JP2017521681A - ポジショニング方法、装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

ポジショニング方法、装置、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

本発明は、ポジショニング方法、装置、プログラム及び記録媒体に関し、通信分野に属する。当該方法は、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得するステップと、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングするステップと、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得し、現在の空間のポジショニング結果を獲得するステップとを含む。前記装置は、収集モジュールと、マッチングモジュールと、ポジショニングモジュールとを備える。本発明は、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信分野に関し、特に、ポジショニング方法及び装置に関する。
無線通信技術の普及につれて、ますます多くの無線スマート設備、例えば、ルータ、スマートフォン、Wi−Fi(登録商標)コンセントなどが多くの家々で使われている。一般的に、一家には複数の部屋があり、無線スマート設備はそれぞれの部屋に散在する。例えば、ルータはリビングに設置され、Wi−Fiコンセントはベッドルームに設置されるなどの場合がある。家の各部屋における無線スマート設備は無線メッセージを介して互いに通信することができる。また、無線スマート設備は周期的にブロードキャストブロードキャストするため、各部屋には大量の無線メッセージが存在する。ある無線スマート設備、例えばルータは部屋内に固定設置され、ある無線スマート設備、例えばスマートフォンなどはいつでも各部屋の間で移動する。
本発明は、以上の問題に鑑みて、空間における自動的なポジショニングを実現するできるポジショニング方法及び装置を提供する。
本発明の第1の態様によれば、ポジショニング方法が提供され、前記方法は、
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得するステップと、
前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングするステップと、
前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得するステップと、を含み、
前記特徴パターンは、無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む。
好ましくは、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングするステップは、
前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、
前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似する場合に、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定されるステップを含む。
好ましくは、前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。
好ましくは、前記方法は、
前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと当該無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得するステップをさらに含む。
好ましくは、前記受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
本発明の第2の態様によれば、ポジショニング装置が提供され、前記装置は、
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得する収集モジュールと、
前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングするマッチングモジュールと、
前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、前記現在の空間のポジショニング結果を獲得するポジショニングモジュールと、を備え、
前記特徴パターンは、無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む。
好ましくは、前記マッチングモジュールは、
前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似する場合に、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定するマッチングサブモジュールを備える。
好ましくは、前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。
好ましくは、前記装置は、
前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと当該無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得する学習モジュールをさらに備える。
好ましくは、前記学習モジュールは、前記受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
本発明の第3の態様によれば、ポジショニング装置が提供され、前記装置は、
プロセッサーと、プロセッサーにより実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサーは、
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、
前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、
前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得するように配置(構成)され、
ここで、前記特徴パターンは、無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む。
本発明に提供された技術案によれば、以下のような技術効果が奏される。
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングした第2の特徴パターンがあると判定されると、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
なお、前記一般的な記載及び後述の詳細な記載は、単なる例示的で解釈的な記載であり、本発明を限定しない。
ここでの図面は明細書に合併され、本明細書の一部を構成し、本発明に合致する実施例を示し、明細書と共に本発明の原理を説明する。
一例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートである。 他の例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートである。 他の例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートである。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。
以下、例示的な実施例を詳しく説明し、その例示を図面に示す。以下の記載が図面に関わる場合、特に別の説明がない限り、異なる図面における同一の符号は同じ又は類似する要素を示す。以下の例示的な実施形態に記載の実施例は、本発明と一致する全ての実施例を代表するものではない。逆に、それらは、特許請求の範囲に記載の本発明のある側面に一致する装置及び方法の例に過ぎない。
図1は、例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートであり、図1に示すように、当該方法は端末に適用され、以下のステップを含む。
ステップS11:現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、当該現在の空間の第1の特徴パターン(characteristic pattern)を取得する。
本実施例において、現在の空間は、端末が現在所在している空間であり、無線LAN内に位置されて、当該無線LANにおける何れか1箇所の空間であることが好ましい。当該無線LANは家庭用無線LANであってもよく、当該無線LANにおいて、一般的には複数の空間、例えば寝室、リビング、書斎、キッチンなどがある。好ましくは、無線LAN内には複数の無線設備が設置され、これらの無線設備はそれぞれの空間に設置されてもよい。ここで、無線設備は、ある空間に固定設置されてもよいし、移動設備であって、各空間内で任意に移動されてもよい。前記無線設備は、ルータ、スマートフォン、ノートパソコン、タブレットなどを含むが、これらに限らない。
ステップS12:現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングする。
好ましくは、複数の空間の特徴パターン、例えば無線LAN内におけるあらゆる空間の特徴パターンを予め生成する。本実施例において、取得したそれぞれの空間の特徴パターンはそれぞれ異なり、唯一性を有する。好ましくは、特徴パターンにも空間の情報、例えば空間の番号などが記憶されて、特徴パターンがマッチングされた後に空間の情報を容易に取得する。
本実施例において、前記端末は、無線メッセージを受信する能力、及び無線メッセージを分析する能力を有する何れかの端末であってもよい。例えば、探知機(スニファ)であるSniffer、スマートフォンなどを含むが、これらに限らない。ここで、端末が無線メッセージを分析することは、無線メッセージから当該無線メッセージを送信する無線設備のメディアアクセス制御(Media Access Control、MACと略称する)アドレスを抽出すること、及び、受信信号強度インジケータであるRSSI(Received Signal Strength Indication、RSSIと略称する)を取得することなどを含んでもよいが、本実施例はこれに対して具体的に限定しない。前記無線メッセージは無線設備の間で互いに送信される無線メッセージであってもよく、又は無線設備がプロトコルの要求によって周期的にブロードキャストする無線メッセージであってもよい。
