JP2017516392A - ディスプレイストリーム圧縮(dsc)のためにブロック予測モードでコーディングするためのシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[0027] ビデオ画像、TV画像、静止画像、あるいはビデオレコーダまたはコンピュータによって生成された画像など、デジタル画像は、水平ラインおよび垂直ラインで構成されたピクセルまたはサンプルを含み得る。単一の画像中のピクセルの数は一般に数万個である。各ピクセルは、一般に、ルミナンス情報とクロミナンス情報とを含んでいる。圧縮がなければ、画像エンコーダから画像デコーダに搬送されるべき情報の甚だしい量は、リアルタイム画像送信を実行不可能にするであろう。送信されるべき情報の量を低減するために、JPEG、MPEGおよびH.263規格など、いくつかの異なる圧縮方法が開発された。
[0031] 添付の図面を参照しながら新規のシステム、装置、および方法の様々な態様について以下でより十分に説明する。ただし、本開示は、多くの異なる形態で実施され得、本開示全体にわたって提示する任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるために与えるものである。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置、および方法のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本開示の範囲は、本明細書に記載する本開示の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示するどの態様も請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
[0046] 上記で手短に述べたように、ビデオエンコーダ20はビデオデータを符号化する。ビデオデータは1つまたは複数のピクチャを備え得る。ピクチャの各々は、ビデオの一部を形成する静止画像である。いくつかの事例では、ピクチャはビデオ「フレーム(frame)」と呼ばれることがある。ビデオエンコーダ20がビデオデータを符号化するとき、ビデオエンコーダ20はビットストリームを生成し得る。ビットストリームは、ビデオデータのコード化表現を形成するビットのシーケンスを含み得る。ビットストリームはコード化ピクチャと関連データとを含み得る。コード化ピクチャはピクチャのコード化表現である。
[0049] 図2Aは、本開示で説明する態様による技法を実装し得るビデオエンコーダ20の一例を示すブロック図である。ビデオエンコーダ20は、本開示の技法の一部または全部を実行するように構成され得る。いくつかの例では、本開示で説明する技法は、ビデオエンコーダ20の様々な構成要素間で共有され得る。いくつかの例では、追加または代替として、プロセッサ(図示せず)が、本開示で説明する技法の一部または全部を実行するように構成され得る。
[0064] 図2Bは、本開示で説明する態様による技法を実装し得るビデオデコーダ30の一例を示すブロック図である。ビデオデコーダ30は、本開示の技法の一部または全部を実行するように構成され得る。いくつかの例では、本開示で説明する技法は、ビデオエンコーダ30の様々な構成要素間で共有され得る。いくつかの例では、追加または代替として、プロセッサ(図示せず)が、本開示で説明する技法の一部または全部を実行するように構成され得る。
[0067] 上述のように、スライスは、概して、画像またはフレーム中の領域の残りからの情報を使用することなしに独立して復号され得る、画像またはフレーム中の空間的に別個の領域を指す。各画像またはビデオフレームは単一のスライス中で符号化され得るか、またはそれはいくつかのスライス中で符号化され得る。DSCでは、各スライスを符号化するために割り振られるターゲットビットは、実質的に一定であり得る。
[0068] ビデオデータの単一のブロックがいくつかのピクセルを含んでいることがあり、ビデオデータの各ブロックは、ブロックがコーディングされ得るいくつかの潜在的なコーディングモードを有する。そのようなコーディングモードのうちの1つはブロック予測モードである。ブロック予測モードでは、コーダは、(たとえば、現在ブロックが現在スライスの第1のライン中にない場合)前の再構成されたライン中で、または(たとえば、現在ブロックが現在スライスの第1のライン中にある場合)コーディングされるべき現在ブロックに(たとえば、ピクセル値が)近い、同じライン中の前の再構成されたブロック中で候補ブロックを見つけることを試みる。いくつかの実施形態では、絶対差分和(SAD:Sum of Absolute Differences)メトリックによって、ピクセル値間の近さが決定される。コーダは、(たとえば、エンコーダとデコーダの両方に知られている所定の値であり得る)探索範囲によって定義された前に再構成されたブロックの任意の部分中で候補ブロックを見つけることを試み得る。探索範囲は、エンコーダが、探索コストを最小限に抑えながら、良好な一致を見つけるために、探索範囲内に潜在的な候補を有するように定義される。