JP2017523689A - 統合された無線ネットワークにおけるシステム間移動性 - Google Patents

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Abstract

統合されたLTEおよびWi−Fiシステムにおいてシステム間移動性を提供するためのシステムが開示される。S1a−Cインターフェースと称される制御プレーンインターフェースが、LTE無線アクセスネットワーク内に含まれる信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN)と移動性管理エンティティ(MME)との間に定義される。S1a−Uインターフェースと称されるユーザプレーンインターフェースが、LTE無線アクセスネットワーク内のTWANとサーバゲートウェイ(SGW)との間に定義される。MMEは、LTEおよびTWANアクセスの両方のための共通制御プレーンエンティティとして動作する一方、SGWは、LTEおよびTWANの両方のためのユーザプレーンゲートウェイとして動作する。

Description

(関連出願の引用)
本願は、米国仮特許出願第62/015,763号(2014年6月23日出願)の米国特許法§119(e)に基づく利益を主張し、上記出願の内容は、その全体が参照により本明細書に引用される。
無線通信技術が進化するにつれて、さらなる要求が、多様な無線ネットワークのより広範な使用をサポートするために、無線システムに課されている。例えば、モバイルネットワークオペレータ(MNO)は、それらのセルラーおよびコアネットワークサービスを補完する方法で「キャリアグレード」のWi−Fiを組み込み始めている。例えば、MNOは、それらのセルラーおよびコアネットワークからインターネットトラフィックをオフロードするために、Wi−Fiを採用しようとしている。MNOはまた、Wi−Fiネットワークのユーザに、セルラーシステムの進化型パケットコア(EPC)へのアクセスを提供しようともしている。
セルラーおよびWi−Fiネットワークのシステム間統合の要求は増加し続けているが、そのような統合を提供する既存の方法は、リソース集約的であることが証明され、進行中の通信に中断をもたらすことが多すぎる。
出願人は、本明細書において、統合されたロングタームエボリューション(LTE)および信頼されている無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスネットワーク(TWAN)におけるシステム間移動性のためのシステムおよび方法を開示する。S1a−Cインターフェースと称される制御プレーンインターフェースが、3GPPコアネットワーク内に含まれる、信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN)と移動性管理エンティティ(MME)との間に定義される。S1a−Uインターフェースと称されるユーザプレーンインターフェースが、3GPPコアネットワーク内のTWANとサービングゲートウェイ(SGW)との間に定義される。MMEは、LTEおよびTWANアクセスの両方のための共通制御プレーンエンティティとして動作する一方、SGWは、LTEおよびTWANアクセスネットワークの両方のためのユーザプレーンサービングゲートウェイとして動作する。統合されたMMEおよびSGWは、ユーザ機器(UE)が、LTEまたはTWANアクセスネットワークのいずれかを通して、3GPPパケットデータネットワーク(PDN)の能力にアクセスすることを可能にする。さらに、UEと3GPP PDNとの間の既存の通信接続が、LTEまたはTWANアクセスネットワークのうちの一方から他方にハンドオーバされ得る。またさらに、MMEおよびSGWは、UEと3GPPパケットコアネットワークとの間で、1つはLTEを介して、1つはTWANを介してアクセスする2つの通信経路の同時維持を提供する。
例示的シナリオでは、例えば、無線電話または他のコンピューティングシステム等のユーザ機器(UE)は、TWANアクセスネットワークを介して、3GPPネットワークの進化型パケットコア(EPC)へのアタッチを試み得る。この処理は、例えば、UEがWi−Fiアクセスポイントとの関連付けを行うときに開始され得る。このWi−Fiアクセスポイントとの関連付けに応答して、TWANは、3GPP AAAサーバへの認証要求を生成および伝送する。TWAN内に含まれる信頼されているWLAN AAAプロキシ(TWAP)が、認証要求を生成および伝送する。認証要求に応答して、TWAN、特に、TWAPは、第1のインターフェースを介してTWANと移動性管理エンティティ(MME)との間の通信が承認されていることを示す回答を3GPP AAAサーバから受信する。例示的シナリオでは、受信された回答は、S1a−Cインターフェースを経由する通信が承認されていることを識別する。
TWANは、S1a−Cインターフェースを経由して、MMEへのセッションを作成するための要求を生成および伝送する。例示的実施形態では、TWAN内に含まれるWLANアクセスノード(AN)が、要求を生成および伝送する。要求を受信することに応答して、MMEは、SGWへのセッション作成要求を生成し、それを伝送する。例示的実施形態では、MMEは、要求に応えるように適合されるS11インターフェースを経由して、SGWにセッション作成要求を通信する。
SGWは、選択されたパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)へのセッションを作成するための要求を生成および伝送する。要求の受信に応じて、PGWは、3GPPネットワーク内でUEの要求されたアタッチメントを調整し、要求が承認されていると見なすと、セッション作成応答を生成および伝送する。
SGWは、セッション作成応答を受信し、それは、例示的実施形態では、UEのためのIPアドレスを含む。SGWは、応答をMMEに転送し、SGWは、UEに関するIPアドレスを含むセッション作成応答を、TWANにS1a−Cインターフェースを経由して伝送する。応答は、TWAN内のWLAN ANで受信され、第2のインターフェース、すなわち、S1a−Uインターフェースが正常に確立されていることの指示とともにTWAPに通信され得る。TWAN、特に、TWAPは、アタッチプロシージャが完了したことをUEに通信する。UEは、WLANからIPアドレスを受信する。その後、TWANは、SGWおよびS1a−Uインターフェースを介して、UEとPGWとの間でパケットをルーティングする。
開示されるシステムおよび方法の別の側面によると、UEによって使用されるPDNへの通信経路は、無線ネットワークのうちの一方から他方にハンドオーバされ得る。例えば、UEがTWANを通したWi−Fi接続を介してPDNネットワークへの確立された通信経路を有する状況において、PDNへの接続は、LTEアクセスネットワークを通したルーティングのためにハンドオーバされ得る。同様に、UEがLTEアクセスネットワークを介してPDNへの確立された接続を有する場合、接続は、LTEアクセスネットワークの代わりに、TWANを通したルーティングのためにハンドオーバされ得る。例示的シナリオでは、UEは、UEが既存の接続を有するLTEアクセスネットワークと統合されているTWANに関連付けられているWi−Fiアクセスポイント(AP)を発見する。UEは、上で説明されるようなアタッチプロシージャを使用して、Wi−Fiアクセスポイントとの関連付けを行う。関連付けは、3GPPネットワーク内のTWANとMMEとの間のS1a−Cインターフェースの確立、ならびに3GPPネットワーク内のTWANとSGWとの間のS1a−Uインターフェースの識別をもたらす。
TWANを介してPDNへの接続が確立されると、UEは、既存のLTE接続から制御をハンドオーバする要求を示す接続要求を生成し、TWANは、これを受信する。例示的実施形態では、ハンドオーバ要求は、要求を信頼されているWLANアクセスゲートウェイ(TWAG)に転送するWLAN ANにおいて受信される。例示的実施形態では、TWAGは、確立されたS1a−Cインターフェースを経由して要求をMMEに転送する。MMEは、SGWへの要求を生成し、それをS11インターフェースを経由して伝送する。
SGWは、PGWへのハンドオーバに対する要求を生成および伝送する。要求の受信に応じて、PGWは、3GPPネットワーク内でUEの既存の接続のハンドオーバを調整し、要求が承認されていると見なすと、セッション作成応答を生成および伝送する。応答は、LTEアクセスネットワークを通してアクセスを可能にするために事前に確立された、SGWとPDNとの間の既存の通信経路に関する情報を含む。
SGWは、既存の通信経路に関する情報を含む応答を受信し、その応答をMMEに転送する。MMEは、S1a−Cインターフェースを経由して、TWANに応答情報を伝送する。応答は、WLAN ANに情報を転送するTWAGにおいて受信され得る。WLANは、TWANを介したPDNへの接続が確立されていることを通信する。言い換えると、TWANは、以前はLTEネットワークを通してルーティングされた情報をPDNに通信する。UEは、次いで、LTE接続の解放を開始し得る。
開示されるシステムおよび方法の別の側面によると、2つの通信経路(UEと3GPP PDNとの間で、1つはLTEアクセスネットワークを介し、1つはTWANを介する)が、確立および維持され得る。例えば、UEがTWANを通したWi−Fi接続を介して3GPP PDNネットワークへの確立された通信経路を有する状況では、通信経路は、LTEアクセスネットワークを通して追加および維持され得る。同様に、UEがLTEアクセスネットワークを介して3GPP PDNネットワークへの確立された通信経路を有する場合、TWANを通した通信経路が、追加および維持され得る。例示的シナリオでは、LTEを介して3GPP PDNへの確立された接続を有するUEは、LTEアクセスネットワークと統合されているTWANに関連付けられたWi−Fiアクセスポイント(AP)を発見する。UEは、上で説明されるようなアタッチプロシージャを使用して、Wi−Fiアクセスポイントとの関連付を行う。関連付けは、3GPPネットワーク内のTWANとMMEとの間のS1a−Cインターフェースおよび3GPPネットワーク内のTWANとSGWとの間のS1a−Uインターフェースの確立をもたらす。
TWANを介してPDNへの接続が確立されると、UEは、LTEアクセスネットワークを介した通信のために割り当てられているものと同一の、TWANを通したPDNへのUEアクセスのためのIPアドレスを割り当てる要求を示すマルチ接続要求を生成し、TWANは、これを受信する。例示的実施形態では、マルチ接続要求は、要求をTWAGに転送するWLAN ANにおいて受信される。例示的実施形態では、TWAGは、確立されたS1a−Cインターフェースを経由して要求をMMEに転送する。MMEは、SGWへのマルチ接続セッションに対する要求を生成し、それをS11インターフェースを経由して伝送する。
SGWは、PGWへのマルチ接続セッションに対する要求を生成および伝送する。要求の受信に応じて、PGWは、3GPPネットワーク内でUEのマルチ接続を調整し、要求が承認されていると見なすと、応答を生成および伝送する。応答は、UEのためのIPアドレスを含み、LTEアクセスネットワークを通してアクセスを可能にするために以前に確立された、SGWとPDNとの間の既存の通信経路に関する情報を含む。
SGWは、既存の通信経路に関する情報を含む応答を受信し、その応答をMMEに転送する。MMEは、S1a−Cインターフェースを経由して、TWANに応答情報を伝送する。応答は、WLAN ANに情報を転送するTWAGにおいて受信され得る。WLANは、TWANを介したPDNへの接続が確立されていることをUEに通信する。その後、TWAGは、SGWを介して、UEとPGWとの間でパケットをルーティングすることができる。UEは、TWANまたはLTEアクセスネットワークのいずれかを経由して、SGWを介してパケットをルーティングし得る。SGWは、TWANまたはLTEアクセスネットワークのいずれかを経由して、UEにパケットをルーティングし得る。
以下でより詳細に説明されるように、上記の実施形態の多くの変形例が、存在し得る。例えば、いくつかの事例では、LTEアクセスネットワークと統合されるTWANは、単一PDN接続を提供するように適合され得る。一方、他の事例では、TWANは、マルチPDN接続を提供するように適合され得る。さらなる実施例として、従来TWANのTWAG部分に関連付けられる機能性は、3GPP処理ネットワーク内のSGW中に統合され得る。
この概要は、以下の発明を実施するための形態にさらに説明される簡略化された形態における一連の概念を紹介するために提供される。この概要は、請求される主題の重要な特徴または不可欠な特徴を識別することを意図するものにおいてなく、請求される主題の範囲を限定するために使用されることを意図するものでもない。他の特徴は、以下に説明される。
前述の概要および以下の例証的実施形態の追加の説明は、添付される図面と併せて熟読されることによって、より深く理解され得る。開示されるシステムおよび方法の潜在的実施形態は、描写されるものに限定されないことを理解されたい。
図1は、TWANおよび3GPP LTEアクセスをPDNに提供するための既存のアーキテクチャを描写する。 図2は、PDNへの統合されたLTEおよびTWANアクセスに関する例示的アーキテクチャを描写する。 図3は、TWAGがSGWと統合される、PDNへの統合されたLTEおよびTWANアクセスに関する例示的アーキテクチャを描写する。 図4A−Bは、単一PDN接続に関して、TWAGがSGWと統合される、TWANを介してPDNにアタッチするUEに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図4A−Bは、単一PDN接続に関して、TWAGがSGWと統合される、TWANを介してPDNにアタッチするUEに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図5A−Bは、単一PDN接続に関して、TWAGがSGWから分離される、TWANを介してPDNにアタッチするUEに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図5A−Bは、単一PDN接続に関して、TWAGがSGWから分離される、TWANを介してPDNにアタッチするUEに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図6A−Bは、マルチPDN接続に関して、TWAGがSGWと統合される、TWANを介してPDNにアタッチするUEに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図6A−Bは、マルチPDN接続に関して、TWAGがSGWと統合される、TWANを介してPDNにアタッチするUEに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図7A−Bは、マルチPDN接続に関して、TWAGがSGWから分離される、TWANを介してPDNにアタッチするUEに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図7A−Bは、マルチPDN接続に関して、TWAGがSGWから分離される、TWANを介してPDNにアタッチするUEに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図8A−Cは、LTEアクセスネットワークからTWANへの接続のハンドオーバに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図8A−Cは、LTEアクセスネットワークからTWANへの接続のハンドオーバに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図8A−Cは、LTEアクセスネットワークからTWANへの接続のハンドオーバに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図9A−Cは、LTEおよびTWANアクセス間に確立するPDNとのマルチ接続通信に関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図9A−Cは、LTEおよびTWANアクセス間に確立するPDNとのマルチ接続通信に関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図9A−Cは、LTEおよびTWANアクセス間に確立するPDNとのマルチ接続通信に関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図10A−Bは、TWANからLTEアクセスネットワークへの接続のハンドオーバに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図10A−Bは、TWANからLTEアクセスネットワークへの接続のハンドオーバに関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図11A−Bは、TWANおよびLTEアクセス間に確立するPDNとのマルチ接続通信に関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図11A−Bは、TWANおよびLTEアクセス間に確立するPDNとのマルチ接続通信に関連付けられる例示的処理を描写する図を提供する。 図12Aは、1つ以上の開示される実施形態が実装され得る、例示的UEの系統図である。 図12Bは、本明細書に説明されるシステムおよび方法を実装するために使用され得る、例示的コンピューティングシステムの系統図である。
出願人は、本明細書において、統合されたLTEおよび信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN)におけるシステム間移動性のためのシステムおよび方法を開示する。S1a−C制御プレーンインターフェースが、3GPPコアネットワーク内に含まれる、信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN)と移動性管理エンティティ(MME)との間に定義される。S1−Uユーザプレーンインターフェースが、3GPPコアネットワーク内のTWANとサーバゲートウェイ(SGW)との間に定義される。MMEは、LTEおよびTWANアクセスの両方のための共通制御プレーンエンティティとして動作する一方、SGWは、LTEおよびTWANの両方のためのユーザプレーンサービングゲートウェイとして動作する。統合されたMMEおよびSGWは、ユーザ機器(UE)が、LTEアクセスネットワークまたはTWANのいずれかを通して、パケットデータネットワーク(PDN)の能力にアクセスすることを可能にする。さらに、UEとPDNとの間の既存の通信接続が、LTEアクセスネットワークまたはTWANのうちの一方から他方にハンドオーバされ得る。またさらに、MMEおよびSGWは、UEとパケットネットワークとの間に、1つはLTEアクセスネットワークを介し、1つはTWANを介する、2つの通信経路を同時に維持することを提供する。
(例示的モバイルネットワーク動作)
現在の実践では、モバイルネットワークオペレータ(MNO)は、典型的には、それらのセルラーおよびコアネットワークから「ベストエフォート」のインターネットトラフィックをオフロードするために、Wi−Fiを採用する。しかしながら、3GPPを介した無線ネットワークアクセスを提供する「スモールセル」、すなわち、局所化された地理的エリアのオペレータ展開、および「キャリアWi−Fi」への関心の高まりは、MNOが、ローカルのセルラーおよびWi−Fiネットワークを横断するより良好な相互運用性を探求することを促進すると予期される。
オペレータが、それらのネットワークを最適化し、費用を削減するために「キャリアWi−Fi」を採用するにつれて、オペレータのモバイルコアネットワーク(MCN)と直接インターフェースをとり得る「信頼されている」WLANアクセスネットワーク(TWAN)が、さらに展開されるであろうことが予期される。同様に、高トラフィックである大都市圏のホットスポット場所等の共通地理的エリア内におけるMNOが展開したスモールセルとWi−Fiアクセスネットワークとのさらなる統合があるだろうことも予期される。そのような統合は、セルラーおよびWi−Fiアクセスの両方をサポートする、スマートフォンの数の増加によって動機付けられる。
この文脈では、用語「信頼されているWLAN(TWAN)アクセス」は、WLANを介したアクセスからEPCを保護するための適切な手段が講じられている状況を指す。そのような手段は、MNOの裁量に委ねられ、例えば、WLANとEPCとの間の耐タンパー性ファイバ接続の確立、またはEPCエッジにおけるWLANとセキュリティゲートウェイとの間のIPSecセキュリティ関連付けの確立を含み得る。対照的に、WLANアクセスが「信頼されていない」と見なされる場合、WLANは、EPCエッジにおいて進化型パケットデータゲートウェイ(ePDG)とインターフェースをとり得、ePDGは、WLANを通してEPCにアクセスする各UEとの直接のIPSecセキュリティ関連付けを確立しなければならない。
(WLANアクセスに関連する3GPP活動)
