JP2017524179A - 画面上の適応通知 - Google Patents

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Abstract

様々な実施形態は、コンピューティングデバイスによって受信される様々な通信に関して通知を提供する。通知は、ユーザのコンテキストに基づいて優先順位付けし、加えて、他の恐らくはそれほど重要でない通知よりも視覚的に目立つ場所に重要な通知を提示するように、視覚的に優先順位付けすることができる。さらに、ユーザまたはデバイスのコンテキストに基づいて、通知更新頻度を修正することができる。

Description

[0001] デスクトップコンピューティングデバイスや電話などの多くのコンピューティングデバイスは、コンテンツベースの通知をユーザに提供する。これらの通知は、典型的には、関連付けられた番号を有する場合と有さない場合のあるアイコンの形でもたらされる。たとえば、電子メール通知は、受信された新しい電子メールの数を表す番号を伴う封筒アイコンの形でもたらされ得る。同様に、天候通知は、何らかのタイプの天候ベースアイコン(雲など)の形でもたらされ得る。しかも、こうした通知が提供される粒度により、典型的には、特定の通知および/または通知が関連付けられたアプリケーションにアクセスするために一連の追加のアクションを実行することをユーザに求める。
[0002] より一般的には、これまで、上記および他のような通知に関したユーザの体験は、効率的、合理的、かつ望ましいユーザ体験を提供するまでには達していない。
[0003] 本課題を解決するための手段は、下記の発明を実施するための形態でより詳細に説明される概念を、簡略化された形で選択して紹介するために提供される。本課題を解決するための手段は、請求される課題の主要な特徴または不可欠な特徴を識別することを意図しておらず、請求される課題の範囲を決定する際の助けとして使用されることも意図していない。
[0004] 様々な実施形態は、1つまたは複数の基準に基づいて通信の認識された重要性を示すように視覚的に装飾された様々な通信に関して通知を提供する。加えて、少なくともいくつかの実施形態において、複数の異なるタイプの通知を組み合わせて、受信された異なる通知の数を示すための関連付けられたカウントを伴う単一のアイコンとして提示することができる。さらに他の実施形態は、ユーザが迅速かつ効率的に、特定の通知に関連付けられたアプリケーションに直接ディープリンクできるようにする。
[0005] 他の実施形態は、特定デバイスのユーザを確認すること、および、ユーザに基づいて適宜フィルタ処理された通知を表面化することによって、プライバシーの問題に対処することができる。このようにして、現在のデバイスユーザに基づき、通知を介して様々な異なるレベルの個人情報を提示することができる。
[0006] 他の実施形態において、通知は、ユーザのコンテキストに基づいて優先順位付けし、加えて、他の恐らくはそれほど重要でない通知よりも視覚的に目立つ場所に重要な通知を提示するように、視覚的に優先順位付けすることができる。さらに、ユーザまたはデバイスのコンテキストに基づいて、通知更新頻度を修正することができる。
[0007] 添付の図面を参照しながら詳細な説明を行う。図面において、参照番号の左端の数字は、参照番号が最初に出現した図面を識別する。説明および図面において異なる事例で同じ参照番号を使用することで、同様または同一のアイテムを示すことができる。
[0008]1つまたは複数の実施形態に従った、例示の動作環境を示す図である。 [0009]1つまたは複数の実施形態に従った、例示のコンピューティングデバイスを示す図である。 [0010]1つまたは複数の実施形態に従った、例示のコンピューティングデバイスを示す図である。 [0011]1つまたは複数の実施形態に従った、方法におけるステップを記述するフロー図である。 [0012]1つまたは複数の実施形態に従った、方法におけるステップを記述するフロー図である。 [0013]1つまたは複数の実施形態に従った、例示のコンピューティングデバイスを示す図である。 [0014]1つまたは複数の実施形態に従った、例示のコンピューティングデバイスを示す図である。 [0015]1つまたは複数の実施形態に従った、例示のコンピューティングデバイスを示す図である。 [0016]1つまたは複数の実施形態に従った、例示のコンピューティングデバイスを示す図である。 [0017]1つまたは複数の実施形態に従った、例示のコンピューティングデバイスを示す図である。 [0018]1つまたは複数の実施形態に従った、方法におけるステップを記述するフロー図である。 [0019]1つまたは複数の実施形態に従った、例示のコンピューティングデバイスを示す図である。 [0020]1つまたは複数の実施形態に従った、例示のコンピューティングデバイスを示す図である。 [0021]1つまたは複数の実施形態に従った、方法におけるステップを記述するフロー図である。 [0022]1つまたは複数の実施形態に従った、例示のコンピューティングデバイスを示す図である。 [0023]1つまたは複数の実施形態に従った、方法におけるステップを記述するフロー図である。 [0024]本明細書で説明する様々な実施形態を実装するために利用可能な、例示のコンピューティングデバイスを示す図である。
[0025] 様々な実施形態は、1つまたは複数の基準に基づいて通信の認識された重要性を示すように視覚的に装飾された様々な通信に関して通知を提供する。通信は、典型的には、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォンなどのコンピューティングデバイス上に常駐する、アプリケーションによって受信される。任意の好適なタイプの通信を、本書で説明する通知の対象とすることができる。通信は、限定ではなく例として、電話呼、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)呼、テキストメッセージ、電子メールメッセージ、ソーシャルネットワークアプリケーションに関連付けられた通信、天候アプリケーションに関連付けられた通信、あるいは、典型的にはコンピューティングデバイスまたはコンピューティングデバイス上に常駐するアプリケーションによって受信される任意の他のタイプの通信を含むことができる。
[0026] 加えて、少なくともいくつかの実施形態において、複数の異なるタイプの通知を組み合わせて、受信された異なる通知の数を示すための関連付けられたカウントを伴う単一のアイコンとして提示することができる。たとえば、電話呼およびVoIP呼に関連付けられた通知を組み合わせて、単一アイコンに関連して提示することができる。さらに他の実施形態は、ユーザが迅速かつ効率的に、特定の通知に関連付けられたアプリケーションに直接ディープリンクできるようにする。ディープリンクは、限定ではなく例として、タッチジェスチャ、ナチュラルユーザインターフェース(NUI)ジェスチャ、入力デバイス選択などを介するなど、任意の好適な様式で達成可能である。
[0027] 他の実施形態は、特定デバイスのユーザを確認すること、および、ユーザに基づいて適宜フィルタ処理された通知を表面化することによって、プライバシーの問題に対処することができる。このようにして、現在のデバイスユーザに基づき、通知を介して様々な異なるレベルの個人情報を提示することができる。
[0028] 他の実施形態において、通知は、ユーザのコンテキストに基づいて優先順位付けし、加えて、重要な通知を他の恐らくはそれほど重要でない通知よりも視覚的に目立つ場所に提示するように、視覚的に優先順位付けすることができる。さらに、ユーザまたはデバイスのコンテキストに基づいて、通知更新頻度を修正することができる。
[0029] 以下の考察において、本明細書で説明する技法を採用するように動作可能な例示の環境が最初に説明される。この技法は、例示の環境ならびに他の環境でも採用可能である。
[0030] 例示的環境
図1は、本明細書で説明する技法を採用するように動作可能な例示の実装における例示の環境100を示す。例示された環境100は、コンピューティングデバイス102、1つまたは複数のサーバ104、ならびに、コンピューティングデバイス102およびサーバ104が通信する際に介することが可能なネットワーク106(「クラウド」と例示される)を含む。