ブロック予測モードのコーディング効率は、良好な候補(すなわち、コーディングされるべき現在ブロックにピクセル値が近いと決定された、探索範囲内の候補)が発見された場合、候補ブロックと現在ブロックとの間の(残差として知られる)差分が小さくなるということから来る。小さい残差は、現在ブロックの実際のピクセル値をシグナリングするために必要とされるビットの数と比較して、シグナリングするためにより少数のビットを要し、それにより、より低いレートひずみコストが生じ、レート制御機構によって選択される可能性が増加する。図9および図10を参照しながら以下で説明するように、いくつかのタイプのグラフィックスコンテンツの場合、ブロック予測モードを有効にすることからの性能ブーストが極めて著しい。
[0069] ブロック予測モードは、指定された探索範囲が与えられれば、符号化されるべき現在ブロックからの最小ひずみを与える候補ブロックを生成するように設計される。いくつかの実施形態では、最小ひずみは、SADを使用して定義される。本開示のいくつかの実装形態では、ブロック予測方法は、3つのパラメータ、すなわち、探索範囲(SR:search range)と、スキュー(skew)(α)と、区分サイズ(partition size)(β)とによって定義される。これらの3つのパラメータは、ブロック予測モードの性能に影響を及ぼし、実装中に調整(すなわち、変更または再構成)され得る。これらのパラメータは、エンコーダとデコーダの両方に知られていることがある。
[0070] 本開示のいくつかの実施形態では、探索空間(たとえば、エンコーダが、候補ブロックを見つけるために探索し得る、ピクセルの空間ロケーション)は、現在ブロックの特性に基づいて異なり得る。探索空間は、すべての前に再構成されたブロック/ピクセルを包含し得るが、エンコーダおよび/またはデコーダは、たとえば、計算複雑さを低減するために、候補ブロックのための探索を探索空間内の指定された部分(たとえば、ビットストリーム中であらかじめ定義されるかまたはシグナリングされるかのいずれかである1つまたは複数のパラメータによって定義される「探索範囲(search range)」)に制限し得る。ブロック予測探索空間の例が図3〜図6に示されている。図3および図4に、現在スライスの第1のライン中にない現在ブロック(たとえば、現在ブロック308および408)を伴う場合を示す。図5および図6に、現在スライスの第1のライン中にある現在ブロック(たとえば、現在ブロック506および606)を伴う場合を示す。これらの2つの場合は、スライス中の第1のラインが垂直ネイバー(vertical neighbor)を有しないので、別々に処理される。したがって、現在ラインからの再構成されたピクセルは、探索範囲(たとえば、探索範囲508および608)として活用され得る。本開示では、現在スライス中の第1のラインはFLSと呼ばれることがあり、現在スライス中の他のラインはNFLSと呼ばれることがある。
[0072] 本開示のいくつかの実施形態では、SAD以外のひずみメトリック、たとえば2乗差分和(SSD:sum of squared difference)が使用され得る。代替または追加として、ひずみは重み付けによって変更され得る。たとえば、YCoCg色空間が使用されている場合、コストは次のように計算され得る。
[0075] 図3に示されているように、ブロック予測方法は、現在ブロック308のための候補を見つけるために、探索空間中で探索範囲310(SR)を探索し得る(および図4の探索空間400中でも同様である)。符号化されるべき現在ブロック308の第1のピクセルのx座標位置がjである場合、探索空間内のすべての候補ブロックの開始位置のセットkが次のように与えられ得る。
[0078] 図5に示されているように、探索範囲は、FLSの場合について異なり得る。これは、垂直ネイバーが、そのような垂直ネイバーが現在フレームの外側にあるので、またはそのような垂直ネイバーが異なるスライス内に含まれているので、利用可能でないからである。FLSの場合に関する本開示のいくつかの実施形態では、ブロック予測のために現在ライン中のピクセルが使用され得る。一実施形態では、現在ブロックの左の現在ライン中のピクセルは探索範囲の一部として考慮され得る。別の実施形態では、1つまたは複数の前にコーディングされたブロック(たとえば、現在ブロックのすぐ左にある前のブロック504)は、パイプライン化制約およびタイミング制約により探索範囲から除外され得る。
[0084] 図7を参照しながら、ブロック予測モードでビデオデータのブロックをコーディングするための例示的なプロシージャについて説明する。図7に示されているステップは、ビデオエンコーダ(たとえば、図2A中のビデオエンコーダ20)、ビデオデコーダ(たとえば、図2B中のビデオデコーダ30)、またはそれらの(1つまたは複数の)構成要素によって実行され得る。便宜上、方法700について、ビデオエンコーダ20、ビデオデコーダ30、または別の構成要素であり得る、(単にコーダとも呼ばれる)ビデオコーダによって実行されるものとして説明する。
