JP2017520850A - 高速再開を伴うシステム待機状態のエミュレーション - Google Patents

高速再開を伴うシステム待機状態のエミュレーション Download PDF

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Abstract

システム及び方法は、プロセッサをスリープ状態に移行させるオペレーティングシステム(OS)要求に応答して、プロセッサに関する制御を引き継ぐことと、スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有する中間状態にプロセッサを移行させることと、を提供することができる。さらに、ウェイクアップ・イベントが検出されるまで、プロセッサを中間状態に維持することができる。一例では、ウェイクアップ・イベントに応答して、1つ又は複数の電力低下動作を逆転することができる。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2014年6月27日に出願された仮出願でない米国特許出願第14/317,628号について優先権の利益を主張する。
本実施形態は、概して、コンピュータシステムの電力管理に関する。より具体的には、本実施形態は、より高速な再開(resume)時間を達成するためにシステム待機状態をエミュレートすることに関する。
ノートブックコンピュータ及びタブレットコンピュータ等のコンピュータシステムは、電力を節約するために、アイドル期間中にアクティブ状態からスリープ状態に移行することができる。例えば、システム待機状態をトリガするには、オペレーティングシステム(OS)が、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface、例えば、ACPI規格、改訂版5.0a、2011年12月6日付け)で規定されるインターフェイスを介してS3スリープ状態を呼び出すことがあり、ここでS3状態は、コンピュータシステムの電源を切断し、フラッシュメモリ内で実行される基本入出力システム(BIOS)コードに依存して、全体的な再開フローの一部としてウェイクアップ・イベントに応答してコンピュータシステムをアクティブ状態に構成する。しかしながら、スリープスリープ状態のウェイクアップ遅延は、コンピュータシステムによって「インスタントオン(instant-on)」機能を実現するのを妨げる可能性がある。より短いウェイクアップ遅延状態の他の低電力状態がコンピュータシステム用に開発されたとしても、OSは、依然として、従来の比較的柔軟性を欠いたACPIスリープ状態でのみしか動作しないように構成される可能性がある。
一実施形態によるプロセッサにおける状態移行の例を示すブロック図である。 一実施形態によるBIOSを動作させる方法の例のフローチャートである。 一実施形態によるプロセッサを中間状態に移行させる/入れる方法の例のフローチャートである。 一実施形態によるプロセッサを中間状態に移行させる/入れる方法の例のフローチャートである。 一実施形態によるBIOS装置の例を示すブロック図である。 一実施形態によるプロセッサの例を示すブロック図である。 一実施形態によるコンピュータシステムの例を示すブロック図である。
本実施形態の様々な利点は、以下の詳細な説明及び添付の特許請求の範囲を読むことによって、及び以下の図面を参照することによって、当業者には明らかになるであろう。
図1をここで参照すると、プロセッサ10(例えば、中央処理装置/CPU、入力/出力モジュール、チップセット)が示されており、ここでプロセッサ10は、例えば、ANDROID(登録商標)(Open Handset Alliance)、IOS(APPLE, INC.)、LINUX(登録商標)(Linux Foundation)、又はWINDOWS(登録商標)(MICROSOFT Corp.)等のオペレーティングシステム(OS)12を起動する。プロセッサ10は、例えば、サーバ、ワークステーション、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、コンバーチブルタブレット、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント/PDA、モバイルインターネット装置(MID)、メディアプレーヤ、ウェアラブルコンピュータ等の多種多様のコンピュータシステム内に組み込むことができる。
図示された例では、OS12は、時点t0においてアクティブモードであり、矢印11による要求14を生成して、プロセッサ10をスリープ状態、例えばACPIのS3又はS1スリープ状態に移行させる。要求14は、例えば、イネーブル・レジスタ(例えば、SLP_ENレジスタ)に書き込むことによって生成することができ、論理アーキテクチャ16は、矢印17によるイネーブル・レジスタへの書き込みを検出及び/又はインターセプトすることができる。より具体的に説明するように、論理アーキテクチャ16は、論理命令、構成可能なロジック、固定機能ハードウェア・ロジック、又はこれらの任意の組合せの形態の基本入出力システム(BIOS)として実装することができる。
図示される時点t1において、プロセッサ10を要求されたスリープ状態に置くのではなく、論理アーキテクチャ16は、矢印15による、要求された状態よりもウェイクアップ遅延がより短い中間状態にプロセッサ10を移行させるために、矢印13によってプロセッサ10を制御する。例えば、中間状態は、より大きな省電力を達成するために、追加の電力低下動作が論理アーキテクチャ16によって実行されるACPIのS0動作状態であってもよい。実際に、中間状態は、要求されたスリープ状態に比べてより低い電力消費をもたらす一方で、アクティブ状態へのほぼ即時の復帰(例えば、インスタントオン機能)も提供することができる。さらに、論理アーキテクチャ16は、OS12によって予想される標準的なシステム待機動作をエミュレートすることができる。その結果、図示されたアプローチは、ユーザ経験の観点だけでなく、消費電力及びバッテリ寿命の観点から有利となり得るが、OS12は、状態の逸脱(deviation)には無関心である。
