時にユーザの制御下で位置合わせが行われる。
ステップA1では、撮像デバイス2が動作させられ、撮像デバイス2によって撮像された画像が、図3に示すようにディスプレイ5上に表示されている。同時に、参照輪郭10が、撮像デバイス2によって撮像され表示された画像上のオーバーレイとしてディスプレイ5上に表示される。次いで、ユーザは、撮像デバイス2の視野を変化させて画像内で動物を参照輪郭10と位置合わせする。視野は、撮像デバイス2のパン、ズーム及びチルト(PZT)を変化させることによって従来の方法で変化させられる。
ユーザによる位置合わせによって一旦画像内で動物と参照輪郭10との位置合わせが達成されると、ステップA2において、ユーザは撮像デバイス2を動作させて画像を撮像する。
初期段階Bにおいては、位置合わせは、以下のようにして、画像が撮像された後にその画像に対して行われる。
ステップB1においては、画像が撮像デバイス2によって撮像される。画像がハードコピーとして利用可能であるステップB1の代替案としては、そのハードコピーが走査されてコンピュータ装置1に転送されてよい。いずれの場合においても、画像はメモリ7内に記憶される。
ステップB2においては、画像が参照輪郭10に対してシフト及び/又はスケーリングされ、画像内で動物が参照輪郭10と位置合わせされる。このステップに対しては、2つの選択肢がある。
ステップB2の第1の選択肢では、画像はディスプレイ5上に表示され、参照輪郭10は、図3に示されるように、表示された画像上のオーバーレイとして同じくディスプレイ5上に表示される。次いで、参照輪郭10に対する画像のシフト及び/又はスケーリングが、ユーザ入力に基づいて行われる。この場合、ユーザが位置合わせを制御及び選択する。
ステップB2の第2の選択肢では、コンピュータ装置1によってシフト及び/又はスケーリングが行われる。即ち、コンピュータ装置1は、画像処理技術を用いて画像内で動物を検出し、次いで、参照輪郭10に対する画像のシフト及び/又はスケーリングを行って位置合わせを実行する。
初期段階A又はBのいずれかの後、動物が輪郭と位置合わせ画像を用いて、以下のようにして段階C3〜C8が実行される。
ステップC3においては、画像を解析して動物のマーキングを検出する。
ステップC3全体は、コンピュータ装置1が画像のグラフィカル解析を行うことによって実行されてよい。
代替的には、ステップC3において、ユーザ入力を用いて、画像を解析する解析のステップを改善してもよい。例えば、この方法によると、ユーザは、フラッシュ(flash)等の標準的な動物マーキングを選択するユーザ入力を提供し、次いでマウス又はタッチスクリーン等のユーザ入力デバイスを用いて画像上でこれを識別することが可能になる。
ユーザ入力に基づくそのプロセスは、グラフィカル解析を用いてユーザを支援してよい。例えば、この方法は、ユーザがマーキング内における1つの位置のみを選択することを可能にし、次いでコンピュータ装置1は、画像処理技術を用いて類似した色の領域を識別し、マーキングの境界を示唆してよい。また、人間が境界の周りに粗い線を描くこともでき、次いで処理によってより良い輪郭を示唆することができる。グラフィカルツールを用いて境界を微調整し、それを僅かにあちらこちらに移動し、必要に応じて伸縮させることもできる。
図5〜8は、実際の馬の頭部の画像に関する処理を示している。図5は元の画像である。見て分かるように、その馬はその額に星形11の形態にあるマーキングを有する。図6は、ユーザによる星形11内の点12の識別を示している。図7は、星形11の輪郭13を識別する場合における画像処理の結果を示している。図8は、参照輪郭10に対して識別された星形11を示す馬の頭部の対応する参照輪郭10である。
ステップC4では、ID情報が生成される。ID情報は、ステップC3で検出されたマーキングの性質を表すマーキングデータを備える。ID情報は、検出されたマーキングの参照輪郭10に対する位置を表し、検出されたマーキングの動物上でのサイズ及び/又は形状を更に表してもよい。
また、マーキングデータは、上述したように、動物の色及びそのマーキングを表してもよい。
更に、ID情報は、画像が撮像された時刻を示す日付データを備える。
ステップC5においては、動物の少なくとも1つの第1のサイズ測定値を示すユーザ入力が受け入れられる。これは、動物の任意のサイズ測定値、例えば上述の体高又は他のサイズ測定値であってよい。
ステップC6においては、画像を解析して、少なくとも1つの第1のサイズ測定値に関連する少なくとも1つの第2のサイズ測定値を導出する。
ステップC5及びC6の出力に基づき、ステップC4で生成されたID情報もまた、動物の第1及び第2のサイズ測定値を表すサイズデータを備える。加えて、マーキングデータは、サイズデータによって表されたサイズ測定値に関連する、検出されたマーキングの動物上での位置を表す。
