様々な実施形態は一般に、デバイスツーデバイス(D2D)発見のためのリソース割り当て技法を対象とすることができる。1つの実施形態では、たとえば、ユーザ機器(UE)は、第1のデバイスツーデバイス(D2D)発見期間に対するD2D発見期間指標値を含むD2D構成情報を受信するための、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも一部分がハードウェアの形である論理回路とを含むことができ、この論理回路は、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、かつ第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てパラメータの組を第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てパラメータの組、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定する。他の実施形態も説明され特許請求される。
様々な実施形態は1つ又は複数の要素を備え得る。一要素は、特定の動作をするように構成された任意の構造を含み得る。各要素は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの任意の組合せとして、設計パラメータ又は動作制約条件の所与の組に対する要望に応じて、実現することができる。一実施形態は、特定のトポロジにおける限定された数の要素を用いて例示的に説明されることがあるが、その実施形態は、代替トポロジにおいてもっと多い又は少ない要素を所与の実施態様に対する要望に応じて含み得る。「1つの実施形態」又は「一実施形態」に言及することがあれば、その実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、又は特性が少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味するということは、注意するだけの価値がある。本明細書の様々な所に「1つの実施形態において」、「いくつかの実施形態において」、及び「様々な実施形態において」という語句が現われても、同じ実施形態を指しているとは限らない。
本明細書に開示された技法には、1つ又は複数の無線接続を介し、1つ又は複数の無線移動広帯域技術を使用してデータを送信することが含まれ得る。たとえば、様々な実施形態には、改訂版、後継版及び変形版を含む、1つ又は複数の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、3GPPロングタームエボルーション(LTE)、並びに/又は3GPP LTEアドバンスト(LTE−A)技術及び/若しくは標準による、1つ又は複数の無線接続を介した送信が包含され得る。様々な実施形態には加えて、又は別法として、改訂版、後継版及び変形版を含む、1つ又は複数の汎欧州デジタル移動電話方式(GSM(登録商標))/GSM進化型高速データレート(EDGE)、ユニバーサル移動体通信システム(UTMS)/高速パケットアクセス(HSPA)、並びに/又はGSMと汎用パケット無線サービス(GPRS)システム(GSM/GPRS)技術及び/若しくは標準による送信が包含され得る。
無線移動広帯域技術及び/又は標準の例にはまた、それだけには限らないが、改訂版、後継版及び変形版を含む、IEEE802.16m及び/又は802.16pなどの米国電気電子学会(IEEE)802.16無線広帯域標準、国際移動体通信アドバンスト(IMT−ADV)、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX)並びに/又はWiMAX II、符号分割多元接続(CDMA)2000(たとえば、CDMA2000 lxRTT、CDMA2000 EV−DO、CDMA EV−DVなど)、ハイパフォーマンス無線メトロポリタンエリアネットワーク(HIPERMAN)、無線広帯域(WiBro)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速直交周波数分割多重(OFDM)パケットアクセス(HSOPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)技術及び/若しくは標準のいずれかが含まれ得る。
いくつかの実施形態は加えて、又は別法として、別の無線通信技術及び/又は標準による無線通信を包含することができる。様々な実施形態に使用できる他の無線通信技術及び/又は標準の例には、それだけには限らないが、IEEE802.11、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n、IEEE802.11u、IEEE802.11ac、IEEE802.11ad、IEEE802.11af、及び/若しくはIEEE802.11ah標準などの別のIEEE無線通信標準、IEEE802.11高効率WLAN(HEW)委員会によって開発された高効率Wi−Fi標準、Wi−Fi、Wi−Fiダイレクト、Wi−Fiダイレクトサービス、ワイヤレスギガビット(WiGig)、WiGigディスプレイエクステンション(WDE)、WiGigバスエクステンション(WBE)、WiGigシリアルエクステンション(WSE)標準などのWiFiアライアンス(WFA)無線通信標準、及び/若しくはWFAネイバーアウェアネスネットワーキング(NAN)タスクグループによって開発された標準、3GPPテクニカルレポート(TR)23.887、3GPPテクニカルスペシフィケーション(TS)22.368、及び/若しくは3GPP TS23.682で具現化されている標準のような機械型通信(MTC)標準、並びに/又は、NFCフォーラムによって開発された標準のような近距離無線通信(NFC)標準が、上記のいずれかの任意の改訂版、後継版、及び/又は変形版も含めて、含まれ得る。実施形態は、これらの例に限定されない。
1つ又は複数の無線接続を介する通信に加えて、本明細書に開示された技法は、1つ又は複数の有線接続を介した、1つ又は複数の有線通信媒体によるコンテンツの送信を包含することができる。有線通信媒体の例には、電線、ケーブル、金属リード、プリント回路基板(PCB)、バックプレーン、スイッチファブリック、半導体材料、ツイストペア線、同軸ケーブル、光ファイバなどが含まれ得る。実施形態は、この文脈に限定されない。
図1は動作環境100の一例を例示し、この動作環境では、開示されたD2D発見のためのリソース割り当て技法を様々な実施形態で実現することができる。図1に示されるように、eNB102はセル104に対し機能し、一般に無線接続性をセル104の中のUEに提供する。このような無線接続性の提供と併せて、eNB102は、セル104の中のUEの無線リソース制御(RRC)状態を管理するなどの動作を行って、無線チャネルリソースをセル104の中のUEの一部への通信に割り当て、セル104の中のUEにこのような割り当てリソースを通知するとともに、データをセル104の中のUEとの間で送信及び/又は受信することができる。この例では、セル104の中のUEにはD2D UE106及び108が含まれ、したがってeNB102は、このような動作を、D2D UE106及び108に無線接続性を提供することと併せて行うことができる。様々な実施形態では、eNB102が行うRRC状態管理、リソース割り当て、通知、及び通信動作には、D2D発見、及びセル104の中のD2D UE106とD2D UE108との間などのD2D UE間のデータ通信を可能にするために行われる動作が含まれ得る。いくつかの実施形態では、たとえば、eNB102は、D2D UE106がD2D発見信号を送信する際に使用するための無線チャネルリソースを割り当てることができる。様々なこのような実施形態において、eNB102は、多期間D2D発見リソース割り当てを行うことができ、これにより、D2D UE106がD2D発見信号を送信する際に使用するための一連のD2D発見期間のそれぞれのリソースを割り当てることができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
図2は動作環境200の一例を例示し、この動作環境では、開示されたD2D発見のためのリソース割り当て技法を様々な実施形態で実現することができる。動作環境200は、いくつかの実施形態を表すことができ、これらの実施形態では、図1のeNB102は、多期間D2D発見リソース割り当てを行って、D2D UE106がD2D発見信号を一連のD2D発見期間中に送信する際に使用するための無線チャネルリソースを割り当てる。様々な実施形態では、動作環境200内でeNB102によって行われる割り当ては、UE固有の割り当てを含むことができ、それにより、割り当てリソースはD2D UE106に限定して割り当てられることになる。いくつかの実施形態では、たとえば、eNB102は、無線チャネルリソースをD2D UE106に、タイプ2/2B D2D発見モードに応じて割り当てることができる。このような実施形態では、割り当て無線チャネルリソースは、一連のタイプ2/2B発見期間のそれぞれのリソースを含むことができる。様々な実施形態では、一連のD2D発見期間のそれぞれに対して、eNB102は、D2D UE106の一部へのそれぞれのD2D発見信号送信のためのリソースを、そのD2D発見期間中に割り当てることができる。いくつかの他の実施形態では、一連のD2D発見期間の一部又は全部に対して、eNB102は、D2D UE106の一部への複数のそれぞれのD2D発見信号送信のために、リソースを割り当てることができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
様々な実施形態では、eNB102は、一連のD2D発見期間中のD2D発見信号の送信用に割り当てられた無線チャネルリソースをD2D UE106に知らせるために、D2D構成情報210をD2D UE106に送信することができる。いくつかの実施形態では、D2D構成情報210は、eNB102がD2D UE106に送信する無線リソース制御(RRC)メッセージの中に含まれ得る。様々な実施形態では、D2D構成情報210は、一連のうちの第1のD2D発見期間に対する割り当て無線チャネルリソースを指定することができる。いくつかの実施形態では、D2D UE106は、一連のうちの残りのD2D発見期間に対する割り当て無線チャネルリソースを定義された反復的割り当て方式に基づいて決定することができる。様々な実施形態では、このような反復的割り当て方式により、一連のうちの第1の期間に続く各D2D発見期間内のそれぞれの割り当てリソースは一般に、1つ又は複数の先行する期間内の割り当ての関数として決定することができる。反復的割り当て方式の簡単な例では、各D2D発見期間内の割り当てリソースは、先行するD2D発見期間に含まれるものと同じリソース要素を含むように定義することができる。
いくつかの実施形態では、eNB102から受信するD2D構成情報210に基づいて、D2D UE106は、それがD2D発見送信のために使用できる無線チャネルリソースを識別することができるとともに、それ自体が他の近傍のD2D UEに発見されることを可能にするために、これらの識別されたリソースの一部又は全部を使用してD2D発見信号212を送信することができる。動作環境200の例では、D2D UE108は、D2D UE106が送信するD2D発見信号212をうまく受信し、その信号に基づいてD2D UE106を発見することができる。様々な実施形態では、1つ又は複数の他のD2D UEもまた、D2D発見信号212をうまく受信し、それによってD2D UE106を発見することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施形態では、D2D発見信号を送信も受信もするUEの機能に対する半二重制約の影響を最小限にすること、及びD2D発見信号送信に伴う帯域内放射(IBE)干渉をランダム化することなどの目標のために、リソース割り当て方式を使用することが望ましいことがあり、これにより、割り当てられたサブキャリア及び/又はサブフレームがD2D発見期間にわたって、また場合によってはその期間内で、変化する。このような方式が反復的であることが、D2D制御情報の送信に伴うオーバヘッドを最小限にするために望ましいこともまたある。
本明細書では、これらの考慮事項の点から見て様々な実施形態において実現できる、D2D発見のためのリソース割り当て技法が開示される。いくつかのこのような技法によれば、反復的リソースホッピング方式をD2D発見リソース割り当てに使用することができる。様々な実施形態において、リソースホッピング方式によれば、D2D発見信号の送信のためにリソースが所与のD2Dに割り当てられるサブキャリア及び/又はサブフレームは、一連のD2D発見期間にわたって変化し得る。いくつかのこのような実施形態では、これらのサブキャリア及び/又はサブフレーム変化は、期間固有の循環シフトによって定義することができる。様々な実施形態では、期間固有の循環シフトを適用するために必要な、かつ割り当てD2D発見リソースを任意の特定のD2D発見期間内に含むサブキャリア及び/又はサブフレームを識別するために必要な情報を、RRCシグナリングを使用してD2D UEに供給することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
図3は動作環境300の一例を例示し、これは、開示されたD2D発見のためのリソース割り当て技法の1つ又は複数の実施態様をいくつかの実施形態において表し得る。動作環境300において、eNB102は、D2D UEがそのセル内でD2D発見信号を送信する際に場合によって使用するためのリソースのプールを含む、D2D発見リソースプールを定義することができる。様々な実施形態では、eNB102はD2D UE106に、適用可能な定義されたD2D発見リソースプールを、D2D発見リソースプール情報314を送信することによって知らせることができる。いくつかの実施形態では、D2D発見リソースプール情報314を送信する際、eNB102はまた、そのセル内の他のD2D UEに、適用可能な定義されたD2D発見リソースプールを知らせることもできる。様々な実施形態では、D2D発見リソースプール情報314は、eNB102がそのセル内にある様々な移動デバイスに送信するシステム情報ブロック(SIB)の中に含めることがでる。いくつかのこのような実施形態では、SIBはまた、それぞれのD2D発見期間の持続時間を示す情報を含むこともできる。実施形態は、この文脈に限定されない。