図2をここで参照すると、BIOSを動作させる方法20が示されている。方法20は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、ファームウェア、フラッシュメモリ等の機械又はコンピュータ可読記憶媒体に、例えばプログラマブル論理アレイ(PLA)、フィールドプログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、複雑なプログラマブル論理デバイス(CPLD)等の等の構成可能なロジックに、例えば特定用途向け集積回路(ASIC)、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)、又はトランジスタ−トランジスタ論理(TTL)技術、或いはこれらの任意の組合せ等の回路技術を使用する固定機能ハードウェア・ロジックに記憶された論理命令のセットのモジュール又は関連コンポーネントとして実装することができる。例えば、方法20に示される動作を実行するコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk(登録商標)、C++、ACPIソース言語(ASL)等のオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語等の従来の手続き型プログラミング言語を含む1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組合せで書くことができる。
図示される処理ブロック22は、プロセッサをスリープ状態に移行させるOS要求に応答して、プロセッサに関する制御を引き継ぐステップを提供する。ブロック24において、スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有し、且つ同様な又はより良好なバッテリ寿命を有する中間状態にプロセッサを移行させることができる。既に述べたように、要求されたスリープ状態は、例えばACPIのS3又はS1スリープ状態であってもよい。
より具体的には、図3Aは、要求されたスリープ状態がS3状態であるときに、プロセッサを中間状態に移行させる1つのアプローチを提供する方法26を示す。従って、図示された方法26は、既に説明したブロック24(図2参照)と容易に置き換えることができる。一般的に、S3状態要求について、OSは、クリーンなプロセッサ状態(例えば、「リアルモード」)から再開することを期待し得る。従って、BIOSは、プロセッサを現在のOSコンテキストからそのクリーンな状態に戻し得る。より具体的には、プロセッサモードは、図示されたブロック28において、(例えば、OSによって残されたプロセッサ状態とは無関係の)既知の状態に戻(復帰)され、ここで、その復帰は、移行要求を行うOSが期待するように、プロセッサのコンテキストをクリア状態にし得る。従って、プロセッサの状態をクリアにすることにより、その後の制御をOSに戻すハンドオフがシームレスに行われることを保証することができる。さらに、ブロック30において、1つ又は複数のプロセッサ再開動作を実行してもよい。プロセッサ再開動作は、例えば、復帰が行われた後に、不揮発性メモリ等からメモリコントローラの構成データを復元するステップを含むことができる。図示されたブロック32は、中間状態にいる間のプロセッサの電力消費を低減するために、例えば電源レール修正、拡張クロックゲート調整、アクティブなアイドル動作等を含み得る1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行する。
別の例では、図3Bは、要求されたスリープ状態がより状態の浅いS1状態である場合に、プロセッサを中間状態に移行させるためのアプローチを提供する方法34を示す。従って、図示された方法34は、既に説明したブロック24(図2参照)と容易に置き換えることができる。一般的に、S1状態要求について、OSは、次の命令で再開を期待し得る。従って、この場合に、OSが残したプロセッサコンテキストを変更することなく省電力作業を行うことができる。より具体的には、図示されたブロック36において、1つ又は複数のデバイス電力低下動作が実行される。デバイス電力低下動作には、例えば、ディスプレイ、キーパッド等の組込みコントローラ(EC)等のシステムコンポーネントに命令して、それらシステムコンポーネントを最低電力状態にする。さらに、ブロック38において、1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作(例えば、電源レール修正、拡張クロックゲート調整、アクティブなアイドル動作)を実行することができる。
図2をここで再び参照すると、図示されたブロック40によって、プロセッサを中間状態に維持し、ブロック42において、ウェイクアップ・イベントが発生したかどうかの判定が行われる。ウェイクアップ・イベントは、例えば、コンピュータシステムのユーザが、電源ボタン(例えば、ハードウェアによるボタン又はソフトウェアによるボタン)を押す/起動させる、受信メッセージ(例えば、テキストメッセージ、電子メール、ソーシャルネットワークポスト等)を検出したか等を含むことができる。ウェイクアップ・イベントが検出されない場合に、図示された方法20は、ブロック40に戻って、プロセッサを中間状態に維持し続ける。ウェイクアップ・イベントが検出された場合に、ブロック44は、(例えば、要求されたスリープ状態がS1スリープ状態である場合に)1つ又は複数の電力低下動作をオプションで逆転(reverse)することができ、ここで逆転される電力低減動作は、プロセッサ電力低下動作、デバイス電力低下動作等、又はこれらの任意の組合せであってもよい。さらに、プロセッサに関する制御は、(例えば、要求されたスリープ状態がS3スリープ状態である場合に)オプションとして、ブロック46においてOSに移行することができる。