ここで、RSSIは無線設備の信号強度を反映する。RSSIの値が高いことは、受信した当該無線設備の信号が強いことを表し、RSSIの値が低いことは、受信した当該無線設備の信号が弱いことを表す。
ステップS13:前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得し、空間のポジショニング結果を獲得する。
ここで、前記空間情報は、空間の識別情報、例えば空間の番号を含んでもよい。これにより、ユーザは端末が現在の無線LANにおけるどの空間に入ったかを容易に把握することができ、空間のポジショニングを実現する。
本実施例において、空間のポジショニングが成功した後、好ましくは、認識された空間に対応する操作をトリガーする。例えば、リビングに入ったことを判定すると、ステレオが自動的にオンにされ、又は、例えば、書斎に入ったことを判定すると、ZigBee電球が自動的にオンされるなどの操作があるが、ここではこれ以上説明しない。前記対応する操作をトリガーすることは、端末により実現される。即ち、無線メッセージに対して受信及び分析する能力の他に、端末は対応する操作をトリガーする能力も有する。又は、他のスマート設備が端末の通知を受信した後に実現されてもよい。即ち、端末は無線メッセージに対して受信及び分析する能力を有するとともに、現在入った空間はどの空間であるかを知らせることができ、他のスマート設備は、端末の通知によって対応する操作をトリガーすることができる。本実施例はこれに対して具体的に限定しない。
本実施例において、何れか一つの特徴パターンは無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含むことが好ましい。好ましくは、無線設備の識別子はMACアドレスであってもよく、無線設備の信号品質はRSSIであってもよい。ここで、特徴パターン内における無線設備とは、端末が当該空間において受信可能な信号に対応する無線設備であり、当該無線設備は当該空間内に位置されてもよく、他の空間内に位置されてもよい。例えば、一つの空間の特徴パターンは3つの無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含み、当該3つの無線設備の中で、2つは当該空間内に位置され、もう1つは隣接する空間内に位置される。
本実施例において、好ましくは、現在の空間の第1の特徴パターンと予め設定された複数の空間の特徴パターンとをマッチングするステップは、
前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定されるステップを含む。
本実施例において、好ましくは、第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。
本実施例において、好ましくは、前記方法は、
前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得するステップをさらに含む。
本実施例において、好ましくは、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
本実施例が提供した前記方法は、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
図2は他の例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートであり、図2に示すように、当該方法は端末に適用され、以下のステップを含む。
ステップS21:現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、当該現在の空間の第1の特徴パターンを取得する。
ここで、現在の空間は、端末が現在所在している空間であり、無線LAN内に位置されてもよい。当該無線LAN内に複数の空間を有してもよい。前記複数の空間におけるそれぞれの空間は一つの特徴パターンを有し、当該特徴パターンは無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含んでもよい。前記複数の空間におけるそれぞれの空間内には、一つ又は複数の無線設備を設置してもよいが、ここでは限定しない。例えば、ユーザの住宅内において、リビングにルータ、テレビ、Wi−Fiカメラを、寝室にWi−Fiエアコン、ブルートゥース(登録商標)スピーカ、Zigbee(登録商標)電球などを配置する。ここで、リビングは寝室に隣接し、寝室の無線設備が送信した信号をリビングで受信することもできる。従って、リビングの特徴パターンには、ルータの識別子と信号品質との対応関係、テレビの識別子と信号品質との対応関係、Wi−Fiカメラの識別子と信号品質との対応関係だけではなく、Wi−Fiエアコンの識別子と信号品質との対応関係、ブルートゥーススピーカの識別子と信号品質との対応関係、Zigbee電球の識別子と信号品質との対応関係も含まれ、ただ当該特徴パターンにおいて寝室の無線設備の信号品質はリビング無線設備の信号品質より弱いだけである。
好ましくは、現在の空間の第1の特徴パターンは無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む。
ステップS22:前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定される。
ここで、当該空間の特徴パターンにおける無線設備の個数は、第1の特徴パターンにおける無線設備の個数以上であってもよい。例えば、当該空間の特徴パターンには5つの無線設備が含まれ、それぞれ無線設備1〜5に対応し、現在の空間の第1の特徴パターンには4つの無線設備が含まれ、それぞれ無線設備1〜4に対応する。ここで、無線設備5の信号が弱すぎるため、端末に受信されていない。
本実施例において、好ましくは、第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。
ここで、前記所定個数については、要望に応じて予め設定してもよい。例えば、2つ、3つ又は5つなどを予め設定してもよい。本実施例はこれに対して具体的に限定しない。
本実施例において、好ましくは、複数の空間の特徴パターンにおけるそれぞれの空間の特徴パターンは、1つの信号品質の範囲を含み、且つ1つの無線設備の識別子に対応する。Nは少なくとも1であり、多くとも当該現在の空間の第1の特徴パターンにおけるあらゆる無線設備の総数である。また、現在の空間の第1の特徴パターンにおけるあらゆる無線設備の信号品質がみな当該空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入れば、ポジショニングの結果がさらに正確になる。
例えば、当該空間の特徴パターンには3つの無線設備の識別子及び対応する信号品質範囲が含まれ、現在の空間の第1の特徴パターンには3つの無線設備の識別子及び対応する信号品質を含む。ここで、現在の空間の第1の特徴パターンにおける3つの無線設備の識別子と前記空間の特徴パターンにおける3つの無線設備の識別子は同じである。所定個数が3である場合、現在の空間の第1の特徴パターンにおける3つの無線設備の信号品質がそれぞれ当該空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質範囲内に入ると、当該空間の特徴パターンは現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングすると判定できる。所定個数が2である場合、現在の空間の第1の特徴パターンにおける2つの無線設備の信号品質がそれぞれ当該空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質範囲内に入ると、当該空間の特徴パターンは現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングすると判定できる。
ステップS23:当該現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定する場合、当該第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得し、現在の空間のポジショニング結果を取得する。
本実施例において、好ましくは、前記方法は、
前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得するステップをさらに含む。
ここで、好ましくは、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
本実施例が提供した前記方法は、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、当該複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンとがマッチングすると判定し、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
図3は他の例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートであり、図3に示すように、当該方法は端末に適用され、以下のステップを含む。
ステップS31:前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得する。
ここで、前記複数の空間は無線LANにおける複数の空間であってもよい。
また、好ましくは、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
例えば、2回の収集によって得られた一つの無線設備のRSSIがそれぞれ−60dbmと−70dbmであれば、[−70dbm、−60dbm]である信号品質範囲を取得することができる。
好ましくは、複数の信号品質が収集された場合、その中で最大値と最小値を選択して信号品質範囲を構成してもよいが、本実施例はこれに対して具体的に限定しない。
ステップS32:現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、当該現在の空間の第1の特徴パターンを取得する。