[0031] 例示および説明される例において、コンピューティングデバイス102は、他のコンポーネントのうち、1つまたは複数のプロセッサ108、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体110、ならびに、コンピューティングデバイス102によって受信される様々な通信について生成される通信に関して上記および下記のように動作する通知モジュール112を含む。加えて、コンピューティングデバイス102は、通信を受信することが可能な1つまたは複数のアプリケーションを含み、その例が上記および下記で提供される。本例において、3つの異なる通知が、114、116、および118にそれぞれ示されている。
[0032] 通知114は、コンピューティングデバイスによって受信される呼に関連付けられる。この例において、通知114は、電話の形のアイコンおよびいわゆる「カウント」を含む。カウントは、2つの呼が受信されたことを示すために「2」まで処理されている。
[0033] 通知116は、コンピューティングデバイスによって受信されるメッセージに関連付けられる。この例において、通知116はメッセージの形のアイコンおよびカウントを含む。カウントは、1通のメッセージが受信されたことを示すために「1」まで処理されている。
[0034] 通知118は、天候アプリケーションからの通信に関連付けられる。この例において、通知118は所により晴れの雲の形のアイコンおよび温度の測定値を含む。通知は必ずしもカウントを有さなくてもよいことが認識および理解されよう。むしろ通知は、カウントなしにアイコンのみを含むことができる。
[0035] 実際には、「コンピューティングデバイス」は任意の好適なタイプのコンピューティングデバイスを構成することができる。たとえばコンピューティングデバイス102は、従来のコンピュータ(たとえばデスクトップ型パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータなど)、移動局、エンターテインメント機器、テレビジョンに通信可能に結合されたセットトップボックス、ワイヤレスフォン、ネットブック、ゲームコンソール、ハンドヘルドデバイス、およびその他として構成可能である。したがって、コンピューティングデバイス102の範囲は、十分なメモリおよびプロセッサリソースを備えるフルリソースデバイス(たとえばパーソナルコンピュータ、ゲームコンソール)から、制限されたメモリおよび/または処理リソースを備える低リソースデバイス(たとえば、従来型セットトップボックス、ハンドヘルドゲームコンソール)まで及ぶものとすることができる。
[0036] サーバ104は、ウェブサービス122用のプラットフォーム120を含むものとして例示されている。ウェブサービス122は、任意の好適なタイプのウェブサービスを含むことができる。サーバ104およびそれらの関連付けられたウェブサービス122は、ネットワーク106を用いてコンピューティングデバイス102に提供される通信を生成することができる。通信が受信された場合、通信は、コンピューティングデバイス102および/またはコンピューティングデバイス上で実行している関連付けられたアプリケーションによって処理され、通知モジュール112は、上記および下記で説明するように通知を提供する。
[0037] プラットフォーム120は、ハードウェア(たとえばサーバ)と、クラウドのソフトウェアリソースとの基礎となる機能を抽出するため、「クラウドオペレーティングシステム」として動作可能である。たとえばプラットフォーム120は、様々なコンピューティングデバイス間での通信を実行可能にするためのリソースを抽出することができる。プラットフォーム120は、プラットフォーム120を介して実装されるウェブサービス122について見られる要求に対して対応するスケールレベルを提供するために、リソースのスケーリングを抽出する働きをすることもできる。サーバファームにおけるサーバの負荷分散、悪意ある相手(たとえば、スパム、ウィルス、および他のマルウェア)からの防護などの、様々な他の例も企図される。
[0038] したがって、クラウドは、インターネットまたは他のネットワークを介してコンピューティングデバイスが利用できるソフトウェアおよびハードウェアリソースに関連する、ストラテジの一部として含まれる。
[0039] 一般に、本明細書で説明する機能のいずれも、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア(たとえば固定論理回路)、手動処理、またはこれらの実装の組み合わせを使用して、実装可能である。本明細書で使用される「モジュール」、「機能」、および「論理」という用語は、一般に、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの組み合わせを表す。ソフトウェア実装の場合、モジュール、機能、または論理は、プロセッサ(たとえばCPU)上で、またはプロセッサによって実行される時に、指定されたタスクを実行するプログラムコードを表す。プログラムコードは、1つまたは複数のコンピュータ可読メモリデバイスに記憶することができる。
[0040] たとえば、コンピューティングデバイスは、ハードウェアまたはコンピューティングデバイスの仮想機械に動作を実行させるエンティティ(たとえばソフトウェア)、たとえばプロセッサ、機能ブロックなどを含むこともできる。たとえばコンピューティングデバイスは、コンピューティングデバイス、ならびにより具体的にはコンピューティングデバイスのオペレーティングシステムおよび関連付けられたハードウェアに、動作を実行させる、命令を維持するように構成可能な、コンピュータ可読媒体を含むことができる。したがって命令は、動作を実行するようにオペレーティングシステムおよび関連付けられたハードウェアを構成するために機能し、このように、結果として機能を実行するようにオペレーティングシステムおよび関連付けられたハードウェアを変換することになる。命令は、コンピュータ可読媒体によって、様々な異なる構成を介してコンピューティングデバイスに提供することができる。
[0041] コンピュータ可読媒体のこうした構成の1つが信号担持媒体であり、ネットワークを介するなどして、命令を(たとえば、搬送波として)コンピューティングデバイスに伝送するように構成される。コンピュータ可読媒体は、信号担持媒体ではなく、コンピュータ可読記憶媒体としても構成可能である。コンピュータ可読記憶媒体の例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、光ディスク、フラッシュメモリ、ハードディスクメモリ、ならびに、磁気、光、および他の技法を使用して命令および他のデータを記憶することが可能な他のメモリデバイスを含む。
[0042] 以下の考察において、「リッチ通知」と題するセクションは、1つまたは複数の実施形態に従い、提供可能な様々なタイプの通知を説明する。これに続く「異なるタイプの通知の組み合わせ」と題するセクションは、1つまたは複数の実施形態に従い、異なるタイプの通知をどのようにして単一アイコンに組み合わせることができるかを説明する。次に、「通知からアプリケーションへのディープリンク」と題するセクションは、1つまたは複数の実施形態に従い、ユーザがどのようにして通知から関連付けられたアプリケーションへ直接ディープリンクすることができるかを説明する。これに続く「異なるレベルの個人情報の表面化」と題するセクションは、1つまたは複数の実施形態に従い、コンピューティングデバイスのコンテキストに応じて、異なるレベルの個人情報をどのようにしてコンピューティングデバイス上で表面化することができるかを説明する。次に、「コンテキストに基づく通知の優先順位付け」と題するセクションは、1つまたは複数の実施形態に従い、コンテキストに基づいて通知をどのようにして優先順位付けすることができるかを説明する。最後に、「例示的デバイス」と題するセクションは、1つまたは複数の実施形態を実施するために利用可能な例示的デバイスの態様を説明する。
[0043] 例示的動作環境について考察してきたが、次に、リッチ通知の概念について考察する。以下の考察では、別々の見出しの下で様々な実施形態について説明する。その独自の見出しの下で説明される各実施形態は、それらの関連付けられた見出しの下で説明される他の実施形態に関連して使用可能であることが認識および理解されよう。したがって、たとえば「リッチ通知」の見出しの下で説明される実施形態は、「異なるタイプの通知の組み合わせ」の見出しの下で説明される実施形態に関連して使用することができる、という具合である。