特に注目すべきことは、ブロック42でのウェイクアップ・イベントの検出とブロック46での制御の移行との間の所要時間が、S3又はS1スリープ状態による作業状態での通常動作を再開するための所要時間よりもかなり短縮されることである。例えば、S3スリープ状態の移行要求の例では、ブロック28及び30(図3A参照)でのプロセッサのリセット及び再開動作は、システム待機状態がOSによって最初に要求されたときに、前もって処理してもよい。さらに、ブロック46は、代替的に、ブロック44の後に又はブロック44と並行して実行され、ウェイクアップ遅延をさらに短縮することができる。さらに、プロセッサが中間状態にあるときに、BIOSが潜在的に信頼できないフラッシュメモリ内で動作しない可能性があるため、図示の例ではBIOS再認証をバイパスし得る。実際に、図示の例における中間状態は、OSの観点からシステム待機状態をエミュレートする単なる動作状態/アイドル状態である。
図4は、システム待機状態をエミュレートするために使用され得るBIOS装置48(48a〜48e)を示す。BIOS装置48は、一般に、方法20(図2参照)の1つ又は複数の態様を実施することができ、既に説明した論理アーキテクチャ16(図1)と容易に置き換えることができる。こうして、論理命令、構成可能なロジック、固定機能ハードウェア・ロジック等、又はこれらの任意の組合せでBIOS装置48を実装してもよい。一例では、BIOS装置48は、S3スリープ状態から再開する場合のように潜在的に保護されていないフラッシュメモリではなく、システムメモリから動作する。
図示された例では、インターセプタ48aは、ACPIのS3状態又はS1状態等のスリープ状態にプロセッサを移行させるOS要求に応答して、プロセッサに関する制御を引き継ぐ。一例では、インターセプタ48aは、イネーブル・レジスタへのOSの書き込みを検出するシステム管理割り込み(SMI)ハンドラを含む。さらに、移行部48bは、一般に、スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有する中間状態(例えば、S0低電力状態)にプロセッサを移行させることができる。図示されたBIOS装置48は、ウェイクアップ・イベントが検出されるまで、プロセッサを中間状態に維持するウェイクアップ・ユニット48cも含む。一例では、移行部48bは、1つ又は複数の電力低下動作(例えば、デバイス電力低下動作、プロセッサ電力低下動作)を逆転させるオプションのレジューム・ユニット50を含む。あるいはまた、レジューム・ユニット50の機能は、中間状態に使用される省電力の解決策に依存して、OS再開フローによって自動的に処理してもよい。
こうして、要求されたスリープ状態がACPIのS3状態である場合に、BIOS装置48は、プロセッサのモードを既知の状態に戻す(例えば、プロセッサのリセットを行う)状態クリア部48eを含むことができ、ここでレジューム・ユニット50は、待機要求に応答して、1つ又は複数のプロセッサ再開動作(例えば、メモリ構成データの回復)を実行してもよい。さらに、プロセッサ省電力部56は、1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作(例えば、電源レール修正、拡張クロックゲート調整、アクティブなアイドル動作)を実行することができる。図示されたBIOS装置48は、ウェイクアップ・イベントが検出され、且つ要求された状態がACPIのS3スリープ状態であるときに、プロセッサに関する制御をOSに戻すハンドオフ・ユニット48dも含む。
一方、要求されたスリープ状態がACPIのS1状態である場合に、移行部48bは、1つ又は複数のデバイス電力低下動作を実行する(例えば、EC電力コマンドを発する)デバイス省電力部58を含むことができる。そのような場合に、プロセッサ省電力部56は、要求されたS1状態をエミュレートするために、1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行してもよい。こうして、要求されたスリープ状態がACPIのS1状態である場合に、状態クリア部48eをバイパスしてもよい。なぜなら、図示された移行部48bは、そのような場合にOS状態に影響を与えずに動作するからである。
図5は、一実施形態によるプロセッサコア200を示す。プロセッサコア200は、マイクロプロセッサ、組込式プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ネットワークプロセッサ、又はコードを実行するための他のデバイス等の任意のタイプのプロセッサのコアとすることができる。図5では、1つのプロセッサコア200のみが示されているが、図5に示されるように、処理要素は、代替的に、複数のプロセッサコア200を含んでもよい。プロセッサコア200は、シングルスレッドコアであってもよく、或いは少なくとも1つの実施形態では、プロセッサコア200は、コア当たり2つ以上のハードウェアスレッドコンテキスト(又は「論理プロセッサ」)を含むことができるマルチスレッドであってもよい。
図5には、プロセッサコア200に結合されたメモリ270も示されている。メモリ270は、当業者に知られているか又は他の方法で利用可能な多種多様なメモリ(メモリ階層の様々なレイヤを含む)のいずれかであってよい。メモリ270は、プロセッサコア200によって実行される1つ又は複数のコード213命令(複数可)を含むことができ、ここでコード213は、既に説明した方法20(図2参照)を実施することができる。一例では、メモリ270は、非フラッシュメモリである。プロセッサコア200は、コード213によって示される命令のプログラムシーケンスに従う。各命令は、フロントエンド部分210に入り、1つ又は複数のデコーダ220によって処理される。デコーダ220は、その出力として、所定フォーマットの固定幅のマイクロ動作等のマイクロ動作を生成することができ、或いは元のコード命令を反映する他の命令、マイクロ命令、又は制御信号を生成することができる。図示されたフロントエンド210は、一般的にリソースを割り当て、且つ実行するための変換命令に対応する動作をキューに入れるレジスタ・リネーミング(renaming)ロジック225及びスケジューリングロジック230も含む。