GPRSトンネリングプロトコル(GTP)は、3GPPネットワークにおけるパケットデータに対する標準トランスポートプロトコルである。幅広い種類の非3GPPネットワークとの相互作用の観点から、IETFプロキシモバイルIP(PMIP)プロトコルの使用は、WIMAX等の種々のIPベースのアクセスネットワークに対する一般的なソリューションとして規格化されている。WLANアクセスネットワークに関して、特に、GTPプロトコルを使用する3GPPアクセスのためのプロシージャを規格化することを対象とした活動が、存在している。活動は、高価なセルラースペクトルの代わりに、より低コストの非ライセンス802.11スペクトルを介して、加入者がMNOのコアネットワークにアクセスすることを可能にすることが意図された。ジェネリックアクセスネットワーク(GAN)、I−WLAN、および信頼されていないWLANのオペレータ採用は非常に限定されているが、信頼されているWLANへの関心は、特に、GTPベースのオプションに関して、活発になっていると考えられる。
「EPCへのGTPおよびWLANアクセスに基づくS2a移動性」(SaMOG)のための3GPP Release 11 SA2ワークアイテムは、「信頼されているWLANアクセスネットワーク」(TWAN)のためのPDNゲートウェイ(PGW)へのGTPベースのS2aインターフェースを可能にすることに焦点を当てた。このアイテムは、UEに影響を及ぼすであろういずれのソリューションも除外した。信頼されているWLANアクセスを経由するGTPベースのS2aに関するRelease 11のアーキテクチャ、機能説明、およびプロシージャは、続けて規格化された。トンネル管理に適用可能なGTP制御プレーンプロトコル(GTPv2−C)およびGTPユーザプレーンもまた、規格化されている。SaMOGは、Release 11の制限に対処するために拡張され得、それは、UE開始PDN接続、マルチPDN接続、およびシームレスなシステム間ハンドオーバのためのUE強化を要求するソリューションを含み得る。
3GPP Release 10は、EPCへの信頼されていないWLANアクセスのためのGTPベースのS2bインターフェースを規格化した。これは、進化型パケットデータゲートウェイ(ePDG)とPGWとの間のGTPベースのS2bインターフェースのために関連付けられたサポートを含んだ。信頼されていないWLANソリューションは、UEとのIPSecトンネルを確立するために、IPSecのためのUEサポートならびにePDGのEPCサポートを要求し得る。
3GPP Release 6は、WLANアクセスのためのパケットデータゲートウェイ(PDG)を「pre−EPC」パケット交換コアネットワークに導入することによって、規格化されたWLANインターワーキング(I−WLAN)ソリューションを提供した。このリリースは、加えて、GGSNに向けたGTPを使用する「トンネル終端ゲートウェイ」(TTG)を介して、Gnインターフェース(Gn’と表される)のサブセットを使用してPDG機能性を実装するために、既存のGGSN展開を再使用する方法を説明した。再び、これらのソリューションは、UEとのIPSecトンネルを確立するために、IPSecのためのUEサポートならびにPDG/TTGサポートを要求し得る。
3GPP Release 6はまた、2G/Wi−Fiデュアルモードハンドセットのためのジェネリックアクセスネットワーク(GAN)サポートも規格化した。Release 8は、3G/Wi−Fiハンドセットのためのサポートを追加した。非ライセンスモバイルアクセス(UMA)は、Wi−Fiを介したGANアクセスに対して携帯電話通信業者によって使用される商品名である。GAN対応UEは、Wi−Fiを使用し、それ自体を2G BSCまたは3G RNCとしてコアネットワークに提示する、「GANコントローラ」(GANC)とインターフェースをとることができる。GANCは、MSCへの回路交換(CS)インターフェース、SGSNへのパケット交換(PS)インターフェース、およびAAAサーバ/プロキシへのDiameter EAPインターフェースを提供する。それは、UEからのIPSecトンネルを終端させる、セキュリティゲートウェイ(SeGW)も含む。以下の表2は、各GTPベースのWLANソリューションに対する基本要件を例証する。
上記の活動の各々は、高価なセルラー基地局の代わりに、より低コストの非ライセンス802.11アクセスポイントを介して、加入者がオペレータのモバイルコアネットワークにアクセスすることを可能にすることが意図された。GAN、I−WLAN、および信頼されていないWLANのオペレータ採用は非常に限定されているが、信頼されているWLANへの関心は、高まっている。
(EPCへのセルラーLTEおよびTWANアクセスに対する既存のアーキテクチャ)
図1は、EPC114へのセルラーLTEおよび信頼されているWLANアクセスを提供する既存の3GPPアーキテクチャを描写する。3GPP技術仕様書(TS)23.402の第16.1.1節(その内容は、本明細書に参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明されるように、オペレータによってWLAN110が信頼されていると見なされると、信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN)112は、認証、承認、および課金のための3GPP AAAサーバ118に向けたSTaインターフェース116を介して、ユーザプレーントラフィックフローのためのPDNゲートウェイ(PGW)122に向けたS2aインターフェース120を介して、進化型パケットコア(EPC)114に接続されることができる。
3GPP LTEアクセスネットワーク130(すなわち、進化型ノードB)は、通信経路に移動性管理エンティティ(MME)134を提供するS1−MMEインターフェース132を介してEPC114に接続される。S1−Uインターフェース136は、通信経路にサービングゲートウェイ(SGW)138を提供し、SGW138は、S5インターフェース140を介してPDNゲートウェイ(PGW)122とインターフェースをとる。
随意の「ローカルゲートウェイ」機能(L−GW)150が、例えば、Home eNB(HeNB)展開のために、スモールセルLTEアクセスを提供する。同様に、随意の「HeNBゲートウェイ」(HeNB GW)152が、複数のHeNBのための制御プレーン信号通信をMME134に向けて集約させるために使用され得、SGW138に向けたHeNBユーザプレーントラフィックを処理するためにも使用され得る。
(信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN))
WLANアクセスネットワーク(WLAN AN)110は、1つ以上のWLANアクセスポイント(AP)を備えている。APは、SWwインターフェース156を介したUEのWLAN IEEE 802.11リンクを終端させる。APは、独立型APとして、または、例えば、IETF CAPWAPプロトコルを使用して、無線LANコントローラ(WLC)に接続される「シン」APとして展開され得る。
信頼されているWLANアクセスゲートウェイ(TWAG)160は、PGW122とのGTPベースのS2aインターフェース120を終端させ、そのWLANアクセスリンク上のUE162のためのデフォルトのIPルータとしての役割を果たし得る。これはまた、UE162のためのDHCPサーバとしての役割も果たし得る。TWAG160は、典型的には、(WLAN APを介した)UE162と(PGWを介した)関連付けられたS2a120GTP−Uトンネルとの間でパケットを転送するためのUE MACアドレス関連付けを維持する。
信頼されているWLAN AAAプロキシ(TWAP)164は、3GPP AAAサーバ118とのDiameterベースのSTaインターフェース116を終端させる。TWAP164は、WLAN AN110と3GPP AAAサーバ118(またはローミングの場合はプロキシ)との間でAAA情報を中継する。TWAP164は、レイヤ2のアタッチおよびデタッチイベントの発生をTWAG160に知らせることができる。TWAP164は、UEサブスクリプションデータ(IMSIを含む)とUE MACアドレスとのバインディングを確立し、そのような情報をTWAG160に提供することができる。
(既存のシステムにおけるTWANを経由した認証およびセキュリティ)
既存のシステムでは、UE162は、3GPPおよび非3GPP WLANアクセスの両方のための汎用加入者識別モジュール(USIM)特徴を活用することができる。認証およびセキュリティのための処理は、3GPP TS 23.402の第4.9.1節(その内容は、参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる)に説明される。その中で説明されるように、WLANを介して起こるもの等の非3GPPアクセス認証は、アクセス制御のために使用されるプロセスを定義し、それによって、加入者が、EPCネットワークとインターワークされる非3GPP IPアクセスのリソースにアタッチし、それを使用することを許可または拒否する。非3GPPアクセス認証信号通信は、UEと3GPP AAAサーバ118とHSS170との間で実行される。認証信号通信は、AAAプロキシを通過し得る。
信頼されている3GPPベースのアクセス認証は、STa参照ポイント116を横断して実行される。3GPPベースのアクセス認証信号通信は、IETFプロトコル、例えば、拡張可能認証プロトコル(EAP)に基づく。STaインターフェース116およびDiameterアプリケーションは、信頼されている非3GPPアクセスを介するEPCアクセスのためにUE162を認証および承認するために使用される。3GPP TS 29.273(その内容は、参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる)は、STaインターフェース上で現在サポートされている標準TWANプロシージャを説明する。
(既存のシステムにおけるTWANを経由したIPアドレス割り当て)
GTPベースのTWANを介したEPCアクセスのために、EPC114との新しいPDN接続がTWAN112を経由して確立されると、IPv4アドレスおよび/またはIPv6プレフィックスが、UE162に割り当てられる。別個のIPアドレスもまた、ローカルネットワークトラフィックおよび/または直接のインターネットオフロードのためにTWAN112によって割り当てられ得る。
TWAN112を介し、EPC114を通したPDN接続のために、TWAN112は、EAP/DiameterまたはWLCP信号通信を介して関連PDN情報を受信する。TWAN112は、GTPセッション作成要求を介して、PGW122からUE162のためのIPv4アドレスを要求し得る。IPv4アドレスは、GTPセッション作成応答を介して、GTPトンネル確立中にTWAN112に送達される。UE162がDHCPv4を介してPDN接続のためのIPv4アドレスを要求すると、TWAN112は、受信されたIPv4アドレスをDHCPv4信号通信内でUE162に送達する。IPv6に関して対応するプロシージャも、定義される。
(LTEを介したアクセスのための既存のプロシージャ)
3GPP LTEアクセスに関して、UE162は、EPCネットワーク114へのその最初のアタッチメントの一部として、PDN接続を自動的にトリガする。UE162は、続けて、必要に応じて、追加のPDN接続を確立し得る。
UE162が、(H)eNB LTEアクセスネットワーク130を介してEPC114へのアタッチを試みる場合、UE162は、最初に、(H)eNB LTEアクセスネットワーク130とのRRC接続を確立し、RRC信号通信内にアタッチ要求をカプセル化する。(H)eNB LTEアクセスネットワーク130は、次いで、S1−MMEインターフェース132上でS1−AP信号通信を介して、MME134にアタッチ要求を転送する。MME134は、UE162を認証し、EPC114へのアタッチメントを可能にするために、S6aインターフェース172を介してHSS170からサブスクリプション情報を読み出す。
UE162を正常に認証した後、MME134は、(例えば、(H)eNB LTEアクセスネットワーク130への近さに基づいて)SGW138を選択し、(例えば、HSS170から読み出されたデフォルトのAPNまたはUE162によって要求された具体的APNに基づいて)PGW122も選択する。MME134は、S11インターフェース174を経由してSGW138と通信し、PDN接続の作成を要求する。SGW138は、指定されたPGW122とのGTPユーザプレーントンネルを確立するために、S5インターフェース140を経由して信号通信を実行する。
「GTP制御」信号通信は、MME134と(H)eNB130との間のS1−APプロトコル内で起きる。これは、最終的に、(H)eNB130とSGW138との間のS1−Uインターフェース136上のGTPユーザプレーントンネルの確立につながる。UE162とPGW122との間のPDN接続のための経路は、したがって、(H)eNB130およびSGW138を通して完了する。
(TWANを介したEPCアクセスのための既存のプロシージャ)
TWAN112を介して通信が起こる既存のシステムでは、UE162認証およびEPC114アタッチメントは、UE162と3GPP AAAサーバ118との間のEAP信号通信を介して遂行される。PDN接続サービスは、UE162とTWAN112との間のポイントツーポイント接続によって提供され、TWAN112とPGW122との間のS2aベアラ120と連結される。
UE162がTWAN112を介してEPC114にアタッチを試みる場合、UE162は、最初に、WLAN110とのレイヤ2接続を確立し、EAPoL信号通信内にEAPメッセージをカプセル化する。WLAN110は、EAPメッセージをTWAP164に転送し、TWAP164は、Diameter信号通信内にメッセージをカプセル化し、STaインターフェース116を介して3GPP AAAサーバ118にメッセージを転送する。3GPP AAAサーバ118は、UE162を認証し、EPC114へのアタッチメントを可能にするために、SWxインターフェース180を介してHSS170からサブスクリプション情報を読み出す。
3GPP Release 11に対して、3GPP AAAサーバ118は、HSS170にプロビジョニングされたデフォルトのPDNへのPDN接続を確立するための情報をSTaインターフェース116を介してTWAN112に提供する。TWAN112は、次いで、直接PGW122に向けて、S2aインターフェース120を経由してGTP制御プレーン(GTP−C)およびユーザプレーン(GTP−U)プロトコルを実行し、それによって、TWAN112を通したUE162とPGW122との間のPDN接続を完了する。
3GPP Release 12に対して、SaMOGフェーズ2ワークアイテムは、UE開始PDN接続、マルチPDN接続、およびシームレスなシステム間ハンドオーバのための追加のプロシージャを定義する。単一PDN対応TWAN接続シナリオの場合に対して、EAP拡張が、UE開始PDN要求およびシームレスなシステム間ハンドオーバ要求をサポートするために定義される。マルチPDN対応TWANシナリオの場合に対して、WLAN制御プロトコル(WLCP)が、UEとTWANとの間に定義され、1つ以上のUE PDN接続要求およびシームレスなハンドオーバプロシージャを可能にする。しかしながら、別個のプロシージャが、UE認証のために、UEと3GPP AAAサーバとの間で依然として利用される。
(統合された無線ネットワークにおけるシステム間移動性)
上記の説明が例証するように、現在の実践では、セルラーネットワークおよびWi−Fiインターワーキングが、PGWにおいて生じる。そのようなインターワーキングは、典型的には、EPCのコア内のデバイスによるアクセスおよび制御を要求するので、時間がかかる。さらに、ネットワークのコアにおける処理に依存する通信は、通信がネットワークコアにおよびそれから進行する場合に途絶させられる増加した機会を有している。
多くの共同設置されるスモールセルおよびWi−Fiのアクセスポイントの予測される展開を考えると、出願人は、スモールセルおよびWi−Fiのアクセスポイントのより近くにいくつかのインターワーキング機能性を標準化することが有益であろうことを指摘している。いくつかの移動性およびマルチアクセスシナリオでは、そのような能力は、アクセス技術にわたってユーザプレーン切り替え遅延を低減させ、MCNを通した(すなわち、PGWへの)信号通信量を最小化するであろう。
出願人は、本明細書において、統合された無線ネットワークにおけるシステム間移動性のための改良されたシステムおよび方法を開示する。より具体的には、出願人は、本明細書において、スモールセルおよびWi−Fiネットワークのシステム間統合のためのシステムおよび方法を開示する。開示される実施形態の一側面によると、EPCの制御ネットワーク内に存在するMMEは、LTEアクセスおよびWi−Fiアクセスの両方のための共通制御プレーンエンティティを提供するように拡張されている一方、EPC内に位置するSGWも、LTEアクセスおよびWi−Fiアクセスの両方のための共通ユーザプレーンゲートウェイとして機能するように拡張されている。MMEおよびSGWと、Wi−FiおよびLTEアクセスネットワークへの対応するインターフェースとの開示される組み合わせは、「統合されたスモールセルおよびWi−Fiネットワーク」(ISWN)と称され得る。ISWNは、マルチRAT端末能力、スモールセルおよびWi−Fiアクセス能力、EPCネットワーク要素、およびポリシー/トラフィック管理機能への強化を含み得る。
本明細書に開示されるような強化されたMMEおよびSGW機能性は、GTPベースの統合されたスモールセルおよびWi−Fi(ISW)の接続性および移動性をもたらす。一実施形態では、MMEは、LTEおよびWi−Fiアクセスのための別個のゲートウェイ(すなわち、それぞれ、SGWおよびTWAG)と相互作用し得るか、または組み合わせられたSGW/TWAGを含む、「ISW対応」SGWと相互作用し得る。UEは、TWANを介してEPCアタッチメントのために3GPP AAAサーバと相互作用する一方、TWANは、本明細書に説明されるプロシージャに従って、PDNへの接続を確立する。
開示されるシステムおよび方法は、ネットワークのエッジの近くでシステム間移動性プロシージャの実行を可能にすることによって、性能を改良する。待ち時間は、コアネットワークにおいて深い(すなわち、PGWに向けた)信号通信プロシージャの必要性を最小化することによって短縮される。開示されるシステムおよび方法からもたらされる改良された性能および短縮された待ち時間は、特に、MNOが共通地理的エリア内でスモールセルおよびWi−Fiアクセスの両方を採用する環境において有益である。開示されるシステムおよび方法は、MMEおよびSGWにいくつかのシステム間移動性機能を分配し、PGWに課される処理負担を低減させることによって、スケーラビリティを改良する。
開示される実施形態の一側面によると、単一PDNへの/からのIPデータストリームまたは「IPフロー」の通信が、ローカル条件およびポリシーに基づいて、LTEまたはTWAN接続の別のものに切り替えられるか、またはハンドオーバされ得る。「ハンドオーバ」特徴は、スループットを最適化し、リソース費用を最小化する目的のために、接続の選択的な使用を可能にする。
開示される実施形態の別の側面によると、1つはLTEを介し、1つはWi−Fiを介したPDNへの2つの同時接続が確立され得る。MME/SGWにおける「マルチ接続」接続特徴が、改良された移動性のロバスト性をもたらし、ハンドオーバのピンポンを低減させる。開示される実施形態のマルチ接続側面は、ハンドオーバ設定の遅延を招くことなく、必要に応じてPDNへの代替経路を利用可能にすることを可能にする。代替通信経路の可用性は、プライマリデータパスが劣化したときのセッション中断(これは、スモールセルおよびWi−Fiのアクセスポイントの限定されたサービスエリアを考慮すると、一般的な事象であり得る)を低減させることによって、ユーザ体験を改良する。
(統合されたWLANおよびLTEアクセスネットワークにおけるシステム間移動性に関するアーキテクチャ)
図2および3は、統合されたWLANおよびLTEアクセスネットワークにおいてシステム間移動性を提供するためのシステムの例示的実施形態を描写する。図2および3に示されるように、両方の例示的実施形態は、MME(234、334)とTWAN(212、312)との間の新しい「S1a−C」制御プレーンインターフェース(290、390)と、SGW(238、338)とTWAN(212、312)との間の新しい「S1a−U」ユーザプレーンインターフェース(292、392)とを備えている。S1a−CおよびS1a−Uインターフェースが整うと、MME(234、334)は、LTEアクセスネットワーク(295、395)およびTWAN(212、312)アクセスの両方のための共通制御プレーンエンティティとして動作する一方、SGW(238、338)は、LTEアクセスネットワーク(295、395)およびTWAN(212、312)の両方のためのユーザプレーンゲートウェイとして動作する。図4−7と併せて以下に詳細に説明されるように、コアEPCネットワーク(214、314)内に継続して含まれる、統合されたMME(234、334)およびSGW(238、338)は、ユーザ機器(UE)(262、362)が、LTEアクセスネットワーク(295、395)またはTWAN(212、312)のいずれかを通して、パケットデータネットワーク(PDN)の能力にアクセスすることを可能にする。さらに、図8および10と併せて詳細に説明されるように、UE(262、362)とPDN(222、322)との間の既存の通信接続は、LTEアクセスネットワーク(295、395)またはTWAN(212、312)のうちの一方から他方にハンドオーバされ得る。なおさらに、図9および11と併せて以下に説明されるように、MME(234、334)およびSGW(238、338)は、UE(262、362)とPDN(222、322)との間に、1つはLTEアクセスネットワーク(295、395)を介し、1つはTWAN(212、312)を介した2つの通信経路を同時に維持することを提供する。