ここで、当該第1の特徴パターンは無線設備のMACアドレスと当該無線設備のRSSIとの対応関係を含んでもよい。好ましくは、当該第1の特徴パターンは、1つ又は複数の無線設備を含む。当該無線設備は現在の空間内の無線設備であってもよく、他の空間内の無線設備であってもよい。
ステップS33:前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定される。
ここで、好ましくは、前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。当該所定個数については、要望に応じて設定してもよいが、ここでは限定しない。
ステップS34:前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得し、空間のポジショニング結果を獲得する。
本実施例が提供した前記方法は、複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、当該空間を得る特徴パターンを確立し、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記第1の特徴パターンと比較し、当該空間の特徴パターンが当該第1の特徴パターンとマッチングするかを判定し、第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定された場合、当該第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
図4は他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図であり、図4を参照すると、当該装置は、収集モジュール121と、マッチングモジュール122と、ポジショニングモジュール123とを含む。
収集モジュール121は、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、当該現在の空間の第1の特徴パターンを取得するように配置される。
マッチングモジュール122は、前記現在の空間の第1の特徴パターンと予め設定された複数の空間の特徴パターンをマッチングするように配置される。
ポジショニングモジュール123は、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合に、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得し、空間のポジショニング結果を獲得するように配置される。
本実施例において、好ましくは、何れか一つの特徴パターンは無線設備の識別子と信号品質との対応関係が含まれてもよい。
図5を参照すると、本実施例において、好ましくは、マッチングモジュール122は、
前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定するように配置されたマッチングサブモジュール122aを含む。
ここで、好ましくは、前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。
図6を参照すると、本実施例において、好ましくは、前記装置は、
前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信するRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと当該無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得するように配置された学習モジュール124をさらに備える。
本実施例において、好ましくは、当該学習モジュール124が前記受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することは複数回行われ、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
前記実施例における装置について、その中の各モジュールが操作を実行する具体的な方式は、当該方法に関わる実施例において既に詳細に説明したため、ここで詳しく説明しない。
本実施例が提供した前記装置は、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
図7は他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図であり、図7を参照すると、当該装置は、プロセッサー701と、プロセッサーにより実行可能な命令を記憶するメモリ702とを含み、
ここで、当該プロセッサー701は、
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、
前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、
前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得し、現在の空間のポジショニング結果を獲得するように配置され、
ここで、前記特徴パターンは無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む。
好ましくは、当該プロセッサー701は、
前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングすることが、
前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定されることを含む
ように配置される。
好ましくは、当該プロセッサー701は、
第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することが、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む
ように配置される。
好ましくは、当該プロセッサー701は、前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得するように配置される。
好ましくは、当該プロセッサー701は、前記受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成するように配置される。
図8は他の例示的実施例に係るポジショニング装置800を示すブロック図である。例えば、装置800は、携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信機、ゲーム機、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、PDA等のものであってもよい。
図8を参照すると、装置800は、処理ユニット802、メモリ804、電源ユニット806、マルチメディアユニット808、オーディオユニット810、入力/出力(I/O)インタフェース812、センサーユニット814、及び通信ユニット816からなる群から選ばれる少なくとも1つを備えてもよい。
処理ユニット802は、一般的には、装置800の全体の操作、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット802は、上述した方法におけるステップの一部又は全部を実現できるように、命令を実行する少なくとも1つのプロセッサー820を備えてもよい。また、処理ユニット802は、他のユニットとのインタラクションを便利にさせるように、少なくとも1つのモジュールを備えてもよい。例えば、処理ユニット802は、マルチメディアユニット808とのインタラクションを便利にさせるように、マルチメディアモジュールを備えてもよい。
メモリ804は、装置800での操作をサポートするように、各種のデータを記憶するように配置される。これらのデータは、例えば、装置800で何れのアプリケーション又は方法を操作するための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ804は、何れの種類の揮発性又は不揮発性メモリ、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクにより、或いはそれらの組み合わせにより実現することができる。
電源ユニット806は、装置800の各種ユニットに電力を供給するためのものであり、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び装置800のために電力を生成、管理及び分配することに関連する他のユニットを備えてもよい。
マルチメディアユニット808は、装置800とユーザの間に出力インタフェースを提供するスクリーンを備えてもよい。スクリーンは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)やタッチパネル(TP)を備えてもよい。スクリーンは、タッチパネルを備える場合、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンになることができる。また、タッチパネルは、タッチや、スライドや、タッチパネル上の手振りを感知するように、少なくとも1つのタッチセンサーを有する。タッチセンサーは、タッチやスライド動作の境界を感知できるだけではなく、タッチやスライド操作と関連する持続時間や圧力も感知できる。一実施例では、マルチメディアユニット808は、フロントカメラ及び/又はバックカメラを有してもよい。装置800が、例えば、撮影モードやビデオモードのような操作モードにある時、フロントカメラ及び/又はバックカメラが外部のマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラ及びバックカメラのそれぞれは、固定の光学レンズ系であってもよいし、焦点距離及び光学ズーム能力を有するものであってもよい。
オーディオユニット810は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように配置される。例えば、オーディオユニット810は、マイクロフォン(MIC)を有してもよい。装置800が、例えば、呼び出しモード、記録モード、又は音声認識モードのような操作モードにあるとき、マイクロフォンは、外部のオーディオ信号を受信するように配置される。受信したオーディオ信号は、メモリ804にさらに記憶されてもよいし、通信ユニット816を介して送信されてもよい。一実施例では、オーディオユニット810は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに備えてもよい。