様々な実施形態では、eNB102は、D2D UE106がUE固有に使用するためのD2D発見リソースプールのリソースの中の特定のリソースを割り当てることができる。いくつかの実施形態では、この割り当ては、一連のD2D発見期間のそれぞれにおけるそれぞれのリソースの割り当てを含み得る。様々な実施形態では、たとえば、eNB102はリソースをD2D UE106に、一連のタイプ2/2B発見期間のそれぞれにおけるD2D発見信号送信のために、タイプ2/2B発見モードに応じて割り当てることができる。いくつかの実施形態では、この割り当ては半永続的な性質のものとすることができる。たとえば、様々な実施形態では、その割り当ては、eNB102がそれを取り消すまで、D2D UE106がD2D動作を中止するまで、又は所定の数の発見期間若しくは他の時間単位が経過するまで適用され得る。いくつかの実施形態では、eNB102は、それがD2D発見リソースプールのリソースの中からD2D UE106に割り当てたリソースをD2D UE106に知らせるために、D2D発見リソース割り当て情報316を送信することができる。様々な実施形態では、D2D発見リソース割り当て情報316は、eNB102がD2D UE106に送信するRRCメッセージの中に含まれ得る。実施形態は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施形態では、D2D発見リソース割り当て情報316は、最初のD2D発見期間の割り当てリソースを明示的に識別する情報を含むことができ、この最初のD2D発見期間は、D2D UE106におけるD2D発見リソース割り当て情報316の受信に続いて始まる第1のD2D発見期間を含み得る。様々な実施形態では、割り当てリソースは、D2D発見リソースプールの中の同じサブフレームの2つの隣接する物理的リソースブロック(PRB)を含むことができる。いくつかの実施形態では、D2D発見リソース割り当て情報316は、D2D発見リソースプールの中の周波数次元におけるPRBの位置を示す最初の周波数リソース指標318を含み得る。様々な実施形態では、D2D発見リソース割り当て情報316は、D2D発見リソースプールの中の時間次元においてPRBによって占められているサブフレームを示す、最初の時間リソース指標320を含み得る。実施形態は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施形態では、D2D UE106は、その最初のD2D発見期間内の割り当てリソースを最初の周波数リソース指標318及び最初の時間リソース指標320に基づいて識別することができる。様々な実施形態では、D2D UE106はまた、最初の周波数リソース指標318及び最初の時間リソース指標320を使用して、その後続のD2D発見期間内の割り当てリソースを、定義された反復的割り当て方式に基づいて識別することもできる。いくつかの実施形態では、反復的割り当て方式により、第1のD2D発見期間に続く各D2D発見期間の割り当てられた時間リソース及び/又は周波数リソースは、最初のD2D発見期間の割り当てられた時間リソース及び/又は周波数リソースの関数として定義することができる。様々な実施形態では、第1のD2D発見期間に続く各D2D発見期間の割り当てられた時間リソース及び/又は周波数リソースは、最初のD2D発見期間の割り当て時間リソース及び/又は周波数リソース、並びに1つ又は複数の追加パラメータの関数として定義することができる。いくつかのこのような実施形態では、期間固有の循環シフトを時間リソース及び周波数リソースの一方又は両方の割り当てと併せて実施することができ、したがって、1つ又は複数の追加パラメータはD2D発見期間指標を含み得る。
様々な実施形態では、反復的割り当て方式により、D2D発見期間i中のD2D発見信号送信のための割り当て時間リソース及び周波数リソースは、式(1)及び(2)で示された一般関数f1及びf2により、下記の通りに定義することができる。
ここでntiは、D2D発見期間iの割り当て時間リソースを一般的に示す時間リソース指標を表し、nfiは、D2D発見期間iの割り当て周波数リソースを一般的に示す周波数リソース指標を表し、nfi−1は、先行するD2D発見期間i−1の割り当て周波数リソースを一般的に示す周波数リソース指標を表し、nti−1は、先行するD2D発見期間i−1の割り当て時間リソースを一般的に示す時間リソース指標を表し、Nfは、サブフレーム当たりのD2D発見リソースの構成数を表し、Ntは、D2D発見期間当たりのD2D発見サブフレームの構成数をD2D発見期間当たりのD2D発見信号送信の構成数で割った商を表し、pは、D2D発見期間iに対するD2D発見期間指標を表す。
式(1)及び(2)の一般関数f1及びf2によれば、D2D発見期間指標pが、時間リソースと周波数リソースの両方に対する期間固有の循環シフトを実施するために使用される。しかし、いくつかの実施形態では、期間固有の循環シフトを、これら2つの次元のうちの1つだけに対して実施することもできる。様々な実施形態では、期間固有の循環シフトを時間リソースに対して実施できるが、周波数リソースに対しては実施することができない。いくつかの他の実施形態では、期間固有の循環シフトを周波数リソースに対して実施できるが、時間リソースに対しては実施することができない。様々な実施形態では、たとえば、D2D発見期間i中のD2D発見信号送信のための割り当て時間リソース及び周波数リソースは、式(3)及び(4)により、下記の通りに定義することができる。
ここで、modはモジュロ演算を表し、
(外1)
はXより大きくない最大整数を表す。
いくつかの実施形態では、期間固有の循環シフトもセル固有の循環シフトも、時間リソース若しくは周波数リソース、又は両方に対して実施することができる。様々な実施形態では、たとえば、D2D発見期間i中のD2D発見信号送信のための割り当て時間リソース及び周波数リソースは、式(5)、(6)、及び(7)により、下記の通りに定義することができる。
ここで、jはNt
j<Nfとなる最大整数であり、
(外2)
であり、ここでmは、cとNfが互いに素になるような整数である。
別の例では、いくつかの実施形態では、D2D発見期間i中のD2D発見信号送信のための割り当て時間リソース及び周波数リソースは、式(8)及び(9)により、下記の通りに定義することができる。
ここで、t_shiftは時間次元におけるセル固有の循環シフトを表し、f_shiftは周波数次元におけるセル固有の循環シフトを表す。様々な実施形態では、t_shift及び/又はf_shiftは、物理的又は仮想のセル識別子(ID)に基づく循環シフトを含み得る。たとえば、いくつかの実施形態では、t_shift及びf_shiftは、式(10)及び(11)により、下記の通りに定義することができる。
ここで、
(外3)
は物理的又は仮想のセルIDを表す。
様々な実施形態では、eNB102は、D2D UE106がその割り当てD2D発見送信リソースを、期間固有の循環シフトを実施する反復的割り当て方式により識別できるようにするために、D2D発見期間指標322をD2D UE106に送信するように動作可能であり得る。いくつかの実施形態では、eNB102は、専用RRCシグナリングを使用してD2D発見期間指標322をD2D UE106に送信することができる。様々な実施形態では、たとえば、eNB102は、RRCメッセージをD2D UE106にD2D構成情報を含めて送信することができる。このD2D構成情報は、最初の周波数リソース指標318、最初の時間リソース指標320、及びD2D発見期間指標322を含む。いくつかの他の実施形態では、eNB102はD2D発見期間指標322を、タイプ2/2B D2D発見リソース割り当て機構の一部としてのレイヤ1シグナリングによって送信することができる。たとえば、様々な実施形態では、eNB102は、D2D発見期間指標322を、eNB102がD2D UE106へ送信してタイプ2/2Bリソース割り当ての活性化を示す、ダウンリンク制御情報(DCI)の中に含むことができる。いくつかのこのような実施形態では、最初の周波数リソース指標318及び最初の時間リソース指標320、並びに関連する構成情報は、D2D UE106へ専用RRCシグナリングによって送信することができ、すぐ次に生じるタイプ2/2B D2D発見期間の識別情報は、レイヤ1シグナリングによる動的活性化と併せて示すことができる。様々な実施形態では、この手法は、半永続的スケジューリング(SPS)活性化/非活性化と同様の機構に追随して、又はDCIフォーマット3及び/若しくは3Aを使用するグループ化スケジューリングの一部として、実現することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施形態では、D2D発見期間指標pは、これをD2D UE106などのD2D UEが自律的に決定できるように定義することができる。様々な実施形態では、たとえば、D2D発見期間指標pは、LTEシステムフレーム番号(SFN)の関数として定義することができる。一例では、D2D発見期間に対するD2D発見期間指標pは、式(12)に示された一般関数fAにより、下記の通りに定義することができる。
ここで、SFNは、D2D発見期間内のタイプ2/2B D2D発見プールの第1のサブフレーム(若しくはスロット)又は現在のサブフレーム(若しくはスロット)に対応するLTE SFNを表す。いくつかの実施形態におけるfAの例示的な実施態様は式(13)において、下記の通りに示される。
ここで、D2D発見期間指標pは、値{0,1,...,pmax−1}の組の中で循環的に繰り返し、したがってpmaxは、D2D発見期間指標の可能値の総数を表す。
様々な実施形態では、D2D発見期間指標pは、LTE SFNと、各発見期間内のタイプ2/2Bリソースプールの第1のサブフレームに対応するサブフレーム番号との関数として定義することができる。一例では、D2D発見期間に対するD2D発見期間指標pは、式(14)に示された一般関数fBにより、下記の通りに定義することができる。
ここで、nSfは、D2D発見期間内のタイプ2/2B D2D発見プールの第1のサブフレームに対応するサブフレーム番号を表す。いくつかの実施形態におけるfBの例示的な実施態様は式(15)に、下記の通りに示される。
様々な実施形態では、LTE SFNは、値{0,1,...,1023}の組の中で循環的に繰り返して、10.24秒の絶対時間スケールに対応することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
上記のように、いくつかの実施形態では、D2D発見期間指標pは、値{0,1,...,pmax−1}の組の中で循環的に繰り返すことができる。様々な実施形態では、たとえば、pmaxは10に等しくなるように定義することができ、したがってD2D発見期間指標pは、値{0,1,...,9}の組の中で循環的に繰り返すことができる。いくつかの実施形態では、D2D発見期間指標pは、連続するD2D発見期間ごとにpmax−1に達するまでインクリメントすることができ、その後0にリセットすることができる。たとえば、pmaxが10に等しい様々な実施形態では、D2D発見期間指標pは、値0から9まで、一連の10個のタイプ2/2B D2D発見期間にわたって進み、次に、11番目のタイプ2/2B D2D発見期間に0の値に戻ることができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施形態では、D2D発見期間指標pの値は、ランダム又は擬似ランダムに許容値{0,1,...,pmax−1}の範囲の中から選択することができる。様々な実施形態では、たとえば、D2D発見期間指標pの値は、3GPP TS 36.211 v12.2.0(2014年7月3日公開)に定義されている義務的なGold系列を使用して決定することができる。たとえば、D2D発見期間に対するD2D発見期間指標pは、式(16)及び(17)に示された一般関数fc及びfDにより、下記の通りに定義することができる。
ここで、nは時間指標を表し、Aは、セル無線ネットワーク仮識別子(C−RNTI)若しくは他のUE識別子(ID)、物理的セルID、又は仮想セルIDなどの、上位層シグナリングによって構成される値を表す。いくつかの実施形態では、nは式(18)により、下記の通りに定義することができる。
様々な他の実施形態では、nは送信カウンタを含むことができる。いくつかの実施形態における例示的なfcの実施態様は、式(19)に下記の通りに示される。
実施形態は、この例に限定されない。
様々な実施形態では、eNB102は、D2D UE106のD2D発見送信のためのリソースを、セル固有の循環シフトを特徴とする割り当て方式により割り当てることができる。いくつかの実施形態では、このようなセル固有の循環シフトは、時間次元若しくは周波数次元、又は両方に対して適用され得る。様々な実施形態では、セル固有の循環シフトは、eNB102に付随する物理的セルID又は仮想セルIDの関数として決定することができる。いくつかの他の実施形態では、セル固有の循環シフトは、単独で構成可能なセル固有のオフセットパラメータ324によって実施することができ、このパラメータは、eNB102がその近辺のセル全体にわたるD2Dリソース割り当てに関して達成可能な再使用度を実質的に最大にするように選択することができる。様々な実施形態では、eNB102は、セル固有のオフセットパラメータ324をD2D UE106へRRCシグナリングによって送信することができる。いくつかのこのような実施形態では、eNB102は、セル固有のオフセットパラメータ324を同じRRCメッセージの中に、最初の周波数リソース指標318、最初の時間リソース指標320、及びD2D発見期間指標322を含むものとして有することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
様々な実施形態では、D2D発見信号送信を開始する前に、D2D UE106は、D2D発見リソースプール情報314及びD2D発見リソース割り当て情報316をeNB102から受信することができる。いくつかの実施形態では、D2D UE106は、D2D発見リソースプールをD2D発見リソースプール情報314に基づいて識別することができる。様々な実施形態では、D2D発見リソースプールの中から、D2D UE106は次に、D2D発見信号送信のための割り当てリソースを第1のD2D発見期間中に識別することができる。いくつかの実施形態では、D2D UE106は、第1のD2D発見期間に対する割り当てリソースを最初の周波数リソース指標318及び最初の時間リソース指標320に基づいて識別することができる。様々な実施形態では、D2D UE106は次に、D2D発見信号326を第1のD2D発見期間中に、第1のD2D発見期間に対する割り当てリソースを使用して送信することができる。
いくつかの実施形態では、受信されたD2D発見リソース割り当て情報316は、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標322を含むことができる。様々なこのような実施形態では、D2D UE106は、次のD2D発見期間に対する次のD2D発見期間指標328をD2D発見期間指標322に基づいて識別することができる。いくつかの実施形態では、D2D UE106は、D2D発見信号送信のための割り当てリソースを次のD2D発見期間中に識別する際に使用するために、次の周波数リソース指標330及び次の時間リソース指標332を決定することができる。様々な実施形態では、D2D UE106は、次の周波数リソース指標330及び次の時間リソース指標332を、最初の周波数リソース指標318及び最初の時間リソース指標320に少なくとも部分的に基づいて決定することができる。いくつかの実施形態では、周波数次元及び/又は時間次元に関する期間固有の循環シフトの実施と併せて、D2D UE106は、次の周波数リソース指標330及び次の時間リソース指標332の一方又は両方を、D2D発見期間指標328にさらに基づいて決定することができる。様々な実施形態では、たとえば、D2D UE106は、次のD2D発見期間に対する次の周波数リソース指標330を、最初の周波数リソース指標318、最初の時間リソース指標320、及び次のD2D発見期間指標328に基づいて決定することができる。いくつかの実施形態では、D2D UE106は、次のD2D発見期間に対する割り当てリソースを、次の周波数リソース指標330及び次の時間リソース指標332に基づいて識別することができる。様々な実施形態では、D2D UE106は次に、D2D発見信号334を次のD2D発見期間中に、次のD2D発見期間に対する割り当てリソースを使用して送信することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
上記の実施形態の動作は、下記の図及び添付の例を参照して更に説明することができる。図のいくつかは論理フローを含み得る。本明細書に提示されるこのような図は特定の論理フローを含み得るが、その論理フローは単に、本明細書に記載の一般的な機能をどのように実現できるかの一例を提供するにすぎないことが理解できよう。さらに、所与の論理フローは、特に指示がない限り必ずしも提示された順序で実行されなくてよい。加えて、所与の論理フローは、ハードウェア要素、プロセッサによって実行されるソフトウェア要素、又はこれらの任意の組合せによって実施することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