[0044] リッチ通知
前述のように、様々な実施形態は、1つまたは複数の基準に基づいて通信の認識された重要性を示すように視覚的に装飾された、様々な通信に関する通知を提供する。通信は、典型的には、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォンなどのコンピューティングデバイス上に常駐する、アプリケーションによって受信される。任意の好適なタイプの通信を、本書で説明するような通知の対象とすることができる。通信は、限定ではなく例として、電話呼、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)呼、テキストメッセージ、電子メールメッセージ、ソーシャルネットワークアプリケーションに関連付けられた通信、天候アプリケーションに関連付けられた通信、あるいは、典型的にはコンピューティングデバイスまたはコンピューティングデバイス上に常駐するアプリケーションによって受信される任意の他のタイプの通信を含むことができる。
[0045] 例として、1つまたは複数の実施形態に従ったコンピューティングデバイス102を示す図2を考察する。この例において、コンピューティングデバイスは、コンピューティングデバイスのディスプレイデバイス上に画面200を表示する。画面200は、限定ではなく例として、デバイス上で実行するアプリケーションに関連付けられ、それによって表示される画面、デバイスのオペレーティングシステムに関連付けられた画面などの、任意の好適な画面とすることができる。本書全体を通じて使用される例では、いわゆる「ロック画面」の形の画面が使用される。ロック画面は、典型的にはデバイスのオペレーティングシステムによって使用されるユーザインターフェースである。ロック画面は、アクセスを受けるために、限定ではなく例として、パスワードを入力すること、あるボタンの組み合わせを使用すること、またはデバイスのタッチスクリーンを使用してあるジェスチャを実行することなど、特定のアクションをユーザに実行させることによって、デバイスへの即時アクセスを規制する。
[0046] しかしながら、請求される課題の趣旨および範囲を逸脱することなく、他のタイプの画面が利用可能であることが認識および理解されよう。
[0047] 従来、通知(「バッジ」とも呼ばれる)は、ユーザのロック画面上で、ユーザが興味を持つ可能性のある情報の一瞥できる概要をユーザに与えてきた。通知は、通知に関連付けられたカウントを含み、情報をユーザに伝達する妥当なジョブを行ってきたが、より重要な通知と他の通知とを区別する機能を提供することはこれまで達成できていない。これは、すべての通知が同じように、すなわちアイコンおよびカウントを用いて処理される傾向にあるためである。さらに、ユーザがより重要な通知に関連付けられた通信を識別できるようにするためには、ユーザはまず、どの通知がより重要であるかを確認しなければならない。このため、ユーザは特にデバイスのロック画面から、画面のロックを解除し、スタートメニューに進み、通知に関連付けられた特定のアプリケーションを見つけ、通知に基づいて行動するためにアプリケーションにアクセスしなければならない。これは経時的に、通信が受信されたアプリケーションに単にアクセスするために複数のアクションを行うことをユーザに強制する、望ましくない影響を与える可能性がある。
[0048] 次に、コンピューティングデバイス102およびその関連付けられた通知214、216、および218を考察する。特に通知216が、通信の認識された重要性を示すように視覚的に装飾されていることに留意されたい。すなわち、受信したメッセージに関連付けられた通知は、カウントと共に「Max」という名前を示すように視覚的に装飾されている。具体的には、様々な基準を利用して通信の認識された重要性を確認することができる。こうした基準は、限定ではなく例として、(具体的にユーザによって識別されること、ユーザの連絡先リストに記載されていること、などによって)ユーザにとって重要であると識別された人々、頻繁な通信相手である人々、最近の通信相手である人々などを含むことができる。
[0049] 例示および説明される例において、通知は、任意の好適な方法で視覚的に装飾することができる。たとえば、少なくともいくつかの実施形態において、通知は、通知に関連付けられた名前を示すために展開することなどによって、一時的に視覚的に装飾することができる。ある期間の後、たとえば数秒後、通知は折り畳むことができる。その代わりにまたは追加として、複数の通信が重要であると認識されたとき、通知は各装飾、たとえばそれぞれの名前を繰り返すように視覚的に装飾できるため、結果としてユーザは、重要であると認識された複数の異なる通信を識別することができる。
[0050] 通知は、他の方法で視覚的に装飾することもできる。例として、図2と比較および対照して図3を考察する。特に、図2では所により晴れアイコンの通知218が、図3では雷雨通知を示すように修正されていることに留意されたい。この特定の例において、コンピューティングデバイスの天候アプリケーションは、天候の変化に関連付けられた通信を受信し、それに応じて通知を修正した。
[0051] 図4は、1つまたは複数の実施形態に従った、方法におけるステップを記述するフロー図である。方法は、任意の好適なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせに関連して実行可能である。少なくともいくつかの実施形態において、これから説明する方法の態様は、図1に関連して説明したような、好適に構成された通知モジュールによって実行可能である。通知モジュールは、アプリケーションの一部および/またはコンピューティングデバイスのオペレーティングシステムの一部を備えることができる。
[0052] ステップ400は、コンピューティングデバイス上に画面を表示する。任意の好適なタイプの画面が表示可能である。少なくともいくつかの実施形態において、表示される画面はロック画面を含む。少なくともいくつかの他の実施形態において、表示される画面はロック画面以外の画面を含む。ステップ402は、画面上に1つまたは複数の通知を表示する。通知の例は、上記に示されている。ステップ404は、コンピューティングデバイス上で実行するアプリケーションに関連付けられた通信を受信する。任意の好適なタイプの通信が受信可能であり、その例は上記に示されている。
[0053] ステップ406は、通信の認識された重要性を確認するために基準を適用する。任意の好適なタイプの基準が利用可能であり、その例は上記に示されている。具体的には、基準は、ユーザ定義基準(特定のユーザにとって重要な個人を識別することなど)、およびユーザ定義基準以外の基準を含むことができる。こうした他の基準は、限定ではなく例として、電子メールログ、ネットワークログ、電話呼およびテキストログ、通信履歴などの、通信ログの分析から収集された基準を含むことができる。ステップ408は、重要であると認識された通信に関する通知を視覚的に装飾する。任意の好適なタイプの視覚的装飾を採用することができる。たとえば視覚的装飾は、通信の送信元の人物の名前を通知にポピュレートすることを含むことができる。他の視覚的装飾は、通知に関連付けられたアイコンを修正することを含むことができる。
[0054] リッチ通知の概念について考察してきたが、次に、1つまたは複数の実施形態に従い、異なるタイプの通知をどのようにして組み合わせることができるかを考察する。
[0055] 異なるタイプの通知の組み合わせ
加えて、少なくともいくつかの実施形態において、複数の異なるタイプの通知を組み合わせて、受信された異なる通知の数を示すための関連付けられたカウントを伴う単一のアイコンとして提示することができる。典型的には、従来、通知は単一のタイプの通信に関連付けられていた。たとえば、電話呼は1つのタイプの通知を有し、VoIP呼は別のタイプの通知を有することができる。場合によっては、ユーザは、電話呼であるかVoIP呼であるかに関わらず、「呼」に関連付けられた通知を受信することにのみ関心がある可能性がある。これらおよび他の場合において、異なるタイプの通知を組み合わせて、単一アイコンに関連して提示することができる。したがって、たとえば電話呼およびVoIP呼に関連付けられた通知を組み合わせて、単一のアイコンに関連して提示することができる。