図2の実施形態では、S1a−C290およびS1a−U292インターフェースは、TWAN212内に含まれるTWAG260において終端する。図3は、従来TWAGによって提供されていた機能性がSGW338と組み合わせられている代替実施形態を描写する。組み合わせられたSGWおよびTWAG338は、通信がUE362とPGW322との間を横断しなければならないデバイスの数を削減する利益を提供する。図3の実施形態では、S1a−C390およびS1a−U392インターフェースは、TWAN312において終端するが、具体的には、図2のようにTWAG260ではなく、WLAN AN310において終端する。
開示されるシステムおよび方法の一実施形態では、MMEとTWANとの間のS1a−Cインターフェース上のトランスポートネットワーク接続は、動作、管理、および保守(OAM)プロシージャの拡張を使用して確立される。GTPv2−Cがベースラインプロトコルスタックとして採用される実施形態では、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)が、「S1a−C」インターフェース上の後続信号通信メッセージの交換のために、IP経路にわたって確立される。別の実施形態では、IP経路にわたるストリーム制御トランスポートプロトコル(SCTP)が、使用され得る。
(TWAN、MMEおよびSGW拡張)
システム間移動性のための開示されるシステムおよび方法は、「単一PDN対応」および「マルチPDN対応」接続(212、312)の両方をサポートする。単一PDN接続の場合、UE(262、362)およびコアネットワーク(214、314)は、TWAN(212、312)またはLTEアクセス(295、395)を介して、1つのPDN接続をサポートする。マルチPDN接続に対して、UE(262、362)およびネットワーク(214、314)は、TWAN(212、312)またはLTEアクセスネットワーク(295、395)を介して、複数の同時PDN接続をサポートする。
単一PDN接続シナリオに対して、UE(262、262)は、3GPP AAAサーバ(218、318)とのEAP信号通信を介して、アタッチおよびPDN接続確立の両方を開始する。一実施形態では、3GPP AAAサーバ(218、318)は、(報告されたUE(262、362)およびTWAN(212、312)能力に基づいて)Diameter信号通信拡張を介してTWAN(212、312)に新しいISWベースの指示を提供し、TWAN(212、312)が新しいS1a−Cインターフェースを介して強化されたMME(234、334)と通信することを可能にする。
マルチPDN接続シナリオに対して、UE(262、362)は、3GPP AAAサーバ(218、318)とのEAP信号通信を介して、アタッチプロシージャを開始する。しかしながら、PDN接続確立プロシージャは、TWAN(212、312)とのWLCP信号通信を介して開始される。TWAN(212、312)は、新しいS1a−Cインターフェースを介してPDN接続設定を継続するために、強化されたMME(234、334)と通信する。
新しいS1a−C(290、390)およびS1a−Uインターフェース(292、392)を確立することに加えて、開示される実施形態は、既存のプロトコルを拡張する。例えば、開示される実施形態のある側面によると、UE(262、362)および3GPP AAAサーバ(218、318)は、単一PDNおよびマルチPDN対応シナリオの両方において、TWANアクセスのための追加のEAP信号通信情報の交換をサポートするように拡張され得る。同様に、UE(262、362)およびTWAN(212、312)は、マルチPDN対応シナリオにおいて、TWANアクセスのための追加のWLCP信号通信の交換をサポートするように拡張され得る。さらに、MME(234、334)およびTWAN(212、312)も、TWAN PDN接続およびベアラ確立のための新しい「S1a−C」インターフェースを経由して、新しいGTPv2−Cベースの制御プレーンプロシージャをサポートするように拡張され得る。さらなる実施例として、SGW(238、338)およびTWAN(212、312)は、TWAN(212、312)とSGW(238、338)との間のベアラトラフィックのための新しい「S1a−U」インターフェースを経由して、新しいGTP−Uベースのユーザプレーンプロシージャをサポートするように拡張され得る。さらに別の実施例では、MME(234、334)およびSGW(238、338)は、SGW(238、338)を通したTWAN PDN接続およびベアラ確立のためのS11(S11’)インターフェースを経由して、新しいGTPv2−Cベースの制御プレーンプロシージャをサポートするように拡張され得る。
開示される実施形態のある側面によると、認証およびセキュリティプロシージャが、強化されている場合があるSTa、SWx、およびS6bインターフェースを使用して、既存の標準機構に準拠して実施される。例えば、3GPP AAAサーバ(218、318)とTWAN(212、312)との間のSTa(STa’)インターフェースは、追加のISWベースの情報の交換を可能にするように拡張され得る。同様に、HSSと3GPP AAAサーバ(218、318)との間のSWx(SWx’)インターフェースは、追加のISWベースの情報の交換を可能にするように拡張され得る。さらに、HSS(270、370)とMME(234、334)との間のS6a(S6a’)インターフェースは、追加のISWベースの情報の交換を可能にするように強化され得る。
(プロトコル拡張)
開示されるシステムおよび方法では、既存のプロトコルおよびメッセージが、新しい機能性をサポートするように拡張され得る。例えば、既存のメッセージは、新しいUE(262、362)およびTWAN(212、312)能力を3GPP AAAサーバ(218、318)に伝達するために拡張され得る。さらなる実施例として、既存のメッセージは、TWAN(212、312)を介して、UE(262、362)−PDN接続要求をMME(234、334)に伝達するために拡張され得る。加えて、既存のメッセージは、既存のUE(262、362)−PDN接続に対する「マルチ接続」指示をサポートするために拡張され得る。「マルチ接続」特徴は、UE(262、362)が、セルラーおよびWi−Fiの両方を経由した同時アクセスを介して、PDN接続を要求することを可能にする。この特徴をサポートするために、UE(262、362)は、いずれのアクセスを介しても、PDNへの/からのパケットのルーティングのために同一のIPアドレスを割り当てられなければならない。これは、EAP、WLCP、NAS、S1−AP、およびGTPプロトコルに「マルチ接続」インジケータを追加することによって遂行される。UE(262、362)実装は、意図されるレイヤ2アクセスにIPパケットをマッピングすることに関与する。
(具体的EAP/Diameterプロトコル拡張)
一開示される実施形態のある側面によると、EAPおよびDiameter信号通信は、UE(262、362)およびTWAN(212、312)が、3GPP AAAサーバ(218、318)にその拡張された能力を示すことを可能にするように拡張される。
「単一PDN」接続シナリオにおけるシステム間ハンドオーバの場合に対して、SaMOGフェーズ2に対して記述される拡張されたEAP信号通信は、ハンドオーバされるべきPDN接続のための「APN」とともに、「ハンドオーバ」指示の使用をすでにサポートしている。システム間マルチ接続の場合に対して、接続が成されているPDNの「APN」を提供する、「マルチ接続」のための新しいインジケータが、定義される。
開示される実施形態のある側面によると、Diameterプロトコル要素に関して、「アクセスタイプ」情報要素は、潜在的なアクセスタイプのうちの1つとして「ISW対応TWAN」を含むように拡張される。TWAN(212、312)能力は、ローカルおよび/またはリモートTWAG(260)機能性のためのサポートを示すだけではなく、存在する場合、ISW対応MMEへのその接続を識別する。
以下のチャートは、開示される実施形態に組み込まれ得る種々のEAP拡張を要約する。
開示される実施形態の別の側面によると、STaインターフェースおよびDiameterアプリケーションが、EPCアクセスのためにUEを認証および承認するために使用され得る。STaインターフェースはまた、UEがEPCにアタッチする場合、GTPv2関連移動性パラメータをトランスポートするようにも使用され得る。
以下のチャートは、開示される実施形態の側面に組み込まれ得る種々のDiameter拡張を要約する。
(WLCPプロトコル拡張)
概して、3GPP TS 24.008(その内容は、本明細書に参照することによって本明細書に組み込まれる)に定義されるNASセッション管理(SM)プロトコルは、本明細書に開示されるシステムおよび方法を実装するために使用され得るWLCPプロトコルを開示する。一実施形態によると、PDPコンテキストアクティブ化要求/許可/拒否およびPDPコンテキスト非アクティブ化要求/許可メッセージタイプは、説明される処理に適応させるために必要に応じて適合され得る。WLCP Stage 3仕様書は、3GPP TS 24.244(その内容は、本明細書に参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる)である。
「マルチPDN」シナリオにおけるシステム間ハンドオーバに関して、SaMOGフェーズ2に対して記述されるWLCP信号通信は、ハンドオーバされるべきPDN接続のための「APN」の識別とともに、「ハンドオーバ」要求タイプの使用をサポートする。システム間マルチ接続に対する要求の処理に関連して、接続が成されるべき、PDN接続のための「APN」を含む「マルチ接続」のための新しいインジケータが、定義され得る。
以下のチャートは、開示されるシステムおよび方法の実施形態に組み込まれ得るWCLP拡張を要約する。
(NASプロトコル拡張)
非アクセス層(NAS)プロトコルに関して、「マルチ接続」のための新しいインジケータが、定義される。UEがTWANを介する既存のPDN接続を有しているとき、UEは、3GPP TS 23.401(その内容は、本明細書に参照することによって本明細書に組み込まれる)に規定されるLTEアタッチおよびPDN接続プロシージャへの拡張を介して、「マルチアクセス接続」を要求し得る。初期アタッチおよびハンドオーバ指示に加えて、開示されるシステムおよび方法は、マルチ接続指示を採用し得る。
以下のチャートは、開示されるシステムおよび方法の実施形態に組み込まれ得るNAS拡張を要約する。
(GTPv2−Cプロトコル拡張)
GTPv2−Cプロトコルも、本明細書に開示されるシステムおよび方法に関連して拡張され得る。例えば、GTP−C「セッション作成要求」における指示フラグは、既存の「ハンドオーバ指示」に加えて、「マルチ接続」のための値を含むように拡張され得る。
図3に関連して上で特に言及されているようなSGWおよびTWAG機能性が組み合わせられている実施形態では、S1a−Cインターフェースは、「TWAN」のWLAN AN機能において終端する。そのような実施形態では、UE MACアドレスおよびVLAN ID等の追加の情報が、GTPv2−C信号通信を介して、ISW対応の組み合わせられたSGW+TWAGに伝達される必要があり得る。
以下のチャートは、開示されるシステムおよび方法の実施形態に組み込まれ得るGTPv2−C拡張を要約する。
(ネットワーク要素拡張)
(TWANおよび3GPP AAAサーバ拡張)
TWAN(212、312)および3GPP AAAサーバ(218、318)は、本明細書に説明されるような処理を提供するために拡張され得る。例えば、一実施形態によると、3GPP AAAサーバ(218、318)は、STaインターフェースを経由してTWAN(212、312)から受信される新しいDiameter信号通信情報を介して、TWANのISWネットワーク能力を認識するようになる。例示的シナリオでは、3GPP TS 29.273(その内容は、参照することによって本明細書に組み込まれる)に説明される、STa「アクセス認証および承認要求」における「アクセスタイプ」情報要素が、TWANがMME/SGWインターワーキング能力をサポートする事例において、「ISW−TWAN」を含むように拡張され得る。加えて、「アクセスタイプ」情報は、ローカルTWAGまたはリモートSGW/TWAGのためのサポートを示し、Sla−Cを介して接続されるMMEのリストを識別し得る。
例示的実施形態では、3GPP AAAサーバ(218、318)は、STaインターフェースを経由して、新しいDiameter信号通信指示を使用して、TWANによるISW対応MMEの使用を可能にする。TWAN能力、UE接続ステータス、公知のネットワーク形態等の考慮事項に依拠して、3GPP AAAサーバ(218、318)は、TWAN(212、312)接続が、従来のプロシージャによって、既存のS2aインターフェースを経由してPGWと直接確立されるべきかどうか、または、提案された「S1a−C」および「S1a−U」インターフェースを経由する新しいプロシージャによって、それぞれ、ISW対応MME(234、334)およびSGW(238、338)を介して確立されるべきかどうかを決定する。
開示される実施形態のある側面によると、HSS(270、370)は、例えば、MMEアドレス、SGWアドレス、PGWアドレス等の最新のUE接続情報で更新される。UE(262、362)がTWAN(212、312)を介してアタッチを試行する例示的シナリオでは、3GPP AAAサーバ(218、318)は、最新のUEサブスクリプションおよび接続情報を読み出す。UE(262、362)がすでにLTEアクセスを介してISW対応MME(234、334)およびSGW(238、338)に接続されている場合、同一のMME(234、334)および/またはSGW(238、338)が、TWANアクセスを介した使用のために好ましくあり得る。UE(262、362)が同一のMMEおよび/またはSGWを共有することが可能なLTEアクセスポイントおよびTWANアクセスポイントの近傍にあるシナリオでは、ISW対応MMEおよび/またはSGWが、好ましくあり得る。
(MME拡張)
MME(234、334)は、統合されたスモールセルおよびWi−Fi(ISW)能力を提供するように適合される。例えば、S1a−Cインターフェースオプションが選択されるシナリオでは、TWAN(212、312)は、ISW対応MME(234、334)を使用し、TWAN(212、312)からPGW(222、322)へのISW対応SGW(238、338)を介したPDN接続を確立する。この処理は、新しく提案された「S1a−C」インターフェースを介したTWAN(212、312)とMME(234、334)との間の新しいGTPベースの信号通信と、新しく提案された「S1a−U」インターフェースを介したTWAN(212、312)とSGW(238、338)との間の新しいユーザプレーン経路とを伴う。
MME(234、334)は、TWANとのS1a−Cインターフェースを経由して、拡張されたGTP−Cプロトコルにおいて提供される新しい情報要素を処理するように適合される。
SGWおよびTWAGが組み合わせられている実施形態では、S1a−Cインターフェースは、TWAN312のWLAN AN310機能において終端する。したがって、MME334は、UE362とSGW338との間のパケットのルーティングを促進するために、拡張されたGTP−C信号通信からの任意の新しい情報要素(例えば、UE MACアドレス、VLAN ID)を処理する。この情報は、可能なアクセスルーティングポリシーとともに、S11’インターフェース上の修正されたGTPv2−C信号通信を介してISW対応SGW338に伝達される。セッション要求に対する目的または理由が「マルチ接続」指示を含むシナリオでは、SGW338は、以下にさらに説明されるようなMME提供ポリシーに基づいて、IPフロー移動性プロシージャを実施し得る。
(SGW拡張)
SGW(238、338)も同様に、統合されたスモールセルおよびWi−Fi(ISW)能力を提供するように適合されている。特に、SGW(238、338)は、S11’インタフェースを経由する拡張されたGTPv2−C信号通信を介してMME(234、334)によって提供される新しいISW関連情報を処理するように適合される。
S1a−UインターフェースがTWAN312のWLAN AN310において終端する図3等に描写される実施形態では、SGW338は、典型的には、TWAGによって提供されていた機能性のいくつかをサポートまたは提供する。そのような実施形態では、SGW338は、PGW332とUE362との間のパケットのルーティングを促進するために、拡張されたGTPv2−C信号通信からの任意の新しい情報要素(例えば、UE MACアドレス、VLAN ID)を処理する。
拡張されたGTPv2−C信号通信によって信号通信されるセッション要求が「マルチ接続」指示を含むシナリオでは、SGW338は、おそらくMME334によって提供される新しいアクセスルーティングポリシーに基づいて、IPフロー移動性プロシージャを実施する。例えば、例示的実施形態では、SGW338ポリシーは、対応するアップリンクパケットが受信された同一のアクセスを介して、ダウンリンクパケットを送信するように構成され得る。この場合、SGW338は、各アップリンクパケットフローに対する「5タプル」をそれらが受信されたアクセスネットワーク(LTEまたはWi−Fi)に関連付け、同一のアクセスを介して対応するダウンリンクパケットを送信し得る。5タプルは、送信元IPアドレス、送信元ポート番号、宛先IPアドレス、宛先ポート番号、およびトランスポートプロトコルタイプ(例えば、UDP、TCP)から成る。例えば、送信元IPアドレス=「a」、送信元ポート番号=「b」、宛先IPアドレス=「x」、および宛先ポート番号=「y」である以前のアップリンクUDPパケットがWi−Fiを介して受信された場合、送信元IPアドレス=「x」、送信元ポート番号=「y」、宛先IPアドレス=「a」、および宛先ポート番号=「b」である後続ダウンリンクUDPパケットも、Wi−Fiを介して送信されるであろう。代替として、ダウンリンクパケットは、アップリンクパケットから独立して任意の利用可能なアクセスを介して送信され得る。
(HSS拡張)
例示的実施形態では、HSS(270、370)は、MME(234、334)およびSGW(238、338)が「ISW対応」であることを識別する情報を記憶するように適合される。
(UE拡張)
UE(262、362)は、ANDSFポリシー、ANQP情報、ローカル条件等に基づいて、アタッチ、ハンドオーバ、およびマルチ接続要求を開始するように適合される。複数のネットワーク、すなわち、TWANおよびLTEを経由して同時接続を提供することに関して、UEは、適切なレイヤ2インターフェース、すなわち、LTEまたはWi−FiへのIPパケットのマッピングを処理するように適合される。
(統合されたスモールセルおよびWi−Fi(ISW)処理)
図2および3に関連して上で説明されるシステムアーキテクチャは、統合されたWLANおよびLTEアクセスネットワークにおいてシステム間移動性を提供するように適合される。開示される例示的実施形態は、MME(234、334)とTWAN(212、312)との間の新しい「S1a−C」制御プレーンインターフェース(290、390)と、SGW(238、338)とTWAN(212、312)との間の新しい「S1a−U」ユーザプレーンインターフェース(292、392)とを備えている。S1a−CおよびS1a−Uインターフェースが整うと、MME(234、334)は、LTEアクセスネットワーク(295、395)およびTWAN(212、312)アクセスの両方のための共通制御プレーンエンティティとして動作する一方、SGW(238、338)は、LTE(295、395)およびTWAN(212、312)の両方のためのユーザプレーンゲートウェイとして動作する。
図4−11は、システム間移動性を提供することにおいて、図2および3に描写されるシステムによって実施される例示的処理のためのフロー図を提供する。より具体的には、図4−7は、TWANまたはLTEアクセスネットワークのいずれかを通して、PDNにアタッチするUEに関連する処理を描写する。図8および10は、LTEアクセスネットワークまたはTWANのうちの一方から他方へのUEとPDNとの間の既存の通信接続のハンドオーバに関連する処理を描写する。図9および11は、UEとパケットネットワークとの間に、1つはLTEアクセスネットワークを介し、1つはTWANを介する、2つの同時通信経路の確立に関連する処理を描写する。