図4は、論理フロー400の一実施形態を例示する。この論理フローは、D2D発見のための開示されたリソース割り当て技法のうちの1つ又は複数の実施態様をいくつかの実施形態において表し得る。たとえば、論理フロー400は、様々な実施形態でD2D UE106によって図3の動作環境300において行うことができる動作を表し得る。図4に示されるように、402で、デバイスツーデバイス(D2D)構成情報を受信することができ、この構成情報は、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値と、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示すD2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組とを含む。たとえば、図3のD2D UE106は、D2D発見リソース割り当て情報316をeNB102から受信することができ、D2D発見リソース割り当て情報316は、最初の周波数リソース指標318、最初の時間リソース指標320、及びD2D発見期間指標322を含むことができる。404で、第1のD2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、D2D発見信号326を第1のD2D発見期間中に、そのD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信することができる。
406で、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、次のD2D発見期間指標328をD2D発見期間指標322に基づいて決定することができる。408で、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組を、D2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定することができ、ここで、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組は、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示す。たとえば、図3のD2D UE106は、次の周波数リソース指標330及び次の時間リソース指標332を含むD2D発見リソース割り当てパラメータの組を、D2D発見リソース割り当て情報316に含まれるD2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組、及び次のD2D発見期間指標328に基づいて決定することができる。410で、第2のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、D2D発見信号334を次のD2D発見期間中に、次の周波数リソース指標330及び次の時間リソース指標332によって示されたD2D発見リソース割り当てを使用して送信することができる。実施形態は、これらの例に限定されない。
図5は、論理フロー500の一実施形態を例示する。この論理フローは、D2D発見のための開示されたリソース割り当て技法のうちの1つ又は複数の実施態様をいくつかの実施形態において表し得る。たとえば、論理フロー500は、様々な実施形態でD2D UE106によって図3の動作環境300において行うことができる動作を表し得る。図5に示されるように、502で、第1の時間リソース指標と、第1の周波数リソース指標と、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値とを含むRRCメッセージを受信することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、D2D発見リソース割り当て情報316を含むRRCメッセージを受信することができ、D2D発見リソース割り当て情報316は、最初の周波数リソース指標318と、最初の時間リソース指標320と、第1のD2D発見期間に対応する値を含むD2D発見期間指標322とを含むことができる。504で、1つ又は複数のD2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて識別されたD2D発見リソースを使用して送信することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、1つ又は複数のD2D発見信号326を、最初の周波数リソース指標318及び最初の時間リソース指標320に基づいて識別されたD2D発見リソースを使用して送信することができる。506で、第2の時間リソース指標を第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて決定することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、次の時間リソース指標332を最初の周波数リソース指標318及び最初の時間リソース指標320に基づいて決定することができる。
508で、第2の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値に基づいて決定することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、次の周波数リソース指標330を、最初の周波数リソース指標318、最初の時間リソース指標320、及び次のD2D発見期間指標328に基づいて決定することができる。510で、第2のD2D発見期間のD2D発見リソースを、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標に基づいて識別することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、次のD2D発見期間のD2D発見リソースを次の周波数リソース指標330及び次の時間リソース指標332に基づいて識別することができる。512で、1つ又は複数のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間の識別されたD2D発見リソースを使用して送信することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、1つ又は複数のD2D発見信号334を次のD2D発見期間中に、次の周波数リソース指標330及び次の時間リソース指標332に基づいて識別されたD2D発見リソースを使用して送信することができる。実施形態は、これらの例に限定されない。
図6は、論理フロー600の一実施形態を例示する。この論理フローは、D2D発見のための開示されたリソース割り当て技法のうちの1つ又は複数の実施態様をいくつかの実施形態において表し得る。たとえば、論理フロー600は、様々な実施形態でD2D UE106によって図3の動作環境300において行うことができる動作を表し得る。図6に示されるように、602で、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標を指定するD2D発見構成情報を含むRRCメッセージを受信することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、最初の周波数リソース指標318及び最初の時間リソース指標320を有するD2D発見構成情報を含む、RRCメッセージを受信することができる。604で、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第1のUE固有のリソース割り当てを決定することができる。たとえば、最初の周波数リソース指標318及び最初の時間リソース指標320に基づいて、図3のD2D UE106は、第1のUE固有のリソース割り当てを決定することができ、この第1のUE固有のリソース割り当ては、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む。606で、D2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のUE固有のリソース割り当てを使用して送信することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、D2D発見信号326を第1のD2D発見期間中に、最初の周波数リソース指標318及び最初の時間リソース指標320に基づいて決定された第1のUE固有のリソース割り当てを使用して送信することができる。
608で、第1のUE固有のリソース割り当て、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第2のUE固有のリソース割り当てを決定することができる。たとえば、第1のD2D発見期間に対する第1のUE固有のリソース割り当て、及び次のD2D発見期間に対する次のD2D発見期間指標328の値に基づいて、図3のD2D UE106は、次の周波数リソース指標330及び次の時間リソース指標332を決定することができ、これらは、次のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む、次のUE固有のリソース割り当てを定義することができる。610で、D2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のUE固有のリソース割り当てを使用して送信することができる。たとえば、図3のD2D UE106は、D2D発見信号334を次のD2D発見期間中に、608で決定された次のUE固有のリソース割り当てを使用して送信することができる。実施形態は、これらの例に限定されない。
図7は、記憶媒体700の一実施形態を例示する。記憶媒体700は、光記憶媒体、磁気記憶媒体又は半導体記憶媒体などの任意の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体又は機械可読記憶媒体を含み得る。様々な実施形態では、記憶媒体700は製造物を含み得る。いくつかの実施形態では、記憶媒体700は、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、及び図6の論理フロー600のうちの1つ以上を実施するためのコンピュータ実行可能命令など、コンピュータ実行可能命令を記憶することができる。コンピュータ可読記憶媒体又は機械可読記憶媒体の例には、揮発性メモリ又は不揮発性メモリ、取外し可能又は取外し不可能メモリ、消去可能又は消去不可能メモリ、書込み可能又は再書込み可能メモリなどを含む、電子的データを記憶できる任意の有形の媒体が含まれ得る。コンピュータ実行可能命令の例には、ソースコード、コンパイルコード、インタプリタコード、実行可能コード、静的コード、動的コード、オブジェクト指向コード、視覚コードなどの適切な任意の種類のコードが含まれ得る。実施形態は、この文脈に限定されない。
図8は、通信デバイス800の一実施形態を例示し、この通信デバイスは、図3のeNB102及びD2D UE106、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、図6の論理フロー600、並びに図7の記憶媒体700のうちの1つ以上を実施することができる。様々な実施形態では、デバイス800は論理回路828を備えることができる。論理回路828は、たとえば、図3のeNB102及びD2D UE106、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、及び図6の論理フロー600のうちの1つ以上について説明された動作を行うための物理的な回路を含むことができる。図8に示されるように、デバイス800は、無線インターフェース810、ベースバンド回路820、及び計算プラットフォーム830を含むことができるが、実施形態はこの構成に限定されない。
デバイス800は、図3のeNB102及びD2D UE106、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、図6の論理フロー600、図7の記憶媒体700、並びに論理回路828のうちの1つ以上の構造及び/又は動作の一部若しくは全部を、単一の計算エンティティ内で、完全に単一のデバイス内のように実施することができる。或いは、デバイス800は、図3のeNB102及びD2D UE106、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、図6の論理フロー600、図7の記憶媒体700、並びに論理回路828のうちの1つ以上の構造及び/又は動作の一部分を、複数の計算エンティティにわたって、クライアントサーバアーキテクチャ、3層アーキテクチャ、N層アーキテクチャ、密結合又はクラスタ化アーキテクチャ、ピアツーピアアーキテクチャ、マスタスレーブアーキテクチャ、共有データベースアーキテクチャなどの分散システムアーキテクチャ、及び他の種類の分散システムを使用して分散することができる。実施形態は、この文脈に限定されない。
1つの実施形態では、無線インターフェース810は、シングルキャリア若しくはマルチキャリア変調信号(たとえば、相補型符号変調(CCK)、直交周波数分割多重(OFDM)、及び/又はシングルキャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)シンボルを含む)を送信及び/又は受信するように適応されたコンポーネント若しくはコンポーネントの組合せを含み得るが、実施形態は、いかなる特定の無線によるインターフェース又は変調方式にも限定されない。無線インターフェース810は、たとえば、受信器812、周波数シンセサイザ814、及び/又は送信器816を含み得る。無線インターフェース810は、バイアス制御部、水晶発振器、及び/又は1つ若しくは複数のアンテナ818−fを含み得る。別の実施形態では、無線インターフェース810は、外部の電圧制御発振器(VCO)、表面弾性波フィルタ、中間周波数(IF)フィルタ及び/又はRFフィルタを要望に応じ使用することができる。可能なRFインターフェース設計が多様であるので、これについての広範囲の説明は省略する。
ベースバンド回路820は、無線インターフェース810と通信して受信信号及び/又は送信信号を処理することができ、また、たとえば、受信信号をダウンコンバートするアナログ/デジタル変換器822、送信のために信号をアップコンバートするデジタル/アナログ変換器824を含み得る。さらに、ベースバンド回路820は、ベースバンド又は物理層(PHY)処理回路826を、それぞれの受信信号/送信信号のPHYリンク層処理のために含み得る。ベースバンド回路820は、たとえば、媒体アクセス制御(MAC)処理回路827を、MAC/データリンク層処理のために含み得る。ベースバンド回路820は、メモリコントローラ832を、たとえば、1つ若しくは複数のインターフェース834を介してMAC処理回路827及び/又は計算プラットフォーム830と通信するために含み得る。
いくつかの実施形態では、PHY処理回路826は、フレーム構築及び/又は検出モジュールを、バッファメモリなどの追加回路と併せて、通信フレームを構築及び/又は分解するために含み得る。別法として、又は加えて、MAC処理回路827は、これらの機能のいくつかの処理を共有すること、又はこれらの処理をPHY処理回路826とは別個に行うこともできる。いくつかの実施形態では、MAC処理とPHY処理を単一の回路に取り込むことができる。