[0056] 少なくともいくつかの実施形態において、単一アイコンは、2つまたはそれ以上の異なるタイプの通知に関連付けられたカウントを有することができる。したがって、たとえば2つの電話呼が受信され、1つのVoIP呼が受信された場合、アイコンに隣接して示される合計カウントは「3」となる。その代わりにまたは追加として、複数の異なるアイコンを画面上の同じ「スロット」または場所で使用することができる。各アイコンを異なる通知に関連付け、通知を伝達するために異なる時点で異なるアイコンを表示するように、視覚的に繰り返すことができる。したがって、たとえば2つの電話呼が受信され、1つのVoIP呼が受信された場合、電話呼アイコンは「2」のカウントと共にスロット内に表示することができる。ある期間の後、電話呼アイコンは、「1」のカウントと共にスロット内でVoIPアイコンに置き換えることができる。
[0057] 前述の手法は、デュアルSIMデバイスに関連して特に有用である。デュアルSIMデバイスとは、通信のための2つのSIMカード、したがって2つの番号を有することができる。したがって各番号を、音声呼ならびにテキストメッセージングに使用することができる。デュアルSIMデバイスは合計で、2セットのテキストメッセージおよび2セットの電話呼を受信することができる。前述の原理によれば、単一のスロットを利用して、両方の番号に対する通知を提供することができる。少なくともいくつかの実施形態において、テキストメッセージと電話呼の両方をカバーするために、単一の通知を両方の番号に対して使用することができる。その代わりにまたは追加として、前述と同様の様式で単一のスロット内で異なる通知を繰り返して、テキストメッセージおよび電話呼を識別することができる。
[0058] 少なくともいくつかの実施形態において、ユーザは、異なる通知タイプに関連付けられたグループ分けを定義することができる。すなわち、一部のユーザは論理的に異なるアプリケーションをまとめて関連付けることができる。たとえばユーザは、テキストメッセージおよび電子メールメッセージを単に異なるタイプの通信と考える場合がある。したがってユーザは、通知を受信する目的で、テキストメッセージおよび電子メールメッセージをまとめてグループ分けするように決定することができる。このようにして、単一のスロットを利用して、テキストメッセージおよび電子メールメッセージの両方について通知を提供することができる。これらの通知は、受信されたメッセージについて視覚的装飾を提供するために、前述のように繰り返すことができる。その代わりにまたは追加として、グループ分けは、いくつかの特定の様式で自動的に定義することができる。したがって、たとえば、デバイスの製造業者は、単一のスロット内に通知を生成する目的で、ソーシャルネットワーク通信と電子メール通信とをまとめてグループ分けするように選択することができる。
[0059] 図5は、1つまたは複数の実施形態に従った、方法におけるステップを記述するフロー図である。方法は、任意の好適なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせに関連して実行可能である。少なくともいくつかの実施形態において、これから説明する方法の態様は、図1に関連して説明したような、好適に構成された通知モジュールによって実行可能である。通知モジュールは、アプリケーションの一部および/またはコンピューティングデバイスのオペレーティングシステムの一部を備えることができる。
ステップ500は、コンピューティングデバイス上に画面を表示する。任意の好適なタイプの画面が表示可能である。少なくともいくつかの実施形態において、表示される画面はロック画面を含む。少なくともいくつかの他の実施形態において、表示される画面はロック画面以外の画面を含む。ステップ502は、複数の異なるタイプの通信に単一のスロットを割り振る。異なるタイプの通信の例は上記に示されている。ステップ504は、画面上に1つまたは複数の通知を表示する。通知の例は、上記に示されている。ステップ506は、コンピューティングデバイス上で実行するアプリケーションに関連付けられた通信を受信する。任意の好適なタイプの通信が受信可能であり、その例は上記に示されている。
[0060] ステップ508は、単一スロット内に受信した通信に関連付けられた通知を表示する。これがどのように実行できるかの例は、上記に示されている。ステップ510は、異なるタイプの通信を受信する。ステップ512は、単一スロット内に異なるタイプの通信に関連付けられた通知を表示する。このステップは任意の好適な様式で実行可能である。たとえば一部の場合では、コンピューティングデバイスは、各タイプの通信に関連付けられた異なる通知を繰り返すために、ステップ508と512とを交互に行うことができる。このようにして、異なるタイプの通信に関連付けられた通知を伝達するために単一スロットを使用することにより、画面のスペースが節約される。
[0061] 異なるタイプの通知を組み合わせることの概念について考察してきたが、次に、通知からアプリケーションへのディープリンクの態様を考察する。
[0062] 通知からアプリケーションへのディープリンク
前述のように、いくつかの実施形態は、ユーザが迅速かつ効率的に、特定の通知に関連付けられたアプリケーションに直接ディープリンクできるようにする。ディープリンクは、限定ではなく例として、タッチジェスチャ、ナチュラルユーザインターフェース(NUI)ジェスチャ、入力デバイス選択などの、任意の好適な様式で達成可能である。
[0063] したがって、以下で説明するようなディープリンクは、通知の受信に応答して、ユーザが画面のロックを解除し、スタート画面に進み、通知に関連付けられた特定のアプリケーションを見つけ、通知に基づいて行動するためにアプリケーションにアクセスしなければならない状況を、軽減することができる。したがって、ユーザ体験はより迅速かつ効率的になる。
[0064] 例として、コンピューティングデバイス102と、3つの関連付けられた通知614、616、および618とを示す、図6を考察する。特に通知614は、黒い丸印で示されるように、ユーザによってタッチ選択されていることに留意されたい。この特定の例において、ユーザは、上方へのタッチスライドジェスチャを介して、受信された通信のインジケーションを表出させることができる。これは、1通は「自宅」から、もう1通は「父」からの2通の不在着信呼を示す、右端のコンピューティングデバイスに例示されている。このようにしてユーザは、通知に関して受信された単一のジェスチャを介して、通知に関連付けられたアプリケーションにディープリンクすることができる。これにより、自分の画面のロックを解除し、単にアプリケーションにアクセスして通知のコンテキストを確認するためにいくつかの他のアクションを実行しなければならないという、ユーザの負担が軽減される。
[0065] 別の例として、コンピューティングデバイス102および通知718を示す図7を考察する。ここでユーザは通知718をタッチ選択しており、最近受信した電子メールメッセージのうちのいくつかを表出させるために、単一の上方へのタッチスライドジェスチャを介して、電子メールアプリケーションにディープリンクしている。
[0066] 任意の好適な技法を利用して、通知から関連付けられたアプリケーションにディープリンクすることができる。ほんの一例として、以下のように考察する。少なくともいくつかの実施形態において、各通知は、メタデータ、または通知に関連付けられたアプリケーションを示すURIなどの何らかの他の情報を含むことができる。この情報は、アプリケーションの場所ならびにアプリケーションにアクセスできるようにする情報を含むことができる。ユーザが特定の通知をタッチ選択し、上方へのタッチスライドジェスチャなどのアクセスジェスチャを実行すると、通知モジュールはメタデータまたはURIを利用して、現在実行しているアプリケーションを即時に起動させるかまたはアクセスすることができる。
[0067] 次に、前述のように、単一スロットが複数の異なる通知に関連付けられている場合を考察する。通知が視覚的に繰り返されるため、特定の通知が目に入った時にユーザがこれをタッチ選択すると、コンピューティングデバイスは関連付けられたアプリケーションにディープリンクし、図6および図7で説明および表示されるようなコンテンツを提示することができる。同様に、単一スロット内に常駐する他の通知が目に入った時に、タッチ選択およびアクセスジェスチャを実行すると、関連付けられたアプリケーションにディープリンクされる。