(ISW対応TWAN、MME、およびSGWを介したTWAN接続)
開示されるシステムは、TWANを介したPDNへの通信経路を確立するように適合される。開示されるシステムおよび方法の一実施形態では、TWAN接続は、「単一PDN」TWAN接続であり得る。別の実施形態では、TWAN接続は、SaMOGフェーズ2で使用されるような「マルチPDN」TWAN接続であり得る。
TWANがマルチPDN接続を可能にする実施形態では、別個の「アタッチ」および「PDN接続確立」プロシージャが、3GPP TS 23.402 v12.3.0の第16節(その内容は、本明細書に参照することによって本明細書に組み込まれる)に準拠して採用される。「アタッチ」プロシージャ(アタッチ、デタッチ)は、拡張されたEAP信号通信を介して実施される一方、「PDN接続」プロシージャ(アクティブ化、非アクティブ化)は、SaMOGフェーズ2 WLAN制御プロトコル(WLCP)によって実施される。
標準SaMOGフェーズ2能力(シームレスなシステム間ハンドオーバのためのUE開始PDN接続、複数のPDN接続、同時NSWOおよびTWAN PDN接続、IPアドレス保存)のサポートに加えて、開示されるシステムおよび方法はまた、ISW対応MMEおよびISW対応SGWを介したTWAN−PDN接続を確立するステップをサポートするように適合される。
(TWANを介した初期アタッチ)
UEがPDNまたはEPCと通信し得る前に、UEは、PDNまたはEPCにアタッチしなければならない。開示されるシステムおよび方法は、TWANを介してアタッチするステップをサポートする。アタッチするためのプロシージャは、TWANが「単一PDN」もしくは「マルチPDN」接続をサポートするかどうか、またはTWAG機能性がTWANに位置するか、SGW内に位置するか応じて変動し得る。開示されるシステムおよび方法は、全てのそのような実施形態をサポートするように適合される。種々の異なる条件下でTWANを介してアタッチするステップに関連付けられる処理が、図4−7と併せて以下に説明される。
(拡張されたMMEおよび組み合わせられたSGW+TWAGを介した単一PDN接続能力を用いた初期TWANアタッチ)
図4A−Bは、TWANを介してPDNにアタッチするUEに関連付けられる例示的処理を描写するフロー図を描写する。より具体的には、この処理は、TWAN312が単一PDN接続322をサポートし、TWAG機能性がSGW338内に位置する、図3等に描写される例示的システム実施形態に対応する。図4A−Bに描写される処理では、ISW対応MME334およびISW対応の組み合わせられたSGW+TWAG338は、TWAN312を介したPDNゲートウェイ(PGW)322へのアタッチメントを提供する。処理中、3GPP AAAサーバ318は、TWAN312に、ISW対応MME334が利用可能であるならば使用され得ることの指示を提供する。WLAN AN310は、MME334と直接制御信号通信を交換する一方、ユーザプレーントラフィックは、WLAN AN310と、組み合わせられたSGW+TWAG338との間で直接交換される。
組み合わせられたSGW+TWAG338上にUE362をアンカすることは、UE362が同一PDNへのハンドオーバまたはシステム間マルチ接続を要求するときに利益を提供し得る。MME334がISW対応組み合わせられたSGW+TWAG338を介してTWAN接続を制御することを可能にすることは、MME334が新しいシステム間移動性管理機能を実施することを可能にし、それによって、PGW332上の信号通信負荷を低減させる。
図4Aを参照すると、ステップ0において、予備事項として、トランスポートネットワーク層(TNL)接続が、TWAN312とMME334との間に確立されるか、または事前に確立されており、これは、例えば、OAMを使用して実施され得る。例示的シナリオでは、TR−069等のOAMプロシージャが、TAWN312とMME334との間のS1a−cインターフェース上のIPアドレストランスポートネットワーク層接続を経由してUDPを構成するように使用され得る。さらに、ステップ0において、3GPP AAAサーバ318は、ISW対応MME334、ISW対応SGW338、およびISW対応TWAN312についての情報で構成され、それらを維持する。以前から存在するシステムでは、3GPP AAAサーバは、WLANネットワークアクセスを管理するが、それらは現在LTEアクセスにのみ関連しているので、MMEおよびSGWを管理または追跡しない。
図4Aを参照すると、ステップ1において、UE362は、オペレータの信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN)312の一部であるWi−Fiアクセスポイント(AP)に関連付けられる。関連付けは、SWwインターフェース356を介して、標準IEEE 802.11プロシージャを介して起こる。UE362は、事前構成された情報、ANDSFポリシー、ANQP信号通信等に基づいて、このWi−Fi APとの関連付けを発見および試行し得る。UE362がLTEアクセスを介した既存のPDN接続を有しているシナリオでは、要求される接続は、複数のアクセスPDN接続「MAPCON」、すなわち、PDN接続のためのセルラーアクセスおよびWi−Fiアクセスの同時使用をもたらす。
アタッチ関連処理は、現在のSaMOGフェーズ2「単一PDN接続」ソリューションによって、EAPを介してUE362によって開始され得る。このシナリオでは、アタッチプロシージャは、UE362によって何も規定されていない場合、UE規定APNまたはデフォルトAPNへのPDN接続の確立と組み合わせられる。
再び図4を参照すると、ステップ2において、TWAN312内のWLAN AN310によってトリガされる内部メッセージが、信頼されているWLAN AAAプロキシ(TWAP)364を介して認証プロシージャを開始し得る。
ステップ3において、UE362は、その能力に基づいて要求されるべき接続のタイプを決定する。図4Aに描写されるシナリオでは、SaMOGフェーズ2「単一PDN」接続タイプが要求されると仮定される。さらに、ステップ3において、TWAN312は、例えば、そのローカル/リモートTWAGサポート、MME接続等のその能力を識別する。
ステップ4において、TWAP364は、SWwインターフェース365を経由して、標準EAPoLプロシージャを使用してUE362から識別情報を読み出す。
ステップ5において、TWAP364は、Diameter EAP要求を生成し、それをSTaインターフェース316を経由して3GPP AAAサーバ318に伝送する。要求は、例えば、ユーザ識別、EAPペイロード、認証要求タイプ、UEレイヤ2アドレス、アクセスタイプ、およびアクセスネットワーク識別に対する必須情報要素、移動性能力に対する条件付き情報要素、ならびに端末情報およびWLAN識別子に対する随意の情報要素を含む任意の好適な情報を含み得る。
例示的シナリオでは、要求のEAPペイロードは、3GPP TR 23.852 v12.0.0(その内容は、本明細書に参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる)に説明されるSaMOGフェーズ2ソリューションによる、UE362の「単一PDN」サポートの指示を含み得る。
例示的シナリオでは、要求内に含まれ得るアクセスタイプに関する要求値は、TWAN312が本明細書に説明されるような3GPPアクセスとの統合をサポートする場合のために「ISW−WLAN」を含み得る。別のシナリオでは、アクセスネットワーク識別子の定義は、拡張され、アクセスネットワークID(ANID)プレフィックスとしての値「ISW−WLAN」の包含を可能にする。
例示的シナリオでは、追加のTWAN能力が、要求内に含まれ得る。例えば、要求は、存在する場合、接続されるMMEのリストとともに、ローカルTWAGまたはリモート組み合わせTWAG+SGWのためのサポートを規定し得る。
なおさらに、例示的シナリオでは、要求は、UEのISW能力についての追加の情報を含む随意の端末情報要素を含み得る。端末情報要素は、全ての関連UE能力情報がEAPペイロードに対する拡張を介して交換される場合、必要とされない場合がある。
図4Aを参照すると、ステップ6において、3GPP AAAサーバ318が、例えば、以前の接続ステータス等の加入者についての追加の情報を要求する状況では、AAAサーバ318は、SWxインターフェース380上のDiameterプロトコルを使用して、HSS370からこの情報を読み出す。
ステップ7において、要求内に提供されるか、またはHSSから読み出されるISW対応SGWおよびTWANに関する情報を使用して、3GPP AAAサーバ318は、PDN接続の確立のために、TWAN312が、MME334とのそのS1a−C接続392を利用することを可能にするように決定する。
ステップ8において、3GPP AAAサーバ318は、ISW対応MME334を介したPDN接続確立を可能にする指示を含む、Diameter EAP回答を生成し、それをSTaインターフェース316を経由してTWAP364に伝送する。
ステップ9において、TWAP364は、内部メッセージを生成し、それをWLAN AN310に伝送し、ISW対応MME334を介してSGW338とのGTPトンネルを設定すべきことをWLAN AN310に伝える。
図4Bに示されるステップ10において、WLAN AN310は、S1a−Cインターフェース390を経由して、ISW対応MME334にGTP−Cセッション作成要求メッセージを送信する。メッセージは、例えば、APN、IMSI、RATタイプ(例えば、ISW−WLAN)、BSSID、SSID等を含み得る。
ステップ11において、MME334は、本明細書に説明されるようなMME334とSGW338との間の通信をサポートするように修正または拡張されているS11’(「主要」)インターフェース374を介して、選択されたSGW338にセッション作成要求メッセージを送信する。例示的シナリオでは、MME334は、組み合わせられたISW対応SGW+TWAG338を選定する。図2に関連して説明されるもの等の代替シナリオでは、MMEは、TWAN312内に位置するTWAGを選択し得る。
図4Bのステップ12を参照すると、組み合わせられたSGW+TWAG338は、PGW322を選択するために受信された情報を使用する。SGW+TWAG338は、S5インターフェース340を経由して、選択されたPGW322にGTP−Cセッション作成要求メッセージを伝送する。
ステップ13において、動的ポリシーおよび課金制御(PCC)が実装されている場合、PGW322は、QoSおよび課金ルールを読み出すために、セッション確立をポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)394に通信する。PGW322は、必要に応じてこれらのルールを施行する。動的PCCが実装されない場合、そのようなルールは、PGW322において事前構成され得る。
ステップ14において、PGW322は、S6bインターフェース396を使用し、3GPP AAAサーバ318を、UE362に対して関連付けられるPGW322接続情報で更新する。加えて、PGW322は、組み合わせられたSGW+TWAN338に対して関連付けられる情報も提供する。3GPP AAAサーバ318は、続けて、SWxインターフェース380を介して、ホーム加入者システム(HSS)370をこの情報で更新する。
ステップ15において、PGW322は、S5インターフェース340を経由して、GTP−Cセッション作成応答メッセージを生成し、それをSGW338に伝送する。応答メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、および割り当てられたUE IPアドレスを含むさらなる処理のために必要とされる任意の情報を含む。PGW322とSGW338との間のGTPトンネルが、それによって、確立される。
ステップ16において、SGW338は、修正されたS11’(「主要」)インターフェース374を経由して、MME334にGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、および割り当てられたUE IPアドレスを含むさらなる処理のために必要とされる任意の情報を含む。
ステップ17において、MME334は、S1a−Cインターフェース390を経由して、WLAN AN310にGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、および割り当てられたUE IPアドレスを含む、任意の好適な情報を含む。
ステップ18において、WLAN AN310は、内部メッセージを生成し、それをTWAP364に伝送し、TWAP364にS1a−U392ベアラが正常に確立されたことを伝える。
ステップ19において、TWAP364は、SWwインターフェース356を経由して伝送されるEAPoLメッセージ内のEAP成功指示を介して、アタッチプロシージャの完了をUE362に通信する。
ステップ20において、UE362は、DHCPv4を介してWLAN AN310からそのIPv4アドレスを受信し得る。WLAN AN310は、UE362に、GTP−Cセッション作成応答において事前に送達されたようなそのIPアドレスを提供する。その後、WLAN AN310は、ISW対応の組み合わせられた+TWAG338を介して、UE362とPGW322との間でパケットをルーティングする。
(拡張されたMME、独立型TWAG、および独立型SGWを介した単一PDN接続能力を用いた初期TWANアタッチ)
図2の例示的アーキテクチャでは、TWAG260は、図3のようなSGW内ではなく、TWAN212内に位置する。図5A−Bは、図2等に描写されるシステムにおいてTWANを介してPDNにアタッチするUEに関連付けられる例示的処理を描写するフロー図を提供する。より具体的には、図5A−Bは、TWAN212が単一PDN接続222をサポートし、TWAG機能性がTWAN212内に位置する、例示的システム実施形態における処理を描写する。本実施形態におけるTWAG機能性は、LTEアクセスネットワーク内のHeNBゲートウェイ機能に類似する。すなわち、TWAG260は、WLAN AN210とMME234との間の制御プレーン信号通信と、WLAN AN210とSGW238との間のユーザプレーントラフィックとを運ぶ。
図5Aを参照すると、ステップ0において、予備事項として、トランスポートネットワーク層(TNL)接続が、TWAN212とMME234との間に確立されるか、または事前に確立されており、それは、例えば、OAMを使用して実施され得る。3GPP AAAサーバ218は、ISW対応MME234、ISW対応SGW238、およびISW対応TWAN212についての情報で構成され、それらを維持する。
図5Aを参照すると、ステップ1において、UE262は、オペレータの信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN)212の一部であるWi−Fiアクセスポイント(AP)への関連付けを行う。関連付けは、SWwインターフェース256を介して、標準IEEE 802.11プロシージャを介して起こる。UE262は、事前構成された情報、ANDSFポリシー、ANQP信号通信等に基づいて、このWi−Fi APとの関連付けを発見および試行し得る。UE262がLTEアクセスを介した既存のPDN接続を有しているシナリオでは、要求されるものは、複数のアクセスPDN接続「MAPCON」、すなわち、PDN接続のためのセルラーおよびWi−Fiアクセスの同時使用をもたらす。
アタッチ関連処理は、現在のSaMOGフェーズ2「単一PDN接続」ソリューションによって、EAPを介してUE262によって開始され得る。このシナリオでは、アタッチプロシージャは、UE262によって何も規定されていない場合、UE規定APNまたはデフォルトAPNへのPDN接続の確立と組み合わせられる。
再び図5Aを参照すると、ステップ2において、TWAN212内のWLAN AN310によってトリガされる内部メッセージが、信頼されているWLAN AAAプロキシ(TWAP)264を介して認証プロシージャを開始し得る。
ステップ3において、UE262は、その能力に基づいて要求されるべき接続のタイプを決定する。図5Aに描写されるシナリオでは、SaMOGフェーズ2「単一PDN」接続タイプが要求されると仮定される。さらに、ステップ3において、TWAN212は、例えば、そのローカル/リモートTWAGサポート、MME接続等のその能力を識別する。
ステップ4において、TWAP264は、SWwインターフェース256を経由して、標準EAPoLプロシージャを使用してUE262から識別情報を読み出す。
ステップ5において、TWAP264は、STaインターフェース216を経由して、3GPP AAAサーバ218にDiameter EAP要求を生成および伝送する。要求は、例えば、EAPペイロード、認証要求タイプ、UEレイヤ2アドレス、アクセスタイプ、およびアクセスネットワーク識別等のユーザ識別に対する必須情報要素、移動性能力に対する条件付き情報要素、ならびに端末情報およびWLAN識別子に対する随意の情報要素を含む任意の好適な情報を含み得る。
例示的シナリオでは、要求のEAPペイロードは、3GPP TR 23.852 v12.0.0に説明されるSaMOGフェーズ2ソリューションによる、UE362の「単一PDN」サポートの指示を含み得る。
例示的シナリオでは、要求内に含まれ得るアクセスタイプに対する要求値は、TWAN212が本明細書に説明されるような3GPPとの統合をサポートする場合のために「ISW−WLAN」を含み得る。別のシナリオでは、アクセスネットワーク識別子の定義も、拡張され、アクセスネットワークID(ANID)プレフィックスとしての値「ISW−WLAN」の包含を可能にする。
例示的シナリオでは、追加のTWAN能力が、要求内に含まれ得る。例えば、要求は、存在する場合、接続されるMMEのリストとともに、ローカルTWAGまたはリモートTWAG+SGWのためのサポートを規定し得る。
なおさらに、例示的シナリオでは、要求は、UEのISW能力についての追加の情報を含む、随意の端末情報要素を含み得る。端末情報要素は、全ての関連UE能力情報がEAPペイロードへの拡張を介して交換される場合、必要とされない場合がある。
図5Aを参照すると、ステップ6において、3GPP AAAサーバ218が、例えば、以前の接続ステータス等の加入者についての追加の情報を要求する状況では、AAAサーバ218は、SWxインターフェース280上のDiameterプロトコルを使用して、HSS270からこの情報を読み出す。
ステップ7において、要求内に提供されるか、またはHSSから読み出されるISW対応SGWおよびTWANに関する情報を使用して、3GPP AAAサーバ218は、PDN接続の確立のために、TWAN212が、そのS1a−C接続290をMME234と利用することを可能にすることを決定する。
ステップ8において、3GPP AAAサーバ218は、ISW対応MME234を介したPDN接続確立を可能にする指示を含むDiameter EAP回答を生成し、それをSTaインターフェース216を経由してTWAP264に伝送する。
ステップ9において、TWAP264は、内部メッセージを生成し、それを信頼されているWLANアクセスゲートウェイ(TWAG)260に伝送し、TWAG260にISW対応MME234を介してSGW238とのGTPトンネルを設定すべきことを伝える。
ステップ10において、TWAG260は、S1a−Cインターフェース290を経由して、ISW対応MME234にGTP−Cセッション作成要求メッセージを送信する。メッセージは、例えば、APN、IMSI、RATタイプ(例えば、ISW−WLAN)、BSSID、SSID等を規定する情報を含み得る。
ステップ11において、MME234は、本明細書に説明されるようなMME234とSGW238との間の通信をサポートするように修正または拡張されている修正されたS11’(「主要」)インターフェース274を介して、選択されたSGW238にセッション作成要求メッセージを伝送する。
ステップ12において、SGW238は、PGW222を選択するために受信された情報を使用する。SGW238は、S5インターフェース240を経由して、選択されたPGW222にGTP−Cセッション作成要求メッセージを伝送する。
ステップ13において、動的ポリシーおよび課金制御(PCC)が実装されている場合、PGW222は、QoSおよび課金ルールを読み出すために、セッション確立をポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)294に通信する。PGW222は、必要に応じてこれらのルールを施行する。動的PCCが実装されない場合、そのようなルールは、PGW222において事前構成され得る。
ステップ14において、PGW222は、S6bインターフェース396を使用し、3GPP AAAサーバ218を、UE262に対して関連付けられるPGW222接続情報で更新する。加えて、PGW222は、関連付けられるSGW情報も提供する。3GPP AAAサーバ218は、続けて、SWxインターフェース280を介して、ホーム加入者システム(HSS)270をこの情報で更新する。