計算プラットフォーム830は、デバイス800に計算機能を提供することができる。図示のように、計算プラットフォーム830は処理コンポーネント840を含み得る。ベースバンド回路820に加えて、又はその別法として、デバイス800は、図3のeNB102及びD2D UE106、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、図6の論理フロー600、図7の記憶媒体700、並びに論理回路828のうちの1つ以上の処理動作又は論理を、処理コンポーネント840を使用して実行することができる。処理コンポーネント840(及び/又はPHY826及び/又はMAC827)は、様々なハードウェア要素、ソフトウェア要素、又は双方の組合せを含み得る。ハードウェア要素の例には、デバイス、論理デバイス、コンポーネント、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、プロセッサ回路、回路要素(たとえば、トランジスタ、抵抗、キャパシタ、インダクタなど)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、メモリユニット、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、マイクロチップ、チップセットなどが含まれ得る。ソフトウェア要素の例には、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、ソフトウェア開発プログラム、機械プログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、関数、方法、手順、ソフトウェアインターフェース、アプリケーションプログラムインターフェース(API)、命令セット、計算コード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、語、値、記号、又はこれらの任意の組合せが含まれ得る。ある実施形態がハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素を使用して実現されるかどうかの判断は、所望の計算速度、電力レベル、耐熱性、処理サイクルバジェット、入力データ転送速度、出力データ転送速度、メモリ資源、データバス速度、及び他の設計制約又は性能制約などの任意の数の要因により、所与の実施態様に対する要望に応じて、異なり得る。
計算プラットフォーム830は、別のプラットフォームコンポーネント850を更に含むことができる。別のプラットフォームコンポーネント850は、1つ又は複数のプロセッサ、マルチコアプロセッサ、コプロセッサ、メモリユニット、チップセット、コントローラ、周辺装置、インターフェース、発振器、タイミングデバイス、ビデオカード、オーディオカード、マルチメディア入力/出力(I/O)コンポーネント(たとえば、デジタル表示装置)、電源などの、一般的な計算要素を含む。メモリユニットの例には、それだけには限らないが、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブルデータレートDRAM(DDRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、強誘電性ポリマーメモリなどのポリマーメモリ、オボニックメモリ、位相変化又は強誘電性メモリ、シリコン酸化膜窒化酸化膜シリコン(SONOS)メモリ、磁気カード又は光カード、リダンダントアレイオブインデペンデントディスク(RAID)ドライブなどのデバイスのアレイ、固体メモリデバイス(たとえば、USBメモリ、固体ドライブ(SSD))、及び情報を記憶するのに適している他の任意の種類の記憶媒体などの、様々な種類のコンピュータ可読及び機械可読記憶媒体が1つ又は複数の高速メモリユニットの形で含まれ得る。
デバイス800は、たとえば、ウルトラモバイルデバイス、モバイルデバイス、固定デバイス、マシンツーマシン(M2M)デバイス、携帯情報端末(PDA)、モバイル計算デバイス、スマートフォン、電話、デジタル電話、セルラー電話、ユーザ機器、電子書籍リーダ、ハンドセット、一方向ページャ、二方向ページャ、メッセージングデバイス、コンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ネットブックコンピュータ、手持ち型コンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバ、サーバアレイ又はサーバファーム、ウェブサーバ、ネットワークサーバ、インターネットサーバ、ワークステーション、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、スーパーコンピュータ、ネットワーク機器、ウェブ機器、分散型計算システム、マルチプロセッサシステム、プロセッサベースシステム、消費者電子機器、プログラム可能消費者電子機器、ゲームデバイス、表示装置、テレビジョン、デジタルテレビジョン、セットトップボックス、無線アクセスポイント、基地局、ノードB、加入者ステーション、モバイル加入者センタ、無線ネットワークコントローラ、ルータ、ハブ、ゲートウェイ、ブリッジ、スイッチ、機械、又はこれらの組合せとすることができる。したがって、本明細書に記載されたデバイス800の機能及び/又は特定の構成は、デバイス800の様々な実施形態において、適宜に要望に応じて、含まれても省略されてもよい。
デバイス800の実施形態は、単入力単出力(SISO)アーキテクチャを使用して実現することができる。しかし、特定の実施態様は、送信及び/又は受信用の複数のアンテナ(たとえば、アンテナ818−f)を、ビーム形成若しくは空間分割多元接続(SDMA)のための適応型アンテナ技法を使用して、及び/又はMIMO通信技法を使用して、含み得る。
デバイス800のコンポーネント及び機能は、ディスクリート回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、論理ゲート及び/又は単一チップアーキテクチャの任意の組合せを使用して実現することができる。さらに、デバイス800の機能は、マイクロコントローラ、プログラム可能論理アレイ及び/若しくはマイクロプロセッサ、又は上記の任意の組合せを、適宜に適切な場合に使用して、実現することができる。ハードウェア、ファームウェア及び/若しくはソフトウェア要素は、本明細書では一括して、又は個別に「論理回路」又は「回路」と呼ばれる場合があることに留意されたい。
図8のブロック図に示された例示的なデバイス800は、多くの可能な実施態様のうちの1つの機能的に描写している例を表し得ることを理解されたい。したがって、添付の図に描写されたブロック機能を分割、省略又は包含することは、これらの機能を実現するためのハードウェアコンポーネント、回路、ソフトウェア及び/又は要素が、実施形態において必然的に分割、省略、又は包含されることを意味しない。
図9は、広帯域無線アクセスシステム900の実施形態を例示する。図9に示されるように、広帯域無線アクセスシステム900は、インターネット910型のネットワークなどを含むインターネットプロトコル(IP)型ネットワークとすることができ、インターネット910へのモバイル無線アクセス及び/又は固定無線アクセスをサポートすることができる。1つ又は複数の実施形態では、広帯域無線アクセスシステム900は、3GPP LTE規格及び/又はIEEE802.16標準のうちの1つ以上に準拠するシステムのような、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)ベース、又はシングルキャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)ベースの無線ネットワークの任意の種類を含むことができ、特許請求される主題の範囲はこれらの点において限定されない。
例示的な広帯域無線アクセスシステム900では、無線アクセスネットワーク(RAN)912及び918が、それぞれ進化型ノードB(eNB)914及び920と結合して、1つ若しくは複数の固定デバイス916とインターネット910との間、及び/又は1つ若しくは複数のモバイルデバイス922とインターネット910との間の無線通信を提供することができる。固定デバイス916及びモバイルデバイス922の1つの例は図8のデバイス800であり、固定デバイス916がデバイス800の固定バージョンを含み、モバイルデバイス922がデバイス800のモバイルバージョンを含む。RAN912及び918は、広帯域無線アクセスシステム900上の1つ又は複数の物理的エンティティへのネットワーク機能のマッピングを定義できるプロファイルを実現することができる。eNB914及び920は、デバイス800に関連して説明したような固定デバイス916及び/又はモバイルデバイス922とRF通信を行うための無線機器を含むことができ、また、たとえば、3GPP LTE規格又はIEEE802.16標準に準拠するPHY及びMAC層機器を含むことができる。eNB914及び920は、インターネット910にそれぞれRAN912及び918を介して結合するためのIPバックプレーンを更に含むことができるが、特許請求される主題の範囲はこれらの点において限定されない。
広帯域無線アクセスシステム900は、訪問コアネットワーク(CN)924及び/又はホームCN926を更に含むことができ、そのそれぞれが1つ又は複数のネットワーク機能を提供することができ得るとともに、これには、それだけには限らないが、たとえば認証、許可及び課金(AAA)機能であるプロキシ及び/若しくはリレー型機能、動的ホスト構成プロトコル(DHCP)機能、又はドメイン名サービス制御など、公衆交換電話網(PSTN)ゲートウェイ若しくはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)ゲートウェイなどのドメインゲートウェイ、及び/若しくはインターネットプロトコル(IP)型サーバ機能などが含まれる。しかしこれらは、訪問CN924及び/又はホームCN926が提供できる機能の種類の単なる例にすぎず、特許請求される主題の範囲はこれらの点において限定されない。訪問CN924は、訪問CN924が固定デバイス916又はモバイルデバイス922の通常のサービスプロバイダの一部ではない場合に訪問CNと呼ばれることがあり、これはたとえば、固定デバイス916若しくはモバイルデバイス922がそのそれぞれのホームCN926から離れてさまよっている場合か、又は、広帯域無線アクセスシステム900が固定デバイス916若しくはモバイルデバイス922の通常のサービスプロバイダの一部ではあるが、広帯域無線アクセスシステム900が固定デバイス916若しくはモバイルデバイス922の主たる位置若しくはホーム位置ではない別の場所若しくは国にあり得る場合である。実施形態は、この文脈に限定されない。
固定デバイス916は、家庭又は事業所の中若しくは近くなど、eNB914及び920の一方又は両方の到達範囲内のどこにでも設置されて、家庭又は事業所の顧客に、インターネット910への広帯域アクセスを、それぞれ、eNB914及び920とRAN912及び918、並びにホームCN926を介して提供することができる。固定デバイス916は一般に固定位置に配置されるが、必要に応じて別の位置へ動かせることは注意するだけの価値がある。モバイルデバイス922は、モバイルデバイス922がたとえば、eNB914及び920の一方又は両方の到達範囲内にある場合に、1つの位置でも複数の位置でも利用することができる。1つ又は複数の実施形態によれば、オペレーションサポートシステム(OSS)928が、広帯域無線アクセスシステム900の管理機能を提供するために、また広帯域無線アクセスシステム900の機能性エンティティ間のインターフェースを提供するために、広帯域無線アクセスシステム900の一部となり得る。図9の広帯域無線アクセスシステム900は、広帯域無線アクセスシステム900の特定の数のコンポーネントを示している無線ネットワークの単に1つの種類にすぎず、特許請求される主題の範囲はこれらの点において限定されない。
様々な実施形態がハードウェア要素、ソフトウェア要素、又は両方の組合せを使用して実現され得る。ハードウェア要素の例には、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、回路要素(たとえば、トランジスタ、抵抗、キャパシタ、インダクタなど)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、マイクロチップ、チップセットなどが含まれ得る。ソフトウェアの例には、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、機械プログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、関数、方法、手順、ソフトウェアインターフェース、アプリケーションプログラムインターフェース(API)、命令セット、計算コード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、語、値、記号、又はこれらの任意の組合せを含み得る。ある実施形態がハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素を使用して実現されるかどうかの判断は、所望の計算速度、電力レベル、耐熱性、処理サイクルバジェット、入力データ転送速度、出力データ転送速度、メモリ資源、データバス速度、及び他の設計制約又は性能制約などの任意の数の要因により、異なり得る。
少なくとも1つの実施形態の1つ又は複数の態様は、機械可読記憶媒体に記憶された代表的な命令によって実施することができ、この命令は、プロセッサ内の様々な論理を表し、機械によって読み取られると、その機械が論理を組み立てて、本明細書に記載された技法を実行することになる。「IPコア」として知られるこのような表現は、有形の機械可読媒体に記憶することができ、様々な顧客又は製造施設に供給して、論理回路又はプロセッサを実際に作る製造機械にロードすることができる。いくつかの実施形態は、たとえば、命令又は命令セットを記憶できる機械可読媒体又は機械可読物を使用して実現することができ、この命令が機械によって実行されると、その機械が実施形態による方法及び/又は動作を実行することになり得る。このような機械は、たとえば、任意の適切な処理プラットフォーム、計算プラットフォーム、計算デバイス、処理デバイス、計算システム、処理システム、コンピュータ、プロセッサなどを含むことができ、また、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組合せを使用して実現することができる。機械可読媒体又は機械可読物には、たとえば、任意の適切な種類のメモリユニット、メモリデバイス、メモリ物、メモリ媒体、記憶デバイス、記憶物、記憶媒体及び/又は記憶ユニット、たとえば、メモリ、取外し可能又は取外し不可能媒体、消去可能又は消去不可能媒体、書込み可能又は再書込み可能媒体、デジタル又はアナログ媒体、ハードディスク、フロッピーディスク、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、書込み可能なコンパクトディスク(CD−R)、再書込み可能なコンパクトディスク(CD−RW)、光ディスク、磁気媒体、磁気光媒体、取外し可能メモリカード又はメモリディスク、様々な種類のデジタル多機能ディスク(DVD)、テープ、カセットなどが含まれ得る。命令は、ソースコード、コンパイルコード、インタプリタコード、実行可能コード、静的コード、動的コード、暗号コードなどの適切な任意の種類のコードを含むことができ、これらは、任意の適切な上位レベルの、下位レベルの、オブジェクト指向の、視覚による、コンパイル済みの、及び/又は解釈された、プログラミング言語を使用して実行される。