プロセッサコア200は、実行ユニット255−1〜255−Nのセットを有する実行ロジック250を含むように示されている。いくつかの実施形態は、特定の機能又は機能のセットに特化したいくつかの実行ユニットを含むことができる。他の実施形態は、1つの実行ユニットのみ、又は特定の機能を実行することができる1つの実行ユニットを含んでもよい。図示される実行ロジック250は、コード命令によって指定される動作を実行する。
コード命令によって指定された動作の実行が完了した後に、バックエンドロジック260は、コード213の命令をリタイア(retire)させる。一実施形態では、プロセッサコア200は、順不同の実行を可能にするが、命令のリタイアを順番に要求する。リタイア・ロジック265は、当業者に知られている様々な形態(例えば、再順番替え(re-order)バッファ等)をとることができる。このようにして、プロセッサコア200は、コード213の実行中に、デコーダによって生成される出力、レジスタ・リネーミングロジック225によって利用されるハードウェアレジスタ及びテーブル、及び実行ロジック250によって修正された任意のレジスタ(図示せず)に関して少なくとも変換される。
図5には図示されていないが、処理要素は、プロセッサコア200を含むチップ上に他の要素を含むことができる。例えば、処理要素は、プロセッサコア200と共にメモリ制御ロジックを含むことができる。処理要素は、I/O制御ロジックを含むことができ、及び/又はメモリ制御ロジックと統合されたI/O制御ロジックを含むことができる。処理要素は、1つ又は複数のキャッシュも含むことができる。
図6をここで参照すると、一実施形態によるコンピュータシステム1000の実施形態のブロック図が示されている。図6には、第1の処理要素1070及び第2の処理要素1080を含むマルチプロセッサシステム1000が示されている。2つの処理要素1070及び1080が示されているが、システム1000の実施形態は、そのような1つのみの処理要素を含んでもよいことを理解されたい。
システム1000は、ポイント・ツー・ポイント相互接続システムとして示されており、ここで第1の処理要素1070及び第2の処理要素1080は、ポイント・ツー・ポイント相互接続1050を介して結合される。図6に示される相互接続のいずれか又は全ては、ポイント・ツー・ポイント相互接続ではなく、マルチドロップバスとして実装してもよい。
図6に示されるように、各処理要素1070及び1080は、第1及び第2のプロセッサコア(すなわち、プロセッサコア1074a及び1074b、並びにプロセッサコア1084a及び1084b)を含むマルチコアプロセッサであってもよい。そのようなコア1074a、1074b、1084a、1084bは、図5に関連して上述したのと同様の方法で命令コードを実行するように構成することができる。
各処理要素1070,1080は、少なくとも1つの共有キャッシュ1896a、1896bを含むことができる。共有キャッシュ1896a、1896bは、プロセッサの1つ又は複数のコンポーネント、例えばコア1074a、1074b及び1084a、1084b等によってそれぞれ利用されるデータ(例えば、命令)を記憶することができる。例えば、共有キャッシュ1896a、1896bは、プロセッサのコンポーネントによる高速アクセスのために、メモリ1032,1034に記憶されたデータをローカルにキャッシュすることができる。1つ又は複数の実施形態では、共有キャッシュ1896a、1896bは、レベル2(L2)、レベル3(L3)、レベル4(L4)等の中間レベルキャッシュ、又は他のレベルのキャッシュ、最後のレベルキャッシュ(LLC)、及び/又はこれらの組合せを含むことができる。
2つの処理要素1070,1080のみを示しているが、実施形態の範囲はこれに限定されないことを理解されたい。他の実施形態では、1つ又は複数の追加の処理要素が、所定のプロセッサに存在してもよい。あるいはまた、処理要素1070,1080のうちの1つ又は複数が、アクセラレータ(accelerator)又はフィールドプログラマブル・ゲートアレイ等のプロセッサ以外の要素であってもよい。例えば、追加の処理要素は、第1のプロセッサ1070と同じ追加のプロセッサ(複数可)、第1のプロセッサ1070と異種又は非対称である追加のプロセッサ、アクセラレータ(例えば、グラフィック・アクセラレータ又はデジタル信号処理(DSP)ユニット)、フィールドプログラマブル・ゲートアレイ、又は任意の他の処理要素を含むことができる。アーキテクチャの、マイクロアーキテクチャの、熱的な、電力消費特性等を含むメリットのスペクトル・メトリックに関して、処理要素1070,1080の間には様々な差異があり得る。これらの差異は、処理要素1070,1080の間の非対称性及び異種性として効果的に現れる可能性がある。少なくとも1つの実施形態では、様々な処理要素1070,1080は、同じダイパッケージ内に存在してもよい。
第1の処理要素1070は、メモリコントローラロジック(MC)1072、並びにポイント・ツー・ポイント(PP)インターフェイス1076及び1078をさらに含むことができる。同様に、第2の処理要素1080は、MC1082、並びにPPインターフェイス1086及び1088を含むことができる。図6に示されるように、MC1072及び1082は、プロセッサをそれぞれのメモリ、すなわちメモリ1032及びメモリ1034に結合する。メモリ1032及びメモリ1034は、それぞれのプロセッサに対してローカルに取り付けられたメインメモリの一部であってもよい。MC1072及び1082が処理要素1070,1080に統合されて示されているが、代替実施形態では、MC論理は、内部に統合されるのではなく、処理要素1070,1080の外部に離散したロジックであってもよい。
