JP2017524454A - 歯科矯正用リガチャー - Google Patents

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Abstract

歯科矯正用アーチワイヤーを歯科矯正用ブラケットに固定するための歯科矯正用リガチャー。歯科矯正用リガチャーは、フラップを形成する弾性バンドから形成される。フラップは、把持部分を形成する。弾性バンドは、把持部が延びる方向に沿った、主寸法を有する、非円形の穴を画定する。本発明は、使用が容易であり、更に耐久性が最大化された、歯科矯正用リガチャーを提示する。

Description

本発明は、歯科矯正用アーチワイヤーを、歯科矯正用ブラケットに固定するための歯科矯正用リガチャー、特に、歯科矯正用リガチャーがピンセットにより把持できるように把持部分を形成するフラップを有する歯科矯正用リガチャーに関する。
歯科矯正用ブラケットは、1つ以上の歯を患者の歯列の初期位置から所望位置まで動かすための歯科矯正治療において一般に使用される。初期位置は、通常、歯科矯正治療の開始における位置、例えば、歯の唇側面が互いに整列していない位置を指し、一方、所望位置では同じ歯の唇側面が概ね整列し得る。例えば、患者の歯を相互に整列させることにより、歯列が審美的に好感度の高い外観になり得る。更に、1つ以上の歯は、歯列内で動かされることにより、不正咬合を補正し得る。歯(1つ又は複数)のそのような移動は、典型的に、1つ以上の歯に装着された1つ以上のブラケットを使用することによって達成することが可能である。
ブラケットは、典型的に、より長い期間にわたって所望位置に向かって力を歯に適用するための弾性歯科矯正用アーチワイヤーに接続されている。多くの場合において、歯科矯正用アーチワイヤーは、ブラケット内に設けられるスロット内に受容される。このようなスロットは典型的には開いた側部を有し、したがって歯科矯正用アーチワイヤーをスロット内に便利に挿入するのを可能にしている。アーチワイヤーをスロット内に固定するために、歯科矯正用リガチャー、例えば弾性ゴムバンドが通常スロットに結び付けられる。ブラケットは多くの場合、スロット開口部の両側でブラケットから突出する、いわゆるタイウィング、又はウィングを有し、弾性バンドはウィングの後ろに掛けられ、張力下でスロットに架かるような方法でウィングの間で伸張され得るようになっている。多くの歯科矯正用リガチャーが、ほぼドーナッツ型の弾性バンドとして設けられるが、異なる形状も提案されている。
例えば、米国特許第5,829,974号は、アーチワイヤーを、伸張性リング部材、及びリング部材に一体的に接続された外側に延びる把持延長部を有する、歯科矯正用ブラケットに固定するための歯科矯正用リガチャーを開示している。リガチャーは、リガチャーの設置を容易にする、挟持又はクランピングツールを使用して、把持延長部において把持することができる。
しばしば、歯科矯正用ブラケットは、様々な患者の臨床状況を伴う使用に対して設計される既成の製品である。更に、1人の特定の患者の個別の臨床状況に適合するように典型的に製造された、カスタマイズされた歯科矯正用ブラケットが存在する。このような患者の個別の歯科矯正用ブラケットは、スロット及びウィングの標準化された構成を欠く場合が多く、このことによりまた、リガチャーの設置が患者個別の、又は更にブラケット個別の処置となる。
既存のリガチャーは一定の利益をもたらすが、患者個別の歯科矯正用ブラケットに対して容易に使用できる歯科矯正用リガチャー、特に比較的耐久性があり、かつ比較的安価な歯科矯正用リガチャーが依然として必要とされている。
本発明は、歯科矯正用アーチワイヤーを歯科矯正用ブラケットに固定するための歯科矯正用リガチャーに関する。このような歯科矯正用ブラケットは特に、患者個別の歯科矯正用ブラケット、より具体的には、患者個別の歯科矯正用リンガルブラケットに関する場合がある。歯科矯正用リガチャーは、弾性バンドの中心軸に沿って延びる、その弾性バンドから形成されている。弾性バンドは、中心軸を備え閉じた経路に沿って周方向に、かつ本質的に平面内に延びる。したがって、中心軸はまた、好ましくは閉じた経路に沿って本質的に平面的に延びる。