下記の例は、更なる実施形態に関する。
実例1は、ユーザ機器(UE)であり、第1のデバイスツーデバイス(D2D)発見期間に対するD2D発見期間指標値、並びに第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示すD2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組を含むD2D構成情報を受信するための、かつ第1のD2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信するための、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも一部分がハードウェアの形である論理回路とを備え、この論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、かつD2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組をD2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示す。
実例2は、実例1のUEであり、D2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組が、第1のD2D発見周波数リソース指標、及び第1のD2D発見時間リソース指標を含み、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組が、第2のD2D発見周波数リソース指標、及び第2のD2D発見時間リソース指標を含む。
実例3は、実例2のUEであり、その論理回路が、第2のD2D発見周波数リソース指標を、第1のD2D発見周波数リソース指標、第1のD2D発見時間リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定する。
実例4は、実例2のUEであり、その論理回路が、第2のD2D発見時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を参照せずに決定する。
実例5は、実例2のUEであり、その論理回路が、第2のD2D発見時間リソース指標を、D2D構成情報に含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定する。
実例6は、実例1のUEであり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値、及び最大許容D2D発見期間指標値に基づいて決定する。
実例7は、実例6のUEであり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値として0の値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値が最大許容D2D発見期間指標値に等しいという判定に応じて決定する。
実例8は、実例1のUEであり、少なくとも1つのRFトランシーバが、第2のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信する。
実例9は、実例1から実例8のいずれかのUEであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例10は、無線通信命令の組を含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、その命令の組がユーザ機器(UE)において実行されることに応じて、UEが、1つ又は複数のデバイスツーデバイス(D2D)発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて識別されたD2D発見リソースを使用して送信し、第2の時間リソース指標を第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて決定し、第2の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、かつ第2のD2D発見期間のD2D発見リソースを第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標に基づいて識別することになる。
実例11は、実例10の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、1つ又は複数のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間の識別されたD2D発見リソースを使用して送信することになる。
実例12は、実例10の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第1の時間リソース指標と、第1の周波数リソース指標と、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値とを含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信することになる。
実例13は、実例12の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値、及び定義された最大D2D発見期間指標値に基づいて決定することになる。
実例14は、実例13の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値が、定義された最大D2D発見期間指標値未満であるという判定に応じて、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値をインクリメントすることによって決定し、かつ第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値が、定義された最大D2D発見期間指標値に等しいという判定に応じて、0に等しくなるように決定することになる。
実例15は、実例12の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2の時間リソース指標を、RRCメッセージに含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定することになる。
実例16は、実例10の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2の時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を参照せずに決定することになる。
実例17は、実例10の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見期間に対する複数の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値、及び第2のD2D発見期間中に送信されるべきD2D発見媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)の数に基づいて決定し、かつD2D MAC PDUを第2のD2D発見期間中に、複数の周波数リソース指標によって示された周波数リソースを使用して送信することになる。
実例18は、実例10の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標を、第2のD2D発見期間内に含まれるD2D発見サブフレームの数を示すパラメータに基づいて決定することになる。
実例19は、無線通信装置であり、少なくとも一部分がハードウェアの形である論理回路を備え、この論理回路が、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標を指定するデバイスツーデバイス(D2D)発見構成情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第1のユーザ機器(UE)固有のリソース割り当てを決定し、第1のUE固有のリソース割り当てが、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて決定され、論理回路が、D2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のUE固有のリソース割り当てを使用して送信し、かつ第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第2のUE固有のリソース割り当てを決定し、第2のUE固有のリソース割り当てが、第1のUE固有のリソース割り当て、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定される。
実例20は、実例19の無線通信装置であり、その論理回路が、D2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のUE固有のリソース割り当てを使用して送信する。
実例21は、実例19の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てパラメータの組を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、D2D発見リソース割り当てパラメータの組が、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標を含み、論理回路が、第2のUE固有のリソース割り当てをD2D発見リソース割り当てパラメータの組に基づいて決定する。
実例22は、実例21の無線通信装置であり、その論理回路が、第2の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定する。
実例23は、実例21の無線通信装置であり、その論理回路が、第2の時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を参照せずに決定する。
実例24は、実例21の無線通信装置であり、その論理回路が、第2の時間リソース指標を、D2D発見構成情報に含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定する。
実例25は、実例19の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値が、D2D発見構成情報に含まれる。
実例26は、実例25の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値、及び定義された最大D2D発見期間指標値に基づいて決定する。
実例27は、ユーザ機器(UE)であり、実例19から実例26のいずれかの装置と、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナとを備える。
実例28は、実例27のUEであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例29は、無線通信方法であり、ユーザ機器(UE)によって、1つ又は複数のデバイスツーデバイス(D2D)発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて識別されたD2D発見リソースを使用して送信するステップと、UEの処理回路によって、第2の時間リソース指標を第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて決定するステップと、第2の周波数リソース指標を第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値に基づいて決定するステップと、第2のD2D発見期間のD2D発見リソースを第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標に基づいて識別するステップとを含む。
実例30は、実例29の無線通信方法であり、1つ又は複数のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間の識別されたD2D発見リソースを使用して送信するステップを含む。
実例31は、実例29の無線通信方法であり、第1の時間リソース指標と、第1の周波数リソース指標と、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値とを含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップを含む。
実例32は、実例31の無線通信方法であり、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値、及び定義された最大D2D発見期間指標値に基づいて決定するステップを含む。
実例33は、実例32の無線通信方法であり、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値が、定義された最大D2D発見期間指標値未満であるという判定に応じて、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値をインクリメントすることによって決定するステップと、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値が、定義された最大D2D発見期間指標値に等しいという判定に応じて、0に等しくなるように決定するステップとを含む。
実例34は、実例31の無線通信方法であり、第2の時間リソース指標を、RRCメッセージに含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定するステップを含む。
実例35は、実例29の無線通信方法であり、第2の時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を参照せずに決定するステップを含む。
実例36は、実例29の無線通信方法であり、第2のD2D発見期間に対する複数の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値、及び第2のD2D発見期間中に送信されるべきD2D発見媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)の数に基づいて決定するステップと、D2D MAC PDUを第2のD2D発見期間中に、複数の周波数リソース指標によって示された周波数リソースを使用して送信するステップとを含む。
実例37は、実例29の無線通信方法であり、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標を、第2のD2D発見期間内に含まれるD2D発見サブフレームの数を示すパラメータに基づいて決定するステップを含む。
実例38は、命令の組を含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、その命令の組が計算デバイスにおいて実行されることに応じて、この計算デバイスが、実例29から実例37のいずれかによる無線通信方法を実行することになる。
実例39は、装置であり、実例29から実例37のいずれかによる無線通信方法を実行するための手段を含む。
実例40は、システムであり、実例39の装置と、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナとを備える。