第1の処理要素1070及び第2の処理要素1080は、それぞれ、PP相互接続1076及び1086を介してI/Oサブシステム1090に結合してもよい。図6に示されるように、I/Oサブシステム1090は、PP相互接続1094及び1098を含む。さらに、I/Oサブシステム1090は、I/Oサブシステム1090を高性能グラフィックエンジン1038に結合するインターフェイス1092を含む。一実施形態では、バス1049を使用して、グラフィクエンジン1038をI/Oサブシステム1090に結合することができる。あるいはまた、ポイント・ツー・ポイント相互接続は、これらのコンポーネントを結合することができる。
次に、I/Oサブシステム1090は、インターフェイス1096を介して第1のバス1016に結合してもよい。一実施形態では、第1のバス1016は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス、又はPCI Expressバス等のバス、又は別の第3世代I/O相互接続バスであってもよいが、本実施形態の範囲はこれらに限定されるものではない。
図6に示されるように、第1のバス1016を第2のバス1020に結合することができるバスブリッジ1018を用いて、様々なI/Oデバイス1014(例えば、カメラ、センサ)を第1のバス1016に結合することができる。一実施形態では、第2のバス1020は、低ピン数(LPC)バスであってもよい。一実施形態では、例えば、キーボード/マウス1012、通信装置(複数可)1026、及び(コード1030を含むことができる)ディスクドライブ又は他の大容量記憶装置等のデータ記憶装置1019を含む、様々な装置を第2のバス1020に結合することができる。例示されたコード1030は、既に説明した方法20(図2参照)を実施することができ、既に説明したコード213(図5参照)と同様であってもよい。さらに、オーディオI/O1024を第2のバス1020に結合し、バッテリ1010によってコンピュータシステム1000に電力を供給することができる。
他の実施形態も企図されることに留意されたい。例えば、図6のポイント・ツー・ポイント・アーキテクチャの代わりに、システムは、マルチドロップバス又は別のそのような通信トポロジを実装することができる。また、図6の要素は、代替的に、図6に示されているより多くの又はより少ない集積チップを使用してセグメント化してもよい。
追加の注意事項及び実施例
実施例1は、コンピュータシステムに電力を供給するバッテリと、オペレーティングシステム(OS)を実行させるプロセッサと、基本入出力システム(BIOS)とを有するシステム待機状態をエミュレートするコンピュータシステムを含むことができ、基本入出力システムは、プロセッサをスリープ状態に移行させるOS要求に応答して、プロセッサに関する制御を引き継ぐインターセプタと、スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有する中間状態にプロセッサを移行させる移行部と、ウェイクアップ・イベントが検出されるまで、プロセッサを中間状態に維持するウェイクアップ・ユニットと、を含む。
実施例2は、実施例1のコンピュータシステムを含むことができ、ここでBIOSは、ウェイクアップ・イベントに応答して、1つ又は複数の電力低下動作を逆転させるレジューム(resume)・ユニットをさらに含む。
実施例3は、実施例1又は2のコンピュータシステムを含むことができ、ここで移行部は、プロセッサのリセットを行う状態クリア部と、1つ又は複数のプロセッサ再開動作を実行するレジューム・ユニットと、1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するプロセッサ省電力部と、ウェイクアップ・イベントに応答して、プロセッサに関する制御をOSに移すハンドオフ・ユニットと、を含む。
実施例4は、実施例3のコンピュータシステムを含むことができ、ここでスリープ状態は、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)のS3状態である。
実施例5は、実施例1又は2のコンピュータシステムを含むことができ、ここで移行部は、1つ又は複数のデバイス電力低下動作を実行するデバイス省電力部と、1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するプロセッサ省電力部と、を含む。
実施例6は、実施例5のコンピュータシステムを含むことができ、ここでスリープ状態は、ACPIのS1状態である。
実施例7は、BIOSを動作させる方法を含むことができ、この方法は、プロセッサをスリープ状態に移行させるOS要求に応答して、プロセッサに関する制御を引き継ぐステップと、スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有する中間状態にプロセッサを移行させるステップと、ウェイクアップ・イベントが検出されるまで、プロセッサを中間状態に維持するステップと、を含む。
実施例8は、実施例7の方法を含むことができ、ここでウェイクアップ・イベントに応答して、1つ又は複数の電力低下動作を逆転させるステップをさらに含む。
実施例9は、実施例7又は8の方法を含むことができ、ここでプロセッサを中間状態に移行させるステップは、プロセッサのリセットを行うステップと、1つ又は複数のプロセッサ再開動作を実行するステップと、1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するステップと、プロセッサに関する制御をOSに移行させるステップと、を含む。