弾性バンドは好ましくは、対応する断面により画定される領域の中心をそれぞれ有する、異なる断面で延び、中心軸は、領域の中心を通じて画定されている。
バンドは、平面と本質的に平行な方向に延びるフラップを更に形成している。フラップは、例えば、取り扱いのために歯科矯正用リガチャーを把持するのを可能にする、把持部を形成する。弾性バンドは更に、把持部が延びる方向に沿った主寸法を有する、穴を画定する。したがって中心軸は、非円形に延び、かつ例えば、鍵穴形又は楕円形であってもよい。
本発明は、これが、耐久性の最大化を生じる歯科矯正用リガチャーをもたらすという点において有利である。リガチャーは、弾性バンドの異なる大きさの断面の間の遷移部において破断する傾向があることがわかっている。本発明の歯科矯正用リガチャーにより、バンドが延びる経路に沿った断面のいずれかの変動の程度が最小化され、よって破断の危険性もまた最小化される。更に、本発明は、比較的安全で容易な取り扱いを可能にするリガチャーを提示する。
本発明の歯科矯正用リガチャーは好ましくは、ほぼ平坦な構造を有する。特に、歯科矯正用リガチャーは、平行かつ平面的に延びる2つの相対する外面を有し得る。更に、穴は、平面と垂直な次元に、歯科矯正用リガチャーを通じて延びる貫通孔を形成する。
一実施形態において、歯科矯正用リガチャーは、フラップから、平面とほぼ垂直、又はこれを横断する次元に突出する保持具を有する。これは、歯科矯正用リガチャーはほぼ平坦な全体構造を有するが、保持具が、この平面の平坦な主要外面を超えて突出することを意味する。歯科矯正用リガチャーは好ましくは、フラップの両側それぞれに、互いに離間した一対の保持具を有している。この構成は、保持具の間にピンセットを比較的正確に配置することを可能にし、これは、例えば、患者の口腔内に設置する間の、歯科矯正用リガチャーの確実かつ反復可能な取り扱いを確実にするのに役立つ。更に、保持具は、歯科矯正用リガチャーがピンセットから滑り抜けるのを防ぐ。これは、歯科矯正用リガチャーが、患者の口内でなくなるなんらかの危険性、又は患者が歯科矯正用リガチャーを飲み込むなんらかの危険性を低減するのに役立つ。
一実施形態において、保持具は、バーの形状である。バーの形状は好ましくは、穴の最長寸法をほぼ横断するように延びる。更にバーの形状は好ましくは、フラップが延在する次元をほぼ横断するように延びる。
更なる実施形態において、弾性バンドは、ほぼ均一な断面で周辺部の一区画のみに沿って延び、周辺部の他の区画がフラップを形成する。したがって、歯科矯正用リガチャーは好ましくは、2つの一貫した部分のみによって形成され、第1部分においては弾性バンドが、ほぼ均一な断面で周辺部の一部の区画のみに沿って延び、第2部分はフラップを形成している。少なくとも、平面に沿った次元の(弾性バンドの第1部分の)均一な断面は、同じ次元における穴の大きさに本質的に対応した大きさを有する。更に、少なくとも均一な断面は、ほぼ矩形(好ましくは角が丸い)、又はレーストラック形状に延びている。フラップを形成する第2部分もまた好ましくは、ほぼ矩形の断面で延びている(好ましくは角が丸い)。更に歯科矯正用リガチャーは、ほぼ鍵穴形状、又は楕円形である平面にそった次元の全体的外形を有し得る。平面に沿った次元における穴は、全体的に鍵穴形状又は楕円形である。歯科矯正用リガチャーの全体的な外形は、第1の領域の中心を形成し、穴の形状は、第2の領域の中心を形成する。第1の領域の中心と第2の領域の中心は好ましくは互いにオフセットされている。この構成は、異なる断面を有する弾性バンドの部分の間の、比較的スムーズな遷移をもたらし、これはリガチャーの耐久性を最大化するのに役立つ。