[0068] 他の技法および手法を利用して、ディープリンクのためのインタラクティブ通知を促進することができる。例として、画面上部にいくつかの異なる通知を伴うコンピューティングデバイス102を示す図8を考察する。この例において、通知が常駐する領域をタッチ選択すること、および下方矢印で示されるようにアクセスジェスチャを実行することによって、通知に関連付けられた情報を表出させることができる。したがって、たとえば通知は、1通のテキストメッセージが受信され、2通の電子メールメッセージが受信され、1通のソーシャルネットワーキングメッセージが受信されたことを示すことに留意されたい。通知が常駐している領域をタッチ選択すること、およびアクセスジェスチャを実行することによって、ユーザは右端の例示に示されるように、受信されたメッセージの各々に関連付けられた情報を表出させることができる。
[0069] 図9および図10は、通知に関連付けられたコンテンツにディープリンクされたプレビューを提供するインタラクティブ通知を促進する、追加の実施形態を示す。たとえば図9において、ユーザは「6:15」の時刻にタッチ選択している。これを実行することによって、通知は位置変更され、プレビュー項目を提供するために1つずつ展開される。したがってこの特定の例において、プレビュー項目は、「Henry Sadler」からの1通のテキストメッセージ、「Grace Sadler」および「Max Sadler」からの2通の電子メールメッセージ、ならびに「Sammy Sadler」からの1通のソーシャルネットワーキングメッセージを含む。
[0070] 次に図10へと続き、特定のプレビュー項目をタッチ選択することで、この例では画面上部の1000で表示されている項目へのよりディープなプレビュー、すなわち「本物のソーセージ入りの犬のおやつを買ってきてください」を生じさせることができる。
[0071] 図11は、1つまたは複数の実施形態に従った、方法におけるステップを記述するフロー図である。方法は、任意の好適なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせに関連して実行可能である。少なくともいくつかの実施形態において、これから説明する方法の態様は、図1に関連して説明したような、好適に構成された通知モジュールによって実行可能である。通知モジュールは、アプリケーションの一部および/またはコンピューティングデバイスのオペレーティングシステムの一部を備えることができる。
[0072] ステップ1100は、コンピューティングデバイス上に画面を表示する。任意の好適な画面が表示可能であり、その例は上記に示されている。ステップ1102は、画面上に1つまたは複数の通知を表示する。これがどのように実行できるかの例は上記に示されている。ステップ1104は、通知のうちの1つまたは複数に関するアクセスジェスチャを受信する。このステップは、任意の好適な様式で実行可能である。たとえば、通知のうちの1つのみに関するアクセスジェスチャを受信することができる。その代わりにまたは追加として、複数の通知に関するアクセスジェスチャを受信することができる。アクセスジェスチャの受信に応答して、ステップ1106は、1つまたは複数のそれぞれのアプリケーションにディープリンクする。これがどのように実行できるかの例は上記に示されている。ステップ1108は、ディープリンクされたアプリケーションに関連付けられたコンテンツを表示する。このステップは、任意の好適な様式で実行可能である。たとえば少なくともいくつかの実施形態において、および特に単一の通知に関するアクセスジェスチャが受信される実施形態において、表出されるコンテンツは特定の通知のアプリケーションに関連付けられたコンテンツとすることができる。その代わりにまたは追加として、複数の通知に関するアクセスジェスチャが受信される実施形態において、コンテンツは各通知のアプリケーションに関連付けられたコンテンツを含むことができる。これがどのように実行できるかの例は、図8、図9、および図10で表示および説明される。こうしたコンテンツは、図9および図10に関連して表示および説明されるような、次第にディープになるプレビューを含むことができる。
[0073] それぞれのアプリケーションへのディープリンクの概念について考察してきたが、次に、1つまたは複数の実施形態に従った、異なるレベルの個人情報の表面化を考察する。
[0074] 異なるレベルの個人情報の表面化
前述のように、他の実施形態は、特定のデバイスのユーザを確認すること、および、ユーザに基づいて適宜フィルタ処理された通知を表面化することによって、プライバシーの問題に対処することができる。このようにして、現在のデバイスユーザに基づき、通知を介して様々な異なるレベルの個人情報を提示することができる。これから説明する実施形態は、ロック画面との関連において説明される。しかしながら、前述のように、本明細書で説明する実施形態は、ロック画面以外の画面に関連して使用することができる。
[0075] ロック画面に関連して通知が提供される実施形態において、ロック画面は、典型的には、ユーザが自分のコンピューティングデバイス上で見る最初の画面である。したがってロック画面は、ユーザのデバイスおよび情報へのゲートウェイとして働く。ロック画面には容易にアクセスできるため、ユーザは一日中頻繁にアクセスする傾向がある。加えて、ロック画面は通常見られる最初の画面であり、容易にアクセスできるため、多くのユーザは、自分が一瞥しただけで利用できるようにしたい情報を有するように、ロック画面をパーソナライズすることができる。しかしながらこのためにユーザは、何らかのレベルの個人情報が、デバイスのロックを解除せずに誰にでも見られるようであってはならないという心配を抱いている場合がある。すなわち個人情報は、デバイスの許可されたユーザ以外が、ロック画面上で見られるものであってはならない。したがってパーソナライズされた通知は、多くのユーザに心配なものであり得る。
[0076] たとえば、配偶者や恋人から受信した、家族の問題やデリケートな何かに関するメッセージについて考えてみる。許可されたユーザ以外の誰かがコンピューティングデバイスを持っている場合、これらのメッセージに関して着信する通知は、許可されたユーザ以外の誰かにはっきりと見えてしまう可能性がある。
[0077] 1つまたは複数の実施形態によれば、コンピューティングデバイスは、デバイスの現在のユーザに関連付けられたトリガを検出するように構成される。特定のトリガに基づき、コンピューティングデバイスは、許可されたユーザの個人情報を保護するための処置を取る場合または取らない場合がある。任意の好適なタイプのトリガが利用可能である。
[0078] たとえば、実際にデバイスを手に持っている人物に関連付けられたトリガを利用することができる。一部の場合では、デバイスに関するグリッププロファイルを認識するための容量センサなどのセンサを採用する、グリップ検出技法を利用することができる。具体的に言えば、多くの場合において、許可されたユーザは自分がデバイスを使用しているとき、同じようにデバイスを手に持つことになる。これによってデバイスに、許可されたユーザに関連付けられたグリッププロファイルを作らせることができる。その後、デバイスはこのグリッププロファイルを使用して、許可されたユーザ以外の誰かがデバイスを手に持っている可能性が高い場合に、これを識別することができる。他のトリガは、指紋スキャンなどの他のバイオメトリックプロファイルの使用を含むことができる。
[0079] 加えて、トリガは、現在のユーザである旨を示唆するように、デバイスの近くにいる人物に関連付けることができる。たとえば多くのコンピューティングデバイスは、前向きカメラを有する。前向きカメラは現在のユーザの写真を撮り込み、これを許可されたユーザのピクチャプロファイルと比較することができる。さらに瞳認証を利用して、特定のデバイスの現在のユーザを確認することもできる。
[0080] さらに、他の手法を利用して、コンピューティングデバイスの現在のユーザを確認することができる。たとえばトリガは、コンピューティングデバイスが他のコンピューティングデバイスと対話する際の方法に関連付けることができる。たとえばユーザのコンピューティングデバイスは、前述のように、電話の形で常駐可能である。ユーザは、スマートウォッチなどの別のタイプのコンピューティングデバイスを有することもできる。ユーザのコンピューティングデバイスおよびスマートウォッチは、限定ではなく例として、Bluetooth(登録商標)技術などの任意の好適な技術を用いて互いに通信することができる。コンピューティングデバイスは、近接分析を介して、現在のユーザが許可されたユーザであることを暗示するように、スマートウォッチが非常に近接している場合に伝えることができる。スマートウォッチがコンピューティングデバイスからしきい値距離離れている旨を近接分析が示す場合、デバイスは、現在のユーザが許可されたユーザでない旨を暗示することができる。