ステップ15において、PGW222は、S5−Cインターフェース240を経由して、SGW238にGTP−Cセッション作成応答メッセージを送信する。応答メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、および割り当てられたUE IPアドレスを含むさらなる処理のために必要とされる任意の情報を含む。PGW222とSGW238との間のGTPトンネルが、それによって、確立される。
ステップ16において、SGW238は、修正されたS11’(「主要」)インターフェース274を経由して、MME234にGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、および割り当てられたUE IPアドレスを含むさらなる処理のために必要とされる任意の情報を含む。
ステップ17において、MME234は、S1a−Cインターフェース290を経由して、TWAG260にGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、および割り当てられたUE IPアドレスを含む、任意の好適な情報を含む。
ステップ18において、TWAG238は、内部メッセージを生成し、それをTWAP264に伝送し、TWAP264にS1a−U292ベアラが正常に確立されたことを伝える。
ステップ19において、TWAP264は、SWwインターフェース2566を経由して、EAPoLメッセージ内のEAP成功指示を介して、アタッチプロシージャの完了をUE262に通信する。
ステップ20において、UE262は、DHCPv4を介してTWAG260からそのIPv4アドレスを受信し得る。TWAG260は、UE362に、GTP−Cセッション作成応答において事前に送達されたようなそのIPアドレスを提供する。その後、TWAG260は、SGW238を介して、UE262とPGW222との間でパケットをルーティングする。
(拡張されたMMEおよび組み合わせられたSGW+TWAGを介したマルチPDN接続能力を用いた初期TWANアタッチ)
図4および5に描写される処理では、TWANは、「単一PDN」接続を提供するように理解された。開示される実施形態の別の側面によると、統合されたシステム処理のためのシステムはまた、「マルチPDN」接続を提供するTWANも適応させる。図6A−Bは、マルチPDN接続をサポートするTWANを介して、PDNにアタッチするUEに関連する例示的処理を描写する。図6A−Bの例示的処理では、TWAG機能性は、図3に描写されるように、SGW内に位置していると仮定される。
図6A−Bに関連して、この処理は、初期アタッチと、その後、UE362とTWAN312との間の拡張されるWLCP信号通信を使用してPDN接続を開始することとを伴う。ISW対応MME334およびISW対応SGW+TWAG338は、TWAN312を介してPDNゲートウェイ(PGW)322へのアタッチメントを提供する。処理中、3GPP AAAサーバ318は、TWAN312に、ISW対応MME334が利用可能であるならが使用され得ることの指示を提供する。
図6Aを参照すると、ステップ0において、予備事項として、トランスポートネットワーク層(TNL)接続が、TWAN312とMME334との間に確立されるか、または事前に確立されており、それは、例えば、OAMを使用して実施され得る。3GPP AAAサーバ318は、ISW対応MME334、ISW対応SGW338、およびISW対応TWAN312についての情報で構成され、それらを維持する。
図6Aを参照すると、ステップ1において、UE362は、オペレータの信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN)312の一部であるWi−Fiアクセスポイント(AP)への関連付けを行う。関連付けは、SWwインターフェース356を介して、標準IEEE 802.11プロシージャを介して起こる。UE362は、事前構成された情報、ANDSFポリシー、ANQP信号通信等に基づいて、このWi−Fi APとの関連付けを発見および試行し得る。UE362がLTEアクセスを介した既存のPDN接続を有しているシナリオでは、要求されるものは、複数のアクセスPDN接続「MAPCON」、すなわち、PDN接続のためのセルラーおよびWi−Fiアクセスの同時使用をもたらす。
ステップ2において、EAP認証が、実施される。この処理は、図6Aに関連付けられるシナリオにおいて、EAPペイロードが、3GPP TR 23.852 v12.0.0に説明されるSaMOGフェーズ2ソリューションによる、UEの「マルチPDN」TWAN能力の指示を含み得ることを除いて、図4Aのステップ2−8に関連して上で説明されるものと実質的に同一である。
ステップ3において、UE362がTWAN312にアタッチした後、UE362は、SaMOGフェーズ2「WLAN制御プロトコル」(WLCP)を介して、WLAN AN310からPDN接続を要求する。図6Aに描写される例示的処理では、UE362は、UE362が現在接続されていないPDNへの接続を要求する。
ステップ4において、WLAN AN310は、S1a−Cインターフェース390を経由して、選択されたMME334にGTP−Cセッション作成要求メッセージを生成および伝送する。
ステップ5において、MME334は、S11’(「主要」)インターフェース374を経由して、SGWにGTP−Cセッション作成要求メッセージを伝送する。メッセージは、さらなる処理のために必要とされる任意の好適な情報を含み得る。例示的実施形態では、メッセージは、例えば、APN、IMSI、RATタイプ(例えば、ISW−WLAN)、BSSID、SSID等を含み得る。
ステップ6において、SGW338は、S5インターフェース340を経由して、選択されたPGW322にGTP−Cセッション作成要求メッセージを伝送する。
ステップ7において、動的ポリシーおよび課金制御(PCC)が実装されている場合、PGW322は、QoSおよび課金ルールを読み出すために、セッション確立をポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)394に通信する。PGW322は、必要に応じてこれらのルールを施行する。動的PCCが実装されない場合、そのようなルールは、PGW322において事前構成され得る。
図6A−Bに描写されるステップ8において、PGW322は、S6bインターフェース396を使用し、3GPP AAAサーバ318を、UE362に対して関連付けられるPGW接続情報で更新する。加えて、PGW322は、関連付けられるSGW情報を提供する。3GPP AAAサーバ318は、続けて、SWxインターフェース380を介して、ホーム加入者システム(HSS)370をこの情報で更新する。
図6Bのステップ9において、PGW322は、S5インターフェース340を経由して、GTP−Cセッション作成応答メッセージを生成し、それをSGW338に伝送する。応答メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、および割り当てられたUE IPアドレスを含むさらなる処理のために必要とされる任意の好適な情報を含む。PGW322とSGW338との間のGTPトンネルが、それによって、確立される。
ステップ10において、SGW338は、修正されたS11’(「主要」)インターフェース374を経由して、MME334にGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。
ステップ11において、MME334は、S1a−Cインターフェース390を経由して、WLAN AN310にGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、および割り当てられたUE IPアドレスを含む、任意の好適な情報を含む。
ステップ12において、WLAN AN310は、SWwインターフェース356を経由して、WLCPプロトコルを介して、成功したPDN接続確立をUE362に通信する。
ステップ13において、UE362が以前のステップにおいてそのIPv4アドレスを受信しなかった場合、UE362は、DHCPv4を介してWLAN AN310からIPv4アドレスを受信し得る。TWAG338は、ここで、組み合わせSGW+TWAG338を介して、UE362とPGW322との間でパケットをルーティングすることができる。
(拡張されたMMEおよび独立型SGWを介したマルチPDN接続能力を用いた初期TWANアタッチ)
図2の例示的実施形態では、TWAG260は、図3のようなSGW内ではなく、TWAN212内に位置する。図7A−Bは、TWANがマルチPDN接続を有する図2等に描写されるシステムにおいて、TWANを介してPDNにアタッチするUEに関連付けられる例示的処理を描写するフロー図を提供する。より具体的には、図7A−Bは、TWAN212がマルチPDN接続をサポートし、TWAG機能性がTWAN212内に位置する、例示的システム実施形態における処理を描写する。
このシナリオは、2つの別個のプロシージャ、すなわち、EAP拡張を使用する初期アタッチのためのものと、UEとTWANとの間の拡張されたWLCP信号通信を使用する後続PDN接続のためのものとから成ることを理解されたい。この特定の実施例では、TWANは、WLAN ANと、TWAPと、TWAGとから成ることを理解されたい。
図7Aを参照すると、ステップ0において、予備事項として、トランスポートネットワーク層(TNL)接続が、TWAN212とMME234との間に確立されるか、または事前に確立されている。3GPP AAAサーバ218は、ISW対応MME234、ISW対応SGW238、およびISW対応TWAN212についての情報で構成され、それらを維持する。
図7Aを参照すると、ステップ1において、UE262は、オペレータの信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN)212の一部であるWi−Fiアクセスポイント(AP)への関連付けを行う。関連付けは、SWwインターフェース256を介して、標準IEEE 802.11プロシージャを介して起こる。UE262は、事前構成された情報、ANDSFポリシー、ANQP信号通信等に基づいて、このWi−Fi APとの関連付けを発見および試行し得る。UE262がLTEアクセスを介した既存のPDN接続を有しているシナリオでは、要求されるものは、複数のアクセスPDN接続「MAPCON」、すなわち、PDN接続のためのセルラーおよびWi−Fiアクセスの同時使用をもたらす。
ステップ2において、EAP認証が、実施される。この処理は、図7Aに関連付けられるシナリオにおいて、EAPペイロードが、3GPP TR 23.852 v12.0.0に説明されるSaMOGフェーズ2ソリューションによる、UEの「マルチPDN」TWAN能力の指示を含み得ることを除いて、図5Aのステップ2−8に関連して上で説明されるものと実質的に同一である。
ステップ3において、UE262は、SaMOGフェーズ2「WLAN制御プロトコル」(WLCP)を介して、PDN接続を要求する。この例示的シナリオに対して、UE262は、それが現在接続されていない、PDNへの接続を要求することを理解されたい。
ステップ4において、TWAN212内のWLAN AN210機能は、PDN接続要求をTWAG260に転送する。
ステップ5において、TWAG260は、S1a−Cインターフェース290を経由して、選択されたMME234にGTP−Cセッション作成要求メッセージを送信する。
ステップ6において、MME260は、S11’(「主要」)インターフェース274を経由して、SGW238にGTP−Cセッション作成要求メッセージを伝送する。メッセージは、例えば、APN、IMSI、RATタイプ(例えば、ISW−WLAN)、BSSID、SSID等を含む、さらなる処理のために必要とされる任意の好適な情報を含む。
ステップ7において、SGW238は、S5インターフェース240を経由して、選択されたPGW222にGTP−Cセッション作成要求メッセージを伝送する。
ステップ8において、動的ポリシーおよび課金制御(PCC)が実装されている場合、PGW222は、QoSおよび課金ルールを読み出すために、セッション確立をポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)294に通信する。PGW222は、必要に応じてこれらのルールを施行する。動的PCCが実装されない場合、そのようなルールは、PGW222において事前構成され得る。
図7Aのステップ9において、PGW222は、S6bインターフェース396を使用し、3GPP AAAサーバ218を、UE262に対して関連付けられるPGW接続情報で更新する。加えて、PGW222はまた、関連付けられるSGW情報も提供する。3GPP AAAサーバ218は、続けて、SWxインターフェース280を介して、ホーム加入者システム(HSS)270をこの情報で更新する。
図7Bに示されるステップ10において、PGW222は、S5インターフェースを経由してSGWに、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、および割り当てられたUE IPアドレスを含む、GTP−Cセッション作成応答メッセージを生成および伝送する。PGW222とSGW238との間のGTPトンネルが、それによって、確立される。
ステップ11において、SGW238は、S11’(「主要」)インターフェース274を経由して、MME234にGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。
ステップ12において、MME234は、S1a−Cインターフェース290を経由して、TWAG260にGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。メッセージは、GTPトンネル情報と、ベアラパラメータと、割り当てられたUE IPアドレスとを含む。
ステップ13において、TWAG260は、内部メッセージをWLAN AN210に生成および伝送し、AN210にS1a−U292ベアラが正常に確立されたことを伝える。
ステップ14において、WLAN AN210は、SWwインターフェース256を経由して、WLCPプロトコルを介して、成功したPDN接続確立をUE262に通信する。
ステップ15において、UE262が以前のステップにおいてそのIPv4アドレスを受信しなかった場合、UE262は、DHCPv4を介してTWAG260からIPv4アドレスを受信し得る。TWAG260は、ここで、SGW238を介して、UE262とPGW222との間でパケットをルーティングすることができる。
(LTEからTWANへのMME内/SGW内ハンドオーバ)
図4−7に関連して上で説明される処理は、種々のシナリオに関し、それによって、UEは、TWANを介してPDNにアタッチする。UEがPDNにアタッチしている事例では、PDNへの接続を、無線アクセスネットワークの別のもの、すなわち、Wi−FiおよびセルラーLETにハンドオーバすることが有用であり得る。例えば、UEがセルラーLTEを介してPDNへの確立された接続を有する場合、UEは、PDNへの通信を、UEがPDNと有するWLAN接続にハンドオーバすることを所望し得る。代替として、UEがWLANおよびセルラー接続の両方を通してPDNに接続されている場合、UEは、WLAN上で受信される通信をセルラー接続にハンドオーバすることを所望し得る。
図8A−Cは、既存LTE接続からWLAN接続への通信経路のハンドオーバに関連付けられる例示的処理を描写する。UEは、それがすでにLTEを介して接続されているPDNへの接続を確立するために、TWANを介してアタッチする。
図8A−Cの例示的シナリオでは、送信元(H)eNB LTEアクセスネットワークおよび標的TWANは両方とも、同一のISW対応MME234によって制御され、同一の独立型ISW対応SGW238によってサービス提供される。TWAN接続が確立されると、UE264は、関連付けられているLTE接続を解放し、それによって、LTEからTWANへのハンドオーバを完了する。
図8A−Cに描写される例示的処理では、TWANは、マルチPDN接続を有するように理解される。類似する処理が、単一PDN接続を提供するTWANに関連して実施され得ることを理解されたい。
図8Aを参照すると、ステップ0において、予備事項として、トランスポートネットワーク層(TNL)接続が、TWAN212とMME234との間に確立されるか、または事前に確立されており、これは、例えば、OAMを使用して実施され得る。3GPP AAAサーバ218は、ISW対応MME234、ISW対応SGW238、およびISW対応TWAN212についての情報で構成され、それらを維持する。
ステップ1において、UE262は、(H)eNB LTEアクセスネットワーク295を介して確立されたその接続を、ISW対応SGW238を介してPGW222を通してPDNに対して使用する。例示的シナリオでは、接続は、以下のUE262と(H)eNB295との間のUuインターフェース297を経由するLTE無線ベアラと、(H)eNB295とSGW238との間のS1インターフェース298を経由するGTPトンネルと、SGW238とPGW222との間のS5インターフェース240を経由するGTPトンネルとの連結から成り得る。
ステップ2において、UE262は、オペレータのTWAN212に所属するWi−Fi APを発見し、既存のPDN接続を(H)eNB295からTWAN212にハンドオーバすることを決定する。UE262は、事前構成された情報、ANDSFポリシー、ANQP信号通信等に基づいて、このWi−Fi APを発見し、それとの関連付けを試行し得る。
ステップ3において、UE262は、Wi−Fiアクセスポイント(AP)への関連付けを行う。関連付けは、SWwインターフェースを介して、標準IEEE 802.11プロシージャを介して起こる。
図8Aのステップ4において、EAP認証が、図8の処理において、EAPペイロードが3GPP TR 23.852 v12.0.0に説明されるSaMOGフェーズ2ソリューションによる、UEの「マルチPDN」サポートの指示を含み得ることを除いて、図5に関連して上で説明されるステップ2−8と類似して実施される。
図8Bに示されるステップ5において、UE262は、SaMOGフェーズ2WLAN制御プロトコル(WLCP)を介して、PDN接続を要求する。要求は、例えば、LTEを経由して存在する現在のPDN接続のためのAPNを含むさらなる処理のために必要とされる任意の情報を含む。
ステップ6において、TWAN212内のWLAN AN210機能は、PDN接続要求をTWAG260に転送する。
ステップ7において、TWAG260は、S1a−Cインターフェース290を経由して、ISW対応MME234にGTP−Cセッション作成要求メッセージを生成および伝送する。メッセージは、「ハンドオーバ」指示とともに、例えば、APN、IMSI、RATタイプ(例えば、ISW−WLAN)、BSSID、SSID等を含む、さらなる処理のために必要とされる任意の情報を含む。
ステップ8において、MME234は、修正されたS11’(「主要」)インターフェースを経由して、SGWにGTP−Cセッション作成要求メッセージを伝送する。メッセージは、「ハンドオーバ」指示とともに、例えば、APN、IMSI、RATタイプ(例えば、ISW−WLAN)、BSSID、SSID等を含む、さらなる処理のために必要とされる任意の好適な情報を含む。
ステップ9において、SGW238は、既存のAPNに対する「ハンドオーバ」指示を伴うセッション作成要求をPGW222に伝送する。図8の例示的処理は、既存のPDN接続を経由するSGW内ハンドオーバを伴う。故に、同一のPGW222が、LTEおよびWLAN接続の両方のために使用される。したがって、PGW222が「ハンドオーバ」指示を伴うセッション作成要求メッセージを確認すると、PGW222は、SGW238との新しいGTPトンネルを作成するのではなく、既存のGTPトンネルを使用する。このメッセージの主な効果は、適切なポリシーおよび課金が行われるように、PGW222がアクセスの変化をPCRF294に通知することを可能にすることである。
ステップ10において、動的ポリシーおよび課金制御(PCC)が実装されている場合、PGW222は、QoSおよび課金ルールを読み出すために、セッション確立をポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)294に通信する。「ハンドオーバ」指示が含まれるため、PGW222は、施行されるべきポリシーおよび課金ルールを取得するために、PCRF294とともにPCEF開始IP−CANセッション修正プロシージャを実行する。PGW222は、必要に応じてこれらのルールを施行する。動的PCCが実装されない場合、そのようなルールは、PGW222において事前構成され得る。
ステップ11において、PGW222は、S6bインターフェース296を使用し、3GPP AAAサーバ218を、UE262に対して関連付けられるPGW222接続情報で更新する。加えて、PGW222は、関連付けられるSGW情報を提供する。3GPP AAAサーバ218は、続けて、SWxインターフェース280を介して、ホーム加入者システム(HSS)270をこの情報で更新する。