実施例10は、実施例9の方法を含むことができ、ここでスリープ状態は、ACPIのS3状態である。
実施例11は、実施例7又は8の方法を含むことができ、ここでプロセッサを中間状態に移行させるステップは、1つ又は複数のデバイス電力低下動作を実行するステップと、1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するステップと、を含む。
実施例12は、実施例11の方法を含むことができ、ここでスリープ状態は、ACPIのS1状態である。
実施例13は、BIOS命令のセットを含む少なくとも1つのコンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、コンピュータシステムによって実行されたときに、コンピュータシステムに、プロセッサをスリープ状態に移行させるOS要求に応答して、プロセッサに関する制御を引き継ぐことと、スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有する中間状態にプロセッサを移行させることと、ウェイクアップ・イベントが検出されるまで、プロセッサを中間状態に維持することと、を行わせる。
実施例14は、実施例13の少なくとも1つのコンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、ここでBIOS命令は、実行されたときに、ウェイクアップ・イベントに応答して、コンピュータシステムに1つ又は複数の電力低下動作を逆転させることを行わせる。
実施例15は、実施例13又は14の少なくとも1つのコンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、ここでBIOS命令は、実行されたときに、コンピュータシステムに、プロセッサのリセットを行うことと、1つ又は複数のプロセッサ再開動作を実行することと、1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行することと、プロセッサに関する制御をOSに移行させることと、を行わせる。
実施例16は、実施例15の少なくとも1つのコンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、ここでスリープ状態は、ACPIのS3状態である。
実施例17は、実施例13又は14の少なくとも1つのコンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、ここでBIOS命令は、実行されたときに、コンピュータシステムに、1つ又は複数のデバイス電力低下動作を実行することと、1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行することと、を行わせる。
実施例18は、実施例17の少なくとも1つのコンピュータ可読記憶媒体を含むことができ、ここでスリープ状態は、ACPIのS1状態である。
実施例19は、BIOS装置を含むことができ、この装置は、プロセッサをスリープ状態に移行させるOS要求に応答して、プロセッサに関する制御を引き継ぐインターセプタと、スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有する中間状態にプロセッサを移行させる移行部と、ウェイクアップ・イベントが検出されるまで、プロセッサを中間状態に維持するウェイクアップ・ユニットと、を有する。
実施例20は、実施例19の装置を含むことができ、ここでウェイクアップ・イベントに応答して、1つ又は複数の電力低下動作を逆転させるレジューム・ユニットをさらに含む。
実施例21は、実施例19又は20の装置を含むことができ、ここで移行部は、プロセッサのリセットを行う状態クリア部と、1つ又は複数のプロセッサ再開動作を実行するレジューム・ユニットと、1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するプロセッサ省電力部と、プロセッサに関する制御をOSに移すハンドオフ・ユニットと、を含む。
実施例22は、実施例21の装置を含むことができ、ここでスリープ状態は、ACPIのS3状態である。
実施例23は、実施例19又は20の装置を含むことができ、ここで移行部は、1つ又は複数のデバイス電力低下動作を実行するデバイス省電力部と、1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するプロセッサ省電力部と、を含む。
実施例24は、実施例23の装置を含むことができ、ここでスリープ状態は、ACPIのS1状態である。
実施例25は、実施例7〜12のいずれかの方法を実施するための手段を有する基本入出力システム(BIOS)装置を含むことができる。
こうして、本明細書で説明する技術は、より適応性のあるスリープ状態、実質的な省電力、及び延長されたバッテリ寿命を完全にサポートしながら、「インスタントオン」機能を実現することを可能にし得る。さらに、標準的なACPI待機モードをサポートするOSと組合わされたシステムは、低電力CPU及びチップセット・アイドル動作等のハードウェア及びソフトウェアの拡張から、システムのリセット及びそれに続くハードウェアシーケンシング無しでの再開、システムファームウェア(例えば、BIOS)の補助及び再認証無しでの再開等の利益を得ることができる。さらに、この技術は、センサベースの投機(推測)的再開アプローチの必要性を取り除くことができ、次にシステム待機状態中に一貫性を高めることができる。