I/Oインタフェース812は、処理ユニット802と外部のインタフェースモジュールとの間にインタフェースを提供するためのものである。上記外部のインタフェースモジュールは、キーボードや、クリックホイールや、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタンや、音量ボタンや、スタートボタンや、ロックボタンであってもよいが、それらに限らない。
センサーユニット814は、装置800のために各方面の状態を評価する少なくとも1つのセンサーを備えてもよい。例えば、センサーユニット814は、装置800のオン/オフ状態や、ユニットの相対的な位置を検出することができる。例えば、前記ユニットは、装置800のディスプレイ及びキーパッドである。センサーユニット814は、装置800又は装置800の1つのユニットの位置の変化や、ユーザが装置800に接触しているか否かや、装置800の方向又は加速/減速や、装置800の温度変化を検出することができる。センサーユニット814は、何れの物理的な接触もない場合に付近の物体を検出するように配置される近接センサーを有してもよい。センサーユニット814は、結像応用に用いるための光センサー、例えば、CMOS又はCCD画像センサーを有してもよい。一実施例では、当該センサーユニット814は、加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、磁気センサー、圧力センサー又は温度センサーをさらに備えてもよい。
通信ユニット816は、装置800と他の設備との間の無線又は有線通信を便利にさせるように配置される。装置800は、通信標準に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2G又は3G、又はそれらの組み合わせにアクセスできる。1つの例示的な実施例では、通信ユニット816は、ブロードキャストチャンネルを介して外部のブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号又はブロードキャストに関する情報を受信する。1つの例示的な実施例では、前記通信ユニット816は、近距離通信を促進するために近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに備えてもよい。例えば、NFCモジュールは、無線周波数認識装置(RFID:Radio Frequency IDentification)技術、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)技術、超広帯域無線(UWB:Ultra Wide Band)技術、ブルートゥース(BT:Bluetooth)技術及び他の技術によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、装置800は、上述した方法を実行するために、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサー(DSP:Digital Signal Processor)、数字信号処理デバイス(DSPD:Digital Signal Processing Device)、プログラム可能論理デバイス(PLD:Programmable Logic Device)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA:Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサー、又は他の電子機器によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、命令を有する非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、命令を有するメモリ804をさらに提供する。前記命令は、装置800のプロセッサー820により実行されて上述した方法を実現する。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク及び光データメモリ等であってもよい。
非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記記録媒体における指令が移動端末のプロセッサーにより実行する際、移動端末を、前記何れか1つの実施例に提供された方法を実行可能にさせる。
本実施例が提供した非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
図9は他の例示的実施例に係るポジショニング装置1900を示すブロック図である。例えば、装置1900はサーバーとして提供されてもよい。図9を参照すると、装置1900は、1つ以上のプロセッサーがさらに含まれた処理ユニット1922と、処理ユニット1922により実行可能な命令、例えばプログラムを記憶するメモリ1932を代表とするメモリリソースとを含む。メモリ1932に記憶されたアプリケーションプログラムは、1つ以上のそれぞれが一組の命令に対応するモジュールを含んでもよい。また、前記いずれか1つの実施例に提供された方法を実行するために、処理ユニット1922は命令を実行するように配置される。
装置1900は、装置1900の電源管理を実行するように配置された電源ユニット1926と、装置1900をインターネットに接続させるように配置された有線又は無線インターネットインタフェース1950と、入力/出力(I/O)インタフェース1958とを備えてもよい。装置1900はメモリ1932に記憶された操作システム、例えばWindows ServerTM、Mac OS XTM、UnixTM, LinuxTM、FreeBSDTMなどに基づいて操作できる。
本実施例が提供した前記装置は、
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングした第2の特徴パターンがあると判定すると、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間的ポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を介して、本発明の他の実施形態を容易に取得することができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、または適応的な変化を含み、このような変形、用途、または適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知知識、または通常の技術手段を含む。明細書及び実施例は、ただ例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で記述され、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様々な修正や変更を実施してもよい。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。
本願は、出願番号が201510256395.6であって、出願日が2015年5月19日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願の内容の全てを本願に援用する。
本発明は、通信分野に関し、特に、ポジショニング方法装置、プログラム及び記録媒体に関する。
無線通信技術の普及につれて、ますます多くの無線スマート設備、例えば、ルータ、スマートフォン、Wi−Fi(登録商標)コンセントなどが多くの家々で使われている。一般的に、一家には複数の部屋があり、無線スマート設備はそれぞれの部屋に散在する。例えば、ルータはリビングに設置され、Wi−Fiコンセントはベッドルームに設置されるなどの場合がある。家の各部屋における無線スマート設備は無線メッセージを介して互いに通信することができる。また、無線スマート設備は周期的にブロードキャストブロードキャストするため、各部屋には大量の無線メッセージが存在する。ある無線スマート設備、例えばルータは部屋内に固定設置され、ある無線スマート設備、例えばスマートフォンなどはいつでも各部屋の間で移動する。
本発明は、以上の問題に鑑みて、空間における自動的なポジショニングを実現するできるポジショニング方法装置、プログラム及び記録媒体を提供する。
本発明の第1の態様によれば、ポジショニング方法が提供され、前記方法は、
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得するステップと、
前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングするステップと、
前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得するステップと、を含み、
前記特徴パターンは、無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む。
好ましくは、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングするステップは、
前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、
前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似する場合に、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定されるステップを含む。
好ましくは、前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。
好ましくは、前記方法は、
前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと当該無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得するステップをさらに含む。
好ましくは、前記受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