ステップ12において、PGW222は、S5インターフェース240を経由してSGW238に、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、および割り当てられたUE IPアドレスを含む、GTP−Cセッション作成応答メッセージを生成および伝送する。メッセージはさらに、UEのために事前に割り当てられたIPアドレスを備えている。PGW222とSGW238との間のGTPトンネルが、それによって、確立される。
ステップ13において、SGW238は、S11’インターフェース274を経由して、MME234にGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、およびUEのために事前に割り当てられたIPアドレスを含むさらなる処理のために必要とされる任意の好適な情報を含む。
図8Bのステップ14において、MME234は、S1a−Cインターフェース290を経由して、TWAG260にGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、およびUEのために事前に割り当てられたIPアドレスを含むさらなる処理のために必要とされる任意の好適な情報を含む。
図8Cに示されるステップ15において、TWAN212内のTWAG260機能は、PDN接続応答をWLAN AN210に伝送する。
ステップ16において、WLAN AN210は、SWwインターフェース256を経由して、WLCPプロトコルを介して、成功したPDN接続確立をUE262に通信する。
ステップ17において、TWAG260は、SGW238を介して、UE262とPGW222との間でパケットをルーティングすることが可能である。
ステップ18において、UE262は、3GPP EPSベアラの解放を開始する。言い換えると、UE262は、LTE接続の使用を中止する。
ステップ19において、UE262およびSGW238は、排他的にTWAG260を介して、関連付けられるPDNパケットを伝送および受信する。
(TWANを介したMME内/SGW内マルチ接続アタッチ)
開示されるシステムおよび方法の別の側面によると、UEは、PDNへの複数の接続を維持し得る。例えば、UEは、Wi−Fi(すなわち、TWAN)を介したPDNへの第1の接続と、LTEアクセスネットワークを介した同一のPDNへの第2の接続とを維持し得る。マルチ接続アタッチメントが、開示されるシステムの実施形態において実装され得、システムは、「単一PDN」および「マルチPDN」TWAN接続を組み込み、アーキテクチャは、ローカルTWAGまたはリモートSGW+TWAG組み合わせを含む。図9A−Cは、マルチ接続を確立することに関連して実施される例示的処理を描写する。この処理は、マルチPDN TWAN接続およびローカルTWAGを特徴とするアーキテクチャにおいて実施されることを理解されたい。図9A−Cに関連して説明される概念は、例えば、TWANが単一PDN TWANである、および/またはTWAGがSGW内に組み込まれる他のシナリオ等にも適用され得ることを理解されたい。
マルチ接続アタッチメントシナリオでは、ISW対応MME234およびISW対応SGW238が、すでに特定のPDNへのLTE接続を介してUE262にサービス提供している。TWAN接続が同一のPDNに確立されると、UE262は、両方の接続を維持し、ローカルに記憶されたポリシー、信号条件等に応じて、特定のアップリンクIPトラフィックフローの伝送をTWANまたはLTEアクセスのいずれかに割り当てる。アクセスはパケットによって変化し得るが、特定のアクセスが、典型的には、条件が許す限り、安定した期間にわたって使用されるであろうことが予期される。SGW238は、受信されたアップリンクIPパケットに対するアクセスを追跡し、同一のアクセスを介して関連付けられるダウンリンクパケットを(例えば、対応する5タブルに基づいて)伝送し得る。代替として、SGW238は、その独自の基準に基づいて、例えば、負荷バランス等のために、いずれかのアクセスを経由してダウンリンクパケットを送信し得る。
図9Aを参照すると、ステップ0において、予備事項として、トランスポートネットワーク層(TNL)接続が、TWAN212とMME234との間に確立されており、これは、例えば、OAMを使用して実施され得る。3GPP AAAサーバ218は、ISW対応MME234、ISW対応SGW238、およびISW対応TWAN212についての情報を維持する。
ステップ1において、UE262は、(H)eNB LTEアクセスネットワーク295を介して確立されたその接続を、ISW対応MME234およびISW対応SGW238を介してPGW222を通してPDNに対して使用する。例示的シナリオでは、接続は、以下のUE262と(H)eNB295との間のUuインターフェース297を経由するLTE無線ベアラと、(H)eNB295とSGW238との間のS1インターフェース298を経由するGTPトンネルと、SGW238とPGW222との間のS5インターフェース240を経由するGTPトンネルとの連結から成り得る。
ステップ2において、UE262は、オペレータのTWAN212に所属するWi−Fi APを発見し、既存のPDNへのマルチアクセス接続を確立することを決定する。UE262は、事前構成された情報、ANDSFポリシー、ANQP信号通信等に基づいて、このWi−Fi APを発見し、それとの関連付けを試行し得る。UE262は、ローカルポリシーおよび条件(例えば、信号強度、感知される輻輳、バッテリ電力等)に基づいて、マルチアクセスPDN接続を開始することを決定し得る。
ステップ3において、UE262は、オペレータの信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN)212の一部であるWi−Fiアクセスポイント(AP)への関連付けを行う。例示的実施形態では、関連付けは、SWwインターフェース256を介して、標準IEEE 802.11プロシージャを介して起こり得る。
図9Bに示されるステップ4において、EAP認証が、図9の処理において、EAPペイロードが3GPP TR 23.852 v12.0.0に説明されるSaMOGフェーズ2ソリューションによる、UEの「マルチPDN」サポートの指示を含み得ることを除いて、図5に関連して上で説明されるステップ2−8と類似して実施される。
ステップ5において、UE262は、SaMOGフェーズ2WLAN制御プロトコル(WLCP)を介して、PDN接続を要求する。要求は、例えば、既存のLTE接続を介してアクセスされる同一のPDNに対するAPNを含むさらなる処理のために必要とされる任意の情報を含む。要求はさらに、LTEアクセスネットワーク295を通したアクセスのために使用されているような、ネットワークがTWANを通したPDNへのUEアクセスのための同一のIPアドレスを割り当てることを可能にする「マルチ接続」インジケータを備え得る。
ステップ6において、TWAN212内のWLAN AN210機能は、PDN接続要求をTWAG260に転送する。
ステップ7において、TWAG260は、S1a−Cインターフェース290を経由して、ISW対応MME234にGTP−Cセッション作成要求メッセージを生成および伝送する。メッセージは、例えば、マルチ接続指示、APN、IMSI、RATタイプ(例えば、ISW−WLAN)、BSSID、SSID等を含む、さらなる処理において必要とされる任意の情報を含む。
ステップ8において、MME234は、S11’(「主要」)インターフェース274を経由して、SGW238にGTP−Cセッション作成要求メッセージを伝送する。メッセージは、例えば、マルチ接続指示、APN、IMSI、RATタイプ(例えば、ISW−WLAN)、BSSID、SSID等を含む、さらなる処理において必要とされる任意の情報を含む。
ステップ9において、SGW238は、既存のAPNに対する「マルチ接続」指示を伴うセッション作成要求をPGW222に伝送する。図9の例示的処理は、既存のPDN接続を経由するSGW内マルチ接続アタッチメントを伴う。故に、同一のPGW222が、LTEおよびWLAN接続の両方のために使用される。したがって、PGW222が「マルチ接続」指示を伴うセッション作成要求メッセージを識別すると、PGW222は、SGW238との新しいGTPトンネルを作成するのではなく、既存のSGW GTPトンネルを使用する。このメッセージの1つの効果は、適切なポリシーおよび課金が行われるように、PGW222が追加のTWAN212アクセスをPCRF294に通知することを可能にすることである。
ステップ10において、動的ポリシーおよび課金制御(PCC)が実装されている場合、PGW222は、QoSおよび課金ルールを読み出すために、TWANセッション確立をポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)294に示す。「マルチ接続」指示が含まれているので、PGW222は、施行されるべきポリシーおよび課金ルールを取得するために、PCRF294とともにPCEF開始IP−CANセッション修正プロシージャを実行する。PGW222は、必要に応じてこれらのルールを施行する。動的PCCが実装されない場合、そのようなルールは、PGW222において事前構成され得る。
ステップ11において、PGW222は、S6bインターフェース296を使用し、3GPP AAAサーバ218を、UE262に対して関連付けられるPGW接続情報で更新する。加えて、PGW222は、関連付けられるSGWアドレスおよびマルチ接続情報を提供する。3GPP AAAサーバ218は、続けて、SWxインターフェース280を介して、ホーム加入者システム(HSS)270をこの情報で更新する。
ステップ12において、PGW222は、S5インターフェース240を経由してSGW238に、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、および割り当てられたUE IPアドレスを含む、GTP−Cセッション作成応答メッセージを生成および伝送する。このメッセージはさらに、UEのために事前に割り当てられたIPアドレスを備えている。
ステップ13において、SGW238は、S11’インターフェース274を経由して、MMEにGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、およびUEのために事前に割り当てられたIPアドレスを含むさらなる処理のために必要とされる任意の好適な情報を含む。
ステップ14において、MME234は、S1a−Cインターフェース290を経由して、TWAG260にGTP−Cセッション作成応答メッセージを伝送する。メッセージは、例えば、GTPトンネル情報、ベアラパラメータ、およびUEのために事前に割り当てられたIPアドレスを含む、任意の好適な情報を含む。
図9Cに示されるステップ15において、TWAN212内のTWAG260は、PDN接続応答をWLAN AN210に転送する。
ステップ16において、WLAN AN210は、SWwインターフェース256を経由して、WLCPプロトコルを介して、成功したPDN接続確立をUE262に通信する。
ステップ17において、TWAG260は、SGW238を介して、UE262とPGW222との間でパケットをルーティングすることが可能である。
ステップ18において、UE262は、TWAN212または(H)eNB LTEアクセスネットワーク295のいずれかを経由して、PDNにISW−SGW238を介してパケットをルーティングし得る。同様に、SGW238は、TWAN212または(H)eNB LTEアクセスネットワーク295のいずれかを経由して、UE262にパケットをルーティングし得る。
(ISW対応MMEおよびSGWを介したLTE(H)eNB接続)
図4−9に関連した上での議論は、主として、TWANを介して開始されているPDNへの接続に焦点を当てた。しかしながら、開示されるシステムおよび方法は、LTEアクセスネットワークを介して開始される接続にも適用される。
(LTE(H)eNBを介した初期アタッチ)
開示されるシステムおよび方法では、LTE(H)eNBネットワークを介した初期アタッチが、実質的に既存の3GPP規格に定義されるように実施される。(H)eNBを介した初期アタッチは、標準MME234およびSGW238ベースラインEPCアーキテクチャならびにプロトコルを利用する。しかしながら、統合されたスモールセルおよびWi−Fiアクセスのための開示されるシステムおよび方法では、既存の処理からの1つのずれは、初期LTEアクセスのためにISW対応SGW238を割り当てるMME234の能力である。MME234は、この情報を、S6aインターフェースを介してHSS270によって提供される拡張された情報の一部として認識させられる。
(TWANからLTEへのSGW内ハンドオーバ)
LTE接続からTWAN接続へのSGW内ハンドオーバのためのプロセスが、図8に関連して上で説明された。開示されるシステムおよび方法は同様に、TWAN接続からLTE接続へのハンドオーバをサポートするように適合される。図10A−Bは、TWAN接続からLTE接続へのハンドオーバプロシージャに関連して実施される例示的処理を描写する。
システム内LTEハンドオーバに関して、既存の3GPP規格は、2つの形態のシステム内ハンドオーバである、S1ベースのハンドオーバおよびX2ベースのハンドオーバをサポートする。異なるSGWが送信元および標的eNBにサービス提供している場合では、要求されるSGW「再配置」プロシージャも、規定される。全てのLTE内ハンドオーバは、通常、ネットワークに報告されたUE測定値に基づいて、ネットワークによって開始される。
既存の3GPP規格による、システム間LTEハンドオーバに関して、全てのシステム間ハンドオーバは、UEによって開始される。ハンドオーバは、同様に、本明細書に開示されるシステム間統合のためのシステムおよび方法に関連してUEによって開始される。しかしながら、本開示されるシステムおよび方法に従って、既存の方法論とは対照的に、システム間LTE/Wi−Fiハンドオーバは、MMEとWLANとの間に定義されるS1aインターフェースを採用する。
図10A−Bは、TWAN接続からLTE接続へのハンドオーバプロシージャに関連して実施される例示的処理を描写する。ハンドオーバ処理が、開示されるシステムの実施形態において実装され得、システムは、「単一PDN」および「マルチPDN」TWAN接続を組み込み、アーキテクチャは、ローカルTWAGまたはリモートSGW+TWAG組み合わせを含む。図10A−Bに描写されるプロセスの目的に関して、この処理は、マルチPDN TWAN接続およびローカルTWAGを特徴とするアーキテクチャにおいて実施されることを理解されたい。しかしながら、図10A−Bに関連して説明される概念は、例えば、TWANが単一PDN TWANである、および/またはTWAGがSGW内に組み込まれる他のシナリオ等にも適用され得ることを理解されたい。
SGW内およびSGW間ハンドオーバは両方とも、開示されるシステム実施形態によってサポートされる。しかしながら、SGW内ハンドオーバに関連付けられる処理は、ローカルで処理されることの利益を提供する。
図10A−Bに関連して、MME内/SGW内プロシージャを使用するシステム間ハンドオーバが、説明される。この特定のシナリオに対して、PDN接続が、UEとTWANとの間のWLANリンク、TWANとSGWとの間のGTPトンネル、およびSGWとPGWとの間の別のGTPトンネルの連結を介してすでに存在していることを理解されたい。このシナリオは、追加のGTPトンネルの連結を使用する1つ以上の専用ベアラのハンドオーバを含むように拡張され得る。
図10Aを参照すると、ステップ1において、UEは、図5A−5Bに関連して上で説明されるようにISW−SGW238を介してPGW222に接続するために、TWAN212を採用する。接続は、UE262とTWAN212との間のSWwインターフェース256を経由するWLANリンクと、TWAN212とSGW238との間のS1a−Uインターフェース292を経由するGTPトンネルと、SGW238とPGW222との間のS5インターフェース240を経由するGTPトンネルとの連結から成る。
ステップ2において、UE262は、TWAN212から(H)eNBネットワーク295へのその現在のセッションを移送すること(すなわち、ハンドオーバ)を決定する。例示的シナリオでは、UE262は、一連のアクションを決定するために、ANDSFポリシーを使用し得る。
ステップ3において、UE262は、LTE(H)eNBネットワーク295を通して、アタッチタイプおよびAPNを備えているアタッチ要求を生成し、それをMME234に伝送する。メッセージは、(H)eNB295によってMME234にルーティングされる。ハンドオーバがシステム間ハンドオーバであるシナリオでは、UE262は、「ハンドオーバ」指示を含むであろう。システム間「ハンドオーバ」に対して、UEは、TWAN内のPDN接続に対応するAPNのうちの任意の1つも含むであろう。
ステップ4において、MME234は、HSS270に接触し、UE262を認証する。
ステップ5において、認証に成功した後、MME262は、場所更新プロシージャおよびHSS270からの加入者データ読み出しを実施する。要求タイプが「ハンドオーバ」であった場合、MME234に伝達されたPGWアドレスは、MMEのPDNサブスクリプションコンテキスト内に記憶される。MME234は、HSS270から取得される加入者データを介して、UEのTWAN PDN接続に対する情報を受信する。HSS270は、MME234およびSGW238を「ISW対応」として識別する情報を含み得る。開示されるシステム実施形態のある側面によると、HSS270は、UE262がTWAN212を介して接続されているSGW238に関する情報を含み得る。
ステップ6において、MME234は、APN、SGW、およびPGWを選択する。(H)eNBネットワーク295がTWANと同一のSGW(すなわち、これはISW対応SGWである)によってサービス提供され得る場合、MME234は、セッション作成要求(IMSI、MMEコンテキストID、PGWアドレス、APN、および「ハンドオーバ」指示を含む)メッセージを生成し、それを選択されたSGW238に伝送する。
図10Bに示されるステップ7において、SGW238は、セッション作成要求(「ハンドオーバ」指示)メッセージをPGW222に伝送する。既存のPDN接続のSGW内ハンドオーバが実施されているシナリオでは、同一のPGW222が、使用される。PGW222がシステム間「ハンドオーバ」指示を伴うセッション作成要求メッセージと、TWAN212との既存のセッションによるものと同一のAPNを識別すると、PGW222は、SGW238との新しいGTPトンネルを作成するのではなく、既存のGTPトンネルを使用する。このメッセージの1つの効果は、適切なポリシーおよび課金が行われるように、アクセスの変化をPCRF294に通知することである。
ステップ8において、「ハンドオーバ」指示が含まれているので、PGW222は、施行されるべきポリシーおよび課金ルールを取得するために、PCRF294とともにPCEF開始IP−CANセッション修正プロシージャを実行する。
ステップ9において、PGW222は、SGW238にセッション作成応答メッセージで応答する。システム間「ハンドオーバ」の場合、このメッセージは、TWANアクセスのためにUE262に割り当てられたIPアドレスまたはプレフィックスを含む。メッセージは、TWAN212を通してPDN接続のために割り当てられた課金IDも含む。
ステップ10において、SGW238は、MME234にセッション作成応答メッセージを返す。メッセージは、UE262のIPアドレスを含む。
ステップ11において、MME234は、(H)eNB LTEアクセスネットワーク295とSGW238との間のアクセスベアラ確立と、UE262と(H)eNB LTEアクセスネットワーク295との間の無線ベアラ確立とを開始する。
ステップ12において、MME234は、(H)eNB LTEアクセスネットワーク295へのGTPトンネルを完成させるために、ベアラ修正要求(eNBアドレス、eNB TEID、システム間「ハンドオーバ」指示)をSGW238に送信する。SGW238とPGW222との間の既存のGTPトンネルは、影響を受けない。
ステップ13において、SGWは、MME234にベアラ修正応答(EPSベアラ識別を伴う)メッセージを送信することによって、肯定応答する。
ステップ14において、UE262は、(H)eNB LTEアクセスネットワーク295を介してデータを送受信する。
ステップ15において、MME234は、ベアラ削除要求をS1a−Cインターフェース290を経由してTWAN212に送信することによって、TWANリソース割り当て非アクティブ化を開始する。
ステップ16において、TWAG260は、WLCP:PDN接続解放メッセージを利用し、UE−TWAN接続を解放する。
ステップ17において、UEは、TWAN212へのWLCP:PDN切断応答メッセージを介して解放を肯定応答し、WLAN接続を解放する。
ステップ18において、TWAN212は、ベアラ削除応答をS1a−Cインターフェース290を介してMME234に送信することによって、TWAN接続の解放を示す。
(LTEを介したSGW内マルチ接続アタッチ)