実施形態は、あらゆるタイプの半導体集積回路(IC)チップと共に使用するのに適用可能である。これらのICチップの例には、プロセッサ、コントローラ、チップセット・コンポーネント、プログラマブル論理アレイ(PLAs)、メモリチップ、ネットワークチップ、システムオンチップ(SoCs)、SSD/NANDコントローラASICs等が含まれるが、これらに限定されるものではない。また、一部の図面において、信号導体線が、線で表されている。いくつかの線は、より多くの構成信号経路を示すために異なることがあり、多数の構成信号経路を示すために多数のラベルを有することがあり、及び/又は重要な(一次)情報の流れの方向を示すために1つ又は複数の端部に矢印を有することがある。しかしながら、これは限定的に解釈すべきではない。むしろ、追加されるこのような詳細は、回路の理解をより容易にするために、1つ又は複数の例示的な実施形態に関連して使用することができる。表現された任意の信号線は、追加的な情報を有するか否かに拘わらず、実際には、複数の方向に進み得る1つ又は複数の信号を含むことができ、及び例えば、差動対を用いて実装されたデジタル又はアナログ線、光ファイバ線、及び/又はシングルエンド線等の適切なタイプの信号スキームを用いて実装することができる。
例示的なサイズ/モデル/値/範囲を与えてもよいが、実施形態はこれらに限定されるものではない。製造技術(例えば、フォトリソグラフィー)が時間の経過とともに成熟するにつれて、より小さなサイズのデバイスを製造することができることが予想される。さらに、ICチップ及び他のコンポーネントへの周知の電源/接地接続は、説明及び議論を簡潔にするために、及び実施形態の特定の態様を不明瞭にしないように、図面内に示す、又は示さないことがある。さらに、実施形態を不明瞭にすることを避けるために、また、そのようなブロック図構成の実装に関する詳細が、実施形態が実装されるコンピュータシステムに大きく依存する(すなわち、そのような詳細は、当業者であれば十分に理解すべきである)という事実を考慮して、構成をブロック図形式で示し得る。例示的な実施形態を説明するために特定の詳細(例えば、回路)が示されている場合に、実施形態は、これらの特定の詳細を伴わずに、又はそれらの変形形態を用いて実施できることは当業者には明らかである。従って、この詳細な説明は、限定するものではなく、例示的なものとみなすべきである。
用語「結合された」は、本明細書では、問題となるコンポーネント同士の間の直接的な又は間接的なあらゆるタイプの関係を指すために使用することができ、電気的、機械的、流体的、光学的、電磁気的、電気機械的、又は他の接続に適用することができる。さらに、「第1」、「第2」等の用語は、本明細書では、議論を容易にするためにのみ使用され、特に断らない限り、特定の時間的又は経時的な意味はない。
本願及び特許請求の範囲において使用される場合に、用語「1つ又は複数」によって修飾された項目のリストは、列挙された用語の任意の組合せを意味することができる。例えば、「A、B、又はCの1つ又は複数」という語句は、 A、B、C、A及びB、A及びC、B及びC、又はA、B、及びCを意味することができる。
当業者であれば、上記の記載から、本実施形態の広範な技術を様々な形態で実施できることを理解するだろう。従って、本実施形態についてその特定の例に関して説明してきたが、他の修正が、図面、明細書及び以下の特許請求の範囲を検討する際に当業者には明らかになるので、本実施形態の真の範囲は、その実施形態に制限すべきではない。

Claims (26)

  1. コンピュータシステムであって、当該コンピュータシステムは、
    当該コンピュータシステムに電力を供給するバッテリと、
    オペレーティングシステム(OS)を実行させるプロセッサと、
    基本入出力システム(BIOS)と、を有しており、
    該基本入出力システムは、
    前記プロセッサをスリープ状態に移行させるOS要求に応答して、前記プロセッサに関する制御を引き継ぐインターセプタと、
    前記スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有する中間状態に前記プロセッサを移行させる移行部と、
    ウェイクアップ・イベントが検出されるまで、前記プロセッサを前記中間状態に維持するウェイクアップ・ユニットと、を含む、
    コンピュータシステム。
  2. 前記BIOSは、前記ウェイクアップ・イベントに応答して、1つ又は複数の電力低下動作を逆転させるレジューム・ユニットをさらに含む、請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 前記移行部は、
    前記プロセッサのリセットを行う状態クリア部と、
    1つ又は複数のプロセッサ再開動作を実行するレジューム・ユニットと、
    1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するプロセッサ省電力部と、
    ウェイクアップ・イベントに応答して、前記プロセッサに関する制御を前記OSに移すハンドオフ・ユニットと、を含む、請求項1又は2に記載のコンピュータシステム。
  4. 前記スリープ状態は、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)のS3状態である、請求項3に記載のコンピュータシステム。
  5. 前記移行部は、
    1つ又は複数のデバイス電力低下動作を実行するデバイス省電力部と、
    1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するプロセッサ省電力部と、を含む、請求項1又は2に記載のコンピュータシステム。
  6. 前記スリープ状態は、ACPIのS1状態である、請求項5に記載のコンピュータシステム。
  7. 基本入出力システム(BIOS)を動作させる方法であって、当該方法は、
    プロセッサをスリープ状態に移行させるオペレーティングシステム(OS)要求に応答して、プロセッサに関する制御を引き継ぐステップと、
    前記スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有する中間状態に前記プロセッサを移行させるステップと、
    ウェイクアップ・イベントが検出されるまで、前記プロセッサを前記中間状態に維持するステップと、を含む、