実例41は、実例40のシステムであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例42は、無線通信命令の組を含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、この無線通信命令の組がユーザ機器(UE)において実行されることに応じて、UEが、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標を指定するデバイスツーデバイス(D2D)発見構成情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信し、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第1のユーザ機器(UE)固有のリソース割り当てを決定し、第1のUE固有のリソース割り当てが、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて決定され、UEが、D2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のUE固有のリソース割り当てを使用して送信し、かつ第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第2のUE固有のリソース割り当てを決定し、第2のUE固有のリソース割り当てが、第1のUE固有のリソース割り当て、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定される。
実例43は、実例42の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、D2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のUE固有のリソース割り当てを使用して送信することになる。
実例44は、実例42の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てパラメータの組を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定することになり、D2D発見リソース割り当てパラメータの組が、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標を含み、またUEが、第2のUE固有のリソース割り当てをD2D発見リソース割り当てパラメータの組に基づいて決定することになる。
実例45は、実例44の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定することになる。
実例46は、実例44の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2の時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を参照せずに決定することになる。
実例47は、実例44の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2の時間リソース指標を、D2D発見構成情報に含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定する。
実例48は、実例42の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定することになり、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値が、D2D発見構成情報に含まれる。
実例49は、実例48の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値、及び定義された最大D2D発見期間指標値に基づいて決定することになる。
実例50は、無線通信装置であり、少なくとも一部分がハードウェアの形である論理回路を備え、この論理回路が、第1のデバイスツーデバイス(D2D)発見期間に対するD2D発見期間指標値、並びに第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示すD2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組を含む、D2D構成情報を受信し、第1のD2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信し、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、かつD2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組をD2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示す。
実例51は、実例50の無線通信装置であり、D2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組が、第1のD2D発見周波数リソース指標、及び第1のD2D発見時間リソース指標を含み、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組が、第2のD2D発見周波数リソース指標、及び第2のD2D発見時間リソース指標を含む。
実例52は、実例51の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見周波数リソース指標を、第1のD2D発見周波数リソース指標、第1のD2D発見時間リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定する。
実例53は、実例51の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を参照せずに決定する。
実例54は、実例51の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見時間リソース指標を、D2D構成情報に含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定する。
実例55は、実例50の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値、及び最大許容D2D発見期間指標値に基づいて決定する。
実例56は、実例55の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値として0の値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値が最大許容D2D発見期間指標値に等しいという判定に応じて決定する。
実例57は、実例50の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信する。
実例58は、ユーザ機器(UE)であり、実例50から実例57のいずれかによる装置と、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナとを備える。
実例59は、実例58のUEであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例60は、無線通信方法であり、ユーザ機器(UE)において、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標を指定するデバイスツーデバイス(D2D)発見構成情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するステップと、UEの処理回路によって、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第1のユーザ機器(UE)固有のリソース割り当てを決定するステップとを含み、第1のUE固有のリソース割り当てが、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて決定され、無線通信方法がさらに、D2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のUE固有のリソース割り当てを使用して送信するステップと、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第2のUE固有のリソース割り当てを決定するステップとを含み、第2のUE固有のリソース割り当てが、第1のUE固有のリソース割り当て、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定される。
実例61は、実例60の無線通信方法であり、D2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のUE固有のリソース割り当てを使用して送信するステップを含む。
実例62は、実例60の無線通信方法であり、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てパラメータの組を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するステップを含み、D2D発見リソース割り当てパラメータの組が、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標を含み、無線通信方法がさらに、第2のUE固有のリソース割り当てをD2D発見リソース割り当てパラメータの組に基づいて決定するステップを含む。
実例63は、実例62の無線通信方法であり、第2の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するステップを含む。
実例64は、実例62の無線通信方法であり、第2の時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を参照せずに決定するステップを含む。
実例65は、実例62の無線通信方法であり、第2の時間リソース指標を、D2D発見構成情報に含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定するステップを含む。
実例66は、実例60の無線通信方法であり、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するステップを含み、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値が、D2D発見構成情報に含まれる。
実例67は、実例66の無線通信方法であり、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値、及び定義された最大D2D発見期間指標値に基づいて決定するステップを含む。
実例68は、命令の組を含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、その命令の組が計算デバイスにおいて実行されることに応じて、計算デバイスが、実例60から実例67のいずれかによる無線通信方法を実行することになる。
実例69は、装置であり、実例60から実例67のいずれかによる無線通信方法を実行するための手段を含む。
実例70は、システムであり、実例69の装置と、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナとを備える。
実例71は、実例70のシステムであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例72は、無線通信装置であり、第1のデバイスツーデバイス(D2D)発見期間に対するD2D発見期間指標値、並びに第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示すD2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組を含む、D2D構成情報を受信するための手段と、第1のD2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信するための手段と、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するための手段と、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組をD2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するための手段とを備え、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示す。
実例73は、実例72の無線通信装置であり、D2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組が、第1のD2D発見周波数リソース指標、及び第1のD2D発見時間リソース指標を含み、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組が、第2のD2D発見周波数リソース指標、及び第2のD2D発見時間リソース指標を含む。
実例74は、実例73の無線通信装置であり、第2のD2D発見周波数リソース指標を、第1のD2D発見周波数リソース指標、第1のD2D発見時間リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するための手段を備える。
実例75は、実例73の無線通信装置であり、第2のD2D発見時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を参照せずに決定するための手段を備える。
実例76は、実例73の無線通信装置であり、第2のD2D発見時間リソース指標を、D2D構成情報に含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定するための手段を備える。
実例77は、実例72の無線通信装置であり、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値、及び最大許容D2D発見期間指標値に基づいて決定するための手段を備える。
実例78は、実例77の無線通信装置であり、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値として0の値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値が最大許容D2D発見期間指標値に等しいという判定に応じて決定するための手段を備える。
実例79は、実例72の無線通信装置であり、第2のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信するための手段を備える。
実例80は、システムであり、実例72から実例79のいずれかによる装置と、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナとを備える。
実例81は、実例80のシステムであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例82は、無線通信装置であり、少なくとも一部分がハードウェアの形である論理回路を備え、この論理回路が、1つ又は複数のデバイスツーデバイス(D2D)発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて識別されたD2D発見リソースを使用して送信し、第2の時間リソース指標を第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて決定し、第2の周波数リソース指標を第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、かつ第2のD2D発見期間のD2D発見リソースを第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標に基づいて識別する。