好ましい実施形態において、歯科矯正用リガチャーは、熱可塑性エラストマーで作製されている。より具体的には歯科矯正用リガチャーは、熱可塑性ポリウレタンで作製されてもよい。
更なる態様において、本発明は歯科矯正用リガチャーツリーに関する。歯科矯正用リガチャーツリーは、本発明による複数の歯科矯正用リガチャーが配置されるバーを含む。歯科矯正用リガチャーは好ましくは、フラップがバーから離れる向きに配置される。したがって、例えばユーザーは、歯科矯正用リガチャーを容易に把持することができる。バー及び歯科矯正用リガチャーは好ましくは、同じ材料から単一片としてモノリシックに形成される。好ましくは歯科矯正用リガチャーツリー全体が、1つの材料から射出成形される。更に、歯科矯正用リガチャー及びバーは好ましくは、既定の破断ゾーンを形成する狭窄連結部によって接続されている。狭窄連結部の断面は、少なくとも1つの次元において、同じ次元におけるバーの断面及び歯科矯正用リガチャーの断面よりも小さい。したがって、歯科矯正用リガチャーを、バーから引っ張る際に、狭窄連結部が最も脆弱な領域を形成し、これが結果的に最初に破断するようになっている。複数の歯科矯正用リガチャーは好ましくはバーの両側に、2本の(好ましくは真っ直ぐな)列に沿って配置されている。
一実施形態において、歯科矯正用リガチャーツリーは更に、バーに接続されたフィンガーリングを含む。フィンガーリングは、取り扱いの間に歯科矯正用リガチャーツリーを把持することを可能にし、したがってその使用を容易にする。更に、歯科矯正用リガチャーは、好ましくは色分けされている。色コードは、リガチャーの一定の寸法、及び/又は一定の材料ショア硬度を表し得る。したがって、矯正歯科医などのユーザーは、その色により適切なリガチャーを容易に認識することができる。したがってまた、歯科矯正用リガチャーツリーも、好ましくは色分けされているが、例えば、好ましくは1つの特定の色の1つの材料から作製されている。
更なる態様において、本発明は、本発明による歯科矯正用リガチャーを含む部品のキット、及び好ましくは患者個別のリンガルブラケットのセットに関する。当業者は本発明が、口唇側、又は舌側で使用するための、標準化された患者個別ではないブラケットである、いわゆる既製ブラケットと共に使用できることを理解する。ブラケットそれぞれは好ましくは、ブラケットを患者の歯に取り付けるための歯に面する表面を形成する結合パッドと、結合パッドから、歯に面する表面とは反対方向に突出するブラケット本体とを有する。ブラケット本体はその自由端において、歯科矯正用アーチワイヤーを受容するためのアーチワイヤースロットを形成するのが好ましい。更にブラケット本体は、歯科矯正用リガチャーを取り付けるための、好ましくは少なくとも1つ、好ましくは2つ、3つ、又は4つのタイウィングを有する。タイウィングは好ましくはスロットの両側に配置され、これにより歯科矯正用リガチャーが、スロットに架かり、よってスロット内に歯科矯正用アーチワイヤーを保持するようにウィングの間で伸張し得る。本発明と共に使用され得るブラケットは例えば、欧州特許第1 474 064 B1号に開示されている。
本発明の一実施形態による歯科矯正用リガチャーの上面図である。 本発明の一実施形態による歯科矯正用リガチャーツリーの斜視図である。
図1は、歯科矯正用リガチャー1を示している。歯科矯正用リガチャー1は、歯科矯正用アーチワイヤーを、歯科矯正用ブラケット(図示されない)に固定するようになっている。この実施例において、歯科矯正用リガチャー1は、弛緩している段階(すなわち、歯科矯正用リガチャー1が伸張しておらず、ないしは別の方法で外力により変形していない段階)で例示されている。