より一般的には、サイズ情報は、上述の一般的な説明に従う形態をとってよく上述の一般的な説明に従って生成されてよい。
図9は、用いられてよいいくつかの可能なサイズ測定値を示す馬の参照輪郭10の図である。説明を容易にするために参照輪郭10が示されているが、実際のサイズ測定値は、上述したように、ユーザによって入力され又は画像の解析から導出されることになる。図9は、特に、以下のサイズ測定値、即ちき甲15の頂点まで測定した体高、体長、及び頭部高さを示している。体高がユーザによって入力された第1のサイズ情報である場合、体長及び頭部高さが、体高に関連して導かれる第2のサイズ情報であってよい。例えば、体高をHとすると、所与の馬の画像解析に基づき、体長lは1.2Hであってよく、頭部高さhは0.4Hであってよい。従って、ユーザが入力した馬の実際の体高が14手幅の場合、体長は67.2インチとなり、頭部高さは22.4インチとなる。ある程度の不正確さが含まれるので、測定値は表示されるときに四捨五入され、正確な表示が与えられる。
同様に、図10は、馬の頭部のいくつかの特定のサイズ測定値を示すために、頭部の参照輪郭10を示している。繰り返すが、説明を容易にするために参照輪郭10が示されている一方で、実際のサイズ測定値は、上述したように、ユーザによって入力され又は画像の解析から導出されることになる。この図では、頭部高さhが、耳の間の距離a及び目の間の距離b等の他の測定値と共に示されている。例えば、頭部高さをhとすると、所与の馬の画像解析に基づいて、耳の間の距離aは0.1hであってよく、眼の間の距離bは0.4hであってよい。従って、馬の実際の頭部高さが22.4インチであるとすると、耳の間の距離aは2.24インチとなり、目の間の距離bは6.72インチとなる。
図11は、マーキングデータがサイズ測定値に関連して星形11の位置をどのように表してよいのかを示すために、図8に示す馬の頭部の参照輪郭10を示している。繰り返すが、説明を容易にするために参照輪郭10が示されている一方で、当該位置は、上述したようにユーザによって入力され又は画像の解析から導出される実際のサイズ測定値に基づく。特に、図11は、頭部高さh及び頭部幅wのサイズ測定値を示す。星形11の位置を表す以下の距離、即ち頭部の頂部から星形11の頂部までの距離c、頭部の頂部から星形11の底部までの距離d、頭部の左から星形11の左までの距離e、及び頭部の左から星型11の右までの距離fについても示されている。これらのサイズ測定値及び距離に基づき、星形11の位置及びサイズは、以下のように更に与えられてよく、即ち、(h−d)は頭部の底部から星型11の底部までの相対距離、(w−f)は頭部の右から星形の右までの相対距離、(d−c)は星形11の相対高さ、(f−e)は星形11の相対幅である。これらの測定値のうちのいずれか1つが既知であり、これが前述のような頭部高さhであるとすると、残りを計算することができる。
ステップC7においては、ID情報の言語表現が生成される。これもメモリ7内に記憶される。
例えば、図5に示す馬の場合、星形11に関して生成される説明文は、「額の中心に大きな不規則な星形。星形の底部は上部眼高(upper eye level)のすぐ下方。」と読めてよい。
更なる例として、図12は、図4に示される参照輪郭の各々と位置合わせされた特有のマーキングを有する馬の画像を示しており、図13は、図5の馬のID情報の言語表現の表であり、ID情報によって表される種々のマーキングを言葉で説明している。
ステップC8においては、動物に関するID情報がメモリ7内及びデータベース上、例えばID情報がアップロードされるオンラインデータベース上に記憶される。
この方法は、異なる参照輪郭10対して位置合わせされた同じ動物の異なる画像で繰り返して、その動物の異なる見え方におけるマーキングを表すより完全な情報を提供してよい。
この方法は、同様に、同じ動物に関して逐次的に繰り返すことによって、異なる時間及び異なる季節におけるその動物の外見の網羅を可能にする履歴ID情報を生成してよい。
この方法を用いて生成された記録は、複数の動物に関してデータベースに記憶されてよい。一旦データベースに十分なデータ投入がなされると、そのデータベースは次いで検索されてよい。これは、例えば、見失われ又は盗難された動物が回収されたときに、未知の動物に関して、例えば法執行によってなされてよい。
図14は、複数の動物のマーキングの性質を表すマーキングデータを備えたID情報を記憶しているデータベース20に関して実行されるそのような検索方法の例を示しており、ID情報は、上述した方法を用いて予め生成され記憶されている。図14に示す検索方法は、コンピュータ装置1上で実行されてよく、代替的には、別のコンピュータ装置上、例えばデータベース20に関連付けられたサーバ上で実行されてもよい。