実例83は、実例82の無線通信装置であり、その論理回路が、1つ又は複数のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間の識別されたD2D発見リソースを使用して送信する。
実例84は、実例82の無線通信装置であり、その論理回路が、第1の時間リソース指標と、第1の周波数リソース指標と、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値とを含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信する。
実例85は、実例84の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値、及び定義された最大D2D発見期間指標値に基づいて決定する。
実例86は、実例85の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値が、定義された最大D2D発見期間指標値未満であるという判定に応じて、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値をインクリメントすることによって決定し、かつ第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値が、定義された最大D2D発見期間指標値に等しいという判定に応じて、0に等しくなるように決定する。
実例87は、実例84の無線通信装置であり、その論理回路が、第2の時間リソース指標を、RRCメッセージに含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定する。
実例88は、実例82の無線通信装置であり、その論理回路が、第2の時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を参照せずに決定する。
実例89は、実例82の無線通信装置であり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対する複数の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値、及び第2のD2D発見期間中に送信されるべきD2D発見媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)の数に基づいて決定し、かつD2D MAC PDUを第2のD2D発見期間中に、複数の周波数リソース指標によって示された周波数リソースを使用して送信する。
実例90は、実例82の無線通信装置であり、その論理回路が、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標を、第2のD2D発見期間内に含まれるD2D発見サブフレームの数を示すパラメータに基づいて決定する。
実例91は、ユーザ機器(UE)であり、実例82から実例90のいずれかによる装置と、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナとを備える。
実例92は、実例91のUEであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例93は、無線通信方法であり、ユーザ機器(UE)において、第1のデバイスツーデバイス(D2D)発見期間に対するD2D発見期間指標値、並びに第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示すD2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組を含む、D2D構成情報を受信するステップと、第1のD2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信するステップと、UEの処理回路によって、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するステップと、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組を、D2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するステップとを含み、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示す。
実例94は、実例93の無線通信方法であり、D2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組が、第1のD2D発見周波数リソース指標、及び第1のD2D発見時間リソース指標を含み、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組が、第2のD2D発見周波数リソース指標、及び第2のD2D発見時間リソース指標を含む。
実例95は、実例94の無線通信方法であり、第2のD2D発見周波数リソース指標を、第1のD2D発見周波数リソース指標、第1のD2D発見時間リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するステップを含む。
実例96は、実例94の無線通信方法であり、第2のD2D発見時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を参照せずに決定するステップを含む。
実例97は、実例94の無線通信方法であり、第2のD2D発見時間リソース指標を、D2D構成情報に含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定するステップを含む。
実例98は、実例93の無線通信方法であり、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値、及び最大許容D2D発見期間指標値に基づいて決定するステップを含む。
実例99は、実例98の無線通信方法であり、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値として0の値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値が最大許容D2D発見期間指標値に等しいという判定に応じて決定するステップを含む。
実例100は、実例93の無線通信方法であり、第2のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信するステップを含む。
実例101は、命令の組を含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、その命令の組が計算デバイスにおいて実行されることに応じて、この計算デバイスが、実例93から実例100のいずれかによる無線通信方法を実行することになる。
実例102は、装置であり、実例93から実例100のいずれかによる無線通信方法を実行するための手段を備える。
実例103は、システムであり、実例102の装置と、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナとを備える。
実例104は、実例103のシステムであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例105は、無線通信装置であり、1つ又は複数のデバイスツーデバイス(D2D)発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて識別されたD2D発見リソースを使用して送信するための手段と、第2の時間リソース指標を、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて決定するための手段と、第2の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値に基づいて決定するための手段と、第2のD2D発見期間のD2D発見リソースを、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標に基づいて識別するための手段とを備える。
実例106は、実例105の無線通信装置であり、1つ又は複数のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間の識別されたD2D発見リソースを使用して送信するための手段を含む。
実例107は、実例105の無線通信装置であり、第1の時間リソース指標と、第1の周波数リソース指標と、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値とを含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するための手段を含む。
実例108は、実例107の無線通信装置であり、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値、及び定義された最大D2D発見期間指標値に基づいて決定するための手段を含む。
実例109は、実例108の無線通信装置であり、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値が、定義された最大D2D発見期間指標値未満であるという判定に応じて、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値をインクリメントすることによって決定するための手段と、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値が、定義された最大D2D発見期間指標値に等しいという判定に応じて、0に等しくなるように決定するための手段とを含む。
実例110は、実例107の無線通信装置であり、第2の時間リソース指標を、RRCメッセージに含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定するための手段を含む。
実例111は、実例105の無線通信装置であり、第2の時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を参照せずに決定するための手段を含む。
実例112は、実例105の無線通信装置であり、第2のD2D発見期間に対する複数の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値、及び第2のD2D発見期間中に送信されるべきD2D発見媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)の数に基づいて決定するための手段と、D2D MAC PDUを第2のD2D発見期間中に、複数の周波数リソース指標によって示された周波数リソースを使用して送信するための手段とを含む。
実例113は、実例105の無線通信装置であり、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標を、第2のD2D発見期間内に含まれるD2D発見サブフレームの数を示すパラメータに基づいて決定するための手段を含む。
実例114は、システムであり、実例105から実例113のいずれかによる装置と、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナとを備える。
実例115は、実例114のシステムであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例116は、ユーザ機器(UE)であり、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標を指定するデバイスツーデバイス(D2D)発見構成情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するための少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも一部分がハードウェアの形である論理回路とを備え、この論理回路が、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第1のUE固有のリソース割り当てを決定し、第1のUE固有のリソース割り当てが、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて決定され、少なくとも1つのRFトランシーバが、D2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のUE固有のリソース割り当てを使用して送信し、論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第2のUE固有のリソース割り当てを決定し、第2のUE固有のリソース割り当てが、第1のUE固有のリソース割り当て、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定される。
実例117は、実例116のUEであり、少なくとも1つのRFトランシーバが、D2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のUE固有のリソース割り当てを使用して送信する。
実例118は、実例116のUEであり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てパラメータの組を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、D2D発見リソース割り当てパラメータの組が、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標を含み、論理回路が、第2のUE固有のリソース割り当てをD2D発見リソース割り当てパラメータの組に基づいて決定する。
実例119は、実例118のUEであり、その論理回路が、第2の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定する。
実例120は、実例118のUEであり、その論理回路が、第2の時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を参照せずに決定する。
実例121は、実例118のUEであり、その論理回路が、第2の時間リソース指標を、D2D発見構成情報に含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定する。
実例122は、実例116のUEであり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値が、D2D発見構成情報に含まれる。
実例123は、実例122のUEであり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値、及び定義された最大D2D発見期間指標値に基づいて決定する。