歯科矯正用リガチャー1は、非円形の閉じた経路に沿って周方向に延びる、弾力性バンド12により形成されている。換言すると、弾性バンド12は、閉じた非円形リングを形成する。図は、中立軸11による閉じた経路を例示している。本明細書の目的のための中立軸11は、断面の中央領域により画定されており、この断面に沿って弾性バンドが延びている。弾性バンド12は、第1区画13及び第2区画14を有し、第1区画13及び第2区画14は共に、歯科矯正用リガチャー1を形成している。第1区画13は、周方向経路の第1の部分的長さに沿って延びている。この実施例において、第1区画13はほぼ均一な断面で延びている。したがって、患者の口腔内で、歯科矯正用リガチャー1を使用する間に典型的に生じるなんらかの伸張力は、第1区画1内でほぼ均一に分配される。この実施例において、第1区画13の断面は実質的に矩形、特に、角の丸い矩形である。別の実施例において、第1区画の断面は、レーシングトラック形状であり得、これは断面の外形が、同じ長さの2つの平行線によって接続された、同じ直径の2つの離間した鏡像の180°の円弧と対応し得ることを意味している。また更なる実施例において、第1区画の断面は、円形又は楕円形であり得る。
第2区分14内の弾性バンドは、フラップ15を形成している。フラップ15は、第1区画13が延びる平面と本質的に平行に延びている。フラップ15は、把持部分を形成する。したがって、フラップ15はユーザー(例えば、歯科矯正用リガチャー1をブラケットに設置する間の、矯正歯科医)がピンセットを用いてフラップ15で歯科矯正用リガチャー1を把持できるようにする。フラップ15は、フラップ15が延びる次元を横断する次元でフラップ15から突出する、一対の保持具16を有する。保持具16は離間している。保持具16は、ピンセットがその間に配置され、したがって、既定の位置に配置されるのを可能にする。これは、最終的にピンセットがリガチャー1に対して不適切に配置されることにより、歯科矯正用リガチャー1の設置中に、ピンセットがブラケットと干渉するのを防ぐのに役立つ。更にこれは、歯科矯正用リガチャー1の設置中に、フラップ15が裂けるか、又はピンセットから滑り抜けるのを防ぐのに役立つ。保持具16の対は、好ましくはフラップ15の両側に配置されている。
弾性バンド12は更に、非円形の穴17を画定する。弾性バンド12は、穴17が、フラップ15が延びる方向に主寸法を有し、これを横断する寸法においてより小さくなるように延びている。この実施例において、穴17はフラップ15が延びる方向に向かって細長くなっている。したがって、弾性バンド12の第1区画13と第2区画14との間の遷移部における断面の寸法の変化は最小化されている。これは、患者の口腔内に設置されるリガチャーの耐久性を最大化するのに役立つことがわかっている。
図2は、複数の歯科矯正用リガチャー1を有する、歯科矯正用リガチャーツリー100を示している。歯科矯正用リガチャーツリー100はバー101を有し、バー101の両側に歯科矯正用リガチャー1が真っ直ぐな列に配置されている。歯科矯正用リガチャー1は、外側にフラップ15を有するようにして配置されている。したがって、各歯科矯正用リガチャー1は、フラップ15の保持具16の間をユーザーにより容易に把持され得、再位置決め又は再把持することなく使用することができる。歯科矯正用リガチャー1は、既定の破断ゾーンを形成する狭窄連結部102によって、バー101に接続されている。したがって、歯科矯正用リガチャー1は、これをバー101から、狭窄連結部102が破断するまで単純に引っ張ることによって、バーから分離することができるようになっている。歯科矯正用リガチャーツリー100は、フィンガーリング103を更に有する。フィンガーリング103は、例えば、歯科矯正用リガチャーツリー100から歯科矯正用リガチャー1を分離する間の、歯科矯正用リガチャーツリー100の取り扱いを容易にする。