ステップD1においては、未知の動物に関するID情報が、上述の方法を用いてその未知の動物の撮像画像に基づいて生成される。ステップD2においては、ステップD1で生成されたID情報をデータベース20に記憶されたID情報と比較して、マッチを検出する。
比較により、可能性のあるマッチのリストが出力されてよく、未知の動物とその所有者の再会が可能になる。
ステップD2における比較は、任意のID情報を用いてよく、種々の比較基準を用いてよい。マッチの近さ、動物の現在の位置と最後の既知の位置との間の距離、動物が失われ旨が報告されているか否か、及び写真がどれくらい古いか等の基準を用いて、複数のマッチを尤度の順にランク付けすることができる。
マッチについては種々の方法で行うことができ、異なるマーキングに関するマーキングデータには異なる重み付けが与えられてよい。額のブレイズ又は脚のストッキング等のより明白なマーキングには、より高い重み付けを与えることができる。1つの画像においては、ある動物にブレイズがあるが、別の画像にはない場合、それらは異なる動物である可能性が高い。
例えば、ある動物の画像に渦巻き(whorl)があるが、別の画像にはない場合、渦巻きは検出するのが難しく、そこにあるにも関らず1つの画像を解析しただけでは単に記録されなかっただけである可能性がある。これに対処するために、マッチングシステムは、画像認識が何かを見逃した場合にこれを手動で追加することができるように、手動で入力されたマーキングを許可してよい。マッチングシステムは、これらを、手動で追加されたものとして、追加した人物の身元と共に標識付けることになる。このシステムは、実際には存在しないが画像処理のアーチファクト(artefacts)であるマーキングの削除を可能にしてもよい。このような場合、情報は実際には削除されることはないが、削除されたものとして、削除した人物の身元と共に標識付けられることになる。システムは、そのような変更を、所有者、獣医、及び法執行機関等の特定のクラスの人々に制限してよい。
あるマーキングが両方の動物に存在する場合、位置及びサイズのマッチが近ければ近いほど、同じ動物である可能性が高くなる。可能であれば、両方の写真のセットに対して同じ画像認識アルゴリズムが用いられるべきである。それらが異なる場合には、記憶された写真についてより新しい画像認識ソフトウェアを実行して再計算することによって、より正確な比較がなされてよい。
より多くのマーキング上でのマッチが多くなるほど、2動物が同じである可能性が高くなる。
比較を高速化するために、高さ、主要色又は品種が明らかに異なる場合、多数の動物が除外されてよい。
近いマッチが見つからない場合、その動物がデータベース内に存在しない可能性がある。また、動物が偽装されてしまっているという手がかりになることもある。実際の動物が利用可能な場合は、これを確認することができる。さもなければ、色等の何らかのマーキングを無視し、渦巻き又は傷跡等の偽装が困難な他のものに集中することによって、マッチを試みることができる。
不正行為に対抗するためには、誰かが誤ってマーキングを手動で追加又は削除してしまうかもしれない場合に、マッチはすべての手動変更を無視することができる。
一部の人々が他の人よりも変更を加える点において信用がある場合、信頼格付けシステムを構築することができる。一定の信頼レベルが加えられた状態で、手動の変更によりマッチを行うことができる。
以上、図1に示すコンピュータ装置1において実行される方法を説明してきたが、一般に、この方法は、任意の方法で取得された画像に適用することができる。同様に、この方法は、画像が伝送されるサーバにおいても同等に実行されてよい。従って、この方法は、画像のオンライン記憶の前又は後に実行されてよい。同等の処理が、画像を撮像したのとは異なるタブレット、ラップトップ又はデスクトップコンピュータ等のコンピュータ装置で生じてよい。処理は、クラウドコンピュータ技術によって0〜100%の任意の量で共有されてよく、その結果、デバイスのパワー及び能力が制限されるほど、より多くのクラウドコンピューティングを使用することができる。

Claims (20)

  1. 動物の画像から動物を識別するID情報を生成する方法であって、
    前記画像を解析して前記動物のマーキングを検出するコンピュータ実装のステップと、
    当該検出されたマーキングの性質を表すマーキングデータを備えるID情報を生成するコンピュータ実装のステップと、を備える方法。