本発明の第2の態様によれば、ポジショニング装置が提供され、前記装置は、
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得する収集モジュールと、
前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングするマッチングモジュールと、
前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、前記現在の空間のポジショニング結果を獲得するポジショニングモジュールと、を備え、
前記特徴パターンは、無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む。
好ましくは、前記マッチングモジュールは、
前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似する場合に、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定するマッチングサブモジュールを備える。
好ましくは、前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。
好ましくは、前記装置は、
前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと当該無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得する学習モジュールをさらに備える。
好ましくは、前記学習モジュールは、前記受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
本発明の第3の態様によれば、ポジショニング装置が提供され、前記装置は、
プロセッサーと、プロセッサーにより実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサーは、
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、
前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、
前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得するように配置(構成)され、
ここで、前記特徴パターンは、無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む。
本発明の第4の態様によれば、プロセッサーに実行されることにより、上記のポジショニング方法を実現する、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されたプログラムを提供する。
本発明の第5の態様によれば、上記プログラムが記録されたコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
本発明に提供された技術案によれば、以下のような技術効果が奏される。
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングした第2の特徴パターンがあると判定されると、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
なお、前記一般的な記載及び後述の詳細な記載は、単なる例示的で解釈的な記載であり、本発明を限定しない。
ここでの図面は明細書に合併され、本明細書の一部を構成し、本発明に合致する実施例を示し、明細書と共に本発明の原理を説明する。
一例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートである。 他の例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートである。 他の例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートである。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。 他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図である。
以下、例示的な実施例を詳しく説明し、その例示を図面に示す。以下の記載が図面に関わる場合、特に別の説明がない限り、異なる図面における同一の符号は同じ又は類似する要素を示す。以下の例示的な実施形態に記載の実施例は、本発明と一致する全ての実施例を代表するものではない。逆に、それらは、特許請求の範囲に記載の本発明のある側面に一致する装置及び方法の例に過ぎない。
図1は、例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートであり、図1に示すように、当該方法は端末に適用され、以下のステップを含む。
ステップS11:現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、当該現在の空間の第1の特徴パターン(characteristic pattern)を取得する。
本実施例において、現在の空間は、端末が現在所在している空間であり、無線LAN内に位置されて、当該無線LANにおける何れか1箇所の空間であることが好ましい。当該無線LANは家庭用無線LANであってもよく、当該無線LANにおいて、一般的には複数の空間、例えば寝室、リビング、書斎、キッチンなどがある。好ましくは、無線LAN内には複数の無線設備が設置され、これらの無線設備はそれぞれの空間に設置されてもよい。ここで、無線設備は、ある空間に固定設置されてもよいし、移動設備であって、各空間内で任意に移動されてもよい。前記無線設備は、ルータ、スマートフォン、ノートパソコン、タブレットなどを含むが、これらに限らない。
ステップS12:現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングする。
好ましくは、複数の空間の特徴パターン、例えば無線LAN内におけるあらゆる空間の特徴パターンを予め生成する。本実施例において、取得したそれぞれの空間の特徴パターンはそれぞれ異なり、唯一性を有する。好ましくは、特徴パターンにも空間の情報、例えば空間の番号などが記憶されて、特徴パターンがマッチングされた後に空間の情報を容易に取得する。
本実施例において、前記端末は、無線メッセージを受信する能力、及び無線メッセージを分析する能力を有する何れかの端末であってもよい。例えば、探知機(スニファ)であるSniffer、スマートフォンなどを含むが、これらに限らない。ここで、端末が無線メッセージを分析することは、無線メッセージから当該無線メッセージを送信する無線設備のメディアアクセス制御(Media Access Control、MACと略称する)アドレスを抽出すること、及び、受信信号強度インジケータであるRSSI(Received Signal Strength Indication、RSSIと略称する)を取得することなどを含んでもよいが、本実施例はこれに対して具体的に限定しない。前記無線メッセージは無線設備の間で互いに送信される無線メッセージであってもよく、又は無線設備がプロトコルの要求によって周期的にブロードキャストする無線メッセージであってもよい。
ここで、RSSIは無線設備の信号強度を反映する。RSSIの値が高いことは、受信した当該無線設備の信号が強いことを表し、RSSIの値が低いことは、受信した当該無線設備の信号が弱いことを表す。
ステップS13:前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得し、空間のポジショニング結果を獲得する。
ここで、前記空間情報は、空間の識別情報、例えば空間の番号を含んでもよい。これにより、ユーザは端末が現在の無線LANにおけるどの空間に入ったかを容易に把握することができ、空間のポジショニングを実現する。
本実施例において、空間のポジショニングが成功した後、好ましくは、認識された空間に対応する操作をトリガーする。例えば、リビングに入ったことを判定すると、ステレオが自動的にオンにされ、又は、例えば、書斎に入ったことを判定すると、ZigBee電球が自動的にオンされるなどの操作があるが、ここではこれ以上説明しない。前記対応する操作をトリガーすることは、端末により実現される。即ち、無線メッセージに対して受信及び分析する能力の他に、端末は対応する操作をトリガーする能力も有する。又は、他のスマート設備が端末の通知を受信した後に実現されてもよい。即ち、端末は無線メッセージに対して受信及び分析する能力を有するとともに、現在入った空間はどの空間であるかを知らせることができ、他のスマート設備は、端末の通知によって対応する操作をトリガーすることができる。本実施例はこれに対して具体的に限定しない。
本実施例において、何れか一つの特徴パターンは無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含むことが好ましい。好ましくは、無線設備の識別子はMACアドレスであってもよく、無線設備の信号品質はRSSIであってもよい。ここで、特徴パターン内における無線設備とは、端末が当該空間において受信可能な信号に対応する無線設備であり、当該無線設備は当該空間内に位置されてもよく、他の空間内に位置されてもよい。例えば、一つの空間の特徴パターンは3つの無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含み、当該3つの無線設備の中で、2つは当該空間内に位置され、もう1つは隣接する空間内に位置される。
本実施例において、好ましくは、現在の空間の第1の特徴パターンと予め設定された複数の空間の特徴パターンとをマッチングするステップは、
前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定されるステップを含む。
本実施例において、好ましくは、第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。
本実施例において、好ましくは、前記方法は、
前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得するステップをさらに含む。