[0088] 最良の候補ブロックが決定された後、候補ブロックのピクセル値は、現在ブロックのピクセル値から減算され、その結果、残差が生じる。残差は、ブロック予測モードに関連付けられたあらかじめ選択されたQPに基づいて量子化され得る。量子化された残差は、(固定長または可変長のいずれかであり得る)コードブック(codebook)を使用して符号化され、固定長コード(fixed-length code)または可変長コード(variable-length code)を使用してシグナリングされ得る。選択されたコードブックは、コーディング効率およびハードウェア複雑さ要件に基づき得る。たとえば、選択されたコードブックは指数ゴロムコードブック(Exp-Golomb codebook)であり得る。本開示のいくつかの実施形態では、既存のDSC実装形態のデルタサイズ単位可変長コーディング(DSU−VLC:delta size unit variable length coding)と同様であるエントロピーコーディング方式が使用され得る。いくつかの実施形態では、残差は、上記で説明した量子化の前に、(たとえば、直接コサイン変換(direct cosine transform)、アダマール変換(Hadamard transform)、または他の知られている変換を使用して)変換され得る。
[0091] 本開示のいくつかの実施形態では、コーディングされるべき現在ブロックは区分され、その結果、ブロックごとに複数の候補ブロックと複数のベクトルとが生じ得る。そのような実施形態のうちのいくつかでは、(1つまたは複数の)ベクトルは、固定長コードを使用して明示的にシグナリングされ得る。たとえば、この固定長コードの長さはlog2(SR)であり得る。別の実施形態では、(1つまたは複数の)ベクトルは、指数ゴロム(Exponential-Golomb)またはゴロムライスコード(Golomb-Rice code)ファミリーからのコードなど、可変長コードを使用して明示的にシグナリングされ得る。このコードブックは、(1つまたは複数の)ベクトルに関連付けられた統計的分布に基づいて選択され得る。また別の実施形態では、(1つまたは複数の)ベクトルは、(1つまたは複数の)前にコーディングされたベクトルに基づいて予測され得、(1つまたは複数の)ベクトルの残差は、何らかの固定長または可変長コードを使用してコーディングされ得る。また別の実施形態では、(1つまたは複数の)ベクトルは、(1つまたは複数の)前にコーディングされたベクトルに基づいて予測され得、2つのベクトルが同じであるかどうかをシグナリングするための1ビットフラグが使用され得る。このフラグはSameFlagと呼ばれることがある。SameFlag=1である場合、ベクトル値自体はデコーダにシグナリングされる必要がない。SameFlag=0である場合、ベクトルは、(たとえば、固定長コードまたは可変長コードのいずれかを使用して)明示的にシグナリングされる。例示的なブロック区分方式が図8に示されている。
[0094] 本開示で説明する1つまたは複数のブロック予測モード技法は、非対称設計(asymmetrical design)を使用して実装され得る。非対称設計は、より費用がかかるプロシージャがエンコーダ側で実行されることを可能にし、デコーダの複雑さが減少する。たとえば、(1つまたは複数の)ベクトルがデコーダに明示的にシグナリングされるので、エンコーダは、デコーダと比較して作業の大部分を行う。これは、エンコーダが、しばしば、最先端のプロセスノード(たとえば、20nm以下)上の高い周波数で動作するシステムオンチップ(SoC)設計の一部であるので望ましい。一方、デコーダは、制限されたクロック速度とはるかに大きいプロセスサイズ(たとえば、65nm以上)とをもつディスプレイドライバ集積回路(DDIC)チップオングラス(COG:chip-on-glass)ソリューションで実装される可能性がある。
[0098] 本開示の1つまたは複数の実施形態の性能は、ブロック予測モードを使用することなしにコーディングすることが困難であり得るコンテンツを検査することによって最も良く証明され得る。図9および図10に、それぞれ、ブロック予測モードを用いておよびブロック予測モードを用いずにコーディングされる例示的な画像コンテンツを示す。示されているすべての例は固定レート4:1圧縮を使用する。画像品質のための一般的な客観的メトリックである、ピーク信号対雑音比(PSNR:Peak Signal to Noise Ratio)を使用して、客観的品質が測定される。
[0101] 本明細書で開示する情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ブロック予測モードでビデオデータをコーディングするための方法であって、
現在スライス中の現在ブロックを予測するために使用されるべき候補ブロックを決定することと、前記候補ブロックが、1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの範囲内にあり、ここにおいて、前記候補ブロックがビデオ符号化デバイスのメモリに記憶される、