実例124は、実例116から実例123のいずれかのUEであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例125は、ユーザ機器(UE)であり、1つ又は複数のデバイスツーデバイス(D2D)発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて識別されたD2D発見リソースを使用して送信するための少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも一部分がハードウェアの形である論理回路とを備え、この論理回路が、第2の時間リソース指標を、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて決定し、第2の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、かつ第2のD2D発見期間のD2D発見リソースを、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標に基づいて識別する。
実例126は、実例125のUEであり、少なくとも1つのRFトランシーバが、1つ又は複数のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間の識別されたD2D発見リソースを使用して送信する。
実例127は、実例125のUEであり、少なくとも1つのRFトランシーバが、第1の時間リソース指標と、第1の周波数リソース指標と、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値とを含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信する。
実例128は、実例127のUEであり、論理回路が、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値、及び定義された最大D2D発見期間指標値に基づいて決定する。
実例129は、実例128のUEであり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値が、定義された最大D2D発見期間指標値未満であるという判定に応じて、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値をインクリメントすることによって決定し、かつ第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値が、定義された最大D2D発見期間指標値に等しいという判定に応じて、0に等しくなるように決定する。
実例130は、実例127のUEであり、その論理回路が、第2の時間リソース指標を、RRCメッセージに含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定する。
実例131は、実例125のUEであり、その論理回路が、第2の時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値を参照せずに決定する。
実例132は、実例125のUEであり、その論理回路が、第2のD2D発見期間に対する複数の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、第2のD2D発見期間に対応するD2D発見期間指標値、及び第2のD2D発見期間中に送信されるべきD2D発見媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)の数に基づいて決定し、少なくとも1つのRFトランシーバが、D2D MAC PDUを第2のD2D発見期間中に、複数の周波数リソース指標によって示された周波数リソースを使用して送信する。
実例133は、実例125のUEであり、その論理回路が、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標を、第2のD2D発見期間内に含まれるD2D発見サブフレームの数を示すパラメータに基づいて決定する。
実例134は、実例125から実例133のいずれかのUEであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例135は、無線通信装置であり、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標を指定するデバイスツーデバイス(D2D)発見構成情報を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するための手段と、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第1のユーザ機器(UE)固有のリソース割り当てを決定するための手段とを備え、第1のUE固有のリソース割り当てが、第1の時間リソース指標及び第1の周波数リソース指標に基づいて決定され、無線通信装置がさらに、D2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のUE固有のリソース割り当てを使用して送信するための手段と、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソースプールに含まれるD2D発見リソースの組を含む第2のUE固有のリソース割り当てを決定するための手段とを備え、第2のUE固有のリソース割り当てが、第1のUE固有のリソース割り当て、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定される。
実例136は、実例135の無線通信装置であり、D2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のUE固有のリソース割り当てを使用して送信するための手段を備える。
実例137は、実例135の無線通信装置であり、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てパラメータの組を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するための手段を備え、D2D発見リソース割り当てパラメータの組が、第2の時間リソース指標及び第2の周波数リソース指標を含み、無線通信装置がさらに、第2のUE固有のリソース割り当てをD2D発見リソース割り当てパラメータの組に基づいて決定するための手段を備える。
実例138は、実例137の無線通信装置であり、第2の周波数リソース指標を、第1の時間リソース指標、第1の周波数リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するための手段を備える。
実例139は、実例137の無線通信装置であり、第2の時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を参照せずに決定するための手段を備える。
実例140は、実例137の無線通信装置であり、第2の時間リソース指標を、D2D発見構成情報に含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定するための手段を備える。
実例141は、実例135の無線通信装置であり、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定するための手段を備え、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値が、D2D発見構成情報に含まれる。
実例142は、実例141の無線通信装置であり、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値、及び定義された最大D2D発見期間指標値に基づいて決定するための手段を備える。
実例143は、システムであり、実例135から実例142のいずれかによる装置と、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナとを備える。
実例144は、実例143のシステムであり、少なくとも1つのメモリユニットと、タッチスクリーン表示装置とを備える。
実例145は、無線通信命令の組を含む少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、この無線通信命令の組がユーザ機器(UE)において実行されることに応じて、UEが、第1のデバイスツーデバイス(D2D)発見期間に対するD2D発見期間指標値、並びに第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示すD2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組を含む、D2D構成情報を受信し、第1のD2D発見信号を第1のD2D発見期間中に、第1のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信し、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定し、かつD2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組をD2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定することになり、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組が、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを示す。
実例146は、実例145の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、D2D発見リソース割り当てパラメータの第1の組が、第1のD2D発見周波数リソース指標、及び第1のD2D発見時間リソース指標を含み、D2D発見リソース割り当てパラメータの第2の組が、第2のD2D発見周波数リソース指標、及び第2のD2D発見時間リソース指標を含む。
実例147は、実例146の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見周波数リソース指標を、第1のD2D発見周波数リソース指標、第1のD2D発見時間リソース指標、及び第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値に基づいて決定することになる。
実例148は、実例146の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見時間リソース指標を、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を参照せずに決定することになる。
実例149は、実例146の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見時間リソース指標を、D2D構成情報に含まれるセル固有のシフトパラメータに基づいて決定することになる。
実例150は、実例145の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値、及び最大許容D2D発見期間指標値に基づいて決定することになる。
実例151は、実例150の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値として0の値を、第1のD2D発見期間に対するD2D発見期間指標値が最大許容D2D発見期間指標値に等しいという判定に応じて決定することになる。
実例152は、実例145の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、無線通信命令を含み、この無線通信命令がUEにおいて実行されることに応じて、UEが、第2のD2D発見信号を第2のD2D発見期間中に、第2のD2D発見期間に対するD2D発見リソース割り当てを使用して送信することになる。
多くの具体的な詳細が、実施形態の完全な理解が得られるように本明細書で論述された。しかし、当業者には、これらの具体的な詳細がなくても実施形態を実施できることが理解されよう。別の事例では、よく知られている動作、コンポーネント、及び回路については、実施形態を不明瞭にしないようにするために、詳細には説明されていない。本明細書に開示された具体的な構造及び機能上の詳細は、代表的なものであり得ること、また実施形態の範囲を必ずしも限定しないことを理解することができよう。
いくつかの実施形態は、「結合された」及び「接続された」という表現を、その派生語と共に使用して説明されることがある。これらの用語は、互いに同意語として意図されていない。たとえば、いくつかの実施形態は、2つ以上の要素が互いに直に物理的又は電気的に接触していることを示すために、「接続された」及び/又は「結合された」という用語を使用して説明されることがある。しかし、「結合された」という用語はまた、2つ以上の要素が互いに直には接触していないが、それでもなお互いに協働又は相互作用することを意味することもある。
特にことわらない限り、「処理する」、「算出する」、「計算する」、「決定する」などの用語は、コンピュータ若しくは計算システム、又は類似の電子計算デバイスの動作及び/又は処理を指すことが理解されよう。このシステム及び/又はデバイスは、計算システムのレジスタ及び/若しくはメモリ内の物理量(たとえば、電子量)として表されたデータを、計算システムのメモリ、レジスタ、又は他のこのような情報記憶装置、送信若しくは表示デバイス内の物理量として同様に表される別のデータになるように操作し、かつ/又は変換する。実施形態は、この文脈に限定されない。
本明細書に記載された方法は、記載された順序で、又は何か特定の順序で実行されなくてもよいことに留意されたい。さらに、本明細書で明らかにされた方法に関して説明された様々な動作は、連続にも並行にも実行することができる。
具体的な実施形態が本明細書で例示され説明されているが、同じ目的を達成するために適合されたどんな構成も、図示された特定の実施形態と置き換えができることを理解されたい。本開示は、様々な実施形態のあらゆるすべての改造物又は変形物を包含することを意図するものである。上記の記述は説明としてなされており、限定的なものではないことを理解されたい。上記の実施形態の組合せ、及び本明細書では具体的に説明されていない他の実施形態が、上記の説明を見直すことによって当業者には明らかになろう。したがって、様々な実施形態の範囲には、上記の構成、構造、及び方法が使用される他の任意の適用例が含まれる。
読者が技術開示の本質を素早く確認できるようにする要約を求める37C.F.R.§1.72(b)に従って、要約書が提供されることが強調される。この要約書は、それが特許請求項の範囲又は意味を解釈又は限定するために使用されないものとして提出される。加えて、上記の「発明を実施するための形態」では、開示を簡素化する目的で、様々な特徴が単一の実施形態にまとめられていることが分かる。この開示方法は、特許請求された実施形態が、各請求項で明確に列挙されたものよりも多い特徴を必要とするという意図を表すものと解釈されるべきものではない。むしろ、添付の請求項が反映するように、発明の主題は、単独の開示された実施形態のすべての特徴よりも少ない。すなわち、添付の請求項は、本明細書では「発明を実施するための形態」に組み込まれており、各請求項が、それ自体で別個の好ましい実施形態として存立している。添付の請求項では、「including」及び「in which」という用語はそれぞれ、「comprising」及び「wherein」というそれぞれの用語の平易な英語の同義語として使用されている。さらに「第1の」、「第2の」、及び「第3の」などの用語は、単に標識として使用されており、その対象物に数値的な要件を課すことを意図するものではない。
主題は、構造的特徴及び/又は方法論的作用に特有の言語で説明されているが、添付の請求項で定義されている主題は必ずしも上記の具体的な特徴又は作用に限定されないことを理解されたい。むしろ、上記の具体的な特徴及び作用は、請求項を実施する例示的な形として開示されている。