本実施例において、好ましくは、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
本実施例が提供した前記方法は、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
図2は他の例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートであり、図2に示すように、当該方法は端末に適用され、以下のステップを含む。
ステップS21:現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、当該現在の空間の第1の特徴パターンを取得する。
ここで、現在の空間は、端末が現在所在している空間であり、無線LAN内に位置されてもよい。当該無線LAN内に複数の空間を有してもよい。前記複数の空間におけるそれぞれの空間は一つの特徴パターンを有し、当該特徴パターンは無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含んでもよい。前記複数の空間におけるそれぞれの空間内には、一つ又は複数の無線設備を設置してもよいが、ここでは限定しない。例えば、ユーザの住宅内において、リビングにルータ、テレビ、Wi−Fiカメラを、寝室にWi−Fiエアコン、ブルートゥース(登録商標)スピーカ、Zigbee(登録商標)電球などを配置する。ここで、リビングは寝室に隣接し、寝室の無線設備が送信した信号をリビングで受信することもできる。従って、リビングの特徴パターンには、ルータの識別子と信号品質との対応関係、テレビの識別子と信号品質との対応関係、Wi−Fiカメラの識別子と信号品質との対応関係だけではなく、Wi−Fiエアコンの識別子と信号品質との対応関係、ブルートゥーススピーカの識別子と信号品質との対応関係、Zigbee電球の識別子と信号品質との対応関係も含まれ、ただ当該特徴パターンにおいて寝室の無線設備の信号品質はリビング無線設備の信号品質より弱いだけである。
好ましくは、現在の空間の第1の特徴パターンは無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む。
ステップS22:前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定される。
ここで、当該空間の特徴パターンにおける無線設備の個数は、第1の特徴パターンにおける無線設備の個数以上であってもよい。例えば、当該空間の特徴パターンには5つの無線設備が含まれ、それぞれ無線設備1〜5に対応し、現在の空間の第1の特徴パターンには4つの無線設備が含まれ、それぞれ無線設備1〜4に対応する。ここで、無線設備5の信号が弱すぎるため、端末に受信されていない。
本実施例において、好ましくは、第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。
ここで、前記所定個数については、要望に応じて予め設定してもよい。例えば、2つ、3つ又は5つなどを予め設定してもよい。本実施例はこれに対して具体的に限定しない。
本実施例において、好ましくは、複数の空間の特徴パターンにおけるそれぞれの空間の特徴パターンは、1つの信号品質の範囲を含み、且つ1つの無線設備の識別子に対応する。Nは少なくとも1であり、多くとも当該現在の空間の第1の特徴パターンにおけるあらゆる無線設備の総数である。また、現在の空間の第1の特徴パターンにおけるあらゆる無線設備の信号品質がみな当該空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入れば、ポジショニングの結果がさらに正確になる。
例えば、当該空間の特徴パターンには3つの無線設備の識別子及び対応する信号品質範囲が含まれ、現在の空間の第1の特徴パターンには3つの無線設備の識別子及び対応する信号品質を含む。ここで、現在の空間の第1の特徴パターンにおける3つの無線設備の識別子と前記空間の特徴パターンにおける3つの無線設備の識別子は同じである。所定個数が3である場合、現在の空間の第1の特徴パターンにおける3つの無線設備の信号品質がそれぞれ当該空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質範囲内に入ると、当該空間の特徴パターンは現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングすると判定できる。所定個数が2である場合、現在の空間の第1の特徴パターンにおける2つの無線設備の信号品質がそれぞれ当該空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質範囲内に入ると、当該空間の特徴パターンは現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングすると判定できる。
ステップS23:当該現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定する場合、当該第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得し、現在の空間のポジショニング結果を取得する。
本実施例において、好ましくは、前記方法は、
前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得するステップをさらに含む。
ここで、好ましくは、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
本実施例が提供した前記方法は、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、当該複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンとがマッチングすると判定し、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
図3は他の例示的実施例に係るポジショニング方法を示すフローチャートであり、図3に示すように、当該方法は端末に適用され、以下のステップを含む。
ステップS31:前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得する。
ここで、前記複数の空間は無線LANにおける複数の空間であってもよい。
また、好ましくは、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
例えば、2回の収集によって得られた一つの無線設備のRSSIがそれぞれ−60dbmと−70dbmであれば、[−70dbm、−60dbm]である信号品質範囲を取得することができる。
好ましくは、複数の信号品質が収集された場合、その中で最大値と最小値を選択して信号品質範囲を構成してもよいが、本実施例はこれに対して具体的に限定しない。
ステップS32:現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、当該現在の空間の第1の特徴パターンを取得する。
ここで、当該第1の特徴パターンは無線設備のMACアドレスと当該無線設備のRSSIとの対応関係を含んでもよい。好ましくは、当該第1の特徴パターンは、1つ又は複数の無線設備を含む。当該無線設備は現在の空間内の無線設備であってもよく、他の空間内の無線設備であってもよい。
ステップS33:前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定される。
ここで、好ましくは、前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。当該所定個数については、要望に応じて設定してもよいが、ここでは限定しない。
ステップS34:前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得し、空間のポジショニング結果を獲得する。
本実施例が提供した前記方法は、複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、当該空間を得る特徴パターンを確立し、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記第1の特徴パターンと比較し、当該空間の特徴パターンが当該第1の特徴パターンとマッチングするかを判定し、第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定された場合、当該第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
図4は他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図であり、図4を参照すると、当該装置は、収集モジュール121と、マッチングモジュール122と、ポジショニングモジュール123とを含む。
収集モジュール121は、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、当該現在の空間の第1の特徴パターンを取得するように配置される。
マッチングモジュール122は、前記現在の空間の第1の特徴パターンと予め設定された複数の空間の特徴パターンをマッチングするように配置される。
ポジショニングモジュール123は、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合に、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得し、空間のポジショニング結果を獲得するように配置される。
本実施例において、好ましくは、何れか一つの特徴パターンは無線設備の識別子と信号品質との対応関係が含まれてもよい。
図5を参照すると、本実施例において、好ましくは、マッチングモジュール122は、
前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定するように配置されたマッチングサブモジュール122aを含む。
ここで、好ましくは、前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む。
図6を参照すると、本実施例において、好ましくは、前記装置は、