[0081] さらに他の技法を利用して、コンピューティングデバイスの現在のユーザが許可されたユーザであるかどうかを確認することができる。たとえばトリガを、許可されたユーザがコンピューティングデバイスの電源をオンにする方法に関連付けることができる。すなわち、単純に電源スイッチを使用する代わりに、ユーザは一連の入力を用いてコンピューティングデバイスおよびロック画面をオンにすることができる。一連の入力は、ディスプレイデバイスがオフの間にディスプレイデバイスを連続してタップすること、特定の間隔で連続してタップすること、デバイスの異なる場所を連続してタップすることなどを含むことができる。したがって、デバイスが単純に電源スイッチを使用してオンにされた場合、コンピューティングデバイスは、現在のユーザが許可されたユーザでない旨を暗示することができる。しかしながらデバイスが、電源スイッチ以外の何らかの機構、あるいは電源スイッチと共に連続したタップまたは他の入力を用いてオンにされた場合、デバイスは、現在のユーザが許可されたユーザである旨を暗示することができる。
[0082] さらにトリガは、現在のユーザデバイスを確認するために互いに関連して使用することができる。たとえばトリガは、前向きカメラによって行われる分析と、特定のコンピューティングデバイスを手に持つために利用されるグリッププロファイルとの組み合わせとすることができる。
[0083] コンピューティングデバイスによって利用される特定のトリガが、現在のユーザが許可されたユーザでない旨を暗示する場合、通知モジュールは、通知に含まれる可能性のある個人情報を非表示にするか、または他の方法でフィルタ処理することができる。これは、詳細な状況、個人的にキュレートされた情報などの、情報を含むことができる。加えて、現在のユーザが許可されたユーザでない場合、コンピューティングデバイスは、通知を見るために「通知センタ」を開くための機能を制限するなど、デバイス上で実行可能な使用可能アクションを限定するための処置を講じることができる。
[0084] 例として、図12を考察する。ここでコンピューティングデバイス102は、一実施形態に従って示される。この特定の例において、1200で示される、通知が典型的に出現する画面の場所は、単に「17の新規更新」を示す何らかの一般的通知を含むことに留意されたい。デバイス上に表面化された個人情報は存在しない。
[0085] 他方で、コンピューティングデバイスによって利用される特定のトリガが、現在のユーザが許可されたユーザである旨を暗示する場合、通知モジュールは、ユーザに関する個人情報を通知が提示できるようにする。
[0086] 例として図13を考察する。ここで、コンピューティングデバイス102は2つの異なる時点で示されている。一般に1300で示される通知が生じる領域は、アイコンおよび関連付けられたカウントを含むパーソナライズされた通知、ユーザの個人的なフィットネスアプリケーションに関連付けられた「FITBIT COUNT」、ならびに、ユーザのスケジューリングされたミーティングを記述する非常に具体的なカレンダ通知(パンされた右端の表示に示される)を含むことに留意されたい。
[0087] 図14は、1つまたは複数の実施形態に従った、方法におけるステップを記述するフロー図である。方法は、任意の好適なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせに関連して実行可能である。少なくともいくつかの実施形態において、これから説明する方法の態様は、図1に関連して説明したような、好適に構成された通知モジュールによって実行可能である。通知モジュールは、アプリケーションの一部および/またはコンピューティングデバイスのオペレーティングシステムの一部を備えることができる。
[0088] ステップ1400は、コンピューティングデバイスに関連付けられたトリガを検出する。任意の好適なタイプのトリガが利用可能であり、その例は上記に示されている。ステップ1402は、トリガから、デバイスの現在のユーザが許可されたユーザの可能性が高いかどうかを確認する。このステップは、任意の好適な様式で実行可能であり、その例は上記に示されている。ステップ1404は、現在のユーザが許可されたユーザでない可能性が高い場合、通知に1つまたは複数のフィルタを適用する。フィルタ処理された通知の例は図12に示され、図12に関連して説明される。ステップ1406は、現在のユーザが許可されたユーザの可能性が高い場合、個人情報を含むフィルタ処理されていない通知を提示する。フィルタ処理されていない通知の例は図13に示され、図13に関連して説明される。
[0089] デバイスのユーザに応じて、異なるレベルの情報を表面化させることが可能な実施形態について考察してきたが、次に、1つまたは複数の実施形態に従い、コンテキストに基づいてどのように通知を優先順位付けできるかについて考察する。
[0090] コンテキストに基づく通知の優先順位付け
他の実施形態において、通知は、ユーザのコンテキストに基づいて優先順位付けし、加えて、他の恐らくはそれほど重要でない通知よりも視覚的に目立つ場所に重要な通知を提示するように、視覚的に優先順位付けすることができる。さらに、ユーザまたはデバイスのコンテキストに基づいて、通知更新頻度を修正することができる。
[0091] ユーザのコンピューティングデバイスが、5つの通知スロット用のスペースを有するものと想定する。例として、図15を考察する。ここで、コンピューティングデバイス102が示され、通知が典型的には表面化される領域1500に5つの通知スロットを含む。ユーザのコンテキストに応じて、あるタイプの通知を受信することが他の通知よりも望ましい場合がある。たとえばコンピューティングデバイス102のすぐ下に、2つの異なるコンテキスト、すなわち「ホームコンテキスト」および「ワークコンテキスト」が示されている。各々のコンテキストに5つの通知スロットが示されている、ユーザは自宅にいる場合、ゲームのスコア、ソーシャルメディア、レシピなどに関する通知などの、よりくつろいだ通知の受信に関心がある可能性がある。したがって、たとえば異なる通知タイプのうちの第1セットの通知は、「ホームコンテキスト」に関して「A」、「B」、「C」、「D」、および「E」として示される。次に、ユーザは職場にいるものと想定してみる。この特定のコンテキストにおいて、ユーザは、仕事関係の電子メールメッセージ、カレンダイベントなどに関連付けられた通知などの、より仕事に関係する通知を見ようとする可能性がある。したがって、たとえば異なる通知タイプのうちの第2のセットの通知は、「ワークコンテキスト」に関して「F」、「G」、「H」、「I」、および「J」として示される。
[0092] ユーザのコンテキストに基づいて、どの通知が表面化されるかを優先順位付けすることに加えて、通知の視覚的優先順位を調整することも可能である。具体的に言えば、ユーザがより重要であるとみなす通知を、視覚的に目立つように表示することができる。たとえば、ユーザが左から右へと読み進める場合、最も重要な通知、たとえば「ホームコンテキスト」における通知「A」を左端の位置に表示することができる。同様に、ユーザが右から左へと読み進める場合、最も重要な通知、たとえば「ワークコンテキスト」における通知「J」を右端の位置に表示することができる。
[0093] 例示および説明する実施形態において、ユーザのコンテキストは複数の異なるトリガに基づいて決定することができる。これらのトリガは、ユーザまたはデバイスのコンテキストを確認することが可能な任意の好適なトリガを含むことができる。限定ではなく例として、トリガは、現在の場所、関心領域、現在時刻、ユーザの現在のアクティビティ、ユーザのスケジュール、および様々な他の物事または条件を含むことができる。
[0094] ユーザの現在の場所は、たとえばユーザのデバイスに関連付けられたGPS座標などの任意の好適な様式で、決定することができる。関心領域は、事前に定義された様式で場所が拡大できる点を除いて、同様に決定することができる。ユーザの現在の場所または関心領域に基づいて、コンテキスト的に適切な通知をユーザに対して表面化することができる。したがって、たとえばユーザは、ある店舗またはあるサービス(GroupOnなど)が特別なバーゲン品を提供している特定の関心領域に入ることができる。このようにして、通知スロットは、特定の関心領域内にあるかまたは特定の関心領域に関連付けられたビジネスまたはサービスから受信される通知に、関連付けることができる。