上記の図9に関連して、TWANを介した接続が既存のLTE接続に追加される、UEとPDNとの間のマルチ接続アタッチメントを確立するためのプロセスが、説明される。開示されるシステムおよび方法は、LTEチャネルを以前から存在するTWAN接続に追加することによって、マルチチャネル接続の形成をサポートするように同様に適合される。図11A−Bは、LTEチャネルを以前から存在するTWAN接続に追加することによって、マルチチャネル接続を確立することに関連して実施される例示的処理を描写する。
図11A−Bに関連して描写される実施形態では、HSSによって提供される情報(おそらくLTEアクセスを経由して特定のIPデータフローを処理するためのHSSベースのポリシーを伴う)に基づいて、MMEは、LTE PDN接続のための中間ゲートウェイとしてISW対応SGWを割り当てる。さらに、ISW対応SGWが、同一のPDNへのTWAN接続を介してUEにすでにサービス提供していることを理解されたい。LTE接続が確立されると、UEは、両方の接続を維持し、ローカルに記憶されたポリシー、信号条件等に応じて、特定のアップリンクIPトラフィックフローの伝送をTWANまたはLTEアクセスのいずれかに割り当てる。アクセスはパケットによって変化し得るが、特定のアクセスが、典型的には、条件が許す限り、安定した期間にわたって使用されるであろうことが予期される。MMEによって提供されるポリシーに基づいて、SGWは、受信されたアップリンクIPパケットに対するアクセスを追跡し、同一のアクセスを介して関連付けられるダウンリンクパケットを(例えば、対応する5タブルに基づいて)伝送する。代替として、SGWは、その独自の基準に基づいて、例えば、負荷バランス等のために、いずれかのアクセスを経由してダウンリンクパケットを送信し得る。
図11Aおよびステップ1を参照すると、UE262は、ISW−SGW238を介してPGW222に接続するために、TWAN212を使用する。接続は、UE262とTWAN212との間のSWwインターフェース256を経由するWLANリンクと、TWAN212とSGW238との間のS1a−U292インターフェース292を経由するGTPトンネルと、SGW238とPGW222との間のS5インターフェース240を経由するGTPトンネルとの連結から成る。
ステップ2において、UE262は、(H)eNB LTEアクセスネットワーク295を発見し、既存のPDNへのマルチアクセス接続を確立することを決定する。例示的シナリオでは、UE262は、一連のアクションを決定するために、ANDSFポリシーを使用し得る。
ステップ3において、UE262は、アタッチタイプおよびAPNを含む、アタッチ要求をMME234に生成および伝送する。メッセージは、(H)eNBネットワーク295によってMME234にルーティングされる。既存のPDNへのマルチアクセス接続の場合、メッセージは、「マルチ接続」アタッチのための指示を含む。「マルチ接続」アタッチに対して、UE262は、TWAN内のPDN接続に対応するAPNのうちの任意の1つを含む。
ステップ4において、MME234は、HSS270に接触し、UE262を認証する。
ステップ5において、認証に成功した後、MME234は、場所更新プロシージャおよびHSS270からの加入者データ読み出しを実施する。要求タイプが「マルチ接続」であった場合、MME234に伝達されるPGWアドレスは、MMEのPDNサブスクリプションコンテキスト内に記憶される。MME234は、HSS270から取得される加入者データを介して、UEのTWAN PDN接続に対する情報を受信する。開示されるシステム実施形態のある側面によると、HSS270は、UE262がTWAN212を介して接続されているSGW238に関する新しい情報も含む。
ステップ6において、MME234は、APN、SGW、およびPGWを選択する。(H)eNBネットワーク295がTWAN212と同一のSGW238(すなわち、これはISW対応SGWである)によってサービス提供されることができる場合、MME234は、セッション作成要求(IMSI、MMEコンテキストID、PGWアドレス、APN、「マルチ接続」指示、アクセスルーティングポリシーを含む)メッセージを選択されたSGW238に伝送する。
図11Bに描写されるステップ7において、SGW238は、セッション作成要求(「マルチ接続」指示)メッセージをPGW222に伝送する。既存のPDNへのSGW内マルチアクセス接続を伴うシナリオでは、同一のPGWが、使用される。したがって、PGW222が「マルチ接続」指示を伴うセッション作成要求メッセージと、TWAN212との既存のセッションによるものと同一のAPNを識別すると、PGW222は、SGW238との新しいGTPトンネルを作成するのではなく、既存のGTPトンネルを使用する。このメッセージの1つの効果は、適切なポリシーおよび課金が行われるように、アクセスの変化をPCRF294に通知することである。
ステップ8において、「マルチ接続」指示が含まれているので、PGW222は、施行されるべきポリシーおよび課金ルールを取得するために、PCRF294とともにPCEF開始IP−CANセッション修正プロシージャを実行する。
ステップ9において、PGW222は、SGW238にセッション作成応答メッセージで応答する。メッセージが「マルチ接続」を伴う場合、メッセージは、TWANアクセスのためにUEに割り当てられたIPアドレスまたはプレフィックスを含む。これは、TWANを通してPDN接続のために割り当てられた課金IDも含む。
ステップ10において、SGW238は、MMEにセッション作成応答メッセージを返す。メッセージは、UE262のIPアドレスを含む。
ステップ11において、MME234は、(H)eNBネットワーク295とSGW238との間のアクセスベアラ確立と、UE262と(H)eNBネットワーク295との間の無線ベアラ確立とを開始する。
ステップ12において、MME234は、(H)eNBネットワーク295からのGTPトンネルを追加するために、ベアラ修正要求(eNBアドレス、eNB TEID、「マルチ接続」指示)をSGW238に伝送する。SGW238とPGW222との間の既存のGTPトンネルは、影響を受けない。
ステップ13において、SGWは、MME234にベアラ修正応答(EPSベアラ識別を伴う)メッセージを送信することによって、肯定応答する。
ステップ14において、UE262は、(H)eNBネットワーク295またはTWAN212を介して、この時点でデータを送受信する。SGWは、TWAN212または(H)eNB LTEアクセスネットワーク295のいずれかを経由して、UE262にパケットをルーティングし得る。
(例示的コンピューティング環境)
図12Aは、例えば、UE等の例示的無線通信デバイス30の系統図である。図12Aに示されるように、デバイス30は、プロセッサ32と、送受信機34と、伝送/受信要素36と、スピーカ/マイクロホン38と、キーパッド40と、ディスプレイ/タッチパッド/インジケータ42と、非取り外し可能メモリ44と、取り外し可能メモリ46と、電源48と、全地球測位システム(GPS)チップセット50と、他の周辺機器52とを含み得る。例示的実施形態では、ディスプレイ/タッチパッド/インジケータ42は、ユーザインターフェースの一部として動作する1つ以上のインジケータを備え得る。デバイス30は、実施形態と一致したままで、前述の要素の任意の副次的組み合わせを含み得ることが理解されたい。図12Aのデバイス30は、上記に議論されるようなシステム間移動性システムおよび方法のためのサービングゲートウェイ拡張を使用するデバイスであり得る。
プロセッサ32は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、1つ以上のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプおよび数の集積回路(IC)、状態マシン等であり得る。プロセッサ32は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはデバイス30が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能性を実施し得る。プロセッサ32は、伝送/受信要素36に結合され得る送受信機34に結合され得る。図12Aは、プロセッサ32および送受信機34を別個の構成要素として描写するが、プロセッサ32および送受信機34は、電子パッケージまたはチップにともに統合され得ることが理解されたい。プロセッサ32は、アプリケーション層プログラム(例えば、ブラウザ)および/または無線アクセス層(RAN)プログラムおよび/または通信を実施し得る。プロセッサ32は、例えば、アクセス層および/またはアプリケーション層等で、認証、セキュリティキー一致、および/または暗号化動作等のセキュリティ動作を実施し得る。
伝送/受信要素36は、eNode−B、ホームeNode−B、Wi−Fiアクセスポイント等に信号を伝送するように、および/またはそれらから信号を受信するように構成され得る。例えば、ある実施形態では、伝送/受信要素36は、RF信号を伝送および/または受信するように構成されるアンテナであり得る。伝送/受信要素36は、WLAN、WPAN、セルラー等の種々のネットワークおよびエアインターフェースをサポートし得る。ある実施形態では、伝送/受信要素36は、例えば、IR、UV、または可視光信号を伝送および/または受信するように構成されるエミッタ/検出器であり得る。さらに別の実施形態では、伝送/受信要素36は、RFおよび光信号の両方を伝送および受信するように構成され得る。伝送/受信要素36は、無線または有線信号の任意の組み合わせを伝送および/または受信するように構成され得ることを理解されたい。
加えて、伝送/受信要素36は、単一の要素として図12Aに描写されているが、デバイス30は、任意の数の伝送/受信要素36を含み得る。より具体的には、デバイス30は、MIMO技術を採用し得る。したがって、ある実施形態では、デバイス30は、無線信号を伝送および受信するための2つ以上の伝送/受信要素36(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
送受信機34は、伝送/受信要素36によって伝送される信号を変調するように、および伝送/受信要素36によって受信される信号を復調するように構成され得る。上で特に言及されるように、デバイス30は、マルチモード能力を有し得る。したがって、送受信機34は、デバイス30が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11等の複数のRATを介して通信することを可能にするための複数の送受信機を含み得る。
プロセッサ32は、非取り外し可能メモリ44および/または取り外し可能メモリ46等の任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。非取り外し可能メモリ44は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。取り外し可能メモリ46は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカード等を含み得る。他の実施形態では、プロセッサ32は、サーバまたはホームコンピュータ上等のデバイス30上に物理的に位置しないメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。
プロセッサ30は、電源48から電力を受け取り得、デバイス30内の他の構成要素への電力を分配および/または制御するように構成され得る。電源48は、デバイス30に電力供給するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源48は、1つ以上の乾電池バッテリ(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)等)、太陽電池、燃料電池等を含み得る。
プロセッサ32は、デバイス30の現在の場所に関する場所情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成され得るGPSチップセット50にも結合され得る。デバイス30は、実施形態と一致したままで、任意の好適な場所決定方法を用いて場所情報を取得し得ることを理解されたい。
プロセッサ32は、追加の特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続を提供する1つ以上のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る他の周辺機器52にさらに結合され得る。例えば、周辺機器52は、加速度計、e−コンパス、衛星送受信機、センサ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ等を含み得る。
図12Bは、本明細書に説明されるシステムおよび方法を実装するために使用され得る例示的コンピューティングシステム90のブロック図を描写する。例えば、コンピューティングシステム1000は、例えば、本明細書等に参照されるMME、SGW、WLAN、TWAP、およびPGWとして動作するデバイスを実装するために使用され得る。コンピュータシステム90は、コンピュータまたはサーバを備え得、主として、ソフトウェアの形態であり得るコンピュータ読み取り可能な命令によって制御され得、どこでも、またはどのような手段を用いても、そのようなソフトウェアが記憶もしくはアクセスされる。そのようなコンピュータ読み取り可能な命令は、コンピューティングシステム90を稼働させるように、中央処理ユニット(CPU)91内で実行され得る。多くの公知のワークステーション、サーバ、およびパーソナルコンピュータでは、中央処理ユニット91は、マイクロプロセッサと呼ばれる単一チップCPUによって実装される。他の機械では、中央処理ユニット91は、複数のプロセッサを備え得る。コプロセッサ81は、主要CPU91とは明確に異なる随意のプロセッサであり、追加の機能を果たすか、またはCPU91を補助する。CPU91および/またはコプロセッサ81は、システム間移動性システムおよび方法のための開示されるサービングゲートウェイ拡張に関するデータを受信、生成、および処理し得る。
動作時、CPU91は、命令をフェッチ、復号、および実行し、コンピュータの主要データ転送経路であるシステムバス80を介して、情報を他のリソースへ、およびそこから転送する。そのようなシステムバスは、コンピューティングシステム90内の構成要素を接続し、データ交換のための媒体を定義する。システムバス80は、典型的には、データを送信するためのデータライン、アドレスを送信するためのアドレスライン、ならびに割り込みを送信するため、およびシステムバスを動作させるための制御ラインを含む。そのようなシステムバス80の実施例は、PCI(周辺構成要素相互接続)バスである。
システムバス80に結合されるメモリデバイスは、ランダムアクセスメモリ(RAM)82および読み取り専用メモリ(ROM)93を含む。そのようなメモリは、情報が記憶され、読み出されることを可能にする回路を含む。ROM93は、概して、容易に修正されることができない記憶されたデータを含む。RAM82に記憶されたデータは、CPU91または他のハードウェアデバイスによって読み取られるか、または変更され得る。RAM82および/またはROM93へのアクセスは、メモリコントローラ92によって制御され得る。メモリコントローラ92は、命令が実行されると、仮想アドレスを物理的アドレスに変換するアドレス変換機能を提供し得る。メモリコントローラ92は、システム内のプロセスを隔離し、ユーザプロセスからシステムプロセスを隔離するメモリ保護機能も提供し得る。したがって、第1のモードで作動するプログラムは、その独自のプロセス仮想アドレス空間によってマッピングされるメモリのみにアクセスすることができ、プロセス間のメモリ共有が設定されていない限り、別のプロセスの仮想アドレス空間内のメモリにアクセスすることができない。
加えて、コンピューティングシステム90は、CPU91からプリンタ94、キーボード84、マウス95、およびディスクドライブ85等の周辺機器に命令を通信することに関与する、周辺機器コントローラ83を含み得る。
ディスプレイコントローラ96によって制御されるディスプレイ86は、コンピューティングシステム90によって生成される視覚出力を表示するために使用される。そのような視覚出力は、テキスト、グラフィックス、動画グラフィックス、およびビデオを含み得る。ディスプレイ86は、CRTベースのビデオディスプレイ、LCDベースのフラットパネルディスプレイ、ガスプラズマベースのフラットパネルディスプレイ、またはタッチパネルを伴って実装され得る。ディスプレイコントローラ96は、ディスプレイ86に送信されるビデオ信号を生成するために要求される電子構成要素を含む。
さらに、コンピューティングシステム90は、PDN等の外部通信ネットワークにコンピューティングシステム90を接続するために使用され得るネットワークアダプタ97を含み得る。ある実施形態では、ネットワークアダプタ97は、システム間移動性システムおよび方法のための開示されるサービングゲートウェイ拡張に関するデータを受信および伝送し得る。
故に、出願人は、統合されたLTEおよびWi−Fiシステムにおけるシステム間移動性のための例示的システムおよび方法を開示した。S1a−Cインターフェースと称される制御プレーンインターフェースが、LTE無線アクセスネットワーク内に含まれる、信頼されているWLANアクセスネットワーク(TWAN)と移動性管理エンティティ(MME)との間に定義される。S1a−Uインターフェースと称されるユーザプレーンインターフェースが、LTE無線アクセスネットワーク内のTWANとサーバゲートウェイ(SGW)との間に定義される。MMEは、LTEおよびTWANアクセスの両方のための共通制御プレーンエンティティとして動作する一方、SGWは、LTEおよびTWANの両方のためのユーザプレーンゲートウェイとして動作する。統合されたMMEおよびSGWは、ユーザ機器(UE)が、LTEアクセスネットワークまたはTWANのいずれかを通して、パケットデータネットワーク(PDN)の能力にアクセスすることを可能にする。さらに、UEとPDNとの間の既存の通信接続が、LTEアクセスネットワークまたはTWANのうちの一方から他方にハンドオーバされ得る。またさらに、MMEおよびSGWは、UEとパケットネットワークとの間に、1つはLTEアクセスネットワークを介し、1つはTWANを介する2つの通信経路の同時維持を提供する。
開示されるシステムおよび方法は、種々の利益をもたらし得る。例えば、通信性能は、ネットワークのエッジの近くでシステム間移動性プロシージャの実行を可能にすることによって改良される。通信待ち時間は、コアネットワークの深い、すなわち、PGWに向けた信号通信プロシージャの必要性を最小化することによって短縮される。これは、特に、MNOが共通地理的エリア内でスモールセルおよびWi−Fiアクセスの両方を採用するとき、有益であり得る。スケーラビリティもまた、PGW処理負荷を低減させることによって、例えば、MMEおよびSGWにいくつかのシステム間移動性機能を分配することによって改良される。
1つはLTEを介し、1つはWi−Fiを介する同時接続を確立する能力は、移動性のロバスト性を改良し、ハンドオーバのピンポンを低減させる。PDNへの代替経路が、ハンドオーバ設定の遅延を招くことなく、必要に応じて利用可能にされることができる。これは、スモールセルおよびWi−Fiのアクセスポイントの限定されたサービスエリアを考慮すると、一般的な事象であり得るプライマリデータパスが劣化したときのセッション中断を低減させることによって、ユーザ体験を改良する。
例証的実施形態が開示されたが、潜在的な実施形態の範囲は、明示的に立案されるものに限定されないことを理解されたい。例えば、システムは、「信頼されている」WLANアクセスネットワーク(TWAN)を主に参照して説明されたが、想定される実施形態は、「信頼されていない」WLANを採用する実施形態にも及ぶ。さらに、開示される実施形態は、単一PDN TWANだけではなく、マルチPDN TWANも包含し得ることを理解されたい。またさらに、想定される実施形態は、TWAG機能性の全ての構成および配置を含む。
本明細書に説明される種々の技法は、ハードウェアまたはソフトウェア、もしくは適切である場合、両方の組み合わせに関連して実装され得ることを理解されたい。したがって、本明細書に説明される主題の方法および装置、またはそれらのある側面もしくは部分は、フロッピディスケット、CD−ROM、ハードドライブ、または任意の他の機械読み取り可能な記憶媒体等の有形媒体で具現化されるプログラムコード(すなわち、命令)の形態をとり得、プログラムコードがコンピュータ等の機械にロードされ、それによって実行されると、機械は、本明細書に説明される主題を実践するための装置になる。プログラムコードが媒体上に記憶される場合では、当該プログラムコードが、当該アクションを集合的に実施する1つ以上の媒体上に記憶され得、すなわち、1つ以上の媒体が、まとめて、アクションを実施するコードを含む場合であり得るが、2つ以上の媒体がある場合、コードの任意の特定の部分が任意の特定の媒体上に記憶されるという要件はない。プログラマブルコンピュータ上のプログラムコード実行の場合、コンピューティングデバイスは、概して、プロセッサ、(揮発性および不揮発性メモリおよび/または記憶要素を含む)プロセッサによって読み取り可能なである記憶媒体、少なくとも1つの入力デバイス、および少なくとも1つの出力デバイスを含む。1つ以上のプログラムは、例えば、API、再利用可能制御等の使用を通して、本明細書に説明される主題に関連して説明されるプロセッサを実装または利用し得る。そのようなプログラムは、好ましくは、コンピュータシステムと通信するように、高レベル手続き型またはオブジェクト指向プログラミング言語で実装される。しかしながら、プログラムは、所望であれば、アセンブリまたは機械言語で実装することができる。いずれの場合でも、言語は、コンパイラ型またはインタープリタ型言語であり得、ハードウェア実装と組み合わせられ得る。