前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信するRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと当該無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得するように配置された学習モジュール124をさらに備える。
本実施例において、好ましくは、当該学習モジュール124が前記受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することは複数回行われ、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する。
前記実施例における装置について、その中の各モジュールが操作を実行する具体的な方式は、当該方法に関わる実施例において既に詳細に説明したため、ここで詳しく説明しない。
本実施例が提供した前記装置は、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
図7は他の例示的実施例に係るポジショニング装置を示すブロック図であり、図7を参照すると、当該装置は、プロセッサー701と、プロセッサーにより実行可能な命令を記憶するメモリ702とを含み、
ここで、当該プロセッサー701は、
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、
前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、
前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得し、現在の空間のポジショニング結果を獲得するように配置され、
ここで、前記特徴パターンは無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む。
好ましくは、当該プロセッサー701は、
前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングすることが、
前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似すれば、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定されることを含む
ように配置される。
好ましくは、当該プロセッサー701は、
第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することが、
前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む
ように配置される。
好ましくは、当該プロセッサー701は、前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得するように配置される。
好ましくは、当該プロセッサー701は、前記受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成するように配置される。
図8は他の例示的実施例に係るポジショニング装置800を示すブロック図である。例えば、装置800は、携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信機、ゲーム機、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、PDA等のものであってもよい。
図8を参照すると、装置800は、処理ユニット802、メモリ804、電源ユニット806、マルチメディアユニット808、オーディオユニット810、入力/出力(I/O)インタフェース812、センサーユニット814、及び通信ユニット816からなる群から選ばれる少なくとも1つを備えてもよい。
処理ユニット802は、一般的には、装置800の全体の操作、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット802は、上述した方法におけるステップの一部又は全部を実現できるように、命令を実行する少なくとも1つのプロセッサー820を備えてもよい。また、処理ユニット802は、他のユニットとのインタラクションを便利にさせるように、少なくとも1つのモジュールを備えてもよい。例えば、処理ユニット802は、マルチメディアユニット808とのインタラクションを便利にさせるように、マルチメディアモジュールを備えてもよい。
メモリ804は、装置800での操作をサポートするように、各種のデータを記憶するように配置される。これらのデータは、例えば、装置800で何れのアプリケーション又は方法を操作するための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ804は、何れの種類の揮発性又は不揮発性メモリ、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクにより、或いはそれらの組み合わせにより実現することができる。
電源ユニット806は、装置800の各種ユニットに電力を供給するためのものであり、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び装置800のために電力を生成、管理及び分配することに関連する他のユニットを備えてもよい。
マルチメディアユニット808は、装置800とユーザの間に出力インタフェースを提供するスクリーンを備えてもよい。スクリーンは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)やタッチパネル(TP)を備えてもよい。スクリーンは、タッチパネルを備える場合、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンになることができる。また、タッチパネルは、タッチや、スライドや、タッチパネル上の手振りを感知するように、少なくとも1つのタッチセンサーを有する。タッチセンサーは、タッチやスライド動作の境界を感知できるだけではなく、タッチやスライド操作と関連する持続時間や圧力も感知できる。一実施例では、マルチメディアユニット808は、フロントカメラ及び/又はバックカメラを有してもよい。装置800が、例えば、撮影モードやビデオモードのような操作モードにある時、フロントカメラ及び/又はバックカメラが外部のマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラ及びバックカメラのそれぞれは、固定の光学レンズ系であってもよいし、焦点距離及び光学ズーム能力を有するものであってもよい。
オーディオユニット810は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように配置される。例えば、オーディオユニット810は、マイクロフォン(MIC)を有してもよい。装置800が、例えば、呼び出しモード、記録モード、又は音声認識モードのような操作モードにあるとき、マイクロフォンは、外部のオーディオ信号を受信するように配置される。受信したオーディオ信号は、メモリ804にさらに記憶されてもよいし、通信ユニット816を介して送信されてもよい。一実施例では、オーディオユニット810は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに備えてもよい。
I/Oインタフェース812は、処理ユニット802と外部のインタフェースモジュールとの間にインタフェースを提供するためのものである。上記外部のインタフェースモジュールは、キーボードや、クリックホイールや、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタンや、音量ボタンや、スタートボタンや、ロックボタンであってもよいが、それらに限らない。
センサーユニット814は、装置800のために各方面の状態を評価する少なくとも1つのセンサーを備えてもよい。例えば、センサーユニット814は、装置800のオン/オフ状態や、ユニットの相対的な位置を検出することができる。例えば、前記ユニットは、装置800のディスプレイ及びキーパッドである。センサーユニット814は、装置800又は装置800の1つのユニットの位置の変化や、ユーザが装置800に接触しているか否かや、装置800の方向又は加速/減速や、装置800の温度変化を検出することができる。センサーユニット814は、何れの物理的な接触もない場合に付近の物体を検出するように配置される近接センサーを有してもよい。センサーユニット814は、結像応用に用いるための光センサー、例えば、CMOS又はCCD画像センサーを有してもよい。一実施例では、当該センサーユニット814は、加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、磁気センサー、圧力センサー又は温度センサーをさらに備えてもよい。
通信ユニット816は、装置800と他の設備との間の無線又は有線通信を便利にさせるように配置される。装置800は、通信標準に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2G又は3G、又はそれらの組み合わせにアクセスできる。1つの例示的な実施例では、通信ユニット816は、ブロードキャストチャンネルを介して外部のブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号又はブロードキャストに関する情報を受信する。1つの例示的な実施例では、前記通信ユニット816は、近距離通信を促進するために近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに備えてもよい。例えば、NFCモジュールは、無線周波数認識装置(RFID:Radio Frequency IDentification)技術、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)技術、超広帯域無線(UWB:Ultra Wide Band)技術、ブルートゥース(BT:Bluetooth)技術及び他の技術によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、装置800は、上述した方法を実行するために、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサー(DSP:Digital Signal Processor)、数字信号処理デバイス(DSPD:Digital Signal Processing Device)、プログラム可能論理デバイス(PLD:Programmable Logic Device)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA:Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサー、又は他の電子機器によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、命令を有する非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、命令を有するメモリ804をさらに提供する。前記命令は、装置800のプロセッサー820により実行されて上述した方法を実現する。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク及び光データメモリ等であってもよい。