[0095] 加えて、通知更新頻度を特定のコンテキストに応じて修正することができる。たとえば、より重要な通知に関して、それほど重要でない通知よりもより頻繁に更新を行うことができる。したがって、たとえばユーザのコンテキストに応じて、ユーザの重要な通知のうちの1つがユーザのソーシャルネットワーキングアプリケーションに関連付けられている場合、ソーシャルネットワーキングアプリケーションに関連付けられた通知は、他の通知より頻繁に発生する可能性がある。
[0096] ユーザの現在のアクティビティに関連付けられたトリガに関して、以下で考察する。時には、ユーザは現在ジョギングをしているかまたは音楽を聴いている場合がある。この特定のコンテキストでは、ある通知が他の通知よりもユーザにとってより関連性があるかまたは重要である可能性がある。具体的に言えば、ユーザがジョギングをしている場合、ユーザは、自分の友人とのソーシャルネットワーキングを実行できる身体的なフィットネスアプリケーションを有することができる。自分のジョギングを始める前に、ユーザは自分のソーシャルネットワーク上でエクササイズに行く旨を示す投稿を行うことができる。これを知ったユーザの友人は、ユーザの現在のアクティビティに関して「いいね」を押すかまたは「コメント」を投稿した。これらの通知は、ユーザがエクササイズを行っている間、ユーザにとって重要であるとみなすことができる。したがって、自分の身体的フィットネスアプリケーションからの通知を、現在の通知スロット内で優先順位付けすることができる。
[0097] ユーザのスケジュールに関して、以下について考察する。ユーザのスケジュールに、特定のレストランでの夕食の約束がスケジューリングされていると想定する。ユーザは、特定の食事アプリケーションを使用して予約を行った。食事アプリケーションに関連して、現在のスペシャルメニュー、現在のスペシャルドリンクなどの通知を送ることができる。これらの通知は、ユーザが即時に見ることができるように、通知スロットのうちの1つに優先順位付けすることができる。
[0098] 図16は、1つまたは複数の実施形態に従った、方法におけるステップを記述するフロー図である。方法は、任意の好適なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせに関連して実行可能である。少なくともいくつかの実施形態において、これから説明する方法の態様は、図1に関連して説明したような、好適に構成された通知モジュールによって実行可能である。通知モジュールは、アプリケーションの一部および/またはコンピューティングデバイスのオペレーティングシステムの一部を備えることができる。
[0099] ステップ1600は、ユーザまたはユーザのデバイスに関連付けられたコンテキストを決定する。コンテキストは任意の好適な様式で決定可能であり、その例は上記に示されている。コンテキストの決定に応答して、ステップ1602は、決定されたコンテキストに通知のセットを関連付ける。このステップは、任意の好適な様式で実行可能である。たとえば、少なくともいくつかの実施形態において、個々の通知が特定の通知スロットに割り当てられる。ステップ1604は、決定されたコンテキストに関連付けられた通知を提示する。このステップは、任意の好適な様式で実行可能であり、その例は上記に示されている。
[00100] ユーザのコンテキストが変更されると、新しいコンテキストを自動的に決定することが可能であり、新しい通知セットを新しいコンテキストに関連付けることができる。したがって、ユーザの通知はそのコンテキストの変更に従って動的に変更可能である。
[00101] コンテキストに基づいてどのように通知を優先順位付けすることができるかについて考察してきたが、次に、前述の実施形態を実装するために利用可能な例示的デバイスについて考察する。
[00102] 例示的デバイス
図17は、デバイスサークルに含めることが可能な任意のタイプのコンピューティングデバイスとして実装可能な、例示的デバイス1700の様々なコンポーネントを示す。前述のように、デバイスサークルは、多くの異なるタイプの様々なデバイスを含むことができる。したがってデバイス1700は、デバイスサークルに含めることが可能なデバイスの単なる一例を構成する。
[00103] デバイス1700は、デバイスデータ1704(たとえば、受信したデータ、受信しているデータ、ブロードキャスト用にスケジューリングされたデータ、データのデータパケットなど)のワイヤードおよび/またはワイヤレスの通信を可能にする、通信デバイス1702を含む。デバイスデータ1704または他のデバイスコンテンツは、デバイスの構成設定、デバイスに記憶されたメディアコンテンツ、および/または、デバイスのユーザに関連付けられた情報を、含むことができる。デバイス1700上に記憶されたメディアコンテンツは、任意のタイプのオーディオ、ビデオ、および/またはイメージデータを含むことができる。デバイス1700は、ユーザ選択可能な入力、メッセージ、音楽、テレビジョンメディアコンテンツ、記録されたビデオコンテンツ、ならびに、任意のコンテンツおよび/またはデータソースから受信した任意の他のタイプのオーディオ、ビデオ、および/またはイメージデータなどの、それを介して任意のタイプのデータ、メディアコンテンツ、および/または入力を受信することが可能な、1つまたは複数のデータ入力1706を含む。
[00104] デバイス1700は、シリアルおよび/またはパラレルのインターフェース、ワイヤレスインターフェース、任意のタイプのネットワークインターフェース、モデム、および、任意の他のタイプの通信インターフェースのうちの、1つまたは複数として実装可能な、通信インターフェース1708も含む。通信インターフェース1708は、デバイス1700と、それによって他の電子、コンピューティング、および通信のデバイスがデバイス1700とデータを通信する、通信ネットワークとの間に、接続および/または通信リンクを提供する。
[00105] デバイス1700は、デバイス1700の動作を制御するため、および、本明細書で説明する技法の実施形態を実装するための、様々なコンピュータ実行可能命令を処理する、1つまたは複数のプロセッサ1710(たとえば、マイクロプロセッサ、コントローラなどのいずれか)を含む。代替または追加として、デバイス1700は、一般に1712で識別される処理および制御回路に関連して実装される、ハードウェア、ファームウェア、または固定論理回路のうちのいずれか1つあるいはそれらの組み合わせと共に、実装可能である。図には示されていないが、デバイス1700は、デバイス内の様々なコンポーネントを結合するシステムバスまたはデータ転送システムを含むことができる。システムバスは、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、ユニバーサルシリアルバス、および/または、様々なバスアーキテクチャのうちのいずれかを利用するプロセッサまたはローカルバスなどの、異なるバス構造のうちのいずれか1つまたはそれらの組み合わせを含むことができる。
[00106] デバイス1700は、その例がランダムアクセスメモリ(RAM)、不揮発性メモリ(たとえば、読み取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROMなどのうちの任意の1つまたは複数)、およびディスク記憶デバイスを含む、1つまたは複数のメモリコンポーネントなどの、コンピュータ可読媒体1714も含む。ディスク記憶デバイスは、ハードディスクドライブ、記録可能および/または再書き込み可能コンパクトディスク(DC)、任意のタイプのデジタル汎用ディスク(DVD)などの、任意のタイプの磁気または光記憶デバイスとして実装可能である。デバイス1700は、大容量記憶媒体デバイス1716も含むことができる。