前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて、前記現在ブロックに関する前記候補ブロックのロケーションを識別する予測ベクトルを決定することと、
前記現在ブロックに関する前記候補ブロックの前記ロケーションを識別する前記予測ベクトルをシグナリングすることを少なくとも部分的に介して、ブロック予測モードで前記現在ブロックをコーディングすることと
を備える、方法。
[C2]
前記1つまたは複数のブロック予測パラメータが、(i)ロケーションの前記範囲のサイズを定義する探索範囲パラメータと、(ii)前記現在ブロックに関するロケーションの前記範囲の相対ロケーションを定義するスキューパラメータと、(iii)前記現在ブロック中の各区分のサイズを定義する区分サイズパラメータとを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記現在ブロックが、前記現在スライス中に先行するラインを有しない現在ライン中にある、C1に記載の方法。
[C4]
前記現在ブロックが、前記現在スライス中に少なくとも1つの先行するラインを有する現在ライン中にある、C1に記載の方法。
[C5]
前記現在ブロックが、前記現在スライス中の2つ以上のラインにわたる(span)、C1に記載の方法。
[C6]
前記現在ブロックが、前記現在スライス中の単一のラインにわたる、C1に記載の方法。
[C7]
前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて残差を決定することと、ここにおいて、前記残差が、前記候補ブロックと前記現在ブロックとの間の差分を表す、
前記予測ベクトルとともに前記残差をシグナリングすることと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記残差が、固定長コードまたは可変長コードのうちの1つを使用してシグナリングされる、C7に記載の方法。
[C9]
前記残差の前記シグナリングは、
前記残差を複数のグループに区分することと、ここにおいて、前記残差は、各々が前記複数のグループのうちの1つに関連付けられた複数の残差値を備える、
各グループについて、前記グループが、0でない少なくとも1つの残差値を含んでいると決定することと、
各グループについて、前記グループが、0でない少なくとも1つの残差値を含んでいるという決定に基づいて、デルタサイズ単位可変長コーディングを使用して、前記グループに関連付けられた前記残差値をシグナリングすることと
を備える、C7に記載の方法。
[C10]
前記残差が、直接コサイン変換またはアダマール変換のうちの1つを使用して変換される、C7に記載の方法。
[C11]
前記候補ブロックの少なくとも一部分が、前記1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの前記範囲の外側にあり、ここにおいて、前記範囲の外側にある前記候補ブロックの前記一部分が、デフォルト値を使用して決定される、C1に記載の方法。
[C12]
ブロック予測モードで前記現在ブロックを予測することが、前記現在ブロックを複数のサブブロックに区分することと、ブロック予測モードで各サブブロックを予測することとを備える、C1に記載の方法。
[C13]
ブロック予測モードでビデオデータをコーディングするための装置であって、
前記ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリと通信しており、
現在スライス中の現在ブロックを予測するために使用されるべき候補ブロックを決定することと、前記候補ブロックが、1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの範囲内にある、
前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて、前記現在ブロックに関する前記候補ブロックのロケーションを識別する予測ベクトルを決定することと、
前記現在ブロックに関する前記候補ブロックの前記ロケーションを識別する前記予測ベクトルをシグナリングすることを少なくとも部分的に介して、ブロック予測モードで前記現在ブロックをコーディングすることと
を行うように構成されたプロセッサと
を備える、装置。
[C14]
前記1つまたは複数のブロック予測パラメータが、(i)ロケーションの前記範囲のサイズを定義する探索範囲パラメータと、(ii)前記現在ブロックに関するロケーションの前記範囲の相対ロケーションを定義するスキューパラメータと、(iii)前記現在ブロック中の各区分のサイズを定義する区分サイズパラメータとを備える、C13に記載の装置。
[C15]
前記現在ブロックが、前記現在スライス中に先行するラインを有しない現在ライン中にある、C13に記載の装置。
[C16]
前記現在ブロックが、前記現在スライス中に少なくとも1つの先行するラインを有する現在ライン中にある、C13に記載の装置。
[C17]
前記現在ブロックが、前記現在スライス中の2つ以上のラインにわたる、C13に記載の装置。
[C18]
前記現在ブロックが、前記現在スライス中の単一のラインにわたる、C13に記載の装置。