    方法。
  8. 前記ウェイクアップ・イベントに応答して、1つ又は複数の電力低下動作を逆転させるステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記プロセッサを前記中間状態に移行させるステップは、
    前記プロセッサのリセットを行うステップと、
    1つ又は複数のプロセッサ再開動作を実行するステップと、
    1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するステップと、
    前記プロセッサに関する制御を前記OSに移すステップと、を含む、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記スリープ状態は、ACPIのS3状態である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記プロセッサを前記中間状態に移行させるステップは、
    1つ又は複数のデバイス電力低下動作を実行するステップと、
    1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するステップと、を含む、請求項7又は8に記載の方法。
  12. 前記スリープ状態は、ACPIのS1状態である、請求項11に記載の方法。
  13. 基本入出力システム(BIOS)命令のセットを含むプログラムであって、コンピュータシステムによって実行されたときに、該コンピュータシステムに、
    プロセッサをスリープ状態に移行させるオペレーティングシステム(OS)要求に応答して、前記プロセッサに関する制御を引き継ぐことと、
    前記スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有する中間状態に前記プロセッサを移行させることと、
    ウェイクアップ・イベントが検出されるまで、前記プロセッサを前記中間状態に維持すること、を行わせる
    プログラム。
  14. 前記BIOS命令は、実行されたときに、前記ウェイクアップ・イベントに応答して、コンピュータシステムに1つ又は複数の電力低下動作を逆転させることを行わせる、請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記BIOS命令は、実行されたときに、コンピュータシステムに、
    前記プロセッサのリセットを行うことと、
    1つ又は複数のプロセッサ再開動作を実行することと、
    1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行することと、
    前記プロセッサに関する制御を前記OSに移すことと、を行わせる、請求項13又は14に記載のプログラム。
  16. 前記スリープ状態は、ACPIのS3状態である、請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記BIOS命令は、実行されたときに、コンピュータシステムに、
    1つ又は複数のデバイス電力低下動作を実行することと、
    1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行することと、を行わせる、請求項13又は14に記載のプログラム。
  18. 前記スリープ状態は、ACPIのS1状態である、請求項17に記載のプログラム。
  19. 基本入出力システム(BIOS)装置であって、当該装置は、
    プロセッサをスリープ状態に移行させるオペレーティングシステム(OS)要求に応答して、前記プロセッサに関する制御を引き継ぐインターセプタと、
    前記スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有する中間状態に前記プロセッサを移行させる移行部と、
    ウェイクアップ・イベントが検出されるまで、前記プロセッサを前記中間状態に維持するウェイクアップ・ユニットと、を有する、
    装置。
  20. 前記ウェイクアップ・イベントに応答して、1つ又は複数の電力低下動作を逆転させるレジューム・ユニットをさらに含む、請求項19に記載の装置。
  21. 前記移行部は、
    前記プロセッサのリセットを行う状態クリア部と、
    1つ又は複数のプロセッサ再開動作を実行するレジューム・ユニットと、
    1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するプロセッサ省電力部と、
    前記プロセッサに関する制御を前記OSに移すハンドオフ・ユニットと、を含む、請求項19又は20に記載の装置。
  22. 前記スリープ状態は、ACPIのS3状態である、請求項21に記載の装置。
  23. 前記移行部は、
    1つ又は複数のデバイス電力低下動作を実行するデバイス省電力部と、
    1つ又は複数のプロセッサ電力低下動作を実行するプロセッサ省電力部と、を含む、請求項19又は20に記載の装置。
  24. 前記スリープ状態は、ACPIのS1状態である、請求項23に記載の装置。
  25. 基本入出力システム(BIOS)装置であって、当該装置は、
    プロセッサをスリープ状態に移行させるオペレーティングシステム(OS)要求に応答して、前記プロセッサに関する制御を引き継ぐ手段と、
    前記スリープ状態よりも短いウェイクアップ遅延を有する中間状態に前記プロセッサを移行させる手段と、
    ウェイクアップ・イベントが検出されるまで、前記プロセッサを前記中間状態に維持する手段と、有する、
    装置。
  26. 請求項13乃至18のいずれか一項に記載のプログラムを記憶した、少なくとも1つのコンピュータ可読媒体。
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