[00107] コンピュータ可読媒体1714は、デバイスデータ1704、ならびに様々なデバイスアプリケーション1718と、デバイス1700の動作態様に関する任意の他のタイプの情報および/またはデータとを記憶するための、データ記憶機構を提供する。たとえば、オペレーティングシステム1720は、コンピュータ可読媒体1714と共にコンピュータアプリケーションとして維持され、プロセッサ1710上で実行されることが可能である。デバイスアプリケーション1718は、デバイスマネージャ(たとえば、コントロールアプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、信号処理および制御モジュール、特定のデバイスに固有のコード、特定のデバイスのためのハードウェア抽出レイヤなど)を含むことができる。デバイスアプリケーション1718は、本明細書で説明する技法の実施形態を実装するための、任意のシステムコンポーネントまたはモジュールも含む。この例において、デバイスアプリケーション1718は、ソフトウェアモジュールおよび/またはコンピュータアプリケーションとして示される、インターフェースアプリケーション1722およびジェスチャ取り込みドライバ1724を含む。ジェスチャ取り込みドライバ1724は、タッチスクリーン、トラックパッド、カメラなどの、ジェスチャを取り込むように構成されたデバイスとのインターフェースを提供するために使用される、ソフトウェアの代表である。代替または追加として、インターフェースアプリケーション1722およびジェスチャ取り込みドライバ1724は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせとして実装可能である。加えて、コンピュータ可読媒体1714は、ブラウザ機能を提供するウェブプラットフォーム1725を含むことができる。
[00108] デバイス1700は、オーディオシステム1728にオーディオデータを提供する、かつ/または、ディスプレイシステム1730にビデオデータを提供する、オーディオおよび/またはビデオの入出力システム1726も含む。オーディオシステム1728および/またはディスプレイシステム1730は、オーディオ、ビデオ、およびイメージのデータを処理、表示、および/または他の方法でレンダリングする、任意のデバイスを含むことができる。ビデオ信号およびオーディオ信号は、RF(無線周波)リンク、Sビデオリンク、コンポジットビデオリンク、コンポーネントビデオリンク、DVI(デジタルビデオインターフェース)、アナログオーディオ接続、または他の同様の通信リンクを介して、デバイス1700からオーディオデバイスおよび/またはディスプレイデバイスに送ることができる。実施形態において、オーディオシステム1728および/またはディスプレイシステム1730は、デバイス1700の外部コンポーネントとして実装される。代替として、オーディオシステム1728および/またはディスプレイシステム1730は、例示的デバイス1700の統合コンポーネントとして実装される。
[00109] 結論
様々な実施形態は、1つまたは複数の基準に基づいて通信の認識された重要性を示すために視覚的に装飾された、様々な通信に関して通知を提供する。加えて、少なくともいくつかの実施形態において、複数の異なるタイプの通知を組み合わせて、受信した異なる通知の数を示すための関連付けられたカウントを伴う単一のアイコンとして提示することができる。さらに他の実施形態は、ユーザが迅速かつ効率的に、特定の通知に関連付けられたアプリケーションに直接ディープリンクできるようにする。
[00110] 他の実施形態は、特定デバイスのユーザを確認すること、および、ユーザに基づいて適宜フィルタ処理された通知を表面化することによって、プライバシーの問題に対処することができる。このようにして、現在のデバイスユーザに基づき、通知を介して様々な異なるレベルの個人情報を提示することができる。
[00111] 他の実施形態において、通知は、ユーザのコンテキストに基づいて優先順位付けし、加えて、他の恐らくはそれほど重要でない通知よりも視覚的に目立つ場所に重要な通知を提示するように、視覚的に優先順位付けすることができる。さらに、ユーザまたはデバイスのコンテキストに基づいて、通知更新頻度を修正することができる。
[00112] 実施形態を、構造的特徴および/または方法論的動作に特有の言い回しで説明してきたが、添付の特許請求の範囲に定義された実施形態は、必ずしも説明した特定の特徴または動作に限定されるものではないことを理解されよう。むしろ、特定の特徴および動作は、請求される実施形態を実装する例示的な形として開示されている。

Claims (12)

  1. デバイス画面上に適応通知を提供するためのコンピュータ実装方法であって、
    ユーザまたはユーザのデバイスに関連付けられたコンテキストを決定すること、
    前記コンテキストの決定に応答して、個々の通知を個々の通知スロットに割り当てることによって、前記決定されたコンテキストに通知のセットを関連付けること、および、
    デバイス画面上に、前記決定されたコンテキストに関連付けられた通知を提示すること、
    を含む、コンピュータ実装方法。
  2. 前記提示することは、重要な通知を他の通知よりも視覚的に目立つ場所に提示するために、前記通知を視覚的に優先順位付けすることをさらに含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  3. 前記決定されたコンテキストに基づいて、1つまたは複数の通知に関連付けられた更新頻度を修正することをさらに含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  4. 前記決定されたコンテキストの変更を検出すること、および、前記変更の検出に応答して、前記通知のセットを変更することをさらに含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  5. コンテキストを決定することは、現在の場所、関心領域、現在時刻、現在のアクティビティ、またはユーザのスケジュールのうちの、少なくとも1つに基づく、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  6. コンピューティングデバイスであって、
    ディスプレイデバイスと、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって実行された場合、
    ユーザまたはユーザのデバイスに関連付けられたコンテキストを決定すること、
    前記コンテキストの決定に応答して、個々の通知を、前記ディスプレイデバイスのロック画面上の個々の通知スロットに割り当てることによって、前記決定されたコンテキストに通知のセットを関連付けること、および、
    前記決定されたコンテキストに関連付けられた通知を提示することであって、少なくとも1つの通知は少なくとも1つのアイコンおよび関連付けられたカウントを含み、重要であると認識される通信に関連して視覚的に装飾されるように構成される、提示すること、
    を含む、デバイス画面上に適応通知を提供するための動作を実行する、命令を記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体と、
    を備える、コンピューティングデバイス。
  7. 前記提示することは、重要な通知を他の通知よりも視覚的に目立つ場所に提示するために、前記通知を視覚的に優先順位付けすることをさらに含む、請求項6に記載のコンピューティングデバイス。
  8. 前記決定されたコンテキストの変更を検出すること、および、前記変更の検出に応答して、前記通知のセットを変更することをさらに含む、請求項6に記載のコンピューティングデバイス。
  9. 前記提示することは、重要な通知を他の通知よりも視覚的に目立つ場所に提示するために、前記通知を視覚的に優先順位付けすることをさらに含む、請求項6に記載のコンピューティングデバイス。
  10. 前記決定されたコンテキストに基づいて、1つまたは複数の通知に関連付けられた更新頻度を修正することをさらに含む、請求項6に記載のコンピューティングデバイス。
  11. 前記決定されたコンテキストの変更を検出すること、および、前記変更の検出に応答して、前記通知のセットを変更することをさらに含む、請求項6に記載のコンピューティングデバイス。
  12. コンテキストを決定することは、現在の場所、関心領域、現在時刻、現在のアクティビティ、またはユーザのスケジュールのうちの、少なくとも1つに基づく、請求項6に記載のコンピューティングデバイス。
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