[C19]
前記プロセッサは、
前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて残差を決定することと、ここにおいて、前記残差が、前記候補ブロックと前記現在ブロックとの間の差分を表す、
前記予測ベクトルとともに前記残差をシグナリングすることと
を行うようにさらに構成された、C13に記載の装置。
[C20]
前記残差が、固定長コードまたは可変長コードのうちの1つを使用してシグナリングされる、C19に記載の装置。
[C21]
前記プロセッサは、
前記残差を複数のグループに区分することと、ここにおいて、前記残差は、各々が前記複数のグループのうちの1つに関連付けられた複数の残差値を備える、
各グループについて、前記グループが、0でない少なくとも1つの残差値を含んでいると決定することと、
各グループについて、前記グループが、0でない少なくとも1つの残差値を含んでいるという決定に基づいて、デルタサイズ単位可変長コーディングを使用して、前記グループに関連付けられた前記残差値をシグナリングすることと
を行うようにさらに構成された、C19に記載の装置。
[C22]
前記残差が、直接コサイン変換またはアダマール変換のうちの1つを使用して変換される、C19に記載の装置。
[C23]
前記候補ブロックの少なくとも一部分が、前記1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの前記範囲の外側にあり、ここにおいて、前記範囲の外側にある前記候補ブロックの前記一部分が、デフォルト値を使用して決定される、C13に記載の装置。
[C24]
前記プロセッサが、前記現在ブロックを複数のサブブロックに区分することと、ブロック予測モードで各サブブロックを予測することとを行うようにさらに構成された、C13に記載の装置。
[C25]
実行されたとき、
現在スライス中の現在ブロックを予測するために使用されるべき候補ブロックを決定することと、前記候補ブロックが、1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの範囲内にある、
前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて、前記現在ブロックに関する前記候補ブロックのロケーションを識別する予測ベクトルを決定することと、
前記現在ブロックに関する前記候補ブロックの前記ロケーションを識別する前記予測ベクトルをシグナリングすることを少なくとも部分的に介して、ブロック予測モードで前記現在ブロックをコーディングすることと
を装置に行わせるコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体。
[C26]
前記1つまたは複数のブロック予測パラメータが、(i)ロケーションの前記範囲のサイズを定義する探索範囲パラメータと、(ii)前記現在ブロックに関するロケーションの前記範囲の相対ロケーションを定義するスキューパラメータと、(iii)前記現在ブロック中の各区分のサイズを定義する区分サイズパラメータとを備える、C25に記載のコンピュータ可読媒体。
[C27]
前記現在ブロックが、前記現在スライス中に先行するラインを有しない現在ライン中にある、C25に記載のコンピュータ可読媒体。
[C28]
ブロック予測モードでビットストリーム中のビデオデータをコーディングするように構成されたビデオコーディングデバイスであって、前記ビデオコーディングデバイスは、
現在スライス中の現在ブロックを予測するために使用されるべき候補ブロックを決定するための手段と、前記候補ブロックが、1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの範囲内にある、
前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて、前記現在ブロックに関する前記候補ブロックのロケーションを識別する予測ベクトルを決定するための手段と、
前記現在ブロックに関する前記候補ブロックの前記ロケーションを識別する前記予測ベクトルをシグナリングすることを少なくとも部分的に介して、ブロック予測モードで前記現在ブロックをコーディングするための手段と
を備える、ビデオコーディングデバイス。
[C29]
前記1つまたは複数のブロック予測パラメータが、(i)ロケーションの前記範囲のサイズを定義する探索範囲パラメータと、(ii)前記現在ブロックに関するロケーションの前記範囲の相対ロケーションを定義するスキューパラメータと、(iii)前記現在ブロック中の各区分のサイズを定義する区分サイズパラメータとを備える、C28に記載のビデオコーディングデバイス。
[C30]
前記現在ブロックが、前記現在スライス中に先行するラインを有しない現在ライン中にある、C28に記載のビデオコーディングデバイス。
Claims (30)
- ブロック予測モードでビデオデータをコーディングするための方法であって、