  2. 前記ID情報の言語表現を生成することを更に備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記マーキングデータは前記検出されたマーキングの前記動物上での位置を表す請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記マーキングデータは前記検出されたマーキングのサイズを更に表す請求項3に記載の方法。
  5. 前記マーキングデータは前記検出されたマーキングの形状を表す請求項3又は4に記載の方法。
  6. 前記動物が馬である請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記ID情報は、前記動物の少なくとも1つのサイズ測定値を表すサイズデータを更に備える請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 少なくとも1つの第1のサイズ測定値を示すユーザ入力を受け入れることと、
    前記画像を解析して前記少なくとも1つの第1のサイズ測定値に関連する少なくとも1つの第2のサイズ測定値を導出することと、を更に備え、
    前記サイズデータは、前記少なくとも1つの第1のサイズ測定値及び前記少なくとも1つの第2のサイズ測定値を表す請求項7に記載の方法。
  9. 前記マーキングデータは、前記サイズデータによって表されるサイズ測定値に関連する、前記検出されたマーキングの前記動物上での位置を表す請求項7又は8に記載の方法。
  10. 当該生成されたID情報をデータベースに記憶することを更に備える請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 当該生成されたID情報を、データベースに記憶された複数の動物のマーキングの性質を表すマーキングデータを備えるID情報と比較してマッチを検出することを更に備える請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記画像を解析するステップの前に、
    前記動物の見え方の参照輪郭を提供することと、
    前記画像内で前記動物を前記輪郭と位置合わせすることと、を更に備え、
    前記マーキングデータは、前記検出されたマーキングの前記輪郭に対する位置を表す請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記画像内で前記動物を前記輪郭と位置合わせするステップは、
    前記画像を表示すると共に前記参照輪郭を当該表示された画像上のオーバーレイとして表示するコンピュータ実装のステップと、
    ユーザ入力に基づき前記画像を前記輪郭に対してシフト及び/又はスケーリングするコンピュータ実装のステップと、を備える請求項10に記載の方法。
  14. 前記画像内で前記動物を前記輪郭と位置合わせするステップは、
    前記画像内で前記動物を検出するコンピュータ実装のステップと、
    前記画像を前記輪郭に対してシフト及び/又はスケーリングして当該検出された動物を前記輪郭と位置合わせするコンピュータ実装のステップと、を備える請求項10に記載の方法。
  15. 前記画像を解析して前記動物のマーキングを検出するコンピュータ実装のステップ及び前記ID情報を生成するコンピュータ実装のステップは、撮像デバイスと前記撮像デバイスによって撮像された画像を表示するように構成されるディスプレイとを備える装置において実行され、
    前記動物の見え方の参照輪郭を提供するステップは、前記参照輪郭を前記撮像デバイスによって撮像され表示された画像上のオーバーレイとして表示するコンピュータ実装のステップを備え、
    前記画像内で前記動物を前記輪郭と位置合わせするステップは、ユーザが前記撮像デバイスの視野を変化させることによって実行される請求項10に記載の方法。
  16. 撮像デバイスにおいて前記画像を撮像することを更に備える請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記画像を解析して前記動物のマーキングを検出するコンピュータ実装のステップ及び前記ID情報を生成するコンピュータ実装のステップは、前記撮像デバイスを備える装置において実行される請求項16に記載の方法。
  18. コンピュータ装置によって実行可能なコンピュータプログラムであって、実行に際して、請求項1〜14のいずれかに記載の方法を実行するように構成されるコンピュータプログラム。
  19. 請求項18に記載のコンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 請求項1〜14のいずれかに記載の方法を実行するように構成されるコンピュータ装置。
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