この実施例において、歯科矯正用リガチャーツリー100は、少なくとも、歯科矯正用リガチャー1、バー101、狭窄連結部102、及びフィンガーリング103を含み、モノリシックに形成されている。したがって、歯科矯正用リガチャーツリー100は、1つの弾性材料、この実施例では熱可塑性エラストマー、より具体的には熱可塑性ポリウレタン、及び好ましくはBayer AG,Germanyから入手可能なTexin(登録商標)285により作製されている。Texin(登録商標)285は、およそ85のショアA硬度を有する、芳香族ポリエステルベースの熱可塑性ポリウレタン等級である。

Claims (14)

  1. 歯科矯正用アーチワイヤーを歯科矯正用ブラケットに固定するための歯科矯正用リガチャーであって、前記歯科矯正用リガチャーは、弾性バンドの中心軸に沿って延びる該弾性バンドから形成され、前記弾性バンドは中心軸を備え閉じた経路に沿って周方向に、かつ本質的に平面内に延び、前記バンドは、前記平面と本質的に平行な方向に延びるフラップを更に形成し、前記フラップは把持部分を形成し、前記弾性バンドは、前記平面と垂直な次元に、前記歯科矯正用リガチャーを通じて延びる貫通孔を形成する穴を画定し、前記平面に沿った次元における前記穴は、全体的に鍵穴形又は楕円形であり、前記把持部分が延びる方向に沿った主寸法を有する、歯科矯正用リガチャー。
  2. 前記フラップから、前記平面とほぼ垂直な次元に突出する保持具を有する、請求項1に記載の歯科矯正用リガチャー。
  3. 前記フラップの両側それぞれに、互いに離間した一対の保持具を有している、請求項2に記載の歯科矯正用リガチャー。
  4. 前記保持具は、前記穴の最大寸法をほぼ横断するように延びるバー形状である、請求項2又は3に記載の歯科矯正用リガチャー。
  5. 前記バンドは、ほぼ均一な断面で周辺部の一区画のみに沿って延び、前記周辺部の他の区画が前記フラップを形成する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の歯科矯正用リガチャー。
  6. 少なくとも前記平面に沿った次元の均一な断面は、同じ次元における前記穴の大きさに本質的に対応した大きさを有する、請求項5に記載の歯科矯正用リガチャー。
  7. 少なくとも前記均一な断面が、ほぼ矩形、又はレーストラック形状に延びる、請求項5又は6に記載の歯科矯正用リガチャー。
  8. ほぼ鍵穴形状、又は楕円形である平面に沿った次元の全体的外形を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の歯科矯正用リガチャー。
  9. 前記平面に沿った次元における前記穴は、全体的に鍵穴形又は楕円形であり、前記歯科矯正用リガチャーの前記全体的な外形は、第1の領域の中心を形成し、前記穴の形状は、第2の領域の中心を形成し、前記第1の領域の中心及び前記第2の領域の中心は互いにオフセットされている、請求項7に記載の歯科矯正用リガチャー。
  10. 熱可塑性エラストマーにより作製されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の歯科矯正用リガチャー。
  11. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の複数の歯科矯正用リガチャーが、フラップが外側に向くようにして配置されるバーを含み、前記バー及び前記歯科矯正用リガチャーは、同じ材料から単一片としてモノリシックに形成されており、既定の破断ゾーンを形成する狭窄連結部により接続されている、歯科矯正用リガチャーツリー。
  12. 前記複数の歯科矯正用リガチャーは、前記バーの両側で、2本の列に沿って配置されている、請求項11に記載の歯科矯正用リガチャーツリー。
  13. 前記バーに接続されたフィンガーリングを更に含む、請求項11又は12に記載の歯科矯正用リガチャーツリー。
  14. 請求項11〜13のいずれか一項に記載の歯科矯正用リガチャーツリーと、患者個別のリンガルブラケットのセットとを含む、部品のキット。
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