現在スライス中の現在ブロックを予測するために使用されるべき候補ブロックを決定することと、前記候補ブロックが、1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの範囲内にあり、ここにおいて、前記候補ブロックがビデオ符号化デバイスのメモリに記憶される、
前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて、前記現在ブロックに関する前記候補ブロックのロケーションを識別する予測ベクトルを決定することと、
前記現在ブロックに関する前記候補ブロックの前記ロケーションを識別する前記予測ベクトルをシグナリングすることを少なくとも部分的に介して、ブロック予測モードで前記現在ブロックをコーディングすることと
を備える、方法。 - 前記1つまたは複数のブロック予測パラメータが、(i)ロケーションの前記範囲のサイズを定義する探索範囲パラメータと、(ii)前記現在ブロックに関するロケーションの前記範囲の相対ロケーションを定義するスキューパラメータと、(iii)前記現在ブロック中の各区分のサイズを定義する区分サイズパラメータとを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記現在ブロックが、前記現在スライス中に先行するラインを有しない現在ライン中にある、請求項1に記載の方法。
- 前記現在ブロックが、前記現在スライス中に少なくとも1つの先行するラインを有する現在ライン中にある、請求項1に記載の方法。
- 前記現在ブロックが、前記現在スライス中の2つ以上のラインにわたる(span)、請求項1に記載の方法。
- 前記現在ブロックが、前記現在スライス中の単一のラインにわたる、請求項1に記載の方法。
- 前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて残差を決定することと、ここにおいて、前記残差が、前記候補ブロックと前記現在ブロックとの間の差分を表す、
前記予測ベクトルとともに前記残差をシグナリングすることと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記残差が、固定長コードまたは可変長コードのうちの1つを使用してシグナリングされる、請求項7に記載の方法。
- 前記残差の前記シグナリングは、
前記残差を複数のグループに区分することと、ここにおいて、前記残差は、各々が前記複数のグループのうちの1つに関連付けられた複数の残差値を備える、
各グループについて、前記グループが、0でない少なくとも1つの残差値を含んでいると決定することと、
各グループについて、前記グループが、0でない少なくとも1つの残差値を含んでいるという決定に基づいて、デルタサイズ単位可変長コーディングを使用して、前記グループに関連付けられた前記残差値をシグナリングすることと
を備える、請求項7に記載の方法。 - 前記残差が、直接コサイン変換またはアダマール変換のうちの1つを使用して変換される、請求項7に記載の方法。
- 前記候補ブロックの少なくとも一部分が、前記1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの前記範囲の外側にあり、ここにおいて、前記範囲の外側にある前記候補ブロックの前記一部分が、デフォルト値を使用して決定される、請求項1に記載の方法。
- ブロック予測モードで前記現在ブロックを予測することが、前記現在ブロックを複数のサブブロックに区分することと、ブロック予測モードで各サブブロックを予測することとを備える、請求項1に記載の方法。
- ブロック予測モードでビデオデータをコーディングするための装置であって、
前記ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
前記メモリと通信しており、
現在スライス中の現在ブロックを予測するために使用されるべき候補ブロックを決定することと、前記候補ブロックが、1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの範囲内にある、
前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて、前記現在ブロックに関する前記候補ブロックのロケーションを識別する予測ベクトルを決定することと、
前記現在ブロックに関する前記候補ブロックの前記ロケーションを識別する前記予測ベクトルをシグナリングすることを少なくとも部分的に介して、ブロック予測モードで前記現在ブロックをコーディングすることと
を行うように構成されたプロセッサと
を備える、装置。 - 前記1つまたは複数のブロック予測パラメータが、(i)ロケーションの前記範囲のサイズを定義する探索範囲パラメータと、(ii)前記現在ブロックに関するロケーションの前記範囲の相対ロケーションを定義するスキューパラメータと、(iii)前記現在ブロック中の各区分のサイズを定義する区分サイズパラメータとを備える、請求項13に記載の装置。
- 前記現在ブロックが、前記現在スライス中に先行するラインを有しない現在ライン中にある、請求項13に記載の装置。
- 前記現在ブロックが、前記現在スライス中に少なくとも1つの先行するラインを有する現在ライン中にある、請求項13に記載の装置。