非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記記録媒体における指令が移動端末のプロセッサーにより実行する際、移動端末を、前記何れか1つの実施例に提供された方法を実行可能にさせる。
本実施例が提供した非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
図9は他の例示的実施例に係るポジショニング装置1900を示すブロック図である。例えば、装置1900はサーバーとして提供されてもよい。図9を参照すると、装置1900は、1つ以上のプロセッサーがさらに含まれた処理ユニット1922と、処理ユニット1922により実行可能な命令、例えばプログラムを記憶するメモリ1932を代表とするメモリリソースとを含む。メモリ1932に記憶されたアプリケーションプログラムは、1つ以上のそれぞれが一組の命令に対応するモジュールを含んでもよい。また、前記いずれか1つの実施例に提供された方法を実行するために、処理ユニット1922は命令を実行するように配置される。
装置1900は、装置1900の電源管理を実行するように配置された電源ユニット1926と、装置1900をインターネットに接続させるように配置された有線又は無線インターネットインタフェース1950と、入力/出力(I/O)インタフェース1958とを備えてもよい。装置1900はメモリ1932に記憶された操作システム、例えばWindows ServerTM、Mac OS XTM、UnixTM, LinuxTM、FreeBSDTMなどに基づいて操作できる。
本実施例が提供した前記装置は、
現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析することにより、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングした第2の特徴パターンがあると判定すると、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間的ポジショニング結果を獲得し、空間の自動的なポジショニングが実現され、現在どの空間に入ったかを自動的に識別することに効果的な技術案を提供する。
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を介して、本発明の他の実施形態を容易に取得することができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、または適応的な変化を含み、このような変形、用途、または適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知知識、または通常の技術手段を含む。明細書及び実施例は、ただ例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で記述され、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様々な修正や変更を実施してもよい。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。
本願は、出願番号が201510256395.6であって、出願日が2015年5月19日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、当該中国特許出願の内容の全てを本願に援用する。

Claims (11)

  1. 現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得するステップと、
    前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングするステップと、
    前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得するステップと、を含み、
    前記特徴パターンは、無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む
    ポジショニング方法。
  2. 前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングするステップは、
    前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、
    前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似する場合に、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定されるステップを含む
    請求項1に記載のポジショニング方法。
  3. 前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
    前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む
    請求項2に記載のポジショニング方法。
  4. 前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと当該無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得するステップをさらに含む
    請求項1に記載のポジショニング方法。
  5. 前記受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する
    請求項4に記載のポジショニング方法。
  6. 現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得する収集モジュールと、
    前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングするマッチングモジュールと、
    前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、前記現在の空間のポジショニング結果を獲得するポジショニングモジュールと、を備え、
    前記特徴パターンは、無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む
    ポジショニング装置。
  7. 前記マッチングモジュールは、
    前記複数の空間におけるそれぞれの空間の特徴パターンに対して、前記空間の特徴パターンを前記第1の特徴パターンと比較し、前記空間の特徴パターンに前記現在の空間におけるそれぞれの無線設備の識別子が含まれ、且つ前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似する場合に、前記空間の特徴パターンと前記第1の特徴パターンがマッチングすると判定するマッチングサブモジュールを備える
    請求項6に記載のポジショニング装置。
  8. 前記第1の特徴パターンにおける無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける無線設備の信号品質と類似することは、
    前記第1の特徴パターンにおけるN個の無線設備の信号品質が前記空間の特徴パターンにおける対応する無線設備の信号品質の範囲内に入り、且つ、前記Nは所定個数に達することを含む
    請求項7に記載のポジショニング装置。
  9. 前記複数の空間のそれぞれの空間において、受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記それぞれの無線設備のメディアアクセス制御であるMACアドレスと、当該無線設備の無線メッセージを受信する受信信号強度インジケータであるRSSIとを取得し、前記それぞれの無線設備のMACアドレスと当該無線設備のRSSIとの対応関係を確立し、前記空間の特徴パターンを取得する学習モジュール
    をさらに備える請求項6に記載のポジショニング装置。
  10. 前記学習モジュールは、前記受信可能なそれぞれの無線設備の無線メッセージを収集することを複数回行い、且つ、前記それぞれの無線設備が複数回の収集によって取得したRSSIは、当該無線設備のRSSI範囲を構成する
    請求項9に記載のポジショニング装置。
  11. プロセッサーと、前記プロセッサーにより実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
    前記プロセッサーは、
    現在の空間内における無線設備の無線メッセージを収集するとともに分析して、前記現在の空間の第1の特徴パターンを取得し、
    前記現在の空間の第1の特徴パターンを予め設定された複数の空間の特徴パターンとマッチングし、
    前記現在の空間の第1の特徴パターンとマッチングする第2の特徴パターンがあると判定される場合、前記第2の特徴パターンに対応する空間情報を取得して、現在の空間のポジショニング結果を獲得するように配置され、
    前記特徴パターンは、無線設備の識別子と信号品質との対応関係を含む
    ポジショニング装置。
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