例示的実施形態は、1つ以上の独立型コンピュータシステムもしくはデバイスの文脈において本明細書に説明される主題の側面を利用することを参照し得るが、本明細書に説明される主題は、そのように限定されず、むしろ、ネットワークまたは分散型コンピューティング環境等の任意のコンピューティング環境に関連して実装され得る。またさらに、本明細書に説明される主題の側面は、複数の処理チップまたはデバイスで、またはそれらにわたって実装され得、記憶が、同様に複数のデバイスにわたって影響を受け得る。そのようなデバイスは、パーソナルコンピュータ、ネットワークサーバ、ハンドヘルドデバイス、スーパーコンピュータ、または自動車および航空機等の他のシステムに統合されるコンピュータを含み得る。
以下は、上記の説明で出現し得るサービスレベル技術に関する頭字語のリストである。
AAA 認証、承認、および課金
ANDSF アクセスネットワーク発見および選択機能
ANQP アクセスネットワーククエリプロトコル
AP アクセスポイント
APN アクセスポイント名
CAPWAP 無線アクセスポイントの制御およびプロビジョニング
DHCP 動的ホスト構成プロトコル
EAP 拡張認証プロトコル
EAP−AKA EAP認証およびキー一致
EAP−AKA’ EAP AKA「主要」
EAPoL LANを経由したEAP
EPC 進化型パケットコア
GPRS 汎用パケット無線サービス
GTP GPRSトンネリングプロトコル
HSS ホームサブスクリプションシステム
IETF インターネット技術標準化委員会
IMSI 移動加入者識別番号
IP インターネットプロトコル
ISW 統合されたスモールセルおよびWi−Fi
ISWN 統合されたスモールセルおよびWi−Fiネットワーク
LTE ロングタームエボリューション
MAC 媒体アクセス制御
MAPCON マルチアクセスPDN接続
MCN モバイルコアネットワーク
MME 移動性管理エンティティ
MNO 携帯電話ネットワークオペレータ
NAS 非アクセス層
NSWO 非シームレスWLANオフロード
OAM 動作、管理、および保守
PCRF ポリシーおよび課金ルール機能
PDN パケットデータネットワーク
PGW PDNゲートウェイ
PMIP プロキシモバイルIP
QoE 体感品質
QoS サービス品質
RAT 無線アクセス技術
RRC 無線リソース制御
SaMOG GTPを経由したS2a移動性
SCTP ストリーム制御トランスポートプロトコル
SGW サービングゲートウェイ
TEID トンネリング端点識別子
TWAG 信頼されているWLANアクセスゲートウェイ
TWAN 信頼されているWLANアクセスネットワーク
TWAP 信頼されているWLAN AAAプロキシ
UDP ユーザデータグラムプロトコル
UE ユーザ機器
WFA Wi−Fiアライアンス
WiFi ワイヤレスフィディリティ
WLAN 無線ローカルエリアネットワーク
WLC 無線LANコントローラ
WLCP 無線LAN制御プロトコル
本主題は、構造的特徴および/または方法の行為に特有の言語で説明されたが、添付される請求項で定義される主題は、必ずしも、上で説明される具体的特徴または行為に限定されないことを理解されたい。むしろ、上で説明される具体的特徴および行為は、請求項を実装する例示的形態として開示される。

Claims (31)

  1. システムであって、
    3GPPアクセスネットワークと通信するようにプログラムされている移動性管理エンティティサーバであって、前記移動性管理エンティティサーバは、第1の通信インターフェースを介して信頼されている無線アクセスネットワークと通信可能に結合され、前記第1の通信インターフェースは、前記移動性管理エンティティサーバと前記信頼されている無線アクセスネットワークとの間で制御プレーンデータを通信するように適合されている、移動性管理エンティティサーバと、
    前記3GPPアクセスネットワークおよびパケットデータネットワークと通信可能に結合されているサービングゲートウェイであって、前記サービングゲートウェイは、第2の通信インターフェースを介して前記信頼されている無線アクセスネットワークと通信可能に結合され、前記第2の通信インターフェースは、前記サービングゲートウェイと前記信頼されている無線アクセスネットワークとの間でユーザプレーンデータを通信するように適合されている、サービングゲートウェイと
    を備えている、システム。
  2. ユーザデバイスに高周波無線ネットワークへのアクセスを提供するように適合されている信頼されている無線アクセスネットワークをさらに備えている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記信頼されている無線アクセスネットワークは、信頼されている無線アクセスゲートウェイを備え、前記信頼されている無線アクセスゲートウェイは、前記第1の通信インターフェースを介して前記移動性管理エンティティサーバと通信するようにプログラムされている、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記信頼されている無線アクセスゲートウェイは、前記第2の通信インターフェースを介して前記サービングゲートウェイと通信するようにプログラムされている、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記信頼されている無線アクセスネットワークは、無線ローカルエリアネットワークアクセスノードを備え、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードは、前記第1の通信インターフェースを介して前記移動性管理エンティティサーバと通信するようにプログラムされている、請求項2に記載のシステム。
  6. 前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードは、前記第2の通信インターフェースを介して前記サービングゲートウェイと通信するようにプログラムされている、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記第1の通信インターフェースは、S1a−Cインターフェースである、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記第2の通信インターフェースは、S1a−Uインターフェースである、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記信頼されている無線アクセスネットワークは、前記第2の通信インターフェースを介して前記信頼されている無線アクセスネットワークと通信可能に結合されている前記サービングゲートウェイと、ユーザデバイスとの間でデータを通信するようにプログラムされている、請求項2に記載のシステム。
  10. 前記サービングゲートウェイは、前記第2の通信インターフェースを介して前記データパケットネットワークと前記信頼されている無線アクセスネットワークとの間でデータを通信するようにプログラムされている、請求項9に記載のシステム。
  11. 方法であって、
    移動性管理エンティティサーバにおいて、第1の通信インターフェースを介して信頼されている無線アクセスネットワークと制御プレーンデータを通信することであって、前記移動性管理エンティティサーバは、3GPPアクセスネットワークと通信可能に結合されている、ことと、
    サービングゲートウェイにおいて、第2の通信インターフェースを介して前記信頼されているアクセスネットワークとユーザプレーンデータを通信することであって、前記サービングゲートウェイは、前記3GPPアクセスネットワークおよびパケットデータネットワークと通信可能に結合されている、ことと
    を含む、方法。
  12. 第1の通信インターフェースを介して信頼されている無線アクセスネットワークと制御プレーンデータを通信することは、S1a−Cインターフェースを介して制御プレーンデータを通信することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 第2の通信インターフェースを介して前記信頼されている無線アクセスネットワークとユーザプレーンデータを通信することは、S1a−Uインターフェースを介してユーザプレーンデータを通信することを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記サービングゲートウェイにおいて、前記パケットデータネットワークと前記ユーザプレーンデータを通信することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、前記信頼されている無線アクセスネットワークと通信可能に結合されているユーザデバイスとユーザプレーンデータを通信することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  16. 方法であって、
    信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、セッションを作成するための要求を生成し、それを第1の通信インターフェースを経由して移動性管理エンティティに伝送することであって、前記移動性管理エンティティは、前記信頼されている無線アクセスネットワークおよびスモールセルネットワークの両方と通信するように適合されている、ことと、
    前記移動性管理エンティティにおいて、セッションを作成するための要求を生成し、それをサービングゲートウェイに伝送することと、
    前記サービングゲートウェイにおいて、セッションを作成するための要求を生成し、それをパケットデータネットワークゲートウェイに伝送することと、
    前記サービングゲートウェイにおいて、前記パケットデータネットワークゲートウェイからセッションを確立することに対する応答情報を受信することと、
    前記サービングゲートウェイにおいて、前記移動性管理エンティティにセッションを確立することに対する前記応答情報を伝送することと、
    前記移動性管理エンティティにおいて、前記第1のインターフェースを経由して、前記信頼されている無線アクセスネットワークにセッションを確立することに対する前記応答情報を伝送することと
    を含む、方法。
  17. 前記信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、通信セッションを確立するための要求をユーザデバイスから受信することと、
    前記信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、認証要求を生成し、それを3GPPサーバに伝送することと、
    前記信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、前記第1のインターフェースを介した前記信頼されている無線アクセスネットワークと前記移動性管理エンティティとの間の通信が承認されていることを示す情報を受信することと
    をさらに含み、
    前記移動性管理エンティティは、統合されたスモールセルおよびWi−Fi通信を実施することを可能にされている、請求項16に記載の方法。
  18. 前記信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、前記選択されたサービングゲートウェイと前記無線アクセスネットワークとの間の第2のインターフェースが作成されていることを識別することと、
    前記信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、接続が確立されていることを示す情報を生成し、それを前記ユーザデバイスに伝送することと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記信頼されている無線アクセスネットワークが前記ユーザデバイスにインターネットプロトコルアドレスを伝送することをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記信頼されている無線アクセスネットワークが、前記第2のインターフェースを介して、前記選択されたサービングゲートウェイと前記ユーザデバイスとの間でデータをルーティングすることをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  21. 接続を確立するための要求をユーザデバイスから受信することは、Wi−Fiアクセスポイントとの関連付けを行うための前記ユーザデバイスによる要求を受信することを含む、請求項17に記載の方法。
  22. 認証要求を生成し、それを3GPPサーバに伝送することは、前記ユーザデバイスとパケットデータネットワークゲートウェイとの間の接続のタイプを規定する情報を含む認証要求を生成し、それを伝送することを含む、請求項17に記載の方法。
  23. 接続のタイプを規定する情報を含む認証要求を生成し、それを伝送することは、統合されたスモールセルネットワークおよびWi−Fiネットワークを規定する情報を含む認証要求を生成し、それを伝送することを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 認証要求を生成し、それを伝送することは、ローカルの信頼されている無線アクセスゲートウェイ、またはリモートの組み合わせられた信頼されている無線アクセスゲートウェイおよびサービングゲートウェイに対するサポートを規定する情報を含む認証要求を生成し、それを伝送することをさらに含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記信頼されている無線アクセスネットワークが第1のインターフェースを介した前記信頼されている無線アクセスネットワークと移動性管理エンティティとの間の通信が承認されているという情報を受信することは、前記信頼されている無線アクセスネットワークと移動性管理エンティティとの間の通信が、S1a−Cインターフェースを経由して起こり得ることを示す情報を受信することを含む、請求項23に記載の方法。
  26. セッションを作成するための要求を生成し、それをサービングゲートウェイに伝送することは、作成要求を生成し、それを組み合わせられたサービングゲートウェイおよび信頼されている無線アクセスゲートウェイに伝送することを含む、請求項16に記載の方法。
  27. 方法であって、
    信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、無線ローカルエリアネットワークへの接続を確立するための要求をユーザデバイスから受信することであって、前記ユーザデバイスは、セルラーネットワークを介したパケットデータネットワークへの既存の接続を有する、ことと、
    前記信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、認証要求を生成し、それを3GPPサーバに伝送することと、
    前記信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、第1のインターフェースを介した前記信頼されている無線アクセスネットワークと移動性管理エンティティとの間の通信が承認されていることを示す回答を受信することであって、前記移動性管理エンティティは、統合されたセルラーおよび無線ローカルエリアネットワーク通信を実施することを可能にされている、ことと、
    前記信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、セッションを作成するための要求を生成し、それを前記第1のインターフェースを経由して前記移動性管理エンティティに伝送することであって、前記要求は、前記セルラーネットワークを介したパケットデータネットワークへの既存の接続を前記信頼されている無線アクセスネットワークを介した通信にハンドオーバするように規定する、ことと、
    前記移動性管理エンティティにおいて、要求を生成し、それをサービングゲートウェイに伝送することであって、前記要求は、前記セルラーネットワークを介したパケットデータネットワークへの既存の接続を、前記信頼されている無線アクセスネットワークを介した通信にハンドオーバするように規定する、ことと、
    前記サービングゲートウェイにおいて、要求を生成し、それをパケットデータネットワークゲートウェイに伝送することであって、前記要求は、前記セルラーネットワークを介したパケットデータネットワークへの既存の接続を、前記信頼されている無線アクセスネットワークを介した通信にハンドオーバするように規定する、ことと、
    前記サービングゲートウェイにおいて、前記パケットデータネットワークゲートウェイから応答を受信することであって、前記応答は、前記セルラーネットワークを介したパケットデータネットワークへの既存の接続に関連して前記ユーザデバイスに以前に割り当てられたネットワークアドレスを備えている、ことと、
    前記サービングゲートウェイにおいて、前記移動性管理エンティティに前記応答を伝送することと、
    前記移動性管理エンティティにおいて、前記第1のインターフェースを経由して、前記信頼されている無線アクセスネットワークに前記応答を伝送することと、
    前記信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、前記ユーザデバイスと接続が確立されていることを示す情報を生成し、前記ユーザデバイスに伝送することと
    を含む、方法。
  28. 前記ユーザデバイスにおいて、前記セルラーネットワークを介したパケットデータネットワークへの前記既存の接続の解放を開始することをさらに含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記無線アクセスネットワークにおいて、前記無線アクセスネットワークと前記サービングゲートウェイとの間の第2のインターフェース接続を使用して、前記ユーザデバイスと前記サービングゲートウェイとの間でデータをルーティングすることをさらに含む、請求項27に記載の方法。
  30. 方法であって、
    信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、パケットデータネットワークへの接続を確立するための要求をユーザデバイスから受信することであって、前記ユーザデバイスは、セルラー通信ネットワークおよびサービングゲートウェイを介した前記パケットデータネットワークへの既存の接続を有し、前記要求は、前記既存の接続を維持することを示す、ことと、
    前記信頼されている無線アクセスネットワークにおいて、第1の通信インターフェースを経由して、移動性管理エンティティにセッションを作成するための要求を伝送することであって、前記要求は、前記既存の接続を維持することを示す、ことと、
    前記移動性管理エンティティにおいて、前記サービングゲートウェイに作成要求を伝送することであって、前記要求は、前記既存の接続を維持することを示す、ことと、
    前記サービングゲートウェイにおいて、選択されたパケットデータネットワークゲートウェイにセッションを作成するための要求を伝送することであって、前記要求は、前記既存の接続を維持することを示す、ことと、
    前記選択されたサービングゲートウェイにおいて、前記選択されたパケットデータネットワークゲートウェイからセッション作成応答を受信することであって、前記セッション作成応答は、前記既存の接続に関連して前記ユーザデバイスに以前に割り当てられたネットワークアドレスを備えている、ことと、
    前記選択されたサービングゲートウェイにおいて、前記移動性管理エンティティに前記セッション作成応答を伝送することと、
    前記移動性管理エンティティにおいて、前記第1のインターフェースを経由して、前記信頼されている無線アクセスネットワークに前記セッション作成応答を伝送することと、
    前記無線アクセスネットワークにおいて、前記無線アクセスネットワークを介する前記パケットデータネットワークへの接続が確立されていることを示す情報を前記ユーザデバイスに伝送することと
    を含む、方法。
  31. 前記無線アクセスネットワークとの第2の通信インターフェースを介して、前記サービングゲートウェイが前記ユーザデバイスに、およびそれからデータを通信することと、
    前記セルラー通信ネットワークを介して、前記サービングゲートウェイが前記ユーザデバイスに、およびそれからデータを通信することと
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
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