- 前記現在ブロックが、前記現在スライス中の2つ以上のラインにわたる、請求項13に記載の装置。
- 前記現在ブロックが、前記現在スライス中の単一のラインにわたる、請求項13に記載の装置。
- 前記プロセッサは、
前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて残差を決定することと、ここにおいて、前記残差が、前記候補ブロックと前記現在ブロックとの間の差分を表す、
前記予測ベクトルとともに前記残差をシグナリングすることと
を行うようにさらに構成された、請求項13に記載の装置。 - 前記残差が、固定長コードまたは可変長コードのうちの1つを使用してシグナリングされる、請求項19に記載の装置。
- 前記プロセッサは、
前記残差を複数のグループに区分することと、ここにおいて、前記残差は、各々が前記複数のグループのうちの1つに関連付けられた複数の残差値を備える、
各グループについて、前記グループが、0でない少なくとも1つの残差値を含んでいると決定することと、
各グループについて、前記グループが、0でない少なくとも1つの残差値を含んでいるという決定に基づいて、デルタサイズ単位可変長コーディングを使用して、前記グループに関連付けられた前記残差値をシグナリングすることと
を行うようにさらに構成された、請求項19に記載の装置。 - 前記残差が、直接コサイン変換またはアダマール変換のうちの1つを使用して変換される、請求項19に記載の装置。
- 前記候補ブロックの少なくとも一部分が、前記1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの前記範囲の外側にあり、ここにおいて、前記範囲の外側にある前記候補ブロックの前記一部分が、デフォルト値を使用して決定される、請求項13に記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記現在ブロックを複数のサブブロックに区分することと、ブロック予測モードで各サブブロックを予測することとを行うようにさらに構成された、請求項13に記載の装置。
- 実行されたとき、
現在スライス中の現在ブロックを予測するために使用されるべき候補ブロックを決定することと、前記候補ブロックが、1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの範囲内にある、
前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて、前記現在ブロックに関する前記候補ブロックのロケーションを識別する予測ベクトルを決定することと、
前記現在ブロックに関する前記候補ブロックの前記ロケーションを識別する前記予測ベクトルをシグナリングすることを少なくとも部分的に介して、ブロック予測モードで前記現在ブロックをコーディングすることと
を装置に行わせるコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記1つまたは複数のブロック予測パラメータが、(i)ロケーションの前記範囲のサイズを定義する探索範囲パラメータと、(ii)前記現在ブロックに関するロケーションの前記範囲の相対ロケーションを定義するスキューパラメータと、(iii)前記現在ブロック中の各区分のサイズを定義する区分サイズパラメータとを備える、請求項25に記載のコンピュータ可読媒体。
- 前記現在ブロックが、前記現在スライス中に先行するラインを有しない現在ライン中にある、請求項25に記載のコンピュータ可読媒体。
- ブロック予測モードでビットストリーム中のビデオデータをコーディングするように構成されたビデオコーディングデバイスであって、前記ビデオコーディングデバイスは、
現在スライス中の現在ブロックを予測するために使用されるべき候補ブロックを決定するための手段と、前記候補ブロックが、1つまたは複数のブロック予測パラメータによって定義されたロケーションの範囲内にある、
前記候補ブロックと前記現在ブロックとに基づいて、前記現在ブロックに関する前記候補ブロックのロケーションを識別する予測ベクトルを決定するための手段と、
前記現在ブロックに関する前記候補ブロックの前記ロケーションを識別する前記予測ベクトルをシグナリングすることを少なくとも部分的に介して、ブロック予測モードで前記現在ブロックをコーディングするための手段と
を備える、ビデオコーディングデバイス。 - 前記1つまたは複数のブロック予測パラメータが、(i)ロケーションの前記範囲のサイズを定義する探索範囲パラメータと、(ii)前記現在ブロックに関するロケーションの前記範囲の相対ロケーションを定義するスキューパラメータと、(iii)前記現在ブロック中の各区分のサイズを定義する区分サイズパラメータとを備える、請求項28に記載のビデオコーディングデバイス。
- 前記現在ブロックが、前記現在スライス中に先行するラインを有しない現在ライン中にある、請求項28に記載のビデオコーディングデバイス。
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